JP2003029785A - 音声認識装置 - Google Patents

音声認識装置

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JP2003029785A
JP2003029785A JP2001217875A JP2001217875A JP2003029785A JP 2003029785 A JP2003029785 A JP 2003029785A JP 2001217875 A JP2001217875 A JP 2001217875A JP 2001217875 A JP2001217875 A JP 2001217875A JP 2003029785 A JP2003029785 A JP 2003029785A
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Masaki Ashizawa
正樹 芦澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤認識の発生や誤認識による発話者の意図と
は異なる動作を低減させることができ、発話者の注意力
の散漫を防ぐことができる音声認識装置を提供する。 【解決手段】 発話開始の命令により音声を音声認識す
る音声認識装置において、音声認識される音声帯域の各
周波数成分に対応する所定のレベルのしきい値を定め、
発話開始の命令がないときの雑音を周波数分析し、前記
しきい値よりも大きいレベルの雑音の周波数成分を観測
した場合、発話開始の命令があっても音声認識を実行し
ない状態にする雑音分析部7を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発話開始の命令に
より音声を音声認識する音声認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カーナビゲーション装置等の車載
用機器にも音声認識装置が組み込まれるようになってき
た。この種の音声認識装置を車両内で使用するには、雑
音への対策が必要であり、これまで雑音環境下における
性能向上のため、雑音を混入した音響モデルの構築、又
はノイズフィルタ等による対策が施されている。
【0003】一般的に、例えば図6に示す従来の音声認
識装置のブロック図のように、音声認識装置101は、
音声入力部103と、ノイズフィルタ部105と、音声
認識機能部109と、発話開始通知部111とを備えて
構成される。音声入力部103は例えばマイクである。
発話開始通知部111は例えばリモートコントローラに
設けられた押しボタンスイッチであり、この押しボタン
スイッチの押下により発話開始の命令である発話開始命
令信号が送出される。ノイズフィルタ部105は、音声
入力部103から入力された雑音を低減する。音声認識
機能部109は、発話開始通知部111による発話開始
命令信号を検出するとノイズフィルタ部105を通過し
た音声信号を音声認識する。
【0004】一般に、音声認識機能部109には音声認
識の辞書機能が組み込まれており、音声認識の辞書は、
サイズを小さくするためにジャンルやコマンドに従っ
て、階層に分けられている。例えば図5に示すような階
層と辞書とが用いられたとき、“県”、“市”、“町”
の順に階層化され、発話によって順次選択されることで
下位階層に移動する。
【0005】しかし、ノイズフィルタ部105で完全に
雑音を除去するのは難しく、車載環境のように様々な雑
音が存在する場所で音声認識装置101を使用した場
合、音声認識機能部109において音響モデルに雑音を
混入したモデルを使用するなどして対策を施しても、誤
認識が発生することを完全に防ぐことはできない。そし
て、例えば図5において、「A県」→「B市」→「C
町」を認識させようとしたが、誤認識が発生し、「B
市」を「C市」と認識したとする。この場合、“町”へ
階層が遷移し、町名の認識待ち状態となる。ここで希望
の発話「B市」を再度認識させるようにするには、更に
発話により、上位の階層“市”に戻さなければならな
い。しかし、このような雑音環境下では、さらなる誤認
識を引き起こす可能性がある。
【0006】この誤認識を抑える対策の一つとして、特
開昭60−104999号公報にスイッチが押されたの
を検知して雑音レベルがあるしきい値よりも大きければ
認識が難しいと判断して認識を拒否し、認識可能と判断
されると表示ランプを点灯させて音声入力を促す方法が
開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、しきい
値以下の雑音レベルであっても、例えば、オーディオ音
等により音声認識の性能に影響を与え、誤認識を引き起
こす可能性があり、発話者が意図した操作とは異なる動
作が実行される可能性がある。そして、何度も誤認識が
繰り返されると発話者にいらいら感を与え、車両運転中
に操作する場合に注意力が散漫となり、正常な精神状態
下での運転を妨げる可能性がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する課題を解消し、誤認識の発生や誤認識による
発話者の意図とは異なる動作を低減させることができ、
発話者の注意力の散漫を防ぐことができる音声認識装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
発話開始の命令により音声を音声認識する音声認識装置
