JP2003063022A - インクジェットプリンター用インクカートリッジおよびその容器 - Google Patents

インクジェットプリンター用インクカートリッジおよびその容器

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JP2003063022A
JP2003063022A JP2001256272A JP2001256272A JP2003063022A JP 2003063022 A JP2003063022 A JP 2003063022A JP 2001256272 A JP2001256272 A JP 2001256272A JP 2001256272 A JP2001256272 A JP 2001256272A JP 2003063022 A JP2003063022 A JP 2003063022A
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ink
container
suction needle
receiving hole
outlet opening
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JP2001256272A
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Toshiyuki Ogawa
敏之 小川
Tatsuro Ishizawa
辰郎 石澤
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ST Sangyo KK
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ST Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】未使用のインク残量をより少なくし得るインク
カートリッジ及びその容器を提供すること。 【解決手段】インクジェットプリンター用インクカート
リッジは、20〜80セル/cmの発泡密度を有する
連続気泡スポンジゴム製インク保持体(16)が収容さ
れた容器(12)を備える。容器は、矩形の横断面形状
を有する側壁(20)と、平坦な内壁面(38)を有す
る底壁(18)とを有し、底壁にはインクの出口開口
(36)と、下方に伸びるインク吸引針のための受け入
れ孔を規定する突起(22)とが設けられている。出口
開口(36)は細孔群からなり、各細孔(40)は多角
形の横断面形状を有し、該多角形の一辺は約0.05〜
0.5mmの長さ寸法を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンターに印刷用のインクを供給するために用いられる
インクカートリッジおよびその容器に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンター(以下、単に
「プリンター」という。)による印刷のためにインクカ
ートリッジがプリンターに取り外し可能に据えられ、プ
リンター側のインク吸引針を介して、インクカートリッ
ジ内のインクがプリンターに供給される。インクが消費
されたインクカートリッジは、プリンターから取り外さ
れ、他の新たなインクカートリッジと交換される。
【0003】図12に従来のインクカートリッジ100
を示す。インクカートリッジ100はインク保持体10
2を圧縮状態で収容する容器104を備える。インク保
持体102は連続気泡スポンジゴムからなり、各セルは
インクで満たされている。
【0004】容器104にはその底壁106にインクの
出口開口108が設けられ、また、底壁106からその
下方へ伸びる突起109が設けられている。突起109
には、プリンターのインク吸引針(図示せず)のための
受け入れ孔110が設けられている。受け入れ孔110
は、容器底壁106のインクの出口開口108と連通し
ている。
【0005】プリンターのインク吸引針は、インクカー
トリッジ100がプリンターに据えられるとき、インク
カートリッジの受け入れ孔110内に収まる。インクカ
ートリッジ100内のインクは、プリンターによる印刷
が開始されると、インク吸引針から吸引され、プリンタ
ーに供給される。
【0006】インクカートリッジ100にあっては、出
口開口108が容器104内の高位置に配置されてい
る。より詳細には、底壁106の一部112が凸形に盛
り上がっており、出口開口108はこの盛り上がり部1
12の頂面で開放している。また、容器104の開放上
端に取り付けられこれを密閉する蓋114に設けられた
複数のリブ118の高さ寸法が、出口開口108の上方
において最も大きいものとなるように設定されている。
【0007】このため、蓋114下のインク保持体10
2は、容器の盛り上がり部112との接触部分すなわち
出口開口108の上方部分において底壁の他の部分11
6におけるよりも過剰に圧縮(部分圧縮)されている。
【0008】その結果、出口開口108の上方部分を構
成するインク保持体102の多数のセルが他の部分11
6におけるよりも扁平に押し潰されてこれらのセルによ
り毛細管構造が形成され、出口開口108の上方におけ
るインク保持体102中のセルからのインクの吸引に伴
い、毛細管を通して、インク保持体102のセル中のイ
ンクがインク保持体102の隅々から出口開口108の
上方部分に導かれ、これにより、インクカートリッジ1
00内のインクのほとんどを使い切ることができるとさ
れている。
【0009】しかし、多数のインクカートリッジ100
について、その容器104の内部のインク保持体102
およびこれに保持されたインクの量が外部から目視でき
るように容器104を透明な樹脂で成形したものをプリ
ンターに据え、該プリンターが自動停止するまでこれを
作動させて印刷を行ったところ、容器104内のインク
