JP2002536932A - 成形された補聴器のハウジング - Google Patents

成形された補聴器のハウジング

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Abstract

(57)【要約】 使用者の外耳道の少なくとも一部の形状を複製する柔軟な補聴器のハウジング(52)を含んでなる耳道内の補聴器(50)。ハウジングの加工期間中に、電子構成部品のための成形後の室を提供するための容量中にマンドレルを挿入することができる。内部領域に母材を挿入するかあるいはマンドレル又はそれぞれの構成部品の周囲を包むことができる。完成した補聴器(50)はハウジング(52)中にそれぞれの構成部品を挿入し、必要な接続を実施することにより形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 1999年2月2日出願日の暫定的出願第60−118,261号及び199
9年3月3日出願日の同第60−122,770号の権利を本明細書に請求する
【0002】 (発明の分野) 発明は変形可能な補聴器に関する。より具体的には、発明は使用者の外耳道の
形状の動的変化に対応して形状を変化するような補聴器に関する。
【0003】 (発明の背景) ある環境においては、補聴器は聴力の欠陥をもつ個人の生活の質を著しく改善
することができることが認められてきた。最近の補聴器は使用者の外耳道中に完
全にフィットするために十分に小さいことが多い。それらの小さいサイズはそれ
らを昔の、より目立つ補聴器よりもずっと受け入れられるものにしている。
【0004】 既知の補聴器には、改良点にもかかわらず問題が継続している。これらの問題
のうちの2つは快適性及び性能である。現代の外耳道内補聴器は通常、使用者の
耳及び外耳道の形状に従って成形された外部ハウジングをもつ。これらのハウジ
ングはアクリルのような硬いプラスチックで形成されることが多い。
【0005】 硬度は装着時に全く快適なフィットをもたらさないことが多く、挿入及び取り
外し過程中に不快感をもたらす可能性がある。通常耳の手術からもたらされる極
端な事例では、使用者の耳又は外耳道の形状が、通常の補聴器を挿入することが
できないかも知れないほどに変形されている。
【0006】 今日まで、耳の窪みの外部の特徴物を正確に再生した柔順な補聴器を作成する
経済的に採算の取れる方法はなかった。
【0007】 性能は外耳道の形状が会話又は食事中に変化する点における硬い補聴器に伴う
問題である。この形状の変化はシェルと外耳道との間に形成されるシールを妥協
させる可能性がある。このシールの完全性はシェルの周囲の外部のフィードバッ
クを最少にする点で重要である。これは順次、使用者の使用可能なゲインを制約
し、補聴器の一体性を減少させる。このシールの完全性を維持することが補聴器
をより高度のゲインレベルで操作させ、使用者の聴力の欠陥をよりよく補って、
より高度の使用者の満足を提供することを可能にする。
【0008】 従って、今日まで入手可能であったものよりも挿入及び装着が快適な補聴器の
必要性が継続している。更に、改善された性能及び、適切な場合にはより高度な
ゲイン、しかし外部のフィードバックを悪くする性能をもたない補聴器の必要性
が継続している。
【0009】 (発明の要約) 補聴器のための成形された柔順なエラストマーのハウジングは使用者の外耳道
の一部の窪みの複写物である形状をもつ。ハウジングは挿入する時に、快適な挿
入を可能にするために外耳道の形状に従って変形する。一旦挿入後は、ハウジン
グの複写された部分は、シールを提供しフィードバックを防止するように外耳道
のそれぞれの部分にシールするように隣接する。更に、ハウジングは使用者が彼
らの顎を動かす時の外耳道の変形に対応して変形する。
【0010】 1つの態様においては、当該ハウジングはレシーバーのような出力トランスジ
ューサーのための内部領域を区画している。レシーバーは成形段階が起こる前に
成形体中に配置することができる。代替的には、レシーバー受け入れ領域を区画
するマンドレルを成形体内に配置することができる。
【0011】 レシーバーが定位置に成形されるか又はマンドレルを使用するかに拘らず、母
材(matrix)をハウジングのための成形体内に入れてレシーバー及び接続
された配線を成形体から内側に隔離して境界層を形成する。母材の使用可能な種
類の1つは開放セル発泡体である。
【0012】 下記に説明されるように、柔順なハウジング材料で成形体を充填する時に、材
