JP2002507937A - 改良されたショートストロークロック機構を有するツールユニットクランプ装置 - Google Patents

改良されたショートストロークロック機構を有するツールユニットクランプ装置

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Abstract

(57)【要約】 ツールユニットをツールサポーターに着脱可能に接続するためのショートストローククランプ装置が提供される。このクランプ装置は球形ロック要素を通すための開口を含むキャニスター部材と軸に沿ったストローク距離を往復移動可能なロックロッドとを有するタイプであり、前記ロックロッドは及びキャニスター開口部を通して球形ロック要素を移動させてツールユニットに係合させるためのカム部分を有する。このクランプ装置では、キャニスター部材の開口部はストローク軸に沿って延長されている。これにより、ロックロッドの軸方向のより短いストローク移動でロック係合が可能になるように、半径方向と同様にロックロッドのカム部分に沿って軸方向にも球形ロック要素を移動させることができる。ロック要素の軸方向の移動を更に長くするために開口部の壁を傾斜させてもよく、これにより、ロックロッドのストロークが更に短くなるだけでなく、クランプ装置がツールユニットに加えるグリップ力を強化することもできる。ロックロッドのストロークが短いと、ツールの包絡線も短くなり、ロックロッドを引き戻すスプリングパッケージの剛性が増し、使用寿命が長くなるという利点を有する。ロック要素とツールユニットとの間のロック係合力を向上させるために開口部の壁を傾斜させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 改良されたショートストロークロック機構を有する ツールユニットクランプ装置 本発明は、1995年4月17日に出願された係属中の特許出願第08/42 3,617号に基づく一部係属出願である。 発明の背景 本発明は一般に、ツールユニットをツールサポーターに着脱可能に連結するた めの改善されたロックロッドクランプ装置に関し、特に、短いロックロッドスト ロークを有し、グリップ力が向上されたこのような装置に関する。 ツールユニットをツールサポーターに着脱可能に連結するためのクランプ機構 は当技術分野において良く知られている。このような機構は、回転する金属加工 物と切削係合したり離されたりする切削差し込み工具(インサート)をツールユ ニットが保持する機械的加工作業において一般的に使用される。これらの機構に よって、異なる切削差し込み工具を保持する異なるツールユニットのツールサポ ーターへの素早い着脱が可能となり、このツールサポーターは加工物に対するツ ールユニットの移動を制御する装置に接続されている。 商業的に最も成功を収めているクランプ機構の1つに、ツールユニットの管型 端部に組み合わせ可能(matable)で且つロック要素をツールユニットにある凹 部にロック係合させるための開口部を含む円筒形キャニスター部材がある。典型 的には球形であるロック要素は、ロック要素に係合するカム部分を有する往復運 動ロックロッドによってキャニスター部材の開口部を通って放射方向に移動する 。このようなクランプ機構の例は、エリックソンの米国特許第4、708、04 0号、第4、747、735号及び第4、836、068号に開示されており、 こ れらはそれぞれ、ケンナメタル社(Kennametal Inc.)(ペンシルバニア州、ラ トローブ)及びクラップビジアゲーエムベーハー(Ktupp Widia GmbH)に譲渡さ れている。 このような従来技術のクランプ機構が図6に表されている。ここでは、キャニ スター39の遠位端62の横断面図が表されている。この遠位端62は、部材3 9の壁を通る円筒形の穴である開口部54aを含む。開口部54aを形成するこ の円形穴の内径は、球形ロック要素57aの外径とほぼ同じ大きさである。ロッ クロッド60は、球形の窪み66を有するカム部分64aを含み、この窪み66 の一部はテーパされて傾斜部分68になっている。球形ロック要素57aが窪み 66内に着座し、ロックロッド60のストップフランジ70が環状壁71に接合 すると、球形要素57aは非ロック位置にあり、これによりツールユニット10 の管形シャンク16が結合機構43の環状窪み59の中に挿入される。しかし、 ロックロッド60が図示された位置の右側に移動すると、カム部分64aの傾斜 68は球形ロック要素57aに押しつけて(楔状に)に係合し、ロック位置まで 持ち上げる。このような位置では、この球形ロック要素57aはツールユニット 10の傾斜壁30に対して楔状にロックするように支える。 