JP2003007116A - 装飾用電灯 - Google Patents

装飾用電灯

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JP2003007116A
JP2003007116A JP2001186811A JP2001186811A JP2003007116A JP 2003007116 A JP2003007116 A JP 2003007116A JP 2001186811 A JP2001186811 A JP 2001186811A JP 2001186811 A JP2001186811 A JP 2001186811A JP 2003007116 A JP2003007116 A JP 2003007116A
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bulb
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bulb support
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Uin Kai Ryon
ウイン カイ リョン
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KAI CHON ELECTRIC BULBS FACTORY CO Ltd
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KAI CHON ELECTRIC BULBS FACTOR
KAI CHON ELECTRIC BULBS FACTORY CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電球支持体に対する電球の抜けを防止できる
構造を備えた装飾用電灯を提供する。 【解決手段】 電球1の電球支持体2に嵌合装着する下
部の軸部を偏平軸部1dに形成すると共に、その軸部下
端のリード線が並列して突出する幅方向の両側には突部
6を突出して上方の軸部幅より広幅とし、他方、電球支
持体2における上半部の円筒孔2aに連続する下半部の
軸部受孔2bは扁平角孔で、上部入口から下方に向かっ
て漸次幅広と成るテーパ孔に形成すると共に、その軸部
受孔の前後壁面の幅方向中央には前記電球の偏平軸部の
溝に対応する突隆を形成し、更に入口幅は前記偏平軸部
の下端幅より幅狭くし、下端出口(リード線導出口)は
幅方向中央に形成したセパレータで左右に分離し、幅方
向両側に山形の頂点が向く平面略三角形状とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリスマスツリー
や街路樹を電飾するのに使用される装飾用電灯に関し、
詳しくは装飾用の電球が丸形電球で、その電球を支持す
る電球支持体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】クリスマスツリーや街路樹を電飾するの
に使用される装飾用電灯は、電球と、その電球を支持す
る電球支持体と、該電球支持体を嵌合するソケットとか
らなり、電球を電球支持体に差し込んで該電球下端から
突出する2本のリード線を電球支持体の下端から外部に
引き出して該支持体の左右側面に露出配置し、これをコ
ード線が組み付けられたソケットに嵌合することで、前
記リード線とコード線が電気的に接触し、電球のフィラ
メントに電流が流れて点灯するようになっている。
【0003】そして、電球のフィラメントを収容するバ
ルブが球形である丸形電球においては、球形のバルブの
外側に2本のリード線を導出し、且つ電球を電球支持体
に対して定着支持するための軸部が一体的に固着されて
いる。この丸形電球を用いた装飾用電灯として特許第2
928757号(特開平10−172308号)が提案
されている。上記提案の電球と、この電球を支持するプ
ラグ本体は、電球の底部に、リード線を挿通状態に保持
してリード線の挿通方向に延びかつ横断面形状が偏平状
となっているリード線導出部が軸状に形成され、プラグ
本体には、電球底部を支持する凹部と、該凹部に支持し
た電球のリード線導出部を嵌合する筒状部と、該筒状部
に嵌合したリード線導出部からリード線を外部に引き出
すためのリード線挿通孔が連通状態に設けられた構成を
なしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、電球の底部
に形成されたリード線導出部は横断面形状が偏平状の軸
状で、そのリード線導出部が嵌合されるプラグ本体の筒
状部は、円筒状の胴部と有底角筒状の脚部が同軸上に配
置されて構成されているが、プラグ本体に対する電球の
嵌合保持は、脚部の内面とリード線導出部の外面との当
接で確立するようにしてある。しかしながら、偏平軸状
