JP2003053480A - インベストメント鋳造における中子及びパターンの製造 - Google Patents

インベストメント鋳造における中子及びパターンの製造

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JP2003053480A JP2002214292A JP2002214292A JP2003053480A JP 2003053480 A JP2003053480 A JP 2003053480A JP 2002214292 A JP2002214292 A JP 2002214292A JP 2002214292 A JP2002214292 A JP 2002214292A JP 2003053480 A JP2003053480 A JP 2003053480A
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Jeffery S Smith
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アール アーニー デイヴィッド
Robert M Shay Jr
エム シェイ,ジュニア ロバート
Nick G Lirones
ジー リローンズ ニック
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    • B22C9/06Permanent moulds for shaped castings
    • B22C9/065Cooling or heating equipment for moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B22C13/00Moulding machines for making moulds or cores of particular shapes
    • B22C13/12Moulding machines for making moulds or cores of particular shapes for cores
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、金属及び合金のインベストメント
鋳造で使用するセラミック中子及び遊走性パターンを製
造する改良された方法及び装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 インベストメント鋳造で使用するための
セラミック中子若しくは遊走性パターンを製造する方法
及び装置。流動性セラミック中子若しくはパターン物質
は協働するダイで定義される成形穴に導入され、一つ若
しくは両者のダイの少なくとも一つの領域は物質で成形
穴の充満中に加熱され、次いで、成形穴からセラミック
中子若しくはパターン除去前に低い取り出し温度まで冷
却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属及び合金のイ
ンベストメント鋳造におけるシェルモールドを生成する
ために使用するセラミック中子及び遊走性パターンの製
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の等軸及び指向的な凝固技術を用い
る中空のガスタービンエンジンブレード及び翼(エアー
フォイル)の鋳造において、エアーフォイルの内部冷却
路を成形するために、焼成されたセラミック中子は、セ
ラミックインベストメントシェルモールドに位置する。
ガスタービンエンジンの作動中、エアーフォイルの温度
を許容範囲内に維持するために冷却空気は冷却路に導か
れる。中空のタービンエンジンエアーフォイルのインベ
ストメント鋳造に使用される焼成されたセラミック中子
は、典型的には、薄い断面の後縁領域を伴うエアーフォ
イル形状領域を有する。
【0003】典型的に、セラミック中子は、注入成形、
トランスファー成形によって、若しくは適切に形作られ
た中子形成ダイへの1つ以上のセラミックパウダー、結
合剤及び任意の添加物を含んでいる適切な流体セラミッ
ク中子物質を注入することによって望ましい中子形態に
成形される。緑の成形された中子がダイから取り除かれ
た後、遊走性の結合剤及び湯の華を取り除き、かつ中空
ガスタービンエンジンブレード及び翼(エアーフォイ
ル)を鋳造するために典型的に使用されるニッケル若し
くはコバルトの基剤超合金のような金属材料を鋳造する
際に使用の中子を増強するために1段階以上の高温度
(スーパーアンビエント)で焼成される。
【0004】次いで、焼成されたセラミック中子は、周
知のロストワックス法によるシェルモールドの製造で使
用され、ここでセラミック中子はパターン成形ダイに位
置しており、遊走性パターンは中子と内部のダイ壁との
間の空間のダイの中へ、ワックス、加熱可塑性物等など
の気圧パターン物質の下で注入することによって中子に
関して形成される。一般的に、パターンは、中子の後縁
特質の位置において対応する薄い断面の後縁領域を伴う
エアーフォイル形状領域を有する。
【0005】セラミック中子を備える遊走性パターン
は、シェルモールドを構築する段階の反復を受ける。例
えば、パターン/中子アセンブリは、セラミックスラリ
ーに繰り返し浸けられ、余剰のスラリーは廃棄され、粗
いセラミックのしっくい若しくは砂でしっくい加工さ
れ、次いで、アセンブリにシェルモールドを形成する複
数のセラミック層を構築するために乾燥される。次い
で、結果となるインベストされたパターン/中子アセン
ブリは、そこに位置しているセラミック中子を備えるシ
ェルモールドを残して遊走性パターンを選択的に除去す