において、音声認識される音声帯域の各周波数成分に対
して所定のレベルのしきい値を定め、発話開始の命令が
ないときの雑音を周波数分析し、前記しきい値よりも大
きいレベルの雑音の周波数成分を観測した場合、発話開
始の命令があっても音声認識を実行しない状態にする雑
音分析部を備えたことを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明は、発話開始の命令に
より音声を音声認識する音声認識装置において、音声認
識される音声帯域を分割して各帯域ごとに所定のレベル
のしきい値を定め、発話開始の命令がないときの雑音を
周波数分析し、前記しきい値よりも大きいレベルの雑音
の周波数成分を観測した場合、発話開始の命令があって
も音声認識を実行しない状態にする雑音分析部を備えた
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の発明において、音声認識を実行する状態か、実行
しない状態か少なくとも一方を視覚情報として認識でき
る形態で表示する表示部を備えたことを特徴とするもの
である。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1又は2に
記載の発明において、音声認識を実行する状態か、実行
しない状態か少なくとも一方を聴覚情報として認識でき
る形態で音声出力する音声出力部を備えたことを特徴と
するものである。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1又は2に
記載の発明において、音声認識を実行する状態か、実行
しない状態か少なくとも一方を視覚情報として認識でき
る形態で表示する表示部と、音声認識を実行する状態
か、実行しない状態か少なくとも一方を聴覚情報として
認識できる形態で音声出力する音声出力部とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の発明において、本体を車両に搭載した
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項1又は2に記載の発明では、しきい
値よりも大きいレベルの雑音の周波数成分を観測した場
合、発話開始の命令があっても音声認識を実行しない状
態にするため、音声認識機能部における誤認識の発生や
誤認識による発話者の意図とは異なる動作が起きること
を低減させることができ、発話者の注意力の散漫を防ぐ
ことができる。
【0016】請求項3に記載の発明では、音声認識を実
行する状態か否かが表示部により把握することができ
る。
【0017】請求項4に記載の発明では、音声認識を実
行する状態か否かが音声出力部により把握することがで
きる。
【0018】請求項5に記載の発明では、音声認識を実
行する状態か否かが表示部又は音声出力部により把握す
ることができる。
【0019】請求項6に記載の発明では、本体が車両に
搭載されるので、発話者が車両運転中であれば、発話者
の車両運転中における注意力の散漫を防ぐことができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照して説明する。
【0021】図1は本実施の形態に係る音声認識装置の
ブロック図を示す。1は音声認識装置(本体)であり、
この音声認識装置1は、音声入力部3と、ノイズフィル
タ部5と、雑音分析部7と、音声認識機能部9と、発話
開始通知部11と、表示部13と、音声出力部15とを
備えて構成される。この音声認識装置1(本体)は、例
えばカーナビゲーション装置に適用されて車両に搭載さ
れる。
【0022】音声入力部3は、例えばマイクであり、発
話者の発話によって音声が入力される。また、この音声
入力部3であるマイクには、雑音も入力される。これら
の入力は音声信号(雑音のみの場合を含む)としてノイ
ズフィルタ部5に送出される。
【0023】ノイズフィルタ部5は、音声入力部3から
の音声信号の雑音成分を低減させ、雑音分析部7に送出
する。具体的には、音声帯域(例えば、500Hz〜4
kHz)以外の雑音成分が低減される。したがって、こ
の雑音分析部7に送出される信号には、雑音成分が除去
しきれずに残っている。
【0024】発話開始通知部11は、例えばリモートコ
ントローラに設けられた押しボタンスイッチであり、こ
の押しボタンスイッチが押下されることにより発話開始
の命令である発話開始命令信号が雑音分析部7に送出さ
れる。
【0025】雑音分析部7は、ノイズフィルタ部5から
送出された信号を音声認識機能部9に送出するととも
に、発話開始通知部11からの発話開始の命令である発
話開始命令信号が送出されていないときのノイズフィル
タ部5から送出された信号を観測・分析を行う。具体的
には、音声認識機能部9で音声認識される音声帯域を分
割して各帯域ごとに所定のレベルのしきい値を設定し、
発話開始の命令である発話開始命令信号が送出されてい
ないときのノイズフィルタ部5から送出された信号を周
波数分析する。ここで発話開始の命令である発話開始命
令信号が送出されていないときのノイズフィルタ部5か
ら送出された信号は雑音として判断される。設定したし
きい値よりも1つでも大きいレベルの雑音の周波数成分
を観測した場合、音声認識実行不可能と判断して、発話
開始通知部11からの発話開始の命令である発話開始命
令信号が送出されても音声認識機能部9に送出しないよ
うにする。雑音の各周波数成分のレベルが各しきい値よ
りも全て小さい場合、音声認識実行可能と判断して、発
