JP2003046469A - 受信データ復調方法、およびこれを使用する受信装置、および送受信装置 - Google Patents

受信データ復調方法、およびこれを使用する受信装置、および送受信装置

Info

Publication number
JP2003046469A
JP2003046469A JP2001228578A JP2001228578A JP2003046469A JP 2003046469 A JP2003046469 A JP 2003046469A JP 2001228578 A JP2001228578 A JP 2001228578A JP 2001228578 A JP2001228578 A JP 2001228578A JP 2003046469 A JP2003046469 A JP 2003046469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
moving average
signal
sample
desired symbol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001228578A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4638089B2 (ja
Inventor
Takahiko Sawa
孝彦 佐波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chiba Institute of Technology
Original Assignee
Chiba Institute of Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chiba Institute of Technology filed Critical Chiba Institute of Technology
Priority to JP2001228578A priority Critical patent/JP4638089B2/ja
Publication of JP2003046469A publication Critical patent/JP2003046469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4638089B2 publication Critical patent/JP4638089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、送信側でガードインターバル信号が
付加されたマルチキャリア信号を受信し、その受信デー
タを復調する受信データ復調方法、および受信装置、お
よび送受信装置に関し、シンボル間干渉の影響を回避さ
せ、高精度の復調処理を簡易構成で可能とすることを目
的とする。 【解決手段】マルチキャリア信号における希望シンボル
にガードインターバルが付加された受信データを、当該
希望シンボルとこのシンボル期間遅延させた遅延シンボ
ル信号とを減算して絶対値化処理し、これを所定サンプ
ル分で移動平均値を算出し、この所定サンプル移動平均
値と単位サンプル遅延させた遅延された所定サンプル分
の移動平均値とを除算し、この除算値を連続的に入力し
て変位点を検出することでシンボルタイミングを特定
し、当該希望シンボルを復調処理する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信側でガードイ
ンターバル信号が付加されたマルチキャリア信号を受信
し、その受信データを復調する受信データ復調方法、お
よび受信装置、および送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信システムにおいては、受
信データを如何に精度よく復調させるかの基本的課題が
ある。特に、ディジタル放送や高速無線ネットワーク、
移動体通信における通信技術の発達に対応した変復調方
式も種々考えられてきており、簡易構成の高精度な復調
処理の手法が望まれている。
【0003】従来、広帯域無線通信システムにおいて、
マルチパスに対して強くさせるための手法としてマルチ
キャリア変調技術が確立しており、さらにマルチキャリ
ア変調方式の周波数利用効率を高めるために直交周波数
分割多重(OFDM)のディジタル変調方式が採用され
てきている。OFDM方式は、多数の直交するキャリア
を変調して多重化するもので、通信システムにおいては
希望信号の後半部分の複製がガードインターバルとして
先頭に付加されたOFDM信号を受信して同期処理を行
い、復調を行うものである。
【0004】同期処理は、OFDM信号における上記ガ
ードインターバルと希望シンボルの後半部分が同じ信号
成分を持つことから、これらの相関をとることにより希
望シンボルの開始位置を推定するものであり、例えば特
開平07−321762号公報等に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
パス伝送路におけるガードインターバルは、希望シンボ
ルの一つ前のシンボルの遅延波によりシンボル間干渉を
受けていることから、受信されたOFDM信号のガード
インターバルは信号の後半部分と異なる信号成分を含む
こととなり、相関が小さくなる。したがって、相関によ
るピークが低下するために正しい復調開始位置を推定す
ることが困難となって大きなシンボルタイミングオフセ
ットを生じ、希望シンボルの開始位置に大きな誤差を生
じることとなる。すなわち、このように大きなシンボル
タイミングオフセットを生じた推定位置より復調処理を
開始するとシンボル間干渉の影響が大となってキャリア
間の直交性を崩し、復調精度の劣化を招くという問題が