る、蒸気加圧減菌などのパターンを除去する操作を受け
る。その後、シェルモールドは、金属鋳物において適切
なシェルモールド強度を発達するために高温度で焼成さ
れる。
【0006】セラミック中子の薄い断面の後縁領域での
ある複雑な特質とタービンエアーフォイル(例えば、タ
ービンブレード)のインベストメント鋳造で使用される
遊走性パターンは、製造における困難性を有している。
特に、中子の薄い断面の後縁領域は、鋳物のタービンブ
レードの後縁での狭い冷却空気の出口開口部を形成する
複数の狭い間隔が置かれたリブ(rib)を含んでい
る。
【0007】中子モールディングダイは、セラミック中
子物質で満たされる場合にセラミック中子リブを形成す
るだろう狭い通路間で確定される間隔が置かれた壁の特
質を含むために機械加工される。それらの狭い通路は、
中子注入モールディング操作中に完全に充満することの
困難さを有する。多くの場合において、通路に入るセラ
ミック中子物質は完全に通路を満たすことに先だって時
期尚早に凝固し、残存のセラミック物質を成形穴の中子
印刷領域による妨害物のまわりに流れさせ、不運にも別
の時期尚早の凝固化前面が通路で形成された反対側から
通路に入る。充満サイクルに続く中子成形サイクルの高
圧パッケージ段階と呼ばれる間に、通路に位置する時期
尚早の凝固化前面は押されてともに“鍛造”され、時期
尚早の凝固化前面がパッケージ圧の下で鍛造される溶接
若しくは結合ラインと呼ばれる形態となる。それらの溶
接若しくは結合ラインは、通常の中子の工程及び処理中
に壊れ易いか若しくは破砕し易い比較的機械により弱い
エリアであり、中子の廃棄に帰着する。これらの問題
は、高いダイの充満速度(例えば、150ミリ秒以
下)、高いセラミック物質温度の後でさえ存続し、高い
パッケージ圧(例えば、2000psi)は、圧迫熱板
温度(press platen temperatu
re)の制御によって80度F±5度Fで維持される中
子成形ダイの後縁領域の通路の不適当な充填の問題を克
服する過去の試みで使用された。さらに、かかる注入パ
ラメーターは、成形操作中に不安定な圧力プロファイル
を提供する。
【0008】同様の問題は、薄い断面の後縁領域及び遊
走性パターンの注入成形ダイの別の領域の充満で経験さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、金属
及び合金のインベストメント鋳造で使用するセラミック
中子及び遊走性パターンを製造する改良された方法及び
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の実施態様におい
て、セラミック中子及び遊走性パターンを形成するため
に選択された構成を有する流動性物質は、協働するダイ
によって定義される成形穴に導入される。少なくとも一
つ若しくは両者のダイの領域で、成形穴に近隣の充満が
困難な領域は、成形穴からの成形されたセラミック中子
若しくは成形されたパターンを取り出す前に低い取り出
し温度に冷却することに続いて、流動性物質で成形穴を
充満することに先立ち、及び充満中に、スーパーアンビ
エントな温度に加熱される。
【0011】セラミック中子物質若しくはパターン物質
の形成されたエアーフォイル形状体を生成する本発明の
実施態様において、加熱/冷却ダイ領域は、充満が困難
な薄い断面後縁領域若しくは本体を成形するために形態
化された、エアーフォイル形状の成形穴の他の領域に近
隣して位置される。
【0012】本発明の別の実施態様において、一つ若し
くは両方のダイの少なくとも一つの領域は、一つ若しく
は両方のダイに配置している一つ以上の熱電素子によっ
て加熱/冷却される。温度センサーは、その領域に近接
して配置され、電源コントローラーは、感知された温度
に反応して、そこで電力を制御する熱電素子に接続され
ている。
【0013】本発明は、金属エアーフォイルの鋳造で使
用するエアーフォイル形状体を成形するための装置を提
供する。装置は、エアーフォイル形状を有する成形穴を
定義する第一及び第二ダイ、並びに流動性物質で成形穴
の充満中の領域を加熱及び成形穴から形成されたエアー
フォイル形状体を取り除く前に低い取り出し温度に領域
を冷却する、成形穴の充満が困難な領域に近接する少な
くとも一つのダイに配置されている少なくとも一つの熱
電素子を含んでいる。装置は、各熱電素子から熱を除去
するために熱交換流体を導くための入り口導管及び熱交
換流体をそこから排出するための出口導管を含むことが
できる。成形穴は、エアーフォイル形状体を複製するセ
ラミック中子若しくは遊走性パターンの形態を有する。
【0014】本発明の前述した目的及び利点は、添付図
を伴う下記の詳細な記載から、より明らかになるであろ
う。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、金属及び合金のインベ
ストメント鋳造でのシェルモールドの製造の使用におけ
る成形されたセラミック中子及び遊走性パターンの製造
に関する。特に、本発明は、等軸グレインエアーフォイ
ルを生産する従来の等軸及び、縦欄式配列のグレイン及
び単一結晶エアーフォイルを生産する指向的な凝固技術
を用いるタービンブレード及び翼などの中空のガスター
ビンエンジンエアーフォイルを成形するニッケル基若し
くはコバルト基超合金の鋳造におけるセラミック中子及
び遊走性パターンの生成に有用である。しかしながら、
本発明は限定せずに、他の金属構成部分の鋳造で使用す
るためのセラミック中子及び遊走性パターンの製造を実
行できる。
【0016】本発明は、流動性のセラミック中子材若し
くは遊走性パターン物質が領域を満たすのに困難を有す
る、成形穴を満たすことが困難な一つ以上の領域の充満
