JP2003006025A - 携帯電話のバックアップを提供するサービス、ユーザーが選択・要求するテレビ番組情報を提供するサービス及びこれらのユーザーに提供されるサービスに付帯して広告情報を提供するシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、この発明のシステムのユーザー
登録者をした者に対し、携帯電話に蓄積した情報を、専
用回線又はネットワークを介して、簡便な手段でバック
アップ保存が出来、且つユーザーに自己が興味を持つ事
柄に関するテレビ番組情報を選択して、ネットワークを
介して簡便に入手できると共に、広告提供者がユーザー
の中から選択した者にネットワークを介して広告情報を
伝送できることを目的とした。 【解決手段】この発明は、専用回線又はネットワークを
介して接続した２台のコンピュータ使用して、情報端末
機でユーザー登録をしてもらい、携帯電話に蓄積した情
報をバックアップし及びユーザーが興味を持つ事項に関
する１日分のテレビ番組情報を、ユーザーの指定する時
間に毎日提供すると共に、このユーザー登録データベー
スを使用して、広告提供者が広告したい対象のユーザー
グループを選択・形成して、このグループの構成員に伝
送するバックアップ情報及びテレビ番組情報に付帯して
広告情報を提供するシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明のシステムのユーザ
ー登録ＤＢに登録した者（以下ユーザーという。）が、
ネットワークを介して携帯電話等の情報端末機により、
自己の携帯電話に蓄積保存した情報のバックアップを、
システム内に保存し、これをバックアップとして利用で
きると共に、自己が興味を持つ事柄に関するテレビ番組
情報を入手でき、併せてこの発明のシステムのユーザー
が入力して登録するユーザー属性を示す指標を蓄積した
ユーザー登録ＤＢから、広告提供者が選定・形成したユ
ーザーグループの各構成員に対し、ユーザー属性から推
定し、ユーザーが好みそうな広告提供者のバナー広告
を、前記ユーザーグループに、前記携帯電話のバックア
ップ等の完了メッセージ及び前記テレビ番組情報に付帯
して広告情報を提供するシステムに関し、ユーザーは、
携帯電話のバックアップ、テレビの番組情報サービスの
何れか１つ又は両方を受けることができるシステムに関
する。

【０００２】

【従来の技術】近年、携帯電話機の利用者が爆発的な勢
いで普及していることは、よく知られている。その利用
者層は、年々低年齢化していて、成人はもとより、高校
生、中学生低学年層にまでに及んでいる。今では、とり
わけこれら若者の間では、生活に密着し、日常生活に必
要欠くべからざる機器として利用、愛好されている。

【０００３】携帯電話機は、多数の電話番号を相手先の
氏名等と関連付けて、または特定の短縮番号等と関連付
けてユーザーが登録して携帯電話機内に蓄積して置くこ
とができる。これらの情報を別途手帳などに書き留めて
記録保存することができるが、煩わしいので通常は殆ど
行われていない。

【０００４】そこで、携帯電話機の故障、紛失、水濡れ
などで、携帯電話機内に蓄積した電話番号データが失わ
れてしまう事故が発生する。これらの事故に備えるた
め、携帯電話機の内蔵メモリに格納されている電話番号
情報をバックアップ用に保存する（以下バックアップと
いう。）必要がある。

【０００５】従来、携帯電話に蓄積した情報を、パソコ
ンを用いてバックアップすることが知られている。ま
た、携帯型メモリバックアップ装置（特開２０００−６
９１４４、特開２０００−１１５３４６）が提案されて
いるが、これらは何れも、自衛策として、バックアップ
データをフラッシュメモリーを備えたバックアップ装置
を使用して蓄積する方法である。これらの自衛手段はパ
ソコン、専用機器の購入などが必要となり、一般的に普
及していない。

【０００６】また、従来、多数のテレビ放送番組の中か
ら、視聴者は、自己が興味を持つ事柄に関するテレビ番
組を常時選択するには、１ヶ月間のテレビ放送予定を掲
載したテレビ番組ガイド誌や新聞に掲載されている当日
のテレビ番組や、１週間分を掲載した新聞の番組表を参
考にしていた。然しテレビ番組ガイド誌により番組を選
択する方法は、このガイド誌を継続して購入する必要が
あり購入費用が嵩む。

【０００７】また、前記のテレビ番組ガイド誌及び新聞
などの１週間分の放送予定は、飽く迄予定であって、社
会的に大きな事件又は重大事故などが発生した場合、急
遽臨時番組に変更されることがしばしば発生する。ま
た、プロ野球中継では、試合の経過により、しばしば放
送時間が変更されることは、よく知られている通りであ
る。

【０００８】また、これらのテレビ番組記事は、番組内
容の掲載事項が少なく、番組名だけから番組内容を、正
確に把握し自己が興味を持つ事柄に関するものかどうか
を判別できないことが多い。

【０００９】また、デジタル方式の双方向機能を有する
テレビでは、放映予定の１週間分の番組ガイドを画面に
呼び出してチェックする方法があった。

【００１０】然しながら、これは当該放送局の放映予定
の番組情報を知ることができるのみで、他に多数あるテ
レビ局を横断的に網羅して、見たい番組を選び出し、こ
れをリストアップして、認識できる簡便な方法は見当た
らなかった。

【００１１】

【発明により解決しようとする課題】前記の通り、携帯
電話は年々機器の機能の向上が図られ、現在主流をなし
ている機器では、多彩な機能を備えるようになり、膨大
な量の情報を蓄積保存する機能を有している。そこで、
携帯電話の利用者は蓄積保存した情報を、別途手帳など
への記録・保存等の手段を行わないで、これらの機能を
其の侭手帳代わりに利用してる。このビジネス上及び私
生活上、使用する大切な情報の大部分がバックアップさ
れることなく、この携帯電話に蓄積保存され、使用して
いるのが現状である。

【００１２】一方、携帯電話は、機器の故障、不具合、
落下事故による破損、機器の置き忘れ、水濡れ、紛失等
で携帯電話機内に蓄積保存された大切な情報が失われて
しまい、以後情報の利用ができなくなる事故が発生して
いる。

【００１３】然しながら、携帯電話に蓄積保存されたこ
れら大切な情報をバックアップする必要性はあるが、現
在、手間を要せず簡便にバックアップする手段がなかっ
た。

【００１４】携帯電話の利用が急速に進み、このように
生活に密着し日常生活に必要不可欠な手段となっている
携帯電話に蓄積保存されている大切なデータが、前記の
事故などで、復元できない状態で失われてしまい、情報
を保存・復元する簡便な手段がないことは、携帯電話の
機能上の重大な欠陥というべきものと考えられる。

【００１５】そこで、この発明は、このシステムにユー
ザー登録した者に対し、ネットワークを介し、携帯電話
に蓄積した情報を簡便な手段でバックアップし及び常時
これの更新を可能にし、携帯電話に蓄積した情報が事故
等で失われた場合、新たな携帯電話などに、ネットワー
クを介して、バックアップした情報を簡便に取り込んで
利用できるようにすることを目的としたものである。

【００１６】個人の携帯電話に蓄積し保存されている全
ての情報を、ネットワークを介して、予め用意した記憶
装置（大型サーバー）に蓄積保存するバックアップサー
ビスを提供するものである。

【００１７】さらに、前記従来のテレビ番組の検索方法
は、極めて煩わしく且つ手間、労力と費用とを要する作
業を必要とし、テレビの視聴者が受信可能な全ての放送
番組の中から、自己が興味を持つ事柄に関する番組を完
全にチェックしてカバーすること至難の業であった。そ
の結果、多大な労力を費やしても、自己が興味を持つ事
柄に関する番組を見落とす事が多く、見たい番組を網羅
して確実にチェックできないなどの問題点があった。

【００１８】また、放送局名、放送日及び放映の時間を
チェックして、録画ビデオに録画を予約する方法などが
あるが、従来の印刷物を情報源とした放送番組表の中か
ら視聴又は録画したい自己が興味を持つ事柄に関する番
組を抽出することは、前記従来の方法と同じで、多大な
手間と時間を要する作業であって、極めて煩わしいなど
の問題点があった。

【００１９】Ｇコードを使用して簡便に録画を予約する
方法もあるが、これは単に録画手続を簡略化する手段の
一つに過ぎず、番組内容のチェックを容易にする方法に
関するものではない。

【００２０】また、新聞等で番組内容までチェックする
場合、個々の番組内容に関し掲載されている記事は情報
量が少なく、大多数の場合、番組内容まで正確に理解し
て判別するのは難しいなどの問題点がある。

【００２１】従って、これら前記の方法は、極めて不完
全なテレビ番組情報の収集方法であった。

【００２２】番組名のみでは番組内容が判明しないた
め、見落としを防ぐため、予防的に多くの番組を録画し
ようとすると、番組が多数ある場合は、長時間録画とな
るため、３倍モードで録画しなければならず、画像の質
が悪くなるなど問題点が多い。また現在の標準的な録画
機器では、３倍モードにしても、最大限６時間が限度で
あり、それ以上の録画時間の場合は、新たにテープの交
換が必要であり、誠に煩わしいという問題がある。従っ
て格別の注意を払わなければ６時間以上の長時間の録画
ができないなどの問題点がある。

【００２３】一方、従来のテレビ放送による広告提供者
の広告情報の提供方法は、コマーシャルの映像を電波に
乗せて、不特定多数の視聴者を対象としたテレビ放送手
段で、一方通行で一定の時間に行われ、セグメントした
視聴者層に的確に伝達する方法ではなかった。

【００２４】前記の方法は、せいぜい曜日及び放映時間
の時間帯により、視聴者の極めて大まかなグループ分け
ができるだけであった。消費者の属性によりセグメント
されたグループ別に、広告提供者が望む広告情報を提供
できなかった。その結果現在のテレビ広告システムは、
非常に効率の悪いものであった。

【００２５】即ち、１５秒間のコマーシャルでは、伝達
できる情報は限られたものとなり、しかもこれを反復し
て行い、メッセージチャンスの回数を多く作らなければ
ならない。

【００２６】また、コマーシャルフィルムなどは、これ
を事前に作成する必要があり、これの作成に時間及びコ
ストが掛かり、また放映枠の購入も事前に決定される必
要があって、広告メッセージを流したい時に、すぐに対
応ができないなどの欠点がある。

【００２７】高い広告効果が得られる視聴率の高い人気
番組での広告は、広告希望者も多く、限られた枠内での
競争も激しく、放映価格も高額なものとなる。例え人気
の高い番組で広告する権利を得たとしても、その放映さ
れる時間は番組の時間帯の中の何処で行われるかは、放
送局側の決定に委ねられ、広告提供者が自由に指定でき
ないシステムとなっている。

【００２８】またその広告効果も、視聴率が高い番組で
は、広告提供者が目標とした消費者にメッセージが到達
しているかどうかは、視聴者が多いので、広告メッセー
ジも多く到達したであろうとの推測ができる程度であっ
て、その効果はかなり不確かな状態である。

【００２９】何れにしても、これらテレビによるコマー
シャル広告は、広告提供者にとっては、融通のきかない
硬直した、極めて料金の高い効率の悪い広告方法である
と言える。

【００３０】今後デジタル衛星放送（ＢＳ）、（ＣＳ）
の開始を始めとし、デジタル地上波テレビの放送開始な
ど、今後更にテレビ局数が飛躍的に増加する多チャンネ
ル時代の到来が既定路線として確定し、益々自己が興味
を持つ事柄に関する番組を簡便に選択する手段が求めら
れる状況にあるが、これを解決する簡便な手段は、現在
のところ見当たらない。

【００３１】昨今、ハードディスクを備えたテレビで、
１日分の放送番組を保存するタイプのテレビが販売され
ているが、この中から自分が興味を持つ事柄に関する番
組を選択することは、前記従来の手段しかなく、大変な
労力を要する問題点があることに変わりはない。

【００３２】前記の通り、放送予定はしばしば変更され
るので、自己が興味を持つ事柄に関するテレビ放送番組
を正確に把握するには、当日又は直近のデータで確認す
る必要があるが、これを簡便に知る方法がなく、これの
解決が望まれている課題と言える。

【００３３】前記の通り、印刷物として公表されたテレ
ビ番組情報は、極めて不確実な情報であり、放送の直前
の前日又は当日に最終確定した情報を利用しないと、自
己が興味を持つ事柄に関するテレビ番組情報を見落すこ
となく、確実に把握することができにくい性質のもので
ある。

【００３４】従って、この目的のため、前日又は当日に
確認する手段が求められているが、現在これを簡便に個
人が入手する手段は見当たらない。

【００３５】

【課題を解決するための手段】この発明は、前記従来の
問題点を解決したものである。即ち、この発明のシステ
ムのユーザーに対し、携帯電話に蓄積した情報をネット
ワークを介し、簡便な手段でバックアップ保存が出来、
また、自己が興味を持つ事項に関するテレビ番組情報が
得られる２種類のサービスを提供すると共に、広告提供
者がユーザー特性から選択・形成したユーザーグループ
の各構成員に効果的な広告情報を提供できるようにした
ことを目的としたものである。

【００３６】携帯電話のバックアップ情報は、専用回線
又はネットワークを介して、このシステムの運営者又は
外部の通信会社が用意するサーバーに保存し、何時でも
ユーザーは必要の都度、常時保存したバックアップ情報
の更新ができ、これを呼び出して携帯電話に取り込み、
又は不要となればバックアップ保存した情報を削除する
ことができる。

【００３７】また、この発明は、携帯電話のバックアッ
プ等の完了メッセージ及び／又は、ユーザーが選択・要
求するテレビ放送番組情報に付帯して広告情報を提供す
るシステムは、情報取得手段と、情報出力手段と、記憶
部と、処理部を備えた２台以上からなるコンピュータで
構成され、夫々に専用回線、インターネット等の有線又
は無線のネットワークに接続可能な２台以上のコンピュ
−タが、夫々フレキシブルディスク、ＣＤ等の外部記憶
媒体に予め記憶されているコンピュータプログラムのイ
ンストールを受けて、或いはネットワークから前記情報
取得手段を介して取得するコンピュータプログラムのイ
ンストールを受けて、一般的にＣＰＵで実現される前記
処理部が、当該コンピュータプログラムを実行させるこ
とによって実現され得るものである。

【００３８】そこで、この発明のシステムのユーザー
が、携帯電話などのネットワークに接続できる情報端末
機により、携帯電話に蓄積した情報等のバックアップサ
ービス及び／又は、自己が興味を持つ事柄に関するテレ
ビ番組の番組名、放送日、放送局名と放映時間などのテ
レビ番組に関する情報（以下テレビ番組情報という。）
を簡便に入手できると共に、広告提供者の提供するバナ
ー広告と自己が興味を持つ事柄に関する商品などに関す
る知識及び情報（以下広告情報という。）を同時に入手
することができ、一方広告提供者は自己の商品特性に合
致したユーザー属性を持つユーザーの中から、希望する
人数のユーザーグループを選択・形成し、このユーザー
グループの構成員に対し、短いメッセージ形式のバナー
広告を付帯させて伝送し、ユーザーはこのバナー広告を
クリックすると、当該広告提供者がインターネット上に
運営するホームページにジャンプして接続され、ユーザ
ーはこのホームページにより、より詳細な広告情報を閲
覧することができるようにしたものである。

【００３９】この発明の広告システムは、広告提供者が
好む時に簡便且つ的確に広告情報を消費者でもあるユー
ザーに届けることができ、広告活動を極めて効率よく行
い、無駄なく広告コストの低減及び広告効率を向上させ
ることを目的とする広告情報を提示するシステムであ
る。

【００４０】情報端末機の内、特にインターネットに接
続可能なタイプの携帯電話は、近い将来デジタル方式の
第二世代（通信速度が毎秒９６００ビット）から第三世
代（３Ｇ・通信速度が毎秒３８４キロビットと約４０倍
の情報量）への移行が予定されている。

【００４１】この方式によれば、従来の方式より数百倍
のデータ量の高速送信ができるので、携帯端末機の表示
画面への動画その他の商品情報の伝送表示も携帯電話な
どの使用者の注意を引く内容及び表示形態で送信可能と
なり、この発明のシステムの有用性を一層高めたものと
することができる。

【００４２】即ち、第１のコンピュータと、当該第１の
コンピュータに専用回線又はネットワークを介して接続
される少なくとも一台以上の第２のコンピュータで構成
される携帯電話のバックアップサービスを提供するシス
テムであって、第１のコンピュータは、情報取得手段
と、情報出力手段と、記憶部と、情報処理部とを備えて
おり、当該代のコンピュ−タは記憶部は、少なくともユ
ーザー登録ＤＢを備えており、第１のコンピュータの前
記情報処理部は、情報取得手段にて利用申込み者からの
利用申込情報を取得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに
蓄積されているユーザー登録受付に必要な情報を取り出
してきて、前記情報出力手段を介して前記利用申込み者
に向けて出力すると共に、前記ユーザー登録受付に必要
な情報に応じて利用申込者から前記情報取得手段を介し
て取得した情報中に含まれている電子メールアドレス、
ユーザーの属性を指標する情報、暗証番号とを、前記ユ
ーザー登録ＤＢに保持させる処理部と、情報取得手段に
て、利用申込者からの利用申込み情報と共に前記利用申
込者の入力した暗証番号を取得して、該暗証番号とユー
ザー登録ＤＢに保持されているユーザーの暗証番号とを
比較照合して、前記利用申込者がユーザー登録した者か
否かを識別する処理部と、情報取得手段にてユーザーか
らの携帯電話のバックアップの申込み情報、バックアッ
プの更新申込み情報、バックアップの削除申込み情報及
びバックアップの取り込みの申込み情報を取得した際
に、前記ユーザー登録ＤＢに蓄積されている前記携帯電
話のバックアップ、バックアップの更新、削除、取り込
みの申込みに必要な情報を取り出してきて、前記情報出
力手段を介して前記ユーザーに向けて出力すると共に、
前記バックアップ申込みに必要な情報、バックアップの
更新申込みに必要な情報、バックアップの削除申込みに
必要な情報及びバックアップの取り込みの申込みに必要
な情報を前記情報取得手段を介して取得し、第２のコン
ピュータへの接続を行って、これらの情報を前記第２の
コンピュータに、転送処理する処理部と、情報取得手段
にて取得した第2のコンピュータからのバックアップ完
了、バックアップの更新完了、バックアップの取り込み
完了及びバックアップの削除完了の各完了情報に基き、
当該ユーザーに対し、バックアップ完了、バックアップ
の更新完了、バックアップの取り込み完了及びバックア
ップの削除完了の各メッセージを、前記情報出力手段を
介して前記各メッセージを前記ユーザーに向けて出力す
る処理部と、情報取得手段にて取得したユーザーからの
ユーザー登録抹消情報を取得した際に、前記ユーザー登
録ＤＢに蓄積されているユーザー登録抹消に必要な情報
を取り出してきて、前記情報出力手段を介して前記ユー
ザーに向けて出力すると共に、前記情報取得手段で取得
したユーザー登録抹消請求に基き、ユーザー登録ＤＢの
当該ユーザーの登録抹消する処理部とを備えており、第
２のコンピュータは、情報取得手段と、情報出力手段
と、記憶部と、情報処理部とを備えており、第２のコン
ピュータの記憶部は、少なくともバックアップＤＢを備
えており、第２のコンピュータの前記処理部は、情報取
得手段により第１のコンピュータを経由して、転送され
たユーザーからバックアップ、バックアップの更新、バ
ックアップの削除の申込みに応じて、これらの処理に必
要な利用申込者からの前記バックアップ情報、バックア
ップの更新情報、バックアップの削除情報を取得して、
前記各情報をバックアップＤＢに保持、削除する処理部
と、情報取得手段により第１のコンピュータを経由し
て、転送されたユーザーからのバックアップの取り込み
情報を取得して、バックアップＤＢから当該バックアッ
プ情報を取り出してきて、情報出力手段により、第１の
コンピュータを経由して、前記バックアップ情報を前記
ユーザーに対して送信処理する処理部と、前記バックア
ップ情報、バックアップの更新情報、バックアップの削
除情報及びバックアップの取り込み情報の保持、更新、
削除の処理を完了した後、前記情報出力手段を介して、
前記第１のコンピュータに対し前記各情報の処理の完了
情報を出力する処理部から構成されることを特徴ととす
る携帯電話のバックアップサービスを提供するシステム
であり、第１のコンピュータは記憶部は、更に広告ＤＢ
と課金ＤＢを備えており、前記第１のコンピュータの情
報処理部は、記憶部に保持されているＤＢであって、広
告提供者から提供されたバナー広告と、当該バナー広告
を提供してきた広告提供者によって、当該バナー広告を
提供すべきユーザー属性として指定されているユーザー
属性を指標する情報とが関連付けられて記憶されている
広告情報ＤＢに記憶されている当該バナー広告を提供す
べきユーザーの属性として指定されているユーザーの属
性を指標する情報と、前記ユーザー登録ＤＢに記憶され
ている各ユーザーの属性を指標する情報とを比較し、各
ユーザーに、前記情報出力手段を介して出力するバナー
広告を検索する処理部と、情報取得手段にて取得した第
2のコンピュータからのバックアップ完了、バックアッ
プの更新完了、バックアップの取り込み完了及びバック
アップの削除完了の各完了情報に基き、当該ユーザーに
対し、バックアップ完了、バックアップの更新完了、バ
ックアップの取り込み完了及びバックアップの削除完了
の各メッセージを、前記情報出力手段を介して送信する
際に、当該メッセージに前記検索されたバナー広告を付
帯させる処理を行う処理部と、当該バナー広告を、携帯
電話のバックアップの完了、バックアップの更新完了、
バックアップの削除完了及びバックアップの取り込み完
了の各メッセージに付帯させて各ユーザーに対して出力
した件数を数え、これを記憶部の課金ＤＢに保持させる
処理を行う処理部から構成されることを特徴とする請求
項１記載の携帯電話のバックアップサービスを提供する
システムである。

