JP2002538537A - 電子ネットワークにおけるアクティブレジストリ実現システム及び方法 - Google Patents

電子ネットワークにおけるアクティブレジストリ実現システム及び方法

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JP2002538537A JP2000601787A JP2000601787A JP2002538537A JP 2002538537 A JP2002538537 A JP 2002538537A JP 2000601787 A JP2000601787 A JP 2000601787A JP 2000601787 A JP2000601787 A JP 2000601787A JP 2002538537 A JP2002538537 A JP 2002538537A
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Abstract

(57)【要約】 電子ネットワーク（１１０）におけるアクティブレジストリを実現するシステム及び方法は、追加エレメントイベント又は削除エレメントイベントの何れかが生じるとイベントマネジャ（４１４）から通知を送信する１つ以上のソースエレメントからなる。アクティブレジストリ（４１２）は、追加エレメントイベント又は削除エレメントイベントの何れかが生じるとイベントマネジャ（４１４）に対してエレメント変更イベントメッセージを生成する。イベントマネジャ（４１４）は、全ての送信されたソースエレメントに対して、イベント通知メッセージ（６１８）を生成する。したがって、送信されたソースエレメントはレジストリ（４１２）を調査し、追加エレメントイベント又は削除エレメントイベントに適切に応答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 関連出願 本出願は、１９９９年２月２６日に出願され、現在係属中の米国特許出願番号
０９／２５９，５０４、発明の名称「電子ネットワーク内でリモートのエレメン
トリストを増加的に更新するシステム及び方法（System And Method For Increm
entally Updating Remote Element Lists In An Electronic Network）」に関連
し、この出願は、参照することによって本出願に組み込まれる。相互に参照され
るこれらの出願は、共通の出願人に譲渡されている。
【０００２】 １．発明の分野 本発明は、一般的には電子ネットワークに関し、特に、電子ネットワーク内の
アクティブレジストリ（active registries）を実現するシステム及び方法に関
する。 ２．従来技術の説明 現代の電子機器の設計者、製造業者及び利用者にとって、電子ネットワーク内
における電子機器のソフトウェアエレメント（software element）間の通信を管
理する効果的な方法を実現することは重要な課題である。分散電子ネットワーク
内の電子機器は、ネットワーク内の他のリモート電子機器と効率的に通信するこ
とができると、そのネットワーク内の個々の機器で利用可能なリソースを共用す
ることができ、リソースを実質的に増大させることができる。例えば、電子ネッ
トワークが利用者の家庭で実現されると、パーソナルコンピュータ、デジタルビ
デオディスク装置、デジタル放送用のデジタルセットトップボックス、テレビジ
ョンセット、オーディオ再生機器などの様々な民生用電子機器間でリソースを柔
軟かつ有益に共用することができる。
【０００３】 電子ネットワークの設計者及び製造者にとって重要な目標は、電子機器ネット
ワーク内で通信を効率的に管理し、制御することである。例えば、機能を増し、
性能を高める要求によって設計を拡張することは、より高いシステム処理能力を
必要とし、ネットワーク上に新たなハードウェアリソースを追加しなければらな
いことになる。処理能力及びハードウェアに対する要求が高まれば、生産コスト
の増加及び生産効率の悪化という典型的な経済的悪影響をもたらすことにもなる
。
【０００４】 ネットワークの規模及び機器の機能も、電子ネットワークの制御及び管理に影
響を与える要因である。電子ネットワーク内の通信は、典型的には、個々の機器
数、すなわちノード数が増えるに従ってより複雑になる。例えば、ローカルネッ
トワーク内の機器上のソフトウェアエレメントは、ネットワーク内のリモート機
器上の様々なリモートソフトウェアエレメントと通信しなければならない。一方
、相当数の電子機器を単一のネットワーク上で効率的に管理することができると
、システム利用者は、大きな利益を得ることができる。さらに、様々な優れた機
能を実行するように機器を拡張することによって、システム利用者は新たな利益
を得ることができるが、電子ネットワーク内の様々な機器を制御及び管理しなけ
ればならないという要求が多くなる。例えば、デジタルテレビジョン番組にアク
セスして、処理し、効果的に表示する電子ネットワークは、関連するデジタルデ
ータ量が膨大で複雑なだけに、効率的なネットワーク管理技術の恩恵を受ける。
【０００５】 また、電子ネットワークの構成をシステム利用者の要求により定期的に変更す
るには、様々なソフトウェアエレメントのネットワーク内への追加又は削除を管
理する透過かつ効率的な技術が必要とされる。例えば、ネットワークに新たな新
しいソフトウェアエレメントが追加されると、ネットワーク内の他のソフトウェ
アエレメントは、新たに追加されたソフトウェアエレメントの存在と能力に関す
る通知を受け、ネットワーク内の全てのソフトウェアエレメントは、新たに追加
されたソフトウェアエレメントと有益に通信することができる。
【０００６】 したがって、上述の理由により、分散電子ネットワーク内の様々なソフトウェ
アエレメント間の通信を管理する効果的な方法を実現することは、電子機器の設
計者、製造業者及び利用者にとって、依然として重要な課題である。
【０００７】 発明の開示 本発明を適用した、電子ネットワークにおけるアクティブレジストリを実現す
るシステム及び方法を開示する。本発明の一実施例として、ソフトウェアエレメ
ントは、電子ネットワーク内で生じる選択されたイベントを通知するイベントマ
ネジャ（event manager）によって送信されることにより、申込エレメント（sub
scribed element）になる。選択されたイベントは、追加エレメントイベント（a
dd-element event）又は削除エレメントイベント（remove-element event）を含
み、申込エレメントは、電子ネットワークを制御するための機器アプリケーショ
ン又はネットワークソフトウェアのエレメントを含む。なお、申込エレメントは
