JP2002354366A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JP2002354366A
JP2002354366A JP2001157032A JP2001157032A JP2002354366A JP 2002354366 A JP2002354366 A JP 2002354366A JP 2001157032 A JP2001157032 A JP 2001157032A JP 2001157032 A JP2001157032 A JP 2001157032A JP 2002354366 A JP2002354366 A JP 2002354366A
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JP
Japan
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display device
information display
audio signal
audio
sound
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Pending
Application number
JP2001157032A
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English (en)
Inventor
Kohei Kubo
孝平 久保
Masayuki Takahashi
正之 高橋
Tomio Kakiuchi
登巳夫 垣内
Takami Uemura
貴美 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在ではステレオ放送やDVDの5.1chサラ
ウンド等の多重音声により臨場感あふれる番組を視聴す
ることが出来るが、聴覚に障害のある視聴者はこれを楽
しむことが出来なかった。 【解決手段】 音声信号を解析する音声解析部106の検
知した音声の発せられている方向や強弱を、OSD処理
部107を使用して視覚的に視聴者に伝達し、また、本体
または外部に取り付ける装置を用いて、音声を視覚的且
つ触覚的に伝達することにより、聴覚に障害のある視聴
者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむことが
出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローズドキャプ
ション付きの画像を表示する情報表示装置に関するもの
であり、特に、ステレオ放送やDVD等の多重音声信号
におけるクローズドキャプション付きの画像を表示する
情報表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のテレビジョン放送などにおいて
は、(例えば、アメリカ合衆国などで)、聴覚に障害の
ある視聴者向けに、字幕放送が行われており、この字幕
放送に対応したTV(テレビジョン受像機)が実現され
ている。この場合、放送局側では、画像信号の、例えば
垂直ブランキング期間に字幕信号(ディジタル信号)が
挿入されて送信され、受信側であるTVにおいては、受
信した画像信号から、字幕信号が分離、復号され、これ
が画像信号(画像信号の有効走査線期間)にスーパイン
ポーズ(重畳)されることにより、字幕(クローズドキ
ャプション)付きの画像が表示されるようになされてい
る。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来の情報表
示装置について説明する。図16は従来の情報表示装置
の構成を示すブロック図である。図において、情報表示
装置1602は、映像信号1601を受信し、ビデオ処理部1603
とオーディオ処理部1604により画像と音声を復号し、キ
ャプションデコーダ1605により字幕信号を分離、復号
し、OSD処理部1606により字幕を画像信号に重畳す
る。ブラウン管等の表示装置1607により画像を表示す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在ではステレオ放送
やDVDの5.1chサラウンド等の多重音声により臨場感
あふれる番組を視聴することが出来るが、聴覚に障害の
ある視聴者はこれを楽しむことが出来なかった。本発明
は、このような問題を解決するためになされたものであ
り、視覚的または触覚的に音声の発生方向や強弱を視聴
者に伝達し、聴覚に障害のある視聴者でも多重音声放送
や5.1chサラウンドを楽しむことが出来る情報表示装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の情報表示装置は、多重音声
放送におけるクローズドキャプション付きの画像を表示
する情報表示装置において、受信した映像信号に含まれ
る画像信号を復号するビデオ処理部と、上記映像信号に
含まれる音声信号を復号するオーディオ処理部と、上記
映像信号に含まれるクローズドキャプションデータを復
号するキャプションデコーダ部と、上記オーディオ処理
部により復号された音声信号を解析する音声信号解析部
と、上記音声信号解析部の解析結果を視聴者に伝達する
音声信号伝達手段と、上記ビデオ処理部により復号され
た画像を表示する表示装置とを備えたものである。これ
により、音声信号伝達手段を使用して、音声の発生方向
や強弱を視聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持
つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむ
ことができる。
【0006】また、本発明の請求項2に記載の情報表示
装置は、請求項1に記載の情報表示装置において、上記
音声信号解析部は、上記多重音声信号を解析し、音声の
発する方向を検知するものである。これにより、音声信
号伝達手段を使用して、音声の方向を視聴者に伝達する
ことにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送
や5.1chサラウンドを楽しむことができる。
【0007】また、本発明の請求項3に記載の情報表示
装置は、請求項1または2のいずれかに記載の情報表示
装置において、上記音声信号伝達手段は、上記音声信号
解析部により検知した、音声の発する方向を視聴者に報
せるものである。これにより、音声信号伝達手段を使用
して、音声の方向を視聴者に伝達することにより、聴覚
に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウン
ドを楽しむことができる。
【0008】また、本発明の請求項4に記載の情報表示
装置は、請求項1または2のいずれかに記載の情報表示
装置において、上記音声信号解析部は、多重音声の各チ
ャンネルの音声レベルを解析し、音声の発する方向を検
知するものである。これにより、音声信号伝達手段を使
用して、音声の方向を視聴者に伝達することにより、聴
覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウ
ンドを楽しむことができる。
【0009】また、本発明の請求項5に記載の情報表示
装置は、請求項4に記載の情報表示装置において、上記
音声信号解析部は、多重音声の各チャンネルの音声レベ
ルを解析する際に、特定の周波数成分を解析するもので
ある。これにより、音声信号伝達手段を使用して、音声
の方向を視聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持
つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむ
ことができる。
【0010】また、本発明の請求項6に記載の情報表示
装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の情報表示
装置において、上記音声信号伝達手段は、OSD(On Sc
reenDisplay)を用いるものである。これにより、音声の
方向を視覚的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障
害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを
楽しむことができる。
【0011】また、本発明の請求項7に記載の情報表示
装置は、請求項6に記載の情報表示装置において、上記
音声信号伝達手段は、上記OSDにより画像信号に重畳
されるクローズドキャプションを使用するものである。
これにより、音声の方向を視覚的に視聴者に伝達するこ
とにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や
5.1chサラウンドを楽しむことができる。
【0012】また、本発明の請求項8に記載の情報表示
装置は、請求項7に記載の情報表示装置において、上記
音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検知し
た、音声の発する方向に応じて、上記表示装置に、1つ
または複数の記号等、及び文字等のいずれかを表示する
ものである。これにより、音声の方向を視覚的に視聴者
に伝達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多
重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむことができる。
【0013】また、本発明の請求項9に記載の情報表示
装置は、請求項8に記載の情報表示装置において、上記
音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検知し
た、音声の発する方向に応じて、クローズドキャプショ
ンの表示位置、文字の色、文字のフォント、文字の字
体、及び文字飾りのいずれかが変化するような表示を行
うものである。これにより、音声の方向を視覚的に視聴
者に伝達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも
多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむことができ
る。
【0014】また、本発明の請求項10に記載の情報表
示装置は、上記音声信号解析部は、請求項1ないし9の
いずれかに記載の情報表示装置において、上記音声信号
解析部は、音量レベルを監視し、その音量レベルの強弱
を検知するものである。これにより、音声信号伝達手段
を使用して音声の強弱を視覚的に視聴者に伝達すること
により、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.
