JP2002513266A - 通信配線配置構造 - Google Patents

通信配線配置構造

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JP2002513266A
JP2002513266A JP2000546432A JP2000546432A JP2002513266A JP 2002513266 A JP2002513266 A JP 2002513266A JP 2000546432 A JP2000546432 A JP 2000546432A JP 2000546432 A JP2000546432 A JP 2000546432A JP 2002513266 A JP2002513266 A JP 2002513266A
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リチャード ハーバート スノウ
ティモシー ジェイムス ピックルス
ロス エス. ジョンソン
ラルフ レディッグ
ディヴィッド イー. エミリー
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Structure Of Telephone Exchanges (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 延伸する通信分配アセンブリ(CDA)がコネクタユニットの両端で直列に結合されている、通信配線配置構造を提供する。相互に接続されたCDAは、タップユニットがそれに差し込まれ、アクセスポートを通してアクセス可能な回路に接続された、アクセスポートまたは開口を含んでいる。CDAの各々が選択された数の回路を運用することができ、そこではCDAの反対側の各々のコネクタユニットが、その後端に予め定められた数の取り付けソケット有するブロック状のシールドされたハウジングを含んでいる。CDAを組み立てるように、該シールドされたハウジングの取り付けソケットのそれぞれの一つに差し込まれるプラグを有する、複数のモジュラーケーブルアセンブリが用意されている。このシステムは、通信配線システムの迅速な建設、立ち上げおよび再配置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ビルディングおよびオフィスでの使用のための、選択された回路がア
クセス可能にされた作業ブースに、複数の通信回路または通信リンクを敷設する
ための、それを通る内部配線路を有するオフィス家具内でのような、モジュラー
通信配線システムの改良に関する。
【0002】 (背景技術) 営業用のビルディングは普通、例えば携帯型の壁パネルなどの仕切用家具部品
等により、選択された作業ブースの配置にさらに区分される大きな開放床を含ん
でいる。壁パネルは一般的に、多数の作業ブースを規定するために端と端が真っ
直ぐにまたは角になる形に接続される。各々の作業ブースには、壁パネルに支え
られたり自立したりしている、収納キャビネットや作業用カウンタのような追加
の家具部品が運び込まれる。さらにオフィス空間を開放型の作業ブースに区分す
るために、テーブルや机のような自立する家具部品が用いられることがある。
【0003】 そのような家具は通常「システム」家具と呼ばれ、オフィス空間の特定の要求
に応じてオフィスの配置を多様に規定するその柔軟性を理由にして、広範囲に使
用されている。これらの要求は時により変化するので、例えば作業ブースの配置
、数および/またはサイズを変更するために、そのようなシステム家具は再構成
される。
【0004】 そのような作業ブースはまた、電力および通信双方の接続を必要とするような
、装置や部品を含んでいる。例えば作業ブースは、モデムまたはLANの接続、
電話、ファックス等を有するコンピュータを含むことがあり、それらの全てが個
別の電力および/または通信回路との接続を必要とする。これらの部品の数と型
式は、時によりまたは作業ブース毎に変化する。
【0005】 電力に関しては、壁パネルに電力を供給するためにその内部に容易に装備でき
る、モジュールの電力システムが既に開発されている。これらのモジュールの電
力システムはまた、作業ブースの配置変更に容易に応じられるように再構成可能
になっている。しかしながらこれらの電力システムは、通信回路を供給すること
ができない。
【0006】 このようにして、通信回路の配線はいまだに問題であり続ける。特に、各々の
作業ブースに提供されている通信回路は普通、ビルディングの配線用クロゼット
からオフィス空間を通って延長される配線によって規定されている。遠隔通信の
配線はしばしば、壁パネルまたはその他の家具部品内部に規定された、腰位置の
配線や内部配線路床位置の配線を通ってと同様に、床および/または天井のスペ
ースを通って個々の作業ブースに配線される。
【0007】 特に、長い距離の配線は内部配線路および空きのスペースを通って個々の作業
ブースに供給され、普通6または8位置のモジュラージャックまたはアンフェノ
ールコネクタのような標準規格のコネクタで終わっている。追加の短い通信ケー
ブルは通常その一端がそのような標準規格のコネクタに接続され、一方その他端
は作業ブースからアクセス可能な通常のジャックを有するパッチコードまたはス
テーションコードと呼ばれている。
【0008】 普通のオフィス空間には多くの作業ブースがあり、各々の作業ブースには通信
の接続を必要とする多くの装置があるので、1カ所のオフィス領域に配線するた
めに著しい量の配線と立ち上げの時間が必要とされる。さらに、ある作業ブース
の配置が修正されたり、使用される装置が変更されるときには、それに応じてこ
れらの現存する配線システムは著しい変化を必要とすることがある。しかしなが
ら、現在の通信システムは配置や容量の変更に順応するための柔軟性が限られて
いる。例えば、ある作業ブースが配線用クロゼットから遠く離れたところに移動
すると、古いケーブルはしばしば取り除かれ新しく長いケーブルが提供される。
【0009】 (発明の開示) これらの制限を解決するための、本発明の通信配線システムの初期のバージョ
ンが米国特許出願番号08/814280およびそれに対応するWO96/73
339に開示されている。これらの出願の開示全体が、参考としてここに添付さ
れている。
【0010】 ここに開示される本発明は、多数の回路通信分配アセンブリ(以下CDA)が
その両端でコネクタユニットにより互いに直列に接続された、通信配線システム
である。CDAは、複数の個別の通信回路を規定し、互いに直列に接続されたコ
ネクタユニットは各々が少なくとも一つの回路へのアクセスを提供するアクセス
ポートまたは開口を含んでいる。タップモジュールがある選択されたポートに挿
入され、このポートに対応する回路に接続される。
【0011】 ここに開示されたシステムは構造的かつ機能的に上述の米国特許出願番号08
/814280に開示されたシステムと同様である一方、ここに開示されたシス
テムは特にその構築と使用を容易にする改良と修正を含んでいる。
【0012】 特に本発明の各々のCDAは、それを通して選択された数の回路を運用するた
めに容易に適合される。この結果を実行するためにCDAの各々の端部のコネク
タユニットは、予め定められた数の個別のソケットのような取り付けサイトをそ
の後端に含む、ブロックのようなシールドされたハウジングを含んでいる。この
取り付けソケットは、ハウジングを通して適合されることができる回路の数を規
定する。
【0013】 各々のCDAはまた望ましい具体例では6のような複数のケーブルアセンブリ
を含み、それがハウジングにプラグで接続される。各々のケーブルアセンブリは
望ましくは4つの捻り導線の組の回路1つを規定するが、2つまたはそれ以上の
回路が一つのケーブルアセンブリにより規定されることができる。各々のケーブ
ルアセンブリは、延長されたフレキシブルケーブルの両端にプラグのような接続
アセンブリを含む。この接続アセンブリはハウジングの取り付けソケットのうち
の一つに差し込まれ、他のCDAの接点に後に接続されるようにハウジングを通
って伸びている複数の露出された接点を含んでいる。
【0014】 ハウジングは少なくとも一つおよび望ましくは6のケーブルアセンブリがそれ
に接続される、予め定められた数の取り付けソケットを規定する。各々のケーブ
ルアセンブリは取り付けソケットのうちの選択された一つが用いられるように独
立してハウジングに支持され、それが全体のシステムが各々の作業ブースの特定
の必要に適合するための設計上の柔軟性を提供する。
【0015】 二つのハウジングが互いに接続された場合は、その回路がそのハウジングをパ
ススルーするように、一つのハウジングの接点アセンブリは他のハウジングの対
応する接点アセンブリと対になって係合される。二つのハウジングの接続を容易
にするように、そのハウジングの他の対応するスロットとかっちり適合する係合
のために、各々のハウジングはまたそれから前に突出した舌を含んでいる。その
舌はハウジングと接点の予備的な整列を提供し、二つのコネクタユニットを単に
共にプラグで接続することによりそのハウジングを互いにロックする。
【0016】 また、壁パネル内に通信ケーブリングシステムの立ち上げを容易にするために
、あるハウジングから後方に延びるケーブルが互いにぐらぐらと移動可能または
互い違いになっている。このぐらぐらした配置は、ケーブルを適当なストラップ
により水平に押してまとめ幅の狭い垂直の積層にしたり、代わりに垂直に押して
まとめ幅は広いが断面のサイズを小さく規定する、半分の積層が二つ平行に並ぶ
ようにすることができる。これはCDAが、異なる壁パネルおよびその他のオフ
ィス家具部品で提供されるような異なったサイズの内部配線路および通路に適合
することを可能にする。
【0017】 各々のコネクタユニットはまた、全てのコネクタアセンブリを互いにまとめて
結束しコネクタユニットの強度を増す、サポートブロックを含んでいる。このサ
ポートブロックはまた望ましくは色でコード化され、CDAの6回路の組が同じ
内部配線路または空きスペースを通って配線されている、他のCDAの6回路の
組から容易に区別できるようになっている。
【0018】 以下により詳細に開示されるこの配線配置構造により、通信回路はオフィス領
域におよび/またはそれを通って容易に配線されることができる。このシステム
は、オフィス領域の再構成や個々の作業ブースの変更の要請への適合の際に、著
しい柔軟性を提供する。
【0019】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明の他の対象や目的およびその変更は、以下の明細書を読みかつ添付の図
面を調べることで明らかになる。
【0020】 以下の説明に用いられた用語のいくつかは、便宜的な参照のためのもので限定
的なものではない。例えば、「上方に」「下方に」「右方に」および「左方に」
という語はそれに対して参照がなされた図中の方向を意味している。「前に」と
いう語は、クロゼットからユーザの装置に延伸された通信リンクの方向を示すた
めに用いられている。「内側に」および「外側に」という語は、それぞれシステ
ムの幾何学的中心へのおよびそれからの方向と、そこで指定された部品を意味し
ている。前記の用語は、特に言及された語、その派生語および同様の外来語を含
んでいる。
【0021】 図1Aおよび1Bを参照すると、本発明の通信配線配置構造12がその内部に
取り付けられた通常の家具配置10が描かれている。描かれた家具配置10は特
に、端対端の関係で直列に接続された、複数のインテリアスペース区分壁パネル
14により規定された壁面システムである。大きなオフィス領域を、一般的に壁
パネル14に隣接して規定される作業ブース16のようなより小さい作業領域に
相対的に区分するために、壁パネル14は配置されている。代替案の壁パネル1
4’の配置が、図2Aおよび2Bに描かれている。通信配線配置構造12は、床
面または天井の空きスペースやリンキングデスクのような家具部品の内部配線路
の如き他の適宜の場所で使用されることができるが、以下の議論は壁パネルシス
テム内での通信配線配置構造12の使用を記述している。
【0022】 壁パネル14(図1Aおよび1B)についていうと、長方形のパネル枠19を
規定するために強固に接続された縦ポスト17および水平クロス部材18をそれ
らは含んでいる。それらの壁パネル14は、任意の通常の構造をしている。図1
A,1B,2Aおよび2Bの特定の壁パネル14および14’は、その環境を示
す目的にのみ描かれている。そのような壁パネルの他の例が、米国特許出願第0
8/660504および08/736512に提供されており、その開示が参考
として添付されている。
【0023】 壁パネル14は、水平に伸びている腰の高さの配線路21および/または底面
の配線路22を規定する開放領域を含んでいる。図1Aでは、通信配線配置構造
12は底部の内部配線路22内に組み込まれ、一方電力分配配置23は腰の高さ
の内部配線路に組み込まれている。電力分配配置23は、種々の作業ブース16
に電力を供給するための中間ジャンパ25により共に接続された、従来の電力分
配アセンブリ24を用いている。
【0024】 家具部品10は、底部の内部配線路22または腰の高さの内部配線路21のど
ちらかに組み込まれることができる、通信配線配置構造12をさらに含んでいる
。ここに記載されているように、通信配線配置構造12は作業ブース16で普通
に用いられている、コンピュータ、電話またはその他の種々のオフィス装置の部
品に必要な接続を提供するために機能している。
【0025】 一般的に通信配線配置構造12は、ビルディングの配線28に接続されたイン
フィードユニット27(図1A)を含んでいる。ビルディングの主配線クロゼッ
ト(図示せず)からインフィードユニット27にビルディングの配線28が延伸
し、各々のオフィス領域の特定の配置に応じてビルディングの配線28の実際の
レイアウトは変化する。例えば図1Aは、床30の下の開放スペース29から配
線28で床の開口31を通って、床30を水平に横切って置かれて敷設されてい
るビルディングの配線28を描いている。露出されたビルディングの配線28は
管状のケーブルカバー32により保護され、スカート33を通ってインフィード
ユニット27に入っている。
【0026】 インフィードユニット27はそれ自身が壁パネル14に装着され、壁パネル1
4の窪み部内に配線の接続のために十分なスペースがない場合は、これは特に適
切である。インフィードユニット27は、取り外し可能なアクセスカバー37を
有する窪み部のエンクロージャ36を含んでいる。インフィードユニット27の
窪み部の内部は、現在のパンチブロックまたはその他の適宜の電気コネクタの配
置構造のようなコネクタハードウェア38をその上に有するコネクタパネルを含
んでいる。パンチブロックの他にも、コネクタウェア38もまた、各々が一つま
たはそれ以上の通信回路を供給する複数のアンフェノールコネクタや8ポジショ
ンモジュラージャックであってもよい。コネクタハードウェア38は、通信配線
の配置構造12へここに記載するようビルディングの配線28が接続できるよう
にする。
【0027】 通信配線の配置構造12はまた、インフィード配線45の一端でパンチブロッ
ク38に接続され、配線45の他端が予め終端されたコネクタユニット42を有
する配線ハーネス41の延長する連なりを含んでいる。その後モジュラー通信分
配アセンブリ43(以下CDA)は、ハーネス41の端部のコネクタユニット4
2に接続されている。選択された数のCDA43は、互いに直列に接続され家具
配置10全体にわたって長さ方向に配線されている。CDA43は、作業ブース
領域の全部にわたって伸びている、複数または望ましくは少なくとも6の通信回
路を規定する。図1Aに描かれているように、18の個別の通信回路が底部の内
部配線路22に沿って運用されるために、3つの個別の長さまたは連なりのCD
A43が内部配線路22内に一緒に提供されている。
【0028】 図3および4を参照すると、各々のCDA43はその両端にコネクタユニット
50を有する長さが変更可能な中間配線49を含む、モジュラー構造を有してい
る。CDA43の相互の接続を容易にするために、CDA43の右端のコネクタ
ユニット50は直列に隣り合うCDA43の左端のコネクタユニット50と接続
されるように適合されている、バンド留めされていないものである。CDA43
がバンド留めされていないので、CDA43は端と端を離して置き、それになん
ら変更を加えることなく直列に隣り合うCDA43を接続させることができる。
【0029】 直列に隣り合うコネクタユニット50は、あるCDA43の回路を隣り合うC
DA43の回路と機械的かつ電気的に接続するために、互いに軸方向にスライド
して係合する。それ故CDA43は、端と端を併せる関係で接続されることがで
き、壁複数システムやその他の家具部品の内部配線路に沿って長さ方向に伸びて
いることができる。
【0030】 図3のCDA43は、6つの4ペアUTP回路のグループを規定する。望まし
くはCDA43は、CDAの長さが個々の壁パネル14のモジュラー長さに適す
ることができるように、またはその設備のためにレイアウトの必要に合致するよ
うに個々のオフィスの幅に適するように、異なる長さ、望ましくは24インチか
ら120インチまで異なる長さで提供される。さらに各々のCDA43はまた、
ある作業ブースをバイパスして他の作業ブースに一つのコネクタユニットを配置
するために、ある作業ブースの幅より大きな長さを有することができる。ここに
より詳細に記載されるように、各々の直列のCDA43や互いに直列に接続され
た一連のCDA43は、望ましくはこれらの直列に接続されたCDA43により
規定された回路のグループを、同じ内部配線路に配置された他の長さで直列に接
