JP2003046595A - データ通信の方法および装置 - Google Patents

データ通信の方法および装置

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JP2003046595A
JP2003046595A JP2001244966A JP2001244966A JP2003046595A JP 2003046595 A JP2003046595 A JP 2003046595A JP 2001244966 A JP2001244966 A JP 2001244966A JP 2001244966 A JP2001244966 A JP 2001244966A JP 2003046595 A JP2003046595 A JP 2003046595A
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Timothy M Schmidl
エム、シュミドル ティモシイ
Mohammed Nafie
ナフィ モハメド
Anand G Dabak
ジー、ダバク アナンド
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Texas Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オーディオ、ビデオ、およびコンピュータグ
ラフィックスのための、さまざまなデータ速度をサポー
トするデータ通信の方法および装置を提供する。 【解決手段】 データエンコーディングアルゴリズムを
用い(120)、原データビットからオーバヘッドビッ
トを発生させることができ、もしオーバヘッドビットが
必要ならば、原データビットとオーバヘッドビットとを
それぞれ別個の送信(121、123)において送るこ
とができる。受信機において、原データビットは、受信
されたオーバヘッドビットから決定することができ(1
25)、または、受信されたデータビットと、受信され
た冗長ビットとを組合わせ、いっしょにデコードして
(126)、原データビットを発生させうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には無線通
信に関し、特に、チャネルコーディング、多重データ速
度、多重変調およびチャネルコーディングスキーム、ま
たは自動再送要求(ARQ)を用いる無線通信に関す
る。
【0002】
【従来の技術】IEEE802.15タスクグループ3
は、高速無線パーソナルエリアネットワーク(WPA
N)における必要条件を概説している。例えば、オーデ
ィオ、ビデオ、およびコンピュータグラフィックスをサ
ポートするために、さまざまなデータ速度が用いられる
べきである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、オーディ
オ、ビデオ、およびコンピュータグラフィックスのため
のデータ速度をサポートするWPANを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、プローブ、聴
取、および選択技術を有利に用いて、利用可能な周波数
スペクトルから、所望のデータ速度での通信に適する通
信品質を有する周波数帯域を選択する。定められた期間
中にプローブパケットを、さまざまな周波数により送信
し、それらのプローブパケットから周波数チャネル品質
情報を得る。この品質情報を、望ましい周波数帯域を選
択するために用いる。選択された帯域の通信品質は、通
信動作において用いられる利用可能な複数の変調とコー
ディングとの組合せの中からの選択の基礎としても用い
られうる。さらに本発明によれば、ARQ動作が、スー
パーパケットにより複数のデータパケットを送り、スー
パーパケットのいずれのパケットが再送信を要求してい
るかを表示するARQ受理通知パケットにより応答する
ことによって実行されうる。さらに、本発明によれば、
データエンコーディングアルゴリズムを用い、原データ
ビットから冗長(オーバヘッド)ビットを発生させるこ
とができ、もし冗長ビットが必要ならば、原データビッ
トと冗長ビットとをそれぞれ別個の送信において送るこ
とができる。受信機において、原データビットは、受信
された冗長ビットから決定することができ、または、受
信されたデータビットと、受信された冗長ビットとを組
合わせ、いっしょにデコードして原データビットを発生
させうる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、無線パーソナルエリア
ネットワーク(WPAN)のための、IEEE P80
2.15ワーキンググループの基準文書、すなわち、高
速無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)シス
テムにおける要求を概説し、ここで参照することにより
その内容を本願に取り込むこととする、2000年5月
11日の「TG3基準定義(TG3−Criteria
−Definitions)」、による複雑性対パフォ
ーマンスに関し最良の解決を提供する、IEEE80
2.15タスクグループ3に対するPHYレイヤ解を含
む。本発明による高速WPANによりサポートされるべ
き必要なデータ速度は、上述の基準文書において指定さ
れている。オーディオにおけるデータ速度は、128k
bpsないし1450kbpsであり、ビデオにおいて
は2.5Mbpsないし18Mbpsであり、コンピュ
ータグラフィックスにおいては15,38Mbpsであ
る。必要なデータ速度の範囲が広いために、また全ての
データ速度をカバーする費用効果の高い解決法を得るた
めに、本発明は、2.4GHz帯域における2モードま
たは3モードシステムを提供する。利用可能なモードに
は、以下のものが含まれる。 (1)モード1は、従来のブルートゥース1.0システ
ムであり、1Mbpのデータ速度を与える。 (2)モード2は、ブルートゥースと同じ周波数ホッピ
ング(FH)パターンを用いるが、3.9Mbpsのデ
ータ速度を与えるQAM変調を用いる。 (3)モード3は、プローブ、聴取、および選択(PL
S)技術を用いて、2.402GHzないし2.483
GHzのISMにおける良好な22MHz帯域を選択
し、直接スペクトラム拡散(direct seque
nce spread spectrum DSSS)
を用いて44Mbpsまでを送信する。
【0006】図1には、本発明によるシステムパラメー
タの例が要約されている。本発明による無線トランシー
バ装置は、上述の動作モードの任意の組合せをサポート
しうる。それらの例には、2.5Mbpsまでのオーデ
ィオおよびインタネットのストリーミングデータ速度を
カバーする、モード1+モード2を処理しうる装置と、
38MbpsまでのDVD高品質ゲームアプリケーショ
ンをカバーする、モード1+モード3を処理しうる装置
と、が含まれる。図2には、これらの代表的構成が図式
的に示されている。
【0007】提案されたシステムにおけるモード1は、
従来のブルートゥース動作であり、それは、1999年
7月26日のブルートゥースシステムの仕様、バージョ
ン1.0A(Specification of th
e Bluetooth System, Versi
on 1.0A)に詳述されている。
【0008】図3は、モード2におけるパラメータを要
約し、またそれをモード1と比較している。モード2に
おける代表的記号速度は、0.65Msymbols/
sec(他の速度も使用可能である)であり、16QA
M(16値直交振幅変調)に対しては2.6Mbits
/secのビット速度を、また64QAM(64値直交
振幅変調)に対しては3.9Mbits/secのビッ
ト速度を与える。モード2における送信スペクトルマス
クは、図4に示されているように、例えば、ブルートゥ
ースと同じでありうる。図4においては、送信機はチャ
ネルM上へ送信し、隣接チャネルの電力がチャネルN上
で測定される。図4のスペクトルマスクは、例えば、∀
=0.54の二乗余弦フィルタ(raised cos
inefilter)およびモード2の記号速度のため
の0.65MHzの3dB帯域幅により実現されうる。
【0009】モード1およびモード2における動作の1
つの例においては、ブルートゥースのマスタおよびスレ
ーブは、まず相互に同期し、モード1を用いて通信し、
次にネゴシエーションによりモード2に入る。図5は、
マスタおよびスレーブが、モード2に入り、またモード
2から出る、代表的遷移を示す。モード2へのエントリ
およびモード2からのエグジットは、マスタとスレーブ
との間でネゴシエート可能である。
【0010】マスタからスレーブへの、またスレーブか
らマスタへの、モード2における送信のための代表的フ
レームフォーマットの構造は、モード1におけると同様
であり、図6Aに示されている。1つの例においては、
プリアンブルは、パターン(1+j)*{1,−1,
1,−1,1,−1,1,−1,1,−1,1,−1,
1,−1,1,−1,1,−1,1,−1}から成り、
これは、受信機の最初のタイミング捕捉を補助する。こ
のプリアンブルには、4相位相偏移変調(QPSK)を
用いて送信される64ビットのブルートゥース同期ワー
ドが続き、これは、モード2における32記号の送信を
意味する。この同期ワードには、QPSKを用いて送信
される54ビットのブルートゥースヘッダが続き、これ
はモード2における27記号を意味する。16/64Q
AMにおける最先の配置は(constellatio
n)は、図6Bに示されているように、プリアンブル、
同期ワード、およびヘッダの送信のために用いられる。
ヘッダには、ブルートゥースと同様に、1スロット、ま
たは5スロットまで、のペイロードが続く。ペイロード
内のビットの最大数は、従って、16QAMにおいては
7120ビットであり、64QAMにおいては1068
0ビットである。
【0011】マスタは、図7の代表的WPAN内に示さ
れているように、あるスレーブはモード2にあり、他の
スレーブはモード1にある、同じピコネット(pico
net)内の複数のスレーブと通信しうる。図8のタイ
ミング図は、マスタMと、スレーブS1およびS3との間
の、ブルートゥースSCO HV1リンク(すなわち、
モード1)のための例を示しており、この場合、スレー