1chサラウンドを楽しむことができる。
【0015】また、本発明の請求項11に記載の情報表
示装置は、請求項10に記載の情報表示装置において、
上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
知した、音量レベルの強弱に対応して、クローズドキャ
プションの文字サイズ等、及び文字等の色や輝度等のい
ずれかが変化するような表示を行うものである。これに
より、音声信号伝達手段を使用して音声の強弱を視覚的
に視聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持つ視聴
者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむことが
できる。
【0016】また、本発明の請求項12に記載の情報表
示装置は、請求項1ないし11のいずれかに記載の情報
表示装置において、上記音声信号解析部は、多重音声信
号の各チャンネルの周波数成分を解析し、各チャンネル
の音声を監視して、音声の移動を検知するとともに、各
チャンネル間での音声の強弱の変化を検知するものであ
る。これにより、音声信号伝達手段を使用して、音声の
移動を視覚的に視聴者に伝達することができ、聴覚に障
害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを
楽しむことができる。
【0017】また、本発明の請求項13に記載の情報表
示装置は、請求項12に記載の情報表示装置において、
上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により各
チャンネル間の音声の移動を検知した場合に、その音声
の移動に対応して矢印等を表示するものである。これに
より、音声信号伝達手段を使用して、音声の移動を視覚
的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持つ視
聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむこと
ができる。
【0018】また、本発明の請求項14に記載の情報表
示装置は、請求項13に記載の情報表示装置において、
上記音声信号伝達手段は、移動する音声に強弱がある場
合、その強弱に対応して矢印等の太さ、大きさ、及びグ
ラデーションのいずれかが変化するような表示を行うも
のである。これにより、音声信号伝達手段を使用して、
音声の移動とともに強弱を視覚的に視聴者に伝達するこ
とにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や
5.1chサラウンドを楽しむことができる。
【0019】また、本発明の請求項15に記載の情報表
示装置は、請求項1ないし14のいずれかに記載の情報
表示装置において、情報表示装置本体、あるいは外部に
取り付けた1つまたは複数の光出力装置を備え、上記音
声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検知し
た、音声の発する方向に対応して上記光出力装置を点灯
させるものである。これにより、光出力装置を使用し
て、音声の方向をより一層視覚的に視聴者に伝達するこ
とにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や
5.1サラウンドをより一層楽しむことができる。
【0020】また、本発明の請求項16に記載の情報表
示装置は、請求項15に記載の情報表示装置において、
上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
知した、音量レベルの強弱に対応して上記光出力装置の
出力を変化させるものである。これにより、光出力装置
を使用して、音声の方向や強弱をより一層視覚的に視聴
者に伝達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも
多重音声放送や5.1chサラウンドをより一層楽しむこと
ができる。
【0021】また、本発明の請求項17に記載の情報表
示装置は、請求項15に記載の情報表示装置において、
上記光出力装置は、LED、または電灯を用いるもので
ある。これにより、LEDまたは電灯により音声の方向
や強弱をより一層視覚的に視聴者に伝達することによ
り、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1ch
サラウンドをより一層楽しむことができる。
【0022】また、本発明の請求項18に記載の情報表
示装置は、請求項1ないし14のいずれかに記載の情報
表示装置において、情報表示装置外部に取り付けた1つ
または複数の振動発生装置を備え、上記音声信号伝達手
段は、上記音声信号解析部により検知した、音声の発す
る方向に対応して、上記振動発生装置を振動させるもの
である。これにより、振動発生装置を使用して、音声の
方向を触覚的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障
害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを
より一層楽しむことができる。また、本発明の請求項1
9に記載の情報表示装置は、請求項18に記載の情報表
示装置において、上記音声信号伝達手段は、上記音声信
号解析部により検知した、音声の強弱に対応して、上記
振動発生装置の振動を変化させるものである。これによ
り、振動発生装置を使用して、音声の方向や強弱を触覚
的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持つ視
聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドをより一層楽
しむことができる。
【0023】また、本発明の請求項20に記載の情報表
示装置は、請求項1ないし14のいずれかに記載の情報
表示装置において、情報表示装置外部に取り付けた1つ
または複数の送風装置を備え、上記音声信号伝達手段
は、上記音声信号解析部により検知した、音声の発する
方向に対応して、上記送風装置を駆動させるものであ
る。これにより、送風装置を使用して、音声の方向を触
覚的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持つ
視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドをより一層
楽しむことができる。
【0024】また、本発明の請求項21に記載の情報表
示装置は、請求項20に記載の情報表示装置において、
上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
知した、音声の強弱に対応して、上記送風装置の風量を
変化させるものである。これにより、送風装置を使用し
て、音声の方向や強弱を触覚的に視聴者に伝達すること
により、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.
