JP2003044597A - 総合学習支援システム - Google Patents

総合学習支援システム

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JP2003044597A
JP2003044597A JP2001226845A JP2001226845A JP2003044597A JP 2003044597 A JP2003044597 A JP 2003044597A JP 2001226845 A JP2001226845 A JP 2001226845A JP 2001226845 A JP2001226845 A JP 2001226845A JP 2003044597 A JP2003044597 A JP 2003044597A
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learner
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Toshiya Kobayashi
俊哉 小林
Isato Honma
勇人 本間
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NTS KK
Honda Motor Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B7/00Electrically-operated teaching apparatus or devices working with questions and answers
    • G09B7/02Electrically-operated teaching apparatus or devices working with questions and answers of the type wherein the student is expected to construct an answer to the question which is presented or wherein the machine gives an answer to the question presented by a student

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】広大な場所を利用して総合的な学習を可能なら
しめることにより、場所の有効活用が図れると共に、少
ない時間の学習によって個々人の能力を総合的に高める
ことができる総合学習支援システムを提供する。 【解決手段】学習者にしてもらう体験について事前に学
習するための情報を提供する事前学習部20と、事前学
習部による事前の学習の結果に基づき学習者をグループ
分けするグループ分け部20と、グループ分け部で分け
られたグループ毎に前記学習者が体験する際の情報を提
供する施設21〜24と、施設で学習者が体験した結果
を発表する発表部20と、学習者が前記施設での体験に
基づいて事後学習を行う事後学習部20、とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、総合学習支援シス
テムに関し、特に体験を通じて自己の才能開発を行うた
めの学習を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置を利用して学習を支
援する学習支援装置が開発され、実用に供されている。
例えば、特開2000−98865は、「学習支援シス
テム、及びそれを構成する教材サーバ装置、学習者側装
置、並びにそれらのプログラムを記録した記録媒体」を
開示している。
【0003】この学習支援システムによれば、教材サー
バ側装置のWWWサーバに記憶された複数の学習教材を
クライアント側装置を介して学習者に提示するに際し、
クライアント側装置内の学習プログラムの学習ガイダン
ス機能ブロックにより、各学習教材間の所定の関係に基
づくリンク情報、学習者毎の各学習教材に関する学習履
歴、各学習者の各学習教材に対する評価情報のうちの1
又は複数に基づくガイダンスが生成され、学習者に提示
される。
【0004】また、学習教材は、例えば複数階層のツリ
ー状に分類され、階層毎に上記リンク情報が設定される
ことにより、垂直方向及び水平方向に体系的に関連付け
られている。学習者は、上記ガイダンスを参考にしなが
ら、体系的に関連付けられた学習教材を辿りながら学習
が進められる。以上の構成により、学習者自らが学習方
法を模索、検討しながら、主体的且つ体系的に学習を行
うことが可能になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばサー
キット事業のように、広大な場所(土地)を利用して行
う事業は、本来の事業目的だけでは、場所が有効に活用
されていないという指摘がある。従って、本来の目的以
外の事業を併せて行うことにより、場所の有効活用を図
ることが望まれている。
【0006】一方、近い将来、文部科学省によって新指
導要綱が施行される。この新指導要綱では、「総合的な
