JP2002371490A - 紙の品質管理システム - Google Patents

紙の品質管理システム

Info

Publication number
JP2002371490A
JP2002371490A JP2001177825A JP2001177825A JP2002371490A JP 2002371490 A JP2002371490 A JP 2002371490A JP 2001177825 A JP2001177825 A JP 2001177825A JP 2001177825 A JP2001177825 A JP 2001177825A JP 2002371490 A JP2002371490 A JP 2002371490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
quality control
production
quality
characteristic value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001177825A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Ohashi
耐ニ 大橋
Hiroshi Tokita
浩 時田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Xerox Office Supply Co Ltd
Original Assignee
Fuji Xerox Office Supply Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Office Supply Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Office Supply Co Ltd
Priority to JP2001177825A priority Critical patent/JP2002371490A/ja
Publication of JP2002371490A publication Critical patent/JP2002371490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】紙の生産処点での環境条件が消費地での環境条
件とは著しく異なっていても、消費地で使用する際に良
好な品質特性が得られる紙を製造するためのシステムを
提供すること。 【構成】紙の生産拠点I〜IVと品質管理拠点1とを通信
回線6〜9で結びコンピュータ制御により紙の品質管理
を行う品質管理システムであって、次の(イ)〜(ニ)
の工程を有する紙の品質管理システム。 (イ)前記生産拠点で生産される各種紙の特性値データ
を前記品質管理拠点で受信する工程、(ロ)前記品質管
理拠点において前記各種紙又はこの紙と略同一特性を有
する紙試料の特性を測定する工程、(ハ)上記A工程で
受信した特性値データと前記(ロ)工程で測定した特性
値データから各種紙特性の測定値間の相関関係を回帰分
析により回帰式として求めコンピュータの記憶装置に記
憶する工程、(ニ)前記品質管理拠点での所定の紙の特
性値を選択し、その特性値に応じた上記生産拠点での特
性値を前記(ハ)工程で記憶された回帰式より求め該特
性値データを前記生産拠点へ送信する工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種紙の品質管
理システムに関し、詳しくは、電子写真方式に使用する
複写用紙、インクジェットプリンター記録用紙、熱転写
用複写用紙、小型印刷機用複写用紙など、オフイスや家
庭で使用されている各種OA機器に使用される紙の品質
管理システムに関する。さらに詳しくは、本発明は、紙
の生産処点が海外であるなど、品質管理地点ないしは消
費地点とは周囲環境が大きく異なる場所にあっても、品
質管理地点より適切な製造条件を生産処点に示すことに
より、消費地点では使用時に好ましい特性の紙が得られ
るようにするための品質管理システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】電子写真方式の複写
機、プリンターなどは、感光体の表面上に帯電させるこ
とにより電荷像を形成し、この電荷像と逆極性の電荷を
もつトナー粒子で現像(ポジ型)もしくは同極性のトナ
ー粒子で反転現像(ネガ型)することによりトナー粒子
を電荷像に付着させ、次いで、転写紙を感光体面に接触
させて紙の裏面より与えられたコロナ放電の作用によっ
て可視像を転写紙に転写させ、その後、熱あるいは圧力
などにより転写紙に定着させて、複写画像を得るもので
ある。この電子写真方式の複写機等は、普通の用紙に複
写できるために「普通紙」複写機などと呼ばれ、使用さ
れる電子複写用紙(PPC用紙)も普通紙タイプの用紙
と言われている。
【0003】しかし、このPPC用紙は、その特性が複
