JP2002534650A - ガス燃焼室の遮断バルブ - Google Patents

ガス燃焼室の遮断バルブ

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JP2002534650A
JP2002534650A JP2000592555A JP2000592555A JP2002534650A JP 2002534650 A JP2002534650 A JP 2002534650A JP 2000592555 A JP2000592555 A JP 2000592555A JP 2000592555 A JP2000592555 A JP 2000592555A JP 2002534650 A JP2002534650 A JP 2002534650A
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valve
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JP2000592555A
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ブラリィ、フランシス
ボンフィル、ジャッキィ
ドゥ・ロシェモンテ、ピエール
Original Assignee
エレクトリシテ・ドゥ・フランス(セルビス・ナシオナル)
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/02Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
    • F16K17/04Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
    • F16K17/042Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with locking or disconnecting arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、フレーム(10)、シャッター(30)、シャッターをチャンバーの開口部(18)の開閉を行うように動作させる制御された駆動手段(48, 60)、およびチャンバー内の圧力が所定の閾値に達した時にシャッターを自動的に開けるための解放手段(46)から構成される、チャンバー(4) の安全バルブ(2) に関する。このシャッター(30)は、フレーム(10)に対して摺動するように装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、特に廃アスベストのような廃棄物をガラス化または熱処理する施設
のための、燃焼室またはポスト燃焼室用の安全バルブ (安全弁) に関する。
【0002】
【従来技術】
燃焼室開口部のための公知の安全バルブは、開口部 (オリフィス) に接する軸
を回転軸として、その概略平面に平行にチャンバー (燃焼室) に対してピボット
旋回するように装着されたシャッターから構成される。このバルブは、命令に応
じて開口部を開閉する手段を有する。これはまた、シャッターの重量を補償して
、チャンバー内のガス圧力が過大になった時にシャッターが自動的に開くのを可
能にするカウンターバランス (釣合い重り) 装置も有する。
【0003】 しかし、この種のシャッターには多くの欠点がある。まず、開いた (開口) 位
置では、シャッターの各部は流出ガス流に一様には曝されないので、シャッター
が長期間が開いていると、その各部が熱の作用により互いに異なるように変形し
、これが不可逆的に起こる。具体的には、ヒンジは長期に開いていると特に弱く
なる。また、バルブが開く際に、流れ断面が一様ではなく、ガス流のために全断
面を開放するためにシャッターが大きな角度を通って動く必要がある。この大き
な角度は、過大な圧力のためにシャッターが不意に開いた場合の突然の移動、即
ち「ミサイル効果」を生じ、これはバルブおよびチャンバーに対して害を及ぼす
ことがある。また、開口中にシャッターを動かすことにより生ずる運動エネルギ
ーを放散または回収・保存することが難しい。
【0004】
【発明の開示】
本発明の目的はこれらの欠点を軽減した安全バルブを提供することである。 この目的を達成するため、本発明は、フレーム、シャッター、シャッターにチ
ャンバーの開口部 (オリフィス) の開閉を行わせるよう駆動する制御された駆動
