JP2003037870A - 複数のセクタに分割されたセルを有する無線通信システム。 - Google Patents

複数のセクタに分割されたセルを有する無線通信システム。

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JP2003037870A
JP2003037870A JP2002137327A JP2002137327A JP2003037870A JP 2003037870 A JP2003037870 A JP 2003037870A JP 2002137327 A JP2002137327 A JP 2002137327A JP 2002137327 A JP2002137327 A JP 2002137327A JP 2003037870 A JP2003037870 A JP 2003037870A
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cell
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Marios Gerogiokas
ジェロジョカス マリオス
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    • HELECTRICITY
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のセクタに分割されたセルを有する無線
通信システムの送信パワーを減らす方法を提供する。 【解決手段】 本発明の複数のセクタに分割されたセル
を有する無線通信システムは、セル内の移動局と通信す
る基地局を有し、前記基地局はセル内のセクターごとに
少なくとも2個のキャリアを介して通信信号を送信する
送信器を有し、前記セクタ内の各キャリアは基地局近傍
の内側ゾーンから外側ゾーンに離間されたゾーンが割り
当てられ、キャリアごとのパワーは外側ゾーンから内側
ゾーンに向かって低下していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に関し、特にマルチキャリア(多重搬送波)基地局を具
備し複数のセクタに分割されたセルを有する無線通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】セルラシステムは世界中で広く用いら
れ、多くの異なる移動局ユーザに通信を提供している。
このようなセルラ通信システムのあるものは、交互に変
わる周波数帯域と異なるキャリア周波数とを具備した異
なるセルを用いている。地理的領域が複数のセルにより
カバーされ、各セルが複数の移動局と通信する基地局を
具備している。移動交換器のコントローラー(制御器)
は、公衆交換電話ネットワーク、あるいは他の通信ネッ
トワークに接続されている。携帯電話の使用が増加して
いるために、基地局は出来る限り移動局を受け入れる必
要がある。これは強い出力を有する基地局を有し、多数
の移動局にサービス出来るよう容量を増加することによ
り達成することが出来る。
【0003】近年1つのセルを複数のセクタに分割する
ことが有利となっている。例えば共通のシステムアーキ
テクチャにおいては、基地局のアンテナは3個のセクタ
に分割されるセルに対応する120度のビーム幅を有し
ている。3つのセクタに分割することは一般的である
が、さらに60度のビーム幅を有するアンテナを用いて
6個のセクタにセルを分割することも可能である。
【0004】符号分割多重アクセス(CDMA)技術に
おいては、同一の周波数をシステムアーキテクチャ内の
全てのセルで用いている。移動局があるセルから別のセ
ルに移動するときには、「ソフト」ハンドオフが行なわ
れるが、この場合周波数の切り替えはない。これに対し
「ハード」ハンドオフにおいては、周波数の切り替えが
行なわれる。「ソフタ」ハンドオフは、同一のセル内で
ある第1のセクタから第2のセクタに移動局が移動する
時に行なわれる。この種のハンドオフにおいては移動局
は、同一セル内の複数のセクタと通信しているが、これ
は異なるセルの2つのセクタと移動局が通信している
「ソフト」ハンドオフと対照的である。通常「ソフト」
ハンドオフにおいては、2個の異なるチャネル要素が、
2個の異なる基地局から従来公知の技術を用いて割り当
てられている。「ソフタ」ハンドオフにおいては、異な
るチャネル要素は必要ではなく、同一のチャネル要素を
同一セルの両方のセクタに対し用いることが出来る。
【0005】前述したように、セルラネットワーク用C
DMAの分散した基地局においては3個のセクタが各セ
ル内に形成されている。例えばFlexent(登録商
