JP2003022140A - ソフトウェア使用認証方法、ソフトウェア使用認証プログラム、ソフトウェア使用認証プログラムを記録した記録媒体、ソフトウェア使用認証方法で用いられるデータ、このデータを記録した記録媒体 - Google Patents

ソフトウェア使用認証方法、ソフトウェア使用認証プログラム、ソフトウェア使用認証プログラムを記録した記録媒体、ソフトウェア使用認証方法で用いられるデータ、このデータを記録した記録媒体

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JP2003022140A JP2001205149A JP2001205149A JP2003022140A JP 2003022140 A JP2003022140 A JP 2003022140A JP 2001205149 A JP2001205149 A JP 2001205149A JP 2001205149 A JP2001205149 A JP 2001205149A JP 2003022140 A JP2003022140 A JP 2003022140A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが使用許諾を受けた範囲を超えてソフ
トウェアを不正に使用するのを禁止できるようにする。 【解決手段】 アクセスコードAC、コード生成日時A
CT、アクセスコード寿命、ライセンス期限LT等を暗
号化したライセンスファイルをユーザに提供する。ユー
ザコンピュータでソフトウェアが起動されると、先ず、
ライセンス認証プログラムが実行される。ソフトウェア
が未登録の場合、アクセスコード寿命ACL内であれ
ば、アクセスコードACを用いたユーザ認証のうえ登録
処理が行われ、その際、ランダムに発生したチェックコ
ードCKがライセンスファイルおよび2つのレジスター
ファイルに記録される。ソフトウェアが登録済みの場合
は、これらファイルに記録されたチェックコードCKを
用いた使用許可判定が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェアの使
用認証を行う方法、プログラム、およびこのプログラム
を記録した記録媒体に関する。本発明は、また、この方
法で参照されるライセンスコードとして使用可能なデー
タおよびこのデータを記録した記録媒体にも関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ソフトウェア製品を正当な使
用権限者(例えば購入者)以外の者が使用する等の不正
使用を防止するため、シリアルナンバーを用いた手法に
よりユーザ認証を行うことが一般的となっている。この
手法では、ソフトウェア供給者は、適宜な暗号化アルゴ
リズムによりシリアルナンバーを生成する。ユーザはソ
フトウェアのインストールの際にシリアルナンバーの入
力を求められる。インストール用プログラムは入力され
たシリアル番号を復号して、それが所定のメッセージと
一致するかどうかを判定し、一致する場合に限りインス
トールを実行する。このような手法により、ソフトウェ
ア供給者から正しいシリアルナンバーを通知されていな
いユーザがソフトウェアのインストールを行うことを防
止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いったんシリ
アルナンバーが生成されてユーザに渡されると、そのシ
リアルナンバーは無期限に有効である。このため、ソフ
トウェアのインストール台数が1台であるという条件で
使用許諾を行った場合にも、ユーザは受取ったシリアル
番号を用いて何台でもインストールできることになる。
さらに、例えば、ユーザがシリアル番号を他人に教える
と、その他人もソフトウェアをインストールして利用す
ることが可能となってしまう。このように、従来のシリ
アルナンバーを用いた手法では、ユーザが使用許諾を受
けた範囲を超えてソフトウェアを使用することを防止す
ることは困難であった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ユーザが使用許諾を受けた範囲を超えてソフトウ
ェアを不正に使用するのを禁止することが可能なソフト
ウェア使用認証方法、ソフトウェア使用認証プログラ
ム、および、このプログラムを記録した記録媒体を提供
することを目的とする。また、本発明は、ソフトウェア
使用認証方法で参照されるライセンスコードとして使用
可能なデータおよびこのデータを記録した記録媒体を提
供することをも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、ソフトウェアの使用認証を行う方法であって、ユ
ーザ認証を行うためのアクセスコードと、該アクセスコ
ードの有効期間を示すアクセスコード寿命情報とを含む
ライセンス情報を所定の規則で暗号化してなるライセン
スコードが記録されたライセンスファイルを参照し、当
該記録されたライセンスコードから前記ライセンス情報
を復号する手順と、前記ソフトウェアが登録済みである
か否かを判定する手順と、を実行し、前記ソフトウェア
が未登録であれば、前記復号したライセンス情報に含ま
れる前記アクセスコード寿命に基づいて、前記復号した
ライセンス情報に含まれる前記アクセスコードが有効で
あるか否かを判定し、当該アクセスコードが有効と判定
され、かつ、当該アクセスコードに基づくユーザ認証が
正当に行われたことを条件として前記ソフトウェアの登
録処理を行う登録手順を実行し、前記ソフトウェアが登
録済みであれば、前記ソフトウェアの実行を許可すべき
か否かを判定し、許可すべきと判定されれば前記ソフト
ウェアの実行を許可する使用許可手順を実行することを
特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、アクセスコ
ードの有効期間を示すアクセスコード寿命に基づいてア
クセスコードが有効と判定され、かつ、このアクセスコ