ある。
【0006】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、シンボル間干渉の影響を回避させ、高精度の復
調処理を簡易構成で可能とする受信データ復調方法、受
信装置、送受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、希望シンボルに当該希望シン
ボルの一部を複製したガードインターバルが付加された
マルチキャリア信号を受信し、受信した当該希望シンボ
ルを所定サンプル数でフーリエ変換して復調するにあた
り、当該希望シンボルの復調開始時期としてのシンボル
タイミングを特定する受信データ復調方法であって、前
記受信した希望シンボルに関する受信データを、前記希
望シンボルの周期分遅延させるステップと、前記遅延シ
ンボル信号と、当該遅延対象となったシンボル信号とを
減算処理するステップと、前記減算処理した信号に対
し、複素成分を除去する絶対値化演算処理するステップ
と、前記絶対値化処理した信号に対し、前記フーリエ変
換に応じたサンプル数の所定サンプル分を対象として移
動平均値を算出するステップと、前記所定サンプル分の
移動平均値を単位サンプル分遅延させるステップと、前
記単位サンプル分遅延された所定サンプル分の移動平均
値と、当該遅延対象となった所定サンプル移動平均値と
を除算処理するステップと、前記除算値を連続的に入力
して変位点を検出するステップと、前記検出した変位点
の位置を前記希望シンボルの開始位置として前記シンボ
ルタイミングを特定し、前記希望シンボルを復調処理す
るステップと、を含む構成とする。
【0008】請求項2の発明では、前記所定サンプル移
動平均値の算出にあたり、前記絶対値化処理した信号を
二乗化処理する構成である。
【0009】請求項3の発明では、希望シンボルに当該
希望シンボルの一部を複製したガードインターバルが付
加されたマルチキャリア信号を受信し、受信した当該希
望シンボルを所定サンプル数でフーリエ変換して復調す
るもので、当該希望シンボルの復調開始時期としてのシ
ンボルタイミングを特定する手段を含む受信装置であっ
て、前記受信した希望シンボルに関する受信データを、
前記希望シンボルの周期分遅延させるシンボル期間遅延
手段と、前記シンボル期間遅延手段で遅延させた遅延シ
ンボル信号と、当該遅延対象となったシンボル信号とを
減算処理する減算手段と、前記減算手段で減算処理した
信号に対し、複素成分を除去する絶対値化演算手段と、
前記絶対値化演算手段で絶対値化処理した信号に対し、
前記フーリエ変換に応じたサンプル数の所定サンプル分
を対象として移動平均値を算出する移動平均演算手段
と、前記移動平均演算手段により演算された所定サンプ
ル分の移動平均値を単位サンプル分遅延させる単位サン
プル遅延手段と、前記単位サンプル遅延手段で単位サン
プル分遅延された所定サンプル分の移動平均値と、当該
遅延対象となった所定サンプル移動平均値とを除算処理
する除算手段と、前記除算手段での除算値を連続的に入
力して変位点を検出するピーク検出手段と、前記ピーク
検出手段で検出した変位点の位置を前記希望シンボルの
開始位置として前記シンボルタイミングを特定し、前記
希望シンボルを復調する復調処理手段と、前記減算手段
による減算処理、前記絶対値化演算手段による絶対値化
処理、前記移動平均演算手段による演算処理、前記除算
手段による除算処理を行うにあたり、当該処理対象を一
時記憶させる記憶手段と、を有する構成とする。
【0010】請求項4の発明では、前記所定サンプル移
動平均値の算出にあたり、前記絶対値化演算手段による
絶対値化処理した信号を二乗化する二乗化演算処理手段
を備える構成である。
【0011】請求項5の発明では、請求項3または4記
載の受信装置と、少なくとも、送信データを所定サンプ
ル数で逆フーリエ変換し、希望シンボルに当該希望シン
ボルの一部を複製したガードインターバルを付加させる
手段を備え、当該希望シンボルにガードインターバルが
付加されたマルチキャリア信号を所定の伝送媒体に送信
する処理手段を備える送信装置と、を有する送受信装置
の構成とする。
【0012】このように、マルチキャリア信号における
希望シンボルにガードインターバルが付加された受信デ
ータを、希望シンボルとこのシンボル期間遅延させた遅
延シンボル信号とを減算して絶対値化処理を行い、これ
を所定サンプル分で移動平均値を算出し、この所定サン
プル移動平均値と単位サンプル遅延させた遅延された所
定サンプル分の移動平均値とを除算する。この除算値を
連続的に入力して変位点を検出することでシンボルタイ
ミングを特定し、当該希望シンボルを復調処理する。す
なわち、マルチキャリア信号の遅延広がりがガードイン
ターバル期間より短い場合はガードインターバル内での
遅延広がりが及ばない範囲があることから、この範囲で
シンボルタイミングを推定しようとするものである。し
たがって、上記範囲では希望シンボルの一つ前のシンボ
ル遅延波が及ばないことからシンボル間干渉の影響が回
避され、最適なシンボルタイミングを推定することが可
能となり、高精度な復調が簡易構成で可能となるもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図により説明する。図1に、本発明の受信データ復調
方法を実現する復調デコーダの一実施形態のブロック構
成図を示す。図1において、復調デコーダ11は、適
宜、直並列変換部12、タイミング発生部13、FFT
窓14およびFFT(高速フーリエ変換部)15を備
え、上記タイミング発生部13は、少なくとも処理部1
6および記憶手段であるメモリ17を備える。そして、
上記直並列変換部12およびタイミング発生部13に入
力データが入力され、上記FFT15より出力データが
出力される。
