JP2002503056A - バーチャル・スター・ネットワーク - Google Patents

バーチャル・スター・ネットワーク

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JP2002503056A JP2000530993A JP2000530993A JP2002503056A JP 2002503056 A JP2002503056 A JP 2002503056A JP 2000530993 A JP2000530993 A JP 2000530993A JP 2000530993 A JP2000530993 A JP 2000530993A JP 2002503056 A JP2002503056 A JP 2002503056A
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Abstract

(57)【要約】 端末ノード(26)およびヘッドエンド・ノード(24)を使用することにより、光波長分割多重リング・ネットワーク(22)で通信を行うためのシステム(20)が提供される。各端末ノードは、特定波長の信号を送受信する通信サブシステム(30)、複数の機器をネットワーク上で通信可能とするトリビュタリ・サブシステム(34)、および機器とリング・ネットワーク間で信号の通信を行わせる多重化サブシステム(32)を有する。ヘッドエンド・ノードは端末から受信した信号を分離する逆多重化サブシステム(72)、受信した信号を送信する出力波長を決定する一体型クロスコネクト・モジュール、および受信信号をネットワーク上で伝送するために結合する多重化装置(70)を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 《本発明の背景および概要》 本発明は、波長分割多重送信(WDM)方式光通信ネットワークに関し、特に
、バーチャル・スター・ネットワークを実装するWDM光リング通信ネットワー
クに関するものである。より詳しくは、本発明は、特定波長の信号を送受信する
複数の端末ノード、および端末ノード間で上記信号を切り替えて光リングを介し
てバーチャル・スター・ネットワークを実装するヘッドエンド・ノードを含むW
DM光通信ネットワークに関する。
【0002】 近年、共用メディア網から交換データ網への移行は、ローカル・エリア・ネッ
トワーク(LAN)領域に革命を起こした。この移行は、イーサネット、トーク
ンリングおよびFDDI(Fiber Distributed Data I
nterface:光ファイバ分散データ・インターフェイス)を含む事実上全
てのLAN技術において発生した。データ網アプリケーションにおいてある程度
成功をおさめたプロトコルはATM(Asynchronous Transf
er Mode:非同期転送モード)であって、これは本来は交換技術である。
この交換網への変化は急速に起こったが、これは、端末の複雑さを増すことなく
各端末に利用可能な帯域幅を増大するような、共用データ網よりも有利な点があ
るためである。
【0003】 ここで、LANの各端末は一般的に帯域幅を占有し、この帯域幅は、ネットワ
ークに他の端末があることにより影響を受けることはない。各端末はその要求(
例えば、デスクトップ装置には10メガビット/秒(Mbps)、そしてサーバ
ーには100Mbps)に対して好適なレートが割り当てられる。レートの異な
る端末を同じネットワークに取り付けることができ、一つの端末のレートを変え
ることがそのネットワークにおける他の端末に影響を与えることはない。
【0004】 共用メディア網と異なり、交換網は全端末が接続されなければならない集中化
されたスイッチ要素の存在を意味している。交換網環境への迅速な移行が可能で
あった一つの理由は、前世代のネットワーク・ハードウエア、すなわち共用ハブ
を有効に活用するため、たいていの組織のネットワークではワイアリング・トポ
ロジーがすでにスター形・トポロジーへと転換されていたからである。
【0005】 通信キャリアは交換網環境にともなう容量の増大とグレードアップの柔軟性か
ら恩恵を被るであろう。現世代のローカル交換伝送網は、通常同期光通信ネット
ワーク(SONET)標準あるいは同期デジタル・ハイアラーキ(SDH)標準
を適用したファイバー・リングに基づいている(SONETは国際SDH標準の
北米版である)。
【0006】 ほとんどの通信キャリアは、2階層のリングを有している。第1レベルのリン
グは、ときにメトロ(Metro)リングあるいはインター−オフィス・ファシ
リティ(IOF)と呼ばれるが、通常、非常に高速な広域網に対してはOC−4
8レート(2.488ギガビット/秒(Gbps))を用いている。第2レベル
のリングは、ときにアクセスリングと呼ばれるが、最終的にメトロリングへの接
続をとるためのアクセス装置(例えば、デジタル加入者線アクセス・多重化装置
)を接続し、OC−3(155.52Mbps)またはOC−12(622.0
8Mbps)レートを用いている。容量への要求が増すに伴い、両タイプのリン
グともより高速へと移行することが必要となるだろう。
【0007】 LAN用語を適用すると、SONETリングは「メディア共用」環境として分
類すべきである。装置はアド/ドロップ多重化装置(ADM)を用いてSONE
Tリングに接続され、また、リング(OC−3/12/48)の全帯域幅はリン
グ上のすべてのノード間で共用される(同様に、SONETリングにおけるAD
Mはネットワーク上の端末と見なされる)。要求された帯域幅がリングの容量を
超過したときには、リング上の全てのADMはより高速へとグレードアップする
ことが必要となる。
【0008】 交換網と同等のSONET/SDHは、各ノードで端末多重化装置を使用し、
それらの全てをSONETクロスコネクト・システムに接続することになろう。
しかしこれには、物理的な光ファイバ・トポロジーを、企業LANの配線構造に
類似した、スター形とすることが要求されるであろう。しかしながら、LAN環
境と通信網との間に2つの大きな違いがある。まず、通信網によってカバーされ
る距離は非常に大きいことである。次に、信頼性が非常に重要なことである(L
AN端末への接続が喪失しても、通常、単一のユーザーに影響を与えるだけだが
、SONETリング上のADMへの接続が喪失すると、多数のユーザーに影響を
与えることになる)。
【0009】 ローカル交換伝送ネットワークのこれら二つの面によって、リングは通信アプ
リケーションに対して好適な物理的トポロジーとなる。物理的リング・トポロジ
ーはメッシュ形あるいはスター形トポロジーにおけるノードの接続に比較して全
光ファイバーの総マイル数を少なくすることができる。さらに、1組のノード各
々の間に2つの代替パスが存在することは、リング・トポロジー固有の特性であ
る。本発明は、スター形トポロジーによる交換データ網の長所を提供しつつ、物
理的リング・トポロジー上で論理的スター形・ネットワークを実装し、リング・
トポロジーの物理的利益を保持するものである。
【0010】 本発明の一態様によれば、光波長分割多重リング・ネットワークに接続された
複数のノード間にて通信を行うためのシステムが提供される。このシステムは、
少なくとも2つの端末ノードと1つのヘッドエンド・ノードを含む。各端末ノー
ドは通信サブシステム、トリビュタリ(tributary)・サブシステム、
および多重化サブシステムを有している。第1端末ノードの通信サブシステムは
リング・ネットワークに接続され第1の波長の信号を送受信し、他の波長の信号
が透過できる構成とされている。第2の端末ノードの通信サブシステムはリング
・ネットワークに接続され第2の波長の信号を送受信し、他の波長の信号が透過
できる構成とされている。トリビュタリ・サブシステムは複数の機器に接続され
この機器によるリング・ネットワーク上の通信を可能とする構成とされている。
多重化サブシステムはトリビュタリ・サブシステムと通信サブシステムとに接続
され、複数の機器とリング・ネットワーク間にて信号を伝送する。ヘッドエンド
・ノードはリング・ネットワークに接続され第1の波長および第2の波長の信号
を送受信する。ヘッドエンド・ノードは、第1の波長および第2の波長で受信し
た信号を分離する逆多重化装置と、出力波長を決定し、その波長で、受信信号を
伝送する一体型クロスコネクト・モジュールと、受信信号を結合して第1の波長
および第2の波長でリング・ネットワーク上を送信する多重化装置とを有する。
【0011】 好適な一実施例によると、端末ノードの通信サブシステムはリング・ネットワ
ークに接続された光アド/ドロップ多重化装置を含む。ヘッドエンド・ノードは
、複数の機器に接続されこれらの機器によるリング・ネットワーク上の通信を可
能とする構成のトリビュタリ・サブシステムを含むことができる。端末ノードと
ヘッドエンド・ノードはSONET/SDHのような同期光ネットワーク通信標
準を使用して信号を送受信するように構成することができる。
【0012】 好適な他の実施例によると、ヘッドエンド・ノードは、SONET/SDHの
ような同期光ネットワーク通信標準を使用して信号を送受信する。信号のサブセ
ットはさらに、通信標準に準じてフレーム化された、ATMまたはIP等の通信
プロトコルを使用する。ヘッドエンド・ノードは、その通信プロトコルについて
