JP2002510086A - コンピュータバスを介してピーア・トゥ・ピーア・マスタリングを行うシステムおよび方法 - Google Patents
コンピュータバスを介してピーア・トゥ・ピーア・マスタリングを行うシステムおよび方法Info
- Publication number
- JP2002510086A JP2002510086A JP2000541599A JP2000541599A JP2002510086A JP 2002510086 A JP2002510086 A JP 2002510086A JP 2000541599 A JP2000541599 A JP 2000541599A JP 2000541599 A JP2000541599 A JP 2000541599A JP 2002510086 A JP2002510086 A JP 2002510086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- request
- bus
- requester
- host
- target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/40—Bus structure
- G06F13/4004—Coupling between buses
- G06F13/4027—Coupling between buses using bus bridges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
- Bus Control (AREA)
- Information Transfer Systems (AREA)
Abstract
Description
テムに関し、特定的には、マルチバスアーキテクチャを有するコンピュータシス
テムにおけるトランザクション処理に関する。
的短時間で膨大な量の情報を処理する。その高性能な機能を遂行するために、コ
ンピュータシステムは、代表的には、マインプロセッサと、メモリモジュールと
、様々なシステムおよびバスの制御ユニットと、広範囲なデータ入出力(I/F
)デバイスとを有している。 代表的には、これらのコンピュータ装置は、所定の信号プロトコルに応じて、
制御信号およびデータ信号を通信する。しかしながら、これらの装置は、マルチ
バスアーキテクチャを用いることで、しばしば、複数のバスプロコルおよびブリ
ッジ装置を介して通信を行う。ブリッジ装置は、2つのバス間のプロトコル変換
を行って、トランランザクションに関係する各装置が、他の装置が特定のタスク
を何時いかに行うかを知ることを可能にする。
あるいは要求元、requesting device requester)およびターゲット(応答装置あ
るいは要求先、responding device, target)と関連する。リクエスタは、システ
ム内で、ターゲットからのデータまたは完了信号の転送を要求する。当該要求は
、代表的には、要求の種類を示す幾つかの制御ビットと、所望のデータまたは装
置のアドレスを含む。一方、ターゲットは、必要であれば、データと共に完了信
号を送信することで、当該トランザクションに応答する。種々のリクエスタおよ
びターゲットの装置の存在により、バスプロトコルは、しばしば、多数の装置間
で多数のトランザクション(マルチプルトランザクション)を同時に扱う能力を
有している。
保留(すなわち、未処理に)されることを許可するパイプラインバスである。分
離したデータバスおよびアドレスバスの統合は、このことを可能にする。パイプ
ライントランザクションでは、リクエスタがアドレスバスに要求を送出し、ター
ゲットがデータバスに応答を返す。複数のリクエスタはアドレスバスを介して多
数の要求を送出でき、複数のターゲットがデータバスを介して要求と同じ順序で
応答できる。特定のパイプラインバスにおいて、一般的に、分割トランザクショ
ンバスと呼ばれ、応答の順序は、それらに対応する要求と同じ順序で発生するわ
けではない。各トランザクションは、リクエスタおよびターゲットが当該トラン
ザクションの状態を追跡し続けるようにタグ付けられる。この特性は、バスのバ
ンド幅を効果的に増やすことで、パイプラインバスが最大限に利用されることを
可能にする。しかしながら、この利点は、要求が、トランザクションが未決定の
期間中保持されるときよりも高い潜在性(latency) を経験する代償において得ら
れる。
ているパイプラインバスをサポートしたプロセッサの一例である。P6バスは、
64ビットの外部データバスと、32ビットまたは36ビットのアドレスバスと
を有している。P6バスの速度は66MHzまたは100MHzであり、プロセ
ッサのクロックレートはバスの速度の2倍、3倍または4倍であり得る。P6バ
スは、ネットワークがパケットを転送するのと同じ方法でデータ転送を行う”パ
ケット”転送を採用している。データパケットは、最大64ビットの塊(Chunk) として知られている。P6バスは、分割トランザクションをサポートしている。
従って、P6プロセッサはアドレスを送信し、次いで、ターゲット(例えば、メ
インメモリ)の応答を待つ間、他のバスリクエスタがバスを解放する。ターゲッ
トによる応答の準備ができたときに、ターゲットは64ビットのパケットとして
、要求されたデータをデータバスを介して返す。
ビット幅転送であり、代表的には、”キャッシュライン”転送と呼ばれる。上述
したように、P6プロセッサは、分割トランザクションをサポートしている。こ
の特性は、リクエスタによる要求に対しての応答をターゲットが遅延("deferre
d"、延期)させる”遅延応答”として特徴付けられる。遅延応答は、P6バスが
、ある装置からの応答を比較的長い遅延時間待っている間に、他の要求を実行す
ることを許可する。単数のP6プロセッサは、同時に4個までの未処理のトラン
ザクションを持ち得る。
レイアウトの一例の機能ブロック図である。図1に示すように、メインプロセッ
サCPU110は、ホストバス120に接続されている。ホストブリッジ130
は、ホストバス120を2次バスPCI1バス140に接続する。単数または複
数の入出力装置IOD142が、PCI1バス140に接続されている。ホスト
ブリッジ130は、IOD1_142などのPCI装置と、ホストバス120や
システム内の他の場所に存在する装置との間の通信をサポートする。他のホスト
ブリッジ150は、しばしば、他のPCI2バス160をホストバス120に接
続すために用いられる。さらに、IOD2_162などの他のI/O装置が、P
CI2バス160に接続されている。同様に、ホストブリッジ150は、IOD
2_162などのPCI装置と、ホストバス120またはシステム内の他の場所
に存在する装置との間の通信をサポートする。
リード要求(読み出し要求)の形式となる。例えば、単数のチャンク(single ch
unk)要求では、PCI1バス140上のIOD1_142は、PCI2バス16
0上のIOD2_162にリード要求を発行できる。当該リード要求の目的は、
IOD2_162で処理されたデータあるいは利用可能なデータを得ることであ
る。ホストブリッジ130は、IOD1_142からのリード要求を受けて、当
該リード要求からアドレスをデコードし、ホストバス120上にPCI2バス1