【0014】ここで、上記入力データは、送信側より送
信データを所定サンプル数で逆高速フーリエ変換した希
望シンボルに当該希望シンボルの一部を複製したガード
インターバルが付加されたマルチキャリア信号(図2で
説明する)が伝送媒体を介して送信され、これを受信し
て所定周波数分を抽出するBPF(バンドパスフィル
タ)、増幅器、中間周波信号とする混合器を介し、各直
交成分に対して、中間周波信号とする混合器、LPF
(ローパスフィルタ)、A/D(アナログ/ディジタ
ル)変換器でディジタル変換処理されたシリアルデータ
である。また、上記出力データは、サブキャリアデータ
毎のパラレルデータであり、後に希望シンボルに応じて
シリアルデータに変換され、D/A(ディジタル/アナ
ログ)変換される対象の音声データや画像データであ
る。
【0015】上記直並列変換部12は、シリアルデータ
である入力データをパラレルデータに変換する。上記タ
イミング発生部13は、入力データに基づいてシンボル
タイミングを抽出するもので、演算処理を行う処理部1
6および演算する際の対象を一時記憶させる記憶手段で
あるメモリ17を少なくとも備える。なお、処理部16
の処理構成を図3で説明し、図4〜図7でシンボルタイ
ミングを推定する処理を説明する。
【0016】上記FFT窓14は、いわゆるガードイン
ターバル除去を行う部分であり、上記タイミング発生部
13からのシンボルタイミングに応じたシンボル開始位
置からの信号をFFT15に出力する。そして、FFT
15は、上記FFT窓14から送られてくる信号であっ
て、上記逆高速フーリエ変換されている希望シンボルに
相当する各サブキャリアデータを、所定サンプル数での
高速フーリエ変換演算により時間軸上での各データの周
波数変換処理を行うもので、既存の回路として例えば特
開平10−65605号公報等に記載されている回路が
用いられる。すなわち、FFT窓14およびFFT15
で復調処理手段が構成されて、希望シンボルを復調処理
するものである。
【0017】ここで、図2に、図1の復調デコーダに入
力される入力データの説明図を示す。図2(A)は変調
エンコーダのブロック構成図であり、図2(B)は送信
対象のガードインターバルが付加されたマルチキャリア
信号(OFDM信号)の波形図である。図2(A)に示
す変調エンコーダ21は、IFFT(逆高速フーリエ変
換部)22および並直列変換部23を少なくとも含む。
図2(A)に示す入力データは、送信対象の音声データ
や画像データの送信データが、A/D変換されて例えば
4相位相偏移変調(QPSK)されたものをパラレル変
換したパラレルデータであり、周波数軸上で並んでいる
各チャネル信号が多重化されたデータである。また、出
力データは、希望シンボルにガードインターバルが付加
されたシリアルデータであって、その後にD/A変換、
LPF、BPFを介してサブキャリアがシリアル状態で
伝送媒体に送信されるマルチキャリア信号となるもので
ある。
【0018】上記IFFT22は、上記入力データを時
間軸上に多重化された信号として取り出すためのもの
で、サンプル数に応じた周期で出力する。上記並直列変
換部23は、IFFT22より出力される所定サンプル
数のパラレルデータをシリアルデータ(希望シンボル)
に変換するもので、ここで、当該希望シンボルの一部を
複製したガードインターバルを先頭に付加されたOFD
Mシンボルとする。このガードインターバルが付加され
た状態が図2(B)に示される。すなわち、図2(B)
に示すように、周期Tの希望シンボル(symbol)
の先頭に、当該希望シンボルの後半部分(周期Tg)を
複製したガードインターバル(GI)が付加されるもの
である。
【0019】なお、ガードインターバルは、その長さ
(周期)が長いほど大きな遅延広がりを持つ遅延波の影
響を軽減することができるが、長すぎると伝送効率が低
下することから、遅延波耐性と伝送効率のトレードオフ
の関係を考慮して適切な長さが選択される。
【0020】続いて、図3に、図1のタイミング発生部
の処理構成図を示す。図3に示す処理構成は、タイミン
グ発生部13の処理部16で処理プログラムにより構築
されるもので、シンボル期間遅延手段31、減算手段3
2、絶対値化演算手段33A、二乗化演算手段33B、
Lサンプル移動平均演算手段34、単位サンプル遅延手
段35、除算手段36およびピーク検出手段37で構成
される。ここで、受信データとは図1に示す入力データ
であり、ピーク検出手段37の出力がシンボルタイミン
グとして上記FFT窓14に送出される。
【0021】上記シンボル期間遅延手段31は、受信デ
ータを、図2(B)に示すような希望シンボルの周期T
分だけ遅延させる。上記減算手段32は、シンボル期間
遅延手段31で遅延させた遅延シンボル信号と、当該遅
延対象となった当該受信データのシンボル信号とを減算
処理する。上記絶対値化演算手段33Aは、上記減算手
段32で減算処理された信号に対して複素成分を除去す
る絶対値化処理を行う。上記二乗化演算手段33Bは、
上記減算手段32で減算処理された信号を二乗化する。
この二乗化演算手段33Bは、必ずしも必須の要件では
ないが、設けることによりシンボルタイミング推定の精
度を高めることができるものである。上記Lサンプル移
動平均演算手段34は、減算手段32で減算処理されて
二乗化演算手段33で複素成分が除去されたデータに対
し、前記フーリエ変換に応じたサンプル数のL個のサン
プル分を対象として移動平均値を算出する。
【0022】上記単位サンプル遅延手段35は、上記L
サンプル移動平均演算手段34により演算されたLサン
プル分の移動平均値を単位サンプル分(ここでは1サン
プル)遅延させる。上記除算手段36は、単位サンプル
遅延手段35で単位サンプル分の遅延された所定サンプ
ル分の移動平均値と、当該遅延対象となった所定サンプ