のアドレス情報を決定するために少なくとも一つのプロトコル・サブシステムを
含み、ヘッドエンド・ノードは通信プロトコルを使用してその少なくとも一つの
プロトコル・サブシステムに信号を送信するように構成される。
【0013】 好適なさらなる他の実施例によると、ヘッドエンド・ノードは、SONET/
SDHのような同期光ネットワーク通信標準を使用して信号を送受信する。信号
のサブセットは、通信標準に準じてフレーム化されたATMのような通信プロト
コルを使用し、また、第2のサブセットの信号はさらに通信標準に準じてフレー
ム化されたIPのような第2の通信プロトコルを使用する。ヘッドエンド・ノー
ドは、第1と第2の通信プロトコルに対するアドレス情報を決定する第1と第2
のプロトコル・サブシステムを含む。ヘッドエンド・ノードは第1の通信プロト
コルを使用して信号を第1のプロトコル・サブシステムに送信し、また、第2の
通信プロトコルを使用して信号を第2のプロトコル・サブシステムに送信するよ
うに構成される。
【0014】 さらにまた好適な他の実施例によると、ヘッドエンド・ノードは、多重化装置
に接続された第1および第2のトランスミッターを含み、それぞれ第1と第2の
波長の信号を送信する。ヘッドエンド・ノードは逆多重化装置に接続された第1
と第2のレシーバーを含み、それぞれ第1と第2の波長の信号を受信する。
【0015】 好適なさらなる他の実施例によると、リング・ネットワークは情報を時計方向
に伝送する第1のリングと、情報を反時計方向に伝送する第2のリングとを含む
。通信サブシステムは、第1と第2のリングにそれぞれ接続された1組のトラン
シーバーを含む。逆多重化装置は、第1と第2のリングにそれぞれ接続された1
組の逆多重化装置を含む。多重化装置は、第1と第2のリングにそれぞれ接続さ
れた1組の多重化装置を含む。通信サブシステムはさらに、1組のトランシーバ
ーで受信した1組の信号を比較し、各信号の品質パラメータに基づいてその1組
の信号から1個の信号を選択するセレクタを含むことができる。ヘッドエンド・
ノードはさらに、1組の逆多重化装置で受信した1組の信号を比較し、各信号の
品質パラメータに基づいてその1組の信号から1個の信号を選択するセレクタを
含むことができる。
【0016】 本発明の他の態様によると、光波長分割多重リング・ネットワークに接続され
た複数のノード間にて通信を行うためのシステムが提供される。このネットワー
クは時計方向に情報を伝送する第1のリングと、反時計方向に情報を伝送する第
2のリングとを含む。このシステムはリング・ネットワークに接続され第1と第
2の波長の信号を送受信するヘッドエンド・ノードを含む。このヘッドエンド・
ノードは逆多重化装置、セレクタ、クロスコネクト装置、および多重化装置を有
する。逆多重化装置はリング・ネットワークから受信した第1と第2の波長の信
号を分離する。セレクタは、各信号の品質パラメータに基づいて、第1と第2の
リング・ネットワークからそれぞれ受信した1組の信号から1個の信号を選択す
る。クロスコネクト・モジュールは、受信した信号を送信する出力波長を決定す
る。多重化装置は、受信した信号を結合して第1と第2波長でリング・ネットワ
ーク上を伝送する。
【0017】 好適な実施態様によると、上述したような通信サブシステムを備えた2つの端
末ノードを提供することができる。各通信サブシステムはさらに第1と第2のリ
ングにそれぞれ接続された1組のトランシーバーを含む。各通信サブシステムは
、1組のトランシーバーで受信した1組の信号から各信号の品質パラメータに基
づいて1個の信号を選択するセレクタを含む。
【0018】 本発明のさらに他の態様によると、光波長分割多重リング・ネットワークに接
続された複数のノード間にて、SONET/SDHのような、主たる通信標準を
使用して通信を行うシステムが提供される。ネットワーク内の少なくともいくつ
かのノードは、その主通信標準によってフレーム化された、少なくとも1つの、
ATMやIPのような副通信プロトコルを使用して信号を送受信する。このシス
テムは、第1および第2の波長で信号を送受信する、リング・ネットワークに接
続されたヘッドエンド・ノードを含む。ヘッドエンド・ノードは、逆多重化装置
、クロスコネクト装置、多重化装置、および少なくとも1つのプロトコル・サブ
システムを有する。逆多重化装置は第1および第2の波長で受信した信号を分離
する。クロスコネクト・モジュールはその受信した信号を送信する出力波長を決
定する。多重化装置は、分離された受信信号を結合して、第1および第2の波長
でリング・ネットワーク上を伝送する。プロトコル・サブシステムはクロスコネ
クト・モジュールに接続され、受信した信号の少なくとも1つの副通信プロトコ
ルに対するアドレス情報を決定する。その副通信プロトコルは、ATMにカプセ
ル化されたIPのような、1つのプロトコルにカプセル化されたプロトコルとす
ることができる。
【0019】 さらに、本発明の他の態様によると、主通信標準と、その主通信標準によって
フレーム化された副通信プロトコルとを用いて2つのノード間にて光波長分割多
重リング・ネットワークにおける信号を通信するための方法が提供される。この
方法では、前記リング・ネットワークに接続された第1の端末ノードを用意して
、第1の波長の信号を送受信し他の波長の信号の透過を可能とする。第2の端末
ノードがリング・ネットワークに接続され、第2の波長の信号を送受信し他の波
長の信号を透過する。ヘッドエンド・ノードがリング・ネットワークに接続され
、第1および第2の両方の波長の信号を送受信する。前記第1および第2の波長
で伝送された信号はヘッドエンド・ノードで受信する。ヘッドエンド・ノードに
て受信された信号に対する宛先アドレス情報は、副通信プロトコルによってエン
コードされた信号の情報に基づいて決定される。第1または第2のいずれかの波
長でヘッドエンド・ノードにて受信された信号は、宛先アドレス情報に基づいて
転送される。
【0020】 本発明の他の特徴は、現在のところ認識しているような本発明の最良の実施形
態を示す以下の詳細な説明を当業者が考察すれば明らかになるであろう。
【0021】 《発明の詳細な説明》 本発明によるバーチャル・スター・ネットワーク20は、図1に示すように、
複数の端末ノード26についての交換機能を果たすヘッドエンド・ノード24を
用いて物理的な光ファイバリング22上にバーチャル・スターを実装する。図の
ように、光ファイバリング22は、例えば図2〜4に示す23,25のような1
対の相反回転する光ファイバで、二重化された双方向の通信パスとなるので、バ
ーチャル・スター・ネットワーク20は、二重化された双方向のネットワーク・
アーキテクチャーを提供することになる。
【0022】 以下により詳しく検討するように、ヘッドエンドおよび端末ノード24、26
は、クライアント・システム(図示せず)を光ファイバリング22に接続しバー
チャル・スター・ネットワーク20上にて通信させるためのものである。各端末
ノード26はバーチャル・スター・ネットワーク20上にてヘッドエンド・ノー
ド24への個別の通信チャネル28を有しているが、他の端末ノード26へ直接
つながる通信チャネルは持っていない。各端末ノード26は、接続されたクライ
アント・システムからのネットワーク・トラフィックをすべてヘッドエンド24
に伝送し、ヘッドエンド24はそのクロスコネクト作用により、ネットワーク・
トラフィックを行き先の各端末ノード26に伝送する。このように、バーチャル
・スター・ネットワーク20は、バーチャル・スターの論理的センター、つまり
ハブとしてのヘッドエンド・ノード24、およびバーチャル・スターの論理的ポ
イントとしての端末ノード26によって、物理的リング上にバーチャル・スター
を実装する。
【0023】 光ファイバリング22上にバーチャル・スターを実装するには、光ファイバリ
ング22内にて複数のかつ独立した論理チャネル28で伝送する能力が必要であ
る。この能力を可能とする技術の一例が稠密波長分割多重(DWDM)であり、
これによって、同一の光ファイバ内にて複数の独立した光チャネル28を、個々
に異なる波長で使用することができる。全チャネル28は、例えば1550nm
の帯域に位置する。波長を変更又は交換できる設計法は知られており実装も可能
ではあるが、光通信用ハードウェアの単純化のために、各端末ノード26には特
定の波長が割り当てられる。端末ノード26は、その特定波長を「上りチャネル
」としてそのトラフィックをヘッドエンド・ノード24に送信するのに使用する
。ヘッドエンド・ノード24は同一波長を「下りチャネル」として各端末ノード
26への返送トラフィックに使用する。
【0024】 SONET/SDHリング22からバーチャル・スター、すなわち交換アーキ
テクチャへの移行によって、光ファイバ・リング・ネットワークのコスト効果お
よびネットワーク容量が改善される。例えば、従来のOC−48リングにおいて
、該リング上の各ノードはOC−48ADMを必要とする。このような各ADM
はこのリングの全帯域を処理できなければならず、端局(トリビュタリ(tri
butaries))をこの高速チャネルに対してドロップしたりアドしたりで
きなければならない。リング上のすべてのノードに利用可能な帯域の総和は約2
.5Gbpsであり、全てのノード間で共用できなければならない。したがって
、各ノードに接続されたクライアント・システムに利用可能なレートの総和はリ
