JP2003018191A - マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにおけるトラフィック経路決定方法 - Google Patents

マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにおけるトラフィック経路決定方法

Info

Publication number
JP2003018191A
JP2003018191A JP2002181874A JP2002181874A JP2003018191A JP 2003018191 A JP2003018191 A JP 2003018191A JP 2002181874 A JP2002181874 A JP 2002181874A JP 2002181874 A JP2002181874 A JP 2002181874A JP 2003018191 A JP2003018191 A JP 2003018191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traffic
link
route
network
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002181874A
Other languages
English (en)
Inventor
Yong Sik Shin
容式 申
Shi Hoon Ryu
時勳 柳
Dong Hahk Lee
東▲学▼ 李
Jong Tae Ihm
種太 任
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SK Telecom Co Ltd
Original Assignee
SK Telecom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR10-2001-0035578A external-priority patent/KR100392647B1/ko
Priority claimed from KR10-2001-0065799A external-priority patent/KR100405806B1/ko
Application filed by SK Telecom Co Ltd filed Critical SK Telecom Co Ltd
Publication of JP2003018191A publication Critical patent/JP2003018191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/12Discovery or management of network topologies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/12Shortest path evaluation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/12Shortest path evaluation
    • H04L45/125Shortest path evaluation based on throughput or bandwidth
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/24Multipath

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチプロトコルラベルスイッチング(MP
LS)方式が適用されたデータ通信ネットワークで1つ
以上のトラフィック経路を設定するための方法を提供す
る。 【解決手段】 通信ネットワークのリンクのうち,現在
トラフィック伝送可能な余裕容量が現在伝送すべきトラ
フィック需要量より小さいリンクが除去されたネットワ
ークを構成する第1段階と;第1段階で構成されたネッ
トワークの各リンクで現在使用中のトラフィック流れ量
とトラフィック需要量に対する情報に基づいて各リンク
に対する距離値を算出する第2段階と;及び算出された
各リンクの距離値に基づいて第1トラフィック経路を決
定する第3段階と;を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,マルチプロトコル
ラベルスイッチングネットワークにおけるトラフィック
経路決定方法に関し,さらに詳細には,マルチプロトコ
ルラベルスイッチング方式が適用されたデータ通信ネッ
トワークで1つ以上のトラフィック経路を設定するため
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチプロトコルラベルスイッチング
(Multi−Protocol Label Swi
tching : MPLS)は,インターネットプロ
トコル(IP)ネットワークで伝送されるトラフィック
に対するサービス品質(Quality of Ser
vice : QoS)を保障し,ネットワーク資源を
有効に活用するためのトラフィックエンジニアリング
(Traffic Engineering)方法とし
て最近脚光を浴びている技術である。
【0003】MPLSトラフィックエンジニアリングで
は,使用者たちのIPパケットに対する多様なQoS要
求をより好適に受け入れるために様々な方法でラベルス
イッチ経路(label switched path
: LSP)を決定するが,このLSPは単一イング
レス(Ingress)から単一エグレス(egres
s)を連結するポイント対ポイント(point−to
−point)経路である。
【0004】かかるポイント対ポイント経路の設定に当
たって,ネットワークの障害などに備えるために,イン
ターネットエンジニアリングタスクフォース(Inte
rnet Engineering Task For
ce:IETF)では,リルート(Reroute),
プロテクションスイッチング(ProtectionS
witching)及びファストリルート(Fast
Reroute)などの方法について論議している。特
に,プロテクションスイッチングとファストリルート方
法は,プライマリー(Primary)LSPに対して
バックアップパス(Backup path)(又は,
“予備経路”という)を設定しておくことによってネッ
トワーク障害などに対処することができる。
【0005】ところが,予備経路を設定すると,その予
備経路の帯域幅分だけが予約されるため,他の用途には
活用できなくなる問題がある。したがって,前記問題を
解決するために,正常的なネットワーク動作時には予備
経路に対して予約された帯域幅を低いQoSをもつトラ
フィックの伝送のために使用し,障害が起こるとプライ
マリーLSPのトラフィックのために使用する方法など
が提案されている。
【0006】しかし,可能な限り予備経路に割り当てら
れる帯域幅を減らす上にも効果的にネットワーク障害に
対処できる方法がさらに求められている。また,既存の
経路決定方法で考慮しているリンク又はノードコスト
は,現在伝送の要求されるトラフィック流れ量は考慮せ
ずに与えられた状態における流れ量だけを考慮したコス