の残量は最初のインク量の約30〜40%であることが
目視および計量により確認された。また、残っているイ
ンク(その液面を符号Aで示す。)は、容器の盛り上が
り部112の頂面と、これにより低位置にある他の部分
116との間に存することも目視により確認された。
【0010】これらの結果は、前記毛細管構造が有効に
機能していないことを窺わせる。前記毛細管構造が有効
に機能していれば、その毛細管力によってインク保持体
102中のインク、就中、底壁部分116上のインクが
高位の出口開口108上に導かれ、このような残り方を
しないで、そのほとんどが消費されると考えられるから
である。これは、また、インク保持体102のセルの全
てが一様な寸法および形状を有しないため、毛細管が形
成されにくいであろうことからも推察されるところであ
る。
【0011】したがって、前記従来のインクカートリッ
ジ内におけるインクの移動は他の原理、すなわち、プリ
ンターのインク吸引針から容器のインク出口開口108
に及ぼされる負圧によるものであると考えられる。前記
インク吸引針が及ぼす比較的低い負圧のもとでは、低位
置にある底壁面116上のインクが高位置にある出口開
口108にまで到達することは極めて困難であり、ま
た、出口開口108からの大気の引き込みがあると、底
壁面116からのインクの吸引が不可能となるからであ
る。
【0012】前記従来のインクカートリッジにおけるイ
ンクの移動メカニズムについて、図13を参照して簡単
に説明すると以下の通りである。
【0013】すなわち、インク吸引針(図示せず)から
容器の出口開口108への前記負圧の作用下、出口開口
108上の複数のセル119からインク(図中、点で示
す)が吸引され(大きい矢印参照)、これらのセルが空
にされる。空になったセル119内に空気は存在せず、
このため、これらのセル119は負圧状態下におかれ、
該セルとこれらの周りのインク充満状態にあるセル12
1との間に圧力傾斜が生じる。この圧力傾斜が、セル1
21を満たすインクを空のセル119に移動させる原動
力となり、インク保持体中102のインクが出口開口1
08に導かれる(小さい矢印参照)。
【0014】使い捨てタイプのインクカートリッジにお
いて、インク残量が多いことは、インクカートリッジの
製造に関する資源、エネルギー、コストの有効利用等に
ついて、また、そのユーザーにとって好ましいものでは
ない。
【0015】また、前記従来のインクカートリッジ10
0にあっては、プリンターのインク吸引針とその受け入
れ孔110の周壁面との間の密封を図るため、受け入れ
孔110内に弾性を有するシール材120が配置されて
いる。
【0016】このシール材120は、筒状部122と、
該筒状部内に配置され筒状部120に連なる截頭円錐部
124とからなり、筒状部122が受け入れ孔110の
周壁面に接し、また、截頭円錐部124をインク吸引針
が貫通するとき截頭円錐部124がインク吸引針の周面
に接する。これにより、インクの出口開口108とイン
ク吸引針との間に密閉空間が形成される。
【0017】しかし、シール材120による密封はその
有する弾性復帰力にのみ依存しており、密閉度は十分で
あるとはいえない。密封不十分な受け入れ孔110は、
供給インクの流れを分断する原因となり、また、受け入
れ孔110内に発生する負圧を減じる外気の流入を簡単
に許す。
【0018】さらに、インクの出口開口108は1つの
孔からなり、前記負圧が前記1つの孔の中央部に集中し
て作用するため、インク保持体102に対する負圧はそ
の極めて限られた狭い範囲にのみ及び、インクの移動量
が安定しないという問題がある。
【0019】さらに、前記従来のインクカートリッジに
あっては、容器の出口開口108が、金属繊維からなる
フィルター126で覆われている。このフィルター12
6は、吸引されるインク中の不純物を取り除き、また、
容器の受け入れ孔110内へのインク吸引針の進入時に
おけるインク保持体102中への空気の侵入を防止する
ために設けられている。しかし、実際には、これらの機
能が十分に果たされているとは言い難いことが本発明者
等による実験および研究によりわかっている。フィルタ
ー126の設置は、容器内への盛り上がり部112の形
成と共に、インクカートリッジの構造およびその製造を
複雑にする要因となっている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、未使用のインク残量をより少なくし得るインク
カートリッジおよびその容器を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、インクカートリッジのインク
の出口開口に対する負圧の作用をより効果的に及ぼし得
るインクカートリッジおよびその容器を提供することに
ある。さらに、本発明の他の目的は、インクの出口開口
を経るインクの移動量をより安定したものとし得るイン
クカートリッジおよびその容器を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、構造が簡単でありまたそ
の製造が容易なインクカートリッジおよびその容器を提
供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクジェッ
トプリンター用インクカートリッジおよびその容器に関
し、20〜80セル/cmの発泡密度を有する連続気
泡スポンジゴム製インク保持体を保持する前記容器は、
矩形の横断面形状を有する側壁と、平坦な内壁面を有す
る底壁と、該底壁に設けられたインクの出口開口と、前
記底壁から下方に伸びる突起と、該突起に設けられ前記
インクの出口開口と連通する、前記インクジェットプリ
ンターに設けられたインク吸引針のための受け入れ孔と
を備え、前記底壁の出口開口は細孔群からなり、各細孔
は多角形の横断面形状を有し、該多角形の一辺は約0.
