JP2002512473A - 高速pcモデム接続システム - Google Patents

高速pcモデム接続システム

Info

Publication number
JP2002512473A
JP2002512473A JP2000545263A JP2000545263A JP2002512473A JP 2002512473 A JP2002512473 A JP 2002512473A JP 2000545263 A JP2000545263 A JP 2000545263A JP 2000545263 A JP2000545263 A JP 2000545263A JP 2002512473 A JP2002512473 A JP 2002512473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modem
modems
connection
digital
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000545263A
Other languages
English (en)
Inventor
アヴィ ミロン
イガル ジャコビィ
シュロモ ガットマン
Original Assignee
グローバループ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グローバループ リミテッド filed Critical グローバループ リミテッド
Publication of JP2002512473A publication Critical patent/JP2002512473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • H04M11/068Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors using time division multiplex techniques
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • H04M11/066Telephone sets adapted for data transmision

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、実質的に電話回線網によって提供されたように、計算サービスの外部プロバイダにアクセスする目的でドライコッパーを介して2つのPCモデムを直接接続するシステムに関する。 【解決手段】 好ましい実施形態では、モデムは双方共がV.90規格に従い、ディジタル電話回線網サービスの1部のコンポーネントをエミュレートするアナログフロントエンドを介して接続される。別の好ましい実施形態では、本発明によって、1つ以上の隣接する建物の地域コミュニティ中の1群の個人ユーザは、各々がPCモデムを用いて、例えばISDNなどのより高速なディジタル回線を共用して、計算サービスに対してより経済的にアクセスすることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野と背景) 本発明は、電話回線網を用いることなく2つのPCモデムを電話線を介して直
接接続する高速システムに関し、より特定的には共通の中央回線を通じて複数の
そのような接続部をコンピュータサービスの外部プロバイダに接続する機能に関
する。 現在、あるタイプのPCモデムは電話線を経由するけれども電話回線網サービ
スの提供を受けることなく互いに直接接続することが可能である。これらのモデ
ムは「ドライコッパー」を通じて直接的な接続を実現する。そのような直接接続
はV.34規格に従うモデムによって可能となる。しかしながら、そのようなモ
デムは、「全二重」又は同時双方向の最大速度33.6Kb/秒に限定される。
【0002】 現在利用可能なモデムは下流方向へ(すなわち、サーバからユーザへ)の最大
速度56Kb/秒に達するが、それはITU(国際電気通信連合)によって設定
されつつある新規で開発途上のV.90規格に従う。これらの新しいモデムは、
ディジタル化されて向上した電話回線網を利用して高速化を達成する。これらの
モデムは、通常のディジタル電話回線網により提供されるいくつかのサービスの
介在無しには、全56Kb/秒の速度で互いに直接接続することができない。デ
ィジタル電話回線網が無ければ、V.90規格に従って直接接続されたモデムは
33.6Kb/秒の最大速度を達成できるだけである。従ってこれらのモデムは
直接的に接続される際に利用可能な性能を十分に活用することができない。 そのような直接接続は、インターネットに接続する際に電話回線網サービスの
購入を回避するために特に有効である。「インターネット」として知られるコン
ピュータの世界的なネットワークが、ますます多くのコンピュータユーザがこの
ネットワークへの接続を選択するにつれて近年爆発的な成長を遂げている。個人
のコンピュータユーザのほとんどがPCモデムを備えるPC(パーソナルコンピ
ュータ)を通じて彼らの家からインターネットに接続している。モデムは一般に
既存の電話回線網に接続され、その回線網は今度はインターネットサービスプロ
バイダ(ISP)のモデムへ接続される。ユーザはインターネットに接続するた
めに電話回線網のサービスの料金を支払わなければならない。
【0003】 個人ユーザのPCモデムが「ドライコッパー」を通じてしかも電話回線網サー
ビスを購入することなしにISPに接続できれば、多大な費用節減が実現可能に
なる。残念なことにV.90規格に従うモデムが使用されている場合は、そのよ
うな直接的な接続は速度を犠牲にすること無しには実現できない。 従って、2つのモデムを電話回線網のサービス無しに特にインターネットへの
接続を提供する目的で接続し、一方でV.90規格に従う2つのモデムでも実質
的最大通信速度を維持しながら「ドライコッパー」を通じて直接接続できるよう
にモデムの全速度を維持することができるようなシステムへの要求があり、また
そのようなシステムを持つことは有益であろう。
【0004】 (発明の概要) 本発明によれば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)への直接的モ
デム間接続のシステムが提供されており、そのシステムは:(a)第1PCモデ
ムと;(b)ISPに接続されている第2PCモデムと;(c)第1PCモデム
がISPに接続可能であるように第1PCモデムと第2PCモデムを直接接続す
るためのドライコッパー接続部と;から構成される。 第1PCモデムと第2モデムはV.34規格に従うことが好ましい。第1PC
モデムがさらに複数の第1PCモデムを含み、第2PCモデムがさらに複数の第