ブS2は、マスタとモード2で通信している(図7も参
照)。
【0012】図9には、モード2における、捕捉および
パケット受信のための代表的受信機アルゴリズムのブロ
ック図が示されており、図10には、モード2をサポー
トする代表的受信機のブロック図が示されている。図1
0において、A/D変換器は、例えば、1.3MHzの
サンプリング速度を意味する2サンプル/記号で、入来
記号をサンプリングしうる。図11には、モード2をサ
ポートする代表的送信機のブロック図が示されている。
いくつかのブロックは、送信機(図11)と、受信機
(図10)と、により共用されることによって、モード
2におけるトランシーバの全体的コストを減少させう
る。同様にして、モード2送信機およびモード2受信機
のいくつかのブロックは、モード1のためにも使用可能
であり、それにより、モード1+モード2の組合せのた
めのトランシーバ実現の全体的コストを減少させうる。
【0013】図10の例の101においては、自動再送
要求(ARQ)の存在下におけるパケット誤り率を改善
するために、レイト1/2、K=5の畳み込み(con
volution)コードが用いられる。102におい
て誤ったパケットのCRCが検出されると、送信機は、
再送信においてパリティビットを送る。受信機は、ビタ
ビデコーダで複数のパケット間の受信データを組合わ
せ、受信機の全体的パフォーマンスを改善する。図12
Aには、代表的スキームのフローダイアグラムが示され
ている。
【0014】図12Aの例においては、原データビット
と、対応するCRCビットとが、120において、(例
えば、畳み込みコーディングを用いて)エンコードさ
れ、原データビットおよび対応するCRCビット+エン
コーディングアルゴリズムにより発生されたパリティビ
ット(冗長オーバヘッドビット)、を含むエンコードさ
れた結果を発生する。120におけるエンコーディング
動作の後、121において、原データビットと、対応す
るCRCビットのみが最初に送信される。もし受信機に
おいて、CRCが正しくチェックされなければ、122
において再送信が要求される。この再送信要求に応答し
て、前に送信されたデータビットに関連していたパリテ
ィビットが、123において送信される。受信機におい
て、受信されたパリティビットは、125において従来
の技術を用い、対応するデータおよびCRCビット内へ
マッピングされる。もし125において発生されたデー
タビットのCRCが、124において正しければ、これ
らのデータビットは次に、より高いレイヤへ送られる。
もしCRCが、124において正しいとチェックされな
ければ、受信されたパリティビットは、関連するデータ
ビット+(前に121において受信された)CRCビッ
トと組合わされて、126においてビタビデコーディン
グを受ける。その後、127において、もしビタビデコ
ーディングアルゴリズムにより発生されたデータビット
および対応するCRCビットが、正しいCRC結果を発
生するならば、これらのデコーディングビットは、より
高いレイヤへ送られる。そうでない場合は、121にお
いて受信されたデータビットは廃棄され、128におい
て、それらのデータビットの再送信が要求される。
【0015】次に129において、原データビットおよ
び対応するCRCビットが再送信され、もしCRCチェ
ックが正しければ、データビットは、より高いレイヤへ
送られる。そうでない場合は、再送信されたデータビッ
ト+CRCビットは、(前に123において受信され
た)パリティビットと組合わされ、1200においてビ
タビデコーディングを受ける。もし1200においてビ
タビデコーディングアルゴリズムにより発生されたデー
タビットおよび対応するCRCビットが、1201にお
いて正しいCRC結果を発生すれば、それらのデータビ
ットは、より高いレイヤへ送られる。そうでない場合
は、123において送信されたパリティビットは廃棄さ
れ、1202においてパリティビットの再送信が要求さ
れる。その後、図12Aの、123から1202を経て
のフロー内に一般的に示されている動作は、データビッ
トのためのCRCが正しいとチェックされるまで、また
は所定のタイムアウトが起こるまで、繰返されうる。
【0016】図12Bは、図12Aに関連して上述した
受信機動作を実行しうる、代表的トランシーバの実施例
の関連部分を図式的に示す。例えば、原データビットの
受信バージョンおよび対応するCRCビットを含む入来
パケットデータは、1204においてバッファされ、ま
たCRCデコーダ1205へ印加される。CRCデコー
ディング動作に応答して、制御装置1206は、他の側
への送信のためのARQパケットの形式の、否定応答
(NAK)または肯定応答(ACK)を発生する。もし
CRCが正しいとチェックされれば(ACK)、制御装
置1206はバッファ1204に知らせて、バッファさ
れたデータを、より高いレイヤへ送る。一方、もしCR
Cが正しいとチェックされなければ(NAK)、否定応
答に応答して、他の側はパリティビットを送り、これら
のパリティビットは制御装置1206へ入力され、12
04においてバッファされる。制御装置1206は、受
取ったパリティビットを、対応するデータビットおよび
CRCビット内へマッピングする。このマッピングの結
果は、CRCデコーダ1205へ印加され、もしCRC
が正しいとチェックされれば、データビットは1207
において、より高いレイヤへ送られる。
【0017】もしマッピングの結果のCRCが、正しい
とチェックされなければ、制御装置1206はビタビデ
コーダ1203へ知らせ、バッファからパリティビット
およびデータ(含CRC)ビットをロードし、ビタビデ
コーディングを行わせる。ビタビデコーダ1203から
1208に得られるデータ(含CRC)ビット出力は、
CRCデコーダ1205へ入力される。もしビタビデコ
ーディングされたデータビットのCRCが、正しいとチ
ェックされれば、制御装置1206はビタビデコーダに
指示して、ビタビデコーディングされたデータビットを
1209において、より高いレイヤへ送らせる。一方、
もしビタビデコーディングされたデータビットのCRC
が、正しいとチェックされなければ、制御装置1206
は別の否定応答を出力し、他の側はこれに応答して、原
データ(含CRC)ビットを再送信し(図12Aの12
9参照)、これらはバッファ1204内の前に受信され
たデータ(含CRC)ビット上に上書きされる。もしこ
れらの新しく受信されたデータビットのCRCが正しい
とチェックされなければ、制御装置1206は、新しく
受信されたデータ(含CRC)ビットおよび(まだバッ
ファ1204内にある)前に受信されたパリティビット
のビタビデコーディングを行わせる信号を送る。もしこ
のビタビデコーディングが、データビットの正しいCR
Cを生じなければ、制御装置1206は、別のNAKを
出力でき、これに応答してパリティビットが再送信さ
れ、制御装置1206へ入力され、またバッファ120
4内の前のパリティビット上に上書きされうる。
【0018】図12Cは、図12Aに示されているトラ
ンシーバ動作を実行しうる、トランシーバの実施例の関
連部分を図式的に示す。図12Cにおいて、エンコーダ
1210(例えば、畳み込みエンコーダ)は、非コード
化データをエンコードし、そのデータ(含CRC)ビッ
トおよび対応するパリティビットをバッファ1213内
に記憶させる。カウンタ1211により駆動されるポイ
ンタ1217は、バッファ1213内の選択されたエン
トリ1215をポイントする。選択されたエントリ12
15の、データ(含CRC)ビットおよびパリティビッ
トは、フリップフロップ1212により制御されるセレ
クタ1214へ印加される。エントリ1215のデータ
(含CRC)ビットが、最初の送出パケットとして選択
される。もし否定応答(NAK)が受信されれば、フリ
ップフロップ1212は切り替り、それにより、エント
リ1215のパリティビットを次の送出パケットとして
選択する。受信された全ての追加の否定応答において、
エントリ1215のデータ(含CRC)ビットおよびパ
リティビットは、受信された否定応答に応答してのフリ
ップフロップ1212の切り替り動作により、1214
において交互に選択される。肯定応答(ACK)が受信
された時は、フリップフロップ1212はクリアされ
て、カウンタ1211が増加せしめられ、それによりポ
インタが移動せしめられて、バッファ1213の別のエ
ントリをセレクタ1214へ接続するように選択する。
もちろん、カウンタ1211は、所定のタイムアウト条
件に応答して増加せしめられることもありうる。
【0019】図13に示されている代表的なシミュレー
ションの結果は、ブルートゥース(131)のスループ
ットを、モード2(132、133)のスループットと
比較している。このシミュレーションは、それぞれのホ
ッピング周波数において単一経路はレーリーフェージン
グに独立していると仮定している。これは、前述の基準
文書に指定されている指数関数的に減衰するチャネルモ
デルとして、モード2の良好なモデルである。x軸は、
全てのホッピング周波数にわたるチャネルの平均Eb
0である。16QAM(132)においては、モード
2は、2.6xブルートゥースのスループットを実現
し、64QAM(133)においては、モード2は、
3.9xブルートゥースのスループットを実現する。E
b0または他の利用可能なチャネル品質情報により、最
高のスループットを提供する変調スキームが選択されう
る。
【0020】図14A、図14D、および図14Eは、
モード3における代表的なシステムパラメータを示す。
これらのパラメータの中の記号レイトは、(IEEE8
02.11(b)と同じ)11Msymbol/sec
であり、拡散(spreading)パラメータは、こ
れらの例において11Mchip/secである。図1
4Bは、さらなるパラメータの例を示しており、拡散パ
ラメータは18Mchip/sec、また記号速度は1
8Msymbol/secになっている。モード3にお
ける送信スペクトルマスクは、図15に示されているよ
うに、IEEE802.11(b)におけると同じであ
りうる。11Msymbol/secの記号速度におい
て、このスペクトルマスクは適度なコストのフィルタを
許容する。このスペクトルマスクは、例えば、∀=0.
