JP2003034400A - オイルタンクにおけるドレン検知装置 - Google Patents

オイルタンクにおけるドレン検知装置

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JP2003034400A
JP2003034400A JP2001224905A JP2001224905A JP2003034400A JP 2003034400 A JP2003034400 A JP 2003034400A JP 2001224905 A JP2001224905 A JP 2001224905A JP 2001224905 A JP2001224905 A JP 2001224905A JP 2003034400 A JP2003034400 A JP 2003034400A
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oil tank
drain
display unit
level sensor
water level
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Shuji Umehara
修治 梅原
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SUNDIA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種オイルタンクに容易に取り付けることがで
きるとともに、ドレン水を的確に検知して、警告を発す
ることができるようにしたドレン検知装置を提供する。 【解決手段】 オイルタンク1の底部に配設した誘電率
式水位センサ8と、誘電率式水位センサ8に導線9によ
り電気的に接続され、かつタンク外に配置した表示ユニ
ット10とを備え、オイルと水との誘電率の差を検出す
ることにより、ドレン水の所定量以上の有無を検出する
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、灯油、その他の比
較的引火性の低いオイルを収容するオイルタンクにおけ
るドレン検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるホームタンクとして知られてい
る屋外設置型の家庭用オイルタンクでは、ドレン溜まり
の有無は、タンク内部に設けられ、灯油に沈み、かつ水
に浮く赤玉フロートなどを目視により確認することで通
常行われている。また、リードスイッチ内蔵のフロート
スイッチ式ドレン水位検知器を、タンク上部より内部に
垂下させた案内ロッドに滑動可能に装着したものが知ら
れている。これは電気式であるので、警報を発すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者は、フロ
ートの浮き沈みが微妙で見わけにくく、確実性に欠け
る。また、目視確認を怠ると、トラブルの防止にならな
い。後者では、ごみや異物が付着して、作動不良を引き
起こすおそれがあり、また、フロートの設置深さや検知
ポイントが固定されてしまうという欠点がある。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑み、各種オイ
ルタンクに容易に取り付けることができるとともに、ド
レン水を的確に検知して、警告を発することができるよ
うにしたオイルタンクにおけるドレン検知装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)オイルタンクの底部に配設され、かつオイルと水
との誘電率の差を検出することにより、オイルタンク内
におけるドレン水の所定量以上の有無を検出する誘電率
式水位センサと、オイルタンク外に配置されるととも
に、前記誘電率式水位センサに電気的に接続され、かつ
誘電率式水位センサの検出結果を表示する表示ユニット
とを備えるものとする。
【0006】(2)上記(1)項において、表示ユニット
をオイルタンクの頂部に設け、かつ該表示ユニットと投
げ込み式の水位センサとを、導線により接続する。
【0007】(3)上記(1)または(2)項において、誘
電率式水位センサを球状の孔あき保持具内に収容し、該
保持具とともに、オイルタンク内に投げ込むようにす
る。
【0008】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、誘電率式水位センサを保持する保持具に永久磁石を
設け、この永久磁石をオイルタンクの底部の所望の場所
に磁力により吸着させるようにる。
【0009】(5)上記(1)項において、誘電率式水位
センサを、オイルタンクの底部に設けた水抜きアダプタ
に固定的に取り付ける。
【0010】(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおい
て、表示ユニットに電池電源を設ける。
【0011】(7)上記(1)〜(6)項のいずれかにおい
て、表示ユニットに内蔵したタイマにより、ドレン検知
を1日に複数回チェックし、ドレン水を検知することに
より、ランプを点滅させるようにする。
【0012】(8)上記(1)〜(7)項のいずれかにおい
て、表示ユニットを、ブザー警告手段を備えるものとす
る。
【0013】(9)上記(1)〜(8)項のいずれかにおい