60に対しての単数の例えば64ビットのチャンクリード要求を発行する。
していないため、キャッシュラインリードは、PCI2バス160に対しては発
行できない。PCIバスを介したキャッシュラインリードは、ターゲットが単数
または複数のワード(word)をリクエスタに転送した後に、再要求(retry request
) を引き起こす(トリガーする)。PCI装置は、当該リード要求に給する前に
他の要求を実行する必要 性がある可能性があるため、再要求はしばしば引き起
こされる。再要求は、PCIバス上では、投機的なリードが許可されていないた
め問題となる。投機的なリードは、既にリードされたデータのリードオペレーシ
ョン(代表的には、再要求に応じて行われる)である。そのため、ホストブリッ
ジ130による単数のチャンクリード要求に応じて、ホストブリッジ150は、
当該要求を検出し、PCI2バス160上にIOD2_162に対しての単数の
チャンクリード要求を発行する。
ク要求は、ホストバスを効率的に利用しない。その限られたバス幅専有の点から
見て、単数のチャンク要求は、コンピュータシステムをスローダウンさせる。さ
らに、再発行されないと、単数のチャンク要求は、それが遂行されるまでホスト
バスを拘束する。バス要求装置(bus requester) のように、ホストPCIブリッ
ジは、遅延されたトランザクションをサポートしないため、遅延トランザクショ
ンはPCI装置にとっての選択対象にならない。 そのため、例えばP6バスなどのホストバスのさらなる効率的な利用を可能に
する技術が必要とされている。ホストバスのフルバスバンド幅の利用は、例えば
PCIバスなどの2次バスに適応されるべきである。さらに、特定的には、ホス
トバスによって適応されたキャッシュライン要求は、2次バスによってサポート
されるべきである。
バスを介したピア・トゥ・ピア(peer-to-peer)のマスタリング(mastering) を行
うシステムを提供する。当該システムは、マルチバスアーキテクチャを採用した
コンピュータシステム内で遅延バストランザクションを実行するホストブリッジ
を有する。当該ホストブリッジは、メインプロセッサの処理を割り込んだり、当
該メインプロセッサを必要とすることなく、複数の入出力装置(IOD)間での
通信をサポートする。
ゲットとの間での情報通信をサポートするシステムが提供される。当該システム
は、リクエスタに電気的に接続された第1の装置であって、ターゲットから要求
を受信する第1の装置を有する。当該システムは、 前記第1の装置と電気的に
接続され、前記要求を遅延イネーブル信号と共に前記ホストバスを介して前記タ
ーゲットに対して送信する第2の装置を有する。他の実施形態では、当該システ
ムは、リクエスタと電気的に接続され、前記リクエスタからの要求を受信する第
1の装置を有する。当該システムは、さらに、前記第1の装置と電気的に接続さ
れ、前記要求を遅延イネーブル信号と共にP6バスを介して送信する第2の装置
を有する。当該システムは、さらに、前記P6バスに電気的に接続され、遅延イ
ネーブル信号を伴う前記要求をターゲットに送信する第3の装置を有する。さら
に他の実施形態では、システムは、リクエスタに電気的に接続され、前記リクエ
スタから要求を受信する手段を有する。また、当該システムは、さらに、前記受
信する手段に電気的に接続され、前記要求を遅延イネーブル信号と共にホストバ
スを介して前記ターゲットに対して送信する手段を有する。
とも一つのターゲットとの間の通信をサポートするホストバスとを有するコンピ
ュータで用いられる記録装置を提供する。当該記録装置は、前記コンピュータに
よって実行されたときに前記リクエスタと前記ターゲットとの間の通信を行うた
めの命令を記録する。当該通信は、ホストマスタとの間のハンドシェークを確立
し、前記ホストバスを介して前記ホストマスタによる要求を発行するステップを
有する。当該通信は、さらに、前記要求をアクノレッジし、遅延応答を前記リク
エスタに送信するステップを有する。
なくとも一つのリクエスタと少なくとも一つのターゲットとの間の通信方法を提
供する。当該通信方法は、ホストマスタとの間のハンドシェークを確立し、前記
ホストバスを介して前記ホストマスタによる要求を発行するステップを有する。
また、当該通信方法は、さらに、前記要求をアクノレッジし、遅延応答を前記リ
クエスタに送信するステップを有する。さらに他の実施形態では、本発明は、P
6バスを有するコンピュータシステムにおける少なくとも一つのリクエスタと少
なくとも一つのターゲットとの間の通信方法を提供する。当該通信方法は、ホス
トバスを介して前記リクエスタによる要求を発行し、前記要求を、ホストマスタ
による遅延イネーブル信号と共にP6バスを介して転送するステップを有する。
当該通信方法は、さらに、遅延応答を前記リクエスタに送信するステップを有す
る。
細な記述によってさらに良く理解でき、添付された図面と共に理解されるべきで
ある。 発明の詳細な説明 以下、コンピュータバスを介してピア・トゥ・ピア(peer-to-peer)のマスタリ
ング(mastering) を行うシステムの詳細な説明を行う。本発明の特定的な実施形
態の記述するに当たって、その開示は、列挙された請求項を限定する趣旨はなく
、本発明の特定的な例を提供するものである。
のような、コンピュータバスを介してピア・トゥ・ピアのマスタリングを行うシ
ステムを提供する。パイプライントランザクションをサポートする他のプロセッ
サを用いてもよい。図2は、本発明の一実施形態を適用したコンピュータシステ
ムの機能ブロック図である。図2に示すように、単数または複数のプロセッサC
PU1_204およびCPU2_208が、ホストバス210に接続されている
。
製造されたPentiumIIまたはPentium Pro(”P6”)を用い
ることができる。P6プロセッサを用いることで、ホストバス210は、代表的
には、P6バスと呼ばれる。P6バスは、4個の64ビット幅ワードのデータ転
送(代表的には、”キャッシュライン”転送と呼ばれる)を有するマルチのパイ
プライントランザクションをサポートする。ホストブリッジ(HB1)214は
、ホストバス210と接続されて、ホストバス210と、PC11バス218お
よびIOD(入出力装置)バス220のような当該システム内の他のバスとの間
の通信をサポートする。
_226のようなPCI1バス218に接続できる。装置IOD1_222およ
びIOD2_226としては、LANインターフェース、SCSIカード、オー
ディオカードまたはグラフィックカードのような任意のPCI対応(コンパチブ
ル)装置を用いることができる。例えば、バスマスタリングIOD(BMIOD
)230などの単数または複数の入出力装置は、IODバス220に接続可能で
ある。BMIOD230としては、ハードディスクおよびCD−ROMなどの任
意の種類の入出力装置を用いることができる。
ホストバス210と、PCI2バス236およびメモリバス240のようなシス
テム内の他のバスとの間の通信をサポートできる。HB2_232としては、H
B2_214と同じものを用いることができ、インテル社によって製造された8
2454KX/GX_PCIブリッジを用いることができる。メモリバス240
は、HB2_232とメインメモリ244との間の通信をサポートする。
