JP2002515766A - 埋め込み型薬理学的除細動器システム - Google Patents

埋め込み型薬理学的除細動器システム

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JP2002515766A JP50776097A JP50776097A JP2002515766A JP 2002515766 A JP2002515766 A JP 2002515766A JP 50776097 A JP50776097 A JP 50776097A JP 50776097 A JP50776097 A JP 50776097A JP 2002515766 A JP2002515766 A JP 2002515766A
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オビノ,スタニスラオ,エフ
ブシェミ,パウル,ジェイ
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Abstract

(57)【要約】 薬理学的物質及び電気信号の送出を可能にするリズムコントロール装置(16)と共に用いられるカテーテル(206)であって、その構成は、縦方向に伸びている液体管腔(200B)を中に有する細長い体(132B)、前記体の周囲面に沿って縦方向に一定の間隔をおいて配置された第1及び第2電極(144B、208)、前記体内を縦方向に伸びている第1及び第2電気リード、前記管腔内に液体が流れるように前記体上の出口部(142)にある弁(164)と、前記細長い体の隣接面をリズムコントロール装置のハウジングに付けるための連結手段からなる。

Description

【発明の詳細な説明】 埋め込み型薬理学的除細動器システム技術分野 本発明は、一般的に医療機器に関するものであり、更に詳細には、不整脈を直 すために患者の心臓へに薬剤を送出したり、電気療法を施す目的の埋め込み型シ ステムに関するものである。背景技術 埋め込み型薬剤ポンプ及びそれに類するものは、エリングウッド、米国特許第 4,003,379号明細書により公知であり、埋め込み型薬理学的除細動器は、カメリ 、米国特許第5,220,917号明細書により公知である。これらの装置は、自動薬剤 送出が心臓不整脈の治療に効果的でありうることを示している。しかしながら、 病気の状態を感知して、薬理学的療法または電気療法を引き出すための最適な技 術は、現在の文献には十分に分析されていない。また、薬剤療法と電気療法との 上手な統合と、薬剤の送出のための適切な装置に関連した数々の問題があるが、 これらは本開示によって言及される。発明の開示 本発明は、検出された不整脈に呼応して薬理学的物質及び電気療法を与えるた めの埋め込み型リズムコントロール装置の構造及び使用方法の両方を提案するも のである。移植される装置は、誘導システムと薬剤送出の部位の選択いかんによ り、心房と心室の不整脈の両方の治療に用いられる。一般的には、心臓の筋肉と 互いに作用し合うように、誘導システム上に電極が配置されている。これらの電 極は、移植された装置に感知情報を提供すると共に、ペーシング刺激やより高い エネルギーの除細動ショックを、適切な時期に心臓組織に与える。この移植され た装置には、さらに、薬剤の貯蔵器と関連ポンプシステムが含まれ、薬剤がカテ ーテルを通って心臓内部、または心臓隣接部の位置に送出されて、薬剤が心臓の 循環に吸収されるのを可能にする。より高いエネルギーの除細動療法も同様に考 慮されており、薬剤送出直後のカルジオバージョンが特に効果的である、と判明 することが確信されている。 心房不整脈の治療のためには、この装置は不整脈治療剤を心臓の外側にある上 方または下方の大静脈か、もしくは心臓内の心房か心室内に投与する。この薬剤 は、体循環を通って心房筋塊に到達する。薬剤の輸送や目標組織への吸収率を上 げるため、心房拡張時期に薬剤の送出が起こるように時間を決めてもよい。 心室不整脈の治療のためには、心室血管系の一部を形成している冠状静脈洞に 薬剤を投与するのが望ましい。ここでも同様に、組織による薬剤の吸収を改善す るために、送出時間を決めてもよい。薬剤または薬理学的物質の送出を開始する ための検出基準と、薬剤送出と他の治療形態との統合の両方を、以下にさらに詳 しく説明する。 心室不整脈の治療のためには、薬剤療法が不十分であると判明した場合、不整 脈を変えるためにより高い電流ショックを与えることができる比較的高エネルギ ーのカルジオバージョン・システムを備えていることが望ましいが、必ずしも必 要ではない。