ル移動平均値とを除算処理する。上記ピーク検出手段3
7は、除算手段36での除算値を連続的に入力して変位
点を検出して、前記FFT窓14に出力する。
【0023】そこで、図4〜図7を用いて、図3のシン
ボルタイミング発生の作用を説明する。図4は図3の処
理を説明するためのフローチャート、図5は図3のシン
ボル期間遅延手段の説明図、図6は図3のLサンプル移
動平均演算およびその単位サンプル遅延の説明図、図7
は図3におけるピーク検出の説明波形図である。
【0024】ここで、本発明を特徴づけるシンボルタイ
ミング発生のための演算処理は、伝送媒体(マルチパス
伝送路)上で伝播されてくるマルチキャリア信号の遅延
広がりがガードインターバルの周期(Tg)より短いと
仮定することを前提としている。これは、遅延広がり以
上からガードインターバル期間以内の範囲はOFDMシ
ンボルが一つ前のシンボルの遅延波が及ばない範囲であ
るからシンボル間干渉の影響が小さく、これにより上記
範囲内でシンボルタイミングを推定できれば高精度な復
調を行うことができるからである。
【0025】図4(A)において、図3に示す受信デー
タ(ガードインターバルが付加された希望シンボル)で
あって、図5(A)に示されるシリアルデータを受信し
たときにメモリ17に一時記憶させ(ステップ(S)
1)、シンボル期間遅延手段31が当該受信データを図
5(B)に示されるようにシンボル期間T分だけ遅延さ
せて減算手段32に出力する(S2)。すなわち、図5
(A)の受信データは遅延波が含まれた状態であり(実
際はガウス雑音も含む)、これを図5(B)に示すよう
にシンボル期間T分遅延させることで、期間Tのシンボ
ルAのガードインターバルが複製された部分(a(G
I))が、T遅延シンボルAにおける周期Tgのガード
インターバル部分(GI(A))と対応することとな
る。
【0026】そして、減算手段32において、T遅延デ
ータとその対象となった受信データをメモリ17より読
み出して、その振幅の差分を演算し(S3)、その差分
が絶対値化演算手段33Aで絶対値化され、さらに二乗
化演算手段33Bで二乗化処理されてメモリ17に一時
記憶される(S4)。これらがサンプル周期毎に順次行
われてメモリ17に順次一時記憶されていく(S1〜S
4)。
【0027】続いて、図4(B)において、Lサンプル
移動平均演算手段34が、メモリ17より一時記憶され
た二乗化演算値をL個分取り出し、このLサンプル分に
対して移動平均の演算を行ってメモリ17に一時記憶す
る(S11)。これと同時に単位サンプル遅延手段35
において演算結果のLサンプル移動平均を単位サンプル
(1サンプル)遅延させて除算手段36に出力する(S
12)。すなわち、図6(A)に示すように、1サンプ
ル毎の二乗化演算値を、L個分で移動平均を演算してメ
モリ17に順次一時記憶させていくものである。
【0028】除算手段36において、単位サンプル遅延
手段35より送られてくる1サンプル遅延させたLサン
プル移動平均データと、対象となったLサンプル移動平
均データをメモリ17より読み出して除算演算を行い
(S13)、その除算演算結果をピーク検出手段37に
出力するもので(S14)、Lサンプル移動平均演算手
段34からの1サンプル毎の演算に応じて随時除算演算
結果をピーク検出手段37に出力するものである。
【0029】すなわち、図6(B)および図7(A)に
示すように、Lサンプル移動平均演算手段34から随時
出力される移動平均結果はガードインターバル部分の終
端に向けて指数的に減衰し、ガードインターバル部分が
終わる部分から急激的に増加する。そして、Lサンプル
移動平均結果を、1結果毎に随時単位サンプル遅延手段
35で遅延させたものが図6(C)に示され、図6
(B)、(C)の各対応する部分で除算手段36により
随時除算演算が行われる。その除算結果が、図7(B)
に示され、同図におけるrdiv(k)が除算手段36
の結果である。すなわち、図6(B)、(C)の対応す
る部分でLサンプル移動平均結果の大きさに違いが生じ
る部分があり、この部分での除算結果が図7(B)に示
すように急激な立ち上がりとなる。なお、他の部分での
図6(B)、(C)の対応する部分では、各成分の大き
さで大きな違いがなく、その除算結果の値が小さくな
る。
【0030】図4(C)において、上記除算手段36の
結果が随時ピーク検出手段37に入力されてメモリ17
に一時記憶される(S21)。当該随時入力される除算
演算結果に基づいてピーク検出が行われる(S22)。
すなわち、ピーク検出手段37は、除算手段36からの
結果値を、メモリ17より所定サンプル分読み出し、最
大のレベルの位置をピークとして検出する。この部分が
希望シンボルの開始位置、すなわちシンボルタイミング
と推定できるもので、当該シンボルタイミングとしてF
FT窓14に出力するものである。
【0031】ここで、上記シンボルタイミング推定の原
理を説明する。マルチキャリア信号(OFDM信号)s
(k)が送信されたときの受信される希望波(OFDM
シンボル)s(k)、および時間τ遅れて受信される
遅延波s(k)は、(1)式、(2)式となる。
【数1】 ここで、c(k)、c(k)は伝送路特性であり、
遅延広がりτがガードインターバル期間より短いものと
仮定している。そこで、あるサンプル時間kのときの受
信信号r(k)が(3)式で示される。n(k)はガウ
ス雑音である。
【0032】上記受信信号r(k)と、これをシンボル
期間遅延手段31でシンボル期間T遅延させた信号r
(k−T)との差分を減算手段32で演算した結果r
dif(k)が(4)式で示される。
【数2】 ここで、ndif(k)は(5)式で表される。また、
ガードインターバルの信号成分とOFDM信号の後半部
分(ガードインターバルの複製された部分)との信号成