22の二乗余弦フィルタにより実現されうる。1つの例
においては、マスタおよびスレーブは、モード1におい
て通信を開始しうる。もし双方の装置がモード3へのス
イッチングに同意すれば、周波数帯域選択のためのプロ
ーブ(probe)、聴取(listen)、および選
択(select)(PLS)プロトコルが起動され
る。ある代表的実施例においては、このプロトコルは、
全79MHz範囲内の、最良の連続する22MHz帯域
の(モード3送信のための)選択を許容する。これは、
周波数ダイバーシチの利得を与える。図16は、前述の
基準文書において、25nsの遅延拡散のために指定さ
れた、IEEE802.15.3指数関数的チャネルモ
デルにおけるパケット誤り率(PER)の代表的シミュ
レーション結果を示す。(非コード化QPSKを用い
た)このシミュレーション結果は、本発明によるPLS
を用いたパフォーマンス(161)を、PLSなしのパ
フォーマンス(162)と比較している。25nsの遅
延拡散は、79MHzのISM帯域上におけるPLS技
術に対し3の周波数ダイバーシチを与える。これは、P
LSにおいて約15dBのパフォーマンス利得を生じ
る。
【0021】モード1およびモード3を用いるトランシ
ーバの間の代表的通信は、以下のステップを含みうる:
モード1において送信を開始し、良好な22MHzの連
続帯域を識別するためにPLSを用いる;モード3に入
ることをネゴシエイトする;モード3において時間T2
を費やした後、時間T1の間モード1へ復帰する;マス
タは、モード1にある時間T1の間任意のブルートゥー
ス装置と通信できる;また、モード1にある時間T1
間、良好な22MHzの連続帯域を識別するために再び
PLSが用いられうる;装置は、今度はことによると異
なる22MHz帯域(または同じ帯域)において、モー
ド3に入ることを再びネゴシエイトする。
【0022】図17の状態遷移図には、T1=25ms
およびT2=225msである例が示されている。これ
らの選択は、250ms毎に、18MbpsのHDTV
MPEG2ビデオの6つのビデオフレームの送信を許
容する。マスタは、図18の代表的WPANに示されて
いるように、モード1においてはいくつかの装置と通信
でき、一方モード3においては他の装置と通信できる。
【0023】図19Aには、モード1およびモード3に
おける通信を示す代表的タイミング図が示されている。
マスタおよびスレーブは、モード3においてT2=22
5msecの間通信し、一方残りの25msは、他のス
レーブと(例えば、17.5msの間)通信するため
に、また、モード3における次の送信のための最良の2
2MHz送信を決定する(例えば、7.5msの間の)
PLSのために、用いられる。PLSのために用いられ
る時間は、ここではTPLSとも呼ばれる。
【0024】図19Bは、本発明による無線通信トラン
シーバの代表的実施例を図式的に示す。図19Bのトラ
ンシーバは、モード1およびモード3の動作をサポート
する。モード制御装置195は、モード1トランシーバ
(XCVR)セクション197と、モード3トランシー
バセクション198と、の間の選択により、モード1動
作と、モード3動作と、の間の遷移を制御する制御信号
196を発生する。モード制御装置195は、192に
おいてモード1トランシーバセクション197と通信
し、また、193においてモード3トランシーバセクシ
ョン198と通信する。
【0025】ブルートゥース(モード1)トランシーバ
197は、3200hop/secの最大速度でホッピ
ングしうる(それぞれのホップは1MHz帯域上にあ
る)ので、この速度はチャネルサウンディングのために
用いられうる。これは、(マスタからスレーブへの、ま
たはスレーブからマスタへの)それぞれのスロットの期
間が312.5マイクロ秒であることを意味する。ある
実施例においては、擬似ランダムホッピングパターンが
用いられる。このパターンは、最良の22MHzの周波
数帯域を識別するために、全79MHz範囲が(例え
ば、5MHzステップで)十分な速度によりサンプリン
グされるように選択される。このホッピングパターンを
用いることにより、マスタは、モード1(ブルートゥー
ス)においてスレーブへ、図20に示されているフォー
マットの、ここでプローブパケットとも呼ばれる短いパ
ケットを送りうる。図20の代表的プローブパケット
は、ブルートゥースIDパケットと同じであることに注
意すべきである。スレーブは、例えば、受信したプロー
ブパケットのアクセスコード(例えば、ブルートゥース
同期ワード)の相関に基づいて、チャネル品質を推定す
る。チャネル品質は、通常のモード1トラヒックパケッ
トに基づいても推定されうるので、特殊な、または専用
のプローブパケットは、必ずしも必要ではないことに注
意すべきである。
【0026】図21Aの例を参照すると、16個のプロ
ーブパケット(それぞれの期間は、ターンアラウンド時
間を含めて312.5マイクロ秒)の後、スレーブは、
モード3において用いるべき最良の連続した22MHz
帯域に関して決定し、次に、その帯域の最低周波数のイ
ンデックスをマスタへ、8つのスロット(それぞれの期
間は312.5マイクロ秒)を用いて8回送信する。こ
のインデックスは、1から57までの数(79(ISM
帯域の帯域幅)−22(モード3での帯域幅)=57)
であり、従って、最大で6ビットを必要とする。これら
の6ビットは3回繰返され、それゆえそれぞれの、ここ
では選択パケットとも呼ばれるスレーブからマスタへの
パケット(図22)は、合計18ビットとなる。これに
より、ターンアラウンド時間として226マイクロ秒が
残される。マスタからスレーブへのパケットの数n(例
えば、図21Aにおいては16)と、スレーブからマス
タへのパケットの数k(例えば、図21Aにおいては
8)とは、PLSプロトコルにより定義済みでありえ、
またはマスタとスレーブとの間の最初のハンドシェイク
中に合意されうる。また、スレーブは、プローブパケッ
トをマスタへ送りうるので、それによりマスタは、スレ
ーブからマスタへのチャネルを評価しうる。
【0027】それぞれの1MHz帯域のチャネル状態
は、例えば、プローブパケットのアクセスコードまたは
任意の既知部分の相関の最大値を用いることにより推定
されうる。これは、その1MHzチャネルにおけるフェ
ージングパラメータの振幅の良い推定を与える。次にこ
の情報を用い、最良の22MHz帯域が選択されうる。
例えば、それぞれの連続した22MHzの周波数帯域に
おいて、j番目の周波数帯域をf(j)で表せば、品質
パラメータqf(j)は以下のように計算されうる。
【0028】
【数1】 ただし、|αi|は、f(j)におけるi番目の周波数
ホップのためのフェージングパラメータ振幅推定(例え
ば相関値)の大きさである。
【0029】最大のqf(j)を有する周波数帯域f(j)
は、最良の帯域として採用される。別の例として、品質
パラメータqf(j)は、それぞれの連続した22MHz帯
域において以下のように計算されうる。
【0030】
【数2】qf(j)=min|αi| そして、最大のqf(j)を有する帯域f(j)が、最良の
帯域として選択される。別の例として、以下の品質パラ
メータが、それぞれの連続した22MHz帯域に対して
計算されうる。
【0031】
【数3】
【0032】所定のスレショルド値より大きい比Af(j)
/Bf(j)を生じる、関連のAf(j)およびBf(j)を有する
周波数帯域f(j)は識別されることができ、最大のq
f(j)を有する識別された周波数帯域の1つが最良の帯域
として採用される。前記スレショルド値は、例えば、予
期されるチャネル状態における所望のパフォーマンスに
関する実験に基づき、経験的に決定されうる。
【0033】n=16およびk=8であるPLSの例を
考察する。これは、79MHz帯域が、5MHzのステ
ップでサンプリングされるべきことを示す。従って、ホ
ッピングパターンは、以下のように与えられる。
【0034】
【数4】o={0,5,10,15,20,25,3
0,35,40,45,50,55,60,65,7
0,75}
【0035】i番目のPLS周波数ホップは次のように
定義される。f(i)=(x+o(i))mod(7
9);i=1,2,...,16。ここで、xは、PL
Sプロシージャの始めに生じるブルートゥースホッピン
グ周波数のインデックスであり、x=0,1,
2,...,78の値を有しうる。インデックスiは、
以下のような擬似ランダムシーケンスから順次とられう
る。
【0036】
【数5】P={16,4,10,8,14,12,6,
1,13,7,9,11,15,5,2,3} nおよびkの異なる値に対しては、異なる擬似ランダム
シーケンスが定められうる。
【0037】スレーブからマスタへの8回の送信は、例
えば、シーケンスf(i)の最初の8つの周波数、すな
わち、i=0,1,2,...,8の場合のf(i)の
周波数を用いうる。上述の代表的プロシージャは以下の
ように要約されうる。 1.マスタはスレーブへ、シーケンスf(i)により決
定される周波数によりプローブパケットを送る。送信周
波数は、(2402+f(i))MHzにより与えられ
る。 2.スレーブは、それぞれのチャネルの品質を推定す
る。 3.マスタからスレーブへの16個のプローブパケット
の後、スレーブは、それが蓄積した全ての品質情報を用
い、最良の22MHz帯域を推定する。 4.スレーブはマスタへ、最良の22MHz帯域の最低
周波数のインデックスを含む選択パケットを送る。 5.スレーブは、ステップ4を合計8回繰返す。 6.送信は、選択された22MHz帯域を用い、モード