続されたCDA43により規定された他の回路と区別するために、色でコード化
されている。
【0031】 オフィスの装置を回路に接続するために、通信配線配置構造12はまた図1A
および1Bに見られるように、それらへの作業ブースの装置の接続のために任意
の数のジャック47を含むことができるアウトレット部54を規定する、タップ
モジュール46を含んでいる。図1Aに描かれた配置構造では、タップモジュー
ル46のアウトレット部は、各々が回路のうちのそれぞれの一つに接続されるこ
とができる3つのジャック47を含んでいる。ジャック47はこうして、装置が
それに接続され、壁パネル14に装備されたジャックハウジング239上に支持
された、アウトレットを規定する。
【0032】 タップモジュール46の接続を可能にするために、コネクタユニット50の接
続された組の各々はアクセス位置を規定し、特に各々の回路のためのアクセスポ
ート51を含んでいる。各々のジャック47は、アクセスポート51の選択され
た一つに挿入し、ジャック47をタップケーブル53により関連する回路に接続
する、プラグ状のタップ52(図1Aの40)に接続される。その結果としてタ
ップモジュール46は、随意のアクセスポート51に接続されることができ、そ
の作業ブース16が再構成される場合やその作業ブースの装置がオフィス領域内
を移動される場合に、代替のアクセスサイトに移動されることができる。
【0033】 さらにタップモジュール46の3つのタップ52は、CDA43の3つの平行
な長さの各々からある回路へアクセスするために使用されることができ、または
その代わりに三つのタップ52は単一のコネクタユニット50の3つの異なるア
クセスポート52に接続されることができる。タップモジュール46が選択され
た回路に一度接続されると、底部の内部配線路22はそれを通して形成された開
口56内部に装備されているジャック47と共に内部配線路カバー55により封
入される。
【0034】 通信配線配置構造の他の構成(図1B)では、ビルディングの配線28’は主
ワイヤリングクロゼットから天井格子やタイル58上に規定された開放スペース
29’を通って伸びている。配線28’は、開口31’を通って垂直の天井コラ
ムやトップフィード59に向かい下方に通じている。箱状のインフィードユニッ
ト27’は、壁パネル14の水平クロス部材18の内部に完全に保持されている
。インフィードユニット27’の内部は、窪み部でパンチブロックやその他の適
宜のコネクタをその内部に含むようなコネクタハードウェア38をその上に有す
るコネクタパネルを含んでいる。
【0035】 インフィードユニット27’の内部では、ワイヤリングハーネス41の配線4
5がコネクタハードウェア38によりビルディングの配線28’に接続されてい
る。その後ハーネス41は、取り外し可能なカバーパネルまたはタイル60の背
後に規定されたスペースまたは通路を通って、壁パネルの枠19の外部を垂直に
下方に通じている。ハーネス41の端のコネクタ42は、底部の内部配線路22
内部に配置され、3つの個別のCDA43に接続されている。さらにカバーパネ
ル62は、パネルの枠19に装備され、腰の高さの内部配線路21および内部配
線路21上に位置する開放領域を覆っている。
【0036】 特に壁パネル14は、カバーパネル60および62がこのスペースを規定する
ためにパネルの枠19の外側に隔てられるように、パネルの枠の外側でカバーパ
ネル60および62を保持するクロスレール18上にブラケット57を含んでい
る。図1Cに見られるように各々の壁パネル14の反対側に、カバーパネル62
と同様にカバーパネル60の外側のスペースがブラケット57により、垂直のポ
スト17とパネル60または62の内面の間に通路14cをそれによって規定す
る。
【0037】 底部の高さに回路のためのアウトレットを用意するため、図1Aまたは1Bに
見られるようにタップモジュール46のうちの一つが内部配線路カバー55に接
続されている。さらに他のタップモジュール46’(図1B)が、上述のタップ
モジュール46と同様に同じ装備サイトの通信配線配置構造12に接続されても
よい。しかしながらタップモジュール46’は、例えば底部のカバーパネル60
の背後に規定されているようなスペースまたは通路を通して底部の内部配線路2
2とベルトライン内部配線路21の間を垂直に通じている。タップモジュール4
6は、タップ52が底部の高さのアクセスポート51および腰の高さのカバータ
イル62に位置するジャック47に接続されることができるように、ジャック4
7およびタップ52の間の配線49’のための著しく長い長さを有する。腰の高
さのカバータイル62は、その内部に窪み部を取り囲むように、壁パネル14に
取り外し可能に接続され、ジャック47がそれに装備されているポート63を含
んでいる。従ってタップモジュール46および46’は、オフィス領域の随意の
取り付けサイトに位置づけられることができるばかりか、CDA43を移動する
ことなく底部または腰の高さの高さのどちらにも配置されることができる。
【0038】 図1Bの壁パネルには、電力分配配置23が同様に腰の高さの内部配線路21
に提供され、電力インフィードアセンブリ64を含んでいる。電力インフィード
アセンブリ64は、天井のスペース29’内の電力ジャンクションボックス65
と接続され、天井コラム59により規定されている通路を通って下方に伸びてい
る。このようにして、電力および通信が同じ通路を通って配線されることができ
る。
【0039】 さらに別の壁パネル10’(図2A)では、壁パネル14’が互いに直列に接
続されている。壁パネル14’は、開放ベースおよびそれを通って水平に伸びて
いる腰の高さの内部配線路21’および22’を規定する、垂直のポスト17’
および水平のクロス部材またはレール18’を含んでいる。図2Aのパネルシス
テム10’は、壁パネル14’より長さの短いインフィードパネル14”を同様
に含むが、天井に向かって垂直に伸びる縦の延長部14aをも含み、それはその
内部の配線の出入りのためのインフィード通路14bを規定する窪み部である。
【0040】 さらに別の壁パネル14’の配置構造が図2Bに描かれ、そこでは3つの壁パ
ネル14’が互いに直列に接続されている。
【0041】 壁パネル14’の一端から直列に隣接する他の壁パネル14’の端に水平に開
くケーブルの通路を規定するために、図2Aから2Cに見られるように水平のレ
ール18’は垂直ポスト17’より巾広になっている。カバーパネル62’は、
各々の壁パネル14’の反対側のカバーパネル62’が図2Cに見られるように
垂直ポスト17’の外側に隔てられるように、水平レール18’上に保持されて
いる。垂直ポスト17’の間の区域では、内部配線路21’および22’がカバ
ーパネル62’の間の距離により規定される巾を有し、一方ポスト17’とカバ
ーパネル62’の裏面の間で規定されるより小さい巾の通路14c’が、隣接す
るパネルの内部配線路の間の通信を提供するために個々の壁パネル14’の他端
から水平に開いている。しかしながらCDA43の配線49は、望ましくは他の
上に垂直に積層して通路14c’を通ることができる。
【0042】 図に見られるように、CDA43がそれを通る通路14cや14c’の大きさ
は、一つの壁パネルの配置または異なる壁パネルの配置の間で、変化することが
できる。さらに壁パネルの枠の大きさや構造によりもたらされる制約の他に、配
線用のスペースをさらに限定する電力部品のような追加の部品が内部配線路に組
み込まれることもある。しかしながら通信配線配置構造12は図1Cおよび2C
に見られるように背が高くて狭いか、または低くて広いかに関わらず異なったサ
イズの通路を通って通じるように適合されることができる。
【0043】 ここに一般的に記載されたように、通信配線配置構造12は即ちインフィード
ユニット27または27’、CDA43およびタップモジュール46また46’
の3つの主要部品を有する。使用に際しては、インフィードユニット27または
27’はビルディングの配線28または28’と接続し、CDA43は全オフィ
ス領域にわたって配線され、タップモジュール46はCDA43により供給され
る回路と選択的に接続される。
【0044】 より特別には図4および5を参照すると、各々のCDA43は多数のモジュラ
ー部品で形成されている。特に各々のCDA43は、一組のハウジング66、他
端がハウジング66に接続された複数の平行ケーブルユニットまたはケーブルア
センブリ67または67’、コネクタブロック68および複数の望ましくは3つ
のキーイングブロック69から構成されている。これらの部品の全ては、配線4
9および各々のCDA43のコネクタユニット50を形成するために互いに組み
立てられる。
【0045】 一般的に各々のケーブルアセンブリユニット67または67’は、それらを通
る少なくとも一つの回路を規定し、選択された数のケーブルアセンブリ67およ
び67’がハウジング66の後端にプラグで接続される。ケーブルアセンブリ6
7および67’は、直列に隣接するCDA43の直列に隣り合うケーブルアセン
ブリとの取り外し可能な係合のためにハウジング66を通って伸びている。
【0046】 コネクタブロック68は、全てのケーブルアセンブリ67および67’を互い
に強固に結合するために、ケーブルアセンブリ67および67’に取り付けられ
る、その一方キーイングブロック69はそれらへのサポートを提供しここに詳細
に規定されるようにキー入力機能を提供するためにケーブルアセンブリ67およ
び67’にスナップ留めされる。
【0047】 以下は、タップモジュール46およびワイヤリングハーネス41(41’)と
同様に、CDAの各々の部品の詳細な説明である。
【0048】 ケーブルアセンブリ。 一般的に図6−9を参照すると、ケーブルアセンブリ67および67’とハウ
ジング66を機械的に接続するように、各々のハウジング66が複数のケーブル
アセンブリ67および67’を受け入れるように適合されている。各々のケーブ
ルアセンブリ67または67’は、ある長さの多線導電ケーブル76の両端に相
対的に平板状の接点プラグ75を含んでおり、そこでプラグ75はハウジング6
6に差し込まれる。ケーブル76は望ましくは、少なくとも一つの通信回路を規
定するために用意された4つの捻りの組のワイヤを有し、このようにしてケーブ
ルアセンブリ67および67’の数は各々のCDA43内に提供される回路の数
を決定する。
【0049】 ケーブル76の反対側は、プラグ75のモールドされたプラスチックの支持部
77に固定して接続されている。支持部77の前端はハウジング66に差し込ま
れる結合部と共に形成され、結合部81は複数の平行で水平に伸びている電気コ
ネクタ79を保持する接点ユニット78をその上に含んでいる。ここに記載され
ているように、接点79はケーブル76の個々のワイヤ94に電気的に接続され
ている。
【0050】 各々のケーブル76または76’の両端のプラグ75は、互いに逆転されてい
る。その結果として、ケーブルの一端の接点79は上方に面しているのに対し、
他端の接点79は下方に面している。このように、2つの直列に隣り合うコネク
タユニット50が互いに接続された場合、ユニット50のそれぞれの接点79は
図21に一般的に見られるように、逆に接触する関係に配置される。
【0051】 さらに特には図6に示されるように、ハウジング66は望ましくはそれに接続
される6つのケーブルアセンブリ、即ち3つのケーブルアセンブリ67および三
つのケーブルアセンブリ67’を含んでいる。ケーブルアセンブリ67および6
7’は、図6および9に見られるようにケーブルアセンブリー67のケーブル7
6が長さ方向の中心線の左方に配置されている以外は同一で、一方ケーブルアセ
ンブリ67’のケーブル76’(図9に点線で描かれている)は長さ方向の中心
線の右方に配置されている。
【0052】 ケーブル76および76’のこの互い違いのまたはずれた配置により、個々の
ケーブル76および76’は互いに垂直および側方に移動されることができる。
このようにしてプラグ75の間に存在するケーブル76および76’の延伸する
柔軟な中間部は押されて、垂直な1列のケーブルの積層(図7)にもまたは一組
の2列の隣り合う平行な積層(図8)のどちらにもなることができる。複数のハ
ウジング66の間に接続されたケーブル76および76’のグループまたは束は
こうして、各々のCDA43の配線49を規定する。これらの二つの積層した配
置は、各々の個々の壁パネルまたはその他の家具の配置でのスペースの必要の範
囲での配線49の適合における柔軟性を提供する。
【0053】 ケーブル76、76’の縦型の積層(図7)を形成するために、一般的にはケ
ーブル76、76’の束の周囲に広がる長方形のストラップ83が用いられても
よく、ケーブル76、76’を互いに水平に押して1列の縦型の積層にする。ス
トラップ83は、ケーブル76、76’をこの配置に維持するために十分な剛性
を有している。
【0054】 ケーブル76、76’を垂直な方向に押すようにして、左と右のケーブル76
、76’が平行な一組のケーブルの積層に押されるようにする、代替案のストラ
ップ83’(図8)が同様に提供されることができる。この配置は単一の縦型の
積層(図7)より幅は広いが高さは低く、異なったサイズの通路全体にわたって
ケーブル76、76’の配線での柔軟性を提供する。
【0055】 各々のケーブルアセンブリ67または67’において、ケーブル76また76
’の個々のワイヤが最初に接点ユニット78の接点に接続され、支持部77およ
び係合部81が合体して単一のプラスチックのピースを形成するように、それに
続いてプラスチックがワイヤ94と接点ユニット78の上からモールド被覆され
る。その結果として、ケーブルの各々の端部が支持部77内に埋め込まれるので
、支持部77は同様にケーブル76、76’に外部応力への耐性を提供する。
【0056】 ケーブルアセンブリ67、67’が代替案の縦型積層の関係で一度ハウジング
66に接続されると、その支持部77は一般的に縦型の積層(図5および6)の
ハウジング66の外部に突き出す。コネクタユニット50に剛性を与えるために
、各々の支持部77は反対側のエッジ86に沿って水平に延伸するリブ85を含
んでいる。ケーブルアセンブリ67が所定の位置に装備されると、リブ85は支
持部77のほぼ3分の2の水平の長さでハウジング66から延伸して、互いに平
行に配列される。
【0057】 図6に示されるように、リブ85は一般的に砂時計の形をしている。コネクタ
ブロック68が既に所定の位置に保持されている場合は、キーイングブロック6
9がそれと係合するようにスナップ留めされるにもかかわらず、キーイングブロ
ック69およびコネクタブロック68は一般的にその上を前方にスライドする。
コネクタブロック68およびキーイングブロック69について以降により詳細に
記述されるように、これらの部品はケーブルアセンブリ67、67’の積層の支
持部77の全てを互いに強固に接続するために部分的に機能している。
【0058】 リブ85はキーイングブロック69の接続のために、その内部に横断ノッチ8
7を同様に含んでいる。さらにその後端に隣り合う支持部77の側面86は、コ
ネクタブロック68を所定の位置にロックするためのノッチ87の後方にノッチ
88を含んでいる。
【0059】 支持部77の前端は、支持部77より相対的に削減した幅と厚みを有する一般
的に長方形の係合部81を、望ましくは含んでいる。係合部81はハウジング6
6に差込可能で、前面の突き合わせ面82がそれらの間に規定されるように、支
持部77と係合部81との間の接合点でステップになっている。前方の突き合わ
せ面82はプラグ75がそれに差し込まれた場合にハウジング66と接触するよ
うに、密接に逆向きに配置されている。
【0060】 プラグ75の係合部81の前端はさらに、そこに接点ユニット78を含んでい
る。接点ユニット78は、接点サポート91に対して接点アセンブリ92の曲が
りを許すように、片持ちの関係に互いを接続する、プラスチックの接点サポート
または接点アライメント本体91および接点アセンブリ92から一般的に形成さ
れる。プラグ75がハウジング66に差し込まれたとき、接点サポート91はそ
れ故ハウジング66内にスライド可能に保持され、一方接点アセンブリ92は直
列に隣り合うCDA43の対応する接点アセンブリ92との係合・離脱のために
垂直に浮動可能になっている。
【0061】 接点サポート91については、図12に見られるように接点サポート91は一
般的にU字型であり、以下に記述されるようにモールド被覆プロセスにおいて係
合部81と接続される。
【0062】 図12−14を参照すると、接点サポート91は接点アセンブリ92を支持す
るようになっている一方、ケーブル76のそれへの接続を提供する。特にワイヤ
またはケーブル76の導線94の4つの捻った組は、接点プラグ75の全長を通
って接点サポート91の一方に伸びている。超音波融着によるような電気的に接
続されるために、導線94がそれに隣り合って配置されるまで接点アセンブリ9
2は接点サポート91の反対側に差し込まれる。
【0063】 特に接点サポート91は、接点サポート91の厚み全体を通って垂直に伸びて
いる4つの融着ポート95を含んでいる。導線94を接点アセンブリ91に電気
的に接続するために、超音波融着装置が接点サポート91の上方および下方から
これらの融着ポート95に差し入れられる。
【0064】 これらの融着ポート95への導線94の挿入を可能にするために、背面97は
それぞれ融着ポート95に水平に通じる4つの通路98を含んでいる。図16A
に見られるように、各々の導線通路98はそれらの間に上方および下方に伸びて
いる突起100を規定する、一般的には隣り合い部分的に円形の2つのオリフィ