05〜0.5mmの長さ寸法を有する。
【0022】前記出口開口は前記底壁自体に形成してな
るものの、1の孔と、該孔に嵌合されかつ固定された、
細孔群が形成された板状体またはシートとからなるも
の、または、前記1の孔と、該孔を覆う、細孔群が形成
された板状体またはシートとからなるものとすることが
できる。
【0023】前記細孔の間隔は等しいこと、好ましくは
0.05〜1.0mmである。また、長方形の平面形状
の内壁面を有する底壁において、前記細孔群は前記長方
形の短辺の長さの70%以下の範囲内にあることが望ま
しい。
【0024】前記容器は、さらに、前記突起の受け入れ
孔の孔壁と前記インク吸引針との間を密封するために前
記突起の受け入れ孔内に配置された弾性を有するシール
材を含むものとすることができる。前記シール材は、前
記インク吸引針の貫通を許す筒状の本体と、前記受け入
れ孔の周壁面に気密に接する下端部と、前記インク吸引
針が前記本体を貫通するときに拡径され、前記インク吸
引針の周面および前記受け入れ孔の周壁面の双方に気密
に接する上端部とを有する。
【0025】また、前記インク吸引針の受け入れ孔は大
径部および小径部からなり、前記シール材の下端部はそ
の本体からその径方向外方に張り出しかつ前記受け入れ
孔の大径部の周壁面に接する環状の外方張出部からな
り、また、前記シール材の上端部はその本体からその径
方向内方へ張り出し、前記インク吸引針の周面および前
記小径部の周壁面の双方に接する環状の内方張出部から
なる。好ましくは、前記内方張出部は、前記本体の厚さ
寸法の20%以上の大きさの径方向長さを有する。
【0026】また、前記インク吸引針の受け入れ孔は、
これに前記インク吸引針が受け入れられたとき、前記受
け入れ孔の軸線方向における前記インク吸引針のインク
吸引口と前記シール材の内方張出部との距離が3mm以
内となる軸線方向長さを有するものとすることが望まし
い。
【0027】さらに、前記シール材は、20°以上の硬
度(ゴム硬度計Aスケール)を有するシリコンゴムまた
はアクリルニトリルブタジエンゴムからなる。
【0028】インクカートリッジは、さらに、前記容器
の蓋を含み、該蓋は前記容器内のインク保持体に対して
押圧力を及ぼす複数のリブを備え、該リブは同じ高さ寸
法を有する。
【0029】
【発明の作用および効果】本発明によれば、インクカー
トリッジおよびその容器について、インクの出口開口が
設けられた底壁の内壁面を平坦なものとしたことから、
前記出口開口と前記底壁の内壁面との間に段差が存在し
ない。このため、前記インクジェットプリンターのイン
ク吸引針を介して前記インクの出口開口に負圧作用が及
ぼされるとき、これに応じて前記容器中の連続気泡スポ
ンジゴム製インク保持体中のセルから前記底壁上に滴り
落ちるインクが前記平坦な内壁面上を前記出口開口に向
けてスムースに流れかつ前記出口開口に確実に到達する
ことができる。
【0030】また、前記出口開口が細孔群からなり、各
細孔が、20〜80セル/cmの発泡密度を有する前
記インク保持体のセルの大きさ(直径)に相当する、一
辺が0.05〜0.5mmの長さ寸法を有する多角形の
横断面形状のものであることから、各細孔の上方に位置
する前記インク保持体の個々のセルに対し、前記インク
吸引針からの負圧を個々に及ぼすことができ、前記出口
開口を1つの大きい孔とする場合に比べて、前記インク
保持体からの定量的かつ途切れることのない安定したイ
ンクの流動またはインクの吸引効果を確保することがで
きる。その結果、インクの消費に伴って前記底壁の内壁
面上に最終的に残るインクの量を非常に少なくすること
ができる。また、これは、インクの消費後に使い捨てら
れるインクカートリッジの製造に要する資源、エネルギ
ー、コスト等の大幅に節減に資するとともに、全てのイ
ンクを使い切ったものと信じてインクカートリッジの交
換を行うユーザーの了解にも合致する。
【0031】容器の底壁の内壁面を平坦なものとするこ
とに加えて、その側壁について矩形の横断面形状を有す
るものとすることにより、前記従来のインクカートリッ