このような従来技術のロック機構は、ツールユニットをツールサポーターに素 早く、便利に、且つしっかり固定させることができることが分かっているが、本 発明の出願人は、ロックロッドのストロークを短くすると、クランプ機構の全体 的な包絡線も同様に短くできるかどうかについて研究した。このようにツールの 包絡線を短くすることにより、オペレータはクランプ機構を周りのツール又は他 の障害物に接触させずに便利に使用できるようになり、加工操作が簡単になる。 更に重要なことは、よりロックロッドストロークを短くするとロックロッドを非 ロック位置からロック位置に引っ張るのに使用されるメカニズムに加えられる応 力が小さくなることである。このような機構は、ロックロッドに連結された油圧 シリンダーであってもよいし、キャニスター部材の基部端の周りにスライド可能 に取り付けられた、弾性的に圧縮されたベルビルワッシャー(Bellville washer )のスタックからなるスプリントパッケージであってもよい。スタックされた ベルビルワッシャーが使用される場合、ロックロッドストロークがより短ければ より短いワッシャーのスタックを使用し且つこのワッシャーの使用寿命を長くす ることができる。或いは、このようなワッシャーからなる標準サイズのスプリン グパッケージをより短いロックロッドストロークと共に使用してより大きなグリ ップ力でツールユニットをグリップするクランプ機構を生成し、これによりツー ルの剛性を高め、ひいてはツールユニットによって行われる加工操作をより正確 にすることができる。 明らかに、このような機構がツールユニットをツールサポーターに着脱する際 に提供する便利さ及び速度を損なわずにこのようなクランプ機構に使用されるロ ックロッドのストロークを短くする方法が見つけられれば非常に有益である。理 想的には、このようなストロークを短くする解決方法は、先述のタイプの従来の クランプ機構を最小限の要素を再設計及び加工して改良したクランプ機構に簡単 に変えることができるように、既存のパーツの形状をほんの少しだけ改良するだ けですむようにすべきである。また、このようなストロークを短くする設計によ って従来技術のものと同等若しくはこれより優れた結合剛性が得られれば望まし い。最後に、このようなストロークの短い設計がクランプ機構とツールユニット との間のクランプ力を強化することもできれは望ましい。 発明の概要 本発明は、キャニスター部材の開口部がロックロッドのストローク軸に沿って 延長され、ロック要素(好ましくは球形)をロックロッドのカム部分に沿って軸 方向に且つ半径方向に移動させ、ロックロッドを軸方向により短くスロークさせ てツールユニットにロック要素をロック係合させる、改良されたロックロッドク ランプ装置である。 本発明の好適な実施の形態において、キャニスター部材の開口部はロックロッ ドのカム部分の傾斜から反対方向に向かってロック球の直径よりも約5%〜30 %長くなっている。同時に、カム部分の位置はキャニスター部材の開口部が開口 部の元の直径の約5%〜30%延長している方向に移動する。クランプ装置をこ のように改造することによって、ロックロッドのストロークの長さを約5%〜3 0%短くすることができる。より好適な実施の形態において、開口部の延長部分 及びカム部分の移動の両方の長さは開口部の元の長さの約15%〜25%であり 、これによりロックロッドのストロークが15%〜25%短くなる。 本発明は更に、キャニスター部材の開口部の端壁をロックロッドの往復移動軸 から放射方向に延びるラインに関して約10°〜45°に傾斜させる。開口部の 端壁の片方又は両方を傾斜させてもよい。カム部分の傾斜の反対側の壁では、ロ ック球の方へ向かって傾斜され、この傾斜に隣接する壁では、ロック球から離れ て傾斜される。カム部分の傾斜の反対側の開口部の壁を角度付けすることによっ て、スロトークが開口部の延長部分によって短くなった分より更に5%〜25% 、ロックロッドのストロークを短くすることができる。好適な実施の形態におい て、この開口部の壁の角度は約10°〜20°であり、これによりロックロッド のストロークは全体的に22%〜34%短くなる。カム部分の傾斜に最も近い開 口部の壁を傾斜させることにより、クランプ機構のグリップ力が有効に大きくな る。 従来技術では、ツールユニットの壁の表面とカム部分の傾斜に最も近い開口部 の壁の表面とが角度を形成する。ロック球はこれらの表面とロックロッドの表面 との間で作用し、ツールユニットの壁に楔状に係合する。この開口部の壁がツー ルユニットの壁に平行な位置の方向へ傾斜されれば、これらの表面の間の機械的 利点は増大し、グリップ力が強化される。 