JP2002520578A - 自動化プロセス装置用試薬びん - Google Patents

自動化プロセス装置用試薬びん

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JP2002520578A
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シー. スミス,ジェイムズ
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バイオジェネックス ラボラトリーズ
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
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    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1002Reagent dispensers

Abstract

(57)【要約】 本発明は自動化プロセス装置に使用するために設計された試薬びんを提供する。一つの形態において、本試薬びんは、液体試薬を入れるべく形成された容器部分(24)を具備していて、さらに上端部および下端部を有している。容器部分の上端部が、プローブにより容器部分の中味への接近に備えるべく形成されていて、そのプローブは自動化プロセス装置に通常使用される型式で、容器内に入っている液体試薬を吸い出す。容器部分の下端部はプローブの通路に整列する容器を備えていて、容器の主部分より小さな断面部分を有している。容器は従って容器の液体試薬の一部分を入れるべく形成されていて、プローブによりびんから吸い出すことのできない試薬の残留容積を少なくする手段を提供する。本発明の他の形態は、試薬びんを位置決めするためのアダプター26を含んでいて、さらに試薬びんとアダプターとを協働して使用する装置を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、試薬容器より詳しくは免疫染色法(immunostainer)のような自動化
プロセス装置に使用する試薬容器に関する。
【0002】 本発明の背景 病院および臨床試験機関において、体液および組織検体に対する多くの化学分
析試験と診断試験が行なわれていて、種々の因子(marker)または構成成分の、
存在を特定し、または数を特定している。そのような試験および分析は重労働で
反復的労働である。
【0003】 例えば染色されていない細胞および組織検体の顕微鏡試験は、個々の細胞とバ
ックグラウンドマトリックス(back-ground matrix)との間、および個々の細胞
部分との間のコントラストに欠けることがしばしばある。この困難さを軽減する
ために、細胞または細胞の部分を区別する染色法が一世紀にわたり使用されてき
た。
【0004】 組織試料を有する顕微鏡スライドガラスが(そのような準備の例として、Elia
s, J.,“免疫組織病理学(Immunohistopathology):実用的診断へのアプローチ
(A practical Approach to Diagnostics”ASCO Press, 1990, pp 3-4、参照)
準備される方法のため、顕微鏡スライドガラスの組織試料のサイズ及び/又は位
置はスライドガラスの相対的に広い範囲内で変化してもよい。適切な時間に正確
な量で、スライドガラスの正しい位置に染色剤で塗布し、かつ水洗および他の処
理操作を行なうために、そのような染色操作は、最近まで手動で行なわれてきた
。しかしながら、現在の免疫染色方法は、しばしば並列染色方法を必要としてい
て、多数の組織検体を試験するか、または多数の他の診断試験を行なう試験機関
は染色処理または診断処理を自動化することが望ましいと理解している。以上に
より、多数の製造業者が、種々の試薬を使用する診断処理の他の形態を自動化し
た装置と同様に、スライドガラスの組織検体における染色の自動化用装置を開発
してきた。
【0005】 例えば米国特許第4985206号は、顕微鏡スライドガラスに保持された薄
い組織部分に染色用試薬を自動的に塗布する、装置および処理方法を開示してい
る。装置および方法は、顕微鏡スライドガラスに組み込まれたチャンネル形成要
素(channel-defining element)を使用していて、そのチャンネル形成要素は、