ジにおける複雑な形状の容器に比べて、その構造をより
簡単なものとし、また、その成形を容易にすることがで
きる。
【0032】また、前記細孔の横断面形状を多角形とす
ることにより、これを円形とする場合に比べて、細孔の
相互間隔を等しいものとするうえで有利であり、これに
より、細孔群とインク保持体のセルとのより厳密に対応
を得ることができる。細孔の間隔を、特に、0.05〜
1.0mmとしたとき、より好ましい結果が得られる。
【0033】前記細孔は容器の底壁自体に形成すること
ができ、これにより、容器の成形をより容易にすること
ができる。しかし、容器の底壁に1の孔と、該孔に嵌合
・固定されまたは該孔を覆う、細孔群が形成された板状
体またはシートとをもって構成することを妨げるもので
はない。
【0034】また、前記細孔群を介してのインクの吸引
効果は、実験によれば、前記細孔群が前記底壁の内壁面
の平面形状である長方形の短辺の長さの70%以下の範
囲内にあるときに良好であることがわかった。
【0035】本発明によれば、前記プリンターのインク
吸引針の受け入れ孔に配置されるシール材について、こ
れを前記インク吸引針が貫通するときに拡径され、前記
インク吸引針の周面および前記受け入れ孔の壁面の双方
に気密に接する上端部を有するものとしたことから、該
上端部は、内外両周面においてそれぞれ前記インク吸引
針からの押圧力および前記受け入れ孔の壁面からの反力
を受けて弾性変形する。その結果、前記インク吸引針の
周面および前記受け入れ孔の周壁面と前記シール材の上
端部の内外両周面との間に大きい密着性が得られ、これ
により、前記インク吸引針の周囲に密閉性の高い空間を
得ることができる。しかも、この密閉性は、前記受け入
れ孔の周壁面に接する前記シール材の下端部によってさ
らに増大される。
【0036】このような高い密閉性の確保により、前記
プリンターによるインクの消費に伴って前記インク吸引
針から前記インクカートリッジのインク出口開口に及ぼ
される負圧の程度とその安定性をより高め、これによ
り、前記インクカートリッジからの安定的なインクの供
給を実現することができる。
【0037】前記インク吸引針の受け入れ孔が大径部お
よび小径部を有する場合、これらの両径部の周壁面にそ
れぞれ接する外方張出部および内方張出部を前記シール
材の上下両端部とする。前記内方張出部は、より高い密
封性を得る観点から、前記シール材の筒状の本体の厚さ
寸法の20%以上の大きさの径方向長さを有することが
望ましい。また、より高い密封性を確保する観点から
は、前記シール材の内方張出部とインク吸引針のインク
吸引口との間の軸線方向距離ができる限り小さいこと、
具体的には3mm以内であることが望ましい。
【0038】前記インクカートリッジの容器を密閉する
蓋には、前記容器内に前記インク保持体を安定的に保持
するための複数のリブが設けられるところ、本発明にあ
っては、従来のようなインク保持体の部分的圧縮を必要
としないため、前記リブの高さを同一のものとすること
ができる。また、前記インク保持体は、部分圧縮を受け
ないため、インクは前記インク保持体内に比較的均一に
分布する。これは、定量的で安定的なインクの吸引に役
立つ。
【0039】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、インクジェッ
トプリンター(図示せず)に適用される本発明のインク
カートリッジが全体に符号10で示されている。
【0040】インクカートリッジ10は、上端開放の容
器12と、該容器の開放上端に配置されかつ固定され
た、容器12を密閉する蓋14とを含み、前記インクジ
ェットプリンターへの据え付けに適合する外形を有す
る。
【0041】容器12内には、インク(図示せず)を含
有する連続気泡スポンジゴムからなるインク保持体16
が圧縮状態で収容されている。すなわち、インク保持体
16は、容器12の底壁18および側壁20並びに蓋1
4が規定する空間にあってこれらの底壁18、側壁20
および蓋14から押圧され、弾性的に変形した状態にあ
る。
【0042】インク保持体16およびこれを収容する容
