JP2003001191A - 多機能振動アクチュエータ - Google Patents
多機能振動アクチュエータInfo
- Publication number
- JP2003001191A JP2003001191A JP2001188310A JP2001188310A JP2003001191A JP 2003001191 A JP2003001191 A JP 2003001191A JP 2001188310 A JP2001188310 A JP 2001188310A JP 2001188310 A JP2001188310 A JP 2001188310A JP 2003001191 A JP2003001191 A JP 2003001191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- magnetic circuit
- vibration actuator
- vibration
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コイル用のリード線の配線の作業性を改善し
た、断線事故やビビリの起こらない多機能振動アクチュ
エータを得る。 【解決手段】 磁気回路と、前記磁気回路の空隙部に配
置されたコイル６と、前記コイル６によって駆動力が与
えられる振動体５と、振動伝達部８と、前記振動伝達部
８の固定された円弧状の螺旋形のサスペンション４とで
構成された多機能振動アクチュエータであって、前記サ
スペンション４は、前記磁気回路を柔軟に支持してお
り、コイルからのコイル線７が、じゃばら空中配線処理
された多機能振動アクチュエータとする。
た、断線事故やビビリの起こらない多機能振動アクチュ
エータを得る。 【解決手段】 磁気回路と、前記磁気回路の空隙部に配
置されたコイル６と、前記コイル６によって駆動力が与
えられる振動体５と、振動伝達部８と、前記振動伝達部
８の固定された円弧状の螺旋形のサスペンション４とで
構成された多機能振動アクチュエータであって、前記サ
スペンション４は、前記磁気回路を柔軟に支持してお
り、コイルからのコイル線７が、じゃばら空中配線処理
された多機能振動アクチュエータとする。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として携帯電話
等の移動体通信機器に搭載され、呼び出し音、音声、振
動等を発生させる機能を有する多機能振動アクチュエー
タに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】図３に、従来の多機能振動アクチュエー
タの断面図を示す。図３の従来の多機能振動アクチュエ
ータは、ヨーク１’、永久磁石２’、プレート３’から
なる磁気回路と、前記磁気回路の空隙部に配置されたコ
イル６’と、前記コイル６’によって駆動力が与えられ
る振動体５’と、振動伝達部８’と、前記振動伝達部
８’の固定された円弧状の螺旋形のサスペンション４’
とで構成された多機能振動アクチュエータである。 【０００３】ここで、前記磁気回路は、サスペンション
４’で柔軟に支持しており、前記サスペンション４’
は、前記ヨーク１’の外周部および前記振動伝達部８’
に固定されている。 【０００４】また、振動体５’の径方向の、任意の位置
に接着材等により固定されたコイル６’は、前記磁気回
路の空隙に配されており、コイル線７’は、前記振動体
５’外周方向へ這わせて端子部９’に半田付けされてい
る。 【０００５】前記振動体５’は、前記サスペンション
４’と同様、前記振動伝達部８’に固定され、前記コイ
ル６’に駆動電流を流すと、前記磁気回路あるいは前記
コイル６’は、軸方向を上下に移動を繰り返し起こし
て、外部に振動を伝えるような構造であった。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】ここで、前記コイル線
７’は、リード切れや、ビビリ防止のために、途中でリ
ードフォーミング行った上で、さらに前記振動体５’の
中間にて接着剤等で固定されていた。しかし、このよう
なリード線構造では、細い導線を扱うために、作業性が
悪い上に、ビビリや断線の面で信頼性が低いという問題
点があった。 【０００７】従って、本発明の目的は、コイル用のリー
ド線の配線の作業性を改善した、断線やビビリの起こり
難い多機能振動アクチュエータを提供することである。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明の多機能振動アク
チュエータは、特にコイルからのリード線を、じゃばら
空中配線処理した多機能振動アクチュエータとするもの
である。 【０００９】即ち、本発明は、磁気回路と、前記磁気回
路の空隙部に配置されたコイルと、前記コイルによって
駆動力が与えられる振動板と、振動伝達部と、前記振動
伝達部の固定された円弧状の螺旋形のサスペンションと
で構成された多機能振動アクチュエータにおいて、前記
サスペンションは、前記磁気回路を柔軟に支持してお
り、コイルからのリード線がじゃばら空中配線処理され
た多機能振動アクチュエータである。 【００１０】 【実施例】本発明の実施例による多機能振動アクチュエ
ータについて、以下に説明する。 【００１１】図１に、本発明の多機能振動アクチュエー
タの断面図を示す。図１の多機能振動アクチュエータ
は、ヨーク１、永久磁石２、プレート３からなる磁気回
路と、前記磁気回路の空隙部に配置されたコイル６と、
前記コイル６によって駆動力が与えられる振動体５と、
振動伝達部８と、前記振動伝達部８の固定された円弧状