ス99を望ましくは有する。各々の導線94の組の絶縁体は共に併せられる一方
で、その突起は互いに平らになるように各々の導線94の組を配向する。
【0065】 通路98は同様に導線94の端部がその中に収まるように融着ポート95の前
面側にある部分またはボア103を含む一方で、それから隔てられた導線94の
一部は融着ポート95を通ってアクセス可能である。追加の突起104(図13
)が、導線94の末端部を分離しておくために、通路部103に隣り合って配置
されている。
【0066】 図12、13および17に見られるように、接点サポート91の先端は4組の
水平で上方に開いた通路107を有する通路部106を有し、その部分で各々の
通路107の組がその間に配置された上向きの区分壁108によって分離される
。チャンネル107は開いた前端109を有し、チャンネル107の反対側は中
間壁113(図15)を通して後方に伸びているスロット状の通路112(図1
5および16B)以外には実質的に囲い込まれている。これらの通路112は、
導線94に隣り合う融着ポート95への接点アセンブリ92の差込みを可能にす
るように、融着ポート95に開いている。 水平で上方に開いた通路107を有する通路部106を有し、その部分で各々の
【0067】 中間壁113は、突き出たフランジ114を規定するためにさらに上方へ突出
している。図21に見られるように以下に記載するタップユニット240の横エ
ッジを受け入れるために側方および前方に開いている側方ガイドスロット115
(図15)を規定するために、フランジ114は同様に前方に突出している。
【0068】 このフランジ114は同様に、側方の突き合わせ面116(図13)を規定す
る。この突き合わせ面116は、タップユニット240の差込を制限する。
【0069】 接点サポート91はさらに、チャンネル部106を越えて前方に延伸し、接点
サポートより削減された厚みを有する一般的に長方形の先端または延長部117
を含んでいる。その先端117は以下に記載されるように、ハウジング66に接
点サポート91がスライドできるようにし、かつまたその間の側方に配置された
接点79を保護する。
【0070】 先端117は、テーパーのついた端部118を有する。特にテーパーの端部1
18はテーパーのついた上面および下面118Aとテーパーのついた側面118
Bを含んでおり、これらの全てはハウジング66に対して表面118Aは縦方向
の位置決めを容易にし、側面118Bは横方向の位置決めを容易にするように、
前方に向かって傾斜している。ここに記載されているように、先端117はハウ
ジング66への接点サポート91をスライドさせガイドするように適合されてい
る。
【0071】 接点サポート91の底面はさらに、傾斜した前面122およびその後面に急な
ステップ123を有する、下方に突出したロックタブ121(図15および16
A)の組を含んでいる。傾斜した前面122はハウジング66への接点サポート
91のスライドを容易にし、一方ステップ123は接点サポート91がハウジン
グ66から抜け出るのを防止するために対応するステップをスナップ止めするよ
うにスライドして越える。
【0072】 モールド被覆プロセスにおいて接点サポート91と係合部81の間の接続を強
化するために、後面97は側方に突出したフランジ125(図12)を含んでい
る。係合部81と支持部77がモールドされるときには、望ましくはプラスチッ
クであるモールド材料は、係合部81と接点サポート91が互いに強固に接続さ
れるように、融着ポート95の周囲から入り込むのと同様に、フランジ125の
周囲を流れる。
【0073】 接点アセンブリ92(図12、13および15)については、複数の望ましく
は4組の延長する導電性の接点79は横並びの関係に形成されその前端で接点開
放デバイス129により互いに強固に接続される。
【0074】 図12−15を参照すると、個々の接点79の一般的な外形を提供するために
個々の接点79は当初銅板から形成される。この時個々の接点79のグループま
たは組は、その前端で接点キャリア131に一時的に接続される。接点開放デバ
イス129が個々の接点79の両端に一度モールドされると、接点キャリア13
1は取り除かれるかまたは壊される。
【0075】 特に接点キャリア131は、水平な平坦横材132およびその後部が接点79
の形に形成された対応する複数の後方に伸びている支持ピース133を含んでい
る。接点キャリア131は接点79を支えるために用いられ、その後プラスチッ
クの接点開放デバイス129が個々の接点の末端上に形成される。接点キャリア
131は、接点開放デバイス129の前面136から前方へ突き出ている。接点
開放デバイス129が一度形成されると、接点79が接点開放デバイス129に
より個々の接点79が引き続いて互いに平行な関係に分離して保持される状態で
、接点キャリア131は壊される。
【0076】 図12に示されているように、接点79が形成されるときに追加の横リンク1
37が各々の隣り合う接点79の組の間に提供されるが、この横リンク137は
その後接点開放デバイス129のモールド後に接点79を電気的に分離するため
に取り除かれる。横リンク137を取り除いた後の接点79は、図13に描かれ
ている。
【0077】 図12、13および15を参照すると、その上方の突起に凸状の接触領域14
1を規定するように、各々の接点79は横から見ると一般的にS字型をしている
。この接触領域141は図20に示されているように、直列に隣り合うCDA4
3の対応する接続に対し寄りかかるように適合されている。対向する接触領域1
41(図20)に点と点での接触を提供するために、接触領域141は横から見
ると凸状にカーブしているのみならず、図22に示されているように接点79の
巾方向に凸状の湾曲を有している。望ましくは、接触領域141はそれに対して
ニッケルおよび金のメッキを受けている。
【0078】 各々の接点79の組は、100Ωのインピーダンスを提供するように、一方接
点79の間の「クロストーク」を最小にするように、十分な距離を隔てて配置さ
れている。
【0079】 図15および21に見られるように、各々の接点79はさらに追加の湾曲した
部分143と、接点サポート91の対応するスロット状の通路112にスライド
可能に適合される、後方に伸びている直線部144を含んでいる。特に直線部1
44は、通路112を通って融着ポート95に向かって後方にスライドされ、導
線94と直接隣り合って配置される。結果として、接点79の組および望ましく
は4組はそれと片持ちの関係で接点サポート91により支持され、縦方向には可
撓自在である。接点79およびそれぞれ導線94はその後望ましくは超音波融着
により互いに接続され、そこでは融着ユニットの先端は融着ポート95の反対側
の開放端を通って垂直に差し込まれる。
【0080】 接点79の接点サポート91との摩擦のある係合を提供するために、直線部1
44はさらに各々の対向するエッジ146上に距離を隔てて区分された、先のと
がったとげ145を含んでいる。とげ145は接点サポート91のプラスチック
内に埋め込まれている。
【0081】 接点79の前端は接点開放デバイス129(図15、18Aおよび18B)に
より互いに接続され、一般的に互いに垂直に移動または浮遊するようになってい
る。特に接点79の前端149は、そのモールドの最中に接点開放デバイス12
9を通して形成され、通路150を通って伸びている。各々の通路150は前面
136を通って開放し、前記の前面136は前方の開放スロット151により規
定されている。スロット151は、接点キャリア131を接点79と切り離すた
めに、接点キャリア131が下方へ曲げられるようにされている。接点開放デバ
イス129は、その巾方向へ曲げられるように相対的に薄くなっている。このよ
うにして、接点79の組が一般的に一緒に動く一方で、接点開放デバイス129
は各々の接点79が対向する接点79と完全に係合するように垂直に押されるこ
とを保証するために曲がることができる。このようにして、接点79の形状に変
化がある場合は、側方で隣り合う接点79はいくらか相対的に垂直に動くことが
できる。
【0082】 2つの直列に隣り合うコネクタユニット50の接続の際には、図20および2
1に見られるように接点配列体は互いに接続されるように長さ方向に移動し、接
点配列体を互いに通すように接点サポート91の近くの接点79の垂直なゆがみ
を生じる。2つのコネクタユニット50のハウジング66が完全に係合されると
きには、2組の対向する接点79の接点領域141が図20および21に見られ
るように接続関係に配置される。接点79のゆがみを容易にするために、各々の
接点開放デバイス129はそれらの前方への係合動作の際に接点配列体129が
垂直にゆがむようにする、傾斜した前面156を含んでいる。
【0083】 接点開放デバイス129は同様に、タップモジュール46の差込に際して接点
79を開いたりまたは分けたりする。特に傾斜した端部157が提供されて、以
下に記載されるようにタップモジュール46と接続するように適合される。一般
的にタップモジュール46は、図19に見られるように傾斜した表面157と接
触し接点79を下方にゆがめる。
【0084】 接点配列体は同様に、図21に見られるように、タップモジュール46が完全
に差し込まれるまで接点79をタップモジュール46とは隔たった関係に保つ、
小中大の窪み158a、158bおよび158cをその上面に沿って含んでいる
。その結果タップモジュール46は、対向する接点79を互いに接続しないよう
に、対向する接点79の組を分けておくようにする。接点79の上流の組はタッ
プモジュール46と電気的に接続する一方、接点79の下流の組はタップモジュ
ールの下流の関連する回路が死んだままでいるように接続しない。
【0085】 上に記載された配置構造では、接点79はケーブル76の個々の導線に電気的
に接続されている。導線76および76’、望ましくはかつ特に導線94の4組
の撚線は例えば音声またはデータ信号を伝える単一の回路を規定する。これらの
導線94の4組の撚線は同様に複数の回路を規定するが、追加の導線94が追加
の回路を規定しまたは増加した導線の量を有する単一の回路を規定するために提
供されても良い。ケーブルアセンブリ67および67’が一度ハウジング66に
装備されると、直列に隣り合うCDA43の対応する接点79と接続するように
、接点はハウジング66を通って突き出る。2組の直列に隣り合う接点79が互
いに接続されるとき、各々の回路は接続されたコネクタユニット50を通って通
じる。あるタップモジュール46が提供されると、タップモジュール46の下流
のCDA43はそれとは接続されない一方で、タップモジュール46それ自身が
回路に接続されるように、2組の直列に隣り合う接点79は分離されている。
【0086】 ハウジング。 図23−27を参照すると、延長するCDA43のどちらの端も使用可能であ
るように、各々のハウジングまたはシールド66は同一に形成されている。ハウ
ジング66は、CDA43の一端における位置で使用可能であり、またはその反
対端での使用のため逆にもできる。ケーブルアセンブリ67または67’の反対
側のプラグ75が同様に逆にされているので、ハウジング66はどちらの方向で
でもケーブルアセンブリ67または67’と接続されることができる。
【0087】 一般的にハウジング66の前端は他のCDA43の直列に隣り合うハウジング
と係合するための係合部163を規定している。係合部163の反対側のハウジ
ング66の後端は、それにケーブルアセンブリ67および67’をはめ込むため
に後方に開いたはめ込み部164を規定する。
【0088】 図25および26に示されているように、各々のハウジング66はそれを通っ
て水平に開いており、複数のはめ込みサイトを含んでいる。望ましくは各々のハ
ウジング66は、垂直に隔てられハウジング66の全体を通して通じる複数の水
平通路165を含んでいる。通路165はケーブルアセンブリ67または67’
のプラグ75が、それが係合部163に突き出るようにハウジング本体を通って
はめ込み部164に差し込まれるようにする。このようにして、各々の通路16
5ははめ込みサイトを規定する。それ故図30の点線で見られるように、直列に
隣り合うCDA43の反対側の接点アセンブリ92と接続するように、接点アセ
ンブリ92は係合部163から前方へ突き出る。
【0089】 接点アセンブリ92へのアクセスを提供するために、外側に面したハウジング
66の外部アクセス側167は複数のおよび望ましくは6つのアクセスポート5
1を含み、各々のアクセスポート51はそれに隣り合って配置されているケーブ
ルアセンブリ67または67’により規定されるように少なくとも一つの回路と
関連している。従って、各々のアクセスポート51は、回路の接点アセンブリ9
2と接続するためのアクセスができるようにする。このようにして、二つのハウ
ジング66が互いに接続されるときには、タップモジュール46がCDA43に
より規定される回路の一つと係合することができるように、一つのアクセスポー
ト51は各々の回路の接点79に隣り合って提供される。
【0090】 特にハウジング66についていうと、ハウジング66は一体の部品としてモー
ルドされている。望ましくはハウジング66の材料は、接点79に対するシール
ドとしてハウジング66が機能するように、その内部に埋め込まれたステンレス
スチールの繊維を有するモールドプラスチックである。ハウジング66の後端は
一般的に、それを通って水平に伸びているプラグの通路165を規定する、長方
形である。各々の通路165は後端面170を通る開口169を有し、そこで各
々の通路165はその内部にケーブルアセンブリ67また67’のプラグ75の
一つを受け入れるソケットを効果的に規定する。
【0091】 各々の開口169は、その内部にプラグ75の先端117を受け入れるように
適合された追加の側方の窪み171を伴う、水平に延長する長方形を有している
。それによって各々のプラグ75は、それぞれの開口169にスライドして入る
ことができる。先端117のテーパーがついた端部118は、それぞれの通路1
65にプラグ75が差し入れられるように、対応する側方の窪み171に先端1
17が導かれるようになっている。
【0092】 各々のハウジング66は、6つのケーブルアセンブリ67、67’に適合する
ように、互いに垂直に他の上に配置された6つの開口169を望ましくは有する
。各々のケーブル67、67’が一つの回路を規定する場合、必要であれば6以
下のケーブルアセンブリを開口169に差し入れてもよいが、各々のハウジング
66はそれでも6つの回路を有する能力がある。ハウジング66のサイズは、そ
のハウジング66を通過することができる回路の数を増加したり減少したりする
ことで、より多くまたはより少ない開口169またははめ込みサイトを収容する
ように変更することができる。
【0093】 各々の通路165に関して特に言えば、図30および34に見られるように各
々の通路165はハウジング66を完全に通って伸びている。側面の窪み171
は通路165の側面に形成され、ハウジング66の後端および前端から開く反対
側の開放端を含んでいる。側面の窪み171の前端は、さらに止め172を含ん
でいる。
【0094】 接点プラグ75のハウジング66への差し込みの間に、先端117は開口16
9を通って側面の窪み171にスライドし、図30に点線で一般的に見られるよ
うに、側面の窪み171の前端から前方に突き出ることができる。それによって
先端117の前端はハウジング66により保持される。側面の窪み171に形成
された止め172は、接点プラグ75上の対向する面75a(図14)に対して
当接するようにされ、その差し込みを制限して精密に接点プラグ75を位置づけ
るようにしている。
【0095】 各々の通路165の側面は図30にみられるように、側面の窪み171の垂直
な上でかつ平行に配置された短い側面の窪み174を同様に含んでいる。この短
い側面の窪み174は、直列に隣り合うハウジング66の対応する側面の窪みと
整列し、ハウジング66が互いに合体されるときに直列に隣り合うハウジング6
6内に配置されたプラグ75の先端117のテーパーのついた端部118を受け
入れるように適合されている。
【0096】 図25、28−30により示されるように、通路165は水平の区分壁176
により互いに他から分離されている。従って通路165は、望ましくは個々のケ
ーブルアセンブリ67のために個別のはめ込みサイトを規定する。区分壁176
は同様に、はめ込みサイトは側面の窪み171で規定されることができるので省
略されることができる。
【0097】 接点プラグ75をハウジング66内にロックするため、各々の区分壁176は
各々の止め172の直ぐ下に、凹部177を含んでいる。接点プラグ75が完全
にハウジング66に差し込まれたときには、その底面上のロックタブ121は後
方の段差のついた面123が凹部に対し当接するまで凹部177を過ぎてスライ
ドし、ケーブルアセンブリ67の偶然の抜けを防止する。追加のタブ121が提
供される場合には、追加の凹部177aが各々の通路165内に用意される。
【0098】 図30に点線で示されるように、ケーブルアセンブリ67および67’がハウ
ジング66に接続される場合、1つのハウジング66上のケーブルアセンブリ6
7または67’は他のハウジング上のケーブルアセンブリ67または67’に対
し逆転されている。その結果図20および21に見られるように、各々の分離し
た電気的接点79の個々の接点領域141は直列に隣り合うCDA43の対応す
る接点と、対向する関係に配置される。これらの接点領域141は、共に接続さ
れたときにそれぞれの回路がハウジング66を通って連続するように、通常互い
に接触して配置されている。
【0099】 ケーブルアセンブリ67、67’の接点アセンブリ92を保護しかつシールド