望ましいカテーテルの構造と投薬弁もまた開示されている。薬剤の 送出との関連で、低めのエネルギーのカルジオバージョンが役に立つと期待され ている。図面の簡単な説明 図面の幾つかの形によってシステムが図式的に示されており、しかも図面の中 における同一の参照番号は、以下の図面を通して同等の構造を示している。 図1は、システム全体の概要図である。 図2は、埋め込み型薬理学的除細動器装置の幾つかの分類を示す表である。 図3は、様々な不整脈のための薬剤送出位置を示した表である。 図4は、埋め込み型装置と共に用いられる幾つかのリード構造の幾何図形的配 列を表す図式である。 図5は、埋め込み型装置の概要ブロック図である。 図6は、心房及び心室信号の代表的な波形を示している。 図7は、埋め込み型装置によって実行される治療のフローチャートを図式的に 示している。 図8は、システムに用いられるカテーテルの末端部の拡大断片図である。 図9は、カテーテルの横断面の拡大図である。 図10は、カテーテルの横断面の拡大図である。 図11は、カテーテルの末端部の断片図である。 図12は、カテーテルの横断面の拡大図である。 図13は、カテーテルの末端部の断片図である。 図14は、カテーテルの横断面の拡大図である。発明を実施するための最良の形態 図1は、リードシステム12に接続された埋め込み型薬理学的除細動器(IPD )10を示している。リードシステムは図式的に表されており、リードシステムの 部分は、上方大静脈(SCV)、冠状静脈洞(CS)、右心房(RA)によって 示されている心房、または右心室(RV)によって示されている心室の中に入っ てもよい。IPDの容器16は電極を形成してもよく、リードシステム12には皮下 電極板14が含まれていてもよい。容器16上にはさらに中隔18が置かれており、容 器16内に含まれている薬剤貯蔵器に接触できる。カテーテルシステム12に沿って 、数々の電極が配置されている。上方大静脈電極20によって示されているように 、電極は心臓の外に配置されてもよい。心臓の外側にあるその他の電極位置には 、容器電極16と皮下電極14が含まれる。電極はまた、心房組織と接触している心 房電極22と心房内を浮遊している心房電極24によって表されているように、心臓 内に位置していてもよい。電極は、電極26によって表されているように、冠状静 脈洞に置かれてもよい。心室電極28によって同様に表されているように、電極は 心室に置かれてもよい。これらの電極部位の大部分は、単極性または双極性感知 とペーシングのための電気基準として使われることができる。より高いエネルギ ー変換パルスの送出と、心臓リズムのモニター用の重複部位を提供するために、 電極の集まりを電気的に結んで除細動電極を形成してもよい。 IPDには貯蔵器(図示せず)が含まれ、これはリードシステム12内で管腔と 結ばれている。図1の図式上に円によって示されている皮弁により、幾つかある 位置のどこででも薬剤の送出が可能になる。これらの位置は、図面においてSV C部位30、RA部位32、CS部位34、RV部位36として示されている。装置が、 図1の概要図に表されている全ての電極と薬剤送出の出入口をもっているのは、 まずありえないことであると認識されるべきである。完全に機能するIPDシス テムは、図1に列挙され開示されている電極と薬剤送出部位のサブセットである のが典型的であろう。典型的な場合、IPD装置はある特定の不整脈をターゲッ トとし、適切な薬理学的及び電気的構成が、疾患と治療プロトコルに基づいて選 択される。 図2は、本開示内で考慮されているIPDの幾つかの分類またはカテゴリーを 示すいまだ十分には論議し尽くされていない表(non exhausive table)である。 列40は、装置にローマ数字をつけている。列42は、心房感知機能が装置にあるか どうかを示している。列44は、装置に心房ペーシング機能があるかどうかを示し ている。列46は、心室感知機能があるかどうかを示している。列48は、心室ペー シング機能があるかどうかを示している。どのタイプの装置も薬剤を投与し、そ してどの決められたタイプの装置に対しても必要とされるかもしれない電気除細 動バックアップが予想される。 たとえば、分類I、分類III、分類Vの装置には、心房感知と心室感知が含ま れる。これらの装置は、心房心電図(ECG)のみならず、心室心電図もモニタ ーできる。従って、この装置にVV間隔とAA間隔があるのが分かっている。さ らに、実際のAV伝導時間とVA時間間隔も分かっている。このように感知され た事象は、比較的複雑なアルゴリズムを可能にし、これを用いて心房不整脈の存 在を突きとめたり、心房不整脈と心室不整脈とを区別したりする。