ードに基づくユーザ認証が正当に行われたことを条件と
してソフトウェアの登録処理が行われる。すなわち、ア
クセスコードの有効期間の経過後はソフトウェアの登録
処理を行えないので、ユーザへ提供されたライセンスコ
ードを用いて無期限にソフトウェアの登録が行われるの
を防止できる。
【0007】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1記載のソフトウェア使用認証方法において、前記登
録手順では、さらに、適宜な記号列を発生する手順と、
前記復号したライセンス情報を、前記発生した記号列に
応じたチェックコードと共に前記所定の規則で暗号化
し、この暗号化コードをライセンスコードとして前記ラ
イセンスファイルに記録する手順と、適宜なファイル名
のチェック用ファイルを作成して、前記発生した記号列
に応じたチェックコードを暗号化して該チェック用ファ
イルに記録する手順とを実行し、前記使用許可判定手順
では、前記ライセンスファイルに記録されたライセンス
コードを復号して得られたチェックコードと、前記チェ
ック用ファイルから復号したチェックコードとが所定の
対応関係を有することを条件として、前記ソフトウェア
の実行を許可すべきと判定することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、ソフトウェ
アの登録手順では、発生した記号列に応じたチェックコ
ードがライセンス情報と共に暗号化されてライセンスフ
ァイルに記録されると共に、この記号列に応じたチェッ
クコードが適宜なチェック用ファイルに暗号化されて記
録される。そして、ソフトウェアの使用許可判定手順で
は、ライセンスファイルに記録されたチェックコード
と、チェック用ファイルに記録されたチェックコードが
所定の対応関係を有することを条件にソフトウェアの実
行を許可すべきと判定される。したがって、ライセンス
ファイルを用いてソフトウェア登録が行われると、その
登録が行われたコンピュータでのみソフトウェアの実行
が許可されることとなる。すなわち、ライセンスファイ
ルを用いてソフトウェア登録を行った後、このライセン
スファイルをソフトウェアと共に他のコンピュータへコ
ピーしても、コピー先のコンピュータにはチェックコー
ドが記録されたチェック用ファイルは存在せず、また、
チェック用ファイルを偽造しようとしても、チェックコ
ードは暗号化されているためユーザはその内容を知り得
ないので、当該コピー先コンピュータでのソフトウェア
の実行を禁止することができる。
【0009】また、請求項3に記載された発明は、請求
項2記載のソフトウェア使用認証方法において、前記チ
ェック用ファイルのファイル名を、前記ソフトウェアが
実行されるオペレーティングシステムのシステムファイ
ル名と区別が困難であるように設定することを特徴とす
る。
【0010】また、請求項4に記載された発明は、請求
項2または3記載のソフトウェア使用認証方法におい
て、前記チェック用ファイルを、前記ソフトウェアの使
用認証の対象であるコンピュータの記憶装置内のランダ
ムに指定された場所に格納することを特徴とする。
【0011】請求項3および4記載の発明によれば、チ
ェック用ファイルを見つけ難くして、ユーザがチェック
用ファイルをコピーするのを困難なものとすることがで
きる。
【0012】また、請求項5に記載された発明は、請求
項2乃至4のうち何れか1項記載のソフトウェア使用認
証方法において、前記チェック用ファイルを複数作成
し、該複数のチェック用ファイルに、前記チェックコー
ドと、チェック用ファイル間で互いに異なる所定のデー
タとを暗号化して記録することを特徴とする。
【0013】また、請求項6に記載された発明は、請求
項1乃至5のうち何れか1項記載のソフトウェア使用認
証方法において、前記ライセンス情報は前記ソフトウェ
アの使用許可期限を表すライセンス期限情報を含み、前
記使用許可判定手順では、前記ライセンス期限情報に基
づいて前記ソフトウェアの使用許可期限内であるか否か
を判定し、使用許可期限内であることを条件として前記
ソフトウェアの実行を許可すべきと判定することを特徴
とする。
【0014】請求項6記載の発明によれば、ライセンス
期限情報に基づいてソフトウェアの使用可能期限を設定
できる。
【0015】また、請求項7に記載された発明は、請求
項1乃至6のうち何れか1項記載のソフトウェア使用認
証方法において、前記登録手順では、さらに、前記ソフ
トウェアの使用認証の対象であるコンピュータに固有の
マシンコードを取得し、該取得したマシンコードを記録
する手順を実行し、前記使用許可判定手順では、前記記
録されたマシンコードと、前記ソフトウェアの使用認証
の対象であるコンピュータから取得したマシンコードと
が一致することを条件として、前記ソフトウェアの実行
を許可すべきと判定することを特徴とする。
【0016】また、請求項8に記載された発明は、請求
項1乃至7のうち何れか1項記載のソフトウェア使用認
証方法において、前記ライセンス情報は、さらに、前記
アクセスコードまたは前記ライセンスコードの生成時に
関するライセンス生成時情報を含み、前記登録手順で
は、前記ソフトウェアの使用認証の対象であるコンピュ
ータのシステム時計から現在時情報を取得して、該取得
した現在時情報と、前記復号したライセンス情報に含ま
れるライセンス生成時情報との比較に基づいて、前記シ
ステム時計が正しいか否かを判定し、正しいと判定した
場合に、前記取得した現在時情報と前記アクセスコード
寿命とに基づいて、前記アクセスコードが有効であるか
否かを判定することを特徴とする。
【0017】また、請求項9に記載された発明は、請求
項6記載のソフトウェア使用認証方法において、前記ラ
イセンス情報は、さらに、前記アクセスコードまたは前
記ライセンスコードの生成時に関するライセンス生成時
情報を含み、前記使用許可判定手順では、前記ソフトウ
ェアの使用認証の対象であるコンピュータのシステム時
計から現在時情報を取得して、該取得した現在時情報を
