JP2003018526A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2003018526A JP2002115086A JP2002115086A JP2003018526A JP 2003018526 A JP2003018526 A JP 2003018526A JP 2002115086 A JP2002115086 A JP 2002115086A JP 2002115086 A JP2002115086 A JP 2002115086A JP 2003018526 A JP2003018526 A JP 2003018526A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の画像を所望の印刷仕様(印刷枚数、印
刷用紙サイズ、印刷色)で印刷するために、プリンタに
印刷画像データを出力することのできるデジタルカメラ
の提供。 【解決手段】 デジタルカメラ100において、液晶デ
ィスプレイに撮影済み画像31を表示して所望の画像を
選び、印刷枚数、印刷用紙サイズ、印刷色等の印刷仕様
を指定して印刷画像データを作成する。作成した印刷画
像データをデジタルカメラ100から出力装置のカラー
プリンタに送信する。カラープリンタは印刷画像データ
に従って画像の印刷を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラに関
し、特に、画像データを直接プリンタに出力することの
できるデジテルカメラおよびそれを用いた印刷システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラ(電子スチルカメ
ラ)が開発/販売され普及しつつある。
【0003】デジタルカメラは撮像光を光電変換して画
像データを得て記録媒体に記録し、パーソナルコンピュ
ータ(以下、PC)等の外部画像処理装置に出力するよ
う構成されている。外部画像処理装置側で印刷画像デー
タ作成処理を行ない、作成された印刷画像データをプリ
ンタに出力して用紙上に撮影画像を印刷/再生してい
る。
【0004】なお、多くのデジタルカメラは撮像結果を
表示する液晶ディスプレイを備えており、また、光電変
換により得られた画像データは圧縮処理して記録媒体に
記録されている。圧縮処理は通常JPEG(Joint Photo
graphic Expert Group)規格による圧縮(以下、JPE
G圧縮)が施される。
【0005】PC側で画像選択を行なう場合には、JP
EG圧縮された複数のサムネイル画像(後述)を先に取
込んでモニターに表示させる。選択されたサムネイル画
像に対応する撮影画像データをデジタルカメラ側から取
込んで伸張処理を施してからモニターに表示し、ユーザ
の確認を得てカラー印刷画像データ作成処理を行ない、
PCに接続するプリンタで画像印刷を行なう。
【0006】サムネイル画像はPC等で取込んだ画像デ
ータの中から所望の画像を選択する場合に用いる縮小画
像であり、例えば、1フレーム分の画像データの大きさ
を680×480ピクセルとすると、対応のサムネイル
画像は80×60ピクセル程度にデータが間引かれて縮
小されており、通常の撮影画像と対応付けられてデジタ
ルカメラの記録媒体上に記録されている。
【0007】また、カラー印刷画像データ作成処理時に
は、カラー画像(映像)の高精度な再生印刷を行なうた
めにPC側でプログラム群による印刷画像データ作成処
理を行ない描画に必要な印刷色毎にビットマップデータ
を作成して制御信号と共にプリンタに与え記録紙上にカ
ラー画像再生動作を行なわせている。
【0008】なお、カラープリンタとして、絵画や写真
のような高品質の画像印刷が可能なカラー印刷用インク
ジェットプリンタが開発/販売されている。
【0009】また、上述の印刷画像データ作成処理プロ
グラム群は、図11に示すようなデータ処理モジュール
210の中のプリンタドライバと呼ばれるプログラム群
に含まれている。プリンタドライバ220は、通常、ラ
スタライザ、色補正およびハーフトーンの3モジュール
を2値データを得るための手段として備えている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PCは
その汎用性のために画像(または映像)印刷処理以外の
多くのアプリケーションプログラムを備えているのが通
例である。これらのアプリケーションプログラムや上述
のプリンタドライバはWindowsやMS−DOS
(いずれもマイクロソフト社製PC用OS (Operating
System) の商品名)等の管理下で動作する。
【0011】従って、画像の印刷処理を行なう場合に
は、使用者はOSで規定されたコマンド入力操作を行な
って、印刷処理アプリケーションプログラムおよびプリ
ンタドライバをそれらが格納されている格納装置(例え
ば、磁気ディスク)からPCの内部メモリーに取込ん
で、実行可能状態にする必要がある。しかし、コマンド
入力や印刷処理アプリケーションプログラムおよびプリ
ンタドライバの取込に時間(いわゆる、オーバーヘッド
タイム)を要し、オーバーヘッドタイムは短くても数分
間を要するため起動に時間がかかるという問題点があっ
た。
【0012】また、PCは普及が著しいとはいえ、実際
に使いこなすにはまだ解決すべき問題が多く、持ってい
ても使いこなせない者が大多数であるとの指摘もある。
これらの者が、画像(映像)の印刷処理用アプリケーシ
ョンプログラムやプリンタドライバをインストールしよ
うとしても、インストール自体が困難であったり、コマ
ンド入力の方法がわからない、という不都合が生じかね
ないという問題点もある。
【0013】さらに、撮像した画像を印刷するためだけ
に高価なPCを必要とするのは、ユーザの利便性を著し
く損うという問題点もある。
【0014】ここで、印刷処理時の操作の簡易化とオー
バーヘッドタイムをほぼゼロにしたいという要請をデジ
タルカメラからの側から検討すると、例えば、PCを介