トであるので,ネットワーク全体的な観点から見て,最
適の経路決定が難しく,トラフィックエンジニアリング
効率が劣ってしまう。
【0007】一方,IP基盤ネットワークの急速な成長
に伴って,VoIP,VOD,AOD,インターネット
映画及び画像会議などの多様なマルチメディアサービス
に対する要求も増大しつつある。かかるマルチメディア
サービスの多くは,ポイント対マルチポイント(poi
nt−to−multipoint)形態のサービスが
要求されるが,ポイント対ポイントを連結するLSPを
使用してポイント対マルチポイント形態のマルチメディ
アサービスを提供することは,ネットワーク資源に対す
る活用及び/又はサービス品質の管理側面において好ま
しくない。なぜなら,LSPを利用してマルチキャステ
ィングサービスを提供するということは,ユニキャスト
(unicast)によってマルチキャストトラフィッ
クを伝送することであるからである。
【0008】現在,IETF(Internet En
gineering Task Force)には,既
存のマルチキャスト用IPプロトコルであるPIM−S
M,PIM−DMを利用したMPLSラベル分配に対す
るインターネット上の提案が存在しており,MPLSマ
ルチキャストのための標準化作業が進行中である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,既存の
マルチキャスティングプロトコルで使用されているツリ
ー経路決定は受信者をベースにした方法であるため,サ
ービス提供者又は使用者の意志が好適に反映し難かっ
た。また,既存の単一ツリー経路によるマルチキャスト
トラフィックの伝送方法ではネットワーク資源を有効に
使用できず,品質劣化をもたらした。
【0010】また,既存のツリー経路決定方法では,現
在のネットワーク状態だけを考慮したツリー経路決定方
式を使用するため,現在伝送の要求されるトラフィック
に対する流れ量は考慮できず,結果としてネットワーク
全体にトラフィック負荷をバランスよく分配できないと
いう問題があった。
【0011】したがって,本発明の第1の目的は,現在
のネットワーク状態及び現在伝送の要求されるトラフィ
ックに対する流れ量の両方ともを考慮するとともに,根
元地で1つ以上のトラフィック経路を決定する,マルチ
プロトコルラベルスイッチングネットワークでのトラフ
ィック経路決定方法を提供することにある。
【0012】本発明の第2目的は,高い精度のサービス
品質(QoS)が要求されるトラフィックの安定的なポ
イント対ポイント(Point−to−Point又は
Ingress−to−Egress)伝送のために,
1つのポイント対ポイントに対して2つのプライマリー
LSP及び1つの予備経路を決定するにおいて,可能な
限り予備経路に割り当てられる帯域幅を減らす上にも効
果的にネットワーク障害に対処することができ,コスト
側面で最適のトラフィック経路を探して決定する,マル
チプロトコルラベルスイッチングネットワークでのプロ
テックションスイッチングのためのトラフィック経路決
定方法を提供することにある。
【0013】本発明の第3目的は,単一のポイント対マ
ルチポイント連結のために2つのツリー経路を決定し,
その2つのツリー経路にトラフィック需要を最適に分割
して割り当て得るようにし,現在のネットワーク状態だ
けでなく伝送の要求されるトラフィック需要量も考慮し
てネットワーク全体にトラフィック負荷をバランスよく
分配するようにする,マルチプロトコルラベルスイッチ
ングネットワークでのマルチキャスティングのためのト
ラフィック経路決定方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するたの手段】上記課題を解決するため,
本発明によるマルチプロトコルラベルスイッチングネッ
トワークでのトラフィック経路決定方法は,MPLS通
信ネットワークのリンクのうち,現在トラフィック伝送
可能な余裕容量が現在伝送すべきトラフィック需要量よ
り小さいリンクが除去されたネットワークを構成する第
1段階と,前記第1段階で構成されたネットワークの各
リンクで現在使用中のトラフィック流れ量と前記トラフ
ィック需要量に対する情報に基づいて前記各リンクに対
する距離値を算出する第2段階と,前記算出された各リ
ンクの距離値に基づいて第1トラフィック経路を決定す
る第3段階と,前記通信ネットワークの全体リンクのう
ち,現在トラフィック伝送可能な余裕容量が伝送すべき
前記トラフィック需要量より小さいリンク及び前記第3
段階で決定された経路に属するリンクを除去する第4段
階と,前記第4段階で構成されたネットワークの各リン
クで現在使用中のトラフィック量と前記トラフィック需
要量に対する情報に基づいて前記各リンクに対する距離
値を算出する第5段階と,前記算出された各リンクの距
離値に基づいて第2トラフィック経路を決定する第6段
階と,前記決定された第1及び第2経路に,前記トラフ
ィック需要量を分散して割り当てる量を求め,その分散
量を前記決定された第1及び第2トラフィック経路に各
々分配する第7段階と,を含めてなることを特徴とす
る。
【0015】本発明による他のマルチプロトコルラベル
スイッチングネットワークでのトラフィック経路決定方
法は,MPLS通信ネットワークのリンクのうち,現在
トラフィック伝送可能な余裕容量が現在伝送すべきトラ
フィック需要量より小さいリンクが除去されたネットワ
ークを構成する第1段階と,前記第1段階で構成された
ネットワークの各リンクで現在使用中のトラフィック流
れ量と前記トラフィック需要量に対する情報に基づいて
前記各リンクに対する距離値を算出する第2段階と,前
記算出された各リンクの距離値に基づいて第1トラフィ
ック経路を決定する第3段階と,前記通信ネットワーク
の全体リンクのうち,現在トラフィック伝送可能な余裕
容量が0の未満であるリンクだけを除去するか,又は0
の未満であるリンク及び前記第3段階で決定された経路
に属するリンクを除去する第4段階と,前記第4段階で
構成されたネットワークの各リンクで現在使用中のトラ
フィック量と前記トラフィック需要量に対する情報に基
づいて前記各リンクに対する距離値を算出する第5段階
と,前記算出された各リンクの距離値に基づいて第2ト
ラフィック経路を決定する第6段階と,前記決定された
第1及び第2経路に,前記トラフィック需要量を分散し
て割り当てる量を求め,その分散量を前記決定された第
1及び第2トラフィック経路に各々分配する第7段階
と,を含めてなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。な
お,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構
成を有する構成要素については,同一の符号を付するこ
とにより重複説明を省略する。
【0017】(第1の実施の形態)まず,図1に基づい
て,本実施形態にかかるマルチプロトコルラベルスイッ
チングネットワークでのトラフィック経路決定方法につ
いて説明する。なお,図1は,本実施形態にかかるMP
LS方式が適用されたデータ通信ネットワークの一例を
示す説明図である。
【0018】図1に示すように,ネットワーク100は