OD4_252などのマルチ入出力装置との間の通信をサポートする。装置IO
D3_248とIOD4_252としては、LANインターフェース、SCSI
カード、オーディオカードまたはグラフィックカードのような任意のPCI対応
装置を用いることができる。本実施形態では、PCI1バス218およびPCI
2バス236は、PCIローカルバス仕様(改定2.1またはそれ以降)に適合
した標準周辺コンポーネント・インターコネクト(PCI:Peripheral Componen
t Interconnect) バスである。
14の任意の装置は、ホストバス210上に遅延トランザクションを発行できる
。当該遅延トランザクションの能力は、ある装置からの要求に応じた応答を比較
的に長い時間待っている間に、他の要求を実行できるという自由度をホストバス
に与える。装置CPU1_204、CPU2_208、HB1_214およびH
B2_232は、同時に4個までの未処理のトランザクションを持つことができ
る。ある特定のバス装置を対象にしたトランザクションの数は、バス上で許可さ
れているトランザクションの総数とは独立に設計される。HB1_214おびH
B2_232の各々は、それらが関係するバスを対象とした4個までのトランザ
クションを自らの順序キュー内に受け付けることができる。
要求と、メインメモリ244に向けられたリード要求とを、ホストバス210上
で同時に保留した状態で持つことができる。例えばBMIOD230のようなバ
スマスタリングIODタイプの装置は、IODバス220上に、HB1_214
に対して、そのデスティネーションとしてメインメモリ244を持つリード要求
を発行する。他のバスマスタリングIODタイプ装置は、IODバス220上に
、HB1_214に対して、その対象としてIOD3_248を持つ他のリード
要求を発行できる。
ス210上に発行できる。HB2_232は、各リード要求を、検出し、例えば
、メモリバス240を介してメインメモリ244、あるいはPCI2バス236
を介してIOD3_248などのそれが意図されたディスティネーションに各リ
ード要求を配信する。遅延要求の特性のために、ホストバス210は、他のトラ
ンザクションを実行できるようになり、各リード要求は、メインメモリ244お
よびIOD3_248がBMIOD_230に応答する準備ができるまで、同時
に保留にされる。
スおよび単数または複数のメモリ・インターフェース・コンポーネント(P、 からなるメモリコントローラ(図示せず)を有している。当該組み合わされたメ
モリコントローラは、メモリバスに対して1つの物理的なロードを行う。当該メ
モリコントローラは、2組のレジスタ(入出力が別のレジスタおよびコンフィギ
ュレーションレジスタ)を有する。メモリコントローラの構成要素の例として、
インテル社によって製造された82453KX/GXのDRAMコントローラ、
82452KX/GXのメモリデータパス、並びに82451KX/GXのメモ
リ・インターフェース・コンポーネントが挙げられる。
14の機能ブロック図である。前述したように、図2のHB2_232は、図3
のHB1_214のように設計および実装できる。HB1_214は、ホストマ
スタ(HM)310と、インテグレイテッド・ドライバ・エレクトロニクス(I
DE)コントローラ320と、IDEコントローラ320とHM310との間の
内部通信をサポートする内部コントロールバス(ICバス)330とによって構
成される。HM310は、2次バスとホストバス210との間の信号プロトコル
の変換を含む種々のブリッジ機能を発揮する。
サポートする。IDEコントローラ320は、IBM・インダストリ・スタンダ
ード・アーキテクチャ(ISA)16ビットバスに基づいたディスク・インター
フェース標準に準拠している。IDEコントローラ320は、BMIOD230
のようなバスマスタリングIODと、例えばCPU1_204またはCPU2_
208(図2)などのメインプロセッサとの間で交信される信号の伝送を制御す
る。それに加えて、IDEコントローラ320は、BMIOD230と、メイン
メモリ244やその他のシステム内のIODとの間で交信される信号の伝送を制
御する。
ラからの要求の受信および調停を行う。HM310は、これらの要求をホストバ
ス210に発行する。HM310は、ICバス330を介してリクエスタからこ
れらの要求を受信する。HM310は、単数または複数のホストバスインターフ
ェースモジュール(HIMs:Host bus Interface Modules )、ホストマスタリ
クエスタ(HMR:Host Master Requester)、ホストマスタ調停装置(HMA:H
ost Master Arbiter)、順序キュー(IOQ:In-Order Queue )、ホストマスタ
スヌーパー(HMS:Host Master Snooper)およびホストマスタターゲット(H
MP:Host Master responder) (図示せず)から構成される。
ら受信された全ての入力信号を登録する。全ての信号は、HM310が論理決定
を行う前に先ず登録される。HMRは、4個の異なるリクエスタからの要求を受
信してアクセスを調停する。HMRは、単数または複数のフラグ信号をHMAに
対して発生して調停を初期化する。HMRは、リクエスタから受信された最初の
要求をバッファし、当該最初の要求が実行されるまで、それに続く要求を遅延(
延期)する。HMRは、さらに信号を初期化してホストバス210に供給する。
スを調停する。HMAは、さらに、ホストバス210の状態の維持および追跡を
行う。ホストバス210の状態には、フリー(free)、スロットル(throttled) およびストール(stalled) がある。フリー状態では、HM310は、ホストバス
210に自由に要求を発行できる。スロットル状態では、HM310は、ホスト
バス210に一つだけ要求を発行できる。ストール状態では、HM310は、バ
ス210上にいずれの要求も発行できない。
報を記録するレジスタ(記録手段)である。IODは、要求コード(例えば、I
DEまたはPCI装置などのその要求を発行したリクエスタをそれぞれ識別する
)、バイトイネーブル(byte enable) 、トランザクション長、コマンドコード(
トランザクションの種類)およびスヌープ・ダン・ビット(snoop done bit:探索
実行ビット) を記憶する。スヌープ・ダン・ビットは、スヌープフェーズが終了
(完了)したことを示す。インテルのPentiumIIまたはPentiumP
roプロセッサ標準で規定されているように、スヌープフェーズは、バストラン
ザクション期間に発生し、HIT#(ヒット),HITM#(改良ヒット)およ
びDEFER#(遅延)ホスト・バス・インターフェース信号によって制御され
る。IOQの先頭は、ホストバス210上で次に終了されるべきトランザクショ
ンを示す。IOQの末尾(tail)は、IOQ内で次にトランザクションが入れられ
るべき位置を示す。HMSは、単数または複数のスヌープ信号をサンプルし、”
スヌープ・ストール”状態を追跡して、スヌープフェーズを何時終了するかを決
定する。HMPは、応答フェーズを追跡し、ホストバス210にライトデータを
供給し、ホストバス210からリードデータを受ける。