液体が注入されてもよい毛細管形状の囲い壁を提供する。液体が毛細管空間部に
順番に注入され、新しい液体の注入は前の液体を押し出す。顕微鏡スライドガラ
スと特殊カバーとの複数のアセンブリーは、液体の注入を自動化するために装置
のラックに置かれてもよい。
【0006】 商標名Ventana 320 の名称で公知のさらに自動化された免疫染色用装置がVent
ana Medical System, Inc.により製作されている。この装置は、商標名Liquid C
overslipの名称で公知の液体を、試薬の注入前に各々のスライドガラスに塗布す
る。Liquid Coverslipは、水より小さな比重を有する非水成の材料である。水に
溶解された試薬が顕微鏡スライドガラスに注入されると、試薬はLiguid Coversl
ip層の底に沈み、スライドガラスの面に沿って広がる。スライドガラスは、試薬
または洗滌液体の塗布用装置の分配ヘッド(dispensing head)の下で回転してい
る回転ラックに整列される。
【0007】 商標名Jung Histostainer Ig Automated Immunostainer の名称で公知のさら
なるもう一つの装置は、Leica Instrument GmbH により製作されている。これは
また、回転ラック型式装置であるが、試薬は、有機フィルムに液体の滴下という
よりはむしろ噴霧操作により塗布される。装置が、単一軸に沿って移動してもよ
い永久的な試薬噴霧用ヘッドを含んでいて、その試薬噴霧用ヘッドは、スライド
ガラスがヘッドの下に回転してくると、回転トレーに配置された顕微鏡スライド
ガラス全体を噴霧する。過剰試薬が永久的な洗滌用ノズルにより除去され、その
洗滌用ノズルはスライドガラスの前面を横切って加圧空気を吹きつけ、試薬培養
の完了段階で過剰液体を除去する。
【0008】 さらなる装置が米国特許第5439649号で開示されている。この装置はフ
レーム構造に取り付けられ、三次元に可動なアームを含んでいる。中空先端ヘッ
ドが、アームに担持されていて、試薬の分配用およびスライドガラスの洗滌用の
洗滌/ブローヘッドを含んでいる。試薬塗布先端部は、中空先端ヘッドに取り付
けられるか、またはアームの所定の作動により取りはずされてもよい。
【0009】 これらの装置のすべては、この種の自動化装置における相反するゴールを解決
することを試みている。たとえば、高価な試薬または毒性の試薬の使用、とくに
免疫染色用に使用される試薬(例えば、抗体および他の生物学的器官の試薬)を
最小にすることが望ましい。しかしながら、自動化装置に使用する試薬を貯蔵す
るべく使用されるびんの設計は、通常多数の設計上の制約に当面していて、その
制約は、装置とくに試薬の塗布用にピペット型式先端部を使用する装置において
、容器の残留試薬を使用するにあたっての性能に影響を与えるかもしれなくて、
そのことはコストを効果的に制限すべく容器から吸い出す試薬を確実かつ正確に
計量することを保証するのと同様である。前述で引用された装置における噴霧運
転は、通常、試薬を過剰に使用し、運転コストの増加をもたらす。米国特許第5
439649号における前述の引用装置は、この問題に着目しているが、装置が
容器に貯蔵されているすべての試薬を確実に使用するには困難さがある。従って
、装置の運転中貯蔵容器を安全な液位に充填するような追加の操作方法が必要と
される。
【0010】 このように、自動化装置と協働して使われる試薬容器を提供することは非常に
望ましいことであって、その試薬容器は、装置が容器から吸い出す試薬を確実か
つ正確に計量することを可能にし、また装置が容器内の残留試薬のほぼすべてを
使用することを可能にしている。
【0011】 本発明の開示 本発明は自動化プロセス装置に使用するために設計された試薬びんを提供する
。一つの形態において、本試薬びんは、液体試薬を入れるべく形成された容器部
分を具備していて、さらに上端部および下端部を有している。容器部分の上端部
が、プローブによる容器部分の中味への接近に備えるべく形成されていて、その
プローブは自動化プロセス装置に通常使用される型式で、容器内に入っている液
体試薬を吸い出す。容器部分の下端部は、プローブの通路に整列するチャンバー
を備えるべく形成されていて、容器の主部分より小さな断面部分を有している。
チャンバーは、従って容器の液体試薬の一部分を入れるべく形成されていて、プ
ローブによりびんから吸い出すことのできない試薬の残留容積を少なくする手段
を提供する。
