JP2002535098A - 医療用バルブを経由する流体の戻りを減少させる装置 - Google Patents

医療用バルブを経由する流体の戻りを減少させる装置

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Abstract

(57)【要約】 医療用バルブでの流体の逆流を減少させる。流体をバブルによって調整する医療用バルブ(15)は、入口(10)、出口(50)及び内壁14を持つチャンバ(65)を画定するハウジング(34,48)と、このチャンバ(65)内の圧縮性部材(41)と、内壁(14)によって画定される流体チャンネル(36,43)とを備える。流体チャンネル(36,43)は入口(10)から受け取った流体を出口(50)に向けて導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は医療用製品に関し、特に、本願発明は医療用バルブでの流体の戻り
を減少させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
患者に注入した及び抽出した流体をバルブ調整するために、一般に、医療用の
バルブ調整装置が用いられている。医療用バルブ調整装置の一例として「カテー
テル導入装置」として従来から知られているものは、患者の血管系に接近するた
めにシールされたポートを保有している。そのようなバルブを使用すると、患者
の皮膚に何度も針を突き刺す必要なく血管に接近することができる。さらに、カ
テーテル導入装置は、患者の血圧による生ずるある範囲の逆圧に対抗するように
構成されており、それにより、流体注入又は流体抽出の際に生じる血液の損失を
減少させることができる。
【0003】 流体は、一般的には、注射器(例えば、針)を医療用バルブに挿入し、その結
果、患者の血管系と連通させることによって、患者へ又は患者から移される。し
かし、注射器をバルブから抜き取るときに問題が生じる。特に、望ましくないこ
とには、注射器を引き抜くときに発生する逆圧が、血液を基部近くで漏れさせて
バルブのさまざまな部分に流れ込むような状態を生じさせることがある。血液の
凝固及びバルブの機械的作動の妨害に加えて、そのバルブ内の血液は、バルブの
無菌状態をも駄目にする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願発明の1つの観点により、流体のバルブ調整を行う医療用バルブが、入口
、出口及び内壁を持つチャンバを画定するハウジングと、そのチャンバ内の圧縮
性部材と、内壁によって画定される流体チャンネルとを備える。その流体チャン
ネルは、入口から入れられた流体を出口に向けて誘導する。
【0005】 望ましい実施例では、圧縮性部材は流体チャンネルを通過する流体の流れを遮
断しない。その圧縮性部材は既知のどのような圧縮材料から作られた圧縮体であ
ってもよい。例えば、圧縮性部材をスポンジ状材料から作ってもよい。また、圧
縮性部材を機械的な力に応答して単に伸縮する材料から作ってもよい。例えば、
圧縮性部材を風船装置とすることもできる。また、医療用バルブは、内部に末端
部を持ち、可変容積室の容積を制御するプランジャを備えることができる。
【0006】 いくつかの実施例では、バルブは開及び閉状態の間で移動可能である。そのよ
うな場合には、圧縮性部材はその室と協働して、バルブが閉じたときよりもその
バルブが開いたときにその室がより大きな利用可能な容積を持つようにすること
ができる。その結果、バルブが閉じたときには(さらに、利用可能な容積が減少
したときには)、そのバルブ内に残存する流体はチャンバからバルブの出口に向
って押し出される。
【0007】 本願発明の他の観点にしたがうと、医療用バルブは、流体がバルブを通過して
流れることができる開モードと、流体がバルブを通過して流れることを阻止する
閉モードとを持ち、また、可変容積の流体チャンバを画定する内壁と、その可変
容積流体チャンバ内の圧縮性部材とを備える。その圧縮性部材及び内壁は、一緒
になって、バルブが閉モードのときに流体チャンバ内に閉チャンバ容積を画定す
るとともに、バルブが開モードのときに開モード容積を画定する。閉チャンバ容
積は、望ましくは、開チャンバ容積より大きくはなく、それにより、開モードか
ら閉モードに移行したときに生じる流体の戻りの可能性を減少することができる
【0008】 望ましい実施例では、内壁はバルブを通過する流体の流れを誘導するチャンネ
ルを画定する。圧縮性部材はチャンネルを遮断しないので、それは、望ましくは
、バルブを通過する流体の流れを遮断しない。