写機の走行性、作業性、複写品質などに影響するため、
一般上質紙並の品質を備えているだけでは足らず、さら
にいくつかの独自の品質特性を備えている必要がある。
すなわち、PPC用紙に要求される独自の品質特性とし
ては、少なくとも次のものが挙げられる。 (1)転写性(感光体に現像された電荷像を用紙に正確
に転写できること。) (2)定着性(用紙に転写されたトナーを強固に定着で
きること。) (3)走行性(用紙が複写機など内部を走行する際に、
ミスフイード、重送、紙詰まりなどが発生しないこ
と。) (4)作業性(転写終了後、積み重ねたとき嵩張らず、
かつ、容易に各用紙を分離できること。) (5)機器適性の維持(用紙が感光体や紙送りなどの接
触部分を摩耗したり、用紙から発生した紙粉などの微粒
成分が現像の支障にならないこと。)
【0004】たとえば、トナーが転写されたPPC用紙
は、定着工程でトナーの定着が行われるが、その際に用
紙やトナーが180℃前後の高温に加熱されるために、
用紙中の水分が急速に蒸発し、それにより用紙が収縮し
てカールが発生する。そして、このカールが大きい場
合、複写機など内部の走行性を低下させる原因となり、
排紙トレーやソーターへの収納性が劣るようになる。ま
た、一般の印刷用紙やインクジェット記録用紙、感熱記
録用紙などとは異なり、用紙の電気特性、特に表面電気
抵抗も重要なファクターになる。すなわち、表面電気抵
抗値があるレベル以下になると、帯電時に用紙への帯電
量が少なくなり、転写不良が発生し、逆にあるレベル以
上になると、除電後でも用紙の残留静電気により用紙同
士が付着し、取り扱い上問題が生じる。その電気特性
は、添加される食塩、硫酸ナトリウム、塩化カリウムな
どの無機物、4級アンモニウム塩などの有機物導電剤の
種類と量、用紙に含まれる水分の量によって変わり、特
に用紙中の水分量は用紙の置かれている周囲環境に大き
く影響され、その水分量によって複写したときの画質、
転写性、用紙のカールが大きく影響を受ける。このよう
な紙の水分の量の変化は、たとえば、門屋卓ほか2名著
「新・紙の化学」有限会社中外産業調査会、平成元年6
月12日増補/改訂第4刷発行、第251頁の「第12
−9図湿度変化に伴う紙の物理的諸性質の変化」に具体
的に示されているように、引っ張り強さ、破壊強さ、伸
縮率、引き裂き強さ、紙折れ強さ、厚さ等の物理特性に
対し複雑な影響を与える。
【0005】以上のように、PPC用紙は、その置かれ
た環境条件に大きく左右されるので、一部には消費地に
近いところで用紙の断裁及び包装を行うことがあるにし
ても、大部分は生産処点で断裁及び包装が行われている
ことから、原則としてその品質管理は生産処点で実施
し、その情報を本部(営業処点)など消費地近傍に送付
し、生産処点での品質データをその製品の最終品質とし
てビジネスを展開してきた。一方、PPC用紙の消費の
伸びは、他の紙全体が過去5年間平均で2%であるにも
かかわらず、7〜8%(輸入紙も含めて)と大きな伸び
を示している。したがって、同一品種の用紙でも複数の
工場で生産することが普通になってきており、ここ数年
ではインドネシア、中国、タイなど、海外からの輸入品
の割合も約20%と増加(紙全体の平均では5〜6%)
してきている。特に、海外の生産処点の環境条件は、国
内の生産処点や消費地とは温度、湿度はもとより、測定
環境、測定機器及び測定者の技術習得度等によっても大
きく異なる。たとえば、北海道(札幌)、九州(福
岡)、インドネシア(ジャカルタ)及びタイ(バンコッ
ク)の月平均温度の変化及び湿度の変化及び月平均相対
湿度の変化は、図4及び図5に示すとおりである。(国
立天文台編「理科年表 平成5年(机上版)」丸善株式
会社(平成4年11月30日発行)による)。
【0006】そのために、たとえ用紙が防湿包装されて
いる間はある程度所定の湿度環境が維持されているとし
ても、消費地で包装が開封されてから複写されるまでの
間には、元の所定の環境条件とは異なる周囲環境下に置
かれるので、用紙中の水分の量が変化し、それにより用
紙のカール特性、電気特性等が生産処点で想定したもの
とは異なるものに変化することになる。したがって、生
産処点では良好な品質特性を備えているPPC用紙であ
ったとしても、そことは周囲環境が異なる品質管理処点
ないしは消費地では良好な品質特性を備えていないもの
となってしまうこともあるので、海外の生産処点での品
質管理を国内の工場と同じ品質基準で、また、同期して
製品を生産するのは不可能であった。また、一部生産処
点から他の生産処点に品質データ送信し、比較すること
によって他生産処点の品質データとの相関をとっている
例はあるが、必要な全てのデータを一定基準値に換算
し、複数の生産処点の製品を同じ品質のものとして品質
管理をしている例はない。たとえば、従来のシステムで
は、品質管理処点の規定値を各生産処点での規定値とし
て生産している。
【0007】したがって、生産処点での測定値が規定値
に合致していても、品質管理処点に移送して測定した際
