JP2002505537A - 可撓性ダイバーシチアンテナ - Google Patents
可撓性ダイバーシチアンテナInfo
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Abstract
Description
ある。
、あるいはユーザが無線機を使用しながら移動する時に適切に機能しないことが
ある。近くに障害物がある場合、あるいはユーザが移動しながら無線電話機を使
用する場合に、マルチパスフェージングして知られる信号品質劣化や信号強度が
生じることがある。信号受信を改良するために、従来からダイバーシチアンテナ
は無線電話機の主アンテナと連携して働くように設計されている。
デルの多くは長さが、わずか11〜12センチまで小型化されている。不都合な
ことに、無線電話機サイズが小さくなるにしたがって電話機内部スペースも狭く
なる。無線機サイズの小型化に伴って内部スペースが減少すると、既存タイプの
ダイバーシチアンテナが無線電話機動作に要する帯域幅および利得条件を満たす
ことが困難になる。
nverted F antenna:PIFA)と呼ばれるものがある。PI
FAの名前はその形状がアルファベットの「F」に似ていることに由来しており
、典型的には、様々な剛性材料層を結合することにより、導電路を備えた放射素
子が形成される。通常、PIFAの各層および素子はプラスチック成型体または
薄板支持構造に直接取り付けられる。PIFAは剛性が高いため、無線電話機の
狭いスペース中に収容される最終形状に折り曲げるのはかなり難しい。また、P
IFAを搭載した装置に衝撃が加わると、PIFAは損傷を受けやすい。衝撃に
よってPIFAの層が破損して、それが動作不良または故障の原因となることが
ある。
げ加工、エッチングなど、様々な工程が必要であろう。その結果、製造およびア
センブリは比較的コストの高いバッチ処理で行われるのが普通である。更に、無
線電話機の内部でRF回路とPIFAを接続するために通常は同軸ケーブルなど
のシールド給電部が利用される。無線電話機の組み立て工程では、シールド給電
部によるRF回路とPIFAの接続は一般に手作業で行われ、これも無線電話機
製造コストの増加につながる。
することができるPIFAを提供することである。
小型PIFAを提供することである。
を受け難いPIFAを提供することである。
コストを削減することである。
用に適する利得および帯域幅をもつ可撓性ダイバーシチアンテナによって達成さ
れる。第1の可撓性誘電体層で覆われ、シリコーンなどの可撓性材料で形成され
たコアに導電体が埋め込まれる。第1の誘電体層はアンテナの一端で、銅または
ニッケル織布などの導電体で覆われる。PIFAで一般に利用される剛性金属素
子と異なり、導電体は可撓性をもつ。
アンテナ部分は同調素子として機能し、導電体で覆われないアンテナ部分は放射
素子として機能する。コア内部の導電体は放射素子と同調素子の間で蛇行して延
在することが好ましい。
は可撓性コアに埋め込まれた導電体と電気的に接続される。給電部は可撓性材料
層、望ましくは可撓性コアと同じ材料で覆われる。この可撓性材料は誘電体層で
覆われる。この誘電体層は、給電部をシールドする導電体層で覆われる。この導
電体層は別の誘電体層で覆うことができる。
エラストマ(可撓性)・コアに埋め込まれた導電体と、エラストマ・コアを覆う
第1の誘電体層と、導電体で覆われた第1の誘電体層の一部分と、導電体を覆う
第2の誘電体層とを有する平板アンテナ素子を形成するステップと、無線電話等
の電子装置への組み込み形状に平板アンテナ素子を折りたたむステップとを含む
。コアの周囲の各材料層上に積層されるエラストマ・コアおよび材料は、電子装
置への組み込み形状に平板アンテナ素子を折りたたむ前に硬化処理される。硬化
処理中に、第2の誘電体層に表面構造を形成することができる。