1chサラウンドをより一層楽しむことができる。
【0025】また、本発明の請求項22に記載の情報表
示装置は、請求項1ないし21のいずれかに記載の情報
表示装置において、上記表示装置は、ブラウン管もしく
は液晶ディスプレイであるものとしたものである。これ
により、音声信号伝達手段を使用して、音声の方向や強
弱を視覚的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障害
を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを楽
しむことができる。
【0026】また、本発明の請求項23に記載の情報表
示装置は、請求項22に記載の情報表示装置において、
上記表示装置は、情報表示装置と一体もしくは外部に備
えるものである。これにより、音声信号伝達手段を使用
して、音声の方向や強弱を視覚的に視聴者に伝達するこ
とにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や
5.1chサラウンドを楽しむことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係る情報表示装置の構成を示すブロック図
である。図において、情報表示装置102はチューナ等か
ら送信される映像信号101を受信し、画像信号を復号す
るビデオ処理部103、ビデオ処理部103により復号された
画像信号を表示する表示装置108、音声信号を復号する
オーディオ処理部104、音声信号を解析する音声解析部1
06、垂直ブランキング期間に含まれる字幕信号を復号す
るキャプションデコーダ105、キャプションデコーダ105
により復号された文字データを画像信号に重畳するOS
D処理部107から構成される。図1の構成による画像表
示の一例を図2から図8に示す。
【0028】図2はクローズドキャプションの表示位置
を変えることにより、多重音声放送における音声の方向
を視覚的に表す一例である。図において画像はブラウン
管等の表示画面201上に表示されている。ステレオ音声
の各チャンネルを音声解析部106で解析し、音声が左か
ら発せられていると検知した場合にはクローズドキャプ
ションを左側202に表示し、右と検知した場合には右側2
04に表示する。同時に両方を検知した場合は中央203に
表示する。なお、音声解析部106は単に各チャンネルの
音量レベルを解析しても良いし、いずれかの周波数成分
(例えば人間が主に言語で使用する周波数成分等)の音
量レベルを解析しても良い。
【0029】図3はクローズドキャプションの表示色を
変えることにより、多重音声放送における音声の方向を
視覚的に表す一例である。図において画像はブラウン管
等の表示画面301上に表示されている。ステレオ音声の
各チャンネルを音声解析部106で解析し、音声が左から
発せられていると検知した場合にはクローズドキャプシ
ョン302の色を青で表示し、右と検知した場合にはクロ
ーズドキャプション304の色を赤で表示する。同時に両
方を検知した場合はクローズドキャプション303の色を
黒で表示する。なお、図2、及び本図面は画面表示の一
例であり、クローズドキャプションの位置や色の変化で
方向を報せるのではなく、フォントや字体、または飾り
文字等の変更で方向を報せることやそれらの複合による
方法も考えられる。また、方向表示や方向を検知した場
合の通知方法を視聴者が好みに応じて設定しても良い。
【0030】図4は表示画面に音声の方向を表示するこ
とにより、多重音声放送における音声の方向を視覚的に
表す一例である。図において画像はブラウン管等の表示
画面401上に表示されている。OSD処理部により、表
示画面401上に、音声方向表示ガイド402を表示してお
り、ステレオ音声の各チャンネルを音声解析部106で解
析し、音声が左から発せられていると検知した場合には
左を点灯する、右と検知した場合には右を点灯する。同
時に両方を検知した場合は中央を点灯する。本図面は左
403が点灯している様子をあらわしている。なお、本図
面は画面表示の一例であり、方向表示は文字以外の記号
や絵でも良いし、方向を検知した場合に文字等を点滅し
たり、色を変化させたりしても良い。また、方向表示や
方向を検知した場合の通知方法は視聴者が好みに応じて
設定しても良い。
【0031】図5は5.1chサラウンドの場合において、
音声の方向を視覚的に表す一例である。上記と同様に音
声解析部106により各チャンネルを解析し、音声の発せ
られている方向に対応して表示画面501上の音声方向表
示ガイド502の方向表示を点灯させる。本図面は左前503
が点灯している様子をあらわしている。
【0032】図6は表示画面に矢印を表示することによ
り、多重音声放送における各チャンネルの音声の移動を
視覚的に表す一例である。音声解析部106により各チャ
ンネルを解析し、音声の移動を検知した場合、その移動
に対応して表示画面601上の音声方向表示ガイド602に、
音声の移動を示す矢印603を表示する。矢印603は一定時
間後に消滅する。本図面では左から中央への音声の移動
を感知した場合の表示の一例である。
【0033】図7は表示画面に太さを変化させた矢印を
表示することにより、多重音声放送における強弱の変化
を伴う音声の移動を視覚的に表す一例である。音声解析
部によりステレオ音声の各チャンネルを解析し、音声の
移動を検知し、移動した音声の強弱が変化した場合、そ
の移動と強弱の変化に対応して表示画面701上の音声方
向表示ガイド702に音声の移動を示す矢印703を表示す
る。その矢印703には音声の強弱を表すために矢印や線
の太さ等を変化させる。本図面では左から中央へ音声が
移動し、音声が段々弱くなっていることを感知した場合
の表示の一例である。なお、音声の強弱を表示するため
に音声方向表示ガイド702に点灯されている文字等の色
の輝度等を変化させても良い。
【0034】図8は表示画面上のクローズドキャプショ
ンの文字サイズを変化させることにより、多重音声放送
における音声の強弱を視覚的に表す一例である。音声解
析部より音量レベルを解析し、音声の強弱が変化した場
合、その強弱に対応して表示画面801上のクローズドキ
ャプションの文字サイズ等を変化させる。本図面では通
常レベル(“行こう”802の部分)から大レベル(“さ
あ”803の部分)へ音量が変化した場合の表示の一例で
ある。なお、音量レベルの大小の閾値は一定の値をとっ
ても良いし、視聴者が設定しても良い。
【0035】以上のような本実施の形態1によれば、ク
ローズドキャプションを使用して、多重音声放送におけ
る音声を視覚的に表すために、音声解析部106で音声を
解析し、音声方向、音声の強弱、及び移動を検知して、
その検知した音声に対し、文字の色や輝度等で音声の方