を提供するのに有用である。成形穴を満たすことが困難
な領域は、薄い断面の大きさ若しくは別の大きさ、複雑
な形態、成形穴への流動性物質の入り口からの遠隔、ダ
イによる局地的な急速な熱の欠損、領域に近接する流動
性物質の流れの特性、及び前述に列記した要因の組み合
わせによって流動性物質を満たすことが困難である。本
発明は、インベストメント鋳造で使用するためのセラミ
ック中子及び遊走性パターンの成形で流動性セラミック
中子物質若しくは流動性パターン物質で成形穴のかかる
満たすことが困難な領域を充満することが実行できる。
本発明はエアーフォイル形状の中子成形穴の薄い断面の
後縁領域の充満に関する例証の目的のために下記に記載
されているが、本発明はかなり制限されないで、成形穴
の位置に関係なく、形成穴の任意の満たすことが困難な
領域を満たすことが実行できる。例えば、本発明は、セ
ラミック中子若しくは遊走性パターンのリーディングエ
ッジでの満たすことが困難な一つ以上の領域の充満を改
良するために実行できる。
【0017】制限ではなく例証する目的において、図1
は、注入成形圧迫の固定されたプレスプレート25aと
ダイベース27aとの間及び可動のプレスプレート25
bとダイベース27bとの間に配置されている水で冷却
したアルミニウムプレート23a、23bによって82
乃至83度Fで維持されている第一及び第二の協働ダイ
10、12を例示している。ダイベース27aはダイ1
0を保持し、一方でダイベース27bはダイ12を保持
する。水で冷却したアルミニウムプレート23a、23
bのそれぞれは、各プレート23a、23bのそれぞれ
の水径路(示されていない)に冷却水を供給する冷却水
口I、次いで放出する水の出口Lを含んでいる。代わり
に若しくは冷却プレート23a、23bは加えて、ダイ
ベース27a、27bは、局所的なダイ領域30を除外
して全体のダイ温度を維持するために同様に水は冷却さ
れ得る。
【0018】図1乃至3は、一般的なエアーフォイル形
状をその間に有する主要な中子成形穴14を定義するよ
うな協働する中子成形ダイ10、12を例示している。
他の適切なダイの物質が使用されるけれども、一般的に
ダイ10、12は鉄からなる。成形穴14は、一般的
に、特定の中子の設計によって指示されるようなタービ
ュレーター、通路、ペデスタルリセス(pedesta
l recesses)などの中子に成形されるが、し
かし本発明の部品を形成しないような図3で削除されて
いる複雑なダイの表面の特質を含んでいる。エアーフォ
イル状の成形穴14は、リーディングエッジ領域14a
及び主要な中子穴14の断面と比較して比較的薄い断面
が次第に先細になる、後縁領域14bを含んでいる。ほ
んの例として、後縁領域14bは下がるにしたがって
0.014インチよりも先細になる。これは、リーディ
ングエッジ領域近くの中子成形穴14の最大厚の0.5
00インチと比較する。成形穴14のリーディング領域
及び後縁領域14a、14bは成形された中子Cにそれ
ぞれのリーディングエッジ及び後縁LE、TEを形成す
る。
【0019】壁の特質14Cは、ダイが狭い通路14d
をその間に確定するために閉まっている場合のダイの下
部10及びダイの上部12に機械加工される。狭い通路
14dは、成形穴14に成形されている、図4のセラミ
ックの中子CのオープンスペースOPによって分離され
る狭いセラミックのリブRを形成する。エアーフォイル
の鋳造技術の既知の手法で中子が除去される場合、リブ
Rは、鋳物の超合金タービンエアーフォイルの後縁から
の冷却空気のための出口を形成するであろう。
【0020】図4で、ダイ10は、凸のエアーフォイル
状の中子表面S1を形成するための成形面14eを含
み、及びダイ12は成形された中子Cで凹のエアーフォ
イル状の中子表面S2を形成するための成形面14fを
含んでいる。成形穴14は、成形された中子Cに中子印
刷領域P1、P2を形成するために適合される、二次的
領域14g、14hを含んでいる。図3に示されるよう
に、複数の通気路14pは、セラミックの中子物質が穴
14に導入されるように、成形穴14から空気を排出す
るために、後縁領域14d及び溝14gとの間に配置さ
れている。
【0021】複数のエゼクターピンEPはダイ10に配
置され、成形穴14から成形された中子Cを取り出すた
めの手法で移動可能である。後縁領域14dに近隣のエ
ゼクターピンEPは図3に示されている。従来の手法で
そこから成形された中子の除去をもたらすために成形穴
14の様々な他の位置に位置している別のエゼクターピ
ンは示されていない。
【0022】入り口開口部10aはダイの下部10若し
くはダイの上部12、又はその両者に形成されており、
従来の中子注入成形圧縮(示されていない)のポンプP
と連絡している。流動性のセラミック化合物などのセラ
ミックの中子物質は、開口部10aを介して成形穴14
に圧力(例えば、ほんの500乃至200psi)下で
注入される。ダイ10、12及びポンプPは、オハイオ
州クリーブランドのホーメット テンプクラフト イン
ク(Howmet Tempcraft Inc.,)
のモデルDCS−2として入手可能な従来の水圧のセラ
ミックの中子注入成形圧縮の部品であり得る。注入成形
圧縮は、セラミックの中子物質が一定の注入ラム速度
(injection ram speed)での圧力
下で注入される間の完全段階、セラミックの中子物質の
圧力が上昇し、成形穴14を完全に満たすために安定さ
れる間のパック段階、中子の凝固が完遂するまでセラミ
ックの中子物質に対する圧力が維持される間の維持段
階、及びダイが開いて成形された中子の除去を可能にす
る場合の中子取り出し段階を提供するために操作され