することなくデジタルカメラからプリンタに直接画像デ
ータを出力し、所望の撮像画像を所望の印刷枚数、用紙
サイズおよび印刷色等で印刷できれば好適である。ま
た、プリンタを含めて画像データの送信先外部装置を指
定できれさらに好適である。
【0015】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
であり、デジタルカメラから外部装置に画像データを出
力する機能を有すると共に、所望の画像を所望の印刷仕
様(印刷枚数、用紙サイズ,印刷色等)で印刷できる機
能を有するデジタルカメラの提供を目的とする。また、
前述のデジタルカメラを用いた印刷システムの提供を他
の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルカメラ
は、撮像光を光電変換したのちに画像データとして記録
するデジタルカメラであって、画像を表示する表示部
と、画像データを記録する記録媒体と、記録媒体から所
望の画像データを選択する画像データ選択手段と、選択
された画像データを所定の出力仕様で外部装置に出力す
る出力方法指定手段と、を備える。また、画像データ選
択手段が、1フレーム毎に前記画像データを読み出し、
画像データに索引を付加して表示部に表示する。
【0017】他の本発明のデジタルカメラは、撮像光を
光電変換したのちに画像データおよび該画像データのサ
ムネイル画像データとして記録するデジタルカメラであ
って、画像を表示する表示部と、画像データおよびサム
ネイル画像データを記録する記録媒体と、記録媒体から
サムネイル画像データを読み出して表示部に表示するサ
ムネイル画像表示手段と、表示されたサムネイル画像を
選択することにより対応する所望の画像データを選択す
る画像データ選択手段と、選択された画像データを所定
の出力仕様で外部装置に出力する出力方法指定手段とを
備える。また、サムネイル画像表示手段が前記サムネイ
ル画像を拡大して表示する。
【0018】他のもう一つの本発明のデジタルカメラ
は、撮像光を光電変換したのちに画像データおよび該画
像データのサムネイル画像データとして記録するデジタ
ルカメラであって、画像を表示する表示部と、画像デー
タおよびサムネイル画像データを記録する記録媒体と、
記録媒体に記録されたサムネイル画像データを外部プリ
ンタに出力し印刷するサムネイル画像印刷手段と、記録
媒体からサムネイル画像データを読み出して表示部に表
示するサムネイル画像表示手段と、印刷されたサムネイ
ル画像に基づき表示されたサムネイル画像を選択するこ
とにより対応する所望の画像データを選択する画像デー
タ選択手段と、選択された画像データを所定の出力仕様
で外部装置に出力する出力方法指定手段とを備える。ま
た、サムネイル画像印刷手段が各サムネイル画像データ
に索引を付加して外部プリンタに出力し、印刷された索
引付きサムネイル画像の該索引を指定することにより画
像データ選択手段が対応する所望の画像データを選択す
る。
【0019】さらに上述の三つの態様のデジタルカメラ
は、外部装置がカラープリンタであり、所定の出力仕様
が、画像データを印刷する印刷部数あるいは印刷用紙サ
イズまたは印刷色の何れかを少なくとも含む。また、印
刷色が、フルカラーあるいはモノカラーまたは白黒の何
れかである。および、外部装置として、プリンタあるい
はファクシミリまたは通信回線を介して接続される画像
処理装置を含む。
【0020】また、本発明の印刷システムは、上述の三
つの態様のデジタルカメラの何れかと、外部装置として
のカラープリンタを備える。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明のデジタルカメラの
構成例を示すブロック図である。
【0022】図1(a)に示すように、デジタルカメラ
100は、レンズ、絞り機構等からなりCCD2上に撮
影対象像からの反射光を入射する光学系1と、光学系1
からの撮像光を電気信号に変換するCCD2と、CCD
2からの信号を処理し多値(R、G、B)のラスタデー
タ(画像データ)としてフレームメモリ6に出力する信
号処理部3と、信号処理部3、フレームメモリー6、
6’、信号処理部7および記録媒体制御部8の動作制
御、画像処理および画像圧縮伸張処理等の実行を制御す
る制御部4、スイッチ等の操作による使用者からの指示
を入力しデジタル信号に変換して制御部4に与える入力
手段5と、フレームメモリ上のR、G、Bラスタデータ
を輝度成分Yおよび色差成分U、Vに変換してさらにJ
PEG圧縮し、また、サムネイル画像を作成するための
縮小処理を行なう信号処理部7と、信号処理部7の出力
を受け取ってJPEG圧縮された画像データ(以下、J
PEG画像データと記す)およびサムネイル画像データ
の記録媒体9または拡張記録媒体10の所定の位置への
書込や、また記録された各JPEG画像データの読出等
の制御を行なう記録媒体制御部8と、画像データを格納
する記録媒体9と、拡張記録媒体10と、外部装置とデ
ータの授受を行なう場合に用いるインターフェイス11
と、スイッチの状態表示や機能仕様表示を行なうLED
ランプ等の表示手段15と、撮影した像あるいは撮像対
象を表示する液晶ディスプレイ等からなる表示手段16
を備えている。
【0023】フレームメモリ6は通常は液晶ディスプレ
イ16の画像表示用メモリとして用いられ、画像データ
がビットマップイメージで展開される。また、フレーム
メモリ6’は液晶ディスプレイ16のメニュー表示用メ
モリとして用いられる。液晶ディスプレイ16への表示
時にはフレームメモリ6および6’の内容が重畳して表
示される。
【0024】記録媒体9は、カメラ100の内部に固定
された4MBのフラッシュメモリで構成されている。記
録媒体9には、画像データだけでなく、プログラム等も
記録すうように構成することも可能である。また、拡張
記憶媒体10は実施例では4〜40MBのコンパクト・
フラッシュ(サン・ディスク社の商標)が用いられてい
る。
【0025】インターフェイス11は実施例ではシリア