手段、およびチャンバー内の圧力が所定の閾値に達した時にシャッターを自動的
に開けるための解放手段から構成される、チャンバーの安全バルブにおいて、シ
ャッターがフレームに対して摺動するように装着されている安全バルブを提供す
る。
【0005】 即ち、シャッターを摺動させることにより、その各部、少なくともシャッター
の中心から同じ距離に位置する部分が、開口時に同じガス流に全体的に曝される
ことになる。その結果、これらの部分は一様に変形する (撓む) 。変形が不可逆
的であっても、それがシャッターの寿命を傷つけることはない。また、シャッタ
ーをフレームに連結する手段は、これがガス流に直接露出されないように配置し
て、この手段を保護することができる。さらに、開口が始まった途端に大きな流
れ断面が得られる。こうして、過大な圧力のガスは開口時に非常にすばやく放出
される。「ミサイル効果」の危険性はない。また、摺動により発生した運動エネ
ルギーは容易に放散または保存される。
【0006】 有利には、シャッターは垂直方向に摺動するように装着される。 有利には、開口部が垂直軸を有し、バルブが、フレームに固定された、シャッ
ターと接触するのに適した封止ガスケットを備える。
【0007】 こうすると、開口部がチャンバーの頂部にある場合、および開口時に、ガスは
ガスケットに沿ってではなく、シャッターの縁部に沿って逃散する。こうして、
ガスケットも、チャンバーからの輻射から守られる。こうして、ガスケットも保
護され、その寿命が長くなる。
【0008】 有利にはガスケットが環状の形状を持ち、その直径が開口部の最大直径より大
きい。 こうすると、摺動シャッターは、ガスケットをガス流からできるだけ保護する
ような開口部からの位置にガスケットを配置するのを可能にし、またガスケット
を、閉鎖中に荷重のより良好な分散を得るようにかなりの長さのものとするのを
可能にする。
【0009】 有利には、フレームがケージを構成し、このケージが、シャッターが開口部か
ら離れる方向にケージを超えて動くのを防止するようになっている。 これは設備の安全性を改善する。
【0010】 有利には、シャッターが、これがケージに突き当たる開口位置を占めるように
なるようにバルブが配置されている。 有利には、駆動手段が、シャッターに開口と閉鎖の一方の動作、好ましくは開
口を行わせるための少なくとも1つのバネを含んでいる。
【0011】 有利には、駆動手段が、シャッターに開口と閉鎖の一方の動作、好ましくは閉
鎖を行わせるためのアクチュエータを含んでいる。 バネによる好ましい開口技術は、アクチュエータを駆動させるための予期しえ
ない力の低下がバルブを開くのを妨げないという点で、バルブに積極点な安全性
を付与する。
【0012】 有利には、解放手段がシャッターの重さを少なくとも部分的に永久に補償する
手段を含んでいる。 有利には、この補償手段が少なくとも1つのバネを含んでいる。
【0013】 カウンターバランス方式に比べて、このような補償手段は、アセンブリの慣性
を過大に増大させることがなく、従って、過大な圧力になった時によりすばやい
開口をより容易にするという利点がある。
【0014】 有利には、バルブが圧力閾値を調整するための手段を含んでいる。 こうすると、バルブはより良好な安全性のためにチャンバー内部の圧力条件に
よりよく適合させることができる。
【0015】 本発明はまた、本発明のバルブを備える、チャンバー、特に固体廃アスベスト
の処理施設における燃焼室もしくはポスト燃焼室も提供する。 本発明の他の特徴および利点は、制限を意図しない例として示す、添付図面を
参照した、下記の好適態様の説明からさらに明らかとなろう。
【0016】 後述するバルブ (弁) 2は、不活性にしなければならない廃アスベストのよう
な固体廃棄物の熱処理設備におけるガス燃焼室又はポスト燃焼室 (チャンバー)
4に付随するものである。このバルブは、チャンバーの煙突6の上縁部に配置さ
れ、この煙突は、垂直軸8を中心とする円筒壁面を有し、耐火材料製である。
【0017】 バルブはフレーム10を備える。このフレームは、軸8に垂直に煙突に固定され
た水平ベースプレート12と、このプレートに平行な中間ブリッジ14とを含み、ブ
リッジ14は、煙突の開口部 (オリフィス) 18に対して垂直に配置された4本の下
部脚部16によって、プレート12に固定されている。フレーム10はまた、水平の上
部ブリッジ22またはプレートも含み、これは4本の上部脚部24によって中間ブリ
ッジ14の上に固定されている。