学習の時間」として年間数時間程度が確保されている。
そして、この総合的な学習の時間を利用して、生きる力
を育成する総合的な学習を行うことが唱われており、こ
れをどのようにして具体化するという施策が求められて
いる。また、週休2日制の導入や総合的な学習の時間に
振り分けられる時間等により、基礎学習の時間が減少す
るので、短時間で高質の学習を行うための施策が求めら
れている。
【0007】本発明は、上述した背景の下になされたも
のであり、その目的は、広大な場所を利用して総合的な
学習を可能ならしめることにより、場所の有効活用が図
れると共に、少ない時間の学習によって個々人の能力を
総合的に高めることができる総合学習支援システムを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る総合学習支
援システムは、例えばサーキットのように広大な場所に
設けられ、レース場や博物館といった複数の施設があ
り、また自然の体験もできる複合的な施設を利用した総
合的な学習を支援するものである。また、この総合学習
支援システムを通じて人材開発の面での学習を可能にす
る。
【0009】即ち、本発明に係る総合学習支援システム
は、上記目的を達成するために、学習者にしてもらう体
験について事前に学習するための情報を提供する事前学
習部と、前記事前学習部による学習が済んだ前記学習者
が体験する際の情報を提供する施設と、前記施設で前記
学習者が体験した結果を発表する発表部と、前記学習者
が前記施設での体験に基づいて事後学習を行う事後学習
部、とを備えている。
【0010】この総合学習支援システムは、前記体験の
前に学習者を評価する事前評価部と、前記体験の後に学
習者を評価する事後評価部、とを更に備え、前記事後評
価部は、前記事前評価部との対比で事後評価を行うよう
に構成できる。
【0011】また、この総合学習支援システムは、前記
事前学習部による事前の学習の結果に基づき学習者をグ
ループ分けするグループ分け部、を更に備え、前記施設
は、前記学習者が前記グループ分け部で分けられたグル
ープ毎に体験する際の情報を提供するように構成でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
総合学習支援システムを図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0013】先ず、この総合学習支援システムを用いて
行われる学習プログラムの概要を説明する。なお、以下
では、この学習プログラムは、自然の中に設けられた自
動車メーカーの関連施設を用いて実施されるものとして
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0014】この学習プログラムでは、施設として、サ
ーキットの周辺に点在する「コレクションホール」、
「ファンファンラボ」、「ハローウッズ」、「アクディ
ブセーフティトレーニングパーク」及び「ホテル」が使
用されるものとする。
【0015】ここで、コレクションホールは、自動車メ
ーカーの歴史の紹介、車やオートバイの変遷の紹介、車
やオートバイが生まれた背景、それに係わった人が織り
なすドラマの紹介等がなされる。このコレクションホー
ルには、オリエンテーションルームが設けられており、
学習者が随時使用できるようになっている。
【0016】ファンファンラボは、車を取り巻く問題を
解決する技術やヒントを研究員と共に学び、自分たちに
何ができるかを考え、発見するための研究スペースであ
る。このファンファンラボには、環境ラボ、安全ラボ、
交通ラボ、NEXTラボ、ファクトリーラボ、ものづく
りラボ等が用意されている。このファンファンラボで
は、随所に設置された学習ゲームやシアターを使用し
て、研究員と学習者とがプログラムを進めることができ
るようになっている。
【0017】ハローウッズは、クラブハウスとフィール
ドから構成されている。このハローウッズは、自然を通
して人間存在を語り考える森である。フィールドには、
ろくろ、炭焼き小屋、森のトイレ等が設けられており、
それぞれ体験できるようになっている。また、樹を見な
がら、落ち葉を拾いながら、虫や鳥の声を聞きながら、
小動物に息を止めながらフィールドを散策することによ
り里山を体験できるようになっている。また、クラブハ
ウスでは、インターネットでの調べもの、レポートやク
ラフトの制作により学習ができるようになっている。
【0018】アクティブセーフティトレーニングパーク
は、車と人との関係を通じて、情報の受発信の重要性
と、それらの過程をうまく機能させるためのルールを守
ることの重要性を学習者が体感できるようになってい
る。このアクティブセーフティトレーニングパークで
は、簡単な車を組み立てる体験や交通安全教室等の研修
が可能であり、コミュニケーションをすることの難しさ
と楽しさとが表裏一体であること、人間のコミュニケー
ションが科学技術に基づくツールで成り立っていること
等を体験できる。
【0019】ホテルは、学習者の宿泊に使用されること
は勿論、学習環境として、インターネット、ホワイトボ
ード、コピーボード、OHP、プロジェクター、ビデオ