ルインターフェイスを用いており、PC200等のコン
ピュータ装置から送られるプログラムの受信、画像デー
タのPC200への送信、モデム150を介しての画像
データの通信回線160等への送出、プリンタ240や
ファクシミリ装置への印刷画像データの送信に用いられ
る。
【0026】図1(b)は制御部4の構成を示し、制御
部4はCPU41、RAM42およびROM43から構
成され、ROM43にはデジタルカメラ100の動作制
御、データ圧縮処理等デジタルカメラ内部でのデータ処
理に必要なプログラム群から構成される制御手段430
が格納されている(図2)。
【0027】プリンタドライバを始めとする印刷用デー
タ作成プログラムは、ROM43に格納する構成として
もよい。または、シリアルインターフェイス11を介し
て、磁気ディスクや、CD−ROMあるいはメモリカー
ド等の外部記録媒体から取り込んで、予め記録媒体9ま
たは拡張記録媒体10に格納しておき、所望の時期に読
み出して実行するように構成することもできる。
【0028】図2はROM43に格納されている制御手
段430の構成例を示す図である。制御手段430は、
デジタルカメラ100の動作制御に必須な手段、画像デ
ータの圧縮等の画像データの格納に致る過程に必要な画
像データ処理手段および画像データの伸張、印刷用デー
タの作成に関する各手段とから構成されている。通例、
これらの手段はプログラムから構成される。
【0029】制御手段430は、コントロールシステム
431、入力指示判定手段432、内部プログラム群4
33、外部プログラム受信手段434、データ管理手段
435および表示用データ出力手段436を有してい
る。
【0030】コントロールシステム431はデジタルカ
メラ100全体の動作制御を行なう。例えば、光学系の
絞りモータ駆動部(図示せず)に対する制御、信号処理
部3、フレームメモリ6、信号処理部7と記録媒体制御
部8の動作制御、および入力指示判定手段432〜表示
用データ出力手段436の実行制御等を行なう。
【0031】入力指示判定手段432は、デジタルカメ
ラ100に設けられたスイッチ等をユーザーが操作して
所望の動作あるいは処理を選択した場合に、入力手段5
から出力されるデジタル信号を判定して、ユーザの指示
した動作が何であるかを判定する。その判定結果によっ
て、内部プログラム群433のうちの対応のプログラム
に制御を渡したり、外部プログラム受信手段434によ
る外部プログラム受信実行のためコントロールシステム
431に制御を渡す。
【0032】内部プログラム群433は、撮像から撮像
した画像データの記録媒体9への格納、拡張記録媒体1
0からの画像データの読み込みあるいは書き込み、撮像
時のLED表示等の制御を行なうプログラムからなり、
基本的処理プログラムとしてROM43に内蔵されてい
る。内部プログラムの例としては、記録媒体9に画像デ
ータを書込む際に必要なJPEG圧縮プログラムがあ
る。
【0033】外部プログラム受信手段434は、入力指
示判定手段432から外部プログラム導入指示が出され
た場合に起動される。
【0034】外部プログラム受信手段434は、PC等
からのプログラムの導入か、拡張記録媒体10のセット
によるプログラムの導入か、通信回線を介してのプログ
ラムの導入かを、外部プログラム導入指示の内容から判
別して対応の受信処理を行なった後、データ管理手段4
35に制御を渡す。
【0035】データ管理手段435は、撮像した画像デ
ータの記録媒体9への書込、削除、追加あるいは外部か
ら導入したプログラムコードの書込、削除、追加にあた
り、PC等のコンピュータ装置で広く行なわれているフ
ァイル管理に相当するデータ管理を行なう。
【0036】画像データ(JPEG圧縮データ)および
サムネイル画像データは、内部プログラム433あるい
はそれに相当する回路によって処理され、記録媒体制御
部8により記録媒体9に書込まれる。
【0037】表示用データ出力手段436は、LED表
示、画像データあるいはメニュー等の表示データをデジ
タルカメラ100のLED14または液晶ディスプレイ
16に出力する。
【0038】図3は、画像選択手段45の構成例を示す
ブロック図である。
【0039】図3(a)に示す画像選択手段45Aは、
撮影した画像データを順に液晶ディスプレイ16に表示
してユーザに所望の印刷画像を選択させる印刷画像選択
手段453と、印刷枚数、印刷用紙サイズ、印刷色(フ
ルカラー、モノカラー、白黒)等の印刷仕様および画像
データの送信先である外部装置を指定する出力方法指定
手段454とを有する(実施例1参照)。
【0040】図3(b)に示す画像選択手段45Bは、
サムネイル画像データを液晶ディスプレイ16に早送り
表示するサムネイル画像表示手段452と、表示された
サムネイル画像から所望の画像をユーザーに選択させ、
選択されたサムネイル画像に対応する画像データを表示
して確認を得る印刷画像選択手段453’と、印刷仕様
および画像データの送信先である外部装置を指定する出
力方法指定手段454を有する(実施例2参照)。
【0041】図3(c)に示す画像選択手段45Cは、
サムネイル画像データに索引コードを付してプリンタに
送信し印刷させるサムネイル画像印刷手段452’と、
液晶ディスプレイ16にサムネイル画像選択画面を表示
し、ユーザに印刷されたサムネイル画像を基に所望の画
像を指定させ、指定された画像データを表示して確認を
得る印刷画像選択手段453”と、印刷仕様および画像
データの送信先である外部装置を指定する出力方法指定
手段454を有する(実施例3参照)。
【0042】図3(d)に示す画像選択手段45Dは、
画像選択方法451を付加して画像選択手段45Bまた
は画像選択手段45Cのいずれかを選択させるように構
成した例である。
【0043】上記画像選択手段45A、45B、45C
あるいは45Dは外部から導入してもよく、または制御
手段430(図2)を構成する内部プログラム433の
一つとしてROM43に格納するよう構成することもで
きる。また、出力方法指定手段454は、各設定値と画