【００４３】また、情報取得手段と、情報出力手段と、
記憶部と、情報処理部とを備えた第１のコンピュータを
使用して、ユーザーが選択・要求するテレビ番組情報に
付帯して、広告提供者が広告情報を提供するシステムで
あって、前記第１のコンピュータの記憶部は、テレビ番
組情報ＤＢと、ユーザー登録ＤＢと、広告ＤＢと、課金
ＤＢとを備えており、前記第１のコンピュータの情報処
理部は、情報取得手段にて取得したテレビ番組情報を、
当該番組情報中の各番組について番組の内容に応じて予
め設定されているジャンル及びサブジャンルに分類する
と共に、番組の内容に応じて予め設定されているキーワ
ードを各種番組に付与して、前記テレビ番組情報ＤＢに
保持させる処理部と、情報取得手段にてユーザーからの
利用申込情報を取得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに
蓄積されているユーザー登録受付に必要な情報を取り出
してきて、前記情報出力手段を介して前記ユーザーに向
けて出力すると共に、当該ユーザー登録受付に必要な情
報に応じてユーザーから前記情報取得手段を介して取得
した情報中に含まれている電子メールアドレス、ユーザ
ーの属性を指標する情報、当該ユーザーによって選択・
指定された前記ジャンル及びサブジャンル並びに前記キ
ーワード、当該ユーザーが希望・指定するテレビ番組情
報の取得を希望する時間に関する情報とを、前記ユーザ
ー登録ＢＤに保持させる処理部と、前記ユーザー登録Ｄ
Ｂに記憶されている各ユーザーによって選択・指定され
ているジャンル、サブジャンル及びキーワードを、前記
テレビ番組情報ＤＢに記憶されている各番組に付与され
ているジャンル、サブジャンル及びキーワードと比較し
て、各ユーザーに、前記情報出力手段を介して出力する
テレビ番組情報を検索する処理部と、記憶部に保持され
ているＤＢであって、広告提供者から提供されたバナー
広告と、当該バナー広告を提供してきた広告提供者によ
って、当該バナー広告を提供すべきユーザー属性として
指定されているユーザー属性を指標する情報とが関連付
けられて記憶されている広告情報ＤＢに記憶されている
当該バナー広告を提供すべきユーザーの属性として指定
されているユーザーの属性を指標する情報と、前記ユー
ザー登録ＤＢに記憶されている各ユーザーの属性を指標
する情報とを比較し、各ユーザーに、前記情報出力手段
を介して出力するバナー広告を検索する処理部と、各ユ
ーザーに対して前記検索されたテレビ番組情報を、前記
ユーザー登録ＤＢに記憶されているユーザーから希望さ
れた時間に、前記情報出力手段を介して出力する処理部
と、当該処理によって、各ユーザーに対して前記検索さ
れたテレビ番組情報を前記情報出力手段を介して出力す
る際に、当該テレビ番組情報に、前記検索されたバナー
広告を付帯させる処理を行う処理部と、当該バナー広告
を、テレビ番組情報に付帯させて各ユーザーに対して出
力した件数を数え、これを記憶部の課金ＤＢに保持させ
る処理を行う処理部と、から構成されることを特徴とす
るユーザーが選択・要求するテレビ番組情報に付帯して
広告情報を提供するシステムであり、第１のコンピュー
タと、当該第１のコンピュータに専用回線又はネットワ
ークを介して接続される少なくとも一台以上の第２のコ
ンピュータで構成される携帯電話のバックアップサービ
スと、ユーザーが選択・要求するテレビ番組情報に付帯
して広告情報を提供するシステムであって、第１のコン
ピュータは、情報取得手段と、情報出力手段と、記憶部
と、情報処理部とを備えており、前記第１のコンピュー
タの記憶部は、テレビ番組情報ＤＢと、ユーザー登録Ｄ
Ｂと、広告ＤＢと、課金ＤＢとを備えており、第１のコ
ンピュータの前記情報処理部は、情報取得手段にて利用
申込み者からの利用申込情報を取得した際に、前記ユー
ザー登録ＤＢに蓄積されているユーザー登録受付に必要
な情報を取り出してきて、前記情報出力手段を介して前
記利用申込み者に向けて出力すると共に、前記ユーザー
登録受付に必要な情報に応じて利用申込者から前記情報
取得手段を介して取得した情報中に含まれている電子メ
ールアドレス、ユーザーの属性を指標する情報、暗証番
号とを、前記ユーザー登録ＤＢに保持させる処理部と、
情報取得手段にて、利用申込者からの利用申込み情報と
共に前記利用申込者の入力した暗証番号を取得して、該
暗証番号とユーザー登録ＤＢに保持されているユーザー
の暗証番号とを比較照合して、前記利用申込者がユーザ
ー登録した者か否かを識別する処理部と、情報取得手段
にてユーザーからの携帯電話のバックアップの申込み情
報、バックアップの更新申込み情報、バックアップの削
除申込み情報及びバックアップの取り込みの申込み情報
を取得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに蓄積されてい
る前記携帯電話のバックアップ、バックアップの更新、
削除、取り込みの申込みに必要な情報を取り出してき
て、前記情報出力手段を介して前記ユーザーに向けて出
力すると共に、前記バックアップ申込みに必要な情報、
バックアップの更新申込みに必要な情報、バックアップ
の削除申込みに必要な情報及びバックアップの取り込み
の申込みに必要な情報を前記情報取得手段を介して取得
し、第２のコンピュータへの接続を行って、これらの情
報を前記第２のコンピュータに、転送処理する処理部
と、情報取得手段にて取得した第2のコンピュータから
のバックアップ完了、バックアップの更新完了、バック
アップの取り込み完了及びバックアップの削除完了の各
完了情報に基き、当該ユーザーに対し、バックアップ完
了、バックアップの更新完了、バックアップの取り込み
完了及びバックアップの削除完了の各メッセージを、前
記情報出力手段を介して前記各メッセージを前記ユーザ
ーに向けて出力する処理部と、情報取得手段にて取得し
たユーザーからのユーザー登録抹消情報を取得した際
に、前記ユーザー登録ＤＢに蓄積されているユーザー登
録抹消に必要な情報を取り出してきて、前記情報出力手
段を介して前記ユーザーに向けて出力すると共に、前記
情報取得手段で取得したユーザー登録抹消請求に基き、
ユーザー登録ＤＢの当該ユーザーの登録抹消する処理部
とを備えており、前記第１のコンピュータの情報処理部
は、情報取得手段にて取得したテレビ番組情報を、当該
番組情報中の各番組について番組の内容に応じて予め設
定されているジャンル及びサブジャンルに分類すると共
に、番組の内容に応じて予め設定されているキーワード
を各種番組に付与して、前記テレビ番組情報ＤＢに保持
させる処理部と、情報取得手段にてユーザーからの利用
申込情報を取得した際に、前記ユーザー録ＤＢに蓄積さ
れているユーザー登録受付に必要な情報を取り出してき
て、前記情報出力手段を介して前記ユーザーに向けて出
力すると共に、当該ユーザー登録受付に必要な情報に応
じてユーザーから前記情報取得手段を介して取得した情
報中に含まれている電子メールアドレス、ユーザーの属
性を指標する情報、当該ユーザーによって選択・指定さ
れた前記ジャンル及びサブジャンル並びに前記キーワー
ド、当該ユーザーが希望・指定するテレビ番組情報の取
得を希望する時間に関する情報とを、前記ユーザー登録
ＢＤに保持させる処理部と、前記ユーザー登録ＤＢに記
憶されている各ユーザーによって選択・指定されている
ジャンル、サブジャンル及びキーワードを、前記テレビ
番組情報ＤＢに記憶されている各番組に付与されている
ジャンル、サブジャンル及びキーワードと比較して、各ユ
ーザーに、前記情報出力手段を介して出力するテレビ番
組情報を検索する処理部と、記憶部に保持されているＤ
Ｂであって、広告提供者から提供されたバナー広告と、
当該バナー広告を提供してきた広告提供者によって、当
該バナー広告を提供すべきユーザー属性として指定され
ているユーザー属性を指標する情報とが関連付けられて
記憶されている広告情報ＤＢに記憶されている当該バナ
ー広告を提供すべきユーザーの属性として指定されてい
るユーザーの属性を指標する情報と、前記ユーザー登録
ＤＢに記憶されている各ユーザーの属性を指標する情報
とを比較し、各ユーザーに、前記情報出力手段を介して
出力するバナー広告を検索する処理部と、各ユーザーに
対して前記検索されたテレビ番組情報を、前記ユーザー
登録ＤＢに記憶されているユーザーから希望された時間
に、前記情報出力手段を介して出力する処理部と、当該
処理によって、各ユーザーに対して前記検索されたテレ
ビ番組情報を前記情報出力手段を介して出力する際に、
当該テレビ番組情報に、前記検索されたバナー広告を付
帯させる処理を行う処理部と、当該バナー広告を、テレ
ビ番組情報に付帯させて各ユーザーに対して出力した件
数を数え、これを記憶部の課金ＤＢに保持させる処理を
行う処理部から構成されることを特徴とするユーザーが
選択・要求するテレビ番組情報に付帯して広告情報を提
供するシステム。

【００４４】情報取得手段にて取得したテレビ番組情報
を、当該番組情報中の各番組について番組の内容に応じ
て予め設定されているジャンル及びサブジャンルに分類
すると共に、番組の内容に応じて予め設定されているキ
ーワードを各種番組に付与して、前記テレビ番組情報Ｄ
Ｂに保持させる処理部と、情報取得手段にてユーザーか
らのテレビ番組情報の申込情報を取得した際に、前記ユ
ーザー登録ＤＢに蓄積されているテレビ番組情報の登録
受付に必要な情報を取り出してきて、前記情報出力手段
を介して前記ユーザーに向けて出力すると共に、当該テ
レビ番組情報の登録受付に必要な情報に応じてユーザー
から前記情報取得手段を介して取得した情報中に含まれ
ている当該ユーザーによって選択・指定された前記ジャ
ンル及びサブジャンル並びに前記キーワード、当該ユー
ザーが希望・指定するテレビ番組情報の取得を希望する
時間に関する情報とを、ユーザー登録ＤＢに保持させる
処理部と、前記ユーザー登録ＤＢに記憶されている各ユ
ーザーによって選択・指定されているジャンル、サブジ
ャンル及びキーワードを、前記テレビ番組情報ＤＢに記
憶されている各番組に付与されているジャンル、サブジ
ャンル及びキーワードと比較して、各ユーザーに、前記
情報出力手段を介して出力するテレビ番組情報を検索す
る処理部と、記憶部に保持されているＤＢであって、広
告提供者から提供されたバナー広告と、当該バナー広告
を提供してきた広告提供者によって、当該バナー広告を
提供すべきユーザー属性として指定されているユーザー
属性を指標する情報とが関連付けられて記憶されている
広告情報ＤＢに記憶されている当該バナー広告を提供す
べきユーザーの属性として指定されているユーザーの属
性を指標する情報と、前記ユーザー登録ＤＢに記憶され
ている各ユーザーの属性を指標する情報とを比較し、各
ユーザーに、前記情報出力手段を介して出力するバナー
広告を検索する処理部と、各ユーザーに対して前記検索
されたテレビ番組情報を、前記ユーザー登録ＤＢに記憶
されているユーザーから希望された時間に、前記情報出
力手段を介して出力する処理部と、当該処理によって、
各ユーザーに対して前記検索されたテレビ番組情報を前
記情報出力手段を介して出力する際に、当該テレビ番組
情報に、前記検索されたバナー広告を付帯させる処理を
行う処理部と、当該バナー広告を、テレビ番組情報に付
帯させて各ユーザーに対して出力した件数を数え、これ
を記憶部の課金ＤＢに保持させる処理を行う処理部第２
のコンピュータは、情報取得手段と、情報出力手段と、
記憶部と、情報処理部とを備えており、第２のコンピュ
ータの記憶部は、少なくともバックアップＤＢを備えて
おり、第２のコンピュータの前記処理部は、情報取得手
段により第１のコンピュータを経由して、転送されたユ
ーザーからバックアップ、バックアップの更新、バック
アップの削除の申込みに応じて、これらの処理に必要な
利用申込者からの前記バックアップ情報、バックアップ
の更新情報、バックアップの削除情報を取得して、前記
各情報をバックアップＤＢに保持、削除する処理部と、
情報取得手段により第１のコンピュータを経由して、転
送されたユーザーからのバックアップの取り込み情報を
取得して、バックアップＤＢから当該バックアップ情報
を取り出してきて、情報出力手段により、第１のコンピ
ュータを経由して、前記バックアップ情報を前記ユーザ
ーに対して送信処理する処理部と、前記バックアップ情
報、バックアップの更新情報、バックアップの削除情報
及びバックアップの取り込み情報の保持、更新、削除の
処理を完了した後、前記情報出力手段を介して、前記第
１のコンピュータに対し前記各情報の処理の完了情報を
出力する処理部から構成されることを特徴とする携帯電
話のバックアップサービスの提供と、ユーザーが選択・
要求するテレビ番組情報に付帯して広告情報を提供する
システムである。

【００４５】更に、第１のコンピュータは記憶部は、更
に広告ＤＢと課金ＤＢを備えており、前記第１のコンピ
ュータの情報処理部は、記憶部に保持されているＤＢで
あって、広告提供者から提供されたバナー広告と、当該
バナー広告を提供してきた広告提供者によって、当該バ
ナー広告を提供すべきユーザー属性として指定されてい
るユーザー属性を指標する情報とが関連付けられて記憶
されている広告情報ＤＢに記憶されている当該バナー広
告を提供すべきユーザーの属性として指定されているユ
ーザーの属性を指標する情報と、前記ユーザー登録ＤＢ
に記憶されている各ユーザーの属性を指標する情報とを
比較し、各ユーザーに、前記情報出力手段を介して出力
するバナー広告を検索する処理部と、情報取得手段にて
取得した第2のコンピュータからのバックアップ完了、
バックアップの更新完了、バックアップの取り込み完了
及びバックアップの削除完了の各完了情報に基き、当該
ユーザーに対し、バックアップ完了、バックアップの更
新完了、バックアップの取り込み完了及びバックアップ
の削除完了の各メッセージを、前記情報出力手段を介し
て送信する際に、当該メッセージに前記検索されたバナ
ー広告を付帯させる処理を行う処理部と、当該バナー広
告を、携帯電話のバックアップの完了、バックアップの
更新完了、バックアップの削除完了及びバックアップの
取り込み完了の各メッセージに付帯させて各ユーザーに
対して出力した件数を数え、これを記憶部の課金ＤＢに
保持させる処理を行う処理部から構成されることを特徴
とする請求項４記載の携帯電話のバックアップサービス
と、ユーザーが選択・要求するテレビ番組に付帯して広
告を提供するシステムである。

【００４６】

【発明の実施の形態】この発明は、第１のコンピュータ
と、当該第１のコンピュータに専用回線又はネットワー
クを介して接続される少なくとも一台以上の第２のコン
ピュータで構成されるシステムである。

【００４７】この発明のシステムは、ユーザーのニーズ
が高い携帯電話に蓄積した情報のバックアップサービス
を、簡便な手段でネットワークを介して提供すると共
に、ユーザーは利用価値のある自己が興味を持つ事柄に
関するテレビ番組情報のサービスを受けられることを可
能にし、他方、広告提供者は、ユーザー属性により選択
・形成したユーザーグループの構成員に対して効率の良
い広告が行えることを目的とした。

【００４８】ユーザーの受けるサービスは、有償又は無
償としても良い。

【００４９】以下にこの発明のシステムを構成する各構
成者及び各構成者の果たすべき役割及び機能について説
明する。

【００５０】この発明のシステムは、多数のシステムの
ユーザー、複数のテレビ番組情報提供者、複数のバナー
広告及び広告情報を提供する広告提供者、このシステム
運営者及び通信会社の５者で構成される。通信会社は複
数社であってもよい。

【００５１】また、バックアップＤＢをシステム運営者
が管理・運営する場合は、通信会社の参加は必要としな
い。

【００５２】ユーザーは、携帯電話に蓄積した情報のバ
ックアップサービス（第１のサービス）と自己が興味を
持つ事柄に関するテレビ番組情報のサービス（第２のサ
ービス）を利用することができる。

【００５３】ユーザーは、前記第１のサービスのみ、第
２のサービスのみ、又は第１のサービス及び第２のサー
ビスの両方を利用する、何れかを選択することが可能で
ある。また、この選択を変更することもできる。

【００５４】ユーザーが携帯電話のバックアップの登
録、更新、取り込みの操作をすると、操作の都度、操作
完了メッセージを含む画面がユーザーの携帯電話の表示
画面に送信されるが、広告提供者は、このバックアップ
の登録、更新、取り込みの操作完了のメッセージ画面
に、ユーザー登録ＤＢに登録し蓄積されたユーザー属性
を使用して、広告提供者が選択・形成した自己がターゲ
ットとするユーザーグループの構成員に対して、広告提
供者のバナー広告を付帯させて、効率の良い広告活動を
行うことが出来る。

【００５５】さらに広告提供者は、希望すれば、第２の
サービスのテレビ番組情報サービスに登録されたユーザ
ー属性を利用して、更にセグメントされたターゲットを
絞り込んで、これに広告を提供することもできる。

【００５６】テレビ各局は、自社の最新のテレビ番組情
報を視聴者に正確に提供して、且つ提供する番組を紹介
でき、自社の提供番組の視聴率向上を計ることができ
る。

【００５７】通信会社は、バックアップサービスをユー
ザーに提供して、ＤＢの運営・管理料と通信料金の収入
が得られる。

【００５８】システムの運営者は、上記のこのシステム
関係者の諸活動の統括をする。

【００５９】この発明は、先ず、第１段階として、この
システムの利用申込者は、情報端末機（例えば携帯電
話、パソコン、ＰＤＡ）を使用して、ネットワークを介
して、ユーザー登録データベース（以下データベースを
ＤＢという。）に、ユーザー登録をする。ユーザー登録
する事項は、ユーザーの電子メールアドレス、性別、年
齢、居住する都道府県名、職業、暗証番号をユーザー登
録ＤＢに登録をする。

【００６０】このユーザー登録ＤＢに登録した者が（以
下ユーザーという。）このシステムを利用できる。

【００６１】また、携帯電話の販売店店頭で、携帯電話
機の購入者に、申し込み用紙に前記のユーザー登録に必
要な事項を記入して貰い、販売店が購入者に替わって、
ユーザー登録の手続を代行するサービスとすることもで
きる。

【００６２】前記のユーザー登録をしなければ、このシ
ステムを使用することはできない。

【００６３】ユーザー登録は、以下の手順で行う。

【００６４】利用申込者は、自己の情報端末機で、ネッ
トワークを介して、この発明のシステムのコンピュータ
に接続し、コンピュータから情報端末機に送信されたユ
ーザー登録の入力画面に、指定された事項を入力して送
信し、これをユーザー登録ＤＢに記録し保持する。

