JP2002504150A - Novel phenyl-substituted tricyclic inhibitors of farnesyl protein transferase - Google Patents

Novel phenyl-substituted tricyclic inhibitors of farnesyl protein transferase

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Abstract

(57)【要約】 式(1.0)の新規フェニル置換三環式化合物および薬学的組成物が開示される。これらは、酵素であるファルネシルタンパク質トランスフェラーゼのインヒビターである。Ras機能を阻害する方法、およびそれゆえ細胞の異常増殖を阻害する方法もまた開示される。この方法は、新規ハロ-N-置換尿素化合物を生体系に投与する工程を包含する。特に、この方法は、ヒトのような哺乳動物において細胞の異常増殖を阻害する。 (57) Abstract Novel phenyl-substituted tricyclic compounds of formula (1.0) and pharmaceutical compositions are disclosed. These are inhibitors of the enzyme farnesyl protein transferase. Also disclosed are methods of inhibiting Ras function, and thus inhibiting the abnormal growth of cells. The method involves administering a novel halo-N-substituted urea compound to a biological system. In particular, the method inhibits the abnormal growth of cells in a mammal, such as a human.

Description

【発明の詳細な説明】 ファルネシルタンパク質トランスフェラーゼの 新規フェニル置換三環式インヒビター 背景 特許協力条約(PCT)下の特許出願WO95/00497(1995年1月5日公開)は、酵素 であるファルネシルタンパク質トランスフェラーゼ(FTase)およびオンコジーン タンパク質Rasのファルネシル化を阻害する化合物を記載する。オンコジーンは しばしば、細胞増殖および有糸分裂誘発の刺激へと導くシグナル伝達経路のタン パク質成分をコードする。培養細胞中のオンコジーン発現により、細胞形質転換 が導かれる。このことは、細胞が軟寒天中で増殖する能力、および細胞が、非形 質転換細胞では示される接触阻止を示さずに、稠密な病巣として増殖することに よって特徴づけられる。特定のオンコジーンの変異および/または過剰発現はし ばしばヒトの癌に関係する。 形質転換能力を獲得するためには、Rasオンコタンパク質の前駆体は、カルボ キシル末端テトラペプチド中に位置するシステイン残基のファルネシル化を受け なければならない。従って、この改変を触媒する酵素であるファルネシルタンパ ク質トランスフェラーゼのインヒビターが、Rasが形質転換に寄与する腫瘍のた めの抗ガン剤として提案されている。変異したオンコジーン形態のRasはしばし ば多くのヒトの癌中で見いだされ、最も著しくは、50%を越える結腸および膵臓 の癌腫において見いだされる(Kohlら、science、260巻、1834から1837、1993)。 現在、ファルネシルタンパク質トランスフェラーゼのインヒビターに対して関 心が寄せられているので、ファルネシルタンパク質トランスフェラーゼの阻害に 有用な、さらなる化合物は当該分野に対する歓迎すべき寄与となる。本発明によ ってこのような寄与が提供される。発明の要旨 本発明の三環式化合物によるファルネシルタンパク質トランスフェラーゼの阻 害は今までに報告されていない。従って、本発明は、本発明の三環式化合物を用 いるファルネシルタンパク質トランスフェラーゼの阻害方法を提供する。この化 合物は、(i)インビトロで、ファルネシルタンパク質トランスフェラーゼを強力 に阻害するが、ゲラニルゲラニルタンパク質トランスフェラーゼIを阻害しない ;(ii)ファルネシルアクセプターである形質転換Rasの形態によって誘導される表 現型の変化をブロックするが、操作されてゲラニルゲラニルアクセプターとなっ た形質転換Rasの形態によって誘導される表現型の変化をブロックしない;(iii) ファルネシルアクセプターであるRasの細胞内プロセシングをブロックするが、 操作されてゲラニルゲラニルアクセプターへとなったRasの細胞内プロセシング をブロックしない;および(iv)形質転換Rasによって誘導される培養中の異常細胞 増殖をブロックする。 本発明は、本発明の化合物の有効量を投与することによって細胞(形質転換細 胞を包含する)の異常増殖を阻害するための方法を提供する。細胞の異常増殖と は正常な調節機能とは独立した細胞の増殖をいう(例えば、接触阻止の欠如)。こ れは以下の細胞の異常増殖を包含する:(1)活性化Rasオンコジーンを発現する腫 瘍細胞(腫瘍);(2)Rasタンパク質が別の遺伝子の発ガン性変異の結果として活性 化される腫瘍細胞;および(3)異常なRas活性化が生じる他の増殖性疾患の良性お よび悪性の細胞。 本発明の方法で有用な化合物は、式1.0: あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物により表される。ここで: AはNまたはN-オキシドを表し; Xは、XがNまたはCHである場合、実線で表されるような、炭素原子11に対して 単結合が存在するように、N、CHまたはCを表し;あるいは、XがCである場合、実 線および点線で表されるような、炭素原子11に対する2重結合が存在するように 、N、CHまたはCを表し; R1は、水素、ブロモ、クロロ、トリフルオロメチル、アシル、アルキル、シク ロアルキル、アミノ、アシルアミノまたはアルコキシであり; R2は、水素、ハロ、トリフルオロメチル、アルキル、アルコキシ、-OCF3、ヒ ドロキシ、アミノまたはアシルアミノであり; R3は、水素、ブロモ、クロロ、アルコキシ、-OCF3またはヒドロキシであり; R4は、水素、ハロ、トリフルオロメチル、アルキルまたはアルコキシであり; 但し、R2またはR3またはR4のうちの少なくとも1つはアルキルまたはアルコキ シであり、そして 但し、R1、R2、R3またはR4のうちの少なくとも2つは水素以外の置換基であり ; Qは、炭素原子11に対して単結合が存在する場合、水素であり、あるいは、Qは 、炭素11に対して単結合が存在し、XがCHである場合、水素またはヒドロキシで あり、あるいは、Qは、炭素11に対して2重結合が存在する場合、置換基ではなく ; R5、R6、R7およびR8は独立して、水素、アルキルまたは-CONHR50を表し、ここ でR50は、以下にRについて表される任意の基(value)であり得; Zは、=Oまたは=Sであり;そして Rは、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘ テロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキ ルまたはヘテロシクロアルキルアルキルである。 好ましくは化合物(1.0)において、炭素原子11に単結合または2重結合が存在し ;XはN、CHまたはCであり;R1はH、ハロ、アルキル、シクロアルキルまたはアル ケニルであり;R2はH、ハロ、アルコキシ、またはアルキルであり;R3はH、ハロ 、アルコキシ、ヒドロキシまたはアルキルであり;そしてR4はH、ハロまたはア ルキルであり;R5、R6、R7およびR8は水素であり;Yは-SO2CH3または-CORであり 、 ここでRはヘテロアリールアルキル、好ましくはピリジニルN-オキシド-メチルま たはヘテロシクロアルキルアルキル、好ましくはピペリジニル-メチルである。R1 が水素以外である場合、好ましくはハロ部分はブロモであり、アルキルはメチ ルまたはエチルであり、シクロアルキルはシクロプロピルであり、またはアルケ ニルはビニルである。R2が水素以外である場合、好ましくはアルコキシ部分はメ トキシであり、ハロ部分はブロモであり、またはアルキルはメチルである。R3が 水素以外である場合、好ましくはアルコキシ部分はメトキシであり、ハロ部分は ブロモであり、またはアルキルはメチルである。R4が水素以外である場合、好ま しくはハロ部分はクロロであり、またはアルキルはメチルである。好ましい表題 化合物は、本明細書中以下に開示される、実施例1〜10および14〜37の表題化合 物、好ましくは実施例1、2、3、6、7、8、10、16、18、19、21、22、24、 26、27、29、33、34、35、36および37の表題化合物、より好ましくは実施例3、2 1、22、24および33の表題化合物を含む。 別の実施態様において、本発明は細胞の異常増殖を阻害するための薬学的組成 物に関する。この組成物は、有効量の化合物(1.0)を薬学的に受容可能なキャリ アと組み合わせて含有する。 別の実施態様において、本発明は細胞(形質転換細胞を含む)の異常増殖を阻害 する方法に関し、この方法は、このような処置を必要とする哺乳類(例えばヒト) に有効量の化合物(1.0)を投与する工程を含む。細胞の異常増殖とは正常な調節 機能とは独立した細胞の増殖をいう(例えば、接触阻止の喪失)。これは以下の細 胞の異常増殖を含む:(1)活性化Rasオンコジーンを発現する腫瘍細胞(腫瘍);(2 )Rasタンパク質が別の遺伝子の発ガン性変異の結果として活性化される腫瘍細胞 ;(3)異常なRas活性化が生じる他の増殖性疾患の良性および悪性の細胞;および( 4)Rasタンパク質以外の機構で活性化される良性または悪性の細胞。理論に拘束 されることは意図しないが、これらの化合物が機能するのは、ras p21のようなG タンパク質の機能をGタンパク質のイソプレニル化のブロックによって阻害して 、これらを腫瘍の増殖および癌のような増殖性疾患の処置に有用なものとするこ と、あるいはrasファルネシルタンパク質トランスフェラーゼを阻害して、これ らをras形質転換細胞に対するその抗増殖活性について有用とすることのいずれ かによっ てであり得ると考えられる。 阻害される細胞は、活性化rasオンコジーンを発現する腫瘍細胞であり得る。 例えば、阻害され得る細胞のタイプとしては、膵臓腫瘍細胞、肺癌細胞、骨髄性 白血病腫瘍細胞、甲状腺濾胞腫瘍細胞、脊髄形成異常腫瘍細胞、表皮癌腫腫瘍細 胞、膀胱癌腫腫瘍細胞、前立腺癌細胞、乳癌細胞または結腸腫瘍細胞が挙げられ る。また、細胞の異常増殖を化合物(1.0)での処置によって阻害することは、ras ファルネシルタンパク質トランスフェラーゼを阻害することによってなされ得る 。阻害は、Rasタンパク質がRas遺伝子以外の遺伝子の発ガン性変異の結果として 活性化される腫瘍細胞の阻害であり得る。あるいは、化合物(1.0)は、Rasタンパ ク質以外のタンパク質によって活性化される腫瘍細胞を阻害し得る。 本発明はまた、腫瘍の増殖を阻害するための方法を提供する。この方法は、そ のような処置を必要とする哺乳類(例えばヒト)に有効量の化合物(1.0)を投与す ることによってなされる。特に本発明は、上記化合物の有効量を投与することに よって活性化Rasオンコジーンを発現する腫瘍の増殖を阻害する方法を提供する 。阻害され得る腫瘍の例としては、肺癌(例えば肺腺癌)、膵臓癌(例えば外分泌 性膵臓癌のような膵臓癌など)、結腸癌(結腸直腸癌、例えば、結腸腺癌および結 腸腺腫など)、骨髄性白血病(例えば、急性骨髄性白血病(AML))、甲状腺濾胞癌、 脊髄形成異常症候群(MDS)、膀胱癌、前立腺癌および乳癌および表皮癌が挙げら れるが、これらに限定されない。 本発明はまた、増殖性疾患(良性および悪性の両方)を阻害するための方法を提 供すると考えられる。ここでRasタンパク質は他の遺伝子中の発ガン性変異の結 果として異常に活性化される(すなわちRas遺伝子自体が変異によって発ガン性形 態に活性化されているのではない)。この阻害は、本明細書に記載のN-置換尿素 化合物(1.0)の有効量をそのような処置を必要とする哺乳類(例えばヒト)に投与 することによって達成される。例えば、良性の増殖性障害である神経線維腫症、 またはRasが変異またはチロシンキナーゼオンコジーン(例えば、neu、src、abl 、lckおよびfyn)の過剰発現によって活性化される腫瘍が、N-置換尿素化合物(1. 0)によって阻害され得る。 別の実施態様において、本発明は、化合物(1.0)の有効量を哺乳類、特にヒト に 投与することによって、rasファルネシルタンパク質トランスフェラーゼおよび オンコジーンタンパク質Rasのファルネシル化を阻害する方法に関する。本発明 の化合物を患者に投与してファルネシルタンパク質トランスフェラーゼを阻害す ることは、上記の癌の処置に有用である。発明の詳細な説明 本明細書で使用されるように、以下の用語は他に断りのない限り下記に定義の 通りに使用される: M+は質量スペクトルにおける分子の分子イオンを表す; MH+は質量スペクトルにおける分子の分子イオン+水素を表す; Bu-はブチルを表す; Et-はエチルを表す; Me-はメチルを表す; Ph-はフェニルを表す; ベンゾトリアゾール-1-イルオキシは を表す; 1-メチル-テトラゾール-5-イルチオは を表す; アルキル-(アルコキシ、アルキルアミノおよびジアルキルアミノのアルキル部 分を包含する)-は、直鎖および分枝の炭素鎖を表し、1個から20個の炭素原子、 好ましくは1個から6個の炭素原子を含む;例えば、メチル、エチル、プロピル、 イソプロピル、n-ブチル、t-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、ヘキシルなど である;ここで上記アルキル基は任意にかつ独立して、1個、2個、3個または そ れ以上の下記の基で置換され得る:ハロ(すなわちトリフルオロメチル)、アルキ ル、アリール、シクロアルキル、シアノ、-CF3、オキシ(=O)、アリールオキシ、 -OR10(すなわちヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル)、-OCF3、ヘテロシクロ アルキル、ヘテロアリール、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2、-SO2NHR10、-SO2R10 、-SOR10、-SR10、-NHSO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12COR10、-COR10、-OCOR10 、-OCO2R10または-COOR10、ここでR10およびR12は、独立して、水素、アルキル 、アルコキシ、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキ ル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはヘ テロシクロアルキルアルキルを表し得る; アシルアミノは、部分-CONR10R12を表し、ここでR10およびR12は、本明細書中 上記で定義しており; アルコキシ-酸素原子を介して隣接する構造元素に共有結合した1〜20個の炭素 原子のアルキル部分(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペ ントキシ、ヘキソキシなど);ここで上記のアルコキシ基は、アルキル、アリー ル、シクロアルキル、シアノ、-CF3、オキシ(=O)、アリールオキシ、-OR10、-OC F3、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2、 -SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、-SR10、-NHSO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12COR10 、-COR10、-OCOR10、-OCO2R10または-COOR10で必要に応じてかつ独立して置換さ れ得、ここでR10およびR12は、本明細書中上記で定義した通りである; アリール(アラルキルのアリール部分を包含する)-は、6個から15個の炭素原子 を含み、そして少なくとも1つの芳香環を有する炭素環式基を表す(例えばアリー ルはフェニルである);ここで上記アリール基は任意に、アリール、シクロアル キル、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル環と縮合され得;そして上記 アリール基および/または上記縮合環中の置換可能な利用できる任意の炭素原子 および窒素原子は、任意にかつ独立して、1個、2個、3個またはそれ以上の下 記の基で置換され得る:ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シアノ、 -CF3、オキシ(=O)、アリールオキシ、-OR10、-OCF3、ヘテロシクロアルキル、ヘ テロアリール、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2、-SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、 -SR10、-NHSO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12COR10、-COR10、-OCOR10、-OCO2R10ま たは-COOR10、ここでR 10 およびR12は、本明細書中上記で定義した通りである; アラルキル-は、上記のように定義されるアルキル基であって、アルキル部分 の1つ以上の水素原子が1つ以上のアリール基で置換されているものを表す;上記 アラルキル基は、任意にかつ独立して、1個、2個、3個またはそれ以上の下記 の基で置換され得る:ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シアノ、-C F3、オキシ(=O)、アリールオキシ、-OR10、-0CF3、ヘテロシクロアルキル、ヘテ ロアリール、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2、-SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、-S R10、-NHSO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12COR10、-COR10、-OCOR10、-OCO2R10また は-COOR10、ここでR10およびR12は、本明細書中上記で定義した通りである; アリールオキシ-は、上記で定義した通りのアリール基を表し、ここでアリー ル基は、酸素原子を介して隣接する構造元素に共有結合し(例えば、フェノキシ )、ここでアリール基は、必要に応じて、アリール、シクロアルキル、ヘテロア リールまたはヘテロシクロアルキル環と縮合され得;そしてここで、上記アリー ルオキシ基および/または上記縮合環中の置換可能な利用できる任意の炭素原子 および窒素原子は、任意にかつ独立して、1個、2個、3個またはそれ以上の下 記の基で置換され得る:ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シアノ、 -CF3、オキシ(=O)、アリールオキシ、-OR10、-OCF3、ヘテロシクロアルキル、ヘ テロアリール、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2、-SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、 -SR10、-NHSO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12COR10、-COR10、-OCOR10、-OCO2R10ま たは-COOR10、ここでR10およびR12は、本明細書中上記で定義した通りである; シクロアルキルーは、分枝または非分枝の飽和炭素環式環で3個から20個の炭 素原子、好ましくは3個から7個の炭素原子であるものを表す;ここで上記シクロ アルキル基は任意にかつ独立して、1個、2個、3個またはそれ以上の下記の基 で置換され得る:ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シアノ、-CF3、 オキシ(=O)、アリールオキシ、-OR10、-OCF3、ヘテロシクロアルキル、ヘテロア リール、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2、-SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、-SR10 、-NHSO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12COR10、-COR10、-OCOR10、-OCO2R10または- COOR10、ここでR10およびR12は、本明細書中上記で定義した通りである; シクロアルキルアルキル-は、上記のように定義されるアルキル基であって、 ア ルキル部分の1つ以上の水素原子が1つ以上のシクロアルキル基で置換されている ものを表す;ここで上記シクロアルキルアルキル基は任意にかつ独立して、1個 、2個、3個またはそれ以上の下記の基で置換され得る:ハロ、アルキル、アリ ール、シクロアルキル、シアノ、-CF3、オキシ(=O)、アリールオキシ、-OR10、- OCF3、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2 、-SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、-SR10、-NHSO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12COR1 0 、-COR10、-OCOR10、-OCO2R12または-COOR10、ここでR10およびR12は、本明細 書中上記で定義した通りである; ハロ-は、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードを表す; ヘテロアルキル-は、直鎖および分枝の炭素鎖で、1個から20個の炭素原子、好 ましくは1個から6個の炭素原子を含み、-O-、-S-および-N-から選択される1個か ら3個のヘテロ原子が間に挿入されているものを表す;ここで上記ヘテロアルキ ル鎖中の置換可能な利用できる任意の炭素原子および窒素原子は、任意にかつ独 立して、1個、2個、3個またはそれ以上の下記の基で置換され得る:ハロ、ア ルキル、アリール、シクロアルキル、シアノ、-CF3、オキシ(=O)、アリールオキ シ、-OR10、-OCF3、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、-NR10R12、-NHSO2 R10、-SO2NH2、-SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、-SR10、-NHSO2、-NO2、-CONR10R1 2 、-NR12COR10、-COR10、-OCOR10、-OCO2R10または-COOR10、ここでR10およびR1 2 は、本明細書中上記で定義した通りである; ヘテロアリールーは、O、SおよびNから選択される少なくとも1つのヘテロ原子 を有する環式基を表し、上記ヘテロ原子は炭素環式環構造の間に挿入され、そし て芳香族特性を提供するに十分な数の非局在化パイ電子を有し、この芳香族ヘテ ロ環式基は2個から14個の炭素原子を含む。ここで上記ヘテロアリール基は、任 意に1つ以上のアリール、シクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロシクロ アルキル環と縮合され得;そしてここで上記ヘテロアリール基および/または上 記縮合環中の置換可能な利用できる任意の炭素原子または窒素原子は、任意にか つ独立して、1個、2個、3個またはそれ以上の下記の基で置換され得る:ハロ 、アルキル、アリール、シクロアルキル、シアノ、-CF3、オキシ(=O)、アリール オキシ、-OR10、-OCF3、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、-NR10R12、-N HSO2R10、-SO 2 NH2、-SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、-SR10、-NHSO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12 COR10、-COR10、-OCOR10、-OCO2R10または-COOR10、ここでR10およびR12は、本 明細書中上記で定義した通りである。 代表的なヘテロアリール基は、例えば、フラニル、イミダゾイル、ピリミジニ ル、トリアゾリル、2-、3-または4-ピリジルあるいは2-、3-または4-ピリジルN- オキシドを含み得、ここでピリジルN-オキシドは: として表され得る。 ヘテロアリールアルキル-は、上記のように定義されるアルキル基であって、1 つ以上の水素原子が1つ以上のヘテロアリール基で置換されているものを表す; ここで上記ヘテロアリールアルキル基は任意にかつ独立して、1個、2個、3個 またはそれ以上の下記の基で置換され得る:ハロ、アルキル、アリール、シクロ アルキル、シアノ、-CF3、オキシ(=O)、アリールオキシ、-OR10、-OCF3、ヘテロ シクロアルキル、ヘテロアリール、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2、-SO2NHR10 、-SO2R10、-SOR10、-SR10、-NHSO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12COR10、-COR10、 -OCOR10、-OCO2R10または-COOR10、ここでR10およびR12は、本明細書中上記で定 義した通りである; ヘテロシクロアルキル-は、飽和の分枝または非分枝の炭素環式環で、3個から 15個の炭素原子、好ましくは4個から6個の炭素原子を含み、この炭素環式環に-O -、-S-および-N-から選択される1個から3個のヘテロ原子が挿入されているもの を表す;この環は任意に、環に芳香族特性を与えない1個または2個の不飽和結合 を含み得る;そしてここで環中の置換可能な利用できる任意の炭素原子および窒 素原子は、任意にかつ独立して、1個、2個、3個またはそれ以上の下記の基で 置換され得る:ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シアノ、-CF3、オ キシ(=O)、アリールオキシ、-OR10、-OCF3、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリ ール、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2、-SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、-SR10、- NHSO2、-NO2、-C ONR10R12、-NR12COR10、-COR10、-OCOR10、-OCO2R10または-COOR10、ここでR10 およびR12は、本明細書中上記で定義した通りである。代表的なヘテロシクロア ルキル基は、2-または3-テトラヒドロフラニル、2-または3-テトラヒドロチエニ ル、1-、2-、3-または4-ピペリジニル、2-または3-ピロリジニル、1-、2-または 3-ピペリジニル、2-または4-ジオキサニル、モルホリニル、 を含み得、ここでR10は本明細書中上記で定義され、そしてtは0、1または2 である。 ヘテロシクロアルキルアルキル-(heterocycloalkalkyl-)は、上記のように定 義されるアルキル基であって、1つ以上の水素原子が1つ以上のヘテロシクロアル キル基で置換されているものを表す;この環は任意に、環に芳香族特性を与えな い1個または2個の不飽和結合を含み得る;ここで上記ヘテロシクロアルキルアル キル基は任意にかつ独立して、1個、2個、3個またはそれ以上の下記の基で置 換され得る:ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シアノ、-CF3、オキ シ(=O)、アリールオキシ、-OR10、-OCF3、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリー ル、-NR10R12、-NHSO2R10、-SO2NH2、-SO2NHR10、-SO2R10、-SOR10、-SR10、-NH SO2、-NO2、-CONR10R12、-NR12COR10、-COR10、-OCOR10、-OCO2R10または-COOR1 0 、ここでR10およびR12は、本明細書中上記で定義した通りである。 以下の溶媒および試薬は、本明細書中において、以下に示す略語により言及さ れる:テトラヒドロフラン(THF);エタノール(EtOH);メタノール(MeOH);酢酸( HOAcまたはAcOH);酢酸エチル(EtOAc);N,N-ジメチルホルムアミド(DMF);トリ フルオロ酢酸(TFA);無水トリフルオロ酢酸(TFAA);1-ヒドロキシベンゾトリア ゾール(HOBT);m-クロロ過安息香酸(MCPBA);トリエチルアミン(Et3N);ジエチ ルエーテル(Et2O);クロロギ酸エチル(ClCO2Et);リチウムジイソプロピルアミ ド(LDA)および1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミドヒドロク ロリド(EDClまたはDEC)。 置換基R1、R2、R3およびR4の位置の参照は、以下の番号付けされた環構造に基 づ く: 本発明の特定の化合物は、異なる立体異性体(例えば、エナンチオマー、ジア ステレオ異性体およびアトロプ異性体)形態で存在し得る。本発明はこのような 立体異性体のすべての純粋形態および混合物(ラセミ混合物を包含する)の両方を 意図する。例えば、C-11位の炭素原子はSまたはR立体配置であり得る。 特定の三環式化合物、例えば、カルボキシル基またはフェノール性ヒドロキシ ル基を有する化合物は性質が酸性である。これらの化合物は、薬学的に受容可能 な塩を形成し得る。このような塩の例としては、ナトリウム、カリウム、カルシ ウム、アルミニウム、金および銀の塩が包含され得る。また、薬学的に受容可能 なアミン、例えば、アンモニア、アルキルアミン、ヒドロキシアルキルアミン、 N-メチルグルカミンなどによって形成される塩も意図される。 特定の塩基性三環式化合物もまた薬学的に受容可能な塩、例えば酸付加塩を形 成する。例えば、ピリド窒素原子は強酸との塩を形成し得るが、他方、アミノ基 のような塩基性置換基を有する化合物も弱酸との塩を形成し得る。塩の形成に適 した酸の例は、塩酸、硫酸、リン酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、マロン酸、サ リチル酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、アスコルビン酸、マレイン酸、メタ ンスルホン酸ならびに当業者に周知の他の無機酸およびカルボン酸である。塩は 遊離塩基形態を十分な量の所望の酸と接触させて、従来の方法で塩を生成するこ とによって調製される。遊離塩基形態は、塩を適切な希薄塩基水溶液、例えばNa OH、炭酸カリウム、アンモニア、および重炭酸ナトリウムの希薄水溶液で処理す ることによって再生され得る。遊離塩基形態はある種の物理特性、例えば極性溶 媒への溶解度において、その対応の塩形態といくぶん異なるが、酸および塩基の 塩は、それ以外はその対応する遊離塩基形態と、本発明の目的に関して同等であ る。 このような酸および塩基の塩はすべて、本発明の範囲内の薬学的に受容可能な 塩であることが意図され、そして酸および塩基の塩はすべて、本発明の目的に関 して対応の化合物の遊離形態と等価であると見なされる。 本発明の化合物は、下記のスキームI、IIまたはIIIに従って調製され得る: スキームIここでA、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、Y、実線および点線は本明細書中上 記で定義した通りである。 スキームIにおいて、化合物1.0(ここで p12式きりはり であり、そして Z=O、ここでRは本明細書中上記で定義した通りである)は、化合物(11、11.3)、( 19、19.3)または(20、20.3)を、非プロトン性溶媒中、約0℃〜20℃の範囲の温 度で、化合物(11、11.3)、(19、19.3)または(20、20.3)1モルに対して約1〜2 モルのカルボン酸(30.0)を用いて、式RCOOH(30.0)(ここでRは本明細書中上記で 定義した通りである)のカルボン酸でアシル化することにより調製され得る。 あるいは、化合物1.0にこでY=SO2R)は、化合物(11、11.3)、(19、19.3)または (20、20.3)を、溶媒(例えば、ピリジン)および塩基(例えば、4-ジメチルアミノ ピリジンまたはトリエチルアミン)中、化合物(11、11.3)、(19、19.3)または(20 、20.3)1モルに対して1〜3モルのスルホニルクロリド(20.7)を用いて、式RSO2 C l(20.7)(ここでRは上記で定義した通りである)のスルホニルクロリドと反応させ ることにより調製され得る。塩基の量は、化合物(11、11.3)、(19、19.3)または (20、20.3)1モルに対して触媒量〜約1.5モルの範囲であり得る。 化合物(1.0)(ここでAはN-O(すなわちN-オキシド)である)は、化合物(1.0)(こ こでAはNである)を、非プロトン性溶媒(例えば、塩化メチレン)中、約0℃〜25 ℃の範囲の温度で、化合物(1.0)1モルに対して1〜2当量のMCPBAを用いて、メ タクロロ過安息香酸(MCPBA)で処理することにより調製され得る。 式(1.0)の硫黄含有化合物(ここでZ=S)は、化合物(1.0)(ここでZ=O)を、適切な 非プロトン性溶媒(例えば、トルエン)中、約100℃で、硫黄化試薬(例えば、Lawe sson's試薬)で処理され、チオアミド(1.0)が得られ得る。別の硫黄化試薬は、ヘ キサン中、-78℃でのビス-(1,5-シクロオクタンジアリールボリル)スルフィド; またはトルエン中、還流温度、あるいはTHF中、40℃での超音波を用いる五硫化 リン(P2S5、式P4S10もまた);あるいはヘプタン中、還流温度でのビス-(9-ボラ ビシクロ[3.3.1]ノナン)スルフィド((9-BBN)2S)を含む。 式(1.0)の化合物は、従来の手法(例えば、有機溶媒を用いた水からの反応混 合物の抽出、有機溶媒のエバポレーション、それに続くシリカゲルまたは他の適 切なクロマトグラフィー媒体によるクロマトグラフィー)を用いて反応混合物か ら単離され得る。あるいは、化合物(1.0)は、水混和性溶媒(例えば、メタノール )中に溶解され得、メタノール溶液は、水に添加され、化合物が沈澱し、そして 沈澱物が濾過または遠心分離により単離される。 