器12はそれぞれ直方体の形状を有し、このため、容器
の側壁20は矩形(好ましくは長方形)の横断面形状を
有し、また、底壁18の後記内壁面38は矩形の平面形
状を有する。
【0043】インク保持体16は、20〜80セル/c
の発泡密度を有し、インクは各セル(気泡)内に保
持されている。
【0044】容器12および蓋14は、例えばプラスチ
ックの成形品からなる。
【0045】容器12は、その底壁18から下方へ伸び
る突起22を備える。突起22には、前記プリンター、
より詳細には該プリンターのキャリッジ(図示せず)に
設けられたインク吸引針24(図3)のための受け入れ
孔26が設けられている。受け入れ孔26はその開放下
端に熱溶着されたフィルム28により密閉されている。
【0046】インクカートリッジ10は、その使用に際
し、前記キャリッジ上の所定位置に据えられる。このと
き、インク吸引針24がフィルム28を突き破って受け
入れ孔26内に進入する。
【0047】受け入れ孔26内には、該受け入れ孔の孔
壁とインク吸引針24との間を密封するために弾性を有
するシール材30が配置されている。このシール材30
の働きにより、インク吸引針24の先端に開放する複数
のインク吸引口32(図3)が受け入れ孔26の一部で
ある密閉空間34内におかれる。この密閉空間34内の
インクは、前記プリンターの作動に伴い、インク吸引針
のインク吸引口32から吸引され、密閉空間34は負圧
状態下におかれる。
【0048】一方、容器の底壁18にはインク出口開口
36が設けられており、出口開口36は受け入れ孔26
内の密閉空間34と連通している。このため、容器12
内のインク保持体16中のインクは、出口開口36を通
して受ける負圧作用により、出口開口36を経て密閉空
間34内に流動し、インク吸引針24にその吸引孔32
から吸引される。これにより、インクカートリッジ10
内のインクが前記プリンターに供給され、印刷の用に供
される。
【0049】ところで、本発明にあっては、容器の底壁
18が平坦な内壁面38を有する。より詳細には、内壁
面38は平坦な水平面であることを意味するが、その平
坦性は実質的なもので足り、わずかな凹凸または傾斜が
あっても平坦であることを妨げるものではない。
【0050】平坦な内壁面38としかつ該内壁面に開放
するインク出口開口36を設けることにより、前記負圧
の作用を受けてインク保持体16から内壁面38上に滴
下し、内壁面38上をさらに出口開口36に向けて移動
するインクの流動の障害となる段差や傾斜をなくすこと
ができる。
【0051】その結果、内壁面38上に存在するインク
のほとんど全てを吸引することができる。このため、前
記プリンターによる印刷が不能となるまで使用したとき
に容器12内に残るインクの量(残量)を著しく低減す
ることができる。実験によれば、インクの前記残量は、
最初に充填された量の6〜7%であった。このときの残
留インクの液面を符号Bで示す。
【0052】次に、前記負圧作用を受ける出口開口36
は、細孔群からなる。
【0053】前記細孔群とすることにより、これを単孔
とする場合に比べ、インク保持体16に対する負圧作用
点を増大することができる。これにより、インク保持体
16からのインクの吸引をより定量的にかつより安定的
なものとすること、すなわちインクの供給量が一時的に
減少しまたはインクの供給が一時的に途絶えることを防
止することができる。
【0054】細孔群36の各細孔40は多角形の横断面
形状を有する。
【0055】好ましくは、細孔40は、四角形(図4お
よび図5)、菱形(図6)、直角二等辺三角形(図
7)、正三角形(図8)、正六角形(図9)等の多角形
の横断面形状を有するものを選択し、さらに好ましく
は、細孔40同士の間隔を等しいものに設定する。細孔
40の配列態様は任意に選択することができる。
【0056】さらに好ましくは、多角形の横断面形状を
有する各細孔40の一辺の長さおよび細孔40同士の間
隔について、それぞれ、ほぼインク保持体16のセルの
直径に相当する長さである0.05〜0.5mm(より
好ましくは0.1〜0.3mm)および0.05〜1.