ントローラ320とHM310との間の通信をサポートする64ビットのデータ
バスとから構成される。ICバス330の動作を特徴付けるいくつかのICバス
インターフェース信号がある。当該インターフェース信号は、REQ、REQ_
BUSY,ADDR,BE,COUNT,STATUS,REQ_RETRY,
REQ_DEFER,DEFER_ENABLE,DEFER_ID,DATA
_DEFER,DATA_RETRY,WRITE_STROBE,WRITE
_DATA,WRITE_BUSY,WRITE_COMPLETE,READ
_STROBE,READ_DATAおよびREAD_BUSYを含む。REQ
信号は、リクエスタから出され、ターゲットからのデータ転送を要求する。一実
施形態として、ターゲットが複数の未処理要求を扱う能力を有している場合には
、同じリクエスタから複数のREQ信号をICバス330上に出すことができる
。リクエスタおよびターゲットは、それらの各未処理トランザクションを追跡す
る責務がある。
られている。REQ_BUSY信号は、一般的に、ターゲットによってリクエス
タに対して発行され、ターゲットが要求コマンドを受ける準備があることを示し
ている。REQ_BUSY信号を発行することで、ターゲットがアドレス、バイ
トイネーブル、カウントおよびステータスビットをリードしたことを示している
。ADDR信号は、32ビットまたは36ビットのアドレス信号であり、リクエ
スタまたはターゲットなどの装置によって発行され、当該装置のアドレスを示し
ている。BE信号は、要求トランザクションの期間に、リクエスタによって発行
されるバイト・イネーブルのための8ビットフィールドを示している。
例えば、”00”は、リクエスタとターゲットとの間の1回の64ビット転送を
示し、”01”はリクエスタとターゲットとの間の2回の64ビット転送を示し
、”10”はリクエスタとターゲットとの間の3回の64ビット転送を示し、”
11”はリクエスタとターゲットとの間の4回の64ビット転送を示している。
STATUS信号は、要求の種類を示すマルチビットフィールドである。例えば
、”0000”はインタラプト・アクノレッジ、”0001”は特別のサイクル
、”0010”は入出力リード、”0011”は入出力ライト、”0110”は
メモリリード、”0111”はメモリライト、”1010”はコンフィグ(confi
g)リード、”1011”はコンフィグライト、”1110”は遅延イネーブルで
ある。
れ、先行する要求が当該リクエスタによって再送信されるべきであることを示す
。一般的に、ターゲットは、当該ターゲットが当該要求を消失したり、あるいは
当該要求を再現できない場合、あるいは、当該ターゲットが要求を受けたときに
当該要求を処理する準備ができていない場合に、REQ_RETRYをアサート
する。REQ_DEFER信号は、要求が、後に実行されるように遅延されたこ
とを示すリクエスタに対して、ターゲットによってアサートされる。
、当該リクエスタのIOQから要求を取り除き、バスを解放することをアドバイ
スする。遅延応答は、STATUS信号の遅延イネーブルがアサートされたとき
に可能になる。DEFER_ENABLE信号は、リクエスタによってアサート
され、当該ターゲットが当該要求を即座に実行きる状態ではない場合に、リクエ
スタが遅延トランザクションをサポートすることを示す。DEFER_ID信号
は、リクエスタおよびターゲットの装置の双方によってアサートされ、要求キュ
ー内の遅延トランザクションのアイデンティティおよび順序を追跡する。DAT
A_DEFER信号は、当該ターゲットによってアサートされ、当該遅延要求に
応じて当該データが今現在送られたことを示す。
ットに対してのライトデータが有効であることを示す。WRITE_DATA信
号は、リクエスタによってターゲットに書き込まれるデータバス上の64ビット
を示す。WRITE_COMPLETE信号は、ターゲットによってリクエスタ
に対して発行された応答であり、当該ターゲットがIOQの先頭のライト要求の
サービスを終了したことを示す。READ_STROBE信号は、ターゲットに
よってリクエスタに対して発行されたコマンドであり、データ転送に関してター
ゲットからリクエスタに対してのリードデータが有効であることを示す。REA
D_DATA信号は、データバスを介して、ターゲットによってリクエスタにリ
ードされる64ビットである。READ_BUSY信号は、リクエスタによって
ターゲットに発行される応答であり、リクエスタ内のデータバスが現在ビジーで
あり、リードデータを受け取れないことを示している。
に従って上記信号を操作してIODとホストバス210との間の要求の伝送を行
う。図4は、図2のコンピュータシステム内のバストランザクションの実行を記
述したフローチャートである。図4に示すように、当該プロセスは、代表的には
、例えばCPU1_204またはCPU2_208などのメインプロセッサが、
例えばBMIOD230などのIDEコンピュータ320および入出力装置を構
成する場合に、ステップ400から開始する。
意思を示すリード要求を、IODバス220を介してIDEコンピュータ320
に発行する。当該リード要求は、その他に、ターゲットの装置のアドレス、ター
ゲットの装置のメモリ空間内のデータ位置、およびその他の制御および識別情報
を含む。ステップ410では、IDEコンピュータ320は、リード要求をアク
ノレッジし、ICバス330(図3)上に、キャッシュラインリード(例えば4
×64ビット)を発行する。キャッシュラインリード要求を初期化するために、
IDEコンピュータ320は、HM310に対して、ICバス330上にREQ
信号をアサートする。ステップ420では、HM310は、キャッシュラインリ
ード要求をアクノレッジし、当該要求を実行する準備がある場合に、ICバス3
30上で、REQ_BUSY信号およびREQ_DEFER信号をアサートして
当該要求を受ける。
、IDEコントローラ320との間でハンドシェークを確立し、HM210が要
求情報を受ける準備があることを示す。ハンドシェークの確立において、REQ
_BUSY信号が低電圧レベル(low voltage level) のとき、当該信号はアクテ
ィブまたはアサートされた信号となる。REQ_DEFER信号がアサートされ
ることで、HM310は、ターゲットが当該要求を即座に実行する準備ができて
いない場合に当該要求を遅延できることを、IDEコントローラ320に対して
通知する。
entiumIIまたはPentium Proプロセッサの標準によって規定さ
れたP6バスを用いることができる。そのため、ホストバス210は、Pent
iumIIまたはPentium Proプロセッサバスによって規定されたホス
トバスインターフェース信号に適合している。PentiumIIまたはPent
ium Proプロセッサバス標準は、遅延トランザクションをサポートする遅
延イネーブルのための拡張機能信号としてEXF#1を明示している。
尾のシンボル”#”は、当該信号が低電圧レベルのときに例えばアサートされた
状態であるアクティブになることを示している。ステップ430では、HM31
0は、アサートされた遅延イネーブル信号と共に、ホストバス210上にキャッ
シュラインリード要求を発行する。遅延イネーブル信号をアサートすることに加