記録する手順と、該現在時情報を記録する手順よりも前
に、前記記録された現在時情報と、その時点で前記シス
テム時計から取得した現在時情報との比較に基づいて、
前記システム時計が正しいか否かを判定する手順とを実
行し、前記システム時計が正しいと判定した場合に、前
記システム時計から取得した現在時情報と前記ライセン
ス期限情報とに基づいて、前記ソフトウェアの使用許可
期限内であるか否かを判定することを特徴とする。
【0018】また、請求項10に記載された発明は、ソ
フトウェアの使用認証を行う方法であって、ユーザ認証
を行うためのアクセスコードを含むライセンス情報を所
定の規則で暗号化してなるライセンスコードが記録され
たライセンスファイルを参照し、当該記録されたライセ
ンスコードから前記ライセンス情報を復号する手順と、
前記ソフトウェアが登録済みであるか否かを判定する手
順と、を実行し、前記ソフトウェアが未登録であれば、
前記復号したライセンス情報に含まれる前記アクセスコ
ードに基づくユーザ認証が正当に行われたことを条件と
して、適宜な記号列を発生する手順と、前記復号したラ
イセンス情報を、前記発生した記号列に応じたチェック
コードと共に前記所定の規則で暗号化し、この暗号化コ
ードをライセンスコードとして前記ライセンスファイル
に記録する手順と、適宜なファイル名のチェック用ファ
イルを作成して、前記発生した記号列に応じたチェック
コードを暗号化して該チェック用ファイルに記録する手
順とを含む登録手順を実行し、前記ソフトウェアが登録
済みであれば、前記ソフトウェアの実行を許可すべきか
否かを判定し、許可すべきと判定されれば前記ソフトウ
ェアの実行を許可する使用許可手順を実行することを特
徴とする。
【0019】また、請求項11に記載された発明は、請
求項1乃至10のうち何れか1項記載のソフトウェア使
用認証方法をコンピュータに実行させるプログラムに係
るものであり、請求項12に記載された発明は、請求項
11記載のプログラムを記録した記録媒体に係るもので
ある。
【0020】また、請求項13に記載された発明は、ユ
ーザ認証を行うためのアクセスコードと、該アクセスコ
ードの有効期間を示すアクセスコード寿命情報とを含む
ライセンス情報を所定の規則で暗号化してなる、請求項
1乃至8のうち何れか1項記載のソフトウェア使用認証
方法を実行する際に前記ライセンスコードとして使用可
能なデータに係るものであり、請求項14に記載された
発明は、請求項13記載のデータを記録した記録媒体に
係るものである。
【0021】また、請求項15に記載された発明は、ソ
フトウェアの使用認証を行う方法であって、ユーザ認証
を行うためのアクセスコードと、当該アクセスコードの
有効期間を示すアクセスコード寿命情報とを含むライセ
ンス情報を所定の規則で暗号化してライセンスコードを
生成し、該生成したライセンスコードを、ソフトウェア
の使用許諾対象者であるユーザへ提供し、前記ユーザの
コンピュータにおいて、前記ソフトウェアが登録済みで
あるか否かを判定する手順と、を実行させ、前記ソフト
ウェアが登録済みであれば、前記復号したライセンス情
報に含まれる前記アクセスコード寿命に基づいて、前記
復号したライセンス情報に含まれる前記アクセスコード
が有効であるか否かを判定し、当該アクセスコードが有
効と判定され、かつ、当該アクセスコードに基づくユー
ザ認証が正当に行われたことを条件として前記ソフトウ
ェアの登録処理を行う登録手順を実行させ、前記ソフト
ウェアが未登録であれば、前記ソフトウェアの実行の許
可すべきか否かを判定し、許可すべきと判定されれば前
記ソフトウェアの実行を許可する使用許可手順を実行さ
せることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にお
ける処理の概要を示す。図1に示すように、ソフトウェ
ア供給者は、以下に示す情報を含むライセンス情報を所
定の暗号キーK1を用いて暗号化することによりライセ
ンスコードを生成する。 (1)アクセスコードAC:ソフトウェアの使用を許諾し
ようとする各ユーザに対して発行されるコード(例えば
ユーザネームやシリアル番号等)である。 (2)コード生成日時ACT:アクセスコードの生成日時
である。ただし、ライセンスコードの生成日時としても
よい。 (3)アクセスコード寿命ACL:アクセスコードACの
有効期間である。すなわち、上記したコード生成日時A
CTからアクセスコード寿命ACLが経過するまではア
クセスコードACは有効であり、それ以後は無効であ
る。アクセスコード寿命ACLは日時単位で指定しても
よいし、日数単位で指定してもよい。また、アクセスコ
ード寿命ACLをアクセスコードACの有効期限日時
(または日付)で指定してもよい。以下の説明では、ア
クセスコード寿命ACLはコード生成日時ACTからの
有効期間長を日時単位で指定するものとする。 (4)ライセンス期限LT:アプリケーションソフトの使
用可能期限である。アクセスコード寿命の場合と同様
に、ライセンス期限LTは、使用期限日時(または日
付)で指定してもよいし、あるいは、例えばコード生成
日時ACTからの期間長で指定してもよい。 (5)スレッシヨルド値TH:後述するように、ユーザコ
ンピュータのシステム時計が変更されていないことを判
定する際に用いられる基準値である。 (6)レジスターファイル名RegName1,RegN
ame2、チェックコードCK、マシンコードMID:
後述するようにアプリケーションソフトウェアの登録処
理時に設定される項目であり、ライセンスコードの生成
時点では、夫々、所定の無効値に設定される。
【0023】生成されたライセンスコードはファイルに
記録され、このファイル(以下、ライセンスファイルと
いう)がユーザへ適宜な手段(例えば、ネットワーク経
由で、あるいは、CD−ROM等の記録媒体を介して)
提供される。ユーザは、受取ったライセンスファイルを
所定のディレクトリ(例えばアプリケーションソフトウ
ェアがインストールされたディレクトリ)に記録し、ア