ングの帯域よりずっと少なくなる。すなわち、通常は、約622Mbps(OC
−12)に制限される。
【0025】 本発明によるバーチャル・スター・交換アーキテクチャに基づく手法は、次の
通りである。各ノードにおけるOC−48ADMはOC−12端末多重化装置と
置き換える。この多重化装置は、バーチャル・スター・ネットワークの端末ノー
ド26の機能を有する、下記にて説明するような光サブシステムを備えている。
ヘッドエンド・ノード24が設けられ、端末ノード26に対するすべての上りお
よび下りを終端させて、端末からのトラフィックに対するSONET/SDHの
クロスコネクト機能を果たす。
【0026】 バーチャル・スター・ネットワーク20は、ADMベースのOC−48リング
にその機能を実装するが、別の効果もある。例えば各端末ノード26はその波長
に対する全帯域で利用可能なので、バーチャル・スターの各ノードで利用可能な
総レートは、バーチャル・スター・ネットワークにおけるノードの数に関係なく
、622Mbps(OC12)である。比較すると、8ノードより多い、ADM
ベースのOC−48リング・ネットワークにおいて、各ノードで利用可能な平均
容量は一般的に622Mbpsより小さい。バーチャル・スター・ネットワーク
20の端末ノード26用ネットワーク・トランシーバー・ハードウエアはOC−
48ADMのものよりもかなり単純である。これは、ADMと比較して、端末ノ
ード26によって処理されるレートがより少ないこと、およびSONET端末多
重化装置の機能がより単純であることによる。より単純であることにより、コス
トが低減されるとともに、ソフトウエアおよびハードウエアの信頼性が高まる。
【0027】 バーチャル・スター・ネットワーク20において、特定の端末ノード26にお
けるトラフィック需要がOC−12端末多重化装置の総数を超過したときは、そ
のノードは(例えば、OC−48端末多重化装置に)グレードアップすることが
できる。しかしながら、このグレードアップは、このリング内の他のノードに影
響を与えることはなく、また、実際上それらの利用可能な帯域を減少させない。
したがって、バーチャル・スター・ネットワーク20によって、信頼性の向上や
有効スループットの改善等の機能上の効果の改善だけでなく、低コスト化をも達
成できる。
【0028】 バーチャル・スター・アーキテクチャーは、他のレートにおけるSONET/
SDHに対して、より低コストで有効スループットを上げることができる。例え
ば、OC−3/STM−1端末ノード26および適当なヘッドエンド・ノード2
4を備えたバーチャル・スター・ネットワーク20はOC−12/STM−4・
ADMベースのSONET/SDHリングを置き替えることができる。同様に、
OC−48/STM−16端末ノード26および適当なヘッドエンド・ノード2
4を備えたバーチャル・スター・ネットワーク20はOC−192/STM−1
6・ADMベースのSONET/SDHリングを置き替えることができる。
【0029】 バーチャル・スター・アーキテクチャーはSONET/SDHリング以外のリ
ングにも適用可能である。例えば、ATMベース伝送網(ATMリング)を改良
・単純化するのに使用できる。各OC48−ATM・ADMはより単純なOC−
12ATM多重化装置と置き替えることができる。この場合、ヘッドエンド・ノ
ード26はATM・VPXの機能をもつ必要がある。SONET/SDHネット
ワークに対する上述した効果はATMリングでも同様である。加えて、バーチャ
ル・スターATMネットワークでは伝送遅延が少なく、特に、従来のATMリン
グと比較して呼設定の遅延が少ない。これは、バーチャル・スター・アーキテク
チャーが従来のリングでのNホップと比して、端末ノード間に2ホップを保証す
るからである。
【0030】 本発明によるバーチャル・スター・ネットワーク20は、リング・ネットワー
ク22のIP(インターネット・プロトコル)トラフィックを中央バックボーン
・ルーターへ集中させるのに使用できる。多数のIPソースが、端末ノード26
によって単一の高速IPリンクやチャネルに集中でき、対応した波長でヘッドエ
ンド・ノード24に転送できる。このアプリケーションにおいては、ヘッドエン
ド・ノード24はIPルーターあるいはIPスイッチの機能を取り込み、多数の
ソースからのトラフィックを処理する。
【0031】 バーチャル・スター・アーキテクチャーによって、各端末ノード26に使用さ
れるレートおよびプロトコルは他の端末ノード26に関連したレートおよびプロ
トコルとは独立したものとし得るので、プロトコル混在・リングを配置すること
もでき、それによって、例えば、ある端末はSONET/SDHを使い、他の端
末はATMを使い、また他の端末はIPを使う。ヘッドエンド・ノード24は全
てのSONET/SDHチャネル上にはSONET/SDHクロスコネクトを、
全てのATMチャネル上にはATM・VPXを、および全てのIPチャネルに対
してはIPルーティングを備えることができる。下記にて説明する他の実施例に
おいては、IPをATMに埋め込んで、SONET/SDHベース・ネットワー
クにて伝送することができる。
【0032】 各端末ノード26は、図2に示すように、光サブシステム30、多重化サブシ
ステム32、トリビュタリ・サブシステム34、および制御サブシステム36を
含んでいる。光サブシステム30は、多重化サブシステム32によって生成され
た統合信号をその光チャネル28を介してヘッドエンド・ノード24に伝送する
ための光アド/ドロップ機能を実装する。トリビュタリ・サブシステム34は、
所定のアプリケーションにふさわしいクライアント・インターフェイス38を提
供するための様々なタイプ・レートのインターフェイス・カードを含んでおり、
クライアント・カードにはクライアント・システム(図示せず)が所望のように
接続される。トリビュタリ・サブシステム34と多重化サブシステム32との間
に設けられた通信インターフェイス40により、多重化サブシステム32は、ト
リビュタリ・サブシステム34に異なるクライアント・システムがインターフェ
イス接続されている影響から絶縁される。
【0033】 多重化サブシステム32は、インターフェイス40を介してトリビュタリ・サ
ブシステム34に連結されたクライアント・システムからの異なるトリビュタリ
・チャネルすなわち信号を受け、それらを、SONET/SDH、ATMあるい
はIPのような、所望のアプリケーションに適したフォーマットを有する単一の
ストリームに統合する。この単一のストリームは、インターフェイス42を介し
て光サブシステム30に流れ、光サブシステム30はそれをリング22を介して
ヘッドエンド・ノード24に伝送する。逆に、多重化サブシステム32は、光サ
ブシステム30から入来する統合された信号ストリームを受信する。それを多重
化サブシステム32はその構成トリビュタリへ逆多重化する。各構成トリビュタ
リは、ついでインターフェイス40を介してトリビュタリ・サブシステム34の
対応するインターフェイス・カードへ転送される。
【0034】 代替端末ノード26’のアーキテクチャーは、図3に示されるように、トリビ
ュタリ・サブシステム34を備えていない。SONET/SDHアプリケーショ
ン用のSONET/SDH端末多重化装置、ATMアプリケーション用のATM
サービス多重化装置、あるいは、IPアプリケーション用のIPルーターのよう
な、外部システム42は通常、端末ノード26のトリビュタリ・サブシステム3
4および多重化サブシステム32の一部を置き換えるのに使用される。外部サブ
システム34へのインターフェイス40’を備えた改変された多重化サブシステ
ム32’が設けられ、光サブシステム30およびインターフェイス42は図2の
実施例と同じである。
【0035】 制御サブシステム36は光サブシステム30、多重化サブシステム32、およ
びトリビュタリ・サブシステム34の動作を管理、設定、および監視する。制御
サブシステム36および光サブシステム30はバーチャル・スター・ネットワー
ク20の端末ノード26におけるすべてのアプリケーションに共通であり、それ
に対して、トリビュタリ・サブシステム32および多重化サブシステム34はア
プリケーション特有のものである。トリビュタリ・サブシステム32および多重
化サブシステム34は、制御サブシステム36および光サブシステム30を含む
共通のプラットフォームに収容されたプラグイン・モジュールによって実装され
る。
【0036】 端末ノード26の光サブシステム30のある構成例では、図4に示されるよう
に、各組の光アド/ドロップ多重化装置(OADM)48に接続された1組のD
WDMトランシーバーモジュール46を含んでいる。光ファイバー23、25は
、図5に示されるように、例えば4つの構成要素の波長51、52、53、54
を含む統合DWDM信号50を搬送する。OADM48は光ファイバー23、2
5のDWDM信号から特定の波長をドロップさせ、それをDWDMトランシーバ
ー・モジュール46にルーティングする。同様に、DWDMトランシーバーモジ
ュール46(かつ同一波長を有する)によって発生した光信号はOADM48に
よって統合DWDM信号50に挿入される。端末ノード26用の各OADM48
は所定の波長に特定のものであり、かつ他のすべての波長はそのまま透過させる
。OADMコンポーネントは、いくつかのベンダーで市販品として入手でき、例