この種の情報 を収集、利用する電子構造は、ペーシング技術ではよく知られており、この種の 通常の技能を有する者であれば過度の実験を行うことなく必要な構造を選択し、 実行することができる。心房と心室の両方のリズムを知る主要な利点は、AV解 離をモニターする能力と、心房頻拍エピソードを伝導した不整脈と明確に区別す る能力である。後で説明するが、この装置の幾つかのバージョンは、この情報を 利用して適切な治療法を選択する。 分類IV分類Vの装置などのように心室ペーシング機能を含む装置は、バックア ップ徐脈不整脈ペーシングを提供することができ、これは徐脈を引き起こしやす いある一定の薬剤と共に望ましい。DDTモードとDDDモードを含む徐脈不整 脈ペーシング・プロトコルは数多くあるが、比較的簡単なVVIモード・ペーシ ングが、ほとんどの薬剤療法に対する診断補助資料として適していると予想され る。電極セット22(図1)にあるように電極セットが心房壁に接触している場合 には、DDDやDVIや他の心房ペーシングモードが選ばれるであろう。心房ペ ーシングは、薬剤療法にとって有効な診断補助資料となることが期待されている 。 図3は、様々な不整脈のための薬剤送出部位の位置を図式的に示した表である 。薬剤を全身に送出するのが通常であるが、この伝統的な治療形態には欠点があ る。多くの薬剤は、ただ不整脈治療をするわけではない。場合によっては、患者 の臨床症状によって、薬剤は心室頻拍を起こしやすくすることがある。別の深刻 な問題は、全身に用いられた場合の効果的な投薬量と有毒な投薬量との開きが、 かなり少ないかもしれないことである。本開示においては、これらの懸念につい ては部位特定送出によって触れる。しかしながら、時間の経過と共にどんな薬剤 も体全体を通してある濃度で検出されることは、認識されなければならない。部 位特定送出の目的は、不整脈が始まった直後に、目標の組織に治療的投与量を製 造することである。この理由から、図3で示された部位は列挙された不整脈の治 療のために望ましいものの、必ずしも必要ではない。たとえば、列番号51は、部 位32(図1)から薬理学的物質または薬剤を右心房に送ることに相当する。薬剤 送出にあまり望ましくない位置は、列50によって示されており、部位30に相当す るである。この位置での理想的な送出時期は、心房の極性回復時中であると信じ られている。一般的には、心室収縮中に時を同じくして送出すると、心房組織が 薬剤を一層早く吸収する結果となる。心房頻拍性不整脈のための理想的な位置と は対照的に、心室不整脈の治療として最適なのは、列55と列57によって示されて いるように、薬剤を冠状静脈洞内へ部位34において送出することである。冠状静 脈洞は冠状循環のための出口を形成し、かつ後潅流はより高い濃度の薬剤を直接 心室塊に運ぶかもしれない。薬剤送出のための位置または部位としてあまり望ま しくないのは、列54と列56によって示されているように、右心室の部位36である 。 図4は、IPDと共に用いられる幾つかのリード構造の幾何図形的配列を表す 図式である。これらの構造は、図1との関連で教示した組み合わせと置換の疲憊 表(exhaustive list)となることが意図されているのではなく、むしろ心房及び 心室に適用される幾つかの好まれる機械的な構造を代表している。図において、 列62はリードが植込まれる際の上方または下方大静脈に相当する。列64は、冠状 静脈洞の配置との関連でのリードの位置に相当する。列68は右心房の位置に相当 し、列70は右心室の位置に相当する。 リード60は心房頻拍または細動の治療によく適している構造である。リード60 は、出入口弁を通って部位30において上方大静脈内に薬剤を投与する単一の通路 心房心室リードである。一対の浮遊双極心房電極24は、心房活動を感知するため に、右心房のリード60の本体に設置されている。この電極対は心房活動の双極感 知用に使われることもできるが、そこの部位における単一の電極が、単極モード においても同様に用いられるであろう、と認識されるべきである。リード60の遠 心先端には、心室組織の感知とペーシングの両方のために、心室電極28が設けら れている。電極は最も遠心的な配置で示されているが、遠心先端における先端と リング、または双極リングはあまり好ましくない選択である。リード60を配置す るのは比較的容易であり、心房感知機能は、治療可能な心房不整脈の存在を確認 するために、心室感知機能と連結されることができる。ひとたび不整脈であると 判明したら、この装置は適当な薬剤を、大静脈に配置されている出入口部位30か ら投与する。リード63は、心房電極22が心房内面に接触するように配置させる心 房J型リードである。