には、生産処点と環境条件が異なるために、規定値に合
致せず、不合格となってしまうケースがしばしば存在す
る。品質管理処点での測定値が規定値と合致しないロッ
トは不合格品であるから、その旨を生産処点にフィード
バックして再度生産しなければならない。そうすると経
験的に、合格ロットの納期、生産コストを各々100と
すると、不合格ロットの納期は、不合格判定後に要する
納期として約100×1.5だけ増えるので、合計約2
50となり、また、不合格ロットは生産コスト約2/3
分で原料又は下級品に転用するため、生産コストは約1
00×1/3だけ増え、約133となる。
【0008】このため、不合格ロットが生じると合格ロ
ットに比べてトータルで納期が約2.5倍、生産コスト
が約1.3倍となり、経済的損失は膨大なものとなる。
また、生産拠点と品質管理拠点との間で特性値の整合性
を取ろうとすると、生産拠点で製造した用紙を品質管理
拠点へ移送し、この管理拠点において用紙特性のテスト
を行い特性値を求め、更に生産拠点での測定値との相関
関係により、両拠点における特性値を計算しなければな
らない。そうすると、用紙移送、テスト、特性値算出等
が面倒であるばかりか、時間もかかり、タイムリーな生
産が出来ず上述の不合格品が発生してしまうことにな
る。本発明者等は、上述のような従来技術の問題点に鑑
みて種々実験を重ねた結果、用紙の品質管理に回帰分析
などの統計的手法を導入することにより、たとえ消費地
とは環境条件が大きく異なる海外などの生産処点で製造
された用紙であっても、消費地で使用する際にはその地
域で最適な品質のものとなるように制御できることを見
出し、本発明を完成するに至ったものである。すなわ
ち、本発明は、紙の生産処点での環境条件が消費地での
環境条件とは著しく異なっていても、消費地で使用する
際に良好な品質特性が得られる紙を製造するためのシス
テムを提供することを目的とするものである。なお、現
在、PPC用紙は、PPCだけではなく、インクジェッ
トプリンター、熱転写プリンター、小型印刷機など、オ
フイスや家庭で使用されている各種OA機器にも、それ
らの用途に対し必ずしも最適な特性を有しているわけで
はないが、慣用的に転用されているので、それらOA機
器の全ての適性を可能な限り備えるように品質設計され
ている。したがって、本発明は、PPC用紙だけでな
く、生産処点あるいは消費地の周囲環境により品質特性
が影響を受ける一般の印刷用紙など全ての紙に対し適用
し得る紙の製造システムを提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、上
記課題を解決するために、紙の生産拠点とこの生産拠点
と異なるサイトの品質管理拠点とを通信回線で結びコン
ピュータ制御により紙の品質管理を行う品質管理システ
ムにおいて、少なくとも1つの生産拠点で測定された紙
の特性値データを品質管理拠点で受信し、前記品質管理
拠点において前記用紙又は該用紙と略同一特性を有する
紙試料の特性を測定し、この測定値データと上記受信し
た特性値データとから、回帰分析により各特性値間の相
関関係を示す回帰式を求め、前記品質管理拠点で選定さ
れた所定の特性値に対応した前記生産拠点での特性値を
前記回帰式から求めて、この特性値データを前記生産拠
点へ送信する紙品の質管理システムに関する。
【0010】更に、本発明は、紙の生産拠点とこの生産
拠点と異なるサイトの品質管理拠点とを通信回線で結び
コンピュータ制御により紙の品質管理を行う品質管理シ
ステムであって、次の(イ)〜(ニ)の工程を有する紙
の品質管理システム。 (イ)前記生産拠点で生産される各種紙の特性値データ
を前記品質管理拠点で受信する工程、(ロ)前記品質管
理拠点において上記各種紙又はこの紙と略同一特性を有
する紙試料の特性を測定する工程、(ハ)上記A工程で
受信した特性値データと前記(ロ)工程で測定した特性
値データから各種紙特性の測定値間の相関関係を回帰分
析により回帰式として求めコンピュータの記憶装置に記
憶する工程、(ニ)前記品質管理拠点での所定の紙の特
性値を選択し、その特性値に応じた前記生産拠点での特
性値を前記(ハ)工程で記憶された回帰式より求め該特
性値データを前記生産拠点へ送信する工程、を備える紙
の品質管理システムに関する。
【0011】本発明では、前記紙の特性値が、坪量、厚
さ、水分、平滑度、サイズ度、電気抵抗値、コピー前カ
ール、コピー後カール、コピー画質、転写性、定着性の
少なくとも1種であってもよく、回帰分析は、単回帰分
析あっても重回帰分析あってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態にかかるPPC用紙の品質管理システムについ
て説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるシ
ステムの概略構成図である。1は、品質管理地点のコン
ピュータシステムであって、通常消費動向や在庫状況な
どに迅速に応じるために消費地の近傍や代表的な営業処
