JP2002373172A - 特定物情報確認システム - Google Patents

特定物情報確認システム

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JP2002373172A
JP2002373172A JP2001181330A JP2001181330A JP2002373172A JP 2002373172 A JP2002373172 A JP 2002373172A JP 2001181330 A JP2001181330 A JP 2001181330A JP 2001181330 A JP2001181330 A JP 2001181330A JP 2002373172 A JP2002373172 A JP 2002373172A
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portable terminal
processing center
confirmation system
transmitting
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JP2001181330A
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English (en)
Inventor
Tadao Mizoguchi
督生 溝口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現実の社会活動で物理的に認知した対象物の
情報をその場にいながら入手することが可能な特定物情
報確認システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 対象物104の認識判断を行う対象物認
識手段103を備える携帯端末101と、携帯端末10
1の位置情報を確認する位置確認機能106と、携帯端
末101の所有者が情報を確認したい対象物を特定する
対象物特定手段110と、特定された対象物に関する各
種情報を所有する情報データベース113と、携帯端末
101の所有者が特定した対象物の情報を情報データベ
ース113から抽出する特定物情報抽出手段114を有
する情報処理センター112と、情報処理センター11
2に対して特定された対象物を通知する対象物情報送信
手段107と、情報処理センター112が抽出した情報
を携帯端末101に送信する情報提供手段115とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末とその基
地局とを利用して、特定の不動産、動産などの特定物に
関する情報を欲する利用者に対し、必要な情報の発信を
行い、利用者による確認を可能とする特定物情報確認シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話やPHS、PDA、カー
ナビゲーションシステムなどの携帯端末において、イン
ターネットや専用ネットなどとの接続により各種グルメ
情報や映画情報などを提供するシステムが構築されてい
る。これらの情報を提供するシステムでは、利用者があ
らかじめ対象となる店舗やビルなどの不動産の名称や住
所を特定して検索し、その結果情報が送信され情報を確
認することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システムでは、利用者があらかじめ店舗やデパートなど
を特定し、事前に調査するという場合においてのみしか
使うことができない。しかしながら、現実の経済活動・
社会活動においては、街中を散策中に偶然見かけた商店
や商品の情報を入手してその場で活用したいという欲求
の方が多い。
【0004】特にグルメ雑誌などの情報が氾濫している
現代社会においては、事前に調査をしていない場合に偶
然見かけた商店では、値段や提供内容などの不安要素が
多く、その商店に入りにくい場合も少なくない。あるい
は、偶然見かけた新商品に関して適切な情報が得られな
いために、この新商品の購入に踏み切れないなどの商取
引の機会を喪失している場合も少なくない。
【0005】情報過多の現代社会において、これらのよ
うに適時適切に情報が得られないことによって商取引の
機会を逸するのは、供給者にとっても需要者にとっても
不利益である。かと言って、需要者が氾濫する情報から
事前に調査しておくことだけを期待するのでは不充分で
ある。
【0006】このため、現実の社会活動の中において需
要者が物理的に目にした対象物(店舗やデパートなどの
不動産、商品などの動産、その他自然物等)について興
味を有した場合、この対象物を的確に特定してその情報
を提供し、利用者が確認することのできるシステムの構
築は、ますますの商取引機会拡大のためにも重要となっ
てきている。
【0007】しかしながら、従来のシステムでは、あら
かじめ利用者が対象物を名称や住所などから特定したう
えで情報を入手すること、すなわち事前情報収集しかで
