JP2002507758A - 立体的な長距離顕微鏡 - Google Patents

立体的な長距離顕微鏡

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JP2002507758A
JP2002507758A JP2000537091A JP2000537091A JP2002507758A JP 2002507758 A JP2002507758 A JP 2002507758A JP 2000537091 A JP2000537091 A JP 2000537091A JP 2000537091 A JP2000537091 A JP 2000537091A JP 2002507758 A JP2002507758 A JP 2002507758A
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ナイト,ダグラス,エム.,エスアール.
マカマー,ロバート
ロナルド,エフ. オベラカー
ダッジ,ブレイン,シー.
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クエスター コーポレーション
デューク ユニバーシィティー
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Abstract

(57)【要約】 立体的な、長距離顕微鏡(100)は、フロントレンズ素子(14)から100mm〜300mmの範囲内で、ターゲット(10)を立体的に見ることができる。そのシステム(100)は、好ましくは以下を含む。ターゲット(10)から、光線を入射するための直径Dflを有している凸状のフロントレンズ素子(14)、フロントレンズ素子(14)から光線を入射するための直径Drmを有しているリア凹面鏡(18)、リアミラー素子(18)から反射される光を入射するためのフロントレンズ素子(14)の後部面R2の上に位置される第2ミラー(22)、前記第2ミラー(22)と立体接眼レンズ(36)との間に位置され、角度のついたミラー(24)から反射される光線を向きを変えて入射して観察者の両方の目にその光線を提供する角度のついたミラー(24)。フロントレンズ素子(14)の直径Dflは、リアミラー素子(18)の直径Drmよりも非常に小さいことが望ましい

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 1.発明の技術分野 本発明は、広く光学顕微鏡に関し、特に、顕微鏡のフロント光学素子から10
0mm〜300mmの範囲のターゲットに適用する、立体的な長距離顕微鏡に関
する。
【0002】 2.関連技術の説明 従来技術は、以下の基本的な構造を持つ多くの重要な望遠鏡などを含む。凸状
のフロントレンズ、フロントレンズから光を入射するための凹状のリアミラー、
リアミラーからフォーカスされた光を入射するためにフロントレンズの後方に位
置する第2ミラー、第2ミラーからの反射光を入射するために角度のついたミラ
ー等、および、角度のついたミラーから反射した像を見るための接眼レンズ。タ
ーゲットは一般的にフロントレンズから十分な距離をおいて位置され、フロント
レンズとリアミラーは、実質的に同一の直径を有する。天文学的な現象を観測す
るための、あるいは地球上の現象を観測するかまたは写真に撮るための公知の望
遠鏡の一つは、ペンシルべニア、18938、ニュウ ホープ、インハム ロー
ド 6204、クエスター株式会社でクエスター33/2として販売された。
【0003】 複合屈折第1フロントレンズ、凹状の主リアミラー、第2ミラーおよび結果を
接眼レンズに集中させるための機構を含む他の光学的装置は、つぎの公開された
特許に見出すことができる。米国特許2,748,658号、米国特許2,72
6,574号、米国特許3,532,410号および米国特許5,471,34
6号。
【0004】 米国特許4,755,031号、および、5,181,145号は、同様の構
造を記載する。特に、米国特許5,181,145号は、第2ミラー、凹面鏡か
ら反射される光線を開示する。その光線は、2つの異なる点で2つの像を作り出
し、それによってビームスプリッタ上に当たる。米国特許4,835,380号
も、同様の構造の、出力端部でのビームスプリッタの使用を開示する。
【0005】 つぎの公開特許は、構造に関するものであるが、フロントエンドでの複合屈折
レンズはない。米国特許2,753,760号、米国特許3,411,852号
、米国特許3,468,597号、米国特許5,159,495号、および、米
国特許5,161,051号。
【0006】 前述の従来技術の開示は、本発明といくつかの名目的な類似性を持つが、それ
でもやはり、どれも立体的な、長距離顕微鏡として使用される装置を容認する構
造あるいは使用を開示しているようには見えない。上記の装置は、特に、独自の