【0012】 さらなる形態において、本発明によるびんがアダプターアセンブリーと協働し
て使用され、そのアダプターアセンブリーは本発明による試薬びんを保持するた
めの受け入れ部を備えるべく形成されていて、さらに自動化プロセス装置におけ
る使用可能な受入れ部に合わせるべく形成されている。
【0013】 さらなる本発明における形態において、試薬びんおよびアダプターアセンブリ
ーを協働して使用する装置が提供されている。
【0014】 本発明の詳細な説明 本発明は主に自動化プロセス装置に使用するために設計された試薬びんを提供
する。一つの形態において、本試薬びんは、液体試薬を入れるべく形成された容
器部分を具備していて、さらに上端部および下端部を有している。容器部分の上
端部は、プローブによる容器部分の中味への接近に備えるべく形成されていて、
そのプローブは自動化プロセス装置に通常使用される型式で、容器内に入ってい
る液体試薬を吸い出す。容器部分の下端部は、プローブの通路に整列されたチャ
ンバーを備えるべく形成されていて、容器主部分より小さな断面積を有している
。チャンバーは、従って容器の液体試薬の一部分を入れるべく形成されていて、
プローブによりびんから吸い出すことの出来ない試薬の残留量を少なくする手段
となっている。
【0015】 本発明による試薬びんの一つの実施の形態は、図1において全体として符号1
0で示めされている。試薬びん10は、公知の技術、望ましくは適切なプラスチ
ック材料のブロー成形(blow molded)または射出成形(injection molded)によ
り作られてもよい。代りに、試薬びんはガラスまたは適切な材料で作られてもよ
い。一般的に、試薬びんは試薬の貯蔵用にガラスから作られていて、ある種のプ
ラスチックを通過する蒸気を封じ込めることが可能かもしれない。
【0016】 びん10は、試薬のほとんどの量を入れるべく意図された容器部分12を具備
していて、通常、びんは10mL、12mL、20mLおよびこの様な所定の便宜的な
容量で用意される。
【0017】 本びん10が、一般的に登録商標OptiMax の名称の自動化免疫染色(immunost
ainer)装置(BioGenex 研究所、San Ramon, Ca)のような、臨床試験または分析
用の適切な自動化プロセス装置に設置し使用するべく形成されていて、そのOpti
Max 自動化装置は米国特許第5439649号における実施の形態であり、その
全開示内容をここに参考として示めします。この装置において、試薬びんが試薬
びんラックに配列されていて、そのラックは装置に取り付けられるか、または装
置から取りはずされて、試薬びんは都合の良い場所に置かれる。本装置のラック
は多数の独立したほぼ長方形断面の受け入れ部を含んでいて、多数の試薬を効率
良く貯蔵するのに役に立つ。従って、本発明における実施の形態において、試薬
びん10が相補完する長方形の水平断面を有する容器部分12とともに示めされ
ていて、容器は四つのほぼ平らな側壁面を有しているけれど、種々の他の形状が
種々のラックまたは他の用途に適合されることは可能である。
【0018】 長方形の実施の形態において、容器部分12は、容器部分とほぼ同一の断面形
状をしている上面13を有している。上面13は試薬びん10から上向きに伸長
しているネック部分を形成する開口部14を含んでいる。開口部ネック(openin
g neck)14は、一般にそこに形成された外面ねじ16の配列をもっている。開
口部14は、びんに入っている液体試薬の所定量を吸い出すのと同様に、水とか
、滅菌水とか、食塩水とか、リン酸塩緩衝食塩水とか、TRISまたは登録商標
TWEENの名称の緩衝液とか、その他の同様なもののような、適切な試薬また
は試薬希釈剤を注入することを可能にしている。
【0019】 本発明における試薬びん10の開口部ネック14は、通常本びん10の上面1
3において、偏心して配置されていて、びんまたは同様なものの中味に関する適
切な情報のラベル表示するのに使われる肩部分を提供している。通常そのような
ラベル表示は目視可能な印刷状態か、または機械読み取り可能なバーコードか、
または両方により行なわれている。バーコード技術フォーマットにおいて、通常
三つのバーコードがラベルのお互いに隣接して印刷される。バーコードの情報内
容は、1)試薬溶液名称;2)製造年月日;3)有効期限;4)一連番号;5)
試薬容量を含んでいてもよい。バーコードの高さは一般に約6.35mm(約0.