えばE−TEKからは型式ADOM200031310が入手可能である。
【0037】 DWDMトランシーバーモジュール46は特定波長λ用のトランスミッターと
レシーバー(図示せず)を含んでいる。このトランスミッターは(多重化サブシ
ステム32によって発生した)電気信号を波長λの光信号に変換する。またレシ
ーバーは光信号を多重化サブシステム32に供給される電気信号に変換する。D
WDMトランシーバーモジュール46に適したトランシーバーおよびレシーバー
は、いくつかのベンダーで市販品として入手でき、例えばヒューレット−パッカ
ード社の型式HFCT−10XX(トランスミッター)、同じくヒューレット−
パッカード社の型式RGR−2622がある。
【0038】 保護の目的で、光ファイバー23、25から各々一つずつ、光信号の2つのコ
ピーが端末ノード26で受信される。OADMs48およびDWDMトランシー
バーモジュールの2組のセットによって、端末ノード26は2つの入力信号の質
を監視し、プロトコル処理の時点で良い方を選択する。この監視と選択は多重化
サブシステム32によって実行されるが、この機能は光サブシステム30あるい
は独立したサブシステムに持たせることもできる。端末ノード26は同様にその
出力信号の2つの同一コピーを、各光ファイバー23、25に対して一つずつ伝
送し、リング22上、およびヘッドエンド・ノード24を二重化する。この二重
化保護方法については下記にてより詳しく説明する。
【0039】 ヘッドエンド・ノード24は、図6に示されるように、光サブシステム56、
プロトコル・サブシステム58、トリビュタリ・サブシステム60、および制御
サブシステム62を含んでいる。光サブシステム56は、ヘッドエンド・ノード
24に対するすべての端末上りチャネルおよび下りチャネルをそれぞれ終端させ
および生成する。下記にて検討するように、光サブシステム56はDWDMチャ
ネル、および好適なレシーバーおよびトランスミッターに対する多重化および逆
多重化機能をも取り込んでいる。
【0040】 プロトコル・サブシステム58は、クロスコネクト/交換機能のようなプロト
コル関連機能とすべてのプロトコル固有の処理とを行う。ヘッドエンド・ノード
24がSONET/SDHアプリケーションにて用いられたとき、プロトコル・
サブシステムはSONET/SDHクロスコネクト、および全てのSONET/
SDH関連プロトコル処理の機能を提供する。ヘッドエンド・ノード24がAT
Mアプリケーションに用いられたとき、プロトコル・サブシステム58は関連す
るプロトコル処理とともに、ATM交換あるいはVPXの機能を提供する。ヘッ
ドエンド・ノード24がIPアプリケーションに用いられたとき、プロトコル・
サブシステム58は関連するプロトコル処理とともに、IPルーターあるいはI
P交換の機能を提供する。
【0041】 端末ノード26のトリビュタリ・サブシステム34と同様に、ヘッドエンドト
リビュタリ・サブシステム60は、ヘッドエンド・ノード24がローカル・クラ
イアント・システム(図示せず)を有することを可能とし、インターフェイス6
4を介してプロトコル・サブシステム58に接続されている。ヘッドエンド・ノ
ード24はプロトコル・サブシステム58に影響を与えることなくいろいろなク
ライアント・システム・ハードウエアに適応できる。ヘッドエンド・ノード24
は端末ノード26に対するハブ機能を実行でき、ここで、端末ノード26によっ
て発生したすべてのトラフィックはヘッドエンド・ノード24のローカル・トリ
ビュタリとしてドロップされる。ヘッドエンド・ノード24のトリビュタリ容量
は全端末ノード26におけるトラフィックの総容量に等しくなろう。
【0042】 また、端末ノード26のアーキテクチャーと同様に、ヘッドエンド制御サブシ
ステム62は、ヘッドエンド光サブシステム56、プロトコル・サブシステム5
8、およびトリビュタリ・サブシステム60の動作を管理、設定、および監視す
る。制御サブシステム62および光サブシステム56は、バーチャル・スター・
ネットワーク20におけるヘッドエンド・ノード26のすべてのアプリケーショ
ンに共通であり、それに対して、トリビュタリ・サブシステム60およびプロト
コル・サブシステム58はアプリケーション特有である。トリビュタリ・サブシ
ステム60および多重化サブシステム58は制御サブシステム62および光サブ
システム56を含む共通のプラットフォームに収容されたプラグイン・モジュー
ルによって実行される。ヘッドエンド・ノード24は単一の一体化されたパッケ
ージ内にバーチャル・スター・ネットワーク20を実装するため光学部品および
電子部品の両方を含む単一の、モジュラーパッケージを提供する。
【0043】 ヘッドエンド光サブシステム56は、図7に示されるように、1組のDWDM
多重化/逆多重化モジュール68を含んでいる。DWDM多重化/逆多重化モジ
ュール68は多重化装置70および逆多重化装置72を有している。多重化装置
70は、それぞれの波長が異なるいくつかの光信号71を、図8aに示されるよ
うな、単一DWDM光ファイバー出力信号71’に多重化する。逆多重化装置7
2は光ファイバーを伝送されるDWDM信号73’を図8bに示されるような独
立した波長の出力73へと分離する。DWDM多重化装置および逆多重化装置は
いくつかのベンダーにて市販品として入手でき、例えば型式DWDM2F082
1310(多重化装置)およびDWDM2F0822310(逆多重化装置)の
いずれもE−TEK社から入手できる。
【0044】 ヘッドエンド光サブシステム56はさらに、複数の組のDWDMトランシーバ
ーモジュール74を含んでおり、これはそれぞれ、DWDM信号50における各
特定波長λ用の1組のトランスミッター/レシーバー76を有している。トラ
ンスミッターはインターフェイス66を介してプロトコル・サブシステム58か
ら供給された電気信号を、DWDM多重化/逆多重化モジュール68に供給され
る波長λの光信号に変換する。レシーバーは多重化/逆多重化モジュール68
からの波長λの光信号をプロトコル・サブシステム58に供給される電気信号
に変換する。このトランスミッターおよびレシーバーはいくつかのベンダーから
市販品として入手でき、例えば型式HFCT−10XX(トランスミッター)お
よびRGR−2622(レシーバー)は、いずれもヒューレット−パッカード社
から入手できる。
【0045】 保護を目的として、各光信号の2つのコピーが、各光ファイバー23、25で
ひとつずつ、ヘッドエンド・ノード24で受信される。1波長につき2組のトラ
ンシーバーによって、ヘッドエンド・ノード24は各組の対応する入力信号の質
を監視し、プロトコル処理のため各ポイントで適時に良い方の信号を選択する。
同様に、ヘッドエンド・ノード24は、対応する端末ノード26のために、2つ
の同一コピーの各信号を、各光ファイバー23、25に一つずつ伝送する。この
監視と選択とは下記にてさらに詳しく述べるように、プロトコル・サブシステム
58によって実行される。
【0046】 バーチャル・スター・ネットワーク20に上述したようなヘッドエンド・ノー
ド24および端末ノード26を実装したことによって、ネットワークの高信頼性
を得ることができる。例えば、バーチャル・スター・ネットワーク20は「ファ
イバー・カット」、つまり、物理的光ファイバーの組23、25があるポイント
で断線することによる故障から保護される。これは、光ファイバーが物理的に切
断すること、あるいは装置の不調の結果であるが、残った光ファイバーあるいは
装置の動作に影響を与えることはない。同様に、バーチャル・スター・ネットワ
ーク20は、リング22の一セグメントで一つ以上の波長が使用不可能となる伝
送障害であっても動作する。さらに、ヘッドエンド・ノード20あるいは端末ノ
ード26のどちらかのトランスミッター/レシーバーの故障あるいは品質の低下
によって、バーチャル・スター・ネットワーク20の性能に不具合が生じること
はない。
【0047】 バーチャル・スター・ネットワーク20は、SONET UPSR(単一方向
パス交換リング)リングにて使用されたものと思想的に同様の、「1+1」保護
手法を提供する。各端末ノード26は、その信号をリング22上の両方向に伝送
する。同様に、ヘッドエンド・ノード24はその全ての信号を両方向に伝送する
。これは、各端末ノード26にて使用可能な2つのトランスミッターおよびヘッ
ドエンド・ノード24において一波長につき2つのトランスミッターを使用する
ことによって達成される。上述のように、端末ノード26およびヘッドエンド・
ノード24の両方とも2つのレシーバー(ヘッドエンドでは1波長につき2つ)
をも有している。したがって、2つの入力信号はその質を同時に監視することが
でき、最良の受信信号が適時に各ポイントで選択できる。
【0048】 バーチャル・スター・ネットワーク20は、図9に示されるように、フェール
セーフ動作を備えている。2つの端末ノード26および6つの光ファイバー・セ
グメント78、79、80、81、82、83を備えたバーチャル・スター・ネ
ットワーク20の場合、もしもファイバーカット又は何らかの伝送不能によって
いずれかのセグメントが使用不能であっても、各端末ノード26はそれでもヘッ
ドエンド・ノード24と通信することができ、その逆も同じである。同様に、ヘ
ッドエンド・ノード24あるいは端末ノード26のいずれかの、トランスミッタ