自動化大量生産に適している。また、材料の選択と各材料層の厚さ制御によって
、インピーダンス特性のばらつきが減る(リピータブルな特性が得られる)。可
撓性の誘電体、導電体を利用することで、無線電話機組み立て工程において狭い
スペースに収まるように、アンテナ形状を様々に変えることが可能になる。
の無線電話機動作に十分な利得および帯域幅を達成することができる。この発明
を利用すれば、アンテナ設計者は、従来のダイバーシチアンテナよりも設計上で
高度な柔軟性が得られる。更に、インピーダンス制御のストリップライン(co
ntrolled impedance stripline)伝送媒体をアン
テナの各セクションに形成するために、導電体を選択的に付加することができる
。
の狭いスペースに容易に収まるように折りたたむことができない。それとは対照
的に、本発明によるダイバーシチアンテナの構成は可撓性を備えており、既存の
無線電話機や他の通信装置の限られた狭いスペースにアンテナを合わせることが
できる。また、本発明の構成では、その可撓性により、外部衝撃力に起因する損
傷の危険を減少させることができる。更に、本発明は一体構造の可撓性信号給電
部を内蔵しているため、装置内の信号回路にアンテナを接続するために新たに同
軸ケーブルを設ける必要がない。したがって、無線電話機などの通信装置の組み
立てコストを削減することができる。
する。しかし、この発明は多くの異なる形態で実施可能であり、ここに開示され
る実施例に制限されるものではなく、むしろ、これら実施例は、説明をより完全
にすると共に、発明の範囲を完全に当業者に伝達することを意図する。なお、同
一参照符号は同一部材を示すものとする。
である。送信アンテナは通常、電磁場を放射するためにアパチャまたは反射面を
誘導または照明する給電アセンブリを有する。そして受信アンテナは通常、入射
電磁場を集電部(collecting feed)上に収束して入射電磁場に
比例する電子信号を生成するためにアパチャまたは反射面を有する。アンテナ放
射電力またはアンテナ受信電力はそのアパチャ面積に依存し、利得として表され
る。アンテナの放射パターンは極座標でプロットされることが多い。電圧定在波
比(VSWR)はアンテナ給電点と給電線あるいは伝送線とのインピーダンス整
合に関連する。RFエネルギーを最小損失で放射するか、受信RFエネルギーを
最小損失で受信機に伝達するために、アンテナのインピーダンスは、伝送線ある
いはフィーダーのインピーダンスと整合する必要がある。
するトランシーバーと電気的に接続される主アンテナを使用する。アンテナとト
ランシーバーの間の電力伝達を最大にするために、トランシーバーとアンテナは
両者のインピーダンスが実質的に整合、すなわち電気的に同調されるように相互
結合されることが好ましく、それにより、不要なアンテナインピーダンス成分が
排除または補償されて、回路給電部のインピーダンス値を50オーム(または所
要値)にすることができる。
喪失を防止するために無線電話機の主アンテナと一緒に使用することができる。
信号強度は、セルラ電話網内でユーザがセル間を移動している時や、ビルの谷間
を歩行中、静止障害物による妨害等が原因で変動する。ダイバーシチアンテナは
、空間ダイバーシチ、パターンダイバーシチ、帯域幅ダイバーシチ、利得ダイバ
ーシチ等に起因してメインアンテナが検出できない信号を検出するように設計さ
れる。
)が図1に示される。図示されたPIFA10は地板14から間隔を置いて保持
される放射素子12を有する。RF接続活線(hot RF connecti
on)17は下方に位置する回路から地板14を経て18における放射素子12
まで延在する。利得および帯域幅に影響を及ぼすパラメータ、すなわち、放射素
子12の長さL、放射素子12と地板14の間隔H、RF接続活線と接地間の距
