JP2003072476A - 自転車用ルーフキャリア - Google Patents
自転車用ルーフキャリアInfo
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- JP2003072476A JP2003072476A JP2001265766A JP2001265766A JP2003072476A JP 2003072476 A JP2003072476 A JP 2003072476A JP 2001265766 A JP2001265766 A JP 2001265766A JP 2001265766 A JP2001265766 A JP 2001265766A JP 2003072476 A JP2003072476 A JP 2003072476A
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- Japan
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- bicycle
- locking
- pedal
- roof carrier
- roof
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R9/00—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
- B60R9/04—Carriers associated with vehicle roof
- B60R9/048—Carriers characterised by article-gripping, -covering,-retaining, or -locking means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R9/00—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
- B60R9/08—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like specially adapted for sports gear
- B60R9/10—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like specially adapted for sports gear for cycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自転車の車種によらずに積載できるようにす
る。 【解決手段】 ルーフキャリア10は、キャリア本体部
12を構成している自転車受け16の中間部両側に係止
部30、60を有する。一方の係止部30は、起伏アー
ム32が上下方向に回動自在となっていて、係止板34
が一方のペダル110aの付根部を係止する。他方の係
止部60は、ねじ軸64の下部がバックルに接続してあ
り、ねじ軸64の先端に設けた掛止フック62を他方の
ペダル110bの付根部を掛合してバックルを締めるこ
とにより、掛止フック62がペダル110bの付根部を
係止する。自転車100は、係止板34と掛止フック6
2との係止力により、自転車受け16に強く押し付けら
れる。
る。 【解決手段】 ルーフキャリア10は、キャリア本体部
12を構成している自転車受け16の中間部両側に係止
部30、60を有する。一方の係止部30は、起伏アー
ム32が上下方向に回動自在となっていて、係止板34
が一方のペダル110aの付根部を係止する。他方の係
止部60は、ねじ軸64の下部がバックルに接続してあ
り、ねじ軸64の先端に設けた掛止フック62を他方の
ペダル110bの付根部を掛合してバックルを締めるこ
とにより、掛止フック62がペダル110bの付根部を
係止する。自転車100は、係止板34と掛止フック6
2との係止力により、自転車受け16に強く押し付けら
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の屋根に取り
付けるルーフキャリアに係り、特に自転車を車両の屋根
に積載するための自転車用ルーフキャリアに関する。
付けるルーフキャリアに係り、特に自転車を車両の屋根
に積載するための自転車用ルーフキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】自転車を車両の屋根に積載する従来のル
ーフキャリアは、フォークダウン式とフレームクランプ
式とクランクアームクランプ式との3種類に大別するこ
とができる。
ーフキャリアは、フォークダウン式とフレームクランプ
式とクランクアームクランプ式との3種類に大別するこ
とができる。
【0003】フォークダウン式は、例えば実開平6−7
1312号公報に記載されているように、自転車の前輪
を前輪フォークから取り外し、前輪フォーク先端の車軸
取付け部をルーフキャリアに設けた固定軸に嵌合させ、
前輪フォークの先端をボルトなどによってルーフキャリ
アの固定軸に締結するようになっている。
1312号公報に記載されているように、自転車の前輪
を前輪フォークから取り外し、前輪フォーク先端の車軸
取付け部をルーフキャリアに設けた固定軸に嵌合させ、
前輪フォークの先端をボルトなどによってルーフキャリ
アの固定軸に締結するようになっている。
【0004】また、フレームクランプ式は、特表平9−
502140号公報や特開2000−289533号公
報のように、ルーフキャリアの本体部に対して起伏自在
な一対のアームの先端に開閉自在な把持部を設け、この
把持部によって自転車のフレームを把持して自転車をル
ーフキャリアに固定するようになっている。
502140号公報や特開2000−289533号公
報のように、ルーフキャリアの本体部に対して起伏自在
な一対のアームの先端に開閉自在な把持部を設け、この
把持部によって自転車のフレームを把持して自転車をル
ーフキャリアに固定するようになっている。
【0005】そして、クランクアームクランプ式は、米
国特許5820002号公報に記載されているように、
ルーフキャリアの本体部に対して起伏自在なアームを設
け、このアームの先端部に設けた把持部によって、自転
車のペダルを取り付けるクランクアームを挟持すること
により、自転車をルーフキャリアに固定するようにして
いる。
国特許5820002号公報に記載されているように、
ルーフキャリアの本体部に対して起伏自在なアームを設
け、このアームの先端部に設けた把持部によって、自転
車のペダルを取り付けるクランクアームを挟持すること
により、自転車をルーフキャリアに固定するようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のフォークダウン式ルーフキャリアは、自転車を積載
する際に、自転車の前輪をフォークから取り外す必要が
あり、自転車の積載が面倒であるばかりでなく、取り外
した前輪を車両トランクなどに収納する必要がある。ま
た、近年は、ディスクブレーキを採用した自転車が普及
してきており、ディスクブレーキを備えた自転車は、前
輪を取り外してもディスクブレーキを構成しているキャ
リパーが前輪フォーク側に残るため、フォークダウン式
ルーフキャリアに積載することができない。しかも、車
両の制動時などに自転車の有する慣性によって後輪が浮
き上がるため、後輪をベルトなどを用いてルーフキャリ
アの本体部に固定する必要がある。
来のフォークダウン式ルーフキャリアは、自転車を積載
する際に、自転車の前輪をフォークから取り外す必要が
あり、自転車の積載が面倒であるばかりでなく、取り外
した前輪を車両トランクなどに収納する必要がある。ま
た、近年は、ディスクブレーキを採用した自転車が普及
してきており、ディスクブレーキを備えた自転車は、前
輪を取り外してもディスクブレーキを構成しているキャ
リパーが前輪フォーク側に残るため、フォークダウン式
ルーフキャリアに積載することができない。しかも、車
両の制動時などに自転車の有する慣性によって後輪が浮
き上がるため、後輪をベルトなどを用いてルーフキャリ
アの本体部に固定する必要がある。
【0007】また、従来のフレームクランプ式ルーフキ
ャリアは、把持部が、通常、円形のものを把持するよう
に形成してあり、近年普及してきているカーボンフレー
ムなどの異形のフレームを把持することができず、異形
フレームを有する自転車を積載することができない。ま
た、フレームが円形のパイプなどで形成してあったとし
ても、ロードサイクルのように細いフレームと、ダウン
ヒル用の太いフレームの自転車などがあり、これらのす
べてに対応することが困難である。さらに、把持部を設