話開始通知部11からの発話開始の命令である発話開始
命令信号を音声認識機能部9に送出可能にする。
【0026】ここで、音声認識機能部9で音声認識され
る音声帯域を分割して各帯域ごとに所定のレベルのしき
い値を設定したが、例えば、音声認識機能部9で音声認
識される音声帯域の各周波数成分に対して所定のレベル
のしきい値を設定してもよい。
【0027】音声認識機能部9は、発話開始の命令であ
る発話開始命令信号により音声信号を音声認識する機能
が備えられいる。発話開始の命令である発話開始命令信
号が音声認識機能部9に送出された場合は、音声認識を
実行する状態となり、発話開始の命令である発話開始命
令信号が音声認識機能部9に送出されない場合は、音声
認識を実行しない状態となる。
【0028】表示部13は、例えばディスプレイであ
り、音声出力部15は音声合成した音声メッセージを音
声出力する。
【0029】図2、図3は、音声認識機能部9で音声認
識される音声帯域を分割して各帯域ごとに所定のレベル
のしきい値を設定した一例、及び雑音の周波数分析結果
の一例を示した図である。
【0030】図2において、周波数分析結果の雑音スペ
クトルにピークα1が存在するが、音声帯域外であるの
で、ピークα1は判断の対象とはしない。音声帯域にお
いて雑音のレベルは各しきい値よりも小さいので、雑音
分析部7では、音声認識実行可能と判断されて、発話開
始通知部11からの発話開始の命令である発話開始命令
信号を音声認識機能部9に送出可能にする。
【0031】図3において、周波数分析結果の雑音スペ
クトルにピークβ1,β2,β3,β4が音声帯域に存
在し、雑音レベルがピークβ1,β2,β3,β4それ
ぞれに該当する所のしきい値よりも大きいので、雑音分
析部7では、音声認識実行不可能と判断されて、発話開
始通知部11からの発話開始の命令である発話開始命令
信号が送出されても音声認識機能部9に送出しない。
【0032】図2、図3の例で、しきい値は、音声帯域
を分割して各帯域ごとに所定のレベルのしきい値を設定
した場合について説明したが、音声帯域を分割せずに、
例えば、音声帯域の各周波数成分に対して所定のレベル
のしきい値を設定した場合でも同様の作用がある。
【0033】次に、音声認識装置1の動作を図4に示す
フローチャートに従って説明する。
【0034】図4において、音声認識装置1の動作が開
始されると、雑音分析部7において発話開始通知部11
から発話開始の命令が送出されていないときの雑音が観
測・分析され(S1)、音声認識可能な雑音か否かが判
断される(S2)。つまり、雑音を観測して周波数分析
した結果、例えば図2、図3に示したように、雑音スペ
クトルが得られ、雑音レベルが、例えば図2に示すよう
に、音声帯域に設けられたしきい値よりも小さければ音
声認識可能な雑音と判断され、雑音レベルが、例えば図
3に示す雑音レベルのピークβ1,β2,β3,β4の
ように、音声帯域に設けられたしきい値よりも大きけれ
ば音声認識不可能な雑音と判断される。
【0035】ステップS2において、音声認識可能な雑
音であった場合、音声認識実行可能であることが視覚情
報として表示部13であるディスプレイに表示される
か、又は聴覚情報として音声出力部15から音声メッセ
ージが音声出力される(S3)。そして雑音分析部7
は、発話開始の命令が受付可能な状態、即ち発話開始通
知部11から送出された発話開始の命令を音声認識機能
部9に送出可能な状態になり(S4)、最初のステップ
S1に戻る。
【0036】ステップS2において、雑音分析部7で音
声認識不可能と判断される雑音を観測したときは、雑音
分析部7で発話開始の命令を受付不能にする(S5)。
つまり発話開始通知部11からの発話開始の命令を音声
認識機能部9に送出しない。これによって音声認識機能
部9で音声認識が実行されない。そして、音声認識実行
不可能であることが視覚情報として表示部13であるデ
ィスプレイに表示されるか、又は聴覚情報として音声出
力部15から音声メッセージが音声出力され(S6)、
最初のステップS1に戻る。
【0037】また、音声認識装置1の動作が開始される
と、発話開始通知部11から発話開始の命令が送出され
たか否かが判断される(S7)。発話開始の命令である
発話開始命令信号が送出されなかった場合は、発話開始
の命令が送出されるまでステップS7を繰り返す。
【0038】ステップS7で発話開始通知部11から発
話開始の命令が送出されていれば、雑音分析部7におい
て発話開始の命令が受付可能か否かが判断される(S
8)。
【0039】発話開始の命令が受付可能な状態であれ
ば、音声認識機能部9に入力された音声信号の音声認識
処理が行われる(S9)。
【0040】ステップS8で発話開始の命令が受付不可
能であれば、例えば、発話者が発話開始の命令が受付不
可能であることに気づかずに発話開始通知部11である
押しボタンスイッチを押下したと想定されるので、音声
認識実行不可能であることが視覚情報として表示部13
であるディスプレイに表示されるか、又は聴覚情報とし
て音声出力部15から音声メッセージが音声出力されて
発話者に通知される(S10)。
【0041】音声認識機能部9には、音声認識の辞書機
能が組み込まれており、音声認識の辞書は、ジャンルや
コマンドに従って、階層に分けられている。例えば図5
に示すような階層と辞書とが用いられたとき、“県”、
“市”、“町”の順に階層化され、発話によって順次選
択されることで下位階層に移動する。ここで、例えば