えて、HM310は、リクエスタが受信に対して遅延レスポンスを認識するよう
に、遅延トランザクションを識別またはタグを付けるためのユニークな遅延ID
_Xを含む。ステップ440では、ターゲットであるHB2_232は、キャッ
シュラインリード要求を、それに含まれるターゲットアドレス情報に基づいて検
出して受け付ける。そのため、例えば、リード要求がメインメモリ244に向け
られる場合には、当該リード要求は、そのデスティネーションとして例えばメイ
ンメモリ244を示すアドレス情報を含む。このように、HB2_232は、メ
インメモリ244のアドレス情報に基づいて、ホストバス210上の要求がメイ
ンメモリ244(HB2_232に接続されている)に属することを認識する。
ーゲットの装置が接続されたバス(例えばメモリバス240)を介してキャッシ
ュラインリード要求を発行する。ターゲットは、次に、キャッシュラインリード
要求を受信し、ビジー(busy)でなければ、当該リード要求に応じて求められたデ
ータであって、例えばBMIOD230などのリクエスタの装置のディスティネ
ーションアドレスを持つデータを返す。ターゲットがビジー、あるいはデータが
利用可能でない場合には、ターゲットは、その応答を遅延し、ホストバス210
を開放して他のトランザクションを実行することをHB2_232に指示する。
HB2_232を介してリクエスタに返す。ステップ460では、HM310は
、ターゲットから入ってきたデータを検出し、当該データをICバス330を介
してIDEコントローラ320に返す。ICバス信号インターフェースに従って
、HM310は、当該データが、アサートされ、前に遅延された要求に応答した
データであることを示すDATA_DEFER信号と共に返す。IDEコントロ
ーラ320は、当該データをリクエスタのBMIOD230に転送する。ステッ
プ470では、IDEコントローラ320は、実行されるべきさらなるキャッシ
ュラインリード要求があるか否かを判断する。受信したキャッシュラインリード
内に含まれていない追加のデータをリクエスタが望む場合には、さらなるリード
要求が必要とされる可能性がある。IDEコントローラ320が、さらなるキャ
ッシュラインリードを望むことを決定すると、そのプロセスがステップ410で
開始される。さらなるキャッシュラインリードが望まれない場合には、そのプロ
セスはステップ480で終了する。
グ図である。タイミング図500は、遅延リードトランザクションの期間内で、
ICバス330の種々のインターフェース信号の論理状態を時間的に示している
。IDEコンピュータ320およびHM310は、遅延リードトランザクション
の期間、図500のタイミングでインターフェース信号を操作する。図5に示す
ように、HCLK504は、ICバス330上におけるトランザクションの期間
、種々のインターフェース信号が遷移するタイミングを制御するクロック信号で
ある。ナノ秒(nsec)のタイムスケール530は、様々なタイミングイベン
ト間での時間間隔を示している。
号508をアサートして、ターゲットからのリードオペレーションを要求する。
約18nsecで、HM310は、REQ_BUSY信号512を低電圧レベル
にアサートすることでREQ信号508に応答し、IDEコントローラ320か
らの要求コマンド(例えばデータ)を受ける準備があることを示す。REQ_B
USY信号512が低電圧レベルを継続している期間、HM310は、ADDR
信号516、BE信号520、COUNT信号524およびSTATUS信号5
28を含むIDEコントローラ420からのデータの流れを受ける。さらに、R
EQ_BUSY信号が低電圧レベルに遷移するのと実質的に同じときに、HM3
10はREQ_DEFER信号をアサートし、それによってIDEコントローラ
320に当該要求がターゲットによって遅延できることを示す。最後に、RET
RY信号536がICバス330上のトランザクションの全期間、低電圧レベル
を保持し、それによって再(再試行)トランザクションを発生させないことを示
す。
たピア・トゥ・ピアマスタリングを行うシステムで長い間の要求されていた課題
を解決できる。当該システムは、例えばホストブリッジなどのマスタ装置の能力
を提供することで、ホストバスを拘束したり、再トランザクションを発行すると
いった不利益を受けることなく、バストランザクションを遅延できる。本発明は
、その意図または本質的な特徴から外れない範囲で、他の形態にも適用できる。
上述した実施形態は、全て例示であり、本発明を限定するものではない。本発明
の範囲は、上述した実施形態の記述ではなく、添付した特許請求の範囲によって
示唆される。請求項の意味およびそれと均等な内容の範囲内での変更は、本発明
の範囲に包含される。
ク図である。
である。
ブロック図である。
行を示したフローチャートである。
ンのタイミング図である。
Claims (42)
- 【請求項1】 リクエスタとターゲットとの間で情報通信を行うシステムであって、 前記リクエスタと電気的に接続され、前記リクエスタからの要求を受信する第
1の装置と、 前記第1の装置と電気的に接続され、前記要求を遅延イネーブル信号と共に前
記ホストバスを介して前記ターゲットに対して送信する第2の装置と を有するシステム。 - 【請求項2】 前記リクエスタは、キャッシュラインリード要求を発行する 請求項1に記載のシステム。
- 【請求項3】 前記第1の装置は、内部バスを介して前記第2の装置に接続されたIDEコン
トローラを有する 請求項1に記載のシステム。 - 【請求項4】 前記第2の装置は、P6バスを介して、前記要求をキャッシュラインリード要
求として送信する 請求項1に記載のシステム。 - 【請求項5】 前記第2の装置は、前記ターゲットに電気的に接続されている 請求項1に記載のシステム。
- 【請求項6】 前記第1の装置および前記第2の装置に電気的に接続された内部バス をさらに有する請求項1に記載のシステム。
- 【請求項7】 前記ターゲットに電気的に接続され、前記ホストバスを介して遅延イネーブル
信号を伴う前記要求を受信する第3の装置 をさらに有する請求項1に記載のシステム。 - 【請求項8】 前記第3の装置は、前記ターゲットが実行するための要求を、当該ターゲット
に送信する 請求項1に記載のシステム。 - 【請求項9】 前記第3の装置は、PCIバスを介してキャッシュラインリード要求を発行す
る 請求項1に記載のシステム。 - 【請求項10】 前記第2の装置は、複数のリクエスタとターゲットとの間の同時通信を可能に
する 請求項1に記載のシステム。 - 【請求項11】 メインプロセッサと、少なくとも一つのリクエスタと少なくとも一つのターゲ
ットとの間の通信をサポートするホストバスとを有するコンピュータにおいて、
前記コンピュータによって実行されたときに前記リクエスタと前記ターゲットと
の間で下記通信方法を行うための命令を記録する記録装置であって、 ホストマスタとの間のハンドシェークを確立し、 前記ホストバスを介して前記ホストマスタによる要求を発行し、 前記要求をアクノレッジし、 遅延応答を前記リクエスタに送信する処理を 有する前記通信方法を行う命令を記録している 記録装置。 - 【請求項12】 前記ホストマスタによる前記ホストバスを介した要求の発行動作は、前記ホス