、これに限定されるものではない。
【０００８】 申込エレメントは、特定のソフトウェアエレメント又は機器アプリケーション
の機能性に従って、通常の機能を受動的に実行する。申込エレメントは、同時に
、イベント通知メッセージがイベントマネジャから受信されているかを監視する
。イベント通知メッセージがイベントマネジャから受信されていると、申込エレ
メントは、所望のターゲットエレメント（target element）のソフトウェアエレ
メント識別子（software element identifier：ＳＥＩＤ）を検索するためにレ
ジストリを即座に調査する。申込エレメントは、ＳＥＩＤ検索キー方法（search
key method）又は照会方法（query method）を含む、適切で、互換できる（com
patible）調査技術を用いて、レジストリを調査する。
【０００９】 申込エレメントは、上述の調査手順に基づいて、所望のターゲットエレメント
がレジストリに登録されているかを判定する。所望のターゲットエレメントが現
在レジストリに登録されているかどうかによって、申込エレメントは、電子ネッ
トワーク上のイベントに、適切な方法で、効果的に応答する。例えば、追加エレ
メントイベントについては、本発明を適用した申込エレメントは、識別されたタ
ーゲットエレメントにメッセージを送信する。
【００１０】 同様に、削除エレメントについては、申込エレメントは、ソフトウェアエレメ
ントの削除に対して応答する際、適切な処置をとる。例えば、申込エレメントが
ネットワーク内の全てのソフトウェアエレメントのトポロジマップ（topology m
ap）を表示するのであれば、申込エレメントは、削除エレメントに応答する際に
ソフトウェアエレメントトポロジマップを更新する。申込エレメントは、依然と
して受動的であり、本発明を適用した申込エレメントは、電子ネットワーク内の
現在のソフトウェアの構成を判定するために、レジストリを繰り返しポーリング
する必要はない。
【００１１】 上述の実施例は、電子ネットワーク内の単一の申込エレメント及びレジストリ
の形で説明している。なお、本発明は、同様に、電子ネットワーク全体にわたっ
て複数の申込エレメント及びレジストリで機能するように実現されてもよい。し
たがって、本発明は、電子ネットワークにおける効果的で効率的なアクティブレ
ジストリを実現する。
【００１２】 好ましい実施例の詳細な説明 本発明は、電子ネットワーク技術における改善に関する。以下の説明は、当業
者が発明を実施及び使用できるように述べ、特許出願書式（context of a paten
t application）及び特許出願要件（requirement）を満たすものである。当業者
にとって好ましい実施例を様々に変形できることは明白であり、ここに述べる基
本的な原理は、他の実施例にも適用することができる。したがって、本発明は、
以下の実施例に限定されるものではなく、ここに述べる原理及び特徴に基づいて
広く解釈されるべきである。
【００１３】 本発明は、電子ネットワーク内にアクティブレジストリ（active registries
）を実現するシステム及び方法を提供するものであり、これらのシステム及び方
法は、追加エレメントイベント（add-element event）又は削除エレメントイベ
ント（remove-element event）の何れかが生じると、イベントマネジャからの通
知をそれぞれ送信する、１つ又は複数のソースエレメント（source element）を
備える。アクティブレジストリは、追加エレメントイベント又は削除エレメント
イベントの何れかが発生したときに、イベントマネジャ（event manager）に対
するエレメント変更イベントメッセージ（element-change event message）を生
成する。イベントマネジャは、それに応じて、全ての送信されたソースエレメン
トに対し、イベント通知メッセージ（event notification message）を生成する
。そして、送信されたソースエレメントは、レジストリを調査し、追加エレメン
トイベント又は削除エレメントイベントに適切に応答する。
【００１４】 図１は、本発明を適用した電子ネットワーク１１０の具体的な構成を示すブロ
ック図である。図１に示す実施例において、ネットワーク１１０は、機器Ａ１１
２と、Ｂ１１４と、Ｃ１１６と、Ｄ１１８とを備える。なお、ネットワーク１１
０は、これに限定されるものではない。他の実施例として、図１の実施例に示す
４台の機器（機器Ａ１１２〜Ｄ１１８）より多い、又は少ない機器を用いて実現
してもよい。
【００１５】 図１のネットワーク１１０において、機器Ａ１１２，Ｂ１１４，Ｃ１１６及び
Ｄ１１８は、共用ネットワークバス（commonly-shared network bus）１２０を
介して互いに通信を行う。図１に示す実施例において、ネットワークバス１２０
は、ＩＥＥＥ１３９４相互接続規格（IEEE1394 interconnectivity standard）
に準拠して実現されている。なお、他の実施例において、他の適切で互換性があ
る相互接続規格を本発明と共に使用することも考えられる。
【００１６】 図１に示す実施例において、ネットワーク１１０は、ホームオーディオ／ビデ
オ相互運用（Home Audio/Video Interoperability：以下、ＨＡＶｉという。）
コア規格（core specification）（バージョン１．０ベータ版（version 1.0 be
ta）、１９９８年１１月９日）に基づいて動作するよう構成され、この仕様は参
照することによって本発明に組み込まれる。したがって、機器Ａ１１２，Ｂ１１
４，Ｃ１１６及びＤ１１８は、パーソナルコンピュータ、デジタルビデオディス
ク機器（digital video disk device）、テレビジョンセット、オーディオ再生
装置、ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）、デジタルビデオ放送用のセットトップ
ボックス（set-top box）を含むが、これらに限定されない様々な種類の民生用
電子機器として、実現される。なお、他の様々な実施例として、ネットワーク１
１０は、いかなる種類の電子機器間の通信を可能にするように構成された適切な
電子ネットワークとして実現されてもよい。
【００１７】 図１に示す実施例において、ネットワーク１１０の一部を構成する様々な電子
機器は、次の４種類の電子機器、すなわち完全機能の機器（full device：ＦＤ
）、中間機能の機器（intermediate device：ＩＤ）、基本機能のみの機器（bas
e device：ＢＤ）、旧式の機器（legacy device：ＬＤ）からなる。上述の４種