標)システムにおいては、CDMAの分散した基地局シ
ステムは、Lucent Technologies
Incから製造販売されている。これはコンパクトかつ
低コストの基地局である。Flexentシステムは、
900/1800デュアルモード,1900GSM/P
CS標準に従った850MHzシステムで動作してい
る。ある種のシステムにおいては、それは最大12個の
トランシーバをサポート可能であり、アウトドアセルラ
ーシステムで動作し、別の種類のシステムにおいては、
インドア基地局として動作する。Flexentシステ
ムと他の類似無線システムは、送信用(TX)無線周波
数(RF)パワーセクションを有している。例えば図
2,3に示す種類のアーキテクチャにおいては、基地局
は3個のセクタと9個の超線形増幅器モジュール(ul
tralinear amplifier modul
es ULAM)を有する3キャリアシステムを用いて
いる(それぞれが関連するハードウエアと一定のコスト
がかかる)。これらの増幅器は、電力を消費し発熱する
ためそれを放熱しなければならない。これらはキャビネ
ットのスペースを占有し、それがない場合にはその空間
は別の設備用に用いることができ、かつ設置の手間を必
要とする。かくして超線形増幅器モジュールはセルラー
システム全体のコストを上げることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の欠点を解決するマルチキャリア/マルチセクタ・シス
テムを有する無線通信システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、本発明
の無線通信システムは、複数のセクタを具備する少なく
とも1個のセルを有する。基地局はセル内の移動局と通
信し、セル内のセクタ毎に少なくとも2つのキャリアに
よって通信信号を送信する送信器を有する。セクタ内の
キャリアは、基地局から離れる方向に内側ゾーンから外
側ゾーンへと排他的なゾーンが割り当てられている。キ
ャリアのパワーは外側ゾーンから内側ゾーンに向かって
連続的に低減している。
【0008】基地局は3個のセクタからなるセル内のカ
バレッジ領域を規定し、1個のセクタ当たり3個のキャ
リアを有する。セクタ当たり3個のキャリアは、それぞ
れ内側ゾーン/中間ゾーン/外側ゾーンに割り当てられ
る。本発明の一態様によれば内側ゾーンは外側ゾーンよ
りも処理容量の優先度を有する。内側ゾーンのキャリア
は、外側ゾーンのキャリアよりも前に活性化される。多
くのシステムと同様に送信器は、キャリアをCDMA通
信信号として送信する。外側ゾーンは所定の割合例えば
15%でオーバーラップしてハンドオフ機能を向上させ
ている。
【0009】本発明の他の態様によれば、基地局はセル
内の移動局と通信している。この基地局はセクタ当たり
3個のキャリアを介して通信信号を送信する送信器を有
する。一対の線形増幅器モジュールが、送信すべき通信
信号を受信し増幅する。3個のキャリアは、セクタ内に
含まれそれぞれ基地局から内側ゾーン/中間ゾーン/外
側ゾーンに割り当てられている。キャリア当たりのパワ
ーは外側ゾーンから内側ゾーンに向かって連続的に減っ
ている。スリーウェイ(三方向)コンバイナが、各3個
のキャリアを受領し、ツーウェイ(二方向)ディバイダ
が、この組み合わされたキャリアを一対の増幅器モジュ
ールにより受信信号に分離する。
【0010】無線通信システムのセル内で基地局を動作
させる方法も本明細書で開示している。セクタはセル内
に割り当てられる。無線通信信号が基地局からセクタ当
たり少なくとも2個のキャリアにより送信される。各キ
ャリアは基地局から内側ゾーンから外側ゾーンに向かっ
て異なる排他的ゾーンに割り当てられている。送信パワ
ーは外側ゾーンから内側ゾーンに向かって、連続的キャ
リアに対し所定量だけ減っている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の具体例を図面を参照
して説明する。
【0012】本発明は、全てのセクタに対し固定範囲の
パワーを提供するスキームに対し利点を有し、送信器の
無線周波数パワーを分配するために量子化されたシステ
ムアーキテクチャを用いる。量子化されたパワーは、全
電力まで複数の段階にわたって分配され(分布し)、セ
クタ毎に必要とされる超線形増幅器モジュールの数を減
らしている。本発明によりハードウエアとその設備投資
コストを低減でき、かつ電力消費を低減して性能を向上
させることが出来る。放熱の要件もまた低減することが
出来る。
【0013】本発明によれば基地局は、セル内の移動局
とセクタ内にある移動局と通信し、セル内のセクタ毎に
少なくとも2個のキャリア(搬送波)を介して通信信号