点、たとえば東京、に設けられるが、生産処点の一つに
設けてもよい。2〜5は、各生産処点I〜IVに設けられ
た品質管理用コンピュータシステムを表す。この図では
4箇所の生産処点、例としてI:北海道(札幌)、II:
九州(福岡)、III:インドネシア(ジャカルタ)、I
V:タイ(バンコック)、が示されているが、これに限
られるものではなく、場合によりこれよりも多くても、
あるいは少なくてもよい。
【0013】各生産処点I〜IVの品質管理用コンピュー
タシステム2〜5は、品質管理拠点のコンピュータシス
テム1と通信回線6〜9で結ばれており、それぞれ各生
産処点I〜IVにおいて品質管理拠点から指示された所定
の特性値を有する用紙を製造するように各生産処点の製
造工程を制御すると共に、生産された用紙の各種特性の
測定値が入力され、その測定値データを品質管理拠点の
コンピュータシステム1に送り返すようになっている。
品質管理拠点のコンピュータシステム1は、品質管理拠
点から各生産処点I〜IVに対して生産指示を与えてから
製造に要する時間、温度や湿度等の各生産処点I〜IVで
の環境条件、各生産処点I〜IVから品質管理拠点ないし
は消費地への製品の移送時間、消費地で使用される際の
環境条件、需給関係等に応じて予め回帰分析により消費
地における好ましい特性値と生産処点における特性値と
の相関関係を定めた上で、各種の特性値テーブルを作製
して記憶装置(図示せず)に記憶しておく。
【0014】各生産処点I〜IVで生産された用紙が品質
管理拠点ないしは消費地へ移送され、そこで使用される
際には、用紙の特性値が変化するから、品質管理拠点の
コンピュータシステム1は、各生産処点I〜IVに対して
生産指示を与える際に、この品質管理拠点ないしは消費
地における用紙の特性値の変化や両拠点間の測定方法方
の差異を見込んで、使用する際に最適な特性値となるよ
うに、予め回帰分析により定められた各種の特性値テー
ブルより特定の生産処点I〜IVの少なくとも1つ及びそ
の生産処点に応じた特性値を選択し、通信回線6〜9を
へて選択された生産処点I〜IVの品質管理用コンピュー
タシステム2〜5の少なくとも1つに送信する。その
後、選択された各生産処点I〜IVのコンピュータシステ
ム2〜5は、指示された特性値を有する用紙が製造され
るように、それぞれの用紙製造工程を制御する。
【0015】したがって、選択された各生産処点で生産
される用紙の特性値は、必ずしもその生産処点での最適
な特性値を示すものではない。なお、回帰分析として、
例えばコピー後カールなどある目的変数に対する測定サ
イトなどの説明変数の寄与率が高く、それらの間の信頼
係数が高い場合は単回帰分析でもよいが、他の説明変数
の寄与率も無視できない場合には重回帰分析を採用する
こともできる。
【0016】この発明における「特性」とは、正確には
「紙質特性」を表し、その技術的意味は紙本来の品質を
表す。その「特性」及びその測定規格を例示すると次の
とおりである。坪量(JIS−P8124)、厚さ(J
IS−P8118)、密度(JIS−P8118)、平
滑度(JIS−P8119)、透気度(JIS−P81
17)、こわさ(JIS−P8143)、表面電気抵抗
(JIS−K6911)、調湿水分(JIS−P811
1,JIS−8127)、耐折強さ(JIS−P811
5)、破裂強さ(JIS−P8112)、サイズ度(J
IS−P8122)、白色度(JIS−P8123)、
灰分(JIS−P8128)、紙むけ(JIS−P81
29)、光沢度(JIS−P8141)、不透明度(J
IS−P8138)、夾雑物(JIS−P8145)、
摩擦係数(JIS−P−8147)、残留静電気、コピ
ー前カール等がある。また、コピー特性としては、コピ
ー後カール、コピー画質、転写性、定着性等がある。必
ずしもこれらの全てを管理する必要はなく、必要に応じ
て適宜選択すればよい。なお、上記コピー特性のうち本
発明の実施例で採用したコピー前カール及びコピー後カ
ールの測定方法、コピー後ねじれカールの測定方法及び
紙粉量の測定方法は次のとおりである。
【0017】(コピー前カール及びコピー後カールの測
定方法)所定の用紙の一部を採取し、カールの形状を判
定して図2に示すようにカールしている軸の中央を持っ
てカールゲージの上部にグリップに挟んで垂直に吊す。
なお、カールゲージとしては方眼紙や目盛りを入れたガ
ラス板等を適宜使用し得る。カールの中央部をカールゲ
ージの原点に、用紙の両端が原点から等距離になるよう
に合わせて、原点と用紙の両端を結んだ線との距離を測
定する。用紙の逆サイドについても同様に測定して大き
い方の測定値をカール値とする。
【0018】(コピー後ねじれカールの測定方法)所定
の用紙の一部を採取し、その短片をグリップに挟んで垂
直に吊す。吊した用紙と平行に基準線を定め、グリップ
した片とは反対側の片の一方の端と前記基準線との距離
を求め、同様に他方の端と前記基準線との距離を求め、
両距離の差を算出する。用紙の逆サイドについても同様
に測定して大きい方の測定値をコピー後ねじれカールと