図式的な心室リード65は、心室先端電極28が心室組織に接 触するように配置されている。薬剤送出管腔は心室リードに配置されており、薬 剤は右心室の部位36で投与される。一般的には、この一対のリードが、心室頻拍 や心室細動の治療に用いられる。リードの固定方法として尖叉が表されていたが 、スクリュー型固定はあまり好ましくない選択として用いられることを記してお かねばならない。 リード67は、冠状大静脈洞内への挿入のために柔らかい遠心先端71をもってい る。双極電極対24は心室内に配置されており、心房脱分極を感知するために用い られることができる。薬剤注入のための出入口または弁は、冠状大静脈洞そのも のの中の部位34に配置されている。対のもう一方の心室リード69は、心室のペー シング及び感知のための遠心電極28を有している。この構成は、心室不整脈の治 療に特に適している。 リード73は心房用の心房J型リードであり、心房組織に連結させるために部位 22に一対の電極を備えている。この構成において薬剤注入管腔はリード内に配置 させており、右心房の部位32で薬剤を投与する。心室リード72は、感知とペーシ ングの両方のために遠心電極28を備えている。この複合リード構成は、心房細動 または心房頻拍の治療によく適している。 図5は、IPDの概要ブロック図である。容器16にはロジック回路75が入って おり、これは電池39で表されているエネルギー源に連結されている。このロジッ クは、AAI、AAT、VVI、DVI、VAT、VDD、DDT及びDDDモ ード・ペーシングを含む伝統的なペーシング療法を実行する。これらの様式は熟 知されており、この種の通常の技能を有する者であれば、過度の実験をしなくと も実現できる。この理由により、これ以上詳細な説明は提示されない。ロジック 明細図75は、心房感知増幅器17と心房パルス発生器19に接続されており、これら は順番に心房リードシステムに接続されている。ロジック明細図75はまた、心室 感知増幅器21と心室パルス発生器23に接続されている。もしも電気除細動が望ま れるのであれば、ロジック75は高エネルギーパルス発生器29を発動することがで きる。電気除細動のための適切なリード構成を選択するスイッチネットワーク31 。当該技術においてよく知られているように、電気除細動治療を実施するために 、はっきりと示されていない追加電極が必要かもしれないことが認識されるべき である。また、除細動の送出もしくはカルジオバージョン・エネルギーのための 単一の電極を形成するために、幾つかの電極部位を一緒に接続することも可能で あることが、同様に認識されなければならない。薬剤投与がこのロジックによっ て開始されるとしたら、貯蔵器38内に含まれる薬剤は、弁33を通って管腔35に運 ばれる。この貯蔵器システムが2つ以上の薬剤用に別々の区分から成っているこ とが望ましい。ロジック75によって不整脈が発見された直後に投与ができること は、不整脈治療のために用いられる一連の薬剤または同時投与される一式の薬剤 の使用を可能にする。 図6は、正常な血脈洞リズムの間に、心房感知増幅器17から派生する代表的な 信号80と心室増幅器21からの信号81を示している。電気図事象は、心房脱分極を 発見した結果として起こる心房感知事象84を引き起こす。このすぐ後に、心室感 知増幅器は、感知事象85として心室脱分極を検出する。利用において、ロジック 回路75は実際のAV伝導時間及び心房心泊数AA、かつ心室心泊数VVとVA間 隔をもっている。この情報はヒストグラムを作るために集計されることができ、 治療可能な不整脈の存在を明かにするのに用いられる。加速したり高心房率であ る心房及び心室リズムの解離は、治療可能な心房不整脈として判断されうる。同 様に、高心室率や加速していく心室率は、治療可能な心室不整脈を明らかにする のに用いることができる。不整脈の分析のための特定の手順は、この技術におい てよく知られており、薬剤及び薬剤送出部位によって、適切な療法プロトコルが 開発されうる。いづれの場合にも、この装置はコントロール信号を発生されるこ とによって治療可能な不整脈を明らかにし、このコントロール信号は電気または 薬剤に基づいた療法を発動するのに用いられる。 図7は療法の階層を図式的に表した療法決定系統図である。心臓の心房と心室 の両方をモニターすることが好ましく、そうすることによってそれぞれの室のリ ズムと、心房及び心室事象の相対的なタイミングの両方が決定される。IPDは 、心房粗動のような不整脈が発見された場合よりは、心室細動といった心室不整 脈を発見した場合に、一層積極的な療法を呼び起こす治療アルゴリズムを組み入 れることがある。