を送信する送信器を有する。各セクタ内のキャリアには
排他的ゾーン(例えば基地局から内側ゾーンから外側ゾ
ーンへの地理的ゾーン)が割り当てられる。キャリア毎
のパワーは外側ゾーンから内側ゾーンに向かって連続的
に低減している。
【0014】本発明を説明するために、符号分割多重ア
クセス(CDMA)通信システムを図1に示す。同図に
はセル1−3として符号が付されている。各セルは、例
えば3個(必ずしも3個には限定されないが)の異なる
セクタに分割され、3個のセクタに分割されたセルに対
応する120度のビーム幅を形成するアンテナを具備す
る。
【0015】図1に示されたシステムアーキテクチャの
高レベルの構成要素を以下本発明に基づいて詳細に説明
する。しかし本発明はCDMAシステムアーキテクチャ
を例に説明するが、CDMAシステムアーキテクチャに
限定されるものではなく従来公知の他のシステムアーキ
テクチャと異なるセルラープロバイダとPCSサービス
プロバイダの他のシステムアーキテクチャでも用いるこ
とが出来る。
【0016】図1は本発明のセルラシステム10のシス
テムアーキテクチャの高レベルのブロック図である。本
発明のセルラシステムは、3個の基本的な部品、即ち無
線インターフェイスと、ネットワークインフラストラク
チャと、動作サポートシステム(ソフトウエア及び他の
システム実行設備を含む)とを有する。3個のセルはセ
ル1−3として示されており、各セルは3つの異なるセ
クタx,y,zを有する。当然のことながら別セクタ化
方法も本発明で用いることが出来る。3個のキャリアを
各セクタ毎に用いているがこれは単なる一実施例であ
る。
【0017】移動局12は通常自動車等に搭載された、
あるいは持ち運び可能な携帯電話で例えば世界中の多く
のユーザにより携帯される小型の電話器である。この移
動局12は、加入者に関連する情報例えば識別情報を記
憶し無線通信チャネルを介してとインターフェースす
る。
【0018】基地局は、送信/受信回路とビーム形成の
全方向性あるいは他の方向性のアンテナシステムを有す
る。移動交換センター16は、交換機能と呼び処理機能
と他の加入者関連機能とを実行し、無線で基地局14を
介してあるいは他の基地局コントローラ(図示せず)を
介して移動局12に接続されている。
【0019】移動交換センター16は、適宜の交換回路
と電子回路等を含む。基地局コントローラは、複数の基
地局14に接続され、ネットワークに関連する多重化あ
るいは他の制御されたセルラー機能を提供する。移動交
換センター16は、交換公衆電話網18及び/またはI
SDNトランスポート設備(図示せず)に接続され、か
つローカル交換キャリア20とシグナリングシステム7
ネットワーク22に接続され、このシグナリングシステ
ム7ネットワーク22は、交換公衆電話網18の1部と
してSTPデバイスのような信号転送ポイントを有す
る。
【0020】本発明のシステムはロケーションレジスタ
データベースを具備し、それはホームロケーションレジ
スタ24とビジティングロケーションレジスタ26を有
する。ビジティングロケーションレジスタ26は、ホー
ムロケーションレジスタ24と協働する。これらのレジ
スタホームロケーションレジスタ24とビジティングロ
ケーションレジスタ26は、加入者の位置を特定し呼び
を移動局12に分配する。認証センター(authen
tication center AC)と装置特定レ
ジスタ(equipment identity re
gisterEIR)を含む他の2つのデータベースも
具備することが出来る。これに関しては以下説明する。
【0021】ホームロケーションレジスタ24は、移動
局12に関連するデータを有するデータベースであり、
移動局の永久データと一時データの追跡をすることによ
り移動を容易にしている。このデータは移動局のアクセ
ス容量とサービスプロファイルあるいは他の基本的/補
足的なサービスを含む加入者データを含む。同時にまた
ローミングに関する情報も提供する。通常複数のセルラ
システム10aは。ローカルエリア30内にグループ分
けされ、ロケーションエリアの識別子が移動交換センタ
ー16内に登録され、ホームロケーションレジスタ24
内に記憶されている。
【0022】ビジティングロケーションレジスタ26
は、カバレッジ領域内に入ってくる移動局に対する位置
とサービスに関する情報を保持し、ホームロケーション
レジスタ24と広範囲にデータを交換するダイナミック
なデータベースとして機能する。認証センターは、様々
な認証パラメータと暗号化パラメータを記憶して加入者
の有効性を検証し移動局を保護してインターフェーイス
を介して呼びの処理を行なう。装置識別レジスタは、移
動局の特定に関連する記録例えば国際移動設備特定(i