向や強弱を、矢印等で音声の移動や強弱を表示して視聴
者に伝達するようにしたので、聴覚に障害のある視聴者
でも多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむことがで
きる。
【0036】実施の形態2.図9は、本発明の実施の形
態2に係る情報表示装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、情報表示装置902はチューナ等から送
信される映像信号901を受信し、画像信号を復号するビ
デオ処理部903、ビデオ処理部903により復号された画像
信号を表示する表示装置908、音声信号を復号するオー
ディオ処理部904、音声信号を解析する音声解析部906、
垂直ブランキング期間に含まれる字幕信号を復号するキ
ャプションデコーダ905、キャプションデコーダ905によ
り復号された文字データを映像信号に重畳するOSD処
理部907、音声の方向を伝達するための光出力装置909を
備える。尚、光出力装置909は情報表示装置902の内部に
搭載しても良いし、外部に搭載しても良い。尚、キャプ
ションデコーダ905とOSD処理部907を備えない場合も
考えられるが、クローズドキャプションを表示すること
によって、より高い効果が得られる。
【0037】図10は情報表示装置1001本体に備えた光
出力装置1003を点灯させることによって、多重音声放送
における音声の方向や強弱等を視覚的に表す一例であ
る。図において情報表示装置1001は従来の技術と同様に
ブラウン管等の表示画面1002に画像を表示する。ステレ
オ音声の各チャンネルを音声解析部906で解析し、音声
が左から発せられていると検知した場合にはLED等の
光出力装置1003の左側を点灯し、右と検知した場合には
右側を点灯する。同時に両方を検知した場合は中央を点
灯する。本図面は音声が左から発せられていると検知し
た場合の例である。また、DVD等の5.1chサラウンド
の場合は、出力チャンネル数に対応して光出力装置を増
加させることが望ましい。また、音声解析部906で音の
移動を検知した場合に、光出力装置を連続的に点灯させ
ることにより、より高い効果が得られる。なお、音声解
析部906は単に各チャンネルの音量レベルを解析しても
良いし、いずれかの周波数成分(例えば人間が主に言語
で使用する周波数成分等)の音量レベルを解析しても良
い。
【0038】図11は情報表示装置1101外部に取り付け
た光出力装置を点灯させることによって、多重音声放送
における音声の方向や強弱等を視覚的に表す一例であ
る。図において情報表示装置1101は外部に光出力装置11
02、1103、1104を備える。ステレオ音声の各チャンネル
を音声解析部で解析し、音声が左から発していると検知
した場合にはライト等の左光出力装置1102を点灯し、右
と検知した場合には右光出力装置1104を点灯する。同時
に両方を検知した場合は中央光出力装置1103を点灯す
る。また、DVD等の5.1chサラウンドの場合は出力チ
ャンネル数に対応して光出力装置を増加させることが望
ましい。また、左光出力装置1102から右光出力装置1104
の間に光出力装置を追加し、音声解析部で音の移動を検
知した場合に、光出力装置を連続的に点灯させることに
より、より高い効果が得られる。尚、音声解析部は単に
各チャンネルの音量レベルを解析しても良いし、いずれ
かの周波数成分(例えば人間が主に言語で使用する周波
数成分等)の音量レベルを解析しても良い。
【0039】以上実施の形態2によれば、上記クローズ
ドキャプションに加えて、光出力装置を使用して、多重
音声放送における音声の方向や移動を、より一層視覚的
に視聴者に伝達するようにしたので、聴覚に障害を持つ
視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドをより一層
楽しむことができる。
【0040】実施の形態3.図12は本発明の実施の形
態3に係る情報表示装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、情報表示装置1202はチューナ等から送
信される映像信号1201を受信し、画像信号を復号するビ
デオ処理部1203、ビデオ処理部1203により復号された画
像信号を表示する表示装置1208、音声信号を復号するオ
ーディオ処理部1204、音声信号を解析する音声解析部12
06、垂直ブランキング期間に含まれる字幕信号を復号す
るキャプションデコーダ1205、キャプションデコーダ12
05により復号された文字データを画像信号に重畳するOS
D処理部1207、音声の方向を伝達するための振動発生装
置1209から構成される。
【0041】図13は情報表示装置1301の外部に取り付
けた振動発生装置1303、1304、1305を振動させることに
よって、多重音声放送における音声の方向や強弱等を触
覚的に表す一例である。図において情報表示装置1301は
ブラウン管等の表示装置1302を備え、外部に振動発生装
置1303、1304、1305を備える。ステレオ音声の各チャン
ネルを音声解析部で解析し、音声が左から発せられてい
ると検知した場合にはバイブレータ等の左振動発生装置
1303が振動し、右と検知した場合には右振動発生装置13
05が振動する。同時に両方を検知した場合は中央振動発
生装置1304が振動する。本図面はステレオ放送の例であ
り、DVD等の5.1chサラウンドの場合は出力チャンネ
ル数に対応して振動発生装置を増加させることが望まし
い。
【0042】以上実施の形態3によれば、上記クローズ
ドキャプションに加えて、振動発生装置を使用して、多
重音声放送における音声の方向や強弱を、視覚的だけで
なく、触覚的に視聴者に伝達するようにしたので、聴覚
に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウン
ドをより一層楽しむことができる。
【0043】実施の形態4.図14は本発明の実施の形
態4に係る情報表示装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0044】図において、情報表示装置1402はチューナ
等から送信される映像信号1401を受信し、画像信号を復
号するビデオ処理部1403、ビデオ処理部1403により復号
した画像信号を表示する表示装置1408、音声信号を復号
するオーディオ処理部1404、音声信号を解析する音声解
析部1406、垂直ブランキング期間に含まれる字幕信号を
復号するキャプションデコーダ1405、キャプションデコ
ーダ1405により復号された文字データを画像信号に重畳
するOSD処理部1407、音声の方向を伝達するための送
風装置1409から構成される。