【0009】 本願発明の他の観点に従うと、流体をバルブにより調整する医療用バルブは開
モードのときに流体が流れるようにし、閉モードのときに流体の流れを阻止する
。そのバルブはチャンバを画定する内壁とそのチャンバ内にある圧縮性部材とを
備える。その圧縮性部材は、最大容積及び最小容積を持つ。圧縮性部材は、バル
ブが閉モードのときに最大容積と等しい体積を持つ。同様に、その圧縮性部材は
開モードのときに最小容積と等しい体積を持つ。
【0010】 望ましい実施例では、最小容積は最大容積よりも小さい。さらに、内壁は開モ
ードのときにバルブを通過する流体を導くチャンネルを画定する。他の実施例に
おいては、圧縮性部材及びチャンバは、一緒になって、閉モードのときに閉チャ
ンバ容積を画定し、開モードのときに開モードチャンバ容積を画定する。閉チャ
ンバ容積は望ましくは開チャンバ容積よりも大である。
【0011】 さらに、本願発明の他の観点に従うと、医療用バルブは、バルブチャンバ及び
そのバルブを通過して流体を導く流体通路の両方を画定するハウジングと、チャ
ンバ内の圧縮性部材と、ハウジングを通過して延出して構成チャンバから流体を
排出するようにチャンバの壁から画定されたベントとを備える。さらに、バルブ
チャンバは、流体通路から流体を受け入れる入口を持つ。圧縮性部材はバルブチ
ャンバを流体チャンバと構成チャンバとに分割し、そこでは、流体チャンバは入
口から流体を受け入れ、また、流体を流体通路に導く出口を持つ。構成チャンバ
は、圧縮性部材及びチャンバ壁から画定され、その結果、ベントを持つ。
【0012】 本願発明の上記の並びに他の目的及び利点は以下の詳細な説明と添付図面とを
参照することによってより完全に理解できるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は医療用バルブ5の概略を示しており、それは、望ましくは、注射器又は
他の種類のノズルがそれから抜かれたときに、流体の戻り(又は、「逆流」)を
減少するように構成されている。その結果、バルブ5は、ノズルを受け入れるた
めの基部流体ポート10と、バルブ5を通過する流体の流れを制御するバルブ調
整機構(図2及び図3A−3D)を持つバルブ本体11と、バルブ5と患者との
間で流体を導くための末端部に設けられた流体ポート50とを備える。流体は望
ましくは液体薬のような流体である。ここでは多くの説明において、基部ポート
10を流体入口とし、末端ポート50を流体出口として説明したが、基部及び末
端ポート10及び50をそれぞれ出口及び入口ポートとして用いてもよい。望ま
しい実施例では、バルブ5は、1999年9月13日に出願され、Andrew Cote
及びCharles Ganemが発明者の「SWABBABLELUER−ACTIVAT
ED VAVLE」と題された同時係属の米国特許出願第09/394,169
号に開示されたものと似たものであり、それに開示されたものは参考としてそっ
くりそのままここに組み入れる。望ましい実施例を上記の特許出願に関連して開
示したが、本願発明の原理はそこに開示された医療用バルブとは似ていない構造
を持つ他の医療用バルブに応用することができるという点に注意すべきである。
以下に説明するように、バルブ50の末端ポート50は図1に示すような位置に
配置することができ、または、バルブ5の長手寸法と直交する方向の位置に配置
することもできる。
【0014】 図2は図1に示す線2−2に沿う医療用バルブ5の第1の実施例の断面図の概
略を示す。とりわけ、バルブ5は基部ポート10を持つ入口ハウジング部分34
と、末端ポート50を持つ出口ハウジング部分48と、その入口ハウジング34
と出口ハウジング48との間にしっかりと固定された伸縮自在かつ圧縮可能なグ
ランド12と、そのバルブ5内にグランド12によって固定された堅固で長手方
向に移動自在なカニューレ14とを備える。そのカニューレ14は、通常はグラ
ンド12によって遮蔽される横方向チャンネル28で終端するカニューレ流体チ
ャンネル36を形成する。加えて、出口ハウジング48は、カニューレ14がノ
ズルによって基部近くにさらに末端近くに動かされるとともに変化する容積を持
つチャンバ65を形成する。
【0015】 グランド12の基部端部にあるスリット42にノズルを挿入すると、カニュー
レ14が末端部に向かって移動し、その結果、横方向チャンネル28がグランド
12との遮断接触から移動する。その時液体が最初にカニューレチャンネル36
及び横方向チャンネル28を通り、次に、可変容積チャンバ65を通り、さらに
、末端ポート50を通ってバルブの外まで導かれる。バルブ5内のさまざまなバ