けたルーフキャリアのアームは、本体部に対して起伏自
在となっているため、車両の制動時などに自転車の有す
る慣性によってアームが回動して自転車が浮き上がるた
め、自転車の車輪をベルトなどによってルーフキャリア
の本体部に固定する必要がある。しかも、自転車をルー
フキャリアの上に配置してから固定するまで、自転車か
ら手を放すことができず、自転車を固定する操作を片手
でしなければならず、固定作業が容易でない。そして、
近年は、フレームに色彩や模様を施した自転車が多くな
っており、フレームを把持するとフレームに傷がつき、
自転車の美観を損なう。また、カーボンフレームなどを
有する軽量自転車は、フレームの軸線方向に直交した方
向の力に対して比較的弱く、フレームを把持して固定す
る場合に、固定に必要な大きさの力をもって把持するこ
とができない。
ャリアは、把持部が、通常、円形のものを把持するよう
に形成してあり、近年普及してきているカーボンフレー
ムなどの異形のフレームを把持することができず、異形
フレームを有する自転車を積載することができない。ま
た、フレームが円形のパイプなどで形成してあったとし
ても、ロードサイクルのように細いフレームと、ダウン
ヒル用の太いフレームの自転車などがあり、これらのす
べてに対応することが困難である。さらに、把持部を設
けたルーフキャリアのアームは、本体部に対して起伏自
在となっているため、車両の制動時などに自転車の有す
る慣性によってアームが回動して自転車が浮き上がるた
め、自転車の車輪をベルトなどによってルーフキャリア
の本体部に固定する必要がある。しかも、自転車をルー
フキャリアの上に配置してから固定するまで、自転車か
ら手を放すことができず、自転車を固定する操作を片手
でしなければならず、固定作業が容易でない。そして、
近年は、フレームに色彩や模様を施した自転車が多くな
っており、フレームを把持するとフレームに傷がつき、
自転車の美観を損なう。また、カーボンフレームなどを
有する軽量自転車は、フレームの軸線方向に直交した方
向の力に対して比較的弱く、フレームを把持して固定す
る場合に、固定に必要な大きさの力をもって把持するこ
とができない。
【0008】そして、クランクアームクランプ式ルーフ
キャリアは、自転車をルーフキャリアの上に配置してか
ら固定するまで、自転車から手を離すことができず、固
定操作が容易でないばかりでなく、自転車の片側のクラ
ンクアームを把持するようになっているため、左右の振
動に対して不安定であって、自転車の車輪をベルトなど
によってルーフキャリアの本体部に固定する必要があ
る。
キャリアは、自転車をルーフキャリアの上に配置してか
ら固定するまで、自転車から手を離すことができず、固
定操作が容易でないばかりでなく、自転車の片側のクラ
ンクアームを把持するようになっているため、左右の振
動に対して不安定であって、自転車の車輪をベルトなど
によってルーフキャリアの本体部に固定する必要があ
る。
【0009】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、自転車の車種によらずに積載で
きるようにすることを目的としている。また、本発明
は、自転車を固定するために自転車を手で支える動作を
不要にすることを目的としている。さらに、本発明は、
車輪を固定するベルトなどの補助具を不要にすることを
目的としている。
ためになされたもので、自転車の車種によらずに積載で
きるようにすることを目的としている。また、本発明
は、自転車を固定するために自転車を手で支える動作を
不要にすることを目的としている。さらに、本発明は、
車輪を固定するベルトなどの補助具を不要にすることを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る自転車用ルーフキャリアは、車両の
屋根に固定するキャリア本体部と、このキャリア本体部
に設けられて自転車に設けた左右のペダル部のそれぞれ
を係止する係止部とを有することを特徴としている。
めに、本発明に係る自転車用ルーフキャリアは、車両の
屋根に固定するキャリア本体部と、このキャリア本体部
に設けられて自転車に設けた左右のペダル部のそれぞれ
を係止する係止部とを有することを特徴としている。
【0011】そして、係止部の少なくともいずれか一方
は、上下方向に回動して前記ペダル部と係脱可能に形成
することができる。また、係止部は、ペダル部を係止し
たときに、ペダル部を下方に押圧するように構成するこ
とが望ましい。
は、上下方向に回動して前記ペダル部と係脱可能に形成
することができる。また、係止部は、ペダル部を係止し
たときに、ペダル部を下方に押圧するように構成するこ
とが望ましい。
【0012】
【作用】上記のごとくなっている本発明は、自転車の左
右のペダル部、例えばペダルの付根部(ペダルとクラン
クアームとの間の部分)を係止部によって係止するよう
になっているため、フォークダウン方式やフレームクラ
ンプ方式と異なり、ディスクブレーキを備えた自転車
や、異形のフレームを有する自転車であっても、車両に
容易、確実に積載することができる。しかも、自転車の
左右のペダル部を係止するため、固定、保持の安定性を
高めることができる。
右のペダル部、例えばペダルの付根部(ペダルとクラン
クアームとの間の部分)を係止部によって係止するよう
になっているため、フォークダウン方式やフレームクラ
ンプ方式と異なり、ディスクブレーキを備えた自転車
や、異形のフレームを有する自転車であっても、車両に
容易、確実に積載することができる。しかも、自転車の
左右のペダル部を係止するため、固定、保持の安定性を
高めることができる。
【0013】係止部の少なくともいずれか一方を回動さ
せてペダル部と係脱可能にすると、係止部を回動させる
だけでペダル部との係止を解除でき、車両の屋根からの
自転車の降車を容易に行なえる。また、係止部がペダル
部を係止したときに、ペダル部を下方に押圧するように
することにより、自転車が下方に押し付けられるため、
いずれか一方の係止部によってペダル部を係止すると、
自転車から手を離しても自転車が倒れたりすることがな
く、自転車の固定作業を両手で容易、迅速に行なえるば
かりでなく、車両が振動したり制動をかけたりした場合
であっても、自転車を安定して固定することが可能で、
車輪を固定するベルトなどの補助具が不要となる。
せてペダル部と係脱可能にすると、係止部を回動させる
だけでペダル部との係止を解除でき、車両の屋根からの
自転車の降車を容易に行なえる。また、係止部がペダル
部を係止したときに、ペダル部を下方に押圧するように
することにより、自転車が下方に押し付けられるため、
いずれか一方の係止部によってペダル部を係止すると、
自転車から手を離しても自転車が倒れたりすることがな
く、自転車の固定作業を両手で容易、迅速に行なえるば
かりでなく、車両が振動したり制動をかけたりした場合
であっても、自転車を安定して固定することが可能で、
車輪を固定するベルトなどの補助具が不要となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る自転車用ルーフキャ
リアの好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に
説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る自転車用
ルーフキャリアの使用状態を示す斜視図である。図1に
おいて、ルーフキャリア10は、キャリア本体部12が
複数(実施形態の場合2本)のベースバー14と自転車
100を配置する自転車受け16と自転車受け16を固
定した取付けベース18とを備えている。ベースバー1
4は、車両150のルーフパネル152の上に車両15
0の左右方向に配置され、車両150のルーフサイドレ
ール(図示せず)に取り付けたブラケット20を介して
車両150に固定してある。
リアの好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に
説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る自転車用
ルーフキャリアの使用状態を示す斜視図である。図1に
おいて、ルーフキャリア10は、キャリア本体部12が
複数(実施形態の場合2本)のベースバー14と自転車
100を配置する自転車受け16と自転車受け16を固
定した取付けベース18とを備えている。ベースバー1
4は、車両150のルーフパネル152の上に車両15
0の左右方向に配置され、車両150のルーフサイドレ
ール(図示せず)に取り付けたブラケット20を介して
車両150に固定してある。
【0015】自転車受け16は、一対のベースバー14