【0045】図15は情報表示装置1501外部に取り付け
た送風装置1503、1504、1505を作動させることによっ
て、多重音声放送における音声の方向や強弱等を触覚的
に表す一例である。図において情報表示装置1501はブラ
ウン管等の表示装置1502を備え、外部に送風装置1503、
1504、1505を備える。ステレオ音声の各チャンネルを音
声解析部で解析し、音声が左から発せられていると検知
した場合にはファン等の左送風装置1503が駆動し、右と
検知した場合には右送風装置1505が駆動する。同時に両
方を検知した場合は中央送風装置1504が駆動する。本図
面はステレオ放送の例であり、DVD等の5.1chサラウ
ンドの場合は出力チャンネル数に対応して送風装置を増
加させることが望ましい。
【0046】以上実施の形態4によれば、上記クローズ
ドキャプションに加えて、送風装置を使用して、多重音
声放送における音声の方向や強弱を、視覚的だけでなく
触覚的においても視聴者に伝達するようにしたので、聴
覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウ
ンドをより一層楽しむことができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の情報表示装置
によれば、多重音声放送におけるクローズドキャプショ
ン付きの画像を表示する情報表示装置において、受信し
た映像信号に含まれる画像信号を復号するビデオ処理部
と、上記映像信号に含まれる音声信号を復号するオーデ
ィオ処理部と、上記映像信号に含まれるクローズドキャ
プションデータを復号するキャプションデコーダ部と、
上記オーディオ処理部により復号された音声信号を解析
する音声信号解析部と、上記音声信号解析部の解析結果
を視聴者に伝達する音声信号伝達手段と、上記ビデオ処
理部により復号された画像を表示する表示装置とを備え
たので、音声信号伝達手段を使用して、音声の発生方向
や強弱を視聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持
つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむ
ことができる効果がある。
【0048】また、本発明の請求項2に記載の情報表示
装置によれば、請求項1に記載の情報表示装置におい
て、上記音声信号解析部は、上記多重音声信号を解析
し、音声の発する方向を検知するので、音声信号伝達手
段を使用して、音声の方向を視聴者に伝達することによ
り、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1ch
サラウンドを楽しむことができる効果がある。
【0049】また、本発明の請求項3に記載の情報表示
装置によれば、請求項1または2のいずれかに記載の情
報表示装置において、上記音声信号伝達手段は、上記音
声信号解析部により検知した、音声の発する方向を視聴
者に報せるので、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声
放送や5.1chサラウンドを楽しむことができる効果があ
る。
【0050】また、本発明の請求項4に記載の情報表示
装置によれば、請求項1または2のいずれかに記載の情
報表示装置において、上記音声信号解析部は、多重音声
の各チャンネルの音声レベルを解析し、音声の発する方
向を検知するので、音声信号伝達手段を使用して、音声
の方向を視聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持
つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむ
ことができる効果がある。
【0051】また、本発明の請求項5に記載の情報表示
装置によれば、請求項4に記載の情報表示装置におい
て、上記音声信号解析部は、多重音声の各チャンネルの
音声レベルを解析する際に、特定の周波数成分を解析す
るので、音声信号伝達手段を使用して、音声の方向を視
聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者で
も多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむことができ
る効果がある。
【0052】また、本発明の請求項6に記載の情報表示
装置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の情
報表示装置において、上記音声信号伝達手段は、OSD
(OnScreen Display)を用いるので、音声の方向を視覚的
に伝達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多
重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむことができる効
果がある。
【0053】また、本発明の請求項7に記載の情報表示
装置によれば、請求項6に記載の情報表示装置におい
て、上記音声信号伝達手段は、上記OSDにより画像信
号に重畳されるクローズドキャプションを使用するの
で、音声の方向を視覚的に伝達することにより、聴覚に
障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンド
を楽しむことができる効果がある。
【0054】また、本発明の請求項8に記載の情報表示
装置によれば、請求項7に記載の情報表示装置におい
て、上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部によ
り検知した、音声の発する方向に応じて、上記表示装置
に、1つまたは複数の記号等、及び文字等のいずれかを
表示するので、音声の方向を視覚的に伝達することによ
り、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1ch
サラウンドを楽しむことができる効果がある。
【0055】また、本発明の請求項9に記載の情報表示
装置によれば、請求項8に記載の情報表示装置におい
て、上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部によ
り検知した、音声の発する方向に応じて、クローズドキ
ャプションの表示位置、文字の色、文字のフォント、文
字の字体、及び文字飾りのいずれかが変化するような表
示を行うので、音声の方向を視覚的に視聴者に伝達する
ことにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送
や5.1chサラウンドを楽しむことができる効果がある。