する。
【0019】(紙粉量の測定方法)複写機にA4サイズ
の用紙1000枚を走行させた後、感光体に付着した紙
粉を掻き取り、その重量をmg単位で測定して1kg当
りのmg値に換算して紙粉量とする。なお、品質管理処
点で管理する特性値例を用紙の種類A,B,C,Zごと
にまとめて表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体例を実施例により説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではないことは
もちろんのことである。本発明の実施例として、PPC
用紙の最重要特性であるコピー後カール、コピー後ねじ
れカール及び残留静電気について、各生産処点I〜IVと
品質管理処点の測定値間の相関関係を単回帰分析により
求めて管理した例(実施例1〜4)、及び紙粉量を重回
帰分析により求めて管理した例(実施例5)を以下に示
す。本発明のコピー特性の測定は、全て複写機として F
ujiXerox社製DocuCentre551(間接静電方式/乾式現
像、ヒートローラー定着、複写速度(A4):36〜4
5枚/分)を用いて行い、用紙としては、PPC用紙と
して特定のブランド名で市販されている用紙の一種につ
いて行った。また、回帰式はn(測定値数)=40〜5
0、相関係数は0.9以上として、計算ソフトEXCE
L(登録商標名)を用いて求めた。なお、以下の実施例
に共通する生産処点は、I=北海道(札幌)、II=九州
(福岡)、III=インドネシア(ジャカルタ)、IV=タ
イ(バンコック)を表し、また、単位「%」は特に断ら
ない限り「重量%」を表す。更にまた、以下の実施例で
は用紙試料は生産拠点で製造したものを使用したが、こ
れに限定されず、この試料と略同一の試料を用いてもよ
い。
【0022】
【実施例1】 コピー後カール コピー後カールの値は、用紙の含水率と相関関係がある
ことが知られている。品質管理拠点でのコピー後カール
の要求値は25mm以下であり、この要求値を満足する
各生産処点I〜IVで生産された用紙の品質管理拠点での
含水率xを、予め実験的に求められて品質管理拠点のコ
ンピュータシステム1に記憶されているデータの中から
求める(B工程)。これとは別に、各生産処点I〜IVで
生産された用紙の含水率yと、その用紙について品質管
理拠点で求めた含水率xとの間の相関関係を単回帰分析
により求め(C工程)、品質管理拠点のコンピュータシ
ステム1に記憶しておく。C工程で得られた回帰式にB
工程で求められた含水率xを代入して、各生産処点I〜
IVへの含水率の要求値を算出する(D工程)。D工程で
の要求値は幅があるので、ばらつきを狭くするために所
定の割合でより狭い範囲の要求値を算出し、各生産処点
I〜IVへの指示値とする(E工程)。以上の各工程にお
ける具体的数値例をまとめて表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】この品質管理拠点からの指示値を通信回線
6〜9を経て各生産処点I〜IVのコンピュータシステム
2〜5に送り、各生産処点で所定の指示値を満足する用
紙を製造し紙得るように製造工程を制御する。各生産処
点で合格したロットにつき、品質管理処点(品質管理拠
点)での合格率を求めた結果を表5に示す。本発明によ
り、コピー後カールのロット合格率は、従来システムの
場合に比べて大幅に上昇していることが確認できた。
【0025】
【実施例2】 コピー後ねじれカール コピー後ねじれカールの値は、コピー前ねじれカールと
相関関係があることが知られている。品質管理拠点での
コピー後ねじれカールの要求値は35mm以下であり、
この要求値を満足する各生産処点I〜IVで生産された用
紙の品質管理拠点でのコピー前ねじれカールxを、予め
実験的に求められて品質管理拠点のコンピュータシステ
ム1に記憶されているデータの中から求める(B工
程)。これとは別に、各生産処点I〜IVで生産された用
紙のコピー前ねじれカールyと、その用紙について品質
管理拠点で求めたコピー前ねじれカールxとの間の相関
関係を単回帰分析により求め(C工程)、品質管理拠点
のコンピュータシステム1に記憶しておく。C工程で得
られた回帰式にB工程で求められたコピー前ねじれカー
ルxを代入して、各生産処点I〜IVへのコピー前ねじれ
カールの要求値を算出する(D工程)。D工程での要求
値は幅があるので、ばらつきを狭くするために所定の割
合でより狭い範囲の要求値を算出し、各生産処点I〜IV
への指示値とする(E工程)。以上の各工程の具体的数
値例をまとめて表3に示す。
【0026】
【表3】
【0027】この品質管理拠点からの指示値を通信回線
6〜9を経て各生産処点I〜IVのコンピュータシステム
2〜5に送り、各生産処点で所定の指示値を満足する用
紙を製造し得るように製造工程を制御する。各生産処点
で合格したロットにつき、品質管理処点(品質管理拠
点)での合格率を求めた結果を表5に示す。本発明によ