類の電子機器（ＦＤ，ＩＤ，ＢＤ，ＬＤ）は、図２、図３を用いて後述する。本
発明の他の実施例では、ネットワーク１１０は、４種類の電子機器ＦＤ，ＩＤ，
ＢＤ，ＬＤに加え、あるいは代わりに他の種類の電子機器を含んでいてもよい。
【００１８】 図２は、図１に示す本発明を適用した機器１１２の具体的な構成を示すブロッ
ク図である。図２に示す実施例において、機器１１２は、プロセッサ（processo
r）２１２と、入出力インターフェース（input/output interface：以下、Ｉ／
Ｏという。）２１４と、メモリ（memory）２１６とを備え、これらは共通機器バ
ス（common device bus）２１８によって互いに接続され、互いに通信を行う。
なお、機器１１２の構成は、これに限定されるものではない。図２に示す実施例
において、機器１１２は、上述の図１に示すネットワーク１１０で説明したよう
に、完全機能の機器又は中間機能の機器の何れかを表している。
【００１９】 図２に示す実施例において、プロセッサ２１２は、全ての適切な互換性のある
汎用、多目的マイクロプロセッサ素子を備える。図２に示すＩ／Ｏ２１４は、機
器１１２とネットワークバス１２０（図１）間の通信を容易にする効果的なイン
ターフェースを提供する。図２に示す実施例において、メモリ２１６は、読出専
用メモリ（read-only memory：ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（random-acc
ess memory：ＲＡＭ）、フレキシブルディスク又はハードディスクなどの様々な
不揮発性メモリ（non-volatile memory）を含む望ましい記憶素子の組み合わせ
からなる。なお、メモリ２１６は、これに限定されるものではない。メモリ２１
６の内容及び機能については、図３及び図４を用いて、以下に説明する。
【００２０】 図３は、本発明を適用した図２のメモリ２１６の具体的な構成であるメモリマ
ップを示す図である。図３に示す実施例において、メモリ２１６は、１つ以上の
機器アプリケーション３１２と、ネットワークアプリケーションプログラムイン
ターフェース（application program interface：ＡＰＩ）３１４と、ネットワ
ークソフトウェア３１６と、自己記述データ（self-describing data：以下、Ｓ
ＤＤという。）３２０と、機器ドライバ３１８と、プラットフォーム特定ＡＰＩ
３２２と、ベンダ特定プラットフォーム（vendor-specific platform）３２４と
を備える。他の実施例では、メモリ２１６は、図３の実施例に関連して説明する
ソフトウェアコンポーネント（software components）３１２〜３２４とは異な
る、又は追加的な様々なコンポーネントやエレメント（element）を含んでいて
もよい。
【００２１】 図３に示す実施例において、機器アプリケーション３１２は、プロセッサ２１
２（図２）で実行され、機器１１２の機能を効果的に管理及び制御するソフトウ
ェア命令を含む。ネットワークＡＰＩ３１４は、ネットワークソフトウェア３１
６の様々なエレメントと機器アプリケーション３１２間のインターフェースとし
て機能する。
【００２２】 図３に示す実施例において、ネットワークソフトウェア３１６は、プロセッサ
２１２で実行され、機器１１２がネットワーク１１０内の他の機器と通信及び協
働できるようにする１つ以上のソフトウェアエレメントを含んでいる。ネットワ
ークソフトウェア３１６の内容及び機能は、図４を用いて後述する。
【００２３】 自己記述データ（ＳＤＤ）３２０は、機器１１２に関する様々な関連情報（re
levant information）を含んでいる。例えば、ＳＤＤ３２０は、製造業者（manu
facturer）、型式（model）、バージョン（version）、製造番号（serial numbe
r）、機器１１２に特別に対応した他の固定データを含んでいる。機器ドライバ
３１８は、機器１１２がネットワークバス１２０（図１）と通信できるようにす
る適切なソフトウェア命令を含んでいる。
【００２４】 図３に示す実施例において、プラットフォーム特定ＡＰＩ３２２は、ネットワ
ークソフトウェア３１６がベンダ特定プラットフォーム３２４と通信できるよう
にするインターフェースを提供する。図３に示す実施例において、ベンダ特定プ
ラットフォーム３２４は、機器１１２の低いレベルの動作をサポートする基本的
なオペレーティングシステムソフトウェア（basic operating system software
）を含んでいる。
【００２５】 図３に示すメモリ２１６の実施例は、典型的には、完全機能の機器（あるいは
図１を用いて説明したＦＤ）に対応し、完全機能の機器は、例えばネットワーク
１１０の互換性と機能性を最適化することができる完全な組のネットワークソフ
トウェア３１６を含んでいる。一方、メモリ２１６は、中間機能の機器（ＩＤ）
に対応するときには、ネットワークソフトウェア３１６よりも少ないソフトウェ
アエレメントのみを含んでいる。それとは対照的に、基本機能のみの機器（ＢＤ
）は、例えば完全機能の機器又は中間機能の機器によってネットワーク上のホス
トとされるものであり、したがって、典型的には、ネットワークソフトウェア３
１６を含んでいない。なお、基本機能のみの機器は、例えば自己記述データ３２
０と機器ドライバ３１８は含んでいる。
【００２６】 旧式の機器（ＬＤ）は、ネットワーク１１０及びネットワークソフトウェア３
１６のアーキテクチャ的仕様を満たしていない機器として定義することができる
。旧式の機器は、典型的には、ネットワーク１１０及びネットワークソフトウェ
ア３１６が設計され、実現される前に設計及び製造されたものである。したがっ
て、旧式の機器は、例えば完全機能の機器又は中間機能の機器によってネットワ
ーク１１０上のホストとされるものであり、典型的には、ネットワークソフトウ
ェア３１６又は自己記述データ３２０を含んでいない。なお、デジタル基本機能
のみの機器（digital base device）は、ネットワークバス１２０とインターフ
ェースするための機器ドライバ３１８を含んでいる。
【００２７】 図４は、図３に示す本発明を適用したネットワークソフトウェア３１６の具体
的な構成を示す図である。図４に示す実施例において、ネットワークソフトウェ
ア３１６は、例えば、レジストリ（registry）４１２と、イベントマネジャ（ev
ent manager）４１４と、機器制御モジュール（device control module：以下、
ＤＣＭという。）マネジャ４１６と、ストリームマネジャ（stream manager）４