る。凝固はセラミックの中子物質からダイ10、12へ
の熱の損失の結果として発生する。
【0023】成形穴14に注入される流動性のセラミッ
クの中子化合物は、一つ以上の適切なセラミックパウダ
ー(粉)の混合、一つ以上の遊走性充填材物質などの遊
走性結合剤及び他の成分、分散剤、可塑剤、潤滑剤、並
びに他の成分からなる。結合剤は、熱可塑性のワックス
ベースの結合剤、熱可塑性レジン、若しくは事前に加水
分解されたエチルケイ酸塩などの有機金属の液体であり
得、形態を成形するためにセラミックパウダー/結合剤
の混合物を形成する適切な比率でセラミックパウダーと
混合される。セラミックパウダーは、従来のV−コーン
ブレンダー、含気性のブレンダー、若しくは混合装置な
どの他を用いて混合される。ブレンダーは、室温若しく
は高温度で従来の高い前断の混合設備を用いて加えられ
る。セラミックパウダーは、アルミナ、シリカ、ジルコ
ニア、ジルコン、イットリア及び他のパウダー並びに特
定の金属若しくは合金を鋳造するために適切な前述に列
記の混合物を含んでいる。米国特許出願番号48371
87は、アルミナを基にしたセラミック中子はアルミナ
とイットリア粉末からなることが記載している。セラミ
ックの中子を成形するために従来のセラミックパウダー
及び結合剤システムを使用することができるので、特定
のセラミックパウダー、遊走性の結合剤及びセラミック
パウダー/結合剤の混合物の他の成分は、本発明の一部
を成形しない。
【0024】上記の発明の背景で記載したように、成形
穴14の薄い断面の後縁領域14bでの壁の特質14c
間で確定される通路14dは、通路14dは中子注入成
形操作中に流動性のセラミック化合物で完全に満たすこ
とが困難である、製造の困難さを表している。特に、流
動性のセラミック化合物(熱可塑性ワックスなどの結合
剤物質)は、主要な形成穴14の入り口での通路14d
で時期尚早に凝固し、、後縁領域14bの反対の最も外
側から通路14d(矢印Aを参照)に入る中子印刷領域
14fによって、妨害物のまわりで流れることをセラミ
ックの合成物に強いる。注入サイクルのいわゆるパック
段階の間に、通路14dに位置している時期尚早に凝固
セラミック化合物の正面はともに正面間の空気をトラッ
ピングして、押され“鍛造”され、通常の中子処理中に
壊れ易く若しくは破砕され易い比較的機械的に弱い部分
である、いわゆる溶接若しくは結合ラインの形態とな
り、中子の廃棄に帰着する。弱い結合ライン形態の問題
は、速いダイの十分な速度(例えば、150ミリ秒以
下)、高いセラミック化合物の温度(例えば、290
F)によってさえある中子設計のために存続し、及び高
いパック圧力(例えば、2000psi)はかかる問題
を克服する過去の試みにおいて使用された。
【0025】発明の実施例に準じ、後縁通路14dに近
接のダイ10若しくはダイ12又はその両者の局地的な
領域30は事前に加熱され、及び成形穴14からセラミ
ック中子を取り出す前に局地的な領域30を冷却するこ
とによって後続する、流動性のセラミックの物質若しく
は化合物の導入中に加熱される。本発明を限定しないで
例証する目的のために提供された本発明の実例となる実
施態様において、一つ若しくは両者のダイの局地的な領
域30は、熱電素子40が詳細に示されている一方で、
同様の熱電素子40´は点線で概略的に示されている、
図2で配置されている一つ以上のペルチエ熱電素子40
によって加熱/冷却される。本発明は、後縁通路14d
を含有するそれぞれの局地的な領域30に近接するダイ
10若しくはダイ12又は両者のダイ10、12の一つ
以上の熱電素子40を伴って実行できる。熱電素子40
がダイ10、12の両者に提供される場合は、一般的に
同一の型となるだろう。ダイ10の熱電素子40のみが
簡便さのために下記に記載され、ダイ12の熱電素子が
同様であるであろうことが理解される。
【0026】図2乃至3を参照するに、ダイ10は機械
加工されるか、若しくは、望ましく選択された電圧の大
きさ及び極性を提供できる電圧コントローラーなどの電
力コントローラーSから素子40を通る電気的な流れに
依存する加熱効果若しくは冷却効果を提供できる、それ
ぞれのペルチエ半導体熱電素子40を受取るために形態
化される一つ以上の溝14j(図3に示される二つの
溝)を含むために形成される。溝14jは、溝14jの
表面14s1が一般的に平行で、本発明を制限するので
はなく、例証する目的で成形穴の後縁14bから焼く5
/32インチの空間が置かれるように、ダイ10の分岐
表面PSに対する角度で配位されている。
【0027】各ペルチエ熱電(PTE)素子40は、市
販の入手可能なPTE素子からなり、隣接するダイの溝
形成表面14s1と熱接触で熱により伝導的な誘電性の
プレート40a、熱交換機42と熱接触で熱により伝導
的な誘電性のプレート40b、及びその間にある周知の
複数の半導体40cを含んでいる。本発明を実施するた
めの適切なPTE素子40は、ニュージャージー州、ト
レントン、メルコールコーポレーション(Melcor
Corporation)から市販されており入手可
能である。熱により伝導的な窒化ホウ素糊、アルミニウ
ム窒化物箔、若しくは他の熱により伝導的な物質は、好
ましくは、プレート40aとダイ表面14s1とプレー
ト40bと熱交換機42との間に位置している。窒化ホ
ウ素糊は、オハイオ州、クリーブランド、アドバンスド
セラミックコーポレーション(Advanced Ce
ramics Corporation)から市販され
ており入手可能である。アルミニウム窒化物箔は、ニュ
ージャージー州、トレントン、メルコールコーポレーシ
ョンから市販されており入手可能である。
【0028】各熱交換器42は、中空金属(例えば、