【００６５】ユーザー登録ＤＢに記録し保存する事項
は、次の通り。

【００６６】 １．電子メールアドレス ２．性別 ３．年齢 ４．居住する都道府県名 ５．職業 ６．任意の暗証番号（４桁）

【００６７】情報端末により、送信された入力データが
適正な入力事項であることを確認して、システム運営者
は、これをユーザー登録ＤＢにユーザー登録する。登録
したユーザーには、ユーザーが申告した暗証番号を、登
録完了の確認データと共にユーザーに送信して、ユーザ
ー登録手続は完了する。

【００６８】また、このユーザー登録事項の変更は（居
住地の変更など）、いたずら又は悪意のある妨害行為な
どからシステムを守る安全上の見地から、ユ−ザー登録
の際設定されたユーザー暗証番号と合致した変更の申し
出の場合にのみ、システム運営者は、本人による真正の
変更申出として受け付け、ユーザー登録事項の変更に応
じ、これの変更登録をする。この変更登録は常時受け付
けられる。

【００６９】このシステムの利用を止める場合は、ユー
ザー登録を抹消する。ユーザー登録抹消の手順は、次の
通りである。

【００７０】ユーザーは情報端末機から、ネットワーク
を介して、ユーザー登録ＤＢにアクセスして、送信され
た入力画面を使用して、入力画面に指示された事項及び
暗証番号を入力し、登録抹消ボタンをクリックして、こ
れを送信すればユーザー登録は抹消される。

【００７１】ユーザー登録が抹消されると、登録抹消の
確認メッセージが送信され、ユーザー登録が抹消され
る。

【００７２】また、ユーザーは、テレビ番組情報の利用
のみを中止し、ユーザー登録は抹消しないで、其の侭残
して置くことも可能であり、改めてユーザー登録をしな
くても、サービスの利用を再開したり、他のサービスが
受けられるので便利である。

【００７３】ユーザー登録を完了した後、直ちにこのシ
ステムの提供するサービスを受けたい場合は、引き続き
下記の手続をする。

【００７４】先ず、第１のサービスである携帯電話に蓄
積した情報のバックアップサービスは、ユーザーに対す
る無償又は有償のサービスとして提供されるものであ
る。

【００７５】そこで、ユーザーに対し、第１のサービス
である携帯電話に蓄積した情報のバックアップサービス
は、ネットワークを介して、ユーザーの携帯電話に蓄積
した情報をバックアップＤＢに保存し、この携帯電話に
蓄積した情報が事故等で失われた場合、バックアップと
して保存したものを利用し、情報の復元ができることを
目的としたものである。

【００７６】即ち、個人の携帯電話に蓄積し保存されて
いる全ての情報を、システム運営者が、予め別途用意し
たバックアップＤＢ（記憶装置・大型サーバー）に蓄積
保存するバックアップサービスを提供するものである。

【００７７】ユーザーが、ネットワークを介して、予め
自己の携帯電話に蓄積した情報をバックアップＤＢに保
存し、これを更新し、バックアップ情報が必要になった
場合、これを利用して自己の携帯電話等にネットワーク
を介して、これを取り込み、又はバックアップを削除す
ることができる。

【００７８】バックアップの送信は、ユーザーは、自己
の携帯電話に蓄積した情報（データ）を１つの情報とし
て、纏めて一括して送信する。

【００７９】これにより、ユーザーは携帯電話に蓄積し
た情報の紛失・消失事故等の心配することなく、安心し
て携帯電話を使用することができるようになり、極めて
便利である。この保存したバックアップ情報は、個人の
プライバシーに関する情報なので、他人が勝手に見た
り、引き出したり出来ない様に安全対策を講じ、厳重に
秘密保持された状態で管理する必要がある。

【００８０】従って、この点を考慮して、バックアップ
ＤＢは、このシステムの運営者の管理するものとしても
良いが、通信の秘密保持義務を負う通信会社の管理下に
置くのが望ましい。これにより利用者が安心してバック
アップ情報の保存を委託することが出来る。この場合、
システム運営者は、通信会社と予めバクアップＤＢの管
理・運用についての取り決めを行う必要がある。また、
このバックアップＤＢを管理する通信会社は、１社又は
複数社あっても差支えない。

【００８１】次に、バックアップ情報をバックアップＤ
Ｂへの記録・保存、更新、削除及び携帯電話へのバック
アップの取り込みが完了したときは、バックアップ完
了、バックアップの更新完了、抹消の完了バックアップ
の取り込み完了の各メッセージ画面を、ユーザーの携帯
端末に送信するが、このメッージ画面に広告提供者の選
択・形成したユーザーに広告提供者のバナー広告を付帯
して送信することもできる。

【００８２】ユーザーが、バックアップサービスを利用
する手続は、以下の手順で行う。

【００８３】ユーザーが、ネットワークを介して、ユー
ザー登録の際付与された、暗証番号（４桁）を入力して
ユザー登録ＤＢを有するコウピュータを呼び出し接続し
て、自己の携帯電話に蓄積した情報をバックアップ情報
として、専用回線又はネットワークを介して、バックア
ップＤＢを有するコンピュータに送信する。バックアッ
プＤＢはこれを記録し、保持する。この場合、バックア
ップ情報が、このシステムのバックアップＤＢに記録・
保持され、更新、削除及びバックアップした情報の携帯
電話への取り込みができる。これらの操作が完了する
と、操作完了のメッセージ画面がユーザーの携帯電話に
ネットワークを介して送信されるが、この送信画面に広
告提供者がユーザー登録ＤＢに登録された事項から選択
したユーザー属性により選択・形成したユーザーグルー
プの構成員に、広告提供者のバナー広告が付帯されて送
信される。

【００８４】広告提供者は、ユーザー登録ＤＢに登録さ
れたユーザー属性（例えば性別、年齢など）を基にし
て、バナー広告を送付するユーザーグループの選択・形
成をする。

【００８５】ユーザーが、送信された画面に付帯された
バナー広告に興味があれば、この送信された画面上のバ
ナー広告をクリックすると、バナー広告提供者のホーム
ページにジャンプして接続される。ユーザーは、ホーム
ページにより、さらに詳細な広告情報を得ることができ
る。

【００８６】また、ユーザーは、送信された画面上のバ
ナー広告を無視（クリックしない）してもよいことは言
うまでもない。

【００８７】またユーザーは、携帯電話に蓄積した情報
のバックアップサービスのみを利用して、他のサービス
であるテレビ番組情報の提供サービスを利用しない選択
もできる。

【００８８】この携帯電話に蓄積した情報のバックアッ
プサービスのみの利用者（テレビ番組情報サービスは利
用しない）に対しても、広告情報即ち、バナー広告を送
付するが、この場合は、広告提供者がユーザーグループ
を選択・形成に使用できるユーザー属性に関する情報
は、性別、年令、居住する都道府県名、職業など限られ
たものとなり、テレビ番組情報のユーザーと比較して、
大まかなユーザー属性を指標するユーザーグループの構
成となる。

【００８９】ユーザー登録をした者が、バックアップ情
報を必要としなくなった場合には、ユーザーの指示によ
って、バックアップＤＢに保存した自己のバックアップ
情報を自由に削除することができるのは当然である。

【００９０】次に、ユーザーは、希望すれば第２のサー
ビスとして、テレビ番組情報サービスを受けることがで
きる。ネットワークを介して、携帯電話に送信される入
力画面に従って、テレビ番組情報登録に必要な事項を入
力、送信して、ユーザー登録ＤＢに登録をする。

【００９１】ユーザーが、テレビ番組情報サービスを受
ける場合は、前記のユーザー登録事項に加えて、受信可
能な全てのテレビ番組情報を内容に従い、予め設定した
ジャンル別に区分した番組ジャンル名、自己が興味を持
つ事柄に関するキーワードを選択して入力、送信し、こ
れをユーザー登録ＤＢに登録して置けば、ユーザー登録
した事項に合致した内容を横断的に網羅した最新のテレ
ビ番組情報を、自己が指定した希望送信時間から開始し
た２４時間分を、毎日ネットワークを介して情報端末機
で得ることができる。

【００９２】即ち、随時更新されている最新のテレビ番
組情報を、自己が登録した事項に合致し各個人別に選択
・加工した各ユーザー別のテレビ番組情報が、ネットワ
ークを介してユーザーが任意に希望した時間に、ユーザ
ーの電子メールアドレスに自動送信され、受信トレイに
保存される。

【００９３】他方、広告提供者は、テレビ番組情報登録
したユーザー登録ＤＢを検索して、広告提供者がユーザ
ーの内から広告情報を送信したいユーザー特性を有する
ユーザーグループを選択・形成し、ユーザーに送信され
るテレビ番組情報に付帯させて、このユーザーグループ
の構成員に対して第１段階として、広告提供者の短いメ
ッセージ形式のバナー広告をユーザーの情報端末機に自
働送信して、ユーザーの情報端末の表示画面に表示でき
るようにする。

【００９４】このバナー広告を受信したユ−ザーが希望
すれば、次いで第２段階として、自己の関心のあるバナ
ー広告である場合、送信されたバナー広告部をクリック
すると、該バナー広告とリンクされた、当該広告提供者
の運営するインターネット上に開設されているホームペ
ージにジャンプして接続される。ユーザーはこのホーム
ページ内に掲載された更に詳細な広告情報を入手し、閲
覧できることを目的とした広告情報を提供するシステム
である。

【００９５】ユーザーは、テレビ番組情報に付帯して送
付されて来たバナー広告を見て、更にその広告提供者が
提供する詳細な広告情報を得たいと望む場合、携帯端末
機の表示画面に表示されているバナー広告をクリックす
ると、選択したバナー広告提供者の商品情報を掲載した
ホームページのウェッブサイトへジャンプする構成とす
ることで、ユーザーは更に詳細な広告情報を入手し、閲
覧できる。

【００９６】広告提供者は、とりわけ、このシステムに
より、ユーザーグループを選択してバナー広告を送信し
た場合、これに対応し広告目標にマッチした広告情報を
用意すれば、その広告効果は一層向上する。

【００９７】このインターネット上のホームページに掲
載された広告情報は、もともとこの発明のシステムを利
用しなくても、インターネットで広告提供者が運営する
ホームページに接続する通常のアクセスの手続を行え
ば、誰でも自由に閲覧できるものである。

【００９８】しかし乍ら、このシステムを使用すれば、
ユーザーが好ましい広告情報と判断した場合、自動的に
送信されて来たバナー広告をクリックするだけの手間
で、簡単に当該広告提供者のホームページに接続され、
さらに詳細な広告情報が得られるので手間が省けて、ユ
ーザーにとっては極めて便利である。

【００９９】また、広告提供者にとっては従来の広告方
法では不可能であったユーザー属性に基づいた極めて精
密にセグメントされた、きめ細かな特性を備えたユーザ
ーグループを形成し、これに対し、広告情報を効率よく
伝達することができる。

【０１００】この発明の広告情報の提供システムは、第
１段階として、携帯電話のバックアップ等の完了メッセ
ージ及びユーザーが要求した各ユーザー別テレビ番組情
報に付帯させて、短いメッセージ形式のバナー広告のみ
を送って、ユーザーの意向を聞いた上で、次に第２段階
として、さらに詳細な広告情報を当該広告提供者のイン
ターネット上のホームページにリンクして、このホーム
ページを閲覧する構成である。

【０１０１】従って、このシステムはユーザーの意向を
全く無視して、強制的に詳細な広告情報を送信するシス
テムではなく、ユーザーに不快感を与えるおそれは全く
ない。

【０１０２】このテレビ番組情報は、ユーザーは、自己
が興味をもつ事柄に関する番組のジャンル名を、各テレ
ビ番組を番組内容に従い、予め１２のジャンルに区分し
たものの内から選択し（複数個選択することができ
る）、次いで各ジャンルを階層的に区分したサブジャン
ルから選択して（複数個選択することができる）、シス
テムから送信された情報端末機の入力用画面を利用し
て、これらの事項を画像入力した入力情報を、ユーザー
登録ＤＢに送信し、これをユーザー登録ＤＢに登録し保
存する。

【０１０３】さらに、ユーザーは、各ジャンルを更に区
分し階層表示したサブジャンル名を指定することもでき
る。ジャンル名のみの指定でも良い。

【０１０４】テレビ番組情報ＤＢは、システム運営者が
テレビ各社から取得したテレビ番組を、予め記録し保存
している各テレビ番組を番組内容に従って、分類・区分
して保存しているが、ジャンル別に区分した番組ジャン
ル名は、例えば以下の区分である。

【０１０５】（ ）内は、ジャンルを更に区分して階層
表示されたサブジャンル名である。

【０１０６】 １．ニュース（政治・経済、スポーツ、社会） ２．社会・教養（語学・会話、ファッション、ドキュメ
ンタリー、料理、将棋・囲碁、芸術・伝統芸能、その
他） ３．ワイドショー（午前、午後） ４．子供向け番組 ５．ドラマ（トレンディー、社会派ドラマ、刑事ドラ
マ、サスペンス、時代劇、海外ドラマ、単発） ６．劇場用映画（洋画、邦画） ７．漫画・動画（アニメ、特撮） ８．音楽（ポップス、クラシック） ９．バラエティー（トーク、お笑い、ドキュメント・情
報、タレント・アイドル） １０．クイズ・ゲーム １１．スポーツ（野球、サッカー、テニス、ゴルフ、マ
ラソン・陸上、その他）

【０１０７】テレビ番組情報登録の入力画面に表示され
た自己の希望するジャンル名を、前記の１〜１１のジャ
ンルの中から、ユーザーは、先ず任意のジャンルを選択
しクリックし、次いで更に区分され、階層表示したサブ
ジャンルの何れかをクリックして入力確定する。

【０１０８】このジャンル・サブジャンルの選択は、ジ
ャンルのみの指定では、ノイズが多くなり、煩わしく且
つ目的を達し難いので、さらにサブジャンルを選択して
絞り込みを掛けることが望ましい。

【０１０９】また、この入力に際しこの他、自己が興味
を持っている事項に関するキーワードを適宜選択して、
例えば番組名、地名や芸能人名などを追加して任意の数
だけ入力することができる。

【０１１０】キーワードは格別な制限はなく、またその
登録する数も任意の数でよく、自由にキーワードを登録
することができるが、テレビ番組情報ＤＢに該当データ
が見い出せない場合には、応答がない場合が発生する。
テレビ番組情報ＤＢは、限られた情報なので、入力する
側にも、この点を考慮して、例えば人名などは、広く知
られて居ない人は入力してもヒットする可能性が少ない
ので、これらの事情を考慮して入力することが好まし
い。

【０１１１】このシステムでは、自己が興味を持つ事柄
に関する事項を含むジャンル・サブジャンル名及びキー
ワードを指定して登録するので、この登録に関する情報
は、個人の趣味・嗜好を示すプライバシーに係わる情報
としてシステム運用者は、外部に漏出しないよう厳重に
管理する必要がある。

【０１１２】ユーザーは、前記の指定したジャンル名の
数を変更し、増減することができる。

【０１１３】ユーザーは前記の登録した番組ジャンル名
の指定登録を、自由に変更することもでき（指定する番
組ジャンル名、サブジャンル名、キーワードの変更、キ
ーワードの変更及び数の増減など）、その時々のユーザ
ーの関心事の変化に柔軟に対応できる。この変更は常時
行うことができる。

【０１１４】このテレビ番組情報の登録事項の変更は随
時受け付け、この登録事項の変更は受け付けられた日の
翌日に送信されるテレビ番組情報から変更される。

【０１１５】また、ユーザーは、ジャンル・サブジャン
ル及びキーワードの登録の際、併せて受信希望時間を登
録して、このテレビ番組情報を自己が希望した時間に、
電子メールアドレスに最新のテレビ番組情報が、自己が
希望した伝送時間を開始とした２４時間分が１日１回、
毎日継続して自動送信されるので、何らの労力要するこ
となく、自己の都合の良い時間にこれを受け取ることが
できる。

【０１１６】この得られた各ユーザー別テレビ番組情報
は、受信トレイに保存、蓄積して置き、随時必要な都
度、呼び出して閲覧することができる。

【０１１７】次に、テレビ番組情報ＤＢは、各テレビ局
からネットワークを介して、随時送信される最新テレビ
番組情報により、随時更新される。

【０１１８】この発明のシステムは、システム運用者が
テレビ番組を、番組内容に従って予め設定した番組のジ
ャンル・サブジャンルに関するユーザーの登録及びユー
ザーが個別に入力するキーワード等の登録情報を基に、
テレビ番組情報ＤＢ検索して、各ユーザー別テレビ番組
情報を選択・加工し、この情報の送信を行うものであ
る。

【０１１９】システム運用者は、ジャンルによる区分数
を増加して、ジャンルによる区分を細かくすればするほ
ど、検出するテレビ番組情報の精度が向上するが（ノイ
ズが少なくなる）、他方、ユーザーにとっては、入力す
るジャンル数が増加し、ユーザーの入力の手間が増加し
煩雑となり、使用上煩わしくなるので、ジャンルによる
区分を適宜な数に絞り限定して運営するのが好ましい。

【０１２０】ユーザーはジャンル・サブジャンル名を選
択するだけで、テレビ番組情報の登録ができ、さらに希
望するキーワードを入力することにより、ジャンルを指
定しなかった番組の中から、また全ての番組の中からキ
ーワードに合致した番組を見逃すことがなくなり、検索
精度が向上する。

【０１２１】ユーザーは、就業終了後などテレビを自由
に視聴できるな状態となった時、このテレビ番組情報を
閲覧して、以後の視聴スケジュールを立てることも可能
となり便利である。

【０１２２】また、今後想定されるデジタル家電（ブル
ートウース）に対応して各ユーザー別のテレビ番組情報
を入手して、外出先から携帯電話等の情報端末を通じ
て、録画を行うことが可能となるので、この情報を活用
できこのシステムの有用性が一層向上する。

【０１２３】次に、広告提供者は、このユーザーが選択
・要求した各ユーザー別テレビ番組情報と共に、これに
付帯してユーザー登録ＤＢから、広告提供者が設定した
基準で選択したユーザーグループに対して、広告提供者
名を含んだバナー広告が、ユーザーグループの構成員の
情報端末機に第1段階として、自動送信装置により希望
送信時間に従って送信される。

【０１２４】この広告情報を送付するユーザーグループ
の選択・形成は、ユーザーが入力したユーザー登録ＤＢ
のユーザー属性を示す登録事項に基づき、広告提供者
が、当該ユーザーの好みの傾向を推定して、広告ターゲ
ットとなるユーザーグループを選定・形成する。

【０１２５】広告提供者が、バナー広告を送付するユー
ザーグループを選定・形成する手順は以下の通り。

【０１２６】この発明のシステムは、広告対象とするユ
ーザーグループを選択・形成する方法は２つある。

【０１２７】１つは、このシステムを利用するに先立
ち、ユーザー登録の際（携帯電話のバックアップサービ
スのユーザー、テレビ番組情報サービスのユーザーの両
者を含む）記録保持されたユーザー登録ＤＢを方法であ
る。即ち、ユーザー属性として使用できる情報は、性
別、年令、居住する都道府県名、職業など限られたもの
となり、テレビ番組情報登録のユーザーと比較して、大
まかなユーザー属性を指標するグループ構成となる。

【０１２８】他の方法は、テレビ番組情報サービスを利
用するユーザーが、テレビ番組情報登録したユーザー登
録ＤＢを使用する方法である。即ち、ユーザー属性とし
て使用できる情報は、性別、年令、居住する都道府県
名、職業に加え、テレビ番組の選択に使用したジャン
ル、サブジャンル、キーワードで、ユーザー属性の詳細
なデータが使用できる方法である。

【０１２９】広告提供者は、その広告目的に従って、２
つの方法を使い分けることができる。

【０１３０】ユーザーが入力し、登録したユーザーの属
性を指標する情報（性別、年齢、居住する都道府県名、
テレビ番組情報登録のジャンル、サブジャンル、キーワ
ード）に基づき、これの様々の組合わせにより、広告提
供者がターゲットとするユーザーグループを自在に選択
・形成することが可能となる。

【０１３１】このユーザーグループを選択・形成する方
法は、従来の広告活動の経験則より割出したユーザー属
性を指標する事項を基準にして、グループを選択・形成
するので、広告提供者の望むユーザー特性を備えたユー
ザーグループである確率が高いものになる。

【０１３２】また、特定の年代、地域・性別における各
人の入力内容の傾向を分析し、その結果を基に、最適な
商品やサービス広告の機会を、広告提供者へ提案するこ
とも可能である。

【０１３３】この送付されたバナー広告が個々のユーザ
ーの好みに合致しない場合、ユーザーは送付されたバナ
ー広告を無視すればよく、従ってユーザーの好まない広
告情報を無理に押付ける結果とはならない。