2PCモデムを含み、第1及び第2PCモデムの各々が対応するドライコッパー
接続部を持ち、そしてシステムがさらに:(d)複数の第2PCモデムの各々と
ISP間に共用の接続部を提供する中央回線を備えていれば、さらに好ましい。
最も好ましいのは中央回線が高速ディジタル接続部であることである。中央回線
は、T1/E1、FT1/FE1、ISDN、xDSL及びFRNx56/64
から成るグループから選択されるのが好ましい。ドライコッパー接続部は電話線
であることが好ましい、その理由は複数の第1PCモデムの各々が電話線の内の
1つに対して電話線ソケットを介して接続されるからである。
【0005】 本発明の別の好ましい実施形態によればシステムはさらに:(d)アナログフ
ロントエンド(AFE)であり、AFEが第2PCモデムとドライコッパー接続
部間に接続され、AFEがディジタルからアナログに変換し、これによって、第
1PCモデムと第2PCモデムが実質的に最高速度で通信する。第1PCモデム
と第2PCモデムはV.90規格に従いまた第2モデムはサーバ側モデムである
ことが好ましい。ディジタルからアナログへの変換によって、第1PCモデムと
第2PCモデムが、通信が正規のディジタル電話回線網上での通信と実質的に類
似しているようにドライコッパー接続部上で通信することができればより好まし
い。AFEが:(i)アナログからディジタルへの変換及びディジタルからアナ
ログへの変換のためのCODEC(エンコーダ・デコーダ)を備えればより好ま
しい。AFEがさらに:(ii)フレーム同期とクロック同期を提供するフレー
ムクリエータを備えていれば最も好ましい。 本発明のさらに別の好ましい実施形態では、第1PCモデムが複数の第1PC
モデムを含み、第2PCモデムがさらに複数の第2PCモデムを含み、AFEが
さらに、複数のアナログフロントエンド(AFE)を含み、複数のAFEの各々
が複数の第2PCモデムの内の1つに接続され、ドライコッパー接続部がさらに
、複数のドライコッパー接続部を含み、複数のドライコッパー接続部の各々が複
数の第1PCモデムの内の1つと複数のAFEの内の1つに接続され、これによ
って、複数の第1PCモデムの各々が実質的に最高速度で複数の第2PCモデム
の内の1つと通信することが可能であり、システムがさらに:(e)複数の第2
PCモデムの各々とISP間に共用の接続部を提供する中央回線を備える。
【0006】 本発明の別の実施形態によれば、インターネットへの直接的なモデム間接続の
ためのシステムが提供されており、そのシステムは:(a)V.34規格に従う
第1PCモデムと;(b)インターネットへの接続を提供するインターネットサ
ービスプロバイダ(ISP)と;(c)第2モデム、ISPのところに存在し、
V.34プロトコルに従う第2モデムと;(d)第1PCモデムと第2モデムを
直接接続し、このため第1PCモデムがISPに直接接続でき、これによって、
電話回線網サービスの必要を解消するドライコッパー接続部と、を備える。 本発明のさらに別の実施形態によれば、複数のユーザをISP(インターネッ
トサービスプロバイダ)に接続するためのシステムが提供されており、それは:
(a)複数のユーザPCモデムであり、複数のユーザPCモデムの各々が複数の
ユーザの内の一人に対応し、また、複数のユーザモデムの各々がV.34規格に
従う、複数のユーザPCモデムと;(b)複数の第2PCモデムであり、複数の
第2PCモデムの各々がISPに設置され、複数の第2PCモデムの各々はV.
34規格に従う複数の第2PCモデムと;(c)複数のドライコッパー接続部で
あり、複数のドライコッパー接続部の各々が、複数のユーザPCモデムの内の1
つと複数の第2PCモデムの内の1つとに直接接続される複数のドライコッパー
接続部と;(d)複数の第2PCモデムの各々とISP間に共用の接続部を提供
する中央回線と、を備える。 中央回線は高速ディジタル接続部であることが好ましい。中央回線はT1/E
1、FT1/FE1、ISDN、xDSL及びFRNx56/64から成るグル
ープから選択されればさらに好ましい。
【0007】 本発明の好ましい実施形態によれば、複数のユーザは地域コミュニティに居住
している。地域コミュニティには少なくとも1つの建物を含んでいるのが好まし
い。さらに好ましいのは、ドライコッパー接続部は少なくとも1つの建物内で終
端する電話線であり、複数のユーザPCモデムの各々が電話線の内の1つに対し
て電話線ソケットを介して接続されることである。 本発明のさらに別の実施形態によれば、モデム間直接接続を提供するシステム
が提供されており、システムは:(a)第1PCモデムと;(b)サーバ側モデ
ムと;(c)第1PCモデムとサーバ側モデムとを直接接続するドライコッパー
接続部と;(d)アナログフロントエンド(AFE)であり、AFEがサーバ側
モデムとドライコッパー接続部間に接続され、AFEがディジタルからアナログ
への変換を実行し、これによって、第1PCモデムとサーバ側モデムが実質的に
最高速度で通信可能である、AFEと、を備える。
【0008】 第1PCモデムとサーバ側モデムはV.90規格に従うことが好ましい。ディ
ジタルからアナログへの変換によって第1モデムとサーバ側モデムとがあたかも
ドライコッパー接続部が正規のディジタル電話回線網であるかのように通信でき
るようになればより好ましい。AFEが:(i)アナログからディジタルへの変
換及びディジタルからアナログへの変換を実行するCODEC(エンコーダ・デ
コーダ)を備えていればさらにより好ましい。最も好ましいのは、AFEがさら
に:(ii)フレーム同期とクロック同期を提供するフレームクリエータを備え
ていることである。
【0009】 本発明の別の実施形態によれば、複数のユーザをISPに接続するディジタル
システムが提供されており、それは:(a)複数のユーザPCモデムであり、複
数のユーザPCモデムの各々が複数のユーザの内の一人に対応する、複数のユー
ザPCモデムと;(b)複数のサーバ側モデムと;(c)複数のアナログフロン
トエンド(AFE)であり、複数のAFEの各々が複数のサーバ側モデムの内の
1つに接続され、複数のAFEの各々がディジタルからアナログへの変換を実行
する、複数のAFEと;(d)複数のドライコッパー接続部であり、複数のドラ
イコッパー接続部の各々が、複数のユーザPCモデムの内の1つと複数のAFE
の内の1つに接続され、これによって、複数のユーザPCモデムの各々が実質的
に最高速度で複数のサーバ側モデムの内の1つと通信可能である、複数のドライ
コッパー接続部と;(e)複数のサーバ側モデムとISP間に共用の接続部を提
供する中央回線と、を備える。 中央回線は高速ディジタル接続部であることが好ましい。中央回線はT1/E
1、FT1/FE1、ISDN、xDSL及びFRNx56/64から成るグル
ープから選択されることが好ましい。ユーザPCモデムとサーバ側モデムはV.