【0018】 開口部18は、壁面6の内面にショルダーを与え、このショルダーは環状の水平
平面26と外向きに広がる面28とを形成して、ベースプレート12に至る。 バルブはシャッター30を有する。このシャッターは上部支持部材32を含み、こ
れは例えばA42cp 鋼製であり、ディスクの形態の水平な底壁と、この底壁の縁部
から上方外向きに広がる円錐台形の側壁とを有する。シャッター30は、ケルラン
(Kerlane) のような高温保温材の下部層34を有する。この層34は、支持部材32と
同様の形状を有するが、より小さく、そして中実である。層34は、支持部材32の
底面に固定されている。この層は、耐火ステンレス鋼製の壁面で包囲されている
。シャッター30が開口部18を閉じている時、絶縁層34は開口部の面26および28か
らある距離をあけて、これらと位置を合わせて、その中に突き出ている。
【0019】 支持部材32の上面からこれに固定されて、シャッター30と同軸にシャフト36が
突き出ている。シャフト36は円筒形で中空である。これは中間ブリッジ14のダク
ト38の中に受け入れられ、フレーム10に対して軸8に沿った摺動で案内される。
【0020】 シャッターは、軸8に平行な垂直軸上に3本のバランス用シャフト40を有し、
これらはボール−ソケット型ジョイント41を介してシャッター30の上面に固定さ
れている。3本のシャフト40は全て軸8から等距離にあり、その周りに等間隔で
(正三角形をなして) 配置されている。3本のシャフト40はフレーム10に対して
摺動自在に移動可能であり、中間ブリッジ14のバランス用ダクト42の中に受け入
れられる。各シャフト40の中には調節ネジ44が同軸に収容されており、このネジ
はシャフト内部のネジ山とネジ−ナット型連結を形成する。ネジ44はその上部が
キャップ45に固定されており、このキャップ45は、上部水平壁面と円筒形の下部
壁面とを有し、下部壁面の一部はシャフト40の外面を覆っている。各バランス用
シャフト40は、バランス用バネ46と連係している。この圧縮バネは、下向きには
中間ブリッジ44上に突き当たり、上向きにはキャップ45の内部でこのキャップの
上部壁面に突き当たる。バネ46はシャフト40をこれと同軸で包囲している。
【0021】 図示例の場合、3本のバランス用バネのそれぞれは、0.4 デカニュートン/ミ
リメートル (daN/mm) のスティフネスを有する。これらのバネは、シャッター30
の重量の少なくとも一部を常時補償するように設計されている。理想的には、バ
ネは、シャッター30がその開口と閉鎖のいずれの位置にあるかに関係なく、シャ
ッター上での重力の作用を帳消しにするように、シャッターの重量を補償すべき
である。実際は、これらは、この重量を1%または2%以内まで補償する。調整
ネジ44を調整して、シャフト40内へのネジの侵入深さを増減することにより、バ
ランス用手段を調整することができる。
【0022】 フレームは、軸8上に空気圧(pneumatic) アクチュエータ48のようなアクチュ
エータを備え、これは上部ブリッジ22の上部に固定されている。このアクチュエ
ータは、上部ブリッジ22を下向きに貫通するピストンロッド50を有し、その先に
は同軸に駆動シャフト52または案内シャフトが延設されていて、その下端はシャ
フト36の中に侵入している。ピストンロッド50と駆動シャフト52は、ボール−ソ
ケット型ジョイントにより互いに連結されている。2つの離間した環状の水平面
カラー54が設けられ、上方のカラーは駆動シャフト52に剛直固定されている。こ
れらのカラーはまた、軸8の周囲に配置した3個のスペーサ56により、相互に剛
直固定されている。シャフト52は上方カラー54に剛直固定された上部カラー66を
有している。カラー54は正三角形の形状の平面である。
【0023】 中間ブリッジ14は、このブリッジの上面から上方に突き出た3個の垂直円筒コ
ア58を有し、これらは軸8の周りに、バランス用シャフト40と交互に等間隔で配
置されており、軸8からの距離はバランス用シャフトと同じ距離である。駆動バ
ネ60が、各コア58の外部にこれと同軸に収容されている。圧縮バネ60は、下向き
には中間ブリッジ44上に突き当たり、上向きには、バネ60の外部を覆い、軸8に
平行にコア58に対して摺動移動可能な円筒形壁面を持つ駆動キャップ62の上部壁
面に突き当たる。3個の駆動キャップ62のそれぞれは、カラー54とそれぞれのス
ペーサ56の1つに剛直固定されている。
【0024】 シャフト36は下方カラー54の中心開口部を貫通する。このシャフトはそれ自身