【0056】また、本発明の請求項10に記載の情報表
示装置によれば、請求項1ないし9のいずれかに記載の
情報表示装置において、上記音声信号解析部は、音量レ
ベルを監視し、その音量レベルの強弱を検知するので、
音声信号伝達手段を使用して音声の強弱を視覚的に視聴
者に伝達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも
多重音声放送や5.1chサラウンドを楽しむことができる
効果がある。
【0057】また、本発明の請求項11に記載の情報表
示装置によれば、請求項10に記載の情報表示装置にお
いて、上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部に
より検知した、音量レベルの強弱に対応して、クローズ
ドキャプションの文字サイズ等、及び文字等の色や輝度
等のいずれかが変化するような表示を行うので、音声信
号伝達手段を使用して音声の強弱を視覚的に視聴者に伝
達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音
声放送や5.1chサラウンドを楽しむことができる効果が
ある。
【0058】また、本発明の請求項12に記載の情報表
示装置によれば、請求項1ないし11のいずれかに記載
の情報表示装置において、上記音声信号解析部は、多重
音声信号の各チャンネルの周波数成分を解析し、各チャ
ンネルの音声を監視して、音声の移動を検知するととも
に、各チャンネル間での音声の強弱の変化を検知するの
で、音声信号伝達手段を使用して、音声の移動とともに
強弱を視覚的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障
害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを
楽しむことができる効果がある。
【0059】また、本発明の請求項13に記載の情報表
示装置によれば、請求項12に記載の情報表示装置にお
いて、上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部に
より各チャンネル間の音声の移動を検知した場合に、そ
の音声の移動に対応して矢印等を表示するので、音声信
号伝達手段を使用して、音声の移動を視覚的に視聴者に
伝達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重
音声放送や5.1chサラウンドを楽しむことができる効果
がある。
【0060】また、本発明の請求項14に記載の情報表
示装置によれば、請求項13に記載の情報表示装置にお
いて、上記音声信号伝達手段は、移動する音声に強弱が
ある場合、その強弱に対応して矢印等の太さ、大きさ、
及びグラデーションのいずれかが変化するような表示を
行うので、音声信号伝達手段を使用して、音声の移動と
ともに強弱を視覚的に視聴者に伝達することにより、聴
覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウ
ンドを楽しむことができる効果がある。
【0061】また、本発明の請求項15に記載の情報表
示装置によれば、請求項1ないし14のいずれかに記載
の情報表示装置において、情報表示装置本体、あるいは
外部に取り付けた1つまたは複数の光出力装置を備え、
上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
知した、音声の発する方向に対応して上記光出力装置を
点灯させるので、光出力装置を使用して、音声の方向を
より一層視覚的に視聴者に伝達することにより、聴覚に
障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1サラウンドを
より一層楽しむことができる効果がある。
【0062】また、本発明の請求項16に記載の情報表
示装置によれば、請求項15に記載の情報表示装置にお
いて、上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部に
より検知した、音量レベルの強弱に対応して上記光出力
装置の出力を変化させるので、光出力装置を使用して、
音声の方向や強弱をより一層視覚的に視聴者に伝達する
ことにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送
や5.1chサラウンドをより一層楽しむことができる効果
がある。
【0063】また、本発明の請求項17に記載の情報表
示装置によれば、請求項15に記載の情報表示装置にお
いて、上記光出力装置は、LED、または電灯を用いる
ので、音声の方向や強弱をより一層視覚的に視聴者に伝
達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音
声放送や5.1chサラウンドをより一層楽しむことができ
る効果がある。
【0064】また、本発明の請求項18に記載の情報表
示装置によれば、請求項1ないし14のいずれかに記載
の情報表示装置において、情報表示装置外部に取り付け
た1つまたは複数の振動発生装置を備え、上記音声信号
伝達手段は、上記音声信号解析部により検知した、音声
の発する方向に対応して、上記振動発生装置を振動させ
るので、音声の方向を視覚的且つ触覚的に視聴者に伝達
することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声
放送や5.1chサラウンドをより一層楽しむことができる
効果がある。また、本発明の請求項19に記載の情報表
示装置によれば、請求項18に記載の情報表示装置にお
いて、上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部に
より検知した、音声の強弱に対応して、上記振動発生装
置の振動を変化させるので、音声の方向や強弱を視覚的
且つ触覚的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障害
を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドをよ
り一層楽しむことができる効果がある。
【0065】また、本発明の請求項20に記載の情報表
示装置によれば、請求項1ないし14のいずれかに記載
の情報表示装置において、情報表示装置外部に取り付け
た1つまたは複数の送風装置を備え、上記音声信号伝達
手段は、上記音声信号解析部により検知した、音声の発
する方向に対応して、上記送風装置を駆動させるので、
音声の方向を視覚的且つ触覚的に視聴者に伝達すること
により、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.