１８と、リソースマネジャ（resource manager）４２０と、１つ以上のＤＣＭ４
２２と、１つ以上の対応機能制御モジュール（corresponding functional contr
ol modules：以下、ＦＣＭという。）４２３と、メッセージングシステム（mess
aging system）４２４と、通信媒体マネジャ（communication media manager：
以下、ＣＭＭという。）４２６とを含む多くのソフトウェアエレメントからなる
。 図４に示す実施例において、ソフトウェアエレメント４１２〜４２６は、例
えばホームオーディオ／ビデオ相互運用（ＨＡＶｉ）アーキテクチャに基づいて
機能するように構成されており、ＨＡＶｉアーキテクチャは参照することによっ
て予め組み込まれる。なお、他の実施例として、ネットワークソフトウェア３１
６は、他の全ての適切かつ互換性のある相互運用アーキテクチャに適合し、図４
の実施例に示されるソフトウェアエレメント４１２〜４２６とは異なる、又はそ
れらに追加される様々なソフトウェアエレメントを含んでいてもよい。
【００２８】 図４に示す実施例において、レジストリ４１２は、例えばネットワークソフト
ウェア３１６内の全てのローカルのソフトウェアエレメントのリスティング（li
sting）を含んでいる。また、レジストリ４１２は、例えばリストされたソフト
ウェアエレメントに対応する関連エレメント情報（relevant element informati
on）を含んでいる。例えば、ネットワークソフトウェア３１６のソフトウェアエ
レメント４１２〜４２６及び対応するエレメント情報は、レジストリ４１２内に
リストされる。したがって、レジストリ４１２は、ネットワーク１１０内のソフ
トウェアエレメントのディレクトリサービス（directory service）として機能
し、全てのソフトウェアエレメントは、他のソフトウェアエレメントをネットワ
ーク１１０内で検出することができる。また、本発明を適用したレジストリ４１
２は、ネットワーク１１０上の全てのリモートレジストリを識別するリモートレ
ジストリリスト（remote registry list）を含んでいてもよい。
【００２９】 図４に示す実施例において、イベントマネジャ４１４は、例えばソフトウェア
エレメント内の変更（change）及びネットワーク１１０内の変更などの特定のネ
ットワークイベントが発生した際に、（予め通知を申し込んだ）様々なソフトウ
ェアエレメントに通知を行うネットワークイベント通知サービス（network-even
t notification service）として機能する。ＤＣＭマネジャ４１６は、例えば完
全機能の機器又は中間機能の機器にＤＣＭ４２２を導入したり取り外したりする
役割を果たす。ストリームマネジャ４１８は、例えばネットワーク１１０の様々
な機能構成エレメント間で、データ及び他の情報のリアルタイム転送（real-tim
e transfer）を管理する役割を果たす。
【００３０】 図４に示す実施例において、リソースマネジャ４２０は、例えばネットワーク
１１０内の様々なリソースの共用（sharing）及び様々な動作のスケジューリン
グを促進する。機器制御モジュール（ＤＣＭ）４２２は、例えばネットワーク１
１０上の特定の関連づけられた機器を制御するために用いられるソフトウェアエ
レメントを含んでいる。所定のＤＣＭ４２２は、例えばＦＣＭ４２３に対応する
特別な機器１１２内の特定の機能構成エレメントをそれぞれ制御する１つ以上の
直接対応機能制御モジュール（ＦＣＭ）４２３を含んでいる。完全機能の機器又
は中間機能の機器は、例えばＤＣＭ４２２をホストとして、ネットワーク１１０
上の対応する基本機能のみの機器及び旧式の機器を制御する。中間機能の機器の
ホストされたＤＣＭ４２２は、例えばネットワークソフトウェア３１６の一部と
して組み込まれる。完全機能の機器のホストされたＤＣＭ４２２は、ネットワー
ク１１０内の対応するリモート機器からダウンロードされてもよい。
【００３１】 図４に示す実施例において、メッセージングシステム４２４は、例えばネット
ワークソフトウェア３１６のソフトウェアエレメント間で様々なメッセージを双
方向に転送する役割を果たす。通信媒体マネジャ（ＣＭＭ）４２６は、ネットワ
ークバス１２０上で機器ドライバ３１８を介して非同期及びアイソクロノス通信
（asynchronous and isochronous communications）を調整及び管理する。完全
機能の機器は、ネットワークソフトウェア３１６のソフトウェアエレメント４１
２〜４２６に加えて、完全機能の機器がネットワーク１１０上の他の機器をホス
ト及び制御するために、１つ以上のリモートＤＣＭ４２２をダウンロード及び実
行するバイトコード実行時環境（bytecode runtime environment）を含むように
してもよい。
【００３２】 図５は、本発明を適用した図４のレジストリ４１２の実施例を示す図である。
図５に示す実施例において、レジストリ４１２は、例えばエレメント登録（elem
ent registration）＃１（５１２（ａ））〜＃Ｎ（５１２（ｄ））を含んでいる
。図５に示す各エレメント登録５１２（ａ）〜５１２（ｄ）は、例えばネットワ
ーク１１０内のソフトウェアエレメントに対応している。例えば、エレメント登
録５１２（ａ）〜５１２（ｄ）のいずれもネットワークソフトウェア３１６（図
４）の関連するソフトウェアエレメントに独自に対応している。
【００３３】 図５に示す実施例において、各エレメント登録５１２（ａ）〜５１２（ｄ）は
、例えばソフトウェアエレメント識別子（software element identifier：以下
、ＳＥＩＤという。）と、対応する属性リスト（attribute list）とを含んでい
る。したがって、エレメント登録＃１（５１２（ａ））〜＃Ｎ（５１２（ｄ））
は、例えば対応するＳＥＩＤ＃１（５１４（ａ））〜＃Ｎ（５１４（ｄ））と、
関連する属性リスト＃１（５１６（ａ））〜＃Ｎ（５１６（ｄ））をそれぞれ含
んでいる。他の実施例では、レジストリ４１２は、図５に示す実施例に示す構成
要素に追加又はそれらに代わる様々な構成要素を含むように構成されてもよい。
【００３４】 図５に示す実施例において、各ＳＥＩＤ＃１（５１４（ａ））〜＃Ｎ（５１４
（ｄ））は、例えばネットワーク１１０内の特定のソフトウェアエレメントを独
自に認識するために用いられるグローバルユニーク識別子（global unique iden
tifier：ＧＵＩＤ）と、ソフトウェアエレメントローカルハンドル（software e
lement local handle：ＳＥＬＨ）とを含んでいる。属性リスト＃１（５１６（