分は同じであることから、(6)式および(7)式が成
り立つ。この場合のTgはガードインターバル期間であ
り、l(小文字エル)は整数である。
【0033】したがって、上記減算結果rdif(k)
は(8)式で表される。
【数3】 ここで、簡略化するためにl(エル)=0とし、最大ド
ップラ周波数はシンボル周期(周波数)に比べて十分に
小さいとすると、{c(k−T)−c(k)}およ
び{c(k−T)−c(k)}の平均値は0と近似
することができ、さらにガウス雑音n(k)の平均値も
0とすることができることから、ndif(k)の平均
値も0と近似することができる。したがって、減算結果
dif(k)は、上述のように遅延広がりτ以上から
ガードインターバル期間Tg以内の範囲であれば、一つ
前のシンボルの遅延波が及ばない範囲であることから、
0と近似することができる。
【0034】そして、上記減算結果rdif(k)を絶
対値化演算手段33Aで絶対値化した後に、二乗化演算
手段33Bで二乗化処理を行い、Lサンプル移動平均演
算手段34でLサンプル移動平均の演算が(9)式で表
される。
【数4】 すなわち、移動平均値rave(k)は、τ以上から
(Tg−L+1)以内の範囲で小さい値となり、これ以
外の範囲では平均化により小さい値が存在しなくなるた
め大きな値となる。この移動平均値の変化が図7(A)
に示される。
【0035】上述のように、上記移動平均値は、τ以上
から(Tg−L+1)以内の範囲では小さい値であり、
(Tg−L+2)以上では大きな値へと変化する。この
変位点を、除算手段36により、(10)式で演算する
ことにより、大きい値に切り替わる位置(Tg−L+
2)を、図7(B)に示すようなピークとして得ること
ができるものである。
【数5】
【0036】このように、マルチキャリア信号の遅延広
がりがガードインターバル期間より短い場合、シンボル
開始位置では希望シンボルの一つ前のシンボル遅延波が
及ばないことから最適なシンボルタイミングを推定する
ことができ、これによりシンボル間干渉の影響が軽減さ
れ、高精度な復調が簡易構成でできるものである。
【0037】
【実施例】次に、図8に、本発明における一実施例の説
明図を示す。図8は、本発明の有効性を検証するための
ものとして、計算機シミュレーションでのBER(ビッ
トエラーレート)特性を示したものである。図8(A)
は本シミュレーションのパラメータを示したものであ
り、ここでは遅延プロファイルを図8(B)に示すよう
に、電力指数減衰18波レイリーフェージングとし、最
大遅延広がりを85サンプル、最大ドップラー周波数を
20[Hz]とし、移動平均する範囲を5サンプルとし
ている。
【0038】そこで、図8(C)に本シミュレーション
のBER特性が示される。ここで、「○」プロットは理
想的特性(完全同期)であり、「●」プロットは本発明
によるBER特性である。図のBER特性の如く、本発
明によるシンボルタイミング、すなわちピークが立つ位
置が理想的には97サンプル目であって遅延広がりが8
5サンプルであり、本発明によるBER特性が理想特性
にほぼ一致した特性を示している。これによって、ピー
ク位置から復調処理を行えばシンボル間干渉の影響を軽
減することができ、高精度な復調処理をできることがわ
かる。
【0039】次に、図9に、本発明の受信データ復調方
法が適用される受信装置の概略説明図を示す。図9に示
す受信装置41において、アンテナ等により受信した受
信信号がBPF(バンドパスフィルタ)42により所定
周波数帯を抽出され、混合器43で周波数シンセサイザ
44からの所定の周波数と混合され、さらにBPF45
で中間周波信号に変換される。自動利得増幅器46で増
幅された後、直交検波器47で局部発振器48からの位
相が90度ずれた2系統の周波数でI成分の信号とQ成
分の信号とを抽出し、これらをLPF49で高周波成分
を除去してA/D(アナログ/ディジタル)変換部50
でディジタルデータに変換する。
【0040】上記ディジタルデータは、2乗余弦ルート
ナイキストフィルタ51で送信側との全体でシンボル間
干渉を起こさないナイキスト条件を満たすようにフィル
タリングが行われて帯域制限され、図1に示す復調デコ
ーダ11に送られる。この復調デコーダ11で、図3〜
図7で説明した処理により希望シンボルの復調処理が行
われ、並直列変換部52でシリアルデータに変換され
る。続いて、デインターリーブ処理部53において、送
信側で行われた周波数および時間でのインターリーブ処
理に対して復元が行われる。そして、誤り訂正部54に
おいて、送信側で付加された誤り訂正符号に基づいてビ
ットエラーが訂正され、音声・画像処理部55で多重分
離されて音声および/または画像の復号処理が行われる
ことで、受信メディア信号としてスピーカやディスプレ
イに出力されるものである。
【0041】このような受信装置41において本発明に
係る受信データ復調方法を採用することで、シンボル間
干渉の影響が小さな範囲でシンボルタイミングを検出す
ることからシンボルタイミングオフセットを回避させ、
簡易構成で高精度な復調処理を行わせることができる受
信機構を構築することができるものである。このような
受信装置41として、例えばディジタル放送に対応した
受信機がある。なお、上記受信装置41では音声および
画像両方の受信メディア信号を復調、出力させる場合を
示したが、音声のみまたはデータのみを受信する場合に
も適用することができるものである。
【0042】次に、図10に、本発明の受信データ復調
方法が適用される送受信装置の概略説明図を示す。図1
0に示す送受信装置61は、上記受信装置41および送
信装置62により構成されるもので、受信装置41はそ
の説明を省略する。図10に示す送受信装置61におけ
る送信装置62は、入力された送信対象の送信メディア