像の索引番号を対応させた設定値登録テーブルを有して
いる。
【0044】図4は、プリンタに印刷用画像データを送
信するダイレクトプリント機能を実行するための説明図
であり、画像選択手段45と印刷画像データ作成用プロ
グラム群430および制御手段50との関係を示す。図
5はダイレクトプリント機能実行時の制御部4の動作を
示すフローチャートである。
【0045】図4および図5でユーザーが画像選択処理
スイッチをオンすると、入力指示判定手段432が画像
選択を意味するコードをコントロールシステム431に
与える。コントロールシステム431は、ROM43か
ら、または記録媒体制御部8を介して記録媒体9から画
像選択手段(プログラム)45を読み出してRAM42
に展開する(P1)。
【0046】画像選択手段45がRAM42に展開され
ると、コントロールシステム431は画像選択手段45
に制御を渡す。画像選択手段45は、ユーザーにより所
望の画像の選択および出力方法の指定がされると、画像
データ送信先外部装置がプリンタ240かファクシミリ
装置の場合にはステップP3に移行する。外部装置がP
C200であるかモデム150を介して通信回線に画像
データを送出する場合には、ステップP5に移行してコ
ントロールシステム431に制御を渡す(P2)。
【0047】コントロールシステム431は、ROM4
3、または記録媒体制御部8を介して記録媒体9に、格
納されている印刷画像データ作成用プログラム群50の
読み出しを指示する。印刷画像データ作成用プログラム
群50の各プログラム(51、52、531、532、
533、54)は、コントロールシステム431の指示
順に逐次読み出されてRAM42に展開される(P
3)。
【0048】コントロールシステム431は、印刷画像
データ作成用プログラム群50の各プログラムに対し逐
次制御を渡し、印刷画像データの作成を実行させる。印
刷画像データの作成が終るとステップP5に移行する
(P4)。なお、1フレーム分の画像データを副走査方
向に幾つかのブロックに分割して、印刷画像データを作
成するように構成することもできる。
【0049】画像データ送信手段54は、指定された外
部装置がプリンタ装240の場合には、印刷画像データ
および印刷制御データをインターフェイス11を介して
プリンタ240に送信する。外部装置がファクシミリ装
置の場合には、白黒の印刷画像データを送信する。外部
装置がPC200の場合、あるいはモデム150を介し
て通信回線に送出する場合には、画像データ、あるいは
印刷画像データと印刷制御データを送信する(P5)。
【0050】なお、上記印刷画像データ作成用プログラ
ム群50に渡す画像データ(YUV成分データ)のUV
成分をU=u、V=v(−1<u<1、−1<v<1)
とすることによって、印刷画像データ作成用プログラム
群50から出力される画像データをモノカラー(単色カ
ラー;例えば、セピア色や、青色や、緑色等のカラー一
色)画像データとすることができる。また、U=0、V
=0とすることによって、印刷画像データ作成用プログ
ラム群50から出力される画像データを白黒画像データ
とすることができる。
【0051】印刷画像データ作成用プログラム群50
は、記録媒体9から読み出された圧縮された画像データ
を伸張して展開するデータ伸張プログラム51、YUV
成分からなっている画像データをRGB成分に変換する
RGB変換プログラム42、プリンタドライバ53およ
び印刷用データを送信する画像データ送信プログラム5
4を含んでいる。
【0052】プリンタドライバ53は、PC等での印刷
データ作成用のプリンタドライバと同じ構成であり、ラ
スタライザ、色補正およびハーフトーンの3つのモジュ
ールを2値データを得るために備えている。
【0053】なお、RGB変換プログラム52に色変換
パラメータを付加し、色変換パラメータが一定の値(例
えば’0,0’)のときにRGB変換の前段でU=0、
Y=0とするUV値変換ルーチンを付加するよう構成す
ることが望ましい。
【0054】また、デジタルカメラ100をインターフ
ェイス11に接続されたモデムを介して通信回線に接続
し、印刷画像データを送信するよう画像データ送信プロ
グラム54を構成することもできる。さらに、デジタル
カメラ100をインターフェイス11に接続されたモデ
ムを介して携帯電話機のような無線装置と接続し、印刷
画像データを無線送信するように画像データ送信プログ
ラム54を構成することもできる。
【0055】図6は出力方法指定手段454の構成を示
すブロック図である。出力方法指定手段454は、印刷
仕様および画像データ送信先外部装置を指定するための
出力方法指定画面(図7(b))を表示する出力方法指
定画面表示手段4541、印刷枚数を指定する印刷枚数
指定手段4542、印刷用紙サイズを指定する印刷サイ
ズ指定手段4543、印刷色を指定する印刷色指定手段
4544、画像データを送信する外部装置を指定するた
出力装置指定手段4545を有している。
【0056】なお、印刷サイズ指定手段4543は、予
め印刷する用紙のサイズ(例えば、A4、A6、はがき
等、あるいは通常の銀塩写真で使われる、名刺サイズ、
L判、E判等)を登録したテーブルを備えるよう構成す
ることが望ましい。
【0057】図7はデジタルカメラ100の背面部分の
一例である。デジタルカメラ100の背面には、画像あ
るいは機能メニュー等を表示する液晶ディスプレイ16
と液晶ディスプレイ16の画面を上下、左右にスクロー
ルさせるボタン19、20と機能選択用ボタン17、1
8が設けられている。なお、図8(a)は画像表示の
例、(b)は出力方法指定画面の例である。
【0058】
【実施例】以下、画像選択手段45(45A、45B、
45C、45Dのいずれか)の各実施例について述べ
る。
【0059】<実施例1>図8は画像選択手段45Aの
動作を示すフローチャートである。撮影済みの画像デー
タを順に液晶ディスプレイに表示してユーザに所望の印
刷画像を選択させ、印刷枚数、印刷用紙サイズ、印刷色