の上にベースバー14と直交するように配置してあっ
て、ねじなどによりベースバー14に固定してある。す
なわち、自転車受け16は、長手方向中央部の下部が取
付けベース18に固定してあって、この取付けベース1
8を介して一方のベースバー14に固定するようになっ
ている。そして、自転車受け16は、自転車100の前
輪102と後輪104とを配置できる長さを有してい
る。
の上にベースバー14と直交するように配置してあっ
て、ねじなどによりベースバー14に固定してある。す
なわち、自転車受け16は、長手方向中央部の下部が取
付けベース18に固定してあって、この取付けベース1
8を介して一方のベースバー14に固定するようになっ
ている。そして、自転車受け16は、自転車100の前
輪102と後輪104とを配置できる長さを有してい
る。
【0016】また、自転車受け16は、横断面の形状が
U字状、V字状、逆台形状等の樋状となっていて、自転
車100のタイや106を挿入できるようにしてあっ
て、自転車100が車両150の左右方向にずれるのを
防止するとともに、自転車100を立てた状態に保持し
やすくしてある。そして、自転車受け16の長手方向両
端部には、詳細を後述するタイヤベース22が自転車受
け16に沿って移動可能に装着してあり、自転車100
を自転車受け16の上に配置する際に、自転車100の
前後方向の位置決めが容易に行なえるようにしてある。
U字状、V字状、逆台形状等の樋状となっていて、自転
車100のタイや106を挿入できるようにしてあっ
て、自転車100が車両150の左右方向にずれるのを
防止するとともに、自転車100を立てた状態に保持し
やすくしてある。そして、自転車受け16の長手方向両
端部には、詳細を後述するタイヤベース22が自転車受
け16に沿って移動可能に装着してあり、自転車100
を自転車受け16の上に配置する際に、自転車100の
前後方向の位置決めが容易に行なえるようにしてある。
【0017】取付けベース18の左右両側には、自転車
100を自転車受け16上に固定するための係止部3
0、60が設けてある。一方の係止部30は、L字状に
折曲したパイプからなる起伏アーム32と、この起伏ア
ーム32に着脱自在に取り付けた係止板34とを有す
る。そして、起伏アーム32には、図2に示したよう
に、長手方向に沿って複数の調節ねじ孔36が穿設して
ある。また、係止板34は、止めねじ38によって起伏
アーム32に取り付けるようになっていて、止めねじ3
8の調節ねじ孔36への螺合位置を変えることにより、
係止板34の起伏アーム32に沿った位置(上下方向位
置)を任意に変えることができるようにしてある。
100を自転車受け16上に固定するための係止部3
0、60が設けてある。一方の係止部30は、L字状に
折曲したパイプからなる起伏アーム32と、この起伏ア
ーム32に着脱自在に取り付けた係止板34とを有す
る。そして、起伏アーム32には、図2に示したよう
に、長手方向に沿って複数の調節ねじ孔36が穿設して
ある。また、係止板34は、止めねじ38によって起伏
アーム32に取り付けるようになっていて、止めねじ3
8の調節ねじ孔36への螺合位置を変えることにより、
係止板34の起伏アーム32に沿った位置(上下方向位
置)を任意に変えることができるようにしてある。
【0018】起伏アーム32は、水平方向に折曲した下
端部40が取付けベース18の下面に設けた逆Ω状のブ
ラケット42に挿入してあって、矢印44のように上下
方向に回動(起伏)自在となっている。また、起伏アー
ム32の下端部40の先端には、図3に示したように、
中心に対して90度間隔で4つのキー溝40a、40
a、40b、40bが形成してある。そして、ブラケッ
ト42の端面には、曲率中心の両側に下端部40のキー
溝40に対応した一対のキー溝42aが設けてある。
端部40が取付けベース18の下面に設けた逆Ω状のブ
ラケット42に挿入してあって、矢印44のように上下
方向に回動(起伏)自在となっている。また、起伏アー
ム32の下端部40の先端には、図3に示したように、
中心に対して90度間隔で4つのキー溝40a、40
a、40b、40bが形成してある。そして、ブラケッ
ト42の端面には、曲率中心の両側に下端部40のキー
溝40に対応した一対のキー溝42aが設けてある。
【0019】下端部40に設けた一対のキー溝40a
は、係止部30を自転車100のペダル部を係止する係
止位置に起立させたときに、ブラケット42のキー溝4
2aと対応した位置に位置し、後述するカバーに設けた
板状キーがこれらのキー溝40a、42aに進入し、係
止部30を係止位置に固定する。一方、下端部40に形
成した一対のキー溝40bは、係止部30をほぼ水平に
倒伏させたときに、ブラケット42のキー溝42aと対
応した位置に位置し、カバーに設けた板状のキーがこれ
らのキー溝40b、42aに進入して係止部30を倒し
た位置に固定する。なお、図3に示した符号46は、起
伏アーム32の下端部40とブラケット42との間に介
在させた、樹脂などによって形成した軸受である。
は、係止部30を自転車100のペダル部を係止する係
止位置に起立させたときに、ブラケット42のキー溝4
2aと対応した位置に位置し、後述するカバーに設けた
板状キーがこれらのキー溝40a、42aに進入し、係
止部30を係止位置に固定する。一方、下端部40に形
成した一対のキー溝40bは、係止部30をほぼ水平に
倒伏させたときに、ブラケット42のキー溝42aと対
応した位置に位置し、カバーに設けた板状のキーがこれ
らのキー溝40b、42aに進入して係止部30を倒し
た位置に固定する。なお、図3に示した符号46は、起
伏アーム32の下端部40とブラケット42との間に介
在させた、樹脂などによって形成した軸受である。
【0020】係止板34は、先端側に係止あご部48が
設けてある。この係止あご部48は、下部が先端側に向
けて下方に傾斜したガイド48aとなっている。また、
係止あご部48は、基端部の下部が係合部48bとなっ
ており、図1に示したように、この係合部48bに自転
車100の一方のクランクアーム108aに取り付けた
ペダル110aの付根部(クランクアーム108aとペ
ダル110aとの間の部分)が係合するようになってい
る。
設けてある。この係止あご部48は、下部が先端側に向
けて下方に傾斜したガイド48aとなっている。また、
係止あご部48は、基端部の下部が係合部48bとなっ
ており、図1に示したように、この係合部48bに自転
車100の一方のクランクアーム108aに取り付けた
ペダル110aの付根部(クランクアーム108aとペ
ダル110aとの間の部分)が係合するようになってい
る。
【0021】また、係止板34には、クランク規制部材
50が自転車100の車体側に突設してある。クランク
規制部材50は、図4に示したように、係止板34に水
平方向に突設したアーム部50aと、このアーム部50
aの先端側に取り付けた規制板50bからなっていて、
平面視L字状をないしている。そして、クランク規制部
材50は、係止板34と規制板50bとの間にクランク
受入れ溝52を形成している。また、規制板50bの上
部には、規制ねじ50cが螺合してあり、この規制ねじ
50cの螺入深さを変えることにより、規制ねじ50c
の先端と係止板34との間に形成されるクランク受入れ
間隙を、クランクアーム108の幅(太さ)に応じて調
整できるようにしてある。さらに、規制ねじ50cの先
端側には、ロックノブ50dが螺合させてあって、ロッ
クノブ50dを締め付けることにより、規制ねじ50c
の螺入深さを一定に保持できるようにしてある。
50が自転車100の車体側に突設してある。クランク
規制部材50は、図4に示したように、係止板34に水
平方向に突設したアーム部50aと、このアーム部50
aの先端側に取り付けた規制板50bからなっていて、
平面視L字状をないしている。そして、クランク規制部
材50は、係止板34と規制板50bとの間にクランク
受入れ溝52を形成している。また、規制板50bの上
部には、規制ねじ50cが螺合してあり、この規制ねじ
50cの螺入深さを変えることにより、規制ねじ50c
の先端と係止板34との間に形成されるクランク受入れ
間隙を、クランクアーム108の幅(太さ)に応じて調
整できるようにしてある。さらに、規制ねじ50cの先
端側には、ロックノブ50dが螺合させてあって、ロッ
クノブ50dを締め付けることにより、規制ねじ50c
の螺入深さを一定に保持できるようにしてある。
【0022】他方の係止部60は、図2に示してあるよ
うに、先端部に掛止フック62を備えていて、この掛止
フック62を自転車100の他方のクランクアーム10
8bに取り付けたペダル110bの付根部(クランクア
ーム108bとペダル110bとの間の部分)に掛合さ