nternational mobile equip
ment identity IMEI)を保持する。
【0023】高レベルの構成要素及び固定範囲のパワー
提供アーキテクチャを示す従来システムのアーキテクチ
ャを図2,3に示す。図3に示すように3個のキャリア
1−3はPで示す等しいパワーを有し、これが三方向
コンバイナ50に入り、三方向パワーデバイダ52で信
号として分割され、それぞれ3個の超線形増幅器モジュ
ール54に入る。超線形増幅器モジュール54からの出
力は三方向コンバイナ56に送られる。かくしてこの従
来構成のアーキテクチャにおいては、図2に示すように
3個のキャリアは、固定範囲のゾーンの一部であり15
%のオーバーラップによりセルのつなぎ(breatihng)
が可能となり、1−3のキャリアが一時に活性化され
る。
【0024】本発明は、基地局から離間した排他的ゾー
ンに割り当てられたセクタ内に各キャリアを提供する。
この排他的ゾーンは、例えば内側ゾーンから外側ゾーン
に向かうものである。図5に示すこの例では、3個のゾ
ーン(ゾーン3,ゾーン2,ゾーン1)が示されてい
る。各ゾーンは特定のキャリアの排他的ドメインとなり
ゾーン3がキャリア3に、ゾーン2がキャリア2に、ゾ
ーン1がキャリア1に対応している。このアーキテクチ
ャは各セクタが3個のキャリアを有する標準の3個にセ
クタ化されたセルを具備する。本発明はセクタ当たり3
個のキャリアを例に説明するが、キャリアとセクタのア
ーキテクチャによっては他のアーキテクチャ及び変形例
が可能である。
【0025】例えば図2,3に示す従来技術に関わるア
ーキテクチャにおいては、3個のキャリアは3×40W
で全部で120Wの全送信パワーでもって動作してい
る。これによりハンドオフとつなぎを行う為、セクタ間
の15%オーバーラップを満たす十分なパワーを提供出
来る。
【0026】本発明によれば、送信器無線周波数パワー
を分配する量子化システムにより、ハードウエアとパワ
ーを低減させることが出来る。図4に示すように従来技
術に示すようにセクタ当たり3個の超線形増幅器モジュ
ール60を具備する代わりに、2個の超線形増幅器モジ
ュール60を具備することによりハードウエアのコスト
及び設備投資を低減しかつ電力消費を低減し性能を向上
させ発熱要件も低減させることができる。二方向パワー
デバイダ62と二方向コンバイナ64が、三方向パワー
デバイダ52と三方向コンバイナ56の代わりに用いら
れている。例えば量子化パワーは、40Wのステップと
20Wのステップと10Wのステップの3つのステップ
で分配される。
【0027】本発明においてはパワーとカバレッジとは
トレードオフの関係にある。ある時点でセルのカバレッ
ジ領域内のあるセクタ内にある移動局の統計的分布が常
に存在する。セル内の移動局の位置によっては、全ての
移動局はある時点では基地局から全パワーを必要とする
わけではない。かくして各キャリアには図5,6に示す
独立したゾーンが割り当てられる。各ゾーンが特定のキ
ャリアの排他的領域となる。例えば図5に示すように内
側ゾーン、中間ゾーン、外側ゾーンはそれぞれゾーン
3,2,1に対応しこれらはまたキャリア3,2,1に
対応する。ゾーン3は最小の範囲のカバレッジの内側ゾ
ーンであり、ゾーン2は中間範囲であり、ゾーン1は最
大範囲の外側ゾーンである。ハンドオフと他の要件のた
めに、図6に示すようにオーバーラップの15%の要件
を含む。
【0028】本発明においては、内側ゾーンは容量を取
り扱う際に中間ゾーンに対し優先権を有する。例えば内
側ゾーンの容量が満杯になると中間ゾーンが活性化され
る。中間ゾーンの容量が満杯になると外側ゾーンが活性
化される。例えば外側ゾーン外にある移動局に対しては
トラフィックは中間ゾーンにより取り扱われる。外側ゾ
ーンと中間ゾーン外にある移動局12に対してはトラフ
ィックは内側ゾーンで取り扱われる。これは容量のスピ
ルオーバー(漏れ)システムと称する。
【0029】移動局12が基地局14から離れる方向に
移動すると、移動局12は内側ゾーンから外側ゾーンに
切り替えられてセミソフトのハンドオフを実行する。1
5%のオーバーラップ要件に適合する外側ゾーンを常に
通過する。かくしてシステム容量はセミソフトハンドオ
フとさえ妥協することはない。移動局を不均一に分布さ
せるような何かある特殊な事象及び異常な条件のために
移動局が過剰に集中する場合には、システムは異なった
方法で処理され、例えばセル拡張器をコストの安い解決
方法として用いることが出来る。移動局にチャネルが割
り当てられ基地局方向に移動するときには、例えばゾー
ン1からゾーン2へさらにゾーン3へ移動するときには
ハンドオフは発生しない。