セット、複写機、飲料サービス等を提供する。また、こ
のホテルでは、フロントでの受付業務、ルームサービ
ス、ベッドメイキングといったホテル業務を体験でき
る。
【0020】本発明の実施の形態に係る総合学習支援シ
ステムは、図1に示すように、ローカルエリアネットワ
ーク(LAN)10に接続されたサーバ装置20及びパ
ーソナルコンピュータ(PC)21〜24、並びにサー
バ装置20に接続されたインターネット30から構成さ
れている。
【0021】サーバ装置20は、コレクションホールに
設置されており、この総合学習支援システムを統括す
る。このサーバ装置20には、学習プログラムで使用さ
れる種々の情報が記憶されており、各パーソナルコンピ
ュータ21〜24は、これらの情報に随時アクセスでき
るようになっている。
【0022】また、このサーバ装置20はインターネッ
ト30に接続されており、このインターネット30を介
して様々なサイトにアクセスし、またアクセスされるこ
とが可能になっている。例えば、学校、教師や生徒・児
童、各家庭、専門家、民間、行政等の各コンピュータと
相互にアクセスできるようになっている。図1では、ユ
ーザA40がインターネット30に接続された例を示し
ている。この構成により、ユーザAは、自己の学習方針
や計画をサーバ装置20に伝えて学習計画の立案に考慮
してもらうことができると共に、サーバ装置20から例
えば事前学習用の情報等を引き出すことができる。な
お、各パーソナルコンピュータ21〜24は、ローカル
エリアネットワーク10及びサーバ装置20を経由して
インターネット30にアクセスできるように構成されて
いる。
【0023】このサーバ装置20には、学習者が事前学
習(詳細は後述する)ための事前学習部、学習者を事前
に評価するための事前評価部、学習者が体験に基づいて
学習を行う事後学習部、学習者を事後評価する事後評価
部、学習が体験結果を発表するためのツールである発表
部が設けられている。
【0024】また、このサーバ装置20にはデータベー
ス20aが接続されている。データベース20aは、個
々の学習者に関するデータを記憶する。例えば、このデ
ータベース20aには、各人の事前学習の結果及び評
価、体験学習の途中で発生する種々のデータ、事後学習
の結果及び評価等が記憶される。このデータベース20
aの内容は、必要に応じて、パーソナルコンピュータ2
1〜24からローカルエリアネットワーク10を介し
て、又はユーザA40からインターネット30を介して
参照できるようになっている。
【0025】パーソナルコンピュータ21は、ファンフ
ァンラボに設置されており、学習ゲームやシアターを制
御する。また、各ラボの情報を記憶しており、学習者は
随時、この情報にアクセスできるようになっている。
【0026】パーソナルコンピュータ22は、ハローウ
ッズに設置されており、レポートやクラフトの制作に利
用できるようになっている。また、このパーソナルコン
ピュータ22からローカルエリアネットワーク10及び
サーバ装置20を介してインターネット30にアクセス
し、種々の調べものができるようになっている。
【0027】パーソナルコンピュータ23は、アクティ
ブセーフティトレーニングパークに設置されており、例
えば交通安全教室における研修に利用される。パーソナ
ルコンピュータ24は、ホテルに設置されており、イン
ターネット30へのアクセス、プレゼンテーション用の
OHPの作成等に使用される。
【0028】なお、上述した例では、サーバ装置20を
コレクションホールに設置するように構成したが、サー
バ装置20の設置場所はこれに限らず任意である。ま
た、上述した例では、サーバ装置20及びパーソナルコ
ンピュータ21〜24をローカルエリアネットワーク1
0で接続する構成としたが、ローカルエリアネットワー
クに限らず、例えばインターネットのような他のネット
ワークで接続するように構成できる。
【0029】次に、上記のように構成される総合学習支
援システムを用いて行われる学習プログラムを、その進
行に沿って説明する。この学習プログラムは、大きくわ
けると、事前学習、体験学習及び事後学習から構成され
ている。
【0030】この学習プログラムは、以下の狙いを有す
る。即ち、第1は情報を収集し問題を発見する。第2は
チーム学習を楽しみながら、協力の重要性と学習の方法
論を認識する。第3は、チームで見つけた問題の解決案
のプレゼンテーションを通して自主的且つ協働で問題を
解決する能力を養う。
【0031】この学習プログラムでは、図2に示すよう
に、体験、比較、道具及び役割を基本フレームとしてい
る。ここで、体験は感動につながり、道具は楽しさにつ
ながり、比較は驚きにつながり、役割を与えることは協
力につながる。そして、この基本フレームで得られたも
のを調べ、論理化・関係化を行い、編集し、最後にプレ
ゼンテーションを行うというサイクルで学習が進められ
る。
【0032】道具としては、上述した各施設の他に、展
示物、パネル、課題シート、資料集、表計算ソフト、ワ
ードプロセッサ、プレゼンテーション用ツール、インタ
ーネットが使用される。比較の対象としては、2輪車と