3において開始される。
【0038】図23には、25nsの遅延拡散のために
指数関数的フェージングを有するIEEE802.1
5.3チャネルに対し適用された、PLSプロシージャ
の例の結果が示されており、そこでは79MHzチャネ
ルが5MHzの間隔でサンプリングされている。図示さ
れているように、5MHzの間隔は、79MHz帯域幅
内の良好な22MHzの連続帯域を識別しうる。上述の
1、5、22、および79MHzのパラメータは、もち
ろん代表的なものに過ぎず、他の値も所望により用いら
れうる。1つの例として、システムは、1MHzチャネ
ル上のホッピングではなく、異なる帯域幅のチャネル
(例えば、22MHzチャネル)上においてホッピング
し、全チャネルを占有するデータを送信しうる。
【0039】図21Bは、図19Aのモード制御装置の
代表的実施例の関連部分を図式的に示す。図21Bの実
施例は、プローブおよび選択制御装置211を含み、こ
の制御装置は、プローブおよび選択パケットを送信する
周波数を表示する情報をモード1トランシーバセクショ
ン197へ出力し、また、上述のPLS動作のプローブ
部分または選択部分が行われつつあるかどうかにより、
プローブパケットおよび選択パケットをモード1トラン
シーバセクション197へ供給することもできる。帯域
品質決定器212は、モード1トランシーバセクション
197から、従来のように利用可能な相関値を受取り、
それから帯域品質情報を決定し、その情報は215にお
いて帯域セレクタ213へ供給される。帯域品質情報2
15は、例えば、上述の品質パラメータのいずれをも含
みうる。帯域セレクタ213は、品質情報215に応答
して動作し、モード3通信のための好ましい周波数帯域
を選択しうる。例えば、帯域セレクタ213は、上述の
帯域選択基準のいずれをも用いうる。帯域セレクタ21
3は、216において、好ましい周波数帯域の最低周波
数のインデックスを、プローブおよび選択制御装置21
1へ出力する。プローブおよび選択制御装置211は、
該装置がモード1トランシーバセクション197へ供給
する選択パケット内へ受取ったインデックスを含め、P
LS動作にかかわる他のトランシーバへの送信に用いら
れるようにする。
【0040】図21Bのモード制御装置はまた、周波数
帯域マッパ(mapper)214を含み、このマッパ
は、PLS動作にかかわる他のトランシーバからの選択
パケットを受取る。その周波数帯域マッパは、選択パケ
ットからインデックスを抽出し、そのインデックスか
ら、選択された22MHzの周波数帯域を決定する。選
択された周波数帯域を示す情報は、周波数帯域マッパ2
14からモード3トランシーバセクション198へ出力
され、その後モード3通信は開始可能となる。
【0041】図21Cは、図19Bおよび図21Bのト
ランシーバにより行われうる代表的動作を示す。221
においては、前述のパラメータn、k、T1、T2、およ
びT PLSが、例えば、最初のハンドシェイキング中に決
定される。222においては、トランシーバが、T1
PLSの期間の間モード1で動作する。その後、223
において、利用可能な帯域幅(band width
BW)内のn個のプローブ周波数が決定され、224に
おいて、それぞれのプローブ周波数によりプローブパケ
ットが送信される。225においては、プローブパケッ
トが受信され、対応する周波数チャネル品質情報(例え
ば最大相関値)が得られる。226においては、周波数
チャネル品質情報を用いて帯域品質情報が発生せしめら
れ、この帯域品質情報は227において、モード3通信
のための好ましい周波数帯域を選択するために用いられ
る。228においては、k個の選択パケットが、k個の
異なる周波数により送信され、それぞれの選択パケット
は、選択された周波数帯域を表示する。229において
は、モード3通信が、選択された周波数帯域を用い、期
間T2の間行われる。期間T2が終わった後、222にお
いてモード1通信が再開され、上述の動作が繰返され
る。
【0042】図14Cは、図19Bのモード制御装置の
別の代表的実施例の関連部分を図式的に示す。図14C
の実施例において、変調およびコーディングマッパ14
1は、帯域セレクタ213(図21B参照)から142
に、PLSプロシージャ中に選択された22MHz帯域
に関連する帯域品質情報を受取る。変調およびコーディ
ングマッパ141は、その帯域品質情報を、例えば、図
14A、図14B、図14D、および図14Eにおける
1ないし22に示されている、代表的な変調およびチャ
ネルコーディングの組合せのいずれかの上へマッピング
する。マッパ141は、143において、モード3トラ
ンシーバセクション198へ、選択された変調およびチ
ャネルコーディングの組合せを表示する情報を供給す
る。マッピング動作は、例えば、選択された帯域の帯域
品質情報が与えられた時の、システムのスループットを
最大化するように定められうる。ある代表的実施例にお
いては、上述の図13に示されているものと同様の実験
的シミュレーション情報、例えば、異なる変調スキーム
における、また異なるコーディング速度における、スル
ープット対帯域品質は、マッパ141により、選択され
た帯域の帯域品質情報が与えられた時の最高スループッ
トを与える、変調スキームおよびコーディング速度の組
合せを選択するために、用いられうる。
【0043】再び図17および図19Aを参照すると、
マスタからスレーブへ、また逆に、モード3へ割当てら
れたタイムスロットT2(例えば225ms)におい
て、いくつかのパケットが送信されうる。図24Aに示
されているように、例えば、200マイクロ秒の公称パ
ケットサイズが用いられうる。マスタおよびスレーブ
は、それらの最初のハンドシェイク中に、例えば、ある
数のパケットがそれぞれの方向に送られるべきことを合
意しうる。それらはまた(ハンドシェイク中に)、それ
ぞれの方向において用いられるべき変調スキームについ
ても合意しうる。
【0044】片方向通信の例においては、また、もしA
RQ(自動再送要求 automatic repea
t request)が用いられるならば、送信装置
は、例えば、所定数の通常パケット(ここではスーパー
パケットとも呼ぶ)を送信しうる。スーパーパケット内
の通常パケットの数は、最初のハンドシェイキング時に
合意されうる。所定数の通常パケットの受信後、コーデ
ィング装置は、例えば、通常パケットの半分の長さの短
いARQパケットを送りうる。このARQパケットの前
後には、(例えば100マイクロ秒の)保護間隔が配置
されうる。このARQパケットは、通常パケットの受信
の受理通知として役立つ。CRCが正しいとチェックさ
れなかったパケットは、ARQパケット内に表示され
る。その場合、送信機は、要求されたパケットを、再び
さらなるスーパーパケット内において送信しうる。この
プロシージャは、全てのパケットが終わるまで、または
タイムアウトが起こるまで、繰返されうる。図24A
は、ARQありの、またはARQなしの、(明示的に図
示されている)マスタからスレーブへの、または(明示
的に図示されていない)スレーブからマスタへの、片方
向通信の場合における代表的スロットフォーマットを示
す。
【0045】図24Bの例に示されているように、マス
タからスレーブへの、またスレーブからマスタへの、両
方向モード3通信は、同様にして処理されうる。ARQ
および再送信はオプションである。再送信は、(ブルー
トゥース装置のような)妨害装置(interfere
r)の存在下におけるモード3パフォーマンスを向上さ
せうる。ARQを有する片方向送信のための図24Aを
参照すると、(図24Cに示されている)代表的再送信
技術は以下のようになる。
【0046】1.2401において、マスタはスレーブ
へ、それぞれのパケットの終りにCRCを有する100
個のパケットを含むスーパーパケットを送信する。 2.スレーブは、そのCRCを用い、パケットがエラー
なく受信されたかどうかを決定する。 3.スレーブはマスタへ、100ビットのペイロードを
有するARQパケットを送信する(図24Cの243
0、2431を参照)。それぞれのビットは、もしパケ
ットがエラーなしに受信されたとすれば1であり、もし
エラーをもって受信されたとすれば0である。CRC
が、ARQパケットの終りに追加される。 4.もしマスタが、2404において、ARQパケット
を正しく受信すれば、マスタは、要求されたパケットを
(もしあれば)スレーブへ再送信する(図24Cの24
05を参照)。もしマスタが、2404において、AR
Qパケットを正しく受信しなければ、 (a)マスタはスレーブへ、サイズ100μsecのA
RQパケットを送信し(図24Cの2410を参照)、
スレーブのARQパケットを求める。 (b)マスタは次に、2404において、スレーブのA
RQパケットを聴取する。 (c)マスタが、2404において、(図24Cの24
20において送信された)スレーブのARQパケットを
受信し、要求されたパケットがもしあれば(2408参
照)2405において再送信するまで、または、240
6においてT2タイムスロットが終了しモード1通信が
開始されるまで、ステップ(a)および(b)がマスタ
により繰返される。 5.ステップ2からステップ4までが、全てのパケット
がスレーブにより正しく受信されるまで(2408参
照)、またはT2タイムスロットが終了するまで、繰返
される。 6.もしステップ4またはステップ5中にT2タイムス