【０１３４】この発明のバナー広告は、格別な制約は付
けないが、広告提供者の名前を含んだ、図形や短いメッ
セージ形式の形態のものが好ましく、冗長なメッセージ
は、煩わしくユーザーに好まれないと思われる。

【０１３５】また、このバナー広告は、携帯電話のバッ
クアップ等の完了メッセージ及び送信する各ユーザー別
テレビ番組情報の内の適宜な位置に、例えばテレビ番組
情報の冒頭部分や、中央部、末尾などに、適宜な個数挿
入して表示できるようにする。

【０１３６】次に、複数のテレビ番組情報の提供者は、
システムの運営地域内の受信可能な各テレビ放送局であ
るが、予め各テレビ放送局がこの発明のシステムにネッ
トワークを介して、テレビ番組情報ＤＢにテレビ番組情
報を提供、送信する取り決めをして置くことが必要であ
る。

【０１３７】各テレビ放送局は、前記の取り決めに基
き、システム運用者に自社の放送番組予定が確定次第逐
次送信し、また送信した番組情報が変更された場合又は
新たに発生した場合は、専用回線又はネットワークを介
して、これをテレビ番組情報ＤＢに送信する。システム
運営者は、受け取った全ての番組毎に、ジャンル、サブ
ジャンル及び検索用キーワードによる分類をして、これ
をハードディスクに記録保存して、これによりテレビ番
組情報ＤＢが最新情報に更新される。

【０１３８】各テレビ放送局は、自己の放映する最新の
番組情報を各ユーザーに周知させることが可能となり、
自己の提供番組の視聴率の向上に寄与することができ
る。

【０１３９】また、ユーザーがテレビ番組情報の入手を
希望しなくなった場合、テレビ番組情報の登録又はユー
ザー登録自体をユーザー登録ＤＢから削除して、何時で
も自由にこのシステムの利用を中止できる。このシステ
ムへの加入又は脱退は当然自由である。

【０１４０】次に、複数の広告提供者は、自己が提供す
る広告情報を、システム運営者の定める規格方式に従っ
て作成し、これをシステム運営者にネットワークを介し
て送信し、これをハードディスクに記録し、保存して、
バナー広告ＤＢを構成する。

【０１４１】１つのバナー広告の情報量は、ユーザーが
使用する携帯端末機の表示画面の能力及び大きさなどの
機能上及び物理的な制約から、余り長文の紹介又は説明
情報は、好ましくない。適度に簡略化された内容の情報
が望ましい。

【０１４２】またこのバナー広告を送付するシステム
は、広告提供者が選定した基準に従い、どのようなユー
ザー属性を有するユーザーグループに送付するかを決定
するシステムを含むものである。

【０１４３】このシステムによるバナー広告は、ユーザ
ー属性により、細かくセグメントされたグループに、送
信することができる。例えば女性のみ、一定の範囲の年
齢層（２５歳から３５歳までの女性又は男性など）、一
定の地域を限定し東京都の４０代の男性のみ、などを自
在にユーザー属性を持ったグループを形成し、また形成
したグループの人数を、任意の数に絞り込むこともでき
る。

【０１４４】また、このシステムは、種々な条件で種々
なユーザー属性を持ったグループの選択・形成が可能な
ので、調査に利用アンケート調査、マーケティングテス
ト、テレビモニターなど種々の目的のすることができ
る。

【０１４５】さらに、バナー広告を広告提供者が望む時
に、望む回数、繰返しタイムリーに送信することができ
る。また提供する広告情報の内容を何時でも変更するこ
とができ、またユーザー属性を組合わせて多種多様なグ
ループをセグメントしたグループの形成が可能であり、
従来のテレビ放送やその他の広告方法では実現できなか
った多くの利用方法及び利点がある。

【０１４６】即ち、このバナー広告を提供するシステム
は、ユーザー登録ＤＢを、コンピュータの検索機能を利
用して、広告提供者の設定した検索条件に従って、広告
対象とするユーザーグループを検索して、選択・形成す
る。そして広告提供者は、検索、選定したグループの構
成員宛てに送信する各ユーザー別テレビ番組情報へ自動
的にバナー広告が付帯され、ユーザーの希望送信時間に
自動送信される。

【０１４７】また、このバナー広告とインターネット上
のホームページとは、連携するようにしてあるので、広
告提供者は、インターネット上に自己の運営する商品情
報を含むホームページを開設して、商品情報を含むホー
ムページの掲載内容を常時、新たな情報に更新する体制
を維持していることが必要である。

【０１４８】さらに、広告提供者が、広告目標の異なる
複数のグループに広告情報を伝送した場合は、夫々のグ
ループに対応したきめ細かな広告情報を用意して対応す
ることが好ましい。

【０１４９】広告提供者は、同時に複数の夫々属性の異
なるユーザーグループを選択して、各グループに対して
夫々異なるバナー広告を送信することもでき、多数のバ
ナー広告を同時に異なるユーザー層に対し展開する場合
に利用できる。

【０１５０】また、広告提供者は、このシステムで広告
の必要がなくなった場合、システム運営者に通知して、
何時でも自由にこのシステムの利用を中止できる。

【０１５１】さらに、このシステム運営者は、コンピュ
ータ内に用意したテレビ番組情報ＤＢに、各テレビ放送
局から送信されたテレビ番組情報を、その番組内容に従
って、番組毎に予め設定したジャンル、サブジャンルに
より分類し、ジャンル、サブジャンル及びキーワードに
より、視聴可能な全てのテレビ番組情報ＤＢを検索可能
な状態にし、テレビ番組情報ＤＢに記録し蓄積する。

【０１５２】前記のユーザーにより予め登録されたジャ
ンル、サブジャンル及びキーワードと、前記テレビ番組
情報ＤＢとをマッチングさせて、ユーザーの登録した条
件に合致した各ユーザー別テレビ番組情報を検索し、こ
れをユーザーに送信する各ユーザー別テレビ番組情報に
選択・加工する。これを当該ユーザーの希望時間にユー
ザー宛てに送信できるコンピュータの同報配信機能を利
用して、自動配信する。

【０１５３】このテレビ番組情報の自動送信は、ユーザ
ーの希望送信時間に、ユーザーが登ユーザーは、情報端
末機の表示画面に送信された各ユーザー別テレビ番組情
報を表示して、閲覧することができる。また受信した各
ユーザー別テレビ番組情報は、このデータを携帯端末機
の受信トレイに蓄積して置き、必要に応じて随時画面に
呼び出し閲覧することができる。

【０１５４】また、システム運営者は、広告ＤＢにネッ
トワークにより送信された広告提供者のバナー広告を、
検索可能な状態にして、バナー広告ＤＢに蓄積保存す
る。

【０１５５】このバナー広告は、広告提供者の希望する
ユーザーの属性及びキーワードにより選択・形成された
ユーザーグループの構成員に、携帯電話のバックアップ
等の完了メッセージ及び各ユーザー別テレビ番組情報に
自動的に付帯され１日一回宛送信される。

【０１５６】このシステムの重要な課題は、ユーザーの
入力しユーザー登録ＤＢに記録し、保存された情報か
ら、広告提供者が広告ターゲットとし、バナー広告を送
信する広告対象のユーザー特性を備えたユーザーグルー
プを選定・形成する方法であり、これについて以下に説
明する。

【０１５７】日常生活においては、個人が興味を持つ事
柄や人物などを、個人のアンケートなどで集めること
は、心理的抵抗があって困難である。

【０１５８】これに対して、このシステムのユーザー登
録に際して入力を求める事項は、各ユーザー別テレビ番
組情報を入手するに必要と思われる事項なので、利用申
し込み者は、抵抗感なく入力すると考えられる。

【０１５９】このシステムに入力されたデータは、ユー
ザー登録した事項及びキーワードと選択したジャンル名
の相関関係により、ユーザー属性が推定でき、また、世
帯別、地域別という詳細な意識傾向の推定調査も可能と
なり、特定の年齢や性別は言うまでもなく、個々人の趣
向に合致した商品マーケティングにも十分活用できる。

【０１６０】広告提供者は、このシステムの利用に先立
って、ユーザーがユーザー登録ＤＢに登録した事項のみ
を、ユーザー属性として、これを選択・組合わせて、自
己がターゲットとするユーザーグループを選定・形成
し、ユーザーグループの各構成員に送信される各ユーザ
ー別テレビ番組情報又はバックアップの完了、バックア
ップの更新、バックアップの取り込み完了の際、ユーザ
ー宛に送信されるメッセージ画面に、バナー広告を付帯
させて、広告活動を行うこともできる。

【０１６１】然しながら、このユーザー属性は、大まか
なユーザー属性を示したものであるので、更に詳細なユ
ーザー属性を示すものを求める場合は、次のものが利用
できる。

【０１６２】ユーザー登録ＤＢに登録されたユーザー属
性に加えて、テレビ番組情報登録の際登録された、番組
ジャンル名、サブジャンル名、キーワードの更に細かな
ユーザー属性を示す指標を使用する。即ち、ユーザーが
入力、登録したユーザー属性を指標する項目（性別、年
齢、居住する都道府県名、職業、番組ジャンル名、サブ
ジャンル名、キーワード）である。

【０１６３】検索の手順は、概略以下の通りである。

【０１６４】広告提供者は、先ず、ユーザー登録ＤＢを
呼び出し、性別、年齢、居住する都道府県名、職業の項
目毎に条件を設定する。

【０１６５】次いで、テレビ番組情報サービスを受ける
際にユーザーが入力したテレビ番組情報登録、即ち、番
組ジャンル名、サブジャンル名及びキーワードの項目毎
に条件を設定する。

【０１６６】上記の検索は、設定した検索条件より、Ｄ
Ｂを検索する常法の手段で行うことができる。

【０１６７】前記のユーザー属性を指標する各項目を使
用すれば、広告提供者は、ユーザーにメッセージしたい
広告内容に合わせ、広告対象とするユーザーの視聴する
可能性の高い番組（例えばスポーツ用品メーカであれ
ば、スポーツ番組、その内でもスポーツの種類などを分
析して、きめ細かな絞り込みを行うことが可能である。
テニスボールやラケットのメーカーであれば、テニスと
いう具合に）に、ジャンルによっては、さらにメッセー
ジに相応しいキーワード（選手名など）を入力し、メッ
セージを届けたい核となるユーザーの絞込みを行うこと
が可能である。

【０１６８】広告提供者が選択したユーザーグループへ
提供する広告情報が、各ユーザーの好みに巧くにマッチ
しない場合、このシステムの魅力は半減してしまうおそ
れがある。

【０１６９】そこで、多種多様な好みを有するユーザー
に対応するため、多数のユーザー及び広告情報を提供す
る広告提供者も、幅広い業種と多くの広告情報を集める
ことが、システムを魅力的にする大きな要素となる。

【０１７０】次に、前記の手段により、選択・形成した
ユーザーグループの構成員に対し、情報出力手段に保持
されている各ユーザー別テレビ番組情報に、バナー広告
を蓄積した広告ＤＢの自己のバナー広告を付帯させて、
ユーザーの指定した希望送信時間に従って、ユーザーの
携帯端末機に自動送信する。

【０１７１】また、広告提供者のユーザーグループの選
定条件によっては、ユーザー属性から、広告提供者の選
択するユーザーグループの構成員とならなかったため、
バナー広告が送付されないケースも理論上想定でき、こ
の場合は、バーナー広告の付帯されないテレビ番組情報
がユーザーに送信される。

【０１７２】広告提供者は、１業種１社に限定するもの
ではない。適正な申込みであれば全ての広告提供者の登
録ができる。

【０１７３】このバナー広告は、各ユーザー別テレビ番
組情報に、通常１個だけ付帯させて送信する。

【０１７４】この広告システムは、ユーザーの電子メー
ルアドレスへのテレビ番組情報の送信は、ユーザーの希
望する時間に、ユーザーの電子メールアドレス宛てに、
ネットワークを介して、総て情報出力手段により自働送
信するので、システム運営者の労力及び送信コスト負担
が少なくて済む利点がある。

【０１７５】さらに、コンピュ−タの課金ＤＢは、広告
提供者のバナー広告の送付記録を蓄積保存しておき、後
日これに基づき、広告した件数に応じて、広告提供者か
ら広告提供手数料を徴収する。

【０１７６】次に、システム運用者は、各テレビ放送局
から受け取った、視聴可能な全てのテレビ放送番組につ
いて、その内容に応じてジャンル及びサブジャンルに区
分し、番組ジャンル名と適宜な数のキーワードを付し、
テレビ番組情報ＤＢを準備して、ユーザーの登録した条
件に従い、テレビ番組情報ＤＢを検索して、ユーザーに
送信する各ユーザー別のテレビ番組情報を作成する。

【０１７７】上記の検索は、設定した検索条件より、Ｄ
Ｂを検索する常法の手段で行うことができる。

【０１７８】テレビ番組情報の内容によるジャンル区分
は、一つの放送番組に対し重複して付与されることもあ
り又重複して付与しても良い。

【０１７９】更に、このシステムでは、希望すれば詳細
な階層的な再分類方式をシステムの変更で対応すること
も可能である。

【０１８０】この発明のシステムによれば、広告提供者
はバナー広告を当該広告情報に高い関心を持つユーザー
グループに絞って行うことができ、消費者であるユーザ
ーの商品購入行動に結びつく可能性の高い効率的な広告
ができる。

【０１８１】また、ユーザーは、一度テレビ番組情報の
登録をすれば、以後何らの手数を煩わすことなく、毎日
１回、２４時間分の最新のテレビ番組情報を、自己の希
望する時間に入手でき、極めて便利である。

【０１８２】このシステムでは、システム運営者は、ユ
ーザーから利用料を徴収せず、広告提供者から広告料金
を徴収し、この発明のシステムを運営する構成とするこ
とも可能である。

【０１８３】また、このシステムの運用にあたっては、
ユーザーにユーザー登録及びテレビ番組情報登録によ
り、ユーザー属性に関する情報が得られ、且つ広告情報
を閲覧して貰う代償として、システムの利用料は徴収し
ない運用とすることもできる。

【０１８４】このシステムによる広告料金の徴収方法
は、広告提供した企業がユーザーに送信した広告情報件
数を課金ＤＢに記録し、これに基づき課金し、広告提供
者に広告料金を請求する。

【０１８５】この発明のシステムは、ユーザーには、利
用料を請求しないシステムとした場合、携帯電話通信会
社のユーザーへの魅力ある無料サービス手段にも利用で
きる。

【０１８６】また、このシステムは、各国の言語に置き
換えれば、世界中の何れの国においても展開することが
できる。

【０１８７】また、この発明のシステムは、テレビの有
線放送番組（ＣＡＴＶ）、ラジオ放送番組にも適用で
き、ＤＢに蓄積する情報をラジオ放送番組などに置き換
えれば、有効に機能することは言うまでもない。

【０１８８】

【実施例１】このシステムは、携帯端末機が使用できる
が、この実施例１〜５では携帯電話を使用した例を示
す。

【０１８９】携帯電話に蓄積された情報のバックアップ
サービスである。これにについて説明する。

【０１９０】第１のコンピュータ１と、当該第１のコン
ピュータ1に専用回線１b又はネットワーク２１を介して
接続される少なくとも一台以上の第２のコンピュータ１
ａで構成される携帯電話のバックアップサービスを提供
するものである。

【０１９１】はじめに、この発明のシステムに使用する
第１のコンピュータ１、第２のコンピュタ１ａの全体の
構成及び機能について図１〜図８に基づき説明する。

【０１９２】図１は、この発明の携帯電話のバックアッ
プ情報及びユーザーが選択・要求するテレビ放送番組情
報に付帯して広告情報を提供するシステムに使用する第
１のコンピュータと第２のコンピュータ１ａの構成要素
を示す概念図である。

【０１９３】夫々情報取得手段２、２ａと、情報出力手
段３、３ａと、処理部４、４ａ、記憶部５、５ａと、を
備えた第１のコンピュータ１及び第２のコンピュータ１
ａであって、専用回線、インターネット等の有線又は無
線のネットワークに接続可能な第１、第２のコンピュ−
タが、フレキシブルディスク、ＣＤ等の外部記憶媒体に
予め記憶されているコンピュータプログラムのインスト
ールを受けて、或いはネットワークから前記情報取得手
段２、２ａを介して取得するコンピュータプログラムの
インストールを受けて、一般的にＣＰＵで実現される前
記処理部が、当該コンピュータプログラムを実行させる
ことによって実現され得るものである。

【０１９４】最も簡単なシステム構成としては、図１
（ａ）、（ｂ）図示のように、情報取得手段２、２ａ、
情報出力手段３、３ａ、処理部４、４ａ、記憶部５、５
ａとを備え、これらの構成要素相互が通信可能のバス
６、６ａで接続されている第１のコンピュータ１、第２
のコンピュータ１ａによって実現することができる。

【０１９５】情報取得手段２、２ａは、例えば、キーボ
ード７、７ａ、マウス８、８ａ、などによって実現する
ことができ、情報出力手段３、３ａは、ＣＴＲや液晶デ
ィスプレイなどの画像表示手段９、９ａ、印刷手段１
０、１０ａ、などによって実現することができる。ま
た、この第１のコンピュータ１、第２のコンピュータ１
ａをＩＳＤＮ回線等の回線１２、１２ａ、或いは無線に
よって外部のネットワークと交信接続する通信手段１
１、１１ａを、情報出力手段及び情報入手手段双方の働
きをするものとして採用することができる。処理部４、
４ａはＣＰＵによって実現されるものである。

【０１９６】第１のコンピュータ１の記憶部５は、前述
した内容からなる複数のＤＢ（ユーザー登録ＤＢ１３、
テレビ番組情報ＤＢ１４、広告ＤＢ１５、課金ＤＢ１
６）用の領域を備えていると共に、従来公知のコンピュ
ータと同様に、ワークエリア、ＯＳ（オペレーションシ
ステム）、ＧＵＩ（グラフカルユーザーインターフェー
ス）、ブラウザなどを備えた構成とされている。

【０１９７】また、第２のコンピュータ１ａの記憶部５
ａは、前記した内容からなる大容量のＤＢ（バクアップ
ＤＢ１３ａ）用の領域を備えていると共に、従来公知の
コンピュータと同様に、ワークエリア、ＯＳ（オペレー
ションシステム）、ＧＵＩ（グラフカルユーザーインタ
ーフェース）、ブラウザなどを備えた構成とされてい
る。

【０１９８】また、この発明のユーザーが要求する携帯
電話に蓄積した情報のバックアップＤＢへの記録・保
存、バックアップの更新又はバックアップＤＢからバッ
クアップ情報の自己の携帯電話への取り込み及び選択・
要求するテレビ放送番組情報に付帯して広告情報を提供
するシステムの実行、処理を行う為のアプリケーション
プログラム（ＡＰ）や、前記したこの発明のシステムの
実行、処理を第１のコンピュータ１、第２のコンピュー
タ１ａに行わせる為のこの発明のコンピュータプログラ
ムが、この記憶部５又は５ａに最初から備えられている
構成とすることもできる。

【０１９９】なお、前記したこの発明のシステムの実
行、処理を第１のコンピュータ１及び第２のコンピュー
タ１ａに行わせるための本発明のコンピュータプログラ
ムは、ＣＤ、フレキシブルディスク等の外部記憶媒体に
記憶されていたものを、情報取得手段２、２ａの一形態
としてのディスクドライブ（図示していない）等によっ
て取り込んで、第１のコンピュータ１及び第２のコンピ
ュータ１ａに、この発明の携帯電話のバックアップ情報
及びユーザーが選択・要求するテレビ放送番組情報に付
帯して広告情報を提供するシステムの作動、処理を実行
させることもできる。

【０２００】通信会社２１ａが管理する第２のコンピュ
ータ１ａは、バックアップＤＢ１３ａの領域を備えた
（大型）サーバーである。

【０２０１】その他の機能は、第１のコンピュータ１と
同じなので、説明は省略する。

【０２０２】図２は、このシステム全体構成を示す概念
図である。

【０２０３】この発明の携帯電話のバックアップ情報及
びユーザーが選択・要求する各ユーザー別テレビ番組情
報５１に付帯して広告情報を提供するシステムは、シス
テム運営者１８によって提供、運営され、図２図示のよ
うに、例えばインターネット等のネットワーク２１を介
して、ユーザー１７、システム運営者１８、テレビ各社
１９、広告提供者２０、通信会社２１などとネットワー
クを介して接続されている。