4輪車とのモデルチェンジの比較、或るものXと、或る
ものYとの比較が行われる。また、役割としては、グル
ープダイナミズム型チーム学習のために、複数のチー
ム、インストラクター、研究員、スーパーバイザー、学
習アドバイザーの各々に所定の役割が与えられる。
【0033】この学習プログラムでは、先ず事前学習が
行われる。即ち、この学習プログラムに参加する学習者
は、インターネット30を介してサーバ装置20にアク
セスし、次に行われる体験学習に必要な情報を取得し学
習する。この学習結果は、事前評価部で評価され、体験
後に行われる事後評価時の対比資料として使用される。
そして、学習者は、事前学習した経験を持って体験学習
の施設に赴く。
【0034】体験学習としては、学習者が2泊3日でこ
の学習プログラムを消化する場合を例に挙げて説明す
る。なお、以下では、参考のために、各ステップの実施
に要する概略時間を併記する。また、以下の各ステップ
では、学習者は、表計算ソフト、ワードプロセッサ及び
プレゼンテーション用ツールの使用、インターネットへ
のアクセス等を行うが、これらはサーバ装置20又はパ
ーソナルコンピュータ21〜24を用いて行われるもの
であり、個々のケースでの説明は省略する。
【0035】体験学習の第1日目では、以下に説明する
第1ステップ〜第11ステップが実施される。
【0036】第1ステップは「導入」と呼ばれる(10
分)。この第1ステップでは、コレクションホールのオ
リエンテーションルームで学習の流れが説明される。こ
の際、チームランニングの重要性についての説明、及び
議論や対話の際に自分の視点(自己の考え)を持ってお
くことの重要性についての説明がなされる。その後、複
数のチームに分けられた全学習者に「課題シート」が配
布される。
【0037】第2ステップは「体験」と呼ばれる(30
分)。この第2ステップでは、コレクションホールに展
示されている展示物やパネルを、学習アドバイザーと一
緒に、チームで見て回る。この際、チームの解答を作る
ため、対話や議論をしながら歩く。学習アドバイザー
は、解答は促さず、騒がしくならないように見守る。ま
た、学習アドバイザーは、インストラクターに質問する
ことを学習者に促す。
【0038】第3ステップは「対話」と呼ばれる(10
分)。この第3ステップでは、学習者は、オリエンテー
ションルームで議論を行う。即ち、チームの解答として
どれがよいのか議論し、解答を作成する。
【0039】第4ステップは「発表」と呼ばれる(25
分)。この第4ステップでは、チームの発表が行われ
る。この発表では、どのような点が楽しかったのか、或
いは苦労したのかをプレゼンテーションする。チームの
発表後、他のチームの学習者は、きちんと拍手をする。
【0040】第5ステップは「探求」と呼ばれる(15
分)。この第5ステップでは、研究員からの解答の説明
がなされる。この説明により、他の展示パネルの見方
も、単に見物するだけでなく、自分の考えを持ちなが
ら、友達と話し合いながら見ると探求ができることを確
認する。
【0041】第6ステップは「評価」と呼ばれる(20
分)。この第6ステップでは、チーム毎の協力度がどの
くらい出たかを計算する。この際、スピードと得点の相
関で計算が行われる。そして、どのチームが協力度が高
かったかを確認する。また、協力度について、チーム学
習の振り返りを学習アドバイザーが評価し、個人の力を
伸ばすこととチームの協力の両方が如何に大切かを確認
して終わる。
【0042】第7ステップは「比較」と呼ばれる(40
分)。この第7ステップでは、2輪車と4輪車のデザイ
ンのモデルチェンジの違いをチーム毎に語り合い、発表
する。その後、デザイナーからの解説がなされる。そし
て、学習者、学習アドバイザー全員の投票によるプレゼ
ンテーションの評価が行われる。
【0043】第8ステップは「飛翔」と呼ばれる(40
分)。この第8ステップでは、或るものXの美しさにつ
いてチーム毎に語り合い、発表する。次いで、ファイマ
ンの文章の紹介が行われる。そして、学習者、学習アド
バイザー全員の投票によるプレゼンテーションの評価が
行われる。
【0044】第9ステップは「編集」と呼ばれる(40
分)。この第9ステップでは、或るものXと或るものY
の共通性についてチーム毎に語り合い、発表する。次い
で、ロダン・バルト著「モードの体系」から一節を紹介
する。そして、学習者、学習アドバイザー全員の投票に
よるプレゼンテーションの評価がおこなわれる。
【0045】第10ステップは「チームの色分け後下
見」と呼ばれる(2時間)。この第10ステップでは、
今までの過程から、学習者を「自然派」と「科学派」と
「芸術派」に分ける。そして、その他の施設、即ち、フ
ァンファンラボ、ハローウッズ及びアクティブセーフテ
ィトレーニングパークの下見が行われる(各館パッケー
ジプログラム)。そして、夕食を摂る。
【0046】第11ステップは「課題探し」と呼ばれる
(90分)。この第11ステップでは、ホテルでチーム
毎にテーマを見つける作業が行われる。この際、見学体
験で気付いたことについて話し合いながら、インターネ
ットでリサーチしながら、テーマについて、どのように
まとめるか次の日の役割分担や行動計画を立てる。以上