の螺旋形のサスペンション４とで構成された多機能振動
アクチュエータである。 【００１２】ここで、前記磁気回路は、サスペンション
４で柔軟に支持しており、前記サスペンション４は、前
記ヨーク１の外周部および前記振動伝達部８に固定され
ている。また、振動体５の径方向の、任意の位置に接着
材等により固定されたコイル６は、前記磁気回路の空隙
に配されている。 【００１３】図２は、本発明の実施例による多機能振動
アクチュエータのコイル線の配線の状態を示す説明図で
ある。図２より、コイル６からのコイル線７は、じゃば
ら形にフォーミングして、空中配線処理している。 【００１４】このように配線処理することにより、従来
のような細い導線を扱っても、作業性が良くなり、ビビ
リや断線が起こり難くなる。 【００１５】 【発明の効果】以上、本発明によれば、コイル用のリー
ド線の配線の作業性を改善した、断線やビビリの起こら
ない多機能振動アクチュエータを提供することができ
る。
等の移動体通信機器に搭載され、呼び出し音、音声、振
動等を発生させる機能を有する多機能振動アクチュエー
タに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】図３に、従来の多機能振動アクチュエー
タの断面図を示す。図３の従来の多機能振動アクチュエ
ータは、ヨーク１’、永久磁石２’、プレート３’から
なる磁気回路と、前記磁気回路の空隙部に配置されたコ
イル６’と、前記コイル６’によって駆動力が与えられ
る振動体５’と、振動伝達部８’と、前記振動伝達部
８’の固定された円弧状の螺旋形のサスペンション４’
とで構成された多機能振動アクチュエータである。 【０００３】ここで、前記磁気回路は、サスペンション
４’で柔軟に支持しており、前記サスペンション４’
は、前記ヨーク１’の外周部および前記振動伝達部８’
に固定されている。 【０００４】また、振動体５’の径方向の、任意の位置
に接着材等により固定されたコイル６’は、前記磁気回
路の空隙に配されており、コイル線７’は、前記振動体
５’外周方向へ這わせて端子部９’に半田付けされてい
る。 【０００５】前記振動体５’は、前記サスペンション
４’と同様、前記振動伝達部８’に固定され、前記コイ
ル６’に駆動電流を流すと、前記磁気回路あるいは前記
コイル６’は、軸方向を上下に移動を繰り返し起こし
て、外部に振動を伝えるような構造であった。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】ここで、前記コイル線
７’は、リード切れや、ビビリ防止のために、途中でリ
ードフォーミング行った上で、さらに前記振動体５’の
中間にて接着剤等で固定されていた。しかし、このよう
なリード線構造では、細い導線を扱うために、作業性が
悪い上に、ビビリや断線の面で信頼性が低いという問題
点があった。 【０００７】従って、本発明の目的は、コイル用のリー
ド線の配線の作業性を改善した、断線やビビリの起こり
難い多機能振動アクチュエータを提供することである。 【０００８】 【課題を解決するための手段】本発明の多機能振動アク
チュエータは、特にコイルからのリード線を、じゃばら
空中配線処理した多機能振動アクチュエータとするもの
である。 【０００９】即ち、本発明は、磁気回路と、前記磁気回
路の空隙部に配置されたコイルと、前記コイルによって
駆動力が与えられる振動板と、振動伝達部と、前記振動
伝達部の固定された円弧状の螺旋形のサスペンションと
で構成された多機能振動アクチュエータにおいて、前記
サスペンションは、前記磁気回路を柔軟に支持してお
り、コイルからのリード線がじゃばら空中配線処理され
た多機能振動アクチュエータである。 【００１０】 【実施例】本発明の実施例による多機能振動アクチュエ
ータについて、以下に説明する。 【００１１】図１に、本発明の多機能振動アクチュエー
タの断面図を示す。図１の多機能振動アクチュエータ
は、ヨーク１、永久磁石２、プレート３からなる磁気回
路と、前記磁気回路の空隙部に配置されたコイル６と、
前記コイル６によって駆動力が与えられる振動体５と、
振動伝達部８と、前記振動伝達部８の固定された円弧状
の螺旋形のサスペンション４とで構成された多機能振動
アクチュエータである。 【００１２】ここで、前記磁気回路は、サスペンション
４で柔軟に支持しており、前記サスペンション４は、前
記ヨーク１の外周部および前記振動伝達部８に固定され
ている。また、振動体５の径方向の、任意の位置に接着
材等により固定されたコイル６は、前記磁気回路の空隙
に配されている。 【００１３】図２は、本発明の実施例による多機能振動
アクチュエータのコイル線の配線の状態を示す説明図で
ある。図２より、コイル６からのコイル線７は、じゃば
ら形にフォーミングして、空中配線処理している。 【００１４】このように配線処理することにより、従来
のような細い導線を扱っても、作業性が良くなり、ビビ
リや断線が起こり難くなる。 【００１５】 【発明の効果】以上、本発明によれば、コイル用のリー
ド線の配線の作業性を改善した、断線やビビリの起こら
ない多機能振動アクチュエータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例による多機能振動アクチュエー
タの断面図。 【図２】本発明の実施例による多機能振動アクチュエー
タのコイル線の配線の状態を示す説明図。 【図３】従来の多機能振動アクチュエータの断面図。 【符号の説明】 １，１’ ヨーク ２，２’ 永久磁石 ３，３’ プレート ４，４’ サスペンション ５，５’ 振動体 ６，６’ コイル ７，７’ コイル線 ８，８’ 振動伝達部 ９，９’ 端子部