信号が音声・画像処理部63で音声および/または画像
をそれぞれでディジタルデータとし、誤り訂正符号付加
部64で受信側で誤り訂正させるための誤り訂正符号が
付加される。その後、図示しないが、マッピング処理
(変調マッピング)が行われるが、後述のインタリーブ
処理後にマッピング処理を行ってもよい。この場合、受
信装置41においても、図示しないが、デインタリーブ
処理の前段階または後段階で送信装置62のマッピング
処理の部分に対応してデマッピング処理が行われる。
【0043】続いて、インターリーブ処理部65におい
て周波数および時間でのインターリーブ処理が行われ、
直並列変換部66でパラレルデータに変換される。そし
て、図2に示す変調エンコーダ21でガードインターバ
ルが付加されたOFDM信号が生成される。これを2乗
余弦ルートナイキストフィルタ67において、受信側と
の全体でシンボル間干渉を起こさないナイキスト条件を
満たすようにフィルタリングが行われて帯域制限され
る。
【0044】続いて、D/A(ディジタル/アナログ)
変換部68でアナログ信号に変換され、LPF69で高
周波成分が除去される。そして、直交変調器70で局部
発振器48の変調周波数でIチャンネル、Qチャンネル
の直交処理がなされた後、BPF71で中間周波信号に
変換され、混合器72で周波数シンセサイザ44からの
所定の周波数と混合される。さらに、BPF(バンドパ
スフィルタ)73により所定周波数帯にフィルタリング
され、増幅器74で増幅された後にアンテナ切替器75
を介してアンテナ76より伝送媒体に出力されるもので
ある。なお、受信信号は、アンテナ76よりアンテナ切
替器75を介してBPF42に入力される。
【0045】このような送受信装置61においても、本
発明に係る受信データ復調方法を採用することで、シン
ボル間干渉の影響が小さな範囲でシンボルタイミングを
検出することからシンボルタイミングオフセットを回避
させ、簡易構成で高精度な復調処理を行わせることがで
きる送受信機構を構築することができるものである。こ
のような送受信装置61としては、例えば無線機や携帯
電話等の移動体無線機などがある。なお、上記受信装置
41および送信装置62では、上記同様に音声および画
像両方の受信メディア信号を復調、出力させる場合を示
したが、音声のみまたはデータのみを受信する場合にも
適用することができるものである。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、マルチ
キャリア信号における希望シンボルにガードインターバ
ルが付加された受信データを、希望シンボルとこのシン
ボル期間遅延させた遅延シンボル信号とを減算して絶対
値化処理し、これを所定サンプル分で移動平均値を算出
し、この所定サンプル移動平均値と単位サンプル遅延さ
せた遅延された所定サンプル分の移動平均値とを除算
し、この除算値を連続的に入力して変位点を検出するこ
とでシンボルタイミングを特定し、当該希望シンボルを
復調処理することにより、シンボル間干渉の影響を回避
させ、高精度の復調処理を簡易構成で実現することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信データ復調方法を実現する復調デ
コーダの一実施形態の構成図である。
【図2】図1の復調デコーダに入力される入力データの
説明図である。
【図3】図1のタイミング発生部の処理構成図である。
【図4】図3の処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図5】図3のシンボル期間遅延手段の説明図である。
【図6】図3のLサンプル移動平均演算およびその単位
サンプル遅延の説明図である。
【図7】図3におけるピーク検出の説明波形図である。
【図8】本発明における一実施例の説明図である。
【図9】本発明の受信データ復調方法が適用される受信
装置の概略説明図である。
【図10】本発明の受信データ復調方法が適用される送
受信装置の概略説明図である。
【符号の説明】
11 復調デコーダ 12 直並列変換部 13 タイミング発生部 14 FFT窓 15 FFT 16 処理部 17 メモリ 21 変調エンコーダ 22 IFFT 23 並直列変換部 31 シンボル期間遅延手段 32 減算手段 33A 絶対値化演算手段 33B 二乗化演算手段 34 Lサンプル移動平均演算手段 35 単位サンプル遅延手段 36 除算手段 37 ピーク検出手段 41 受信装置 61 送受信装置 62 送信装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】希望シンボルに当該希望シンボルの一部を
    複製したガードインターバルが付加されたマルチキャリ
    ア信号を受信し、受信した当該希望シンボルを所定サン
    プル数でフーリエ変換して復調するにあたり、当該希望
    シンボルの復調開始時期としてのシンボルタイミングを
    特定する受信データ復調方法であって、 前記受信した希望シンボルに関する受信データを、前記
    希望シンボルの周期分遅延させるステップと、 前記遅延シンボル信号と、当該遅延対象となったシンボ
    ル信号とを減算処理するステップと、 前記減算処理した信号に対し、複素成分を除去する絶対
    値化演算処理するステップと、 前記絶対値化処理した信号に対し、前記フーリエ変換に
    応じたサンプル数の所定サンプル分を対象として移動平
    均値を算出するステップと、 前記所定サンプル分の移動平均値を単位サンプル分遅延
    させるステップと、 前記単位サンプル分遅延された所定サンプル分の移動平
    均値と、当該遅延対象となった所定サンプル移動平均値
    とを除算処理するステップと、 前記除算値を連続的に入力して変位点を検出するステッ