プリケーションソフトウェアを起動する。アプリケーシ
ョンソフトウェアはライセンス認証プログラムとアプリ
ケーション本体プログラムとから構成されており、起動
されると、先ずライセンス認証プログラムが実行され
る。
【0024】ライセンス認証プログラムの概要を説明す
ると、先ず、ライセンスコードからライセンス情報が復
号されたうえで、ソフトウェアが登録済みであるか否か
が判別される。そして、未登録であれば、アクセスコー
ド寿命ACLと現在日時とに基づいてアクセスコードA
Cが有効か否かが判別され、有効であれば、ソフトウェ
アの登録が行われる。この登録処理では、ランダムに発
生されたチェックコードCKがライセンスファイル、第
1レジスターファイル、および第2レジスターファイル
の3つのファイルに暗号化されて記録され、さらに、ユ
ーザコンピュータに固有のマシンコードMIDがライセ
ンスファイルおよび第2レジスターファイルに暗号化さ
れて記録される。
【0025】ソフトウェアが登録済みである場合、上記
3つのファイルから復号されたチェックコードCKが全
て一致し、かつ、第2レジスターファイルから復号され
たマシンコードMIDと、プログラム実行中のコンピュ
ータシステムのマシンコードMIDとが一致することを
条件に、ソフトウェアの実行が許可される。
【0026】以下、図2乃至図4を参照して、ライセン
ス認証プログラムの処理の内容をより詳細に説明する。
図2乃至4は、ライセンス認証プログラムの処理の内容
を示すフローチャートである。
【0027】図2に示すように、先ず、ステップ100
において上記所定のディレクトリにライセンスファイル
が存在するか否かが判別される。その結果、存在しなけ
れば、その旨の表示が行われた後、処理は中止される。
一方、ライセンスファイルが存在すれば、次にステップ
102の処理が実行される。
【0028】ステップ102では、ライセンスファイル
が読み込まれ、その内容であるライセンスコードから、
上記暗号キーK1に対応する復号キーK2(暗号キーK
1と同じ値であってもよい)を用いて、アクセスコード
AC、コード生成日時ACT、アクセスコード寿命AC
L、スレッシヨルド値TH、レジスターファイル名Re
gName1,RegName2、チェックコードC
K、およびマシンコードMIDが復号される。
【0029】ステップ104では、コード生成日時AC
Tと、ユーザコンピュータのシステム時計から取得され
たシステム日時STとが比較され、コード生成日時AC
Tがシステム日時STよりも将来の日時であり、かつ、
その差がスレッシヨルド値THを超えている(ACT−
ST>TH)か否かが判別される。その結果、ACT−
ST>THが成立する場合、アクセスコードACがシス
テム日時STよりも将来に生成されたこととなって不合
理である。この場合、システム時計から取得されたシス
テム日時STは正しくないと判断され、その旨の表示が
行われた後、処理は中止される。一方、ステップ104
でACT−ST>THが不成立であれば、次にステップ
106の処理が実行される。
【0030】ステップ106では、レジスターファイル
名RegName1,RegName2、チェックコー
ドCK、マシンコードMIDの値が夫々無効値であるか
否かが判別される。その結果、何れか1つでも無効値で
あれば、アプリケーションソフトウェアは未登録である
と判断され、図3に示すソフトウェア登録処理が実行さ
れる。一方、何れも無効値でなければ、アプリケーショ
ンソフトウェアは登録済みであると判断され、図4に示
すソフトウェア使用許可判定処理が実行される。
【0031】図3に示す如く、ソフトウェア登録処理で
は、先ずステップ108において、アクセスコード寿命
ACLが、システム日時STとアクセスコード生成日時
ACTとの差よりも大きいか否かが判別される。その結
果、ACL>ST−ACTが成立する場合には、アクセ
スコードACの有効期間を経過していることになるか
ら、アクセスコードは無効であると判断されて、その旨
の表示が行われた後、処理は中止される。一方、ACL
>ST−ACTが不成立であれば、次にステップ110
の処理が実行される。
【0032】ステップ110では、ユーザに対してユー
ザコードの入力が促され、それに応じて入力されたユー
ザコードが取得される。そして、ステップ112では、
入力されたユーザコードがアクセスコードACと一致す
るか否かが判別される。その結果、両者が一致しない場
合は、入力されたユーザコードは正当なものではないと
判断されて、その旨の表示が行われた後、処理は中止さ
れる。一方、入力されたユーザコードとアクセスコード
ACとが一致する場合は、次にステップ114の処理が
実行される。
【0033】ステップ114では、乱数が発生され、そ
の値がチェックコードACの値として設定される。
【0034】ステップ116では、ユーザコンピュータ
に固有のID(例えば、ウインドウズ等のOSのレジス
トリ情報から取得されるID値、CPU内やBIOS内
に記録されているID値、IPアドレス、ネットワーク
カードのMACアドレス等)が取得され、その値がマシ
ンコードMIDの値として設定される。
【0035】ステップ118では、システムファイルの
名称と見分けが困難なファイル名(例えば、"sys155.dl
l"、"mem165.acm"等)がランダムに生成され、続くステ
ップ120では、生成したファイル名が実存するシステ
ムファイル名と一致しないかどうか判別される。その結
果、実存するシステムファイル名と一致するならば、再
びステップ118で再びファイル名が生成される。一
方、ステップ120で生成したファイル名が実存するシ
ステムファイル名に一致しなければ、次にステップ12
2の処理が実行される。
【0036】ステップ122では、レジスターファイル
名RegName1が、上記ステップ118で生成され
たファイル名に設定され、このファイル名RegNam
e1の第1レジスターファイルが新規に作成される。
【0037】ステップ124では、上記ステップ114