せるようになっている(図1参照)。掛止フック62
は、ねじ軸64の先端部に設けてある。また、ねじ軸6
4には、掛止フック62の下側に外れ防止レバー65が
回動自在に設けてある。この外れ防止レバー65は、外
力が作用していない場合、図示しないねじりばねによっ
て自動的に掛止フック62の直下に位置し、掛止フック
62に掛合させたペダル110bの付根部が、車両15
0の振動などが作用しても外れないようになっている。
うに、先端部に掛止フック62を備えていて、この掛止
フック62を自転車100の他方のクランクアーム10
8bに取り付けたペダル110bの付根部(クランクア
ーム108bとペダル110bとの間の部分)に掛合さ
せるようになっている(図1参照)。掛止フック62
は、ねじ軸64の先端部に設けてある。また、ねじ軸6
4には、掛止フック62の下側に外れ防止レバー65が
回動自在に設けてある。この外れ防止レバー65は、外
力が作用していない場合、図示しないねじりばねによっ
て自動的に掛止フック62の直下に位置し、掛止フック
62に掛合させたペダル110bの付根部が、車両15
0の振動などが作用しても外れないようになっている。
【0023】ねじ軸64は、下端部が連結部材66に固
着したナット66aに螺入してあって、ねじ軸64を回
転させることにより、ねじ軸64の連結部材66からの
突出長さを変え、掛止フック62の上下方向の位置を調
節できるようにしてある。
着したナット66aに螺入してあって、ねじ軸64を回
転させることにより、ねじ軸64の連結部材66からの
突出長さを変え、掛止フック62の上下方向の位置を調
節できるようにしてある。
【0024】取付けベース18には、図5に示したよう
に、一側端部の側面にバックル68が立設してある。バ
ックル68は、ベース68aと、このベース68aに枢
着した操作レバー68bとからなっていて、操作レバー
68bの中間部にフレーム70が回動自在に取り付けて
ある。そして、フレーム70の先端部には、連結部70
aが設けてあって、この連結部70aに図2に示したよ
うに連結部材66の基端部が枢着してある。また、連結
部70aには、長孔70bが形成してあって、連結部材
66を枢着しているピンを介して連結部材66を図2の
左右方向、すなわち自転車100の前後方向に移動でき
るようにしてある。
に、一側端部の側面にバックル68が立設してある。バ
ックル68は、ベース68aと、このベース68aに枢
着した操作レバー68bとからなっていて、操作レバー
68bの中間部にフレーム70が回動自在に取り付けて
ある。そして、フレーム70の先端部には、連結部70
aが設けてあって、この連結部70aに図2に示したよ
うに連結部材66の基端部が枢着してある。また、連結
部70aには、長孔70bが形成してあって、連結部材
66を枢着しているピンを介して連結部材66を図2の
左右方向、すなわち自転車100の前後方向に移動でき
るようにしてある。
【0025】さらに、バックル68の操作レバー68b
の側部には、錠72が設けてある。この錠72は、操作
レバー68bを下方に回動してバックル68を締め付け
た状態で、錠72に差し込んだ鍵74を回すことによ
り、先端係合部72aが取付けベース18に設けた係合
部(図示せず)と係合し、バックル68の操作を不能に
してロックカバー76を閉止状態に保持できるようにな
っている。なお、連結部材66は、保護カバー67によ
って覆うようにしてある。
の側部には、錠72が設けてある。この錠72は、操作
レバー68bを下方に回動してバックル68を締め付け
た状態で、錠72に差し込んだ鍵74を回すことによ
り、先端係合部72aが取付けベース18に設けた係合
部(図示せず)と係合し、バックル68の操作を不能に
してロックカバー76を閉止状態に保持できるようにな
っている。なお、連結部材66は、保護カバー67によ
って覆うようにしてある。
【0026】ロックカバー76は、図2に示したよう
に、同図右側(自転車100の前方側)の外側端部にお
いて、ピン78を介して取付けベース18に枢着してあ
り、ピン78を中心に水平面内で回動可能となってい
る。そして、ロックカバー76は、枢着点と反対側の外
側端部に、係止片76aが突設してある。この係止辺7
6aは、図2のようにロックカバー76を閉じると、先
端部がバックル68と対応した位置となり、操作レバー
68bによってバックル68を締め付けてロック状態に
すると、操作レバー68bが係止辺76aの先端部を覆
う。従って、バックル68の締付けを解除しないかぎ
り、ロックカバー76を開けることができないようにし
てある。
に、同図右側(自転車100の前方側)の外側端部にお
いて、ピン78を介して取付けベース18に枢着してあ
り、ピン78を中心に水平面内で回動可能となってい
る。そして、ロックカバー76は、枢着点と反対側の外
側端部に、係止片76aが突設してある。この係止辺7
6aは、図2のようにロックカバー76を閉じると、先
端部がバックル68と対応した位置となり、操作レバー
68bによってバックル68を締め付けてロック状態に
すると、操作レバー68bが係止辺76aの先端部を覆
う。従って、バックル68の締付けを解除しないかぎ
り、ロックカバー76を開けることができないようにし
てある。
【0027】取付けベース18は、図6に示したよう
に、下部に一対のUボルト80を有する。これらのUボ
ルト80は、取付けベース18、すなわち自転車受け1
6をベースバー14に固定するためのもので、自転車受
け16の両側に1つずつ配置してある。そして、Uボル
ト80は、両端ねじ部が取付けベース18を貫通して取
付けベース18の上方に突出している。また、これらの
ねじ部には、締付ノブ82が螺合していて、締付ノブ8
2を回転することにより、取付けベース18をベースバ
ー14に固定したり、取付けベース18とベースバー1
4との結合を解除できるようになっている。そして、ロ
ックカバー76は、図2のように閉じたときに、自転車
受け16の係止部60側に位置する締付ノブ82を覆う
ようになっていて、盗難の防止が図られている。
に、下部に一対のUボルト80を有する。これらのUボ
ルト80は、取付けベース18、すなわち自転車受け1
6をベースバー14に固定するためのもので、自転車受
け16の両側に1つずつ配置してある。そして、Uボル
ト80は、両端ねじ部が取付けベース18を貫通して取
付けベース18の上方に突出している。また、これらの
ねじ部には、締付ノブ82が螺合していて、締付ノブ8
2を回転することにより、取付けベース18をベースバ
ー14に固定したり、取付けベース18とベースバー1
4との結合を解除できるようになっている。そして、ロ
ックカバー76は、図2のように閉じたときに、自転車
受け16の係止部60側に位置する締付ノブ82を覆う
ようになっていて、盗難の防止が図られている。
【0028】ロックカバー76には、取付けベース18
への枢着点近傍の内面に板状のキー84が設けてある
(図2参照)。この板状キー84は、ロックカバー76
を閉じたときに、起伏アーム32の先端部40とブラケ
ット42とに設けたキー溝40a、40b、42aに進
入し、起伏アーム32、すなわち係止部30の回動を阻
止する。
への枢着点近傍の内面に板状のキー84が設けてある
(図2参照)。この板状キー84は、ロックカバー76
を閉じたときに、起伏アーム32の先端部40とブラケ
ット42とに設けたキー溝40a、40b、42aに進
入し、起伏アーム32、すなわち係止部30の回動を阻
止する。
【0029】タイヤベース22は、図7に示したよう
に、一端側(基端側)が自転車受け16の上面に沿って
配置される底部22aを有する嵌合スライド部22bと
なっていて、嵌合スライド部22bを自転車受け16に
外嵌することにより、自転車受け16に摺動可能に取り
付けられる。また、タイヤベース22の先端側は、底部
を有しておらず、自転車受け16の上面を露出させたタ
イヤ配置部22となっていて、タイヤ配置部22cの周
囲にタイヤ支持壁22dが略U字状に設けてある。すな
わち、タイヤ支持壁22dは、タイヤ配置部22cの両
側部と先端側に設けてあり、基端部側には形成されてい
ない。
に、一端側(基端側)が自転車受け16の上面に沿って
配置される底部22aを有する嵌合スライド部22bと
なっていて、嵌合スライド部22bを自転車受け16に
外嵌することにより、自転車受け16に摺動可能に取り
付けられる。また、タイヤベース22の先端側は、底部
を有しておらず、自転車受け16の上面を露出させたタ
イヤ配置部22となっていて、タイヤ配置部22cの周
囲にタイヤ支持壁22dが略U字状に設けてある。すな
わち、タイヤ支持壁22dは、タイヤ配置部22cの両
側部と先端側に設けてあり、基端部側には形成されてい