【0030】移動局は、同一のキャリア例えばキャリア
1で外側ゾーンからもっとも内側のゾーンに移動する。
セルの場所、例えば地下または地方及びセルの形状によ
っては異なるパワーレベルがそれぞれのゾーンで達成さ
れる。例えば外側ゾーンは、0.3の送信パワーの中間
ゾーンに対し、全送信パワーでもって処理される。内側
ゾーンは、0.1送信パワーでもって処理される。全送
信パワーが用いられた場合には、カバレッジは11.5
マイルであり、中間ゾーン即ち0.3送信パワーの場合
のカバレッジは9.0マイルであり、0.1送信パワー
の内側ゾーンのカバレッジは7.0マイルである。これ
は、伝搬特性が1/D法則に従い、送信パワーの低減
が約54%のような高密集都市領域の例である。この種
のシステムにおいては、セクタ当たり1個の超線形増幅
器モジュールの減少となり、設計及びコスト体系におい
ては33%のコストの節約となる。移動局の位置に対す
る真理値表の例を次に示す。
【0031】移動局の位置に対する真理値表 キャリア3 キャリア2 キャリア1 ゾーン1 否 否 * ゾーン2 否 * * ゾーン3 * * * * 移動局がゾーン1のみで検出された場合にキャリア
1がトラフィックを処理する。 * 移動局がゾーン2と1で検出された場合にキャリア
2がトラフィックを処理する。 * 移動局がゾーン1,2,3で検出された場合キャリ
ア3がトラフィックを処理する。
【0032】本発明の容量の「スピルオーバー(漏れ)
システム」の優先を実行するために、システムは最強キ
ャリアに動作を指定することはない。その理由はこのキ
ャリアは常に外側ゾーン専用だからである。割り当てチ
ャンネル25,50,75が、ゾーン3,2,1にそれ
ぞれ対応するキャリアシステムにおいては、ゾーン3は
内側ゾーンでありキャリアのパワーは小さい。移動局が
通信チャネルを要求すると、システムはチャネルに2
5,50,75の優先権を割り当てる。本発明は3個以
上のキャリアの多くの基地局に適用することが出来る。
ルーセントのFlexentシステムと、one−BS
Tシステムと、W−CDMAシステムとGSMとTDM
A無線システムにおいては異なる変調系にも用いること
が出来る。本発明は超線形増幅器モジュール(ULA
M)を追加することなくセクタ当たり2個の送信器と受
信器を追加することで容量を増加させることが出来る。
【0033】前述したように従来のシステムは9個のU
LAMを用いる3セクタ/3キャリア・システムに限ら
れていた。量子化パワーを用いる本発明では、9個のU
LAMで3−セクタ/5キャリア・システムを実現可能
である。1個のセクタにおいては同一パワーで3個のキ
ャリアを通常有することが出来、3×40=120とな
る。本発明のパワーの量子化により40+30+25+1
5+10=120Wを有する5個のキャリアシステムを
有することが可能である。
【0034】上記の説明は本発明の単なる一実施例であ
り様々な変形例が可能である。しかし本発明は上記の変
形例も本発明の範囲以内に含まれる。
【0035】特許請求の範囲の発明の要件の後に括弧で
記載した番号がある場合は、本発明の一実施例の対応関
係を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと
解釈すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信システムのシステムアーキテ
クチャを表す図。
【図2】オーバーラップ領域を有する固定レンジシステ
ムを表す図。
【図3】セクタ内の3個のキャリアにより使用される3
個の超線形増幅器モジュールの従来技術のアーキテクチ
ャを表すブッロク図。
【図4】セクタ内の3個のキャリアで用いられる2個の
超線形増幅器モジュールの使用例を示す本発明のシステ
ムアーキテクチャを表すブロック図。
【図5】本発明の3個のキャリアと3個のゾーンセクタ
を表す図。
【図6】本発明による3個のキャリアに対し内側ゾーン
/中間ゾーン/外側ゾーンの配置及びオーバーラップを
表す図。
【符号の説明】
10 セルラシステム 12 移動局(MT) 14 基地局 16 移動交換センター 18 公衆交換電話網(PSTN) 20 ローカル交換キャリア(LEC) 22 シグナリングシステム7ネットワーク 24 ホームロケーションレジスタ(HLR) 26 ビジティングロケーションレジスタ(VLR) 30 ローカルエリア 50 三方向コンバイナ 52 三方向パワーデバイダ 54 超線形増幅器モジュール 56 三方向コンバイナ 60 超線形増幅器モジュール 62 二方向パワーデバイダ 64 二方向コンバイナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 マリオス ジェロジョカス アメリカ合衆国、07871 ニュージャージ ー州、スパータ、ウェストベリー ドライ ブ 31 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 5K067 AA21 BB04 CC10 EE02 EE07 EE46 EE53 EE56 EE61