「A県」→「B市」→「C町」を認識させようとする場
合に、ステップS8(図4)で発話開始の命令が受付可
能であれば、音声認識機能部9において雑音により、例
えば「A県」→「C市」と誤認識されて「C市」の下位
階層に遷移することは少なくなる。また、ステップS8
で発話開始の命令が受付不可能であれば、発話者により
音声が入力されても音声認識機能部9で音声認識されな
いので、音声認識機能部9による誤認識が発生しない。
【0042】本実施の形態によれば、雑音解析部7で、
音声認識される音声帯域の各周波数成分に対応する所定
のレベルのしきい値が設定され、発話開始通知部11か
らの発話開始の命令である発話開始命令信号が送出され
ないときの雑音を周波数分析し、設定したしきい値より
も大きいレベルの雑音の周波数成分を観測した場合、発
話開始通知部11からの発話開始の命令である発話開始
命令信号が送出されても音声認識機能部9に送出され
ず、音声認識機能部9で音声認識が実行されないため、
誤認識の発生や誤認識による発話者の意図とは異なる動
作を低減させることができる。また、音声認識装置1
(本体)が車両に搭載されたことから、発話者が車両運
転中であれば、誤認識の発生によるいらいら感を低減さ
せることができ、発話者の車両運転中における注意力の
散漫を防ぐことができる。
【0043】音声認識機能部9が雑音により音声認識を
実行する状態か否かが視覚情報として表示部13である
ディスプレイへの表示、又は聴覚情報として音声出力部
14による音声出力によって把握することができる。
【0044】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は、これに限定されるものでない。
【0045】例えば、上記の実施の形態では、表示部1
3としてディスプレイに表示する場合を説明したが、L
EDを点灯させるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、誤認識の発生や誤認識
による発話者の意図とは異なる動作を低減させることが
でき、発話者の注意力の散漫を防ぐことができる。ま
た、音声認識を実行する状態か否かを視覚情報又は聴覚
情報により把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声認識装置の一実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】しきい値の設定の一例、及び雑音の周波数分析
結果の一例を示す図である。
【図3】しきい値の設定の一例、及び雑音の周波数分析
結果の一例を示す図である。
【図4】図1に示す音声認識装置の動作のフローチャー
トである。
【図5】階層の一例を示す図である。
【図6】従来の音声認識装置の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 音声認識装置(本体) 7 雑音分析部 13 表示部 15 音声出力部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発話開始の命令により音声を音声認識す
    る音声認識装置において、音声認識される音声帯域の各
    周波数成分に対して所定のレベルのしきい値を定め、発
    話開始の命令がないときの雑音を周波数分析し、前記し
    きい値よりも大きいレベルの雑音の周波数成分を観測し
    た場合、発話開始の命令があっても音声認識を実行しな
    い状態にする雑音分析部を備えたことを特徴とする音声
    認識装置。
  2. 【請求項2】 発話開始の命令により音声を音声認識す
    る音声認識装置において、音声認識される音声帯域を分
    割して各帯域ごとに所定のレベルのしきい値を定め、発
    話開始の命令がないときの雑音を周波数分析し、前記し
    きい値よりも大きいレベルの雑音の周波数成分を観測し
    た場合、発話開始の命令があっても音声認識を実行しな
    い状態にする雑音分析部を備えたことを特徴とする音声
    認識装置。
  3. 【請求項3】 音声認識を実行する状態か、実行しない
    状態か少なくとも一方を視覚情報として認識できる形態
    で表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の音声認識装置。
  4. 【請求項4】 音声認識を実行する状態か、実行しない
    状態か少なくとも一方を聴覚情報として認識できる形態
    で音声出力する音声出力部を備えたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の音声認識装置。
  5. 【請求項5】 音声認識を実行する状態か、実行しない
    状態か少なくとも一方を視覚情報として認識できる形態
    で表示する表示部と、音声認識を実行する状態か、実行
    しない状態か少なくとも一方を聴覚情報として認識でき
    る形態で音声出力する音声出力部とを備えたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の音声認識装置。
  6. 【請求項6】 本体を車両に搭載したことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の音声認識装置。
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