離Dを調整することによって、PIFAは所望周波数に同調する。当業者に周知
の他のパラメータを調節してPIFAを同調することも可能であるが、ここでは
言及しない。
。アンテナ20は図示されるように「F」形状であり、同調部22と、それに隣
接する放射部24を備えている。アンテナ20は図2に示されるような平板構造
に製作されることが好ましい。通信装置に組み込む前に、この可撓性アンテナは
、装置の内部スペースに合わせて折りたたまれる。
示しており、アンテナは特定の通信装置への組み込みに適した構成になっている
。図3にはまた、シールドされた可撓性給電部28も示されており、これは放射
素子24に対して実質的に直角になり、通信装置の内部信号回路との接続に適し
た向きに配置される。本発明による可撓性ダイバーシチアンテナは、無線電話機
などの装置の多様な内部空間での設置を容易にするため必要に応じて様々な形状
に製作することができる。
し、この導電体は送受信電気信号のアンテナ素子として機能する。図の実施例で
は、導電体26は同調素子端部22aから反対側の放射素子端部24aまで蛇行
状態で延在する。
信号用の可撓性シールド給電部28が一体的に接続される。シールド信号給電部
28は、以下に詳しく述べるとおり、放射素子22と同様の構造をもつ。導電体
30は可撓性信号給電部28に収容され、その両端部は30a、30bである。
図示されるように、導電体30の端部30aは位置29において放射素子24の
導電体26と電気的に接続される。もう一方の端部30bについては、従来から
の接続手法、例えば、はんだ付け、置換(displacement)コネクタ
、導電性エラストマ、金属圧着等を用いて回路基板に接続されるような構成が好
ましい。
めに様々な向きに構成することができる。一般に、従来のダイバーシチアンテナ
では、無線電話機の主回路基板から引き出されるシールド給電部が必要である。
この目的で、同軸ケーブルが使用されることが多い。しかし、同軸ケーブルは比
較的コストが高く、組み立てに手作業を必要とする。本発明では、シールド給電
部28がアンテナ20の一体形成部分となっているので有利である。
で示している。導電体26は可撓性コア34の中に埋め込まれている。可撓性コ
アはシリコーンなどのエラストマで形成されることが好ましい。また、可撓性コ
アは比誘電率が約1.8〜2.2の誘電体で形成されることが好ましい。第1の
可撓性誘電体層32は図示されるようにエラストマ(可撓性)・コア34を覆っ
ている。第1の誘電体層は、比誘電率が約1.8〜2.2であることが好ましい
。第1の誘電体層は、非金属製の織物または編み物で形成することができる。1
20℃までの処理温度に耐えられるポリエステルまたは液晶高分子(LCP)布
は、第1の誘電体層32として使用される代表的な誘電体である。
で示している。第1の誘電体層32は可撓性導電体層36で覆われている。導電
体36は金属化織布が好ましい。強度と耐熱性が高い金属化織布が好ましい。代
表的な金属化織布としては、銅被覆の上に表面ニッケル層を施したポリエステル
または液晶高分子(LCP)織布、金属繊維または金属フェルト構造からなるニ
ッケル銅織布、繊維またはフェルト構造からなる炭素繊維織布などがあるが、こ
れらに制限されるものではない。代替的に、第1の誘電体層32の表面を部分的
に導体で金属化することも可能である。
積層されることが好ましい。金属化織布の空孔がシリコーンで満たされることに
より、曲げ特性が向上する。当業者には周知のとおり、シリコーンは広い温度範
囲、特に低温において高い伸張率と安定した可撓性を示す。そして、図示される
ように導電体36を第2の可撓性誘電体層38で覆うことも可能である。第2の
誘電体層38はフィルム状非金属化高分子、あるいは、織物または編み物構造の
布状非金属化高分子で形成することができる。第2の誘電体層38用として代表