料は発泡体のセルを充填し、それにより一体式の固い境界層を作成する。この層
はレシーバー及び接続配線が少なくともその厚さだけハウジングの外部周囲から
内側に隔離されることを確保する。
【0013】 マンドレルを使用する場合は、ハウジングを硬化後、マンドレルを外すと、境
界層により外部周囲から内側に隔離された前以て形成されたレシーバー支持用ポ
ケットをもたらす。更に、レシーバーの配線のための成形チャンネルが存在する
【0014】 1つのアスペクにおいては、ハウジングの変形性が、ハウジングが通常の状態
にある時には構成部品の挿入を許すには小さすぎる開口部をもつ、その中に内部
構成部品受け入れキャビティを成形させることを可能にする。しかし、それぞれ
の構成部品にかかる変形力に対応して、ハウジングが変形して、それによりそれ
ぞれの構成部品に、妨害領域を通過して前以て成形された構成部品受け入れキャ
ビティ中に滑動して通過させる。構成部品はまた変形により取り出すことができ
る。例えば、レシーバーは音声出力端又はハウジングの外部開口端のいずれかで
変形可能なハウジング中に挿入することができるであろう。
【0015】 母材を成形体中に挿入し、次に構成部品又はマンドレルを挿入することができ
る。代替的には、母材を構成部品又はマンドレルの周囲を包み、包んだ組み合わ
せ物を成形体内に挿入することができる。
【0016】 母材の使用は、それぞれの構成部品も接続配線もハウジングの外側周囲面に近
くさせないことを確保する。それらは母材の厚さより近くにはならない。
【0017】 母材が開放セル発泡体である場合は、成形体中へのエラストマーの注入により
セルを充填し、成形体表面へのエラストマーの流動を可能にする。前以て区画さ
れたキャビティを除いて、硬い周囲の表面及び硬い内部が生成される。従って柔
順なエラストマー及び充填母材のバリヤー層複合体はハウジングの少なくとも一
部に必要なバリヤー層を提供する。
【0018】 それぞれの補聴器を使用している時に、内部フィードバックの可能性を最少に
するためにシート部材をハウジング内に取り込むことができる。
【0019】 ハウジングのために使用される柔順な材料はシリコーン、ラテックス、ポリウ
レタン、ポリビニル又はあらゆるその他のタイプの時間、熱又はUV硬化性エラ
ストマーにすることができる。選択されるエラストマーの好ましい硬度は90シ
ョアA未満である。
【0020】 柔軟な補聴器のハウジングを作成するための開示された方法に従うと、 1. 各使用者の外耳道及び外耳の一部の窪みを作成し、UV硬化性プラスチッ
ク又はワックスで被覆して不完全性を取り除く、 2. 使用者の外耳道中に延伸する窪みの少なくともその部分の周囲に、ヒドロ
コロイド−タイプの材料を使用して雌成形体を成形する。代替的にはシリコーン
又はその他のエラストマーを使用することができるであろう。 3. 耳の窪みを雌成形体から外す。 4. 雌成形体中のキャビティを同様なタイプの材料を充填し、硬化して、柔ら
かくしかし耳の窪みのそれぞれの部分の正確な複製である雄の成形体を形成する
。 5. 材料の特徴により、雄成型体が硬化した時ですら固体の雌成型体は、雄成
型体を製造するために注入された液体には接着しないので、雄成形体を雌成型体
から取り外すことができる。 6. UV硬化性プラスチックの被膜を柔順な雄成型体の周囲に形成し、硬化さ
せるとそれはが固まる。 7. 次いで柔順な雄成型体を硬いUV硬化被膜から取り外し、使用者の外耳道
及び外耳のそれぞれの部分を複製する形状をもつ硬い雌成型体を残す。 8. 開放セルの母材を硬い雌成型体中に挿入し、境界層を作成する。 9. 内部領域又は出力トランスジューサーのような構成部品を区画するために
、マンドレルを雌成型体内に配置するかあるいは代替的には、母材を挿入の前に
マンドレル又は構成部品の周囲に巻き付けることができる。 10. 柔順なエラストマーを使用して、雌成型体を充填して、マンドレル又は
構成部品を封入しそして母材を充填する。 11. 次いでハウジングを、経過時間、熱又はUVのような輻射エネルギーに
より硬化する。 12. 次いで硬い外部の成型体をハウジングから外しマンドレルも取り出す。
13. 次いで電気構成部品をマンドレルにより形成された成型領域中に挿入す
ることができ、そして 14. 適当な場合には、バッテリー室及び電気製品の付いた面板を成型ハウジ
ングに取り付けることができる。
【0021】 本発明の数々のその他の利点及び特徴物は発明及びその態様の以下の詳細な説