スキームI中の式1.0、1.0aおよび1.0bの化合物(ここでXはCHまたはNである)は 、ラセミ体であり得る。これらのラセミ体は、Chiralpakカラム(Daicel Chemica l Ind.)上でのHPLC手順により、それらの(+)および(-)エナンチオマーへ分割さ れ得る。あるいは、式(19、19.3、20、20.3)の化合物の(+)-異性体(ここでXはC Hである)は、酵素触媒エステル交換反応を含むプロセスを用いて高エナンチオ 選択性で調製され得る。好ましくは、式(19、19.3、20、20.3)のラセミ化合物( ここでXはCであり、2重結合が存在し、そしてX3はHではない)は、酵素(例え ば、Toyobo LIP-300)およびアシル化剤(例えば、トリフルオロエチルイソブチ レート)と反応させられ;次いで、得られる(+)-アミドは、例えば、酸(例えば 、H2SO4) と還流することにより加水分解され、対応する光学的に富化された(+)-異性体( ここでXはCHであり、そしてR3はHではない)が得られる。あるいは、式(5.0、6.0 および10.9)のラセミ化合物(ここでXはCであり、2重結合が存在し、そしてR3は Hではない)は、まず、式(19、19.3、20、20.3)の対応するラセミ化合物(ここで XはCHである)に還元され、次いで、上記の酵素(Toyobo LIP-300)およびアシル 化剤で処理されて、(+)-アミドが得られ、これを加水分解して光学的に富化され た(+)-異性体が得られる。 本発明の化合物およびその調製出発物質は、以下の実施例により例示され、こ れらは、本発明の開示の範囲を限定すると解釈されるべきではない。 実施例1.1-(3-ブロモ-6,11-ジヒドロ-8,10-ジメトキシ-5H-ベンゾ[5,6]シクロ ヘプタ[1,2-b]ピリジン−11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラジンN4-オ キシド 実施例1、工程1. THF(10ml)中のジイソプロピルアミン(2.28ml)の溶液に、-78℃、窒素雰囲気下に て、ヘキサン中2.5Mブチルリチウム(6.5ml)を滴下する。混合物を10分間攪拌後 、THF(10ml)中の化合物A(2.0g)の溶液を加える。得られる紫色の反応混合物を、 10分間攪拌し、その後、THF(10ml)中の3,5-ジメトキシベンジルクロリド(2.07g) の溶液を加える。反応混合物を、-78℃で15分間、0℃で1時間、次いで室温で 1時間攪拌する。薄い赤紫色の反応物を、氷/水で希釈し、そしてジクロロメタ ンで抽出する。有機抽出物のエバポレーションにより得られる粗生成物を、エバ ポレートし、そしてシリカゲル(200ml)上でフラッシュクロマトグラフィーにか ける。10%酢酸エチル-ヘキサンで溶出して、表題化合物Bをオイル(2.3g、収率 75%)として得る:Ms m/e 421、423(MH)。 実施例1、工程2. オキシ塩化リン(12ml)を、トルエン(20ml)中のB(2.3g)の溶液に滴下する。混合 物を油浴(115℃)中で加熱する。1時間後、1滴のDMFを加え、溶液をさらに4時 間加熱し、次いで室温まで冷却し、その後減圧下でエバポレートする。残渣オイ ルを酢酸エチル(50ml)および氷/水(20ml)に溶解し、そして水相が塩基性になる まで10%水酸化ナトリウムを加えながら攪拌する。塩基性溶液を酢酸エチルで抽 出し、有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥し、そしてエバポレートす る。粗生成物を、酢酸エチルに溶解し、そしてシリカゲルプラグを通して濾過す る。無色濾液を、減圧下で濃縮し、そしてヘキサンでゆっくりと希釈し、表題化 合物Cを結晶性固体(1.62g、85%)として得る:融点106〜107℃;Ms m/e 347、34 9(MH)。 実施例1、工程3. 塩化アルミニウム(1.0g)を、ジクロロエタン(100ml)中のC(1.16g)のよく攪拌し た溶液に、10分間で少量ずつ加える。薄黄色溶液を室温で1時間攪拌し、次いで 氷/水および10%水酸化ナトリウムを加えてpH10にすることにより後処理する。 混合物をジクロロメタンで数回抽出し、そして合わせた抽出物のエバポレーショ ンにより得られる粗生成物を、シリカゲル(100ml)上でフラッシュクロマトグラ フィーにかける。10%メタノール-2%水酸化アンモニウム-酢酸エチルで溶出し て、中間体イミンD(0.89g)を得る。 実施例1、工程3a. 工程3の生成物Dを、2N塩酸に溶解する。溶液を油浴(120℃)中で1.5時間加熱し 、冷却し、10%水酸化ナトリウムで塩基性にし、そしてジクロロメタン(4×50m l部分)で抽出する。粗生成物を、シリカゲルプラグを通して濾過した合わせた抽 出物を濃縮することにより得る;濾液をエバポレートして、表題ケトンEを非晶 質固体(0.81g、91%)として得る。Ms m/e 348、350(MH)+。 実施例1、工程4. 水素化ホウ素ナトリウム(0.09g)を、メタノール(20ml)中のケトンE(0.8g)の溶液 に、少量ずつ攪拌しながら0℃で加える。次いで、反応物を室温で1時間攪拌し 、酢酸-水で酸性化し、そして溶媒の大部分を減圧下でエバポレーションにより 除去する。残渣混合物を、10%水酸化ナトリウムでpH10まで塩基性にし、続いて 酢酸エチル(4×50ml)で抽出する。合わせた抽出物をシリカゲルのプラグを通し て濾過し、そして濾液をエバポレートして、生成物Fを樹脂パフ(0.79g)として得 る。MS m/e 350、352(MH)。 実施例1、工程5および6. オキシ塩化リン(2.0ml)を、窒素下にて、ジクロロメタン(5ml)中の生成物F(0.45 g)の溶液に滴下する。反応混合物を室温で1時間攪拌し、次いで45℃にて減圧下 でエバポレートする。暗色残渣ガムをトルエン(2×10ml)と共沸し、次いでピペ ラジン(0.5g)を含有するアセトニトリル(15ml)に溶解する。反応混合物を室温で 2時間攪拌し、そして減圧下でエバポレートし、水で希釈し、続いて10%水酸化 ナトリウム(5ml)を加えることにより後処理する。生成物をジクロロメタン(5× 20ml)で抽出し、そしてシリカゲル上でフラッシュクロマトグラフイーにかける 。10%メタノール-2%水酸化アンモニウム-ジクロロメタンで溶出して、生成物 Gを 黄褐色パフ(0.22g)として得る。Ms m/e 418、420(MH)。 実施例1、工程7. ジメチルホルムアミド(3.0ml)中の生成物G(0.2g)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾ ール(0.13g)および4-ピリジル酢酸N-オキシド(0.15g)の溶液を、氷中で冷却し、 そしてN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N'-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.18g) 、続いてN-メチルモルホリン(0.3ml)で処理する。混合物を一晩で室温まで加温 し、次いで減圧下でエバポレートする。残渣ガムを10%炭酸ナトリウムと共に攪 拌し、そしてジクロロエタンで抽出する。抽出物のエバポレーションにより得ら れる粗生成物を、シリカゲル(30ml)上でフラッシュクロマトグラフィーにかける 。5%メタノール-2%水酸化アンモニウム-ジクロロメタンで溶出して、生成物 Hを薄黄褐色フォーム(0.25g)として得る。MS m/e 553、555(MH)。 実施例2.4-(6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-3,8-ジメチル-5H-ベンゾ[5,6]シクロ ヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジンN1-オキ シド実施例2、工程1。 実施例1の工程1に記載と同様の反応条件を使用して、試薬A(5-メチル-t- ブチルアミド)を、最初にジイソプロピルアミンおよびブチルリチウムで処理し 、次いでベンジルブロミド2と反応させて、化合物Bを得る。 実施例2、工程2。 実施例1の工程2に記載と同様の反応条件を使用して、粗生成物Bを、オキシ 塩化リン(phosphorous oxychloride)と反応させて、化合物Cを得る:融点188 〜190℃、MS:m/e 301(MH)。 実施例2、工程3。 ニトリル化合物C(1.65g)を、撹拌しながら冷(0℃)トリフル酸(triflic acid) (30ml)に添加する。溶液を室温にて一晩貯蔵し、氷/水(50ml)で希釈し、そ して油浴(120℃)中で4時間加熱する。次いで、反応混合物を冷却し、50%水 酸化ナトリウムで中和し、そして粗生成物をジクロロメタン(6×50ml)で抽出 し、そしてシリカゲル(300ml)のフラッシュクロマトグラフにかける。1:1酢酸 エチル-ヘキサンでの溶出、次いで酢酸エチル-ヘキサンからの結晶化によって化 合物D(1.54g)を得る:MS m/e 302(MH)。 実施例2、工程4。 E(0.8M、13.2ml)のTHF溶液を、窒素下で撹拌しながら、D(1.6g)のTHF冷 (氷浴)溶液(30ml)に添加する。反応物を30分間撹拌し、次いで氷/水で希釈 し、次いでジクロロメタンで抽出する(3×50ml)。抽出液のエバポレーション によって得られる粗生成物を、シリカゲル(100ml)のフラッシュクロマトグラ フにかける。カラムを、最初に10%メタノール-ジクロロメタンで溶出して不純 物を除去し;10%メタノール−3%水酸化アンモニウム(ammonium hydroxidel )−ジクロロメタンでの溶出によって、非晶質固体として化合物F(1.6g)を得 る:MS m/e 401(MH)。 実施例2、工程5。 エチルクロロホルメート(1.5ml)のトルエン溶液(20ml)を、撹拌しながら 10分間一滴ずつ、化合物F(1.5g)およびトリエチルアミン(0.9ml)のトルエ ン溶液(30ml)に添加し、油浴中で85℃で加熱する。反応物をさらに45分間加熱 し、次いで冷却し、そして氷水とともに撹拌し、次いで10%炭酸ナトリウムで洗 浄する。粗生成物を、酢酸エチルを用いた抽出によって単離し、そしてシリカゲ ルのフラッシュクロマトグラフにかけて、化合物Gを得る。MS m/e 459(MH)。 実施例2、工程6。 エタノール(40ml)および10%パラジウム−炭素中の化合物G(1.2g)の溶液 を、Parrフラスコ中で50psiにて6時間水素化する。触媒を濾過によって除去し 、そして濾液をエバポレートする。残渣を酢酸エチルに溶解し、そして溶液を10 %炭酸ナトリウムで洗浄する。有機層をエバポレートして、化合物Hを得る。 実施例2、工程7。 化合物H(0.58g)をポリリン酸(PPA)(1.5ml)と合わせることによって得 られるペーストを、油浴中で100℃にて30分間加熱する。暗褐色液体を冷却し、 そして氷水(10ml)とともに撹拌し、得られる溶液を50%水酸化ナトリウムで塩 基性にし、次いでジクロロメタンで抽出する(5×30ml)。抽出物をシリカゲル のプラグを通して濾過し、次いで10%メタノール−ジクロロメタンで溶出する。 合わせた濾液をエバボレートし、そしてシリカゲル(50ml)のクロマトグラフに かける。5%メタノール−ジクロロメタンを用いた溶出によって、化合物Iを黄 褐色固体として得る。MS m/e 407(MH)。 実施例2、工程8。 4N塩酸(20ml)中の化合物I(0.5g)の溶液を、油浴(130℃)中で14時間加 熱する。反応物を冷却し、そして50%水酸化ナトリウムでpH8まで塩基性にし、 そしてジクロロメタンで抽出する。抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして 乾燥するまでエバポレートして、化合物Jを得る。 実施例2、工程9。 ジイソブチルアルミニウムヒドリド(DIBAL H)(トルエン中1M溶液、4.8ml)を 、乾燥トルエン(10ml)中の化合物J(0.45g)の溶液に、15℃にて撹拌しなが ら一滴ずつ添加する。反応混合物を室温にて2時間撹拌し、次いで水(10ml)お よび10%水酸化ナトリウムの添加によってクエンチする。混合物をジクロロメタ ンで抽出し、そして粗生成物をシリカゲル(30ml)のクロマトグラフにかける。 10%メタノール−2%水酸化アンモニウム−ジクロロメタンを用いた溶出によっ て、化合物Jを得る:MS m/e 337(MH)。 実施例2、工程10。 生成物J(0.2g)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.13g)および4-ピリ ジル酢酸N-オキシド(0.15g)のジメチルホルムアミド(3.0ml)溶液を氷中で冷 却し、そしてN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N'-エチルカルボジイミド塩酸(0. 18g)、次いでN-メチルモルホリン(0.3ml)で処理する。混合物を室温まで一晩 加温し、次いで減圧下でエバポレートする。残渣のガムを10%炭酸ナトリウムと ともに撹拌し、そしてジクロロメタンで抽出する。抽出物のエバポレーションに よって得られる粗生成物を、シリカゲル(30ml)のフラッシュクロマトグラフに かける。5%メタノール−2%水酸化アンモニウム−ジクロロメタンを用いた溶 出によって、薄黄褐色フォームとして生成物Kを得る。MS 471(CI)472。 実施例3。(+,-)-4-(3-ブロモ-10-メトキシ-8-メチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ [5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリ ジンN1-オキシド 実施例3、工程1および2。 反応体2を実施例1の反応体2と置換すること以外は、実施例1の工程1およ び2に記載の手順に従って、中間体化合物BおよびCを得る。 実施例3、工程3。 THF(28ml)中の1-メチル-4-ピペリジルマグネシウムクロリドの0.5M溶液を、 THF(60ml)中の化合物C(4.8g)の溶液に、アルゴン下で一滴ずつ添加する。 暗色反応体を、15分間55℃にて加熱し、氷浴中で冷却し、水でクエンチし、そし て酢酸エチルで抽出する(4×50ml)。合わせた抽出物を硫酸ナトリウム上で乾 燥し、そして減圧下でエバポレートする。得られる中間体を、4N HCl(40ml)およ びメタノール(20ml)に溶解し、そして溶液を蒸気浴上で1時間加熱し、氷 浴中で冷却し、そして10%NaOHで塩基性にし、次いで酢酸エチルで抽出する。抽 出物をエバポレートし、そしてシリカゲルのフラッシュクロマトグラフにかける 。10%酢酸エチル−ヘキサンを用いた溶出によって、化合物D(2.7g)を得る: MS m/e 431(MH)。 実施例3、工程4。 トリフル酸(55ml)を、撹拌しながら化合物D(2.9g)に添加し、そして暗色 のシロップ溶液を4℃にて一晩貯蔵する。反応混合物を氷に注ぐことによって後 処理し、50%NaOHで塩基性にし、次いでジクロロメタンで抽出する(3×50ml) 。抽出物を減圧下でエバポレートし、そして粗生成物をシリカゲルのフラッシュ クロマトグラフにかける。5%メタノール−ジクロロメタンを用いた溶出によっ て、化合物E(1.37g)を得る;MS m/e 413(MH)。 実施例3、工程5。 実施例2の工程5に記載の手順に従って、中間体化合物Fを得る。 実施例3、工程6および7。 実施例2の工程8および9に記載の手順に従って、中間体化合物GおよびHを 得る。EtOHを含むi-プロパノール/ヘキサン(0.2%dea)を蒸気浴上で加熱しな がら、これに化合物H(0.580g)を溶解することによって、その(+)および(-)エ ナンチオマーに分割する。溶液を、分取HPLC chiralpac AD、5×50cmカラム( Daicel Chemical Ind.)に適用し、そして20ml/分の流速でi-プロパノール/ヘキ サン(0.2%DEA)で溶出し、500ml画分を集める。第1のピークを溶出した後、 溶媒を、40ml/分の流速で25/75i-プロパノール/ヘキサン(0.2%DEA)に変更す る。(+)エナンチオマー(0.265g)を、画分2に得る。20.5℃にて(5.2mg/2ml E tOH)の濃度での旋光度=+2.69。(-)エナンチオマー(0.2280g)を、画分7〜 8から得る。(+)および(-)のエナンチオマーを両方とも、chiralpac AD 0.46cm ×25cmカラムでの分析HPLCによって純度を決定する。 実施例3、工程8。 実施例1の工程7に記載の手順に従って、所望の表題化合物Iのラセミ体を得 る。 実施例4。(+,-)-4-(6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6]シク ロベプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジンN-1オ キシド 反応体2を、実施例2の反応体2と置換すること以外は、実施例2の工程1〜 9に記載の手順に従って、中間体化合物A〜K、および所望の表題化合物Lのラ セミ体を得る。 実施例5。(+,-)-4-(7-クロロ-5,6-ジヒドロ-8-メチル-10-メトキシ-11H-ベンゾ [5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イリデン)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピ ペリジンN1-オキシド 3-メチル-2-クロロ-5-メトキシベンジルクロリドを試薬2と置換し、および3- メチル-2-t-ブチルカルボキサミドピリジンを実施例3の工程1の化合物Aと置 換することによって、ならびに実施例3の工程1〜8に従うが実施例3の工程7 をDIBALHとともに省略することによって、表題化合物を得る。 実施例6。(+,-)-4-(3-ブロモ-10-ヒドロキシ-8-メチル-5,6-ジヒドロ-11H-ベン ゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イリデン)-1-(4-ピリジニルアセチル) ピペリジンN1-オキシド 5-ブロモ-3-メチル-2-t-ブチルカルボキサミドピリジンを用いて開始すること によって、および実施例3の工程1〜6に従って、以下の化合物Aを得る。 化合物A(500mg、1.34mmol)を、80℃にてトリフル酸(3ml)中で2時間撹拌 し、次いで室温まで冷却する。反応混合物を氷(20g)で希釈し、10%炭酸ナ トリウムで塩基性にし、次いでCH2Cl2(2×60ml)で抽出する。有機層を分離し 、MgSO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒をエバポレートして油を得、これを、 2%水酸化アンモニウムを含む7%(v/v)メタノール−塩化メチレンで溶出する シリカゲルのクロマトグラフにかけ、白色固体として化合物Bを得る。実施例1 の工程7の手順を使用して、当量の化合物Bを化合物Gと置換することによって 、表題化合物を得る。FABS 519 MH。 実施例7。4-(5,6-ジヒドロ-10-メトキシ-3,8-ジメチル-11H-ベンゾ[5,6]シクロ ヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イリデン)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジンN1- オキシド 3-メチル-5-メトキシベンジルクロリドを試薬2と置換し、および3,5-ジメチ ル-2-t-ブチルカルボキサミドピリジンを実施例1の工程1の化合物Aと置換す ることによって、ならびに実施例1の工程1〜7に従って、表題化合物を得る。 実施例8。(+,-)-4-(3-ブロモ-10-メトキシ-8-メチル-5,6-ジヒドロ-11H-ベンゾ [5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イリデン)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピ ペリジンN1-オキシド 実施例3の工程6の中間体Gで開始することによっておよび実施例1の工程1 〜7に従って、表題化合物を得る。 実施例9。(+,-)-4-(3-ブロモ-10-ヒドロキシ-8-メチル-5,6-ジヒドロ-11H-ベン ゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペ リジンN1-オキシド 実施例2の工程9の手順を、実施例1の工程7の手順の前に行うこと以外は、 実施例6の手順に従って、表題化合物を得る。 実施例10。(+,-)-1-(3-ブロモ-10-メトキシ-8-メチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ [5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラ ジンN4-オキシド 3-メチル-5-メトキシベンジルクロリドを実施例1の工程1の試薬2と置換す ることによって、および実施例1の工程1〜7に従って、表題化合物を得る。 実施例14。(+,-)-1-(3-ブロモ-7-メチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ[5,6]シクロ ヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラジンN4-オキ シド 2-メチルベンジルクロリドを実施例1の工程1の試薬2と置換することによっ て、および実施例1の工程1〜7(工程3および3aを除く)に従って、ならびに 実施例1の工程3および3aの代わりに実施例2の工程3の手順を代用することに よって、表題化合物を得る。 実施例15。(+,-)-1-(3-ブロモ-7,10-ジメチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ[5,6[シ クロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラジンN4- オキシド 2,5-ジメチルベンジルクロリドを実施例1の工程1の試薬2と置換することに よって、および実施例1の工程1〜7(工程3および3aを除く)に従って、なら びに実施例1の工程3および3aの代わりに実施例2の工程3の手順を代用するこ とによって、表題化合物を得る。 実施例16。(+,-)-1-(3-ブロモ-8-メチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ[5,6]シクロ ヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラジンN4-オキ シド 3-メチルベンジルクロリドを実施例1の工程1の試薬2と置換することによっ て、および実施例1の工程1〜7(工程3および3aを除く)に従って、ならびに 実施例1の工程3および3aの代わりに実施例2の工程3の手順を代用することに よって、表題化合物を得る。 実施例17。(+,-)-1-(3-ブロモ-6,11-ジヒドロ-8-メトキシ-5H-ベンゾ[5,6]シク ロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラジンN4-オ キシド 3-メトキシベンジルクロリドを実施例1の工程1の試薬2と置換することによ って、および実施例1の工程1〜7(工程3および3aを除く)に従って、ならび に実施例1の工程3および3aの代わりに実施例2の工程3の手順を代用すること によって、表題化合物を得る。 実施例18。(+,-)-1-(3-ブロモ-6,11-ジヒドロ-8,10-ジメチル-5H-ベンゾ[5,6]シ クロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラジンN4- オキシド 3,5-ジメチルベンジルブロミドを実施例1の工程1の試薬2と置換することに よって、および実施例1の工程1〜7(工程3および3aを除く)に従って、なら びに実施例1の工程3および3aの代わりに実施例2の工程3の手順を代用するこ とによって、表題化合物を得る。 実施例19。(-)-1-(3-ブロモ-10-メトキシ-8-メチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ[5 ,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラジ ンN4-オキシド、(-)エナンチオマー 実施例10のラセミの表題化合物(67mg)を、0.2%ジエチルアミンを含む50/50i- プロパノール/ヘキサンに溶解し、そして溶液を、分取高速液体クロマトグラフ ィーカラム、chiralpak AD 5×50cmカラム(Daicel Chemical Ind.)に注入する 。エタノール(EtOH)/ヘキサン(0.2%ジエチルアミンまたはDEAを含む)を用いて2 0ml/分にて2時間の溶出、次いで溶離層を7% EtOH/ヘキサン(0.2%DEA) に変更しそして流速を40ml/分に上昇させて(500ml画分を集める)、画分10〜12 、30.9mgの実施例19の表題化合物を得る:[α]D 23−18.8°(c.0.32,エタノー ル)、融点=111〜116℃。 実施例20。(+)-1-(3-ブロモ-10-メトキシ-8-メチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ[ 5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラ ジンN4-オキシド、(+)エナンチオマー 実施例19に記載の分取高速液体クロマトグラフィー手順に従って、表題化合物 を得る:画分14〜16、実施例20の表題化合物:[α]D 23+19.6°(c.0.28,エタ ノール)、融点=110〜117℃。 実施例21。(+,-)-1-(3,10-ジブロモ-6,11-ジヒドロ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6]シ クロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラジンN4- オキシド 3-メチル-5-ブロモベンジルブロミドを実施例1の工程1の試薬2と置換する ことによって、および実施例1の工程1〜7(工程3および3aを除く)に従って 、ならびに実施例1の工程3および3aの代わりに実施例2の工程3の手順を代用 することによって、表題化合物を得る。 実施例22。(+,-)-1-(3,8-ジブロモ-6,11-ジヒドロ-10-メチル-5H-ベンゾ[5,6]シ クロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラジンN4- オキシド 3-ブロモ-5-メチル-ベンジルブロミドを実施例1の工程1の試薬2と置換する ことによって、および実施例1の工程1〜7(工程3および3aを除く)に従って 、ならびに実施例1の工程3および3aの代わりに実施例2の工程3の手順をトリ フル酸とともに60℃にて4時間加熱することで代用することによって、表題 化合物を得る。 実施例23。(+,-)-4-[6,11-ジヒドロ-3-(1-ヒドロキシ-1-メチルエチル)-10-メト キシ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル]-1-(4-ピ リジニルアセチル)ピペリジンN1-オキシド 工程1: テトラヒドロフラン(8ml)中の実施例27の工程1の化合物A(0.4g)の窒素 ガスシールした(blanketed)溶液を−78℃まで冷却し、次いでヘキサン(0.4ml )中のブチルリチウムの2.5M溶液で処理する。5分間撹拌した後、アセトン(0. 4ml)を添加し、そして5分後、反応混合物を減圧下でエバポレートして、油を 得、これをシリカゲル(50ml)のフラッシュクロマトグラフにかける。3%メタ ノール−ジクロロメタンを用いた溶出によって、白色粉末としてBを得る(0.13 g)。MS(CI)479。 工程2: 工程1からの生成物Bを、実施例27の工程3および4に記載の手順に従うこと によって中間体Cに変換する。黄褐色粉末、MS(CI)381。 工程3: 工程2からの生成物Cを、実施例1の工程7に記載の手順に従うことによって 、表題化合物Dに変換する。白色粉末、MS(CI)516。 実施例24。(+)-4-(3-ブロモ-10-メトキシ-8-メチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ[5 ,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジ ンN1-オキシド、(+)エナンチオマー 3-メチル-5-メトキシ-ベンジルブロミドを実施例3の工程1の試薬2と置換す ることによって、および実施例3の工程1〜8に従ってそして工程7の分割した (+)エナンチオマーHを使用することによって、表題化合物を得る。22℃にて5.7 mg/2mlエタノールの濃度での旋光度:+31.9°(ナトリウムD線)。 実施例25。(-)-4-(3-ブロモ-10-メトキシ-8-メチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ[5 ,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジ ンN1-オキシド、(-)エナンチオマー 3-メチル-5-メトキシ-ベンジルブロミドを実施例3の工程1の試薬2と置換す ることによって、および実施例3の工程1〜8に従ってそして工程7の分割した (-)エナンチオマーHを使用することによって、表題化合物を得る。22.4℃にて 6.2mg/2mlエタノールの濃度での旋光度:−31.6°(ナトリウムD線)。 実施例26。(+,-)-1-(3-ブロモ-8-メトキシ-10-メチル-6,11-ジヒドロ-5H-ベンゾ [5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-4-(4-ピリジニルアセチル)ピペラ ジンN4-オキシド 3-メトキシ-5-メチル-ベンジルブロミドを実施例1の工程1の試薬2と置換す ることによって、および実施例1の工程1〜7(工程3および3aを除く)に従っ て、ならびに実施例1の工程3および3aの代わりに実施例2の工程3の手順を代 用することによって、表題化合物を得る。 実施例27。4-(3-エテニル-6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6 ]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジン N1-オキシド 工程1。1,1-ジメチルエチル-4-(3-ブロモ-5,6-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル -11H-ベンゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イリデン)-1-ピペリジンカ ルボキシレート 塩化メチレン(5ml)中のジ-tert-ブチルジカルボネート(2.0g、9.16mmol) を、塩化メチレン(15ml)中の実施例3の工程6の中間体化合物G(1.0g、2.51 mmol)の溶液に、20℃にて添加し、次いで室温にて1時間撹拌する。溶媒をエバ ポレートし、そして残渣の油を、15%(v/v)酢酸エチル-ヘキサンで溶出するシリ カゲルのクロマトグラフにかけ、白色固体として生成物を得る(1.1g、収率92% )。MS(CI)499,MH。 工程2。1,1-ジメチルエチル-4-(3-エテニル-5,6-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチ ル-11H-ベンゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イリデン)-1-ピペリジン カルボキシレート。 トリブチルビニルスズ(3ml、10.26mmol)を、トルエン(6ml)中の工程1の 表題化合物(950mg、1.90mmol)、塩化リチウム(1.0g、23.6mmol)、トリス(ジ ベンジリデンアセトン)ジパラジウム(180mg)、およびトリ-2-フロイルホ スフィン(90mg、0.38mmol)の溶液に室温にて添加し、次いで100℃にて一晩撹 拌する。反応物を冷却し、酢酸エチル(100ml)で抽出し、水(50ml)で洗浄し 、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、そして溶媒をエバポレートして、油 を得、これを、40%(v/v)酢酸エチル-ヘキサンで溶出するシリカゲルのクロマト グラフにかけ、白色固体として生成物を得る(800mg、95%収率)。MS(CI)447,MH 。 工程3。4-(3-エテニル-5,6-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル-11H-ベンゾ[5,6] シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イリデン)-1-ピペリジン 塩化メチレン(10ml)中トリフルオロ酢酸の20%溶液を、工程2の表題化合物 (400mg、0.89mmol)に室温にて添加し、次いで20℃にて1/2時間撹拌する。 水(20ml)、塩化メチレン(20ml)、および1N NaOH(3ml)を添加し、そして有 機層を分離し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒をエバポレートし、固体 (305mg、98%収率)を得る。MS(CI)347,MH。 工程4。3-エテニル-6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル-11-(4-ピペリジニル )-5H-ベンゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン トルエン(3ml、3mmol)中DIBALの1M溶液を、トルエン(2ml)中工程3の表題 化合物(310mg、0.89mmol)の溶液に20℃にて一滴ずつ添加し、次いで45分間撹 拌する。水(15ml)、EtOAc(30ml)、および1N NaOH(5ml)を添加する。有機 層を分離し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、そして溶媒をエバポレートして、油 を得、これを2%NH4OHを含む10%メタノール-塩化メチレンで溶出するシリカゲ ルのクロマトグラフにかけ、白色固体として生成物を得る。(200mg、収率65% )、MS(FABS)349,MH。 工程5。4-(3-エテニル-6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6] シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジン N1-オキシド。 EDCl(50mg、0.26mmol)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(40mg、0.2 9mmol)、および4-メチルモルホリン(0.5ml、4.5mmol)を、ジメチルホルムアミ ド(無水物、2ml)中の工程4の表題化合物(50mg、0.14mmol)および4-ピリジ ル-N-オキシド酢酸(50mg、0.326mmol)の溶液に、0℃にて添加し、次いで室温 にて一晩撹拌する。