のカラー64を有し、このカラー64は2つのカラー54の間に位置し、下方カラー54
の上面に突き当たるようになっている。
【0025】 中間ブリッジ14は、その下面に制動用突き当たり部材 (アバットメント) 65を
有し、突き当たり部材65はアクチュエータコア58と位置を合わせて固定されたエ
ラストマーの円錐体の形態をとる。シャッター30の上面は、突き当たり部材65と
位置を合わせて、円筒形パッド68 (例、鋼製) を有し、シャッターが開いた位置
にある時に突き当たり部材に突き当たるようになっている。
【0026】 特に図4を参照すると、シャッター30は、支持部材32の下面から下向きに突き
出た、直径は異なるが似ている、軸8を中心とする2つの円筒壁面70を有する。
ベースプレートは、このプレート12の上面から上向きに突き出た、直径は異なる
が似ている、軸8を中心とする3つの円筒壁面72を有する。ブレード (編組され
た) 高温封止ガスケットの2つのビード74が壁面72の間に収容されている。壁面
70は、シャッターが閉鎖位置にある時に、2つの上部壁面70のそれぞれの下端が
ガスケット74に突き当たり、こうして5個の壁面70, 72が互いに離間して向かい
合うように配置されている。
【0027】 直径が最小の壁面72の直径と、内側ガスケット74の最小直径dは、プレート12
と同一面で測定して、開口部18の最大直径より大きい。それにより、シャッター
30が開いた位置にある時に、開口部18から逃散するガスは、矢印76で示す経路に
従うので、ガスケット74に直接衝突しない。また、これらのガスケットは、チャ
ンバーからくる輻射にも直接曝されない。壁面70および72は、ガスケット74と共
働する2つのバッフルを形成し、良好な封止を与える。ガスケット74は非常に大
きな直径のものである。従って、閉鎖位置の時にガスケットが支える荷重はガス
ケットの大面積全体に分散されるので、その寿命が長くなる。
【0028】 このバルブの作用について次に説明する。各部の動力学は、図7の単純化した
図からより明らかに理解されうる。バルブは、次に述べる2つの主要な移動アセ
ンブリから構成され、これらは、フレーム10に対して、および相互に対して、移
動可能である:シャッター30とバランス用手段40, 46が1つのアセンブリを構成
し、駆動装置50, 54, 56, 62とアクチュエータ48がもう1つの移動アセンブリを
形成する。
【0029】 図5は、シャッターの制御された開口位置を示す。シャッターは、中間ブリッ
ジ14に押し付けられている。開口部18は、ガスの逃散が可能なように開放されて
いる。単動 (1方向作用) 式のアクチュエータ48は不活性化されている。シャッ
ターは、常にそうであるようにバランス用バネ46により支持されている。これら
のバネはそれらの最大長さの状態にある。シャッターは駆動バネ60により持ち上
げられており、これらのバネも同様にそれらの最大長さにある。駆動キャップ62
と駆動シャフト52はそれらの高い方の位置にある。下部カラー64は、下方駆動カ
ラー54に当たっており、こうしてシャッター30がそうであるように、同様にその
高い方に位置している。
【0030】 この制御された開口位置から閉鎖位置に進むには、アクチュエータ48を作動さ
せる。これは次いで、駆動バネ60に対して作用し、シャッターを閉鎖位置に下げ
る。閉鎖位置でも、シャッターはバランス用バネ46により支持されたままである
。アクチュエータ48は、3個の駆動バネ60により生ずる力の合力よりやや大きな
力を生ずるような寸法とする。こうして、シャッターは図2および3に示す位置
に達する。この状態では、バネ46および60はどれも最小長さになっている。アク
チュエータは、開口部を閉鎖状態に保持することが望まれる間は活性化状態に保
持される。開口部を再び制御しながら開けるには、アクチュエータを非活性化す
るだけでよく、こうしてシャッターは駆動バネ60による駆動下で持ち上がる。
【0031】 バランス用ネジ44を、バランス用バネ46が、シャッターとこれに装着された部
材の重さよりごく僅かに小さい大きさの合力を有する力を与えるように調整する
ことができる。このような条件下では、異常な圧力がチャンバー内部に発生した
時に、この圧力がシャッターを押して、図6に示すような、不意の開口位置に持
ち上げる傾向がある。この位置では、バランス用バネ46により支えられたシャッ
ターは、非制御下の高い位置にあり、バランス用バネは最大長さの状態である。