り、コピー後ねじれカールのロット合格率は、従来シス
テムの場合に比べて大幅に上昇していることが確認でき
た。
【0028】
【実施例3】 コピー後紙中残留静電気 コピー後紙中残留静電気の値は、用紙の表面電気抵抗値
と相関関係があることが知られている。品質管理拠点で
のコピー後紙中残留静電気の要求条件は、転写不良(コ
ピー抜け)がないこと及びコピー後に紙が互いに付着し
ないことである。この要求値を満足する各生産処点I〜
IVで生産された用紙の品質管理拠点での表面電気抵抗値
の対数値(logΩ(x))を、予め実験的に求められ
て品質管理拠点のコンピュータシステム1に記憶されて
いるデータの中から求める(B工程)。これとは別に、
各生産処点I〜IVで生産された用紙の表面電気抵抗値の
対数値(logΩ(y))と、その用紙について品質管
理拠点で求めた表面電気抵抗値の対数値(logΩ
(x))との間の相関関係を単回帰分析により求め(C
工程)、品質管理拠点のコンピュータシステム1に記憶
しておく。C工程で得られた回帰式にB工程で求められ
た表面電気抵抗値の対数値(logΩ(x))を代入し
て、各生産処点I〜IVへのコピー前ねじれカールの要求
値を算出する(D工程)。D工程での要求値は幅がある
ので、ばらつきを狭くするために所定の割合でより狭い
範囲の要求値を算出し、各生産処点I〜IVへの指示値と
する(E工程)。以上の各工程の具体的数値例をまとめ
て表4に示す。
【0029】
【表4】
【0030】この品質管理拠点からの指示値を通信回線
6〜9を経て各生産処点I〜IVのコンピュータシステム
2〜5に送り、各生産処点で所定の指示値を満足する用
紙を製造し得るように製造工程を制御する。各生産処点
で合格したロットにつき、品質管理処点での合格率を求
めた結果を表5に示す。本発明により、表面電気抵抗値
のロット合格率は、従来システムの場合に比べて大幅に
上昇していることが確認できた。
【0031】
【実施例4】ここでは、実施例1〜3に示したコピー後
カール、コピー後ねじれカール及び残留静電気トラブル
の全てについて各生産処点で合格したロットの品質管理
処点で合格する割合、納期及びコスト低減率の割合を、
本発明のシステムを適用した場合と従来のシステムを適
用した場合とについて、調べた。その結果を表5にまと
めて示す。なお、「平均納期比」及び「生産コスト比」
は、各生産処点I〜IVの従来システムを使用した際の平
均納期及び生産コストを100として規格化した場合の
割合を示す。本発明により、ロット合格率、平均納期比
及び生産コスト比が、従来システムの場合に比べて大幅
に改良されていることが確認できた。
【0032】
【表5】
【0033】
【実施例5】 紙粉量 上記実施例1〜3では、目的変数(y)と説明変数
(x)が1つずつの単回帰分析で解析したが、ここでは
紙粉量の制御に説明変数(y)が2つ以上の重回帰分析
を利用した。複写機内を用紙が通過するときに、複写機
の感光体に紙粉が付着することがあるが、この紙粉付着
量はコピーの質の良否、複写機のメンテナンス周期に大
きな影響を与える。この紙粉量については、現在用紙の
ロット合否の基準は設定していないが、一つの生産処点
Iでの重回帰方程式を求めたところ、次のような方程式
が得られた。 y=1.05x−0.05μ−0.08ν+2.5 (R=0.92) ただし、品質管理処点での標準用紙の含水量は4.5%
であり、試験室の標準湿度は50%RHである。 また、各記号は次の意味を表す。 y:品質管理処点での紙粉量測定値(mg) x:生産処点Iでの紙粉量測定値(mg) μ:生産処点Iでの試験用紙の水分−4.5(%) ν:生産処点Iでの試験室の湿度(%RH) R:重相関係数 上述のように、紙粉量については試験用紙の水分及び試
験室の湿度についての相関があることが確認でき、上記
相関方程式を使用することにより紙粉量を最適範囲に制
御することもできる。
【0034】
【発明の効果】本発明のシステムを採用することによ
り、国内はもとより世界中どこの工場でも品質管理拠点
で要求する同じ品種の製品をタイムリーに製造すること
が可能になり、複数の生産処点に対して同一基準で同一
タイミングで品質管理ができるので、同一ブランドの製
品を海外をも含めて複数の処点で生産できるようにな
り、さらに、品質管理が一元化されるため、トータルの
所要時間、マンパワーの節減ができ、生産処点と品質管
理処点との情報交換が迅速になり、品質改善のアクショ
ンが速くできるようになる。その上、本発明のシステム
を採用することによりロット合格率が向上するため、平
均納期の短縮及び生産コストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の用紙の品質管理システムの概要を表
す図
【図2】 コピー前カール及びコピー後カールの測定方
法を示す図
【図3】 コピー後ねじれカールの測定方法を示す図
【図4】 札幌、福岡、ジャカルタ及びバンコックの月
平均気温の変化を表す図
【図5】 札幌、福岡、ジャカルタ及びバンコックの月