するために、各々のハウジング66は代替の通路165から前方に伸びる長方形
の覆い181を含んでいる。図23A、25および30を参照すると、ハウジン
グ66は望ましくは通路165の前エッジから前方に伸びる3つの覆い181を
有する。
【0100】 図30に描かれているように二つのハウジング66が逆転する関係に配置され
ると、一方のハウジング66の覆い181が直列に隣り合うハウジング66の覆
い181の間に規定された空間182内に合致するように適合されている。この
ようにして、2つのハウジング66が共に接続される場合、一方のハウジング6
6の6つの接点アセンブリ92の各々が、どちらかのハウジング66の覆い18
1により最終的にシールドされ、それと合体した他のハウジング66上に接点ア
センブリ92が保持される。
【0101】 各々の覆い181は、その覆い181の上面と底面を規定する垂直に隔てられ
た水平の壁184の組と、その間に垂直に伸びる内壁185を含んでいる。覆い
181の外側は上方および下方の外壁部187および188をそれぞれ含んでい
る。上方外壁部は、通路165の側面の窪み174の延長部を形成する窪み18
9を含んでいる。下方外壁部188は同様に、側面の窪み171の延長部である
窪み190を含んでいる。これらの窪み189および190はそれ故、2つのハ
ウジング66が共に接続された場合に、2つの対向するケーブルアセンブリ67
または67’の先端117を保持する。上方および下方の壁面部187および1
88は、一つのアクセスポート51(図25、33および35)を規定するよう
に垂直に隔てられている。
【0102】 2つのハウジング66の接続を容易にするために、下方の壁面部188は、そ
のそれぞれの外面192および193が図25および33に見られるように互い
に側方にずれるように、上方の壁面部187より大きな水平厚みを有している。
ハウジング66は、2つのハウジング66が共に接続されたときに相互に嵌合す
るタブの互い違いの配列と、ここに記載されたような接続を可能にする、覆い1
81の外面192および193の間のずれとを含んでいる。この嵌合を容易にす
るために、外面193は図33に見られるようにその前端付近にテーパーが付け
られている。
【0103】 ハウジング66の外面167はさらに、ハウジング66の合致した係合を容易
にするために相互に互い違いの中間タブ197および外部タブ199(図33か
ら35)を含んでいる。特にハウジング66は、下方壁面部188と同様に形成
された中間タブ197を含んでいる。各々の中間タブ197は、各々が垂直に隣
接する覆い181の組の間に、垂直に規定される領域中に配置される。中間タブ
197は傾斜した外面198を有し、ハウジング66の整列を容易にするために
下方壁面部188と垂直に配列されている。
【0104】 さらにハウジングの外面167は、傾斜した内面200を有する外部タブ19
9の代わりの配置構造を含んでいる。外部タブ199は上方壁面部187に平行
なまま外方へ隔てられるか、または垂直に隔てられた組になった覆い181の間
の領域に配置されるのどちらかである。
【0105】 ハウジング66が逆にされ、他のハウジングと合体されるときには、これらの
外部タブ199は下方の壁面部188の対応する外面193、またはそうでなけ
れば中間タブ197の外面198と整列され、それに沿って水平にスライドする
ようになっている。特に各々のハウジング66は、それぞれの上方の壁面部18
7の外方に配置された外部タブ199を有している。その結果、2つのハウジン
グ66が共に接続されるときにその間の中間タブ197のうちの一つを収容する
ようになっている、スペース201がその間に形成される。二つのハウジングが
一度接続されると、各々のアクセスポート51は前面167を通って対応する覆
い181の内部に延びる。
【0106】 ハウジング66の内側168に関しては、図25および34に見られるように
、垂直に隔てられた1組の覆い181の各々の間のスペースに内部タブ203が
用意されている。この内部タブ203は、傾斜した内面204を有している。あ
るハウジング66が逆にされるときには、内面204は他のハウジング66の覆
い181の一つと整列し、共に係合されるときには、内部タブ203がこの覆い
181の内壁185に沿ってスライドしそれと重なる。傾斜した内面204は、
タブ197および199と壁面部187および188と組み合わされた係合動作
の際に、ハウジング66と整列するようになっている。これら全ての協同する部
品は、二つのハウジング66の対向する接点79が整列する一方で、それらが確
実に係合するのを助けるために摩擦を伴って共に合致する。
【0107】 各々のハウジング66はさらに、2つのハウジング66を共にガイドするため
に粗整列手段を含んでいる。図23A、23Bおよび25を参照すると、水平に
延長する整列片207がハウジング66の底端のように一端から前方に突出して
いる。ハウジング66の対向する上端は、それを通って延びる対応する整列スロ
ット208を含んでいる。このスロット208は前から見たときは一般的に長方
形で、整列片207を受け入れるようになっている。
【0108】 整列片207は水平に前方へ延びる相対的に平らなブレードで、整列片207
のスロット208への整列と差し入れを容易にするテーパーのついた前エッジ2
09を有している。整列片とスロットの配列は、図31Bに見られるように、ハ
ウジング66の最終的な一体となる係合に先だって特に覆い181の予備的な整
列のための、ハウジング66の粗い整列を提供する。これは、図31Bに一般的
に見られるように、実際に相互の係合に至る前に接点アセンブリ92が予備的に
整列されることを保証する。
【0109】 各々の整列片207はさらに、その上にロック手段を含んでいる。図31に見
られるように、そのロック手段は後方で対接する突き合わせ面212を規定する
傾斜したタブ211からなる。傾斜したタブ211は、図31Bに点線で一般的
に描かれているように、タブ211が後端の面170に配置されるまで、スロッ
ト208の内壁213に沿ってスライドする。その後突き合わせ面212がハウ
ジング66の外れを防止する。しかしながら、整列片207を手動で上下に曲げ
られるように、かつスロット208から整列片207を外せるように、各々の整
列片207は柔軟になっている。ネジまたはその他の同様のロック手段が用意さ
れてもよい。
【0110】 前の記載を参照すると、各々のハウジング66は選択された数のそれへのケー
ブルアセンブリ67、67’の装備を容易に収容する。ケーブルアセンブリ67
、67’がその反対側に配置された1組のハウジング66に一度組み合わされる
と、CDA43が形成される。即ち、配線49の反対側で接点プラグ75とハウ
ジング66がコネクタユニット50を規定する一方で、ケーブル76、76’を
一体の束にすることは、CDA43の配線49を規定する。
【0111】 各々のハウジング66は、2つのCDA43を接続するために直列に隣り合う
ハウジング66とロック付きで係合する。接続されたハウジング66の各々の組
は、ケーブルアセンブリ67,67’により規定された各々の回路の一つへのア
クセスをそれを通って可能にする、アクセスポート51をさらに規定する。
【0112】 CDA43の組立の際に、複数のケーブルアセンブリ67および67’と特に
その支持部77は、図5および6に示されているように、ハウジング66から後
方へ突出する。各々のケーブルアセンブリ67、67’が明確にその位置に保持
されているが、コネクタユニットアセンブリ全体にさらに剛性を与えることが望
ましい。従って1組のコネクタブロック68が、ここに記載されているように支
持部77全体に加えられている。
【0113】 コネクタブロック。 図6を参照すると、ケーブルアセンブリ67および67’がハウジング66に
装備されると、はめ込み部77の反対側でリブ85が平行な列に整列される。は
め込み部77は、縦の積層では互い違いに配置されている。コネクタブロック6
8は、リブ85の列の上をスライドして接点プラグ75の積層を結合するように
なっている。
【0114】 特に図36および37については、スロット220の平行な列を含むように、
コネクタブロック68はプラスチックでモールドされている。スロット220は
前方に延び、開いた前端221を有する。コネクタブロック68がリブ85の一
端の付近に位置することができ、リブ85がその開いた前端221を通ってスロ
ット220にスライドするように、スロット220はリブ85の断面の形状に対
応する砂時計型の形状を有する。リブ85の誤差の変動を吸収するために、スロ
ット壁が制限はあるものの曲げることができるように、各々のスロット220の
スロット壁はその間に溝222を含んでいる。
【0115】 接点プラグ75にコネクタブロック68をロックするために、コネクタブロッ
ク68の後方のエッジはそれから突出する複数の戻り止め224を含んでいる。
この戻り止め224は、プラグ支持部77上の対応するノッチ88と同様に、ス
ロット220と整列している。それにより、コネクタブロック68の偶然の抜け
を防止するために、戻り止め224がノッチ88とスナップでロックするように
係合する時点まで、コネクタブロック68はリブ85の上を前方にスライドする
【0116】 一つの内部配線路内に種々の長さと連なりのCDA43が提供されてもよいの
で、一つの接続された連なりを他の接続された連なりと区別するように、コネク
タブロック68は接続された一連のCDA43のコード化または特定化の追加の
機能を提供することができる。例えば、コネクタブロック68は3つの異なる色
で提供され、そこでは第一の色が単独でCDA43の一つに接続された連なり(
即ちある長さのCDAの集まり)に用いられる。同様に、6つずつの回路のグル
ープの各々が、その連なりを特定する指標として使われるそれ自身の別個のカラ
ーコードを有するように、第二の色がCDA43の他の連なりに用いられ、第三
の色が第三のCDAの連なりに用いられる。
【0117】 異なった連なりのCDA43を他から区別するために、別の型式の指標がカラ
ーコードとは別にまたはそれとともに同様に用いられてもよい。例えば、文字、
数または記号がコネクタブロック68上のよく見えるところに同様に用意されて
もよい。代わりに、他のCDA43の部品が区別のための指標と共に準備される
が、望ましくはその指標は変更できるようにするために取り外し可能になってい
る。
【0118】 図5に見られるようにコネクタブロック68が定位置に取り付けられるときに
、コネクタブロックの前エッジ225とハウジングの反対側の後端面170の間
にあるスペースが用意される。このスペースは本来、以下に議論されるキーイン
グスペース226として機能する。
【0119】 キーイングブロック。 図4および5を参照すると、キーイングブロックは普通一つのCDA43上に
規定される4つのキーイングスペース226のうち3つで提供される。例えば、
図4ではあるコネクタユニット50の右側の前面上の第4のスペース226は開
放されている一方で、4つのキーイングスペース226のうちの3つはキーイン
グブロック69で充填されている。このキーイングスペース226は、タップモ
ジュール46と関連して使用されるので、以下に記述される。
【0120】 キーイングブロック69については、モールドしたプラスチックで形成された
、垂直に延びる形状をこのキーイングブロック69は有している。キーイングブ
ロック69の後面は複数の直立するスロット壁229の組を含んでいる。各々の
スロット壁229の組はその間に、リブ85と実質的に同じ断面形状を有するス
ロット230を規定する。
【0121】 追加のスペース231が、スロット壁229が制限はあるものの曲げることが
でき、リブ85とのキーイングブロック69のスライドしての係合ができるよう
にするために、各々のスロット230の組の間に用意されている。必要であれば
柔軟なスロット壁229は同様に、リブ85の上でキーイングブロック69がス
ナップで横に噛み込まれるようにする。
【0122】 特に、キーイングブロック69は、普通コネクタブロック68が定位置に取り
付けられる前に開いたキーイングスペース226に取り付けられる。このように
してキーイングブロックの接続は、内部の戻り止め69a(図5)が対応するノ
ッチ87に噛み込むまで、キーイングブロック69をリブ85上を前方にスライ
ドすることで実行される。中間のスペース231は、リブ85の誤差の変動を吸
収するためにスロット壁229が曲がれるようにする。
【0123】 各々のキーイングブロック67の外面233は露出されたままで、少なくとも
一つのキーイングブロック67はその上に粘着ラベル234を含んでいる。粘着
ラベル234は回路の確認ラベルとして機能し、それに隣り合って配置された回
路に割り当てられた特定の回路番号を確認する。例えば、6つのケーブルアセン
ブリ67および67’があるハウジング66に取り付けられている場合、各々の
回路が例えば図38に見られるように回路1から回路6まで連続してラベル付け
されることができる。これは、特定のタップモジュール46がどんな回路に接続
されているかを、立ち上げ作業者が跡づけるのを助ける。さらに、3つのカラー
コード化された長さのCDAが提供される場合、18の回路が連続して1から1
8までラベル付けされてもよく、またそのほかに3つの6回路のグループの各々
が1から6までラベル付けされ、各々を他とカラーコードで区別することができ
る。
【0124】 タップモジュール。 ある代表的なタップモジュール46の例が、図40に描かれている。このタッ
プモジュール46では、ひとつのジャックまたはコンセントのハウジング239
がその内部の3つの個別のジャック47を保持している。ハウジング239の実
際の構造は、より多くのまたはより少ないジャック47をそれに収容するように
変更することができる。
【0125】 ジャックのハウジング239は、内部配線路カバー55またはカバータイル6
2のような壁パネルカバーに取り付けられるようになっている。各々のジャック
47は、タップユニット52に延びるジャックケーブル53に動作可能に接続さ
れている。各々の個別のジャックケーブル53は任意の適切な長さで提供され、
短いケーブル53は図1Aに描かれ、より長いケーブル53’は図1Bに描かれ
ている。
【0126】 望ましくはジャック47は、8ポジションのモジュラージャックである。例え
ば図40に描かれている現在のフォンジャック以外の別の型式のジャック47が
、同様に提供されることができる。
【0127】 タップユニット52の特別な構造について、図5に模式的に描かれているよう
にタップユニット52がコネクタユニット50に差し込まれるようになっている
。タップユニット52は一般的に、プラスチックのヘッド243、内面245か
ら突き出しているタップのブレード244および同様に内面245から突き出し
ているキーイング突起246を含んでいる。タップユニット52の特定の回路へ
の接続の間に、キーイング突起246が開いたキーイングスペース226にはめ
込まれるようになっている一方で、タップブレード244がアクセスポート51
のうちの一つに差し込まれるようになっている。一つのキーイングスペース22
6のみが開放されているので、タップユニット52は唯一の方向でコネクタユニ
ット50と係合されることができる。
【0128】 タップブレード244については、その第一の側250で電気的な配線の組を
タップブレード244は含んでいる。しかしながら反対側251は、これらの配
線を含んでいない。タップブレード244は絶縁性の材料で形成されているので
、面251は絶縁体として機能する。
【0129】 タップブレード244があるアクセスポート51に差し込まれるときには、4
対の配線249は整列して、接点アセンブリ92上に保持される4対の接点79
の個々の接点79の各々と接続する。タップブレード244の差込の間に、図1
9に見られるように接点開放デバイス129の接点を下方に歪めるように、その
先端のエッジは接点開放デバイス129に接続し、接点79の二つの対向する集
合を分離する。タップブレード244は図21に見られるように接点79の対の
間をスライドできるようにされ、そこでは通信信号がそこから受け取られるCD
A43の上流に接続されるように配線249が対応する上流の接点79と最終的
に接続する。対向する他の下流の接点79は、タップブレード244の反対側の
絶縁性の側251と接続する。
【0130】 配線249はジャックケーブル53に接続されているので、対応するジャック
47は接点79の上流により規定される回路に電気的に接続される。他の接点7
9の下流は絶縁された側251と接続されているので、この回路は接続点の下流
側で遮断される。このようにして、特定の回路が直列に接続されたCDA43の
全長に沿って延びる。しかしながら、タップモジュール46、特にタップブレー
ド244があるアクセスポート51に一度差し込まれると、このアクセスポート
51に関係する回路はこの接続点の下流で遮断され、回路は代わりにジャックケ
ーブル53および従ってジャック47に接続される。
【0131】 最末端の配線249(図5)は対応する末端の接点79と整列する前に3対の
接点79を一時的に越えてスライドするので、タップブレード244が完全にア
クセスポート51に差し込まれるまで接点79を配線249から分離しておくこ
とが望ましい。これは、タップブレード244を対になったそれぞれの小253
、中254および大255のホールと共に提供することで実行される。小中大2
53−255のホールは、接点開放デバイス129の窪み158a、158bお
よび158cのそれぞれに対応している。
【0132】 タップブレード244と接続するとき、窪み158a−158cはタップブレ