複数のルーターで構成されるものの,複数のうち,任意
のデータトラフィックに対してネットワーク100の入
口の役割をするルーターをイングレス(Ingres
s)ラベルエッジルーター(Label Edge R
outer : LER)110という。出口の役割を
するルーターをエグレス(Egress)ラベルエッジ
ルーター(LabelEdge Router)120
という。イングレスLER110とエグレスLER12
0の間で中間経路のノード役割をする1つ以上のルータ
ーをラベルスイッチングルーター(Label Swi
tching Router : LSR)130とい
う。イングレスLER110からLSR130を経てエ
グレスLER120までと決定されたトラフィック経路
をラベルスイッチパス(Label Switched
Path : LSP)LSP1,LSP2という。
このようなLSPは,イングレスLER110から入る
トラフィックに対して決定され,同図において,例えば
LSP1は110→132→133→120と決定され
た経路を指し,LSP2は110→131→120と決
定された経路を指す。
【0019】図2は,本実施形態にかかるマルチプロト
コルラベルスイッチング(MPLS)方式が適用された
データ通信ネットワークでのプロテックションスイッチ
ングのために,1つのポイント対ポイント(Ingre
ss−to−Egress)トラフィックのために2つ
のプライマリーLSP1とLSP2及び1つの予備経路
(Backup path)が設定されたネットワーク
を示したものである。
【0020】図2に示すように,プライマリーLSP1
はIngress(イングレス)→LSR2→LSR5
→Egress(エグレス)であり,プライマリーLS
P2はIngress→LSR3→LSR6→Egre
ssであり,予備経路はIngress→LSR1→L
SR4→LSR7→Egressである。設定された予
備経路は,2つのプライマリーLSPの障害に備えた迂
回経路として使用される。設定された2つのプライマリ
ーLSPにはトラフィック需要が好適に分割されて割り
当てられ,予備経路に割り当てられる帯域幅は,2つの
プライマリーLSPに割り当てられたトラフィック量の
うち大きい帯域幅となるようにする。
【0021】また,図3に示すように,MPLSネット
ワークを構成することができる。なお,図3は,2つの
ツリー経路をもつMPLSネットワークの一例を示す説
明図である。
【0022】図3に示すように,1つのイングレス(I
ngress)からエグレス1(Egress1),エ
グレス2(Egress2)及びエグレス3(Egre
ss3)にマルチキャストが要求されるマルチキャスト
トラフィックが,根元地のイングレスに到着された場
合,そのイングレスで到着されたマルチキャストトラフ
ィックの伝送のために決定された2つのツリー経路,即
ち第1ラベルスイッチツリー経路(Label Swi
tched Tree)LST1と第2ラベルスイッチ
ツリー経路(Label Switched Tre
e)LST2が示してある。
【0023】即ち,太い実線で表した‘Ingress
→LSR2→LSR5→Egress1,2,3’の経
路は第1ツリー経路LST1を表すものであり,太い点
線で表した‘Ingress→LSR3→LSR5→
Egress1’と‘Ingress→LSR3→LS
R6→Egress2,3’の経路は第2ツリー経路L
ST2を表す。このような2つのツリー経路LST1及
びLST2は根元地をベースにしたツリー経路であっ
て,マルチキャストトラフィックに対する要求があると
きイングレスによって決定される。
【0024】例えば,イングレス(ingress)か
らエグレス1(egress1),エグレス2(egr
ess2) 及びエグレス3(egress3)の経路
に10のマルチキャストトラフィック伝送が要求された
と仮定する場合,イングレスでLST1とLST2を決
定し,それら2つのツリー経路LST1,LST2に
6:4の比率で合計10のマルチキャストトラフィック
を分配することができる。図2でLSP1とLSP2は
リンク非重複(disjoint)特性が保障された
が,図3では非重複特性が保障されずに決定された。
【0025】次に,図4に基づいて,トラフィック根元
地としてのイングレスLERにおいて,LSPと予備経
路又はLSTを決定する装置の構成について説明する。
なお,図4は,本実施形態にかかるトラフィック根元地
としてのイングレスLERにおいて,本発明によってL
SPと予備経路又はLSTを決定する装置の概略構成を
示すブロック図である。
【0026】図4に示すように,外部とのデータ通信イ
ンターフェースの役割をする入/出力インターフェース
401,データの入/出力パスを決定するスイッチング
マトリックス402,ルーティングテーブルを貯蔵する
メモリ403,メモリ403に貯蔵されたルーティング
テーブルを作成し,その作成,貯蔵されたルーティング
テーブルに基づいてスイッチングマトリックス402を
制御して入/出力インターフェース401を媒介とした
トラフィックの入/出力端を制御する制御部404から
構成される。制御部404は,メモリ403に貯蔵され
るルーティングテーブルの作成に際して後述される経路
決定方法によってルーティングテーブルを作成しメモリ
403に貯蔵されるようにする。
【0027】次に,図5に基づいて,本実施形態にかか
るMPLSのデータ通信ネットワークでのプロテックシ
ョンスイッチングのためのトラフィック経路決定方法を
説明する。なお,図5は,本実施形態にかかるMPLS
のデータ通信ネットワークでのプロテックションスイッ
チングのためのトラフィック経路決定方法を示すフロー
チャートであり,特に,複数のプライマリーラベルスイ
ッチング経路(LSP)及び予備経路の設定方法を説明
するためのフローチャートである。
【0028】まず,図5に示すように,本実施形態にお
いては,ネットワークに対する物理的トポロジー(To
pology),コスト関数(例えば,遅延関数),ネ
ットワークリンクの初期容量及び余裕容量,及び現在L
SPを要求するトラフィック需要(即ち,伝送すべき全
体トラフィック量)などの情報が,イングレスLERに
既に知られており,MPLSネットワーク上のルーター
(LSRs)も必要に応じて情報を知っていると仮定す
る。
【0029】また,以下で使用される記号に対する定義
は次の通りである。G(m,n)は,新規のトラフィッ
クのためにLSPを設定しようとする瞬間のネットワー
クであって,mはリンク数,nはノード数を意味する。
{p}(z)は,ネットワークGでリンクの余裕容量
がz未満であるか,経路pが通過するリンクが除去され
たネットワークである。yは,ネットワークGで既存
のトラフィック伝送のためにリンクiに割り当てられて
いる流れ量(i=1,2,……,m)である。dは,伝
送の要求される全体トラフィック量である。fi(x
i)は,リンクiの流れ量がxiである時の発生コスト
(i=1,2,……,m)である。fi’(xi)は,
リンクiの流れ量がxである時の単位流れ当たり増加
コスト(i=1,2,……,m)である。dist
(i)は,リンクiの距離である。pkは,プライマリ
ーLSPのためのk番目の経路(k=1,2)である。