ーあるいはレシーバーのどちらかが故障しても、ファイバー・カットと同様の結
果を生じる。バーチャル・スター・ネットワーク20の性能は、信号が余分にコ
ピーされているから影響を受けることがない。
【0049】 図10を参照すると、端末ノード26は、特定のプロトコルに特化したアプリ
ケーションあるいはプロトコルが混在するアプリケーションのために、クライア
ント・システムをバーチャル・スター・ネットワーク20にインターフェイス接
続する。すべてのクライアント・システムからトリビュタリ・サブシステム34
に入力される信号は、多重化サブシステム32で単一の高速信号84に多重化さ
れる。多重化された信号84は複製され、両方のDWDMトランシーバー46に
伝送される。
【0050】 光ファイバー23、25を介してデータを受信すると、多重化サブシステム3
2はトランシーバー46から受けた2つの信号86の良い方を選択して、選択さ
れた信号をその構成要素のトリビュタリ信号へと分離する。この選択はリアルタ
イムで実行されるから、利用可能な最良の信号が常に利用でき、また、使用され
ている伝送標準およびネットワーク・プロトコルから利用可能な信号品質パラメ
ータに基づいて行われる。例えば、下記にて論ずるように、SONET/SDH
標準の場合には、オーバーヘッド・パリティ・バイトが使用される。どのような
信号品質パラメータでも、例えば信号の監視と比較とを通じて、端末ノード26
によって生成された信号品質パラメータだけでなく、光ファイバー23、25か
ら受けた信号にエンコードされた情報でも使用できる。選択された信号は逆多重
化されて、インターフェイス40を介してトリビュタリ・サブシステム34に伝
送される。
【0051】 トリビュタリ・サブシステム34はいろいろなレート、例えば、T1、T3、
OC−3など(SDHシステムの場合、E1、E3、STM−1など)のような
クライアント・システムをサポートするトリビュタリ・カード34を有している
。トリビュタリ・カード88の数、および、各カードによってサポートされるク
ライアント・システムの数は、すべてのトリビュタリ・カード88の総容量が高
速チャネル28のレートを超過しない限りは、任意である。
【0052】 SONET/SDHアプリケーションにおいて、端末ノード26の多重化サブ
システム32およびトリビュタリ・サブシステム34の機能は、1+1ライン冗
長性をサポートするSONET/SDH端末多重化装置と同等である。DWDM
トランシーバー46に転送される高速多重化信号84は、例えばOC−12/S
TM−4またはOC−48/STM−16であってよい。トランシーバー46か
ら受信した2つの信号から良い方を選択することは、オーバーヘッド・パリティ
・バイト、ビット・エラー・レートなどのような、SONET/SDH標準によ
って定義される信号86に対する信号品質パラメータに基づいて行われる。
【0053】 クライアント・システム(例えば、T1、T3またはE1、E3)からのすべ
ての非SONET/SDHトリビュタリ信号は、SONET/SDH標準にした
がって、トリビュタリ・サブシステム34におけるSONET/SDHへのマッ
ピングを受ける。ついで、その結果得られたすべてのSONET/SDHチャネ
ルは、多重化サブシステム32において高速SONET/SDHチャネル84へ
と多重化される。この機能を提供するいろいろなSONET/SDH端末多重化
装置は市販品として入手でき、例えば型式FLM600が富士通から入手できる
【0054】 ATMアプリケーションにおいて、多重化サブシステム32およびトリビュタ
リ・サブシステム34の機能は、概して、1+1ライン冗長性をサポートするA
TMサービス多重化装置(ASM)に類似している。換言すると、すべての入り
側クライアント・システムからのトラフィックは、初めにATMでなければ、A
TMセルに変換される。ついでこのATMセルは単一のATM高速信号84(異
なるトリビュタリ信号は、単一化されたATMストリームにおいて、異なるVP
C(バーチャル・パス・コネクション)またはVCC(バーチャル・サーキット
・コネクション)と関連づけられる。)へと多重化される。この信号84は複製
されて両方のWDMトランシーバー46へ伝送され、光ファイバー23、25に
送出される。リング22から信号を受信すると、多重化サブシステムは2つの入
力高速信号のうちから良い方を選択し、その信号をトリビュタリ・サブシステム
34に接続されたクライアント・システムのための分離されたストリームへと逆
多重化する。
【0055】 上述したように、トリビュタリ・カード88は、いろいろな、T1、T3、O
C−3のようなクライアント・システム、および、いろいろなLAN技術(例え
ば、イーサネット)またはオーディオ/ビデオ信号のような非ATM信号をサポ
ートする。ここでも、トリビュタリ・カード88の数、および各カード88によ
ってサポートされるクライアント・システムの数は比較的任意である。すべての
非ATMトリビュタリ信号は、ATM標準にしたがって、ATMにマッピングさ
れる。その結果得られたすべてのATMトリビュタリ・チャネルは、ついで、高
速ATMチャネル84へと多重化される。
【0056】 ATMアプリケーションで使用される端末ノード26のレシーバーの機能は、
SONET/SDH標準(ATMはSONET/SDHフレーミングおよびオー
バーヘッドを使用するように定義されている。)によって定義されているように
、SONET/SDHオーバーヘッド・パリティ・バイトを用いて、あるいは、
ATM・OAM(オペレーションとメンテナンス)性能監視規定を用いて、ある
いは両方を用いることによって、光ファイバー23、25からの2つの入力信号
の動作を監視する。良い方の受信信号86が各入力信号に対してリアルタイムで
常時選択される。逆多重化装置の機能は、各セル上のATMヘッダーを使用して
各セルをその意図する宛先のトリビュタリ・カード88へと伝送し、ついで、セ
ルをクライアント・システムへと伝送する。
【0057】 市販品として入手できるATMスイッチには、Cisco社の型式Light
stream1010、あるいは、Siemens社の型式36140のような
、サービス多重化装置があり、上述したATM機能を提供する。端末ノード26
も、Lucent社のAtlantaのような市販品として入手できるチップセ
ットを介してATM機能を実装できる。
【0058】 純粋なIPアプリケーションにおいて、多重化サブシステム32およびトリビ
ュタリ・サブシステム34の機能はIPルーターに類似しており、1+1ライン
の冗長性をサポートすべく拡張される。換言すると、クライアント・システムか
らのトラフィックはIPトラフィックとなって、(パケット−オーバー−SON
ET(POS)仕様を用いてSONET/SDHへとマップ化された)単一のI
P高速信号84へと多重化される。信号84は複製されて両方のWDMトランス
ミッターへ転送される。レシーバー方向において、多重化サブシステム32は2
つの入力高速信号86のうちの良い方を選択し、選択された信号86を特定のト
リビュタリ・カード88およびクライアント・システムのため分離したストリー
ムへと逆多重化する。SONETおよびATMアプリケーションに対して上述し
たように、トリビュタリ・カード88はクライアント・システム用の種々のレー
トをサポートでき、また、異なるLAN技術(例えば、イーサネット)、あるい
は、例えば、オーディオ/ビデオ信号のような他の信号形式用の信号をサポート
できる。ここでも、トリビュタリ・カード88の数および各トリビュタリ・カー
ド88によってサポートされたクライアント・システムの数は比較的任意である
【0059】 IPアプリケーションにおける端末ノード26のレシーバー機能は、図示のよ
うに、IPチャネルが内蔵されたSONET/SDHフレームのオーバーヘッド
・パリティ・バイトを用いることによって、2つの入力信号の動作を監視する。
良い方の受信信号があらゆるポイントで適時に使用される。逆多重化機能は各パ
ケット(特に、IPアドレス)上のIPヘッダーを使用して各パケットをその目
的地のトリビュタリ・ポートへとルーティングする。市販品として入手可能なC
isco社の7500ラインのようなルーターはこのIP機能を提供する。同様
に、MMC・NetworkのAnyFlow5500のような市販品として入
手できるチップセットおよびソフトウエアを用いて、説明したIP機能を実施で
きる。
【0060】 図11を参照すると、ヘッドエンド24のトリビュタリ・サブシステム60も
、端末ノード26用の上述した種々のレートのクライアント・システムへ接続す
るためのトリビュタリ・カード88を含んでいる。プロトコル・サブシステム5
8はセレクタ90およびスイッチ・マトリクス92を有している。セレクタ90
は、上述したような1つ以上の品質パラメータに基づいて光ファイバ・リング2
3、25からの信号を選択する。プロトコル・サブシステム58の構成部品とし
て説明したが、セレクタ90は光サブシステム56の一部あるいは論理的に独立
したサブシステムとして提供することができる。スイッチ・マトリックス92は
光サブシステム56およびトリビュタリ・サブシステム60間で選択された信号
のプロトコル特有の交換あるいはルーティングを行う。さらに以下より詳細に論
ずるが、スイッチ・マトリクス92はマルチプル・プロトコルの交換およびルー