(カラー、モノカラーあるいは白黒)等の印刷仕様を指
定し、印刷画像データを作成し外部装置に送信するまで
の動作例を示す。
【0060】画像選択手段45AがRAM42に転送さ
れるとコントロールシステム431は画像選択手段45
Aに制御を渡す。印刷画像選択手段453は1枚分の画
像データを読み出しフレームメモリ6に転送し、データ
伸張プログラムを用いてJPEG画像データを伸張して
候補画像31を液晶ディスプレイ16上に表示する(S
1)。この場合、候補画像には索引番号を付加して表示
する。
【0061】ユーザがボタン19を押しつづけると印刷
画像選択手段453は候補画像を順次表示し、ユーザー
がボタンから手を離すとその時点の画像で表示を停止す
る。ユーザーがボタン20を押しつづけると印刷画像選
択手段453は前の候補画像を順次表示し、ユーザーが
ボタンから手を離すとその時点の候補画像で表示を停止
する(S2)。
【0062】ユーザーがボタン17あるいは18の何れ
かを押すと、印刷画像選択手段453はその候補画像が
選択されたものとみなし、制御を出力方法指定手段45
4に移す(S3)。
【0063】出力方法指定手段454は、出力方法指定
画面表示手段4541により、図7(b)に示すような
出力方法指定メニューを表示し、ユーザーに各印刷仕様
および画像データ送信先外部装置の選択或いは入力を促
す。
【0064】このとき、初期表示として例えば、「印刷
枚数=1、印刷用紙サイズ=A4、印刷色=フルカラ
ー、出力装置=カラープリンタ」が表示される。指定あ
るいは選択ができる矩形枠21の内部は、他の矩形枠と
は異なる色で表示される(S4)。
【0065】先ず、印刷枚数指定手段4542は、ユー
ザがボタン17またはボタン18の何れかを押すと印刷
枚数を指定するステップに移行する。ユーザーがボタン
19を押すとその都度印刷枚数を初期値から1ずつカウ
ントアップして枚数を表示する。ボタン20を押す都度
表示は1ずつカウントダウンする。ユーザーがボタン1
7またはボタン18の何れかを押すと、その時点の表示
値を印刷枚数としてセットして設定値登録テーブルの画
像索引番号に対応する位置に格納して次のステップに移
行する(S5)。
【0066】印刷サイズ指定手段4543は、ユーザが
ボタン17またはボタン18の何れかを押すと印刷用紙
サイズを選択するステップに移行し、予め印刷用紙サイ
ズが登録された印刷サイズ登録テーブルの内容を表示す
る。ボタン19あるいはボタン20を押して所望の印刷
用紙サイズを選択し、ボタン17またはボタン18の何
れかを押すと選択した印刷用紙サイズをセットして設定
値登録テーブルの画像索引番号に対応する位置に格納し
て、次のステップに移行する(S6)。
【0067】印刷色指定手段4544は、ユーザーがボ
タン17またはボタン18の何れかを押すと印刷色を選
択するステップに移行し、予め印刷色が登録された印刷
色登録テーブルの内容を表示する。ボタン19あるいは
ボタン20を押して所望の印刷色を選択し、ボタン17
またはボタン18の何れかを押すと選択した印刷色がセ
ットされる。印刷色としてフルカラーを選択すると、R
GB変換プログラム52の印刷色パラメータを1にす
る。印刷色としてモノカラーを選択すると、RGB変換
プログラム52の印刷色パラメータを2にする。印刷色
として白黒を選択すると、RGB変換プログラム52の
印刷色パラメータを3にする。印刷色パラメータは、設
定値登録テーブルの画像索引番号に対応する位置に格納
される(S7)。
【0068】出力装置指定手段4545は、ユーザーが
ボタン17またはボタン18の何れかを押すと出力装置
を選択するステップに移行し、予め出力装置が登録され
た出力装置登録テーブルの内容を表示する。出力装置と
してカラープリンタを選択すると、画像データ送信プロ
グラム54の出力装置パラメータを1とする。出力装置
としてファクシミリを選択すると、画像データ送信プロ
グラム54の出力装置パラメータを2にする。出力装置
としてPCを選択すると、画像データ送信プログラム5
4の出力装置パラメータを3にする。出力装置として通
信端末を選択すると、画像データ送信プログラム54の
出力装置パラメータを4にする。ユーザーがボタン17
または18を押すと選択した出力装置がセットされ、設
定値として設定値登録テーブルの画像索引番号に対応す
る位置に格納し、次の候補画像を表示するためにステッ
プS1に戻る。次の候補画像がない場合には出力装置パ
ラメータの値を調べ、その値が1または2のときはステ
ップS9に移行し、3または4の時はステップS16に
進む(S8)。
【0069】コントロールプログラム431は、印刷画
像データ作成用プログラム群50を順次RAM42に展
開し、圧縮データ伸張プログラム51に制御を移す(S
9)。
【0070】圧縮データ伸張プログラム51は、印刷画
像選択手段453によって選択された画像データ(JP
EG画像データ)をRAM42に取り込み、データの伸
張処理を行なう(S10)。
【0071】当該圧縮画像データの伸張処理が終ると、
RGB変換プログラム52は印刷色パラメータを調べ、
印刷色パラメータの値が1の場合にはステップS12に
移行する。また、印刷色パラメータの値が2の場合には
画像データのUV成分を全てU=u、V=vに変換し、
印刷色パラメータの値が3の場合には画像データのUV
成分を全てU=0、V=0に変換する(S11)。
【0072】RGB変換プログラム52は、YUV成分
からなる画像データをR(赤)、G(緑)、B(青)成
分からなる画像データに変換する。UV成分がU=u、
V=vのときはモノカラー画像データとなり、UV成分
がU=0、V=0のときは白黒画像データとなる(S1
2)。
【0073】ラスタライザ531は、画像データをR、
G、B毎にラスタ変換されたRGB多階調(例えば、2
56階調)ビットイメージデータとする(S13)。
【0074】色補正モジュール532は、印刷色に対応
させるため、RGB多階調ビットイメージデータに色補
正処理を施し、K(ブラック)、C(シアン)、M(マ