たとえば、VV間隔が不規則で高率を示している場合には、電 気除細動が発動される。または、心室率が比較的低いか正常であって、心房率が あらかじめ決められた最大値を上回った場合には、この装置は治療可能な心房不 整脈と判断し、薬剤療法またはペーシング療法またはその両方を発動するであろ う。フローチャートによって示されているように、この装置はプロセス100で心 房不整脈のために心臓をモニターする。もしも心房不整脈が発見されない場合、 この装置は心室不整脈プロセス102のためにモニターする。もしも心室不整脈が 発見されない場合、この装置はプロセス100に逆戻りする。このようにして、心 房不整脈または心室不整脈のために、この装置は連続的に心臓をモニターできる 。しかし、もしもプロセス100が心房不整脈が存在することを示したら、この装 置は次にプロセス104で心室の状態を検査する。もしも心房不整脈があって心室 不整脈がない場合、この装置はセット106から治療法を選択する。薬剤療法方式 108もしくはペーシング療法方式110によって示されている療法のうちどちらにす るかは、装置のプログラミング時に医師が選択するであろう。場合によっては、 薬剤投与とペーシング療法の両方が適切であることが予想される。心室不整脈の 治療に関しては、セット111に示されているように、治療方式112によって示され ているような除細動ショックは、明確な心室細動に対してのみ行われることが予 想される。治療方式113によって示される薬剤療法は、細動や他の心室頻拍性不 整脈に呼応して発動される。ペーシング方式114で示されているペーシング療法 は、他の少し軽めの心室頻拍に用いられる。 図8は、周囲面134を有する細長い体132からなるカテーテル13である。このカ テーテルはまた、隣接端部136と遠心端部138を持ち、液体管腔140が隣接端部136 の入口部から出口部142の方へ細長い体132の縦方向に伸びている。細長い体132 の周囲面134上には、第1、第2、第3電気伝導性電極144、146と148が付けられ ている。第1電極144は、遠心端部138にある先端電極にあるのに対して、第2、 第3電極146と148は、半円筒状の電極で部分的に取り囲むように細長い体132の 周囲面134の反対側と出口部142のどちら側にも設置されている。 または、出口部142は第3電極148と隣接して、または第2電極146から離して 配置することができる。第2及び第3電極146と148には、一定の間隔があけられ (すなわち、5から20ミリメートルの範囲で)、遠心端部138から周囲面134に沿 って縦方向に間隔があけられているが、その距離(すなわち11から16センチメー トルの範囲で)は、図1に示されているように、心臓の中のカテーテル13が第1 電極144をもってその右心室RVの頂端に、かつ第2、第3電極がその右心房R Aに配置することを可能にするか、または右心房RAとつながっている心臓の上 方大静脈SVC内の第2、第3電極をもって、である。図9に移り、第1、第2 、第3電気リード158、160、162は細長い体132内を縦方向に、図8で見られたよ うに、第1、第2、第3電極144、146、148の方へそれぞれ伸びている。出口部1 42は遠心端部138から周囲面134に沿って縦方向に一定の間隔をおかれているが、 その距離(すなわち、5から25センチメートルの範囲で、好ましくは12センチ メートルの距離で)は、図示されているように、心臓の中のカ テーテル13を第1電極144をもって右心室RVの頂端に、かつ出口部142を図1に 示されている通り、右心房RAか、または右心室RAにつながっている上方大静 脈SVCに配置することを可能にする距離である。図8に見られるように、細長 い体132上の出口部142にある弁164は、液体管腔140内の圧力下にある液体を出口 部142を通って出ることを可能にし、細長い体132の周囲面134近くにある液体や 血液が出口部142の中へと移動することを防いでいる。 カテーテル13の隣接端部136は、液体管腔140の入口開口部を医療機器16の出口 開口部と連絡させた状態で、医療機器16に取り外しができるように付けられてい る。 図10に移り、弾力性と伸縮性に富んだ材料でできている円筒形の帯198が周 りに張られて、しかも一方の端に沿って細長い体132に固定された状態で弁164が 出口部142に設置されているのは、円筒形の帯198が出口部142を越えて伸びるた めである。円筒形の帯198は、管腔140内の液体によって与えられる圧力によって 、弾力的に屈曲するように設置されており、そうすることで出口部142を通って 、細長い体132と円筒形の帯198の間を液体が動くことを可能にする。