ティングを行うため修正あるいは拡張が可能である。
【0061】 SONET/SDHアプリケーションにおいて、ヘッドエンド・ノード24の
プロトコル・サブシステム58およびトリビュタリ・サブシステム60はSON
ET/SDHクロスコネクト・スイッチと同様の機能を提供する。スイッチ・マ
トリクス92は、一例として、N個の入力ポートとN個の対応する出力ポートを
有するSONET/SDHクロスコネクト・ポートを備えている。SONET/
SDH信号はSONET/SDHハイアラーキー(例えば、OC−12、OC−
48など)によって特定される一のレートで各入力ポートに存在する。同一レー
トのチャネルは対応する出力ポート上のマトリクス92によって出力される。マ
トリクス92は入力チャネルのサブチャネルを、出力チャネル内のサブチャネル
・スロットへと再配置および再マッピングすることができる。再マッピング機能
は動的に形成できる。したがって、サブチャネルはどのポートから他のどのポー
トへも伝送することが可能である。マルチキャスト能力も一方のポートから多数
の他のポートへとマッピングすることによって提供される。
【0062】 一実施例として、マトリクス92において2階層のクロスコネクトが提供され
る。第1のレベルは、STS−1レベル・クロスコネクトであって、マトリクス
92によって処理されたサブチャネルの細分性はSONET・STS−1フレー
ム(SDH用語におけるハイ・オーダー・トリビュタリ・クロスコネクト)に対
応する。第2のレベルは、VT(バーチャル・トリビュタリ)レベル・クロスコ
ネクトであって、マトリクスによって処理されたサブチャネルの細分性はSON
ETバーチャル・トリビュタリ(SDH用語におけるロー・オーダー・トリビュ
タリ)に対応する。
【0063】 図11において、入出力ポートはトリビュタリ・カード88か、リング22に
連結された端末ノードから発生したチャネルを処理するWDMトランシーバー7
6のどちらかに結合される。マトリクス92によって、端末ノード26あるいは
ヘッドエンド・トリビュタリ・カード88の一つのどちらかから発生したサブチ
ャネルを、他の(組の)端末ノード26あるいはトリビュタリ・カード88に伝
送可能である。マトリクス92は、端末ノード26およびトリビュタリ・カード
88に接続されたクライアント・システムからのトラフィックをスループットの
制限(遮断)なしで処理するのに十分な容量を備えて構成される。
【0064】 SONET/SDHクロスコネクト・マトリクスの設計は公知技術である。マ
トリクス92によってどのクロスコネクト設計も仮想的に使用でき、上述したよ
うなプロトコル・サブシステム58に対する機能を実装できる。同様に、SON
ET/SDHクロスコネクト・モジュールの設計をさせるクロスコネクト・シス
テムおよび電子部品もPMC−Sierra社のような種々のベンダーから市販
品として入手できる。
【0065】 セレクタ90が、図11に示すように、光サブシステム56の一部である2組
のWDMトランシーバー76(1波長当たり2つのトランシーバー)に接続され
ている。セレクタ90は、一例として、各チャネルまたは波長に対して別個のセ
レクタ・モジュール(図示せず)を含んでいる。セレクタ・モジュールは論理ブ
ロックにプラグインされ、1波長当たり2つの信号のうちの良い方を選択する。
これは、上述したように、SONET/SDHヘッダーの規定を用いて2つの受
信信号の質を監視することによって行う。良い方の受信信号は、SONET/S
DHマトリクス92に伝送される。他の方向では、マトリクス92によって発生
した各信号はセレクタ90内の適当なセレクタ・モジュールによって複製され、
チャネルあるいは波長に関連した両方のトランスミッターへ送られる。
【0066】 ATMアプリケーションにおいて、プロトコル・サブシステム58およびトリ
ビュタリ・サブシステム60の機能はATMスイッチあるいはATM・VPクロ
スコネクト(VPX)と類似している。この場合、マトリクス92はN個の入力
ポートおよびそれに対応するN個の出力ポートを有するATMスイッチ/VPX
モジュールである。ATM信号は、マトリクス92によってサポートされた一の
レートで各ポートに存在する。同じレートのチャネルが対応する出力ポート上に
てマトリクス92によって出力される。マトリクス92は、そのヘッダーにおけ
るVPI/VCI(仮想パケット情報/仮想回路情報)に基づいて入力チャネル
から出力チャネルへとセルをルーティングする。VPXマトリクスの場合にはV
PIフィールドのみが考慮される。フルATMスイッチ・マトリクスの場合には
、VPIとVCIの両方が考慮される。マトリクス92は、必要なバッファおよ
びスイッチング・リソースを含んでいる。
【0067】 マトリクス92の入力/出力ポートは、トリビュタリ・カード88あるいはバ
ーチャル・スター・ネットワーク20上の端末ノード26から発生したチャネル
を処理するWDMトランシーバー76のどちらかと関連づけられている。マトリ
クス92によって、端末ノード26あるいはヘッドエンド・トリビュタリカード
88に接続されたローカル・クライアント・システムのどちらかから発生したV
CCまたはVPCは他の端末ノード26あるいはローカル・クライアント・シス
テムへ伝送可能となっている。
【0068】 ここでも、ATMスイッチおよびVPXマトリクスの設計は公知技術であって
、この既知の設計はATMアプリケーションにおけるマトリクス92に使用でき
る。好適なATMスイッチ/VPXマトリクス92を実装可能とするATMスイ
ッチ/VPXシステムおよび電子部品は、Lucent社のような種々のベンダ
ーから市販品として入手できる。
【0069】 ATMアプリケーションにおけるセレクタ90は、上述したように、ATM信
号がマップ化されたSONET/SDHフレームのヘッダー内における規定を用
いて、2つの受信信号の質を監視する。ついで、良い方の受信信号はATMマト
リクスに転送される。他の方向では、マトリクス92で発生した各信号はセレク
タ90によって複製され、各チャネルまたは波長に関連したトランシーバー76
の両トランスミッターへ送られる。
【0070】 IPアプリケーションにおいて、プロトコル・サブシステム58およびトリビ
ュタリ・サブシステム60の機能性はIPルーターと類似している。この場合、
マトリクス92は、N個の入力ポートおよび対応するN個の出力ポートを有する
IPルーティング・マトリクスである。IPチャネル(SONET/SDHフレ
ーム化された)はマトリクス92によってサポートされた一つのレートで、各入
力ポートに存在する。同一レートのチャネルはマトリクス92によって対応する
出力ポートに出力される。マトリクス92は、IPパケットを入力チャネルから
出力チャネルへとルーティングする。パケットに対するルーティングはそのヘッ
ダー内のコンテンツ(すなわち、宛先のIPアドレス)によって決定される。
【0071】 ここでも、入出力ポートはトリビュタリ・カード88あるいはバーチャル・ス
ター・ネットワーク20の端末ノード36から発生したチャネルを処理するWD
Mトランシーバー76のどちらかと関連づけられている。マトリクス92によっ
て、端末ノード26あるいはトリビュタリ・カード88に接続されたローカル・
クライアント・システムで発生したパケットは他の端末ノード26あるいはロー
カル・クライアント・システムに伝送可能である。マトリクス92は、公知技術
のバッファリングおよびルーティング・リソースを含んでいる。IPルーティン
グ・マトリクスの設計を可能とする電子部品はMMCネットワーク社のようない
ろいろなベンダーから市販品として入手でき、IPアプリケーションのマトリク
ス92用として使用できる。
【0072】 IPアプリケーションのセレクタ90は、1波長当たり2つの受信信号の質を
監視する。これは、上述したアプリケーションと同様にIPパケットがマップ化
されたSONET/SDHフレームのヘッダー内の規定を使用することによって
行われる。ついで、良い方の受信信号がIPルーティング・マトリクスへと転送
される。同様に、他の方向においては、マトリクス92によって発生した各信号
はセレクタ90によって複製され、各チャネルあるいは波長に関連したトランシ
ーバー76内の両トランスミッタに送られる。
【0073】 他の代替しうるヘッドエンド・ノード124は、図12に示されるように、プ
ロトコル混在環境をサポートする。プロトコル混在環境においては、同一ネット
ワーク内にて複数のトラフィック・タイプをサポートすることが要求される。具
体的なプロトコル混在・ネットワークはいくつかのSONET/SDH端末、い
くつかのATM端末、およびいくつかのIP端末(すべて上記のセクションにて
定義されている)を含む。ATMおよびIP信号を含む、全ての信号はSONE
T/SDHフレーミングを使用する。
【0074】 ヘッドエンド・ノード124における基本的手法としては、全ての信号につい
て共通のSONET/SDHフレーミングが使用される場合、SONET/SD
Hクロスコネクト・マトリクス192は、全てのATMチャネルをATM交換マ
トリクス194へ、全てのIPトラフィックをIPルーティング・マトリクス1
93に集中させるのに用いられる。SONET/SDHクロスコネクト・マトリ
クス192、ATM交換マトリクス194、およびIPルーティング・マトリク