て、表示ユニットから出力信号を有線または無線で取り
出し、該出力信号により、表示ユニットから離れた場所
に設けたブザー警告手段を作動させるようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
を備える家庭用オイルタンクの略図的縦断面図である。
このオイルタンク(1)は、通常、建物の屋外において、
図示を省略した脚により支持されている。
【0015】オイルタンク(1)は、例えば鋼板製で、頂
部が閉鎖され、その頂部に給油口(2)を備えている。ま
た、底部には、灯油等のオイルの排出管(3)と、水抜き
バルブ(5)を備えたドレン管(4)とが取り付けられてい
る。
【0016】オイルタンク(1)の内部には、灯油等のオ
イル(6)が貯えられている。このような灯油の屋外の貯
留に当たっては、何らかの理由で水が浸入し、これが、
ドレン水(7)として灯油(7)の下に溜まることがある。
ドレン管(4)は、このドレン水(7)を必要時に排出する
ためにある。
【0017】オイルタンク(1)の内部の底壁上には、投
げ込み式の誘電率式水位センサ(8)が載置されている。
水位センサ(8)の位置は、これがオイルタンク(1)の底
に着いていても、あるいは若干持ち上げられた位置でも
いずれでもよい。誘電率式水位センサ(8)は、灯油の誘
電率と水の誘電率との差を利用して、水の存在を検知す
るもので、縦横斜め如何なる姿勢でも作動する。
【0018】水位センサ(8)は、長めの導線(9)を介し
て、オイルタンク(1)の頂部に設置された表示ユニット
(10)に電気的に接続されている。表示ユニット(10)は、
例えば電池電源を内蔵するもので、点滅ランプ(11)を備
えている。所望により、表示ユニット(10)を、ランプ点
滅とともに、ブザー警告音を発しうるブザー警告手段
(図示略)を備えるものとすることもできる。
【0019】さらに、表示ユニット(10)から離れた外
部、例えば室内にブザー警告手段(図示略)を設け、表
示ユニット(10)からの出力信号を有線または無線で受信
して、ブザー警報音を発するようにすることもできる。
【0020】このような構成であるので、オイルタンク
(1)内で、オイル(6)の下に、オイルよりも比重が大き
く、かつ誘電率が高いドレン水(7)が溜まり、図1に示
すように、水位センサ(8)のレベルに達すると、これを
水位センサ(8)が検知し、導線(9)を介して表示ユニッ
ト(10)に信号が送られ、ランプ(11)が点滅させられると
ともに、警報音が発せられる。
【0021】点滅または警報音に気付いた者が、ドレン
管(4)の水抜きバルブ(5)を開いてドレン水(7)を排出
させると、水位センサ(8)は、オイル(6)を感知して復
旧し、点滅及び警報音は止まる。このようなドレンの検
知チェックは、内蔵したタイマ(図示略)により、例え
ば1日数回程度行うようにするのがよい。
【0022】図2は、本発明の第2の実施形態を示す。
この例では、誘電率式水位センサ(8)を、固定具(12)に
より、球形ネット状の孔あき保持具(13)のほぼ中心に固
定し、この水位センサ(8)を、孔あき保持具(13)ととも
に、タンク(1)の底に投げ入れてある。その他の構成
は、第1の実施形態と同一であり、それらの同一の構成
については、同一の符号をもって図示するに止め、詳細
な説明は省略する(第3以降の実施形態においても同様
とする)。
【0023】このようにすると、球形の孔あき保持具(1
3)がオイルタンク(1)の底に接するので、水位センサ
(8)の姿勢が変化しても、オイルタンク(1)の底と水位
センサ(8)との間の距離、すなわち検知高さレベル(h)
は、常に正確に一定となる。
【0024】図3に示す本発明の第3の実施形態におい
ては、オイルタンク(1)の底部に水抜きアダプタ(14)を
設け、この水抜きアダプタ(14)の内部に、誘電率式水位
センサ(8)を固定的に取り付けてある。水位センサ(8)
の出力端は外部に露出し、ここから、導線(9)を介して
表示ユニット(10)に接続されている。従って、この場合
導線(9)は、灯油に浸ることはなく、また、表示ユニッ
ト(10)の配置も、タンクの頂部に限定されない。作動
は、前述の実施形態と変わらない。
【0025】図4は、本発明の第4の実施形態を示す。
この例は、オイルタンク(1)の底面(1a)が水平面ではな
く、例えばロート状、すなわち逆円錐形状等となってい
る場合に適するもので、水位センサ(8)を上壁(14a)の
下面に取り付けた角管状、またはその他の任意の形状の
保持具(14)の底面に永久磁石(15)を設け、この永久磁石
(15)を、オイルタンク(1)の底面(1a)の所望の場所に磁
力により吸着させることにより、検知高さレベル(h)
を、所望の値に調節し得るようにしてある。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各種のオ
イルタンクに取り付けが可能で、しかも的確にドレン水
を検知して、警告表示を発することができ、ドレン水に
よるトラブルを未然に防止することができる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、水位センサ
のない既存のオイルタンクにも、ゲージ孔などを利用し
て、簡単に水位センサを設けることができ、しかも投げ