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル内の移動局と通信する基地局を有
    し前記基地局は、セル内のセクタごとに少なくとも2個
    のキャリアを介して通信信号を送信する送信器を有し前
    記セクタ内の各キャリアは、基地局近傍の内側ゾーンか
    ら外側ゾーンに離間されたゾーンが割り当てられキャリ
    ア毎のパワーは、外側ゾーンから内側ゾーンに向かって
    低下していることを特徴とする複数のセクタに分割され
    たセルを有する無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記基地局は。3個のセクタからなる
    セル内でカバレッジ領域と、セクタ当たり3個のキャリ
    アを規定することを特徴とする請求項1記載のシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 セクタ当たり3個の各キャリアは、そ
    れぞれ内側ゾーン/中間ゾーン/外側ゾーンに割り当て
    られることを特徴とする請求項2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記内側ゾーンは、外側ゾーンに対し
    処理容量の優先度を有することを特徴とする請求項1記
    載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記内側ゾーンのキャリアは、外側ゾ
    ーンのキャリアの前に活性化されることを特徴とする請
    求項1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記送信器は、CDMA通信信号とし
    て前記キャリアを送信することを特徴とする請求項1記
    載のシステム。
  7. 【請求項7】 外側ゾーンは隣接するセルのハンドオ
    フ用に所定の割合でオーバーラップしていることを特徴
    とする請求項1記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記基地局はセル内のセクタごとに少
    なくとも3個のキャリアを介して通信信号を送信する送
    信器を有し送信すべき通信信号を受信し増幅する一対の
    線形増幅器モジュールとを有し前記セクタ内の3個のキ
    ャリアはそれぞれ基地局から内側ゾーン/中間ゾーン/
    外側ゾーンへと割り当てられキャリア当たりのパワーは
    外側ゾーンから内側ゾーンに向かって低下していること
    を特徴とする複数のセクタに分割されたセルを有する無
    線通信システム。
  9. 【請求項9】 各3個のキャリアを受領する三方向コ
    ンバイナと結合されたキャリアを前記一対の増幅器が受
    領出来るよう信号に分割する二方向分割器とをさらに有
    することを特徴とする請求項8記載のシステム。
  10. 【請求項10】 (A)セル内にセクタを割り当てる
    ステップと(B) セクタ当たり少なくとも2個のキャ
    リアを介して基地局から無線通信信号を送信するステッ
    プと(C) 基地局の内側ゾーンから外側ゾーンへ各キ
    ャリアを割り当てるステップと(D) 外側ゾーンから
    内側ゾーンに向かって各キャリアに対し所定量だけパワ
    ーを減少させるステップを有することを特徴とする無線
    通信システムのセル内の基地局の動作方法。
  11. 【請求項11】 (A)セル内に3個のセクタを割り
    当てるステップと(B) セクタ当たり2個以下の線形
    増幅器モジュールを用いて、各セクタ内で通信信号を増
    幅し、セクタ毎に3個のキャリアを介して基地局から通
    信信号を送信するステップと(C) 3個の各キャリア
    に対し、それぞれ基地局から内側ゾーン/中間ゾーン/
    外側ゾーンを割り当てるステップと(D) 外側ゾーン
    から内側ゾーンに向かって、それぞれのキャリアに対し
    所定量だけパワーを減少させるステップとを有すること
    を特徴とする無線通信システムのセル内の基地局の動作
    方法。
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