きず、偶然発見した対象物の情報を入手したり、雑居ビ
ル内に存在する店舗やオフィスを確認するなどはでき
ず、現実の社会活動で物理的に認知した対象物の情報を
入手するなどの、人間行動に沿った情報の提供・確認の
手段が構築されていないという問題がある。
【0008】そこで、本発明では、現実の社会活動で物
理的に認知した対象物の情報をその場にいながら入手す
ることが可能な特定物情報確認システムを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、対象物の認識判断を行う認識手段を備える
携帯端末と、同携帯端末の位置情報を確認する位置確認
機能と、前記携帯端末の所有者が情報を確認したい対象
物を特定する対象物特定手段と、当該特定された対象物
に関する各種情報を所有するデータベースと、前記携帯
端末の所有者が特定した対象物の情報を前記データベー
スから抽出する情報抽出手段を有する情報処理センター
と、該情報処理センターに対して特定された対象物を通
知する対象物情報送信手段と、該情報処理センターが抽
出した情報を前記携帯端末に送信する情報提供手段とを
備えた特定物情報確認システムである。
【0010】本発明によれば、携帯端末所有者が現実の
社会活動で物理的に認知した対象物の情報をその場にい
ながら入手することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、対象物
の認識判断を行う認識手段を備える携帯端末と、同携帯
端末の位置情報を確認する位置確認機能と、携帯端末の
所有者が情報を確認したい対象物を特定する対象物特定
手段と、当該特定された対象物に関する各種情報を所有
するデータベースと、携帯端末の所有者が特定した対象
物の情報をデータベースから抽出する情報抽出手段を有
する情報処理センターと、該情報処理センターに対して
対象物を特定するための要件を通知する対象物情報送信
手段と、該情報処理センターが抽出した情報を携帯端末
に送信する情報提供手段とを備えた特定物情報確認シス
テムであり、携帯端末所有者が現実の社会活動で物理的
に認知した対象物の情報をその場にいながら入手するこ
とが可能となる。
【0012】請求項2に記載の発明は、携帯端末は、対
象物を特定するための撮像素子を備え、該撮像素子にて
撮影された画像を発信する機能を備えた請求項1記載の
特定物情報確認システムであり、より容易に対象物の特
定を行うことが可能となる。
【0013】請求項3に記載の発明は、対象物は、予め
各対象物を特定するためのアドレスなどの情報を発信す
る発信源を備え、携帯端末は、発信源と情報交換を行う
手段を備えるものとした請求項1記載の特定物情報確認
システムであり、携帯端末はこの発信源と情報交換を行
うことで、基地局に対し対象物特定を容易にする情報の
発信が可能となる。
【0014】請求項4に記載の発明は、携帯端末は、所
有者が情報を入手したい対象物の住所や名称などのキー
ワードを情報処理センターに発信するキーワード発信手
段を備えた請求項1記載の特定物情報確認システムであ
り、対象物をより容易に特定することが可能となる。
【0015】請求項5に記載の発明は、携帯端末は、情
報処理センターから発信された情報を液晶画面などで表
示する手段を備えた請求項1記載の特定物情報確認シス
テムであり、情報処理センターから発信された情報を携
帯端末の液晶画面などで表示することで、入手した情報
を画像やテキスト情報として確認・理解することが可能
となる。
【0016】請求項6に記載の発明は、携帯端末は、情
報処理センターから発信された情報を音声として再生す
る再生手段と、同再生手段による音声再生と表示手段に
よる画像表示とを切り替える切り替え手段と備えた請求
項5記載の特定物情報確認システムであり、形態端末所
有者の任意の選択により画像やテキスト情報と音声情報
とを任意に選択し、提供される情報の確認手段が複数と
なることで、入手情報の広範囲な活用が可能となる。
【0017】請求項7に記載の発明は、携帯端末は、情
報処理センターに対象物の情報を送信する際、該情報に
合わせて特定したい項目に関する情報も送信するものと
し、情報処理センターはこれに関する情報のみ返信する
ものとした請求項1記載の特定物情報確認システムであ
り、本システムを利用する利用者が、特定した対象物に
関する情報のうち特定の項目に関るものだけを入手した
い場合に、利用者の要求する特定の情報のみを確認する
ことが可能となる。
【0018】請求項8に記載の発明は、携帯端末は、特
定したい項目に関する情報を音声もしくはデータ通信の
いずれかもしくは両方により選択可能とした請求項7記
載の特定物情報確認システムであり、利用者が必要とす
る情報の選択を容易にすることができる。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は本発明の第1実施
の形態における特定物情報確認システムの基本構成を示
すブロック図である。
【0021】図1において、101は携帯電話やPH