【0030】まず,ステップS501で,通信ネットワ
ーク100の各リンク(例えば,110と131との
間,132と133との間など)のうち現在トラフィッ
ク伝送可能な余裕容量(以下,cと表記する)が現在
伝送すべき全体トラフィック量dの未満であるリンクを
対象から除去する(ステップS501)。なお,G
(d)は,現在のネットワークG(m,n)からリンク
の余裕容量がd未満のリンクを除去したネットワークを
表す。
【0031】次いで,ステップS502で,G(d)を
満足するネットワークの各リンクiに対して現在使用中
のトラフィック量yと現在伝送すべき全体トラフィッ
ク量dに対する情報に基づいて距離情報値dist
(i)を各々求める(ステップS502)。各リンク
に対するコスト関数として遅延関数f(x)を使用
すると,第1距離情報値dist(i)は,遅延関数
(x)を微分した関数f’(x)にyi及び
d情報を代入した結果値として定義される。したがっ
て,下記の数式1及びyとd値情報を利用して当該距
離情報値を求める。
【0032】
【数1】
【0033】なお,数式1において,iは当該リンクを
表し(i=1,……,m)(m=総リンク数),dis
t(i)はリンクiの距離情報値,tcはリンクiの
初期容量,yはリンクiで現在使用中のトラフィック
量,cはリンクiの現在余分容量であって“c=t
−y”の関係が成り立つ。また,各リンクiにお
ける遅延を表す遅延関数をf(x)とすれば,”f
(x)=x/(tc−x)”の数式が成り立
ち,ここで,xはリンクiを通るトラフィック量であ
る。そして,その遅延関数f(x)の微分関数は
“f’(x)=c/(tc−x”の数式
が成り立つ。したがって,数式1は,遅延関数f(x
)を微分した関数f’(x)において変数x
代わりにy+dを入れてまとめた結果式である。
【0034】f’(x)はリンクiの流れ量がx
のとき,単位流れ当たり増加コスト関数であって,ここ
では遅延関数の微分関数を表す。
【0035】また,本実施形態においては,コスト関数
として遅延関数を使用したが,これに限定されず,y
及びdに対する情報に基づいてリンクに対する概念的距
離を求め得る関数であればいずれでもよい。特に,トラ
フィック流れ量による非線形関数を使用すると,最小の
コストを負担する経路を見つけることができる。
【0036】次いで,ステップS503で,各リンクi
に対して算出された各距離情報値に基づいて,経路の全
体距離値が小さくなるリンクからなる第1のポイント対
ポイントトラフィック経路p1=LSP1を設定する
(ステップS503)。
【0037】さらに,ステップS504で,通信ネット
ワーク100の全体リンクのうち,現在トラフィック伝
送可能な余裕容量ciが伝送すべき全体トラフィック量
dの未満であるリンク及び第1のポイント対ポイントト
ラフィック経路p1(=LSP1)をなすリンクを対象
から除去したG{p1}(d)ネットワークを生成する
(ステップS504)。
【0038】その後,ステップS505で,G{p1}
(d)ネットワークを対象にして各リンクiに対して現
在使用中のトラフィック量yと現在伝送すべき全体ト
ラフィック量dに対する情報に基づいて距離情報値di
st(i)を数式2によって再度求める(ステップS
505)。数式2も各リンクに対するコスト関数として
遅延関数を使用したものであって,数式1と同様であ
る。
【0039】
【数2】
【0040】次いで,ステップS506では,再び算出
された各リンクの距離値に基づいて,経路の全体距離値
(即ち,選択されたリンクの距離の和)が最小となるリ
ンクからなる第2のポイント対ポイントトラフィック経
路p2(=LSP2)を決定する(ステップS50
6)。
【0041】さらに,ステップS506で,伝送すべき
全体トラフィック量dを決定された経路LSP1及びL
SP2上にqとq(d=q+q)に分散して割
り当てる。さらに詳細には,下記の数式3が最小となる
とqを求める(ステップS507)。
【0042】
【数3】
【0043】ここで,q,q>0であり, であり,δ は,p1(=LSP1)がリンクiを
通過すると1で,そうでないと0であり,δ はp2
(=LSP2)がリンクiを通過すると1で,そうでな
いと0の値を有する。
【0044】その後,予備経路を決定する。予備経路は
分散容量(q,q)のうち大きい容量(q=ma
x(q,q))を伝送可能な経路と決定される。こ
のため,ステップS508で,通信ネットワーク100
の全体リンクのうち,現在トラフィック伝送可能な余裕
容量cが割当量q,qのうち大きい値,即ちq
未満であるリンクとp1(=LSP1)とp2(=LS
P2)をなすリンクを対象から除去してなるG
{p1,p2}(q)ネットワークを生成する(ステ
ップS508)。
【0045】次いで,ステップS509で,G
{p1,p2}(qb)ネットワークを対象として各リ
ンクiに対して現在使用中のトラフィック量yと割当
量qを使用して距離情報値dist(i)を方法と
同様の方式で再び求める(ステップS509)。このと
き,コスト関数f(x)に代入される変数はy
である。
【0046】さらに,ステップS510では,算出され
た各距離情報値に基づいて,経路の全体距離値が小さく
なるリンクからなる第3のポイント対ポイントトラフィ
ック経路p3(=LSP3)を決定する(ステップS5
10)。
【0047】その後,ステップS511で,このように
決定された3つのLSPのうち,第1の経路(LSP
1)と第2の経路(LSP2)をプライマリーラベルス
イッチング経路(Primary LSP)と決定し
て,ステップS507で決定されたq1とq2の分割量
を各経路に伝送し,第3に決定された経路(LSP3)
は予備経路(Backup path)として割り当て
ておく(ステップS511)。
【0048】次に,図6に基づいて,マルチプロトコル
ラベルスイッチングネットワークでのマルチキャスティ
ングのためのトラフィック経路決定方法を説明する。な
お,図6は,マルチプロトコルラベルスイッチングネッ
トワークでのマルチキャスティングのためのトラフィッ
ク経路決定方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【0049】本実施形態においては,ネットワークに対
する物理的トポロジー(Topology),コスト関
数(例えば,遅延関数),ネットワークリンクの初期容
量及び余裕容量,現在マルチキャスティングを要求する
トラフィック需要(即ち,伝送すべきトラフィック需要
量)などの情報が,イングレスLERに既に知られてお
り,MPLSネットワーク上のルーター(LSRs)
も,必要に応じてイングレスLERに知られている情報
を知っており,ラベルとトラフィックに対する複写機能
があると仮定する。
【0050】まず,ステップS601で,MPLSネッ
トワークGの全体リンクのうち,現在トラフィック伝送
可能なリンクの余裕容量Ciが現在伝送すべきマルチキ
ャストトラフィック需要量d’の未満であるリンクを全
て除去し,新規のネットワークトポロジーG(d’)を
生成する(ステップS601)。
【0051】次いで,ステップS602で,G(d’)
を満足するネットワークの各リンクiに対して現在使用
中のトラフィック流れ量yiとマルチキャストトラフィ