のリード線導出部と有底角筒状の脚部は、夫々先細り状
若しくはストレート状であるため、両者の製作精度にも
よるが、電球が電球支持体から抜け落ちるという問題を
有する。又、この種丸球電球を使用する装飾用電灯で
は、防水構造を備えたものは存在しない。
【0005】本発明は、上記した従来の技術が有する問
題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、電球支持体に対する電球の抜けを防止できる構造を
備えた装飾用電灯を提供することにある。更に、他の目
的は防水機能を備えた丸球電球用の装飾用電灯を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じた技術的手段は、電球と、この電球を支
持する電球支持体と、その電球支持体が装着されるソケ
ットとからなる装飾用電灯において、前記電球の電球支
持体に嵌合装着する下部の軸部を扁平軸部に形成すると
共に、その軸部下端のリード線が並列して突出する幅方
向の両側には突部を突出して上方の軸部幅より広幅と
し、且つ前記扁平軸部の幅方向の略中央位置にはその前
後面に上下方向に延びる溝が形成され、他方、電球支持
体における上半部の円筒孔に連続する下半部の軸部受孔
は扁平角孔で、上部入口から下方に向かって漸次幅広と
成るテーパ孔に形成すると共に、その軸部受孔の前後壁
面の幅方向中央には前記電球の扁平軸部の溝に対応する
突隆を形成し、更に入口幅は前記扁平軸部の下端幅より
幅狭くし、下端出口は幅方向中央に形成したセパレータ
で左右に分離し、幅方向両側に山形の頂点が向く平面略
三角形状とした構成を特徴とする。
【0007】上記電球は、フィラメントが収容配置され
るバルブ部分が球形である丸球電球で、そのバルブ内の
フィラメントに接続された2本のリード線はバルブの外
周面に連続する軸部に沿って挿通され、その端部より軸
心方向に延長突出されている。又、上記電球支持体の円
筒孔の上縁には、電球の球形バルブ面に当接する受片を
花弁様に突出形成することで電球を安定良く支持できる
と共に、その花弁様の受片により丸球電球用と普通球
(棒状電球)用の区別ができ、作業管理が容易となる。
更に、上記電球支持体の外側に掛け止ピンを該支持体の
軸心と平行に突出形成し、他方、ソケットの外側に前記
掛け止ピンを受ける受枠を形成して、電球支持体とソケ
ットが簡単に分離しないようにすることもよい。
【0008】上記電球支持体の下端に突出するセパレー
タは、該電球支持体をソケットに差し込んだ時、ソケッ
トの下側開口からソケット内部に導入される2本の電線
コードを分岐してソケットの内周面に圧着する楔状脚に
形成し、且つそのセパレータの両側面にコードの外周面
になじむ溝が形成し、更に電球支持体に差し込む電球の
バルブ下面に、軟質樹脂製の防水輪を嵌め、電球支持体
の受片との間に挾着した構成としてもよい。
【0009】上記請求項1の手段によれば、電球の偏平
軸部を電球支持体の円筒孔を通して軸部受孔を挿入する
と、該偏平軸部下端における幅方向両側の突部が軸部受
孔の入口を、両者の弾性変形により通過し、通過後はそ
の突部が入口に係合して電球の抜止が確立される。しか
も、偏平軸部の前後面の溝に軸部受孔内面の突隆が当接
することで、電球は電球支持体に対してぐら付くことな
く装着保持される。又、請求項2の手段によれば、電球
の球形バルブ面を花弁様の受片で安定良く支持できると
共に、その花弁様の受片により丸球電球用と普通球(棒
状電球)用の区別ができ、部品管理、作業管理が容易と
なる。更に、請求項3の手段によれば、電球支持体がソ
ケットに差し込み装着された状態では、電球支持体又は
ソケットの上部外周面に形成した掛け止ピンが、他方の
外周面に形成した受け枠に緊密に嵌合して、両者の嵌合
した接触摩擦抵抗が増大し、ソケットから電球支持体が
抜けるのを防止できる。また、請求項4の手段によれ
ば、ソケットの下側開口における電線コードの圧着で該
開口を密閉シールし、電球支持体と電球との間には軟質
樹脂製の防水輪が介在されて密着し、防水タイプの装飾
用電灯を確立する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る装飾
用電灯を示す組み付け状態の断面図で、図中、1は装飾
用電灯に用いられるバルブが球形をなした電球、2は前
記電球1を保持する電球支持体、3は電球支持体2が装
着されるソケット、4,4’は前記ソケット3に導入配
置する電線コードで、その電線コード4,4’の先端に
は電極片5,5’が接続取り付けられている。電球1
は、球形をなしたガラス製又は合成樹脂製のバルブ1a
内に、フィラメントを接続取りつけた2本のリード線1
b,1cが収容配置され、その2本のリード線1b,1
cは前記バルブ1aに連設された偏平軸部1d内を通っ
て、該偏平軸部1dの下端から軸部の軸方向に延長突出