25in)であって、使用者が必要とする他の情報を記入するのに十分なスペース
を残している。この用途に使用されるコーディング(coding)は望ましくはコー
ド128であって、このコードが情報密度(information density)において利点
を提供する。目視可能な縞(string)が、望ましくはまたラベルにも印刷され、
さらに試薬びんの側壁面にも表示される。
【0020】 付け加えると、前述の登録商標OptiMax の名称の自動化免疫染色装置のような
装置において、通常顕微鏡スライドガラス(microscopic slide)の上面領域に貼
られたラベルに前もって印刷される。このラベルは使用者がある種の情報を含め
ることを意図されている。このバーコードの内容は、プロトコール(protocl)名
称を含んでいて、特定のスライドガラスを処理するのに使用される。目視可能な
縞は、またバーコードの真下に同様に印刷されてもよい。バーコードラベルの利
用が、自動化プロセス装置のプログラム化された命令セットと一体化出来る機械
読取り機能を提供し、それにより装置の所定のプログラム化された命令セットシ
ーケンスにおいて、びんの中味およびその適切な使用を特定し確認する有効な手
段を提供する。
【0021】 通常そのようなアセンブリーとラベル表示は、試薬製造業者の製造場所におい
て行なわれ、続いて臨床化学試験機関(clinical chemical laboratory)または
委託機関(reference laboratory)のような施設に送られ、使用に備えられる。
一般に試薬製造業者は、試薬びんに適切なカラーコード(color code)を貼り付
け、びんに貯蔵されている特定の試薬を特定する。試薬の同一製造業者は適切な
アダプターアセンブリーを備えていて、試薬のびんの保存および使用を容易にし
ている。また望ましくは、選択的に取り貼し可能なシールが試薬びんの開口部ネ
ックに販ってあってもよい。代りに、試薬緩衝剤または試薬は、臨床化学試験機
関において適切な人により、試薬びん容器に充填されてもよい。
【0022】 登録商標OptiMax の名称の自動化免疫染色装置の例において、運転開始前に装
置は顕微鏡スライドガラスと試薬びんとに印刷されたバーコードの周囲でレーザ
ーバーコードスキャナーを作動させる。デジタルコンピューターが処理すべき試
薬とスライドガラスとを識別し、試薬の所定容量を計算する。試薬マップが使用
者の参考用に、コンピューターによりまた印刷されてもよい。試薬の供給に不足
が発生すると、コンピューターは処理を休止し、追加の試薬供給を要求する。
【0023】 図1に示めされる試薬びん10が、ブロー成形容器部分と一体に形成されても
よい下端部18をさらに具備している。試薬びん10のこの下端部18は、試薬
びん10の容器部分12に比較して、縮少断面部分を形成する領域を有している
。この縮少断面部分は、試薬びん10の下端部にくぼみ領域(well region)1
9を備えていて、容器部分12から垂れ下がっており、容器部分12への試薬供
給が出来なくなると、その縮少部分には液体試薬が溜る。そのように、試薬の残
留量はより小さな断面へと溜り続け、試薬を吸い出すのに使用される手段に、試
薬を容易に近づけたらしめる。このくぼみ領域19における断面の現在の形状が
、不可欠とは考えられていなくて、長方形または曲線形状は各々採用可能である
ことが判明している。しかしながら、くぼみ領域19の最下部床部分は、図1C
および2Cに示めされるように丸味をおびていることが望ましく、液体試薬の最
終残留量のほとんどは、試薬を吸い出すのに使用されるプローブの先端の周縁領
域に溜る。
【0024】 前述の登録商標OptiMax の名称の装置は、機械の試薬先端ヘッドに取り付けら
れた試薬ピペット先端部を使用していて、貯蔵びんから試薬を吸い出す。先端ヘ