90規格に従うことが最も好ましい。
【0010】 本発明の好ましい実施形態によれば、複数のユーザは地域コミュニティ内に居
住している。地域コミュニティ内には少なくとも1つの建物を含んでいることが
好ましい。ドライコッパー接続部は少なくとも1つの建物内で終端している電話
線であり、複数のユーザPCモデムの各々が前記電話線の内の1つに対して電話
線ソケットを介して接続されることがより好ましい。 本発明のさらに別の実施形態によれば、V.90規格に従うユーザPCモデム
へドライコッパー接続部を介して直接接続するための強化サーバモデムが提供さ
れており、強化サーバモデムは:(a)V.90規格に従うサーバ側モデムと;
(b)ディジタルからアナログへの変換を行うアナログフロントエンド(AFE
)とを備えており、AFEは:(i)アナログからディジタルへの変換及びディ
ジタルからアナログへの変換を実行するCODEC(エンコーダ・デコーダ)と
;(ii)フレーム同期とクロック同期を提供するフレームクリエータであり、
これによって、フレームクリエータとCODECがディジタルからアナログへの
変換を提供することが可能である、フレームクリエータと;を備えるAFEと;
を備え、サーバ側モデムがドライコッパー接続部にAFEを介して接続され、こ
れによって、サーバ側モデムが実質的に最高速度でユーザPCモデムと通信する
ことが可能である、強化サーバモデム、を含む。
【0011】 以下、「ネットワーク」という用語は、データの伝送を可能にするどのような
2つのコンピュータ間の接続をも意味する。以下、「コンピュータ」という用語
は、DOS、WindowsTM、OS/2TM又はLinux等のオペレーティン
グシステムを持つパーソナルコンピュータ(PC);MackintoshTM
ンピュータ;JAVATM−OSをオペレーティングシステムとして持つコンピュ
ータ;ネットワークに接続されたコンピュータ端末;及びSun Micros
ystemsTM及びSilicon GraphicsTMのコンピュータ等のグ
ラフィカルワークステーション;及びAIX又はSun Microsyste
msTMのSOLARISTM等のUNIXオペレーティングシステムのいくつかの
バージョン、又は他の全ての周知かつ入手可能なオペレーティングシステムを持
つコンピュータを非限定的に意味する。以下、「WindowsTM」という用語
は、Microsoft社(米国ワシントン州シアトル)によるWindows
95TM、「x」を「1」等の整数としてWindows3.xTM、Window
sNTTM、Windows98TM、WindowsCETM、及びこれらのオペレ
ーティングシステムの全てのアップグレードバージョンを非限定的に含む。 以下、「個人ユーザ」という用語は、コンピュータのユーザ、私的な個人、家
族、企業又は企業の従業員を意味する。以下、「V.90規格」という用語は、
56Kb/秒のための規格を意味し、56KFlexTM及びX2TMを非限定的に
含むそれらの登録商標権を持つ全ての変形例を含む。 ここで用いられる「ISP」という用語は以下、インターネットサービスプロ
バイダ、及び例えば電子掲示板等の、コンピュータのモデムを通じてアクセス可
能な電子サービスの全ての他のプロバイダの両方を含む。
【0012】 (発明を実施するための最良の形態) 前述及び他の目的、態様及び利点は図面を参照して以下の本発明の好ましい実
施形態の詳細な説明を読めばよりよく理解されよう。 本発明は、両モデムがV.90規格に従う56Kb/秒のモデムあるような、
2つのモデム間の直接的な接続を提供するデバイス及びシステムに関する。代り
に、一方又は両方のモデムはV.34規格に従ってもよいが、1つのモデムはイ
ンターネットプロバイダ(ISP)にあって、モデム間接続を通じて直接インタ
ーネットサービス及び他の電子サービスが提供される。本発明で意図するモデム
間接続は、電話回線網のサービスを購入又は使用することなく、「ドライコッパ
ー」を通じて行う。そのようなドライコッパーによる接続は、例えば1対の長い
電話線又はより高品質な銅線、又は電波、衛星又は赤外線による無線チャネル等
の、全ての適切な接続であり得る。通信が行われるとき電話回線網のサービスを
購入又は他の場合は使用することなく接続が行われるという事実に比べれば、接
続の実際の種類はさほど重要でない。
【0013】 「ドライコッパー」接続部は、本発明のAFE(アナログフロントエンド)を
備える強化されたサーバモデムを通じて行われ、それはドライコッパー接続部と
第2モデムとの間にブリッジを与えることによって、両方のモデムをあたかも既
存の通常ディジタル電話回線網を通じて互いに接続されているかのように実質的
にトランスペアレントな方法で接続することができる。 本発明の好ましい実施形態では、中央回線を通じてISPに接続が提供される
が、それは複数の個人ユーザに対しては例えばISDN(統合ディジタル通信網
)回線のような高速ディジタル回線であってもよい。各ユーザに対する接続は、
例えば既存の電話線を使用することによって、しかし電話回線網サービスを購入
することなく、「ドライコッパー」を通じて行われる。この場合、ディジタル回
線とISPとの間の接続は電話会社のデータサービスを通じて提供することがで
きるが、個人ユーザのモデムはドライコッパーを通じてディジタル回線へのゲー
トウェイモデムに接続される。
【0014】 ディジタル回線を共用する個人ユーザは、例えばオフィス又はアパートのディ
ジタル回線への接続と同じ場所に位置していることが好ましい。代りに、ディジ
タル回線への適切な電話線接続が利用できる限りにおいては、個人ユーザは例え
ば1つの団地内の1団の家庭の1群の建物に割り当てることができる。明瞭化の
ためだけに以下の説明は建物内だけの個人ユーザグループに焦点を当てるが、こ
れは例示のためだけであり限定的なものではないことを理解されたい。各個人ユ
ーザはやはり本発明の強化サーバモデムを付けることによって、既存のPCモデ
ム及び既存の電話線を通じてディジタル回線に接続することができる。 本発明による「ドライコッパー」接続部を通じた2つのモデムの相互接続のた
めのデバイス及びシステムの原理及び動作は、図面及び付属の説明を参照すれば
よりいっそうの理解が可能となるが、その図面は例示のためだけであり限定的な
意図を持たないことを理解されたい。