平均相対湿度の変化を表す図
【符号の説明】
1:品質管理地点のコンピュータシステム 2〜5:各生産処点I〜IVの品質管理用コンピュータシ
ステム 6〜9:品質管理拠点と各生産処点I〜IVのコンピュー
タシステム2〜5との間を結ぶ通信回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙の生産拠点と該生産拠点と異なるサイ
    トの品質管理拠点とを通信回線で結びコンピュータ制御
    により紙の品質管理を行う品質管理システムにおいて、
    少なくとも1つの生産拠点で測定された紙の特性値デー
    タを品質管理拠点で受信し、前記品質管理拠点において
    前記紙又は該紙と略同一特性を有する紙試料の特性を測
    定し、該測定値データと前記受信した特性値データとか
    ら、回帰分析により各特性値間の相関関係を示す回帰式
    を求め、前記品質管理拠点で選定された所定の特性値に
    対応した前記生産拠点での特性値を前記回帰式から求め
    て、該特性値データを前記生産拠点へ送信することを特
    徴とする紙の品質管理システム。
  2. 【請求項2】 紙の生産拠点と該生産拠点と異なるサイ
    トの品質管理拠点とを通信回線で結びコンピュータ制御
    により紙の品質管理を行う品質管理システムであって、
    次の(イ)〜(ニ)の工程を有する紙の品質管理システ
    ム。 (イ)前記生産拠点で生産される各種紙の特性値データ
    を前記品質管理拠点で受信する工程、(ロ)前記品質管
    理拠点において前記各種紙又は該紙と略同一特性を有す
    る紙試料の特性を測定する工程、(ハ)前記(イ)工程
    で受信した特性値データと前記(ロ)工程で測定した特
    性値データから各種紙特性の測定値間の相関関係を回帰
    分析により回帰式として求めコンピュータの記憶装置に
    記憶する工程、(ニ)前記品質管理拠点における所定の
    紙の特性値を選択し、その特性値に応じた上記生産拠点
    での特性値を前記(ハ)工程で記憶された回帰式より求
    め該特性値データを前記生産拠点へ送信する工程。
  3. 【請求項3】 前記紙の特性値が、坪量、厚さ、水分、
    平滑度、サイズ度、電気抵抗値、コピー前カール、コピ
    ー後カール、コピー画質、転写性、定着性の少なくとも
    1種である請求項1又は2のいずれかに記載の紙の品質
    管理システム。
JP2001177825A 2001-06-12 2001-06-12 紙の品質管理システム Pending JP2002371490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001177825A JP2002371490A (ja) 2001-06-12 2001-06-12 紙の品質管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001177825A JP2002371490A (ja) 2001-06-12 2001-06-12 紙の品質管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002371490A true JP2002371490A (ja) 2002-12-26

Family

ID=19018612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001177825A Pending JP2002371490A (ja) 2001-06-12 2001-06-12 紙の品質管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002371490A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011069824A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Xerox Corp 基材評価装置
CN104808594A (zh) * 2014-01-23 2015-07-29 中原工学院 质检信息反馈系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01162890A (ja) * 1987-10-05 1989-06-27 Measurex Corp 紙強度の連続測定装置および方法
JPH0469140A (ja) * 1990-07-10 1992-03-04 Fujitsu Ltd 分散生産拠点による生産供給処理方式
JPH0510754A (ja) * 1991-07-04 1993-01-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シートの性状検査方法