ゼンタ)およびY(イエロー)の印刷用のCMYK多階
調ビットイメージデータに変換する(S14)。
【0075】ハーフトーンモジュール533は、CMY
K多階調ビットイメージデータに、ディザ法や誤差拡散
法を用いてハーフトーン処理を実行する。これにより色
毎に2値化されたビットマップ(2値データ・テーブ
ル)が作成される(S15)。
【0076】ハーフトーン処理が終わると、画像データ
送信プログラム54は、印刷色パラメータを調べ、印刷
色パラメータの値が1の場合には印刷枚数の設定値、印
刷用紙サイズの設定値、印刷用制御信号および2値のビ
ットマップデータをインターフェイス11を介して、例
えばカラーインクジェットプリンタ240に送信する。
カラーインクジェットプリンタ240は、デジタルカメ
ラ100から直接印刷用制御信号および印刷用データを
受け取って所望の枚数の撮影画像を所望のサイズの記録
紙上に印刷することができる。
【0077】なお、ユーザーが印刷色としてモノカラー
または白黒を指定した場合には、カラー撮影であっても
モノカラーまたは白黒で印刷される。また、出力装置パ
ラメータの値が2の場合には、印刷枚数の設定値、印刷
用紙サイズの設定値、印刷用制御信号および2値のビッ
トマップデータをインターフェイス11を介してファク
シミリ装置に送信する。出力装置パラメータの値が3ま
たは4の場合には、JPEG画像データ、あるいは印刷
枚数の設定値、印刷用紙サイズの設定値、印刷用制御信
号および2値のビットマップデータをインターフェイス
11を介してPC200に、またはモデム150を介し
て通信回線160に接続する端末装置に送信する(S1
6)。
【0078】<実施例2>図9は、サムネイル画像を表
示して所望の画像を選択し、印刷枚数、印刷用紙サイ
ズ、印刷色等の印刷仕様および画像データの送信先の出
力装置を指定する画像選択手段45B(図3(B))の
動作例を示すフローチャートである。
【0079】画像選択手段45BがRAM42に転送さ
れると、コントロールシステム431は画像択手段45
Bに制御を渡す。サムネイル画像表示手段452は、全
てのサムネイル画像データを読み出しRAM42に展開
する(S21)。
【0080】また、サムネイル画像表示手段452は、
データ伸張プログラムを用いてサムネイル画像データに
伸張処理を施し、更に拡大処理を施して拡大サムネイル
画像データに索引番号を付加して液晶ディスプレイ16
に表示する(S22)。なお、サムネイル画像に拡大処
理を施さないで複数のサムネイル画像を液晶ディスプレ
イ16に表示するようにしてもよい。
【0081】ユーザーがボタン19を押す度に、印刷画
像選択手段453’は拡大サムネイル画像を順次表示
し、ボタン19を押すのを止めるとその時点のサムネイ
ル画像を表示し続ける。また、ユーザがボタン20を押
す度に、印刷画像選択手段453’は前のサムネイル画
像を順次表示し、ボタン20を押すのを止めるとその時
点のサムネイル画像を表示し続ける(S23)。
【0082】ボタン19または20を押すのを止めてサ
ムネイル画像が表示されている状態で、ユーザーがボタ
ン17または18の何れかを押すと印刷画像選択手段4
53’はその画像が選択されたものとみなす。引き続き
サムネイル画像から対応する画像を選択し、所望の画像
の選択がすべて終了すると制御をコントロールプログラ
ム431に移す(S24)。
【0083】コントロールプログラム431は出力方法
指定手段454に制御を移す。出力方法指定手段454
は、印刷仕様および画像データの送信先の出力装置等の
出力方法の指定処理を行ない、出力装置パラメータの値
を調べ、その値が1または2のときはステップS26に
進み、3または4の時はステップS27に進む(S2
5)。
【0084】コントロールプログラム431は、印刷画
像データと印刷画像データ作成用プログラム群50を順
次RAM42に展開し、印刷画像データ作成用プログラ
ム群50に制御を移行する(S26)。
【0085】印刷画像データ作成用プログラム群50は
図8のステップ10からステップS15と同様な処理、
即ち、印刷画像選択手段453’によって選択された画
像データ(JPEG画像データ)の伸張処理、RGB変
換処理、ラスタライズ、色補正処理、ハーフトーン処理
を行なう(S27)。
【0086】ハーフトーン処理がおわると、画像データ
送信プログラム54は図8のステップS16と同様に、
出力装置パラメータを調べ、指定された出力装置に印刷
画像データあるいはJPEG画像データを送信する(S
28)。
【0087】<実施例3>図10は、サムネイル画像デ
ータをプリンタで印刷させ、印刷されたサムネイル画像
から所望の画像を選び、印刷枚数、印刷用紙サイズ、印
刷色等の印刷仕様および画像データの送信先の出力装置
を指定する画像選択手段45C(図4(c))の動作例
を示すフローチャートである。
【0088】コントロールシステム431は、印刷画像
データ作成用プログラム群50を順次RAM42に展開
し、画像選択手段45Cに制御を渡す(S31)。
【0089】サムネイル画像印刷手段452’は、全て
のサムネイル画像データを読み出しRAM42に展開
し、RAM42上のサムネイル画像データにデータ伸張
処理を施し、さらに、各サムネイル画像データに索引番
号を付加する(S32)。
【0090】印刷画像データ作成用プログラム群50
は、図8のステップS12からステップS15に述べた
と同様に、RGB変換処理、ラスタライズ処理、色変換
処理、ハーフトーン処理を施して、印刷用サムネイル画
像データの作成を行ないプリンタ240に送信する(S
33)。なお、この場合、サムネイル画像印刷手段45
2’でRAM42のサムネイル画像データのU、V成分
についてU=0、V=0として、プリンタ240で白黒
サムネイル画像を印刷するように構成してもよい。
【0091】プリンタ240では索引番号付のサムネイ
ル画像を印刷する(S34)。
【0092】印刷画像選択手段453”は、ユーザーが
印刷されたサムネイル画像のなかから所望の画像を選