的な誘電体は、120℃までの処理温度に耐えられるポリエステルまたは液晶高
分子(LCP)製のポリエーテルイミド(PEI)のフィルムあるいは布である
。
において第1、第2の誘電体層32、38の厚さを変えることができる。RF伝
送線の特性インピーダンス(Z0)は、伝送線を構成する部材のジオメトリ(導
体幅や誘電体の厚さ)と比誘電率から算出される。ジオメトリがストリップライ
ンからマイクロストリップ伝送線に変わると、所要インピーダンスが得られるよ
うに各層の厚さが調整される。また、アンテナ20の可撓性や、アンテナの比誘
電率を調整するために、第1、第2の誘電体層32、38の両方に比較的硬い誘
電体を付加することも可能である。十分な強度、柔軟性が必要なところには、ポ
リエーテルイミド(PEI)フィルムを使用することができる。当業者には周知
のとおり、PEIは比誘電率がシリコーンエラストマに非常に近く、また、シリ
コーンおよび様々な外側コーティング材料との接着性がよい。第1、第2の誘電
体層32、38の接着には感熱接着フィルムを使用することができる。TFE誘
電体には弗化エチレンプロピレン(FEP)接着フィルム、そして、PEI誘電
体にはシリコーンフィルムを使用することが好ましい。
硬化して、コアを覆う各材料層を積層するために硬化処理することができる。硬
化処理は一般に、使用される接着材のメーカの薦める方法に従って行われる。例
えば、FEPフィルムは235℃以上で接着、熱硬化シリコーンエラストマ接着
剤は120℃以上で接着、また、感圧硬化シリコーンエラストマ接着剤は90℃
以上の温度で加速接着が得られる。薄手のシート材料の粘着剤接着には通常、硬
い当て板を用いて加圧される。当て板と接着対象との間には柔軟なエラストマ・
パッドを挟むことがある。エラストマ・パッドの柔軟性によって空孔のない接着
界面が得られる。エラストマ・パッドの表面形状あるいは生地は、アンテナ組み
立て最終工程で折り畳み線あるいは折り曲げ点線を形成するのに利用される。
ような表面構造をもつ。この表面構造は硬化過程で使用される圧力パッドを介し
て形成することができる。硬化処理中に圧力をかけることにより、導電体36の
繊維間の空間をシリコーンで確実に満たすことができる。
線6−6に沿った横断面で示している。図の実施例では、第2の誘電体層38は
導電体36の端部を超えたところで終わっている。しかし、第2の誘電体層38
は第1の誘電体層32上を更に遠くまで延在させることも可能である。第1の誘
電体層32上で第2の誘電体層38を延長すれば、境界領域の厚さが更に均等化
され(接着処理が容易になる)、また、境界領域の強度が増す(最終組み立て段
階で曲げ工程が容易になる)。給電部28と放射素子24の境界領域でも、同様
に構成することができる。
な外表面を形成することができる。外表面材料としては、限定的ではないが、F
EPを含めて様々な材料が利用可能である。外側層の材料は摩耗や磨耗の要因を
回避するものが好ましい。
れる。平板アンテナが形成され(ブロック100)、電子装置に組み込むために
折りたたまれる(ブロック200)。平板アンテナの製作過程において、エラス
トマ・コアに導電体が、好ましくは蛇行状態で、埋め込まれる(ブロック102
)。つぎに、エラストマ・コアは第1の誘電体層で覆われる(ブロック104)
。アンテナを所定のインピーダンスに合わせるために、第1の誘電体層は少なく
とも部分的に導電体で覆われる(ブロック106)。アンテナと一体的にシール
ド給電部が形成され、そこから外側に引き伸ばされる(ブロック108)。エラ
ストマ・コアと、コアに誘電体層および導電体層を接着するための材料は、特に
限定しないが、当業者に周知の硬化処理、例えば、自然硬化、熱硬化、赤外線硬
化、マイクロ波硬化等によって硬化される(ブロック110)。硬化処理中に、
誘電体の第2層に表面構造が形成される(ブロック112)。