ッドが標準容器から使い捨て式プラスチック製ピペット先端部を持ち上げるのに
使用され、そのようなピペット先端部は供給されている(例えば、E & K Scient
ific Products, Saratoga, CA のカタログ番号3510−R)。これらの使い捨
て式ピペット先端部は現在ではラックとして発売されていて、そのラックは手動
式ピペット本体を中空先端部にそう入する先端部の標準となっており、先端部は
整列して配列されていて、すべての各々の容器におけるピペット先端部は使用者
が接近可能である。ピペット先端部を先端ヘッドに取り付ける取り付け方法は、
一般に装置の前もって選択されたアームの操作により行なわれ、装置は、処理さ
れるそれぞれのスライドガラスと、所定の位置に置かれた試薬びんとに合わせる
ようにプログラム化されている。作動可能なアームの先端ヘッドは、ピペット先
端部ラックから使い捨て式ピペット先端部を取り上げ、試薬びん10の開口部ネ
ック14に再位置決めされ、試薬容器ホルダーの試薬びんから試薬を吸い出すべ
く作動され、試薬はスライドまたはスライド群に塗付される。そのような自動化
運転において、以下のことは望ましいことであって、複数の試薬びん各々で、お
互いに対して等しい、例えば全体高さ、深さ、およびびん10の上面13におけ
る開口部ネック14の位置のような寸法一式が共通である。
【0025】 容器部分12の開口部ネック14が下端部18のくぼみ部とほぼ整列する形態
であって、前述のピペット先端部および先端ヘッドのような細長いピペットか、
または手動ピペット装置が開口部ネック14を通してそう入され、かつ容器部分
12を通してそう入され、最低部のくぼみ部チャンバー19に接近可能である。
本実施形態における試薬びんにおいて、くぼみ部チャンバー19がほぼ細長い形
状を有していて、通常前述の使い捨て式ピペット先端部と相補完する形状であっ
て、試薬の供給が終りに近づいた時、びん10の試薬の溜り作用を高める。
【0026】 本試薬びん10が通常適切に形成された止めプラグ20を含んでいて、そのプ
ラグは通常開口部ネック14の外面ねじ16の配列に係合するべく形成されてい
る。そのような止めプラグは、使用に先立っての試薬の混合および希釈と同様に
、びん10に入った液体試薬の輸送に役立つ。
【0027】 図2において、代りの実施の形態における本発明による試薬びんが示めされて
いて、図1の実施の形態における容器部分12に比較して非常に小さな合計容積
である容器部分22を含んでいる。この実施の形態は、非常に少ない容積の試薬
を入れることを目的としていて、形状は特に高価な試薬に望ましいものである。
【0028】 全体としての形状および容器部分22の長方形断面は図1の実施の形態と同一
であるが、下端部のくぼみ領域24の形状は図1の実施の形態におけるくぼみ領
域19に比較すると、非常に細長く示めされている。このことは、部分的に、び
ん10の深さパラメーターを前述したようにすることを意図している。この形状
は、非常に異なる容積のびんが、例えば前述の登録商標OptiMax の名称の自動化
免疫染色装置用のラックのように、同一の試薬ラックに配置されて個々に単独運
転で使用されることを可能にする。
【0029】 しかしながら、図1および図2の実施の形態における試薬びんの使用は、特に
図2の実施の形態における容器部分22の縮少されたサイズの観点において、び
んラックの長方形受け入れ部における、試薬びんの位置決めおよび安定性の問題
があるかもしれない。従って、容器部分12および22は図3に示めされるよう
なアダプターアセンブリー26に係合して使用される。アダプターアセンブリー
26は、通常公知の技術、望ましくは適切なプラスチック材料からブロー成形ま
たは射出成形により試薬びん10と同様な方法で作られる。
【0030】 通常、アダプターアセンブリーの断面が、試薬びん10、または少なくとも試
