JP2002355130A - 本 棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は本棚に関し、特に本などの転倒を防
止しつつ、本の出し入れのしやすさも向上させるため盛
りあがりのある曲線面により棚板を湾曲させる方法に関
する。 【解決手段】 発明は、本棚の棚板を盛りあがりのある
曲線面により湾曲させたことをことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は本棚に関し、特に本
などの転倒を防止しつつ、本の出し入れのしやすさも向
上させるため盛りあがりのある曲線面により棚板を湾曲
させる方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】周知の通り、従来の本棚は棚板が水平面
に対し平行に取りつけられていたため本などが十分に側
板にもたれかからず、わざわざ斜めに立てかけたり、ブ
ックエンドで支えたりする必要があった。

【０００３】また、水平方向に対し傾斜面を設け側板を
垂直方向に対し外側に傾斜させることによってやわらか
い本や雑誌、レコードを並べやすくする本棚もあった
が、側板に近いところに立てかけた本などは後から並べ
た本などの重みで出し入れがスムーズに行えなえず、む
りやり出し入れしようとすると貴重な資料を破損した
り、雑誌などの表紙がちぎれたり折れ曲がったりするこ
とがあった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従前からある、水平面
に対し平行な棚板の本棚では側板にもたれかかる力が不
足するため、わざわざ本などを斜めに立てかけて側板方
向にかかる力を増したり、ブックエンドで支えないと本
などが倒れる欠点があった。また、水平方向に対し傾斜
面を設け側板を垂直方向に対し外側に傾斜させた本棚に
おいては、側板にもたれかかる力は本などを多くならべ
るほどかかるようになり、本などは並べやすくなるが一
方では、側板の近いところにある本などはその重みが集
中し、出し入れが困難になるという欠点があった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、本棚の棚板を
盛りあがりのある曲線面により湾曲させたことを特徴と
する。また、側板は垂直方向に対し外向きの角度をつけ
てもよい。

【０００６】

【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。第１図は本発明の実施例の正面図である。棚板が盛
り上がり湾曲しているため、棚板近くでは側板に対し本
などがもたれかかる力が働く一方、側板から離れるに従
い、しだいに水平方向に対し平行に近づき側板や本など
に対し余分な圧力をかけることを回避させる。

【０００７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明では棚板が
盛り上がり湾曲しているため、棚板近くでは側板に対し
本などがもたれかかる力が働くため、本をわざわざ斜め
に立てかける必要がなく、しかも側板から離れるに従
い、しだいに水平方向に対し平行に近づき側板に対し不
必要な圧力をかけることを回避させることができるため
本の出し入れがしやすくなるため、本や雑誌などを頻繁
に出し入れする本棚で特に効果がある。また、湾曲した
曲線が多様なデザインの本棚を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による本棚の正面図。

【図２】本発明による本棚を左右に設け、棚板の中央部
を平面の棚板とした場合の実施例の正面図。

【符号の説明】

１ 棚板 ２ 側板 ３ 本 ４ 雑誌

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】水平面に対し平行な棚板に側板を設けた本
   棚において、盛りあがりのある曲線面により棚板を湾曲
   させたことを特徴とする本棚。