込み式であるので、どのような深さのオイルタンクに
も、調整等を行なうことなく適用することができる。
【0028】請求項3記載の発明によれば、オイルタン
クの底と水位センサとの距離、すなわち検知高さレベル
を正確に一定とすることができる。
【0029】請求項4記載の発明によれば、永久磁石
を、オイルタンクの底部の所望の場所に磁力により吸着
させることにより、検知高さレベルを、所望の値に調節
することができる。
【0030】請求項5記載の発明によれば、ドレン水の
レベルを最低レベルとすることができるとともに、水位
センサが水抜きアダプタに固定されているので安定し、
しかも、導線をオイル内に浸す必要がないので安全性が
高い。
【0031】請求項6記載の発明によれば、商用電源へ
の配線を必要とせず、簡便である。
【0032】請求項7記載の発明によれば、電池の消耗
を低減し、電池を交換することなく、長期間使用するこ
とができる。
【0033】請求項8記載の発明によれば、警告を確実
なものとすることができる。
【0034】請求項9記載の発明によれば、例えば室内
において警報音を生じさせることができ、ドレン水の排
出を確実に促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドレン検知装置の第1の実施形態を備
えるオイルタンクの略図的縦断面図である。
【図2】本発明のドレン検知装置の第2の実施形態を備
えるオイルタンクの要部の拡大縦断正面図である。
【図3】本発明のドレン検知装置の第3の実施形態を備
えるオイルタンクの略図的縦断面図である。
【図4】本発明のドレン検知装置の第4の実施形態を備
えるオイルタンクの要部の拡大縦断正面図である。
【符号の説明】
(1)オイルタンク (1a)底面 (2)給油口 (3)排出管 (4)ドレン管 (5)水抜きバルブ (6)オイル (7)ドレン水 (8)水位センサ (9)導線 (10)表示ユニット (11)点滅ランプ (12)固定具 (13)孔あき保持具 (14)保持具 (14a)上壁 (15)永久磁石

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルタンクの底部に配設され、かつオ
    イルと水との誘電率の差を検出することにより、オイル
    タンク内におけるドレン水の所定量以上の有無を検出す
    る誘電率式水位センサと、オイルタンク外に配置される
    とともに、前記誘電率式水位センサに電気的に接続さ
    れ、かつ誘電率式水位センサの検出結果を表示する表示
    ユニットとを備えることを特徴とするオイルタンクにお
    けるドレン検知装置。
  2. 【請求項2】 表示ユニットをオイルタンクの頂部に設
    け、かつ該表示ユニットと投げ込み式の水位センサと
    を、導線により接続した請求項1記載のオイルタンクに
    おけるドレン検知装置。
  3. 【請求項3】 誘電率式水位センサを球状の孔あき保持
    具内に収容し、該保持具とともに、オイルタンク内に投
    げ込むようにした請求項1または2記載のオイルタンク
    におけるドレン検知装置。
  4. 【請求項4】 誘電率式水位センサを保持する保持具に
    永久磁石を設け、この永久磁石をオイルタンクの底部の
    所望の場所に磁力により吸着させるようにした請求項1
    〜3のいずれかに記載のオイルタンクにおけるドレン検
    知装置。
  5. 【請求項5】 誘電率式水位センサを、オイルタンクの
    底部に設けた水抜きアダプタに固定的に取り付けた請求
    項1記載のオイルタンクにおけるドレン検知装置。
  6. 【請求項6】 表示ユニットに電池電源を設けた請求項
    1〜5のいずれかに記載のオイルタンクにおけるドレン
    検知装置。
  7. 【請求項7】 表示ユニットに内蔵したタイマにより、
    ドレン検知を1日に複数回チェックし、ドレン水を検知
    することにより、ランプを点滅させるようにした請求項
    1〜6のいずれかに記載のオイルタンクにおけるドレン
    検知装置。
  8. 【請求項8】 表示ユニットを、ブザー警告手段を備え
    るものとした請求項1〜7のいずれかに記載のオイルタ
    ンクにおけるドレン検知装置。
  9. 【請求項9】 表示ユニットから出力信号を有線または
    無線で取り出し、該出力信号により、表示ユニットから
    離れた場所に設けたブザー警告手段を作動させるように
    した請求項1〜8のいずれかに記載のオイルタンクにお
    けるドレン検知装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006352995A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Mitsubishi Electric Corp 密封油供給装置
CN104507851A (zh) * 2012-06-22 2015-04-08 Sk新技术株式会社 用于储油箱的放水系统
US10436545B2 (en) 2015-07-20 2019-10-08 AccuBow LLC Adjustable archery training bow
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