されている。
【0011】電球1のバルブ1aに連設される偏平軸部
1dは、内部に2本のリード線1b,1cを略平行に配
置内蔵する横断面略8の字形状に形成され、その軸部の
先端(図面では下側)における幅方向の両側には突部6
が同一体に突出形成されて、該軸部先端の横幅が突部よ
り上方位置の横幅より広幅に構成されている。又、前記
偏平軸部1dの前後面、即ち突部6が突出形成された面
と直角に交差する面の幅方向の略中央位置には、該軸部
の略全長に亘って上下方向に延びる溝7が形成されてい
る。この溝7により偏平軸部1dの横断面形状が略8の
字形状に形成される。
【0012】電球1を保持する電球支持体2は、前記電
球1における球形のバルブ1aの外周面から偏平軸部1
dに移行するラッパ状の口部が嵌合される上半部の円筒
孔2aと、その円筒孔2aに連続する下半部の軸部受孔
2b、及び軸部受孔2bの下端中央より更に下方に延長
突出する山形形状のセパレータ2cを備え、これらが合
成樹脂材で一体に形成されている。そして、円筒孔2a
の上縁には前記電球1の球面に当接する受片8が花弁様
に放射方向に拡開して形成され、電球1を安定良く支持
し得るように構成されている。尚、受片8が設けられて
いることで、前記した安定支持の効果に加えて、この種
装飾用電灯における普通球(棒状電球)用の電球支持体
との区別が一目ででき、部品管理及び作業管理を容易に
行うことができる。
【0013】電球支持体2における軸部受孔2bは、前
記した円筒孔2aの下端における内径内に収まる平面略
矩形状の偏平角孔で、その軸部受孔2bは上部入口から
下方に向かって漸次幅広となるテーパ孔に形成されてい
る。そして、軸部受孔2bの上部入口の横幅Lは前記電
球1における偏平軸部1dの軸幅L’と略同じ幅とし、
少なくとも突部6を結ぶ横幅L”より幅狭く形成されて
いる。これにより、軸部受孔2bに挿入される電球1の
偏平軸部1dは、その先端の突部6が該軸部受孔2bの
入口を弾性変形させて通過し、通過した後はその突部6
がテーパ孔の孔内面に当接して、抜け出ないように保持
される。即ち、電球1は意図的に引っ張らない限り電球
支持体2から外れることはない。
【0014】また、軸部受孔2bにおける前後壁面の略
幅方向中央には、前記電球1の偏平軸部1dの前後面に
形成した溝7に対応する突隆9が、孔中央に向かって突
出形成されている。それにより、軸部受孔2bは幅方向
の中程がくびれた形状をなし、該軸部受孔2bに挿入さ
れる電球1の偏平軸部1dをぐら付かないように安定保
持する。
【0015】又、前記軸部受孔2bの底部には、平面略
三角形状のリード線導出口10が、略二等辺三角形状の
セパレータ2cを境として左右に隔離して形成されてい
る。そのリード線導出口10は、軸部受孔2bの底部外
側における幅方向の略中央位置に突出形成したセパレー
タ2cの両側位置に、平面略三角形状の底辺側を配置
し、三角形状の頂点側を軸部受孔2bの幅方向外側に向
けて開口されている。これにより、電球1のリード線1
b,1cはリード線導出口10の幅狭い頂点側より軸部
受孔2bの周面に沿って上向きに折り返される。即ち、
リード線1b,1cはリード線導出口10の幅狭い頂点
部分に挟まれて前後方向に振れ移動する動きが防止さ
れ、リード線1b,1cは電球支持体2の外周面所定位
置に保持される。
【0016】軸部受孔2bの底部外側に配置形成するセ
パレータ2cは、後述するソケット3に導入配置された
電線コード4,4’が正常な状態に装着されていない場
合でも、電球支持体2をソケット3に装着することで、
電球支持体2の下端に突設した二等辺三角形状のセパレ
ータ2cが電線コード4,4’間に入り込んで左右に振
り分け、ソケット3の内部に導入配置される一対の電極
片の電線コード4,4’を左右に分岐し正常化するよう
に作用する。
【0017】又、電球支持体2における円筒孔2aの上
端に連設形成した受片8の先部下面に掛け止ピン11が
該電球支持体2の軸心と平行に垂下形成されている。掛
け止ピン11の形成位置は、前記したリード線導出口1
0と横並び一直線となる位置であるが、この位置に限定
されるものではない。この掛け止ピン11は、ソケット
3の上部外周面に張り出し形成される受け枠に緊密に嵌
合することで、電球支持体2がソケット3から離脱する
のを抑えるのに機能する。尚、この掛け止ピン11はそ
の先端(図面では下側)を曲面状とし、受け枠への嵌入
がスムーズに行われるようにしてある。
【0018】上記した電球支持体2を受け入れ、電気的
接続状態を確立するソケット3は、上・下両側端が開口
12,12’した短尺のテーパ筒状に形成され、その上
側の略1/3は、前記した電球支持体2における円筒孔
2aを嵌合し得るように上側開口12から下方に向かっ
て漸次小径となるテーパ孔3aに形成され、それより下