ａ））〜＃Ｎ（５１６（ｄ））は、例えば関連するソフトウェアエレメントに対
応する関連情報をそれぞれ含んでいる。例えば、そのような関連情報は、エレメ
ント製造業者、エレメント型式、バージョンレベル（version level）、様々な
他のエレメント特性を含んでいる。なお、関連情報は、これに限定されるもので
はない。
【００３５】 図５に示す実施例において、レジストリ４１２は、ネットワーク１１０内の様
々なソフトウェアエレメント間で通信を行う際に効果的に用いられる。ネットワ
ーク１１０内のターゲットエレメント（target element）にメッセージを送信す
るために、ソースエレメントは、例えばターゲットエレメントの対応するＳＥＩ
Ｄ５１４を用いてターゲットエレメントを識別する。ネットワーク１１０におい
て、ソースエレメントは、例えば、レジストリ４１２から、ターゲットエレメン
トに独自に対応する適切なエレメント登録５１２にアクセスすることによって、
ターゲットエレメントの正確なＳＥＩＤ５１４を得る。
【００３６】 図５に示す実施例において、（機器アプリケーション３１２のような）ソース
エレメントは、典型的には、レジストリ４１２を多くの異なる方法で調べ、（機
器制御モジュール（ＤＣＭ）４２２のような）ターゲットエレメントのＳＥＩＤ
５１４を検出する（locate）。例えば、検索キー方法（search key method）で
は、ターゲットエレメントの潜在的な、しかし未確認のＳＥＩＤ５１４を知って
いるソースエレメントは、未確認のＳＥＩＤ５１４を、検索入力パラメータ（se
arch input parameter）としてレジストリ４１２に送る。レジストリ４１２は、
それに応じて、ソースエレメントに、未確認のＳＥＩＤ５１４に対応する属性リ
スト５１６を出力する。そして、ソースエレメントは、属性リスト５１６を調べ
、未確認のＳＥＩＤ５１４が正しいかを判定する。
【００３７】 一方、照会方法（query method）では、ソースエレメントは、特定の検索基準
（specified search criteria、例えばエレメント製造業者及びエレメント型式
）のリストを含む照会（query）を形成し、その照会を入力パラメータとしてレ
ジストリ４１２に送る。レジストリ４１２は、ソースエレメントに、照会の検索
基準を満たす全てのＳＥＩＤ５１４を含むＳＥＩＤリストを出力する。
【００３８】 ソースエレメントは、適切な調査方法（appropriate examination technique
）を用いてターゲットエレメントのＳＥＩＤ５１４を一旦検出すると、ソースエ
レメントは、検出されたＳＥＩＤ５１４を用いることができ、メッセージングシ
ステム４２４（図４）を介して対応するターゲットエレメントと通信する。なお
、ネットワーク１１０内のソフトウェアエレメントを追加及び削除することがで
きるため、不確定（uncertainty）のエレメントが存在する。したがって、所定
のソースエレメントは、特定のターゲット機器（target device）が現在ネット
ワーク１１０上にあるか否かを確信することができない。そこで、ソース機器は
、レジストリ４１２を絶えずポーリングして、ネットワーク１１０内で変化が起
きたかどうかを判定することが要求される。レジストリ４１２を頻繁に、繰り返
しポーリングすることによって、ネットワーク１１０内のトラフィック（traffi
c）は著しく増加し、ネットワーク１１０内の処理能力は、大幅に増加されなけ
ればならない。アクティブレジストリ４１２を実現及び利用する他の技術を、図
６を用いて以下に説明する。
【００３９】 図６は、本発明を適用したアクティブレジストリ４１２の実現を示す装置の構
成を示すブロック図である。図６は、単一のアクティブレジストリの形態で説明
しているが、本発明は、実際には、ネットワーク１１０内の各レジストリ４１２
において同様の処理を含むように実現されてもよい。
【００４０】 図６に示す実施例において、新しいソフトウェアエレメントがネットワーク１
１０に新たに追加されると、定義された追加エレメントイベントが生じ、新しく
追加されたソフトウェアエレメントは、対応するエレメント登録６１２をレジス
トリ４１２内に生成する。同様に、既存のソフトウェアエレメントがネットワー
ク１１０から削除されると、定義された削除エレメントイベントが生じ、ソフト
ウェアエレメントは、同時に、対応するエレメント登録６１２をレジストリ４１
２から削除する。
【００４１】 図６に示す実施例において、レジストリ４１２は、追加エレメントイベント又
は削除エレメントイベントに応じ、メッセージングシステム４２４（図示せず）
を介して、イベントマネジャ４１４に対し、エレメント変更イベントメッセージ
６１４を生成する。図６に示す実施例において、エレメント変更イベントメッセ
ージ６１４は、レジストリ４１２からのイベントの種類（追加エレメントイベン
ト又は削除エレメントイベント）及び変更されたソフトウェアエレメントのＳＥ
ＩＤ５１４を示している。なお、図６に示す実施例において、ネットワーク１１
０上の帯域幅に制限があるため、エレメント変更イベントメッセージ６１４は、
典型的には、レジストリ４１２内の変更されたソフトウェアエレメントについて
の更なる詳細を含まない。
【００４２】 イベントマネジャ４１４は、ネットワーク１１０からの申込エレメントのリス
トを含む申込リスト（subscription list）６１６を備える。また、各申込エレ
メントに対して、申込リスト６１６は、通知を要求する対応した特定のイベント
を含んでいる。ネットワーク１１０上で特定のイベントが発生すると、イベント
マネジャ４１４は、それに応じて、申込リスト６１６を参照することによって、
指定された申込エレメントを通知することができる。
【００４３】 図６に示す実施例において、イベントマネジャ４１４は、レジストリ４１２か
らエレメント変更イベントメッセージ６１４を受信すると、それに応じ、ネット
ワーク１１０に対する変更が追加エレメントイベント又は削除エレメントイベン
トであったかどうかに基づいて、イベント通知メッセージ６１８を、メッセージ
ングシステム４２４（図示せず）を介して適切な申込エレメント６２０に送信す
る。図６に示す実施例において、ネットワーク１１０上の帯域幅に制限があるた
め、イベント通知メッセージ６１８は、アクティブレジストリ４１２からの変更
されたソフトウェアエレメントのＳＥＩＤ５１４のみを含む。
【００４４】 そして、申込エレメント６２０は、それに応じ、図５を用いて説明した方法を
含む様々な調査方法を用いて、アクティブレジストリ４１２を調べ、所望のター
ゲットエレメントを潜在的に識別する。最後に、ターゲットエレメントが首尾良
く識別されると、申込エレメント６２０は、適切な方法で、ネットワーク１１０