ロットが終了しなければ(2409参照)、マスタはス
レーブへ、新しいパケットを送信する。
【0047】もしマスタが、T2タイムスロットが終了
する前に、全てのそのパケットを送信し終われば、マス
タはモード1になって他のブルートゥース装置と通信し
うる。例えば、もし速度18MbpsのMPEG2が送
信しつつあれば、6つのフレーム(250msのビデ
オ)は、22Mbpsの速度において204.5msを
必要とする。もしT1+T2=250msで、かつ10m
sが再送信要求のために用いられるならば、またもし
7.5msがPLSのために用いられるならば、これ
は、マスタを、モード1ブルートゥース通信に28ms
間留まらせる。
【0048】両方向通信における再送信は(図24B参
照)、上述の片方向通信と同様に行われうる。スレーブ
装置のARQ要求は、スレーブデータパケット上へ上乗
せ(piggy back)されるか、または独立した
ARQパケットが用いられうる。
【0049】図24Dは、上述され、かつ図24Cに示
されている、代表的再送信技術を実行しうるモード3ト
ランシーバの代表的実施例の関連部分を図式的に示す。
図24Dにおいて、入力スーパーパケットデータは、C
RCデコーダ242へ印加され、このデコーダは、スー
パーパケットのそれぞれのパケットに対しCRCチェッ
クを行う。与えられたパケットのために、CRCデコー
ダ242は、ビット、例えば、もしパケットのCRCが
正しいとチェックされれば、1のビット値を、また、も
しパケットのCRCが正しいとチェックされなければ、
0のビット値を、レジスタ243内へシフトできる。こ
のようにして、レジスタ243は、スーパーパケットの
それぞれのパケットのためのビット値をロードされる。
レジスタ243内に含まれるビット値は論理244へ入
力され、論理244は、ことごとくの受信パケットのC
RCが正しいとチェックされたか否かを決定する。もし
正しいとチェックされたとすれば、論理の出力248
は、入力スーパーパケットデータがロードされたバッフ
ァ241へ、スーパーパケットデータをより高いレイヤ
へ送っても良いことを知らせる。一方、もし論理244
が、1つまたはそれ以上の受信パケットのCRCが正し
いとチェックされなかったと決定すれば、論理の出力2
48はバッファ241へ、スーパーパケットデータを保
持するように知らせる。
【0050】レジスタ243の内容はまた、ARQ発生
器245へ供給され、この発生器は、レジスタの内容を
用いて送出ARQパケットのペイロードを満たす。再送
信されたパケットを含むスーパーパケットが受信された
時は、それらの再送信パケットは、バッファ241内の
それらの適切なスーパーパケットロケーション内へバッ
ファされ、CRCデコーダ242は、それぞれの再送信
パケットのためにCRCチェックを行い、CRCの結果
をレジスタ243へ供給する。
【0051】ARQ受信機246は入力ARQパケット
を受信し、それに応答して、ARQ発生器245を促し
て適切なARQパケットを送らせ、または、前にバッフ
ァされた(247参照)送出スーパーパケットの要求さ
れたパケットを選択して他の側へ再送信する。ポイント
マルチポイント間通信は、複数のスレーブ間の時分割多
重化により実現されうる。各スレーブのための各々のタ
イムスロットの前には、マスタと関連するスレーブとの
間のPLSスロットがある。
【0052】ある実施例においては、図24Aにおける
それぞれの200μsecの長さのパケットは、データ
ビット(ペイロード)および長さ32ビットのCRCを
含む。このCRCは、例えば、多項式D32+D26+D23
+D22+D16+D12+D11+D10+D8+D7+D5+D4
+D2+1を用いて発生せしめられる32ビットのシー
ケンスである。この代表的パケットフォーマットは、図
25Aに示されている。
【0053】図25Bは、本発明による代表的ARQパ
ケットフォーマットを示す。図25BのARQパケット
フォーマットは、図25Aに示されているパケットフォ
ーマットと一般に類似しており、図26の訓練シーケン
スを含む。図25Bのパケットのペイロードは、反復コ
ードにより保護されている。図25Bのパケットのサイ
ズは、そのヘッダにおいて指定することができ、また
は、マスタにより送信されたスーパーパケット内のパケ
ット数に反復コード速度を乗算したもの、CRCビット
の数、および訓練ビットの数、に基づいてマスタが決定
することができる。
【0054】その数を最初のハンドシェイク時に合意で
きる、図24Aにおけるいくつかのパケットの前に、タ
イミング、自動利得制御、およびパケットタイミングの
捕捉のための訓練シーケンスが先行する。一般に、10
個のパケットの前に訓練シーケンスが先行する。図26
は、訓練シーケンスの代表的フォーマットを示す。図2
7は、訓練シーケンス(図26も参照)およびCRCを
含む、モード3における周期T2の上述の代表的スロッ
トフォーマットの部分を図式的に示す。
【0055】図26の訓練シーケンスのプリアンブル
は、パターン(1+j)*〔1,−1,1,−1,1,
−1,1,−1,1,−1,1,−1,1,−1,1,
−1,1,−1,1,−1,1,−1〕を含み、それ
は、受信機による最初の記号タイミング捕捉を補助す
る。この図26の例におけるプリアンブルには、4相位
相偏移変調(QPSK)を用いて送信される64ビット
のブルートゥース同期ワードが続き、モード3における
32記号送信を意味する。この同期ワードには、QPS
K変調を用いて送信されるヘッダが続く。プリアンブ
ル、同期ワード、およびヘッダの送信のためには、16
QAMにおける最も遠いコンステレーションが用いられ
る(図6A参照)。図27をさらに参照すると、ヘッダ
には、パケットにより占有される合計時間が200マイ
クロ秒になるように、ペイロードが続く。このペイロー
ドには、32ビットのCRCが続く。
【0056】上述のスロットおよびパケットのフォーマ
ットは、単に代表的なものであり、例えば、パケット長
は任意の所望の長さにセットすることができ、CRCの
ためには異なるサイズの多項式を用いることができ、プ
リアンブルには異なるサイズの訓練シーケンスを用いる
ことができ、同期ワードおよびヘッダは所望のサイズと
することができることを理解すべきである。また、上述
のスロットおよびパケットのフォーマットは、容易に両
方向通信に対し適用されうることも理解すべきである。
【0057】上述の代表的なスロットおよびパケットの
フォーマットは、例えば、18MbpsにおけるHDT
V MPEG2ビデオの送信を可能にする。例えば、2
4フレーム/secが、MPEG2ビデオにおいて送信
されるものと仮定する。すなわち、マスタはスレーブ
へ、2184記号のデータペイロードを搬送する、それ
ぞれの長さが200μsecである100個のパケット
を送信する。例えば、10個のそのようなパケットの前
に81記号の訓練シーケンスが先行し(図26)、レー
ト1/2のコーディングによる16QAMが用いられる
ものと仮定すると、6個のビデオフレームの送信には2
06.8msecが必要である。9%のARQ速度を仮
定することは、6個のビデオフレームのために必要とさ
れる合計時間が225msecであることを意味する。
図28は、モード3を用いるHDTV MPEG2ビデ
オの送信における代表的送信パラメータを要約してい
る。
【0058】モード3における捕捉およびパケット受信
のための受信機アルゴリズムは、モード2と同様であ
る。図29には、モード3受信機アルゴリズムの代表的
ブロック図が示されている。図30には、モード3のた
めの代表的受信機の実施例が図式的に示されている。全
体が301に示されている図30の復調器は、例えば、
チャネル推定、等化、および記号からビットへのマッピ
ングを行いうる。
【0059】図31には、モード3のための代表的送信
機が示されている。IおよびQチャネルに関するそれぞ
れのD/A変換器310は、例えば、6ビット44MH
zの変換器でありうる。図31および図30の送信機お
よび受信機はいっしょに、上述の図19Bの代表的モー
ド3トランシーバを形成するために用いられうる。
【0060】ある代表的実施例においては、図32A、
図32B、および図33に示されているように、QPS
K、16QAM、および8PSK(8相位相偏移変調)
のような変調オプションが、モード3において用いられ
うる。図32AのQPSKの例を参照すると、IEEE
802.11において用いられるような代表的カバーシ
ーケンスSが、送信記号を拡散させるために用いられて
いる。図32Aには、ビットから記号へのマッピングが
示されている。図32Bの8PSKの例を参照すると、
IEEE802.11において用いられるようなカバー
シーケンスSが、送信記号を拡散させるために用いられ
ている。図32Bには、ビットから記号へのマッピング
が示されている。図33の16QAMの例を参照する
と、IEEE802.11において用いられるようなカ
バーシーケンス(ここではスクランブリングコードとも
呼ばれる)Sが、送信記号を拡散させるために用いられ
ている。図33には、ビットから記号へのマッピングが
示されている。図32Aおよび図33の例において、S
iは、シーケンスSのi番目のメンバーを表し、それは
1または0である。ある実施例においては、カバーシー
ケンスは用いられず、その場合は、Sのいずれの値に関
連するコンステレーションも用いられうる。
【0061】図34に示されている、指数関数的に遅延
せしめられるレーリーチャネルは、予期される動作環境