【0015】 今度は図を参照すると、図1Aには2つのV.34規格のモデムを「ドライコ
ッパー」接続部によって直接接続してインターネットサービスの提供を可能にす
るシステムが示される。システム10は第1モデム12と第2モデム14を扱う
。第1モデム12及び第2モデム14の両方ともPCモデムである。第1モデム
12は「ドライコッパー」接続部16を介して第2モデム14に接続している。
「ドライコッパー」接続部16は、第1モデム12と第2モデム14間の実際の
通信中に電話会社のサービス無しに必要な接続を提供できる事実上すべての接続
である。そのようなチャネルの非限定的な例としては、電波、衛星、赤外線又は
他のタイプの無線通信を通じて、又は電話回線網のサービスが実際の通信中に使
用されない限りでの電話線それ自身を通じて動作するチャネルが挙げられる。「
ドライコッパー」という用語が用いられる理由は、電話回線がいかなる付加的サ
ービスをも無い単に長い受け身の銅線として用いられるからである。明確に言え
ば、電話回線網のサービスを購入する必要が無いので、「ドライコッパー」とい
う用語の使用は事実上の節約に帰結する。 第2モデム14はISP(インターネットサービスプロバイダ)17に接続し
、それによって第1モデム12はISP17に接続可能となり、従って第2モデ
ム14を経由してインターネットにアクセス可能となる。第2モデム14はIS
P17に置かれることが好ましい。ISP17はインターネットへのゲートウェ
イとしての機能を果たす。従ってシステム10によって、インターネットサービ
スを、あたかも第1モデム12と第2モデム14が通常の電話網を通じて接続し
ているかのように、ドライコッパー接続部16を通じて提供することが可能にな
る。
【0016】 複数のV.34規格モデムを共通の中央回線を通じてISPに接続するための
システム10の別の実施形態を図1Bに示す。この実施形態では複数の第2PC
モデム14が中央回線19を介してISP17に接続される。中央回線19は高
速ディジタル回線であることが望ましく、さらにT1/E1、ISDN、xDS
L及びFRNe56/54から成るグループから選ばれたものであればより好ま
しいが、他のどのようなタイプのディジタル接続でももちろん用いることができ
る。複数のユーザは、複数のドライコッパー接続部16のそれぞれを通じて複数
の第1モデム12のそれぞれ又は「ユーザモデム」を複数の第2モデム14の1
つに接続することによって、ISP17への中央回線19を共用することができ
る。第1モデム12と第2モデム14は両方ともV.34規格に従わなければな
らない。 残念なことに、前記のように図1Aと1Bの直接的なモデム間接続は、V.3
4規格に従い33.6Kb/秒の最大速度を持つモデムに対してだけ実質的な最
大速度で行われる。以下、V.90規格に従う2つのモデム間の通信に対する「
実質的な最大速度」という用語は、約33.6Kb/秒よりも大きな送信速度の
ことである。
【0017】 本発明は、両方のモデムがV.90規格にしたがって動作している場合の解法
をまた提供する。たとえ、両方のモデムがV.90規格に従ってはいても、2つ
のモデムを最高速度で直接接続するための本発明による直接的接続システムを図
2に示す。直接接続システム18はユーザモデム20とサーバ側モデム22を扱
う。ユーザモデム20は概ね図1Aと1Bで説明されたような「ドライコッパー
」接続部24を通じてサーバ側モデム22に接続される。ユーザモデム20とサ
ーバ側モデム22の両方はV.90規格に従う。そのようなモデム技術の例には
、ルーセントテクノロジー社TMのK56flexTMモデムと3COM社TMのX2 TM モデムが非限定的ではあるが含まれる。V.90規格はそれに従う2つのモデ
ム間の非対称接続を記述しており、従ってユーザモデム20はサーバ側モデム2
2と置き換えることはできないしその逆もまたできない。 サーバ側モデム22とユーザモデム20の非対称的な機能のために、サーバ側
モデム22がドライコッパー接続部24を介して実質的に最大速度でユーザモデ
ム20に直接接続することはできない。追加的なアナログフロントエンド26が
さらに、ドライコッパー接続部24とサーバ側モデム22との間に接続されなけ
ればならない。アナログフロントエンド26はディジタルからアナログへの変換
を提供することが可能であり、さらにフレーム同期とクロック同期を提供するこ
とができればなお好ましい。「ディジタルからアナログ」への変換という用語に
はディジタルとアナログとの間の両方向への変換が含まれており、アナログフロ
ントエンド26がディジタル電話回線網サービスのいくつかをエミュレートする
ことによって、ユーザモデム20はドライコッパー接続部24を介しても実質的
に最大速度でサーバ側モデム22と通信することが可能になる。アナログフロン
トエンド26とサーバ側モデム22との組み合せをここでは強化サーバモデム2
8と呼ぶ。
【0018】 個人ユーザに関する限りでは、アナログフロントエンド26と結合したサーバ
側モデム22へのドライコッパー接続部24を通じた接続は、現在入手可能なシ
ステムと実質的に同じであり、そこでは接続は通常の電話回線網を通じて行われ
る。どちらの場合も、ユーザモデム20はオフフックを行い、ドライコッパー接
続部24上のダイアルトーンの有無を選択的に検出して、電話番号をダイアルす
る。ひとたび呼出し音が検出されると、ユーザモデム20は相手側のサーバ側モ
デム22が応答するのを待ち、それからサーバ側モデム22との通信を確立する
。 ユーザモデム20はダイアルトーンの有無を選択的に検出するが、ダイアルト
ーンは便宜のために必要以上に提供される。さらに、サーバ側モデム22への接
続に先立つ呼出し音の検出とともにユーザモデム20による実際のダイアルは、
便宜のためにシステム10の動作とともに直接接続システム18の動作にのみ含
まれている。その理由は、そのような機能はユーザモデム20の通常の動作をよ
り密接にエミュレートし、それによってユーザモデム20へのいかなる調整をも
不要にするからである。従って、コンピュータのユーザにとってはユーザモデム
20は従来どおりに動作するように見え、一方ではユーザモデム20とサーバ側
モデム22間の接続を提供するための電話回線網サービスの必要性を取り除くこ
とによって費用節減を可能にする。