トバスを介してキャッシュラインリード要求を発行する動作を含む 請求項11に記載の記録装置。 - 【請求項13】 前記ホストマスタとの間のハンドシェークの確立動作は、IDEコントローラ
による前記ホストマスタに対しての内部バスを介した要求の発行動作を含む 請求項11に記載の記録装置。 - 【請求項14】 前記ホストマスタとの間のハンドシェークの確立動作は、IDEコントローラ
と前記ホストマスタとの間のハンドシェークの確立動作を含む 請求項11に記載の記録装置。 - 【請求項15】 前記ホストバスを介した前記ホストマスタによる要求の発行動作は、前記P6
バスを介した前記ホストマスタによる要求の発行動作を含む 請求項11に記載の記録装置。 - 【請求項16】 前記通信は、前記リクエスタによるIDEコントローラに対しての要求の発行
動作をさらに含む 請求項11に記載の記録装置。 - 【請求項17】 前記通信は、前記ホストマスタによる前記ホストバスを介した遅延イネーブル
信号のアサート動作をさらに含む 請求項11に記載の記録装置。 - 【請求項18】 前記通信は、他のホストマスタによる前記要求および前記遅延イネーブル信号
の受信動作をさらに含む 請求項11に記載の記録装置。 - 【請求項19】 前記システムは、他のホストマスタによるディスティネーションバスを介した
遅延イネーブル信号を伴う要求の発行ステップをさらに含む 請求項11に記載の記録装置。 - 【請求項20】 少なくとも一つのリクエスタと少なくとも一つのターゲットとの間で情報通信
を行うシステムであって、 前記リクエスタと電気的に接続され、前記リクエスタからの要求を受信する第
1の装置と、 前記第1の装置と電気的に接続され、前記要求を遅延イネーブル信号と共にP
6バスを介して送信する第2の装置と、 前記P6バスに電気的に接続され、遅延イネーブル信号を伴う前記要求を前記
ターゲットに送信する第3の装置と を有するシステム。 - 【請求項21】 前記ターゲットは、遅延イネーブル信号を伴う前記要求に応じて、遅延応答を
、前記リクエスタに返す 請求項20に記載のシステム。 - 【請求項22】 前記第2の装置は、前記要求をキャッシュラインリード要求として前記P6バ
スを介して送信する 請求項20に記載のシステム。 - 【請求項23】 リクエスタとターゲットとの間で情報通信を行うシステムであって、 前記リクエスタに電気的に接続され、前記リクエスタから要求を受信する手段
と、 前記受信する手段に電気的に接続され、前記要求を遅延イネーブル信号と共に
ホストバスを介して前記ターゲットに対して送信する手段と を有するシステム。 - 【請求項24】 前記リクエスタは、キャッシュライン要求を発行する 請求項23に記載のシステム。
- 【請求項25】 前記受信する手段は、内部バスを介して前記送信する手段に接続されたIDE
コントローラを有する 請求項23に記載のシステム。 - 【請求項26】 前記送信する手段は、前記要求をキャッシュラインリード要求としてP6バス
を介して送信する 請求項23に記載のシステム。 - 【請求項27】 前記送信する手段は、前記ターゲットに電気的に接続されている 請求項23に記載のシステム。
- 【請求項28】 前記受信する手段と前記送信する手段とを接続する手段 をさらに有する請求項23に記載のシステム。
- 【請求項29】 メインプロセッサを有するコンピュータシステムにおける少なくとも一つのリ
クエスタと少なくとも一つのターゲットとの間の通信方法であって、 ホストマスタとの間のハンドシェークを確立し、 前記ホストバスを介して前記ホストマスタによる要求を発行し、 前記要求をアクノレッジし、 遅延応答を前記リクエスタに送信する 通信方法。 - 【請求項30】 前記ホストマスタによる前記ホストバスを介した要求の発行動作は、前記ホス
トバスを介してキャッシュラインリード要求を発行する動作を含む 請求項29に記載の通信方法。 - 【請求項31】 前記ホストマスタとの間のハンドシェークの確立動作は、IDEコントローラ
による前記ホストマスタに対しての内部バスを介した要求の発行動作を含む 請求項29に記載の通信方法。 - 【請求項32】 前記ホストマスタとの間のハンドシェークの確立動作は、IDEコントローラ
と前記ホストマスタとの間のハンドシェークの確立動作を含む 請求項29に記載の通信方法。 - 【請求項33】 前記ホストバスを介した前記ホストマスタによる要求の発行動作は、前記P6
バスを介した前記ホストマスタによる要求の発行動作を含む 請求項29に記載の通信方法。 - 【請求項34】 前記リクエスタによるIDEコントローラに対しての要求の発行動作をさらに
含む 請求項29に記載の通信方法。 - 【請求項35】 前記ホストマスタによる前記ホストバスを介した遅延イネーブル信号のアサー
ト動作をさらに含む 請求項29に記載の通信方法。 - 【請求項36】 他のホストマスタによる前記要求および前記遅延イネーブル信号の受信動作を
さらに含む 請求項29に記載の通信方法。 - 【請求項37】 他のホストマスタによるディスティネーションバスを介した遅延イネーブル信
号を伴う要求の発行動作をさらに含む 請求項29に記載の通信方法。 - 【請求項38】 前記リクエスタと前記ターゲットとの間の通信は、メインプロセッサ以外の装
置を含めて行われる 請求項29に記載の通信方法。 - 【請求項39】 P6バスを有するコンピュータシステムにおける少なくとも一つのリクエスタ
と少なくとも一つのターゲットとの間の通信方法であって、 ホストバスを介して前記リクエスタによる要求を発行し、 前記要求を、ホストマスタによる遅延イネーブル信号と共にP6バスを介して
転送し、 遅延応答を前記リクエスタに送信する 通信方法。 - 【請求項40】 前記リクエスタによる要求発行動作が、IDEコントローラによる前記ホスト
マスタに対しての要求の発行動作を含む 請求項39に記載の通信方法。 - 【請求項41】 前記ホストマスタによる前記要求を遅延イネーブル信号と共に転送する動作が
、P6バスを介してキャッシュラインリード要求を発行する動作を含む 請求項39に記載の通信方法。 - 【請求項42】 前記リクエスタに対しての遅延応答の送信動作が、PCI装置からの前記遅延
応答の送信動作を含む 請求項39に記載の通信方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/053,378 | 1998-03-31 | ||
US09/053,392 US6073198A (en) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | System for peer-to-peer mastering over a computer bus |
US09/053,378 US6223238B1 (en) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | Method of peer-to-peer mastering over a computer bus |
US09/053,392 | 1998-03-31 | ||