ルブ調整機構の作動の詳細は上記の同時係属米国特許出願に完全に開示されてい
る。
【0016】 本願発明の望ましい実施例によると、バルブ5は、チャンバ65内に配置され
た圧縮性部材41と、そのチャンバ65を形成する内壁に形成された1又は2以
上の細い流体チャンネルとをも備える。細い流体チャンネルの一例を参照番号4
3に視図として示す。圧縮性部材41は、カニューレ14と協働して、バルブ5
内に流体を含むために利用することができるチャンバ65内の利用可能な容積を
減少する。望ましい実施例では、圧縮性部材41は、バルブ5が閉じられたとき
(つまり、「閉モード」のとき)に、チャンバ65の実質的に全部の容積を占有
する。
【0017】 細い流体チャンネル43は圧縮性部材41からは遮断されてなく、その結果、
流体をその圧縮性部材41の周囲を通って末端ポート50に向かって誘導するよ
うに用いられる。望ましい実施例では、その細い流体チャンネル43は、末端ハ
ウジング48の内壁に形成された比較的深くて狭い溝の形状になっている。約0
.102cm−0.152cm(0.040−0.060インチ)の深さを持ち、さ
らに、約0.051cm−0.102cm(0.020−0.040インチ)の幅を
持つ流体チャンネル43が、満足のゆく結果を生じさせるということは予想して
いる。しかし、これらの寸法は厳密なものではなく、必要に応じて変更すること
ができる。従って、本願発明の実施はそれらの望ましい実施例に限定されるべき
ではない。望ましい実施例では、バルブ5は、可変容積チャンバ65の円筒状内
側表面を横切って長手方向に約120°離隔された3つの独立した溝を含む。
【0018】 圧縮性部材41としては、チャンバ65内で圧縮及び伸張し、さらに、液体を
収容する利用可能なチャンバ容積を限定するという二重の機能を実行する装置で
あればどのような装置でもよい。従って、そのような部材41は液体を直接に細
いチャンネル43に導いて、チャンバ65をバイパスするようにする。望ましい
実施例では、圧縮性部材41は従来の射出成形工程によって製造される医療グレ
ードの独立気泡スポンジゴムである。そのような部材41は、窒素ガスを用いて
エラストマー材料を射出し、さらに、ゴムのような表皮によってその射出された
エラストマーを囲むことによって作ることができる。図に示すように、この実施
例の圧縮性部材41は、常に(つまり、バルブ5が開かれているときとバルブ5
が閉じられているときとの間の時間)チャンバ65のほとんどの容積を占める。
【0019】 別の実施例では、圧縮性部材41は中空の内部を持つラテックス又はポリエス
テルの風船である。その風船はカニューレ14の位置に基づいて形状を変化させ
る。しかし、圧縮性部材41として用いられる装置の種類に関わらず、その使用
は、必然的に、ある程度の機械的抵抗をカニューレ14の長手方向の動きに対し
て与えることになる。
【0020】 図3A乃至図3Dは、バルブ5が閉モードから開モードに移行したときの図2
に示すバルブ5の概略断面図である。特に、図3Aは、ノズルが基部ポート10
を通って挿入されようとするときのバルブ5を示す。図3B−図3Dは、基部ポ
ートを通過して入口ハウジング34に入るまでの進行のさまざまな段階における
ノズルを示す。特に、図3Aに示すように、圧縮性部材41は、バルブ5が閉モ
ードにあるときには、チャンバの容積のほぼ全てを占める。ノズルが挿入される
につれて、しかし、圧縮性部材41は、(プランジャのように作動する)カニュ
ーレ14の末端部(末端部で移動する)とチャンバ65の内壁の末端部との間で
圧縮される。圧縮性部材41が圧縮されるにつれて(つまり、その結果、減少す
る体積を持つ)、チャンバ65の基部領域(以下、「基部チャンバ66」という
)は、バルブ15が完全に開モードになるまで、形成されて寸法を増加し始める
。バルブ5が完全に開の位置になると、圧縮性部材41はチャンバ65の末端部
(以後「末端部チャンバ67」という)内で最小の体積まで圧縮される。いくつ
かの実施例では、基部チャンバ66は末端部チャンバ67とほぼ等しいか又はそ
れより小さな容積を持つ。
【0021】 チャンバ65内に液体を収容可能な容積の合計は、望ましくは、バルブ5が閉
じられたときよりもバルブ5が開かれたときのほうが大きい。従って、開モード
(図3D)のときに、液体は基部チャンバ66に集まることができる。ノズルが
引き抜かれると、基部チャンバ66の容積は減少し、圧縮性部材41の容積は増
加する。これにより液体は基部チャンバ66から細いチャンネル43に押し出さ
れ、そのご末端ポート50から外に出される。バルブ5が閉モードに戻ると、基