薬びんの容器部分のどちらかの断面に相補完する形状であって、試薬びんを取り
はずし可能に受け入れ、かつその試薬びんをほぼ上向き状態に保持する受け入れ
部を備えている。以下のことはまた望ましいことであって、試薬びん10および
アダプターアセンブリー26が、複数の相補完する形状か、または一対の凹部と
凸部かによりお互いに係合している。例えば図1に示めされるように、試薬びん
10が、複数の段状の肩部領域で形成されていてもよくて、アダプターアセンブ
リー26は、図3に示めされるように、複数の段状の肩部領域で相補完する形状
に形成されていてもよい。したがって、試薬びん10とアダプターアセンブリー
26との間の係合は、相補完する断面形状による水平方向における位置決めと相
補完する肩部形状による垂直方向における位置決めとを具備している。
【0031】 アダプターアセンブリー26が、選択された自動化プロセス装置における、ラ
ックまたは受け入れ部に使用可能な空間を取るべく形成されていて、試薬びん1
0におけるより確実で正確な位置決めを行なう。アセンブリー26が、また一般
にびんのくぼみ領域を確実に位置決めする手段を含んでいて、びんの基準方位決
めを行ない、びんのラックにおける位置決めを安定的に行なう働きをする。従っ
て図3において、アダプターアセンブリー26は、容器部分12および22それ
ぞれのくぼみ領域14および24と選択的に係合するオリフィス28を含んでい
る。そのようにオリフィスが、手段が定期的な洗滌操作中における洗滌液をアセ
ンブリーから排出することを可能にするのと同様に、前述の位置決めおよび安定
性の利点を提供する。
【0032】 従って本発明が、自動化プロセス装置において本試薬びんとともに使用される
試薬びんアダプターをさらに提供していて、その試薬びんアダプターは、受け入
れ部分および位置決め手段を具備していて、その受け入れ部分が試薬びんを上向
き状態に、取はずし可能に受け入れ保持しており、その位置決め手段は試薬びん
の容器における正確な位置決めを行なっている。さらにその試薬びんアダプター
は試薬びんをアダプター内の所定位置に保持している。
【0033】 図3に示めされるアダプターアセンブリーを有しているか、または有していな
いかどちらかの、図1および2に示めされる本試薬びん10は、最初図4に示め
されるように使用される。とくに、試薬の貯蔵されている試薬びん10は臨床機
関で使用されていて、適切な試験の実施または殺菌処置の直前に、臨床機関の技
術者が試薬びんを自動化プロセス装置における試薬保持位置に合わせ、運転員が
所定の処理を行なう準備をする。前述したように試薬びんは、自動化プロセス装
置における特定の運転に正しく適合することを保証するべくカラーコード化され
てもよい。
【0034】 代わりに、技術者が適切な試薬を空容器に注入し、自動化プロセス装置の適切
な位置に置いてもよい。適切な手動操作方法また自動化プロセス装置にプログラ
ム化された指示命令セットの選択にあたり、装置のプローブは本発明の開口部ネ
ックの上方にプローブ自身を位置決めすることをプログラム化されていて、さら
にプローブにより試薬びんの中の試薬に接近するために、プローブを試薬びんの
中に伸長することをプログラム化されている。この手順段階の繰返しすなわち装
置の運転は、供給がなくなるまで、連続して試薬の一部を試薬びんから吸い出す
。本試薬びんの使用により、装置に近接不可能なびん内の残留試薬は最小となる
【0035】 本明細書に引用された特許および応用特許はここに参考として提示されていて
、それらは明確にかつ個別に参考として提示すべく説明されている。
【0036】 前述の発明は、明確にし理解することを目的として例示および例を用いて詳細
に説明されたが、変更および修正が前述の特許請求の精神および範囲を超えるこ
となく行なわれてもよいことは、開示内容にかんがみて当業者にとって明らかな