ード244の配線側250から接点79を持ち上げる。しかしながら、一度窪み
158a−158cが対応する小中大253−255のホールと整列されると、
図21に見られるように窪みはこれらのホール内に居座り上流の接点79が対応
する配線249を押すことを可能にしそれを通してこの電気回路を完成する。こ
のタップ配列の初期版が米国特許出願番号08/651414に開示されており
、その開示が完全にここに添付されている。
【0133】 望ましくは、ホール253、254および255は長軸が長さ方向または言い
かえると、それを通してタップユニット52がアクセスポート51に差し込まれ
ている横方向とは横断的に延びている楕円である。この楕円形状は、誤差が吸収
されることができるので、その差し込みの際にタップブレード244が整列する
のを援助する。
【0134】 個々の配線249をジャックケーブル53の個々の導線と接続するために、配
線249はタップブレードの全長を通ってその終端の対応するボア259まで長
さ方向に延びている。ジャック配線49の個々の導線は、これらのボア259内
部の電気的接点に差し込まれている。次いで、タップユニット52の頭部243
は定位置にモールド被覆される。
【0135】 タップブレードはさらに、モールド後にタップヘッド243内にタップブレー
ド244を明確に固定する、その反対側のぎざぎざのエッジ260をさらに含ん
でいる。加えてそのタップブレード244が完全に横方向に差し込まれたときに
、2つの接点整列体91の対向面116(図13)に対し当接するようにされて
いる1対の突き合わせ止め261を、各々のタップブレード244はさらに含ん
でいる。これらの止め261はそれによって、配線249の対応する接点79と
の適宜の横方向の整列を保証するようにされている。タップブレード244の自
由端263は同様に、アクセスポート51の一つへの差し込みの際に粗い整列を
提供するように、テーパーがつけられている。
【0136】 タップヘッド243はさらに、キーイング突起246と共にモールドされてい
る。このキーイング突起246は内面245から突き出し、コネクタブロック6
8が定位置に取り付けられるときに開いたキーイングスペース226内に座らせ
る、長さ方向の巾を有している。
【0137】 キーイング突起246は、横方向に突き出しかつその間にスロット266を規
定するように縦に隔てられている、柔軟な曲げ自在な1対の尖端を含んでいる。
図42に見られるようにこのスロット266は、コネクタブロック68内のスロ
ットおよびキーイングブロック69と同様に、リブ85と同じ断面形状を有する
。尖端265は、その曲げを自在にし対応するリブ85の一つへの尖端265の
スナップ止めの係合ができるように十分に柔軟である。キーイング突起246は
それによって、タップユニット52を静止させて保持しその偶然の抜けを防止す
るようになっている。さらに、コネクタユニット50の上流には唯一つの開いた
キーイングスペース226しかないので、タップユニット52は1方向にのみプ
ラグが差し込まれ、それによりタップユニット52は接点79の上流に接続する
【0138】 複数のタップモジュール46がコネクタユニット50と接続するため取り付けら
れ、これらのタップモジュール46はアクセスポート51に隣り合って配置され
るので、その対向する側に空きスペース268(図42)を規定するように、尖
端265はタップヘッド243より狭くした巾を有している。この空きスペース
268は、隣り合うタップユニット52の尖端265と干渉することなく、尖端
265が外側に曲げられるようにする。
【0139】 タップブレード244とキーイング突起246の中心軸は、タップヘッド24
3の中心軸267(図5)から実質的に同じ距離だけ隔てられていることが望ま
しい。このようにしてタップブレード244がこの軸267に対してずれている
一方で、タップユニット52は捻れることなく真っ直ぐに取り外すことができる
。さらにタップヘッド243の対向端面269は、タップユニット52が取り外
されるときの力のバランス化を同様に容易にするように、中心軸267から等し
い距離隔てられていることが望ましい。
【0140】 タップユニット52の取り外しを容易にするために、タップヘッド243の対向
端面269は、その取り外しの際にタップヘッド243を手で握りやすくするた
めに、互いに向かって内側に集中するかまたは傾斜している。これらの端面26
9は同様に、より握りやすくする平行なリブ270を含んでいることが望ましい
【0141】 さらに、ヘッド243は反対側に凹部271を規定するように、その中心部に
沿って厚みを薄くした部分を有する。凹部271は、厚みの薄いフランジ272
を規定する。このフランジは手で握りやすくするために用いられてよいし、また
はそこに用意されたボア273を通る取り外し治具と係合されることができる。
取り外し治具は、コネクタユニット50からタップモジュール46を引き出すた
めに、ボア273に通されるワイヤ状のフックを有することが望ましい。
【0142】 タップモジュール46と関わるケーブル53は、所望の使用形態に応じて任意
の必要な長さであってよい。代わりにタップユニット52とアウトレット部54
は、それらの使用状況に応じて直接共に接続されることができ、その場合アウト
レット部の別途の遠隔配置は不必要になる。
【0143】 代替の接点プラグ。 図44および45を参照すると、接点プラグの代替構造が参照符号75−1で
特定されている。この接点プラグ75−1と上述した接点プラグ75の主な差異
は、接点サポート91−1への差し込みに先だって、ケーブル76の個々の導線
94の末端を整列させる、ワイヤマネージャまたはガイド280を含んでいるこ
とである。
【0144】 特に、ケーブル76はケーブルアセンブリ67−1の長さ方向の軸に対してず
れており接点サポート91−1がケーブル76の巾より大きい巾を有するので、
個々の導線94はケーブル76の外側のシース281を出た後横に広がってしま
う。こうしてケーブル76の他の側のエッジの導線94は厳しく曲げられ、ケー
ブル76と接点サポート91−1との間でより長い距離を通らなければならない
一方で、ケーブル76の一方側の導線はケーブル76の端と接点サポート91−
1との間でより短い距離を通る。
【0145】 ワイヤマネージャ280は、それらがケーブル76から接点サポート91−1
まで延びているので、導線94の各々に対し相対的に等しい通過距離を提供する
ように構成されている。特に、ワイヤマネージャ280は、それを通って長さ方
向に延びる第一から第四の通路283−286を含んでいる。この通路283−
286は、後端287から前端288まで延びるように、横に湾曲している。と
りわけ、前端288は接点サポート91−1の巾に対応する実質的により大きな
巾を有する一方で、後端287はケーブルの巾76に一般的に対応する巾を有し
ている。
【0146】 導線94の各々の組がそれぞれの通路283−286を通るときに、実質的に
等しい通過距離を与えるために、全部の通路283−286が導線94に対し実
質的に等しい通過距離を規定している。これは、いくらかは曲がっているがより
直線に近い最も右の通路286より、最も左の通路283をより大きく曲げるこ
とで達成される。こうして、導線94はケーブル76から実質的に等しい距離の
アウトレットを出るので、それらは等しい長さに切断されることができる。
【0147】 ワイヤマネージャ280は、モールドされたプラスチックで形成される。導線
94をそれぞれの通路283−286内に固定するために、ワイヤマネージャ2
80は部分的にそれぞれの通路283−286と重なるフランジ292と共にそ
の上面にモールドされる。フランジ292は完全には通路283−286と重な
ってはいないので、導線94がその開いた上側から通路に入れるようにスペース
293がその隣に形成される。
【0148】 ワイヤマネージャ280の前端288は、接点サポート91−1の後端面のそ
れぞれの開口に差し込まれる、3つの長方形の突起295を同様に含んでいる。
次いで、ワイヤマネージャ280は、支持部77および係合部88と同様に形成
される、支持部77−1および係合部81−1のモールドに際して完全に被覆さ
れる。
【0149】 ここに記載されるように、本発明の通信ケーブルの配置構造12は、オフィス
領域に提供されるスペースに容易に適合する。このケーブルの配置構造12は、
同様にオフィス領域の個々の作業ブースに通信の接続を供給するために要求され
る必要な数の回路を提供するために、容易に用いられる。
【0150】 ワイヤハーネス 図1A、1B、2Aおよび2Bを参照すると、CDA43のコネクタユニット
50への接続のために予め定められた端で1つの接点ユニット42のみが提供さ
れている以外は、CDA43と実質的に同一にワイヤハーネス41が形成されて
いる。その他端は、インフィードハードウェア38と接続されるようになってい
る。
【0151】 特に、ケーブルハーネス41の各々の配線45およびコネクタユニット42は
、ここに記載されるようにCDA43の配線49およびコネクタユニット50と
実質的に同一に形成される。コネクタユニット50のハウジング66と同じに形
成されたハウジング299を、コネクタユニット42は含んでいる。複数の平行
ケーブルアセンブリ300および300’が同様に、前記の回路を規定するため
に提供される。ケーブル76または76’を含むケーブルアセンブリ67および
67’と実質的に同一に、ケーブルアセンブリが形成され、そこではケーブル7
6または76’の一端が接点プラグ75’を含んでいる。接点プラグ75’とケ
ーブル76または76’へのその接続は、接点プラグ75’がその底面に変形し
たタブ121’を含んでいることを除いて、ここに記載されたように接点プラグ
75と実質的に同一である。
【0152】 図47を参照すると、変形したタブ121’はその前端および後端の双方に傾
斜面122’を含んでいる。傾斜面122’は、ハウジング66上の取り付けソ
ケット内の1つへのプラグ部75’のスライドを容易にする。しかしながら、C
DA43とは異なりハウジング299から接点プラグ75’を取り外したり引き
抜いたりできることが望ましく、従ってタブ121’の後面122’も同様に傾
斜している。こうして、コネクタユニット42は、以下により詳細に記載するよ
うに、回路を選択的に左方または右方に配線するために、各々のハーネスコネク
タユニット42の個々の接点プラグ75’がそれぞれのハウジング299から取
り外し可能である以外は、コネクタユニット50と実質的に同一に形成されてい
る。CDA43の配線49とコネクタユニット50についての先の議論はケーブ
ルハーネス41に等しく適用できるので、これらの部品の構成についてのより詳
細な議論は必要がない。
【0153】 ケーブルハーネス41がCDA43に接続されるとき取り付けサイトが規定さ
れ、ケーブルハーネス41のコネクタユニット42およびCDA43の接続され
たコネクタユニット50により規定されるアクセスポート51のうちの1つに、
タップ52がこれによって差し込まれるようになる。
【0154】 ハーネス41の配線45の反対側の端については、この自由端はそれにコネク
タユニットを有していなくともよい。むしろ、導線94のような個々の導線がコ
ネクタハードウェア38のパンチブロックコネクタに取り付けられることができ
る。各々のケーブルハーネス41が最終的にビルディングの配線28または28
’に接続されるように、普通立ち上げ作業者はパンチブロックに導線94を個々
に接続する。代わりにハーネスの配線45の自由端は同様に、ハーネス41とコ
ネクタのハードウェア38との間のプラグ状の接続を可能にするように、アンフ
ェノールコネクタまたはモジュールジャックのような、予め定められたコネクタ
を伴って用意されることができる。
【0155】 図1A、1B、2Aおよび2Bでは、接続されるCDA43の個々のケーブル
連なりまたは個々の長さのケーブルの先端に、ワイヤハーネス41が用意されて
いる。
【0156】 図46に見られるように、本発明の通信ケーブルシステム10を立ち上げる時
に、内部配線路に沿ってハーネス41から左方および右方の両方に延びるCDA
43が提供されることが望ましい。例えば図1Aは3つの別個のハーネス41か
ら右方に延びる3つの長さのCDA43を描いており、第一のハーネス41は内
部配線路に沿って同様に右方に延びるCDA43の1連なりに接続されている一
方、他のハーネス41がインフィードユニットから左方に延びるように内部配線
路内に提供され、少なくとも第二の長さのCDA43の連なりがインフィード位
置から左方に延びるようにする。
【0157】 6つの別個の6回路グループがある家具配置全体を配線されるように、少なく
とも3つの配線43が右方に延び、さらに3つのCDA43が左方に延びるよう
な、6またはそれ以上のワイヤハーネス41が特定のオフィス領域の必要に応じ
て提供されることが同様に望ましい。壁パネルまたは他の家具全体に多かれ少な
かれケーブルを配線するために、より多くまたはより少ないケーブルハーネス4
1が提供されうることに、当業者は感謝するであろう。
【0158】 さらにまた図46に一般的に描かれているように、多重のケーブルハーネス4
1の使用は、CDA43の連なりの例えば中央部にインフィード位置を移動でき
るようにする。必要であれば、6回路のグループをCDA43の左方に、さらに
6回路のグループをCDA43の右方に延びる連なりに、それぞれ配線するよう
に、2つの直列に隣り合うCDA43を切り離して左方および右方のワイヤハー
ネス41を用意することもできる。
【0159】 図48に見られるように、6以下の回路をCDA43の1つの連なりに配線す
ることも同様に望ましい。これは、3つのみのケーブルアセンブリ300または
300’がそれに差し込まれた、ハーネスコネクタユニット42のハウジング2
99を用意することで達成される。言いかえると、あるコネクタユニット42が
6回路の能力を有する一方で、このユニットの全てではない回路を利用すること
も可能である。このようにして、CDA43の下流はそれから延びる3つのみの
生きた回路を有する一方、この連なりの残る3回路は生きていない。
【0160】 この回路の分離または再配置は、一つの6回路ハーネス41と追加のハウジン
グ299を用意することで達成される。図48の右側のハウジング297のよう
に、プラグ75’は元のハウジング297から取り外すことができるので、3つ
のプラグ75’が元のハウジングから取り外され、左側の追加のハウジング29
9に差し込まれることができる。結果として、元のハウジング297および追加
のハウジング299は、それらの間で分離されたケーブルアセンブリ300およ
び300’を有することになる。
【0161】 プラグ75’が一度選択的に左側または右側のどちらかのハウジング299に
差し込まれると、先に記載したように、リブ85上のコネクタブロック68のス
ライドによりプラグ75’は共に結ばれる。コネクタブロック68は各々のリブ
85に対応するスロットを有しているので、コネクタブロック68はプラグ75
’の各々に明確に接続される。このようにして、図48の左側で見られるように
、プラグ75’は第一、第二および第六のようなはめ込みサイトに、隔てられつ
つ配置されることができる。最上方の第六のはめ込みサイト内のプラグ75’は
第一および第二のはめ込みサイト内のプラグ75’とは隔てられている一方で、
コネクタブロック68は使用されているはめ込みサイトの間のスペースに架橋す
るので、コネクタブロック68はプラグ75’を共に強固に接続する。
【0162】 図48の右側のハウジング297に描かれているように、コネクタブロック6
8は代わりに全てのプラグ75’を結わえて使用されることができる。
【0163】 ワイヤハーネス41は同様に予め定められた長さで提供されることができ、そ
の場合ワイヤハーネス41はインフィードユニット27と最寄りのCDA43の
第一のコネクタユニット50の間の距離に応じて短くされることができる。ハー
ネスの配線45の自由端から適当な長さを切り出すことにより、ハーネスの長さ
を短くすることができる。こうしてたとえCDA43が既に壁パネルの配置10
に組み込まれていても、容易にCDA43に回路を提供することができる。
【0164】 さらに、インフィードユニット27および27’は省略されてもよい。代わり
に配線クロゼットに直接接続されるように、ワイヤハーネス43を十分かつ適当
な長さで用意すればよい。示されるように、ワイヤハーネス41または41’は
同様に、あるオフィス領域に回路を提供する際に著しい柔軟性を与える。
【0165】 エンドキャップ。 図49を参照すると、CDA43の各々の連なりはCDA43の連なりのター
ミナル側の端で回路にアクセスできるように、エンドキャップ305を伴って提
供されることが望ましい。エンドキャップ305は、ケーブル76また76’が
それに付されていない他は、コネクタユニット50と実質的に同一に形成される
【0166】 特に、エンドキャップ305はハウジング66、コネクタブロック68および
キーイングブロック69を含んでいる。エンドキャップ305はさらに、複数の
望ましくは6つの、ここに記載されたようなプラグ75と同一に形成された、プ
ラグ75”を含んでいる。プラグ75”とプラグ75の唯一の違いは、プラグ7
5”はそれに接続されたケーブル76または76’を有さないことである。むし
ろ係合部77”は、プラスチックの実質的に一体のブロックでモールドされてい
る。各々のプラグ75”はコネクタユニット50の接点79と同じに保持する接
点をさらに含んでいる。エンドキャップ305内の接点は、あるエンドキャップ
305が終端コネクタユニット50に接続される時に、あるタップユニット52