で値が設定されたチェックコードCK、および、システ
ム日時STが暗号キーK1で暗号化されて第1レジスタ
ーファイルに記録される。記録されたシステム日時ST
は、次回の実行時に、アプリケーションソフトウェアの
前回使用日時LTとして使用される。
【0038】ステップ128〜132では、上記ステッ
プ118〜122と同様にして、システムファイルと見
分けが困難で、かつ、実際には存在しないファイル名が
生成されてレジスターファイル名RegName2の値
として設定されると共に、このファイル名RegNam
e2の第2レジスターファイルが新規に作成される。そ
して、ステップ134では、作成された第2レジスター
ファイルに、チェックコードACおよびマシンコードM
IDが暗号キーK1で暗号化されて記録される。
【0039】ステップ136では、ライセンスコードを
復号して得られたアクセスコード、ACL、コード生成
日、スレッシヨルド値と、上記のように値が設定された
レジスターファイル名RegName1,RegNam
e2、チェックコードCK、およびマシンコードMID
とが、上記暗号化キーK1を用いて暗号化され、ライセ
ンスコードとしてライセンスファイルに記録される。以
上でアプリケーションソフトウェアの登録処理は完了す
る。
【0040】なお、上記ステップ122,132で第
1,第2レジスターファイルを作成する際、ランダムに
指定した場所(すなわち、ディレクトリやフォルダ等)
にこれらレジストリファイルを格納するようにしてもよ
い。この場合、ステップ118,120およびステップ
128,130においてレジスターファイル名RegN
ame1,RegName2をシステムファイルと見分
けが困難であるように生成する必要はなく、同じ場所に
ある既存のファイル名と重複しないように適宜生成すれ
ばよい。
【0041】次に、図4を参照して、ソフトウェア使用
判定処理について説明する。図4に示す如く、先ず、ス
テップ140において、ライセンスコードを復号して得
られたファイル名RegName1,RegName2
の第1レジスターファイルおよび第2レジスターファイ
ルが共に存在するか否かが判別される。その結果、少な
くとも一方のレジスターファイルが存在しない場合に
は、ソフトウェア登録処理は正常に完了していないと判
断され、上記図3に示すソフトウェア登録処理が実行さ
れる。一方、両レジスターファイルが存在する場合は、
次にステップ142の処理が実行される。
【0042】ステップ142では、第1レジスターファ
イルが読み込まれ、復号キーK2を用いて、チェックコ
ードACおよび前回使用日時LUが復号される。
【0043】ステップ144では、システム日時STが
前回使用日時LUよりも過去であり、かつその差がスレ
ッシヨルド値THより大きい(LU−ST>TH)であ
るか否か判別される。その結果、LU−ST>THが成
立する場合は、前回ソフトウェアを使用したのが現在日
時よりも将来であることとなって不合理である。この場
合、システム時計が操作されることによりシステム日時
STが変更されたと判断されて、その旨の表示が行われ
た後、処理は中止される。一方、LU−ST>THが不
成立であれば、次にステップ146の処理が実行され
る。
【0044】ステップ146では、第2レジスターファ
イルが読み込まれ、その内容から復号キーK2を用いて
チェックコードACおよびマシンコードMIDが復号さ
れる。
【0045】ステップ148では、ライセンスファイル
から復号されたチェックコードCKと、第1レジスター
ファイルから復号されたチェックコードCKと、第2レ
ジスターファイルから復号されたチェックコードCKと
が全て一致するか否かが判別される。その結果、3つの
チェックコードCKのうち1つでも一致しないものがあ
る場合は、当該ユーザコンピュータはソフトウェアの登
録処理が正規に行われたシステムではないと判断され
て、その旨の表示が行われた後、処理は中止される。一
方、上記3つのチェックコードCKが全て一致する場合
は、次にステップ150の処理が実行される。
【0046】ステップ150では、ライセンスファイル
から復号されたマシンコードMIDと、第2レジスター
ファイルから復号されたマシンコードMIDと、当該ユ
ーザコンピュータから取得されたマシンコードMIDと
が一致するか否かが判別される。その結果、これらのマ
シンコードMIDのうち1つでも一致しないものがある
場合は、当該ユーザコンピュータは登録処理が正規に行
われたシステムではないと判断されて、その旨の表示が
行われた後、処理は中止される。一方、全てのマシンコ
ードMIDが一致する場合は、次にステップ152の処
理が実行される。
【0047】ステップ152では、システム日時ST
が、ライセンスコードから復号されたライセンス期間L
T内であるか否かが判別される。その結果、ライセンス
期間内でなければ、その旨の表示がなされて処理は中止
される。一方、ライセンス期間内であれば、当該ユーザ
コンピュータのユーザにアプリケーションソフトの使用
を許可してもよいと判断され、次にステップ154にお
いて、システム日時STがチェックコードCKと共に暗
号キーK1で暗号化されて第1レジスターファイルに記
録される。登録処理における上記ステップ126の場合
と同様に、記録されたシステム日時は、次回の実行時に
上記ステップ142においてソフトウェアの前回使用日
時LTとして使用される。そして、続くステップ156
において、アプリケーションソフトのアプリケーション
本体プログラムが起動される。
【0048】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、アクセスコード寿命ACLに基づいてアクセスコー
ドACが有効か否かが判定され(ステップ108)、ア
クセスコードACが有効である場合に、ユーザにより入
力されたユーザコードとアクセスコードACとが一致す
るか否かが判定されて(ステップ112)、両者が一致
する場合に限り、以後のソフトウェア登録処理が実行さ