【０２０４】第１のコンピュータ１は、システム運営者
１８が管理・運営し、第２のコンピュータ１ａは、通信
会社２１ａが管理・運営するものである。第１のコンピ
ュータ１と第２のコンピュータ１ａは、専用回線１ｂ又
はネットワーク２１を介して接続されている。

【０２０５】第１のコンピュータ１には、ユーザー登録
ＤＢ、テレビ番組ＤＢ、広告ＤＢ、課金ＤＢが備えられ
ている。

【０２０６】携帯電話に蓄積した情報をバックアップ
（記録・保存）するバックアップＤＢ１３ａは、通信会
社２１ａが管理する記憶領域（サーバー）を備えた第２
のコンピュータ１ａに設けられている。

【０２０７】この発明のシステムを利用するには、先ず
ユーザー登録する必要がある。

【０２０８】ユーザー登録すると、ユーザー１７は自己
の携帯電話に蓄積した情報のバックアップサービス、テ
レビ番組情報サービスの何れか１つ又は両方のサービス
を無償で受けることができる。

【０２０９】テレビ各局１９は、自社の最新のテレビ番
組を視聴者に提供して自社の提供番組の視聴率向上を計
ることができる。

【０２１０】通信会社２１ａは、バックアップサービス
をユーザー１７に提供して、通信料金の収入を計ること
ができる。

【０２１１】広告提供者２０は、バックアップ情報５７
ａ、テレビ番組情報に、バナー広告を付帯させて、効率
の良い広告活動することができる。

【０２１２】システムの運営者１８は、上記のこのシス
テム関係者の諸活動の統括をする。

【０２１３】このシステムの利用の申込者が、図２の第
１のコンピュータ１にネットワーク２１を介してアクセ
スして、第１のコンピュータ１の情報出力手段３から出
力伝送された図１１のユーザー登録入力画面に必要事項
を入力してユーザー登録ＤＢ１３にユーザー登録をし、
これをユーザー登録ＤＢ１３に記録・保存する。

【０２１４】ユーザー１７が、携帯電話に蓄積された情
報のバックアップを希望するときは、このシステムの受
け付け窓口である第１のコンピュータ１を経由し、ユー
ザー１７であることを確認した後、専用回線１ｂ又はネ
ットワーク２１を介して、予め用意した通信会社２１ａ
の管理下の第２のコンピュータ１ａに接続、転送し、第
２のコンピュータは、これらの情報をそのバックアップ
ＤＢ１３ａに保持する処理をする。

【０２１５】第２のコンピュータ１ａは、情報取得手段
２ａにより、ユーザー１７からのバックアップ情報５７
ａ、バックアップの更新情報５７ｂ、バックアップの削
除情報５７ｃを取得（受信）して、これをバックアップ
ＤＢ５７ｉに保持する。

【０２１６】情報取得手段２ａにより、バックアップの
取り込み情報５７ｄがあった場合、バックアップＤＢ５
７ｉから当該バックアップ情報を取り出してきて、情報
出力手段３ａによりユーザー１７に出力送信する。

【０２１７】この（携帯電話に蓄積された情報）バック
アップ情報３２ｂは、個人のプライバシーに係わるもの
であるから、通信の秘密保持義務を負う通信会社２１ａ
の管理下に置くのが望ましく、且つユーザー１７が安心
してバックアップ情報３２ｂの保存を委託することがで
きる。従って、システム運営者１８は、通信会社２１ａ
と予めバックアップＤＢ１３ａの管理についての取り決
めを行う必要がある。

【０２１８】次いで、ユーザー１７は、第１のコンピュ
ータ１のユーザーＤＢ１３に蓄積されている図１４の入
力画面を取り出して来て、情報出力手段３から出力伝送
された図１４のサービス利用の入力画面に、携帯電話の
バックアップボタン６６ｂをクリック入力すると、第１
のコンピュータ１が第２のコンピュータ１ａに接続し
て、ユーザーの携帯電話に蓄積した情報を送信し、第２
のコンピュータ１ａのバックアップＤＢ１３ａに記録保
存し、又はテレビ番組情報ボタン６６ｃをクリック入力
し、各テレビ放送局１９がテレビ放送の番組情報３３を
テレビ番組情報ＤＢ１４に送信したテレビ番組情報３３
を、番組内容によって、これをシステム運営者１８が予
めジャンル、サブジャンル２８別に区分し、且つキーワ
ード２９を付与し、検索可能に加工して、テレビ番組情
報ＤＢ１４に蓄積し、ユーザー１７の指定した検索条件
に従って検索した各ユーザー別テレビ番組情報５１に、
広告ＤＢ１５に登録した広告提供者２０がユーザー１７
が登録したユーザーの属性を指標する情報から、バナー
広告５２を送信するユーザーグループを選択し、このユ
ーザーグループを構成する各ユーザー１７宛ての各ユー
ザー別テレビ番組情報５１に、バナー広告５２を貼り付
け、これをユーザー１７が希望送信時間にユーザー宛て
に、自動送信し、このシステム運営者１８は、バナー広
告５２を送付した件数を広告提供者２０別に記録した課
金ＤＢの記録に基き、送付件数に従って広告提供者２０
に課金する。

【０２１９】以上の処理の手順は、プログラム読み取り
可能なコンピュータに、当該処理手順を実行させるため
のプログラムを記録したＣＤ−ＲＯＭ、フレキシブルデ
ィスク、メモリーカード等の記録媒体を装着して、当該
プログラムを読み取り実行させることにより実現可能で
ある。

【０２２０】図３は、第１のコンピュータ１の情報取得
手段２である。情報取得手段２は、ネットワーク２１を
介して申込者が行う利用申込み情報２２、ユーザー登録
情報２３、ユーザー登録事項の変更３１、ユーザー登録
抹消３２、暗証番号３２ａ、バックアップ情報３２ｂ、
バックアップの更新情報３２ｃ、バックアップの削除情
報３２ｄ、バックアップの取り込み情報３２ｅ、各テレ
ビ局１９が提供するテレビ番組情報(各テレビ局)３３、
テレビ番組更新情報（各テレビ局）３４、広告情報３
５、ユーザー登録ＤＢの検索申込３６、ユーザー登録Ｄ
Ｂの検索条件の情報３６ａの各情報の受信取得を行う。

【０２２１】図４は、第１のコンピュータ１の処理部４
と記憶部５である。記憶部５は、ユーザー登録ＤＢ１
３、テレビ番組情報ＤＢ１４、広告ＤＢ１５、課金ＤＢ
１７が記憶・格納されている。

【０２２２】処理部４は、ユーザー登録入力画面の出力
指示３７、ユーザー登録者の照合３７ａ、バックアップ
の申込・バックアップの更新・バックアップの削除・バ
ックアップの取り込みの入力画面の出力指示３７ｂをす
る。

【０２２３】テレビ番組情報３３へのジャンル、サブジ
ャンル２８、キーワードの付与３８、ユーザー登録情報
の記録・保持３９、各ユーザー１７宛てのテレビ番組情
報ＤＢ１４を検索及び指定時間の出力指示４０、広告提
供者へのユーザー登録ＤＢ検索の入力画面の出力指示４
１、広告提供者２０の検索条件によるユーザー登録ＤＢ
１３の検索及び検索結果の画面出力の指示、バナー広告
３５の付帯４２を行うものである。

【０２２４】図５は、第１のコンピュータ１の情報出力
手段３である。

【０２２５】情報出力手段３は、ネットワーク２１を介
して、利用申込み者に対するユーザー登録の入力画面１
・４３、ユーザー登録の入力画面２・４４、ユーザー登
録の入力画面３・４５、ユーザー登録の入力画面４・４
６、ユーザー登録の入力画面５・４７、ユーザー登録の
入力画面６・４８、ユーザー登録完了通知４９、ユーザ
ー登録の抹消通知５０、各ユーザー別テレビ番組情報５
１の送信、バナー広告５２、ユーザー登録ＤＢ検索条件
入力画面１・５３、ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面
２・５４、ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面３・５
５、ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面４・５６、ユー
ザー登録ＤＢ検索条件入力画面５・５７、課金情報５８
の送信を行う。

【０２２６】さらに、バックアップの申込画面４３ａ、
バックアップの更新画面４３ｂ、バックアップの削除画
面４３ｃ、バックアップの取り込み画面４３ｄの出力送
信を行う。

【０２２７】図６は、第２のコンピュータ１ａの情報取
得手段である。

【０２２８】バックアップ情報５７ａ、バックアップの
更新情報５７ｂ、バックアップの削除情報５７ｃ、バッ
クアップの取り込み情報５７ｄの各情報の取得を行う。

【０２２９】図７は、第２のコンピュータ１ａの情報出
力手段である。

【０２３０】バックアップ完了送信、５７ｊ、バックア
ップの更新送信５７ｋ、バックアップの削除送信５７
ｌ、バックアップの送信５７ｍの各情報の送信を行う。

【０２３１】図８は、第２のコンピュータ１ａの処理部
と記憶部である。

【０２３２】記憶部５ａはバックアップＤＢ５７ｊが格
納されている。処理部４ａは、バックアップ５７ｅ、バ
ックアップの更新５７ｆ、バックアップの削除５７ｇの
情報を処理して、その結果を、バックアップＤＢ５７ｊ
に格納する処理をする。

【０２３３】図９は、ユーザー登録の手順を示したフロ
ーチャート図である。

【０２３４】この発明のシステムは、利用申込者がユー
ザー登録しないと、使用できないので、先ずユーザー登
録する必要がある。

【０２３５】このユーザー登録の申込みは、ネットワー
ク２１に接続した情報端末機で行うことができるが、こ
の実施例では、携帯電話を使用した例を示す。

【０２３６】このシステムの利用申込み者２２が、ネッ
トワーク２１を介して、この発明のシステムに接続する
と、ユーザー登録画面の図１１が携帯電話の画面表示部
に表示される。このユーザー登録入力画面に指示事項を
順次入力すれば、ユーザー登録ができる。

【０２３７】このシステム利用申込者は、予めこのシス
テムのユーザー登録ＤＢ１３に次の事項を登録する。

【０２３８】ユーザー登録ＤＢ１３に記録し保存するユ
ーザー登録情報２３の、１例は次の通り。

【０２３９】 １．電子メールアドレス２４ ２．性別２５ ３．年齢２６ ４．居住する都道府県名２７ ５．職業２７ａ ６．任意の暗証番号（４桁）３２ａ

【０２４０】このシステムの入力は、各入力画面上に表
示された該当するボタンをクリック選択して確定し、又
はクリック入力以外の空欄になっている箇所（年齢２
６、キーワード２９、暗証番号）は文字（数字）入力す
る方式である。画面入力方式で、クリック確定できるよ
うにし、文字（数字）を極力少なくして、入力者の入力
の負担を軽減し、気軽に入力できる入力方式を採用し
た。

【０２４１】利用申込者２２が、携帯電話でネットワー
ク２１を介して、このシステムの第１のコンピュータ１
に送信された利用申込み情報２２を、第１のコンピュー
タ１の情報取得手段２により取得すると、ユーザー登録
ＤＢ１３に蓄積されているユーザー登録入力画面図１１
〜図１３の内、図１１を取り出してきて、これを情報出
力手段３により、ユーザー１７へ送信され、利用申込者
の携帯電話の画面表示部に順次表示する。

【０２４２】利用申込者は、送信されたユーザー登録入
力画面、図１１〜図１３に必要な事項を順次入力すれば
よい。

【０２４３】利用申込者は、図１１のユーザー登録入力
画面上のユーザー登録画面のボタン５９、ユーザー登録
事項の変更のボタン６０、ユーザー登録の抹消のボタン
６１のうち、ユーザー登録画面のボタン５９をクリック
する。

【０２４４】次に図１２が表示される。ユーザー登録入
力画面である。

【０２４５】ユーザー登録の入力画面に、電子メールア
ドレス欄６１ａに自己の電子メールアドレス、性別欄６
２の該当するボタンをクリック、年令欄６２は年齢（数
字）を入力する。居住する都道府県名欄６３を入力す
る。都道府県名欄６３の入力は、図１２の都道府県名欄
選択ボタン６３をクリックすると、全国都道府県名の一
覧表（図示してない）が提示されるので、該当する都道
府県名をクリックして、入力する。

【０２４６】次に図１３が表示される。ユーザー登録入
力画面である。

【０２４７】次いで、職業２７ａは、職業選択ボタン６
４をクリックすると、以下の職業リス２７ａが提示され
るので（図示していない）、この中から選択し、クリッ
クして確定する。

【０２４８】 １．学生 ２．会社員 ３．自営業 ４．自由業 ５．公務員 ６．主婦 ７．その他

【０２４９】次に、暗証番号欄６５は、任意の４桁の数
字の暗証番号３２ａを順次入力する。上記のユーザー登
録入力画面の各項目に入力が済むと、ユーザー登録は完
了し、図１４のユーザー登録完了画面が送信される。

【０２５０】この入力画面に入力し、送信されたユーザ
ー登録情報２３を、情報取得手段２により取得し、これ
を処理部４により処理し、記憶部５のユーザー登録ＤＢ
１３に記録し、登録する。

【０２５１】図１１、図１２、図１３は、ユーザー登録
入力画面である。

【０２５２】処理部４は、ユーザー登録情報２３が正規
の登録申し込み（ユーザー登録事項の全部の充足）であ
ることを確認した後、ユーザー登録番号７４を付与し
て、ユーザー登録ＤＢ１３にユーザー登録をし、ユーザ
ー登録ＤＢ１３に蓄積されている登録確認画面図２８
（ユーザー登録番号７４と登録した暗証番号７４ａ、４
桁）を取り出し、情報出力手段３によりユーザー１７の
携帯電話に、図２８が登録完了メッセージ７３として送
信される。

【０２５３】以上の一連の手続で、ユーザー登録手続は
完了する。

【０２５４】ユーザー登録を完了すると、ユーザーは希
望すれば、携帯電話のバックアップサービスとテレビ番
組サービスの何れか１つ又は両方のサービスが受けられ
る。

【０２５５】図１０は、携帯電話のバックアップサービ
スとテレビ番組サービスの情報の流れを示す図である。

【０２５６】この発明のシステムは、ユーザー登録した
者のみ受け付け、その他のものは排除する閉鎖されたシ
ステムであるが、ユーザー登録をすれば利用ができ、ユ
ーザー登録に資格の制限は設けていない。

【０２５７】次に、携帯電話に蓄積した情報のバックア
ップサービスについて説明する。

【０２５８】図１０の図中に、携帯電話のバックアップ
サービスの情報の流を示す図がある。

【０２５９】前記の手続で、ユーザー登録した者（ユー
ザー１７）は、携帯電話に蓄積した情報のバックアップ
サービスを受けることができる。

【０２６０】先ず、バックアップサービスを希望するユ
ーザー１７は、携帯電話で第１のコンピュータ１を呼び
出し、これに接続する。第１のコンピュータ１は、情報
取得手段２で得た利用申込み情報を処理部４は、ユーザ
ー登録ＤＢ１３と照合してユーザー１７であることを確
認する。

【０２６１】ユーザーであることの確認がされたなら
ば、次いで、第１のコンピュータ１は、ユーザー登録Ｄ
Ｂ１３に蓄積してあるバックアップサービスの入力画面
の図１４を取り出してきて、情報出力手段３により、ネ
ットワーク２１を介して、入力画面の図１４をユーザー
１７の携帯電話に送信し、これをユーザー１７の携帯電
話の表示画面に表示する。

【０２６２】ユーザー１７は、表示されたボタンの内、
携帯電話の表示画面に表示された図１６のバックアップ
のボタン６６ｂを選択してクリックする。

【０２６３】携帯電話のバックアップのボタン６６ｂを
クリックすると、次に図１６の画面が送信され、表示さ
れる。〔バックアップをする〕のボタンをクリックする
と、第１の第１のコンピュータ１は、情報取得手段３で
取得したバックアップ情報５７ａをコンピュータ１ａ
に、専用回線１ｂ又はネットワーク２１を介して接続し
て送信し、第２のコンピュータ１ａは、情報取得手段２
ａによりバックアップ情報５７ａを取得し、処理部４ａ
でこれを処理し、バックアップ情報５７ａとして、バッ
クアップＤＢ１３ａはバクアップＤＢ１３ａへ記録・保
持する。

【０２６４】バックアップの送信は、ユーザーは、自己
の携帯電話に蓄積した情報（データ）を１つの情報とし
て、纏めて一括して送信する。

【０２６５】第１のコンピュータ１、ユーザー１７のサ
ービスの利用申込みの受け付け窓口としての役割を果た
し、バックアップ情報５７ａはコンピュータ１を経由し
て、（コンピュータ１にバックアップ情報５７ａ自体は
保持されない）コンピュータ１ａのバックアップＤＢ１
３ａへ転送・送信される。

【０２６６】バックアップＤＢへのバックアップが完了
すると、第２のコンピュータ１ａは、第１のコンピュー
タ１に対し、バックアップ完了の情報を送信する。第１
のコンピュータ１は、ユーザー登録ＤＢ１３から図１７
のバックアップ完了のメッセージ画面を取り出してき
て、これをユーザーの携帯電話へ送信し、ユーザー１７
の携帯電話の画面表示部にバックアップ完了のメッセー
ジが表示される。

【０２６７】このバックアップした情報の、更新、削
除、バックアップの取り込みの手続は、以下の手順で行
うことができる。

【０２６８】この情報処理手順及び情報の流れは前記と
同じなので、詳細な説明は省略する。

【０２６９】図１６の〔バックアップを更新する〕のボ
タンをクリックすると、保存してあるバックアップ情報
５７ａを更新することができる。バックアップの更新が
完了すると、図１８のバックアップの更新完了のメッセ
ージ画面が送信され、表示される。

【０２７０】図１６の〔バックアップを削除する〕のボ
タンをクリックすると、保存してあるバックアップ情報
５７ａをバックアップＤＢから、削除することができ
る。バックアップの削除が完了すると、図１９のバック
アップの削除完了のメッセージ画面が送信され、表示さ
れる。

【０２７１】図１６の〔バックアップを取り込む〕のボ
タンをクリックすると、バックアップＤＢに１３ａに保
持してあるバックアップ情報５７ａを取り出してきて、
これをネットワークを介して、送信され、自己の携帯電
話のバックアップしてある情報を取り込むことができ
る。バックアップの取り込みが完了すると、図２０のバ
ックアップの取り込み完了のメッセージ画面が送信さ
れ、表示される。

【０２７２】第１のコンピュータ１と第２のコンピュー
タ１ａ間の相互の情報の伝達は、専用回線１ｂ又は、ネ
ットワーク２１を介して行われる。

【０２７３】

【実施例２】実施例１の携帯電話のバックアップ等のサ
ービス完了をユーザーに通知するメッセージの内、広告
提供者がユーザー登録ＤＢ１３を検索し、選択したユー
ザーに対して送付される前記メッセージに、バナー広告
を付帯して送信するサービスである。

【０２７４】携帯電話のバックアップ等の操作完了を知
らせるメッセージについては、実施例１に記載したので
説明は省略する。

【０２７５】次に、広告提供者が広告する方法につい
て、説明する。

【０２７６】このシステムを利用するに際し、ユーザー
の登録したユーザー登録ＤＢ１３を使用する方法であ
る。

【０２７７】ユーザー登録ＤＢ１３にユーザー属性とし
て登録されている情報は、ユーザー登録事項のうち、性
別、年令、居住する都道府県名、職業などである。

【０２７８】広告の提供を希望する広告提供者は、前記
のユーザー登録した事項の内、ユーザー属性として、使
用できる事項を選択・組合わせて、広告ターゲットとす
るユーザーグループを選定・形成する。

【０２７９】ユーザー登録ＤＢ１３には、携帯電話のバ
ックアップサービスを利用する為に登録した者、テレビ
番組情報サービスを受けるために登録したもの及び何れ
のサービスも現在は受けていないが、取敢えず、ユーザ
ー登録だけした者が含まれている。

【０２８０】ユーザー１７に対する広告を希望する広告
提供者２０は、このシステムのユーザー登録ＤＢ１３を
使用して、ユーザー登録ＤＢ１３に登録された各ユーザ
ーの属性を示す指標（ユーザー属性）を組合わせて、自
己の広告目標（ターゲット）とするユーザーグループを
選択形成し、ユーザーグループの各構成員に送信される
バックアップの完了、バックアップの更新、バックアッ
プの抹消及びバックアップの取り込み完了の際、当該ユ
ーザー宛に送信される操作完了のメッセージ画面に、バ
ナー広告を付帯させて、バナー広告５２を提供して、効
率の良い広告活動を行う。