S、PDA、カーナビゲーションシステムなどの携帯端
末である。104は商店やデパートなどの不動産あるい
は商品などの動産を表しており、携帯端末101の所有
者が社会活動中に物理的に認識し、興味を抱いた対象物
である。携帯端末101は、対象物認知102を通じて
対象物104を物理的に認識し、対象物を特定するため
の情報を獲得する対象物認識手段103を備える。
【0022】基地局105は、携帯端末101の位置情
報を確認する位置確認機能106を備え、この位置情報
から対象物104の概略の住所などを割り出すことが可
能である。これら2つの情報により、携帯端末101の
所有者は、興味を持った対象物104の名称や住所など
を知らない場合でも、対象物104を特定するための要
件を、対象物情報送信手段107により情報処理センタ
ー112に対して提供することが可能となる。
【0023】基地局105の対象物情報送信手段107
より情報送信109のルートを通じて、上記対象物を特
定するために必要な情報が情報処理センター112に送
信され、情報処理センター112内に存在する対象物特
定手段110に当該情報が送信される。対象物特定手段
110においては、送信された携帯端末101の位置情
報と携帯端末101の対象物認識手段103により認識
された対象物104の情報(対象物認識情報108)と
から対象物104を特定する。この際、情報処理センタ
ー112内にある情報データベース113の対象物特定
結果通知111の情報も利用する。これらにより、携帯
端末101の所有者が偶然見かけた対象物が、「何と言
う店舗であるか、何と言う物品であるか」が特定される
ことになり、現実の社会活動の中で興味を有した対象物
の情報を確認する準備が整うことになる。
【0024】情報データベース113には種々のデータ
が登録されており、特定物情報抽出手段114は、特定
された対象物104の名称などをキーワードとしてデー
タベース情報を検索し、必要な項目を抽出して一つの情
報を組み立てる。特定物情報抽出手段114により抽出
された対象物104の情報は、情報提供手段115を通
じて情報送信手段116により基地局105に返信され
る。
【0025】基地局105は情報処理センター112か
ら受け取った情報を、携帯端末101に対して送信する
情報送信117を通じて携帯端末101に提供する。携
帯端末101においては、受信した情報を情報確認手段
118により理解可能な状態に変換し、所有者に対して
通知する。
【0026】携帯端末101に提供される情報には、例
えば対象物104がレストランであれば、そのメニュー
や料金、特典や今までの利用者による情報などが該当す
る。利用者は、これらの情報が確認できれば当該レスト
ランを利用することを決断でき、事前に調査していなか
った対象物104の利用が容易となる。その結果、商取
引機会が拡大することにつながり、供給者にとっても有
益である。
【0027】以上のように第1実施の形態に係るシステ
ムにより、携帯端末101の所有者が偶然に見かけた対
象物104に興味を抱いた場合に、当該対象物104の
名称などの知識を有していない場合であっても、即座に
当該対象物104に関する情報を入手することが可能と
なり、現実の社会活動の中において適時適切に情報を確
認することで、各種商取引の機会の拡大をも可能とす
る。
【0028】(実施の形態2)図2は本発明の第2実施
の形態における特定物情報確認システムに係る携帯端末
を示す模式図である。
【0029】本発明の特定物情報確認システムおいて
は、対象物104の認識を行う必要があるが、本発明の
第2実施の形態においては、携帯端末201に備えるC
CDカメラなどの撮像素子202による対象物104の
画像撮影により、この対象物104の認識を行う。
【0030】携帯端末201の所有者が見かけた対象物
104を特定するにあたっては、その視覚的情報を情報
処理センター112に送信するのが非常に効率が良い。
対象物104が店舗や商店のような不動産であれば、基
地局105の有する位置確認機能106により大まかな
位置を確定した後、対象の商店の外観画像、特に正面玄
関の画像や名称の画像等が加わるとこの対象物104を
特定するのが容易となる。
【0031】あるいは、対象物104が商品などの動産
であれば、外見の写真はより重要となり、これをもって
対象物特定手段110は、その対象物104の特定が容
易となり、本システムの利用度が向上する。
【0032】以上のように第2実施の形態に係るシステ
ムにより、対象物104の特定がより容易となり、結果
として本システムの利用の促進を実現することが可能と
なる。
【0033】(実施の形態3)図3は本発明の第3実施
の形態における特定物情報確認システムに係る対象物認
識手段の概念図である。
【0034】図3において、301は店舗などの対象物
を示し、302は携帯端末である。第1実施の形態や第
2実施の形態においては、対象物を特定するための情報
を認識するに際し、外観画像を撮像素子202で撮影す
ることで対応している。しかしながら、外観の画像のみ