タの断面図。 【図２】本発明の実施例による多機能振動アクチュエー
タのコイル線の配線の状態を示す説明図。 【図３】従来の多機能振動アクチュエータの断面図。 【符号の説明】 １，１’ ヨーク ２，２’ 永久磁石 ３，３’ プレート ４，４’ サスペンション ５，５’ 振動体 ６，６’ コイル ７，７’ コイル線 ８，８’ 振動伝達部 ９，９’ 端子部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 磁気回路と、前記磁気回路の空隙部に配
置されたコイルと、前記コイルによって駆動力が与えら
れる振動板と、振動伝達部と、前記振動伝達部の固定さ
れた円弧状の螺旋形のサスペンションとで構成された多
機能振動アクチュエータにおいて、前記サスペンション
は、前記磁気回路を柔軟に支持しており、コイルからの
リード線がじゃばら空中配線処理されたことを特徴とす
る多機能振動アクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001188310A JP2003001191A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | 多機能振動アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001188310A JP2003001191A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | 多機能振動アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003001191A true JP2003001191A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=19027436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001188310A Pending JP2003001191A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | 多機能振動アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003001191A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012023709A3 (ko) * | 2010-08-18 | 2012-04-12 | 주식회사 이엠텍 | 음향 변환 장치 |
-
2001
- 2001-06-21 JP JP2001188310A patent/JP2003001191A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012023709A3 (ko) * | 2010-08-18 | 2012-04-12 | 주식회사 이엠텍 | 음향 변환 장치 |
| US8794374B2 (en) | 2010-08-18 | 2014-08-05 | Em-Tech. Co., Ltd. | Acoustic transducer device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP3352476B1 (en) | Receiver | |
| US20070164616A1 (en) | Electromagnetic exciter | |
| KR20070100168A (ko) | 진동체 | |
| CN109905827B (zh) | 一种振动发声装置及移动终端 | |
| KR20020073876A (ko) | 진동스피커의 이중 마그네트 구조 | |
| JP2006203709A (ja) | 振動体 | |
| EP1448019A1 (en) | Yoke of speaker | |
| CN1362895A (zh) | 带有用于形成声音还原设备并形成振动产生设备一部分的电声变换器的装置 | |
| CN106028234B (zh) | 一种振膜及扬声器单体 | |
| US11025147B2 (en) | Vibration motor | |
| JP2003001191A (ja) | 多機能振動アクチュエータ | |
| US7010141B2 (en) | Speaker device | |
| KR200221515Y1 (ko) | 다기능 전자 음향 변환기 구조 | |
| JP2002077352A (ja) | 携帯端末システム | |
| JP2002336784A (ja) | 多機能振動アクチュエータ | |
| KR100754084B1 (ko) | 다기능 액츄에이터 | |
| KR101014190B1 (ko) | 전자음향변환기 | |
| KR20050033764A (ko) | 휴대단말기용 인테나 일체형 스피커 | |
| KR100355849B1 (ko) | 진동 스피커 | |
| JP4245462B2 (ja) | スピーカ装置 | |
| KR100355851B1 (ko) | 진동 스피커 | |
| JP2002336782A (ja) | 多機能振動アクチュエータ | |
| JPH10263476A (ja) | 報知用振動発生装置およびその製造方法 | |
| US20240073621A1 (en) | Sounding Device | |
| KR100773984B1 (ko) | 다기능 진동자 모듈 |