    プと、 前記検出した変位点の位置を前記希望シンボルの開始位
    置として前記シンボルタイミングを特定し、前記希望シ
    ンボルを復調処理するステップと、 を含むことを特徴とする受信データ復調方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の受信データ復調方法であっ
    て、前記所定サンプル移動平均値の算出にあたり、前記
    絶対値化処理した信号を二乗化処理することを特徴とす
    る受信データ復調方法。
  3. 【請求項3】希望シンボルに当該希望シンボルの一部を
    複製したガードインターバルが付加されたマルチキャリ
    ア信号を受信し、受信した当該希望シンボルを所定サン
    プル数でフーリエ変換して復調するもので、当該希望シ
    ンボルの復調開始時期としてのシンボルタイミングを特
    定する手段を含む受信装置であって、 前記受信した希望シンボルに関する受信データを、前記
    希望シンボルの周期分遅延させるシンボル期間遅延手段
    と、 前記シンボル期間遅延手段で遅延させた遅延シンボル信
    号と、当該遅延対象となったシンボル信号とを減算処理
    する減算手段と、 前記減算手段で減算処理した信号に対し、複素成分を除
    去する絶対値化演算手段と、 前記絶対値化演算手段で絶対値化処理した信号に対し、
    前記フーリエ変換に応じたサンプル数の所定サンプル分
    を対象として移動平均値を算出する移動平均演算手段
    と、 前記移動平均演算手段により演算された所定サンプル分
    の移動平均値を単位サンプル分遅延させる単位サンプル
    遅延手段と、 前記単位サンプル遅延手段で単位サンプル分遅延された
    所定サンプル分の移動平均値と、当該遅延対象となった
    所定サンプル移動平均値とを除算処理する除算手段と、 前記除算手段での除算値を連続的に入力して変位点を検
    出するピーク検出手段と、 前記ピーク検出手段で検出した変位点の位置を前記希望
    シンボルの開始位置として前記シンボルタイミングを特
    定し、前記希望シンボルを復調する復調処理手段と、 前記減算手段による減算処理、前記絶対値化演算手段に
    よる絶対値化処理、前記移動平均演算手段による演算処
    理、前記除算手段による除算処理を行うにあたり、当該
    処理対象を一時記憶させる記憶手段と、 を有することを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】請求3記載の受信装置であって、前記所定
    サンプル移動平均値の算出にあたり、前記絶対値化演算
    手段による絶対値化処理した信号を二乗化する二乗化演
    算処理手段を備えることを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の受信装置と、 少なくとも、送信データを所定サンプル数で逆フーリエ
    変換し、希望シンボルに当該希望シンボルの一部を複製
    したガードインターバルを付加させる手段を備え、当該
    希望シンボルにガードインターバルが付加されたマルチ
    キャリア信号を所定の伝送媒体に送信する処理手段を備
    える送信装置と、 を有することを特徴とする送受信装置。
JP2001228578A 2001-07-27 2001-07-27 受信データ復調方法、およびこれを使用する受信装置、および送受信装置 Expired - Fee Related JP4638089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228578A JP4638089B2 (ja) 2001-07-27 2001-07-27 受信データ復調方法、およびこれを使用する受信装置、および送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228578A JP4638089B2 (ja) 2001-07-27 2001-07-27 受信データ復調方法、およびこれを使用する受信装置、および送受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003046469A true JP2003046469A (ja) 2003-02-14
JP4638089B2 JP4638089B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=19061066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001228578A Expired - Fee Related JP4638089B2 (ja) 2001-07-27 2001-07-27 受信データ復調方法、およびこれを使用する受信装置、および送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4638089B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07143095A (ja) * 1993-09-22 1995-06-02 Sanyo Electric Co Ltd 復調器
JP2840819B2 (ja) * 1995-01-12 1998-12-24 ブルー チップ ミュージック ジーエムビーエイチ 音の開始と終わりを認識するための方法及び装置
JP2000068972A (ja) * 1998-08-17 2000-03-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Ofdm変復調方法及びofdm変復調回路