明から、特許請求の範囲からそして付記の図面から容易に明白になるであろう。
【0022】 (好ましい態様の詳細な説明) 本発明は多数の異なる形態の態様の余地があるが、本開示は発明の原則の1例
として考えることができ、そして示された具体的な態様に発明を限定することは
意図されないことを理解して、それらの具体的な態様を図に示し、ここに詳細に
説明するであろう。
【0023】 本方法は補聴器中に使用可能な変形できるハウジングを製造する。ハウジング
は使用者に対して快適な挿入、定位置にある間の快適性及び快適な取り外しを提
供するように使用者の外耳道及び外耳から採った窪みの形状を複製している。当
該ハウジングの利点は、動的に変化している外耳道とともにシールを維持してそ
れにより外部のフィードバックを最少にするようなハウジングを外耳道に挿入す
る時そして定位置にある間の両方の変形可能性を含む。当該方法は、 1. 耳の窪みを作成し、一旦その窪みを形成後、UV硬化性プラスチック又は
ワックスで被覆すること、 2. 柔順なヒドロコロイド−タイプの硬化性材料を使用して窪みの雌成形体を
作成すること(図1)。成形体を硬化させること。耳の窪みを外すこと(図2を
参照されたい)。 3. 硬化された雌成形体中に同様なタイプの材料を注入することにより雄の窪
みを作成すること(図3を参照されたい)。 4. UV硬化性又はその他の硬化可能な材料の層で雄窪みを上塗りして硬化す
ること(図4を参照されたい)。上塗り段階の前に、音声出力管及び換気管のた
めのマンドレルを柔順な雄窪み中に挿入することができる(図4Aを参照された
い)。 5. 雄窪み(インプレッション)を、硬化したUV被膜から分離すること。こ
のUV被膜はシェル−成形体である(図5を参照されたい)。マンドレルを雄成
形体中に挿入した図4Aと同様に、それらはシェル成形体を通って延伸している
(図5Aを参照されたい)。 6. シェル成形体の内面を清浄化すること。 7. シェル成形体の内面に成形体レリースを適用してそれを乾燥させること。
8. 前以て配置されたマンドレル又は音声の出口及び換気のための管のない場
合は、換気管及びレシーバーの音声管のためにシェル成形体先端に孔を作成する
こと。 9. レシーバーの音声管及びレシーバーの配線管にレシーバーを取り付けるこ
と。後者はRTVのような適切な化合物でシールしなければならない。母材をシ
ェル成形体中に挿入するか又は、構成部品及び配線を母材内に包装すること。 10. シェル成形体中に換気管及びレシーバーの音声管を置き、適切な孔を通
して挿入するか又は、レシーバー及び配線のための適切なマンドレルを挿入する
こと。これらの部品はそれらがシェル成形体の壁と接触しないように母材により
配置しなければならない。管をのりを使用してシェル成形体の外面でシールする
こと(図6)。 11. 充填剤マンドレル及び適切なモジュールキャップを得ること。マンドレ
ルにキャップを取り付け、換気管のためにマンドレルに孔をあけること(図7)
。 12. この孔に換気管を通し、レシーバー配線管をモジュールキャップのその
孔に通すこと。 13. シェル成形体を適当な向きをもつ充填マンドレルに糊付けすること。内
部の部品又は構成部品はそれらがシェル成形体の壁と接触しないように向けなけ
ればならない。代替的には母材を使用して構成部品を壁から離すことができる。
14. 選択されたエラストマーで漏斗を充填すること(図8)。 15. 上方及び下方の容器両方を空にすること。 16. エラストマー材料を成形体中に流入させるために異なる圧力を導入する
こと(図9)。 17. エラストマー材料を硬化させること。 18. アセンブリーを取り外し、充填剤マンドレル及びシェル成形体の間のシ
ールを破壊すること。 19. ハウジングからシェル成形体、充填マンドレル、モジュールキャップ、
換気管、及びレシーバー配線管を外すこと。 20. 充填マンドレル流入管及び溜の孔を充填していたポリウレタン材料を破
壊すること。レシーバーのマンドレルをシェル成形体中に挿入した場合、必要に
応じてハウジングを変形して、マンドレルにより形成された成形キャビティ中に
レシーバーを挿入すること。必要な場合には挿入中に、ハウジングを再度変形す
ることができる。 21. レシーバーの配線を適切な前以て集成した電子パッケージに接続するこ
と。 22. 電子パッケージをアセンブリーに取り付けること(図10)。所望の際
には示したような部分的にカバーしているパッケージの代わりにハウジングを閉
鎖するために面板を使用することができるであろう。 23.所望の場合にはハウジングを被覆すること、 を含む。
【0024】 図11は前記の工程のフロー図である。本発明の精神及び範囲から逸脱せずに
、その他の真空成形工程を使用することができるであろうことは理解されるであ
ろう。
【0025】 通常、開放セル発泡体のような母材内に構成部品を包み込むことは、それらが
壁内に封入されるであろうから考慮されないであろう。真空中では、硬化の前に
、適当な多孔性をもつ開放セル発泡体を流体のエラストマー材料で完全に充填し
、ほとんど目立たない程度まで飽和するであろう。
【0026】 発泡体はレシーバー、あらゆるその他の構成部品、換気管及びレシーバー音声
管をカバーするために使用することができる。それはシェル成型体の壁からのス
ペーサーとして働くであろう。従って、構成部品が壁に接触すると、発泡体は柔
らかい材料で充填されて、構成部品がシェル表面に到達することを防止するであ
ろう。
【0027】 発泡体は硬化エラストマーに色彩を合わせることができる。エラストマー材料
と組み合わせた発泡体は別々の構成部品には存在しない特性をもつ複合材料を生
成する。
【0028】 複合体は変化した強度及び圧縮性を有する。材料の強度及び圧縮性を更に増加
させるために構成部品の被覆に加えて小片の発泡体を成型体中に入れることがで
きる。
【0029】 発泡体は、振動を減衰させるその性能を増加させることによりエラストマーハ
ウジングに追加的音響の利点を提供することができる。発泡体は換気管の全長又
は壁に接触しそうな部分のみを被覆することができる。発泡体は発泡体片を構成
部品に糊付けすることによりハウジングと他の構成部品との間のより大きい接着
性を提供するために使用することができる。
【0030】 その他の多数材料の複合体が本発明の精神及び範囲内に入ることは理解される
であろう。例えば、発泡体の代替物として、布地、コルク又はメッシュを使用す
ることができる。
【0031】 図12Aはそこに配置された前記のタイプの補聴器50を付けた使用者の左耳
の部分上面図を表す。使用者の耳は外耳O、補聴器50が配置される外耳道及び
外耳道の内側末端に位置する鼓膜(ear drum)を含む。
【0032】 補聴器50は外耳道の部分を充填し、その隣接面に対してシールする柔らかい
柔順なハウジング52から形成される。ハウジング52は柔らかく、変形性であ
るので、それは快適に外耳道中に挿入でき、そこから取り外すことができる。外
耳道及びハウジング52を軟骨C、頭蓋骨B及び使用者の顎の下顎骨の一部Mが
囲んでいる。
【0033】 下顎骨Mは、使用者が話し、食べそして何かの理由で彼らの顎を動かす時に軟
骨C及び骨Bに対して移動する。これが順次、外耳道の形状を変化させる。図1
2Aは顎が静止している時の静止状態にある外耳道及びハウジングを示している
。この環境における外耳道の形状は、使用者が静かに座ってかれらの顎を動かし
ていない時に得られるであろうような外耳道の耳の窪みの形状に対応する。前記
のように、ハウジング52はこの状態の外耳道に対して容易にシールする。
【0034】 図12Bは使用者がかれらの顎を動かす時の下顎骨Mの移動を表す。下顎骨M
は骨B及びハウジング52に対して移動し、それにより外耳道の形状を変化させ
る。形状のこの変化は快適さに関連した、そして性能に関連した結果の両方を有
する。下顎骨が動くと、柔らかい柔順なハウジング52が容易に変形し、それに
よりそれが動的に形状を変化する時に外耳道中に快適にフィットし続ける。更に
、ハウジング52は外耳道の変化している形状に適合し続けるので、それはそれ
とのシールを維持し、それによりワックスガード52aに隣接する音声出口と音
響の入り口52bの間の外部のフィードバックを最少にする。
【0035】 図13A及び13Bは外耳道中の横断面の補聴器50を表す。ハウジング52
は恐らく出力トランスジューサー56a、レシーバー、バッテリー及び電子パッ
ケージ56bを除いて、前記のようなエラストマーの複合体で充填されている。
【0036】 図13Aは静止状態の耳及びハウジング52を表す。図13Bは下顎骨Mの移
動に対するハウジング52の変形を表す。従って、本発明に従う補聴器により快
適さ及び性能の両方を高めることができる。
【0037】 図14A及び14Bは外耳道の解剖学的問題を対処するための補聴器60に対
する使用者の需要を処理する時の本発明の利点を表す。本方法を使用すると、特
に柔らかい部分が下顎骨の近位に必要な場合に、特に使用者の耳に快適なフィッ
ト及びシールを提供するために柔らかい部分をハウジング62中に成形すること
ができる。
【0038】 下顎骨Mに対応して容易に変形する著しく変形性の部分を提供するために使用
者の下顎骨Mの近位のハウジング62中に発泡体素子64cを成形した。発泡体
64cは例示のみであることは理解されるであろう。本発明の精神及び範囲を逸
脱することなしに、その他のタイプの空気のような流体又は異なるエラストマー
を使用することができるであろう。更に、複数の部分を単一のハウジングに取り
込むことができよう。
【0039】 図15Aは面板56b−1及びバッテリー用ドア56b−2を伴った補聴器5
0を表す。面板は例えば、音声入力トランスジューサーとして接続したマイクロ
ホンの付いた電子パッケージ56bを担持することができよう。面板56b−1
は柔順なハウジング52に付いている。挿入する時に、前記のように、ハウジン
グ52は使用者の外耳道にフィットするように変形する。面板56b−1は挿入
後は使用者の外耳道に隣接する。
【0040】 図15Bは本発明に従う補聴器ハウジングのもう1つの利点を表す。特に完全
に外耳道に入る補聴器に関連して、ハウジング内の前以て設定された領域中にレ
シーバーのような構成部品を容易に通過させるにはハウジングの部分が小さすぎ
る場合が時々ある。
【0041】 前記のようにハウジングは柔順で変形可能である。図15Bに示されるように
、レシーバー56aは一時的にそれを変形してハウジング中にレシーバーを挿入
することにより構成部品受け入れ領域54a−1中に挿入することができる。レ
シーバーが領域54a−1に位置する時にハウジングはその清浄な歪んでいない
形状に復帰する。
【0042】 図16A、B、Cは本発明に従うハウジングをもつ他の補聴器を表す。図示さ
れた補聴器100、110、120はそれぞれ、100−1、110−1、12
0−1それぞれで示された柔順な変形性ハウジングを含む。ハウジングはそれぞ
れ前記の工程を使用して作成され、次の改良点を伴って、前記の複合材料を取り
込んだことを理解されるであろう。各補聴器100、110、120は拡大され
た領域、それぞれ円筒形領域102、細長い拡大領域112及び3次元のループ
122を担持する。拡大された各領域はそれぞれのハウジング100−1、11
0−1及び120−1と一体式に成形され、ハウジングが形成され時に同時に、
同一のエラストマーから形成される。
【0043】 図16A、16B、16Cの補聴器を作成する場合、使用者の耳の窪みを作成
する時に、補聴器と外耳道の間のシールを改善するために又は外耳道内の補聴器
の改善された保持のために、各補聴器のハウジング上のどこに、選択された形状
の突起物を取り入れることが望ましいであろうかを決定する。
【0044】 突起物102、112及び122の特徴は使用者の外耳道の窪みに例えばワッ
クスを使用することにより付加により規定することができる。所望の突起物は補
聴器ハウジングの最終的形態に複製された正確な形状及び位置を有する。一旦使
用者の耳の窪みを、リング102のようなリング又は拡大部分112のような拡
大部分又はループ122のような3次元のループを付加することにより修飾され
ると、前記の方法の段階を使用して、前記の複合材料を使用し、そして、最初の
耳の窪みに付加された突起物と同様なサイズ、形状及び位置をもつ再生物又は複
製物を取り入れて、柔順な補聴器を作成する。各突起物102、112、122
はそれぞれの図16において斜線を付けて示されているが、これは単に、突起物
の位置、形状及び縦横比を表す目的のためであり、突起物が形成されているエラ
ストマーがそれぞれのハウジングのエラストマーと異なったものであることを示
唆するものではないことは理解されるであろう。それらは同一である。
【0045】 従って前記のように、一体に成形されたエラストマーのシールは、使用者の外
耳道の具体的な特徴を考慮にいれるか又は外耳道が使用者の顎の動きに対応して
形状を動的に変化する時の、ハウジングと外耳道との間のシールを改善するため
に本発明に従って形成された補聴器のハウジングに付加することができる。
【0046】 図17A及びBは本発明に従って形成された補聴器の更にもう1つの利点を表
す。図17Bはレシーバー56aの近位で採った、その特徴を前記で説明したハ
ウジング52の断面図である。図17A、Bの具体的な例においては、レシーバ
ー室130の形状を区画するためにマンドレルを使用した。前記のように、レシ
ーバー室130は、ハウジング52の外側周囲の面132から内部の室130を
置きかえるように、エラストマー及び母材から形成された複合材料により境界を
作ることができよう。電子パッケージ/バッテリー室13aを区画するために第
2のマンドレルを使用した。
【0047】 前以て成形された室130のサイズは複数の離れた配置134a、134b、
134c及び134dでのみレシーバー56aを支持するように選択することが
できる。134aと134bのような支持部分の中間では、隙間又は空間136
a、136b、136c及び136dはレシーバー56aの残りの部分をハウジ
ング52から絶縁する。隙間又は空間136a..dは空気のような流体又はそ
の他の音声吸収発泡体又は材料で制限されずに充填することができよう。
【0048】 レシーバー56aに対する絶縁された支持体の使用は補聴器のレシーバー56
aとマイクロホンとの間の接続からもたらされるハウジング52内の内部フィー
ドバックを最少にすることを可能にする。
【0049】 レシーバー56aを例えば面板上に補聴器の他方の末端に配置されたマイクロ
ホン52bと位相が異なるように室130内に向けることができる点で、本発明
から更なる利点がもたらされる。レシーバー56a及びマイクロホン52bは好
ましくはそれらの間のカップリングを最少にするように相互に90°の次元で位
相の異なる方向に向けることができるであろう。
【0050】 図18Aは図6のシェル成型物のような成型物中の非含浸母材を表す。図18
Bは図8、9の成型工程が完了した後のハウジング52のような複合ハウジング
を表す。ドットで表した硬化エラストマーが母材中のセルを充填して複合体を形
成した。
【0051】 以上から発明の精神及び範囲から逸脱せずに、数々の変更及び修飾を実施する
ことができることが認識されよう。本明細書で示された具体的な装置に関する制
限は意図されず言及されるべきではないことを理解しなければならない。もちろ
ん、請求の範囲内に入る修飾物はすべて付記の請求の範囲内に含まれることが意
図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 耳の窪みの雌成型物を形成する加工段階の側面断面図である。
【図2】 耳の窪みを外した、図1に形成した成型物の側面断面図である。
【図3】 雌成型物を形成するために使用されたものと同一の材料を充填された耳の窪み
のためのキャビティをもつ、図2の成型物の側面断面図である。
【図4】 雌成型物から外し、硬化性被膜で被覆した、図3の雌成型物の側面断面図であ
る。
【図5】 雄成型物を外されている、図4の硬化プラスチック被膜の側面断面図である。
【図6】 シェル中に配置されたレシーバー又はそのためのマンドレル及び通風管又はそ
のためのマンドレルの付いた硬いシェルの側面断面図である。
【図7】 成型ジグに取り付けた図6のシェルの側面断面図である。
【図8】 真空生成ユニット内に配置した図7の成型ジグの側面断面図である。
【図9】 成型操作を完成したが硬化の前の、図8のユニットの側面断面図である。
【図10】 硬化及び完成後の、図9に示した成型ハウジングをもつ補聴器の側面断面図で
ある。
【図11】 図1〜10の過程のフロー図である。
【図12A】 静止状態にある使用者の耳の拡大した部分的上面図である。
【図12B】 変化している外耳道を表す図12Aの耳の拡大した、部分的上面図である。
【図13A】 断面を表す補聴器のハウジングを伴う図12Aのような図である。
【図13B】 断面を表す補聴器のハウジングを伴う図12Bのような図である。
【図14A、14B】 本発明に従う補聴器の一部の拡大断面を一緒に表す。
【図15A】 本発明に従う補聴器の拡大遠近図である。
【図15B】 ハウジング中に構成部品を挿入するための本発明に従うハウジングの変形を示
す。
【図16】 本発明に従うハウジングの代替的形態の拡大側面図である。
【図17】 受信機のための間隔を空けた支持体を表す断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:24 B29K 105:24 (31)優先権主張番号 09/356,288 (32)優先日 平成11年7月16日(1999.7.16) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,JP,S G (72)発明者 クライアシユマン,ロマン アメリカ合衆国イリノイ州60016デスプレ インズ・ハミルトンストリート9345・ユニ ツトイー (72)発明者 プルトニコブ,グレゴリー アメリカ合衆国イリノイ州60714ナイル ス・ロビンロード9851 (72)発明者 チヤデイア,アンカー・エム アメリカ合衆国イリノイ州60173シヨーム バーグ・ノースウツドクロフトレイン418 Fターム(参考) 4F202 AA45 AD16 AD17 AH63 AJ03 CA01 CB01 CD02 4F204 AA45 AD16 AD17 AH63 AJ03 EA03 EB01 EB12

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔順なエラストマーから成形されたハウジングを含んでなる
    補聴器であって、当該ハウジングが外側周囲をもち、ハウジングが少なくとも1
    種類の内部に形成された構成部品担持領域を区画し、ハウジングが外側周囲から
    ハウジングの内部領域を隔離する一体式に形成された周囲の境界層を含み、境界
    層の深度が少なくとも一部はエラストマーが含浸した母材により決定される補聴
    器。
  2. 【請求項2】 母材が開放セルの発泡体材料を含んでなる、請求項1記載の
    補聴器。
  3. 【請求項3】 ハウジング中に成形された少なくとも1基の出力トランスジ
    ューサーを含み、当該トランスジューサーがエラストマー含浸母材の少なくとも
    一部分により周囲から内側に隔離されている補聴器。
  4. 【請求項4】 領域が少なくとも一部は母材により境界を定められているハ
    ウジング内の前以て形成された領域中に挿入された、出力トランスジューサーを
    含む、請求項1記載の補聴器。
  5. 【請求項5】 第1の向きをもつ入力トランスジューサーを担持し、出力ト
    ランスジューサーがフィードバックを最少にするように選択された方向をもつ、
    請求項4記載の補聴器。
  6. 【請求項6】 出力トランスジューサーが、選択された、離れた位置でのみ
    ハウジングにより支持されている、請求項4記載の補聴器。
  7. 【請求項7】 出力トランスジューサーと前以て形成された領域の間の隙間
    を含む請求項6記載の補聴器。
  8. 【請求項8】 少なくとも隙間の幾つかがガスで充填されている、請求項7
    記載の補聴器。
  9. 【請求項9】 構成部品担持領域が少なくとも一部はエラストマーの一部を
    変形することにより、ハウジングから取り出し可能なマンドレルにより区画され
    ている、請求項1記載の補聴器。
  10. 【請求項10】 管の位置及び方向がハウジングの変形可能な像(represen
    tation)を使用して確定されたレシーバーの出力管を含む請求項9記載の補聴器
  11. 【請求項11】 トランスジューサーが相互に90度の次元の位相だけずれ
    るように配向されている、請求項5記載の補聴器。
  12. 【請求項12】 ハウジングが使用者の外耳道の一部を柔順にシールし、そ
    れにより外部のフィードバック最少にする、請求項1記載の補聴器。
  13. 【請求項13】 ハウジングが使用者の外耳道の動的変形に対応して順応し
    、それによりシールを維持する、請求項12記載の補聴器。
  14. 【請求項14】 モジュールが使用者の耳との直接接触から隔離されている
    、選択された表面を電子モジュールにより一部のみ被覆されている請求項1記載
    の補聴器。
  15. 【請求項15】 ハウジングの選択された表面が硬い面板で覆われている、
    請求項1記載の補聴器。
  16. 【請求項16】 面板上に担持されたバッテリー室を含む請求項15記載の
    補聴器。
  17. 【請求項17】 ハウシングが、少なくとも一部は境界層により外部の周囲
    から隔離されている出力トランスジューサーを担持してる、請求項15記載の補
    聴器。
  18. 【請求項18】 トランスジューサーが相互に位相を外れるように配向され
    ている、面板に隣接して入力トランスジューサーを担持している請求項17記載
    の補聴器。
  19. 【請求項19】 トランスジューサー間に接続された、少なくとも1個のゲ
    イン素子を含んでなる言語処理回路を含む請求項18記載の補聴器。
  20. 【請求項20】 柔順な外耳道に受け入れ可能な成形材料を使用して使用者