部チャンバ66は最小の容積を持つ一方、圧縮性部材41は最大容積を持つ。バ
ルブ5が閉モードに戻るとき、それまで最小の基部チャンバ容積を越えて基部領
域内にあった液体はその基部チャンバ66から末端ポート50に向かって細いチ
ャンネル43に押し出された。当業者によって推定されるように、それは、末端
ポート50から正圧を生じさせ、その結果、液体が逆流して血液又は汚染物質を
バルブ5に引き込むことを防止する(又は実質的に減少させる)。
【0022】 細いチャンネル43の代わりに、液体を他の手段によって末端ポート50に導
くようにしてもよい。したがって、本願発明の原理は細いチャンネル43を必要
とするこれらの実施例に限定されるものではない。
【0023】 図4は図1に示すバルブ5の第2実施例の断面図を示す。この実施例では、出
口ハウジング部分48はバルブ5から液体を導くための直交出口100とその末
端部に端部キャップ102とを持つように再構成されている。さらに、図1に示
す実施例とは異なり、圧縮性部材41は閉鎖頂部と開放底部(図5A)とを持つ
中空の円柱状に形成されている。特に、頂部はカニューレ14の底部を受け入れ
るための窪み部106を持つ頂部面104を備える。底部はバルブ5内に圧縮性
部材41を固定するために環状フランジ108を備える。圧縮性部材41は、シ
リコーン、ラテックス又はプラスチックのように、全体の構造に実質的に影響を
与えることなく圧縮及び圧縮から復帰できるような従来のどのような材料からも
作ることができる。
【0024】 図4に示すように、圧縮性部材41はチャンバ65内に拘束されることなく起
立した状態にある。従って、閉モードのときには、圧縮性部材41の側面は流体
チャンバ65の側面とは直接には接触していない。図示する実施例では、その圧
縮性部材41の側面は、チャンバ65の側面から約0.005cm−0.025cm
(0.002−0.010インチ)の間にある。チャンバ65の内壁からのその
距離は、圧縮性部材41を圧縮するためのいくらかの追加のクリアランスを提供
する。他の実施例においては、そのようなクリアランスは存在せず、その結果、
圧縮性部材41はそれの内側に引っ込むことのみによって収縮する。
【0025】 この実施例(図4)における圧縮性部材41は構成室112を備えており、そ
れはその中に従来のスプリング114を配置する。多くの実施例では必要がない
が、そのスプリング114は、圧縮性部材41を状態では基部方向に付勢するた
めの追加の基部付勢力を提供することができる。そのスプリング114は、コイ
ルスプリングのような従来から既知のどのようなスプリングでも、または、追加
の付勢力を提供するような材料の構成部分(図6)でもよい。他の実施例におい
ては、構成室112は空で、従って、それは内部スプリング114を持たない。
そのような他の実施例では、圧縮性部材41は、望ましくは、通常圧縮性部材4
1を基部方向に付勢する材料から及び/又は構造から製造される。実際、圧縮性
部材41のそのような実施例はそれ自体がスプリングである。そのような部材の
構造の追加の詳細を図7を参照しながら以下に説明する。
【0026】 上記のとおり、図4及び図6に示すバルブ5は、図1に示すものと比べると、
それがバルブ5の側面から延出する出口を持つ点も異なっている。特に、チャン
バ65は、出口チューブ124を貫通して形成されている出口チャンネル122
までの開口120を画定する内壁を備える。その出口チューブ124は環状のス
カート126を備え、それにはねじ溝128が形成されていて相補的コネクタ装
置と結合することができる。出口チューブ124は従ってバルブ5の長手方向寸
法に対し実質的に直交する。この実施例のいくつかの変形例では、圧縮性部材4
1は通常は出口を遮蔽して、流体がチャンバ65から流れることを阻止するよう
にチャンバ65内に配置することができる。
【0027】 さらに、図1に示す実施例とは異なり(上記のように)、バルブ5の第2の実
施例は端部キャップ102も備えており、それは基部端部に超音波溶着されてい
る。図5B−5Dに示すように、端部キャップ102は構成室112の一部を形
成する頂部面を備える。その頂部面は、従って、3つの排出溝130、スプリン
グ114(存在すれば)を構成室112内に固定するための環状突起部132、
及びバルブ5に端部キャップ102を固定するためのバルブハウジングの相補的
部分と係合する環状隆起部134を画定する。
【0028】 そのキャップ102は望ましくはハウジングの末端部に連結されており、それ
により、それは、そのキャップとハウジングとの間に小さな環状空間136(「
