JP2002346238A - 自動応答玩具およびその製造方法 - Google Patents

自動応答玩具およびその製造方法

Info

Publication number
JP2002346238A
JP2002346238A JP2001162451A JP2001162451A JP2002346238A JP 2002346238 A JP2002346238 A JP 2002346238A JP 2001162451 A JP2001162451 A JP 2001162451A JP 2001162451 A JP2001162451 A JP 2001162451A JP 2002346238 A JP2002346238 A JP 2002346238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
response
toy
personality
purchaser
character
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001162451A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Teraura
信之 寺浦
Kiyokazu Konishi
清和 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001162451A priority Critical patent/JP2002346238A/ja
Publication of JP2002346238A publication Critical patent/JP2002346238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動応答玩具において、応答傾向を購入者に
応じて変える。 【解決手段】 まず、購入者に玩具本体を選択して貰
う。次に、購入者の複数の性格特性の強さをパソコンの
画面で選択して貰い、その結果を自動応答装置に送信す
る。自動応答装置では、複数の性格特性の強さから、購
入者の性格を決定し、次にその購入者の性格と相性の良
い性格を決定し、その相性の良い性格の人が応答する傾
向を設定する。購入者が言葉を発すると、自動応答装置
は、購入者の性格と相性の良い性格の人が応答するであ
ろう言葉を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は刺激に対する応答が
購入者に応じて変化する自動応答玩具およびその製造方
法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動応答玩具は、外部
から与えられた刺激を検出し、その刺激にあった応答
(音声、動作)をすることができる玩具をいい、通常
は、動物や人に模した形態をしている。この種の自動応
答玩具は、所定の刺激を検出するセンサと、そのセンサ
の検出出力に基づいて所定の処理を行う制御装置を内蔵
している。そして、センサが所定の刺激を検出すると、
制御装置がその刺激に対する応答を決定し、その決定し
た応答をなすべく、玩具の一部を動かしたり、音声を発
したりするように構成されている。
【0003】自動応答玩具は、人との応答によって人の
心を癒すという面も期待されている。しかしながら、従
来の自動応答玩具は、刺激に対する応答が事前に組み込
まれたソフトウエアにより一義的に行われるため、刺激
に対する応答傾向が画一的で、必ずしも購入者の個々の
要求を満足させ得るものではなかった。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、応答傾向を購入者に応じて変えること
ができる自動応答玩具およびその製造方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動応答玩具
では、外部からの刺激に対する応答が、購入者により設
定された応答傾向に応じて異なるので、同じ刺激に対す
る応答が画一的でなく、購入者によって異ならせること
ができる。
【0006】請求項2の自動応答玩具の製造方法では、
購入者が選択した玩具本体に、購入者が選択した応答傾
向に設定された制御手段を内蔵させるので、玩具本体を
選ぶ楽しみと、刺激に対する応答についての楽しみとを
満たすことができる。
【0007】請求項3の自動応答玩具の製造方法では、
購入者に任意の性格、例えば自分の性格を選択させ、そ
の選択された性格を応答傾向として設定するので、玩具
に、外部からの刺激に対し、購入者の性格に応じた応答
を出力させることができる。
【0008】請求項4の自動応答玩具の製造方法では、
購入者の性格を分析し、この分析された購入者の性格に
対して相性の良い性格を検索し、そして、この相性の良
い性格を応答傾向として設定するので、購入者の性格と
相性の良い性格の応答が返ってくるようになり、玩具に
対する愛着が一層深まる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図3は自動応答玩具の一例を示すも
ので、これは、例えば、熊を模したぬいぐるみからな
り、その本体である玩具本体1は、図2に示すように、
ぬいぐるみの外殻である毛皮2の内側に、詰め物として
綿3を詰め込んでなる。そして、この玩具本体1には、
綿3に包まれた自動応答装置4が内蔵されている。
【0010】上記自動応答装置4は、外部からの刺激と
して音声(言葉)が与えられると、これに応答する音声
を出力するもので、図4に示すように、マイクロフォン
5と、音声認識部6と、制御部7と、音声合成部8と、
スピーカ9とからなる。上記マイクロフォン5は、外部
からの刺激としての音声を検出する検出手段として機能
する。音声認識部6は、マイクロファン5の出力信号か
ら抽出した音声信号と基準音声パターンとを比較して音
声認識を行う。
【0011】また、制御部7は、CPU10、ROM1
1、RAM12を備えたマイクロコンピュータからな
り、音声認識部6により認識された音声(言葉)がRO
M11に記憶された刺激リストに載っている場合には、
この外部からの音声に応じた応答(言葉)を決定して応
答信号を音声合成部8に与える。音声合成部8は、応答
信号に応じた音声を合成し、その音声合成信号をスピー
カ9に与える。スピーカ9は、外部からの刺激としての
音声に対する応答を実行する実行手段として機能するも
ので、音声合成部8から与えられた音声合成信号に応じ
た音声(言葉)を外部に発する。
【0012】制御部7は、外部からの音声に応じた応答
を決定する場合、ROM11に記憶された応答傾向テー
ブルを参照する。この応答傾向テーブルは、各種の刺激