JP2000163068A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Roland Corp 波形データ処理装置
JP2001094531A (ja) * 1999-08-27 2001-04-06 Mitsubishi Electric Inf Technol Center Europ Bv Ofdm信号におけるシンボル境界を表す同期パルスを生成する方法およびofdm信号の受信方法
JP2001136149A (ja) * 1999-07-19 2001-05-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線パケット通信用ofdm受信装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07143095A (ja) * 1993-09-22 1995-06-02 Sanyo Electric Co Ltd 復調器
JP2840819B2 (ja) * 1995-01-12 1998-12-24 ブルー チップ ミュージック ジーエムビーエイチ 音の開始と終わりを認識するための方法及び装置
JP2000068972A (ja) * 1998-08-17 2000-03-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Ofdm変復調方法及びofdm変復調回路
JP2000163068A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Roland Corp 波形データ処理装置
JP2001136149A (ja) * 1999-07-19 2001-05-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線パケット通信用ofdm受信装置
JP2001094531A (ja) * 1999-08-27 2001-04-06 Mitsubishi Electric Inf Technol Center Europ Bv Ofdm信号におけるシンボル境界を表す同期パルスを生成する方法およびofdm信号の受信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4638089B2 (ja) 2011-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7627067B2 (en) Maximum likelihood synchronization for a communications system using a pilot symbol
EP1689140A1 (en) Apparatus and method for compensating for a frequency offset in a wireless communication system
RU2406238C2 (ru) Оценивание шума для беспроводной связи
US6584164B1 (en) Method for forming a training sequence
US20070019763A1 (en) Sampling frequency offset estimation apparatus and method for OFDM system
US8654914B2 (en) System and method for adaptive time synchronization
JP2008206152A (ja) マルチキャリア受信信号における狭帯域干渉を検出するための受信装置
JP2010016913A (ja) 送信装置及び送信方法、並びに遅延時間算出装置及び遅延時間算出方法
JP2004134883A (ja) 受信装置
KR101468514B1 (ko) 통신 시스템에서의 잔류 주파수 에러를 추정하는 방법 및 장치
JP2010521939A (ja) 複数のフィルタバンクを用いる多重搬送波受信機のロバストな同期方法及びそれに対応する受信機とトランシーバ
KR100347966B1 (ko) 멀티캐리어 시스템을 위한 미분 코딩 및 캐리어 복원
WO2006065016A1 (en) Method for estimating frequency/time offset and apparatus using the same in ofdm communication system
EP1444815A1 (en) Data-aided frequency offset detection using phase unwrapping
JP3544147B2 (ja) Ofdm信号受信装置、ofdm信号通信システム及びその通信制御方法
JP2000201131A (ja) Ofdm通信装置
JP3946893B2 (ja) ディジタル通信装置
KR101421305B1 (ko) 소수 배 주파수 동기 방법 및 이를 이용한 수신기
JP2003046469A (ja) 受信データ復調方法、およびこれを使用する受信装置、および送受信装置
JP2000022660A (ja) ディジタル通信装置
JP2002232389A (ja) Ofdm受信装置
JP3793198B2 (ja) Ofdm信号通信システム及びofdm信号送信機
KR100391565B1 (ko) 수정된 싱크보간법을 이용한 레일리페이딩 보상방법
JP5460579B2 (ja) 直交周波数分割多重信号の直線エラー位相補正方法及び装置
JP4766072B2 (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees