JP2003044513A - 情報検索装置 - Google Patents
情報検索装置Info
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- JP2003044513A JP2003044513A JP2001229295A JP2001229295A JP2003044513A JP 2003044513 A JP2003044513 A JP 2003044513A JP 2001229295 A JP2001229295 A JP 2001229295A JP 2001229295 A JP2001229295 A JP 2001229295A JP 2003044513 A JP2003044513 A JP 2003044513A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望のレコードを効率良く検索する。
【解決手段】 ユーザUが手段110に与えた検索条件
は、手段120へ与えられ、データベース200から条
件にヒットしたレコードが抽出される。このレコードの
一覧表は、手段130によってリストとして提示され、
ユーザUが1つのレコードを選択する指示を手段140
に入力すると、手段150は、選択されたレコード内容
をデータベース200から読み出して提供する。各レコ
ードについての過去の選択頻度と最新選択年月日とが、
手段160および手段170に記録される。ユーザUが
所定のソート指示を出すと、手段130は、過去の選択
頻度の大きい順、または最新選択年月日の新しい順にリ
ストをソートして提示する。
は、手段120へ与えられ、データベース200から条
件にヒットしたレコードが抽出される。このレコードの
一覧表は、手段130によってリストとして提示され、
ユーザUが1つのレコードを選択する指示を手段140
に入力すると、手段150は、選択されたレコード内容
をデータベース200から読み出して提供する。各レコ
ードについての過去の選択頻度と最新選択年月日とが、
手段160および手段170に記録される。ユーザUが
所定のソート指示を出すと、手段130は、過去の選択
頻度の大きい順、または最新選択年月日の新しい順にリ
ストをソートして提示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レコード単位で情
報が記録されたデータベースシステムから、所望の情報
を検索して、これを提供するための情報検索装置に関す
る。
報が記録されたデータベースシステムから、所望の情報
を検索して、これを提供するための情報検索装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、企業において事業の遂行に必要な
様々な情報は、データベースシステム内にデジタルデー
タとして蓄積するのが一般的である。ここ数年来のコン
ピュータの処理能力の向上およびデータ記録装置の記録
容量の向上に伴い、このようなデータベースシステムの
規模は益々拡大してきている。また、インターネット
は、それ自体が世界的規模のデータベースシステムであ
り、その情報量は膨大なものとなる。このように、大規
模なデータベースシステムを利用する上で必要不可欠な
システムは、蓄積された膨大な情報の中から、ユーザが
求めている所望の情報を取捨選択して取り出す機能をも
った情報検索装置である。データベースシステムには、
通常、レコード単位で情報が記録されており、ユーザは
情報検索装置を利用して、所望のレコードを検索する作
業を行うことになる。なお、本願明細書における「レコ
ード」なる文言は、「ひとまとまりの情報」という広い
意味で用いており、必ずしもファイルシステムにおける
1レコードのみを意味するものではない。たとえば、イ
ンターネット上のひとまとまりのWebページの情報
も、ここで言う「レコード」に相当する情報である。
様々な情報は、データベースシステム内にデジタルデー
タとして蓄積するのが一般的である。ここ数年来のコン
ピュータの処理能力の向上およびデータ記録装置の記録
容量の向上に伴い、このようなデータベースシステムの
規模は益々拡大してきている。また、インターネット
は、それ自体が世界的規模のデータベースシステムであ
り、その情報量は膨大なものとなる。このように、大規
模なデータベースシステムを利用する上で必要不可欠な
システムは、蓄積された膨大な情報の中から、ユーザが
求めている所望の情報を取捨選択して取り出す機能をも
った情報検索装置である。データベースシステムには、
通常、レコード単位で情報が記録されており、ユーザは
情報検索装置を利用して、所望のレコードを検索する作
業を行うことになる。なお、本願明細書における「レコ
ード」なる文言は、「ひとまとまりの情報」という広い
意味で用いており、必ずしもファイルシステムにおける
1レコードのみを意味するものではない。たとえば、イ
ンターネット上のひとまとまりのWebページの情報
も、ここで言う「レコード」に相当する情報である。
【0003】一般的な情報検索装置には、種々の検索方
法が用意されている。たとえば、顧客データベースであ
れば、顧客の氏名、住所、年齢、趣味、家族構成などの
項目を用いて検索を行うことができるし、特許データベ
ースであれば、出願番号、公開番号、国際特許分類など
の項目を用いて検索を行うことができる。あるいは、特
定のキーワードや任意のキーワードを用いた検索機能も
広く利用されており、特に、インターネット上での情報
検索では、任意のキーワードを用いた検索が可能な検索
エンジンが利用されている。どのようなアルゴリズムで
検索を行う場合であっても、ユーザは、まず何らかの検
索条件を情報検索装置に与える必要がある。情報検索装
置は、与えられた検索条件に基づいて、データベース内
のレコードを検索し、条件に合致したレコードがあれ
ば、これを抽出して一覧表のリストの形式でユーザに提
示する処理を行う。条件に合致したレコードすべてが、
ユーザの求めている情報であるとは限らないので、ユー
ザは、この一覧表のリストに掲載されたレコードの中か
ら、所望のレコードを選択する指示を与える操作を行
う。こうして、ユーザにより特定のレコードが選択され
たら、最終的に当該選択レコードの内容情報が、データ
ベースから読み出されて、ユーザに提示されることにな
る。
法が用意されている。たとえば、顧客データベースであ
れば、顧客の氏名、住所、年齢、趣味、家族構成などの
項目を用いて検索を行うことができるし、特許データベ
ースであれば、出願番号、公開番号、国際特許分類など
の項目を用いて検索を行うことができる。あるいは、特
定のキーワードや任意のキーワードを用いた検索機能も
広く利用されており、特に、インターネット上での情報
検索では、任意のキーワードを用いた検索が可能な検索
エンジンが利用されている。どのようなアルゴリズムで
検索を行う場合であっても、ユーザは、まず何らかの検
索条件を情報検索装置に与える必要がある。情報検索装
置は、与えられた検索条件に基づいて、データベース内
のレコードを検索し、条件に合致したレコードがあれ
ば、これを抽出して一覧表のリストの形式でユーザに提
示する処理を行う。条件に合致したレコードすべてが、
ユーザの求めている情報であるとは限らないので、ユー
ザは、この一覧表のリストに掲載されたレコードの中か
ら、所望のレコードを選択する指示を与える操作を行
う。こうして、ユーザにより特定のレコードが選択され
たら、最終的に当該選択レコードの内容情報が、データ
ベースから読み出されて、ユーザに提示されることにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、デー
タベース内から所望のレコードを検索する場合、まず、
検索条件に合致したレコードのリストが一覧表示される
ことになり、ユーザは、このリスト内から所望のレコー
ドを選択する操作を行わねばならない。しかしながら、
リストに掲載されたレコードの数が多いと、その中から
所望のレコードを見付けだす作業は煩雑になり、ユーザ
の選択操作には大きな負担がかかることになる。通常、
リストの掲載順は、レコード名によるソート順、レコー
ドの所在アドレス(たとえば、URLアドレス)による
ソート順、データ容量の大きさによるソート順、レコー
ドの更新日によるソート順などによって定まっている
が、これらのソート順は、必ずしもユーザ側から見た重
要度や関心度の高い順にはなっていない。別言すれば、
ユーザの立場からみた重要度や関心度とは全く無関係な
順番で、リストの提示がなされるのが一般的である。こ
のため、ユーザにとって重要なレコードや関心のあるレ
コードが、多量のレコード内に埋もれてしまっているこ
とが多く、所望のレコードを見付け出す作業が煩雑にな
る。特に、リストの全容が一画面内に表示しきれない場
合には、スクロール操作や頁送り操作を行いながら、所
望のレコードを探す作業を行わねばならない。
タベース内から所望のレコードを検索する場合、まず、
検索条件に合致したレコードのリストが一覧表示される
ことになり、ユーザは、このリスト内から所望のレコー
ドを選択する操作を行わねばならない。しかしながら、
リストに掲載されたレコードの数が多いと、その中から
所望のレコードを見付けだす作業は煩雑になり、ユーザ
の選択操作には大きな負担がかかることになる。通常、
リストの掲載順は、レコード名によるソート順、レコー
ドの所在アドレス(たとえば、URLアドレス)による
ソート順、データ容量の大きさによるソート順、レコー
ドの更新日によるソート順などによって定まっている
が、これらのソート順は、必ずしもユーザ側から見た重
要度や関心度の高い順にはなっていない。別言すれば、
ユーザの立場からみた重要度や関心度とは全く無関係な
順番で、リストの提示がなされるのが一般的である。こ
のため、ユーザにとって重要なレコードや関心のあるレ
コードが、多量のレコード内に埋もれてしまっているこ
とが多く、所望のレコードを見付け出す作業が煩雑にな
る。特に、リストの全容が一画面内に表示しきれない場
合には、スクロール操作や頁送り操作を行いながら、所
望のレコードを探す作業を行わねばならない。
【0005】そこで、本発明は、所望のレコードを効率
良く検索することが可能な情報検索装置を提供すること
を目的とする。
良く検索することが可能な情報検索装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の第1の態
様は、レコード単位で情報が記録されたデータベースシ
ステムから、所望の情報を検索して、これを提供するた
めの情報検索装置において、ユーザから与えられる所定
の検索条件を入力する検索条件入力手段と、入力された
検索条件に基づいてデータベースシステムを検索し、検
索条件に合致するレコードを抽出するレコード抽出手段
と、レコード抽出手段によって抽出されたレコードのリ
ストをユーザに提示するリスト提示手段と、リスト中の
特定のレコードを選択するために、ユーザからの選択指
示を入力する選択指示入力手段と、データベースシステ
ム内のレコードについて、選択指示入力手段による選択
頻度を記録する選択頻度記録手段と、データベースシス
テムから、選択指示により選択されたレコードの内容と
なる情報を読み出してユーザに提供する情報提供手段
と、を設け、リスト提示手段が、選択頻度記録手段に記
録されている選択頻度に応じた順序でレコードを並べた
リストを提示する機能を果たすことができるようにした
ものである。
様は、レコード単位で情報が記録されたデータベースシ
ステムから、所望の情報を検索して、これを提供するた
めの情報検索装置において、ユーザから与えられる所定
の検索条件を入力する検索条件入力手段と、入力された
検索条件に基づいてデータベースシステムを検索し、検
索条件に合致するレコードを抽出するレコード抽出手段
と、レコード抽出手段によって抽出されたレコードのリ
ストをユーザに提示するリスト提示手段と、リスト中の
特定のレコードを選択するために、ユーザからの選択指
示を入力する選択指示入力手段と、データベースシステ
ム内のレコードについて、選択指示入力手段による選択
頻度を記録する選択頻度記録手段と、データベースシス
テムから、選択指示により選択されたレコードの内容と
なる情報を読み出してユーザに提供する情報提供手段
と、を設け、リスト提示手段が、選択頻度記録手段に記
録されている選択頻度に応じた順序でレコードを並べた
リストを提示する機能を果たすことができるようにした
ものである。
【0007】(2) 本発明の第2の態様は、レコード単
位で情報が記録されたデータベースシステムから、所望
の情報を検索して、これを提供するための情報検索装置
において、ユーザから与えられる所定の検索条件を入力
する検索条件入力手段と、入力された検索条件に基づい
てデータベースシステムを検索し、検索条件に合致する
レコードを抽出するレコード抽出手段と、レコード抽出
手段によって抽出されたレコードのリストをユーザに提
示するリスト提示手段と、リスト中の特定のレコードを
選択するために、ユーザからの選択指示を入力する選択
指示入力手段と、データベースシステム内のレコードに
ついて、選択指示入力手段による選択が行われた最新選
択時を記録する最新選択時記録手段と、データベースシ
ステムから、選択指示により選択されたレコードの内容
となる情報を読み出してユーザに提供する情報提供手段
と、を設け、リスト提示手段が、最新選択時記録手段に
記録されている最新選択時に応じた順序でレコードを並
べたリストを提示する機能を果たすことができるように
したものである。
位で情報が記録されたデータベースシステムから、所望
の情報を検索して、これを提供するための情報検索装置
において、ユーザから与えられる所定の検索条件を入力
する検索条件入力手段と、入力された検索条件に基づい
てデータベースシステムを検索し、検索条件に合致する
レコードを抽出するレコード抽出手段と、レコード抽出
手段によって抽出されたレコードのリストをユーザに提
示するリスト提示手段と、リスト中の特定のレコードを
選択するために、ユーザからの選択指示を入力する選択
指示入力手段と、データベースシステム内のレコードに
ついて、選択指示入力手段による選択が行われた最新選
択時を記録する最新選択時記録手段と、データベースシ
ステムから、選択指示により選択されたレコードの内容
となる情報を読み出してユーザに提供する情報提供手段
と、を設け、リスト提示手段が、最新選択時記録手段に
記録されている最新選択時に応じた順序でレコードを並
べたリストを提示する機能を果たすことができるように
したものである。
【0008】(3) 本発明の第3の態様は、レコード単
位で情報が記録されたデータベースシステムから、所望
の情報を検索して、これを提供するための情報検索装置
において、ユーザから与えられる所定の検索条件を入力
する検索条件入力手段と、入力された検索条件に基づい
てデータベースシステムを検索し、検索条件に合致する
レコードを抽出するレコード抽出手段と、レコード抽出
手段によって抽出されたレコードのリストをユーザに提
示するリスト提示手段と、リスト中の特定のレコードを
選択するために、ユーザからの選択指示を入力する選択
指示入力手段と、データベースシステム内のレコードに
ついて、選択指示入力手段による選択頻度を記録する選
択頻度記録手段と、データベースシステム内のレコード
について、選択指示入力手段による選択が行われた最新
選択時を記録する最新選択時記録手段と、データベース
システムから、選択指示により選択されたレコードの内
容となる情報を読み出してユーザに提供する情報提供手
段と、を設け、リスト提示手段が、選択頻度記録手段に
記録されている選択頻度に応じた第1の順序および最新
選択時記録手段に記録されている最新選択時に応じた第
2の順序を含む複数の順序のうち、ユーザの指示に基づ
くいずれかの順序でレコードを並べたリストを提示する
機能を果たすことができるようにしたものである。
位で情報が記録されたデータベースシステムから、所望
の情報を検索して、これを提供するための情報検索装置
において、ユーザから与えられる所定の検索条件を入力
する検索条件入力手段と、入力された検索条件に基づい
てデータベースシステムを検索し、検索条件に合致する
レコードを抽出するレコード抽出手段と、レコード抽出
手段によって抽出されたレコードのリストをユーザに提
示するリスト提示手段と、リスト中の特定のレコードを
選択するために、ユーザからの選択指示を入力する選択
指示入力手段と、データベースシステム内のレコードに
ついて、選択指示入力手段による選択頻度を記録する選
択頻度記録手段と、データベースシステム内のレコード
について、選択指示入力手段による選択が行われた最新
選択時を記録する最新選択時記録手段と、データベース
システムから、選択指示により選択されたレコードの内
容となる情報を読み出してユーザに提供する情報提供手
段と、を設け、リスト提示手段が、選択頻度記録手段に
記録されている選択頻度に応じた第1の順序および最新
選択時記録手段に記録されている最新選択時に応じた第
2の順序を含む複数の順序のうち、ユーザの指示に基づ
くいずれかの順序でレコードを並べたリストを提示する
機能を果たすことができるようにしたものである。
【0009】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第1
または第3の態様に係る情報検索装置において、リスト
提示手段が、選択頻度の大きいレコードほど先頭側に配
置されるようにリストの提示を行うようにしたものであ
る。
または第3の態様に係る情報検索装置において、リスト
提示手段が、選択頻度の大きいレコードほど先頭側に配
置されるようにリストの提示を行うようにしたものであ
る。
【0010】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第1
または第3の態様に係る情報検索装置において、選択頻
度記録手段が記録する選択頻度として、これまでの累積
選択回数を用いるようにしたものである。
または第3の態様に係る情報検索装置において、選択頻
度記録手段が記録する選択頻度として、これまでの累積
選択回数を用いるようにしたものである。
【0011】(6) 本発明の第6の態様は、上述の第1
または第3の態様に係る情報検索装置において、選択頻
度記録手段が、ユーザごとにそれぞれ別個独立して選択
頻度を記録する機能を有し、リスト提示手段が、提示相
手となるユーザに関して記録されている選択頻度に応じ
た順序で、リストを提示する機能を有するようにしたも
のである。
または第3の態様に係る情報検索装置において、選択頻
度記録手段が、ユーザごとにそれぞれ別個独立して選択
頻度を記録する機能を有し、リスト提示手段が、提示相
手となるユーザに関して記録されている選択頻度に応じ
た順序で、リストを提示する機能を有するようにしたも
のである。
【0012】(7) 本発明の第7の態様は、上述の第2
または第3の態様に係る情報検索装置において、リスト
提示手段が、最新選択時の新しいレコードほど先頭側に
配置されるようにリストの提示を行うようにしたもので
ある。
または第3の態様に係る情報検索装置において、リスト
提示手段が、最新選択時の新しいレコードほど先頭側に
配置されるようにリストの提示を行うようにしたもので
ある。
【0013】(8) 本発明の第8の態様は、上述の第2
または第3の態様に係る情報検索装置において、最新選
択時記録手段が、ユーザごとにそれぞれ別個独立して最
新選択時を記録する機能を有し、リスト提示手段が、提
示相手となるユーザに関して記録されている最新選択時
に応じた順序で、リストを提示する機能を有するように
したものである。
または第3の態様に係る情報検索装置において、最新選
択時記録手段が、ユーザごとにそれぞれ別個独立して最
新選択時を記録する機能を有し、リスト提示手段が、提
示相手となるユーザに関して記録されている最新選択時
に応じた順序で、リストを提示する機能を有するように
したものである。
【0014】(9) 本発明の第9の態様は、上述の第1
〜第8の態様に係る情報検索装置としてコンピュータを
機能させるプログラムを用意し、コンピュータ読み取り
可能な記録媒体に記録して配布できるようにしたもので
ある。
〜第8の態様に係る情報検索装置としてコンピュータを
機能させるプログラムを用意し、コンピュータ読み取り
可能な記録媒体に記録して配布できるようにしたもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る情報検索装置100の基本構成を示すブロック図であ
る。このブロック図では、ユーザUが、この情報検索装
置100を用いて、データベースシステム200内のレ
コードを検索する処理を行う様子が示されている。デー
タベースシステム200には、レコードR1,R2,R
3,R4,…のように、レコード単位で情報が記録され
ており、情報検索装置100は、このデータベースシス
テム200から、ユーザUが所望した情報を検索して、
これを提供する機能を果たす。
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る情報検索装置100の基本構成を示すブロック図であ
る。このブロック図では、ユーザUが、この情報検索装
置100を用いて、データベースシステム200内のレ
コードを検索する処理を行う様子が示されている。デー
タベースシステム200には、レコードR1,R2,R
3,R4,…のように、レコード単位で情報が記録され
ており、情報検索装置100は、このデータベースシス
テム200から、ユーザUが所望した情報を検索して、
これを提供する機能を果たす。
【0016】図示のとおり、情報検索装置100は、検
索条件入力手段110、レコード抽出手段120、リス
ト提示手段130、選択指示入力手段140、情報提供
手段150、選択頻度記録手段160、最新選択時記録
手段170なる構成要素を有している。もっとも、これ
らの各構成要素は、この情報検索装置100を、複数の
機能要素の集合として捉えて表現したものであり、実際
には、情報検索装置100は、コンピュータに所定のソ
フトウエアプログラムを組み込むことにより実現され
る。したがって、たとえば、検索条件入力手段110や
選択指示入力手段140は、このコンピュータのマウス
やキーボードなどの入力機器と、入力用ソフトウエアに
よって構成されることになり、リスト提示手段130や
情報提供手段150は、このコンピュータに接続された
ディスプレイ装置やプリンタなどの出力機器と、出力用
ソフトウエアによって構成されることになる。また、デ
ータベースシステム200も、データベースとしての処
理機能をもったコンピュータによって構成され、大規模
なデータベースを格納する場合であれば、通常、複数台
のデータベースサーバによって構成される。この場合、
情報検索装置100とデータベースシステム200と
は、ネットワークを介して接続されることになる。もち
ろん、インターネット自体を世界的な規模のデータベー
スシステム200として利用することも可能であり、そ
のような場合は、情報検索装置100は、インターネッ
トブラウザ機能を備えたパソコンに所定の検索用ソフト
ウエアを組み込むことによって構成することができる。
逆に、小規模なデータベースをスタンドアロン型で利用
できれば足りる場合であれば、情報検索装置100とデ
ータベースシステム200とを、同一のパソコンなどに
よって構成することも可能である。
索条件入力手段110、レコード抽出手段120、リス
ト提示手段130、選択指示入力手段140、情報提供
手段150、選択頻度記録手段160、最新選択時記録
手段170なる構成要素を有している。もっとも、これ
らの各構成要素は、この情報検索装置100を、複数の
機能要素の集合として捉えて表現したものであり、実際
には、情報検索装置100は、コンピュータに所定のソ
フトウエアプログラムを組み込むことにより実現され
る。したがって、たとえば、検索条件入力手段110や
選択指示入力手段140は、このコンピュータのマウス
やキーボードなどの入力機器と、入力用ソフトウエアに
よって構成されることになり、リスト提示手段130や
情報提供手段150は、このコンピュータに接続された
ディスプレイ装置やプリンタなどの出力機器と、出力用
ソフトウエアによって構成されることになる。また、デ
ータベースシステム200も、データベースとしての処
理機能をもったコンピュータによって構成され、大規模
なデータベースを格納する場合であれば、通常、複数台
のデータベースサーバによって構成される。この場合、
情報検索装置100とデータベースシステム200と
は、ネットワークを介して接続されることになる。もち
ろん、インターネット自体を世界的な規模のデータベー
スシステム200として利用することも可能であり、そ
のような場合は、情報検索装置100は、インターネッ
トブラウザ機能を備えたパソコンに所定の検索用ソフト
ウエアを組み込むことによって構成することができる。
逆に、小規模なデータベースをスタンドアロン型で利用
できれば足りる場合であれば、情報検索装置100とデ
ータベースシステム200とを、同一のパソコンなどに
よって構成することも可能である。
【0017】検索条件入力手段110は、ユーザUから
与えられる所定の検索条件を入力する構成要素であり、
レコード抽出手段120は、検索条件入力手段110に
よって入力された検索条件に基づいて、データベースシ
ステム200を検索し、検索条件に合致するレコードを
抽出する機能を有する構成要素である。このように、所
定の検索条件に基づいて、データベースを検索する方法
は、種々の方法が公知であり、ここでは詳しい説明は省
略する。前述したように、データベースシステム200
が、顧客データベースであれば、通常、各顧客ごとに1
つのレコードが記録されており、顧客の氏名、住所、年
齢、趣味、家族構成などの項目を用いて検索を行うこと
ができるし、特許データベースであれば、通常、個々の
出願ごとに1つのレコードが記録されており、出願番
号、公開番号、国際特許分類などの項目を用いて検索を
行うことができる。もちろん、特定のキーワードや任意
のキーワードを用いた検索を行うことも可能であり、デ
ータベースによっては、キーワードを用いた索引が用意
されている場合もある。なお、レコード抽出手段120
は、検索条件に合致するレコードを抽出する処理を行う
が、ここで言う「抽出処理」とは、該当するレコードの
内容をすべて読み出す必要はなく、該当する個々のレコ
ードを特定する情報(たとえば、レコード名など)を読
み出すことができれば十分である。
与えられる所定の検索条件を入力する構成要素であり、
レコード抽出手段120は、検索条件入力手段110に
よって入力された検索条件に基づいて、データベースシ
ステム200を検索し、検索条件に合致するレコードを
抽出する機能を有する構成要素である。このように、所
定の検索条件に基づいて、データベースを検索する方法
は、種々の方法が公知であり、ここでは詳しい説明は省
略する。前述したように、データベースシステム200
が、顧客データベースであれば、通常、各顧客ごとに1
つのレコードが記録されており、顧客の氏名、住所、年
齢、趣味、家族構成などの項目を用いて検索を行うこと
ができるし、特許データベースであれば、通常、個々の
出願ごとに1つのレコードが記録されており、出願番
号、公開番号、国際特許分類などの項目を用いて検索を
行うことができる。もちろん、特定のキーワードや任意
のキーワードを用いた検索を行うことも可能であり、デ
ータベースによっては、キーワードを用いた索引が用意
されている場合もある。なお、レコード抽出手段120
は、検索条件に合致するレコードを抽出する処理を行う
が、ここで言う「抽出処理」とは、該当するレコードの
内容をすべて読み出す必要はなく、該当する個々のレコ
ードを特定する情報(たとえば、レコード名など)を読
み出すことができれば十分である。
【0018】リスト提示手段130は、レコード抽出手
段120によって抽出されたレコードのリストをユーザ
に提示する構成要素である。具体的には、ディスプレイ
の画面上に、抽出されたレコードを特定するためのレコ
ード名などの情報を一覧表として提示する処理を行う。
ユーザUは、こうして提示されたリストに掲載されてい
るレコードの中から、利用したいと思う所望のレコード
を選択する。選択指示入力手段140は、ユーザUによ
る選択指示を入力する機能を有する。こうして、リスト
の中から特定のレコードが選択されたら、選択されたレ
コードの内容となる情報がユーザUに提供される。情報
提供手段150は、データベースシステム200から、
選択指示により選択されたレコードの内容となる情報を
読み出し、これをユーザUに提供する処理を行う構成要
素である。情報提供手段150は、一般的には、ディス
プレイ画面上に、選択されたレコードの内容を表示する
処理を行うことになるが、ユーザUに対する情報提供の
方法は、必ずしもディスプレイ画面上への表示という手
法に限定されるわけではない。必要に応じて、紙面上に
プリントすることにより情報の提供を行うこともできる
し、FD,CD−Rのような情報記録媒体に選択された
レコードのデータを出力することによって、情報の提供
を行うこともできる。要するに、情報提供手段150
は、何らかの方法で、選択されたレコードの内容をユー
ザUに提供する機能を有していれば、どのような構成の
ものでもかまわない。
段120によって抽出されたレコードのリストをユーザ
に提示する構成要素である。具体的には、ディスプレイ
の画面上に、抽出されたレコードを特定するためのレコ
ード名などの情報を一覧表として提示する処理を行う。
ユーザUは、こうして提示されたリストに掲載されてい
るレコードの中から、利用したいと思う所望のレコード
を選択する。選択指示入力手段140は、ユーザUによ
る選択指示を入力する機能を有する。こうして、リスト
の中から特定のレコードが選択されたら、選択されたレ
コードの内容となる情報がユーザUに提供される。情報
提供手段150は、データベースシステム200から、
選択指示により選択されたレコードの内容となる情報を
読み出し、これをユーザUに提供する処理を行う構成要
素である。情報提供手段150は、一般的には、ディス
プレイ画面上に、選択されたレコードの内容を表示する
処理を行うことになるが、ユーザUに対する情報提供の
方法は、必ずしもディスプレイ画面上への表示という手
法に限定されるわけではない。必要に応じて、紙面上に
プリントすることにより情報の提供を行うこともできる
し、FD,CD−Rのような情報記録媒体に選択された
レコードのデータを出力することによって、情報の提供
を行うこともできる。要するに、情報提供手段150
は、何らかの方法で、選択されたレコードの内容をユー
ザUに提供する機能を有していれば、どのような構成の
ものでもかまわない。
【0019】さて、これまで述べてきた各構成要素およ
びその機能は、従来の一般的な情報検索装置に備わって
いる公知のものである。本発明の特徴は、このような従
来の情報検索装置に、選択頻度記録手段160あるいは
最新選択時記録手段170を付加し、これらの構成要素
を利用して、リスト提示手段130に本発明固有のリス
ト提示機能をもたせるようにした点にある。
びその機能は、従来の一般的な情報検索装置に備わって
いる公知のものである。本発明の特徴は、このような従
来の情報検索装置に、選択頻度記録手段160あるいは
最新選択時記録手段170を付加し、これらの構成要素
を利用して、リスト提示手段130に本発明固有のリス
ト提示機能をもたせるようにした点にある。
【0020】ここで、選択頻度記録手段160は、デー
タベースシステム200内のレコードについて、選択指
示入力手段140による選択頻度を記録する機能をもっ
た構成要素である。選択頻度としては、具体的には、こ
れまでの累積選択回数を用いることができる。たとえ
ば、図1に示すレコードR1が、これまでに2回選択さ
れ、情報提供手段150によってその内容がユーザUに
提供されたとすれば、レコードR1については、選択頻
度「2」を示すデータが選択頻度記録手段160内に記
録されることになる。リスト提示手段130によって提
示されたリストには掲載されたとしても、最終的に選択
指示入力手段140によって入力された選択指示で選択
されなければ、選択回数としてはカウントされることは
ない。実際には、データベースシステム200内の全レ
コードについて、それぞれ累積選択回数を記録しておく
必要はなく、選択回数が0回のレコード(すなわち、ま
だ1度も選択されたことがないレコード)については、
記録を省略することができる。別言すれば、選択頻度記
録手段160に記録がないレコードについては、選択回
数が0回ということになる。したがって、実用上は、初
期状態では、選択頻度記録手段160内には何ら記録は
存在しないことになり、選択指示入力手段140によっ
て特定のレコードに対する選択指示が入力されるたび
に、当該レコードの累積選択回数を選択頻度記録手段1
60に記録するような処理を行えば十分である。また、
選択頻度としては、必ずしも過去のすべての累積選択回
数を用いる必要はなく、たとえば、過去1か月間の選択
回数だけを集計して記録するようにしてもよい。
タベースシステム200内のレコードについて、選択指
示入力手段140による選択頻度を記録する機能をもっ
た構成要素である。選択頻度としては、具体的には、こ
れまでの累積選択回数を用いることができる。たとえ
ば、図1に示すレコードR1が、これまでに2回選択さ
れ、情報提供手段150によってその内容がユーザUに
提供されたとすれば、レコードR1については、選択頻
度「2」を示すデータが選択頻度記録手段160内に記
録されることになる。リスト提示手段130によって提
示されたリストには掲載されたとしても、最終的に選択
指示入力手段140によって入力された選択指示で選択
されなければ、選択回数としてはカウントされることは
ない。実際には、データベースシステム200内の全レ
コードについて、それぞれ累積選択回数を記録しておく
必要はなく、選択回数が0回のレコード(すなわち、ま
だ1度も選択されたことがないレコード)については、
記録を省略することができる。別言すれば、選択頻度記
録手段160に記録がないレコードについては、選択回
数が0回ということになる。したがって、実用上は、初
期状態では、選択頻度記録手段160内には何ら記録は
存在しないことになり、選択指示入力手段140によっ
て特定のレコードに対する選択指示が入力されるたび
に、当該レコードの累積選択回数を選択頻度記録手段1
60に記録するような処理を行えば十分である。また、
選択頻度としては、必ずしも過去のすべての累積選択回
数を用いる必要はなく、たとえば、過去1か月間の選択
回数だけを集計して記録するようにしてもよい。
【0021】一方、最新選択時記録手段170は、デー
タベースシステム200内のレコードについて、選択指
示入力手段140による選択が行われた最新選択時を記
録する機能をもった構成要素である。たとえば、200
1年7月10日18時04分に、特定のレコードに対す
る選択指示が与えられたとすれば、当該レコードに関し
て、「2001年7月10日18:04」なる選択時が
最新選択時記録手段170に記録されることになり、そ
の後、同じ特定のレコードに対する選択指示が、200
1年8月10日16時36分に行われたとすれば、当該
レコードに関する記録は、「2001年8月10日1
6:36」に更新されることになる。このように、最新
選択時記録手段170には、データベースシステム20
0内の各レコードのそれぞれについて、最も最近の選択
時が記録されることになる。もちろん、まだ1回も選択
されたことのないレコードについては、最新選択時は未
定であるので、何ら記録を行う必要はない。結局、選択
指示入力手段140によって特定のレコードに対する選
択指示が入力されるたびに、当該レコードに関する最新
選択時を最新選択時記録手段170に新たに記録する
か、あるいは、当該レコードに関して既に何らかの最新
選択時が記録されていた場合には、これを更新する処理
を行えば十分である。なお、ここでは、最新選択時とし
て、年月日時分のデータを記録するようにしているが、
必ずしも年月日時分のすべてを記録する必要はなく、状
況に応じて、年月日のみを記録するとか、月日のみを記
録するとか、種々の運用形態を採ることが可能である。
タベースシステム200内のレコードについて、選択指
示入力手段140による選択が行われた最新選択時を記
録する機能をもった構成要素である。たとえば、200
1年7月10日18時04分に、特定のレコードに対す
る選択指示が与えられたとすれば、当該レコードに関し
て、「2001年7月10日18:04」なる選択時が
最新選択時記録手段170に記録されることになり、そ
の後、同じ特定のレコードに対する選択指示が、200
1年8月10日16時36分に行われたとすれば、当該
レコードに関する記録は、「2001年8月10日1
6:36」に更新されることになる。このように、最新
選択時記録手段170には、データベースシステム20
0内の各レコードのそれぞれについて、最も最近の選択
時が記録されることになる。もちろん、まだ1回も選択
されたことのないレコードについては、最新選択時は未
定であるので、何ら記録を行う必要はない。結局、選択
指示入力手段140によって特定のレコードに対する選
択指示が入力されるたびに、当該レコードに関する最新
選択時を最新選択時記録手段170に新たに記録する
か、あるいは、当該レコードに関して既に何らかの最新
選択時が記録されていた場合には、これを更新する処理
を行えば十分である。なお、ここでは、最新選択時とし
て、年月日時分のデータを記録するようにしているが、
必ずしも年月日時分のすべてを記録する必要はなく、状
況に応じて、年月日のみを記録するとか、月日のみを記
録するとか、種々の運用形態を採ることが可能である。
【0022】本発明の特徴は、リスト提示手段130
が、レコードのリストを提示する際に、選択頻度記録手
段160に記録されている選択頻度に応じた順序、ある
いは、最新選択時記録手段170に記録されている最新
選択時に応じた順序でソートした上で、これを提示する
機能を有している点にある。実用上は、この他にも、レ
コード番号の順序によるソート、レコード名の順序によ
るソートなど、種々のソート方法を用意しておき、ユー
ザUの指示に基づくいずれかのソート方法でソートして
提示する機能をもたせておくのが好ましい。図1に示す
実施形態では、リスト提示手段130に対して、ユーザ
Uが所望のソート指示を与えることができるような機能
を設けている。リスト提示手段130は、ユーザUから
のソート指示に応じて、指示されたソート方法でリスト
上のレコード順を変えて再提示する機能を有している。
が、レコードのリストを提示する際に、選択頻度記録手
段160に記録されている選択頻度に応じた順序、ある
いは、最新選択時記録手段170に記録されている最新
選択時に応じた順序でソートした上で、これを提示する
機能を有している点にある。実用上は、この他にも、レ
コード番号の順序によるソート、レコード名の順序によ
るソートなど、種々のソート方法を用意しておき、ユー
ザUの指示に基づくいずれかのソート方法でソートして
提示する機能をもたせておくのが好ましい。図1に示す
実施形態では、リスト提示手段130に対して、ユーザ
Uが所望のソート指示を与えることができるような機能
を設けている。リスト提示手段130は、ユーザUから
のソート指示に応じて、指示されたソート方法でリスト
上のレコード順を変えて再提示する機能を有している。
【0023】ユーザUからのソート指示に基づいて、選
択頻度記録手段160に記録されている選択頻度に応じ
た順序でソートして提示するのであれば、選択頻度の大
きいレコードほどリストの先頭側に配置されるようなソ
ートを行うようにすればよい。こうすれば、過去の選択
頻度の高いものほど、リストの始めの方に提示されるこ
とになるので、ユーザUにとって、過去に頻繁に選択さ
れた重要と思われるレコードが優先的にリストの先頭に
表示されるようになる。通常、過去における選択頻度の
高いレコードは、将来においても選択される確率が高く
なるので、このような選択確率の高いレコードをリスト
の先頭側に配置しておけば、より効率的な選択作業を行
うことができるようになる。
択頻度記録手段160に記録されている選択頻度に応じ
た順序でソートして提示するのであれば、選択頻度の大
きいレコードほどリストの先頭側に配置されるようなソ
ートを行うようにすればよい。こうすれば、過去の選択
頻度の高いものほど、リストの始めの方に提示されるこ
とになるので、ユーザUにとって、過去に頻繁に選択さ
れた重要と思われるレコードが優先的にリストの先頭に
表示されるようになる。通常、過去における選択頻度の
高いレコードは、将来においても選択される確率が高く
なるので、このような選択確率の高いレコードをリスト
の先頭側に配置しておけば、より効率的な選択作業を行
うことができるようになる。
【0024】また、最新選択時記録手段170に記録さ
れている最新選択時に応じた順序でソートして提示する
のであれば、最新選択時の新しいレコードほど先頭側に
配置されるようなソートを行うようにすればよい。こう
すれば、より直前に選択されたレコードほど、リストの
始めの方に提示されることになるので、ユーザUにとっ
て、ごく最近に興味の対象となった重要と思われるレコ
ードが優先的にリストの先頭に表示されるようになる。
通常、ユーザUの興味の対象となったレコードは、続け
て利用される確率が高くなるので、このような選択確率
の高いレコードをリストの先頭側に配置しておけば、よ
り効率的な選択作業を行うことができるようになる。
れている最新選択時に応じた順序でソートして提示する
のであれば、最新選択時の新しいレコードほど先頭側に
配置されるようなソートを行うようにすればよい。こう
すれば、より直前に選択されたレコードほど、リストの
始めの方に提示されることになるので、ユーザUにとっ
て、ごく最近に興味の対象となった重要と思われるレコ
ードが優先的にリストの先頭に表示されるようになる。
通常、ユーザUの興味の対象となったレコードは、続け
て利用される確率が高くなるので、このような選択確率
の高いレコードをリストの先頭側に配置しておけば、よ
り効率的な選択作業を行うことができるようになる。
【0025】もちろん、選択頻度記録手段160に記録
されている選択頻度に応じた順序によるソートと、最新
選択時記録手段170に記録されている最新選択時に応
じた順序によるソートとを併用したソート方法を採るこ
とができるようにしてもかまわない。たとえば、基本的
には、選択頻度順にソートするものの、同一選択頻度を
有するレコードに関しては、更に最新選択時順にソート
するというような複合ソート方法を採ることも可能であ
るし、その逆の複合ソート方法を採ることも可能であ
る。
されている選択頻度に応じた順序によるソートと、最新
選択時記録手段170に記録されている最新選択時に応
じた順序によるソートとを併用したソート方法を採るこ
とができるようにしてもかまわない。たとえば、基本的
には、選択頻度順にソートするものの、同一選択頻度を
有するレコードに関しては、更に最新選択時順にソート
するというような複合ソート方法を採ることも可能であ
るし、その逆の複合ソート方法を採ることも可能であ
る。
【0026】なお、上述の実施形態では、情報検索装置
100を単一のユーザUが利用する例を述べたが、実際
には、1台の情報検索装置100が複数のユーザによっ
て利用されるケースも少なくない。このような場合、選
択頻度記録手段160には、各ユーザごとにそれぞれ別
個独立して選択頻度を記録するようにし、リスト提示手
段130は、提示相手となるユーザに関して記録されて
いる選択頻度に応じた順序で、リストを提示する処理を
行えばよい。同様に、最新選択時記録手段170には、
各ユーザごとにそれぞれ別個独立して最新選択時を記録
するようにし、リスト提示手段130は、提示相手とな
るユーザに関して記録されている最新選択時に応じた順
序で、リストを提示する処理を行えばよい。たとえば、
ユーザU1については、レコードR1が最も選択頻度が
高いレコードであり、ユーザU2については、レコード
R2が最も選択頻度が高いレコードであった場合に、選
択頻度順でソートを行うことを考えると、ユーザU1か
らの検索要求に基づくリスト提示を行うのであれば、レ
コードR1を先頭に提示するようなソートを行い、ユー
ザU2からの検索要求に基づくリスト提示を行うのであ
れば、レコードR2を先頭に提示するようなソートを行
うようにすればよい。
100を単一のユーザUが利用する例を述べたが、実際
には、1台の情報検索装置100が複数のユーザによっ
て利用されるケースも少なくない。このような場合、選
択頻度記録手段160には、各ユーザごとにそれぞれ別
個独立して選択頻度を記録するようにし、リスト提示手
段130は、提示相手となるユーザに関して記録されて
いる選択頻度に応じた順序で、リストを提示する処理を
行えばよい。同様に、最新選択時記録手段170には、
各ユーザごとにそれぞれ別個独立して最新選択時を記録
するようにし、リスト提示手段130は、提示相手とな
るユーザに関して記録されている最新選択時に応じた順
序で、リストを提示する処理を行えばよい。たとえば、
ユーザU1については、レコードR1が最も選択頻度が
高いレコードであり、ユーザU2については、レコード
R2が最も選択頻度が高いレコードであった場合に、選
択頻度順でソートを行うことを考えると、ユーザU1か
らの検索要求に基づくリスト提示を行うのであれば、レ
コードR1を先頭に提示するようなソートを行い、ユー
ザU2からの検索要求に基づくリスト提示を行うのであ
れば、レコードR2を先頭に提示するようなソートを行
うようにすればよい。
【0027】一般に、複数のユーザが存在する場合、ど
のレコードが重要であるか、どのレコードに興味がある
か、といった事情は、個々のユーザごとに異なってい
る。したがって、上述したように、選択頻度記録手段1
60や最新選択時記録手段170における記録を個々の
ユーザごとに別個独立して行うようにすれば、個々のユ
ーザの関心度を考慮したきめ細かな対応を採ることが可
能になる。なお、このようなユーザごとの対応を行う場
合には、情報検索装置100には、いずれのユーザから
のアクセスに基づいて処理を行っているのかを認識する
機能を付加しておく必要がある。具体的には、ユーザ側
から検索条件入力手段110へ所定の検索条件を提示し
て検索指示を与える際に、所定のアカウント名によって
ログインする手続きを行うようにし、このアカウント名
で、現在アクセス中のユーザを特定できるようにすれば
よい。選択頻度記録手段160および最新選択時記録手
段170には、各ユーザアカウントごとに別個の記録領
域を設けておき、それぞれ別個に選択頻度および最新選
択時の記録を行うようにすればよい。
のレコードが重要であるか、どのレコードに興味がある
か、といった事情は、個々のユーザごとに異なってい
る。したがって、上述したように、選択頻度記録手段1
60や最新選択時記録手段170における記録を個々の
ユーザごとに別個独立して行うようにすれば、個々のユ
ーザの関心度を考慮したきめ細かな対応を採ることが可
能になる。なお、このようなユーザごとの対応を行う場
合には、情報検索装置100には、いずれのユーザから
のアクセスに基づいて処理を行っているのかを認識する
機能を付加しておく必要がある。具体的には、ユーザ側
から検索条件入力手段110へ所定の検索条件を提示し
て検索指示を与える際に、所定のアカウント名によって
ログインする手続きを行うようにし、このアカウント名
で、現在アクセス中のユーザを特定できるようにすれば
よい。選択頻度記録手段160および最新選択時記録手
段170には、各ユーザアカウントごとに別個の記録領
域を設けておき、それぞれ別個に選択頻度および最新選
択時の記録を行うようにすればよい。
【0028】最後に、本発明に係る情報検索装置100
を用いた検索操作例を、図2〜図5の具体例を示しなが
ら説明する。ここでは、ユーザUが、「富士山」に関す
る何らかの情報を得たいと考えた場合を想定する。ま
ず、ユーザUは、検索条件入力手段110に対して、検
索条件を入力する。ここでは、「富士山」なるキーワー
ドを検索条件として入力したものとしよう。検索条件入
力手段110で入力された検索条件は、レコード抽出手
段120へと伝達される。レコード抽出手段120内に
は、所定の検索エンジンが備えられており、データベー
スシステム200内の各レコードの中から、「富士山」
なるキーワードにヒットするレコードが検索されること
になる。こうして検索されたレコードのリストは、リス
ト提示手段130によって、取りあえず図2に示すよう
な形態でユーザUに提示される。すなわち、ユーザUが
利用しているディスプレイ画面上に、図2に示すような
レコードのリストが提示される。この例では、各レコー
ドについて、「レコード番号」と「レコード名」という
2つの項目がそれぞれ提示されており、リストは「レコ
ード番号」の順にソートされた状態となっている。
を用いた検索操作例を、図2〜図5の具体例を示しなが
ら説明する。ここでは、ユーザUが、「富士山」に関す
る何らかの情報を得たいと考えた場合を想定する。ま
ず、ユーザUは、検索条件入力手段110に対して、検
索条件を入力する。ここでは、「富士山」なるキーワー
ドを検索条件として入力したものとしよう。検索条件入
力手段110で入力された検索条件は、レコード抽出手
段120へと伝達される。レコード抽出手段120内に
は、所定の検索エンジンが備えられており、データベー
スシステム200内の各レコードの中から、「富士山」
なるキーワードにヒットするレコードが検索されること
になる。こうして検索されたレコードのリストは、リス
ト提示手段130によって、取りあえず図2に示すよう
な形態でユーザUに提示される。すなわち、ユーザUが
利用しているディスプレイ画面上に、図2に示すような
レコードのリストが提示される。この例では、各レコー
ドについて、「レコード番号」と「レコード名」という
2つの項目がそれぞれ提示されており、リストは「レコ
ード番号」の順にソートされた状態となっている。
【0029】このとき、図2に示されている6つのレコ
ードのうち、「R1083:日本の名山百選」は、まだ
1回も選択されたことはないが、その他の5つのレコー
ドについては、過去にそれぞれ何回か選択されたことが
あったとしよう。この場合、選択頻度記録手段160お
よび最新選択時記録手段170には、たとえば、図3の
表に示すような記録がなされていることになる。この図
3の表は、選択頻度記録手段160の記録内容と最新選
択時記録手段170の記録内容とを合成した表となって
おり、「選択頻度」の欄の数字(累積選択回数)は選択
頻度記録手段160内の記録内容であり、「最新選択
時」の欄の数字列(最新選択時の年月日時分)は最新選
択時記録手段170内の記録内容である。この場合、も
し、ユーザUが、選択頻度に応じたソート指示を出した
とすると、図3の表の選択頻度の大きい順にソートが行
われることになり、図2に示すリストは、図4のように
ソートされて再提示されることになる。累積選択回数が
4回である「R2081:富士山八合目」なるレコード
が先頭に位置し、累積選択回数が0回である「R108
3:日本の名山百選」が最後尾にまわされている。続い
て、ユーザUが、最新選択時に応じたソート指示を出し
たとすると、図3の表の最新選択時の新しい順にソート
が行われることになり、図4に示すリストは、図5のよ
うにソートされて再提示されることになる。今度は、最
も最近に選択された「R1356:初日の出の登山」な
るレコードが先頭に位置することになる。
ードのうち、「R1083:日本の名山百選」は、まだ
1回も選択されたことはないが、その他の5つのレコー
ドについては、過去にそれぞれ何回か選択されたことが
あったとしよう。この場合、選択頻度記録手段160お
よび最新選択時記録手段170には、たとえば、図3の
表に示すような記録がなされていることになる。この図
3の表は、選択頻度記録手段160の記録内容と最新選
択時記録手段170の記録内容とを合成した表となって
おり、「選択頻度」の欄の数字(累積選択回数)は選択
頻度記録手段160内の記録内容であり、「最新選択
時」の欄の数字列(最新選択時の年月日時分)は最新選
択時記録手段170内の記録内容である。この場合、も
し、ユーザUが、選択頻度に応じたソート指示を出した
とすると、図3の表の選択頻度の大きい順にソートが行
われることになり、図2に示すリストは、図4のように
ソートされて再提示されることになる。累積選択回数が
4回である「R2081:富士山八合目」なるレコード
が先頭に位置し、累積選択回数が0回である「R108
3:日本の名山百選」が最後尾にまわされている。続い
て、ユーザUが、最新選択時に応じたソート指示を出し
たとすると、図3の表の最新選択時の新しい順にソート
が行われることになり、図4に示すリストは、図5のよ
うにソートされて再提示されることになる。今度は、最
も最近に選択された「R1356:初日の出の登山」な
るレコードが先頭に位置することになる。
【0030】このように、ユーザUは、所定のソート指
示を与えることにより、より重要な、より関心の高いレ
コードが、リストの先頭側に表示されるように、レコー
ドの提示順を適宜変えることができるので、より効率的
な選択作業を行うことができる。図示の例では、たかだ
か6つ程度のレコードしか示されていないため、本発明
の効果はそれほど顕著ではないが、実用上は、数十レコ
ード、あるいは数百レコードがリスト上に提示されるケ
ースも少なくない。このような場合、全レコードを認識
するためには、画面上でのスクロール作業が必要にな
る。したがって、選択される確率の高いレコードをリス
トの先頭側に提示する、という手法は、選択作業を効率
化する上で重要な機能を果たすことになる。
示を与えることにより、より重要な、より関心の高いレ
コードが、リストの先頭側に表示されるように、レコー
ドの提示順を適宜変えることができるので、より効率的
な選択作業を行うことができる。図示の例では、たかだ
か6つ程度のレコードしか示されていないため、本発明
の効果はそれほど顕著ではないが、実用上は、数十レコ
ード、あるいは数百レコードがリスト上に提示されるケ
ースも少なくない。このような場合、全レコードを認識
するためには、画面上でのスクロール作業が必要にな
る。したがって、選択される確率の高いレコードをリス
トの先頭側に提示する、という手法は、選択作業を効率
化する上で重要な機能を果たすことになる。
【0031】なお、ユーザUが、このようなリストか
ら、所望のレコードを選択するには、たとえば、所望の
レコードが提示されている行を、ディスプレイ画面上で
ダブルクリックするような操作を行えばよい。このよう
なダブルクリック操作は、選択指示入力手段140によ
って選択指示として入力され、ダブルクリック操作が行
われた行に提示されていたレコードが選択されることに
なり、当該選択レコードの内容が、情報提供手段150
によって提供されることになる。たとえば、図5に示す
リストの第3番目に示されている「R2559:富士ス
バルライン」の行がダブルクリックされると、情報提供
手段150は、データベースシステム200内から「R
2559:富士スバルライン」なるレコードの内容を読
み出し、これをユーザUに提供する(たとえば、画面上
に内容を表示させる)処理を行うことになる。また、選
択頻度記録手段160および最新選択時記録手段170
における記録が更新される。すなわち、図3に示す記録
内容のうち、「R2559」の選択頻度が「2」から
「3」に更新され、最新選択時が新たな選択時に書き換
えられることになる。
ら、所望のレコードを選択するには、たとえば、所望の
レコードが提示されている行を、ディスプレイ画面上で
ダブルクリックするような操作を行えばよい。このよう
なダブルクリック操作は、選択指示入力手段140によ
って選択指示として入力され、ダブルクリック操作が行
われた行に提示されていたレコードが選択されることに
なり、当該選択レコードの内容が、情報提供手段150
によって提供されることになる。たとえば、図5に示す
リストの第3番目に示されている「R2559:富士ス
バルライン」の行がダブルクリックされると、情報提供
手段150は、データベースシステム200内から「R
2559:富士スバルライン」なるレコードの内容を読
み出し、これをユーザUに提供する(たとえば、画面上
に内容を表示させる)処理を行うことになる。また、選
択頻度記録手段160および最新選択時記録手段170
における記録が更新される。すなわち、図3に示す記録
内容のうち、「R2559」の選択頻度が「2」から
「3」に更新され、最新選択時が新たな選択時に書き換
えられることになる。
【0032】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る情報検索装
置によれば、検索作業によりヒットしたレコードを、過
去の選択頻度に基づくソートあるいは最新選択時に基づ
くソートにより並び換えて提示することができるため、
所望のレコードを効率良く検索することが可能になる。
置によれば、検索作業によりヒットしたレコードを、過
去の選択頻度に基づくソートあるいは最新選択時に基づ
くソートにより並び換えて提示することができるため、
所望のレコードを効率良く検索することが可能になる。
【図1】本発明の基本的な実施形態に係る情報検索装置
100の各構成要素を示すブロック図である。
100の各構成要素を示すブロック図である。
【図2】図1に示すリスト提示手段130によって提示
されたレコードのリストの一例を示す図である。
されたレコードのリストの一例を示す図である。
【図3】図1に示す選択頻度記録手段160および最新
選択時記録手段170の記録内容の一例を示す図であ
る。
選択時記録手段170の記録内容の一例を示す図であ
る。
【図4】図2に示すリストを、図3に示す選択頻度順に
ソートした結果を示す図である。
ソートした結果を示す図である。
【図5】図4に示すリストを、図3に示す最新選択時順
にソートした結果を示す図である。
にソートした結果を示す図である。
100…情報検索装置
110…検索条件入力手段
120…レコード抽出手段
130…リスト提示手段
140…選択指示入力手段
150…情報提供手段
160…選択頻度記録手段
170…最新選択時記録手段
200…データベースシステム
R1〜R4…レコード
U…ユーザ
Claims (9)
- 【請求項1】 レコード単位で情報が記録されたデータ
ベースシステムから、所望の情報を検索して、これを提
供するための情報検索装置であって、 ユーザから与えられる所定の検索条件を入力する検索条
件入力手段と、 入力された検索条件に基づいて前記データベースシステ
ムを検索し、検索条件に合致するレコードを抽出するレ
コード抽出手段と、 前記レコード抽出手段によって抽出されたレコードのリ
ストをユーザに提示するリスト提示手段と、 前記リスト中の特定のレコードを選択するために、ユー
ザからの選択指示を入力する選択指示入力手段と、 前記データベースシステム内のレコードについて、前記
選択指示入力手段による選択頻度を記録する選択頻度記
録手段と、 前記データベースシステムから、前記選択指示により選
択されたレコードの内容となる情報を読み出してユーザ
に提供する情報提供手段と、 を備え、前記リスト提示手段が、前記選択頻度記録手段
に記録されている選択頻度に応じた順序でレコードを並
べたリストを提示する機能を有することを特徴とする情
報検索装置。 - 【請求項2】 レコード単位で情報が記録されたデータ
ベースシステムから、所望の情報を検索して、これを提
供するための情報検索装置であって、 ユーザから与えられる所定の検索条件を入力する検索条
件入力手段と、 入力された検索条件に基づいて前記データベースシステ
ムを検索し、検索条件に合致するレコードを抽出するレ
コード抽出手段と、 前記レコード抽出手段によって抽出されたレコードのリ
ストをユーザに提示するリスト提示手段と、 前記リスト中の特定のレコードを選択するために、ユー
ザからの選択指示を入力する選択指示入力手段と、 前記データベースシステム内のレコードについて、前記
選択指示入力手段による選択が行われた最新選択時を記
録する最新選択時記録手段と、 前記データベースシステムから、前記選択指示により選
択されたレコードの内容となる情報を読み出してユーザ
に提供する情報提供手段と、 を備え、前記リスト提示手段が、前記最新選択時記録手
段に記録されている最新選択時に応じた順序でレコード
を並べたリストを提示する機能を有することを特徴とす
る情報検索装置。 - 【請求項3】 レコード単位で情報が記録されたデータ
ベースシステムから、所望の情報を検索して、これを提
供するための情報検索装置であって、 ユーザから与えられる所定の検索条件を入力する検索条
件入力手段と、 入力された検索条件に基づいて前記データベースシステ
ムを検索し、検索条件に合致するレコードを抽出するレ
コード抽出手段と、 前記レコード抽出手段によって抽出されたレコードのリ
ストをユーザに提示するリスト提示手段と、 前記リスト中の特定のレコードを選択するために、ユー
ザからの選択指示を入力する選択指示入力手段と、 前記データベースシステム内のレコードについて、前記
選択指示入力手段による選択頻度を記録する選択頻度記
録手段と、 前記データベースシステム内のレコードについて、前記
選択指示入力手段による選択が行われた最新選択時を記
録する最新選択時記録手段と、 前記データベースシステムから、前記選択指示により選
択されたレコードの内容となる情報を読み出してユーザ
に提供する情報提供手段と、 を備え、前記リスト提示手段が、前記選択頻度記録手段
に記録されている選択頻度に応じた第1の順序および前
記最新選択時記録手段に記録されている最新選択時に応
じた第2の順序を含む複数の順序のうち、ユーザの指示
に基づくいずれかの順序でレコードを並べたリストを提
示する機能を有することを特徴とする情報検索装置。 - 【請求項4】 請求項1または3に記載の情報検索装置
において、 リスト提示手段が、選択頻度の大きいレコードほど先頭
側に配置されるようにリストの提示を行うことを特徴と
する情報検索装置。 - 【請求項5】 請求項1または3に記載の情報検索装置
において、 選択頻度記録手段が記録する選択頻度として、これまで
の累積選択回数を用いることを特徴とする情報検索装
置。 - 【請求項6】 請求項1または3に記載の情報検索装置
において、 選択頻度記録手段が、ユーザごとにそれぞれ別個独立し
て選択頻度を記録する機能を有し、リスト提示手段が、
提示相手となるユーザに関して記録されている選択頻度
に応じた順序で、リストを提示する機能を有することを
特徴とする情報検索装置。 - 【請求項7】 請求項2または3に記載の情報検索装置
において、 リスト提示手段が、最新選択時の新しいレコードほど先
頭側に配置されるようにリストの提示を行うことを特徴
とする情報検索装置。 - 【請求項8】 請求項2または3に記載の情報検索装置
において、 最新選択時記録手段が、ユーザごとにそれぞれ別個独立
して最新選択時を記録する機能を有し、リスト提示手段
が、提示相手となるユーザに関して記録されている最新
選択時に応じた順序で、リストを提示する機能を有する
ことを特徴とする情報検索装置。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の情報検
索装置としてコンピュータを機能させるためのプログラ
ムまたはこのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001229295A JP2003044513A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 情報検索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001229295A JP2003044513A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 情報検索装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003044513A true JP2003044513A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19061663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001229295A Pending JP2003044513A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 情報検索装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003044513A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011517492A (ja) * | 2008-03-12 | 2011-06-09 | ヤフー! インコーポレイテッド | 検索結果を並べ替えるためのシステム、方法、及び/又は装置 |
-
2001
- 2001-07-30 JP JP2001229295A patent/JP2003044513A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011517492A (ja) * | 2008-03-12 | 2011-06-09 | ヤフー! インコーポレイテッド | 検索結果を並べ替えるためのシステム、方法、及び/又は装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050607 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050719 |