キャニスター部材の開口部を延長させるとともに先述のように開口部の壁を好 適に傾斜させると、ロックロッドのストロークの長さを短くし、且つグリップ力 を約10%〜40%強化することができる。このように実質的にストロークの長 さを縮めることによって、クランプ装置がツールユニットをより小さなツールの 包絡線内に保持し、より小さなスプリングパッケージを用いることが可能になる 。上記のような改良により、従来のクランプ機構と同じ保持力を達成するのに必 要なスプリング力が小さくてすむので、より長くもつスプリング要素(一般的に はベルビルワッシャー)を有するより小さなスプリングパッケージを使用しても よい。或いは、標準のサイズ及び強度を有するスプリングパッケージを使用して 、短いストローク機構から実質的に大きな保持力を生成し、より優れたツールの 剛 性及び正確性を提供してもよい。 図面の簡単な説明 図1は、本発明のクランプ機構により固定されたタイプのツールユニットの斜 視図である。 図2は、図1に表されたツールユニットをライン2−2で切り取った側断面図 である。 図3は、図1及び図2のツールユニットをツールサポーターに着脱可能に接続 する本発明のクランプ機構の側断面図である。 図4A、図4B及び図4Cは、本発明のクランプ機構の1つの実施の形態が、 どのようにツールユニットをツールサポーターに着脱可能に固定するかを表す側 断面図である。 図5A、図5B及び図5Cは、本発明のクランプ機構の第二の実施の形態が、 どのようにツールユニットをツールサポーターに着脱可能に連結するかを表す。 図6は、従来技術のクランプ装置のキャニスター部材、球形ロック要素、及び 球形ロックロッドのカム部分の部分的な拡大側断面図であり、球形ロック要素を ロック位置に持っていくのに必要なロックロッドストロークの長さL1を表す。 図7は、本発明のクランプ機構の1つの実施の形態のキャニスター部材、球形 ロック要素、及び球形ロックロッドのカム部分の部分的な拡大側断面図であり、 球形ロック要素をロック位置に持っていくのに必要な短いロックロッドストロー クの長さL2を表す。 図8は、本発明のクランプ機構の第二の実施の形態のキャニスター部材、球形 ロック要素、及び球形ロックロッドのカム部分の部分的な拡大側断面図であり、 開口部の壁の1つが角度付けられており、球形ロック要素をロック位置に持って いくのに必要なより短いロックロッドストロークの長さL3を表す。 図9は、本発明のクランプ機構の第三の実施の形態のキャニスター部材、球形 ロック要素、及び球形ロックロッドのカム部分の部分的な拡大側断面図であり、 開口部の壁の両側が角度付けられ、ロックロッドのストロークを短く保ちながら どのようにグリップ力を強化するかを表す。好適な実施の形態の詳細な記述 図1及び図2を参照すると、本発明のクランプ機構に使用されるツールユニッ ト10は、切削工具を保持するための前端部12、及びツールサポーターへの接 続のための後方管形シャンク16を含む。前端部12は窪み又はポケット14を 含み、この窪み又はポケット14はインデックス可能切削差し込み工具、ロック ブラケット、及びシム(図示せず)を受け取るための通常のデザインである。前 端部12と管形シャンク16との間の接続部分は環状接合面17であり、この接 合面17は、クランプ機構によりツールユニットがこのようなサポーターに連結 されているときはツールサポーターの環状面に係合する。この接合面17は平ら であり、管形シャンク16の長手方向軸に関して直行方向に向けられている。 図2に示したように、管形シャンク16は、一片のスチールでできたツールユ ニット10の前端部12と一体化して好ましくは形成され、円錐台形である。シ ャンク16は、本明細書中において以下に記載されているクランプ機構の球形ロ ック要素を受け取るための一対の対向する開口18a、bを含む。開口18a、 bの壁20の円周の周りは円筒形ではなく、そのかわりにクランプ機構のシャン ク16と球形ロック要素とを簡単にロック係合させるための傾斜壁部分30(図 2に図示)を含む。管形シャンク16の内部表面22は、ロック機構のキャニス ター部材の外側表面に密接して噛み合わされるように実質的に円箇形である。シ ャンクの外側表面24は、ツールユニット10とツールサポーターとの間の結合 を中央に寄せて固定するために、円錐台形になっている。対向する開口18a、 bに対して直行するように位置合わせスロット26及び28が配置されている。 のちに説明するように、これらのスロット26、28はクランプ機構のキャニス ター部材39にある突起キー(図示せず)にフィットし、開口18a、bとクラ ンプ機構の球形ロック要素との間の位置合わせをする。 