れる。すなわち、アクセスコードの有効期間の経過後は
ソフトウェアの登録処理は禁止される。したがって、本
実施形態によれば、ユーザへ提供されたライセンスファ
イルを用いて無期限にソフトウェアの登録が行われるの
を防止でき、例えば、ライセンスファイルが第三者に渡
されてソフトウェア登録が無制限に行われるといったこ
とも効果的に防止することができる。
【0049】また、ライセンスコードにはライセンス期
限LTが含まれており、ライセンス期限LTが経過して
いる場合には、ソフトウェアの実行が禁止される(ステ
ップ152)ので、ライセンス期限LTによりソフトウ
ェアの使用可能期限を設定することもできる。
【0050】また、ソフトウェア登録処理において、ラ
ンダムに発生したチェックコードCKがライセンスファ
イルに記録される(ステップ136)と共に、このチェ
ックコードが第1レジスターファイルおよび第2レジス
ターファイルにも記録される(ステップ124,13
4)。そして、使用許可判定処理では、これら3つのフ
ァイルに記録されたチェックコードCKが全て一致する
場合に限りソフトウェアの実行が許可される(ステップ
148)。したがって、ライセンスファイルを用いてソ
フトウェア登録を行った後、このライセンスファイルを
ソフトウェアと共に他のコンピュータへコピーしても、
コピー先のコンピュータにはチェックコードが記録され
た第1レジスターファイルおよび第2レジスターファイ
ルは存在せず、また、これらのレジスターファイルを偽
造しようとしても、チェックコードCKは暗号化されて
いるためユーザはその値を知り得ないので、当該コピー
先コンピュータでのソフトウェアの実行を禁止すること
ができる。
【0051】また、上記の説明からわかるように、第1
レジスターファイルと第2レジスターファイルとでは、
その中に記録されるデータが異なっているので、万一、
何れか一方のレジスターファイルが第三者の手に渡って
としても、そのレジスターファイルをコピーして他方の
レジスターファイルを作成することは不可能となってい
る。
【0052】また、レジスターファイル名RegNam
e1,RegName2は、システムファイルと区別が
困難に設定される(あるいは、レジスターファイルがラ
ンダムに指定された場所に格納される)ので、ユーザが
各レジスターファイルを探し出して各レジスターファイ
ルを他のコンピュータへコピーすること自体も難しくな
っている。
【0053】さらに、ソフトウェア登録処理では、コン
ピュータに固有のマシンコードMIDをライセンスファ
イルおよび第2レジスターファイルに記録し(ステップ
134,136)、使用許可判定処理において、これら
ファイルに記録されたマシンコードMIDと、コンピュ
ータから取得されたマシンコードとが一致しない場合に
は、ソフトウェアの使用が禁止される(ステップ15
0)ので、ライセンスファイルおよびソフトウェア自体
を他のコンピュータにコピーして当該ソフトウェアが不
当に使用されるのをさらに確実に防止することができ
る。
【0054】このように、本実施形態では、ファイルコ
ピーによるソフトウェアの使用を不可能とする多重の仕
組みを用いているので、ライセンス期間内であっても、
使用許諾の範囲を超えたソフトウェアの不正使用を効果
的に防止することが可能となっている。
【0055】なお、上記実施形態では、2つのレジスタ
ーファイルを用いて、第1レジスターファイルにはチェ
ックコードCKおよび前記利用日時LUを記録し、第1
レジスターファイルにはチェックコードCKおよびマシ
ンコードMIDを記録することとしたが、各レジスター
ファイルに記録するデータはこれらに限らず、他のデー
タを記録するようにしてもよい。また、レジスターファ
イルの個数は2つに限らず、1つであってもよいし、3
つ以上であってもよい。ただし、ソフトウェアの不正使
用を効果的に防止するうえでは、レジスターファイルの
個数は多い方が好ましく、また、それらレジスターファ
イルに記録するデータの内容を互いに異ならせることが
好ましい。なお、このレジスターファイルが特許請求の
範囲に記載したチェック用ファイルに相当する。
【0056】また、上記実施形態では、ランダムに発生
したコードをそのままチェックコードCKとして用い、
ライセンスファイルおよび各レジスターファイルには同
じ値のチェックコードを記録するものとした。しかしな
がら、これに限らず、ランダムに発生したコードに所定
の演算を施して得られたコードをチェックコードCKと
して用い、その際、各ファイルに記録するチェックコー
ドCKを互いに異なる演算で求めるようにしてよい。こ
の場合には、3つのファイルには異なる値のチェックコ
ードCKが記録されることとなるが、ステップ148に
おける判定処理では、これら3つのチェックコードCK
が、夫々の演算規則に応じた所定の対応関係を有するか
どうかを判定すればよい。
【0057】また、上記実施形態では、第1レジスター
ファイルおよび第2レジスターファイルに記録するデー
タをライセンスファイルと同じ暗号キーK1で暗号化す
ることとしたが、ファイル毎に異なる暗号キーで暗号化
してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アクセスコードの有効期間を設定することで、ユーザへ
提供されたライセンスコードを用いて無期限にソフトウ
ェアの登録が行われるのを防止することができる。
【0059】また、ソフトウェア登録手順で記録したチ
ェックコードを、使用許可手順において検証することに
より、ライセンスファイルを用いてソフトウェア登録を
行った後、このライセンスファイルをソフトウェアと共
に他のコンピュータへコピーした場合にも、当該コピー
先のコンピュータでのソフトウェアの実行を禁止するこ
とができる。
【0060】また、ライセンスファイルにライセンス期
限情報を含めて記録することで、ソフトウェアの使用可
能期限を設定することができる。
【0061】また、登録手順でコンピュータに固有のマ