び、その索引番号の入力を促すメッセージを液晶ディス
プレイに表示してユーザーの操作を待つ(S35)。
【0093】さらに、印刷画像選択手段453”は、ユ
ーザが所望の画像の索引番号の数だけボタン19を押し
てから、ボタン17またはボタン18を押すと、その索
引番号に対応する画像データを記録媒体9から読み出し
てフレームメモリ6に取り込み、その画像を液晶ディス
プレイ16に表示する(S36)。
【0094】ユーザがさらにボタン17または18を押
すと、印刷画像選択手段453”はその画像が選択され
たものとみなし、制御を出力方法指定手段454に移す
(S37)。
【0095】出力方法指定手段454は、図8のステッ
プS4からステップS8と同様に印仕様の設定および画
像データの送信先の出力装置の指定を行なう。次の候補
画像を選択するためにステップS35に戻る。次の候補
画像がない場合には出力装置パラメータの値を調べ、そ
の値が1または2のときはステップS39に移行し、3
または4の時はステップS40に進む(S38)。
【0096】印刷画像データ作成処理用プログラム群5
0は、図8ステップS10からステップS15と同様に
して選択された画像データ(JPEG画像データ)の伸
張処理、RGB変換処理、ラスタライズ処理、色補正処
理、ハーフトーン処理を行なう(S39)。
【0097】ハーフトーン処理がおわると、画像データ
送信プログラム54は図8のステップS16と同様にし
て出力装置パラメータを調べ、指定された出力装置に印
刷画像データあるいはJPEG画像データを送信する
(S40)。
【0098】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ジタルカメラの液晶ディスプレイ等の表示手段に画像を
表示して所望の画像を選び、印刷枚数、印刷用紙サイ
ズ、印刷色等の印刷仕様を指定し、それに基づいて作成
した印刷画像データをデジタルカメラからにプリンタに
送信することが可能となる。従って、PC等の他の処理
装置を介さなくても撮影像の印刷ができるので、PC等
を持っていない人々、またはPCを持っていたとしても
それらの操作に不慣れな人々に対して、デジタルカメラ
の一層の普及が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルカメラの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】ROMに格納されている制御手段の構成例を示
す図である。
【図3】画像選択手段の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】画像選択手段と印刷画像データ作成用プログラ
ム群および制御手段との関係を示す図である。
【図5】制御部4の概略動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】出力方法指定手段の一構成例を示すブロック図
である。
【図7】デジタルカメラの背面部分図の一例である。
【図8】画像選択から印刷画像データ作成までの動作例
を示すフローチャートである。
【図9】画像選択から印刷画像データ作成までの他の動
作例を示すフローチャートである。
【図10】画像選択から印刷画像データ作成までの他の
動作例を示すフローチャートである。
【図11】パーソナルコンピュータで印刷用データを作
成する場合に用いる印刷画像データ作成プログラム群の
例を示す図である。
【符号の説明】
9…記録媒体 15…液晶ディスプレイ(表示部) 50…印刷画像データ作成プログラム群 100…デジタルカメラ 240…カラーインクジェットプリンタ(外部プリン
タ) 430…制御手段 452…サムネイル画像表示手段 452’…サムネイル画像印刷手段 453…印刷画像選択手段 453’…印刷画像選択手段 453”…印刷画像選択手段 454 …出力方法指定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月2日(2002.5.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 デジタルカメラ
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明のデジタルカメラは、撮像光を光電変換したのちに
画像データとして記録するデジタルカメラであって、画
像を表示する表示部と、画像データを記録する記録媒体
と、記録媒体から所望の画像データを選択する画像デー
タ選択手段と、選択された画像データを所定の出力仕様
で外部装置に出力する出力方法指定手段と、を備え、前
記出力方法指定手段は、前記所定の出力仕様を指定する
ための出力方法指定画面を前記表示部に表示する出力方
法指定画面表示手段を含む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】このデジタルカメラでは、デジタルカメラ
の表示部に複数のサムネイル画像を表示して所望の画像
を選び、所定の出力仕様を指定し、その出力仕様に基づ
いて作成した画像データを外部装置に出力することが可
能となる。また、この際、出力仕様を指定するための出
力方法指定画面を表示部に表示することが可能である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】なお、前記外部装置がカラープリンタであ
り、前記所定の出力仕様が、前記画像データを印刷する
印刷部数と、印刷用紙サイズと、印刷色と、のうちの少
なくとも1つを含むようにしてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】この構成によれば、デジタルカメラからプ
リンタに画像データを出力できるので、PC等の他の処
理装置を介さなくても撮影像を印刷することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】なお、前記印刷色は、フルカラーとモノカ