ない。
【0030】このようになっている実施形態のルーフキ
ャリア10は、キャリア本体部12を構成している自転
車受け16が、取付けベース18に設けたUボルト82
と締付ノブ82とを介して、車両150の屋根の上に固
定したベースバー14に、取付けベース18と一体に取
り付けられる。ルーフキャリア10に自転車100を積
載していない場合、ルーフキャリア10の一方の係止部
30は、ほぼ水平に倒されており、起伏アーム32の先
端部40に設けた一対のキー溝40bが、ブラケット4
2に形成したキー溝42a対応した位置となっている。
そして、ロックカバー76を閉じることによって、ロッ
クカバー76に設けた板状のキー84がキー溝40b、
42aに進入して係止部30を倒した位置に固定する。
また、ルーフキャリア10の他方の係止部60は、掛止
フック62を図示しないフック係合部に保持させて固定
するようになっている。
ャリア10は、キャリア本体部12を構成している自転
車受け16が、取付けベース18に設けたUボルト82
と締付ノブ82とを介して、車両150の屋根の上に固
定したベースバー14に、取付けベース18と一体に取
り付けられる。ルーフキャリア10に自転車100を積
載していない場合、ルーフキャリア10の一方の係止部
30は、ほぼ水平に倒されており、起伏アーム32の先
端部40に設けた一対のキー溝40bが、ブラケット4
2に形成したキー溝42a対応した位置となっている。
そして、ロックカバー76を閉じることによって、ロッ
クカバー76に設けた板状のキー84がキー溝40b、
42aに進入して係止部30を倒した位置に固定する。
また、ルーフキャリア10の他方の係止部60は、掛止
フック62を図示しないフック係合部に保持させて固定
するようになっている。
【0031】ルーフキャリア10への自転車100の積
み降ろしは、次のごとくして行なう。《自転車の積載》
まず、バックル68に設けた錠72のロックを鍵74に
よって解除し、ロックカバー76を開けて係止部30の
固定を解除する。また、図示しないフック係合部から係
止部60の係止フック62を外す。そして、一方の係止
部を起こして回動させ、係止位置に起立させてロックカ
バー76を閉じ、係止部30を係止位置に固定する。さ
らに、図2に示したように、一方の係止部30側となる
ペダル110aをペダル110bより自転車100の前
側にするとともに、ペダル110aの付根部が係止され
る位置より低くなるように、ペダル110aをペダル1
10bより低い位置にする。すなわち、クランクアーム
108aの先端部が図2の斜線によって示した領域87
の辺りにくるようにする。
み降ろしは、次のごとくして行なう。《自転車の積載》
まず、バックル68に設けた錠72のロックを鍵74に
よって解除し、ロックカバー76を開けて係止部30の
固定を解除する。また、図示しないフック係合部から係
止部60の係止フック62を外す。そして、一方の係止
部を起こして回動させ、係止位置に起立させてロックカ
バー76を閉じ、係止部30を係止位置に固定する。さ
らに、図2に示したように、一方の係止部30側となる
ペダル110aをペダル110bより自転車100の前
側にするとともに、ペダル110aの付根部が係止され
る位置より低くなるように、ペダル110aをペダル1
10bより低い位置にする。すなわち、クランクアーム
108aの先端部が図2の斜線によって示した領域87
の辺りにくるようにする。
【0032】その後、自転車100のフレームを手で持
ち、自転車100の前輪102と後輪104とを自転車
受け16に取り付けたタイヤベース22の位置に配置す
る。次に、一方の手で自転車100を立てた状態に保持
し、他方の手でペダル110bを持ち、クランクアーム
108を逆方向(自転車100の一方向クラッチが空転
する方向)、すなわち図2の矢印85のように反時計方
向に回転させ、クランクアーム108aとペダル110
aとの間の部分(付根部)を係止部30の係合部48b
に係合させる。このとき、ペダル110aの付根部が係
止板34によって下方に強く押圧され、自転車100が
自転車受け16に押し付けられて、自転車100から手
を離しても自転車100が転倒しない程度に強く係合さ
せる。
ち、自転車100の前輪102と後輪104とを自転車
受け16に取り付けたタイヤベース22の位置に配置す
る。次に、一方の手で自転車100を立てた状態に保持
し、他方の手でペダル110bを持ち、クランクアーム
108を逆方向(自転車100の一方向クラッチが空転
する方向)、すなわち図2の矢印85のように反時計方
向に回転させ、クランクアーム108aとペダル110
aとの間の部分(付根部)を係止部30の係合部48b
に係合させる。このとき、ペダル110aの付根部が係
止板34によって下方に強く押圧され、自転車100が
自転車受け16に押し付けられて、自転車100から手
を離しても自転車100が転倒しない程度に強く係合さ
せる。
【0033】このようにしてペダル110aの付根部を
係止部30の係止板34によって係止させると、ペダル
110aの付根部は、係止板34によって下方に押圧さ
れて、後輪104を自転車100の前進方向に回転させ
る力をクランクアーム110aに与えるが、自転車10
0が自転車受け16に強く押し付けられているため、ク
ランクアーム108aが回転することがなく、係止板3
4によって係止された状態に維持される。
係止部30の係止板34によって係止させると、ペダル
110aの付根部は、係止板34によって下方に押圧さ
れて、後輪104を自転車100の前進方向に回転させ
る力をクランクアーム110aに与えるが、自転車10
0が自転車受け16に強く押し付けられているため、ク
ランクアーム108aが回転することがなく、係止板3
4によって係止された状態に維持される。
【0034】なお、クランク規制部材50に設けた規制
ねじ50cの螺入長さを予め調整し、規制ねじ50cの
先端と係止板34との間隙がクランクアーム108aを
受入れ可能であって、クランクアーム108aがあまり
左右にがたつかないようにしておく。
ねじ50cの螺入長さを予め調整し、規制ねじ50cの
先端と係止板34との間隙がクランクアーム108aを
受入れ可能であって、クランクアーム108aがあまり
左右にがたつかないようにしておく。
【0035】このようにして係止部30の係止板34に
よってペダル110aの付根部を係止すると、この付根
部が係止板34のよって下方に強く押圧され、自転車1
00が自転車受け16に強く押し付けるため、人が手を
放しても自転車100を立てた状態に保持することがで
きる。そこで、他方の係止部60のねじ軸64に設けた
外れ防止レバー65を回動して掛止フック62の開口部
を開放し、掛止フック62を他方のペダル110bの付
根部に掛合させる。そして、外れ防止レバー65に作用
させていた力を解除すると、外れ防止レバー65は、ね
じりばねによって図2に示したように掛止フック62の
開口を塞ぐ位置に自動的に復帰する。
よってペダル110aの付根部を係止すると、この付根
部が係止板34のよって下方に強く押圧され、自転車1
00が自転車受け16に強く押し付けるため、人が手を
放しても自転車100を立てた状態に保持することがで
きる。そこで、他方の係止部60のねじ軸64に設けた
外れ防止レバー65を回動して掛止フック62の開口部
を開放し、掛止フック62を他方のペダル110bの付
根部に掛合させる。そして、外れ防止レバー65に作用
させていた力を解除すると、外れ防止レバー65は、ね
じりばねによって図2に示したように掛止フック62の
開口を塞ぐ位置に自動的に復帰する。
【0036】次に、バックル68の操作レバー68bを
下方に回動させてバックル68を締める。これにより、
掛止フック62は、フレーム70、連結部材66、ねじ
軸64を介して操作レバー68bに連接してあるため、
操作レバー68bの下方への回動にによって下方に引か
れ、ペダル110bの付根部を下方に押圧する。すなわ
ち、掛止フック62は、操作レバー68bが下方に回動
すると、ペダル110bの付根部をクランクアーム10
8が空回りする方向に押圧し、反対側のペダル110a
の付根部をより強く係止板34の係合部48bに押圧す
る。これにより、自転車100は、自転車受け16の上
に押し付けられた状態となり、しっかりと固定される。
下方に回動させてバックル68を締める。これにより、
掛止フック62は、フレーム70、連結部材66、ねじ
軸64を介して操作レバー68bに連接してあるため、
操作レバー68bの下方への回動にによって下方に引か
れ、ペダル110bの付根部を下方に押圧する。すなわ
ち、掛止フック62は、操作レバー68bが下方に回動
すると、ペダル110bの付根部をクランクアーム10