内の変更に対して応答する。
【００４５】 図７は、本発明を適用したアクティブレジストリ４１２を実現する方法を示す
フローチャートである。図７に示す実施例は、単一の申込エレメント６２０（ソ
ースエレメント）及びネットワーク１１０内のレジストリ４１２の形態で説明し
ている。なお、本発明は、ネットワーク１１０内の申込エレメント６１６（ソー
スエレメント）及びレジストリ４１２において同様の処理を含むように実現され
てもよい。
【００４６】 図７に示す実施例において、最初に、ステップ７１２において、ソースエレメ
ントは、ネットワーク１１０内の選択されたイベントに申込み、イベントマネジ
ャ４１４の申込リスト６１６内の申込エレメント６２０になる。申込エレメント
６２０は、機器アプリケーション３１２又はネットワークソフトウェア３１６（
図４）のソフトウェアエレメントを含んでいてもよい。なお、申込エレメント６
２０は、これに限定されるものではない。次に、ステップ７１４において、申込
エレメント６２０は、特定のソフトウェアエレメント又は機器アプリケーション
３１２の機能に基づき、通常の機能を実行する。一実施例では、最初にステップ
７１４が行われている間、申込エレメント６２０は、ネットワーク１１０内のソ
フトウェアエレメントの最初のトポロジを判定するために、レジストリ４１２の
単一の初期調査（initial examination）を実行する。
【００４７】 ステップ７１６において、申込エレメント６２０は、イベントマネジャ４１４
を監視し、ネットワーク１１０上にイベントが発生することによって、イベント
通知メッセージ６１８が起動し（trigger）、送信されたかどうかを判定する。
イベント通知メッセージ６１８が受信されないと、図７の処理は、ステップ７１
４に戻り、申込エレメント６２０は、通常の機能を実行し続ける。一方、イベン
トマネジャ４１４からイベント通知メッセージ６１８が受信されると、申込エレ
メント６２０は、レジストリ４１２を調査し、所望のターゲットエレメントを潜
在的に識別する。申込エレメント６２０は、図５を用いて説明した検索キー方法
又は照会方法を含む、適切で互換性がある調査方法で、上述のレジストリ調査（
ステップ７１８）を実行する。
【００４８】 ステップ７２０において、申込エレメント６２０は、上述のレジストリ調査手
順（ステップ７１８）の結果に基づき、レジストリ４１２を用いて、所望のター
ゲットエレメントが現在識別されているかを判定する。所望のターゲットエレメ
ントが現在識別されていなければ、図７の処理は、ステップ７１４に戻り、申込
エレメント６２０は、通常の機能を実行し続ける。
【００４９】 一方、所望のターゲットエレメントがレジストリ４１２を用いて現在識別され
ると、申込エレメント６２０は、適切な方法で、ネットワーク上のイベントに応
答する。追加エレメントイベントに対しては、本発明を適用した申込エレメント
６２０は、ソースエレメントとして機能し、識別されたターゲットエレメントに
メッセージを送信する。例えば、ホスト機器アプリケーション３１２は、新しく
追加されたＤＣＭ４２２にメッセージを送信し、ネットワーク上の新しいリモー
トデバイスを制御することができる。
【００５０】 同様に、削除エレメントイベントに対しては、申込エレメント６２０は、ソフ
トウェアエレメントの削除に応じて適切な動作する。例えば、申込エレメント６
２０がネットワーク１１０内の全てのソフトウェアエレメントのトポロジマップ
を表示する場合、申込エレメント６２０は、削除エレメントイベントに応答する
際に、ソフトウェアエレメントのトポロジマップを有効に更新する。本発明を適
用した申込エレメント６２０は、依然として受動的であり、ネットワーク１１０
のソフトウェア構成を判定するためにレジストリ４１２を繰り返しポーリングす
る必要はない。
【００５１】 以上、本発明を好ましい実施例を用いて説明したが、この開示によって、他の
実施例を実現できることは、当事者にとって明らかである。例えば、本発明は、
上述の好ましい実施例以外の構成及び方法を用いて、容易に実現することができ
る。また、本発明は、上述した好ましい実施例とは異なるシステムを用いて効果
的に用いることができる。したがって、好ましい実施例を様々に変形することは
、本発明の範囲であり、本発明は、請求の範囲のみによって限定されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明を適用した電子ネットワークの具体的な構成を示すブロック図である。
【図２】 図１に示す本発明を適用した機器の具体的な構成を示すブロック図である。
【図３】 図２に示す本発明を適用したメモリの具体的な構成を示す図である。
【図４】 図３に示す本発明を適用したネットワークソフトウェアの具体的な構成を示す
図である。
【図５】 図４に示す本発明を適用したレジストリの具体的な構成を示す図である。
【図６】 本発明の実施例を適用した電子ネットワーク内のアクティブレジストリの実現
を示すブロック図である。
【図７】 本発明の実施例を適用した電子ネットワーク内のアクティブレジストリを実現
させるための方法を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｒ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ， ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，Ｋ Ｚ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 電子ネットワーク（１１０）内のターゲットエレメントを識別
    するターゲットエレメント識別システムにおいて、 上記電子ネットワーク（１１０）内でイベントが発生したときに、通知メッセ
    ージを生成するレジストリ（４１２）と、 上記通知メッセージを受信することを申し込んだ、上記ターゲットエレメント
    を識別するために上記レジストリ（４１２）上で調査手続を行うソースエレメン
    トとを備えるターゲットエレメント識別システム。
  2. 【請求項２】 上記レジストリ（４１２）は、上記電子ネットワーク（１１０
    ）上の機器のためのネットワークソフトウェア（３１６）の一部を形成すること
    を特徴とする請求項１記載のターゲットエレメント識別システム。
  3. 【請求項３】 上記ネットワークソフトウェア（３１６）は、ホームオーディ
    オ／ビデオ相互運用規格に準拠することを特徴とする請求項２記載のターゲット
    エレメント識別システム。
  4. 【請求項４】 上記電子ネットワーク（１１０）は、ＩＥＥＥ１３９４相互接