キャップ空間136」又は当業者からは「抱き」と呼ばれている)を画定する。
望ましい実施例では、そのキャップ空間136は、約0.005cmから0.01
0cm(0.002インチから0.004インチ)までの間にある。圧縮性部材4
1の底部は3つの排出溝130の上を覆ってキャップ102の頂部面に固定され
ている。各溝はキャップ空間136と流体的に連通の状態にあり、それにより、
構成室112の中の液体をバルブ5の外に排出するベントを構成する。当然であ
るが、ベントは構成室112からバルブ5の外部まで延びるなどどのようなチャ
ンネルをも含むように解釈することができる。従って、本願発明のさまざまな実
施例は開示した特定のベントの構成に限定されるものではない。
【0029】 構成室112は、望ましくは、流体的にチャンバ65の残りの部分(つまり、
圧縮性部材41とは無関係なチャンバ領域)から分離される。そのため、出口ハ
ウジング部分48は末端リム144を備えており、それは、端部キャップ102
と結合したときに、圧縮性部材41の底部の周囲に環状フランジ108を押し付
けて、液体密封ピンチフィットシールを形成する。そのシールによって、液体が
構成室112に漏れないことを保証する。従って、リム144は平坦でもよく、
または、構成環状フランジ108を押し付けるような先端の尖った環状リングに
集中させてもよい。
【0030】 圧縮性部材41が圧縮されると、構成チャンバ(つまり、部材41の内側によ
って形成されたチャンバ)内の空気がベントを通って構成室112の外側に押し
出され、それにより、圧縮性部材41の圧縮が容易になる。他の方法の中ではと
りわけ、圧縮性部材41を圧縮する際の抵抗はベントの寸法及び構造を調整する
ことによって調整することができる。逆に、圧縮性部材41の圧縮を解除すると
、バルブ5の外からの空気が構成室112に引き込まれ、それにより、圧縮性部
材41の圧縮解除が容易になる。
【0031】 従って、閉モードでは、圧縮性部材41の圧縮は完全に解除され、それにより
、基部チャンバ66が最小の容積を持つようになる。開モードでは、圧縮性部材
41は基部チャンバ66を最大容積まで拡大するように圧縮される。カニューレ
14及び横方向グランド12を経由して注入された液体又は他の流体は、従って
、基部チャンバ66に流れ込み、出口を通ってバルブ5の外に流れ出る。流体を
出口まで導くために、バルブ5のこの実施例は1又は2以上の細い流体チャンネ
ル(図1のバルブ5内と同様なもの)を持つことができ、又は、圧縮性部材41
とチャンバ65の内壁との間のクリアランスがチャンネルを形成するようにして
もよい。さらにその実施例の他の変形例では、圧縮性部材41は通常出口を遮蔽
する。従って、バルブ5を開くためには、この例の圧縮性部材41は、圧縮性部
材41が出口チャンネル122の頂部よりも末端部にあり、その結果、基部チャ
ンバ66と出口とを流体的に連通するまで、末端部に押されなければならない。
【0032】 図7は図1に示すバルブ5の第3の実施例の断面図である。図4に示すものと
同様に、この実施例は直交出口100、開いた末端部を持つ圧縮性部材41及び
排出口が設けられた端部キャップ102を備える。しかし、図4に示す実施例と
は異なり、圧縮性部材41の頂部はカニューレ14の底部のものとの相補的な形
状に形成されている。例えば、図7に示すように、カニューレ14の底部及びカ
ニューレ14の頂部の両方ともが平坦である。ここで説明した各実施例は同様な
相補的な形状を持つことができる。
【0033】 さらに、圧縮性部材41は、末端部に向かって歪められたように形成されてい
てその基部付勢力を高めるようにされている。特に、この実施例の圧縮性部材4
1は、ほぼ均一の外径を持つ上方部分148と、末端方向に広がった外径を持つ
拡散中央部分150と、ほぼ均一の内径を持つ下方部分152とを備える。他の
実施例と同様に、その下方部分152は環状フランジ108を備えていて圧縮性
部材41をバルブ5の相補的凹部内に固定する。上方部分148は、内面154
を持ち(つまり、構成室112の一部を画定する)、それはほぼ均一な半径を持
っていてカニューレ14をその頂部に保持する。
【0034】 その図に示すように、バルブ5のこの実施例は、構成室112にスプリングを
備えていない。必要はないが、圧縮性部材41をさらに基部方向に付勢するため
にそれを設けてもよい。この実施例のいくつかの変形例は逆円錐形状の圧縮性部
材41(図示せず)を用いてもよく、その場合には、圧縮性部材41は砂時計の
形状を持つ。末端部に向かって歪められた圧縮性部材41と同様に、逆円錐形状
の圧縮性部材41は、末端部に向かって加えられた力がその頂部に加えられない