ック需要量d’に対する情報に基づいて距離情報値di
st(i)を各々求める(ステップS602)。この
とき,遅延関数をコスト関数として使用すると,数式1
と同式を用いて各リンクの距離値を求めることができ
る。
【0052】さらに,ステップS603で,算出された
各リンクの距離値に基づいて,そのネットワークG
(d’)内で第1のポイント対マルチポイントツリー経
路t1=LST1を決定する(ステップS603)。こ
の決定に当たって,ツリー経路による距離の和が既設定
された最小範囲内に属すものがあれば,それをツリー経
路として決定するのが好ましい。これは,最適のツリー
経路,即ち最小となる距離の和をもつ経路を見つけよう
とすればするほどその分だけ計算量が多くなるためであ
る。設定される最小範囲は受容できる計算量の負荷にお
いて適正ツリー経路が見つけられる範囲として設定され
る。
【0053】その後,ステップS604で,次のツリー
経路t2=LST2の決定方式を判断する(ステップS
604)。
【0054】重複(no disjoint)と指定さ
れていると判断される場合には,ステップS650−1
に移行し,ステップS603で求めた第1のツリー経路
t1(=LST1)の各リンクに対して,流れ量を,
d’を追加したネットワークでG(0)トポロジーを求
める(ステップS650−1)。G(0)は余裕容量が
0以上のリンクから構成されたネットワークである。
【0055】一方,非重複(disjoint)方式と
して指定されていると判断される場合には,ネットワー
クでG{t1}(0)のトポロジーを生成する(ステッ
プS605−2)。
【0056】その後,ステップS606で,生成された
ネットワークトポロジーのG(0)又はG
{t1}(0)に対して,各リンクiに対して現在使用
中のトラフィック流れ量yiとトラフィック需要量d’
距離情報値dist(i)を再び求める(ステップS
606)。G(0)及びG{t1}(0)はG(d’)
のサブセット(subset)であるので改めて計算せ
ずにステップS602で既に求めた当該距離値をそのま
ま使用することもできる。
【0057】さらに,ステップS607で,このように
求められたdist(i)(i=1,2,……,m)
値に基づいてステップS603と同様の方式で第2のツ
リー経路t2=LST2を決定する(ステップS60
7)。
【0058】最後に,ステップS608では,決定され
た2つのツリー経路LST1及びLST2上に分配して
伝送すべきトラフィック量rとr(r+r
d’)を求める。マルチキャストトラフィック量
(d’)の各分割量(rとr)は次の数式4を最小
にする値として決定される。
【0059】
【数4】
【0060】ここで,r,r>0, であり,δ はt1(=LST1)がリンクiを通過
すると1で,そうでないと0であり,δ はt2(=
LST2)がリンクiを通過すると1で,そうでないと
0の値を有する。
【0061】rとrの値が求められると,rのト
ラフィックはt1(=LST1)のツリー経路に,r
はt2(=LST2)のツリー経路に各々割り当てて伝
送する。
【0062】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例及び変更例を想定し得
るものであり,それらの修正例及び変更例についても本
発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0063】
【発明の効果】本発明のマルチプロトコルラベルスイッ
チングネットワークでのトラフィック経路決定方法によ
れば,複数のプライマリーLSPによるトラフィック伝
送が可能なため,全体発生コスト(伝送コスト又はトラ
フィック遅延など)を著しく低減できる以外に,ネット
ワーク障害などに有効に対処することができ,且つ,2
つのLSPと予備経路(Backup path)間に
非重畳(Disjoint)特性を保持するように設定
することによって障害に対する生存性を高めることがで
きる。
【0064】また,マルチキャストトラフィックについ
てもトラフィック伝送のために発生される伝送コストを
低減することができ,複数のツリー経路を非重複される
ように決定するとネットワーク障害に対して生存性を高
めることができる。即ち,1つのツリー経路によるマル
チキャストトラフィック伝送では当該ツリー経路に問題
が発生すると多くのトラフィックが損失されてしまう
が,複数のツリー経路を使用する本発明の方法によれば
一部のトラフィックだけが損失され,残りトラフィック
は生き残る利点がある。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチプロトコルラベルスイッチング方式(M
PLS)が適用されたデータ通信ネットワークの一例を
示す説明図である。
【図2】1つのポイント対ポイントトラフィックのため
に,2つの主トラフィック経路及び1つの予備経路が設
定されたネットワークの一例を示す説明図である。
【図3】2つのツリー経路をもつMPLSネットワーク
の一例を示す説明図である。
【図4】トラフィック根元地としてのイングレスラベル
エッジルーター(LER)でラベルスイッチングされる
パス(LSP)と予備経路又はラベルスイッチングされ
るトリ(LST)を決定する装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図5】MPLSデータ通信ネットワークでのプロテッ
クションスイッチングのためのトラフィック経路決定方
法を示すフローチャートである。
【図6】MLPSネットワークでのマルチキャスティン
グのためのトラフィック経路決定方法を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 MLPSデータ通信ネットワーク 110 イングレスラベルエッジルーター 120 エグレスラベルエッジルーター 130,131,132,133 ラベルスイッチルー
ター 401 入/出力インターフェース 402 スイッチングマトリックス 403 メモリ 404 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳 時勳 大韓民国京畿道城南市盆唐区グミ洞(番地 なし) カチ鮮京アパート108−906 (72)発明者 李 東▲学▼ 大韓民国京畿道城南市盆唐区イメ洞(番地 なし)イメチョン ジンフンアパート809 −1101 (72)発明者 任 種太 大韓民国京畿道城南市盆唐区イメ洞(番地 なし) イメチョン ドンシンアパート 910−702 Fターム(参考) 5K030 GA01 HA08 LB06 LC01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチプロトコルラベルスイッチング方
    式が適用されたデータ通信ネットワークでのトラフィッ
    ク経路決定方法において,前記通信ネットワークのリン
    クのうち,現在トラフィック伝送可能な余裕容量が現在
    伝送すべきトラフィック需要量より小さいリンクが除去
    されたネットワークを構成する第1段階と;前記第1段
    階で構成されたネットワークの各リンクで現在使用中の
    トラフィック流れ量と前記トラフィック需要量に対する