出願(例えば神経外科、高速材料加工、および、傷や凹凸に対する複雑な材料の
検査)のために有効である。前述の必要な状況から本発明がなされた。
【0007】 発明の要約 簡単に述べると、本発明は、測定器のフロントレンズから100mm〜300
mmの間の距離でターゲットを像化でき、同時に、細部を三次元で立体的に有意
に提供できる、立体的な、長距離顕微鏡からなる。顕微鏡は、基本的に、ターゲ
ットから光線を入射ための直径Dflを有している凸状の耐火性の複合フロント
レンズ、フロントレンズから光線を入射するための直径Drmを有している凹状
の第1反射リアミラー、第1ミラーから光線を入射するためにフロントレンズの 後方に位置される凸状の第2ミラー、第2ミラーから焦点に集まった光線を入射
するための角度のついた平面または平坦ミラー、そして、角度のついたミラーか
ら光線を入射するための立体接眼レンズからなる。加えて、中間の、凸状のレン
ズは、フロントレンズからリアミラーの光線の焦点合わせを助けるために第2ミ
ラーと角度のついたミラーとの間に位置される。フロントレンズの直径Dflは
、リアミラーの直径Drmより小さい。これは、フロント素子にターゲットから
上記の角度で光を集めることを可能にするためにフロントレンズの100〜30
0mm以内にターゲットの位置を結びつける。無関係な光は、そこから出てくる
光束から除去される。光束は、立体接眼レンズによって屈折され、集光され、入
射され、分割される。正常な目が一つの立体像を作り出すのと同様に、最終的に
観察者によって一つの三次元の像が合成される。結果は、フロントレンズから有
効な距離に位置されるが、非常に拡大された、現実的な対象物の三次元の像であ
る。発明は、以下の図面を参照することでより十分に理解される。
【0008】 図面の簡単な説明 図1は、本発明の好適な実施例に係る、立体的な、長距離顕微鏡の横断面の図
である。
【0009】 図2は、ターゲットと装置のフロント素子との間を進む光線の異なる長さを図
示する。そして、さらに、ターゲットについての種々の異なる情報が異なる光線
長によって、本来的に捕らえられることを示す。
【0010】 図3Aは、赤と緑の光源からの光線がどのようにしてシステムの左右の接眼レ
ンズに集められているのかを図示する。
【0011】 図3Bと図4Cは、緑の光がどのようにして、背景の対象物を、前面の対象物
を示す赤い光線よりもシステムの接眼レンズの前にフォーカスするのかをより詳
細に図示する。
【0012】 図5Dは、背景の対象物を示す緑の光線が赤い光線より前の点でフォーカスさ
れる方法を示す。
【0013】 図5Eは、図5Dの反対のものを図示する。すなわち、前面の対象物を表す赤
い光線が背景の対象物を表す緑の光線よりも後ろにフォーカスされる方法を図示
する。
【0014】 図6Fは、異なる色で示される異なる光源からの光線がどのようにして異なる
焦点で合成像を形成するのかを示す。
【0015】 発明の詳細な説明 この説明の間、同一の番号は、発明を図示する異なる図に関しても同一の要素
を示す。
【0016】 好適な実施例に係る発明100は、図1に図示される。本発明のシステム10
0は、ターゲット10が光学系の最良の焦点範囲12内、すなわち、100〜3
00mmに位置されるという事実におけるその精度と立体的な有効性に基づく。
ターゲット10の位置は、ターゲット10から上記の角度で光を集めるシステム
の14のフロント素子を考慮し、ターゲット10の全画像を作るその光線だけの
光束が、順番に、メイン、リア、凹面鏡18に進むように、無関係な光は光束1
6から除去される。フロント素子14は、Dflの直径を有している凸状の耐火
性のレンズと、その後部面に位置する第2ミラー22からなる。リアミラー18
は、必然的にDflより大きい直径Drmを有する。Dflの好ましい範囲は5
5〜75mmであり、Drmの好ましい範囲は95〜115mmであり、Dfl
=65mm、および、Drm=105mmの値を有することが好ましい。光線2
0は、ターゲット10の形状により決定される様々な長さを有する。より大きい
、主要なリアミラー18は、可変長光線20を捕らえ、それを、光線20が構築
したパターンによって、ターゲット10の形状が維持されるような方法で第2ミ
ラー22に送る。このパターンは、まったく完全にターゲット10を示す。その
情報は、角度のついた平坦なミラー24によって第2ミラー22から観察者の2
つの立体接眼レンズ26にさらに送られる。その接眼レンズ26は、観察者のア
イレベル28に位置される。そこは、2つの像を拡大するミラーと、レンズ18
と22のそれぞれのフロント素子14によって確立された最良の焦点面である。
【0017】 光束によって運ばれるターゲット10の完全な情報は、光束30の右半分によ
って運ばれる情報が、光束32の左半分によって運ばれる情報と目で区別できる