0mmに設定する。
【0057】これによれば、各細孔40の直上において
各細孔40に相対するインク保持体16の各セルに前記
負圧を及ぼすことができ、インクの吸引量をより一定に
かつインクの流動をより安定にすることができる。
【0058】また、実験により、良好なインクの前記定
量性および安定性を得る上では、細孔群36すなわちそ
の広がりまたは散らばりa(図4)が、底壁の内壁面3
8の平面形状である長方形の短辺の長さの70%以下の
範囲内にあることという知見を得た。なお、この範囲に
おいて、最も好ましいのは、細孔群36の広がり寸法と
細孔40の一辺との長さの比は10:1であった。
【0059】細孔群36は、図示の例におけるように、
容器の底壁18を穿孔してまたは一体成形により、底壁
18自体に形成することができる。また、図示の例に代
えて、前記インク出口開口が設けられる箇所に1の孔を
設け、この孔に、前記細孔群を穿った板状体またはシー
ト(例えば0.05〜1.5mmの厚さ寸法を有する)
(図示せず)を嵌め込みかつ底壁18に摩擦係合または
例えば接着、溶着等により固定することによっても、底
壁18にその内壁面38で開放する細孔群36を形成す
ることができる。
【0060】また、これらの例に代えて、前記1の孔
を、前記細孔群を穿った板状体またはシートで覆いかつ
これを底壁18に固定することにより、前記インク出口
開口に連通する細孔群36を設けることができる。この
場合には、平坦な底壁の内壁面38との間に生じる段差
をできるだけ小さいものとして内壁面38の実質的平坦
を確保すべく、前記板状体またはシートの厚さ寸法をで
きる限り小さいものとし、また、前記段差は0.5mm
以下とする。
【0061】インクカートリッジ10から前記インク吸
引針の受け入れ孔26への前記インクの流れについて、
図10および図11を参照して簡単に説明すると、次の
とおりである。
【0062】図10に示すように、容器12内のインク
保持体の各セル64は、初め、インク66で満たされて
いる。次いで、細孔群36に前記負圧が作用すると、各
細孔40に対応してこれに相対するセル64からインク
66が吸引され(大きい矢印参照)、これらのセル64
が空状態になる。空になったセル64内に空気は存在し
ないため、これらのセル64は負圧状態にあり、これら
のセル64とこれらの周りのインク充満状態にある他の
セル64との間に圧力傾斜が生じる。この圧力傾斜のた
め、他のセル64を満たすインク66が空のセル64に
移動し(小さい矢印参照)、細孔群36を経て受け入れ
孔26に至る。
【0063】このようなセル64間におけるインク66
の移動が繰り返される結果、インク66が消費され、そ
の液面が徐々に低下し(図11)、この結果、最終的
に、空気を前記細孔群が吸引したとき、インクの移動は
終了し、供給が断たれる。このときの残量が最終のイン
ク残量となる(図1に示す液面B参照)。
【0064】次に、前記インク吸引針の受け入れ孔26
中に負圧作用空間である密閉空間34を規定するシール
材30は、シリコンゴムやアクリロニトリルブタジエン
ゴム(NBR)のような弾性体からなる。好ましくは、
これらのゴム材料は20°以上の硬度、より好ましくは
20〜50°の硬度(ゴム硬度計Aスケール)を有す
る。
【0065】シール材30は、インク吸引針24の貫通
を許す筒状の本体42と、受け入れ孔26の周壁面に気
密に接する環状の下端部44と、インク吸引針24がシ
ール材の本体42を貫通するときに拡径され、インク吸
引針24の周面および受け入れ孔26の周壁面の双方に
気密に接する環状の上端部46とを有する(図2参
照)。
【0066】図示の例では、容器の受け入れ孔26が下
端に開放する大径部48と該大径部に連なる小径部50
とを有し、シール材の下端部44は大径部48に受け入
れられ、また、その本体42とその上端部46とが小径
部50内に受け入れられている。
【0067】シール材の下端部44は、その本体42の
下端からその径方向外方へ張り出す環状の外方張出部か
らなり、受け入れ孔の大径部48の周壁面に密接し得る
外径を有する。図示の例では、張出部44はその最外周
面を規定する環状の突条52を有し、該突条が大径部4
8の周壁面に気密に接している。これにより、受け入れ
孔26の開放端において該受け入れ孔26内へ空気の流
入が阻止されている。
【0068】他方、シール材の上端部46は、本体42
の上端からその径方向内方へ張り出す環状の内方張出部
からなる。内方張出部46は、インク吸引針24の外径
より小さい直径を有する。このため、インク吸引針24