【0019】 本発明の強化サーバモデムの1つの例を図3に示す。強化サーバモデム28は
ドライコッパー接続部24への接続のためのアナログフロントエンド28を特徴
としており、それはここでは現存の電話線からの真のドライコッパーとして示さ
れている。前記のようにアナログフロントエンド28はディジタル電話回線網の
幾つかの機能をエミュレートし、それによってサーバ側モデム22に対するアナ
ログからディジタルへの変換を提供する。 アナログフロントエンド28は、それをこの例示の実施形態の必要性に応じて
高電圧及び/又は高電流から保護する保護チップ32を介して、ドライコッパー
接続部24に接続されるのが好ましい。電話会社によって設定された要件と規格
に従って保護チップ32の特定の実行がなされ、それは当業者によって容易に判
断できる。それからアナログフロントエンド28内で、信号がCODEC(エン
コーダ・デコーダ)36に接続するSLIC(加入者回線インタフェース回路)
34に渡される。CODEC36はユーザモデム20とサーバ側モデム22との
間でアナログからディジタルへの変換及びディジタルからアナログへの変換を行
う。CODEC36は帯域制限アナログチャネルを通じて8Kbのサンプルのた
めのディジタル信号通信を用いる。CODEC36の出力はPCM(パルス符号
変調)である。
【0020】 CODEC36はそれからフレームクリエータ38に接続される。フレームク
リエータ38はフレーム同期とクロック同期の両方を与えるが、双方とも通常は
ディジタル電話回線網のフロントエンドの電話構成部品によって通常与えられる
。それからフレームクリエータ38はユーザモデム20からサーバ側モデム22
への通信のために、信号をサーバ側モデム22とCODEC36に送る。フレー
ムクリエータ38はサーバ側モデム22からのデータを送受信するための同期化
を与える。こうしてアナログフロントエンド28は、ユーザモデム20とサーバ
側モデム22が「ドライコッパー」を介して直接通信でき、一方でその通信速度
をV.90規格に記述されているような下流方向への56Kb/秒の全性能速度
に、又は実質的にそれに近い速度に維持するような、ディジタル電話回線網に必
要なこれらのサービスをエミュレートすることができる。 本発明の好ましい実施形態では、強化サーバモデム28は複数の個人ユーザの
PCモデムを高速ディジタル回線のような共通の接続部に接続するためのシステ
ムの1部である。そのようなシステムの長所としては、接続を共用しているため
に個々の電話サービスへの課金が無くなることによる個人ユーザの費用節減、I
SP等の1つのプロバイダからのインターネット接続又は他の電子サービス接続
に関連した全てのサービスの個人ユーザによる享受可能性、及びV.90規格に
従う2つのモデムが本発明のシステムを通じて接続する際の実質的最大実行速度
の維持が挙げられる。
【0021】 少なくとも1人の、及び好ましくは複数人の個人ユーザを本発明によるディジ
タル回線に接続する例示のシステムを図4に示す。ディジタルシステム40の特
徴は個人ユーザのコンピュータ(図示せず)に接続されたPCモデム42であり
、その複数個が図示されている。PCモデム42は例えばV.90規格に従うこ
とができる。 例示の好ましい実施形態では、複数の個人ユーザは建物44として示されるコ
ミュニティ内に含まれており、彼らの各々は個々のPCモデム42を介して接続
されている。各PCモデム42はここでは建物44内で終端する電話線46の好
ましい実施形態として示されているドライコッパー接続部に接続されており、そ
の複数個が図示されている。電話線46は通常の1本の撚り対電話銅線である。
ほとんどの建物44にに関しては既に設置されている電話線が便利なタイプのド
ライコッパー接続部である。 各電話線46は他端において強化サーバモデム28に接続される。強化サーバ
モデム28はまた中央回線48に接続する。中央回線48にはもちろん全てのタ
イプのディジタル接続部を用いることができるが、高速ディジタル回線が望まし
く、さらにはT1/E1、ISDN、xDSL及びFRNe56/54の中から
選択されればなお好ましい。前記の好ましい実施形態では、中央回線48は一方
の端部における強化サーバモデム28から他端におけるISPのPOP(存在地
点)50に接続されている。POP50は単に、中央回線48を通じて提供でき
るサービスの1つのタイプへのアクセスを表すことを目的としている。他のタイ
プのサービスにはデータベース又は掲示板サービスが含まれるがそれに限定され
ない。 上記の説明は例示的役割だけを目的としたものであり、多くの他の実施形態が
本発明の精神及び範囲内で可能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A及びBは本発明による2つのモデムを接続する例示のシステムを示す図であ
る。
【図2】 本発明による2つのモデムを接続する別のシステムを示す図である。
【図3】 本発明による強化されたサーバモデムの1例を示す図である。
【図4】 本発明による共用中央回線に建物内の個人ユーザを接続する例示のシステムを
示す図である。
【符号の説明】
10 システム、12 第1モデム、14 第2モデム、16、24 ドライコ
ッパー接続部(「ドライコッパー」接続部)、17 ISP(インターネットサ
ービスプロバイダ)、18 直接接続システム、19、48 中央回線、20
ユーザモデム、22 サーバ側モデム(DSP(モデムサーバサイト))、26
アナログフロントエンド、28 強化サーバモデム(アナログフロントエンド
)、32 保護チップ(電話回線プロテクタ)、34 SLIC(加入者回線イ
ンタフェース回路)、36 CODEC(エンコーダ/デコーダ)、38 フレ
ームクリエータ(フレーム同期・クロック同期エミュレーション)、40 ディ
ジタルシステム、42 PCモデム、44 建物、46 電話線、50 ISP
のPOP。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ガットマン シュロモ イスラエル リション レジオン 75244 ヒルシュフェルド 12 アパートメント 13 Fターム(参考) 5K034 EE10 EE12 EE13 FF05 KK02 5K101 KK02 KK16 MM05 NN34 SS01 SS07 TT05