図3を参照すると、本発明のクランプ機構35は、図示したようなツールサポ ーター37の中に配置されている。クランプ機構は、円錐台形のカップリング部 材43よりなるハウジング41内に取り付けられた円筒形キャニスター部材39 を含む。カップリング部材43はその遠位端、即ちカップリング部材43とツー ルユニット10とが結合されたときに先述のツールユニット10の接合面17に 対面する環状接合面44で終わる。ツールサポーターのハウジング37は、カッ プリング部材43の後ろに配置されたハウジング部材45を更に有する。キャニ スター部材39は、ボルト49によってカップリング部材43に固定された環状 フランジ47によって、ハウジング41に固定されている。カップリング部材4 3はボルト51によってハウジング部材45に固定されている。従って、キャニ スター部材39はクランプ機構35の動作中、ロックロッド60に関して固定さ れたままである。 キャニスター部材39の遠位端53は、球形のロック要素57a、bを架線で 示した位置に移動させる1対の対向する開口部55a、bを含む。開口55a、 bの壁が、ロック球57a、bの外径より僅かに大きな内径を有する円筒形の穴 ではないということが重要である。むしろ、これらの壁はロックロッド60の遠 位壁に対向する開口部55a、bの側に延長部分56を加えて形成された楕円形 スロットである。その目的についてはやがて明らかにするとする。キャニスター 部材39の遠位端53は、開口部55a、bに対して直角に配置された1組の先 述の位置合わせラグ(図示せず)も含む。キャニスター部材39の遠位端62の 外側表面と、カップリング部材43の内部表面との間には、ツールユニット10 を受け取るための円錐台形型ソケット59が画定されている。 キャニスター部材39及びロック球57a、bに加えて、本発明のクランプ機 構は更にロックロッド60を含み、このロックロッド60は軸Aに沿って想像線 で示された位置まで往復移動可能である。ロックロッド60は遠位端62を有し 、この遠位端62はキャニスター部材39の遠位端53の中に同心に配置され且 つこれに関してスライド状に移動可能である。この遠位端62は対向するカム部 分64a、bを含み、半径方向に且つある程度軸方向にロック球57a、bを移 動させてソケット66の内外に移動させる。カム部分64a、bの各々は窪み6 6及び傾斜68を含み、この窪み66は球57a、bを部分的に補足する形状で あり、傾斜68はこの窪み66の片側からロッド60の遠位端62の方へ伸びて いる。本発明において、カム部分64a、bの軸位置はロックロッド60の遠位 端 62からキャニスター部材の開口部55a、bの各々の延長部分56の軸方向の 長さに等しい距離だけ離される。ロックロッド60は一体型に形成されたストッ プフランジ70を更に有し、このストップフランジ70はキャニスター部材の環 状壁71に係合してロックロッド60の遠位方向のストロークを阻止する。ロッ クロッド60の基部端は、キャニスター部材39の基部端内にスライド可能に取 り付けられた円筒形シャフト72から形成される。シャフト72はスプリング保 持器73のところで終端する。スタックされベルビルワッシャー74より形成さ れたスプリングパッケージはスプリング保持器73に張力を一定に加え、これに よりロックロッド60を想像線で表したロック位置に位置させる。 ロックロッド60の遠位端は、ツールユニット10を離脱させようとするとき 、カップリング部材43からツールユニット10を物理的に押し退けるために機 能する。そのため、ツールユニット10がカップリング部材43から押し出され て開放されなければなれない場合、ロックロッド60の遠位端はツールユニット に対してこのように接触するように設置されなければならない。 このクランプ機構35の第一の実施の形態の操作について、図4A、4B及び 4Cを参照して以下に記載する。クランプ操作の第一段階において、図4Aに図 示されているが、ツールユニット10の管形シャンク16はツールサポーター3 7の円錐台形ソケット59に噛み合わせ係合するように位置合わせされる。特に 、スロット26、28は、キャニスター部材39の遠位端53の内部にある先述 の位置合わせラグ(図示せず)に位置合わせされる。ロックロッド60は次に、 ベルビルワッシャー74のスタックのスプリングバイアスを超過するくらい充分 な力でキャニスター部材39の遠位端53の方へと押される。これによりスプリ ングワッシャー74を押圧し、ロックロッド60のストップフランジ70をキャ ニスター部材39の環状壁71に図示されたように係合させ、ロック球57a、 bをカム部分64a、bの各々の窪み66の中に完全に受け入れさせる。