溶媒をエバポレートし、そして残渣を塩化メチレン(60ml) 、および水(25ml)で抽出する。有機層を分離し、飽和炭酸ナトリウムで洗浄し (2×15ml)、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、そして溶媒をエバポレートして、 油を得、これを2%NH4OHを含む10%MeOH−MeCl2で溶出するシリカゲルのクロマ トグラフにかけ、白色固体として生成物を得る。(55mg、収率79%)、MS(FABS) 484,MH。 実施例28。4-(3-エテニル-6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6 ]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(メチルスルホニル)ピペリジン メタンスルホニルクロリド(0.5ml、6.46mmol)を、無水ピリジン(2ml)中の 実施例27の工程4の表題化合物(30mg、0.086mmol)の溶液に、0℃にて添加し 、次いで4-ジメチルアミノピリジン(10mg、0.08mmol)を添加し、そして溶液を 20℃にて一晩撹拌する。溶媒をエバポレートし、水(30ml)およびCH2Cl2(60ml )を添加する。有機層を分離し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、そして溶媒をエ バボレートして、油を得、これを、70%v/v EtOAC−ヘキサンで溶出するシリカ ゲルのクロマトグラフにかけ、白色固体として生成物を得る。(30mg、収率69% )、MS(CI)427,MH。 実施例29。4-(3-エチル-6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6] シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジン 、N1-オキシド 工程1。3-エチル-6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル-11-(4-ピペリジニル)- 5H-ベンゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン ギ酸アンモニウム(200mg、2.08mmol)および10%Pd/C(20mg)を、メタノー ル(5ml)中の実施例27の工程4の表題化合物(90mg、0.258mmol)の溶液に、20 ℃にて添加し、次いで4時間還流する。メタノール(20ml)を添加し、そして反 応物をセライトパッド(cehte pad)を通して濾過し、次いでメタノール(10ml )およびCH2Cl2(3×20ml)で洗浄する。濾液および洗浄液を合わせ、濃縮し、 そして残渣をCH2Cl2(50ml)および水(25ml)で抽出する。有機層を分離し、Mg SO4上で乾燥させ、濾過し、そして溶媒を除去して、白色固体を得る(75mg、収 率84%)。 工程2。4-(3-エチル-6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6]シ クロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジン、 N1-オキシド EDCl(75mg、0.39mmol)、HOBT(70mg、0.51mmol)、およびNMM(0.5ml、4.5m mol)を、DMF(無水、3ml)中の工程1の表題化合物(75mg、0.214mmol) および4-ピリジルN-オキシド酢酸(75mg、0.48mmol)の溶液に、0℃にて添加し 、次いで室温にて一晩撹拌する。溶媒をエバポレートし、そして残渣をCH2Cl2( 60ml)および水(25ml)で抽出し、有機層を分離し、10%Na2CO3(2×20ml)で 洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、そして溶媒をエバポレートして、油を得 、これを、2%NH4OHを含む7%v/v MeOH:塩化メチレン(MeCl2)で溶出するシ リカゲルのクロマトグラフにかけ、白色固体として生成物を得る。(75mg、収率 76%)、MS(FABS)486(MH)。 実施例30。(+,-)-4-(3-ブロモ-6,11-ジヒドロ-8,10-ジメチル-5H-ベンゾ[5,6]シ クロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピペリジニルアセチル)ピペラジン 3,5-ジメチルベンジルブロミドを試薬2と置換することによっておよび対応す る5-ブロモ-t-ブチルアミドを実施例1の工程1の試薬Aと置換することによっ て、および実施例1の工程1〜6(工程3、3a、および7を除く)に従って、な らびに実施例1の工程3および3aの代わりに、トリフル酸を使用して60℃まで加 熱することとともに実施例2の工程3の手順を代用することによって、実施例1 の工程6の8,10-ジメチルアナログ、化合物Gを得る。実施例1の工程7の手順 に従って、4-ピリジル酢酸N-オキシドを当量のN-BOC-4-ピペリジル酢酸と置換し 、次いでBOC基をトリフルオロ酢酸で除去することによって、表題化合物を得る 。 実施例31。(+,-)-4-(3-ブロモ-6,11-ジヒドロ-8,10-ジメチル-5H-ベンゾ[5,6]シ クロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピペリジニルアセチル-N-カルボキ サミド)ピペラジン 実施例30の表題化合物で開始し、そして塩化メチレン中3当量のトリメチルシ リルイソシアネートで25℃にて処理し、次いで過剰の炭酸水素ナトリウムととも にシリル基を除去し、表題化合物を得る。 実施例32。(+,-)-4-(3-シクロプロピル-6,11-ジヒドロ-10-メトキシ-5H-ベンゾ[ 5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリ ジン 工程1: ジアザイド(Diazaid)(15g)から生成したエーテルを含んだジアゾメタンを 、TLC試料が反応の完了を示すまで、ベンゼン(1ml)中の実施例27(工程2)か らの化合物A(0.11g)および酢酸パラジウム(7mg)の溶液に、撹拌しながら一 滴ずつ添加する。減圧下でのエバポレーションによって、白色粉末として化合物 Bを得る。MS(CI)461。 工程2: 工程1からの生成物Bを、実施例27の工程3および4に記載の手順に従って、 中間体Cに変換する。黄褐色粉末、MS(CI)362。 工程3: 工程2からの生成物Cを、実施例1の工程7に記載の手順に従って、表題化合 物Dに変換する。白色粉末、MS(CI)498。 実施例33。(+)4-(3-ブロモ-6,11-ジヒドロ-10-ブロモ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6] シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジン N1-オキシド 5-ブロモ-t-ブチルアミドを試薬Aと置換し、および3-メチル-5-ブロモベンジ ルブロミドを実施例2、工程1の試薬2と置換することによって、ならびに、工 程 3において、トリフル酸との反応を60℃にて4時間行うこと、および工程6を省 略すること以外は、実施例2の工程1〜10に従って、表題化合物を、ラセミ体と して得る。MS(FABS)m/e 584(MH)。ラセミ体を、分取HPLC chiralpak ADカラム(D aicel Chemical Industries,)を使用しかつ30%イソプロパノール-ヘキサン(0. 2%DEA)で溶出することによって、エナンチオマーに分割する。所望の(+)エナ ンチオマーは、最後に溶出する。MS(FABS)m/e 584(MH)、20℃での旋光度=+51. 7°、c=0.211。 実施例34。(-)4-(3-ブロモ-6,11-ジヒドロ-10-ブロモ-8-メチル-5H-ベンゾ[5,6] シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジン N1-オキシド (-)エナンチオマーも集めること以外は、実施例33と本質的に同じ手順に従う 。MS(FABS)m/e 584(MH)、20℃での旋光度=−47.5°、c=0.2125。 実施例35。(+)4-(3-ブロモ-6,11-ジヒドロ-11-ヒドロキシ-10-ブロモ-8-メチル- 5H-ベンゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチ ル)ピペリジンN1-オキシド 実施例33の表題化合物を調製するために使用される手順に従って、実施例2か らの工程6、7、および9を省略して、表題化合物を、ラセミ体(+,-)として 得る。FABS MS m/e 599.9(MH)。ラセミ体を、実施例33と同じ手順を使用して分 割する。(+)エナンチオマーは最初に溶出する。MS(FABS)m/e 599.9(MH)、20℃で の旋光度=+10.4°、c=0.1155。 実施例36。(-)4-(3-ブロモ-6,11-ジヒドロ-11-ヒドロキシ-10-ブロモ-8-メチル- 5H-ベンゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イル)-1-(4-ピリジニルアセチ ル)ピペリジンN1-オキシド (-)エナンチオマーが2番目に溶出すること以外は、実施例35と本質的に同じ 手順に従う。MS(FABS)m/e 599.9(MH)、20℃での旋光度=−7.3°、c=0.1375。 実施例37。-(3-ブロモ-5,6-ジヒドロ-10-ブロモ-8-メチル-11H-ベンゾ[5,6]シク ロヘプタ[1,2-b]ピリジン-11-イリデン)-1-(4-ピリジニルアセチル)ピペリジン N1-オキシド 実施例33の表題化合物を調製するために使用される手順に従って、実施例2か らの工程6および9を省略し、表題化合物を得る。MS(FABS)m/e 582(MH)。出発物質の調製 本発明の化合物を調製することに有用な出発物質を、以下の調製実施例によっ て例示し、これは開示の範囲を限定すると解釈されるべきではない。出発物質と して使用されるピリジルおよびフェニル化合物(例えば、化合物(1、1.3、3 、3.5))、無機および有機塩基、ならびにアルコールは、当該技術分野で公知 の方法を使用して調製され得、例えば、See J.K.Wongら,Bioorganic & Medici nal Chemistry Letters,第3巻,No.6,1073-1078頁,(1993);米国特許第5,089,4 96号;同第5,151,423号;同第4,454,143号;同第4,355,036号;PCT/US94/11390 (WO95/10514);PCT/US94/11391(WO95/10515);PCT/US94/11392 (WO95/10516);Stanley R.SandlerおよびWolf Karo,Organic Functional Grou p Preparations,第2版,Academic Press,Inc.,San Diego,Cahfornia,第1-3巻, (1983)、およびJ.March,Advanced Organic Chemistry,Reactions & Mechanism s,and Structure,第3版,John Wiley & Sons,New York,1346頁(1985)に教示さ れる。本発明の範囲内の代替の機構経路および類似の構造は、当業者らに明らか であり得る。 スキームII スキームIIIここで、スキームIIおよびIIIについて、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、およびR8 、実線および点線は、上記で定義されるとおりである。 スキームIIおよびIIIにおいて、それぞれ、工程Aについては、化合物5およ び5.3を、約−78℃〜20℃の範囲の温度で、THF、トルエン、ベンゼン、エーテ ルなどのような非プロトン性溶媒中でリチウムジイソプロピルアミド(LDA)の ような塩基を用いて、化合物1および1.3の1モル当たり約1〜1.5モルの求電子 性化合物3を使用して、化合物1および1.3を求電子化合物3および3.3でアルキ ル化することによって調製する。 工程Bでは、化合物7および7.3を、約80℃〜120℃の範囲の温度で、非プロト ン性溶媒中でオキシ塩化リン(POCl3)または塩化チオニルのような脱水剤で、 化合物5および5.3の1モル当たり約3〜10モルの脱水剤を使用して、化合物5 および5.3を処理することによって調製する。 工程Cでは、化合物7.5および7.53を、トリフル酸(CF3SO3H)または塩化アル ミニウム(AlCl3)のようなLewis酸で、化合物7および7.3を処理することによ って調製する。反応を、混ぜものなし(すなわち、添加の溶媒なし)で実施し得 る。必要に応じて、AlCl3を使用する場合、ジクロロエタンのような溶媒を用い 得る。反応を、化合物7および7.3の1モル当たり約3〜10モルのLewis酸を使用 して、約20℃〜約175℃の範囲の温度で行い得る。 工程Dでは、化合物8および8.3を、化合物7.5および7.53の1モル当たり約20 〜100容量の酸水溶液を使用して、約20℃〜反応混合物の還流までの範囲の温度 で、塩酸水溶液または硫酸水溶液のような希酸で化合物7.5および7.53を処理す ることによって調製する。 工程Eでは、化合物13aおよび13.3aを、化合物8および8.3の1モル当たり約 1〜1.5モルのグリニャール試薬12を使用して、約0℃〜50℃の範囲の温度で、 非プロトン溶媒中でN-メチル-4-クロロピペリジンに由来するグリニャール試薬1 2で化合物8および8.3を処理することによって調製する。 工程Fでは、化合物13bおよび13.3bを、化合物13aおよび13.3aの1モル当たり 5〜10モルのエチルクロロホルメートを使用して、約60℃〜90℃の範囲の温度で 、非プロトン性溶媒中のエチルクロロホルメートで化合物13aおよび13.3aを処理 することによって調製する。 工程Gでは、化合物13cを、水素(H2)および触媒として10%パラジウム(Pd)/ 炭素(C)を使用して、大気圧(周囲)から1インチ四方当たり50ポンド(psi)まで の範囲の圧力で、化合物13bを触媒性水素添加に供することによって調製する。 あるいは、化合物13cを、触媒として10%Pd/Cを使用して大気圧で、50℃から70 ℃の範囲の温度で、必要に応じてメタノールまたはエタノールのようなプロトン 性溶媒を使用して、ギ酸アンモニウムのような水素供給源を用いて化合物13bを 処理することによって調製し得る。 工程Hでは、化合物15および15.3を、ポリリン酸(PPA)のような酸で化合物1 3cおよび13.3cを処理することによって調製する。反応を、混ぜものなしで実施 し得る。反応を、化合物13cおよび13.3cの1モル当たり約5〜10容量のポリリン 酸を使用して、約60℃〜100℃の範囲の温度で行い得る。あるいは、工程Hでは 、化合物13dおよび13.3dを、化合物13cおよび13.3bの1モル当たり5〜10容量の 酸水溶液を使用して、約80℃〜100℃の範囲の温度で、2N〜濃塩酸のような塩酸 水溶液(Hcl)または硫酸水溶液(H2SO4)で、化合物13cおよび13.3bを処理する ことによって調製し得る。 工程Iでは、化合物19および19.3を、化合物15および15.3の1モル当たり5〜 10容量の酸水溶液を使用して、約80℃〜100℃の範囲の温度で、3N〜濃塩酸(HCl )のような酸水溶液で、化合物15および15.3を処理することによって調製する。 工程Jでは、化合物20および20.3を、化合物19および19.3の1モル当たり1〜 4モルの還元剤を使用して、約0℃〜20℃の範囲の温度で、非プロトン性溶媒中 でジイソブチルアルミニウムヒドリド(DBAHAI)のような還元剤で化合物19およ び19.3を処理することによって調製する。 工程EEでは、アルコール化合物9および9.3を、化合物8および8.3の1モル当 たり1〜3モルの還元剤を使用して、0℃〜20℃の範囲の温度で、メタノール、 エタノール、および酢酸のようなプロトン性溶媒中で、水素化ホウ素ナトリウム (NaBH4)のような還元剤で化合物8および8.3を還元することによって調製する 。 工程FFでは、化合物10および10.3を、化合物9および9.3の1モル当たり1〜 2モルの塩素化剤を使用して、0℃〜25℃の範囲の温度で、1,2-ジクロロエタン または塩化メチレンのような非プロトン性溶媒中で、塩化チオニルまたはオキシ 塩化リン(POCl3)のような塩素化剤でアルコール化合物9および9.3を処 理することによって調製する。 工程GGでは、化合物11および11.3を、化合物10および10.3の1モル当たり1〜 10モルのピペラジン化合物12および12.3を使用して、0℃〜60℃の範囲の温度で 、アセトニトリル、トルエン、または塩化メチレンのような溶媒中で、ピペラジ ン化合物12および12.3と化合物10および10.3とを反応させることによって調製す る。 工程Kでは、式1.0の所望の化合物は、先に記載のスキームIに記載のように 化合物(11,11.3)、(13d,13.3d)、(19,19.3)、または(20,20.3)から調製し得る。 スキームIV ここで、スキームIVについて、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、およびR8 、実線および点線は、本明細書中上記で定義されるとおりである。 スキームIVにおいて、工程AおよびBでは、化合物5.3および7.3を、先のスキ ームIIIに記載のように調製する。 工程Lでは、化合物25を、化合物7.3の1モル当たり約1〜1.5モルのグリニャ ール試薬12を使用して、約0℃〜50℃の範囲の温度で、非プロトン性溶媒中で、 N-メチル-4-クロロピペリジンに由来するグリニャール試薬12と化合物7.3とを反 応させることによって調製する。 工程Mでは、化合物26を、化合物25の1モル当たり約20〜100容量の酸水溶液 を使用して、約20℃〜反応混合物の還流の範囲の温度で、塩酸水溶液または硫酸 水溶液のような希酸で化合物25を処理することによって調製する。 工程Nでは、化合物27を、トリフル酸または塩化アルミニウム(AlCl3)のよ うなLewis酸で化合物25を処理することによって調製する。反応を、混ぜものな し(すなわち、追加の溶媒なし)で実施し得る。トリフル酸を使用する場合、反 応を、1モルの化合物25当たり5〜100molのトリフル酸を使用して、0℃〜70℃ の範囲の温度で行い得る。必要に応じて、AlCl3を使用する場合、ジクロロエタ ンのような溶媒を用い得る。反応を、化合物25の1モル当たり約3〜10molのLew is酸を使用して、約20℃〜約175℃の範囲の温度で行い得る。 工程Oでは、化合物28を、化合物27の1モル当たり5〜10モルのエチルクロロ ホルメートを使用して、約60℃〜90℃の範囲の温度で、非プロトン性溶媒中のエ チルクロロホルメートで化合物27を処理することによって調製する。 工程Pでは、化合物29を、1モルの化合物28当たり5〜10容量の酸水溶液を使 用して、約80℃〜100℃の範囲の温度で、3N〜濃塩酸(HCl)のような酸水溶液で 化合物28を処理することによって調製する。 工程Qでは、化合物30を、化合物29の1モルたり1〜4モルの還元剤を使用し て、約0℃〜20℃の範囲の温度で、非プロトン性溶媒中で、ジイソブチルアルミ ニウムヒドリド(DIBALH)のような還元剤で化合物29を処理することによって調 製する。 工程Kでは、化合物30を、先に記載のスキームIに記載のように、所望の化合 物(1.0)に変換する。アッセイ 1. インビトロ酵素アッセイ:FPT IC50(ファルネシルタンパク質トランスフ ェラーゼの阻害、インビトロ酵素アッセイ)を、WO95/10515またはWO95/10516に 記載の方法で決定する。このデータは、本発明の化合物が、部分的に精製された ラット脳ファルネシルタンパク質トランスフェラーゼ(FPT)によるRas-CVLSファ ルネシル化のインヒビターであることを示す。このデータはまた、部分的に精製 されたラット脳FPTによるRas-CVLSファルネシル化の強力な(IC50<10μM)インヒ ビターと見なされ得る本発明の化合物が存在することを示す。 2. セルに基づくアッセイ:COS IC50値は、RasプロセシングのCOS細胞活性阻 害を表し、そしてWO/10515またはWO95/10516に開示の方法で決定される。 本発明で記載される化合物から薬学的組成物を調製するためには、不活性な薬 学的に受容可能なキャリアは固体または液体のいずれかであり得る。固体形態の 製剤としては、散剤、錠剤、分散性顆粒、カプセル、カシェおよび坐剤が包含さ れる。散剤および錠剤は、約5%から約70%の活性成分を含み得る。適切な固体 キャリアは当該分野で公知であり、例えば、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マ グ ネシウム、タルク、糖、乳糖である。錠剤、散剤、カシェおよびカプセルは、経 口投与に適した固体投薬形態として使用され得る。 坐剤を調製するためには、脂肪酸グリセリドの混合物またはカカオバターのよ うな低融点ワックスをまず溶融し、そして攪拌して活性成分をその中に均一に分 散させる。次に溶融した均一混合物を都合の良いサイズの型に注ぎ入れ、冷やし て固形化する。 液体形態の製剤としては、溶液、懸濁液および乳濁液が包含される。例として 、非経口注射のための水または水−プロピレングリコール溶液が挙げられ得る。 液体形態製剤はまた経鼻投与のための溶液を包含し得る。 吸入に適したエアロゾル製剤は、溶液および粉末形態の固体を包含し得、これ は不活性圧縮ガスのような薬学的に受容可能なキャリアと組み合わされ得る。 また、使用の直前に液体形態の製剤に変換されることを意図した、経口または 非経口投与のいずれかのための固体形態の製剤も包含される。このような液体形 態は、溶液、懸濁液および乳濁液を包含する。 本発明の化合物はまた経皮的に送達され得る。経皮組成物は、クリーム、ロー ション、エアロゾルおよび/または乳濁液の形態を取り得、そしてこの目的のた めに、当該分野で従来のマトリクスまたはレザーバータイプの経皮パッチに含ま れ得る。 好ましくは、化合物は経口投与される。 好ましくは、薬学的製剤は単位投薬形態である。このような形態において、製 剤は適切な量(例えば所望の目的に到達する有効量)の活性成分を含む単位用量に さらに分割される。 製剤の単位用量中の活性成分の量は、個別の適用に応じて、約0.1mgから1000m gまでより好ましくは約1mgから300mgまで変化または調節され得る。 使用される実際の投薬量は、患者の要求および処置される症状の重篤度に応じ て変化され得る。個別の状況に対する適切な投薬量の決定は当業者の範囲内であ る。一般に、処置は、化合物の至適用量より少ない比較的少量の投薬量から開始 される。その後、その状況下での最適な効果が達成されるまで投薬量を少しずつ 増やす。利便には、所望であれば一日分の投薬量を部分に分けてその日の内に投 与し得る。 本発明の化合物およびその薬学的に受容可能な塩の投与の量および頻度は、担 当臨床医が患者の年齢、状態およびサイズならびに処置される症状の重篤度のよ うな要因を考慮してなす判断に従って、調節される。典型的な推奨される投薬療 法は、腫瘍の増殖をブロックするために、経口投与で10mg〜2000mg/日、好まし くは10mg〜1000mg/日を、2回から4回に分けて投薬する。化合物はこの投薬範囲 内で投与した場合、非毒性である。 以下は、本発明の化合物を含む薬学的投薬形態の例である。本発明の範囲のう ちその薬学的組成物に関する局面は、これらの提供される実施例に限定されない 。 薬学的投薬形態の例 実施例A−錠剤 製造方法 成分1および2を適切なミキサー中で10〜15分間混合する。混合物を成分3と共 に顆粒にする。必要ならば、湿った顆粒を粗いスクリーン(例えば、1/4インチ 、0.63cm)を通して、ミリングする。湿った顆粒を乾燥する。必要ならば乾燥顆 粒をふるいにかけ、そして成分4と混ぜ合わせて、10〜15分間混合する。成分5を 加え、そして1〜3分間混合する。適切な錠剤成型器で、混合物を適当なサイズに 圧縮し、秤量する。 実施例B−カプセル 製造方法 成分1、2および3を適切なブレンダー中で10〜15分間混合する。成分4を加え、 そして1〜3分間混合する。適切なカプセル製造器で混合物を2ピースの固いゼラ チンカプセル中に充填する。 本発明を上記特定の実施態様と組み合わせて記載したが、その多くの代替、改 変および変更が当業者に明らかである。すべてのこのような代替、改変および変 更は、本発明の思想および範囲内に入ることが意図される。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION                Farnesyl protein transferase New phenyl substituted tricyclic inhibitors background   Patent application WO 95/00497 (published January 5, 1995) under the Patent Cooperation Treaty (PCT) Farnesyl protein transferase (FTase) and oncogene Compounds that inhibit the farnesylation of the protein Ras are described. Oncogene Often, signaling pathways lead to stimulation of cell proliferation and mitogenesis. Encodes a protein component. Cell transformation by oncogene expression in cultured cells Is led. This means that cells have the ability to grow in soft agar, Transformed cells can grow as dense foci without the contact inhibition shown. Therefore, it is characterized. Mutation and / or overexpression of certain oncogenes Often associated with human cancer.   In order to obtain transformation ability, the precursor of Ras oncoprotein is Undergoes farnesylation of a cysteine residue located in the xyl-terminal tetrapeptide. There must be. Therefore, farnesyl protein, an enzyme that catalyzes this modification, Inhibitors of cytoplasmic transferase show potential for tumors in which Ras contributes to transformation It has been proposed as an anti-cancer drug. Mutant oncogene forms of Ras often Found in many human cancers, most notably more than 50% of the colon and pancreas (Kohl et al., Science, 260, 1834-1837, 1993).   Currently, inhibitors of farnesyl protein transferase are involved. Intent on inhibiting farnesyl protein transferase Useful additional compounds will be a welcome contribution to the art. According to the invention Thus, such a contribution is provided.Summary of the Invention   Inhibition of Farnesyl Protein Transferase by the Tricyclic Compounds of the Invention No harm has been reported to date. Therefore, the present invention uses the tricyclic compound of the present invention. And a method of inhibiting farnesyl protein transferase. This transformation The compound is capable of (i) potentiating farnesyl protein transferase in vitro But not geranylgeranyl protein transferase I (ii) a table induced by the form of the transformed Ras, a farnesyl acceptor. Blocks archetypal changes but is manipulated to become a geranylgeranyl acceptor Does not block the phenotypic changes induced by the morphology of the transformed Ras; (iii) It blocks the intracellular processing of Ras, a farnesyl acceptor, Intracellular processing of Ras engineered to geranylgeranyl acceptor Not block; and (iv) abnormal cells in culture induced by transformed Ras Block growth.   The present invention provides cells (transformed cells) by administering an effective amount of a compound of the present invention. (Including vesicles). Cell overgrowth Refers to cell growth independent of normal regulatory function (eg, lack of contact inhibition). This It involves the abnormal growth of the following cells: (1) tumors expressing activated Ras oncogene Tumor cells (tumor); (2) Ras protein is active as a result of a carcinogenic mutation in another gene Tumor cells that are transformed; and (3) benign or other proliferative disorders that result in abnormal Ras activation. And malignant cells.   Compounds useful in the method of the invention have the formula 1.0: Alternatively, it is represented by a pharmaceutically acceptable salt or solvate thereof. here:   A represents N or N-oxide;   X is relative to carbon atom 11, as represented by the solid line, when X is N or CH. Represents N, CH or C, such that a single bond is present; or, if X is C, So that there is a double bond to carbon atom 11, as represented by the line and the dotted line , N, CH or C;   R1Is hydrogen, bromo, chloro, trifluoromethyl, acyl, alkyl, cyclo Loalkyl, amino, acylamino or alkoxy;   RTwoIs hydrogen, halo, trifluoromethyl, alkyl, alkoxy, -OCFThree, Hi Droxy, amino or acylamino;   RThreeIs hydrogen, bromo, chloro, alkoxy, -OCFThreeOr hydroxy;   RFourIs hydrogen, halo, trifluoromethyl, alkyl or alkoxy;   Where RTwoOr RThreeOr RFourAt least one of which is alkyl or alkoxy And   Where R1, RTwo, RThreeOr RFourAt least two of which are substituents other than hydrogen ;   Q is hydrogen when there is a single bond to carbon atom 11, or Q is When there is a single bond to carbon 11 and X is CH, hydrogen or hydroxy Yes, or Q is not a substituent if there is a double bond to carbon 11. ;   RFive, R6, R7And R8Is independently hydrogen, alkyl or -CONHR50And here In R50Can be any value represented below for R;   Z is = O or = S; and   R is aryl, aralkyl, cycloalkyl, cycloalkylalkyl, Teloalkyl, heteroaryl, heteroarylalkyl, heterocycloalkyl Or heterocycloalkylalkyl.   