の代表的なものであり、従って、パフォーマンスをテス
トするために用いられうる。図34のチャネルのインパ
ルス応答の複素振幅は、以下の数式により与えられる。
【0062】
【数6】
【0063】このチャネルモデルは、(図30のフィル
タ305の出力における)等化を必要とし、これはさま
ざまな方法により行うことができ、その2つの従来の例
を図35および図36に関連して以下に説明する。図3
5には、代表的なMMSE(最小2乗平均誤差)等化器
のセクションが示されている。等化器セクションはMM
SE等化器を含み、それにDFE(決定帰還等化器)が
続いている。MMSEは、最小2乗平均誤差基準および
チャネルの評価を用い、全ての記号に関する決定を35
0に発生する。DFEは、MMSEにより得られた全て
のチャネルの決定を、入力信号から減算し、次に351
に、全ての記号に関する整合フィルタのソフトデシジョ
ンを発生する。これらは次に、ソフトデシジョンブロッ
クへ供給され、このブロックは352に、ビットレベル
のソフトデシジョンを発生する。これらのビットレベル
のソフトデシジョンは、次にターボデコーダ307(図
30参照)へ、または、非コード化システムの場合はス
レショルド装置へ、供給される。
【0064】図36の代表的MAP等化器セクション
は、受信信号およびチャネルの評価が与えられた時の、
送信された記号のアポステリオリな確率を最大化する。
これらの記号確率360は、次に361において、記号
に関する加算によりビット確率へ変換される。これらの
ビット確率362は、次にターボデコーダまたはスレシ
ョルド装置へ入力される。
【0065】ビデオ送信は、一般に10-8のBERを必
要とし、この誤り率を実現するためにターボコーディン
グが用いられる。並列連結畳み込みコード(paral
lel concatenated convolut
ion codes PCCC)は約10-7のエラーフ
ロア(error floor)を有することが公知で
あるが、直列連結畳み込みコード(serial co
ncatenatedconvolution cod
es SCCC)はエラーフロアをもたずBER要求を
満たしうる。図37におけるSCCCは従来のものであ
り、最初ディブサラー(Divsalar)およびポラ
ラ(Pollara)により、1997年9月のフラン
ス、ブレストにおける、ターボコードおよび応用の国際
シンポジウムの会報(Proceedings Int
ernational Symposium of T
urbo Codes and Applicatio
ns)の第80ないし87頁に所載の、「直列およびハ
イブリッド連結されたコードとその応用(Serial
and Hybrid Concatenated
Codes with Application)」に
提案されたもので、これはここで参照することにより、
その内容を本願に取り込むこととする。
【0066】図38から図44までには、モード3のた
めのモンテカルロシミュレーションの代表的結果が与え
られている。全てのシミュレーションにおいて、409
6個の情報ビットを有するフレームサイズが用いられ
た。図38および図39は、AWGNチャネルにおける
FERおよびBERを示す。図40および図41は、フ
ェージングのないIEEE802.15.3多重経路チ
ャネルにおけるFERおよびBERを示す。図42およ
び図43は、フェージングのあるIEEE802.1
5.3多重経路チャネルにおけるFERおよびBERを
示す。図44は、単一経路レーリーフェージングチャネ
ルにおけるFERを示す。
【0067】典型的なトランシーバサイズの制約によ
り、本発明による送信および受信のためには単一アンテ
ナが望ましい。しかし、送信および受信のダイバーシチ
のために、2つのアンテナを用いることも可能である。
交換ダイバーシチのような簡単なスキームは、(例え
ば、ブルートゥースピコネットにおける)他の装置に対
してはやはりトランスペアレントでありながら、本発明
により与えられるトランシーバ装置へ容易に取り入れう
る。上述の変調技術は、時空コーディング(space
time coding)、ビーム形成、などのよう
な、もっと複雑な送信ダイバーシチに対しても適用可能
である。
【0068】本発明の前述の変調スキームはまた、並列
連結トレリスコード化変調(parallel con
catenated trellis coded m
odulation PCTCM)および直列連結トレ
リスコード化変調(serially concate
nated trellis coded modul
ation SCTCM)のような、もっと複雑なコー
ディングスキームをも許容する。また、(図37のター
ボコーディングよりも良い動作を行いうる)もっと複雑
度の低いトレリスコードが、本発明によるトランシーバ
装置には容易に取入れられうる。
【0069】上述のように、図10(受信機)および図
11(送信機)は、モード2の代表的トランシーバを示
す。モード2受信機の多くの部品、例えば、フロントエ
ンドフィルタ105、LNA106、RF/IF変換器
107、およびSAWフィルタ108は、モード1と共
用されうる。モード2受信機のベースバンドは、フィル
タリング、AGC、タイミング捕捉、チャネル推定、Q
AM復調、およびARQの場合のビタビデコーディン
グ、を受入れるための、(モード1の範囲を越えた)追
加の論理を必要とする。ある実施例においては、この追
加の論理のための特別なゲートの数は、約10,000
ゲートになる。
【0070】上述のように、図30(受信機)および図
31(送信機)は、モード3の代表的トランシーバを示
す。モード3受信機の多くの部品、例えば、フロントエ
ンドフィルタ308、LNA306、およびRF/IF
変換器302は、モード1と共用されうる。モード1+
モード3のインプリメンテーションは、モード3の帯域
幅がモード1に比し大きいために、モード1のインプリ
メンテーションを超えて追加のSAWフィルタを必要と
する。モード3受信機のベースバンドは、AGC、タイ
ミング捕捉、チャネル推定、QAM復調、等化、および
ターボデコーディングのための、(モード1の範囲を越
えた)追加の論理を必要とする。ある実施例において
は、この追加の論理のための特別なゲートの数は、約1
00,000ゲートになる。
【0071】当業者にとっては、本発明による代表的ト
ランシーバの実施例が、例えば、従来のブルートゥース
MACにおいて、適切なハードウェアおよび/またはソ
フトウェアの改変を行うことにより実現されうることは
明らかであろう。上述の、本発明により提供される代表
的利点を以下にリストする。
【0072】・ ブルートゥースとのインタオペラビリ
ティ:本発明による高速度WPANピコネットは、いく
つかのモード1(ブルートゥース)およびモード2また
はモード3の装置に同時に適応しうる。 ・ 高スループット:モード3において、本発明による
高速度WPANは、2.4GHzのISM帯域全体上に
おいて、6x20=120Mbpsの合計スループット
を与える、それぞれが20Mbpsのデータ速度を有す
る6つの同時接続をサポートする。モード2において
は、前記高速度WPANは、それぞれが4Mbpsまで
のデータ速度を有するブルートゥースと同数の接続をサ
ポートする。 ・ 共存:本発明による代表的WPANの付近における
ブルートゥースのスループットは、10%しか低下しな
い。PLS技術は、本発明によるWPANの付近におけ
るIEEE802.11のスループットの低下が0%で
あることを意味する。そのわけは、PLSが異なる周波
数帯域を選択するからである。 ・ 妨害に対する抵抗:PLS技術は、マイクロ波、ブ
ルートゥース、およびIEEE802.11からの妨害
の回避を助け、従って、PLS技術は妨害に対して堅牢
となる。 ・ 低い感度レベル:モード2における代表的感度レベ
ルは−78dBmであり、モード3においては−69d
Bmである。 ・ 低い電力消費:2001年におけるモード2の推定
電力消費は、受信において平均25mW、送信において
平均15mWであり、2001年におけるモード3の推
定電力消費は、受信において平均95mW、送信におい
て平均60mWである。 以上においては、本発明の代表的実施例を詳述したが、
これは本発明の範囲を制限するものではなく、本発明は
さまざまな実施例により実行されうる。
【0073】本願は、以下の同時期米国特許仮出願の、
35U.S.C.119(e)(1)のもとでの優先権
を主張する:2000年6月9日付仮出願の第60/2
10,851号;2000年7月5日付仮出願の第60
/215,953号;2000年7月6日付仮出願の第
60/216,290号、第60/216,436号、
第60/216,291号、第60/216,292
号、第60/216,413号、および第60/21
6,433号;2000年7月11日付仮出願の第60
/217,269号、第60/217,272号、およ
び第60/217,277号;2000年8月29日付
仮出願の第60/228,860号。上述の仮出願は全
て、ここで参照してその内容を本願に取り込むこととし
た。本願は、本願と同時に出願された以下の同時期出願
に関連している:明細書番号はTI−31285および
TI−31286であり、それぞれのタイトルは、「周
波数帯域選択を用いる無線通信(Wireless C
ommunications with Freque
ncy Band Selection)」および「効
率的な再送信動作を用いる無線通信(Wireless