円筒形の帯 198は、シリコンゴムやポリウレタン等の様々なゴム材料から作ることができる 。 この装置を用いて心臓の組織を治療する薬剤には、キニーネ(quinine)、ジソ ピラミッド(disopyramide)、プロカインアミド(procaninamide)、リドカイン(li docaine)、メキシレチン(mexiletine)、エンカイニド(encainide)、フレカイニ ド(flecainide)、プロパフェノン(propafenone)、プロパノールオル(propanolol )、ナドールオル(nadolol)、メトロロールオル(metrorolol)、アテノールオル(a tenolol)、アミオダロン(amiodaron)、ソタロイオール(sotaiol)、クロフィリウ ム(clofilium)、ドフェチリド(dofetilide)、イブチリド(ibutilide)、ベラパミ ル(verapamil)、及びジルチアゼム(diltiazem)が含まれるが、これらに限られる わけではない。 カテーテル13(図8)は、取り外し可能な状態で付けられており、人体の心臓 へ挿入するのを容易にするために、医療機器16から取り外すことができる。カテ ーテル13は、心臓内へ静脈を経由して頭部側か鎖骨下の血管(図示せず)を通っ て挿入され、その遠心先端38を右心室RVの頂端38に配置する。それから、カテ ーテル13の隣接端部136が医療機器16に付けられる。カテーテル13の隣接端部136 と医療機器16の一部を適合させて張り合わせることで、電気リード158、160、16 2(図9)上の接触端部が医療機器16の電気入力接続部と連結し、しかもカテー テル13内の液体管腔140の入口開口部と医療機器16の出口開口部とが結びつくよ うにする。 カテーテル13の細長い体132(図8と図9)は、移植可能なポリウレタン、シ リコンゴム、または他の移植可能な順応性のある生体適合性ポリマーを突出する ことで製造できる。カテーテル13の細長い体132の隣接端部と遠心端部136と138 の間の長さは、55から100センチメートルであるのが望ましい。電気リード158、 160、162はMP35N合金から作られることができる。電極144、146と148(図 11)は、移植可能な金属、たとえば白金イリジウム合金や、他の通常用いられ る電極金属(たとえば、ステンレススチール)から作ることができる。 カテーテル13は、隣接端部136に位置している入口端部(図示せず)から遠心 先端の方へ、細長い体132内を縦方向に伸びているスタイレット通路200(図9) を有する。このスタイレット通路200は、カテーテル13を心臓内へ挿入している 間、カテーテル13を硬直させ、形作るガイド・スタイレットを受けとるために設 置されている。 リードは、心臓16内で細長い体132を保護する手段を含んでいる。細長い体132 は、カテーテル13の遠心端部138付近に4つの周辺的に間隔をおいた尖叉202(図 8)を含み、それらが細長い体132の周辺から遠ざかる方向に放射状に突き出す と共に、その隣接端部136に向かって突き出している。この尖叉は、心臓の心内 膜とかかわらせることで、遠心端部138を右心室RVの頂端に受動的に固定させ ることができる。または、電極144には、右心室の組織内にねじこまれるような ラセン形のコルクスクリューに似た突起をもつこともでき、これは心臓内に挿入 された後、細長い体132を回転させながら心臓組織にカテーテルを据え付けるの である。 図11と12に関して、ここでは本発明による医療機器とカテーテルとの組み 立てに用いられうるカテーテル204の第2実施例が示されている。カテーテル20 4は、上述のカテーテル13と構造上類似した部分を持ち、その部分は同じ参照番 号に接尾辞「a」が付加されて表現されている。 カテーテル204(図11と図12)は、カテーテル13と類似した構造的特徴と 次元を持ち、そして機能は本質的に同じ様式である。カテーテル204は、周囲面1 34aを有する細長い体132a、隣接端部と遠心端部136aと138a、隣接端部136aの入 口端部から出口部へと細長い体132a内を縦方向に伸びている液体管腔140a、そし てその隣接端部と遠心端部136aと138aの間に弁164aを含んでいる。図12は、別 の構成を示すが、ここでスタイレット通路200aは細長い体132aの中央管腔を形作 り、かつ電気リード160aと158aは軟性ワイヤから作られ、中央スタイレット通路 管腔200aと同軸に配置されている。液体管腔は、隣接する弓形の通路140aによっ て形成されている。