ことである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 図1Aは、本発明による試薬びんの実施の形態を示めす側面図である。
【図1B】 図1Bは、本発明による試薬びんの実施の形態を示めす正面図である。
【図1C】 図1Cは、本発明による試薬びんの実施の形態を示めす縦断面側面図である。
【図1D】 図1Dは、本発明による試薬びんの実施の形態を示めす縦断面正面図である。
【図1E】 図1Eは、本発明による試薬びんの実施の形態を示めす平面図である。
【図1F】 図1Fは、本発明による試薬びんの実施の形態を示めす底面図である。
【図2A】 図2Aは、本発明による試薬びんの代りの実施の形態を示めす側面図である。
【図2B】 図2Bは、本発明による試薬びんの代りの実施の形態を示めす正面図である。
【図2C】 図2Cは、本発明による試薬びんの代りの実施の形態を示めす縦断面側面図で
ある。
【図2D】 図2Dは、本発明による試薬びんの代りの実施の形態を示めす縦断面正面図で
ある。
【図2E】 図2Eは、本発明による試薬びんの代りの実施の形態を示めす平面図である。
【図2F】 図2Fは、本発明による試薬びんの代りの実施の形態を示めす底面図である。
【図3A】 図3Aは、本発明による図2の試薬びん用アダプターアセンブリーの実施の形
態を示めす側面図である。
【図3B】 図3Bは、本発明による図2の試薬びん用アダプターアセンブリーの実施の形
態を示めす正面図である。
【図3C】 図3Cは、本発明による図2の試薬びん用アダプターアセンブリーの実施の形
態を示めす縦断面側面図である。
【図3D】 図3Dは、本発明による図2の試薬びん用アダプターアセンブリーの実施の形
態を示めす縦断面正面図である。
【図3E】 図3Eは、本発明による図2の試薬びん用アダプターアセンブリーの実施の形
態を示めす平面図である。
【図3F】 図3Fは、本発明による図2の試薬びん用アダプターアセンブリーの実施の形
態を示めす底面図である。
【図4】 図4は、本発明による試薬びんを使用している代表的な自動化プロセス装置の
運転状態を示めす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G052 AA28 AA33 CA19 CA28 CA33 DA01 DA21 FA08 GA32 HB04 JA07 JA16 2G058 AA09 CC09 CE01 CE03 EA04 EA11 EB00 ED11 ED35 GC05 GE02 HA00 4G057 AB07 AB11 AB24 AB38 AE05 AE21

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試薬をびんから吸い出す細長いプローブを使用する自動化プ
    ロセス装置に使用するための試薬びんが、 液体試薬を入れるべく形成され、上端部および下端部を有する容器部分と、 その容器内に入っている該液体試薬の所定量を吸い出すために使用されるプロ
    ーブにより、該容器部分の中味への通路用手段を備えるべく形成された該上端部
    と、 該容器部分より小さな断面部分を有していて、該液体試薬の一部分を入れるべ
    く形成され、かつプローブ通路用手段と整列しているチャンバーを備えるべく形
    成されていて、そのことにより、該チャンバーに入っている該液体試薬への接近
    手段を提供し、該試薬びんから該プローブによって吸い出すことのできない、該
    試薬の残留容積を減少させる下端部と、 を具備する試薬びん。
  2. 【請求項2】 該チャンバーが、該容器部分と一体に形成されているところ
    の、請求項1に記載の試薬びん。
  3. 【請求項3】 該容器部分が、ほぼ長方形の水平断面を有しているところの
    、請求項1に記載の試薬びん。