この位 置では、ロック球57a、bはソケット59がツールユニットの管形シャンク1 6へ挿入されるのを妨げない。 図4Bを参照すると、管形シャンク16はソケット59に挿入されている。次 にクランプ機構35のオペレータはスプリングワッシャー74に加えられた圧縮 力を開放する。広がったスプリングワッシャー74は次に往復移動可能ロックロ ッド60のシャフト72をキャニスター部材39の遠位端53から引き戻す。ロ ックロッド60がこのように引き戻されたあと、ロック球57a、bはキャニス ター部材の開口部55a、bの壁によって、これらの開口部の延長部分56の反 対側で係合される。このように係合されるとロック球57a、bはカム部分64 a、bの各々の球形の窪み66から外れ、各ロック球57a、bはカム部分64 a、bの傾斜68を上る。ロック球57a、bがそれぞれのカム部分64a、b の傾斜68を上っていくと、キャニスター部材の開口部55a、bの延長された 壁56によってこれらの球が軸方向及び半径方向に移動し、ツールユニットのシ ャンクの開口部18a、bのテーパー壁に係合することに注意されたい。更に、 ロック球57a、bの軸方向の移動は、ロックロッド60の軸移動の方向と反対 方向である。以下により詳細に示すように、これはロッド60を非ロック位置か らロック位置まで移動させるのに必要なロックロッドのストロークの長さを距離 X1だけ縮めるという有利な効果を有する(図7)。 スプリングワッシャー74が最終的にロックロッド60を図4Cで表された位 置に引っ張ったとき、各カム部分64a、bの傾斜68はこれらの球を固く楔止 めしてキャニスター部材の開口部55a、bの延長部分56を画定する壁と、ツ ールユニット10のロック球受け取り開口部18a、bの各々の傾斜壁30との 間でロック係合させる。この位置で、ロック球57a、bはツールユニット10 をキャニスター部材39に固くグリップする。 図5A〜図5Cは、本発明の他の実施の形態の動作を表す。この実施の形態は 、キャニスター部材の開口部55a、bの延長部分56を画定する壁75がそれ ぞれのロック球の方に傾斜されていること以外は、図4A〜図4Cに図示された 実施の形態と同じ構造を有する。この好適な実施の形態において、壁75は、往 復移動軸Aから放射状に延びるラインRに関して角度B(約10°〜20°、最 も好ましくは15°)で傾斜されている。 図5A〜図5Cに図示された実施の形態は、キャニスター部材の開口部55a 、 bの各々の壁75を角度付けして球57a、bをロックロッド60のカム部分6 4a、bの傾斜68に沿って軸方向により長い距離を移動させる以外は、図4A 〜図4Cに関して記載した実施の形態と全く同じように動作する。この軸方向に 追加された移動成分は、ロック球57a、bと傾斜壁75との間の正接ポイント から角度Bの軸方向の成分X2(図8)にほぼ等しい。ロック球57a、bの軸 移動成分をこのように増大させることは、ロックロッド60のストロークを短く するのに大きく貢献する。このことについては以下に詳しく説明する。 図6、図7及び図8は、従来技術のクランプ機構のロックストロークの長さと 、本発明のクランプ機構35の第一及び第二の実施の形態のロックストロークの 長さとを比較している。図6に表された従来のクランプ機構において、キャニス ター部材の開口部54a、b(図では54aのみが図示されている)は円形であ り、各ロック球57a、bの外径とほぼ同じサイズの内径を有する。従って、ロ ックロッド60はロック球57a、bを図示されたロック位置に持ち上げるため に軸方向のストローク距離L1だけ移動しなければならない。 これに対し、図7に図示されたクランプ機構35の第一の実施の形態において 、キャニスター部材39の開口部55a、bは図示されたような延長部分56を 有する。この延長部分56によって、ロックロッド60が図示された位置に引き 戻されたとき、ロック球57a、bは半径方向だけでなく軸方向にもいくらか移 動することができる。延長部分56によって提供された軸方向の移動成分によっ て、ロック球57a、bはロックロッド60のより短いストロークL2でツール ユニット10の傾斜壁30に係合することができる。この実施の形態において、 ロック球57a、bの直径に対する延長部分56の長さは約20%であり、これ により従来技術のクランプ機構のロックロッドストロークの長さL1に対してス トロークの長さL2は約20%短くなる。ロックロッド60がツールユニット1 0に押しのけられる場合、ロッド60ストロークをより短くすると、ロックロッ ド60を改良する必要があることに注意されたい。