    情報に基づいて前記各リンクに対する距離値を算出する
    第2段階と;及び前記算出された各リンクの距離値に基
    づいて第1トラフィック経路を決定する第3段階と;を
    有することを特徴とするマルチプロトコルラベルスイッ
    チングネットワークでのトラフィック経路決定方法。
  2. 【請求項2】 前記各リンクに対する距離値は,選定さ
    れた遅延関数の微分関数に前記トラフィック流れ量と前
    記トラフィック需要量を代入して得られる値である,こ
    とを特徴とする請求項1に記載のマルチプロトコルラベ
    ルスイッチングネットワークでのトラフィック経路決定
    方法。
  3. 【請求項3】 前記第1段階から第3段階は,通信ネッ
    トワークの入口であるエッジルーターで行われる,こと
    を特徴とする請求項1に記載のマルチプロトコルラベル
    スイッチングネットワークでのトラフィック経路決定方
    法。
  4. 【請求項4】 さらに,前記通信ネットワークの全体リ
    ンクのうち,現在トラフィック伝送可能な余裕容量が伝
    送すべき前記トラフィック需要量より小さいリンク及び
    前記第3段階で決定された経路に属するリンクを除去す
    る第4段階と;前記第4段階で構成されたネットワーク
    の各リンクで現在使用中のトラフィック量と前記トラフ
    ィック需要量に対する情報に基づいて前記各リンクに対
    する距離値を算出する第5段階と;前記算出された各リ
    ンクの距離値に基づいて第2トラフィック経路を決定す
    る第6段階と;及び前記決定された第1及び第2経路
    に,前記トラフィック需要量を分散して割り当てる量を
    求め,その分散量を前記決定された第1及び第2トラフ
    ィック経路に各々分配する第7段階と;を有する,こと
    を特徴とする請求項1に記載のマルチプロトコルラベル
    スイッチングネットワークでのトラフィック経路決定方
    法。
  5. 【請求項5】 さらに,前記通信ネットワークのリンク
    のうち,現在トラフィック伝送可能な余裕容量が前記分
    散割当量のうち選択された1つの量より小さいリンクと
    前記第1又は第2トラフィック経路を構成するリンクを
    除去する第8段階と;前記第8段階で構成されたネット
    ワークの各リンクで現在使用中のトラフィック量と前記
    第8段階で選択された1つの分散量に対する情報に基づ
    いて前記各リンクに対する距離値を算出する第9段階
    と;及び前記算出された各リンクの距離値に基づいて予
    備トラフィック経路を決定する第10段階と;を有する
    ことを特徴とする請求項4記載のマルチプロトコルラベ
    ルスイッチングネットワークでのトラフィック経路決定
    方法。
  6. 【請求項6】 前記第8段階で,前記分散割当量のうち
    大きい値の割当量が選択される,ことを特徴とする請求
    項5に記載のマルチプロトコルラベルスイッチングネッ
    トワークでのトラフィック経路決定方法。
  7. 【請求項7】 前記第7段階は,選定された任意のコス
    ト関数f(x)に対して (iはリンク番号,q1,q2>0, であり,δ は,決定された経路p(k=1,2)
    がリンクiを通過すると1で,そうでないと0の値を有
    する)の値が最小となるようにするq1とq2を第1及
    び第2経路の分散量として決定する,ことを特徴とする
    請求項4記載のマルチプロトコルラベルスイッチングネ
    ットワークでのトラフィック経路決定方法。
  8. 【請求項8】 前記第3段階は,前記求められたリンク
    の距離の和が最小となる,出発地から目的地までのリン
    クの集合を前記第1トラフィック経路として決定する,
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチプロトコルラ
    ベルスイッチングネットワークでのトラフィック経路決
    定方法。
  9. 【請求項9】 前記第3段階は,前記求められたリンク
    の距離の和が,既設定された範囲内の値となる,出発地
    から目的地までのリンクの集合を前記第1トラフィック
    経路として決定する,ことを特徴とする請求項1に記載
    のマルチプロトコルラベルスイッチングネットワークで
    のトラフィック経路決定方法。
  10. 【請求項10】 前記各リンクの距離値は,c/(c
    −d)(iはリンク番号,cは当該リンクの余裕
    容量,dはトラフィック需要量)の式によって算出され
    る,ことを特徴とする請求項1に記載のマルチプロトコ
    ルラベルスイッチングネットワークでのトラフィック経
    路決定方法。
  11. 【請求項11】 さらに,前記通信ネットワークの全体
    リンクのうち,現在トラフィック伝送可能な余裕容量が
    0未満であるリンク及び前記第3段階で決定された経路
    に属するリンクを除去する第4段階と;前記第4段階で
    構成されたネットワークの各リンクで現在使用中のトラ
    フィック量と前記トラフィック需要量に対する情報に基
    づいて前記各リンクに対する距離値を算出する第5段階
    と;前記算出された各リンクの距離値に基づいて第2ト
    ラフィック経路を決定する第6段階と;及び前記決定さ
    れた第1及び第2経路に,前記トラフィック需要量を分
    散して割り当てる量を求め,その分散量を前記決定され
    た第1及び第2トラフィック経路に各々分配する第7段
    階と;を有することを特徴とする請求項1に記載のマル
    チプロトコルラベルスイッチングネットワークでのトラ
    フィック経路決定方法。
  12. 【請求項12】 さらに,前記通信ネットワークの全体
    リンクのうち,現在トラフィック伝送可能な余裕容量が
    0の未満であるリンクを除去する第4段階と;前記第4
    段階で構成されたネットワークの各リンクで現在使用中
    のトラフィック量と前記トラフィック需要量に対する情
    報に基づいて前記各リンクに対する距離値を算出する第
    5段階と;前記算出された各リンクの距離値に基づいて
    第2トラフィック経路を決定する第6段階と;及び前記
    決定された第1及び第2経路に,前記トラフィック需要
    量を分散して割り当てる量を求め,その分散量を前記決
    定された第1及び第2トラフィック経路に各々分配する
    第7段階と;を有することを特徴とする請求項1に記載
    のマルチプロトコルラベルスイッチングネットワークで
    のトラフィック経路決定方法。
  13. 【請求項13】 前記トラフィック経路は,マルチキャ
    ストトラフィックを伝送するための1つ以上の経路であ
    る,ことを特徴とする請求項1に記載のトラフィック経
    路決定方法。
JP2002181874A 2001-06-21 2002-06-21 マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにおけるトラフィック経路決定方法 Pending JP2003018191A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR2001-035578 2001-06-21