アクチュエータ48と駆動バネ60はなお、閉鎖状態のシャッターに対応したそれら
の位置にある。カラー64は、下方の駆動カラー54から離れて上方の駆動カラー54
の方に向かって移動している。過大な圧力が止まると、シャッターは自力で閉鎖
位置に戻るように動く。バランス用ネジ44を調整する方法によって、シャッター
を自動的に開ける過大圧力の閾値を決めることが可能となる。この過大圧力の閾
値は非常に小さい値とすることができる。
【0032】 シャッターがその閉鎖位置から離れるその小さな変位が、ガスが通り抜けて逃
げることができる大きな流れ断面を与える作用をする。シャッターが開くとすぐ
に、過大圧力がシャッターに作用する状態が終わる。こうして、バルブを駆動す
る力がなくても、バランス用バネ46が圧力が過大になった時にバルブを開けるの
で安全性が損なわれいため、バルブは、積極的安全性 (ポジティブセーフティー
) を与えることが認められよう。
【0033】 中間ブリッジ14は、図示例では、それぞれ脚部16を有する4本の半径方向ビー
ム72により構成され、これらのビームは2枚の中央円形プレート73 (上方プレー
トと下方プレート) に固定されている。こうして、フレームはケージを構成し、
このケージはシャッターがケージから外部に突き出るのを防止する。ケージは、
シャッター30の摺動移動のため、開口部18の非常に近くまで延在するように設計
することができる。
【0034】 この態様では、バランス用バネの解放手段40が、アクチュエータの駆動手段48
およびバネ60とは別個で、これから独立していることが認められよう。また、こ
れら2組の手段は、直列ではなく、並列に、それぞれ独立して、シャッターに連
結される。
【0035】 チャンバー内で過大な圧力限界閾値に達したことを検出する手段、およびアク
チュエータ48をその制御空気入口をオフに切り換え、アクチュエータを排気に接
続することにより不活性化する手段を設けることもできる。
【0036】 チャンバーは、下記のような廃棄物を崩壊させるための設備の一部を構成する
ことができる: ・アスベスト (石綿) 、 ・医療廃棄物、 ・下水処理場スラッジ、 ・産業スラッジ、 ・クリンカー、 ・フライアッシュ、 ・家庭ゴミの焼却により発生した煙の精製残渣、 ・スラグ、および ・ごく僅かに放射性の廃棄物。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るバルブの部分破断平面図である。
【図2】 閉鎖位置におけるバルブの正面図である。
【図3】 閉鎖位置におけるバルブの軸方向断面図である。
【図4】 図3の詳細を示す、より大スケールの図である。
【図5】 その制御された開口位置でのバルブを示す、図3に類似の図である。
【図6】 過大な圧力で開口した時の位置でのバルブを示す、図3に類似の図である。
【図7】 バルブの動力学の図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月22日(2001.1.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 29/00 F16K 29/00 Z 31/46 31/46 Z F23K 5/00 301 F23K 5/00 301C 304 304 (72)発明者 ボンフィル、ジャッキィ フランス国、26170ビュイ−レ−バロニエ、 カルティエ・ドゥ・コスト(番地なし) (72)発明者 ドゥ・ロシェモンテ、ピエール フランス国、40110モルサン、リュー・ド ゥ・サラングロ、13 Fターム(参考) 3H059 AA06 BB04 BB05 BB32 CA02 CB23 CC02 CD05 CD13 CE05 DD14 EE01 FF05 3H063 AA01 BB22 BB24 BB39 DA15 EE08 EE15 FF06 GG03 3K068 AA01 BB13 DA14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(10)、シャッター(30)、シャッターにチャンバーの
    開口部(18)の開閉を行わせるための制御された駆動手段(48, 60)、およびチャン
    バー内の圧力が所定の閾値に達した時にシャッターが自動的に開くようにするた
    めの解放手段(46)から構成される、チャンバー(4) の安全バルブ(2) であって、
    シャッター(30)がフレーム(10)に対して摺動するように装着されていることを特
    徴とするバルブ。