【０２８１】広告ＤＢ１５に、広告提供者２０が送付す
るバナー広告５２を、システム運営者１８の定める基準
に合致したものを予め作成して、システム運営者２０と
の取り決めにより、広告ＤＢ１５に送信し、蓄積して置
く必要がある。

【０２８２】前記の検索は、広告提供者が設定した検索
条件より、ＤＢを検索する常法の手段で行うことができ
る。

【０２８３】ユーザー１７は、さらに希望すれば、バッ
クアップ等の完了メッセージに付帯して送信されて来た
このバナー広告５２をクリックすると、バナー広告５２
にリンクを張ったインターネット上に開設されている広
告提供者２０のホームページにジャンプして接続され、
ホームページ内に掲載されている更に詳細な内容の最新
の広告情報を閲覧することができる。

【０２８４】ユーザー１７は送信されたバナー広告５２
に興味がない場合は、これを無視すればよい。

【０２８５】広告提供者２０は、如何にユーザー１７の
興味を引く、魅力的なバナー広告５２を作成して提供す
るか否かが重要ポイントである。

【０２８６】

【実施例３】ユーザーが選択・要求するテレビ番組情報
をユーザーに提供するサービスで、且つこのサービスに
付帯して、広告提供者がユーザー登録ＤＢ１３を検索し
て、選択したユーザーに対して、広告情報を提供するシ
ステムである。

【０２８７】このシステムはユーザー登録しないと利用
できないが、新たにユーザー登録するか又は既にユーザ
ー登録した者であることが必要である。

【０２８８】ユーザー登録については、実施例１に記載
したので、説明を省略する。

【０２８９】次に、テレビ番組情報の登録手続きについ
て、説明する。

【０２９０】図１０の図中に、各ユーザー別のテレビ番
組情報５１の流れを示す図がある。

【０２９１】ユーザー１７は、携帯電話で第１のコンピ
ュータ１を呼び出し、これに接続する。第１のコンピュ
ータ１は、情報取得手段２で得た情報を処理部４は、ユ
ーザー登録ＤＢ１３と照合してユーザー１７であること
を確認する。

【０２９２】次いで、第１のコンピュータ１は、ユーザ
ー登録ＤＢ１３に蓄積してあるテレビ番組情報サービス
の登録用の入力画面１４を送信し、これをユーザー１７
の携帯電話の表示画面に表示する。

【０２９３】ユーザー１７は、表示されたボタンの内、
〔テレビ番組情報〕のボタン６６ｃを選択してクリック
して、次いで送りボタン〔次へ〕６６ｄをクリックす
る。

【０２９４】〔テレビ番組情報〕のボタン６６ｃをクリ
ックすると、次に図２１の画面が送信され、携帯電話の
画面表示部に表示される。

【０２９５】テレビ番組情報登録の入力画面である。先
ず画面上及び希望送信時間欄６６ｍに希望送信時間３０
を入力し、次いでジャンル登録ボタン６７をクリックす
る。

【０２９６】図２２、図２３、図２４は、申込者が、自
己が興味を持つ事柄に関するジャンル、サブジャンル２
８の一部を表したものである。ジャンル、サブジャンル
２８は、階層的に構成されている（図２３、図２４）。

【０２９７】このジャンル、サブジャンル２８は、シス
テム運用者１８が、予めテレビ番組情報ＤＢ１４の各テ
レビ番組情報を、番組内容に従ってジャンル、サブジャ
ンル２８別に区分したものである。ジャンルは、以下の
区分である。

【０２９８】図２３、図２４は、ジャンル、サブジャン
ル２８の全体の階層表示を示したものである。

【０２９９】（ ）内は、ジャンルを更に細分化して階
層表示されるサブジャンル名である。

【０３００】 １．ニュース（政治・経済、スポーツ、社会） ２．社会・教養（語学・会話、ファッション、ドキュメ
ンタリー、料理、将棋・囲碁、芸術・伝統芸能、その
他） ３．ワイドショー（午前、午後） ４．子供向け番組 ５．ドラマ（トレンディー、社会派ドラマ、刑事ドラ
マ、サスペンス、時代劇、海外ドラマ、単発） ６．劇場用映画（洋画、邦画） ７．漫画・動画（アニメ、特撮） ８．音楽（ポップス、クラシック） ９．バラエティー（トーク、お笑い、ドキュメント・情
報、タレント・アイドル） １０．クイズ・ゲーム １１．スポーツ（野球、サッカー、テニス、ゴルフ、マ
ラソン・陸上、その他）

【０３０１】申込者は、自己が興味を持つ事柄に関する
ジャンルを、前記の１〜１１の中から、先ず任意のジャ
ンルを選択し、次いでジャンルを更に細分化し、階層表
示したサブジャンルの内の何れかを指定する。これをジ
ャンル毎に繰り返し幾つかを入力する。

【０３０２】ジャンルは、番組内容による大まかな区分
なので、ジャンルのみの指定では、ヒットする情報量が
多くなり、その結果ノイズが多く、煩わしいので、サブ
ジャンルで絞り込みを掛けて置くのが好ましい。

【０３０３】入力画面上のスクロールバー６７ａ、６７
ｂをスクロールすると、ジャンル、サブジャンル２８の
全てが順次階層的に表示され、これをクリックして入力
し、ジャンル、サブジャンル２８を入力し登録すること
ができる。

【０３０４】次に、キーワードの登録について説明す
る。

【０３０５】図２１の入力画面上のキーワード登録ボタ
ン６８をクリックすると、図２５が表示される。

【０３０６】次に任意に選択した検索用のキーワード２
９をキーワード欄６９、７０、７１に入力する。自己が
興味を持っている事項に関するキーワード２９を任意に
選んで、図２５の入力画面に、任意の個数のキーワード
２９（幾つでも構わない）を入力することができる。例
えば、人名、地名、国名、動物の名前等である。

【０３０７】以上のユーザー登録情報２３の入力を全て
完了させて、送信ボタン７２をクリックし送信する。

【０３０８】このシステムのユーザー登録をした後、テ
レビ番組情報の利用開始に当り、このテレビ番組情報の
登録を１度して置けば、以後何らの手続きを要求される
ことなく、テレビ番組情報の登録抹消又はユーザー登録
の抹消３２するまで、各ユーザー別テレビ番組情報５１
が毎日、１回、希望送信時間３０を始点とする２４時間
分が自動送信されるので、ユーザー１７は手間が掛から
ず便利である。これにより自己の興味を持つ事柄に関す
るテレビ番組を確実にチェックすることができる。

【０３０９】このシステムの使用中止するときは、ユー
ザー登録ＤＢ１３に登録したユーザー登録の抹消３２を
する。

【０３１０】ユーザー登録の抹消３２の手続は以下の手
順で行う。

【０３１１】ユーザー１７が第１のコンピュータ１にア
クセスし、ユーザー登録の抹消３２が情報取得手段２に
より取得されると、ユーザー登録ＤＢ１３に蓄積されて
いる図１１のユーザー登録入力画面が、第１のコンピュ
−タ１の情報出力手段３から送信される。図１１の入力
画面に表示されたユーザー登録抹消ボタン６１をクリッ
クし、次に表示される入力画面（図示していない）に、
ユーザー登録番号７４及び暗証番号３２ａを入力して、
ユーザー登録ＤＢ１３に送信すると、真正のユーザー登
録の抹消６１の申込みであることを処理部４が確認（ユ
ーザー登録ＤＢ１３と取得したユーザー登録番号７４と
暗証番号３２ａの比較照合）すると、ユーザー登録は抹
消され、第１のコンピュ−タ１の情報出力手段３によ
り、図１５の登録抹消結果の確認メッセージ７５を、ユ
ーザー１７の携帯電話に送信して、画面表示部にメッセ
ージを表示する。

【０３１２】また、ユーザー１７は、一度登録したジャ
ンル、サブジャンル２８、キーワード２９を、何時でも
自由に変更することができる。例えば自己が興味をもつ
事柄が変わった場合又は興味を持つ事柄が増加した場合
に対応できる。

【０３１３】ユーザー１７は、第１のコンピュータ１に
アクセスして、表示された図１４の入力画面のテレビ番
組情報のボタン６６ｃをクリックして、以後、テレビ番
組情報の登録時と同様な手順で変更したい事項のみを順
次入力して行けば、テレビ番組情報の登録の変更がで
き、ユーザー登録ＤＢ１３のデータは変更され、保持さ
れる。以降の手続はユーザー登録手続と同様なので説明
は省略する。

【０３１４】次に、テレビ番組情報ＤＢ１４の構成を、
説明する。

【０３１５】図２９は、テレビ番組情報３３の流れを示
すフローチャート図である。

【０３１６】テレビ各局１９からネットワーク２１を介
してテレビ番組情報ＤＢ１４に送信されて来るテレビ番
組情報３３は、次の通り段階的に段々と確定して行く性
質の情報である。

【０３１７】テレビ番組情報３３は、当月１ヶ月分の情
報は、前月の末に確定されテレビ番組情報ＤＢ１４へ伝
送される。

【０３１８】１週間分のテレビ番組情報３３は、毎月曜
日に当該週分と翌週月曜日までの分が確定する。

【０３１９】当日のテレビ番組情報３３の変更は、随時
送信され、これによりテレビ番組情報ＤＢ１４は更新さ
れるが、この随時更新された最新情報がユーザー１７に
送信される。

【０３２０】各放送局１９からネットワーク２１を介し
てテレビ番組情報ＤＢ１４へ送信されるテレビ番組情報
３３の情報内容は、放送日、放送局名、番組名、放送時
間、主な出演者及び必要な場合には、簡単な番組内容な
どである。

【０３２１】テレビ番組情報３３が各テレビ放送局１９
から、情報端末機でネットワーク２１を介して、自社の
放送予定のテレビ番組情報３３が第１のコンピュータ１
の情報取得手段２により取得され、処理部４で、番組内
容に応じて予め設定されているジャンル、サブジャンル
２８及びキーワード２９を付与され、テレビ番組情報Ｄ
Ｂ１４に保持される。

【０３２２】システム運営者１８は、このテレビ番組情
報ＤＢ１４に、少なくとも常時１週間分（最大１か月
分）のテレビ番組情報が３３蓄積された状態に維持する
必要がある。

【０３２３】各テレビ局１９は、送信したテレビ番組情
報３３に変更がある場合に、情報端末機でネットワーク
２１を介して、変更した内容を逐次テレビ番組ＤＢ１４
に送信する。このテレビ番組更新情報３４は、情報取得
手段３により、随時受け付けられ、処理部４で、前記の
テレビ番組情報３３と同様に処理され、保持される。

【０３２４】テレビ番組情報ＤＢ１４は、その都度、更
新され常時最新のテレビ番組情報３３が記録、蓄積され
た状態にある。

【０３２５】各テレビ局１９からのテレビ番組情報３３
の流れは図２９の通りである。

【０３２６】次に、テレビ番組情報３３は、情報取得手
段３で得た各テレビ番組毎に、番組内容に従って、予め
設定してあるジャンル、サブジャンル２８に区分し、番
組毎に、番組名、主な出演者、番組内容の簡単な説明及
び番組の検索に適当なキーワード２９を付与し、ユーザ
ー１７が登録したキーワード２９でも検索できるように
加工し、これをコンピュータ１内のテレビ番組情報ＤＢ
１４に記録し保存される（図２３、図２４）。

【０３２７】各ユーザー別テレビ番組情報５１は、ユー
ザー登録ＤＢ１３に記憶されている各ユーザー１７の選
択・指定したジャンル、サブジャンル２８及びキーワー
ド２９を、テレビ番組情報ＤＢ１４に記憶されている各
番組に付与されているジャンル、サブジャンル２８、及
びキーワード２９と比較して、各ユーザー別テレビ番組
情報５１を処理部４で検索し、記憶部５に保持し、希望
送信時間３０に情報出力手段３により各ユーザー１７宛
てに送信される。

【０３２８】各ユーザー宛てに送信される各ユーザー別
テレビ番組情報５１の出力画面は、図２７の通りであ
る。

【０３２９】各ユーザー１７が登録した検索条件に従っ
て、テレビ番組情報ＤＢ１４を検索して、各ユーザー１
７が登録したジャンル、サブジャンル２８及びキーワー
ド２９の条件に適合した内容の番組を個々のユーザー１
７別に検索し、検索結果をテレビ番組の放送日、番組
名、放送局名及び放送時間の順序に整列して、情報出力
手段３によりユーザー１７の電子メールアドレス２４宛
てに送信する。

【０３３０】その出力画面は、図２７の通りである。

【０３３１】この検索は、設定した検索条件より、ＤＢ
を検索する常法の手段で行うことができる。

【０３３２】図２７は、ユーザー１７が登録したジャン
ル、サブジャンル２８、キーワード２９により、テレビ
番組情報ＤＢ１４を検索してユーザー１７に送信した各
ユーザー別テレビ番組情報５１の一部の例である。出力
された画面の表示は、ジャンル毎に纏められているの
で、見やすい。自己の興味を持つジャンル順にチェック
すればよい。図２７は、各ユーザー別テレビ番組情報５
１を示す携帯電話の出力画面で、これがユーザー１７宛
てに送信される。ユーザー１７は、この送信された図２
７の出力画面をチェックして、視聴するテレビ番組を容
易に選択・決定することができる。

【０３３３】図２７は、バナー広告７６を掲載したテレ
ビ番組情報５１の出力画面の例である。短いメッセージ
形式のバナー広告５２で、図形、短いメッセージ及び広
告提供者２０の名前を含んだもので、いわゆるバナー広
告５２である。広告提供者２０は創意を凝らしてユーザ
ー１７にとり魅力あるバナー広告５２を作成する必要が
ある。

【０３３４】先ず、このシステムを利用して、各ユーザ
ー別テレビ番組情報５１を得る為のテレビ番組情報ＤＢ
１４を検索する検索条件を入力する。

【０３３５】情報取得手段２で得たユーザー１７が登録
した検索条件に従い、テレビ番組情報ＤＢ１４を検索し
て、各ユーザー別テレビ番組情報５１を編集する。広告
提供者２０は、ユーザー登録ＤＢ１３から、広告ターゲ
ットとするユーザーグループを選択するための検索条件
を定めて検索する。選択形成したユーザーグループを構
成する各ユーザー１７に対してのみ、バナー広告を付帯
させる。バナー広告を付帯した各ユーザー別テレビ番組
情報５１、バナー広告５２を付帯してない各ユーザー別
テレビ番組情報５１の両者を情報出力手段３により、希
望送信時間順に整列して待機させ、希望した時間到来の
都度、順次情報出力手段３によりユーザー宛て送信す
る。

【０３３６】次に、広告提供者が広告する方法につい
て、説明する。

【０３３７】この発明のシステムは、広告対象とするユ
ーザーグループを形成する方法は２つある。

【０３３８】１つは、このシステムを利用するに先立
ち、ユーザの登録したユーザー登録ＤＢを使用する方法
である。即ち、ユーザー属性として使用できる情報は、
性別、年令、居住する都道府県名、職業など限られたも
のとなり、テレビ番組情報のユーザーと比較して、大ま
かなユーザー属性を指標するグループ構成となる。

【０３３９】他の１つは、テレビ番組情報サービスを利
用するユーザーが登録したユーザー登録ＤＢを使用する
方法である。即ち、ユーザー属性として使用できる情報
は、性別、年令、居住する都道府県名、職業、テレビ番
組の選択に使用したジャンル、サブジャンル、キーワー
ドで、ユーザー属性として詳細なデータが使用できる方
法である。

【０３４０】広告提供者は、その広告目的に従って、２
つの方法を使い分けることができる。

【０３４１】前記の検索は、設定した検索条件より、Ｄ
Ｂを検索する常法の手段で行うことができる。

【０３４２】広告提供者は、前記のユーザー登録した事
項を、ユーザー属性として、登録した事項を選択・組合
わせて、自己がターゲットとするユーザーグループを選
定・形成し、ユーザーグループの各構成員に送信される
各ユーザー別テレビ番組情報に、バナー広告を付帯させ
て、広告活動を行うこともできる。

【０３４３】然しながら、このユーザー属性は、大まか
なユーザーの属性を示したものであるのので、更に詳細
なユーザー属性を示すものを求める場合は、ユーザーが
テレビ番組情報登録の際、登録したジャンル、サブジャ
ンル及びキーワードを登録したユーザー登録事項をも包
含したユーザー登録ＤＢを利用するものである。

【０３４４】ユーザー１７に対する広告を希望する広告
提供者２０は、このシステムのユーザー登録ＤＢ１３を
使用して、ユーザー登録ＤＢ１３に登録された各ユーザ
ーの属性を示す指標（ユーザー属性）を組合わせて、自
己の広告目標（ターゲット）とするユーザーグループを
選択形成し、このグループの構成員のユーザーに対して
広告を行い、効率の良いバナー広告５２を提供すること
ができる。

【０３４５】広告ＤＢ１５に、広告提供者２０が送付す
るバナー広告５２を、システム運営者１８の定める基準
に合致したものを予め作成して、システム運営者２０と
の取り決めにより、広告ＤＢ１５に送信し、蓄積して置
く必要がある。

【０３４６】これと平行してユーザー登録ＤＢ１３の、
ユーザー１７の登録した消費者属性データ（性別２５、
年齢２６、居住する都道府県名２７、職業２７ａ、番組
選択用のジャンル、サブジャンル２８、キーワード２
９）から広告提供者２０は、広告ターゲットに適合した
ユーザーグループを選択・形成して、これにバナー広告
５２を送信する。

【０３４７】図３０は、広告提供者２０がユーザー登録
ＤＢ１３を使用して、ユーザーグループを選定形成する
手順を示すフローチャートである。

【０３４８】処理部４は、記憶部５に保持されているＤ
Ｂであって、広告提供者２０から提供されたバナー広告
５２と、当該バナー広告５２を提供してきた広告提供者
２０によって、当該バナー広告５２を提供すべきユーザ
ー属性として指定されているユーザー属性を指標する情
報とが、関連付けられて記憶されている広告ＤＢ１５に
記憶されている当該バナー広告５２を提供すべきユーザ
ー属性として指定されている各ユーザー１７の属性を指
標とする情報と、前記ユーザー登録ＤＢ１３に記憶され
ている各ユーザーの属性を指標とする情報とを比較し、
各ユーザー１７に、前記情報出力手段３を介して出力す
るバナー広告５２を検出する。

【０３４９】このシステムでは、ユーザーグループを選
択・形成する方法は２通りある。

【０３５０】１つは、当初から広告対象とする人数を限
定して行う、例えば５０万人などとする方法である。

【０３５１】広告提供者２０は、当初から広告対象人数
（グループ）を限定する方法を選択する場合は、広告目
標とするユーザーグループの人数が、目標に達するま
で、自己の広告イメージに合致すると思われる、ジャン
ル、サブジャンル２８、キーワード２９を複数個組合わ
せ、前記の作業を繰り返して、徐々に広告対象の目標人
数に絞り込み、目標とする人数のグループを選択・形成
することができる。

【０３５２】このシステムの特色は、目標としたグルー
プの員数に達した場合、直ちに絞り込みを中止して、グ
ループを確定できる点にある。

【０３５３】広告対象人員を選定・形成したユーザーグ
ループに対して、長期間に亘り継続して広告を行う場
合、ユーザー登録の抹消などにより、設定したグループ
の人数が欠ける状態が発生した場合、直ちに次順位の者
が繰り上がり、目標人員を常時維持するシステムとする
ことも可能である。

【０３５４】他の方法は、広告提供者２０が目的とする
イメージに合致するとして選択したユーザー１７全員
（人数を限定しない）に広告を行う方法である。

【０３５５】当初から広告対象とする人数を絞りこまな
いで、ユーザー特性のみの注目し、これに合致する検索
条件を入力して、検索・形成された、ユーザーグループ
全員に第１段階として、バナー広告３５を送る方法であ
る。広告提供者２０は、広告目標に従って、何れかの方
法を選択する。

【０３５６】このシステムを使用して種々の検索条件を
組合わせで、ユーザーグループを選定し、絞り込むこと
も可能であり、広告目標以外の市場調査、アンケート調
査などの種々の目的に使用することができる。