シンコードを記録し、使用許可判定手順では、記録され
たマシンコードと、コンピュータから取得したマシンコ
ードとを照合することで、ライセンスファイルおよびソ
フトウェア自体を他のコンピュータにコピーして当該ソ
フトウェアが不当に使用されるのをさらに確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における処理の概要を示す
図である。
【図2】本実施形態においてアプリケーションソフトウ
ェアの起動時に実行される処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図3】本実施形態において、ソフトウェアの登録処理
を行うルーチンのフローチャートである。
【図4】本実施形態において、ソフトウェアの使用許可
判定処理を行うルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
AC アクセスコード ACT コード生成日時 ACL アクセスコード寿命 LT ライセンス期限 RegName1,RegName2 レジスターファ
イル名 CK チェックコード MID マシンコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 ソフトウェア使用認証方法、ソフトウェア使用認証プログラム、ソフトウェア使用認証プログラ ムを記録した記録媒体、ソフトウェア使用認証方法で用いられるデータ、このデータを記録した 記録媒体

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアの使用認証を行う方法であ
    って、 ユーザ認証を行うためのアクセスコードと、該アクセス
    コードの有効期間を示すアクセスコード寿命情報とを含
    むライセンス情報を所定の規則で暗号化してなるライセ
    ンスコードが記録されたライセンスファイルを参照し、
    当該記録されたライセンスコードから前記ライセンス情
    報を復号する手順と、 前記ソフトウェアが登録済みであるか否かを判定する手
    順と、を実行し、 前記ソフトウェアが未登録であれば、 前記復号したライセンス情報に含まれる前記アクセスコ
    ード寿命に基づいて、前記復号したライセンス情報に含
    まれる前記アクセスコードが有効であるか否かを判定
    し、当該アクセスコードが有効と判定され、かつ、当該
    アクセスコードに基づくユーザ認証が正当に行われたこ
    とを条件として前記ソフトウェアの登録処理を行う登録
    手順を実行し、 前記ソフトウェアが登録済みであれば、 前記ソフトウェアの実行を許可すべきか否かを判定し、
    許可すべきと判定されれば前記ソフトウェアの実行を許
    可する使用許可手順を実行することを特徴とするソフト
    ウェア使用認証方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のソフトウェア使用認証方
    法において、前記登録手順では、さらに、 適宜な記号列を発生する手順と、 前記復号したライセンス情報を、前記発生した記号列に
    応じたチェックコードと共に前記所定の規則で暗号化
    し、この暗号化コードをライセンスコードとして前記ラ
    イセンスファイルに記録する手順と、 適宜なファイル名のチェック用ファイルを作成して、前
    記発生した記号列に応じたチェックコードを暗号化して
    該チェック用ファイルに記録する手順とを実行し、 前記使用許可判定手順では、 前記ライセンスファイルに記録されたライセンスコード
    を復号して得られたチェックコードと、前記チェック用
    ファイルから復号したチェックコードとが所定の対応関
    係を有することを条件として、前記ソフトウェアの実行
    を許可すべきと判定することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のソフトウェア使用認証方
    法において、 前記チェック用ファイルのファイル名を、前記ソフトウ
    ェアが実行されるオペレーティングシステムのシステム
    ファイル名と区別が困難であるように設定することを特
    徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のソフトウェア使
    用認証方法において、 前記チェック用ファイルを、前記ソフトウェアの使用認
    証の対象であるコンピュータの記憶装置内のランダムに
    指定された場所に格納することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のうち何れか1項記載の
    ソフトウェア使用認証方法において、 前記チェック用ファイルを複数作成し、該複数のチェッ
    ク用ファイルに、前記チェックコードと、チェック用フ
    ァイル間で互いに異なる所定のデータとを暗号化して記
    録することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のうち何れか1項記載の
    ソフトウェア使用認証方法において、 前記ライセンス情報は前記ソフトウェアの使用許可期限
    を表すライセンス期限情報を含み、 前記使用許可判定手順では、前記ライセンス期限情報に
    基づいて前記ソフトウェアの使用許可期限内であるか否
    かを判定し、使用許可期限内であることを条件として前
    記ソフトウェアの実行を許可すべきと判定することを特
    徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のうち何れか1項記載の
    ソフトウェア使用認証方法において、 前記登録手順では、さらに、前記ソフトウェアの使用認
    証の対象であるコンピュータに固有のマシンコードを取
    得し、該取得したマシンコードを記録する手順を実行
    し、 前記使用許可判定手順では、前記記録されたマシンコー