がその間に差し込まれるための対向する接点の組が用意されるように必要である
【0167】 インフィードユニット。 インフィードユニット27(図1A)は、図50および51により詳細に描か
れている。特にインフィードユニットは、窪み部のエンクロージャ36、そのエ
ンクロージャ36の前面開口部309に取り付けられたアクセスカバー37およ
びそのエンクロージャ36の底から下方に延びるスカート310を含んでいる。
【0168】 このエンクロージャは、金属板でできた上面、底面、側面および背面の壁を含
んでいる。アクセスカバー37は、エンクロージャ36の対向する側壁に形成さ
れた対応する穴313に係合するねじ312により、前面開口部309を覆って
取り外し可能に取り付けられている。
【0169】 コネクタハードウェア38をエンクロージャ36の開いた内部に保持するため
、複数の望ましくは3つのチューブ状のナイロンスペーサ314が、背面壁に形
成されたねじ穴317を通って前方に突き出しているねじ316により、背面壁
に取り付けられている。スペーサ314は、背面壁の中央に配置された縦の列に
位置し、スペーサ314はそこから前方に突き出ている。
【0170】 エンクロージャ36は、その上に種々の型式のコネクタハードウェア38を保
持するために用意された、長方形の取付板319を同様に含んでいる。この取付
板319内のねじ穴321を通って延び、スペーサ314の前面にねじ込まれた
ねじ320により、取付板319は取り付けられている。このように、スペーサ
314は取付板319をエンクロージャ36の背面壁から隔てるのみならず、金
属のエンクロージャ36上のコネクタハードウェア38を保持している。
【0171】 取付板319が定位置に取り付けられる時に、板の後ろの開いた内部309は
スペーサ314により左右の保存スペース309aおよび309b(図52)に
それぞれ区分される。さらに取付板319は、保存スペース309aおよび30
9bの内部および外部に配線するために、側方通路309cおよび309dが規
定されるように、エンクロージャ36の巾より狭い巾を有している。
【0172】 取付板319は同様に、その例の1つが参照番号322で特定される、大きな
複数のねじ穴を含んでいる。図50に描かれた配置構造では、2つのプラスチッ
クの取付ブラケット323を適宜の取付具324によりそれに取り付けるために
、8つのねじ穴322が用いられている。取付ブラケット323は、その上に水
平に延びるレール325を規定する。コネクタハードウェア38は、レール32
5上にスナップ止めされるように用意された対応するスロット326を含んでい
る。こうしてコネクタハードウェア38は、取付板319に保持される。
【0173】 ブラケット323が水平に配列されている一方で、追加のねじ穴322はブラ
ケット323を縦方向に配列されるようにする。同様に、コネクタハードウェア
38が直接取付板319にねじ止めされてもよい。
【0174】 図50では特定のコネクタハードウェア38が各々が対応するインフィードハ
ーネス41に接続された、3つの縦に延びるパンチブロック327からできてい
る。図1Aに一般的に見られるように、このコネクタハードウェアはビルディン
グの配線28に接続されている。
【0175】 取付板319は同様に、ワイヤハーネス41の配線45が取付板319の背面
から開口328を通ってコネクタハードウェア38との接続のために配線される
ように提供された、3つの縦に隔てられた長方形の開口328を含んでいる。
【0176】 ワイヤハーネス41がインフィードユニット27の外へ配線されるように、エ
ンクロージャ36の底壁は1対のキーホール形のケーブルポート329を含んで
いる。このケーブルポート329は、ビルディングの配線28およびハーネスの
配線45が左右のポート329のそれぞれを通ってその内部に差し込まれること
ができるように、底壁の前エッジからアクセス可能になっている。配線45は次
いでスカート35により囲まれたスペースを下に延び、図1Aの内部配線路21
または22のような家具部品内の適宜の通路に入るように、その開いた底からこ
のスペースから外へ出る。任意の過剰のケーブル28または45が、保存スペー
ス309aおよび309bのそれぞれの内部に巻き上げられることができる。堅
いエンクロージャ36に配線を取り付けるためのプラスチックまたはベルクロの
紐を受ける、底面および背面の壁にさらにスロット337が用意されている。
【0177】 配線28または45がポート329に置かれた後、スカート35がエンクロー
ジャ36の底に取り付けられる。スカート35は、普通は内部配線路カバー55
の開口を通って配線28または45が内部配線路へまたはそれから配置されるよ
うに、底と背面で開かれている。スカート35はそれにより、配線が見えないよ
うにする。
【0178】 インフィードユニット27は、図1Aの壁パネル14のような家具部品の外側
に取り外し可能に取り付けられる。インフィードユニット27を壁パネルに取り
外し可能に接続するために、サポートブラケット331がエンクロージャ36の
後壁に固定される。特にエンクロージャ36の後壁は、後壁の左右の側のエッジ
の各々に沿った4つの開口331を含んでおり、左側の開口は図50に描かれて
いる。開口331はそれによりブラケット330を保持するための2つの取付位
置を規定する。
【0179】 サポートブラケット330はまた、開口331に対応しサポートブラケット3
30を固定具333により、左右のエッジのどちらかの取り付け位置に保持する
、開口332を含んでいる。
【0180】 図50および52を参照すると、サポートブラケット330はまた壁パネル1
4の縦ポスト17に接続するようになっている、複数の望ましくは4つの取り付
けフック335を含んでいる。特に縦ポスト17は、通常の配置構造である複数
の縦に隔てられたスロット336を含んでいる。フック335は、インフィード
ユニット27を壁パネル14に固定するように、スロット336に向かって背後
に、次いで固定位置に向かって下方にスライドするようになっている。
【0181】 ブラケット330がエンクロージャ36の左右のエッジのどちら側でも使える
ようにするために、フック335はそれが一般的にT字型であるような上方と下
方に延びる突起335aを含んでいる。こうしてサポートブラケット330は図
50に描かれた位置のどちらかでエンクロージャ36に取り付けられることがで
きるし、またはエンクロージャ36の対向する左側に取り付けるために180度
折り曲げることもできる。こうしてサポートブラケット330が左方の位置にあ
るときには、反対側のフック335bはポスト17のスロット336と係合する
ために使用されることができる一方、サポートブラケット330が右方の位置に
あるときには、フック335aが使用されることができる。
【0182】 現在の壁パネルは部品を壁パネルに固定するために種々の型式のフックとスロッ
トの配列を用いているので、サポートブラケット330は任意の型式の現在のシ
ステムに適合するように、変形したフック335の配列を伴って構成されること
ができる。
【0183】 組立と動作。 個々のCDA43は、望ましくはそれらの組み込みに先立って製造者により組
み立てられる。この望ましい組立の方法にも関わらず、部品は個別に用意され現
場で組み立てられることを理解するべきである。
【0184】 特にCDA43は、それらが互いに遠ざけられかつ反対の方向で逆になるよう
に、2つのハウジング66を最初に配置することで組み立てられる。
【0185】 次に複数の望ましくは6つのケーブルアセンブリ67および67’が用意され
る。特にハウジング66の間に、3つの右側のケーブルアセンブリ67および3
つの左側のケーブルアセンブリ67’が配置される。次いでケーブルアセンブリ
67または67’の個々のプラグ75が、アセンブリ67および67’を縦に互
い違いになるようにハウジング66のソケットに下から順に差し込まれる。各々
のプラグ75がハウジング66に完全に差し込まれると、その突起121がプラ
グ75をハウジング66にスナップのロックで固定する。ケーブルアセンブリ6
7および67’はまた、交互に順にハウジング66に接続される。
【0186】 その後各々のケーブルアセンブリ67および67’の各々の端で、2つのコネ
クタブロック68が積層されたプラグの反対側に規定されたリブ85に向かって
スライドされる。リブ85は、ハウジング66の後端から後ろに露出し突き出し
ている。これらのコネクタブロック68は、プラグ75上の対応する戻り止め溝
88に戻り止めリブ224がスナップするまで、リブ85に向かって前にスライ
ドされる。コネクタブロック68が一度組み立てられると、全てのプラグ75は
強固なコネクタユニット50のために提供されるように共に固定して結ばれる。
【0187】 コネクタブロック68が一度定位置に固定されると、4つのキーイングスペー
ス226が各々のCDA43上に規定される。ハウジング66の後側のキーイン
グスペース226は、タップモジュール46のキーイングが必要ではない。しか
しながら、CDA43の前側のキーイングスペース226は、タップモジュール
46のキーイング用に用いられ、キーイングスペース226のうち1つは、その
スペースにスナップ止めされうるキーイングブロック69の一つで望ましくは満
たされる。
【0188】 CDA43の各々は端と端が逆になっているので、キーイングブロック69は
CDA43の反対側でどちらのキーイングスペース226にも配置されることが
できる。左方が開いているキーイングスペース226は、しかしながらCDAが
直列に接続されたときに2つの相互に接続されたコネクタユニット50の上流側
を規定するのが望ましい。キーイングブロック69が一度組み込まれると、本質
的に開いたキーイングスペース226がCDA43の一端にのみ用意された状態
でCDA43は使用可能なシェイクハンドになる。しかしながら、他のCDA4
3を修正することなく端と端が折り曲げられ現存するCDA43に接続されうる
状態では、CDA43は使用可能なシェイクハンドではない。キーイングブロッ
ク69が既に組み込まれている場合は、CDA43が端と端を折り曲げる時に必
要とされる唯一の修正は、2つの相互に接続されたコネクタユニット50の上流
側にキーイングスペース226を規定するように、キーイングブロックのうちの
一つを再配置することである。
【0189】 CDA43が正しく組み込まれていない場合、またはCDA43の配置が変更
された場合にキーイングブロック69のうちの1つをCDA43の一端から取り
外し、そのキーイングブロック69をその反対側のキーイングスペース226に
はめ込むことが同様に可能である。キーイングブロック69を製造者が定位置に
組み立てることが望ましい一方で、全てのキーイングスペース226を開いたま
まにし、通信配線配置構造を立ち上げる時にキーイングブロック69を組み立て
ることも同様に可能である。
【0190】 この方法で各々のCDA43が組み立てられる。次に、適宜の数のCDA43
とタップモジュール46が立ち上げのために顧客に提供される。
【0191】 部品への通信配線の立ち上げは、壁パネルの配置10または机のような他の家
具部品の立ち上げの際に発生する。代わりに部品への配線は現存する家具10の
配置内で発生したり、また代わりに家具が再配置されその結果部品への通信配線
が再度配置されることもある。
【0192】 家具の配置10が既に行われている場合は、担当者は壁パネル14または14
’への配線のインフィードのために、普通家具の配置の場所に近似した場所にビ
ルディングの配線28を位置づける。あるインフィードユニット例えば27また
は27’が壁パネルの外部またはその内部のどちらかに取り付けられる。ビルデ
ィングの配線28および28’はインフィードユニットに含まれている電気パネ
ルに接続され、次に適宜の数のワイヤハーネス41が同様にこれらの電気パネル
に接続される。ワイヤハーネス41が一度それに接続されると、家具部品内の適
宜の内部配線路または通路内にワイヤハーネス41が納められる。
【0193】 例えば図1Aは、壁パネル14の外部から延びてその内部に入るワイヤハーネ
ス41を描いている。図1Bは腰の高さの内部配線路21からベース内部配線路
22へ延びるワイヤハーネス41を描いており、そこでは枠とカバーパネル60
の間に規定されたスペースで壁パネルの枠の外面を越えて配線ハーネス41が通
っている。図2Aおよび2Bは、ワイヤハーネスが内部通路または内部配線路を
通っている、ワイヤハーネス41を描いている。
【0194】 図示された配置構造では、6回路の別個の3つのグループを供給するために、
3つのワイヤハーネス41が用意されている。それにより、CDA43の3つの
別個の平行な連なりが用意されている。特に各々の連なりは、端と端が直列に接
続されたCDA43の選択された数により規定されている。
【0195】 一般的に図31Aおよび31Bを参照すると、2つの直列に隣り合うCDA4
3の接続は、2つの隣り合うコネクタユニット50の整列片207の、それに対
応するスロット213との整列で達成される。整列片207は、個々の接点79
の粗い整列を提供するために、対応するスロット213に差し込まれる。接点が
一度この粗い整列状態になると、コネクタユニット50は個々のシールド181
がスライドして相互に嵌合するまで、一緒に長さ方向に押される。この時個々の
タブとシールド181はさらに整列し、接点と接点は互いに最終的な係合に至る
。整列片207はまた、2つの接続されたハウジング66のスナップでロックさ
れた係合をもたらす。
【0196】 CDA43が一度直列に相互に接続されると、各々の相互に接続したコネクタ
ユニット50はそのケーブルの連なりに沿って運用される回路にアクセスするた
めのアクセスサイトを規定する。選択された回路にアクセスするために、アクセ
スポート51の選択された一つにタップモジュールのタップユニットが差し込ま
れ、このアクセスポートに関連する回路にアクセスする。特にタップユニット5
2の差し込みに際し、タップモジュール46のアウトレット47が回路に接続さ
れ、電話、コンピュータ、モデムまたはその他への接続を提供する。あるオフィ
スの必要に応じて、3ジャックのタップモジュール46(図40)の3つのタッ
プユニットが、相互に接続されたコネクタユニット50の1対の3つの別個のポ
ート52に接続されることもできるし、またはその代わりにその3つの別個のタ
ップユニットが別個に3つの異なる長さのCDA43に接続されることもできる
。このように3ジャックのタップモジュールが一つの作業ブースに3つの別個の
アウトレットを提供することができる。必要があれば、追加のアウトレットを提
供することもできる。
【0197】 CDA43は望ましくは3つの平行な連なりで提供され、3つの別個の6回路
グループを規定する。ある6回路のグループを他とは区別するために、望ましく
は各々のCDA43の連なりは色でコード化されたコネクタブロック68のよう
な表面表示で区別される。このように、1つの連なりの全てのCDA43が同色
のコネクタブロック68を有する一方で、他の平行なCDA43の連なりのコネ
クタブロック68は異なった色をしている。さらにまた、各々の個々の連なりは
、キーイングブロック69に用意された指標により、それに沿って運用される回
路を特定する。このように、一例として立ち上げ作業者はある作業ブース領域を
計画して、赤でカラーコード化されたCDA43のある連なりからの回路「1」
を第一の作業ブースが使うようにする。次いでその立ち上げ作業者はCDA43
の赤の連なりからの回路「1」はその下流で生きておらず、ことが望ましい回路
は最早下流でアクセスできないことを知る。
【0198】 他の例では、新しい個人が既存の作業ブースに移動したとする。ここではこの
作業ブースであるタップモジュール46を提供することがまだ必要で、この作業
ブースに今度割り当てられた人はこの領域に前いた人が使用していた回路とは異
なった回路への接続を望んでいる。この場合、立ち上げ作業者は例えば、CDA
43の赤の連なりの回路「3」に接続されるように、他の例では緑または他の適
当な色にカラーコード化された連なりをCDA43の異なる連なりの選択された
回路に、あるタップユニット52を移動することができる。
【0199】 この作業ブースに前に割り当てられていた人は、CDA43の赤の連なりの回
路「1」に再度接続された新しい作業ブースで提供されるタップモジュール46
付きの新しい作業ブースに移動することができる。このように、回路が閉じられ
たレースウェイ21または21’を通っているので、立ち上げ作業者は容易に個
々の回路を追跡することができる。
【0200】 CDA43の3つの別個の連なりについては、これらの連なりの各々の回路は
音声またはデータ信号のどちらでも伝送することができる。ある配置構造では、
CDA43のある一つの連なりの全ての回路が音声に使用されることができ、そ
の一方CDA43の別の平行な連なりの回路がデータ転送に使用されることがで
きる。さらに、CDA43の一つの連なりがそれにより規定されるいくつかの回
路を通って音声を、かつデータがそれで規定される他の回路に沿って伝送される
ことができる。
【0201】 先の記述を見ると、本発明の通信配線配置構造12はある作業ブースに容易に
立ち上げることができる。さらに通信配線配置構造12は、あるオフィス領域の
変化する必要に応じて容易に修正し再配置することができる。
【0202】 以上に記載したように本発明の通信配線配置構造は、作業ブースを規定するオ
フィス家具との使用に対し強く望まれた一方で、多くの他の方法およびモード、
特に通信回路へのアクセスの高密度および/または単純さを要求する作業ブース
での使用に対し強く望まれることに、感謝しなければならない。例えば本発明の