JPH05307562A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Olympus Optical Co Ltd 縫製会社支援用の電子情報処理装置
JPH1049585A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Sony Corp 製品の品質管理方法
WO2000062138A1 (en) * 1999-03-31 2000-10-19 Metso Paper, Inc. Maintenance management system for a production plant

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01162890A (ja) * 1987-10-05 1989-06-27 Measurex Corp 紙強度の連続測定装置および方法
JPH0469140A (ja) * 1990-07-10 1992-03-04 Fujitsu Ltd 分散生産拠点による生産供給処理方式
JPH0510754A (ja) * 1991-07-04 1993-01-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シートの性状検査方法
JPH05307562A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Olympus Optical Co Ltd 縫製会社支援用の電子情報処理装置
JPH1049585A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Sony Corp 製品の品質管理方法
WO2000062138A1 (en) * 1999-03-31 2000-10-19 Metso Paper, Inc. Maintenance management system for a production plant

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011069824A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Xerox Corp 基材評価装置
CN104808594A (zh) * 2014-01-23 2015-07-29 中原工学院 质检信息反馈系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5117211B2 (ja) 画像形成装置
US9188929B2 (en) Curl straightening method and image forming apparatus
US7831164B2 (en) Fuser with gloss feedback control
JPH03293362A (ja) イオン析出プリンティングに有用なシート又はウェブ
CN101144990B (zh) 电子照相转印纸和成像方法
JP2002371490A (ja) 紙の品質管理システム
CN101068979B (zh) 小幅面信息纸
US7363179B1 (en) Systems and methods for predicting runability of a print substrate
US8155547B2 (en) Apparatuses useful for printing and corresponding methods
EP1266267B1 (en) Method of producing printed image
JP4432605B2 (ja) 電子写真用転写用紙
JP4241225B2 (ja) 電子写真用転写紙及び画像形成方法
JPH06194860A (ja) 電子写真用転写紙
JP4729459B2 (ja) 電子写真転写用紙
JP2006023633A (ja) 電子写真用転写紙、及びそれを用いる画像形成方法
JPH06138688A (ja) 電子写真用転写紙
JPH045662A (ja) 電子写真用転写紙
JP4182829B2 (ja) 電子写真用転写紙及び画像形成方法
JPH0481188B2 (ja)
JP4600271B2 (ja) 電子写真用転写用紙及び画像形成方法
LeMaire Mary Anne Evans, Ph. D.
JP2000172001A (ja) 電子写真用転写紙
Labuda Cleanroom Paper
Kratzer et al. Recycled Paper Performance Testing in State Agency Office Equipment
JP2000235276A (ja) 電子写真用記録用紙

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100506

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100810