KR10-2001-0035578A KR100392647B1 (ko) 2001-06-21 2001-06-21 멀티-프로토콜 라벨 스위칭 방식이 적용된 데이터통신망에서의 프로텍션 스위칭을 위한 트래픽 경로 설정방법
KR2001-065799 2001-10-24
KR10-2001-0065799A KR100405806B1 (ko) 2001-10-24 2001-10-24 멀티-프로토콜 라벨 스위칭 망에서의 멀티캐스팅을 위한트래픽 경로결정 방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003018191A true JP2003018191A (ja) 2003-01-17

Family

ID=26639160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002181874A Pending JP2003018191A (ja) 2001-06-21 2002-06-21 マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにおけるトラフィック経路決定方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7697437B2 (ja)
EP (1) EP1271844B1 (ja)
JP (1) JP2003018191A (ja)
CN (1) CN1287559C (ja)
DE (1) DE60234665D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011176445A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Fujitsu Ltd 経路決定装置,経路決定方法及び経路決定プログラム

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7263069B2 (en) * 2002-07-03 2007-08-28 Verizon Business Global Llc Arrangement for evaluating network capacity, network utilization, and network efficiency in a communications network
US7418493B1 (en) * 2002-09-30 2008-08-26 Cisco Technology, Inc. Method for computing FRR backup tunnels using aggregate bandwidth constraints
US7848249B1 (en) 2002-09-30 2010-12-07 Cisco Technology, Inc. Method for computing FRR backup tunnels using aggregate bandwidth constraints
GB2418800B (en) * 2003-04-02 2006-06-21 Cisco Tech Inc Path optimization in communications and data networks
US7343423B2 (en) * 2003-10-07 2008-03-11 Cisco Technology, Inc. Enhanced switchover for MPLS fast reroute
US8107373B2 (en) 2003-11-24 2012-01-31 Zte Corporation Method, device and system for realizing QoS guarantee in a MPLS network
US7174427B2 (en) 2003-12-05 2007-02-06 Intel Corporation Device and method for handling MPLS labels
KR100590876B1 (ko) * 2004-01-20 2006-06-19 삼성전자주식회사 분산 엠피엘에스 라우터의 레이블 관리 방법 및 그 분산엠피엘에스 라우터
CA2499334A1 (en) 2004-03-05 2005-09-05 General Dynamics C4 Systems, Inc. A method and system for capacity analysis for on the move adhoc wireless packet-switched networks
US7370119B2 (en) * 2004-05-21 2008-05-06 Cisco Technology, Inc. Scalable MPLS fast reroute switchover with reduced complexity
EP1753176A4 (en) * 2004-06-07 2008-10-29 Huawei Tech Co Ltd METHOD FOR MAKING A DELIVERY TRANSMISSION IN A NETWORK
CN100542127C (zh) * 2004-06-30 2009-09-16 华为技术有限公司 一种基于多业务传输平台的组播实现方法
EP1792469A1 (en) * 2004-09-17 2007-06-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Proximity check server
CN1909501A (zh) * 2005-08-05 2007-02-07 华为技术有限公司 一种端到端业务快速收敛的方法和路由设备
US20070030846A1 (en) * 2005-08-08 2007-02-08 Mark Szczesniak Method and apparatus for enabling routing of label switched data packets
US20070030852A1 (en) * 2005-08-08 2007-02-08 Mark Szczesniak Method and apparatus for enabling routing of label switched data packets
US7808930B2 (en) * 2005-10-26 2010-10-05 Cisco Technology, Inc. Dynamic multipoint tree rearrangement
EP1816799A1 (en) * 2006-02-01 2007-08-08 Siemens AG Method for creating a path for data transmission in a network based on network element reliability.