Preferably, in compound (1.0), a single bond or a double bond is present at carbon atom 11. X is N, CH or C; R1Is H, halo, alkyl, cycloalkyl or al Kenyl; RTwoIs H, halo, alkoxy, or alkyl; RThreeIs H, halo , Alkoxy, hydroxy or alkyl; and RFourIs H, halo or a I'm Luquil; RFive, R6, R7And R8Is hydrogen; Y is -SOTwoCHThreeOr -COR , Where R is heteroarylalkyl, preferably pyridinyl N-oxide-methyl or Or heterocycloalkylalkyl, preferably piperidinyl-methyl. R1 When is other than hydrogen, preferably the halo moiety is bromo and the alkyl is methyl. Or cycloalkyl is cyclopropyl, or Nyl is vinyl. RTwoWhen is other than hydrogen, preferably the alkoxy moiety is Toxic, the halo moiety is bromo, or the alkyl is methyl. RThreeBut When other than hydrogen, preferably the alkoxy moiety is methoxy and the halo moiety is Bromo or alkyl is methyl. RFourIs preferred if is other than hydrogen Alternatively, the halo moiety is chloro, or the alkyl is methyl. Preferred title Compounds are disclosed in the title compounds of Examples 1-10 and 14-37, disclosed herein below. , Preferably Examples 1, 2, 3, 6, 7, 8, 10, 16, 18, 19, 21, 22, 24, 26, 27, 29, 33, 34, 35, 36 and 37 title compounds, more preferably Examples 3, 2 Includes 1, 22, 24 and 33 title compounds.   In another embodiment, the present invention relates to a pharmaceutical composition for inhibiting the abnormal growth of cells. About things. This composition comprises an effective amount of compound (1.0) in a pharmaceutically acceptable carrier. Contains in combination with a.   In another embodiment, the invention inhibits abnormal growth of cells (including transformed cells) The method may comprise a mammal (e.g., a human) in need of such treatment. And administering an effective amount of the compound (1.0). Abnormal cell proliferation and normal regulation Refers to cell growth independent of function (eg, loss of contact inhibition). This is Vesicle overgrowth: (1) tumor cells (tumor) expressing activated Ras oncogene; (2 ) A tumor cell in which Ras protein is activated as a result of a carcinogenic mutation in another gene (3) benign and malignant cells of other proliferative disorders that result in abnormal Ras activation; and ( 4) Benign or malignant cells activated by mechanisms other than Ras protein. Bound by theory It is not intended that these compounds will function Inhibiting protein function by blocking G protein isoprenylation Make them useful for treating tumor growth and proliferative diseases such as cancer. Or inhibit ras farnesyl protein transferase, To make them useful for their antiproliferative activity against ras-transformed cells By crab It is considered possible.   The cell to be inhibited can be a tumor cell that expresses an activated ras oncogene. For example, cell types that can be inhibited include pancreatic tumor cells, lung cancer cells, myeloid Leukemia tumor cells, thyroid follicular tumor cells, myelodysplastic tumor cells, epidermal carcinoma tumor cells Cyst, bladder carcinoma tumor cells, prostate cancer cells, breast cancer cells or colon tumor cells You. In addition, inhibiting abnormal cell growth by treatment with compound (1.0) Can be done by inhibiting farnesyl protein transferase . Inhibition occurs as a result of Ras protein being a carcinogenic mutation in a gene other than the Ras gene. Inhibition of activated tumor cells. Alternatively, compound (1.0) is It can inhibit tumor cells that are activated by proteins other than proteins.   The invention also provides a method for inhibiting tumor growth. This method is Administer an effective amount of compound (1.0) to a mammal (e.g., a human) in need of such treatment. It is done by doing. In particular, the present invention relates to administering an effective amount of the compound. Thus, there is provided a method for inhibiting the growth of tumors expressing activated Ras oncogene . Examples of tumors that can be inhibited include lung cancer (e.g., lung adenocarcinoma), pancreatic cancer (e.g., exocrine Pancreatic cancer such as pancreatic cancer), colon cancer (colorectal cancer, for example, colon adenocarcinoma and colon cancer). Intestinal adenoma), myeloid leukemia (e.g., acute myeloid leukemia (AML)), follicular thyroid carcinoma, Myelodysplastic syndrome (MDS), bladder, prostate and breast and epidermal cancers But not limited to these.   The present invention also provides methods for inhibiting proliferative diseases (both benign and malignant). It is considered to be served. Here, Ras protein binds to carcinogenic mutations in other genes. Abnormally activated as a result (i.e., the Ras gene itself is a carcinogenic form due to mutation) It is not activated to the state). This inhibition is achieved by the N-substituted ureas described herein. Administering an effective amount of Compound (1.0) to a mammal (e.g., a human) in need of such treatment Is achieved by doing For example, neurofibromatosis, a benign proliferative disorder, Or Ras is mutated or tyrosine kinase oncogene (e.g., neu, src, abl , Lck and fyn) are activated by overexpression of N-substituted urea compounds (1. 0).   In another embodiment, the present invention provides that an effective amount of compound (1.0) is administered to a mammal, especially a human. To By administering ras farnesyl protein transferase and The present invention relates to a method for inhibiting farnesylation of the oncogene protein Ras. The present invention Inhibits Farnesyl Protein Transferase by Administering Compounds to Patients Is useful in treating the above-mentioned cancers.Detailed description of the invention   As used herein, the following terms are defined below unless otherwise indicated. Used as:   M+Represents the molecular ion of the molecule in the mass spectrum;   MH+Represents the molecular ion of the molecule plus hydrogen in the mass spectrum;   Bu- represents butyl;   Et- represents ethyl;   Me- represents methyl;   Ph- represents phenyl;   Benzotriazol-1-yloxy is                                 Represents;   1-methyl-tetrazol-5-ylthio is                                Represents;   Alkyl- (alkyl moiety of alkoxy, alkylamino and dialkylamino -Represents straight and branched carbon chains, from 1 to 20 carbon atoms, It preferably contains 1 to 6 carbon atoms; for example, methyl, ethyl, propyl, Isopropyl, n-butyl, t-butyl, n-pentyl, isopentyl, hexyl, etc. Wherein the alkyl group is optionally and independently 1, 2, 3, or So It may be substituted with more than one of the following groups: halo (ie trifluoromethyl), alkyl , Aryl, cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oxy (= O), aryloxy, -ORTen(Ie hydroxymethyl, hydroxyethyl), -OCFThree, Heterocyclo Alkyl, heteroaryl, -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen , -SORTen, -SRTen, -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12CORTen, -CORTen, -OCORTen , -OCOTwoRTenOr -COORTen, Where RTenAnd R12Is independently hydrogen, alkyl , Alkoxy, aryl, aralkyl, heteroaryl, heteroarylalkyl , Cycloalkyl, cycloalkylalkyl, heterocycloalkyl or May represent telocycloalkylalkyl;   Acylamino has the moiety -CONRTenR12Where RTenAnd R12Is in this specification As defined above;   1-20 carbons covalently linked to adjacent structural elements via an alkoxy-oxygen atom The alkyl portion of the atom (eg, methoxy, ethoxy, propoxy, butoxy, Wherein the alkoxy group is an alkyl, aryl, etc. , Cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oxy (= O), aryloxy, -ORTen, -OC FThree, Heterocycloalkyl, heteroaryl, -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen, -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12CORTen , -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenOr -COORTenOptionally and independently substituted with Where RTenAnd R12Is as defined herein above;   Aryl (including the aryl portion of aralkyl)-is a compound having 6 to 15 carbon atoms And represents a carbocyclic group having at least one aromatic ring (e.g., aryl Is aryl, wherein the aryl group is optionally aryl, cycloal A fused, heteroaryl or heterocycloalkyl ring; and An aryl group and / or any available substitutable carbon atom in the fused ring And the nitrogen atom is optionally and independently below one, two, three or more May be substituted with halo, alkyl, aryl, cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oxy (= O), aryloxy, -ORTen, -OCFThree, Heterocycloalkyl, f Teloaryl, -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen, -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12CORTen, -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenMa Or -COORTen, Where R Ten And R12Is as defined herein above;   Aralkyl- is an alkyl group as defined above, wherein the alkyl moiety Represents one or more hydrogen atoms of which are substituted with one or more aryl groups; The aralkyl group may optionally and independently comprise one, two, three or more of the following: May be substituted with: halo, alkyl, aryl, cycloalkyl, cyano, -C FThree, Oxy (= O), aryloxy, -ORTen, -0CFThree, Heterocycloalkyl, hete Lower aryl, -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -S RTen, -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12CORTen, -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenAlso Is -COORTen, Where RTenAnd R12Is as defined herein above;   Aryloxy- represents an aryl group as defined above, wherein aryl is A covalent bond to an adjacent structural element via an oxygen atom (eg, phenoxy ), Wherein the aryl group is an aryl, cycloalkyl, heteroaryl, A aryl or heterocycloalkyl ring; and wherein the aryl A substitutable available carbon atom in the above-mentioned fused ring and / or And the nitrogen atom is optionally and independently below one, two, three or more May be substituted with halo, alkyl, aryl, cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oxy (= O), aryloxy, -ORTen, -OCFThree, Heterocycloalkyl, f Teloaryl, -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen, -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12CORTen, -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenMa Or -COORTen, Where RTenAnd R12Is as defined herein above;   Cycloalkyl- is a branched or unbranched saturated carbocyclic ring containing from 3 to 20 carbon atoms. Represents an atom, preferably 3 to 7 carbon atoms; The alkyl groups are optionally and independently one, two, three or more of the following groups: Can be substituted with: halo, alkyl, aryl, cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oxy (= O), aryloxy, -ORTen, -OCFThree, Heterocycloalkyl, heteroa Reel, -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen , -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12CORTen, -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenOr- COORTen, Where RTenAnd R12Is as defined herein above;   Cycloalkylalkyl- is an alkyl group as defined above, A One or more hydrogen atoms in the alkyl moiety are replaced by one or more cycloalkyl groups Wherein the cycloalkylalkyl groups are optionally and independently one Can be substituted with two, three or more of the following groups: halo, alkyl, ant , Cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oxy (= O), aryloxy, -ORTen,- OCFThree, Heterocycloalkyl, heteroaryl, -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo , -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen, -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12COR1 0 , -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoR12Or -COORTen, Where RTenAnd R12Is the specification As defined above in the text;   Halo- represents fluoro, chloro, bromo and iodo;   Heteroalkyl- is a straight and branched carbon chain having 1-20 carbon atoms, preferably Preferably one containing from 1 to 6 carbon atoms and selected from -O-, -S- and -N- Represents three heteroatoms inserted between them; Any available and replaceable carbon and nitrogen atoms in the And may be substituted with one, two, three or more of the following groups: halo, a Alkyl, aryl, cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oxy (= O), aryloxy Si, -ORTen, -OCFThree, Heterocycloalkyl, heteroaryl, -NRTenR12, -NHSOTwo RTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen, -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR1 Two , -NR12CORTen, -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenOr -COORTen, Where RTenAnd R1 Two Is as defined herein above;   Heteroaryl is at least one heteroatom selected from O, S and N Wherein the heteroatom is inserted between carbocyclic ring structures, and Have a sufficient number of delocalized pi electrons to provide aromatic properties A bicyclic group contains 2 to 14 carbon atoms. Here, the heteroaryl group is Optionally one or more aryl, cycloalkyl, heteroaryl or heterocyclo An alkyl ring; and wherein the heteroaryl group and / or Any available substitutable carbon or nitrogen atom in the fused ring is optionally Independently can be substituted with one, two, three or more of the following groups: halo , Alkyl, aryl, cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oxy (= O), aryl Oxy, -ORTen, -OCFThree, Heterocycloalkyl, heteroaryl, -NRTenR12, -N HSOTwoRTen, -SO Two NHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen, -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12 CORTen, -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenOr -COORTen, Where RTenAnd R12The book As defined above in the specification.   Representative heteroaryl groups include, for example, furanyl, imidazoyl, pyrimidini , Triazolyl, 2-, 3- or 4-pyridyl or 2-, 3- or 4-pyridyl N- Oxides, wherein the pyridyl N-oxide is: Can be represented as   Heteroarylalkyl- is an alkyl group as defined above, wherein 1 Represents one or more hydrogen atoms replaced with one or more heteroaryl groups; Here, the above-mentioned heteroarylalkyl group is arbitrarily and independently 1, 2, 3, Or more substituted with the following groups: halo, alkyl, aryl, cyclo Alkyl, cyano, -CFThree, Oxy (= O), aryloxy, -ORTen, -OCFThree, Hetero Cycloalkyl, heteroaryl, -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen , -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen, -NHSOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12CORTen, -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenOr -COORTen, Where RTenAnd R12Is defined above in this specification. As defined;   Heterocycloalkyl- is a saturated branched or unbranched carbocyclic ring having 3 It contains 15 carbon atoms, preferably 4 to 6 carbon atoms, and this carbocyclic ring has -O With 1 to 3 heteroatoms selected from-, -S- and -N- Represents optionally one or two unsaturated bonds which do not impart aromatic character to the ring And wherein any available carbon atom available in the ring and nitrogen The elementary atoms are optionally and independently of one, two, three or more of the following groups: May be substituted: halo, alkyl, aryl, cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oh Xy (= O), aryloxy, -ORTen, -OCFThree, Heterocycloalkyl, heteroant , -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen,- NHSOTwo, -NOTwo, -C ONRTenR12, -NR12CORTen, -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenOr -COORTen, Where RTen And R12Is as defined herein above. Representative heterocycloa Alkyl groups are 2- or 3-tetrahydrofuranyl, 2- or 3-tetrahydrothienyl 1, 2-, 3- or 4-piperidinyl, 2- or 3-pyrrolidinyl, 1-, 2- or 3-piperidinyl, 2- or 4-dioxanyl, morpholinyl, Where RTenIs defined herein above and t is 0, 1 or 2 It is.   