銅)若しくは冷却する流動性の入り口導管42a及び冷
却する流動性の出口導管42bに連絡している他の熱に
より伝導的な物質マニホールドを含んでいる。熱交換器
42は、それを通過する冷却流体の流れのための内部の
曲がりくねった通路(示されていない)を含むことがで
きる。導管42a、42bは、主要な溝10b及び主要
な溝10bに対して垂直に延在するダイ10の二次的な
溝10cで受取られる。通気路14pは、セラミックの
中子物質で満たす間に、成形穴14から空気を排出する
ために溝10b、10cに連絡している。冷却する流体
は、圧縮空気、水、若しくは、入り口導管42aが冷却
水源(例えば、ショップワーター(shop wate
r))、若しくは圧縮空気(例えば、圧縮されたショッ
プエアー(shop air))若しくは別の閉開ルー
プ流体システムのような他の流体を含むことができる。
圧縮空気のための出口導管42bは周辺空気と連絡して
いる。液体(例えば、水)が使用される場合、出口導管
42bは従来の下水排水設備に接続されるか、若しくは
閉ループ再循環システムに提供されている。
【0029】図3Aに示されている本発明の代替となる
実施態様は、熱交換機42を省略し、その間に熱接触を
提供するために図2のプレート40b´と近接するダイ
の溝形成表面14s2との間に、例えば、窒化ホウ素
糊、アルミニウム窒化物パッドだけのような熱による伝
導的な物質45´を配置する。窒化ホウ素糊は、オハイ
オ州、クリーブランド、アドバンスドセラミックコーポ
レーションから市販されており入手可能である。アルミ
ニウム窒化物パッド若しくは箔は、ニュージャージー
州、トレントン、メルコールコーポレーションから市販
されており入手可能である。図3Aにおいて、図1乃至
3と同様の特徴は、同様の参照番号に´が付せられてい
る。
【0030】熱電対50は、局地的なダイの領域30の
温度をモニターするためにダイ10の穴に位置してい
る。熱電対50は、電圧コントローラーに対する局地的
なダイの領域30で感知されたダイの温度を表すフィー
ドバック信号を提供するために、すでに記載の電圧コン
トローラーなどの出力コントローラーSに接続されてい
る。熱電対は、表面14s1とダイ10及び若しくは1
2の領域14bとの間の任意の位置に位置できる。電圧
コントローラーは、注入機械マイクロプロセッサーコン
トローラーMCに接続でき、その結果、本発明に準じる
局地的なダイの領域30のサーマルサイクリング(加熱
/冷却)は圧縮操作の充満段階及び維持段階と協働でき
る。電圧コントローラーSは、注入成形圧縮の操作の段
階に依存して局地的なダイの領域30を加熱若しくは冷
却するためにPTE素子40に電圧の大きさ及び極性を
提供するように導線W1、W2によってPTE素子40
に接続されている。
【0031】例えば、本発明の実施態様に準じて、ダイ
10(及び/若しくはダイ12)の局地的な領域30
は、流動性のセラミック中子物質が成形穴14に満たさ
れるまでの充満段階に先だって、及び充満段階中に加熱
される。PTE素子40による局地的な領域30の加熱
は、後縁通路14dを満たす前に液体のセラミックのス
ラリーの時期尚早の凝固を実質的に防御する、局地的な
ダイの領域30で上昇したスーパーアンビエントな温度
を提供するために出力コントローラーSによって制御さ
れる。すなわち、セラミック物質は、通路14dが満た
されるまでは液体のままである。PTE素子40によっ
て局地的な領域30に適用されるべき熱エネルギー量
は、導入されているセラミック中子物質の構成及び温
度、周辺の空気の温度、ダイの温度、ダイの物質の温度
的な伝導性、及び中子/ダイの幾何学的因子に依存して
変化するだろうし、与えられた中子成形パラメーターた
めに経験的に決定することができる。
【0032】制限するためではなく例証する目的におい
て、局地的なダイの領域30は、155乃至90度Fの
範囲の凝固温度、並びに図4の後縁セラミックリブRで
前述の機械的に弱い溶接若しくは結合ラインが完全に除
外されるように、セラミック化合物を伴う図1乃至2に
例示された種類の後縁通路14dの充満を達成するため
に、11.5立方インチ/秒の流率でスチールのダイに
注入される290F度の注入温度を有する米国特許出願
番号4837187に記載の種類のセラミック化合物に
おいて160度F及びそれよりも高い温度に加熱でき
る。
【0033】充満段階後の経験的に決定されるポイント
において、PTE素子40は、局地的なダイの領域30
でその領域を、成形穴の表面に後縁領域14bの付着な
しで、及び緑の中子への損傷なしで、エゼクターピンE
Pの移動により成形穴14から成形された中子Cの除去
を可能にするであろう、適切な低い中子取り出し温度ま
で冷却するために、加熱効果よりも冷却効果を提供する
ために制御される。PTE素子40に提供される電圧
は、方向が反転し、ダイの領域30で低い取り出し温度
を提供するために出力コントローラーSによって制御さ
れる。成形穴に対する成形された中子(若しくは成形さ
れたパターン)の付着及び破壊、割れ、及び/若しくは
成形された中子のゆがみなどの中子の損傷を防御するた
めの適切な取り出し温度は、与えられた中子(若しくは
パターン)成形操作において経験的に決定される。ダイ
の領域30の一般的な第二の低い取り出し温度は、中子
Cを成形するために既に記載の前述のセラミック中子化
合物及び成形するパラメーターにおいて85F度であ
る。
【0034】第一のスーパーアンビエントな温度と第二
の低い取り出し温度との間の局地的なダイの領域の既に
記載のサイクリングは、適切な緑の中子の強度を伴う他
の中子と同様に、図4に示されている種類のセラミック
中子Cの成形を可能にして、中子が成形穴14から取り