ときに、概略、その通常の圧縮されない状態に容易に戻る。
【0035】 図8は図1に示すバルブ5の第4の実施例の概略を示す。図1に示す実施例と
同様に、末端部がバルブ5の基部端部に設けられていて、カニューレ14を通過
する流体チャンネルと直交していない。また、図4、6及び7に示す実施例と同
様に、圧縮性部材41は、図5Aに示す実施例と同様に、中空で末端部開放され
ている。実質的に均一の外径を持つ圧縮性部材41を図示したが、図7に示す圧
縮性部材41のように、さまざまな他の圧縮性部材を用いることができるという
点には注意すべきである。図示しないが、この実施例のいくつかの変形例は構成
室112内にスプリング114を備える。
【0036】 第4の実施例のチャンバ65はベント155が形成されており、それは、ハウ
ジングを通過し、それにより、構成室112の内部を大気に排出する。さらに、
この実施例は、2つの末端部流体チャンネル156も備えており、それは流体的
にチャンバ65(構成室112の外側にあるチャンバ65の部分)を末端ポート
50に連結する。従って、開モードでは、流体は、基部チャンバ66から末端部
流体チャンネル156までの内壁の側面の細い流体チャンネル43を通過して末
端ポート50に押し出される。さらに、圧縮性部材41が圧縮されたときには、
空気が構成室112からベント155を経由して押し出される。同様に、圧縮性
部材41の圧縮が解除されたときには、空気が構成室112に引き込まれてその
圧縮の解除を容易にする。
【0037】 スワブバルブを開示した実施例に示したが、ここで開示したさまざまな実施例
に従って他のバルブを用いることもできるという点には注意すべきである。さら
に、スワブバルブを実施するいくつかの実施例においては、グランド12のスリ
ップ頂部面がバルブ5への基部開口部と実質的に同一平面となるようにしてもよ
く、一方、他の実施例においては、そのような表面は基部開口部の上方に延在す
る(例えば、図4を参照)。
【0038】 本願発明のさまざまな実施例を説明したが、当業者にとっては、本願発明の真
の範囲を逸脱することなく本願発明のいくつかの利点を達成するようなさまざま
な変更及び変形を行うことができることを認識すべきである。それらの及び他の
明白な変形は請求の範囲によってカバーされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本願発明にしたがって構成された医療用バルブの概略図である。
【図2】 図2は、図1の線2−2に沿って示す医療用バルブの第1の実施例の概略断面
図である。
【図3】 図3A−3Dは、バルブが閉モードから開モードに進行するときの図2に示す
バルブの概略断面図である。
【図4】 図4は、図1に示すバルブの第2の実施例の概略断面図である。
【図5】 図5Aは、バルブの第2の実施例に用いる圧縮性部材の斜視図である。 図5Bは、バルブのさまざまな実施例に用いる端部キャップの斜視図である。 図5Cは、図5Bの端部キャップの平面図である。 図5Dは、図5Cの線A−Aに沿った断面図である。
【図6】 図6は、図1に示すバルブの第3の実施例の概略断面図である。
【図7】 図7は、図1に示すバルブの第4の実施例の概略断面図である。
【図8】 図8は、図1に示すバルブの第5の実施例の概略断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA ,ZW

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口及び出口を持つチャンバを画定するハウジングであって
    、該チャンバが内壁を持つハウジングと、 前記チャンバ内にある圧縮性部材と、 前記内壁によって画定され、前記入口から受け取った流体を出口に向けて導く
    流体チャンネルとを備える流体をバルブ調整する医療用バルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材はスポン
    ジ材料からなる医療用バルブ。
  3. 【請求項3】 請求項1の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材は風船装
    置からなる医療用バルブ。
  4. 【請求項4】 請求項1の医療用バルブにおいて、さらに、 前記チャンバ内にあって末端部を持ち、前記チャンバの容積を制御するプラン
    ジャを備える医療用バルブ。
  5. 【請求項5】 請求項1の医療用バルブにおいて、該バルブは開位置と閉位
    置との間で移動自在で、前記圧縮性部材は前記チャンバと協働して、該バルブが