PCT/US1999/004017 WO1999050755A1 (en) | 1998-03-31 | 1999-02-24 | System and method of peer-to-peer mastering over a computer bus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002510086A true JP2002510086A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=26731790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000541599A Pending JP2002510086A (ja) | 1998-03-31 | 1999-02-24 | コンピュータバスを介してピーア・トゥ・ピーア・マスタリングを行うシステムおよび方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002510086A (ja) |
TW (1) | TW525062B (ja) |
WO (1) | WO1999050755A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008021153A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Nec Computertechno Ltd | コンピュータシステム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5555383A (en) * | 1994-11-07 | 1996-09-10 | International Business Machines Corporation | Peripheral component interconnect bus system having latency and shadow timers |
US5632021A (en) * | 1995-10-25 | 1997-05-20 | Cisco Systems Inc. | Computer system with cascaded peripheral component interconnect (PCI) buses |
US5778197A (en) * | 1996-04-26 | 1998-07-07 | International Business Machines Corp. | Method for allocating system resources in a hierarchical bus structure |
US5761462A (en) * | 1996-12-13 | 1998-06-02 | International Business Machines Corporation | Method and system for supporting peripheral component interconnect (PCI) peer-to-peer access across multiple PCI host bridges within a data-processing system |
-
1999
- 1999-02-24 WO PCT/US1999/004017 patent/WO1999050755A1/en active Application Filing
- 1999-02-24 JP JP2000541599A patent/JP2002510086A/ja active Pending
- 1999-03-31 TW TW88104981A patent/TW525062B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008021153A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Nec Computertechno Ltd | コンピュータシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1999050755A1 (en) | 1999-10-07 |
TW525062B (en) | 2003-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6223238B1 (en) | Method of peer-to-peer mastering over a computer bus | |
US5805842A (en) | Apparatus, system and method for supporting DMA transfers on a multiplexed bus | |
USRE37980E1 (en) | Bus-to-bus bridge in computer system, with fast burst memory range | |
US5870567A (en) | Delayed transaction protocol for computer system bus | |
US6085274A (en) | Computer system with bridges having posted memory write buffers | |
US5850530A (en) | Method and apparatus for improving bus efficiency by enabling arbitration based upon availability of completion data | |
US6145039A (en) | Method and apparatus for an improved interface between computer components | |
US5761444A (en) | Method and apparatus for dynamically deferring transactions | |
US6128711A (en) | Performance optimization and system bus duty cycle reduction by I/O bridge partial cache line writes | |
US6330630B1 (en) | Computer system having improved data transfer across a bus bridge | |
US5764929A (en) | Method and apparatus for improving bus bandwidth by reducing redundant access attempts | |
US6732208B1 (en) | Low latency system bus interface for multi-master processing environments | |
US6098134A (en) | Lock protocol for PCI bus using an additional "superlock" signal on the system bus | |