ように、2つの立体接眼レンズ26により分離されることができる。これらの像
(ひとまとめにして34と称する)は、像が正確に目の標準的な使用で結合され
るように、観察者によって一つの三次元の像に合成される。像を伝える観察者の
目の視神経の動作は、したがって、発明の中心にある。その理由は、そのことが
ターゲット10から結合された画像34までに描かれる情報経路の有効性を決め
るからである。この情報経路は、実際は、目の立体視野の正確な再現であるが、
全ての光学システム100の手段によって、非常に拡大される像を有する。全て
のシステム100は、したがって、両方の人間の目が必要とされるとき、標準的
な視覚系の光学的な再現である。
【0018】 光学システムを通る光束40によって生じる経路は、三次元のターゲット10
について必須の情報を含みそして伝える。さまざまな光線40aの長さの区別は
、この点で非常に重要になる。これは、図2に示すように立体接眼レンズ26a
と26bに利用できるターゲットの輪郭を表示するからである。これは、通常は
人間の2つの目により提供される情報と再び比較することによって最も良く理解
される。これらは、対象物の形状を示すさまざまな光線長を、視神経を通して結
合し、記録することによって、三次元の像を入射する。これらの可変的な光線長
から対象物の輪郭は認識される。同様に、光学システム100は、これらのさま
ざまな長さを見て記録してそれらを接眼レンズ26aと26bに送る。そして、
光線の光束におけるさまざまな40a−40hを目の使用のために区別する。図
3で示す2つの接眼レンズ26aと26bの異なる焦点は、接眼レンズに送られ
た異なる長さの光線をはっきりと記録する。これらの2つの接眼レンズ(26a
と26b)は、観察者28が非常に拡大された形態で順番に3次元のターゲット
10を見るために、光束40によって運ばれる十分な情報を使用することができ
る。
【0019】 立体顕微鏡の動作原理は、唯一の光学システム100のすぐそばのターゲット
10が、より遠いターゲットを見ることが光学的に予定されていない、立体的な
画像を作り出すという事実を明らかにする。
【0020】 ターゲット10がその他の距離、ちょうど9または10フィートのように近か
ったとしても、光線30と32は、平面の像を光学的に送る。というのは、それ
らが形状の区別を記録することができないために、光線30と32は、長さにお
いて十分に等しくぴったりだからである。これらは、光学的に捕らえることがで
きるどんな被写界深度でも平面の像として見える。さらにこの種の深度は、明ら
かに満足なターゲット焦点面の前後に目的物が見えるように、レンズ14の口径
の縮小を結果することに注意する。それは、立体画像ではない。
【0021】 立体的な情報を捕らえるために、光学システム100は2つの(2)状態を満
たさなければならない。 (a)それはターゲット10からかなりの距離を置かなければらない。しかし、
(b)それはターゲット10からあまり遠くてはならない。 ターゲット10の非常に近くに位置される光学部品は、明らかに直接そこへ到来
する光線だけを「見る」。あまりにも遠くに離れた光学部品は、可変的な光線長
を区別しない。上に見られるように、それらは相対的にできるだけ焦点が合うよ
うになる。しかし、制限された範囲内では、形状の区別がされ、記録されること
ができ、理論と実際とは一致する。これらは、順番に、ターゲット10がその近
くと遠くのいずれでも識別できるように、接眼レンズ26aと26bの独自のフ
ォーカスによって分離されることができる。そして、それは、一つの合成像を与
える目36によって組み立てられる(大きな被写界深度のみが真の立体的効果を
作り出さないことは、すでに述べた)。立体的な像は、光学部品が2つの必須の
情報のタイプを伝えるために捕らえられる。第1に、それは、観測される光線3
0と32の長さの違いを記録する、そして第2に、それは、光線の長さの変化で
決定されるターゲット10の斜めの図を記録する。フロント素子14の曲線は、
この種の記録を可能にする。全ての情報は、2つの立体接眼レンズに、異なるが
補足的な情報を与える、オプティカルシーケンスによって拡大され区別される。
【0022】 動作原理は、図3A−6Fにより詳細に図示される。図3Aは、Z軸上5ミク
ロンで分離された赤い光源50と緑の光源52からの光線を図示する。両眼の接
眼レンズ26aと26bは、それぞれ、左右の目のために赤50と緑の52の光
線を集める。このオプティカルシーケンスの精度は、光のばらつきにより引き起
こされるいかなる表面的な影響からもはっきりと区別することがさらに認められ
る。図3Bおよび図4Cは、赤い光線50が右の接眼レンズ26aによってどの
ようにして捕らえられるのか、また、緑の光線52が左の接眼レンズ26bによ
ってどのようにして捕らえられるのかを図示する。図4C(それは図3Bの延長