Heterocycloalkylalkyl- is defined as above. An alkyl group as defined above, wherein one or more hydrogen atoms is one or more heterocycloalkyl Represents a group that is substituted with a kill group; this ring optionally has no aromatic character to the ring May contain one or two unsaturated bonds; wherein the heterocycloalkyl The kill groups are optionally and independently substituted by one, two, three or more of the following groups: Can be substituted: halo, alkyl, aryl, cycloalkyl, cyano, -CFThree, Oki Si (= O), aryloxy, -ORTen, -OCFThree, Heterocycloalkyl, heteroaryl , -NRTenR12, -NHSOTwoRTen, -SOTwoNHTwo, -SOTwoNHRTen, -SOTwoRTen, -SORTen, -SRTen, -NH SOTwo, -NOTwo, -CONRTenR12, -NR12CORTen, -CORTen, -OCORTen, -OCOTwoRTenOr -COOR1 0 , Where RTenAnd R12Is as defined herein above.   The following solvents and reagents are referred to herein by the abbreviations shown below. : Tetrahydrofuran (THF); ethanol (EtOH); methanol (MeOH); acetic acid ( HOAc or AcOH); ethyl acetate (EtOAc); N, N-dimethylformamide (DMF); Fluoroacetic acid (TFA); trifluoroacetic anhydride (TFAA); 1-hydroxybenzotria Sol (HOBT); m-chloroperbenzoic acid (MCPBA); triethylamine (EtThreeN); Ruether (EtTwoO); Ethyl chloroformate (ClCOTwoEt); lithium diisopropylamide (LDA) and 1- (3-dimethylaminopropyl) -3-ethylcarbodiimide hydroc Lorido (EDCl or DEC).   Substituent R1, RTwo, RThreeAnd RFourReferences to positions are based on the numbered ring structures below. Zu K:   Certain compounds of the present invention may have different stereoisomers (e.g., enantiomers, diastereomers). Stereoisomers and atropisomers). The present invention All pure forms and mixtures of stereoisomers (including racemic mixtures) Intend. For example, the carbon atom at position C-11 can be in the S or R configuration.   Certain tricyclic compounds, such as carboxyl groups or phenolic hydroxy Compounds having a hydroxyl group are acidic in nature. These compounds are pharmaceutically acceptable Salt may be formed. Examples of such salts are sodium, potassium, calcium , Aluminum, gold and silver salts may be included. Also pharmaceutically acceptable Amines, such as ammonia, alkylamines, hydroxyalkylamines, Salts formed with N-methylglucamine and the like are also contemplated.   Certain basic tricyclic compounds also form pharmaceutically acceptable salts, such as acid addition salts. To achieve. For example, a pyrido nitrogen atom can form a salt with a strong acid, while an amino group Compounds having a basic substituent such as are also capable of forming salts with weak acids. Suitable for salt formation Examples of such acids are hydrochloric, sulfuric, phosphoric, acetic, citric, oxalic, malonic, and Lylic acid, malic acid, fumaric acid, succinic acid, ascorbic acid, maleic acid, meta Sulfonic acids and other inorganic and carboxylic acids well known to those skilled in the art. Salt is The free base form is contacted with a sufficient amount of the desired acid to produce the salt in the conventional manner. And is prepared by The free base form can be prepared by converting the salt to a suitable dilute aqueous base solution, e.g., Na Treat with a dilute aqueous solution of OH, potassium carbonate, ammonia, and sodium bicarbonate. Can be regenerated. The free base form has certain physical properties, such as polar Some differences in solubility in the medium from their corresponding salt forms, A salt is otherwise equivalent to its corresponding free base form for the purposes of the present invention. You.   All such acid and base salts are pharmaceutically acceptable within the scope of the present invention. Salts and salts of acids and bases are all intended for the purposes of the present invention. And is considered equivalent to the free form of the corresponding compound.   Compounds of the invention can be prepared according to Scheme I, II or III below:                                 Scheme IWhere A, R1, RTwo, RThree, RFour, RFive, R6, R7, R8, Y, solid and dotted lines are at the top of this specification. As defined above.   In Scheme I, compound 1.0 (where p12 has the formula Z = O, wherein R is as defined herein above) is a compound (11, 11.3), ( 19, 19.3) or (20, 20.3) in an aprotic solvent at a temperature ranging from about 0 ° C to 20 ° C. About 1 to 2 per mole of the compound (11, 11.3), (19, 19.3) or (20, 20.3). Using a molar carboxylic acid (30.0), the formula RCOOH (30.0), where R is as defined herein above (As defined)).   Alternatively, compound 1.0 can be used with Y = SOTwoR) is the compound (11, 11.3), (19, 19.3) or (20, 20.3) with a solvent (e.g., pyridine) and a base (e.g., 4-dimethylamino) Compound (11, 11.3), (19, 19.3) or (20 20.3) Using 1 to 3 moles of sulfonyl chloride (20.7) per mole, formula RSOTwo C l (20.7) (where R is as defined above) with the sulfonyl chloride Can be prepared by The amount of the base is the compound (11, 11.3), (19, 19.3) or (20, 20.3) The amount may range from a catalytic amount to about 1.5 mol per 1 mol.   Compound (1.0) (where A is N-O (ie, N-oxide)) is compound (1.0) (this Wherein A is N) in an aprotic solvent (e.g., methylene chloride) at about 0 ° C to 25 ° C. At a temperature in the range of ° C, 1 to 2 equivalents of MCPBA per mole of compound (1.0) It can be prepared by treating with tachloroperbenzoic acid (MCPBA).   The sulfur-containing compound of formula (1.0) (where Z = S) converts compound (1.0) (where Z = O) to a suitable In an aprotic solvent (e.g., toluene) at about 100 ° C., a sulfurizing reagent (e.g., Lawe sson's reagent) to give the thioamide (1.0). Another sulfurizing reagent is Bis- (1,5-cyclooctanediarylboryl) sulfide in xane at -78 ° C; Or pentasulfide using ultrasonic waves at 40 ° C in toluene, reflux temperature or THF Phosphorus (PTwoSFive, Formula PFourSTenBis- (9-bora) in heptane at reflux temperature Bicyclo [3.3.1] nonane) sulfide ((9-BBN)TwoS).   The compound of formula (1.0) can be prepared by a conventional method (for example, reaction mixture from water using an organic solvent). Extraction, evaporation of organic solvents, followed by silica gel or other suitable The reaction mixture using chromatography Can be isolated from Alternatively, compound (1.0) is a water-miscible solvent (e.g., methanol ), The methanol solution is added to water, the compound precipitates, and The precipitate is isolated by filtration or centrifugation.   Compounds of Formula 1.0, 1.0a and 1.0b in Scheme I, where X is CH or N , May be racemic. These racemates were prepared using a Chiralpak column (Daicel Chemica l Ind.) to separate them into their (+) and (-) enantiomers. Can be Alternatively, the (+)-isomer of a compound of formula (19, 19.3, 20, 20.3), wherein X is C H) is enantiomerically enriched using a process involving an enzyme-catalyzed transesterification reaction. It can be prepared with selectivity. Preferably, a racemic compound of the formula (19, 19.3, 20, 20.3) ( Where X is C, there is a double bond, and XThreeIs not H) is an enzyme (for example, For example, Toyobo LIP-300) and acylating agent (for example, trifluoroethylisobuty Rate); and the resulting (+)-amide is, for example, an acid (eg, , HTwoSOFour) And the corresponding optically enriched (+)-isomer ( Where X is CH, and RThreeIs not H). Alternatively, the formula (5.0, 6.0 And 10.9), wherein X is C, a double bond is present, and RThreeIs Is not the first, the corresponding racemic compound of formula (19, 19.3, 20, 20.3) (where X is CH) and then the above enzyme (Toyobo LIP-300) and acyl Treatment with an agent yields (+)-amide, which is hydrolyzed to optically enrich The (+)-isomer is obtained.   The compounds of the present invention and their preparation starting materials are illustrated by the following examples. They should not be construed as limiting the scope of the present disclosure. Example 1. 1- (3-Bromo-6,11-dihydro-8,10-dimethoxy-5H-benzo [5,6] cyclo Hepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperazine N4-O Oxide Example 1, Step 1. To a solution of diisopropylamine (2.28 ml) in THF (10 ml) at -78 ° C under a nitrogen atmosphere 2.5 M butyllithium in hexane (6.5 ml) is added dropwise. After stirring the mixture for 10 minutes A solution of compound A (2.0 g) in THF (10 ml) is added. The resulting purple reaction mixture is Stir for 10 minutes, then 3,5-dimethoxybenzyl chloride (2.07 g) in THF (10 ml) Add the solution. The reaction mixture is allowed to stand at -78 ° C for 15 minutes, at 0 ° C for 1 hour, Stir for 1 hour. Dilute the pale magenta reaction with ice / water and add Extract with The crude product obtained by evaporation of the organic extract is And flash chromatography on silica gel (200 ml). I can. The title compound B was eluted with 10% ethyl acetate-hexane to give an oil (2.3 g, yield 75%): Ms m / e 421, 423 (MH). Example 1, Step 2. Phosphorus oxychloride (12 ml) is added dropwise to a solution of B (2.3 g) in toluene (20 ml). mixture Heat the thing in an oil bath (115 ° C.). After 1 hour, add 1 drop of DMF and allow the solution to run for another 4 hours Heat for a while and then cool to room temperature, then evaporate under reduced pressure. Residue oy Dissolved in ethyl acetate (50 ml) and ice / water (20 ml) and the aqueous phase becomes basic Stir with addition of 10% sodium hydroxide until stirring. Extract the basic solution with ethyl acetate Drain, combine the organic extracts, wash with brine, dry and evaporate You. The crude product is dissolved in ethyl acetate and filtered through a silica gel plug You. The colorless filtrate is concentrated under reduced pressure and slowly diluted with hexane to give the title Compound C is obtained as a crystalline solid (1.62 g, 85%): mp 106-107 ° C .; Ms m / e 347, 34 9 (MH). Example 1, Step 3. Aluminum chloride (1.0 g) was stirred well with C (1.16 g) in dichloroethane (100 ml). To the solution over a period of 10 minutes. Stir the pale yellow solution at room temperature for 1 hour, then Work up by adding ice / water and 10% sodium hydroxide to pH 10. The mixture is extracted several times with dichloromethane and the combined extracts are evaporated. The crude product obtained by the chromatography is flash chromatographed on silica gel (100 ml). Put a fee. Elution with 10% methanol-2% ammonium hydroxide-ethyl acetate To give the intermediate imine D (0.89 g). Example 1, Step 3a. Dissolve the product D from step 3 in 2N hydrochloric acid. Heat the solution in an oil bath (120 ° C) for 1.5 hours Cool, basify with 10% sodium hydroxide, and add dichloromethane (4 × 50 m l part). The crude product was filtered through a silica gel plug and the combined extracts were filtered. Obtained by concentrating the effluent; evaporating the filtrate to give the title ketone E in amorphous form. Obtained as a crystalline solid (0.81 g, 91%). Ms m / e 348, 350 (MH)+. Example 1, step 4. A solution of sodium borohydride (0.09 g) in ketone E (0.8 g) in methanol (20 ml) At 0 ° C. while stirring in small portions. The reaction was then stirred at room temperature for 1 hour. , Acidify with acetic acid-water and evaporate most of the solvent under reduced pressure Remove. The residue mixture is basified with 10% sodium hydroxide to pH 10, followed by Extract with ethyl acetate (4 × 50 ml). Pass the combined extracts through a plug of silica gel And the filtrate was evaporated to give the product F as a resin puff (0.79 g). You. MS m / e 350, 352 (MH). Example 1, steps 5 and 6. Phosphorus oxychloride (2.0 ml) was added under nitrogen to product F (0.45) in dichloromethane (5 ml). Add dropwise to the solution of g). The reaction mixture was stirred at room temperature for 1 hour and then at 45 ° C. under reduced pressure To evaporate. The dark residue gum is azeotroped with toluene (2 × 10 ml) and then pipetted. Dissolve in acetonitrile (15 ml) containing azine (0.5 g). Reaction mixture at room temperature Stir for 2 hours and evaporate under reduced pressure, dilute with water, followed by 10% hydroxylation Work up by adding sodium (5 ml). The product was treated with dichloromethane (5 × 20 ml) and flash chromatographed on silica gel . The product was eluted with 10% methanol-2% ammonium hydroxide-dichloromethane G Obtained as a tan puff (0.22 g). Ms m / e 418, 420 (MH). Example 1, Step 7. Product G (0.2 g) in dimethylformamide (3.0 ml), 1-hydroxybenzotriazo (0.13 g) and 4-pyridylacetic acid N-oxide (0.15 g) were cooled in ice, And N- (3-dimethylaminopropyl) -N'-ethylcarbodiimide hydrochloride (0.18 g) Followed by treatment with N-methylmorpholine (0.3 ml). Warm the mixture to room temperature overnight And then evaporated under reduced pressure. Stir the residual gum with 10% sodium carbonate Stir and extract with dichloroethane. Obtained by evaporation of the extract The crude product obtained is subjected to flash chromatography on silica gel (30 ml). . The product was eluted with 5% methanol-2% ammonium hydroxide-dichloromethane. H is obtained as a light tan foam (0.25 g). MS m / e 553, 555 (MH). Example 2. 4- (6,11-dihydro-10-methoxy-3,8-dimethyl-5H-benzo [5,6] cyclo Hepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine N1-oxo SidExample 2, Step 1.   Using the same reaction conditions as described in Step 1 of Example 1, reagent A (5-methyl-t- Butylamide) is first treated with diisopropylamine and butyllithium. And then with benzyl bromide 2 to give compound B. Example 2, step 2.   Using the same reaction conditions as described in Step 2 of Example 1, the crude product B Reaction with phosphorous oxychloride to give compound C: mp 188 190190 ° C., MS: m / e 301 (MH). Example 2, step 3.  The nitrile compound C (1.65 g) was added to cold (0 ° C) triflic acid (triflic acid) while stirring.  acid) (30 ml). Store solution at room temperature overnight, dilute with ice / water (50 ml), And heat in an oil bath (120 ° C.) for 4 hours. The reaction mixture was then cooled and 50% water Neutralize with sodium oxide and extract the crude product with dichloromethane (6 × 50 ml) And flash chromatographed on silica gel (300 ml). 1: 1 acetic acid Elution with ethyl-hexane followed by crystallization from ethyl acetate-hexane Compound D (1.54 g) is obtained: MS m / e 302 (MH). Example 2, step 4.   E (0.8 M, 13.2 ml) in THF was stirred under nitrogen while D (1.6 g) in THF was cooled. (Ice bath) Add to the solution (30 ml). Stir reaction for 30 minutes then dilute with ice / water And then extract with dichloromethane (3 × 50 ml). Evaporation of extract The crude product obtained by flash chromatography on silica gel (100 ml) Hang on. Clean the column by first eluting with 10% methanol-dichloromethane. Removed; 10% methanol-3% ammonium hydroxide )-Elution with dichloromethane afforded compound F (1.6 g) as an amorphous solid : MS m / e 401 (MH). Example 2, step 5.  A solution of ethyl chloroformate (1.5 ml) in toluene (20 ml) was added while stirring. Drops of compound F (1.5 g) and triethylamine (0.9 ml) were added dropwise for 10 minutes. Solution (30 ml) and heat at 85 ° C. in an oil bath. Heat reaction for an additional 45 minutes And then cooled and stirred with ice water, then washed with 10% sodium carbonate Cleanse. The crude product is isolated by extraction with ethyl acetate and silica gel To give compound G. MS m / e 459 (MH). Example 2, step 6.   A solution of compound G (1.2 g) in ethanol (40 ml) and 10% palladium-carbon Is hydrogenated in a Parr flask at 50 psi for 6 hours. The catalyst is removed by filtration And the filtrate is evaporated down. The residue is dissolved in ethyl acetate and the solution is Wash with 5% sodium carbonate. The organic layer is evaporated to give compound H. Example 2, step 7.   