カテーテル204の第2電極146aは、その周囲面134aに沿って その遠心端部138aから縦方向に、11から16センチメートルの範囲の距離をあけて 置かれ、そうすることで心臓内のカテーテル204を第1電極144b(図11)をも って右心室の頂端に、第2電極146aを右心房に、もしくは右心房につながってい る心臓の主血管(すなわち、上方大静脈)に配置することを可能にする。右心房 での感知は、電極146aと医療機器の容器16の間で単極である。右心室での感知は 、電極144bと医療機器の容器16の間で単極である。第1電極144bを通して単極ペ ーシング電気エネルギーを心臓に供給することができる。 図13と14に関して、ここでは本発明による医療機器とカテーテルとの組み 立てに用いられうるカテーテル206の第3実施例が示されている。カテーテル206 は、上述のカテーテル13と構造上類似した部分を持ち、その部分は同じ参照番号 に接尾辞「b」が付加されて表現されている。 カテーテル206は、カテーテル13と類似した構造的特徴と次元を持ち、そして 機能は本質的に同じ様式である。カテーテル206は、周囲面134bを有する細長い 体132b、隣接端部と遠心端部136bと138b、隣接端部136bの入口端部から出口部へ と細長い体132b内を縦方向に伸びている液体管腔140b、そしてその隣接端部と遠 心端部136bと138bの間に弁164bを含んでいる。カテーテル206は、第4電極208と 電気誘電を含んでいる。第4電極208は、その周囲面134bに沿って遠心端部138b から縦方向に、5から206ミリメートルの範囲の距離をあけて置かれ、そうす ることで心臓内のカテーテル206を第1及び第4電極144bと208をもって右心室の 頂端に,第2及び第3電極146b、148bを右心房に、または主血管に配置すること を可能にする。感知は、右心房の電極146bと148bとの間で双極であり、右心室の 電極144bと208の間で双極である。第1電極144bを通して、双極または単極ペー シング電気エネルギーを心臓に供給することができる。 こうして本発明は3つの実施例を参照しながら説明された。本発明の範囲から 逸脱することなく、説明された実施例に数々の変更や修正を加えられることは、 当該の技術を有する者にとって明白である。たとえば、電極146、148と208は、 細長い体132の周囲面134を取り囲むように円筒状でもよい。 したがって、本発明の範囲はこの適用に説明された構造に限られるものではな く、請求項の文言によって説明された構造と、それらの構造と均等物に及ぶ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/639,131 (32)優先日 平成8年4月26日(1996.4.26) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,JP,U S

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.リズムコントロール装置と共に用いられるカテーテルであって、その構成は 、 周囲面と、隣接及び遠心端部と、前記隣接及び遠心端部との間の隣接端部にあ る入口端部から出口部の方へと細長い体内を縦方向に伸びている液体管腔を少な くとも一つ持っている細長い体、 前記周囲面上の第1及び第2電極、なお前記第1電極は前記遠心端部に、前記 第2電極は前記遠心端部から周囲面に沿って縦方向に一定の間隔をおいて配置さ れており、前記構造により心臓の中のカテーテルが前記第1電極をもって右心室 の頂端に、かつ第2電極が右心房の一つ、もしくは右心房とつながっている心臓 の主静脈に配置することを可能にし、 前記体内において隣接端部の接触端から前記第1電極へと縦方向に伸びている 第1電気リード、かつ前記体内において隣接端部の接触端から前記第2電極の方 へと縦方向に伸びている第2電気リード、 前記体上の前記出口部にある弁、これにより前記液体の管腔内の圧力下にある 液体を前記出口部を通って動くことを可能にし、かつ前記周囲面の周りにある液 体が前記出口部の中へと動くのを防ぎ、 前記液体管腔の入口開口部を出口部と連絡させながら、前記細長い体の隣接端 部をリズムコントロール装置のハウジングに付けるために備えられた連結装置手 段を含み、さらに前記電気リードの接触端は前記連結手段と電気的に接続してお り、それによりリズムコントロール装置は前記第1、第2電極を通して信号を受 信し、かつ心臓への電気エネルギーは前記第1電極を通して供給される。 2.