【０３５７】図３１〜図３５に基き、以下にこのシステ
ムを使用して、広告提供者２０が広告ターゲットとする
ユーザーグループを選定、形成した例を説明する。

【０３５８】この検索は、設定した検索条件より、ＤＢ
を検索する常法の手段で行うことができる。

【０３５９】ユーザー登録総数２００万人のシステムと
する。

【０３６０】広告提供者２０は、自動車メーカーであ
る。

【０３６１】広告する商品は、高級乗用車○○○○（価
格６００万円）の新車発表月に対応して、商品の認知率
の向上及び販売活動促進を目的とした。

【０３６２】広告ターゲットは、男性、年令４０才〜６
０才、都市在住の会社員又は自由業の所得の多いユーザ
ー１７を想定した。

【０３６３】この実施例では、当初から広告対象人員を
限定しない検索方法を選択した。

【０３６４】広告提供者２０が、情報端末機でネットワ
ーク２１を介して、このシステムのコンピュータ１に送
信されたユーザー登録ＤＢ検索申込み３６を、コンピュ
ータ１の情報取得手段２により取得すると、ユーザー登
録ＤＢ１３に蓄積されている図３１のユーザー登録ＤＢ
検索条件入力画面１、図３２のユーザー登録ＤＢ検索条
件入力画面２、図３３のユーザー登録ＤＢ検索条件入力
画面３、図３４のユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面
４、図３５のユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面５、を
取り出してきて、これを情報出力手段３により、広告提
供者２０の情報端末機へ送信され、画面表示部に順次表
示される。

【０３６５】広告提供者２０は、送信されたユーザー登
録ＤＢ検索条件入力画面１〜５（図３１〜図３５）に必
要な事項を順次入力すればよい極めて簡便な方法で、広
告目標にマッチしたユーザーグループを選択することが
できる。

【０３６６】ユーザー属性の選択・確定は、ユーザー登
録ＤＢ１３に登録されているユーザー登録情報２３と略
同じであり、性別２５、年令２６、居住する都道府県名
２７、職業２７ａ、選択したジャンル、サブジャンル２
８、キーワード２９を組合わせて検索条件を設定し、ユ
ーザー登録ＤＢ１３を検索する必要がある。

【０３６７】前記の検索条件を入力する都度、ユーザー
登録ＤＢ１３を検索し、その検索結果（選択したユーザ
ーの人数）を検索結果欄６３ａに表示される。従って検
索者は、この検索結果欄６３ａの検索結果を見ながら、
検索作業の完了又は続行を決定することができる。

【０３６８】このユーザー登録ＤＢ１３を検索して、広
告ターゲットとするユーザーグループを選択・形成す
る。

【０３６９】図３１のユーザー登録ＤＢ検索条件入力画
面１に先ず、性別２５は男性、年令２６は４０才〜６０
才までの範囲とし、居住する都道府県名２７は、東京
都、大阪府、福岡県、北海道、広島県、愛知県とした。
職業２７ａは、会社員、自営業とした。

【０３７０】前記の入力した検索条件による検索結果が
検索結果欄６３ａに表示される。この段階での検索結果
は、４００万人であり、ターゲットの人数が多すぎ、且
つこの実施例の検索が目指すユーザー特性も顕著に表し
ていないユーザーグループであると考えられ、さらに絞
り込む必要があると判断した。

【０３７１】そこで、送りボタン７７をクリックする
と、ユーザーＤＢ検索条件入力画面２（図３２）が表示
される。

【０３７２】次に、ジャンルを選択して入力するが、ジ
ャンル選択ボタン６７のクリックすると、図２３、図２
４のジャンルが提示される。

【０３７３】これに従い、指定するジャンルをクリック
して選択する。

【０３７４】この実施例では、商品の特性を考慮して、
ニュース、社会・教養、音楽及びスポーツを選択した。

【０３７５】この検索条件のよる検索結果が図３２の検
索結果欄６３ａに表示され、この結果はユーザーグルー
プは、３００万人に減少した。

【０３７６】検索条件として指定するジャンルは、図２
３、図２４の階層表示されたジャンル、サブジャンルの
区分に従って指定する。

【０３７７】ジャンル入力が終わると送りボタン７８を
クリックすると、図３３のユーザーＤＢ検索条件入力画
面３が表示される。

【０３７８】この入力画面では、サブジャンルでさらに
絞りをかける。選択するサブジャンルボタン６７ｃをク
リックして選択する。サブジャンルを使用して、更に絞
り込みを掛ける。

【０３７９】検索条件として指定するサブジャンルは、
図２３、図２４の階層表示した既に入力済みのジャンル
２８に対応しているサブジャンルの区分に従って指定す
る。

【０３８０】ニュースでは政治・経済、社会・教養ではド
キュメンタリー、音楽ではクラシック、スポーツでは、
ゴルフのサブジャンルを選択した。

【０３８１】入力した検索条件による検索結果が図３３
の検索結果欄６３ａに表示され、ユーザーグループは２
２０万人に減少した。さらにユーザー特性を明確にする
ため、キーワード２９による絞込みを行った。送りボタ
ン７９をクリックすると、図３４が提示される。ユーザ
ーＤＢ検索条件入力画面４である。

【０３８２】この画面では、キーワード２９を入力して
絞りをかける。

【０３８３】キーワード２９は、株価、金融、景気、ア
メリカ経済、経済産業省、ウッズである。

【０３８４】この結果、ユーザーグループの人数は４０
万人となった。

【０３８５】この検索結果、広告目標に合致したユーザ
ー特性を表すユーザーグループを選択・形成できた。ユ
ーザーグループの絞込みは、これで完了とする。

【０３８６】図３４の送りボタン８０をクリックする
と、図３５が表示される。

【０３８７】次に、広告条件の入力を行う。図３５は、
ユーザーＤＢ検索条件入力画面５である。

【０３８８】広告提供者２０は、この入力画面には、広
告条件を入力する。

【０３８９】即ち、広告期間欄８１は、新車発表月に合
わせ、２００１年６月１日〜２００１年６月３０日まで
の１ヶ月間とした。広告曜日欄８２は、全曜日を入力
し、入力作業を完了する。これを図３５の送信ボタン８
３をクリックして確定、送信する。

【０３９０】この広告提供者２０は、この選定したユー
ザーグループを構成するユーザー１７に対して、各ユー
ザー別テレビ番組情報５１を送信する際に、これに広告
提供者２０のバナー広告５２を付帯させて送信する。

【０３９１】処理部４は、各ユーザー別テレビ番組情報
５１を情報出力手段３を介して出力する際に、前記各ユ
ーザー別テレビ番組情報５１に、広告ＤＢ１５に蓄積さ
れている広告提供者２０のバナー広告５２を取り出し
て、前記ユーザーグループを構成した各ユーザーに、各
ユーザー別テレビ番組情報５１に付帯させる処理を行
い、情報出力手段３に送る。

【０３９２】この選定・形成したユーザーグループに対
して、広告の第１段階としてバナー広告５２を、各ユー
ザー別テレビ番組情報５１に付帯して、ユーザー１７の
希望送信時間３０に、ユーザー１７宛てに伝送する。

【０３９３】また、広告提供者２０は、ユーザー１７が
この送信されたバナー広告５２に触発されて、バナー広
告５２をクリックすると、このバナー広告５２と連動
し、広告提供者２０運営するインターネット上のホーム
ページ（図示してない）にジャンプして接続されるの
で、これを補完するため、インターネット上にホームペ
ージを開設して、ホームページ内にユーザー１７に伝達
したい商品情報を掲載して、これを常時更新して最新情
報を掲載するように維持管理していることが必要であ
る。

【０３９４】ユーザー１７が選択して登録したジャン
ル、サブジャンル２８、キーワード２９などを組合わせ
て、ユーザー特性を推定して、種々の性格を持ったユー
ザーグループを選定・形成することもできる。

【０３９５】このユーザーグループの選択過程の巧拙
が、広告効果に大きな影響がある。

【０３９６】広告提供者２０は、ユーザー登録ＤＢ２か
ら、広告提供者２０の目標とする消費者属性にマッチし
たユーザーグループを選択して、このユーザー１７にユ
ーザー宛てに検索して用意されている各ユーザー別テレ
ビ番組情報５１に、バナー広告５２を付帯させてユーザ
ー１７の希望送信時間に、コンピュータ１の情報出力手
段３から自動送信される。ユーザー１７の電子メールア
ドレスに送信され、各ユーザー別テレビ番組情報５１の
内に組み込まれ表示画面上に、バナー広告５２として表
示される。

【０３９７】ユーザー１７は、さらに希望すれば、各ユ
ーザー別テレビ番組情報５１に付帯して送信されて来た
このバナー広告５２をクリックすると、バナー広告５２
にリンクを張ったインターネット上に開設されている広
告提供者２０のホームページにジャンプして接続され、
ホームページ内に掲載されている更に詳細な内容の最新
の広告情報を閲覧することができる。

【０３９８】ユーザー１７は送信されたバナー広告５２
に興味がない場合は、これを無視すればよい。この場
合、広告提供者２０は提供した広告が効果を奏しない結
果となるが、止むを得ない。

【０３９９】広告提供者２０は、如何にユーザー１７の
興味を引く、魅力的なバナー広告５２を作成して提供す
るか否かが重要ポイントである。

【０４００】さらにバナー広告５２をユーザーに送る
と、処理部４は、バナー広告５２を、各ユーザー別テレ
ビ番組情報５１に付帯させて各ユーザーに対して出力手
段３で出力した件数を数え、これを記憶部５の課金ＤＢ
１７に保持させ、一定期間毎にこれを取り出して、情報
出力手段３で広告をした広告提供者２０に課金情報５８
を送信し、システム運営者１８は、所定の手数料を広告
提供者２０から徴収する。

【０４０１】これと平行してユーザー登録ＤＢ１３の、
ユーザー１７の登録した消費者属性データ（性別２５、
年齢２６、居住する都道府県名２７、職業２７ａ、番組
選択用のジャンル、サブジャンル２８、キーワード２
９）から広告提供者２０は、広告ターゲットに適合した
ユーザーグループを選択・形成して、これにバナー広告
５２を送信する。

【０４０２】

【実施例４】携帯電話のバックアップサービスと、ユー
ザーが選択・要求するテレビ番組情報を提供するサービ
ス及び携帯電話のバックアップ等の完了メッセージ、テ
レビ番組情報に広告提供者が、ユーザー登録ＤＢ１３を
検索し、選択したユーザーに対し、バナー広告を付帯し
て送信するサービスである。

【０４０３】実施例１記載の携帯電話のバックアップサ
ービスと実施例３記載のテレビ番組情報サービスと、こ
れに広告を付帯するサービスを組合わせたサービスなの
で、説明は省略する。

【０４０４】

【実施例５】携帯電話のバックアップサービスと、ユー
ザーが選択・要求するテレビ番組情報を提供するサービ
スと、携帯電話のバックアップの完了メッセージ及びテ
レビ番組情報サービスに、ユーザー登録ＤＢを検索し
て、選択したユーザーに対して、広告提供者がバナー広
告を付帯して送信するサービスである。

【０４０５】実施例２記載のバックアップ等の完了メッ
セージに広告を付帯するサービスと実施例３記載のテレ
ビ番組情報サービスと、これに広告を付帯するサービス
を組合わせたサービスなので、説明は省略する。

【０４０６】

【発明の効果】この発明によれば、このシステムのユー
ザー登録した者（自己の電子メールアドレス、性別、年
齢、居住する都道府県名、職業、暗証番号を登録する）
は、希望すれば自己の携帯電話に蓄積した情報のバック
アップサービスを受けることができ、喪失した携帯電話
に蓄積した情報を回復することができ、安心して携帯電
話の使用ができる。また、希望すれば自己が興味を持つ
事柄に関するジャンル名及びキーワードなどを入力する
だけで、自己が興味を持つ事項に関する最新のテレビ番
組情報を、毎日、１回希望送信時間に自動送信されるの
で、自己が興味を持つ番組を探す手間がいらなく且つ番
組の見逃しがなくなり、簡便にテレビ番組情報を得るこ
とができる効果がある。

【０４０７】また、ユーザーは、バックアップ完了、更
新又はバックアップの取り込み完了の各メッセージ及び
テレビ番組情報に付帯して送付される短いメッセージ形
式のバナー広告が送信され、これをクリックするだけ
で、広告提供者のホームページにジャンプして接続され
るので、自己の好みに密接に関連した更に詳細な広告情
報を簡便に入手できる効果がある。

【０４０８】ユーザーは何れか一方又は両方のサービス
を受けることができ便利である。

【０４０９】一方、広告提供者は、ユーザー属性から推
定したユーザーが好みそうな広告情報を、コストの安い
広告媒体として、希望する時に、何時でも何度でもユー
ザー登録ＤＢ又はテレビ番組情報登録したユーザーＤＢ
を検索して、選定したユーザーグループに提供すること
ができ、ユーザー属性に基き選定しているので、ユーザ
ーの好みに合致する確率の高い商品広告を行うことがで
きる。

【０４１０】また、天候、気温などを見て、これにマッチ
した広告を機動的に行うことが可能となる。

【０４１１】従って、ユーザー属性によりユーザーグル
ープを絞り込んで、バナー広告を伝送するので、このグ
ループに属するユーザーが当該広告情報をヒットする確
率も高くなり、広告情報を提供した商品の販売促進にも
つながり効率的な広告をすることができる効果がある。
一方テレビ放送局は、放送直前の最終確定した自社のテ
レビ番組情報を個人へ確実に伝達できるので視聴率の向
上につながる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の、システムの第１、第２のコンピュ
ータの構成要素を示す概念図。

【図２】同じく、システムの全体を示す概念図。

【図３】同じく、第１のコンピュータの情報取得手段の
取得する情報を示す図。

【図４】同じく、第１のコンピュータの処理部が処理
し、記憶部が記憶する情報を示す図。

【図５】同じく、第１のコンピュータの情報出力手段の
出力する情報を示す図。

【図６】同じく、第２のコンピュータの情報取得手段の
取得する情報を示す図。

【図７】同じく、第２のコンピュータの処理部が処理
し、記憶部が記憶する情報を示す図。

【図８】同じく、第２のコンピュータの情報出力手段の
出力する情報を示す図。

【図９】同じく、ユーザー登録の手順を示すフローチャ
ート図。

【図１０】同じく、情報の流れを示す図。

【図１１】同じく、ユーザー登録入力画面の図。

【図１２】同じく、ユーザー登録入力画面で、性別、年
令、居住する都道府県名の入力画面。

【図１３】同じく、ユーザー登録入力画面で、職業、暗
証番号の入力画面。

【図１４】同じく、ユーザー登録完了メッセージ画面。

【図１５】同じく、ユーザー登録抹消完了のメッセージ
画面。

【図１６】同じく、バックアップ・更新・削除・取り込
みの入力画面。

【図１７】同じく、バックアップ完了のメッセージ画
面。

【図１８】同じく、バックアップの更新のメッセージ画
面。

【図１９】同じく、バックアップ削除のメッセージ画
面。

【図２０】同じく、バックアップの取り込み完了のメッ
セージ画面。

【図２１】同じく、ユーザー登録入力画面で、希望送信
時間、ジャンル登録、サブジャンル及びキーワード登録
の入力画面。

【図２２】同じく、ユーザー登録入力画面で、スクロー
ルバーを備えたジャンル、サブジャンル登録の入力画
面。

【図２３】同じく、ジャンル名及びサブジャンル名の階
層構造を示す図。

【図２４】同じく、ジャンル名及びサブジャンル名の階
層構造を示す図。

【図２５】同じく、ユーザー登録入力画面で、キーワー
ド登録の入力画面。

【図２６】同じく、ユーザーの指定したジャンル、サブ
ジャンル及びキーワードで、テレビ番組情報を検索した
状態を示す図。

【図２７】同じく、テレビ番組情報の携帯電話へ送信さ
れた画面。

【図２８】同じく、テレビ番組情報の登録完了通知出力
画面。

【図２９】同じく、テレビ番組情報の流れを示す図。

【図３０】同じく、広告提供者がテレビ番組情報ＤＢを
検索する手順を示す図。

【図３１】同じく、ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面
１。

【図３２】同じく、ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面
２。

【図３３】同じく、ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面
３。

【図３４】同じく、ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面
４。

【図３５】同じく、ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面
５。

【符号の説明】

１ 第１のコンピュータ １ａ 第２のコンピュータ １ｂ 専用回線 ２、２ａ 情報取得手段 ３、３ａ 情報出力手段 ４、４ａ 処理部 ５、５ａ 記憶部 ６、５ａ バス ７、７ａキーボード ８、８ａ マウス ９、９ａ 画像表示手段 １０、１０ａ 印刷手段 １１、１１ａ 通信手段 １２、１２ａ 回線 １３ ユーザー登録ＤＢ １３ａ バックアップＤＢ １４ テレビ番組情報ＤＢ １５ （バナー）広告ＤＢ １６ 課金ＤＢ １７ ユーザー １８ システム運営者 １９ テレビ各社 ２０ 広告提供者 ２１ ネットワーク ２１ａ 通信会社 ２２ 利用者申込み情報 ２３ ユーザー登録情報 ２４ 電子メールアドレス ２５ 性別 ２６ 年令 ２７ 居住する都道府県名 ２７ａ 職業リスト ２８ ジャンル・サブジャンル指定 ２９ キーワード ３０ 希望送信時間 ３１ 登録事項の変更 ３２ ユーザー登録の抹消 ３２ａ 暗証番号 ３２ｂ バックアップ情報 ３２ｃ バックアップの更新情報 ３２ｄ バックアップ削除情報 ３２ｅ バックアップ（コピー）取り込み情報 ３３ テレビ番組情報（各テレビ局） ３４ テレビ更新番組情報（各テレビ局） ３５ 広告情報 ３６ ユーザー登録ＤＢ検索申込 ３６ａ ユーザー登録ＤＢの検索条件情報 ３７ ユーザー登録入力画面の出力指示 ３７ｂ 携帯電話のバックアップの申込み・バックアッ
プの更新・バックアップの削除・バックアップの取り込
み画面の出力指示 ３８ テレビ番組情報へジャンル・サブジャンル、キー
ワードの付与 ３９ ユーザー登録情報の記録・保持 ４０ 各ユーザー宛のテレビ番組情報の検索及び指定時
間の出力指示 ４１ 広告提供者へのユーザー登録ＤＢ検索の入力画面
の出力指示 ４２ 広告提供者の検索条件によるユーザー登録ＤＢの
検索及び検索結果の画面出力、バナー広告の付帯 ４３ａ バックアップ画面 ４３ｂ バックアップの更新画面 ４３ｃ バックアップの削除画面 ４３ｄ バックアップの取り込み画面 ４３ ユーザー登録入力画面１ ４４ ユーザー登録入力画面２ ４５ ユーザー登録入力画面３ ４６ ユーザー登録入力画面４ ４７ ユーザー登録入力画面５ ４８ ユーザー登録入力画面６ ４９ ユーザー登録完了通知 ５０ ユーザー登録抹消通知 ５１ 各ユーザー別テレビ番組情報 ５２ バナー広告 ５３ ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面１ ５４ ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面２ ５５ ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面３ ５６ ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面４ ５７ ユーザー登録ＤＢ検索条件入力画面５ ５８ 課金情報 ５７ａ バックアップ情報 ５７ｂ バックアップの更新情報 ５７ｃ バックアップの削除情報 ５７ｄ バックアップの取り込み情報 ５７ｅ バックアップ ５７ｆ バックアップの更新 ５７ｇ バックアップの削除 ５７ｈ バックアップの取り込み ５７ｉ バックアップＤＢ ５７ｊ バックアップの完了送信 ５７ｋ バックアップの更新送信 ５７ｌ バックアップの削除送信 ５７ｍ バックアップの取り込み送信 ５９ ユーザー登録画面ボタン ６０ ユーザー登録事項の変更ボタン ６１ ユーザー登録の抹消ボタン ６１ａ 電子メールアドレス入力欄 ６２ 年令 ６３ 都道府県名選択ボタン ６３ａ 検索結果欄 ６４ 職業選択ボタン ６５ 暗証番号欄 ６６ 送信希望時間入力欄 ６６ａ 送信ボタン ６６ｂ 携帯電話のバックアップ入力ボタン ６６ｃ テレビ番組情報入力ボタン ６６ｄ 画面送りボタン ６６ｅ バックアップボタン ６６ｆ バックアップ更新ボタン ６６ｇ バックアップ削除ボタン ６６ｈ 送信ボタン ６６ｉ、６６ｊ、６６ｋ、６６ｌ 初期画面に戻るボタ
ン ６６ｎ バックアップ取り込みボタン ６６ｍ 希望送信時間欄 ６７ ジャンル登録ボタン ６７ａ、６７ｂ スクロールバー ６７ｃ ジャンル登録ボタン ６８ キーワード登録ボタン ６９、７０、７１ キーワード入力欄 ７２、８３ 送信ボタン ７３ 登録抹消完了メッセージ ７４ ユーザー登録番号 ７４ａ 暗証番号 ７５ 登録抹消メッセージ ７６ バナー広告 ７７、７８、７９、８０、 送りボタン ８１ 広告期間欄 ８２ 指定曜日欄 ８３ 送信ボタン