出される場合の付着問題を伴わないで、リブRでの弱い
溶接若しくは結合ラインの存在により廃棄の中子を削減
する。さらに、減少したダイの充満速度(例えば、15
0ミリ秒より速い)、減少した中子の物質温度、及び減
少したパック圧力(例えば、2000psiより低い)
は使用されるかもしれない。減少した充満速度は、ダイ
10、12の磨耗を減少するため、及び成形された中子
若しくはパターンでのトラップされた空気を減少するた
めに有利である。
【0035】緑(点火されていない)の中子Cがダイ1
0、12から取り出された後で、インベストメント鋳造
法工程で使用するために中子まで強さを与えるために加
熱することにより、セラミックパウダー粒子の強化を達
成する従来の方法で、高い温度で焼結される。緑のセラ
ミック中子の焼結は、採用されるセラミックパウダーの
要求に基づく高温度までの熱処理の手段によって達成さ
れる。前述した米国特許出願番号4837187は、ア
ルミナを基にしたセラミック中子の熱の処理を記載して
いる。従来の熱の処理技術が図4の燃焼された多孔性の
セラミック中子Cを生成するために使用されるので、特
定の熱の処理技術は、本発明の部分を形成しない。
【0036】素子は永続性であり、小型であり、注入成
形機械の短いサイクリ時間を収容するように比較的急速
に局地的なダイの領域30を加熱し冷却するので、本発
明は局地的なダイの領域30を加熱し,次いで冷却する
ためのPTE素子40の使用に関して既に記載されてい
る。使用された成形機械の時間に依存して、他の加熱及
び冷却装置若しくは技術が使用されてもよいので、本発
明はそのように制限されていない。例えば、ダイ10及
び/若しくは12又は成形基板27a、27bでの近隣
の油若しくは水の通路を用いるダイの領域30の熱い流
体加熱及び冷たい流体冷却は、長い機械のサイクル時間
が受理可能な事柄で使用されるかもしれない。図3Bを
参照するに、以前の図と同様の特徴は、同じ参照番号に
二つの´を付して表され、ダイの下部10´´は、成形
穴14´´の後縁領域14b´´に近隣のダイの領域3
0´´を加熱及び冷却する水、油若しくは他の流体通路
P1´´及び成形穴14´´のリーディングエッジ領域
14a´´に近隣のダイの領域31´´を加熱及び冷却
する同様の水、油若しくは他の流体通路P2´´を含有
することを示されている。領域30´´及び31´´に
近隣のダイ10´´及び/若しくはダイ12´´での通
路P1´´、P2´´の位置は、本発明の有用性を達成
する既に記載のように、加熱及び冷却を提供するために
経験的に選択される。マニホールドM´´は通路P1´
´、P2´´に水、油若しくは他の流体を供給できる。
マニホールドM´´は、熱いダイの領域30´´及び3
1´´に対する通路P1´´、P2´´に適切な温度
(例えば、140乃至160F度の温水)で熱い流体を
提供するために、ライン若しくは導管L1´´、L2´
´によって流体ヒーターH´´(例えば、18キロワッ
トの電気的な温水ヒーター)に交互に連絡している。次
いで、マニホールドM´´は、冷たいダイの領域30´
´及び31´´に対する通路P1´´、P2´´に適切
な温度(例えば、45F度の冷水)で既に記載のように
取り出し温度になるまで冷却流体を提供するために、流
体冷却機CH´´(例えば、従来の水の冷却機)に連絡
している。ダイの領域30´´及び31´´が中子取り
出し温度まで下がった後、通路P1´´、P2´´を通
過する流体の流れは終了され得る。マニホールドM´´
及び通路P1´´、P2´´は、ダイの領域30´´及
び31´´を加熱し次いで冷却するために必要であるの
で、ヒーターH´´若しくは冷却機CH´´にマニホー
ルドM´´を交互に連絡するための従来の手法で提供さ
れ制御される従来のバルブV´´を伴って流体ヒーター
H´´及び流体冷却機CH´´を備えるリターンライン
LR´´により閉ループ手段に接続されている。流体供
給ライン若しくは導管L1´´、L2´´は、逆流を防
ぐために従来のチェックバルブ(示されていない)を含
むことができる。ヒーターH´´及び冷却機CH´´
は、熱電対50´´によって感知される温度に反応して
制御される。示されてはいないが、ダイの上部(示され
ていない)は、通路P1´´、P2´´のような同様の
流体通路を含むことができる。ダイ10´´及びダイ1
2´´の一つ若しくは両者の何れかは前述の流体通路を
含むことができる。
【0037】さらに、本発明は成形穴14の一つ以上の
充満しがたい領域の加熱及び冷却に関して既に記載され
ているが、ダイ10及び/若しくはダイ12が、局地的
よりも一般的に、成形穴の充満を改良するために加熱若
しくは冷却できることはこの手法において制限されな
い。例えば、油、水若しくは他の流体通路は、充満を改
良するための本発明の他の実施態様に準じて成形穴14
の一つ以上の充満しがたい領域を加熱若しくは冷却する
ためにダイの一般的な加熱及び冷却を提供する形態の必
要に応じてダイ10、12の一つ若しくは両者の全体に
わたって提供できる。
【0038】加えて、本発明は、固形の遊走性パター
ン、若しくはセラミック中子Cに関して注入される遊走
性パターンの製造において実施可能である。例えば、図
4のセラミックの中子Cは、パターン成形穴を形成する
パターン成形ダイ(示されていない)間に一般的には配
置され、次いでワックスなどの溶解パターン物質はパタ
ーン成形穴の中子に関して圧力下で注入される。かかる
手法は米国特許出願番号5296308に記載されてお
り、パターンを形成するために使用された充満されるパ
ターンワックス物質は米国特許出願番号5983982
に記載されて、両特許の教示はここに参照として組み入