では対象物特定手段110において、対象物が何である
かを特定するのは困難な場合も少なくない。あるいは間
違って特定した情報を、最終的に情報提供手段115を
用いて利用者に提供してしまう可能性もある。このよう
なことは利用者にとっても情報提供により商取引機会を
得る供給者にとっても好ましいことではない。このた
め、本システムにおいては、対象物をいかに正確に特定
できるかが問題となる。供給者側にとっては正確に特定
するための必要な情報を携帯端末所有者に対して提供す
ることが簡便な解決方法である。
【0035】そこで、供給者側になり得る店舗等は、携
帯端末302で読み取り可能な発信源303を持ち、当
該発信源303から店舗名、住所など最低限特定するに
必要なアドレスなどの情報304を携帯端末302に伝
達し、携帯端末302はこれを基地局105に送信する
ことで、対象物104の特定を容易とする情報を伝達す
ることが可能となる。
【0036】ここで、読み取り可能な発信源303とし
ては、非接触型のカードリーダーなどが考えられる。
【0037】以上のような構成により、対象物104の
特定が容易となる。
【0038】(実施の形態4)第2実施の形態において
は、対象物104を特定するための情報として撮像素子
202により撮像した対象物104の外観の画像を用い
ている。第3実施の形態においては、対象物104を特
定するために予め店舗等に対象物104を特定する情報
発信を行わせる発信源303を付加している。
【0039】しかしながら、撮像素子202により撮像
した画像を用いる場合には特定するだけの情報とならな
い可能性があり、発信源303を用いるにしても、予め
全ての対象物104に付加することは現実的ではない。
【0040】ここで、携帯端末所有者は対象物に関して
一定の情報、例えば概略の位置や名称、あるいは外観の
特徴などに関しては判断することが可能である。そこ
で、第2実施の形態や第3実施の形態の構成に加えて、
所有者が認識できる情報を携帯端末から情報処理センタ
ーへキーワードとして送信する手段を付加する。例え
ば、上記のように、対象物の名称や特徴などの項目に沿
って、任意に定められたキーワードを携帯端末から送信
する。これにより、対象物特定手段110において、対
象物の特定がより容易になり、本システムの正確性が向
上する。
【0041】(実施の形態5)図4は本発明の第5実施
の形態における特定物情報確認システムに係る携帯端末
の模式図である。
【0042】401は携帯端末を表しており、当該携帯
端末401は液晶などで構成される画面402を備え
る。情報処理センター112から情報提供手段115を
通じて送られてくる情報は、利用者がその内容を理解で
きる状態にならなくては活用が図れない。そこで、画面
402において、送信されたデータ情報をテキストや画
像に変換して表示することで利用者が当該情報を活用す
ることが出来るようになる。
【0043】図4においては、画面402に情報403
が表示された例を示しており、当該例では特定された対
象物104がレストランであり、情報403としてメニ
ューや料金、現在の特典内容などが表示されている。こ
れにより、情報を入手した利用者は当該レストランに対
して興味を有し、これを利用することを決定しうる可能
性が高くなり、商取引機会の拡大が可能となりうる。
【0044】以上の構成により、送信された情報が適切
に利用者が理解できる形で認識されることで、商取引機
会を拡大することが可能となる。
【0045】(実施の形態6)第5実施の形態によれ
ば、情報処理センター112から送信された情報は、液
晶などの画面402上にテキストや画像などで表示され
ることになる。しかしながら、利用者にとっては画像デ
ータよりも音声によるデータの方が都合が良い場合もあ
りうる。特に年配の方などは、テキストでの確認は馴染
みがなく、音声による案内のほうが安心感を覚える効果
がある。
【0046】そこで、第6実施の形態においては、画像
ではなく音声による情報にて提供することも可能とし、
これらを利用者の要求に応じて切りかえられる切替え装
置を携帯端末側で持つことにより、利用者はいずれの方
式で情報を入手するかを選択することができ、都合の良
い方式にて情報を入手して活用することが可能となる。
【0047】以上の構成により、利用者にとって入手情
報の活用の幅を広げることで、当該システムの活用度を
高めることが可能となる。
【0048】(実施の形態7)第1実施の形態から第6
実施の形態までに示した例によれば、携帯端末所有者は
偶然に見かけた対象物に関する種々の情報を上記手法に
より入手して活用することが可能となる。しかしなが
ら、情報処理センター112から送信される情報は多岐
にわたっており、その量も非常に多いことがありうる。
さらに、システムの発展に伴い情報の項目も次々と増え
ていくことが予想される。
【0049】このような多量の情報を受信した場合、利
用者は情報の中からいずれを自分で活用することが適切
であるのか混乱する可能性がある。さらに、大量のデー