がシール材の下端部44を経て内方張出部46を貫通す
るとき、内方張出部46がその直径が拡大(拡径)する
ように弾性変形する。その結果、インク吸引針24の周
面に内方張出部46が密接し、受け入れ孔26内への空
気の流入が阻止されている。
【0069】また、内方張出部46の弾性的拡径に伴っ
て内方張出部46の外径が増大するところ、変形前にお
ける内方張出部46の外径は、該外径と、受け入れ孔の
小径部50の直径との差が内方張出部46の外径増大量
よりも小さいものとなるように設定されている。
【0070】このため、拡径された内方張出部46は、
これを貫通するインク吸引針24から径方向外方への力
を受け、受け入れ孔26の周壁面との間で圧縮されかつ
外周壁面に強固に密接する。その結果、小径部50内へ
のその周壁面に沿っての外気の流入およびインク吸引針
24の周面に沿っての外気の流入が確実に阻止される
(図3参照)。なお、受け入れ孔26の周壁面に沿って
の外気の流入に対しては、内方張出部46と外方張出部
44とにより、二重に阻止されている。
【0071】このシール材30材による封止効果によ
り、前記負圧発生に有効な密閉空間34が規定すること
ができ、容器18内のインクの吸引を良好なものとする
ことができる。なお、シール材の内方張出部46は、好
ましくは、本体42の厚さ寸法の120%以上の大きさ
の径方向長さを有する。
【0072】図示の例では、比較的微弱な前記負圧が容
器のインク出口開口36に対してより有効に作用するよ
うに、受け入れ孔26の軸線方向長さおよびシール材3
0の軸線方向長さを次のように設定することが望まし
い。
【0073】すなわち、受け入れ孔26にインク吸引針
24が受け入れられたとき、受け入れ孔26の軸線方向
におけるインク吸引針のインク吸引口32とシール材の
内方張出部46との距離b(図3)が3mm以内となる
ように設定する。
【0074】図1に示すように、容器18の蓋14は、
高さ寸法が同一である複数のリブ56を有する。同一の
高さ寸法を有するこれらのリブ56は、容器18内のイ
ンク保持体16の頂面を下方へ均一に押圧し、インク保
持体16が容器18内で移動しないように保持する作用
を担う。
【0075】このことは、また、インク保持体16に局
部的な圧縮変形を生じさせないで保持すること、すなわ
ち全体に均一に圧縮された状態で保持することを可能に
する。このため、図示の例ではインク保持体16の外形
がほぼ直方体形状に維持される。これにより、インク保
持体16中のセルの一様な配列が維持され、セル相互間
におけるインクの流動障害を生じない。また、各セル中
にインクを均一に充填することができる。
【0076】なお、蓋14に設けられた3種類の孔58
および孔60と、孔62とは、それぞれ、インクカート
リッジ10の製造時において使用されるインク注入孔お
よび脱気孔と、インクカートリッジ10の使用時に使用
される大気取り入れ孔である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクカートリッジの縦断面図で
ある。
【図2】インクカートリッジにおけるインク吸引針受け
入れ孔とその内部のシール材とを拡大して示す部分断面
図である。
【図3】インク吸引針を受け入れた状態における受け入
れ孔およびシール材の拡大部分断面図である。
【図4】インク出口開口を示す、インクカートリッジの
容器の部分横断面図である。
【図5】インク出口開口の一例である細孔群の平面図で
ある。
【図6】他の例の細孔群を示す平面図である。
【図7】さらに他の例の細孔群を示す平面図である。
【図8】さらに他の例の細孔群を示す平面図である。
【図9】さらに他の例の細孔群を示す平面図である。
【図10】本発明に係るインクカートリッジにおけるイ
ンクの流れを模式的に示す説明図である。
【図11】一定量のインクを消費したときのインクカー
トリッジの図10におけると同様の説明図である。
【図12】従来のインクカートリッジの縦断面図であ
る。
【図13】従来のインクカートリッジにおけるインクの
流れを模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
10 インクカートリッジ 12,22 容器およびその突起 14,56 蓋およびそのリブ 16 インク保持体 18,38 底壁およびその内壁面 24,32 インク吸引針およびそのインク吸引孔 26 受け入れ孔 30 シール材 36 インクの出口開口 40 細孔 42,44,46 シール材の本体、下端部および上端