本発明に関するいくつかの代表的な実施例を記述してきたが、当業者には明らか
なように、本発明の新規な教示および利点から実質的に逸脱しない範囲でこれら
実施例に様々な変更が可能である。したがって、それらすべての変更は、請求の
範囲に規定される本発明の範囲に包含されるものとする。請求の範囲のミーンズ
・プラス・ファンクション項は記載された機能を実行する機構と、機構的等価物
および等価的機構物を包含するものとする。したがって、以上は本発明を説明す
るための記述であって、開示された実施例に発明を限定するものではなく、開示
実施例への変更およびその他の実施例も、請求の範囲に包含されるものとする。
本発明は請求の範囲で規定され、請求の範囲の同等物は請求の範囲に包含される
。
Claims (32)
- 【請求項1】 第1の可撓性誘電体層に覆われ、両側に端部を備えた可撓性
コアと、 前記端部の一方において前記第1の可撓性誘電体層を覆う可撓性導電体層と、 前記可撓性コアに埋め込まれ、前記両端部間に延在する導電体とを有するアン
テナ。 - 【請求項2】 請求項1記載のアンテナであって、前記可撓性誘体電層を第
2の可撓性導電体層で覆った前記アンテナ。 - 【請求項3】 請求項1記載のアンテナであって、前記導電体が前記エラス
トマ・コア内で蛇行するように構成した前記アンテナ。 - 【請求項4】 請求項1記載のアンテナであって、前記可撓性コアがシリコ
ーンを含む前記アンテナ。 - 【請求項5】 請求項1記載のアンテナであって、前記可撓性導電体が金属
化織布を含む前記アンテナ。 - 【請求項6】 請求項5記載のアンテナであって、シリコーンエラストマを
用いて前記第1の可撓性誘電体層に前記金属化織布を積層した前記アンテナ。 - 【請求項7】 請求項1記載のアンテナであって、前記第1、第2の可撓性
誘電体層の比誘電率を約1.8〜2.2とした前記アンテナ。 - 【請求項8】 請求項1記載のアンテナであって、比誘電率が約1.8〜2
.2の材料で前記可撓性コアを形成した前記アンテナ。 - 【請求項9】 請求項1記載のアンテナであって、前記第1、第2の可撓性
誘電体層がポリエーテルイミドフィルムを含む前記アンテナ。 - 【請求項10】 請求項1記載のアンテナであって、更に、前記エラストマ
・コアに埋め込まれた前記導電体に電気的に接続され、前記可撓性コアから外側
に延在する一体的な可撓性信号給電部を有する前記アンテナ。 - 【請求項11】 請求項10記載のアンテナであって、更に、 前記信号給電部を覆う可撓性材料層と、 前記可撓性材料層を覆う第1の可撓性誘電体層と、 前記第1の可撓性誘電体層を覆う可撓性導電体層と、 前記可撓性導電体層を覆う第2の可撓性誘電体層とを有する前記アンテナ。
- 【請求項12】 導電体で選択的に金属化された部分を含む第1の可撓性誘
電体層に覆われ、両側に端部を備えたエラストマ・コアと、 前記エラストマ・コアに埋め込まれ、前記両端部間に延在する導電体とを有す
る可撓性ダイバーシチアンテナアンテナ。 - 【請求項13】 請求項12記載の可撓性ダイバーシチアンテナであって、
更に、前記第1の誘電体層の前記金属化部分を覆う第2の誘電体層を含む前記可
撓性ダイバーシチアンテナアンテナ。 - 【請求項14】 請求項12記載の可撓性ダイバーシチアンテナであって、
前記導電体が前記エラストマ・コア内で蛇行するように構成した前記可撓性ダイ
バーシチアンテナアンテナ。 - 【請求項15】 請求項12記載の可撓性ダイバーシチアンテナであって、
前記エラストマ・コアをシリコーンで形成した前記可撓性ダイバーシチアンテナ
アンテナ。 - 【請求項16】 請求項12記載の可撓性ダイバーシチアンテナであって、
更に、前記エラストマ・コアに埋め込まれた前記導電体に電気的に接続され、前
記可撓性コアから外側に延在する信号給電部を有する前記可撓性ダイバーシチア