ロックロッド60の遠位端は 、ロックロッド60のストロークの短縮された分の長さとほぼ等しい距離だけ更 にカム部分66から離れている。これによりロックロッド60はツールユニット 10 に接触及び衝突し、これを開放することができる。 図8に図示した本発明の第二の実施の形態において、キャニスター部材の開口 部55a、bの延長部分56のエッジを画定する壁75を角度付けることによっ て、球57aと傾斜壁75との正接ポイントからこの壁の底まで距離X2だけ開 口部を広げる。このように開口部を広げることによって、ロックロッド60が引 き戻されるときにロック球57a、bに生じる軸移動の距離が更に長くなり、こ れにより更に短いロックロッドストロークL3でもロック球57a、bを図示さ れた作業位置に持っていく。壁75を長手方向の軸Aから放射状に延びるライン に関して約15°に傾斜させた場合、開口部55a、bを単に長くした場合に得 られる20%の短縮から更に8%、ロックロッドストロークL1を縮めることが できる。従って、図8に図示された実施の形態のロックロッドストロークL3は 、従来のクランプ機構のロックロッドストロークL1よりも約28%短く、37 %まで短くしてもよい。ここでも、ロックロッドがツールユニットに押しのける 場合、ロックロッド60ストロークを短くするとロックロッド60を修正する必 要があることに注意されたい。ロックロッド60の遠位端は、カム部分66から の長さをロックロッド60のストロークを短縮した分とほぼ同じ距離だけより長 くするべきである。 これまでに記載した各実施の形態はロックロッドストロークを短くしようとす る設計を例示してきたが、図9に表された第4の実施の形態は、この利点を保ち ながら更にクランプ力を強化する。これは、開口部の壁75の反対側の開口部の 壁76を傾斜させることによって達成される。この実施の形態において、延長さ れたキャニスター開口部55a、bの各々の開口壁76は開口壁75と同様に傾 斜されている。更に詳細には、壁76は長手方向軸Aから放射状に延びるライン RRに関して約10°〜20°、好ましくは15°の角度に傾斜されている。こ のように開口壁76を傾斜させることは、ロックロッド60の移動距離をL3か らL4に僅かに長くするだけで、クランプ機構35のグリップ力を増大させると いう利点がある。 クランプ力が強化されたことは、図9に表された角度M及びNを参照すると 最 もよく分かる。ロック球56aを図9に表したロック位置に放射方向に外側に押 し出す場合、その球の壁はツールユニット10の開口部の傾斜部分30と延長さ れた開口部55aの傾斜壁76との両方に角度Mで係合する。角度Mは開口部の 壁76からのライン及びツールユニットの開口部の壁30のテーパー部分からの ラインの射影によって画定される。この射影は原点77で交差する。 一方、角度Nは、開口部の壁76の以前の傾きを反映するラインR及びツール ユニットの開口部の壁30のテーパー部分によって画定される。ロック球57a はロックロッド60の傾斜67から力で移動させられることによってこれらの表 面と楔形に係合する。角度Mは角度Nより小さいので、ロック球57aは角度N によって画定されたこれらの表面の間よりも角度Mによって画定されたこれらの 表面の間に大きな機械的利点を生じさせる。この修正された配置によって、元の 配置を用いて生成されるクランプ力より30%のオーダーで高いクランプ力を提 供する。 この配置は、元々垂直であった開口壁76の一部を切り取って構成してもよい 。この場合、ロックロッド60の移動が図9に表された距離X3だけ僅かに延び るかもしれない。しかし、それでもロックロッド60のストロークは図6の従来 技術のストロークよりも全体的に短い。 本発明は好適な実施の形態に関して記載されてきたが、当業者には様々な修正 、改定、及び追加が行われることができることが明白であろう。このような改定 、修正、及び追加の全てを、添付の請求項によってのみ制限される本発明の範囲 内に含むことが意図される。