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２６ Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２６ ５０６ ５０６ ＺＥＣ ＺＥＣ Ｈ０４Ｈ 1/00 Ｈ０４Ｈ 1/00 Ｃ Ｈ０４Ｍ 11/00 ３０２ Ｈ０４Ｍ 11/00 ３０２ Ｈ０４Ｑ 7/38 Ｈ０４Ｂ 7/26 １０９Ｈ (72)発明者 植松 芳宏 東京都大田区蒲田４−18−22 蒲田コート 801号 Ｆターム(参考） 5B017 AA07 BA05 CA16 5B018 GA04 HA03 5B082 DE06 GA11 5K067 AA21 AA34 BB04 DD17 FF02 FF04 HH21 HH22 HH23 HH24 5K101 KK16 KK18 LL00 LL12 MM07 NN17 NN21 (54)【発明の名称】 携帯電話のバックアップを提供するサービス、ユーザーが選択・要求するテレビ番組情報を提供 するサービス及びこれらのユーザーに提供されるサービスに付帯して広告情報を提供するシステ ム

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１のコンピュータと、当該第１のコン
   ピュータに専用回線又はネットワークを介して接続され
   る少なくとも一台以上の第２のコンピュータで構成され
   る携帯電話のバックアップサービスを提供するシステム
   であって、 第１のコンピュータは、情報取得手段と、情報出力手段
   と、記憶部と、情報処理部とを備えており、 当該第１のコンピュ−タは記憶部は、少なくともユーザ
   ー登録ＤＢを備えており、 第１のコンピュータの前記情報処理部は、 情報取得手段にて利用申込み者からの利用申込情報を取
   得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに蓄積されているユ
   ーザー登録受付に必要な情報を取り出してきて、前記情
   報出力手段を介して前記利用申込み者に向けて出力する
   と共に、前記ユーザー登録受付に必要な情報に応じて利
   用申込者から前記情報取得手段を介して取得した情報中
   に含まれている電子メールアドレス、ユーザーの属性を
   指標する情報、暗証番号とを、前記ユーザー登録ＤＢに
   保持させる処理部と、 情報取得手段にて、利用申込者からの利用申込み情報と
   共に前記利用申込者の入力した暗証番号を取得して、該
   暗証番号とユーザー登録ＤＢに保持されているユーザー
   の暗証番号とを比較照合して、前記利用申込者がユーザ
   ー登録した者か否かを識別する処理部と、 情報取得手段にてユーザーからの携帯電話のバックアッ
   プの申込み情報、バックアップの更新申込み情報、バッ
   クアップの削除申込み情報及びバックアップの取り込み
   の申込み情報を取得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに
   蓄積されている前記携帯電話のバックアップ、バックア
   ップの更新、削除、取り込みの申込みに必要な情報を取
   り出してきて、前記情報出力手段を介して前記ユーザー
   に向けて出力すると共に、前記バックアップ申込みに必
   要な情報、バックアップの更新申込みに必要な情報、バ
   ックアップの削除申込みに必要な情報及びバックアップ
   の取り込みの申込みに必要な情報を前記情報取得手段を
   介して取得し、第２のコンピュータへの接続を行って、
   これらの情報を前記第２のコンピュータに、転送処理す
   る処理部と、 情報取得手段にて取得した第2のコンピュータからのバ
   ックアップ完了、バックアップの更新完了、バックアッ
   プの取り込み完了及びバックアップの削除完了の各完了
   情報に基き、当該ユーザーに対し、バックアップ完了、
   バックアップの更新完了、バックアップの取り込み完了
   及びバックアップの削除完了の各メッセージを、前記情
   報出力手段を介して前記各メッセージを前記ユーザーに
   向けて出力する処理部と、 情報取得手段にて取得したユーザーからのユーザー登録
   抹消情報を取得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに蓄積
   されているユーザー登録抹消に必要な情報を取り出して
   きて、前記情報出力手段を介して前記ユーザーに向けて
   出力すると共に、前記情報取得手段で取得したユーザー
   登録抹消請求に基き、ユーザー登録ＤＢの当該ユーザー
   の登録抹消する処理部とを備えており、 第２のコンピュータは、情報取得手段と、情報出力手段
   と、記憶部と、情報処理部とを備えており、 第２のコンピュータの記憶部は、少なくともバックアッ
   プＤＢを備えており、第２のコンピュータの前記処理部
   は、 情報取得手段により第１のコンピュータを経由して、転
   送されたユーザーからバックアップ、バックアップの更
   新、バックアップの削除の申込みに応じて、これらの処
   理に必要な利用申込者からの前記バックアップ情報、バ
   ックアップの更新情報、バックアップの削除情報を取得
   して、前記各情報をバックアップＤＢに保持、削除する
   処理部と、 情報取得手段により第１のコンピュータを経由して、転
   送されたユーザーからのバックアップの取り込み情報を
   取得して、バックアップＤＢから当該バックアップ情報
   を取り出してきて、情報出力手段により、第１のコンピ
   ュータを経由して、前記バックアップ情報を前記ユーザ
   ーに対して送信処理する処理部と、 前記バックアップ情報、バックアップの更新情報、バッ
   クアップの削除情報及びバックアップの取り込み情報の
   保持、更新、削除の処理を完了した後、前記情報出力手
   段を介して、前記第１のコンピュータに対し前記各情報
   の処理の完了情報を出力する処理部から構成されること
   を特徴ととする携帯電話のバックアップサービスを提供
   するシステム。
2. 【請求項２】第１のコンピュータは記憶部は、更に広告
   ＤＢと課金ＤＢを備えており、 前記第１のコンピュータの情報処理部は、 記憶部に保持されているＤＢであって、広告提供者から
   提供されたバナー広告と、当該バナー広告を提供してき
   た広告提供者によって、当該バナー広告を提供すべきユ
   ーザー属性として指定されているユーザー属性を指標す
   る情報とが関連付けられて記憶されている広告情報ＤＢ
   に記憶されている当該バナー広告を提供すべきユーザー
   の属性として指定されているユーザーの属性を指標する
   情報と、前記ユーザー登録ＤＢに記憶されている各ユー
   ザーの属性を指標する情報とを比較し、各ユーザーに、
   前記情報出力手段を介して出力するバナー広告を検索す
   る処理部と、 情報取得手段にて取得した第2のコンピュータからのバ
   ックアップ完了、バックアップの更新完了、バックアッ
   プの取り込み完了及びバックアップの削除完了の各完了
   情報に基き、当該ユーザーに対し、バックアップ完了、
   バックアップの更新完了、バックアップの取り込み完了
   及びバックアップの削除完了の各メッセージを、前記情
   報出力手段を介して送信する際に、当該メッセージに前
   記検索されたバナー広告を付帯させる処理を行う処理部
   と、 当該バナー広告を、携帯電話のバックアップの完了、バ
   ックアップの更新完了、バックアップの削除完了及びバ
   ックアップの取り込み完了の各メッセージに付帯させて
   各ユーザーに対して出力した件数を数え、これを記憶部
   の課金ＤＢに保持させる処理を行う処理部から構成され
   ることを特徴とする請求項１記載の携帯電話のバックア
   ップサービスを提供するシステム。
3. 【請求項３】情報取得手段と、情報出力手段と、記憶部
   と、情報処理部とを備えた第１のコンピュータを使用し
   て、ユーザーが選択・要求するテレビ番組情報に付帯し
   て、広告提供者が広告情報を提供するシステムであっ
   て、 前記第１のコンピュータの記憶部は、テレビ番組情報Ｄ
   Ｂと、ユーザー登録ＤＢと、広告ＤＢと、課金ＤＢとを
   備えており、 前記第１のコンピュータの情報処理部は、 情報取得手段にて取得したテレビ番組情報を、当該番組
   情報中の各番組について番組の内容に応じて予め設定さ
   れているジャンル及びサブジャンルに分類すると共に、
   番組の内容に応じて予め設定されているキーワードを各
   種番組に付与して、前記テレビ番組情報ＤＢに保持させ
   る処理部と、 情報取得手段にてユーザーからの利用申込情報を取得し
   た際に、前記ユーザー登録ＤＢに蓄積されているユーザ
   ー登録受付に必要な情報を取り出してきて、前記情報出
   力手段を介して前記ユーザーに向けて出力すると共に、
   当該ユーザー登録受付に必要な情報に応じてユーザーか
   ら前記情報取得手段を介して取得した情報中に含まれて
   いる電子メールアドレス、ユーザーの属性を指標する情
   報、当該ユーザーによって選択・指定された前記ジャン
   ル及びサブジャンル並びに前記キーワード、当該ユーザ
   ーが希望・指定するテレビ番組情報の取得を希望する時
   間に関する情報とを、前記ユーザー登録ＢＤに保持させ
   る処理部と、 前記ユーザー登録ＤＢに記憶されている各ユーザーによ
   って選択・指定されているジャンル、サブジャンル及び
   キーワードを、前記テレビ番組情報ＤＢに記憶されてい
   る各番組に付与されているジャンル、サブジャンル及び
   キーワードと比較して、各ユーザーに、前記情報出力手
   段を介して出力するテレビ番組情報を検索する処理部
   と、 記憶部に保持されているＤＢであって、広告提供者から
   提供されたバナー広告と、当該バナー広告を提供してき
   た広告提供者によって、当該バナー広告を提供すべきユ
   ーザー属性として指定されているユーザー属性を指標す
   る情報とが関連付けられて記憶されている広告情報ＤＢ
   に記憶されている当該バナー広告を提供すべきユーザー
   の属性として指定されているユーザーの属性を指標する
   情報と、前記ユーザー登録ＤＢに記憶されている各ユー
   ザーの属性を指標する情報とを比較し、各ユーザーに、
   前記情報出力手段を介して出力するバナー広告を検索す
   る処理部と、 各ユーザーに対して前記検索されたテレビ番組情報を、
   前記ユーザー登録ＤＢに記憶されているユーザーから希
   望された時間に、前記情報出力手段を介して出力する処
   理部と、 当該処理によって、各ユーザーに対して前記検索された
   テレビ番組情報を前記情報出力手段を介して出力する際
   に、当該テレビ番組情報に、前記検索されたバナー広告
   を付帯させる処理を行う処理部と、 当該バナー広告を、テレビ番組情報に付帯させて各ユー
   ザーに対して出力した件数を数え、これを記憶部の課金
   ＤＢに保持させる処理を行う処理部と、 から構成されることを特徴とするユーザーが選択・要求
   するテレビ番組情報に付帯して広告情報を提供するシス
   テム。
4. 【請求項４】 第１のコンピュータと、当該第１のコン
   ピュータに専用回線又はネットワークを介して接続され
   る少なくとも一台以上の第２のコンピュータで構成され
   る携帯電話のバックアップサービスと、ユーザーが選択
   ・要求するテレビ番組情報に付帯して広告情報を提供す
   るシステムであって、 第１のコンピュータは、情報取得手段と、情報出力手段
   と、記憶部と、情報処理部とを備えており、 前記第１のコンピュータの記憶部は、テレビ番組情報Ｄ
   Ｂと、ユーザー登録ＤＢと、広告ＤＢと、課金ＤＢとを
   備えており、 第１のコンピュータの前記情報処理部は、 情報取得手段にて利用申込み者からの利用申込情報を取
   得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに蓄積されているユ
   ーザー登録受付に必要な情報を取り出してきて、前記情
   報出力手段を介して前記利用申込み者に向けて出力する
   と共に、前記ユーザー登録受付に必要な情報に応じて利
   用申込者から前記情報取得手段を介して取得した情報中
   に含まれている電子メールアドレス、ユーザーの属性を
   指標する情報、暗証番号とを、前記ユーザー登録ＤＢに
   保持させる処理部と、 情報取得手段にて、利用申込者からの利用申込み情報と
   共に前記利用申込者の入力した暗証番号を取得して、該
   暗証番号とユーザー登録ＤＢに保持されているユーザー
   の暗証番号とを比較照合して、前記利用申込者がユーザ
   ー登録した者か否かを識別する処理部と、 情報取得手段にてユーザーからの携帯電話のバックアッ
   プの申込み情報、バックアップの更新申込み情報、バッ
   クアップの削除申込み情報及びバックアップの取り込み
   の申込み情報を取得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに
   蓄積されている前記携帯電話のバックアップ、バックア
   ップの更新、削除、取り込みの申込みに必要な情報を取
   り出してきて、前記情報出力手段を介して前記ユーザー
   に向けて出力すると共に、前記バックアップ申込みに必
   要な情報、バックアップの更新申込みに必要な情報、バ
   ックアップの削除申込みに必要な情報及びバックアップ
   の取り込みの申込みに必要な情報を前記情報取得手段を
   介して取得し、第２のコンピュータへの接続を行って、
   これらの情報を前記第２のコンピュータに、転送処理す
   る処理部と、 情報取得手段にて取得した第2のコンピュータからのバ
   ックアップ完了、バックアップの更新完了、バックアッ
   プの取り込み完了及びバックアップの削除完了の各完了
   情報に基き、当該ユーザーに対し、バックアップ完了、
   バックアップの更新完了、バックアップの取り込み完了
   及びバックアップの削除完了の各メッセージを、前記情
   報出力手段を介して前記各メッセージを前記ユーザーに
   向けて出力する処理部と、 情報取得手段にて取得したユーザーからのユーザー登録
   抹消情報を取得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに蓄積
   されているユーザー登録抹消に必要な情報を取り出して
   きて、前記情報出力手段を介して前記ユーザーに向けて
   出力すると共に、前記情報取得手段で取得したユーザー
   登録抹消請求に基き、ユーザー登録ＤＢの当該ユーザー
   の登録抹消する処理部とを備えており、 前記第１のコンピュータの情報処理部は、 情報取得手段にて取得したテレビ番組情報を、当該番組
   情報中の各番組について番組の内容に応じて予め設定さ
   れているジャンル及びサブジャンルに分類すると共に、
   番組の内容に応じて予め設定されているキーワードを各
   種番組に付与して、前記テレビ番組情報ＤＢに保持させ
   る処理部と、 情報取得手段にてユーザーからの利用申込情報を取得し
   た際に、前記ユーザー録ＤＢに蓄積されているユーザー
   登録受付に必要な情報を取り出してきて、前記情報出力
   手段を介して前記ユーザーに向けて出力すると共に、当
   該ユーザー登録受付に必要な情報に応じてユーザーから
   前記情報取得手段を介して取得した情報中に含まれてい
   る電子メールアドレス、ユーザーの属性を指標する情報、
   当該ユーザーによって選択・指定された前記ジャンル及
   びサブジャンル並びに前記キーワード、当該ユーザーが
   希望・指定するテレビ番組情報の取得を希望する時間に
   関する情報とを、前記ユーザー登録ＢＤに保持させる処
   理部と、前記ユーザー登録ＤＢに記憶されている各ユー
   ザーによって選択・指定されているジャンル、サブジャ
   ンル及びキーワードを、前記テレビ番組情報ＤＢに記憶
   されている各番組に付与されているジャンル、サブジャ
   ンル及びキーワードと比較して、各ユーザーに、前記情
   報出力手段を介して出力するテレビ番組情報を検索する
   処理部と、 記憶部に保持されているＤＢであって、広告提供者から
   提供されたバナー広告と、当該バナー広告を提供してき
   た広告提供者によって、当該バナー広告を提供すべきユ
   ーザー属性として指定されているユーザー属性を指標す
   る情報とが関連付けられて記憶されている広告情報ＤＢ
   に記憶されている当該バナー広告を提供すべきユーザー
   の属性として指定されているユーザーの属性を指標する
   情報と、前記ユーザー登録ＤＢに記憶されている各ユー
   ザーの属性を指標する情報とを比較し、各ユーザーに、
   前記情報出力手段を介して出力するバナー広告を検索す
   る処理部と、 各ユーザーに対して前記検索されたテレビ番組情報を、
   前記ユーザー登録ＤＢに記憶されているユーザーから希
   望された時間に、前記情報出力手段を介して出力する処
   理部と、 当該処理によって、各ユーザーに対して前記検索された
   テレビ番組情報を前記情報出力手段を介して出力する際
   に、当該テレビ番組情報に、前記検索されたバナー広告
   を付帯させる処理を行う処理部と、 当該バナー広告を、テレビ番組情報に付帯させて各ユー
   ザーに対して出力した件数を数え、これを記憶部の課金
   ＤＢに保持させる処理を行う処理部と、 情報取得手段にてユーザーからのテレビ番組情報の申込
   情報を取得した際に、前記ユーザー登録ＤＢに蓄積され
   ているテレビ番組情報の登録受付に必要な情報を取り出
   してきて、前記情報出力手段を介して前記ユーザーに向
   けて出力すると共に、当該テレビ番組情報の登録受付に
   必要な情報に応じてユーザーから前記情報取得手段を介
   して取得した情報中に含まれている当該ユーザーによっ
   て選択・指定された前記ジャンル及びサブジャンル並び
   に前記キーワード、当該ユーザーが希望・指定するテレ
   ビ番組情報の取得を希望する時間に関する情報とを、ユ
   ーザー登録ＤＢに保持させる処理部と、 第２のコンピュータは、情報取得手段と、情報出力手段
   と、記憶部と、情報処理部とを備えており、 第２のコンピュータの記憶部は、少なくともバックアッ
   プＤＢを備えており、第２のコンピュータの前記処理部
   は、 情報取得手段により第１のコンピュータを経由して、転
   送されたユーザーからバックアップ、バックアップの更
   新、バックアップの削除の申込みに応じて、これらの処
   理に必要な利用申込者からの前記バックアップ情報、バ
   ックアップの更新情報、バックアップの削除情報を取得
   して、前記各情報をバックアップＤＢに保持、削除する
   処理部と、 情報取得手段により第１のコンピュータを経由して、転
   送されたユーザーからのバックアップの取り込み情報を
   取得して、バックアップＤＢから当該バックアップ情報
   を取り出してきて、情報出力手段により、第１のコンピ
   ュータを経由して、前記バックアップ情報を前記ユーザ
   ーに対して送信処理する処理部と、 前記バックアップ情報、バックアップの更新情報、バッ
   クアップの削除情報及びバックアップの取り込み情報の
   保持、更新、削除の処理を完了した後、前記情報出力手
   段を介して、前記第１のコンピュータに対し前記各情報
   の処理の完了情報を出力する処理部から構成されること
   を特徴とする携帯電話のバックアップサービスの提供
   と、ユーザーが選択・要求するテレビ番組情報に付帯し
   て広告情報を提供するシステム。
5. 【請求項５】第１のコンピュータは記憶部は、更に広告
   ＤＢと課金ＤＢを備えており、 前記第１のコンピュータの情報処理部は、 記憶部に保持されているＤＢであって、広告提供者から
   提供されたバナー広告と、当該バナー広告を提供してき
   た広告提供者によって、当該バナー広告を提供すべきユ
   ーザー属性として指定されているユーザー属性を指標す
   る情報とが関連付けられて記憶されている広告情報ＤＢ
   に記憶されている当該バナー広告を提供すべきユーザー
   の属性として指定されているユーザーの属性を指標する
   情報と、前記ユーザー登録ＤＢに記憶されている各ユー
   ザーの属性を指標する情報とを比較し、各ユーザーに、
   前記情報出力手段を介して出力するバナー広告を検索す
   る処理部と、 情報取得手段にて取得した第2のコンピュータからのバ
   ックアップ完了、バックアップの更新完了、バックアッ
   プの取り込み完了及びバックアップの削除完了の各完了
   情報に基き、当該ユーザーに対し、バックアップ完了、
   バックアップの更新完了、バックアップの取り込み完了
   及びバックアップの削除完了の各メッセージを、前記情
   報出力手段を介して送信する際に、当該メッセージに前
   記検索されたバナー広告を付帯させる処理を行う処理部
   と、 当該バナー広告を、携帯電話のバックアップの完了、バ
   ックアップの更新完了、バックアップの削除完了及びバ
   ックアップの取り込み完了の各メッセージに付帯させて
   各ユーザーに対して出力した件数を数え、これを記憶部
   の課金ＤＢに保持させる処理を行う処理部から構成され
   ることを特徴とする請求項４記載の携帯電話のバックア
   ップサービスと、ユーザーが選択・要求するテレビ番組
   に付帯して広告を提供するシステム。