ラーと白黒とのうちの何れかであるとしてもよい。ま
た、前記外部装置は、ファクシミリ、または、通信回線
を介して接続される画像処理装置であるとしてもよい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/91 J

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光を光電変換したのちに画像データ
    として記録するデジタルカメラであって、 画像を表示する表示部と、 前記画像データを記録する記録媒体と、 前記記録媒体から所望の画像データを選択する画像デー
    タ選択手段と、 前記選択された画像データを所定の出力仕様で外部装置
    に出力する出力方法指定手段と、を備えるデジタルカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記画像データ選択手段が、1フレーム
    毎に前記画像データを読み出し、該画像データに索引を
    付加して前記表示部に表示する請求項1記載のデジタル
    カメラ。
  3. 【請求項3】 前記外部装置がカラープリンタであり、 前記所定の出力仕様が、前記画像データを印刷する印刷
    部数あるいは印刷用紙サイズまたは印刷色の何れかを少
    なくとも含む請求項1記載のデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記印刷色が、フルカラーあるいはモノ
    カラーまたは白黒の何れかである請求項3記載のデジタ
    ルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記外部装置として、プリンタあるいは
    ファクシミリまたは通信回線を介して接続される画像処
    理装置を含む請求項1記載のデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 撮像光を光電変換したのちに画像データ
    および該画像データのサムネイル画像データとして記録
    するデジタルカメラであって、 画像を表示する表示部と、 前記画像データおよびサムネイル画像データを記録する
    記録媒体と、 前記記録媒体からサムネイル画像データを読み出して前
    記表示部に表示するサムネイル画像表示手段と、 前記表示されたサムネイル画像を選択することにより対
    応する所望の画像データを選択する画像データ選択手段
    と、 前記選択された画像データを所定の出力仕様で外部装置
    に出力する出力方法指定手段と、を備えるデジタルカメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 前記サムネイル画像表示手段が前記サム
    ネイル画像を拡大して表示する請求項6記載のデジタル
    カメラ。
  8. 【請求項8】 前記外部装置がカラープリンタであり、 前記所定の出力仕様が、前記画像データを印刷する印刷
    部数あるいは印刷用紙サイズまたは印刷色の何れかを少
    なくとも含む請求項6記載のデジタルカメラ。
  9. 【請求項9】 前記印刷色が、フルカラーあるいはモノ
    カラーまたは白黒の何れかである請求項8記載のデジタ
    ルカメラ。
  10. 【請求項10】 前記外部装置として、プリンタあるい
    はファクシミリまたは通信回線を介して接続される画像
    処理装置を含む請求項6記載のデジタルカメラ。
  11. 【請求項11】 撮像光を光電変換したのちに画像デー
    タおよび該画像データのサムネイル画像データとして記
    録するデジタルカメラであって、 画像を表示する表示部と、 前記画像データおよびサムネイル画像データを記録する
    記録媒体と、 前記記録媒体に記録されたサムネイル画像データを外部
    プリンタに出力し印刷するサムネイル画像印刷手段と、 前記記録媒体からサムネイル画像データを読み出して前
    記表示部に表示するサムネイル画像表示手段と、 前記印刷されたサムネイル画像に基づき前記表示された
    サムネイル画像を選択することにより対応する所望の画
    像データを選択する画像データ選択手段と、 前記選択された画像データを所定の出力仕様で外部装置
    に出力する出力方法指定手段と、を備えるデジタルカメ
    ラ。
  12. 【請求項12】 前記サムネイル画像印刷手段が各サム
    ネイル画像データに索引を付加して前記外部プリンタに
    出力し、前記印刷された索引付きサムネイル画像の該索
    引を指定することにより前記画像データ選択手段が対応
    する所望の画像データを選択する請求項11記載のデジ
    タルカメラ。
  13. 【請求項13】 前記外部装置がカラープリンタであ
    り、 前記所定の出力仕様が、前記画像データを印刷する印刷
    部数あるいは印刷用紙サイズまたは印刷色の何れかを少
    なくとも含む請求項11記載のデジタルカメラ。
  14. 【請求項14】 前記印刷色が、フルカラーあるいはモ
    ノカラーまたは白黒の何れかである請求項13記載のデ
    ジタルカメラ。
  15. 【請求項15】 前記外部装置として、プリンタあるい
    はファクシミリまたは通信回線を介して接続される画像
    処理装置を含む請求項11記載のデジタルカメラ。
  16. 【請求項16】 請求項1記載のデジタルカメラと、前
    記外部装置としてのカラープリンタを備える印刷システ
    ム。
  17. 【請求項17】 請求項6記載のデジタルカメラと、前
    記外部装置としてのカラープリンタを備える印刷システ
    ム。
  18. 【請求項18】 請求項11記載のデジタルカメラと、
    前記外部装置としてのカラープリンタを備える印刷シス
    テム。
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