  2. 【請求項2】 シャッター(30)が垂直方向(8) に摺動するように装着されて
    いることを特徴とする、請求項1記載のバルブ。
  3. 【請求項3】 開口部(18)が垂直軸(8) を有し、バルブが、フレーム(10)に
    固定された、シャッター(30)と接触するのに適した封止ガスケット(74)を備える
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2記載のバルブ。
  4. 【請求項4】 ガスケット(74)が環状の形状を持ち、その直径(d) が開口部
    (18)の最大直径より大きいことを特徴とする、請求項3記載のバルブ。
  5. 【請求項5】 フレーム(10)がケージを構成し、このケージが、シャッター
    (30)が開口部(18)から離れる方向にケージを超えて動くのを防止するのに適した
    ものであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバルブ。
  6. 【請求項6】 シャッター(30)が、これがケージに突き当たる開口位置を占
    めるのに適したものとなるようにバルブが配置されていることを特徴とする、請
    求項5記載のバルブ。
  7. 【請求項7】 解放手段(46)が駆動手段(48, 60)とは別個の手段であること
    を特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のバルブ。
  8. 【請求項8】 解放手段(46)が駆動手段(48, 60)から独立した手段であるこ
    とを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のバルブ。
  9. 【請求項9】 解放手段(46)と駆動手段(48, 60)が互いに並列にシャッター
    に連結されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のバル
    ブ。
  10. 【請求項10】 駆動手段が、シャッター(30)に開口と閉鎖の一方の動作、
    好ましくは開口を行わせるための少なくとも1つのバネ(60)を含むことを特徴と
    する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のバルブ。
  11. 【請求項11】 駆動手段がシャッター(30)に開口と閉鎖の一方の動作、好
    ましくは閉鎖を行わせるためのアクチュエータ(48)を含むことを特徴とする、請
    求項1〜10のいずれか1項に記載のバルブ。
  12. 【請求項12】 アクチュエータ(48)がシャッターの閉鎖を生ずるのに適し
    たものであり、バルブが、圧力が所定の閾値に達した時にこのアクチュエータを
    不活性化するための手段を備えることを特徴とする、請求項11記載のバルブ。
  13. 【請求項13】 解放手段がシャッター(30)の重量を少なくとも部分的に永
    久に補償する手段(46)を含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に
    記載のバルブ。
  14. 【請求項14】 補償手段が少なくとも1つのバネ(46)を含むことを特徴と
    する、請求項13記載のバルブ。
  15. 【請求項15】 バルブが圧力閾値を調整するための手段(44)を含むことを
    特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載のバルブ。
  16. 【請求項16】 前記いずれかの請求項に記載のバルブ(2) を備えることを
    特徴とする、チャンバー(4) 、特に廃アスベストの処理施設における燃焼室もし
    くはポスト燃焼室。
JP2000592555A 1998-12-30 1999-12-29 ガス燃焼室の遮断バルブ Pending JP2002534650A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9816642A FR2788097B1 (fr) 1998-12-30 1998-12-30 Clapet d'obturation d'une enceinte de gaz de combustion
FR98/16642 1998-12-30
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