配線配置構造は、現存の壁を通して、仮床または高床の下で、または天井の上で
、供給される上にさらに、単純化した立ち上げ、アクセスおよびシステムの再配
置を提供することができる。
【0203】 本発明の特別な望ましい具体例が例証としての目的のために詳細に開示されて
いるが、部品の再配置を含む開示された装置の変形または修正が本発明の範囲内
に留まることが理解されるべきである。
【0204】 (産業上の利用可能性) 以上のように、本発明の配信配線配置構造は、ビルディングおよびオフィスで
の使用のための、選択された回路がアクセス可能にされた作業ブースに、複数通
信回路または通信リンクを敷設するための、それを通る内部配線路を有するオフ
ィス家具に用いるのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 第一の区分用壁パネルの配置構造に組み込まれた本発明の通信配線配置構造の概
観図である。
【図1B】 図1Aの壁パネルに組み込まれた通信配線配置構造の代替の外形の概観図である
【図1C】 図1A、および1Bの壁パネル内に規定された通路の側面の部分拡大図である。
【図2A】 第二のスペース区分用壁パネル内に組み込まれた通信配線配置構造の概観図で
ある。
【図2B】 図2Bは、図2Aの壁パネルおよびそれに配置された通信配線配置構造の代替の
配置構造の概観図である。
【図2C】 図2Aおよび2Bの壁パネル内に規定された通路の側面の部分拡大図である。
【図3】 本発明の通信配線配置構造の通信分配アセンブリの直列を切り離して示した概観
図である。
【図4】 単一の分配アセンブリ(CDA)の拡大概観図である。
【図5】 CDAの一端のコネクタユニットの部分平面図である。
【図6】 図5のコネクタユニットの線6−6に沿って取られた断面の端部立面図である。
【図7】 垂直に積層して配置されたCDAの個々のケーブルを描いた端部立面図である。
【図8】 平行の積層の組に配置されたCDAの個々のケーブルを描いた端部立面図である
【図9】 ケーブルアセンブリの概観図である。
【図10】 図9のケーブルアセンブリの平面図である。
【図11】 図10のケーブルアセンブリの一端の接続プラグの側面の部分立面図である。
【図12】 接続される前の接点サポートと接点アセンブリの分解平面図である。
【図13】 接点アセンブリに接続された追加の接点キャリアを描いた、図12の部品の概観
図である。
【図14】 共に組み合わされた図13の部品の前面概観図である。
【図15】 図14の線15−15に沿って取られた接点サポートと接点アセンブリの拡大断
面図である。
【図16A】 図14の線16A−16Aに沿って取られた接点サポートの拡大断面図である。
【図16B】 図14の線16B−16Bに沿って取られた接点サポートの上面断面図である。
【図17】 接点サポートの前端の概観図である。
【図18A】 接点アセンブリの接点配列体の平面図である。
【図18B】 接点配列体の前端の立面図である。
【図19】 接点配列体およびタップユニットの先端のテーパーのついた端部の立面の部分拡
大図である。
【図20】 二つの隣接するCDAの直列に隣り合うコネクタユニットが互いに接続された
ときの互いに接続された二つの接点グループの側面の立面のの部分拡大図である
【図21】 タップユニットにより分離された図20の接点グループを示す。
【図22】 図15の線22−22に沿って取られた接点の拡大断面図である。
【図23A】 コネクタユニット用のシールドされたハウジングのそれぞれ外部および内部の
アクセス側の概観図である。
【図23B】 コネクタユニット用のシールドされたハウジングのそれぞれ外部および内部のア
クセス側の概観図である。
【図24A】 互いに接続される前の二つのハウジングのそれぞれ外部および内部の側面立面図
である。
【図24B】 互いに接続される前の二つのハウジングのそれぞれ外部および内部の側面立面図
である。
【図25】 ハウジングの前端の立面図である。
【図26】 ハウジングの後端の立面図である。
【図27】 図24Aのハウジングの左側の底面図である。
【図28】 図27の線28−28に沿って取ったハウジングの断面図である。
【図29】 図25の線29−29に沿って取ったハウジングの断面図である。
【図30】 図25の線30−30に沿って取った二つのハウジングの断面図である。
【図31A】 図25の線31A−31Aに沿って取った二つのハウジングの断面図である。
【図31B】 部分的に接続した位置の図31Aのハウジングの断面図である。
【図32】 図25の線32−32に沿って取った断面図である。
【図33】 ハウジングの外部の部分拡大図である。
【図34】 ハウジングの底部の部分拡大図である。
【図35】 ハウジングの部分拡大の概観図である。
【図36】 CDAのコネクタユニット用のコネクタブロックの内面の概観図である。
【図37】 コネクタブロックの内面の平面図である。
【図38】 回路確認キーイングブロックの外面の概観図である。
【図39】 キーイングブロックの内面の概観図である。
【図40】 タップモジュールの概観図である。
【図41】 タップモジュールのタップアセンブリの拡大概観図である。
【図42】 タップアセンブリの端部立面図である。
【図43】 タップアセンブリの挿入子またはブレードの平面図である。
【図44】 ケーブルアセンブリ用の第二の具体例の断面図である。
【図45】 図44のケーブルアセンブリ用のワイヤマネージャの概観図である。
【図46】 インフィードワイヤリングハーネスの概観図である。
【図47】 ワイヤリングハーネス用の接点プラグの断面図である。
【図48】 左方向と右方向に配線された回路を有するワイヤリングハーネスの配置構造の側
面の立面図である。
【図49】 CDAの連なりの一端のエンドキャップの概観図である。
【図50】 インフィードユニットを分解した概観図である。
【図51】 図50のインフィードユニットの断面の平面図である。
【図52】 図50のインフィードユニット用の装填フックの部分拡大図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 スノウ リチャード ハーバート アメリカ合衆国 80105 コロラド州 デ ィア トレイル ウェイ オブ ピース 20550番地 (72)発明者 ピックルス ティモシー ジェイムス アメリカ合衆国 80013 コロラド州 オ ーロラ イー. プリンストン アヴェニ ュー 20593番地 (72)発明者 ジョンソン ロス エス. アメリカ合衆国 49426 ミシガン州 ハ ドソンヴィル ベント トゥリー コート 1346番地 (72)発明者 レディッグ ラルフ アメリカ合衆国 49506 ミシガン州 グ ランドラピドス ベンジャミン エス. イー. 15番地 (72)発明者 エミリー ディヴィッド イー. アメリカ合衆国 49445 ミシガン州 ノ ース マスケゴン メモリアル ドライヴ 3110番地 Fターム(参考) 3B053 NN02 NN03 NN04 5G363 AA16 BA10 DB31 DB35

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信回路を規定する延伸する配線であって、前記配線
    は第一および第二のケーブル部と、前記第一および第二のケーブル部を共に結合
    し、かつ前記回路への外部のアクセスを可能にするための複数のアクセスポート
    を規定する、少なくとも一つのハウジング手段とを有し、前記第一および第二の
    ケーブル部は各々が少なくとも一つの回路を規定する複数の別個の延伸するケー
    ブルユニットを含み、前記ケーブルユニットの各々が少なくとも一つの前記回路
    と前記ケーブルの少なくとも一端の接点プラグとを規定する、少なくとも一つの
    柔軟な多導線ケーブルを含み、前記プラグの各々が前記回路に接続された接点を
    含み、前記ハウジング手段は予め定められた数の取り付けサイトへのアクセスを
    可能にするために、各々が一方に開いている第一および第二の取り付け部を含み
    、前記第一および第二のケーブル部の前記プラグは前記第一および第二の取り付
    け部の前記取り付けサイトにそれぞれ差し込まれ、前記第一のケーブル部の前記
    プラグの各々の一つの前記接点は前記第二のケーブル部の前記接点に直列に接続
    されるようになっており、前記回路は前記ハウジング手段を通って通じるように
    なっており、前記直列に接続された接点は前記アクセスポートを通してアクセス
    可能であり、および前記回路の少なくとも一つへの接続のために、前記アクセス
    ポートの選択された一つへ差し込み可能なタップモジュールであって、前記回路
    に接続されたそれぞれのアウトレットを含んでいるタップモジュールと、からな
    る通信配線配置構造。
  2. 【請求項2】 前記ハウジング手段が、前記取り付けサイトを規定するため
    にそこから延びる、複数の平行に区分された通路を各々が規定する、第一および
    第二の分離可能なハウジングからなり、前記プラグはその一端で前記通路に差し
    込まれ、かつ前記接点は前記通路の他端を通って共に直列に接続されている、請
    求項1に記載の通信配線配置構造。
  3. 【請求項3】 前記プラグは前記アクセスポートの反対側で前記ハウジング
    手段の外部に突き出しているそれぞれの露出した部分を有し、前記タップモジュ
    ールはブレードとその一面から突き出しているキーイング部とを含み、前記ブレ
    ードはそれと関係する前記回路との接続のために前記アクセスポートの一つへ差
    し込み可能であり、かつ前記キーイング部は前記プラグの少なくとも一つの露出
    部と係合可能である、請求項1に記載の通信配線配置構造。
  4. 【請求項4】 前記アクセスポートの第一の側での、前記キーイング部の前
    記プラグへの接続を防止するために、前記アクセスポートの一面で前記プラグと
    接続するサポートブロックを含み、かつ前記キーイング部の前記プラグへの前記
    アクセスポートの他の側での接続を可能にする、請求項3に記載の通信配線配置
    構造。
  5. 【請求項5】 前記接点は前記プラグの前端で保持され、前記プラグの後端
    部は前記取り付けサイトのそれぞれの一つに接続されたとき該ハウジング手段の
    外部に配設され、前記通信分配アセンブリは前記プラグを共に強固に結びつける
    ために前記プラグの前記後端部に取り外し可能に接続されている取り外し可能な
    サポート部をさらに含む、請求項1に記載の通信配線配置構造。
  6. 【請求項6】 前記サポート部と各々の前記プラグは協同するリブとスロッ
    トの列により強固に共に結合され、前記リブは前記プラグと前記サポート部の一
    つに形成され、かつ前記スロットは前記プラグと前記サポート部の他方に形成さ
    れている、請求項5に記載の通信配線配置構造。
  7. 【請求項7】 それを通る複数の通信回路を規定しかつ隣接する作業ブース
    から前記回路へのアクセスを可能にする通信配線配置構造における改良であって
    、前記通信配線配置構造は共に直列に接続する複数の延伸する通信分配アセンブ
    リを含み、前記通信分配アセンブリの各々がその各々の端にコネクタユニットを
    有する延伸する中間配線を含み、前記配線はそれを通って長さ方向に延びかつそ
    の反対側に用意されたコネクタユニット内に配設されたそれぞれの接点に至る複
    数の前記回路を規定し、前記通信分配アセンブリの直列に隣り合う一対のコネク
    タユニットの直列に隣り合う一対は共に結合され、前記結合された一対のコネク
    タユニットは複数のアクセスポートを有するハウジングを規定し、前記アクセス
    ポートの各々は前記ハウジングに関連する前記回路の一つへのアクセスを可能に
    するものであって、前記ハウジングは前記アクセスポートの反対側に少なくとも
    一対のキーイングスペースと前記キーイングスペースへのアクセスを遮断する前
    記キーイングスペースの一つに配設された取り外し可能な挿入子を含み、前記配
    線配置構造はタップヘッドの一方から突き出すキーイング突起とブレードを有す
    るタップヘッドを含むタップユニットをさらに含み、前記タップ接点は前記タッ
    プユニットがある第一の位置にあるときはある第一の前記通信分配アセンブリの
    前記接点と接続可能であり、前記タップユニットがある第二の位置にあるときは
    ある第二の前記通信分配アセンブリの前記接点と接続可能であるように、前記ブ
    レードはその一方側にタップ接点を有しかつ前記アクセスポートの一つに差し込
    み可能であり、前記キーイング突起は前記キーイングスペースの一つに差し込み
    可能であり、前記タップユニットが前記第一および第二の位置の一つでのみ前記
    開口と係合可能であるように前記キーイングスペースは前記挿入子により遮断さ
    れる、ことからなる通信配線構造。
  8. 【請求項8】 前記タップヘッドの反対側の端面は、前記タップユニットの前記
    アクセスポートからの手動の取り外しのための把持面を規定するために、その前
    記一面に向かって集中している、請求項7に記載の通信配線配置構造。
  9. 【請求項9】 前記把持面、前記挿入子および前記キーイング突起は、引き
    出し力のバランス化のためにそれと対称の関係で、前記タップヘッドの中心軸の
    反対側に配設されている、請求項8に記載の通信配線配置構造。
  10. 【請求項10】 前記コネクタユニットの各々が前記キーイングスペースに
    複数のリブを含み、前記リブの各々が前記アクセスポートの一つと対応し、前記
    キーイング突起は前記タップユニットを前記コネクタユニットに取り外し可能に
    固定するために前記リブの対応する一つと係合するための係合手段を含んでいる
    、請求項8に記載の通信配線配置構造。
  11. 【請求項11】 前記係合手段は前記リブとぱっちり止めるようにされた一
    対の尖端からなり、前記尖端の曲げのためのスペースを用意するために前記尖端
    の各々の外側にあるスペースが規定されている、請求項10に記載の通信配線配
    置構造。
  12. 【請求項12】 作業ブース領域に配置された家具の配置構造であって、 それを通って水平に延びる延伸する配線路を有する水平に延伸する一連の家具
    と、 互いに直列に接続可能で作業ブース領域全体に通信回路を提供するために前記
    配線路を通って長さ方向に延びる複数の通信分配アセンブリを含むモジュラー通
    信配線配置であって、前記通信分配アセンブリの各々が複数の通信回路を規定す
    るように変更可能な長さの配線とその両端の各々のコネクタユニットを含み、前
    記コネクタユニットは各々の直列に隣り合う前記通信分配アセンブリの直列に隣
    り合う対の各々が共に接続されることを可能にし、前記複数の前記通信分配アセ
    ンブリは前記通信分配アセンブリの離れてはいるが平行な複数の連なりを規定す
    るために直列に共に接続されて前記配線路を通って延び、前記連なりの各々が前
    記回路のそれぞれのグループを規定し、前記回路グループの一つを他から区別す
    るために、前記連なりの各々がそれと関連する異なる標識を有するように前記連
    なりの各々に沿った複数の前記通信分配アセンブリがそれに接続された標識部分
    を有し、前記連なりの各々がさらに前記回路へのアクセスを可能にする、アクセ
    ス手段をさらに含むものと、および 前記一つの回路グループの少なくとも一つであるがその全部ではない前記回路
    へアクセスするために前記回路グループの少なくとも一つの前記アクセス手段へ
    取り外し可能に接続できるタップ手段と、 からなる家具の配置構造。
  13. 【請求項13】 前記通信分配アセンブリの各々が、前記標識を規定するた
    めにそれに取り付け可能でかつ前記回路グループに関連して前記標識の変化を可
    能にする、少なくとも一つの前記標識部を含んでいる、請求項12に記載の家具
    の配置構造。
  14. 【請求項14】 前記標識部は色でコード化された部分であり、前記コネク
    タユニットの各々がそれに取り付けられた少なくとも一つの前記色でコード化さ
    れた部分を含み、唯一つの前記色が前記通信分配アセンブリの前記長さのそれぞ
    れの各々と関連する、請求項13に記載の家具の配置構造。
  15. 【請求項15】 前記標識部分は前記コネクタユニットに取り外し可能に取
    り付けられ、前記コネクタユニットおよび前記標識部分は前記標識部分を前記コ
    ネクタユニットに取り外し可能に取り付けている協同するスロットおよびリブを
    含んでいる、請求項13に記載の家具の配置構造。
  16. 【請求項16】 前記アクセス手段は前記通信分配アセンブリの前記連なり
    の各々の上の複数の、少なくとも一つであるがその全部ではない前記回路へのア
    クセスを可能にする、アクセスポートからなり、前記タップ手段はアウトレット
    および挿入子を有する少なくとも一つのタップユニットを含み、挿入子は前記ア
    ウトレットと前記回路グループの任意の一つの前記回路のいずれか一つを接続す
    るために、前記アクセスポートの選択された一つと選択的に係合可能である、請
    求項12に記載の家具の配置構造。
  17. 【請求項17】 複数の前記タップユニットが用意され、前記複数のタップ
    ユニットは前記回路グループの一つとの接続のために前記連なりの一つと接続可