で第1日目の学習を終了する。
【0047】体験学習の第2日目では、以下に説明する
第1〜第3ステップが実施される。
【0048】第1ステップは「情報収集」と呼ばれる
(120分)。この第1ステップでは、各館に行って再
度情報収集する場合は、電動自転車が使用されする。学
習アドバイザーは、役割分担や計画がうまくいっている
か確認をする。学習者は、ホテルで、インターネットを
使い、更に調査を続ける。その際、先に決めた役割分担
に従い、調べたデータを整理する生徒は、整理する作業
を同時進行していく。
【0049】第2ステップは「関係論理」と呼ばれる
(120分)。この第2ステップでは、整理した情報を
基に、事柄マップや意味マップの関係図を作る。この関
係図は発表用ではないので、ラフなスケッチでよい。学
習アドバイザーはヒントを与えてよいが、なるべく待つ
ように配慮する。次いで、編集の役割分担を決める。
【0050】第3ステップは「編集」と呼ばれる(24
0分)。この第3ステップでは、関係図を基にテーマ、
サブテーマ、要約、ストーリーを制作する。この際、プ
レゼンテーション用ツールを用いて発表用の資料が制作
される。また、ホームページ掲載用の論文が制作され
る。以上の準備が完了したらリハーサルが行われる。
【0051】体験学習の第3日目では、如何に説明する
第1〜第3ステップが実施される。
【0052】第1ステップは「発表」と呼ばれる(10
0分)。この第1ステップでは、各チームの発表が行わ
れる。この際、発表終了毎に拍手をおくる。
【0053】第2ステップは「評価」と呼ばれる(25
分)。この第2ステップでは、どのチームのプレゼンテ
ーションが優れているかについて投票を行う。2日間の
成績も加算して、優秀チームの発表が行われる。この
際、学習アドバイザーから何故優れているかについてコ
メントしてもらうと共に、学習者からもコメントしても
らう。
【0054】第3ステップは「問題作り遊び」と呼ばれ
る(180分)。この第3ステップでは、各チームが好
きな施設を選び、施設に関する問題を3問作る。問題は
全て5択の選択で作成する。この問題は、ヒントが全て
施設に存在しなければならない。次いで、チーム毎に問
題の発表が行われる。他のチームはその問題に回答す
る。考える時間は1問1分である。そして、正解できな
い問題を多く作ったチームの勝ちとする。館長に3日間
の感想を手紙にし、作成した問題も添えて送る。これに
より、一連の体験学習のプログラムを終了する
【0055】以上の体験学習が完了すると、事後学習が
行われる。この事後学習では、学習者が複数の質問に答
えることにより得られるデータが収集される。そして、
事前評価で評価した結果との対比で事後評価がなされ、
例えば教育現場での学習で利用される。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る総合
学習支援システムによれば、広大な場所を利用して総合
的な学習を可能ならしめることにより、場所の有効活用
が図れると共に、少ない時間の学習によって個々人の能
力を総合的に高めることができる総合学習支援システム
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る総合学習支援システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る総合学習支援システ
ムのコンセプトを説明するための図である。
【符号の説明】
10 ローカルエリアネットワーク(LAN) 20 サーバ装置 21〜24 パーソナルコンピュータ 30 インターネット
フロントページの続き (72)発明者 本間 勇人 神奈川県横浜市港北区新横浜2−13−12 株式会社エヌ・ティ・エス内 Fターム(参考) 2C028 AA12 BA01 BA02 BB03 BB04 BD02 CA13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習者にしてもらう体験について事前に
    学習するための情報を提供する事前学習部と、 前記事前学習部による学習が済んだ前記学習者が体験す
    る際の情報を提供する施設と、 前記施設で前記学習者が体験した結果を発表する発表部
    と、 前記学習者が前記施設での体験に基づいて事後学習を行
    う事後学習部、とを備えた総合学習支援システム。
  2. 【請求項2】 前記体験の前に学習者を評価する事前評
    価部と、 前記体験の後に学習者を評価する事後評価部、とを更に
    備え、 前記事後評価部は、前記事前評価部との対比で事後評価
    を行う、請求項1に記載の総合学習支援システム。
  3. 【請求項3】 前記事前学習部による事前の学習の結果
    に基づき学習者をグループ分けするグループ分け部、を
    更に備え、 前記施設は、前記学習者が前記グループ分け部で分けら
    れたグループ毎に体験する際の情報を提供する、請求項
    1又は2に記載の総合学習支援システム。
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