Communications with Effi
cient Retransmission Oper
ation)」である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるWPANの代表的パラメータをテ
ーブル形式で示す。
【図2】本発明によるWPANトランシーバ装置の代表
的構成を図式的に示す。
【図3】本発明によるWPANトランシーバの第1およ
び第2動作モードに関連する代表的パラメータをテーブ
ル形式で示す。
【図4】図3に示されている動作モードに関連する、送
信スペクトルマスクをテーブル形式で示す。
【図5】図3に示されている動作モード間におけるトラ
ンシーバ装置の代表的遷移を示す、状態遷移図である。
【図6】Aは、本発明によるモード2の送信における代
表的フレームフォーマットを図式的に示し、Bは、本発
明によるモード2の選択された記号送信において用いら
れうる、16QAMコンステレーションの代表的コンス
テレーションポイントをグラフ表示する。
【図7】本発明による代表的WPANの動作を図式的に
示す。
【図8】図7のWPANにおける通信のための代表的タ
イミング図である。
【図9】本発明によるモード2受信機における代表的捕
捉およびパケット受信アルゴリズムを図式的に示す。
【図10】図9のアルゴリズムを実行しうるモード2受
信機の代表的実施例を図式的に示す。
【図11】本発明によるモード2送信機の代表的実施例
を図式的に示す。
【図12A】本発明による代表的な送信エンコーディン
グ動作および受信デコーディング動作を示す。
【図12B】Aに示されている受信動作を行いうる、代
表的なトランシーバの実施例の関連部分を図式的に示
す。
【図12C】Aに示されている受信動作を行いうる、代
表的なトランシーバの実施例の関連部分を図式的に示
す。
【図13】従来のブルートゥース動作(131)を用い
て得られる代表的なシミュレーションの結果と、16Q
AM(132)および64QAM(133)による本発
明のモード2動作を用いて得られる代表的シミュレーシ
ョンの結果とを、グラフにより比較する。
【図14A】本発明によるモード3において動作する、
WPANトランシーバに関連する代表的パラメータをテ
ーブル形式で示す。
【図14B】本発明によるモード3において動作する、
WPANトランシーバに関連する代表的パラメータをテ
ーブル形式で示す。
【図14C】Bのモード制御装置の代表的実施例の部分
を示す。
【図14D】本発明によるモード3において動作する、
WPANトランシーバに関連する代表的パラメータをテ
ーブル形式で示す。
【図14E】本発明によるモード3において動作する、
WPANトランシーバに関連する代表的パラメータをテ
ーブル形式で示す。
【図15】本発明によるモード3トランシーバにより用
いられうる送信スペクトルマスクをテーブル形式で示
す。
【図16】本発明によるPLSを有するモード3パフォ
ーマンスと、本発明によるPLSを有さないモード3パ
フォーマンスとを、グラフにより比較する。
【図17】本発明によるトランシーバ装置の、モード1
とモード3との間の代表的遷移を示す、状態遷移図であ
る。
【図18】本発明による代表的WPANの動作を図式的
に示す。
【図19】Aは、図17の代表的状態遷移と、モード1
状態において行われうる代表的動作とを示すタイミング
図であり、Bは、本発明によるモード1およびモード3
をサポートするトランシーバの代表的実施例を図式的に
示す。
【図20】本発明によるプローブパケットの代表的フォ
ーマットを図式的に示す。
【図21A】図19AのPLS部分の例を詳細に示す。
【図21B】図19Bのモード制御装置の代表的実施例
の関連部分を図式的に示す。
【図21C】図19Bおよび図21Bのモード制御装置
により行われうる代表的動作を示す。
【図22】本発明による選択パケットの代表的フォーマ
ットを図式的に示す。
【図23】本発明により得られた代表的PLSサンプリ
ングの結果をグラフにより示す。
【図24A】本発明によるモード3通信における代表的
タイムスロットフォーマットを図式的に示す。
【図24B】本発明によるモード3通信における代表的
タイムスロットフォーマットを図式的に示す。
【図24C】本発明による再送信技術の代表的動作を示
す。
【図24D】Cに示されている動作を実行しうる代表的
トランシーバの実施例の関連部分を示す。
【図25】Aは、図24Aのタイムスロットフォーマッ
トと共に用いられる、代表的パケットフォーマットを示
し、Bは、本発明による代表的ARQパケットフォーマ
ットを示す。
【図26】図25Aのパケットフォーマットと共に用い
られうる訓練シーケンスの代表的フォーマットを図式的
に示す。
【図27】図24Aのスロットフォーマットの部分を詳
細に示す。
【図28】本発明によるモード3を用いたビデオ送信に
用いられうる代表的送信パラメータをテーブル形式で示
す。
【図29】本発明によるモード3動作における代表的な
捕捉およびパケット受信アルゴリズムを図式的示す。
【図30】図29のアルゴリズムを実行しうる、本発明
によるモード3受信機の代表的実施例を図式的に示す。
【図31】本発明によるモード3送信機の代表的実施例
を図式的に示す。
【図32】AおよびBは、モード3動作において用いら
れうる、ビットから記号への代表的マッピングを図式的
に示す。
【図33】モード3動作において用いられうる、ビット
から記号への別の代表的マッピングを図式的に示す。
【図34】本発明によるトランシーバが遭遇する、典型
的なチャネルインパルス応答をグラフにより示す。
【図35】図34のチャネルモデルの等化を行うために
用いられうる、等化器セクションの代表的実施例を図式
的に示す。
【図36】図34のチャネルモデルを等化するために用
いられうる、別の代表的等化器セクションを図式的に示
す。
【図37】本発明によるモード3動作と共に用いられる
代表的ターボコーダを図式的に示す。
【図38】通信チャネルにおけるモード3動作のための
代表的シミュレーションの結果をグラフにより示す。
【図39】通信チャネルにおけるモード3動作のための
代表的シミュレーションの結果をグラフにより示す。
【図40】通信チャネルにおけるモード3動作のための
代表的シミュレーションの結果をグラフにより示す。
【図41】通信チャネルにおけるモード3動作のための
代表的シミュレーションの結果をグラフにより示す。
【図42】通信チャネルにおけるモード3動作のための
代表的シミュレーションの結果をグラフにより示す。
【図43】通信チャネルにおけるモード3動作のための
代表的シミュレーションの結果をグラフにより示す。
【図44】通信チャネルにおけるモード3動作のための
代表的シミュレーションの結果をグラフにより示す。
【符号の説明】
1203 ビタビデコーダ 1206 制御装置 1210 エンコーダ 1213 バッファ 1214 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モハメド ナフィ アメリカ合衆国 テキサス、リチャードソ ン、 バッキンガム ロード 530、アパ ートメント 121 (72)発明者 アナンド ジー、ダバク アメリカ合衆国 テキサス、プラノ、ケン ドール ドライブ 8625 Fターム(参考) 5K014 AA01 BA02 BA06 BA10 DA02 HA10 5K034 AA01 AA15 AA20 DD02 EE03 HH11 KK21 NN26

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側から受信側へデータを通信する方
    法において、該方法が、 前記送信側が、前記受信側へ送信されるべき複数の原デ
    ータビットに、オーバヘッドビットを発生するエンコー
    ディングアルゴリズムを適用するステップと、 前記送信側が、前記オーバヘッドビットのない前記原デ
    ータビットを、前記受信側へ送信するステップと、 前記送信側が、前記原データビットが前記受信側におい
    て正しく受信されなかったことの表示を前記受信側から
    受信するまで、前記送信側が前記オーバヘッドビットの
    送信を控えるステップと、を含む、前記方法。
  2. 【請求項2】 前記原データビットが前記受信側におい
    て正しく受信されなかったことの前記受信側からの表示
    に応答して、前記送信側が、第2送信において前記受信
    側へ前記オーバヘッドビットを送信するステップを含
    む,請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記受信側が、前記原データビットの受
    信バージョンと、前記オーバヘッドビットの受信バージ
    ョンとを組合わせて、受信ビットの組合せセットを発生
    し、前記受信側が前記受信ビットの組合せセットに、前
    記エンコーディングアルゴリズムに対応するデコーディ
    ングアルゴリズムを適用するステップを含む、請求項2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記受信側が、前記オーバヘッドビット
    の受信バージョンにマッピング動作を適用し、該マッピ
    ング動作は、もし前記オーバヘッドビットが前記受信側
    において正しく受信されていれば、前記原データビット
    を結果として生じ、また、前記受信側が、前記マッピン
    グ動作の前記結果に対しエラー検出プロシージャを適用