US6301632B1 (en) | Direct memory access system and method to bridge PCI bus protocols and hitachi SH4 protocols | |
US5564114A (en) | Method and an arrangement for handshaking on a bus to transfer information between devices in a computer system | |
US6598104B1 (en) | Smart retry system that reduces wasted bus transactions associated with master retries | |
US7171509B2 (en) | Method and apparatus for host messaging unit for Peripheral Component Interconnect busmaster devices | |
EP1288785B1 (en) | Method and interface for improved efficiency in performing bus-to-bus read data transfers | |
US7054987B1 (en) | Apparatus, system, and method for avoiding data writes that stall transactions in a bus interface | |
US5968144A (en) | System for supporting DMA I/O device using PCI bus and PCI-PCI bridge comprising programmable DMA controller for request arbitration and storing data transfer information | |
JP2002503847A (ja) | 2次バスからのメッセージング・ユニットへのアクセス | |
US6356953B1 (en) | System for peer-to-peer mastering over a computer bus | |
US6748505B1 (en) | Efficient system bus architecture for memory and register transfers | |
US5832243A (en) | Computer system implementing a stop clock acknowledge special cycle | |
US7779188B2 (en) | System and method to reduce memory latency in microprocessor systems connected with a bus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040413 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20040708 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20040721 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050823 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20051122 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20051130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060711 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060719 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061011 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071003 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20071011 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20080425 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090731 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090731 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100507 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100507 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100513 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100517 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100609 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100609 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100615 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100708 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100708 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100714 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100715 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100805 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100805 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110304 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110304 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110310 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110328 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110328 |