【手続補正書】 【提出日】平成9年12月17日(1997.12.17) 【補正内容】 (1)明細書第2頁第5行の「遠位端62の横断面図が表されている。この遠位 端62」を、『遠位端53の横断面図が表されている。この遠位端53』と訂正 する。 (2)明細書第7頁第16行の「遠位端62」を、『遠位端53』と訂正する。 (3)明細書第7頁第25行の「ソケット66」を、『窪み66』と訂正する。 (4)図面の図6〜図9を、添付した図6〜図9に訂正する。 【図6】 【図7】【図8】 【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP 【要約の続き】 ケージの剛性が増し、使用寿命が長くなるという利点を 有する。ロック要素とツールユニットとの間のロック係 合力を向上させるために開口部の壁を傾斜させてもよ い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ツールユニットをツールサポーターに着脱可能に接続するためのクランプ 装置であって、 少なくも1つのロック要素を含み、 前記ツールユニットに組み合わせ可能で、ロック要素を通す開口部を含むキャ ニスター部材を含み、 長手軸に沿ってストローク距離を往復移動可能なロックロッドを含み、前記ロ ックロッドは、キャニスターの開口部を通して前記軸に関して半径方向にロック 要素を移動させて非ロック位置からツールユニットにロック係合させるためのカ ム部分を有し、 キャニスター部材の前記開口部は、ロック要素に適合する円筒形から長手方向 軸に沿って延長されており、これによってロック要素を半径方向と同様にカム部 分に沿って軸方向に移動させ、開口部がロック要素に適合する円筒形である場合 に必要なストロークよりもロックロッドの軸方向のストローク距離をより短くし てロック要素を非ロック位置からツールユニットにロック係合させるための少な くとも1つの延長された壁を画定する、 クランプ装置。 2.開口部が前記軸に沿ってロック要素の長さの5%〜30%延長された、請 求項1のクランプ装置。 3.開口部が前記軸に沿ってロック要素の長さの約17%〜23延長された、 請求項2に記載のクランプ装置。 4.開口部が前記軸に沿ってロック要素の長さの20%延長された、請求項3 に記載のクランプ装置。 5.カム部分が非ロック位置にあるロック要素を受け取るための窪みと、ロッ ク要素をロック位置に半径方向に移動させるための前記軸に沿った窪みの片側の 傾斜とを含む、請求項1に記載のクランプ装置。 6.開口部がカム部分の傾斜から反対側の部分で延長されている、請求項5に 記載のクランプ装置。 7.ロックロッドのカム部分が、開口部の延長部分と同じ方向に前記軸に沿っ て開口部の延長部の長さに等しい距離のところに配置される、請求項6に記載の クランプ装置。 8.ロックロッドはツールユニットに面する遠位端を含み、カム部分が遠位端 に向かって配置された、請求項7に記載のクランプ装置。 9.延長されたキャニスター開口部の延長された壁が、ロックロッドの軸方向 のより短いストローク移動でロック要素を移動させてツールユニットとロック係 合させるために、前記軸から放射状に投影されたラインに関して鋭角に傾斜され ている、請求項1に記載のクランプ装置。 10.前記鋭角が前記放射状のラインに関して約5°〜20°である、請求項 9に記載のクランプ装置。 11.前記延長された壁の反対側のキャニスターの壁が傾斜されており、ロッ ク要素とツールユニットとの間の楔状のロック係合力を増大させる機能を有する 、請求項9に記載のクランプ装置。 12.キャニスター部材の延長された開口部がロックロッドのカム部分の傾斜 から反対の端部に近位壁を、及び前記カム部分の傾斜に隣接した対向側端部に遠 位壁を含み、前記傾斜壁が近位壁であってロックロッドの軸方向のストロークを 短くする機能を有する、請求項9に記載のクランプ装置。 13.キャニスター部材の延長された開口部がロックロッドの傾斜のカム部分 から反対の一端に近位壁を、及び前記カム部分の傾斜に隣接した対向端に遠位壁 を含み、前記傾斜壁が遠位壁である、請求項9に記載のクランプ装置。 14.キャニスター部材の延長された開口部が、ロックロッドのカム部分の傾 斜から反対側の一端にロックロッドの軸方向のストロークを短くするための傾斜 された近位壁を、及び前記ロックロッドのカム部分の傾斜に隣接した対向端にロ ック要素とツールユニットとの間の楔状のロック係合力を強化させるための傾斜 された遠位壁を含む、請求項9に記載のクランプ装置。 15.ツールユニットをツールサポーターに着脱可能に連結するためのクラン プ装置であって、前記クランプ装置はツールユニットと組合せ可能なキャニスタ ー部材と軸に沿って往復ストロークするロックロッドとを有するタイプの装置で あって、前記キャニスター部材は球形ロック要素を通すための円形開口部を含み 、前記開口部の直径は前記球形ロック要素の直径とほぼ同じくらいの大きさであ り、前記ロックロッドは前記球形ロック要素を前記開口部を通して軸に関して半 径方向に移動させて前記キャニスター部材をツールユニットにロック係合させた り非ロック係合させたりするためのカム部分を含み、前記クランプ装置が、 キャニスター部材の円形開口部において軸に沿った延長部を含み、この延長部 によって球形ロック要素を半径方向と同様にカム部分に沿って軸方向に移動させ 、開口部が円筒形である場合よりも短いロックロッドの軸方向のストロークで、 球形ロック要素をツールユニットにロック係合させる、 クランプ装置。 