ス193はすべて、それぞれ、SONET/SDH、ATM、およびIPアプリ
ケーションにおけるマトリクス92について上述したのと同様の機能および構造
を有している。セレクタ190は上述したセレクタ90と同様の機能を提供する
【0075】 ヘッドエンド・ノード192も、上述したのと同じ光サブシステム56および
トリビュタリ・サブシステム60の設計を含んでいる。バーチャル・スター・ネ
ットワーク20上にてトリビュタリ・カード88および端末ノードからの全ての
トラフィックはSONET/SDHマトリクス192へルーティングされる。S
ONET/SDHマトリクス192は、ATMトラフィックを伝送するすべてS
ONET/SDHチャネルをATM交換マトリクス194に接続された出力ポー
トへ集中させ、また、IPトラフィックを伝送する全てのチャネルをIPルーテ
ィング・マトリクス193に接続された出力ポートへ集中させる。ATMマトリ
クス194は上述したようにこれらのATMチャネル間において要求される全て
のATM交換を実施し、ついで、トラフィックをSONET/SDHマトリクス
に送り返す。SONET/SDHマトリクスはそれらをクロスコネクトし宛先の
トリビュタリ・ポートあるいは端末に送り返す。IPトラフィック・チャネルは
同様にIPルーティング・マトリクス193を介して処理される。ダイレクトの
SONET/SDHクロス−コネクティングのみを要求する「標準的な」SON
ET/SDHチャネルはSONET/SDHクロスコネクト・マトリクス192
によって直接処理される。
【0076】 他の代わりうる実施例であるヘッドエンド・ノード224は、図13に示すよ
うに、他のプロトコル混在環境をサポートする。ここで、使用される主なプロト
コルはATMであり、ATMバーチャル・コネクションのいくつかはIPトラフ
ィックを搬送する。この場合、ATM交換マトリクス294は、非IP・ATM
トラフィックを直接処理し、ATMトラフィック内に埋め込まれたIPトラフィ
ックをIPルーティング・マトリクス293に伝送する。ついで、ルーティング
されたIPトラフィックはATM交換マトリクス294を通じて戻されて結合さ
れる。
【0077】 他のルーティング・マトリクス構成が、既述の実施例と共にあるいは付加され
て使用できることは理解されるであろう。例えば、ATMに内蔵されていないI
Pトラフィックを収容するIPルーティング・マトリクスに接続されたSONE
T/SDHクロスコネクト・マトリクス(図示せず)は、図13の実施例に付加
することができる。同様に、他のプロトコル・モジュールは他の通信プロトコル
が要求された場合に設けることができる。
【0078】 本発明は、好適な実施態様を参照して詳細に説明されたが、その変形および変
更は、以下の特許請求の範囲にて記載され、定義された本発明の範囲および精神
内に存在するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、バーチャル・スター・ネットワークの実装のため、5つ
の異なる波長で5つの端末ノードと通信を行うためのWDM光リング・ネットワ
ークに接続されたヘッドエンド・ノードを示す論理ネットワーク図である。
【図2】 図2は、1組の相反して回転するファイバ・リングを有するリン
グ・ネットワークに接続された光サブシステム、光サブシステムに接続された多
重化サブシステム、クライアント・システムをリング・ネットワークに接続する
ための、多重化サブシステムに接続されたトリビュタリ・サブシステム、および
光サブシステム、多重化サブシステム、トリビュタリ・サブシステムに接続され
た制御サブシステムを含む端末ノードのアーキテクチャを示すブロック図である
【図3】 図3は、図2の端末ノードの同じ光サブシステムおよび制御サブ
システムを使用するが、多重化サブシステムとトリビュタリ・サブシステムの機
能は外部システムにより実行するようにした、本発明による他の端末ノードのア
ーキテクチャを示すブロック図である。
【図4】 図4は、光ファイバ・リングに接続された1組の光アド/ドロッ
プ多重化装置と、多重化サブシステムに接続された1組のWDMトランシーバー
を含む、図2と図3の光サブシステムの一実施例を示すブロック図である。
【図5】 図5は、図4の光アド/ドロップ多重化装置の機能性を示す概念
図である。
【図6】 図6は、リング・ネットワークに接続された光サブシステム、光
サブシステムに接続されたプロトコル・サブシステム、プロトコル・サブシステ
ムに接続されたトリビュタリ・サブシステム、および、光サブシステムとプロト
コル・サブシステムとトリビュタリ・サブシステムとに接続された制御サブシス
テムを含む、図2の端末ノードのアーキテクチャにやや類似したヘッドエンド・
ノードのアーキテクチャを示すブロック図である。
【図7】 図7は、光ファイバ・リングに接続され信号を受信する1組のW
DM逆多重化装置、光ファイバ・リングに接続され信号を送信する1組のWDM
多重化装置、および、多重化装置と逆多重化装置とプロトコル・サブシステムと
に接続された光WDMネットワークの各端末の波長専用の複数組のトランシーバ
ーを含む図6の光サブシステムの一実施例を示すブロック図である。
【図8】 図8a、8bは、図7における、WDM逆多重化装置および多重
化装置のそれぞれの機能を示す概念図である。
【図9】 図9は、本発明によるバーチャル・スター・ネットワークのネッ
トワーク信頼性の面からみた概念的ブロック図である。
【図10】 図10は、本発明による端末ノードを通過する信号の流れを示
すブロック図である。
【図11】 図11は、SONET/SDHクロスコネクト・マトリクス、
ATMスイッチ、VPXマトリクス、あるいはIPルーティング・マトリクスと
なり得る内部クロスコネクト装置を有する、本発明によるヘッドエンド・ノード
を通過する信号の流れを示すブロック図である。
【図12】 図12は、SONET/SDHベースのバーチャル・スター・
ネットワーク上のATMとIPプロトコルの両方でルーティングするように構成
された、本発明による他の実施例のヘッドエンド・ノードを通過する信号の流れ
を示すブロック図である。
【図13】 図13は、SONET/SDHベースのネットワーク上を伝送
されるATMに内包されたIPデータをルーティングするように構成された、他
の実施例におけるヘッドエンド・ノードを通過する信号の流れを示す、図12に
やや類似したブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 3/08

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光波長分割多重リング・ネットワークに接続された複数のノ
    ード間にて通信を行うためのシステムであって、 前記リング・ネットワークに接続され第1の波長の信号を送受信し、他の波長
    の信号の透過を可能とする構成の通信サブシステムと、複数の機器に接続され前
    記機器による前記リング・ネットワーク上の通信を可能とする構成のトリビュタ
    リ・サブシステムと、前記トリビュタリ・サブシステムと前記通信サブシステム
    とに接続され、前記複数の機器と前記リング・ネットワークとの間にて信号を伝
    送する多重化サブシステムとを有する第1の端末ノードと、 前記リング・ネットワークに接続され第2の波長の信号を送受信し、他の波長
    の信号の透過を可能とする構成の通信サブシステムと、複数の機器に接続され前
    記機器による前記リング・ネットワーク上の通信を可能とする構成のトリビュタ
    リ・サブシステムと、前記トリビュタリ・サブシステムと前記通信サブシステム
    とに接続され、前記複数の機器と前記リング・ネットワークとの間にて信号を伝
    送する多重化サブシステムとを有する第2の端末ノードと、 前記リング・ネットワークに接続され前記第1の波長および前記第2の波長の
    信号を送受信するヘッドエンド・ノードとを有し、前記ヘッドエンド・ノードは
    、前記第1の波長および前記第2の波長で受信した信号を分離する逆多重化装置
    と、出力波長を決定し、その波長で、前記受信信号に含まれたアドレス情報に基
    づいて受信信号を伝送する一体型クロスコネクト・モジュールと、前記受信信号
    を結合して、前記第1の波長および前記第2の波長で前記リング・ネットワーク
    上を伝送する多重化装置とを有するシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1の通信サブシステムおよび前記第2の通信サブシス
    テムは、前記リング・ネットワークに接続された光アド/ドロップ多重化装置を
    含む請求項1のシステム。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドエンド・ノードは、複数の機器に接続され前記機
    器を前記リング・ネットワーク上にて通信可能とする構成のトリビュタリ・サブ
    システムを含む請求項1のシステム。
  4. 【請求項4】 前記端末ノードおよび前記ヘッドエンド・ノードは、同期光
    ネットワーク通信標準を用いて信号を送受信する請求項1のシステム。
  5. 【請求項5】 前記ヘッドエンド・ノードは同期光ネットワーク通信標準を
    使用して信号を送受信し、サブセットの信号はさらに前記通信標準によってフレ