1chサラウンドをより一層楽しむことができる効果があ
る。
【0066】また、本発明の請求項21に記載の情報表
示装置によれば、請求項20に記載の情報表示装置にお
いて、上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部に
より検知した、音声の強弱に対応して、上記送風装置の
風量を変化させるので、音声の方向や強弱を視覚的且つ
触覚的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障害を持
つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドをより一
層楽しむことができる効果がある。
【0067】また、本発明の請求項22に記載の情報表
示装置によれば、請求項1ないし21のいずれかに記載
の情報表示装置において、上記表示装置は、ブラウン管
もしくは液晶ディスプレイであるので、音声信号伝達手
段を使用して、音声の方向や強弱を視覚的に視聴者に伝
達することにより、聴覚に障害を持つ視聴者でも多重音
声放送や5.1chサラウンドを楽しむことができる効果が
ある。また、本発明の請求項23に記載の情報表示装置
によれば、請求項22に記載の情報表示装置において、
上記表示装置は、情報表示装置と一体もしくは外部に備
えるので、音声信号伝達手段を使用して、音声の方向や
強弱を視覚的に視聴者に伝達することにより、聴覚に障
害を持つ視聴者でも多重音声放送や5.1chサラウンドを
楽しむことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による情報表示装置のブ
ロック図
【図2】本発明の実施の形態1による表示画面の一例を
示す図
【図3】本発明の実施の形態1による表示画面の一例を
示す図
【図4】本発明の実施の形態1による表示画面の一例を
示す図
【図5】本発明の実施の形態1による表示画面の一例を
示す図
【図6】本発明の実施の形態1による表示画面の一例を
示す図
【図7】本発明の実施の形態1による表示画面の一例を
示す図
【図8】本発明の実施の形態1による表示画面の一例を
示す図
【図9】本発明の実施の形態2による情報表示装置のブ
ロック図
【図10】本発明の実施の形態2による情報表示装置の
正面図
【図11】本発明の実施の形態2による情報表示装置の
俯瞰図
【図12】本発明の実施の形態3による情報表示装置の
ブロック図
【図13】本発明の実施の形態3による情報表示装置の
俯瞰図
【図14】本発明の実施の形態4による情報表示装置の
ブロック図
【図15】本発明の実施の形態4による情報表示装置の
俯瞰図
【図16】従来の情報表示装置のブロック図
【符号の説明】
101 映像信号 102 情報表示装置 103 ビデオ処理部 104 オーディオ処理部 105 キャプションデコーダ 106 音声解析部 107 OSD処理部 108 表示装置 201 図2における表示画面 202 図2におけるクローズドキャプション(左) 203 図2におけるクローズドキャプション(中央) 204 図2におけるクローズドキャプション(右) 301 図3における表示画面 302 図3におけるクローズドキャプション(左検知
時) 303 図3におけるクローズドキャプション(中央検知
時) 304 図3におけるクローズドキャプション(右検知
時) 401 図4における表示画面 402 図4における音声方向表示ガイド(ステレオ放送
時) 403 図5における点灯部 501 図5における表示画面 502 音声方向表示ガイド(5.1chサラウンド時) 503 図5における点灯部 601 図6における表示装置 602 図6における音声方向表示ガイド(ステレオ放送
時) 603 音声移動を表す矢印 701 図7における表示装置 702 図7における音声方向表示ガイド(ステレオ放送
時) 703 音声移動と強弱を表す矢印 801 図8における表示装置 802 クローズドキャプション(文字サイズ小) 803 クローズドキャプション(文字サイズ大) 901 映像信号 902 情報表示装置 903 ビデオ処理部 904 オーディオ処理部 905 キャプションデコーダ 906 音声解析部 907 OSD処理部 908 表示装置 909 光出力装置 1001 図10における情報表示装置 1002 図10における表示画面 1003 LED 1101 図11における情報表示装置 1102 ライト(左) 1103 ライト(中央) 1104 ライト(右) 1201 映像信号 1202 情報表示装置 1203 ビデオ処理部 1204 オーディオ処理部 1205 キャプションデコーダ 1206 音声解析部 1207 OSD処理部 1208 表示装置 1209 振動発生装置 1301 図13における情報表示装置 1302 図13における表示装置 1303 バイブレータ(左) 1304 バイブレータ(中央) 1305 バイブレータ(右) 1401 映像信号 1402 情報表示装置 1403 ビデオ処理部 1404 オーディオ処理部 1405 キャプションデコーダ 1406 OSD処理部 1407 表示装置 1408 音声解析部 1409 送風装置 1501 図15における情報表示装置 1502 図15における表示装置 1503 送風装置(左) 1504 送風装置(中央) 1505 送風装置(右)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04H 5/00 G10L 7/02 A H04N 7/025 3/00 551G 7/03 7/035 (72)発明者 垣内 登巳夫 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 植村 貴美 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA14 BA25 BA27 BA28 CA02 CA09 CB10 DA05 5C063 AB01 AB05 CA01 CA05 CA23 CA36 DA03 DA07 DA13 EB01 EB04 EB37 EB39 5D015 DD01 LL05 5K068 AA15 BA01 CB01 CB32 CB35

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重音声放送におけるクローズドキャプ
    ション付きの画像を表示する情報表示装置において、 受信した映像信号に含まれる画像信号を復号するビデオ
    処理部と、 上記映像信号に含まれる音声信号を復号するオーディオ
    処理部と、 上記映像信号に含まれるクローズドキャプションデータ
    を復号するキャプションデコーダ部と、 上記オーディオ処理部により復号された音声信号を解析
    する音声信号解析部と、 上記音声信号解析部の解析結果を視聴者に伝達する音声
    信号伝達手段と、 上記ビデオ処理部により復号された画像を表示する表示
    装置とを備えた、 ことを特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報表示装置におい
    て、 上記音声信号解析部は、多重音声信号を解析し、音声の
    発する方向を検知する、 ことを特徴とする情報表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載の情
    報表示装置において、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音声の発する方向を視聴者に報せる、 ことを特徴とする情報表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2のいずれかに記載の情