れられている。パターン物質は、パターンワックス物
質、パターンポリマー物質(例えば、ポリウレタン、ポ
リスチレン、及びその他)、及びセラミックシェルモー
ルドにインベストされて、次いでシェルモールドから熱
により若しくは他の手段によって結果として除去され
る、遊走性パターンを生成するためのロストワックスイ
ンベストメント技術で周知の他のものから選択できる。
遊走性パターンの後縁は、図4の中子Cのセラミックリ
ブR間の空間を満たすために成形され、パターンの薄い
断面の後縁領域を形成する。
【0039】本発明は、セラミックリブR間の空間を完
全に満たすことを保証するために中子成形穴14におい
て、及びパターン物質が(例えばワックス)が溶解を維
持し、次いでダイの表面への付着なしで遊走性パターン
の除去を可能にする第二の低いパターン取り出し温度に
冷却する間に中子の損傷を伴わない後縁領域の別の詳細
において既に記載と同様の手法でパターン成形穴の少な
くとも一つの後縁領域を加熱及び冷却する構想を描く。
本発明は、一つ以上の充満しがたい領域を満たすことを
必要として、リーディングエッジ領域などのパターン成
形穴の他の領域を同様に加熱/冷却する構想を描く。本
発明はまた、局地的ではなく、一般的な一つ若しくは両
方のパターン成形ダイを加熱及び冷却することを構想に
描く。
【図面の簡単な説明】
【図1】注入成形圧迫のダイアセンブリの概略図であ
る。
【図2】図1の成形ダイの上部及び下部の断面図であ
る。
【図3】本発明の実施態様に準ずる、熱電素子をその上
に有する形成ダイ下部の上面の正面図である。
【図3A】本発明の実施態様に準ずる、熱電素子をその
上に有する形成ダイ下部の図3と同様の上面の正面図で
ある。
【図3B】本発明の別の実施態様に準ずる、流動性通路
を有する形成ダイ下部の図3と同様の上面の正面図であ
る。
【図4】本発明の実施態様に一致して製造されたセラミ
ック中子の斜視図である。
【符号の説明】
10 ダイ 12 ダイ 14 中子成形穴 23a アルミニウムプレート 23b アルミニウムプレート 25a プレスプレート 25b プレスプレート 27a ダイベース 27b ダイベース I 冷却水口 L 水の出口 10b 主要な溝 10c 二次的な溝 14c 壁の特質 14e 成形面 14f 成形面 14j 溝 14p 通気路 14s1 溝形成表面 14s2 溝形成表面 30 ダイの領域 40 PTE素子 40´ PTE素子 40a プレート 40b プレート 40c 半導体 42 熱交換器 42a 冷却する流動性の入り口導管 PS 分岐表面 W1 導線 10a 入り口開口部 14a リーディングエッジ領域 14b 後縁領域 14d 狭い通路 14g 二次的領域 14h 二次的領域 42b 出口導管 50 熱電対 EP エゼクターピン MC 注入機械マイクロプロセッサーコントロー
ラー S 出力コントローラー W2 導線 10a´ 入り口開口部 10b´ 主要な溝 14´ 中子成形穴 14a´ リーディングエッジ領域 14b´ 後縁領域 14c´ 壁の特質 14d´ 狭い通路 14g´ 二次的領域 14h´ 二次的領域 14j´ 溝 30´ ダイの領域 40b´ プレート 45´ 熱による伝導的な物質 50´ 熱電対 EP´ エゼクターピン W1´ 導線 W2´ 導線 10a´´ 入り口開口部 14´´ 成形穴 14a´´ リーディングエッジ領域 14b´´ 後縁領域 14c´´ 壁の特質 14d´´ 狭い通路 14g´´ 二次的領域 14h´´ 二次的領域 30´´ ダイの領域 31´´ ダイの領域 50´´ 熱電対 CH´´ 冷却機 EP´´ エゼクターピン H´´ ヒーター M´´ マニホールド L1´´ 導管 L2´´ 導管 LR´´ リターンライン P1´´ 通路 V´´ バルブ C 中子 LE リーディングエッジ OP オープンスペース P1 通路 P2 通路 R リブ S1 中子表面 S2 中子表面 TE 後縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22C 9/04 B22C 9/04 R 9/24 9/24 C (72)発明者 ジェフリー エス スミス アメリカ合衆国 ミシガン州 49441 ノ ートン・ショアズ フォレスト・パーク・ ロード 1965 (72)発明者 デイヴィッド アール アーニー アメリカ合衆国 テネシー州 37877 タ ルボット ボート・ドック・ロード 2096 (72)発明者 ロバート エム シェイ,ジュニア アメリカ合衆国 ミシガン州 49456 ス プリング・レイク ズーニー・ドライヴ 18555 (72)発明者 ニック ジー リローンズ アメリカ合衆国 ミシガン州 49316 カ レドニア ラヴィーン・リッジ・ドライヴ 9925 Fターム(参考) 4E093 MB03 MB06

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インベストメント鋳造で使用するための
    成形体の製造方法であって、セラミック中子若しくは遊
    走性パターンを形成するために選択された流動性物質で
    協働するダイ間に配置される成形穴の充満と、前記成形
    穴の充満中に少なくとも一つの前記ダイの少なくとも一
    つの領域をスーパーアンビエントな温度まで加熱と、及
    び前記成形穴からの成形体の除去前に前記局地的な領域
    の低温までの冷却からなる方法。
  2. 【請求項2】 前記ダイの前記少なくとも一つの前記領
    域は、該ダイに配置されている少なくとも一つの熱電素
    子によって加熱及び冷却されることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記領域の感知している温度及び感知さ