    ドと、前記ソフトウェアの使用認証の対象であるコンピ
    ュータから取得したマシンコードとが一致することを条
    件として、前記ソフトウェアの実行を許可すべきと判定
    することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のうち何れか1項記載の
    ソフトウェア使用認証方法において、前記ライセンス情
    報は、さらに、前記アクセスコードまたは前記ライセン
    スコードの生成時に関するライセンス生成時情報を含
    み、 前記登録手順では、前記ソフトウェアの使用認証の対象
    であるコンピュータのシステム時計から現在時情報を取
    得して、該取得した現在時情報と、前記復号したライセ
    ンス情報に含まれるライセンス生成時情報との比較に基
    づいて、前記システム時計が正しいか否かを判定し、正
    しいと判定した場合に、前記取得した現在時情報と前記
    アクセスコード寿命とに基づいて、前記アクセスコード
    が有効であるか否かを判定することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のソフトウェア使用認証方
    法において、前記ライセンス情報は、さらに、前記アク
    セスコードまたは前記ライセンスコードの生成時に関す
    るライセンス生成時情報を含み、 前記使用許可判定手順では、前記ソフトウェアの使用認
    証の対象であるコンピュータのシステム時計から現在時
    情報を取得して、該取得した現在時情報を記録する手順
    と、該現在時情報を記録する手順よりも前に、前記記録
    された現在時情報と、その時点で前記システム時計から
    取得した現在時情報との比較に基づいて、前記システム
    時計が正しいか否かを判定する手順とを実行し、前記シ
    ステム時計が正しいと判定した場合に、前記システム時
    計から取得した現在時情報と前記ライセンス期限情報と
    に基づいて、前記ソフトウェアの使用許可期限内である
    か否かを判定することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 ソフトウェアの使用認証を行う方法で
    あって、 ユーザ認証を行うためのアクセスコードを含むライセン
    ス情報を所定の規則で暗号化してなるライセンスコード
    が記録されたライセンスファイルを参照し、当該記録さ
    れたライセンスコードから前記ライセンス情報を復号す
    る手順と、 前記ソフトウェアが登録済みであるか否かを判定する手
    順と、を実行し、 前記ソフトウェアが未登録であれば、 前記復号したライセンス情報に含まれる前記アクセスコ
    ードに基づくユーザ認証が正当に行われたことを条件と
    して、 適宜な記号列を発生する手順と、 前記復号したライセンス情報を、前記発生した記号列に
    応じたチェックコードと共に前記所定の規則で暗号化
    し、この暗号化コードをライセンスコードとして前記ラ
    イセンスファイルに記録する手順と、 適宜なファイル名のチェック用ファイルを作成して、前
    記発生した記号列に応じたチェックコードを暗号化して
    該チェック用ファイルに記録する手順とを含む登録手順
    を実行し、 前記ソフトウェアが登録済みであれば、 前記ソフトウェアの実行を許可すべきか否かを判定し、
    許可すべきと判定されれば前記ソフトウェアの実行を許
    可する使用許可手順を実行することを特徴とするソフト
    ウェア使用認証方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のうち何れか1項記
    載のソフトウェア使用認証方法をコンピュータに実行さ
    せるプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
  13. 【請求項13】 ユーザ認証を行うためのアクセスコー
    ドと、該アクセスコードの有効期間を示すアクセスコー
    ド寿命情報とを含むライセンス情報を所定の規則で暗号
    化してなる、請求項1乃至8のうち何れか1項記載のソ
    フトウェア使用認証方法を実行する際に前記ライセンス
    コードとして使用可能なデータ。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のデータを記録した記
    録媒体。
  15. 【請求項15】 ソフトウェアの使用認証を行う方法で
    あって、 ユーザ認証を行うためのアクセスコードと、当該アクセ
    スコードの有効期間を示すアクセスコード寿命情報とを
    含むライセンス情報を所定の規則で暗号化してライセン
    スコードを生成し、 該生成したライセンスコードを、ソフトウェアの使用許
    諾対象者であるユーザへ提供し、 前記ユーザのコンピュータにおいて、 前記ソフトウェアが登録済みであるか否かを判定する手
    順と、を実行させ、 前記ソフトウェアが登録済みであれば、 前記復号したライセンス情報に含まれる前記アクセスコ
    ード寿命に基づいて、前記復号したライセンス情報に含
    まれる前記アクセスコードが有効であるか否かを判定
    し、当該アクセスコードが有効と判定され、かつ、当該
    アクセスコードに基づくユーザ認証が正当に行われたこ
    とを条件として前記ソフトウェアの登録処理を行う登録
    手順を実行させ、 前記ソフトウェアが未登録であれば、 前記ソフトウェアの実行の許可すべきか否かを判定し、
    許可すべきと判定されれば前記ソフトウェアの実行を許
    可する使用許可手順を実行させることを特徴とするソフ
    トウェア使用認証方法。
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