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットサービスプロバイダ(ISP)に対してモデ
    ム間接続を実施するシステムにおいて、前記システムが: (a)第1PCモデムと; (b)前記ISPに接続されている第2PCモデムと; (c)前記第1PCモデムが前記ISPに接続可能であるように前記第1PC
    モデムと前記第2PCモデムを直接接続するためのドライコッパー接続部と; を備えるシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1PCモデムと前記第2モデムがV.34規格に従う
    、請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記第1PCモデムがさらに、複数の第1PCモデムを含み
    、前記第2PCモデムがさらに、複数の第2PCモデムを含み、前記第1と前記
    第2PCモデムの各々が対応するドライコッパー接続部を有し、前記システムが
    さらに: (d)前記複数の第2PCモデムの各々と前記ISP間に共用の接続部を提供
    する中央回線; を備えることを特徴とする、請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記中央回線が高速ディジタル接続部であることを特徴とす
    る、請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記中央回線が、T1/E1、FT1/FE1、ISDN、
    xDSL及びFRNx56/64から成るグループから選択される、請求項4に
    記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記ドライコッパー接続部が電話線であり、これによって、
    前記複数の第1PCモデムの各々が前記電話線の内の1つに対して電話線ソケッ
    トを介して接続されるようになっている、請求項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 (d)アナログフロントエンド(AFE)であり、前記AF
    Eが前記第2PCモデムと前記ドライコッパー接続部間に接続され、前記AFE
    がディジタルからアナログに変換し、これによって、前記第1PCモデムと前記
    第2PCモデムが実質的に最高速度で通信することが可能であるAFE; を備えることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記第1PCモデムと前記第2PCモデムがV.90規格に
    従い、また、前記第2PCモデムがサーバ側モデムである、請求項7に記載のシ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記ディジタルからアナログへの変換によって、前記第1P
    Cモデムと前記第2PCモデムが、通信が正規のディジタル電話回線網上での通
    信と実質的に類似しているように前記ドライコッパー接続部上で通信することが
    可能となる、請求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記AFEが: (i)アナログからディジタルへとディジタルからアナログへの変換用のCO
    DEC(エンコーダ/デコーダ); を備える、請求項8に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記AFEがさらに: (ii)フレーム同期とクロック同期を提供するフレームクリエータ; を備える、請求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記第1PCモデムが複数の第1PCモデムを含み、前記
    第2PCモデムがさらに複数の第2PCモデムを含み、前記AFEがさらに、複
    数のアナログフロントエンド(AFE)を含み、前記複数のAFEの各々が前記
    複数の第2PCモデムの内の1つに接続され、前記ドライコッパー接続部がさら
    に、複数のドライコッパー接続部を含み、前記複数のドライコッパー接続部の各
    々が前記複数の第1PCモデムの内の1つと前記複数のAFEの内の1つに接続
    され、これによって、前記複数の第1PCモデムの各々が実質的に最高速度で前
    記複数の第2PCモデムの内の1つと通信することが可能であり、前記システム
    がさらに: (e)前記複数の第2PCモデムの各々と前記ISP間に共用の接続部を提供
    する中央回線; を備えることを特徴とする、請求項8に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記中央回線が高速ディジタル接続部である、請求項12
    に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記中央回線が、T1/E1、FT1/FE1、ISDN
    、xDSL及びFRNx56/64から成るグループから選択される、請求項1
    3に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 (a)第1PCモデム、V.34規格に従う第1PCモデ
    ムと; (b)インターネットにゲートウエイを提供するインターネットサービスプロ
    バイダ(ISP)と; (c)第2モデム、前記ISPのところに存在し、V.34プロトコルに従う
    第2モデムと; (d)前記第1PCモデムと前記第2モデムを直接接続し、このため前記第1
    PCモデムが前記ISPに直接接続でき、これによって、電話回線網サービスの
    必要を解消するドライコッパー接続部と; を備える、インターネットに対してモデムを接続する直接モデム用のシステム。
  16. 【請求項16】 複数のユーザをISPに接続するシステムにおいて、前記
    システムが: (a)複数のユーザPCモデムであり、前記複数のユーザPCモデムの各々が
    前記複数のユーザの内の一人に対応し、また、前記複数のユーザモデムの各々が
    V.34規格に従う、複数のユーザPCモデムと; (b)複数の第2PCモデムであり、前記複数の第2PCモデムの各々がV.