Compound H (0.58 g) was obtained by combining with polyphosphoric acid (PPA) (1.5 ml). The paste obtained is heated in an oil bath at 100 ° C. for 30 minutes. Cool the dark brown liquid, Then, the mixture is stirred with ice water (10 ml), and the resulting solution is salted with 50% sodium hydroxide. Basify and then extract with dichloromethane (5 × 30 ml). Extract silica gel And then elute with 10% methanol-dichloromethane. The combined filtrate was evaporated and chromatographed on silica gel (50 ml). Multiply. Elution with 5% methanol-dichloromethane gave compound I yellow Obtained as a brown solid. MS m / e 407 (MH). Example 2, step 8.   A solution of compound I (0.5 g) in 4N hydrochloric acid (20 ml) was added in an oil bath (130 ° C.) for 14 hours. heat. The reaction was cooled and basified to pH 8 with 50% sodium hydroxide, Then extract with dichloromethane. Dry the extract over sodium sulfate, and Evaporate to dryness to give compound J. Example 2, step 9.   Diisobutylaluminum hydride (DIBAL H) (4.8 ml of a 1 M solution in toluene) A solution of compound J (0.45 g) in dry toluene (10 ml) was stirred at 15 ° C. And add it drop by drop. The reaction mixture was stirred at room temperature for 2 hours, then water (10 ml) and And quenched by the addition of 10% sodium hydroxide. Dichlorometa mixture And the crude product is chromatographed on silica gel (30 ml). Elution with 10% methanol-2% ammonium hydroxide-dichloromethane To give compound J: MS m / e 337 (MH). Example 2, step 10.   Product J (0.2 g), 1-hydroxybenzotriazole (0.13 g) and 4-pyri Cool a solution of N-oxide of disilacetic acid (0.15 g) in dimethylformamide (3.0 ml) in ice And N- (3-dimethylaminopropyl) -N'-ethylcarbodiimide hydrochloride (0. 18 g) and then treated with N-methylmorpholine (0.3 ml). Mixture overnight to room temperature Warm and then evaporate under reduced pressure. Residual gum with 10% sodium carbonate Stir together and extract with dichloromethane. For evaporation of extracts The crude product thus obtained was subjected to flash chromatography on silica gel (30 ml). Multiply. Dissolution using 5% methanol-2% ammonium hydroxide-dichloromethane The product K is obtained by light tan foam. MS 471 (CI) 472. Embodiment 3 FIG. (+,-)-4- (3-bromo-10-methoxy-8-methyl-6,11-dihydro-5H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperi Zin N1-oxide Example 3, steps 1 and 2.  Except for replacing reactant 2 with reactant 2 of example 1, steps 1 and 2 of example 1 The intermediate compounds B and C are obtained according to the procedures described in paragraphs 2 and 3. Example 3, step 3.   A 0.5 M solution of 1-methyl-4-piperidylmagnesium chloride in THF (28 ml) was To a solution of compound C (4.8 g) in THF (60 ml) is added dropwise under argon. The dark reactant was heated at 55 ° C. for 15 minutes, cooled in an ice bath, quenched with water, and And extract with ethyl acetate (4 × 50 ml). Dry the combined extracts over sodium sulfate Dry and evaporate under reduced pressure. The resulting intermediate was combined with 4N HCl (40 ml) and And methanol (20 ml) and the solution is heated on a steam bath for 1 hour, Cool in a bath and basify with 10% NaOH, then extract with ethyl acetate. Lottery Evaporate the eluate and flash chromatograph on silica gel . Elution with 10% ethyl acetate-hexane gives compound D (2.7 g): MS m / e 431 (MH). Example 3, step 4.   Triflic acid (55 ml) is added to compound D (2.9 g) with stirring and dark Store the syrup solution at 4 ° C. overnight. Later by pouring the reaction mixture onto ice Work up, basify with 50% NaOH, then extract with dichloromethane (3 × 50 ml) . The extract was evaporated under reduced pressure and the crude product was flashed on silica gel Chromatograph. Elution with 5% methanol-dichloromethane To give compound E (1.37 g); MS m / e 413 (MH). Example 3, step 5.   Following the procedure described in Step 5 of Example 2 yields intermediate compound F. Example 3, steps 6 and 7.  Following the procedures described in Steps 8 and 9 of Example 2, intermediate compounds G and H obtain. Heat i-propanol / hexane (0.2% dea) containing EtOH on a steam bath. However, by dissolving Compound H (0.580 g) in this, the (+) and (-) Split into enantiomers. The solution was subjected to preparative HPLC chiralpac AD, a 5 × 50 cm column ( Daicel Chemical Ind.) And i-propanol / hex at a flow rate of 20 ml / min. Elute with sun (0.2% DEA) and collect 500 ml fractions. After eluting the first peak, Change solvent to 25 / 75i-propanol / hexane (0.2% DEA) at a flow rate of 40 ml / min. You. The (+) enantiomer (0.265 g) is obtained in fraction 2. At 20.5 ° C (5.2mg / 2ml E Optical rotation at a concentration of (tOH) = +2.69. The (-) enantiomer (0.2280 g) was added to fractions 7 to Obtain from 8. Both the (+) and (-) enantiomers were chiralpac AD 0.46 cm The purity is determined by analytical HPLC on a × 25 cm column. Example 3, step 8.   Following the procedure described in Step 7 of Example 1 provided the desired racemic form of title compound I You. Embodiment 4 FIG. (+,-)-4- (6,11-dihydro-10-methoxy-8-methyl-5H-benzo [5,6] cyclo Lobepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine N-1 Oxide   Except for replacing reactant 2 with reactant 2 of example 2, steps 1 to 2 of example 2 According to the procedure described in 9 above, the intermediate compound AK and the desired title compound L Get semi-form. Embodiment 5 FIG. (+,-)-4- (7-Chloro-5,6-dihydro-8-methyl-10-methoxy-11H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridine-11-ylidene) -1- (4-pyridinylacetyl) pi Peridine N1-oxide   Replacing 3-methyl-2-chloro-5-methoxybenzyl chloride with reagent 2 and 3- Methyl-2-t-butylcarboxamide pyridine was replaced with compound A from step 1 of Example 3. By substituting as well as steps 1 to 8 of example 3 but step 7 of example 3. Is omitted with DIBALH to give the title compound. Embodiment 6 FIG. (+,-)-4- (3-bromo-10-hydroxy-8-methyl-5,6-dihydro-11H-ben Zo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridine-11-ylidene) -1- (4-pyridinylacetyl) Piperidine N1-oxide   Starting with 5-bromo-3-methyl-2-t-butylcarboxamide pyridine And according to steps 1 to 6 of Example 3, the following compound A is obtained.   Compound A (500 mg, 1.34 mmol) is stirred in triflic acid (3 ml) at 80 ° C. for 2 hours And then cooled to room temperature. Dilute the reaction mixture with ice (20 g) and add 10% Basify with thorium, then CHTwoClTwo(2 × 60 ml). Separate the organic layer , MgSOFourDried over, filtered and the solvent was evaporated to give an oil which was Elution with 7% (v / v) methanol-methylene chloride containing 2% ammonium hydroxide Chromatography on silica gel gives compound B as a white solid. Example 1 By substituting an equivalent amount of Compound B with Compound G using the procedure of Step 7 of To give the title compound. FABS 519 MH. Example 7. 4- (5,6-Dihydro-10-methoxy-3,8-dimethyl-11H-benzo [5,6] cyclo Hepta [1,2-b] pyridine-11-ylidene) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine N1- Oxide   Replacing 3-methyl-5-methoxybenzyl chloride with reagent 2 and 3,5-dimethyl Substitute the compound 2-A-t-butylcarboxamide pyridine with compound A from step 1 of Example 1. And according to steps 1 to 7 of Example 1 to give the title compound. Embodiment 8 FIG. (+,-)-4- (3-Bromo-10-methoxy-8-methyl-5,6-dihydro-11H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridine-11-ylidene) -1- (4-pyridinylacetyl) pi Peridine N1-oxide   By starting with intermediate G of step 6 of example 3 and step 1 of example 1 The title compound is obtained according to 77. Embodiment 9 FIG. (+,-)-4- (3-bromo-10-hydroxy-8-methyl-5,6-dihydro-11H-ben Zo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) pipe Lysine N1-oxide   Except that the procedure of Step 9 of Example 2 is performed before the procedure of Step 7 of Example 1, According to the procedure of Example 6, the title compound is obtained. Embodiment 10 FIG. (+,-)-1- (3-bromo-10-methoxy-8-methyl-6,11-dihydro-5H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) pipera Gin N4-oxide   Replace 3-methyl-5-methoxybenzyl chloride with reagent 2 from step 1 of Example 1. And according to steps 1 to 7 of Example 1 to give the title compound. Example 14 FIG. (+,-)-1- (3-Bromo-7-methyl-6,11-dihydro-5H-benzo [5,6] cyclo Hepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperazine N4-oxo Sid   By substituting 2-methylbenzyl chloride with reagent 2 from step 1 of Example 1, And according to steps 1 to 7 of Example 1 (excluding steps 3 and 3a), and Substituting the procedure of Step 3 of Example 2 for Steps 3 and 3a of Example 1 Thus, the title compound is obtained. Example 15 FIG. (+,-)-1- (3-Bromo-7,10-dimethyl-6,11-dihydro-5H-benzo [5,6 [ Chlohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperazine N4- Oxide   Replacing 2,5-dimethylbenzyl chloride with reagent 2 from step 1 of Example 1 Thus, and according to steps 1 to 7 of Example 1 (excluding steps 3 and 3a), In addition, the procedure of Step 3 of Example 2 can be substituted for Steps 3 and 3a of Example 1. Affords the title compound. Example 16 FIG. (+,-)-1- (3-bromo-8-methyl-6,11-dihydro-5H-benzo [5,6] cyclo Hepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperazine N4-oxo Sid   By substituting 3-methylbenzyl chloride with reagent 2 from step 1 of Example 1, And according to steps 1 to 7 of Example 1 (excluding steps 3 and 3a), and Substituting the procedure of Step 3 of Example 2 for Steps 3 and 3a of Example 1 Thus, the title compound is obtained. Example 17 FIG. (+,-)-1- (3-bromo-6,11-dihydro-8-methoxy-5H-benzo [5,6] cyclo Rohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperazine N4-O Oxide   By substituting 3-methoxybenzyl chloride with reagent 2 from step 1 of Example 1 And according to steps 1 to 7 of Example 1 (excluding steps 3 and 3a) Substituting the procedure of Step 3 of Example 2 for Steps 3 and 3a of Example 1 Gives the title compound. Example 18 FIG. (+,-)-1- (3-bromo-6,11-dihydro-8,10-dimethyl-5H-benzo [5,6] cy Chlohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperazine N4- Oxide   Replacing 3,5-dimethylbenzyl bromide with reagent 2 from step 1 of Example 1 Thus, and according to steps 1 to 7 of Example 1 (excluding steps 3 and 3a), In addition, the procedure of Step 3 of Example 2 can be substituted for Steps 3 and 3a of Example 1. Affords the title compound. Example 19 FIG. (-)-1- (3-bromo-10-methoxy-8-methyl-6,11-dihydro-5H-benzo [5 , 6] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperazi N4-oxide, (-) enantiomer   The racemic title compound of Example 10 (67 mg) was prepared in 50 / 50i- Dissolve in propanol / hexanes and separate the solution by preparative high performance liquid chromatography. Column, chiralpak AD 5 × 50cm column (Daicel Chemical Ind.) . 2 using ethanol (EtOH) / hexane (containing 0.2% diethylamine or DEA) Elution at 0 ml / min for 2 hours, then eluted layer with 7% EtOH / hexane (0.2% DEA) And increase the flow rate to 40 ml / min (collect 500 ml fractions) to obtain fractions 10-12 To give 30.9 mg of the title compound of Example 19: [α]D twenty three-18.8 ° (c. 0.32, ethanol M) = 111-116 ° C. Embodiment 20 FIG. (+)-1- (3-bromo-10-methoxy-8-methyl-6,11-dihydro-5H-benzo [ 5,6] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) pipera Gin N4-oxide, (+) enantiomer   The title compound was prepared according to the preparative high performance liquid chromatography procedure described in Example 19. To give: Fractions 14-16, title compound of Example 20: [α]D twenty three+ 19.6 ° (c. 0.28, eta ), Melting point = 110-117 ° C. Example 21. (+,-)-1- (3,10-dibromo-6,11-dihydro-8-methyl-5H-benzo [5,6] cy Chlohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperazine N4- Oxide   Replace 3-methyl-5-bromobenzyl bromide with reagent 2 from step 1 of example 1 And according to steps 1 to 7 of Example 1 (excluding steps 3 and 3a) , And the procedure of Step 3 of Example 2 is used instead of Steps 3 and 3a of Example 1. To give the title compound. Example 22. (+,-)-1- (3,8-dibromo-6,11-dihydro-10-methyl-5H-benzo [5,6] cy Chlohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperazine N4- Oxide   Replace 3-bromo-5-methyl-benzyl bromide with reagent 2 from step 1 of Example 1 And according to steps 1 to 7 of Example 1 (excluding steps 3 and 3a) , And the procedure of Step 3 of Example 2 was repeated in place of Steps 3 and 3a of Example 1. By substituting by heating at 60 ° C. for 4 hours with furic acid, the title Obtain the compound. Embodiment 23 FIG. (+,-)-4- [6,11-dihydro-3- (1-hydroxy-1-methylethyl) -10-metho Xy-8-methyl-5H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl] -1- (4-pi (Lidinylacetyl) piperidine N1-oxide Step 1:  Nitrogen of compound A (0.4 g) from step 1 of Example 27 in tetrahydrofuran (8 ml) The blanketed solution was cooled to -78 ° C and then hexane (0.4 ml Treat with a 2.5M solution of butyllithium in a). After stirring for 5 minutes, acetone (0. 4 ml) and after 5 minutes the reaction mixture is evaporated under reduced pressure to remove the oil. This is flash chromatographed on silica gel (50 ml). 3% meta Elution with knol-dichloromethane gives B as a white powder (0.13 g). MS (CI) 479. Step 2:   Purifying the product B from Step 1 according to the procedure described in Steps 3 and 4 of Example 27 To intermediate C. Yellow-brown powder, MS (CI) 381. Step 3:   The product C from Step 2 was prepared by following the procedure described in Step 1 of Example 1. To the title compound D. White powder, MS (CI) 516. Example 24. (+)-4- (3-Bromo-10-methoxy-8-methyl-6,11-dihydro-5H-benzo [5 , 6] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperidi N1-oxide, (+) enantiomer   Replace 3-methyl-5-methoxy-benzyl bromide with reagent 2 from step 1 of Example 3. And according to steps 1 to 8 of example 3 and the splitting of step 7 The title compound is obtained by using the (+) enantiomer H. 5.7 at 22 ° C Optical rotation at a concentration of mg / 2 ml ethanol: + 31.9 ° (sodium D line). Example 25. (-)-4- (3-Bromo-10-methoxy-8-methyl-6,11-dihydro-5H-benzo [5 , 6] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) piperidi N1-oxide, (-) enantiomer   Replace 3-methyl-5-methoxy-benzyl bromide with reagent 2 from step 1 of Example 3. And according to steps 1 to 8 of example 3 and the splitting of step 7 The title compound is obtained by using the (-) enantiomer H. At 22.4 ° C Optical rotation at a concentration of 6.2 mg / 2 ml ethanol: -31.6 ° (sodium D line). Example 26. (+,-)-1- (3-bromo-8-methoxy-10-methyl-6,11-dihydro-5H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -4- (4-pyridinylacetyl) pipera Gin N4-oxide   Replace 3-methoxy-5-methyl-benzyl bromide with reagent 2 from step 1 of Example 1 And according to steps 1 to 7 of Example 1 (excluding steps 3 and 3a) And the procedure of Step 3 of Example 2 is substituted for Steps 3 and 3a of Example 1. To give the title compound. Example 27 4- (3-ethenyl-6,11-dihydro-10-methoxy-8-methyl-5H-benzo [5,6 ] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine N1-oxide Step 1. 1,1-dimethylethyl-4- (3-bromo-5,6-dihydro-10-methoxy-8-methyl -11H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridine-11-ylidene) -1-piperidine Ruboxylate   Di-tert-butyl dicarbonate (2.0 g, 9.16 mmol) in methylene chloride (5 ml) Was synthesized with Intermediate Compound G of Step 3 of Example 3 (1.0 g, 2.51 g) in methylene chloride (15 ml). mmol) at 20 ° C. and then stirred at room temperature for 1 hour. Evaporate the solvent And elute the residual oil with silica eluting with 15% (v / v) ethyl acetate-hexane. Chromatograph the gel to obtain the product as a white solid (1.1 g, 92% yield) ). MS (CI) 499, MH. Step 2. 1,1-dimethylethyl-4- (3-ethenyl-5,6-dihydro-10-methoxy-8-methyl 11H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridine-11-ylidene) -1-piperidine Carboxylate.   