タが送信されることで、利用者にとって必要とする項目
を探し出すことが困難となったり、必要な情報を見逃し
てしまうなどの弊害が生じる可能性もある。特に、自分
の希望する項目に限定して情報を入手したいと考える利
用者は数多くいるものと考えられる。これらの要求に応
えるため、対象物を特定し情報を提供する本システムに
おいて、あらかじめ携帯端末所有者が対象物を特定する
ための情報を送信する際に、入手必要な項目を限定して
送信することとする。
【0050】まず、情報送信の際にあらかじめ携帯端末
所有者が入手したい項目を選択する。続いて、選択した
項目を第1実施の形態などで説明した対象物を特定する
ための情報と合わせて送信する。例えば、対象物が料理
を提供する店舗であれば値段とメニューだけを指定し、
その他の情報は不要とするなどの指定である。情報処理
センター112においては、当該情報を基に情報データ
ベース113から対応する必要な情報のみを特定物情報
抽出手段114により抽出し、当該抽出した情報を情報
提供手段115を通じて送信することで、利用者にとっ
て利用可能な状態にする。
【0051】これにより、利用者は対象物に関して必要
とする情報のみを入手することが可能となり、情報の処
理が容易となるメリットが生じ、結果として商取引の機
会が拡大することともなり、当該システムの活用度が向
上することになる。
【0052】(実施の形態8)第7実施の形態に示す例
では、利用者が入手する情報を一定のものに限るため、
対象物を特定するための情報と共に必要とする情報の項
目を限定して送信している。
【0053】ここで入手したい情報の特定においては幾
つかの方法が存在するが、第8実施の形態においては、
一つには携帯端末上でテキスト入力しこれを送信する方
法、一つには携帯端末から所有者が音声にて発信するこ
とで送信する方法を示す。
【0054】すなわち、携帯端末上で必要な項目のキー
ワードに関してテキスト入力して送信する、あるいはあ
らかじめシステムにおいて取り決められた書式に対して
必要事項をチェックしたテキストを送信する等の方式に
て入手したい情報を決定する。
【0055】あるいは、音声にてキーワードを設定した
り、あらかじめシステムにおいて取り決められた音声応
答システムに応じて情報を決定する。
【0056】図5にテキストにより入手を希望する項目
を決定する例を示す。501は携帯端末上に付属する画
面であり、あらかじめ当該システムにより決められた書
式での選択方式が表されている。502は選択項目であ
り、この例では対象物がレストラン等の料理を提供する
店舗となっている。このため、あらかじめ設定されてい
る書式にはメニューや値段、シェフの履歴などの項目が
表示されている。503はこれらを選択するラジオボタ
ンであり、ラジオボタン503をチェックすることで入
手したい項目を選択し、これを送信して入手する情報を
限定することが可能となる。
【0057】結果として、第7実施の形態と第8実施の
形態によれば、利用者にとって受信情報の処理が容易と
なり、当該システムの活用度が高まり、商取引の機会向
上という当初の目的を達成することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0059】(1)請求項1に記載の発明により、現実
の社会的活動の中で偶然に視覚した対象物に関して、情
報処理センターの有する情報データベースに蓄積されて
いる情報を適時適切に入手でき、当該情報提供の結果需
要者にとって有益となり商取引の機会拡大を実現するこ
とが可能となる。
【0060】(2)請求項2に記載の発明により、本シ
ステムで情報を入手する際に最も重要となる対象物特定
を容易化することが可能となる。
【0061】(3)請求項3に記載の発明により、本シ
ステムで情報を入手する際に最も重要となる対象物特定
を確実に行うことが可能となる。
【0062】(4)請求項4に記載の発明により、請求
項2または3に記載の発明と同様、対象物を特定するこ
とを容易化することができる。
【0063】(5)請求項5に記載の発明により、当該
システムにおいて発信された情報を受信した利用者が、
当該情報を理解することが容易となり、システムの活用
度を向上させることが可能となる。
【0064】(6)請求項6に記載の発明により、テキ
スト情報以外に音声によって、入手した情報を確認する
ことができ、結果としてシステムの活用度を向上させる
ことが可能となる。
【0065】(7)請求項7に記載の発明により、利用
者が必要とする情報のみを受信することが可能となり、
利用者にとって当該情報の利用の容易性を高めること
で、結果としてシステムの活用度を向上させることがで
きる。
【0066】(8)請求項8に記載の発明により、利用
者が必要とする情報の選択を容易とすることで、情報利
用の容易性を高め、結果としてシステムの活用度を向上
させ、商取引機会の拡大が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態における特定物情報確