    34規格に従う、複数の第2PCモデムと; (c)複数のドライコッパー接続部であり、前記複数のドライコッパー接続部
    の各々が、前記複数のユーザPCモデムの内の1つと前記複数の第2PCモデム
    の内の1つに直接接続される、複数のドライコッパー接続部と; (d)前記複数の第2PCモデムの各々と前記ISP間に共用の接続部を提供
    する中央回線と; を備えるシステム。
  17. 【請求項17】 前記中央回線が高速ディジタル接続部である、請求項16
    に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記中央回線が、T1/E1、FT1/FE1、ISDN
    、xDSL及びFRNx56/64から成るグループから選択される、請求項1
    7に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記複数のユーザが地域コミュニティ中に存在する、請求
    項16に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記地域コミュニティが少なくとも1つの建物を含む、請
    求項19に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記ドライコッパー接続部が、前記少なくとも1つの建物
    内の電話線であり、これによって、前記複数のユーザPCモデムの各々が前記電
    話線の内の1つに対して電話線ソケットを介して接続される、請求項20に記載
    のシステム。
  22. 【請求項22】 モデム間直接接続を提供するシステムにおいて、前記シス
    テムが: (a)第1PCモデムと; (b)サーバ側モデムと; (c)前記第1PCモデムと前記サーバ側モデムを直接接続するドライコッパ
    ー接続部と; (d)アナログフロントエンド(AFE)であり、前記AFEが前記サーバ側
    モデムと前記ドライコッパー接続部間に接続され、前記AFEがディジタルから
    アナログへの変換を実行し、これによって、前記第1PCモデムと前記サーバ側
    モデムが実質的に最高速度で通信可能である、AFEと; を備えるシステム。
  23. 【請求項23】 前記第1PCモデムと前記サーバ側モデムがV.90規格
    に従う、請求項22に記載のシステム。
  24. 【請求項24】 前記ディジタルからアナログへの変換によって、前記第1
    モデムと前記サーバ側モデムが、前記ドライコッパー接続部が正規のディジタル
    電話回線網であるかのように通信可能となる、請求項23に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 前記AFEが: (i)アナログからディジタルへの変換とディジタルからアナログへの変換を
    実行するCODEC(エンコーダ/デコーダ); を備える、請求項23に記載のシステム。
  26. 【請求項26】 前記AFEがさらに: (ii)フレーム同期とクロック同期を提供するフレームクリエータ; を備える、請求項25に記載のシステム。
  27. 【請求項27】 複数のユーザをISPに接続するディジタルシステムにお
    いて、前記ディジタルシステムが: (a)複数のユーザPCモデムであり、前記複数のユーザPCモデムの各々が
    前記複数のユーザの内の一人に対応する、複数のユーザPCモデムと; (b)複数のサーバ側モデムと; (c)複数のアナログフロントエンド(AFE)であり、前記複数のAFEの
    各々が前記複数のサーバ側モデムの内の1つに接続され、前記複数のAFEの各
    々がディジタルからアナログへの変換を実行する、複数のAFEと; (d)複数のドライコッパー接続部であり、前記複数のドライコッパー接続部
    の各々が、前記複数のユーザPCモデムの内の1つと前記複数のAFEの内の1
    つに接続され、これによって、前記複数のユーザPCモデムの各々が実質的に最
    高速度で前記複数のサーバ側モデムの内の1つと通信可能である、複数のドライ
    コッパー接続部と; (e)前記複数のサーバ側モデムと前記ISP間に共用の接続部を提供する中
    央回線と; を備えるシステム。
  28. 【請求項28】 前記中央回線が高速ディジタル接続部である、請求項27
    に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 前記中央回線が、T1/E1、FT1/FE1、ISDN
    、xDSL及びFRNx56/64から成るグループから選択される、請求項2
    8に記載のシステム。
  30. 【請求項30】 前記ユーザPCモデムと前記サーバ側モデムがV.90規
    格に従う、請求項29に記載のシステム。
  31. 【請求項31】 前記複数のユーザが地域コミュニティ中に存在する、請求
    項27に記載のシステム。
  32. 【請求項32】 前記地域コミュニティが少なくとも1つの建物を含む、請
    求項31に記載のシステム。
  33. 【請求項33】 前記ドライコッパー接続部が前記少なくとも1つの建物内
    で終端する電話線であり、これによって前記複数のユーザPCモデムの各々が前
    記電話線の内の1つに対して電話線ソケットを介して接続される、請求項32に
    記載のシステム。
  34. 【請求項34】 ドライコッパー接続部を介してユーザPCモデムに直接接
    続するための強化サーバモデムであり、前記ユーザーPCモデムがV.90規格
    に従い、前記強化サーバモデムが: (a)V.90規格に従うサーバ側モデムと; (b)ディジタルからアナログへの変換を実行するアナログフロントエンド(
    AFE)であり、前記AFEが: (i)アナログからディジタルへの変換とディジタルからアナログへの変換
    を実行するCODEC(エンコーダ/デコーダ)と; (ii)フレーム同期とクロック同期を提供するフレームクリエータであり
    、これによって、前記フレームクリエータと前記CODECが前記ディジタルか
    らアナログへの変換を提供することが可能である、フレームクリエータと; を備えるAFEと; を備え、前記サーバ側モデムが前記ドライコッパー接続部に前記AFEを介して
    接続され、これによって、前記サーバ側モデムが実質的に最高速度で前記ユーザ
    PCモデムと通信することが可能である、強化サーバモデム。
JP2000545263A 1998-04-21 1999-03-31 高速pcモデム接続システム Pending JP2002512473A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/063,297 US6034992A (en) 1998-04-21 1998-04-21 High-speed PC modem connection system
US09/063,297 1998-04-21
PCT/US1999/006910 WO1999055017A1 (en) 1998-04-21 1999-03-31 High-speed pc modem connection system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002512473A true JP2002512473A (ja) 2002-04-23