ンテナ。 - 【請求項17】 請求項12記載の可撓性ダイバーシチアンテナであって、
更に、 前記信号給電部を覆うエラストマ層と、 前記エラストマ層を覆う第1の誘電体層と、 前記第1の誘電体層を覆う導電体と、 前記導電体を覆う第2の誘電体層とを有する前記可撓性ダイバーシチアンテナ
。 - 【請求項18】 無線電話機ハウジングと、 前記ハウジング内に配置された回路基板と、 前記ハウジング内に配置された可撓性ダイバーシチアンテナとを有する無線電
話機であって、前記可撓性ダイバーシチアンテナが、 第1の可撓性誘電体層に覆われ、両側に端部を備えたエラストマ・コアと、 前記端部の一方を覆う導電体層と、 前記エラストマ・コアに埋め込まれ、前記両端部間に延在する導電体とを有す
る前記無線電話機において、 前記ダイバーシチアンテナから外側に延在し、前記エラストマ・コアに埋め込
まれた前記導電体を前記回路基板に電気的に接続する信号給電部を有する前記無
線電話機。 - 【請求項19】 請求項18記載の無線電話機であって、前記導電体層を第
2の誘電体層で覆った前記無線電話機。 - 【請求項20】 請求項18記載の無線電話機であって、前記導電体が前記
エラストマ・コア内で蛇行するように構成した前記無線電話機。 - 【請求項21】 請求項18記載の無線電話機であって、前記エラストマ・
コアがシリコーンを含む前記無線電話機。 - 【請求項22】 請求項18記載の無線電話機であって、前記導電体層が金
属化織布を含む前記無線電話機。 - 【請求項23】 請求項22記載の無線電話機であって、シリコーンエラス
トマを用いて前記第1の誘電体層に前記金属化織布を積層した前記無線電話機。 - 【請求項24】 請求項18記載の無線電話機であって、更に、 前記信号給電部を覆うエラストマ層と、 前記エラストマ層を覆う第1の誘電体層と、 前記第1の誘電体層を覆う導電体と、 前記導電体を覆う第2の誘電体層とを有する前記無線電話機。
- 【請求項25】 所定のインピーダンスをもつ可撓性ダイバーシチアンテナ
を製造する方法であって、 エラストマ・コアに埋め込まれた導電体と、前記エラストマ・コアを覆う第1
の誘電体層と、導電体で覆われた第1の誘電体層の一部分と、前記導電体を覆う
第2の誘電体層とを有する平板アンテナを形成するステップと、 電子装置への組み込み形状に前記平板アンテナを折りたたむステップとを含む
前記方法。 - 【請求項26】 請求項25記載の方法であって、前記平板アンテナを形成
する前記ステップにおいて、前記導電体を蛇行状態にして前記エラストマ・コア
に埋め込む前記方法。 - 【請求項27】 請求項25記載の方法であって、前記平板アンテナを形成
する前記ステップにおいて、前記エラストマ・コアから外側に延在するシールド
信号給電部を一体形成し、該給電部を前記エラストマ・コアに埋め込まれた導電
体に電気的に接続する前記方法。 - 【請求項28】 請求項25記載の方法であって、更に、電子装置への組み
込み形状に前記平板アンテナを折りたたむ前記ステップに先立って前記エラスト
マ・コアを硬化するステップを含む前記方法。 - 【請求項29】 請求項25記載の方法であって、前記平板アンテナを形成
する前記ステップにおいて、シリコーンエラストマで前記エラストマ・コアを形
成する前記方法。 - 【請求項30】 請求項25記載の方法であって、前記導電体を金属化織布
とした前記方法。 - 【請求項31】 請求項25記載の方法であって、前記シリコーンエラスト
マを用いて金属化織布を前記第1の誘電体層に積層する前記方法。 - 【請求項32】 請求項28記載の方法であって、前記エラストマ・コアを
硬化する前記ステップにおいて、前記第2の誘電体層に表面構造を形成する前記
方法。
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