である)は、169.528mmに位置される平面54の前(背景の対象物の前
)にどのようにして緑の光線52がフォーカスされるのか、および、170.3
34mmに位置される平面56の後ろ(前面の対象物)にどのようにして赤い光
線52がフォーカスされるのかを図示する。 図5Dは本質的に同じ事項を図示
する。すなわち、緑の光線52は、フォーカスされた背景の対象物を形成する平
面54に向かって集まる。換言すれば、緑の光線は、赤い光線50よりフォーカ
スの中心近くに密集する。逆に、図5Eは、前面の平面56での光線の密集と散
乱を図示し、赤い光線50がどのようにして密集するのか、そして、緑の光線5
2は、密集しないのかを示す。
【0023】 最後に図6Fは、合成の対象物が少なくとも4つのセットの異なる色の光から
どのようにして形成されるのかを図示する。
【0024】 光学システム100の特定の寸法と関係は、好適な実施例による。 タイプ:マクストフー キャセグレイン キャタディオプトリック (Maksutov Cassegrain Catadioptric) 動作範囲:ターゲットからフロント素子までの距離−100から300mmの間
開口径:2.5インチ 入射瞳:4.1インチ 開口値/口径比: 対象物の距離 n.a. f/no [18インチ 0.065 7.7] [14インチ 0.083 6.0] 10インチ 0.115 4.3 6インチ 0.142 3.5 空間的分解能:150mmで1.25ミクロンより良く、100mmで1ミクロ ン未満 校正レンズ:BK‐7、マグネシウムフッ化物で覆われた(標準), Dfl=2.5インチ径 ここで、R1=レンズ14の前面=58.5mm R2=レンズ14の後面=62.0mm T1=レンズ14の中点厚さ=8.10±0.03mm 主ミラー:Pyrex(登録商標)、アルミニウムで覆われた,AISi04が オーバーコートされた,Drm=4.1インチ径 ここで、T2=フロントレンズ素子14からリアミラー18の表面までの距離 =285.98±0.60mm 第2のミラー:校正のR2表面,アルミニウムで覆われた,AISi04が オーバーコートされた,0.65インチ径 バックフォーカス距離:最小2.75インチ フォーマット:回折が制限されたフィールド,18mm バッフリング:中央のチューブが螺旋、すべての内面は反射防止塗装がされた バレル:6061アルミニウム,シームレスストックからの機械、統合されたレ
ンズセル、黒色分析、長さ10インチ、外径4.5インチ、重さ5ポンド 要約では、本発明100はその結果を達成するために独特な条件のセットを用
いる。ターゲット10は、レンズのフロント素子14から距離(100−300
mm)の限定された範囲内で静止している。ターゲット10からの光線40a−
40hは、したがって、特定の角度で光軸42から離れ、ターゲット10の輪郭
を記録する。創作された光線パターンは、3次元フォーカスをもたらすように位
置された2つの接眼レンズ26aと26bに利用できるようにするために、光学
システム100のさまざまな構成要素により集中され拡大される。すべての光線
は光学システム100によって捕らえられる。
【0025】 本発明は、従来技術を超えるいくつかの利点を有する。最初に、ユーザーはす
べての対象物またはターゲット10を十分な深さで、詳細に見ることができる、
一方、従来技術の立体的な像は、実際の対象物を二次元近似まで減少する。第2
に、その結果、ターゲットからの距離が要求され、同時に、ターゲットまたはユ
ーザーの両方に損傷なくそれを操作するため能力が要求される、一定の高度に重
要な手順から、情報を導き出すことができる。実例は、神経外科、高速材料加工
、および、傷や凹凸に対する複雑な材料の検査を含む。十分な有効性のため、こ
れらの全ての手順は、ターゲットからの意義深い距離と最大の解像度を要求する
【0026】 前述のことを達成するために、本発明10は独特ないくつかの特徴を有する。
最初に、顕微鏡の焦点距離は、直接フロントレンズに隣接しても、大きな距離(
例えば仮想の無限大)でもない。しかし、むしろ好ましくは100〜300mm
の範囲である。従って、それは本当の立体的な長距離顕微鏡である。第2に、フ
ロントレンズ素子14は、100mmから300mmの距離である程度焦準を容
認するリアレンズ素子18より直径がかなり小さい(すなわちDrm>Dfl)
。この配置の主要な結果は、達成される顕著な立体的な作用である。
【0027】 発明はその好適な実施例を参照して述べられたが、それは、本発明の精神と範
囲から逸脱することなく、全体として、さまざまな改良が、発明の構造、および
、理論でなされることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係る、立体的な、長距離顕微鏡の横断面の図である。
【図2】 ターゲットと装置のフロント素子との間を進む光線の異なる長さを図示する。