Tributylvinyltin (3 ml, 10.26 mmol) was added from step 1 in toluene (6 ml). Title compound (950 mg, 1.90 mmol), lithium chloride (1.0 g, 23.6 mmol), tris Benzylideneacetone) dipalladium (180mg) and tri-2-furoylfo Add to the solution of sphine (90 mg, 0.38 mmol) at room temperature, then stir at 100 ° C. overnight. Mix. The reaction was cooled, extracted with ethyl acetate (100ml), washed with water (50ml) , Dried over magnesium sulfate, filtered and the solvent was evaporated to give an oil. Which was chromatographed on silica gel eluting with 40% (v / v) ethyl acetate-hexane. Graph to give the product as a white solid (800 mg, 95% yield). MS (CI) 447, MH . Step 3. 4- (3-ethenyl-5,6-dihydro-10-methoxy-8-methyl-11H-benzo [5,6] Cyclohepta [1,2-b] pyridine-11-ylidene) -1-piperidine   A 20% solution of trifluoroacetic acid in methylene chloride (10 ml) was added to the title compound of Step 2. (400 mg, 0.89 mmol) at room temperature and then stirred at 20 ° C. for 1/2 hour. Add water (20 ml), methylene chloride (20 ml), and 1N NaOH (3 ml), and add Layers separated and MgSOFourDried over, filtered and the solvent was evaporated to a solid (305 mg, 98% yield). MS (CI) 347, MH. Step 4. 3-Ethenyl-6,11-dihydro-10-methoxy-8-methyl-11- (4-piperidinyl ) -5H-Benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridine   A 1 M solution of DIBAL in toluene (3 ml, 3 mmol) was added to the title of step 3 in toluene (2 ml) A solution of the compound (310 mg, 0.89 mmol) is added dropwise at 20 ° C. and then stirred for 45 minutes. Mix. Add water (15 ml), EtOAc (30 ml), and 1N NaOH (5 ml). Organic The layers were separated and MgSOFourDried over, filtered and the solvent was evaporated to an oil Which is converted to 2% NHFourSilica gel eluted with 10% methanol-methylene chloride containing OH The product is obtained as a white solid. (200mg, 65% yield ), MS (FABS) 349, MH. Step 5. 4- (3-ethenyl-6,11-dihydro-10-methoxy-8-methyl-5H-benzo [5,6] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine N1-Oxide.   EDCl (50 mg, 0.26 mmol), 1-hydroxybenzotriazole monohydrate (40 mg, 0.2 9 mmol) and 4-methylmorpholine (0.5 ml, 4.5 mmol) Compound (50 mg, 0.14 mmol) and 4-pyridyl in anhydrous (anhydrous, 2 ml) To a solution of n-oxide-acetic acid (50 mg, 0.326 mmol) at 0 ° C. And stir overnight. The solvent was evaporated and the residue was methylene chloride (60 ml) And water (25 ml). Separate the organic layer and wash with saturated sodium carbonate (2 × 15 ml), MgSOFourDried over, filtered and the solvent was evaporated, Oil was obtained, which was 2% NHFour10% MeOH-MeCl containing OHTwoOf silica gel eluted with Chromatography gives the product as a white solid. (55 mg, 79% yield), MS (FABS) 484, MH. Example 28 4- (3-ethenyl-6,11-dihydro-10-methoxy-8-methyl-5H-benzo [5,6 ] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (methylsulfonyl) piperidine   Methanesulfonyl chloride (0.5 ml, 6.46 mmol) was added in anhydrous pyridine (2 ml). To a solution of the title compound of Step 4 of Example 27 (30 mg, 0.086 mmol) at 0 ° C. Then, 4-dimethylaminopyridine (10 mg, 0.08 mmol) is added and the solution is Stir at 20 ° C. overnight. Evaporate the solvent, water (30 ml) and CHTwoClTwo(60ml ) Is added. The organic layer was separated and MgSOFourDried over, filtered and the solvent removed. Vaporate to give an oil which is silica eluted with 70% v / v EtOAC-hexane Chromatography of the gel gives the product as a white solid. (30 mg, 69% yield ), MS (CI) 427, MH. Example 29. 4- (3-Ethyl-6,11-dihydro-10-methoxy-8-methyl-5H-benzo [5,6] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine , N1-Oxide Step 1. 3-Ethyl-6,11-dihydro-10-methoxy-8-methyl-11- (4-piperidinyl)- 5H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridine   Ammonium formate (200 mg, 2.08 mmol) and 10% Pd / C (20 mg) To a solution of the title compound of Step 4 of Example 27 (90 mg, 0.258 mmol) in toluene (5 ml) was added 20 C. and then reflux for 4 hours. Add methanol (20 ml) and add The reaction was filtered through a cehte pad and then methanol (10 ml). ) And CHTwoClTwo(3 × 20 ml). Combine the filtrate and washings, concentrate, And the residue CHTwoClTwo(50 ml) and water (25 ml). Separate the organic layer, Mg SOFourDry over, filter and remove the solvent to give a white solid (75 mg, yield Rate 84%). Step 2. 4- (3-ethyl-6,11-dihydro-10-methoxy-8-methyl-5H-benzo [5,6] cy Clohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine, N1-Oxide   EDCl (75 mg, 0.39 mmol), HOBT (70 mg, 0.51 mmol), and NMM (0.5 ml, 4.5 m mol) with the title compound of Step 1 (75 mg, 0.214 mmol) in DMF (anhydrous, 3 ml) And 4-pyridyl N-oxideacetic acid (75 mg, 0.48 mmol) at 0 ° C. And then stirred at room temperature overnight. Evaporate the solvent and remove the residue in CHTwoClTwo( 60 ml) and water (25 ml), the organic layer is separated and 10% NaTwoCOThree(2x20ml) Wash and MgSOFourDry over, filter and evaporate the solvent to give an oil , With 2% NHFour7% v / v MeOH containing OH: methylene chloride (MeClTwo) Chromatograph on Ricagel to obtain the product as a white solid. (75 mg, yield 76%), MS (FABS) 486 (MH). Example 30. (+,-)-4- (3-Bromo-6,11-dihydro-8,10-dimethyl-5H-benzo [5,6] cy Chlohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-piperidinylacetyl) piperazine   By substituting 3,5-dimethylbenzyl bromide with reagent 2, and By substituting 5-bromo-t-butylamide with reagent A of step 1 of Example 1. And steps 1 to 6 of Example 1 (excluding steps 3, 3a and 7). In addition, instead of steps 3 and 3a of Example 1, use triflic acid to heat up to 60 ° C. Example 1 was obtained by substituting the procedure of step 3 of Example 2 with heating. To give the 8,10-dimethyl analog, compound G from step 6. Procedure of Step 7 of Example 1 Substitute 4-pyridylacetic acid N-oxide with an equivalent amount of N-BOC-4-piperidylacetic acid according to Then the BOC group is removed with trifluoroacetic acid to give the title compound . Example 31. (+,-)-4- (3-Bromo-6,11-dihydro-8,10-dimethyl-5H-benzo [5,6] cy Chlohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-piperidinylacetyl-N-carboxy (Samide) piperazine   Starting with the title compound of Example 30 and 3 equivalents of trimethylsilane in methylene chloride Treated with lysyl isocyanate at 25 ° C, then with excess sodium bicarbonate To remove the silyl group to give the title compound. Embodiment 32 FIG. (+,-)-4- (3-Cyclopropyl-6,11-dihydro-10-methoxy-5H-benzo [ 5,6] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperi gin Step 1:  Diazomethane containing ether formed from diazaid (15g) Until the TLC sample indicates the completion of the reaction, Example 27 (Step 2) in benzene (1 ml). These compounds A (0.11 g) and palladium acetate (7 mg) were added to a solution with stirring. Add dropwise. Evaporation under reduced pressure gives the compound as a white powder Get B. MS (CI) 461. Step 2:   The product B from Step 1 was prepared according to the procedure described in Steps 3 and 4 of Example 27, Convert to intermediate C. Yellow-brown powder, MS (CI) 362. Step 3:   The product C from Step 2 was purified according to the procedure described in Step 7 of Example 1 to give the title compound. Convert to object D. White powder, MS (CI) 498. Example 33. (+) 4- (3-Bromo-6,11-dihydro-10-bromo-8-methyl-5H-benzo [5,6] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine N1-Oxide   Replace 5-bromo-t-butylamide with reagent A, and add 3-methyl-5-bromobenzyl By substituting rubromide with reagent 2 of Example 2, step 1, About In Step 3, the reaction with triflic acid is performed at 60 ° C. for 4 hours, and Step 6 is omitted. Except for omitting, the title compound was converted to the racemate according to steps 1 to 10 of Example 2. Get it. MS (FABS) m / e 584 (MH). The racemate is purified by preparative HPLC chiralpak AD column (D aicel Chemical Industries,) and 30% isopropanol-hexane (0. Split into enantiomers by eluting with 2% DEA). Desired (+) ena The enantiomer elutes last. MS (FABS) m / e 584 (MH), optical rotation at 20 ° C. = + 51. 7 °, c = 0.111. Example 34. (-) 4- (3-Bromo-6,11-dihydro-10-bromo-8-methyl-5H-benzo [5,6] Cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine N1-Oxide   Follow essentially the same procedure as in Example 33, except also collecting the (-) enantiomer . MS (FABS) m / e 584 (MH), optical rotation at 20 ° C = -47.5 °, c = 0.2125. Example 35. (+) 4- (3-bromo-6,11-dihydro-11-hydroxy-10-bromo-8-methyl- 5H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl L) piperidine N1-Oxide  Following the procedure used to prepare the title compound of Example 33, Omitting steps 6, 7, and 9 above, the title compound is converted as a racemate (+,-) obtain. FABS MS m / e 599.9 (MH). The racemate was separated using the same procedure as in Example 33. Crack. The (+) enantiomer elutes first. MS (FABS) m / e 599.9 (MH) at 20 ° C Optical rotation = + 10.4 °, c = 0.1155. Example 36. (-) 4- (3-bromo-6,11-dihydro-11-hydroxy-10-bromo-8-methyl- 5H-benzo [5,6] cyclohepta [1,2-b] pyridin-11-yl) -1- (4-pyridinylacetyl L) piperidine N1-Oxide   Essentially the same as Example 35 except that the (-) enantiomer elutes second Follow the steps. MS (FABS) m / e 599.9 (MH), optical rotation at 20 ° C = -7.3 °, c = 0.1375. Example 37. -(3-Bromo-5,6-dihydro-10-bromo-8-methyl-11H-benzo [5,6] cyclo Rohepta [1,2-b] pyridine-11-ylidene) -1- (4-pyridinylacetyl) piperidine N1-Oxide   Following the procedure used to prepare the title compound of Example 33, Omit steps 6 and 9 to give the title compound. MS (FABS) m / e 582 (MH).Preparation of starting materials   Starting materials useful for preparing compounds of the present invention are described by the following preparative examples. And should not be construed as limiting the scope of the disclosure. Starting materials and Pyridyl and phenyl compounds (for example, compounds (1, 1.3, 3 , 3.5)), inorganic and organic bases, and alcohols are known in the art. Can be prepared using the method of See J.K. Wong et al., Bioorganic & Medici nal Chemistry Letters, Volume 3, No. 6, pages 1073-1078, (1993); U.S. Pat. No. 5,089,4. No. 96; 5,151,423; 4,454,143; 4,355,036; PCT / US94 / 11390 (WO95 / 10514); PCT / US94 / 11391 (WO95 / 10515); PCT / US94 / 11392 (WO95 / 10516); Stanley R .; Sandler and Wolf Karo, Organic Functional Grou p Preparations, 2nd edition, Academic Press, Inc., San Diego, Cahfornia, Vol. 1-3, (1983), and J. March, Advanced Organic Chemistry, Reactions & Mechanism s, and Structure, Third Edition, John Wiley & Sons, New York, p. 1346 (1985). It is. Alternative mechanistic pathways and similar structures within the scope of the invention will be apparent to those skilled in the art. Can be                                Scheme II                              Scheme IIIHere, for Schemes II and III, R1, RTwo, RThree, RFour, RFive, R6, R7, And R8 , Solid and dotted lines are as defined above.   In schemes II and III, for step A, compound 5 and And 5.3 at about -78 ° C to 20 ° C in THF, toluene, benzene, ether Lithium diisopropylamide (LDA) in aprotic solvents such as Using such a base, about 1 to 1.5 moles of electrophile per mole of compounds 1 and 1.3 Compounds 1 and 1.3 were converted to alkyl groups with electrophilic compounds 3 and 3.3 using neutral compound 3. And prepared by filtration.   In step B, compounds 7 and 7.3 are converted to non-protocol at a temperature in the range of about 80 ° C to 120 ° C. Phosphorus oxychloride (POClThree) Or a dehydrating agent such as thionyl chloride, Using about 3 to 10 moles of dehydrating agent per mole of Compounds 5 and 5.3, Compound 5 And 5.3 by processing.   In Step C, compounds 7.5 and 7.53 are converted to triflic acid (CFThreeSOThreeH) or Al chloride Minium (AlClThreeBy treating compounds 7 and 7.3 with a Lewis acid such as To be prepared. The reaction can be performed neat (ie, without added solvent). You. If necessary, AlClThreeWhen using a solvent such as dichloroethane obtain. The reaction uses about 3 to 10 moles of Lewis acid per mole of compounds 7 and 7.3 And at a temperature in the range of about 20 ° C to about 175 ° C.   In Step D, compounds 8 and 8.3 are combined with about 20 per mole of compounds 7.5 and 7.53. Temperatures ranging from about 20 ° C to the reflux of the reaction mixture using ~ 100 volumes of aqueous acid solution Treat compounds 7.5 and 7.53 with a dilute acid such as aqueous hydrochloric acid or aqueous sulfuric acid. Prepared by   In Step E, Compounds 13a and 13.3a are combined with about 8 moles of Compounds 8 and 8.3 Using 1-1.5 moles of Grignard reagent 12, at a temperature ranging from about 0 ° C to 50 ° C, Grignard reagent 1 derived from N-methyl-4-chloropiperidine in an aprotic solvent Prepared by treating compounds 8 and 8.3 with 2.   In Step F, Compounds 13b and 13.3b are combined with Compounds 13a and 13.3a per mole Using 5-10 moles of ethyl chloroformate at temperatures ranging from about 60 ° C to 90 ° C Treats compounds 13a and 13.3a with ethyl chloroformate in aprotic solvent Prepared by   In step G, compound 13c is converted to hydrogen (HTwo) And 10% palladium (Pd) / From atmospheric pressure (ambient) to 50 pounds per square inch (psi) using carbon (C) Prepared by subjecting compound 13b to catalytic hydrogenation at a pressure in the range Alternatively, compound 13c can be prepared at 50 ° C. to 70 ° C. at atmospheric pressure using 10% Pd / C as a catalyst. Protons such as methanol or ethanol as needed at temperatures in the range of Compound 13b using an aprotic solvent and a hydrogen source such as ammonium formate It can be prepared by processing.   In Step H, Compounds 15 and 15.3 are converted to Compound 1 with an acid such as polyphosphoric acid (PPA). Prepared by processing 3c and 13.3c. Run the reaction neat I can do it. The reaction is carried out with about 5 to 10 volumes of polyphosphorin per mole of compounds 13c and 13.3c. The reaction can be carried out using an acid at a temperature in the range of about 60C to 100C. Alternatively, in step H , 13d and 13.3d in 5-10 volumes per mole of compounds 13c and 13.3b Using an aqueous acid solution, at a temperature in the range of about 80 ° C to 100 ° C, hydrochloric acid such as 2N to concentrated hydrochloric acid Aqueous solution (Hcl) or sulfuric acid aqueous solution (HTwoSOFour) Treats compounds 13c and 13.3b Can be prepared by   In Step I, Compounds 19 and 19.3 are combined with 5 to 15 moles of Compounds 15 and 15.3. Using 10 volumes of aqueous acid, at a temperature in the range of about 80 ° C to 100 ° C, 3N to concentrated hydrochloric acid (HCl Prepared by treating compounds 15 and 15.3 with an aqueous acid such as   In Step J, Compounds 20 and 20.3 are added at a rate of 1 to 1 per mole of Compounds 19 and 19.3. Using 4 moles of reducing agent, at a temperature in the range of about 0 ° C. to 20 ° C., in an aprotic solvent With a reducing agent such as diisobutylaluminum hydride (DBAHAI) And 19.3 by treatment.   In step EE, alcohol compounds 9 and 9.3 are converted to 1 mole equivalent of compounds 8 and 8.3. At a temperature ranging from 0 ° C. to 20 ° C. using 1 to 3 mol of a reducing agent, Sodium borohydride in a protic solvent such as ethanol and acetic acid (NaBHFourPrepared by reducing compounds 8 and 8.3 with a reducing agent such as .   In Step FF, Compounds 10 and 10.3 were added at a rate of 1 to 1 per mole of Compounds 9 and 9.3. Using 2-mol chlorinating agent, at a temperature ranging from 0 ° C. to 25 ° C., 1,2-dichloroethane Or thionyl chloride or oxychloride in an aprotic solvent such as methylene chloride. Phosphorus chloride (POClThreeTreatment of alcohol compounds 9 and 9.3 with a chlorinating agent such as To be prepared.   