Family

ID=22048276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000545263A Pending JP2002512473A (ja) 1998-04-21 1999-03-31 高速pcモデム接続システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6034992A (ja)
EP (1) EP1074094A4 (ja)
JP (1) JP2002512473A (ja)
CN (1) CN1303541A (ja)
AU (1) AU3119899A (ja)
WO (1) WO1999055017A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068764B1 (en) 2000-03-29 2006-06-27 Surf Communication Solutions Ltd. V.90 over all-digital connections
CA2490974C (en) * 2004-12-23 2016-05-17 Bce Inc Method, system and apparatus for establishing a packet-based connection with a dial up modem
DE102010014471C5 (de) * 2010-04-09 2018-11-15 Gira Giersiepen Gmbh & Co. Kg Hauskommunikations-Gateway
KR102595903B1 (ko) 2016-08-26 2023-10-30 삼성전자주식회사 모뎀 칩, 이를 포함하는 어플리케이션 프로세서 및 모뎀 칩의 동작방법

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5905781A (en) * 1996-03-29 1999-05-18 Cisco Technology, Inc. Communication server apparatus and method
US5991278A (en) * 1996-08-13 1999-11-23 Telogy Networks, Inc. Asymmetric modem communications system and method

Also Published As

Publication number Publication date
EP1074094A1 (en) 2001-02-07
EP1074094A4 (en) 2001-06-27
WO1999055017A8 (en) 2000-01-20
AU3119899A (en) 1999-11-08
US6034992A (en) 2000-03-07
CN1303541A (zh) 2001-07-11
WO1999055017A1 (en) 1999-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6868502B2 (en) Combination analog and digital modem
US6580785B2 (en) Apparatus and method for simultaneous multiple telephone type services on a single telephone line
US7145990B2 (en) High-speed data communication over a residential telephone wiring network
US6487197B1 (en) Method and apparatus for connecting to a packet based communication system
US6944151B1 (en) Apparatus and method to use a conventional telephone set to make telephone calls on a packet network
JP2003532352A (ja) コンピュータ通信用集積回路
US6868117B1 (en) Splitter and microfilter dongle for a single RJ11 DSL/analog combo modem
KR20040032911A (ko) 공중 무선 lan
US7873976B2 (en) Digital subscriber line communication system
US20010008534A1 (en) Digital subscriber line multiplexer
EP1070430A1 (en) Subscriber system for interactive interfacing with broadcast information
JP2002512473A (ja) 高速pcモデム接続システム
JP2003533947A (ja) 電話サービスを提供する方法及びシステム並びに物品
US20030115610A1 (en) Cable modem (or xDSL modem) integrated with access point
JP3035530B2 (ja) 複合器
US7200156B2 (en) Modular broadband adapter system
KR19990017429A (ko) 인터넷 접속 모드에서의 전화 송/수신 장치 및 방법
KR100217755B1 (ko) 비대칭 디지탈 가입자선 시스템을 채용한 퍼스널 컴퓨터의인터넷 접속장치
EP1065829A2 (en) Interoperability of home networking devices in A 2-line residence
US20020049919A1 (en) Wireless network communication system and outdoor unit for use in the wirless network communication system
KR100334808B1 (ko) 디지털 키폰전화기를 이용한 데이터통신 장치
US20030007610A1 (en) Bandwidth sharing apparatus and method
US20030081760A1 (en) Adapter socket seat of digital subscriber line
EP1119138A2 (en) System and method for combining Internet connections with point-to-point telephonic connections
US7657010B1 (en) System and method for establishing a high speed non-switched data connection