認システムの基本構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2実施の形態における特定物情報確
認システムに係る携帯端末の模式図
【図3】本発明の第3実施の形態における特定物情報確
認システムに係る対象物認識手段の概念図
【図4】本発明の第5実施の形態における特定物情報確
認システムに係る携帯端末の模式図
【図5】本発明の第8実施の形態における特定物情報確
認システムに係る携帯端末の模式図
【符号の説明】
101 携帯端末 102 対象物認知 103 対象物認識手段 104 対象物 105 基地局 106 位置確認機能 107 対象物情報送信手段 108 対象物認識情報 109 情報送信 110 対象物特定手段 111 対象物特定結果通知 112 情報処理センター 113 情報データベース 114 特定物情報抽出手段 115 情報提供手段 116 情報送信手段 117 情報送信 118 情報確認手段 201 携帯端末 202 撮像素子 301 対象物 302 携帯端末 303 発信源 304 情報 401 携帯端末 402 画面 403 情報 501 画面 502 選択項目 503 ラジオボタン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 H04Q 7/20 H04Q 7/04 Z 7/34 H04B 7/26 106B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物の認識判断を行う認識手段を備える
    携帯端末と、同携帯端末の位置情報を確認する位置確認
    機能と、前記携帯端末の所有者が情報を確認したい対象
    物を特定する対象物特定手段と、当該特定された対象物
    に関する各種情報を所有するデータベースと、前記携帯
    端末の所有者が特定した対象物の情報を前記データベー
    スから抽出する情報抽出手段を有する情報処理センター
    と、該情報処理センターに対して前記対象物を特定する
    ための要件を通知する対象物情報送信手段と、該情報処
    理センターが抽出した情報を前記携帯端末に送信する情
    報提供手段とを備えたことを特徴とする特定物情報確認
    システム。
  2. 【請求項2】前記携帯端末は、対象物を特定するための
    撮像素子を備え、該撮像素子にて撮影された画像を発信
    する機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の特定
    物情報確認システム。
  3. 【請求項3】前記対象物は、予め各対象物を特定するた
    めのアドレスなどの情報を発信する発信源を備え、前記
    携帯端末は、前記発信源と情報交換を行う手段を備える
    ものとしたことを特徴とする請求項1記載の特定物情報
    確認システム。
  4. 【請求項4】前記携帯端末は、所有者が情報を入手した
    い対象物の住所や名称などのキーワードを情報処理セン
    ターに発信するキーワード発信手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の特定物情報確認システム。
  5. 【請求項5】前記携帯端末は、情報処理センターから発
    信された情報を液晶画面などで画像情報として表示する
    表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の特定
    物情報確認システム。
  6. 【請求項6】前記携帯端末は、情報処理センターから発
    信された情報を音声として再生する再生手段と、同再生
    手段による音声再生と前記表示手段による画像表示とを
    切り替える切り替え手段と備えたことを特徴とする請求
    項5記載の特定物情報確認システム。
  7. 【請求項7】前記携帯端末は、情報処理センターに対象
    物の情報を送信する際、該情報に合わせて特定したい項
    目に関する情報も送信するものとし、前記情報処理セン
    ターはこれに関する情報のみ返信するものとしたことを
    特徴とする請求項1記載の特定物情報確認システム。
  8. 【請求項8】前記携帯端末は、前記特定したい項目に関
    する情報を音声もしくはデータ通信のいずれかもしくは
    両方により選択可能としたことを特徴とする請求項7記
    載の特定物情報確認システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7801674B2 (en) 2006-01-31 2010-09-21 Fujifilm Corporation Terminal device, server, system and program for retrieving landmark name

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