In Step GG, Compounds 11 and 11.3 are added in an amount of 1 to 1 per mole of Compounds 10 and 10.3. Using 10 moles of piperazine compounds 12 and 12.3 at temperatures ranging from 0 ° C to 60 ° C Piperazine in a solvent such as water, acetonitrile, toluene, or methylene chloride. Prepared by reacting compounds 12 and 12.3 with compounds 10 and 10.3. You.   In step K, the desired compound of formula 1.0 is prepared as described in Scheme I above. Can be prepared from compounds (11,11.3), (13d, 13.3d), (19,19.3), or (20,20.3).                                Scheme IV Here, for scheme IV, R1, RTwo, RThree, RFour, RFive, R6, R7, And R8 , Solid and dotted lines are as defined herein above.   In Scheme IV, in steps A and B, compounds 5.3 and 7.3 Prepared as described in section III.   In Step L, Compound 25 is prepared by adding about 1 to 1.5 moles of Grignard per mole of Compound 7.3. Using reagent reagent 12 at a temperature in the range of about 0 ° C. to 50 ° C. in an aprotic solvent, Reaction of Grignard reagent 12 derived from N-methyl-4-chloropiperidine with compound 7.3 Prepared by the reaction.   In Step M, Compound 26 is prepared by adding about 20 to 100 volumes of an aqueous acid solution per mole of Compound 25 Using aqueous hydrochloric acid or sulfuric acid at a temperature ranging from about 20 ° C. to the reflux of the reaction mixture. Prepared by treating compound 25 with a dilute acid, such as an aqueous solution.   In step N, compound 27 is converted to triflic acid or aluminum chloride (AlClThree) Prepared by treating compound 25 with such Lewis acid. The reaction, (Ie, without additional solvent). When using triflic acid, The reaction was carried out at 0-70 ° C. using 5-100 mol of triflic acid per mole of compound 25. Temperature. If necessary, AlClThreeWhen using dichloroethane A solvent such as a solvent may be used. The reaction is carried out with about 3 to 10 mol of Lew per mole of compound 25. The reaction may be performed at a temperature in the range of about 20C to about 175C using an is acid.   In step O, compound 28 is converted to 5-10 moles of ethylchloroform per mole of compound 27 Using formate, at a temperature in the range of about 60 ° C to 90 ° C, the air in aprotic solvent Prepared by treating compound 27 with tyl chloroformate.   In step P, compound 29 is used with 5 to 10 volumes of an aqueous acid solution per mole of compound 28. Using an aqueous acid solution such as 3N to concentrated hydrochloric acid (HCl) at a temperature in the range of about 80 ° C to 100 ° C. Prepared by treating compound 28.   In step Q, compound 30 is used using 1 mole of compound 29 or 1-4 moles of a reducing agent. Diisobutyl aluminum in an aprotic solvent at a temperature in the range of about 0 ° C to 20 ° C. By treating compound 29 with a reducing agent such as sodium hydride (DIBALH). To make.   In step K, compound 30 is converted to the desired compound as described in Scheme I above. Is converted to an object (1.0).Assay   1.In vitro enzyme assay: FPT IC50(Farnesyl protein transfer Inhibitor, in vitro enzyme assay) as described in WO95 / 10515 or WO95 / 10516. Determined by the method described. This data indicates that the compound of the invention was partially purified. Ras-CVLS protein by rat brain farnesyl protein transferase (FPT) Indicates an inhibitor of renesylation. This data is also partially purified Of Ras-CVLS farnesylation by isolated rat brain FPT (IC50<10 μM) Indicates that there are compounds of the invention that can be considered bitter.   2.Cell-based assays: COS IC50Values indicate inhibition of COS cell activity during Ras processing. Harm and is determined by the methods disclosed in WO / 10515 or WO95 / 10516.   In order to prepare pharmaceutical compositions from the compounds described in this invention, an inert drug A chemically acceptable carrier can be either solid or liquid. Solid form Formulations include powders, tablets, dispersible granules, capsules, cachets and suppositories. It is. Powders and tablets may contain from about 5% to about 70% active ingredient. Suitable solid Carriers are known in the art and include, for example, magnesium carbonate, G Nesium, talc, sugar and lactose. Tablets, powders, cachets and capsules It can be used as a solid dosage form suitable for buccal administration.   For preparing suppositories, a mixture of fatty acid glycerides or cocoa butter is recommended. Such a low melting wax is first melted, and stirred to evenly disperse the active ingredient therein. Sprinkle. The molten homogeneous mixture is then poured into convenient sized molds and allowed to cool. To solidify.   Liquid form preparations include solutions, suspensions and emulsions. As an example And water or water-propylene glycol solutions for parenteral injection.   Liquid form preparations may also include solutions for nasal administration.   Aerosol preparations suitable for inhalation may include solutions and solids in powder form. May be combined with a pharmaceutically acceptable carrier such as an inert compressed gas.   It is also intended to be converted to a liquid form immediately before use, orally or Also included are solid form preparations for either parenteral administration. Such a liquid form States include solutions, suspensions, and emulsions.   The compounds of the present invention may also be delivered transdermally. Transdermal composition, cream, raw Solutions, aerosols and / or emulsions, and can be used for this purpose. Included in conventional matrix or reservoir type transdermal patches Can be   Preferably, the compounds are administered orally.   Preferably, the pharmaceutical preparation is in a unit dosage form. In such a form, The agent is administered in a unit dose containing an appropriate amount of the active ingredient (e.g., an effective amount to achieve the desired purpose). It is further divided.   The amount of active ingredient in the unit dose of the preparation may range from about 0.1 mg to 1000 m, depending on the individual application. g, more preferably from about 1 mg to 300 mg.   The actual dosage used will depend on the needs of the patient and the severity of the condition being treated. Can be changed. Determination of the proper dosage for a particular situation is within the skill of the art. You. Generally, treatment is initiated with relatively small dosages that are less than the optimum dose of the compound. Is done. Thereafter, the dosage may be increased by small amounts until the optimum effect under the circumstances is reached. increase. For convenience, if desired, the daily dosage can be divided into portions and administered during the day. Can give.   The amount and frequency of administration of the compounds of the present invention and pharmaceutically acceptable salts thereof will vary. The clinician should be able to determine the age, condition and size of the patient and the severity of the condition being treated. It is adjusted according to the judgment made in consideration of such factors. Typical recommended medication The method is preferably 10 mg to 2000 mg / day orally to block tumor growth. The dose is 10 mg to 1000 mg / day in 2 to 4 divided doses. The compound is in this dosage range Non-toxic when administered intravenously.   The following are examples of pharmaceutical dosage forms containing a compound of the present invention. The scope of the present invention Aspects related to the pharmaceutical composition are not limited to these provided examples. .                            Examples of pharmaceutical dosage forms Example A-Tablet Production method   Mix ingredients 1 and 2 in a suitable mixer for 10-15 minutes. Mix the mixture with ingredient 3 Into granules. If necessary, wet the granules with a coarse screen (eg 1/4 inch , 0.63 cm). Dry the wet granules. Dry condyle if necessary Sieve the granules and mix with ingredient 4 and mix for 10-15 minutes. Ingredient 5 Add and mix for 1-3 minutes. Use a suitable tablet press to reduce the mixture to the appropriate size. Compress and weigh.                            Example B-Capsule Production method   Mix ingredients 1, 2 and 3 in a suitable blender for 10-15 minutes. Add ingredient 4, Then mix for 1-3 minutes. In a suitable capsule maker, mix the mixture into 2 pieces of Fill into chin capsule.   Although the invention has been described in conjunction with the specific embodiments described above, many alternatives, modifications, and variations are possible. Variations and changes will be apparent to those skilled in the art. All such alternatives, modifications and variations Further modifications are intended to fall within the spirit and scope of the present invention.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 401/12 C07D 401/12 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CN,CZ,EE,GE,GW,HU,ID,I L,IS,JP,KG,KR,KZ,LC,LK,LR ,LT,LV,MD,MG,MK,MN,MX,NO, NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,UA,UZ,VN,YU (72)発明者 ウェインステイン,ジェイ アメリカ合衆国 ニュージャージー 07043,アッパー モントクレア,ベレビ ュー アベニュー 191,アパートメント エイ6 (72)発明者 ウォリン,ロナルド エル. アメリカ合衆国 ニュージャージー 07921,ベッドミニスター,ヘザーウッド レーン 42 (72)発明者 ローゼンブラム,スチュアート ビー. アメリカ合衆国 ニュージャージー 07052,ウエスト オレンジ,スティーブ ン テラス 16──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (51) Int.Cl. 7 Identification symbol FI Theme court ゛ (Reference) C07D 401/12 C07D 401/12 (81) Designated country EP (AT, BE, CH, CY, DE, DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, IT, LU, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, TD, TG), AP (GH, GM, KE, LS, MW, SD, SZ, UG, ZW), EA (AM, AZ, BY, KG, KZ, MD, RU, TJ, TM), AL, AM, AU, AZ, BA, BB, BG, BR, BY, CA, CN, CZ, EE, GE, GW, HU, ID, IL, IS, JP, KG, KR, Z, LC, LK, LR, LT, LV, MD, MG, MK, MN, MX, NO, NZ, PL, RO, RU, SG, SI, SK, SL, TJ, TM, TR, TT, UA , UZ, VN, YU (72) Inventor Wayne Stain, Jay United States of America New Jersey 07043, Upper Montclair, Bellevue Avenue 191, Apartment A6 (72) Inventor Walin, Ronald El. United States of America New Jersey 07921, Bedminister, Heatherwood Lane 42 (72) Inventor Rosenblum, Stuart Bee. United States 07052, West Orange, Steven Terrace 16

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1.以下の式の化合物: あるいはその薬学的に受容可能な塩または溶媒和物:ここで: AはNまたはN-オキシドを表し: Xは、XがNまたはCHである場合、実線で表されるような、炭素原子11に対して 単結合が存在するように、N、CHまたはCを表し;あるいは、XがCである場合、実 線および点線で表されるような、炭素原子11に対する2重結合が存在するように 、N、CHまたはCを表し; R1は、水素、ブロモ、クロロ、トリフルオロメチル、アシル、アルキル、シク ロアルキル、アミノ、アシルアミノまたはアルコキシであり; R2は、水素、ハロ、トリフルオロメチル、アルキル、アルコキシ、-OCF3、ヒ ドロキシ、アミノまたはアシルアミノであり; R3は、水素、ブロモ、クロロ、アルコキシ、-OCF3またはヒドロキシであり; R4は、水素、ハロ、トリフルオロメチル、アルキルまたはアルコキシであり; 但し、R2またはR3またはR4のうちの少なくとも1つはアルキルまたはアルコキシ であり、そして 但し、R1、R2、R3またはR4のうちの少なくとも2つは水素以外の置換基であり ; R5、R6、R7およびR8は独立して、水素、アルキルまたは-CONHR50を表し、ここ でR50は、以下にRについて表される任意の基(value)であり得; Qは、炭素原子11に対して単結合が存在する場合、水素であり、あるいは、Qは 、 炭素11に対して単結合が存在し、XがCHである場合、水素またはヒドロキシであ り、あるいは、Qは、炭素11に対して2重結合が存在する場合、置換基ではなく ; Zは、=Oまたは=Sであり;そして Rは、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘ テロアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキ ルまたはヘテロシクロアルキルアルキルである。 2.R1がH、ハロ、アルキル、シクロアルキルまたはアルケニルであり;R2がH、 ハロ、アルコキシ、またはアルキルであり;R3がH、ハロ、アルコキシ、ヒドロ キシまたはアルキルであり;そしてR4がH、ハロまたはアルキルであり;そしてR5 、R6、R7およびR8が水素である、請求項1に記載の化合物。 3.Yが-SO2CH3である、請求項2に記載の化合物。 4.Yが-CORであり、ここでRがヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクロアル キルアルキルである、請求項2に記載の化合物。 5.R1がブロモ、メチル、エチル、シクロプロピルまたはビニルである、請求項 2に記載の化合物。 6.R2がメトキシ、ブロモまたはメチルである、請求項2に記載の化合物。 7.R3がメトキシ、ブロモまたはメチルである、請求項2に記載の化合物。 8.R4がクロロまたはメチルである、請求項2に記載の化合物。 9.実施例1〜10および14〜37の表題化合物のいずれかから選択される、 請求項1に記載の化合物。 10.実施例1、2、3、6、7、8、10、16、18、19、21、22、 24、26、27、29、33、34、34、36および37の表題化合物のい ずれかから選択される、請求項1に記載の化合物。 11.実施例3、21、22、24および33の表題化合物のいずれかから選択 される、請求項1に記載の化合物。 12.細胞の異常増殖を阻害するための薬学的組成物であって、有効量の請求項 1に記載の化合物を薬学的に受容可能なキャリアと組み合わせて含有する、組成 物。 13.細胞の異常増殖を阻害する方法であって、有効量の請求項1に記載の化合 物を投与する工程を包含する、方法。 14.前記阻害される細胞が、活性化rasオンコジーンを発現する腫瘍細胞であ る、請求項13に記載の方法。 15.前記阻害される細胞が、膵臓腫瘍細胞、肺癌細胞、骨髄性白血病腫瘍細胞 、甲状腺濾胞腫瘍細胞、脊髄形成異常腫瘍細胞、表皮癌腫腫瘍細胞、膀胱癌腫腫 瘍細胞、または前立腺腫瘍細胞、胸部腫瘍細胞または結腸腫瘍細胞である、請求 項13に記載の方法。 16.前記細胞の異常増殖の阻害が、rasファルネシルタンパク質トランスフェ ラーゼの阻害により起こる、請求項13に記載の方法。 17.前記阻害が腫瘍細胞の阻害であって、ここで、Rasタンパク質が、Ras遺伝 子以外の遺伝子における発癌性変異の結果として活性化される、請求項13に記 載の方法。[Claims] 1. A compound of the formula: Or a pharmaceutically acceptable salt or solvate thereof, wherein: A represents N or N-oxide: X represents a carbon atom 11 as represented by the solid line when X is N or CH. Represents N, CH or C such that there is a single bond to; or, if X is C, a double bond to carbon atom 11 as represented by the solid and dotted lines. , N, CH or C; R 1 is hydrogen, bromo, chloro, trifluoromethyl, acyl, alkyl, cycloalkyl, amino, acylamino or alkoxy; R 2 is hydrogen, halo, trifluoromethyl, R 3 is hydrogen, bromo, chloro, alkoxy, —OCF 3 or hydroxy; R 4 is hydrogen, halo, trifluoromethyl, alkyl, or alkyl, alkoxy, —OCF 3 , hydroxy, amino or acylamino; Or at least one of R 2 or R 3 or R 4 , wherein at least one of R 1 , R 2 , R 3 or R 4 is alkyl or alkoxy; R 5 , R 6 , R 7 and R 8 independently represent hydrogen, alkyl or —CONHR 50 , wherein R 50 is any group represented below for R Q is hydrogen when there is a single bond to carbon atom 11, or Q is when there is a single bond to carbon 11 and X is CH; Is hydrogen or hydroxy, or Q is not a substituent when there is a double bond to carbon 11; Z is = O or = S; and R is aryl, aralkyl, cycloalkyl, cycloalkylalkyl, heteroalkyl, heteroaryl, heteroarylalkyl, heterocycloalkyl or heterocycloalkylalkyl. 2. R 1 is H, halo, alkyl, cycloalkyl or alkenyl; R 2 is H, halo, alkoxy, or alkyl; R 3 is H, halo, alkoxy, hydroxy or alkyl; and R 4 is H , Halo or alkyl; and R 5 , R 6 , R 7 and R 8 are hydrogen. 3. Y is -SO 2 CH 3, The compound according to claim 2. 4. 3. The compound according to claim 2, wherein Y is -COR, wherein R is heteroarylalkyl or heterocycloalkylalkyl. 5. R 1 is bromo, methyl, ethyl, cyclopropyl or vinyl, A compound according to claim 2. 6. 3. The compound according to claim 2, wherein R2 is methoxy, bromo or methyl. 7. 3. The compound according to claim 2, wherein R3 is methoxy, bromo or methyl. 8. R 4 is chloro or methyl, A compound according to claim 2. 9. The compound of claim 1, wherein the compound is selected from any of the title compounds of Examples 1-10 and 14-37. 10. From any of the title compounds of Examples 1, 2, 3, 6, 7, 8, 10, 16, 18, 19, 21, 22, 24, 26, 27, 29, 33, 34, 34, 36 and 37 The compound according to claim 1, which is selected. 11. The compound of claim 1, wherein the compound is selected from any of the title compounds of Examples 3, 21, 22, 24 and 33. 12. A pharmaceutical composition for inhibiting abnormal growth of cells, comprising an effective amount of a compound of claim 1 in combination with a pharmaceutically acceptable carrier. 13. A method of inhibiting the abnormal growth of cells, comprising administering an effective amount of the compound of claim 1. 14. 14. The method of claim 13, wherein the cells to be inhibited are tumor cells that express an activated ras oncogene. 15. The inhibited cells are pancreatic tumor cells, lung cancer cells, myeloid leukemia tumor cells, thyroid follicular tumor cells, myelodysplastic tumor cells, epidermal carcinoma tumor cells, bladder carcinoma tumor cells, or prostate tumor cells, breast tumor cells or 14. The method according to claim 13, which is a colon tumor cell. 16. 14. The method of claim 13, wherein the inhibition of the abnormal growth of the cells occurs by inhibiting ras farnesyl protein transferase. 17. 14. The method of claim 13, wherein the inhibition is inhibition of a tumor cell, wherein the Ras protein is activated as a result of an oncogenic mutation in a gene other than the Ras gene.
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