    報表示装置において、 上記音声信号解析部は、多重音声の各チャンネルの音声
    レベルを解析し、音声の発する方向を検知する、 ことを特徴とする情報表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報表示装置におい
    て、 上記音声信号解析部は、多重音声の各チャンネルの音声
    レベルを解析する際に、特定の周波数成分を解析する、 ことを特徴とする情報表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載の情
    報表示装置において、 上記音声信号伝達手段は、OSD(On Screen Display)
    を用いる、ことを特徴とする情報表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報表示装置におい
    て、 上記音声信号伝達手段は、上記OSDにより画像信号に
    重畳されるクローズドキャプションを使用する、 ことを特徴とする情報表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報表示装置におい
    て、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音声の発する方向に応じて、上記表示装置に、
    1つまたは複数の記号等、及び文字等のいずれかを表示
    する、 ことを特徴とする情報表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の情報表示装置におい
    て、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音声の発する方向に応じて、クローズドキャプ
    ションの表示位置、文字の色、文字のフォント、文字の
    字体、及び文字飾りのいずれかが変化するような表示を
    行う、 ことを特徴とする情報表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    情報表示装置において、 上記音声信号解析部は、音量レベルを監視し、その音量
    レベルの強弱を検知する、 ことを特徴とする情報表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の情報表示装置にお
    いて、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音量レベルの強弱に対応して、クローズドキャ
    プションの文字サイズ等、及び文字等の色や輝度等のい
    ずれかが変化するような表示を行う、 ことを特徴とする情報表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    の情報表示装置において、 上記音声信号解析部は、多重音声信号の各チャンネルの
    周波数成分を解析し、各チャンネルの音声を監視して、
    音声の移動を検知するとともに、各チャンネル間での音
    声の強弱の変化を検知する、 ことを特徴とする情報表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の情報表示装置にお
    いて、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により各
    チャンネル間の音声の移動を検知した場合に、その音声
    の移動に対応して矢印等を表示する、 ことを特徴とする情報表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の情報表示装置にお
    いて、 上記音声信号伝達手段は、移動する音声に強弱がある場
    合、その強弱に対応して矢印等の太さ、大きさ、及びグ
    ラデーションのいずれかが変化するような表示を行う、 ことを特徴とする情報表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれかに記載
    の情報表示装置において、 情報表示装置本体、あるいは外部に取り付けた1つまた
    は複数の光出力装置を備え、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音声の発する方向に対応して上記光出力装置を
    点灯させる、 ことを特徴とする情報表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の情報表示装置にお
    いて、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音量レベルの強弱に対応して上記光出力装置の
    出力を変化させる、ことを特徴とする情報表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の情報表示装置にお
    いて、 上記光出力装置は、LED、または電灯を用いる、 ことを特徴とする情報表示装置。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし14のいずれかに記載
    の情報表示装置において、 情報表示装置外部に取り付けた1つまたは複数の振動発
    生装置を備え、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音声の発する方向に対応して、上記振動発生装
    置を振動させる、 ことを特徴とする情報表示装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の情報表示装置にお
    いて、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音声の強弱に対応して、上記振動発生装置の振
    動を変化させる、 ことを特徴とする情報表示装置。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし14のいずれかに記載
    の情報表示装置において、 情報表示装置外部に取り付けた1つまたは複数の送風装
    置を備え、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音声の発する方向に対応して、上記送風装置を
    駆動させる、 ことを特徴とする情報表示装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の情報表示装置にお
    いて、 上記音声信号伝達手段は、上記音声信号解析部により検
    知した、音声の強弱に対応して、上記送風装置の風量を
    変化させる、 ことを特徴とする情報表示装置。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし21のいずれかに記載
    の情報表示装置において、 上記表示装置は、ブラウン管もしくは液晶ディスプレイ
    である、 ことを特徴とする情報表示装置。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の情報表示装置にお
    いて、 上記表示装置は、情報表示装置と一体もしくは外部に備
    える、 ことを特徴とする情報表示装置。
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