    して、前記マッピング動作が前記原データビットを結果
    として生じたかどうかを決定し、前記マッピング動作が
    結果として前記原データビットを生じなかったとの決定
    に応答して、前記受信側が、前記オーバヘッドビットの
    前記受信バージョンを、前記原データビットの受信バー
    ジョンと組合わせて、受信ビットの組合せセットを発生
    し、前記受信側が、該受信ビットの組合せセットに対
    し、前記エンコーディングアルゴリズムに対応するデコ
    ーディングアルゴリズムを適用するステップを含む、請
    求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記エンコーディングおよびデコーディ
    ングアルゴリズムが、ビタビエンコーディングおよびデ
    コーディングアルゴリズムである、請求項4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記受信側が、エラー検出プロシージャ
    を前記デコーディングアルゴリズムの結果に適用して、
    前記デコーディングアルゴリズムが前記原データビット
    を結果として生じたかどうかを決定し、前記デコーディ
    ングアルゴリズムが前記原データビットを結果として生
    じなかったとの決定に応答して、前記受信側が前記送信
    側へ、前記原データビットの再送信を求める要求を送信
    するステップを含む、請求項4または請求項5に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記送信側が、前記受信側へ前記原デー
    タビットを再送信し、前記原データビットが正しく受信
    されなかったとの前記受信側による決定に応答して、前
    記受信側が、前記再送信された原データビットの受信バ
    ージョンを、前記オーバヘッドビットの前記受信バージ
    ョンと組合わせて、受信ビットの別の組合せセットを発
    生し、前記受信側が、前記別の受信ビットの組合せセッ
    トに対し前記デコーディングアルゴリズムを適用するス
    テップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 送信側から受信側へデータを通信する方
    法において、該方法が、 前記受信側が前記送信側から、原データビットを含む第
    1送信を受信するステップと、 前記原データビットが正しく受信されたかどうかを前記
    受信側が決定し、前記原データビットが正しく受信され
    なかったとの決定に応答して、前記受信側が前記送信側
    へ、前記原データビットへ適用されたエンコーディング
    アルゴリズムの動作により前記送信側において発生せし
    められたオーバヘッドビットの送信を求める要求を送信
    するステップと、 を含む、前記方法。
  9. 【請求項9】 前記エンコーディングアルゴリズムが、
    畳み込みエンコーディングアルゴリズムである、請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 データ通信装置において、該装置が、 通信チャネルを経て、別のデータ通信装置へ送信される
    べき原データビットを受取る入力と、 前記入力に結合していて、オーバヘッドビットを発生す
    るエンコーディングアルゴリズムを前記原データビット
    に適用するエンコーダと、 前記通信チャネルを経て送信されるべきビットを供給す
    る出力と、 前記原データビットおよび前記オーバヘッドビットの一
    方を前記出力へ選択的に供給するための、前記エンコー
    ダと前記出力との間に結合したデータ経路であって、該
    データ経路は前記別の通信装置から制御情報を受ける制
    御入力を有し、前記データ経路は前記制御情報に応答し
    て前記出力へ供給されるべき、前記原データビットおよ
    び前記オーバヘッドビットの一方を選択し、前記通信チ
    ャネルを経て前記別の通信装置へ送信されるようにす
    る、前記データ経路と、を含む、前記装置。
  11. 【請求項11】 前記データ経路が、前記原データビッ
    トおよび前記オーバヘッドビットを記憶するための、前
    記エンコーダに結合したバッファを含む、請求項10に
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記データ経路が、前記バッファと前
    記出力との間に結合したセレクタを含み、該セレクタ
    が、前記制御入力に応答して前記バッファから前記原デ
    ータビットおよび前記オーバヘッドビットの一方を得
    て、前記別の通信装置へ送信されるように前記出力へ供
    給する、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記制御情報が、前の送信が前記別の
    通信装置において正しく受信されなかったことを表示す
    る否定応答を含み、前記データ経路が該否定応答に応答
    して、その選択を、前記原データビットおよび前記オー
    バヘッドビットの一方から、前記原データビットおよび
    前記オーバヘッドビットの他方へ変化させる、請求項1
    0、請求項11、または請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 無線通信装置として提供される、請求
    項10から請求項13までのいずれかに記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記エンコーダが畳み込みエンコーダ
    である、請求項10から請求項14までのいずれかに記
    載の装置。
  16. 【請求項16】 データ通信装置において、該装置が、 別のデータ通信装置により通信チャネルを経て送信され
    た原データビットの受信バージョンを受信する入力と、 前記入力に結合していて、前記原データビットの前記受
    信バージョンが正しいかどうかを決定するエラー検出器
    と、 前記エラー検出器に結合した制御装置であって、前記原
    データビットの前記受信バージョンが正しくないとの決
    定に応答して、前記原データビットに適用されたエンコ
    ーディングアルゴリズムの動作により前記別のデータ通
    信装置において発生せしめられたオーバヘッドビットを
    送信するように前記別のデータ通信装置に求める要求
    を、前記別のデータ通信装置へ送信するために供給す
    る、前記制御装置と、を含む、前記装置。
  17. 【請求項17】 前記入力が、前記別のデータ通信装置
    から送信された前記オーバヘッドビットの受信バージョ
    ンをさらに受信し、前記入力に結合した前記制御装置が
    前記オーバヘッドビットの前記受信バージョンにマッピ
    ング動作を適用し、もし前記オーバヘッドビットが前記
    受信側において正しく受信されたならば、前記マッピン
    グ動作が結果として前記原データビットを生じ、前記制
    御装置に結合した前記エラー検出器が前記マッピング動
    作の前記結果に対しエラー検出プロシージャを適用して
    前記マッピング動作が前記原データビットを結果として
    生じたかどうかを決定する、請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記入力および前記制御装置に結合し
    たデコーダを含み、前記制御装置が、前記マッピング動
    作が前記原データビットを結果として生じなかったとの
    前記エラー検出器による決定に応答して、前記原データ
    ビットの前記受信バージョンおよび前記オーバヘッドビ
    ットの前記受信バージョンに対し、前記エンコーディン
    グアルゴリズムに対応するデコーディングアルゴリズム
    を適用するよう前記デコーダに知らせる、請求項17に
    記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記デコーダにより用いるために、前
    記原データビットの前記受信バージョンおよび前記オー
    バヘッドビットの前記受信バージョンを記憶する、前記
    入力と前記デコーダとの間に結合したバッファを含む、
    請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記エラー検出器が、前記デコーダに
    結合していて、前記デコーディングアルゴリズムが前記
    原データビットを結果として生じたかどうかを決定し、
    前記制御装置が、前記デコーディングアルゴリズムが前
    記原データビットを結果として生じなかったとの決定に
    応答して、前記原データビットの再送信を求める要求を
    前記別のデータ通信装置へ送信する、請求項18または
    請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記デコーダがビタビデコーダであ
    る、請求項18、請求項19、または請求項20に記載
    の装置。
  22. 【請求項22】 無線通信装置として提供される、請求
    項16から請求項21までのいずれかに記載の装置。
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