8が空回りする方向に押圧し、反対側のペダル110a
の付根部をより強く係止板34の係合部48bに押圧す
る。これにより、自転車100は、自転車受け16の上
に押し付けられた状態となり、しっかりと固定される。
【0037】なお、掛止フック62の高さ位置、すなわ
ちねじ軸64の連結部材66からの突出長は、係止部3
0を構成している係止板34の上下方向の位置ととも
に、係止板34、掛止フック62によってペダル110
a、110bの付根部を係止したときに、これらの付根
部に充分な下方への押圧力が作用するように予め調整し
ておく。
ちねじ軸64の連結部材66からの突出長は、係止部3
0を構成している係止板34の上下方向の位置ととも
に、係止板34、掛止フック62によってペダル110
a、110bの付根部を係止したときに、これらの付根
部に充分な下方への押圧力が作用するように予め調整し
ておく。
【0038】その後、キー74によって錠72をロック
し、バックル68の解除動作をできないようにする。こ
れにより、ロックカバー76に設けた係止片76aの先
端部が操作レバー68bによって覆われた状態に保持さ
れ、締付ノブ82を覆っているロックカバー76が開け
られなくなり、盗難の防止が図られる。
し、バックル68の解除動作をできないようにする。こ
れにより、ロックカバー76に設けた係止片76aの先
端部が操作レバー68bによって覆われた状態に保持さ
れ、締付ノブ82を覆っているロックカバー76が開け
られなくなり、盗難の防止が図られる。
【0039】このように実施形態のルーフキャリア10
は、自転車100の左右のペダル110(110a、1
10b)の付根部を係止するようにしているため、ディ
スクブレーキや異形のフレームを有する自転車であって
も、自転車の種類にかかわなく車両150に積載するこ
とができる。しかも、実施形態においては、一方の係止
部30の係止板34により自転車100のペダル部11
0aの付根部を係止すると、この付根部が係止板に34
によって下方に押圧され、自転車100が自転車受け1
6に押し付けられるため、自転車100から手を離して
も自転車が倒れることがなく、両手で自転車100の固
定作業を行なうことができ、自転車100の固定作業を
容易、迅速に行なうことができる。そして、実施形態の
ルーフキャリア10は、自転車100を自転車受け16
に押し付けた状態で固定するため、自転車100に車両
150の振動が作用したり、車両150が左右に揺れた
り制動をかけた場合であっても、自転車100を安定し
て固定した状態に保持でき、自転車100の車輪10
2、104をルーフキャリア10に固定するベルトなど
の補助具を必要としない。このため、部品点数を減らせ
て管理が容易となるとともに、自転車100の積載に要
する時間も短縮できる。
は、自転車100の左右のペダル110(110a、1
10b)の付根部を係止するようにしているため、ディ
スクブレーキや異形のフレームを有する自転車であって
も、自転車の種類にかかわなく車両150に積載するこ
とができる。しかも、実施形態においては、一方の係止
部30の係止板34により自転車100のペダル部11
0aの付根部を係止すると、この付根部が係止板に34
によって下方に押圧され、自転車100が自転車受け1
6に押し付けられるため、自転車100から手を離して
も自転車が倒れることがなく、両手で自転車100の固
定作業を行なうことができ、自転車100の固定作業を
容易、迅速に行なうことができる。そして、実施形態の
ルーフキャリア10は、自転車100を自転車受け16
に押し付けた状態で固定するため、自転車100に車両
150の振動が作用したり、車両150が左右に揺れた
り制動をかけた場合であっても、自転車100を安定し
て固定した状態に保持でき、自転車100の車輪10
2、104をルーフキャリア10に固定するベルトなど
の補助具を必要としない。このため、部品点数を減らせ
て管理が容易となるとともに、自転車100の積載に要
する時間も短縮できる。
【0040】さらに、実施形態においては、自転車10
0を漕ぐ力が直接作用するペダル部を係止するようにし
ているため、係止のための大きな力を作用させることが
可能であり、自転車100を最適に固定することができ
る。そして、実施形態のルーフキャリア10は、自転車
100の左右のペダル110の付根部を係止する2点支
持となっているため、車両150の走行に伴う振動など
に対して高い安定性が得られる。また、実施形態におい
ては、係止部30の係止板34と係止部60の係止フッ
ク62との高さ位置を自由に調節することができるよう
になっており、ペダル110の取付け位置がどんな高さ
であっても容易に対応することができる。しかも、係止
板34に設けたクランク規制部材50の規制ねじ50c
の螺入長さを調節することにより、クランクアーム10
8aの左右方向のがたつきをなくせ、積載した自転車1
00が左右方向に揺れるのを防止することができる。
0を漕ぐ力が直接作用するペダル部を係止するようにし
ているため、係止のための大きな力を作用させることが
可能であり、自転車100を最適に固定することができ
る。そして、実施形態のルーフキャリア10は、自転車
100の左右のペダル110の付根部を係止する2点支
持となっているため、車両150の走行に伴う振動など
に対して高い安定性が得られる。また、実施形態におい
ては、係止部30の係止板34と係止部60の係止フッ
ク62との高さ位置を自由に調節することができるよう
になっており、ペダル110の取付け位置がどんな高さ
であっても容易に対応することができる。しかも、係止
板34に設けたクランク規制部材50の規制ねじ50c
の螺入長さを調節することにより、クランクアーム10
8aの左右方向のがたつきをなくせ、積載した自転車1
00が左右方向に揺れるのを防止することができる。
【0041】《自転車の降車》自転車100をルーフキ
ャリア10から降ろす場合、次のように行なう。まず、
鍵74を錠72に差し込んで錠72のロックを解除し、
バックル68の操作レバー68bを上方に回動してバッ
クル68を解放する。そして、係止部60の外れ防止レ
バー65を回動し、掛止フック62をペダル110bの
付根部から外す。次に、片方の手で自転車100を支持
し、ロックカバー76を開けて一方の係止部30の起伏
アーム32を回動可能の状態にする。その後、一方の係
止部30を自転車100の後方側に回動させる。すなわ
ち、ペダル110aの付根部は、係止部30の起伏アー
ム32を自転車100の後方側に回動させると、係止板
34と相対移動して係止あご部48から外れ、自転車1
00をルーフキャリア10から降ろすことが可能とな
る。そして、自転車100をルーフキャリア10から降
ろしたら、起伏アーム32を水平位置に倒し、ロックカ
バー76を閉じてキー74によって施錠する。
ャリア10から降ろす場合、次のように行なう。まず、
鍵74を錠72に差し込んで錠72のロックを解除し、
バックル68の操作レバー68bを上方に回動してバッ
クル68を解放する。そして、係止部60の外れ防止レ
バー65を回動し、掛止フック62をペダル110bの
付根部から外す。次に、片方の手で自転車100を支持
し、ロックカバー76を開けて一方の係止部30の起伏
アーム32を回動可能の状態にする。その後、一方の係
止部30を自転車100の後方側に回動させる。すなわ
ち、ペダル110aの付根部は、係止部30の起伏アー
ム32を自転車100の後方側に回動させると、係止板
34と相対移動して係止あご部48から外れ、自転車1
00をルーフキャリア10から降ろすことが可能とな
る。そして、自転車100をルーフキャリア10から降
ろしたら、起伏アーム32を水平位置に倒し、ロックカ
バー76を閉じてキー74によって施錠する。
【0042】このように実施形態においては、一方の係
止部30を倒すことにより、容易に自転車100を降ろ
せる状態になり、自転車100を降ろす作業を容易、迅
速に行なうことができる。
止部30を倒すことにより、容易に自転車100を降ろ
せる状態になり、自転車100を降ろす作業を容易、迅
速に行なうことができる。
【0043】なお、前記に説明した実施形態は、本発明
の一態様であって、これに限定されるものではない。例
えば、前記実施形態においては、他方の係止部60の掛
止フック62をペダル110bの付根部に掛合させる場
合について説明したが、図8に示したように、掛止フッ
ク62をペダル110bそのものに掛合させるようにし
てもよい。また、前記実施形態においては、他方の係止
部60が、ねじ軸64の先端に掛止フック62を設けた
構成となっているが、これらに代えて図9に示したよう
に、バックル130を有する紐帯132によってペダル