    れる温度に反応して前記少なくとも一つの熱電素子の制
    御を含有していることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記領域はエアーフォイルの後縁状領域
    からなり、該後縁状領域は前記成形穴の充満に先だっ
    て、及び前記成形穴の充満中に加熱され、並びに前記成
    形穴から前記成形体の除去前に冷却されることを特徴と
    する請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記後縁状領域は、前記流動性物質で充
    満することを可能にする前記少なくとも一つの熱電素子
    によって加熱される比較的狭い通路を含むことを特徴と
    する請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ダイの前記少なくとも一つの前記領
    域は、該領域に配置された少なくとも一つの流動性通路
    によって加熱及び冷却されることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 熱交換流体を用いる前記少なくとも一つ
    の熱電素子からの脱熱を含有することを特徴とする請求
    項2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記熱交換流体は液体及びガスから構成
    されるグループから選択されることを特徴とする請求項
    7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記流動性物質はセラミック粉末及び流
    動性結合剤からなるセラミック中子物質を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記流動性物質はワックス及びポリマ
    ーから構成されるグループから選択されるパターン物質
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 金属のエアーフォイルの鋳造に使用す
    るためのエアーフォイル形状体を成形する装置であっ
    て、エアーフォイル形状穴を有する成形穴を定義する第
    一及び第二ダイと、並びに流動性物質で前記成形穴の充
    満中に前記穴の少なくとも一つの充満が困難な領域をス
    ーパーアンビエントな温度まで加熱するための、及び前
    記成形穴からエアーフォイル形状体が取り出される前に
    前記領域を低温度まで冷却するための少なくとも一つの
    前記ダイに配置される少なくとも一つの熱電素子からな
    ることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 前記領域に近接の温度センサー及び感
    知された温度に反応して前記装置への電力を制御するた
    めの前記少なくとも一つの熱電素子に接続される電力コ
    ントローラーを含有することを特徴とする請求項11に
    記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記熱電素子と熱接触の熱交換器を含
    有することを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記装置から熱を除去するために前記
    熱交換器に熱交換流体を導く入口導管及び前記熱交換流
    体を排出するための出口導管を含有することを特徴とす
    る請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも一つの熱電素子から熱
    を導くために前記少なくとも一つの熱電素子と前記少な
    くとも一つのダイとの間に配置された熱による伝導性物
    質を含有することを特徴とする請求項11に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 前記成形穴はセラミック中子の形態を
    有することを特徴とする請求項11に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記成形穴は前記エアーフォイル形状
    体を複製するパターンに対応する形態を有することを特
    徴とする請求項11に記載の装置。
  18. 【請求項18】 金属のエアーフォイルの鋳造に使用す
    るためのエアーフォイル形状体を成形する装置であっ
    て、エアーフォイル形状穴を有する成形穴を定義する第
    一及び第二ダイと、並びに流動性物質で前記成形穴の充
    満中に前記穴の少なくとも一つの充満が困難な領域をス
    ーパーアンビエントな温度まで加熱するための、及び前
    記成形穴からエアーフォイル形状体が取り出される前に
    前記領域を低温度まで冷却するための少なくとも一つの
    前記ダイに配置される少なくとも一つの流動性通路から
    なることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 前記成形穴はセラミック中子の形態を
    有することを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記成形穴は前記エアーフォイル形状
    体を複製するパターンに対応する形態を有することを特
    徴とする請求項18に記載の装置。
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