    ーム化された通信プロトコルを使用し、前記ヘッドエンド・ノードは前記通信プ
    ロトコルのためのアドレス情報を決定する少なくとも一つのプロトコル・サブシ
    ステムを含み、前記ヘッドエンド・ノードは前記通信プロトコルを用いて前記少
    なくとも一つのプロトコル・サブシステムに信号を送る構成とされる請求項1の
    システム。
  6. 【請求項6】 前記通信標準はSONETおよびSDHの一方であり、かつ
    、前記通信プロトコルはIPである請求項5のシステム。
  7. 【請求項7】 前記通信標準はSONETおよびSDHの一方であり、かつ
    、前記通信プロトコルはATMである請求項5のシステム。
  8. 【請求項8】 前記通信標準はSONETおよびSDHの一方であり、かつ
    、前記通信プロトコルはATMにカプセル化されたIPである請求項5のシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記ヘッドエンド・ノードは前記同期光ネットワーク通信標
    準を使用して信号を送受信し、第1サブセットの信号はさらに前記通信標準によ
    ってフレーム化された通信プロトコルを使用し、かつ第2サブセットの信号はさ
    らに前記通信標準によってフレーム化された第2の通信プロトコルを使用し、前
    記ヘッドエンド・ノードは前記第1通信プロトコルおよび前記第2通信プロトコ
    ルのためのアドレス情報を決定する第1および第2プロトコル・サブシステムを
    含み、前記ヘッドエンド・ノードは前記第1の通信プロトコルを用いて前記第1
    のプロトコル・サブシステムに信号を送り、前記第2の通信プロトコルを用いて
    前記第2のプロトコル・サブシステムに信号を送る構成とされる請求項1のシス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記第1の通信標準はSONETおよびSDHの一方であ
    り、前記第1の通信プロトコルはIPであり、前記第2の通信プロトコルはAT
    Mである請求項9のシステム。
  11. 【請求項11】 前記ヘッドエンド・ノードは、前記多重化装置に接続され
    前記第1の波長および前記第2の波長でそれぞれ信号を送る第1および第2のト
    ランスミッターと、逆多重化装置に接続され前記第1の波長および前記第2の波
    長で信号をそれぞれ受信する第1および第2のレシーバーとを含む請求項1のシ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記リング・ネットワークは情報を時計回りに伝送する第
    1のリングと、情報を反時計回りに伝送する第2のリングとを含み、前記第1の
    通信サブシステムは前記第1のリングおよび前記第2のリングにそれぞれ接続さ
    れた1組のトランシーバーを有し、前記第2の通信サブシステムは前記第1のリ
    ングおよび前記第2のリングにそれぞれ接続された1組のトランシーバーを有し
    、前記逆多重化装置は前記第1のリングおよび前記第2のリングにそれぞれ接続
    された1組の逆多重化装置を含み、前記多重化装置は前記第1のリングおよび前
    記第2のリングにそれぞれ接続された1組の多重化装置を含む請求項1のシステ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記第1の通信サブシステムはさらに前記1組のトランシ
    ーバーが受信した1組の信号を比較して各信号の品質パラメータに基づいて前記
    1組の信号から1個の信号を選択するセレクタを有する請求項12のシステム。
  14. 【請求項14】 前記ヘッドエンド・ノードはさらに前記1組の逆多重化装
    置が受信した1組の信号を比較して各信号の品質パラメータに基づいて前記1組
    の信号から1個の信号を選択するセレクタを有する請求項12のシステム。
  15. 【請求項15】 情報を時計回りに伝送する第1のリングと情報を反時計回
    りに伝送する第2のリングとを含む光波長分割多重リング・ネットワークに接続
    された複数のノード間にて通信を行うシステムであって、 前記リング・ネットワークに接続され第1および第2の波長の信号を送受信す
    るヘッドエンド・ノードを有し、前記ヘッドエンド・ノードは前記リング・ネッ
    トワークから前記第1の波長および前記第2の波長で受信した信号を分離する逆
    多重化装置と、前記第1のリングおよび前記第2のリングからそれぞれ受信した
    1組の信号から、各信号の品質パラメータに基づいて、1個の信号を選択するセ
    レクタと、受信した信号を送信する出力波長を決定するクロスコネクト・モジュ
    ールと、前記第1の波長および前記第2の波長で前記リング・ネットワーク上を
    伝送するため前記受信信号を結合する多重化装置とを有するシステム。
  16. 【請求項16】 前記リング・ネットワークに接続され第1の波長の信号を
    送受信し、他の波長の信号の透過を可能とする第1の通信サブシステムを備えた
    第1の端末ノードであって、前記第1の通信サブシステムは、前記第1のリング
    および前記第2のリングにそれぞれ接続された第1の組のトランシーバーと、前
    記第1の組のトランシーバーが受信した前記1組の信号から各信号の品質パラメ
    ータに基づいて1個の信号を選択する第1のセレクタとを有している、第1の端
    末ノードと、 前記リング・ネットワークに接続され第2の波長の信号を送受信し、他の波長
    の信号の透過を可能とする第2の通信サブシステムを備えた第2の端末ノードで
    あって、前記第2の通信サブシステムは前記第1のリングおよび前記第2のリン
    グにそれぞれ接続された第2の組のトランシーバーと、前記第2の組のトランシ
    ーバーが受信した前記1組の信号から各信号の品質パラメータに基づいて1個の
    信号を選択する第2のセレクタとを有する第2の端末ノードとをさらに備える請
    求項15のシステム。
  17. 【請求項17】 光波長分割多重リング・ネットワークに接続され主通信標
    準を用いて複数のノード間にて通信を行い、少なくともいくつかのノードは、前
    記主通信標準によってフレーム化された少なくとも一つの副通信プロトコルを用
    いて信号を送受信するシステムであって、 前記リング・ネットワークに接続され第1の波長および第2の波長の信号を送
    受信するヘッドエンド・ノードを有し、前記ヘッドエンド・ノードは、前記第1
    の波長および前記第2の波長で受信された信号を分離する逆多重化装置と、受信
    信号を送信する出力波長を決定するクロスコネクト・モジュールと、前記分離さ
    れた受信信号を結合し前記第1の波長および前記第2の波長で前記リング・ネッ
    トワークを伝送する多重化装置と、前記クロスコネクト・モジュールに接続され
    前記受信信号の前記少なくとも一つの副プロトコルのためのアドレス情報を決定
    する少なくとも一つのプロトコル・サブシステムとを有するシステム。
  18. 【請求項18】 前記主通信標準はSONETおよびSDHの一方であり、
    前記少なくとも一つの副通信プロトコルはIPを含む請求項17のシステム。
  19. 【請求項19】 前記主通信標準はSONETおよびSDHの一方であり、
    前記少なくとも一つの副通信プロトコルはATMを含む請求項17のシステム。
  20. 【請求項20】 前記主通信標準はSONETおよびSDHの一方であり、
    前記少なくとも一つの副通信プロトコルはさらにIPを含む請求項19のシステ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記主通信標準はSONETおよびSDHの一方であり、
    前記少なくとも一つの副通信プロトコルはさらにATMにカプセル化されたIP
    を含む請求項19のシステム。
  22. 【請求項22】 主通信標準と、前記主通信標準によってフレーム化された
    副通信プロトコルとを用いて光波長分割多重リング・ネットワークにおいて2つ
    のノード間で信号を通信する方法であって、 前記リング・ネットワークに接続された第1の端末ノードを用意して、第1の
    波長の信号を送受信し他の波長の信号の透過を可能とし、 前記リング・ネットワークに接続された第2の端末ノードを用意して、第2の
    波長の信号を送受信し他の波長の信号の透過を可能とし、 前記リング・ネットワークに接続されたヘッドエンド・ノードを用意して、前
    記第1および第2の両方の波長の信号を送受信し、 前記ヘッドエンド・ノードにて前記第1および第2の波長で伝送される信号を
    受信し、 前記副通信プロトコルによってエンコードされた前記信号における情報に基づ
    いて前記ヘッドエンド・ノードにて受信された信号に対して宛先アドレス情報を
    決定し、 前記宛先アドレス情報に基づいて前記第1および第2の波長のうちの一つの波
    長で、前記ヘッドエンド・ノードにて受信された信号を再伝送する方法。
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