    の外耳道の3次元の像を形成すること、 その像の少なくとも一部を硬化させること 異なる柔順な材料を使用してその像の柔順な雌成形体を作成すること、 必要に応じてその成形体を変形することにより雌成形体から像を外すこと、 同一種類の柔順な材料を使用して雌成形物のキャビティー中に像の雄成形体を
    形成すること、 雄及び雌成形体を分離するこ、並びに 柔順な雄成形体の硬い雌成形体を形成すること、 を含んでなる補聴器の製法。
  21. 【請求項21】 硬い雌成形体中の柔順なエラストマーのハウシングを硬化
    させることを含む請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 雄成形体中に少なくとも1種類の換気管のマンドレルを挿
    入することを含む請求項20記載の方法。
  23. 【請求項23】 硬い雌成形体を変形可能な雄成形体を硬化性プラスチック
    で被覆することにより形成する、請求項20記載の方法。
  24. 【請求項24】 プラスチックを輻射エネルギーで硬化することを含む請求
    項23記載の方法。
  25. 【請求項25】 硬化段階の前に、マンドレルが選択的に配置された多孔質
    母材により硬い雌成形体から隔離されている硬い雌成形体中に少なくとも1個の
    レシーバーのマンドレルを挿入することを含む請求項21記載の方法。
  26. 【請求項26】 雌成形体を真空にして、その中に硬化性エラストマーを流
    し込むことを含む、請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 母材内のセルを硬化性エラストマーで充填することを含む
    請求項26記載の方法。
  28. 【請求項28】 柔順な材料を硬化しながら加圧することを含む請求項27
    記載の方法。
  29. 【請求項29】 硬化段階後に、レシーバーのキャビティーを残してマンド
    レルを取り出すことを含む請求項25記載の方法。
  30. 【請求項30】 キャビティー中にレシーバーを挿入することを含む請求項
    29記載の方法。
  31. 【請求項31】 フィードバックを最少にするようにレシーバーを配向させ
    けることを含む請求項30記載の方法。
  32. 【請求項32】 レシーバーに電気回路を接続することを含む請求項31記
    載の方法。
  33. 【請求項33】 摩擦の特徴、美容的特徴、触覚の特徴、低アレルギーの特
    徴、及び化学抵抗の特徴を含む群から選択される、選択された外部の特徴を提供
    するためにハウジングを恒久的に被覆することを含む請求項21記載の方法。
  34. 【請求項34】 少なくとも一部を複合材料から形成されたハウジングを含
    んでなる補聴器。
  35. 【請求項35】 複合材料が多数セル母材、布地及び多孔質の固体を含む群
    から選択された固体材料と組み合わせたエラストマーを含んでなる、請求項34
    記載の補聴器。
  36. 【請求項36】 材料が硬化された硬いプラスチック及び硬化されたエラス
    トマーのうちの1つで含浸された開放セルの母材を含んでなる、請求項34記載
    の補聴器。
  37. 【請求項37】 硬化エラストマーで形成された変形可能なハウジングを含
    んでなる補聴器であって、ハウジングが、選択された外耳道の窪みの形状の少な
    くとも一部を複製する外部の周囲及び外耳道に対してシールする、ハウジングと
    ともに一体式に成形された突起物をもつ補聴器。
  38. 【請求項38】 突起物がハウジングの周囲に成形されたリングを含んでな
    る、請求項37記載の補聴器。
  39. 【請求項39】 相互に隣接して配置された第1及び第2の真空室、並びに
    その中間に延伸している成形材料の溜を含んでなる、多数室の真空成形ユニット
  40. 【請求項40】 室間に延伸する分割体を含み、そこを通って溜が延伸して
    いる請求項39記載のユニット。
  41. 【請求項41】 溜に成形材料を供給するための出口を1室内に含む請求項
    39記載のユニット。
  42. 【請求項42】 選択された構成部品をハウジングを変形することによりハ
    ウジング内に挿入又はそれから取り出すことができる請求項1記載の補聴器。
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