110bの付根部を係止してもよい。
の一態様であって、これに限定されるものではない。例
えば、前記実施形態においては、他方の係止部60の掛
止フック62をペダル110bの付根部に掛合させる場
合について説明したが、図8に示したように、掛止フッ
ク62をペダル110bそのものに掛合させるようにし
てもよい。また、前記実施形態においては、他方の係止
部60が、ねじ軸64の先端に掛止フック62を設けた
構成となっているが、これらに代えて図9に示したよう
に、バックル130を有する紐帯132によってペダル
110bの付根部を係止してもよい。
【0044】また、前記実施形態においては、他方の係
止部60は係止ブック62を有するように構成した場合
について説明したが、図10に示したように、他方の係
止部を、一方の係止部30と同様に構成した係止部30
aとし、この係止部30aの係止板34aによってペダ
ル110bの付根部を係止するようにしてもよい。この
場合、一方の係止部30または他方の係止部30aの係
止板34、34aを起伏アーム32または起伏アーム3
2aに沿ってスライド可能であって、所望の位置で固定
できるようにしたり、起伏アーム32または起伏アーム
32aを回動させて係止位置に起立させたときに、カム
機構などによって起伏アーム32または起伏アーム32
aが下方に移動して係止板34または係止板34aがペ
ダル部を下方に押圧するように構成するとよい。
止部60は係止ブック62を有するように構成した場合
について説明したが、図10に示したように、他方の係
止部を、一方の係止部30と同様に構成した係止部30
aとし、この係止部30aの係止板34aによってペダ
ル110bの付根部を係止するようにしてもよい。この
場合、一方の係止部30または他方の係止部30aの係
止板34、34aを起伏アーム32または起伏アーム3
2aに沿ってスライド可能であって、所望の位置で固定
できるようにしたり、起伏アーム32または起伏アーム
32aを回動させて係止位置に起立させたときに、カム
機構などによって起伏アーム32または起伏アーム32
aが下方に移動して係止板34または係止板34aがペ
ダル部を下方に押圧するように構成するとよい。
【0045】そして、前記実施の形態においては、自転
車100を降車させる際に、一方の係止部30を自転車
100の後方側に回動させて係止を解除する場合につい
て説明したが、自転車100の後輪104を係合させて
あるタイヤベース22を、図1の矢印120のように後
方にスライドさせてもよい。この後輪104側のタイヤ
ベース22を後方に移動させると、タイヤベース22の
底部22aが後輪104のタイヤ106を強制的に自転
車100の進行方向に回転させるため、係止部30の係
止を解除することができる。
車100を降車させる際に、一方の係止部30を自転車
100の後方側に回動させて係止を解除する場合につい
て説明したが、自転車100の後輪104を係合させて
あるタイヤベース22を、図1の矢印120のように後
方にスライドさせてもよい。この後輪104側のタイヤ
ベース22を後方に移動させると、タイヤベース22の
底部22aが後輪104のタイヤ106を強制的に自転
車100の進行方向に回転させるため、係止部30の係
止を解除することができる。
【0046】また、前記実施の形態においては、係止部
30を係止位置と倒伏位置とに固定する場合、起伏アー
ム32の先端部40の端面にキー溝40a、40bを形
成してこのキー溝40a、40bにロックカバー76に
設け板状キー84を進入させる場合について説明した
が、図11に示したように端部40にキーとなるピン1
36を設け、これをブラケット42のキー溝42a、4
2bと取付けベース18のキー溝18aとに進入させる
ようにしてもよい。
30を係止位置と倒伏位置とに固定する場合、起伏アー
ム32の先端部40の端面にキー溝40a、40bを形
成してこのキー溝40a、40bにロックカバー76に
設け板状キー84を進入させる場合について説明した
が、図11に示したように端部40にキーとなるピン1
36を設け、これをブラケット42のキー溝42a、4
2bと取付けベース18のキー溝18aとに進入させる
ようにしてもよい。
【0047】すなわち、係止部30の起伏アーム32
を、図11(2)の矢印138に示したように、自転車
受け16の長手方向と直交方向に移動可能に形成すると
ともに、先端部40にピン136を直径方向に突出させ
て設ける。また、ブラケット40には、水平方向の1対
のキー溝42aとともに下端部にもキー溝42bを形成
し、取付けベース18のキー溝42bと対応した位置の
キー溝18aを形成する。なお、図11に示した符号1
8b、42cは、キー136をキー溝40a、42b、
18aに導く案内部である。
を、図11(2)の矢印138に示したように、自転車
受け16の長手方向と直交方向に移動可能に形成すると
ともに、先端部40にピン136を直径方向に突出させ
て設ける。また、ブラケット40には、水平方向の1対
のキー溝42aとともに下端部にもキー溝42bを形成
し、取付けベース18のキー溝42bと対応した位置の
キー溝18aを形成する。なお、図11に示した符号1
8b、42cは、キー136をキー溝40a、42b、
18aに導く案内部である。
【0048】さらに、前記実施形態においては、タイヤ
ベース22が自転車受け16に装着されている場合につ
いて説明したが、タイヤベース22を設けなくともよ
い。そして、前記実施形態においては、自転車受け16
に自転車100の前輪102と後輪104とを配置する
場合について説明したが、いずれか一方の車輪(例えば
後輪104)だけを配置するようにしてもよい。
ベース22が自転車受け16に装着されている場合につ
いて説明したが、タイヤベース22を設けなくともよ
い。そして、前記実施形態においては、自転車受け16
に自転車100の前輪102と後輪104とを配置する
場合について説明したが、いずれか一方の車輪(例えば
後輪104)だけを配置するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、自転車の左右のペダル部、例えばペダルの付根部を
係止部によって係止するようになっているため、フォー
クダウン方式やフレームクランプ方式と異なり、ディス
クブレークを備えた自転車や、異形のフレームを有する
自転車であっても、車両に容易、確実に積載することが
できる。
ば、自転車の左右のペダル部、例えばペダルの付根部を
係止部によって係止するようになっているため、フォー
クダウン方式やフレームクランプ方式と異なり、ディス
クブレークを備えた自転車や、異形のフレームを有する
自転車であっても、車両に容易、確実に積載することが
できる。
【0050】また、本発明は、係止部の少なくともいず
れか一方を回動させてペダル部と係脱可能にすると、係
止部を回動させるだけでペダル部との係止を解除でき、
車両の屋根からの自転車の降車を容易に行なえる。ま
た、係止部がペダル部を係止したときに、ペダル部を下
方に押圧するようにすることにより、自転車が下方に押
し付けられるため、いずれか一方の係止部によってペダ
ル部を係止すると、自転車から手を離しても自転車が倒
れたりすることがなく、自転車の固定作業を両手で容
易、迅速に行なえるばかりでなく、車両が振動したり制
動をかけたりした場合であっても、自転車を安定して固
定することが可能で、車輪を固定するベルトなどの補助
具が不要となる。
れか一方を回動させてペダル部と係脱可能にすると、係
止部を回動させるだけでペダル部との係止を解除でき、
車両の屋根からの自転車の降車を容易に行なえる。ま
た、係止部がペダル部を係止したときに、ペダル部を下
方に押圧するようにすることにより、自転車が下方に押
し付けられるため、いずれか一方の係止部によってペダ
ル部を係止すると、自転車から手を離しても自転車が倒
れたりすることがなく、自転車の固定作業を両手で容
易、迅速に行なえるばかりでなく、車両が振動したり制
動をかけたりした場合であっても、自転車を安定して固
定することが可能で、車輪を固定するベルトなどの補助
具が不要となる。
【図1】本発明の実施の形態に係る自転車用ルーフキャ
リアの使用状態を示す斜視図である。
リアの使用状態を示す斜視図である。
【図2】実施の形態に係る自転車用ルーフキャリアの要
部の詳細説明図である。
部の詳細説明図である。
【図3】実施の形態に係る自転車用ルーフキャリアの、
一方の係止部の位置決め機構を説明する詳細図である
一方の係止部の位置決め機構を説明する詳細図である
【図4】実施の形態に係る自転車用ルーフキャリアの一
方の係止部を構成する係止板部の斜視図である。
方の係止部を構成する係止板部の斜視図である。
【図5】実施の形態に係る自転車用ルーフキャリアの他