側の約2/3は電球支持体2における断面略矩形状の軸
部受孔2b及びそれに連続するセパレータ2cに対応す
るように筒部の前後面を絞って扁平状の角孔13に形成
されている。そして、下側の開口12’はソケットに導
入する2本のコード4,4’を挿入し得る略小判形状に
形成されている。
【0019】又、ソケット3の内側における角孔13の
上部左右両側(短辺側)には、該ソケット3に導入した
2本のコード4,4’の先端に加締め固着して連結した
電極片5,5’を係着する係合段部が形成され、それに
より電極片5,5’がソケット3内に定着保持されるよ
うに構成されている。
【0020】上記の如く構成したソケット3の上部外周
面には、前記した電球支持体2に形成した掛け止ピン1
1が嵌合される平面略C字形の受枠14,14’が、係
合段部の上方に位置して突出形成されている。受枠1
4,14’の内側形状は、略四角形に形成し、掛け止ピ
ン11の外周面が4ヵ所で接触するように構成されてい
る。尚、この受枠14,14’の内側形状は、四角形に
限られるものではなく、多角形、円形、或いは内周面を
ギザギザ歯形形状にするなど任意である。
【0021】上記の受け枠は、電球支持体2の掛け止ピ
ン11を嵌合係着するため、少なくとも1個設ければよ
いが、図示するように外周面に相対して2個設けた場合
は、ソケット3に対する電球支持体2の装着を、掛け止
ピン11が受枠14または14’の何れと係着する方向
で差し込んでもよい。受枠を2個設けた場合は、もう1
個の受け枠はそのまま残るが、図1及び図2に示すよう
に、ソケット3に導入されるコード4,4’の一方を上
向きに折り返して受枠14’に嵌合することで、電球1
を保持する電球支持体2及びソケット3はコードを柱と
して該コードと平行に支持され、電球を整然と平行に並
べて平行美を創出する演出に効果的である。尚、空いて
いる受枠はコードに嵌めることに限定されず、別途配置
した枠等に係着してもよいものである。勿論、他の装飾
用電灯の電線コードに受枠を嵌着してもよいものであ
る。又、コードが嵌め込まれる受枠は、図示したように
掛け止ピン用に設けた受枠の空きを利用する形態に限ら
ず、コード用としてソケット3の上部以外の外周面に独
立して受枠を設けてもよい。
【0022】図8は、電球支持体2に備えるセパレータ
2cを、ソケット3の下側開口12’の端部付近まで到
達する長さの楔状脚に突出形成し、且つその両側面には
略半円形状の溝15,15’が全長に亘って形成され、
この溝15,15’に前記リード線導出口10が開口さ
れている。そして、その楔状脚のセパレータ2cの先端
は左右両側をカットして山形に形成し、ソケット3に導
入された2本の電線コード4,4’の間にスムーズに差
し込まれるように構成されている。又、電球支持体2に
差し込む電球1のバルブ下面には、軟質樹脂製の防水輪
16が球形のバルブに連設された偏平軸部1dを通して
嵌着されている。その防水輪16は、ポリ塩化ビニルで
漏斗状に形成され、その内面(電球のバルブ面と接触す
る面)には複数の突条16’が同心円状に形成され、電
球1のバルブと密着することで防水シール作用が発揮さ
れるように構成されている。即ち、防水輪16を電球1
の偏平軸部1dを通してバルブ下面にセットし、しかる
後、その電球1を電球支持体2に差し込みセットするこ
とで、前記防水輪16は電球1と電球支持体2の受片8
との間に挟まれ、電球1と電球支持体2との間の防水を
確立する。
【0023】従って、上記した電球支持体2をソケット
3に差し込むと、ソケット3の上側開口12は電球支持
体2の嵌合密着でシールされ、且つ電球支持体2と電球
1との間は前記した防水輪16でシールされる。更に、
ソケット3の下側開口12’は内部に導入した2本の電
線コード4,4’が電球支持体2の下部に連設した楔状
脚のセパレータ2cで二又に分岐され、且つそのセパレ
ータ2cでソケットの内周面に圧着されて下側開口1
2’も閉鎖状態となる。因って、ソケット3の上側及び
下側の開口12,12’から雨水が浸入するのを防止で
きる。
【0024】
【発明の効果】本発明の装飾用電灯は請求項1記載の構
成により、電球を装着した電球支持体をソケットに対し
て離脱することなく安定良く保持することが出来る。
又、請求項2記載の構成により、電球の球形バルブ面を
花弁様の受片で安定良く支持できると共に、その花弁様
の受片により丸球電球用と普通球(棒状電球)用の区別
ができ、部品管理、作業管理が容易となる。更に、請求
項3記載の構成によれば、電球支持体がソケットに差し
込み装着された状態では、電球支持体又はソケットの上
部外周面に形成した掛け止ピンが、他方の外周面に形成
した受枠に緊密に嵌合して、両者の嵌合した接触摩擦抵
抗が増大し、ソケットから電球支持体が抜けるのを防止
できる。又、請求項4記載の構成によれば、防水機能を