16.ツールユニットをツールサポーターに着脱可能に連結するためのクラン プ装置であって、前記クランプ装置がツールユニットと組合せ可能なキャニスタ ー部材と長手方向軸に沿って往復ストロークするロックロッドとを有するタイプ の装置であって、前記キャニスター部材は球形ロック要素を通すための円形開口 部を含み、前記開口部の直径は前記球形ロック要素の直径とほぼ同じぐらいの大 きさであり、前記ロックロッドは前記球形ロック要素を前記開口部を通して軸に 関して半径方向に移動させて前記キャニスター部材をツールユニットにロック係 合させたり非ロック係合させたりするためのカム部分を含み、前記クランプ装置 は、 キャニスター部材の円形開口部の軸に沿った延長部を含み、この延長部によっ て球形ロック要素を半径方向と同様にカム部分に沿って軸方向に移動させ、より 短いロックロッドの軸方向のストロークで、球形ロック要素をツールユニットに ロック係合させる、 クランプ装置。 17.各開口部の前記延長部を画定する壁が、軸に直行するラインに関して鋭 角に傾斜されており、より短いロックロッドの軸方向のストロークでロック要素 をツールユニットにロック係合させる、請求項16に記載のクランプ装置。 18.前記鋭角が、長手方向軸に垂直なラインRに関して約10°〜45°で ある、請求項17に記載のクランプ装置。 19.各開口部の対向する壁がロック要素とツールユニットのとの間の楔状の ロック係合力を増大させるように傾斜されている、請求項17に記載のクランプ 装置。 20.キャニスター部材の延長された開口部が、ロックロッドのカム部分の傾 斜から反対側の一端にロックロッドの軸方向のストロークを短くするための傾斜 された近位壁と、ロックロッドのカム部分の傾斜に隣接した対向端にロック要素 とツールユニットとの間の楔状のロック係合力を増大させるための傾斜された遠 位壁とを含む、請求項19に記載のクランプ装置。 21.ツールユニットをツールサポーターに着脱可能に連結するためのクラン プ装置であって、前記装置がツールユニットに組合せ可能なキャニスター部材と 長手方向軸に沿って往復ストロークするロックロッドとを有するタイプの装置で あって、前記ロックロッドはキャニスターの開口部を通してロック要素を前記軸 に関して半径方向に移動させてツールユニットに楔状にロック係合させるための カム部分を有し、キャニスターの開口部の軸端を画定する壁が前記軸に関して直 行しており、前記クランプ装置が、 ロック要素を半径方向と同様にカム部分に沿って軸方向に移動させるためにロ ックロッドに最も近い各開口部の部分を軸に沿って広げるように、前記直行壁に 関して各開口部の壁の片側を位置合わせし、これによってより短いロックロッド の軸方向のストロークでロック要素を楔状にロック係合させるよう改良されてい る、 クランプ装置。 22.カム部分の各々が、ロック要素を受け取るための窪みと、前記窪みの片 側にロック要素を半径方向に移動させるための傾斜とを含み、前記開口部が、傾 斜の反対側に角度付けられた近位端壁を含む、請求項21に記載のロック装置。 23.角度付けられた近位開口部壁がストローク軸に直行するラインに関して 約10°〜20°に傾斜され、前記ロックロッドのストロークの長さが約7%〜 9%短かくされた、請求項22に記載のクランプ装置。 24.ロック要素をロックロッドのカム部分に沿って軸方向に移動させるため に、キャニスター部材の開口部の各々が軸に沿って延長部分を含み、これにより ロックロッドのより短い軸方向のストロークで前記ロック要素をツールユニット にロック係合させる、請求項21に記載のクランプ装置。 25.ロックロッドの軸方向のストロークを短くするために各開口部の片側の 壁が各々のロック要素の方へ向けて傾斜されており、ロック要素とツールユニッ トとの間の楔状のロック係合力を増大させるために各開口部の対向側の壁が各々 のロック要素から離れて傾斜されている、請求項21に記載のクランプ装置。 26.各カム部分が、ロック要素を受け取るための窪みと、前記窪みの片側の 傾斜にロック要素を半径方向に移動させるための傾斜とを含み、各開口部の第一 の壁がロックロッドのカム部分の傾斜から反対側にあり、各開口部の対向側の壁 がロックロッドのカム部分の傾斜の近くにある、請求項25に記載のクランプ装 置。
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