方の係止部に設けたバックルの斜視図である。
方の係止部に設けたバックルの斜視図である。
【図6】実施の形態に係る車両用ルーフキャリアのロッ
クカバーを取り外した状態の斜視図である。
クカバーを取り外した状態の斜視図である。
【図7】実施の形態に係るタイヤベースの斜視図であ
る。
る。
【図8】実施の形態に係る自転車用ルーフキャリアの掛
止フックによる他の係止方法の説明図である。
止フックによる他の係止方法の説明図である。
【図9】本発明に係る自転車用ルーフキャリアの他の実
施形態を説明する図である。
施形態を説明する図である。
【図10】本発明に係る自転車用ルーフキャリアのさら
に他の実施形態を説明する図である。
に他の実施形態を説明する図である。
【図11】自転車用ルーフキャリアの、一方の係止部の
位置決め機構の他の実施形態の説明図である。
位置決め機構の他の実施形態の説明図である。
10………自転車用ルーフキャリア、12………キャリ
ア本体部、14………ベースバー、16………自転車受
け部、18………取付けベース、22………タイヤベー
ス、30、60………係止部、32………起伏アーム、
34………係止板、36………調節ねじ孔、50………
クランク規制部材、50c………規制ねじ、62………
掛止フック、64………ねじ軸、68………バックル、
72………錠、4………鍵、76………ロックカバー、
84、136………キー、100………自転車、102
………前輪、104………後輪、106………タイヤ、
108a、108b………クランクアーム、110a、
110b………ペダル、150………車両、152……
…ルーフパネル。
ア本体部、14………ベースバー、16………自転車受
け部、18………取付けベース、22………タイヤベー
ス、30、60………係止部、32………起伏アーム、
34………係止板、36………調節ねじ孔、50………
クランク規制部材、50c………規制ねじ、62………
掛止フック、64………ねじ軸、68………バックル、
72………錠、4………鍵、76………ロックカバー、
84、136………キー、100………自転車、102
………前輪、104………後輪、106………タイヤ、
108a、108b………クランクアーム、110a、
110b………ペダル、150………車両、152……
…ルーフパネル。
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月21日(2001.9.2
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の屋根に固定するキャリア本体部
と、このキャリア本体部に設けられて自転車に設けた左
右のペダル部のそれぞれを係止する係止部とを有するこ
とを特徴とする自転車用ルーフキャリア。 - 【請求項2】 前記係止部の少なくともいずれか一方
は、上下方向に回動して前記ペダル部と係脱可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の自転車用ルーフキャ
リア。 - 【請求項3】 前記係止部は、前記ペダル部を係止した
ときに、前記ペダル部を下方に押圧することを特徴とす
る請求項1または2に記載の自転車用ルーフキャリア。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001265766A JP2003072476A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 自転車用ルーフキャリア |
US10/231,261 US20030042281A1 (en) | 2001-09-03 | 2002-08-30 | Roof carrier for bicycle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001265766A JP2003072476A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 自転車用ルーフキャリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003072476A true JP2003072476A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19092182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001265766A Pending JP2003072476A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 自転車用ルーフキャリア |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030042281A1 (ja) |
JP (1) | JP2003072476A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN201287679Y (zh) * | 2008-08-14 | 2009-08-12 | 刘勇麟 | 汽车车顶横向斜置式自行车携车架 |
US20100089956A1 (en) * | 2008-09-05 | 2010-04-15 | Blake Garrett B | Bike Rack |
EA018223B1 (ru) * | 2010-08-04 | 2013-06-28 | Юрий Борисович Козловцев | Пневматическое ружье для подводной охоты и спусковой механизм для него |
US9096182B1 (en) * | 2013-08-06 | 2015-08-04 | Allfab, Inc. | Bicycle rack for a vehicle |
US9555744B1 (en) | 2013-08-06 | 2017-01-31 | Allfab, Inc. | Bicycle rack for a vehicle |
GB201402811D0 (en) * | 2014-02-18 | 2014-04-02 | C P Witter Ltd | Support bars and cycle carriers |
US9180821B1 (en) * | 2014-05-14 | 2015-11-10 | Robert W Freet | Bicycle carrier |
GB2539938B (en) * | 2015-07-01 | 2019-01-09 | Jaguar Land Rover Ltd | Apparatus for supporting a bicycle on a vehicle |
EP3132977B1 (en) * | 2015-08-17 | 2017-06-14 | Thule Sweden AB | Roof mounted bike carrier |
CN107351775B (zh) * | 2017-07-26 | 2023-03-14 | 黄河科技学院 | 车载自行车顶架 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3739609A (en) * | 1972-02-04 | 1973-06-19 | E Kaufmann | Bicycle lock |
US4126228A (en) * | 1972-11-30 | 1978-11-21 | Bala Lawrence G | Bicycle rack with lock |
US4015718A (en) * | 1976-06-04 | 1977-04-05 | Bernard Walter | Bicycle storage rack |
US6561398B1 (en) * | 1999-11-23 | 2003-05-13 | Yakima Products, Inc. | Rack assembly for a vehicle |
-
2001
- 2001-09-03 JP JP2001265766A patent/JP2003072476A/ja active Pending
-
2002
- 2002-08-30 US US10/231,261 patent/US20030042281A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030042281A1 (en) | 2003-03-06 |
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