  4. 【請求項4】 該チャンバーが、ほぼ半球形状の下端部を有しているところ
    の、請求項1に記載の試薬びん。
  5. 【請求項5】 該上端部が、さらに該試薬びんの該上端部を見る時、認知可
    能な情報を有する該試薬びんをラベル表示するための手段を備えるべく形成され
    ているところの、請求項1に記載の試薬びん。
  6. 【請求項6】 自動化プロセス装置に試薬びんとともに使用される試薬びん
    アダプターが、 液体試薬を入れるべく形成され、さらに、上端部と、容器部分より小さな断面
    部分を有するチャンバーを備えるべく形成された下端部とを持つ該容器部分を有
    する試薬びんを、ほぼ上向き状態に取りはずし可能に受け入れかつ保持するべく
    形成された受け入れ部分と、 該試薬びんの該チャンバーを確実に位置決めし、そのことにより該試薬びんを
    該アダプター内の所定位置に保持する位置決め手段と、 を具備する試薬びんアダプター。
  7. 【請求項7】 該受け入れ部分が、ほぼ長方形の水平断面を有するところの
    、請求項6に記載の試薬びんアダプター。
  8. 【請求項8】 該試薬びんアダプターが、さらに該試薬びんアダプター内に
    入っているどのような液体をも取り除くことを容易にする手段を具備していると
    ころの、請求項6に記載の試薬びんアダプター。
  9. 【請求項9】 該位置決め手段が、少なくとも該試薬びんの該チャンバーの
    一部分を受け入れるためのオリフィスを具備しているところの、請求項6に記載
    の試薬びんアダプター。
  10. 【請求項10】 該受け入れ部分が、該試薬びんを水平寸法と垂直寸法との
    両寸法に、受け入れかつ位置決めするべく形成されているところの、請求項6に
    記載の試薬びんアダプター。
  11. 【請求項11】 試薬をびんから吸い出す細長いプローブを使用する自動化
    プロセス装置において、試薬びんの使用を容易にするための試薬びん装置が、 液体試薬を入れるべく形成され、上端部および下端部を有する容器部分と、 その容器内に入っている該液体試薬の所定量を吸い出すためのプローブにより
    、該容器部分の中味への通路用手段を備えるべく形成された該上端部と、 該コンテナー部分より小さな断面部分を有していて、該液体試薬の一部分を入
    れるべく形成され、かつプローブ通路用手段と整列しているチャンバーを備える
    べく形成されていて、そのことにより、該チャンバーに入っている該液体試薬へ
    の接近手段を提供し、該試薬びんから該プローブによって吸い出すことのできな
    い、該試薬の残留容積を減少させる下端部と、 を具備する試薬びんと、 液体試薬を入れるべく形成され、さらに、上端部と、容器部分より小さな断面
    部分を有するチャンバーを備えるべく形成された下端部とを持つ該容器部分を有
    する試薬びんを、ほぼ上向き状態に取りはずし可能に受け入れかつ保持するべく
    形成された受け入れ部分と、 該試薬びんの該チャンバーを確実に位置決めし、そのことにより該試薬びんを
    該アダプター内の所定位置に保持する位置決め手段と、 を具備する該試薬びんとともに使用される試薬びんアダプターと、 を具備している試薬びん装置。
  12. 【請求項12】 該試薬びんの該容器部分と、該試薬びんアダプターの該受
    け入れ部分とが、相補完するほぼ長方形の断面を有しているところの、請求項1
    1に記載の試薬びん装置。
  13. 【請求項13】 該試薬びんと該試薬アダプターとが、該試薬びんを該試薬
    アダプターの水平寸法および垂直寸法の両寸法に位置決めする相補完する手段を
    有しているところの、請求項11に記載の試薬びん装置。
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