そして、さらに、ターゲットについての種々の異なる情報が異なる光線長によっ
て、本来的に捕らえられることを示す。
【図3】 図3Aは、赤と緑の光源からの光線がどのようにしてシステムの左右の接眼レ
ンズに集められているのかを図示し、図3Bは、緑の光がどのようにして、背景
の対象物を、前面の対象物を示す赤い光線よりもシステムの接眼レンズの前にフ
ォーカスするのかをより詳細に図示する。
【図4】 図4Cは、緑の光がどのようにして、背景の対象物を、前面の対象物を示す赤
い光線よりもシステムの接眼レンズの前にフォーカスするのかをより詳細に図示
する。
【図5】 図5Dは、背景の対象物を示す緑の光線が赤い光線より前の点でフォーカスさ
れる方法を示し、図5Eは、図5Dの反対のものを図示する。すなわち、前面の
対象物を表す赤い光線が背景の対象物を表す緑の光線よりも後ろにフォーカスさ
れる方法を図示する。
【図6】 図6Fは、異なる色で示される異なる光源からの光線がどのようにして異なる
焦点で合成像を形成するのかを示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年10月15日(1999.10.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 13/14 G02B 13/14 2H052 17/00 17/00 2H087 21/00 21/00 23/02 23/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 マカマー,ロバート アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 27705 ダラム,パインクレスト ロード 1532 (72)発明者 オベラカー ロナルド,エフ. アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 27705 ダラム,プリーザント グリーン ロード 2618 (72)発明者 ダッジ,ブレイン,シー. アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 27278 ヒルズボロー,レークショアー ドライブ 529 Fターム(参考) 2G020 BA20 2G059 FF03 JJ11 JJ14 2G065 BB06 BB11 BB12 BB14 2G066 BA22 BA25 2H039 AA06 AA09 AB03 AB22 2H052 AA13 AB06 AB19 AB21 AB24 AB25 2H087 KA09 TA01 TA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターゲット(10)を立体的に検査するための立体的な長距
    離顕微鏡装置(100)であって、前記装置は、 前記ターゲット(10)からの光線を入射するためのフロントレンズ手段(1
    4)と、 前記フロントレンズ手段(14)からの光線を入射するためのリアミラー手段
    (18)と、 前記リアミラー手段(18)からの光線を入射するための第2ミラー手段(2
    2)と、 前記第2ミラー手段(22)からの光線を入射するための角度のついたミラー
    手段(24)と、 前記角度のついたミラー(24)からの光線を見るための接眼レンズ手段(3
    6)と、からなり、 前記接眼レンズを通して人間の目で見られる前記光線は、前記ターゲット(1
    0)の立体的な像を提供する。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、前記接眼レンズ(36)は、両目
    を同時に使うのに適した立体接眼レンズからなる。
  3. 【請求項3】 請求項2の装置において、前記ターゲット(10)は、前記
    フロントレンズ手段から300mm未満にある。
  4. 【請求項4】 請求項3の装置において、前記ターゲット(10)は、好ま
    しくは前記フロントレンズ手段の100mmから300mm以内に位置される。
  5. 【請求項5】 請求項4の装置において、前記フロントレンズ手段(14)
    の直径Dflは、前記リアミラー手段(18)の直径Drm未満である。
  6. 【請求項6】 請求項5の装置において、前記フロントレンズ手段(14)
    は、凸レンズからなる。
  7. 【請求項7】 請求項6の装置において、前記フロントレンズ手段(14)
    の前記直径Dflは、好ましくは55〜75mmの範囲である。
  8. 【請求項8】 請求項7の装置において、前記リアミラー手段(18)の前
    記直径Drmは、好ましくは95〜115mmの範囲である。
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