請求項1に記載のカテーテルであって、そのさらなる構成は、 前記周囲面上の第3電極、 前記体内において前記隣接端部の接触端から前記第3電極の方へ縦方向に伸び ている第3電気リード、 前記第3電極は、前記周囲面に沿って第1及び第2電極から縦方向に一定の間 隔をおいて配置されており、そうすることにより心臓の中のカテーテルが前記第 1電極をもって右心室の頂端に、かつ第2及び第3電極が右心房の一つ、もしく は右心房とつながっている心臓の主静脈に配置することを可能にし、 前記電気リードの前記接触端は前記連結手段と電気的に接続するうにされてお り、それによりリズムコントロール装置は前記第2及び第3電極の間で信号を受 信することができる。 3.請求項1に記載のカテーテルであって、そのさらなる構成は、 前記周囲面上の第3及び第4電極及び前記体内を隣接端部の接触端から前記第 3及び第4電極の方へと縦方向に伸びている第3及び第4電気リード、 前記第3及び第4電極は前記周囲面に沿って縦方向にお互いからと前記第1及 び第2電極から間隔をあけておかれており、前記構造により心臓の中の前記カテ ーテルが前記第1電極をもって右心室の頂端に配置することを可能にし、 右心室にある前記第4電極、かつ前記第2及び第3電極は右心房に隣接して、 右心房とつながっている心臓の主静脈に近隣であり、 前記電気リードの前記接触端は前記連結手段と電気的に接続するようにされて おり、それにより電子手段は、前記第2及び第3電極の間から、かつ前記第1及 び第4電極の間から信号を受信することができ、かつ心臓への電気エネルギーは 前記第1電極または第4電極を通して供給される。 4.請求項1に記載のカテーテルであって、前記液体管腔の前記出口部は前記周 囲面を通って、前記体の前記遠心端部から前記周囲面に沿って縦方向に間隔をあ けた位置に開き、前記構造により心臓の中のカテーテルが前記体の前記遠心端部 をもって右心室の頂端に、かつ前記出口部が前記右心房に隣接して右心房とつな がっている心臓の主静脈に近隣して配置することを可能にし、 前記弁手段は、前記周囲に張られて前記出口部を越えた前記周囲面に沿って固 定された弾力性と伸縮性に富んだ材料の封入からなり、しかも前記材料は前記液 体を前記出口部から投与するために前記管腔内の液体によってかけられた圧力に よって屈曲する。 5.請求項1に記載のカテーテルであって、前記電極は半環状で、部分的に体の 周囲面を取り囲む。 6.患者の心臓の不整脈を治療するための埋め込み型の医療機器システムであっ て、その構成は、 心房感知増幅器、 心室感知増幅器、 前記心房感知増幅器と前記心室感知増幅器に接続されたロジック、それにより 心臓リズムをモニターし、心房不整脈を発見、判断し、かつ不整脈発見信号を発 生させ、 カテーテル管腔への接続のためにつけられて薬剤投与貯蔵器、 前記薬剤投与貯蔵器には薬剤が入っており、 前記発見信号に呼応して前記薬剤を送出するための前記薬剤投与貯蔵器。 7.請求項6に記載の装置であって、そのさらなる構成は、 心房パルス発生器、 前記検出シグナルに呼応して心房性抗頻拍性不整脈ペーシングを与えるように 構成されたロジック。 8.請求項6に記載の装置であって、そのさらなる構成は、 心室パルス発生器、 前記発見信号に呼応して心室性抗頻拍性不整脈ペーシングを与えるように構成 されたロジック。 9.請求項6に記載の装置であって、そのさらなる構成は、 心室パルス発生器、 前記発見信号に呼応して心室性カルジオバージョンを与えるように構成された ロジック。
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US63870496A 1996-04-26 1996-04-26
US08/638,704 1996-04-26
US08/639,131 1996-04-26
US08/639,131 US5800498A (en) 1996-04-26 1996-04-26 Catheter for implantable rhythm control device
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179333A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Ishikawa Toshie 電極

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012179333A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Ishikawa Toshie 電極

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