部 48,50 受け入れ孔の大径部および小径部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェットプリンター用インクカート
    リッジのための、20〜80セル/cmの発泡密度を
    有する連続気泡スポンジゴム製インク保持体の容器であ
    って、矩形の横断面形状を有する側壁と、平坦な内壁面
    を有する底壁と、該底壁に設けられたインクの出口開口
    と、前記底壁から下方に伸びる突起と、該突起に設けら
    れ前記インクの出口開口と連通する、前記インクジェッ
    トプリンターに設けられたインク吸引針のための受け入
    れ孔とを備え、前記底壁の出口開口が細孔群からなり、
    各細孔が多角形の横断面形状を有し、該多角形の一辺が
    約0.05〜0.5mmの長さ寸法を有する、容器。
  2. 【請求項2】前記出口開口は前記底壁自体に形成されて
    いる、請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】前記出口開口は1の孔と、該孔に嵌合され
    かつ固定された、細孔群が形成された板状体またはシー
    トとからなる、請求項1に記載の容器。
  4. 【請求項4】前記出口開口は1の孔と、該孔を覆う、細
    孔群が形成された板状体またはシートとからなる、請求
    項1に記載の容器。
  5. 【請求項5】前記細孔の間隔が等しい、請求項1ないし
    4のいずれか1項に記載の容器。
  6. 【請求項6】前記細孔の間隔が0.05〜1.0mmで
    ある請求項5に記載の容器。
  7. 【請求項7】前記底壁の内壁面は長方形の平面形状を有
    し、前記細孔群は前記長方形の短辺の長さの70%以下
    の範囲内にある、請求項1に記載の容器。
  8. 【請求項8】前記突起の受け入れ孔の孔壁と前記インク
    吸引針との間を密封するために前記突起の受け入れ孔内
    に配置された弾性を有するシール材を含み、該シール材
    は、前記インク吸引針の貫通を許す筒状の本体と、前記
    受け入れ孔の周壁面に気密に接する下端部と、前記イン
    ク吸引針が前記本体を貫通するときに拡径され、前記イ
    ンク吸引針の周面および前記受け入れ孔の周壁面の双方
    に気密に接する上端部とを有する、請求項1に記載の容
    器。
  9. 【請求項9】前記インク吸引針の受け入れ孔は大径部お
    よび小径部からなり、前記シール材の下端部はその本体
    からその径方向外方に張り出しかつ前記受け入れ孔の大
    径部の周壁面に接する環状の外方張出部からなり、ま
    た、前記シール材の上端部はその本体からその径方向内
    方へ張り出し、前記インク吸引針の周面および前記小径
    部の周壁面の双方に接する環状の内方張出部からなる、
    請求項8に記載の容器。
  10. 【請求項10】前記内方張出部は、前記本体の厚さ寸法
    の20%以上の大きさの径方向長さを有する、請求項9
    に記載の容器。
  11. 【請求項11】前記インク吸引針の受け入れ孔は、これ
    に前記インク吸引針が受け入れられたとき、前記受け入
    れ孔の軸線方向における前記インク吸引針のインク吸引
    口と前記シール材の内方張出部との距離が3mm以内と
    なる軸線方向長さを有する、請求項1、8ないし10の
    いずれか1項に記載の容器。
  12. 【請求項12】前記シール材は、20°以上の硬度を有
    するシリコンゴムまたはアクリルニトリルブタジエンゴ
    ムからなる、請求項8ないし11のいずれか1項に記載
    の容器。
  13. 【請求項13】請求項1ないし12のいずれか1項に記
    載の容器と、該容器内に圧縮状態で収容された、連続気
    泡スポンジゴムからなるインク保持体とを含む、インク
    カートリッジ。
  14. 【請求項14】前記容器の蓋を含み、該蓋は前記容器内
    のインク保持体に対して押圧力を及ぼす複数のリブを備
    え、該リブは同じ高さ寸法を有する、請求項13に記載
    のインクカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182055A (ja) * 2005-12-06 2007-07-19 Seiko Epson Corp 液体収容容器

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