    閉位置のときよりも該バルブが開位置にあるときに内部が大きな容積を持つ医療
    用バルブ。
  6. 【請求項6】 請求項1の医療用バルブにおいて、前記内壁は空気ベントを
    画定する医療用バルブ。
  7. 【請求項7】 請求項1の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材は前記流
    体チャンネルを経由する流体の流れを遮断しない医療用バルブ。
  8. 【請求項8】 請求項1の医療用バルブにおいて、該バルブは開位置と閉位
    置との間で移動自在で、前記圧縮性部材は前記チャンバと協働して、該バルブが
    閉位置のときよりも該バルブが開位置にあるときに前記チャンバが大きな容積を
    持つ医療用バルブ。
  9. 【請求項9】 流体をバルブで調整する医療用バルブであって、流体が該バ
    ルブを経由して流れることができる開モードを持ち、さらに、流体が該バルブを
    経由して流れることを阻止する閉モードも持つ医療用バルブにおいて、 流体を収容するための可変容積流体チャンバを画定する内壁と、 該可変容積流体チャンバ内にある圧縮性部材とを備えており、 該圧縮性部材及び内壁が、該バルブが閉モードにあるときに前記流体チャンバ
    内に閉じ込められたチャンバ容積を画定し、 前記圧縮性部材及び内壁が、該バルブが開モードにあるときに前記流体チャン
    バ内に開放されたチャンバ容積を画定し、 前記閉じ込められたチャンバ容積が前記開放されたチャンバ容積よりも大きく
    はない医療用バルブ。
  10. 【請求項10】 請求項9の医療用バルブにおいて、前記内壁は該バルブを
    通る流体の流れを伝えるチャンネルを画定する医療用バルブ。
  11. 【請求項11】 請求項9の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材は該バ
    ルブを通過する流体の流れを阻止しない医療用バルブ。
  12. 【請求項12】 請求項9の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材はスポ
    ンジ材料からなる医療用バルブ。
  13. 【請求項13】 請求項9の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材は風船
    装置からなる医療用バルブ。
  14. 【請求項14】 請求項9の医療用バルブにおいて、さらに、 内部にあって末端部を持ち、前記内部の容積を制御するプランジャを備える医
    療用バルブ。
  15. 【請求項15】 流体をバルブで調整する医療用バルブであって、流体が該
    バルブを経由して流れることができる開モードを持ち、さらに、流体が該バルブ
    を経由して流れることを阻止する閉モードも持つ医療用バルブにおいて、 チャンバを画定する内壁と、 該チャンバ内にあって、最大容積と最小容積とを持つ圧縮性部材とを備えてお
    り、 前記圧縮性部材が、該バルブが閉モードにあるときに前記最大容積と等しい容
    積を持ち、 前記圧縮性部材が、該バルブが開モードにあるときに前記最小容積と等しい容
    積を持つ医療用バルブ。
  16. 【請求項16】 請求項15のバルブにおいて、前記最小容積は前記最大容
    積よりも小さいバルブ。
  17. 【請求項17】 請求項15のバルブにおいて、前記内壁は、該バルブが前
    記開モードにあるときに、該バルブを通る流体の流れを伝えるチャンネルを画定
    するバルブ。
  18. 【請求項18】 請求項15のバルブにおいて、前記圧縮性部材及びチャン
    バは協働して該バルブが閉モードのときに閉じられたチャンバ容積を画定し、ま
    た、前記圧縮性部材及びチャンバは協働して該バルブが開モードのときに開かれ
    たチャンバ容積を画定し、前記閉じられたチャンバ容積は前記開チャンバ容積よ
    りも大であるバルブ。
  19. 【請求項19】 流体をバルブにより調整する医療用バルブであって、 流体を該バルブを経由して導く流体通路を画定し、さらに、該流体通路から流
    体を受け入れる入口を持つバルブチャンバを画定するハウジングと、 前記バルブチャンバ内にある圧縮性部材であって、該圧縮性部材が該バルブチ
    ャンバを流体チャンバと構成チャンバとに分割し、前記流体チャンバが前記入口
    を通じて流体を受け入れるとともに流体を前記流体通路に導く流体出口を持ち、
    前記構成チャンバが該圧縮性部材及びチャンバ壁によって画定された圧縮性部材