    続規格を用い、ネットワークバス（１２０）を介して接続されていることを特徴
    とする請求項１記載のターゲットエレメント識別システム。
  5. 【請求項５】 上記イベントは、上記ターゲットエレメントを上記電子ネット
    ワーク（１１０）に追加する追加エレメントイベント及び上記ターゲットエレメ
    ントを上記電子ネットワーク（１１０）から削除する削除エレメントイベントの
    うちの１つを含むことを特徴とする請求項１記載のターゲットエレメント識別シ
    ステム。
  6. 【請求項６】 上記ソースエレメントは、上記ターゲットエレメントを識別す
    るために繰り返されるレジストリポーリング動作をなくすために、上記電子ネッ
    トワーク（１１０）内のソフトウェア変更の通知を受動的に受信することを特徴
    とする請求項１記載のターゲットエレメント識別システム。
  7. 【請求項７】 上記レジストリ（４１２）は、上記電子ネットワーク（１１０
    ）内のソフトウェアエレメントにそれぞれ対応するエレメント登録（５１２）を
    含み、上記各エレメント登録（５１２）は、ソフトウェアエレメント識別子（５
    １４）及び属性リスト（５１６）を含むことを特徴とする請求項１記載のターゲ
    ットエレメント識別システム。
  8. 【請求項８】 上記レジストリ（４１２）は、上記イベントに応答して、イベ
    ントマネジャ（４１４）に対してエレメント変更イベントメッセージ（６１４）
    を生成することを特徴とする請求項７記載のターゲットエレメント識別システム
    。
  9. 【請求項９】 上記エレメント変更イベントメッセージ（６１４）は、イベン
    トの種類及び変更されたエレメントに対応する変更されたソフトウェアエレメン
    ト識別子を示すことを特徴とする請求項８記載のターゲットエレメント識別シス
    テム。
  10. 【請求項１０】 上記イベントマネジャ（４１４）は、上記電子ネットワーク
    （１１０）において上記イベントが発生したときに、通知される申込エレメント
    （６２０）の申込リスト（６１６）を含むことを特徴とする請求項８記載のター
    ゲットエレメント識別システム。
  11. 【請求項１１】 上記イベントマネジャ（４１４）は、上記レジストリ（４１
    ２）からの上記エレメント変更イベントメッセージ（６１４）に応答して、上記
    申込エレメント（６２０）にイベント通知メッセージ（６１８）を送信すること
    を特徴とする請求項１０記載のターゲットエレメント識別システム。
  12. 【請求項１２】 上記イベント通知メッセージ（６１８）は、上記電子ネット
    ワーク（１１０）内の処理リソースを保つために上記変更されたソフトウェアエ
    レメント識別子のみを含むことを特徴とする請求項１１記載のターゲットエレメ
    ント識別システム。
  13. 【請求項１３】 上記ソースエレメントは、上記イベント通知メッセージ（６
    １８）に応答し、上記変更されたソフトウェアエレメント識別子を検索入力パラ
    メータとして用いて、上記レジストリ（４１２）を調査し、関連する属性リスト
    （５１６）を検索することを特徴とする請求項１１記載のターゲットエレメント
    識別システム。
  14. 【請求項１４】 上記ソースエレメントは、上記イベント通知メッセージ（６
    １８）に応答し、照会を用いて上記レジストリ（４１２）を調査し、上記レジス
    トリ（４１２）から適切なソフトウェアエレメント識別子（５１４）のリストを
    検索することを特徴とする請求項１１記載のターゲットエレメント識別システム
    。
  15. 【請求項１５】 上記ソースエレメントは、上記イベント通知メッセージ（６
    １８）に応答して、上記レジストリ（４１２）を調査し、上記ターゲットエレメ
    ントが上記レジストリ（４１２）において識別されているかどうかを判定するこ
    とを特徴とする請求項１１記載のターゲットエレメント識別システム。
  16. 【請求項１６】 上記ソースエレメントは、上記イベントの種類、及び上記タ
    ーゲットエレメントが上記レジストリ（４１２）において識別されているかどう
    かに基づいて上記イベントに応答することを特徴とする請求項１５記載のターゲ
    ットエレメント識別システム。
  17. 【請求項１７】 上記ソースエレメントは、追加エレメントイベントに続いて
    上記ターゲットエレメントがレジストリ（４１２）において識別されたときに、
    上記ターゲットエレメントにメッセージを送信することを特徴とする請求項１５
    記載のターゲットエレメント識別システム。
  18. 【請求項１８】 上記ソースエレメントは、削除エレメントイベントに続いて
    上記ターゲットエレメントが上記レジストリ（４１２）において識別されないと
    ときに、上記ターゲットエレメントに関する情報を更新することを特徴とする請
    求項１５記載のターゲットエレメント識別システム。
  19. 【請求項１９】 上記ソースエレメントは、初期レジストリ調査を行い、上記
    電子ネットワーク（１１０）の最初のソフトウェアエレメントトポロジを判定す
    ることを特徴とする請求項７記載のターゲットエレメント識別システム。
  20. 【請求項２０】 上記ソースエレメントは、上記電子ネットワーク（１１０）
    上の機器におけるアプリケーションプログラムであることを特徴とする請求項１
    記載のターゲットエレメント識別システム。
  21. 【請求項２１】 電子ネットワーク（１１０）内のターゲットエレメントを識
    別するターゲットエレメント識別方法において、 上記電子ネットワーク（１１０）内でイベントが発生したときに、レジストリ
    （４１２）から通知メッセージ（６１８）を受信するソースエレメントを申し込
    み、 上記通知メッセージ（６１８）に応答して、上記ターゲットエレメントを識別
    するために調査を行うターゲットエレメント識別方法。
  22. 【請求項２２】 上記レジストリ（４１２）は、上記電子ネットワーク（１１
    ０）上の機器のためのネットワークソフトウェア（３１６）の一部を形成するこ
    とを特徴とする請求項２１記載のターゲットエレメント識別方法。
  23. 【請求項２３】 上記ネットワークソフトウェア（３１６）は、ホームオーデ
    ィオ／ビデオ相互運用規格に準拠することを特徴とする請求項２２記載のターゲ
    ットエレメント識別方法。
  24. 【請求項２４】 上記電子ネットワーク（１１０）は、ＩＥＥＥ１３９４相互