    能であり、または前記回路グループの一つ以上との接続のために複数の前記連な
    りと隔たっている、請求項16に記載の家具の配置構造。
  18. 【請求項18】 前記コネクタユニットの接続された対の各々は、前記回路
    をアクセスするためのあるアクセスサイトを規定するために、その上に複数の前
    記アクセスポートの一つを含み、前記通信分配アセンブリの前記連なりは複数の
    前記アクセスポートを含んでいる、請求項16に記載の家具の配置構造。
  19. 【請求項19】 前記連なりのそれぞれの一つに接続するインフィードコネ
    クタを有する屈曲可能な複数のケーブルを有するインフィードユニットを含み、
    前記インフィードコネクタが前記配線路内に延びている、請求項12に記載の家
    具の配置構造。
  20. 【請求項20】 作業ブース領域に配置された家具の配置構造であって、 それを通って水平に延びる延伸する配線路を有する水平に延伸する一連の家具
    と、 互いに直列に接続可能で作業ブース領域全体に通信回路を提供するために前記
    配線路を通って長さ方向に延びる複数の通信分配アセンブリを含むモジュラー通
    信配線配置であって、前記通信分配アセンブリの各々が前記通信分配アセンブリ
    を通って延びる複数の通信回路を規定するように変更可能な長さの中間配線とそ
    の両端の各々のコネクタユニットを含み、前記コネクタユニットは各々の直列に
    隣り合う前記通信分配アセンブリの直列に隣り合う対の各々が共に接続されるこ
    とを可能にするものであって前記複数の前記通信分配アセンブリは前記通信分配
    アセンブリの複数の離れてはいるが平行な連なりを規定するために直列に共に接
    続されて前記配線路を通って延び、前記中間配線が前記配線路を通って適合する
    前記中間配線の巾および高さをそれぞれ規定するために、互いに対し横方向およ
    び縦方向に移動可能な複数の分かれたケーブルにより規定されたものと、および 前記一つの回路の少なくとも一つへアクセスするためのタップ手段と、 からなる家具の配置構造。
  21. 【請求項21】 前記家具は前記配線路の開いた側を覆うカバーパネルと前
    記配線路内に配置された枠部材を含み、前記カバーパネルはそれらの間に通路を
    規定するために前記枠部材から隔てられ、少なくとも一部分の前記配線路は前記
    配線路の深さを規定するために前記通路によって規定され、前記通路をパススル
    ーするように前記ケーブルはその前記巾を規定するために横へ移動する、請求項
    20に記載の家具の配置構造。
  22. 【請求項22】 前記連なりの全ての前記中間ケーブルが一般的に平行に前
    記配線路を通って通じている、請求項20に記載の家具の配置構造。
  23. 【請求項23】 前記通信分配アセンブリが、前記離れたケーブルを順に積
    み重ねて束ねるために前記離れたケーブルを一つのケーブルの積層に巾方向に片
    寄せる束ね手段を含む、請求項22に記載の家具の配置構造。
  24. 【請求項24】 前記通信分配アセンブリが、前記離れたケーブルを順にか
    つ二本並べて積み重ねて束ねるために前記離れたケーブルを少なくとも2つの平
    行な縦のケーブルの積層に縦方向に片寄せる束ね手段を含む、請求項22に記載
    の家具の配置構造。
  25. 【請求項25】 前記離れたケーブルが前記コネクタユニットの各々の後方
    の端から長さ方向に延び、前記離れたケーブルは、前記離れたケーブルが縦に順
    に積み重ねて配置される一方縦に隣り合うケーブルは互いに対して横方向にずれ
    るように互い違いになっている、請求項20に記載の家具の配置構造。
  26. 【請求項26】作業ブース領域に配置された家具の配置構造であって、 前記家具部品の隣り合う一つの隣り合う前記配線路に開き、少なくとも一つの
    前記配線路は前記配線路の開放側を覆うカバーパネルを含み、前記家具部品の枠
    部材は前記配線路の隣り合う部分に対し狭い巾を規定するように前記配線路内に
    配設され、それを通って水平に延び延伸する配線路を有する水平に延伸する一連
    の家具と、 互いに直列に接続可能で作業ブース領域全体に通信回路を提供するために前記
    隣り合う配線路を通って長さ方向に延びる複数の延伸する屈曲可能な通信分配ア
    センブリを含むモジュラー通信配線配置であって、前記通信分配アセンブリの各
    々が前記通信分配アセンブリを通って延びる複数の通信回路を規定するように変
    更可能な長さの中間配線とその両端の各々のコネクタユニットを含み、前記コネ
    クタユニットは各々の直列に隣り合う前記通信分配アセンブリの直列に隣り合う
    対の各々が共に接続されることを可能にし、前記複数の前記通信分配アセンブリ
    は前記通信分配アセンブリの複数の離れてはいるが平行な連なりを規定するため
    に直列に共に接続されて前記配線路を通って延びているもので、前記複数の前記
    ケーブルが前記通路を通って走り、前記回路のそれぞれのグループを規定しなが
    ら前記ケーブルの各々が走るものと、および 前記一つの回路の少なくとも一つへアクセスするためのタップ手段と、 からなる家具の配置構造。
  27. 【請求項27】 前記ケーブルの連なりの各々が、前記ケーブルの他の連な
    りから離れてその内部に配置されている前記配線路から取り出し可能である、請
    求項26に記載の家具の配置構造。
  28. 【請求項28】 前記カバーパネルはその間に前記通路を規定するために前
    記枠部材から隔たっており、前記配線路の少なくとも一部が前記通路により規定
    され、前記ケーブルの連なりの各々が前記開放側を通って前記配線路内に置かれ
    ている、請求項27に記載の家具の配置構造。
  29. 【請求項29】 前記配線路が第一の配線路であり、前記家具部品の各々が
    前記第一の配線路から縦に隔たった第二の配線路を含んでおり、前記複数の前記
    ケーブルの連なりの少なくとも一つが前記第二の配線路内に配置されている、請
    求項27に記載の家具の配置構造。
  30. 【請求項30】 前記タップ手段が、アウトレットおよびそれらの間から延
    びる中間タップケーブルにより前記アウトレットと接続されたタップユニットと
    を含み、前記第一の配線路で前記ケーブルの連なりの一つの前記回路の選択され
    た一つと前記タップユニットは接続可能であり、前記タップケーブルは前記第一
    と第二の配線路の間を縦に延びており、かつ前記アウトレットが前記第二の配線
    路内に配置されている、請求項29に記載の家具の配置構造。
  31. 【請求項31】 前記コネクタユニットの隣り合う対の各々が、その長さ方
    向の運動により共に接続するそれぞれの係合端を含んでいる、請求項26に記載
    の家具の配置構造。
  32. 【請求項32】 前記ケーブルの連なりが前記通路を通って順に縦に配置さ
    れている、請求項26に記載の家具の配置構造。
  33. 【請求項33】 互いに直列に接続可能で、領域全体に通信回路を供給する
    ために長さ方向に延びる、複数の柔軟な延伸する通信分配アセンブリであって、
    前記通信分配アセンブリの各々が可変の長さの配線と前記配線の少なくとも一端
    上のコネクタユニットを含み前記通信分配アセンブリを通して延びる複数の通信
    回路を規定し、前記コネクタユニットが前記通信分配アセンブリの直列に隣り合
    う対からの前記コネクタユニットの直列に隣り合う対を共に接続されるようにす
    る係合端を含み、前記係合端の各々が該直列に隣り合うコネクタユニットの前記
    接点への接続のためにそこから突き出した複数の接点を含み、前記係合端がスロ
    ットと片を含み、前記直列に隣り合う接点を整列するために該片とスロットはそ
    れぞれ前記直列に隣り合うコネクタユニットと係合し、一方前記直列に隣り合う
    接点は区分されている、ものからなる複数の通信回路を配置するための通信配線
    配置構造。
  34. 【請求項34】 前記直列に隣り合うコネクタユニットが、前記接点をさら
    に整列するために相互に嵌合する、請求項33に記載の通信配線配置構造。
  35. 【請求項35】 前記直列に隣り合うコネクタユニットは互いの係合のため
    に長さ方向に移動され、前記片は長さ方向に突き出し、かつ前記スロットは前記
    スロットの各々のが前記片を長さ方向で受け入れるように長さ方向に開いている
    、請求項33に記載の通信配線配置構造。
  36. 【請求項36】 前記直列に隣り合うコネクタユニットを共にロックするた
    めのロック手段を含んでいる、請求項33記載の通信配線配置構造。
  37. 【請求項37】 前記ロック手段は前記片上のスナップ止めのコネクタロッ
    キング部からなり、前記スロットはそれで整列し、かつ前記片は前記スナップ止
    めのコネクタロッキング部を開放するために弾性を有して可撓性である、請求項
    36に記載の通信配線配置構造。
  38. 【請求項38】 複数の作業ブースで規定されるオフィス領域であって、 複数の隣り合う作業スペースを規定するために支持されかつ床から上方に突き
    出した縦型の家具部品のグループを含み、少なくとも複数の前記家具部品は前記
    複数の作業スペースを少なくとも部分的に規定するために一般的に端と端を接す
    る関係で配置され、前記複数の家具部品は前記複数の家具部品の配線路が前記複
    数の家具部品全体で一般的に端対端の通信で配置されるようにその対向するエッ
    ジの間に水平に延びる一般的に窪んだ配線を有する家具の配置構造と、 複数の異なる通信回路へのアクセスを可能にするために前記複数の家具部品の
    配線路に配置され、かつそれを通って延びる通信配線配置構造と、 隣り合って配置され前記複数の家具部品の配線路全体を一般的に平行の関係で
    延び、前記通信ケーブルアセンブリの各々が複数の個別の通信回路を規定する、
    少なくとも第一と第二の延伸する通信配線アセンブリを含む前記通信配線配置構
    造と、 各々が前記複数の回路を規定し前記配線路全体で端と端が接する関係で互いに
    直列に取り外し可能に接続された複数の延伸する通信配線ユニットにより規定さ
    れた各々の通信配線アセンブリであって、アセンブリ通信配線ユニットの各々が
    前記複数の回路を規定する延伸する屈曲可能な中間配線により互いに接続された
    端部コネクタの対を含むものと、 前記端部コネクタの各々が該通信配線ユニットにより規定された複数の回路に
    対応する回路接点をその上に取り付けたハウジングを含み、前記ユニットの一つ
    のハウジングが直列に隣り合うユニットのハウジングと取り外し可能に接続され
    て接続されたハウジングに関連する接点がそれらの間の前記複数の回路を伝送す
    るために係合され、 前記接続されたハウジングが前記回路のそれぞれの係合する接点に各々がアク
    セスする一連のアクセスポートを規定するものと、および 係合したそれぞれの接点の分離をもたらしかつ前もって係合した接点の一つの
    みとの回路を構成する係合をもたらすために前記アクセスポートの一つに差し込
    み可能なタップ部材と、前記ハウジングの外部に配置されかつ前記タップ部材と
    相互に接続されるジャックであって前記ジャックは前記家具部品の露出された表
    面上に取り付けられているものとを含む回路のタップ配置構造と、 からなるオフィス領域システム。
  39. 【請求項39】 前記第一の通信配線アセンブリと関連する前記配線ユニッ
    トの各々の前記端部コネクタの一つが、それと関連して、その上に第一の色を規
    定する表示部材を有し、前記第二の通信配線アセンブリと関連するアセンブリ配
    線ユニットの各々の少なくとも一つの終端コネクタがそれと関連し、前記第一の
    色とは異なった第二の色を規定する表示部材をする、請求項38に記載のシステ
    ム。
  40. 【請求項40】 前記ハウジングの各々が縦に延伸する列内に一般的に配置
    された一連のキーイングスペースを有し、前記アクセスポートはまた縦に配列さ
    れた列内に一般的に配置され、該対向するハウジングが共に合わせられたとき、
    それにより前記キーイングスペースがアクセスポートの列の反対側に水平に配置
    された一対の縦の列を規定し、かつ前記タップ部材が選択された前記アクセスポ
    ートに互いに180度縦にずれた2つの方向で差し込み可能であり、前記タップ
    部材はそれから水平に隔たったキー部を有しかつ該タップの向きの方向に依存し
    て該列の1つの関連するキーイングスペースの一つと係合可能である、請求項3
    8に記載のシステム。
  41. 【請求項41】 少なくとも一つの回路を規定し、その各々の端部が前記接
    点の一つを規定するプラグ部に加わっている、延伸するケーブルを各々が含む複
    数のサブユニットにより前記配線ユニットが規定され、前記複数の前記サブユニ
    ットが縦に積層した関係で配置され、該プラグ部を共に堅く固定する為に前記ハ
    ウジングのそれぞれと該縦に積層されたプラグ部が係合している、請求項38に
    記載のシステム。
  42. 【請求項42】 前記サブユニットの各々と関連するケーブルが、サブユニ
    ットの長さ方向の中心線に対して横方向にずれており、積層された縦に隣り合う
    サブユニットが、サブユニットの縦に隣り合うサブユニットの対の各々が長さ方
    向に延びる中心線の反対側に水平に配置されるように積層されている、請求項4
    1に記載のシステム。
  43. 【請求項43】 複数の通信回路を規定するモジュラー通信配線配置構造に
    おける改良であって、該配線配置構造は共に直列につながり合う複数の延伸する
    通信分配アセンブリを含み、各々の通信分配アセンブリはその反対側にコネクタ
    ユニットを有する延伸する中間配線を含み、前記配線は前記直列に組む通信分配
    アセンブリに沿って延びる複数の前記回路を規定し、前記コネクタユニットの直
    列に隣り合う対は共に結合され前記回路へのアクセスを可能にするアクセスポー
    トを規定し、かつ前記回路の少なくとも一つへの接続のための前記アクセスポー
    トに差し込み可能なタップモジュールであって、前記タップモジュールは前記回
    路に接続されるそれぞれのアウトレットを有し、前記通信分配アセンブリは複数
    の別個のケーブルユニットを含み、各々の前記ケーブルユニットは、前記回路の
    少なくとも一つと前記ケーブルの反対側に接点プラグを規定する、少なくとも一
    つの柔軟な多導線ケーブルを含み、前記プラグの各々は前記回路に接続された接
    点を含み、前記ケーブルユニットは平行に隣り合って配設され、および該接点プ
    ラグを結合するために前記ケーブルユニットの各々の他端に用意されたハウジン
    グであって、前記ハウジングは、予め定められた数の予め規定された開口であっ
    て、前記接点プラグが前記コネクタユニットを規定するために取り外し可能に差
    し込まれるものを含む取り付け部を含み、前記ハウジングはまた隣り合う通信分
    配アセンブリを共に直列に結合するために、直列に隣り合う前記ハウジングの一
    つと係合可能な係合部を含み、前記ハウジングの各々の前記接点プラグの前記接
    続は前記ハウジングの前記係合部を通してアクセス可能であり、前記回路が前記
    ハウジングを通って前記通信分配アセンブリの間を通じるように、前記ハウジン
    グの一つの前記接点は直列に隣り合うハウジングの前記接点に接続されている、
    ことからなる通信配線配置構造。
  44. 【請求項44】 前記ハウジングはそれを通って延びる、複数の平行に区分
    された通路を規定し、前記プラグは前記通路に差し込まれている、請求項43に
    記載の通信配線配置構造。
  45. 【請求項45】 前記接点プラグは前記結合されたハウジングの外部に突き
    出しているそれぞれの露出部を有し、前記タップモジュールはそれと関連する前
    記回路への接続のために、前記アクセスポートの一つに差し込み可能なブレード
    を含み、あるキーイング部は前記接点プラグの少なくとも一つの露出部で係合可
    能である、請求項43に記載の通信配線配置構造。
  46. 【請求項46】 前記接点プラグの前記接点は前記プラグの前端に保持され
    、前記プラグの後端部は前記ハウジングと接続されたときに該ハウジングの外部
    に配設され、前記通信分配アセンブリは前記接点プラグを強固に結ぶために前記
    ケーブルアセンブリの前記プラグの前記後端部に取り外し可能に接続されている
    サポート部をさらに含んでいる、請求項43に記載の通信配線配置構造。
  47. 【請求項47】 前記サポート部と前記接点プラグの各々がリブとスロット
    の協同する列により強固に結合され、前記リブは前記プラグと前記サポート部の
    一つに形成され、かつ前記スロットは前記プラグと前記サポート部の他方に形成
    されている、請求項46に記載の通信配線配置構造。
  48. 【請求項48】 前記アクセスポートの各々が側方に開いており、かつ前記
    回路の一つを規定する係合した接点へのアクセスを可能にするために直列に結合
    されたハウジングの間の接点で規定されている、請求項43に記載の通信配線配
    置構造。
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