備えた丸球電球用の装飾用電灯を提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装飾用電灯の実施の一例を示す縦
断面図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】電球と電球支持体を分離した状態の一部切欠正
面図である。
【図4】電球支持体に電球を装着した状態の拡大断面図
である。
【図5】図4の(5)−(5)線に沿える拡大断面図で
ある。
【図6】図4の(6)−(6)線に沿える拡大断面図で
ある。
【図7】電球支持体の底面図である。
【図8】装飾用電灯の他の実施例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…電球 1d…偏平軸部 2…電球支持体 3…ソケット 4,4’…電線コード 6…突部 7…溝 8…受片 11…掛け止ピン 14,14’…受枠 16…防水輪
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 121:00 F21Y 101:00 F21Y 101:00 F21P 1/02 A (72)発明者 リョン ウイン カイ ホンコン エヌ.ティ.シャーティン,フ ォータン,アウ プイ ワン ストリート 2−12 バリアント インダストリアル センター 4フロアー ブロック A (エー) カイ チョン エレクトリック バルブス ファクトリー カンパニー リミテッド内 Fターム(参考) 3K013 AA00 AA05 BA01 CA02 DA05 DA09 EA00 EA04 3K060 AA00 AA02 BA17 BC02 EA01 5E024 BC04 BC07 BC09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球と、この電球を支持する電球支持体
    と、その電球支持体が装着されるソケットとからなる装
    飾用電灯において、前記電球の電球支持体に嵌合装着す
    る下部の軸部を偏平軸部に形成すると共に、その軸部下
    端のリード線が並列して突出する幅方向の両側には突部
    を突出して上方の軸部幅より広幅とし、且つ前記偏平軸
    部の幅方向の略中央位置にはその前後面に上下方向に延
    びる溝が形成され、他方、電球支持体における上半部の
    円筒孔に連続する下半部の軸部受孔は扁平角孔で、上部
    入口から下方に向かって漸次幅広と成るテーパ孔に形成
    すると共に、その軸部受孔の前後壁面の幅方向中央には
    前記電球の偏平軸部の溝に対応する突隆を形成し、更に
    入口幅は前記偏平軸部の下端幅より幅狭くし、下端出口
    は幅方向中央に形成したセパレータで左右に分離し、幅
    方向両側に山形の頂点が向く平面略三角形状としたこと
    を特徴とする装飾用電灯。
  2. 【請求項2】 上記電球支持体の円筒孔の上縁に、電球
    の球面に当接する受片が花弁様に突出形成されている請
    求項1記載の装飾用電灯。
  3. 【請求項3】 上記電球支持体の外周面、またはソケッ
    トの外周面の何れか一方に掛け止ピンを軸心と平行に突
    出形成し、他方に前記掛け止ピンが嵌入する受枠が形成
    されている請求項1又は請求項2記載の装飾用電灯。
  4. 【請求項4】 上記電球支持体の下端に突出するセパレ
    ータが、該電球支持体をソケットに差し込んだ時、ソケ
    ットの下側開口からソケット内部に導入される2本の電
    線コードを分岐してソケットの内周面に圧着する楔状脚
    で、且つそのセパレータの両側面にコードの外周面にな
    じむ溝が形成され、更に電球支持体に差し込む電球のバ
    ルブ下面に、軟質樹脂製の防水輪を嵌め、電球支持体の
    受片との間に挾着した請求項1乃至3の何れか1項記載
    の装飾用電灯。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009529761A (ja) * 2006-03-10 2009-08-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ランプのキャップに対してロックされる電球を備えられる自動車用ランプ

Cited By (1)

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JP2009529761A (ja) * 2006-03-10 2009-08-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ランプのキャップに対してロックされる電球を備えられる自動車用ランプ

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