    接続規格を用い、ネットワークバス（１２０）を介して接続されていることを特
    徴とする請求項２１記載のターゲットエレメント識別方法。
  25. 【請求項２５】 上記イベントは、上記ターゲットエレメントを上記電子ネッ
    トワーク（１１０）に追加する追加エレメントイベント及び上記ターゲットエレ
    メントを上記電子ネットワーク（１１０）から削除する削除エレメントイベント
    のうちの１つを含むことを特徴とする請求項２１記載のターゲットエレメント識
    別方法。
  26. 【請求項２６】 上記ソースエレメントは、上記ターゲットエレメントを識別
    するために繰り返されるレジストリポーリング動作をなくすために、上記電子ネ
    ットワーク（１１０）内のソフトウェア変更の通知を受動的に受信することを特
    徴とする請求項２１記載のターゲットエレメント識別方法。
  27. 【請求項２７】 上記レジストリ（４１２）は、上記電子ネットワーク（１１
    ０）内のソフトウェアエレメントにそれぞれ対応するエレメント登録（５１２）
    を含み、上記各エレメント登録（５１２）は、ソフトウェアエレメント識別子（
    ５１４）及び属性リスト（５１６）を含むことを特徴とする請求項２１記載のタ
    ーゲットエレメント識別方法。
  28. 【請求項２８】 上記レジストリ（４１２）は、上記イベントに応答して、イ
    ベントマネジャ（４１４）に対してエレメント変更イベントメッセージ（６１４
    ）を生成することを特徴とする請求項２７記載のターゲットエレメント識別方法
    。
  29. 【請求項２９】 上記エレメント変更イベントメッセージ（６１４）は、イベ
    ントの種類及び変更されたエレメントに対応する変更されたソフトウェアエレメ
    ント識別子を示すことを特徴とする請求項２８記載のターゲットエレメント識別
    方法。
  30. 【請求項３０】 上記イベントマネジャ（４１４）は、上記電子ネットワーク
    （１１０）において上記イベントが発生したときに、通知される申込エレメント
    （６２０）の申込リスト（６１６）を含むことを特徴とする請求項２８記載のタ
    ーゲットエレメント識別方法。
  31. 【請求項３１】 上記イベントマネジャ（４１４）は、上記レジストリ（４１
    ２）からの上記エレメント変更イベントメッセージ（６１４）に応答して、上記
    申込エレメント（６２０）にイベント通知メッセージ（６１８）を送信すること
    を特徴とする請求項３０記載のターゲットエレメント識別方法。
  32. 【請求項３２】 上記イベント通知メッセージ（６１８）は、上記電子ネット
    ワーク（１１０）内の処理リソースを保つために上記変更されたソフトウェアエ
    レメント識別子のみを含むことを特徴とする請求項３１記載のターゲットエレメ
    ント識別方法。
  33. 【請求項３３】 上記ソースエレメントは、上記イベント通知メッセージ（６
    １８）に応答して、上記変更されたソフトウェアエレメント識別子を検索入力パ
    ラメータとして用いて、上記レジストリ（４１２）を調査し、関連する属性リス
    ト（５１６）を検索することを特徴とする請求項３１記載のターゲットエレメン
    ト識別方法。
  34. 【請求項３４】 上記ソースエレメントは、上記イベント通知メッセージ（６
    １８）に応答して、照会を用いて上記レジストリ（４１２）を調査し、上記レジ
    ストリ（４１２）から適切なソフトウェアエレメント識別子（５１４）のリスト
    を検索することを特徴とする請求項３１記載のターゲットエレメント識別方法。
  35. 【請求項３５】 上記ソースエレメントは、上記イベント通知メッセージ（６
    １８）に応答して、上記レジストリ（４１２）を調査し、上記ターゲットエレメ
    ントが上記レジストリ（４１２）において識別されているかどうかを判定するこ
    とを特徴とする請求項３１記載のターゲットエレメント識別方法。
  36. 【請求項３６】 上記ソースエレメントは、上記イベントの種類、及び上記タ
    ーゲットエレメントが上記レジストリ（４１２）において識別されているかどう
    かに基づいて上記イベントに応答することを特徴とする請求項３５記載のターゲ
    ットエレメント識別方法。
  37. 【請求項３７】 上記ソースエレメントは、追加エレメントイベントに続いて
    上記ターゲットエレメントがレジストリ（４１２）において識別されときに、上
    記ターゲットエレメントにメッセージを送信することを特徴とする請求項３５記
    載のターゲットエレメント識別方法。
  38. 【請求項３８】 上記ソースエレメントは、削除エレメントイベントに続いて
    上記ターゲットエレメントが上記レジストリ（４１２）において識別されないと
    きに、上記ターゲットエレメントに関する情報を更新することを特徴とする請求
    項３５記載のターゲットエレメント識別方法。
  39. 【請求項３９】 上記ソースエレメントは、初期レジストリ調査を行い、上記
    電子ネットワーク（１１０）の最初のソフトウェアエレメントトポロジを判定す
    ることを特徴とする請求項２７記載のターゲットエレメント識別方法。
  40. 【請求項４０】 上記ソースエレメントは、上記電子ネットワーク（１１０）
    上の機器におけるアプリケーションプログラムであることを特徴とする請求項２
    １記載のターゲットエレメント識別方法。
  41. 【請求項４１】 電子ネットワーク（１１０）内のターゲットエレメントを識
    別するターゲットエレメント識別システムにおいて、 上記電子ネットワーク（１１０）内でイベントが発生したときに、レジストリ
    （４１２）から通知メッセージ（６１８）を受信するソースエレメントを申し込
    む申し込み手段と、 上記通知メッセージ（６１８）に応答して、上記ターゲットエレメントを識別
    するために調査を行う調査手段とを備えるターゲットエレメント識別システム。
  42. 【請求項４２】 コンピュータ読出可能媒体において、 上記電子ネットワーク（１１０）内でイベントが発生したときに、レジストリ
    （４１２）から通知メッセージ（６１８）を受信するソースエレメントを申し込
    むステップと、 上記通知メッセージ（６１８）に応答して、上記ターゲットエレメントを識別
    するために調査を行うステップとを実行して、ターゲットエレメントを識別する
    プログラム命令からなるコンピュータ読出可能媒体。
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