US7675860B2 (en) * 2006-02-27 2010-03-09 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for determining a preferred backup tunnel to protect point-to-multipoint label switch paths
US20070263616A1 (en) * 2006-05-15 2007-11-15 Castro Paul C Increasing link capacity via traffic distribution over multiple WI-FI access points
CN101155124B (zh) * 2006-09-27 2011-09-14 华为技术有限公司 一种实现组播快速重路由的方法
CN1933422B (zh) * 2006-09-30 2010-05-12 成都迈普产业集团有限公司 网络故障切换方法
EP1914052B1 (de) 2006-10-19 2017-06-28 Basf Se Leichte Holzwerkstoffe
CN100450039C (zh) * 2007-01-12 2009-01-07 华为技术有限公司 快速收敛端到端业务的方法和装置
CN103560954A (zh) * 2007-10-31 2014-02-05 爱立信电话股份有限公司 在节点之间具有多个路径的网络和用于这样的网络的节点
CA2703178C (en) 2007-10-31 2014-02-04 Ghani Abbas Networks having multiple paths between nodes and nodes for such a network
US8155028B2 (en) * 2008-03-17 2012-04-10 Alcatel Lucent Method and apparatus for providing full logical connectivity in MPLS networks
JP5029455B2 (ja) * 2008-03-25 2012-09-19 富士通株式会社 情報処理装置、要約方法および要約処理プログラム
US8565218B2 (en) * 2008-06-05 2013-10-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Flow path discovery in network to guarantee multiple metric QoS constraints
US8315157B2 (en) * 2008-07-02 2012-11-20 Cisco Technology, Inc. Graceful removal and/or insertion of a network element
CN101826976B (zh) * 2009-03-03 2014-03-12 中兴通讯股份有限公司 P2mp通信中故障指示方法及中间、宿节点的故障指示装置
CN102271079B (zh) * 2010-06-04 2014-11-05 华为技术有限公司 报文转发的方法、节点和系统
CN102316016B (zh) * 2010-07-05 2014-12-31 华为技术有限公司 组播流量的转发方法及装置
WO2014064869A1 (ja) * 2012-10-23 2014-05-01 日本電気株式会社 経路制御方法、無線通信システム、経路制御装置、及び非一時的なコンピュータ可読媒体
EP3082304B1 (en) * 2013-12-30 2019-02-20 Huawei Technologies Co., Ltd. Service routing method and system
CN110661628B (zh) * 2018-06-30 2021-12-14 华为技术有限公司 一种实现数据组播的方法、装置和系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5233604A (en) * 1992-04-28 1993-08-03 International Business Machines Corporation Methods and apparatus for optimum path selection in packet transmission networks
US6661797B1 (en) * 2000-02-28 2003-12-09 Lucent Technologies Inc. Quality of service based path selection for connection-oriented networks
US20020103631A1 (en) * 2000-04-21 2002-08-01 Anja Feldmann Traffic engineering system and method
US7065045B2 (en) * 2001-01-03 2006-06-20 International Business Machines Corporation Method and system for providing an optimal path choice for differentiated services
US7280526B2 (en) * 2001-01-18 2007-10-09 Lucent Technologies Inc. Fast and scalable approximation methods for finding minimum cost flows with shared recovery strategies, and system using same
US6956821B2 (en) * 2001-01-30 2005-10-18 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Path determination in a data network
US6925061B2 (en) * 2001-12-26 2005-08-02 Tropic Network Inc. Multi-constraint routing system and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011176445A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Fujitsu Ltd 経路決定装置,経路決定方法及び経路決定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US7697437B2 (en) 2010-04-13
EP1271844A3 (en) 2004-02-25
EP1271844A2 (en) 2003-01-02
CN1412985A (zh) 2003-04-23
CN1287559C (zh) 2006-11-29
US20030002444A1 (en) 2003-01-02
DE60234665D1 (de) 2010-01-21
EP1271844B1 (en) 2009-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003018191A (ja) マルチプロトコルラベルスイッチングネットワークにおけるトラフィック経路決定方法
JP3900195B2 (ja) マルチキャスト転送経路設定方法、及びそれを実現するためのマルチキャストラベルスイッチング方法
US9001672B2 (en) System, method and apparatus conforming path cost criteria across multiple ABRs
US8345552B2 (en) Virtual connection route selection apparatus and techniques
EP2181531B1 (en) Re-routing traffic flow in a packet switched communications transport network
US20090316583A1 (en) Method and apparatus for calculating mpls traffic engineering paths
KR100405805B1 (ko) 멀티-프로토콜 라벨 스위칭 망에서의 멀티캐스팅을 위한트래픽 경로결정 방법
Bongale et al. Analysis of link utilization in MPLS enabled network using OPNET IT Guru
Petersson MPLS based recovery mechanisms
JP4231074B2 (ja) マルチキャストラベルスイッチング方法
KR100405806B1 (ko) 멀티-프로토콜 라벨 스위칭 망에서의 멀티캐스팅을 위한트래픽 경로결정 방법
KR100405807B1 (ko) 멀티-프로토콜 라벨 스위칭 망에서의 멀티캐스팅을 위한복수개의 트래픽 경로 결정 방법
Di Sorte et al. Network delivery of live events in a digital cinema scenario
KR100392647B1 (ko) 멀티-프로토콜 라벨 스위칭 방식이 적용된 데이터통신망에서의 프로텍션 스위칭을 위한 트래픽 경로 설정방법
Lau et al. Efficient bandwidth guaranteed restoration algorithms for multicast connections
Li et al. Deploying bidirectional multicast shared trees in MPLS networks
Bartczak et al. Assuring quality of service for IP Multicast transmissions in ISP networks
Subramanian Alternate path routing algorithm for traffic engineering in the Internet
Pu Reliable routing and its application in MPLS and admission control
Li A distributed probability-based backup resource allocation algorithm for network reliability

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070305

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070605

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070710