    と、 前記チャンバ壁によって画定されたベントであって、前記ハウジングを通って
    延在して前記構成チャンバから排出を行うベントとを備える医療用バルブ。
  20. 【請求項20】 請求項19の医療用バルブにおいて、前記流体通路は第1
    の通路部分及び第2の通路部分を備え、該第1の通路部分は前記第2の通路部分
    とほぼ直交する医療用バルブ。
  21. 【請求項21】 請求項19の医療用バルブにおいて、前記構成チャンバは
    前記部材の容積と実質的に同一の容積を持つ医療用バルブ。
  22. 【請求項22】 請求項19の医療用バルブにおいて、前記構成チャンバは
    前記流体チャンバの容積よりも大きな容積を持つ医療用バルブ。
  23. 【請求項23】 請求項19の医療用バルブにおいて、該医療用バルブは、
    交互に、該バルブを通過して流体が流れることができる開モードと、該バルブを
    通過して流体が流れることを阻止する閉モードとにおいて利用可能である医療用
    バルブ。
  24. 【請求項24】 請求項23の医療用バルブにおいて、前記構成チャンバは
    、前記閉モードのときに前記流体チャンバの容積よりも大きな容積を持つ医療用
    バルブ。
  25. 【請求項25】 請求項23の医療用バルブにおいて、前記構成チャンバは
    、前記開モードのときに前記流体チャンバの容積よりも小さな容積を持つ医療用
    バルブ。
  26. 【請求項26】 請求項23の医療用バルブにおいて、前記流体チャンバ及
    び前記構成チャンバの各々は、前記バルブのモードに依存する可変容積を持つ医
    療用バルブ。
  27. 【請求項27】 請求項19の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材は中
    空内部を画定し、さらに、前記圧縮性部材は前記中空内部に向う開口を画定し、
    該開口は前記ベントと連通する医療用バルブ。
  28. 【請求項28】 請求項27の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材の中
    空内部は前記流体通路と連通する流体に対し密封されている医療用バルブ。
  29. 【請求項29】 請求項19の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材は、
    通常圧縮されていない状態にあるときに末端方向に歪められた構成である医療用
    バルブ。
  30. 【請求項30】 請求項19の医療用バルブにおいて、前記構成チャンバは
    前記壁及び前記圧縮性部材によって画定され、前記構成チャンバは前記流体通路
    と連通する流体に対し密封されている医療用バルブ。
  31. 【請求項31】 請求項19の医療用バルブにおいて、さらに、 前記圧縮性部材の内部にあり、通常、前記圧縮性部材を前記圧縮されていない
    状態にしているスプリングを備える医療用バルブ。
  32. 【請求項32】 請求項19の医療用バルブにおいて、前記圧縮性部材はス
    プリングとなるように構成されている医療用バルブ。
  33. 【請求項33】 請求項19の医療用バルブにおいて、さらに、前記流体通
    路の位置部を画定し、前記圧縮性部材と接触している移動自在なカニューレを備
    える医療用バルブ。
  34. 【請求項34】 流体をバルブにより調整する医療用バルブであって、 流体を該バルブを経由して導く流体通路を画定するハウジングと、 該ハウジングによって画定され、前記流体通路と連通するバルブチャンバと、 該バルブチャンバの容積を減少させる手段と、 該減少させる手段において排出を行う手段とを備える医療用バルブ。
  35. 【請求項35】 請求項34の医療用バルブにおいて、前記減少させる手段
    は圧縮性部材から構成される医療用バルブ。
  36. 【請求項36】 請求項34の医療用バルブにおいて、前記排出を行う手段
    は、前記ハウジングによって画定されたチャンネルを備え、該チャンネルが前記
    バルブチャンバから延出する医療用バルブ。
  37. 【請求項37】 請求項34の医療用バルブにおいて、さらに、 前記バルブを経由して流体が流れることができるようにするように前記流体チ
    ャンバを開く手段を備え、該開く手段は前記流体チャンネルが開かれたときに前
    記減少させる手段を圧縮する医療用バルブ。
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