に対する応答を、ぬいぐるみを購入する人の性格と相性
の良い性格に別けて、テーブル化したものである。
【0013】この応答傾向テーブルを参照するための購
入者の性格と相性の良い性格は、購入者の性格を分析す
ることによって決定される。この場合、購入者の性格
は、複数の性格特性について、購入者が選択する強さ度
合いを総合して決定されるようになっている。性格特性
の強さ度合いの選択は、図5に示す入力手段としてのパ
ーソナルコンピュータ(以下、パソコン)13を使用し
て行われる。すなわち、パソコン13のディスプレイ1
4には、図6に示すような性格検査表(応答傾向検出手
段)が表示される。購入者は、その画面を見て、各性格
特性毎に強さの度合いを、キーボード15やマウス16
などの操作手段を用いて選択する。そして、その結果
は、パソコン13から自動応答装置4に入力されるよう
になっている。
【0014】自動応答装置4は、ROM11に性格判定
テーブルを記憶しており、パソコン13から与えられた
各種の性格特性の強さ度合いに基づいて、性格判定テー
ブルを参照しながら購入者の性格を決定され、この購入
者の性格から一義的に購入者の性格と相性の良い性格を
検索するように構成されている。
【0015】例えば、図7では、性格特性1の強さが非
常に強い、性格特性2の強さがやや強い、性格特性3の
強さが普通、性格特性5の強さがやや弱い場合、その購
入者の性格がAに決定される。そして、その性格Aに相
性の良い性格がaに決定される、という例を示してい
る。
【0016】上記のようにして決定される購入者の性格
と相性の良い性格は、外部から与えられる言葉に対する
応答傾向とされる。そして、前記刺激リストには、外部
から与えられた各種の言葉に対し、上記のようにして決
定される相性の良い性格毎に応答が載せられている。こ
のため、購入者が言葉を発すると、それに対して応答す
る言葉が、購入者の性格と相性の良い性格の人が応答し
たと同様の言葉が発せられるようになっている。
【0017】ここで、上記のようなぬいぐるみを玩具店
で購入する場合について図1の工程図を参照しながら説
明する。殻玩具店には、熊や猫やコアラなどの各種各様
のぬいぐるみのサンプルが多数展示されており、各サン
プルの下の棚には、まだ綿が詰められていない毛皮だけ
が置かれている。
【0018】店に入った客は、まず、展示棚で気に入っ
たサンプルの毛皮を選ぶ(第1工程)。熊の毛皮2を選
んだとすると、その毛皮2を店の作業スペースに持って
行く。作業スペースでは、購入者は、パソコン13のデ
ィスプレイ14に表示された性格検査表を見て、複数の
性格特定について強さ度合いを選択する。店員はパソコ
ン13に自動応答装置4を接続し、応答性格検査表で選
択された性格特性の強さ度合いを自動応答装置4に入力
する。すると、自動応答装置4の制御部7は、性格判定
テーブルを参照して入力された複数の性格特性の強さ度
合いから購入者の性格を検索し(第2工程の性格分析工
程)、この購入者の性格から相性の良い性格を決定する
(第2工程の相性検索工程)。そして、この相性の良い
性格から、応答傾向テーブルのうちの参照する部分が決
定される(第2工程の応答傾向決定工程)。
【0019】その後、熊の毛皮2の背中部分に設けられ
ている口のチャック17を開き、その口から綿詰め機
(図示せず)によって毛皮2内に綿3を詰める。このと
き、綿3に囲まれるようにして自動応答装置4を毛皮2
内に収める(第3工程)。綿3を詰め終えると、店員は
毛皮2の背中のチャックを閉じ、以上によって自動応答
装置4を内蔵した熊のぬいぐるみが完成する。
【0020】さて、購入者が言葉を発すると、その制御
部7はその言葉に応じた言葉を発する。この言葉は、購
入者の性格と相性の良い性格の人が発したと仮定できる
言葉であるので、購入者はそのぬいぐるみが発した音声
を素直に受け入れて心安らかになる。例えば、購入者が
「愛してる」という言葉を発すると、「私も、愛して
る」などという言葉がむいぐるみから発せられる。
【0021】このように本実施例によれば、購入者が玩
具本体を選ぶことができ、しかも、その玩具ができあが
るまでを目で見て楽しむことができる。また、自動応答
玩具は、購入者の性格にあった応答をするので、そのぬ
いぐるみに対する愛着が増し、大切に扱うようになると
共に、その応答が購入者の心が自然に入ってきて緊張
や、反発する気持ちなどが起きないので、心が癒され、
平静な気持ちを持続できる。
【0022】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。自動応答玩具としては、ぬいぐるみ
に限らない。応答傾向検査表は紙シートであっても良
く、その紙シートに記載された性格特性の強さをパソコ
ン13に入力し、そしてパソコン13から自動応答装置
4に転送するようにしても良い。第2工程では、購入者
の性格分析を行い(性格分析工程)、これにより検索し
た購入者の性格を応答傾向(第2工程の)として設定す
る構成としても良い。すなわち、購入者の性格が設定さ
れると、これが直ちに応答傾向と結び付くように構成し
ても良い。応答は動作であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、応答傾向決定
のフローチャート
【図2】ぬいぐるみの断面図
【図3】ぬいぐるみの正面図
【図4】自動応答装置のブロック図
【図5】性格特性の強さの入力時の接続構成を示す斜視
【図6】画面表示された性格特性の強さの選択表を示す
【図7】性格特性から性格を決定する場合の概念図
【符号の説明】
図中、1は玩具本体、2は毛皮、3は綿(詰め物)、4
は自動応答装置、5はマイクロフォン(検出手段)、7
は制御部(制御手段)、9はスピーカ(実行手段)であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 CA01 CA02 CA04 DA24 DA26 DA27 DA28 DF03 DF06 DF33 ED42 ED47 ED52 EF16 EF17 EF23 EF29 EF33 EF36 FB46

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綿などの詰め物を内部に詰め、動物や人
    などを模した玩具本体と、 外部からの刺激を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された刺激に対する応答を、購
    入者の選択により設定された応答傾向に基づいて決定す
    る制御手段とこの制御手段により決定された応答を外部
    に出力する実行手段とを備え、且つ、前記検出手段、制
    御手段および実行手段は、前記玩具本体に内蔵されてい
    ることを特徴とする自動応答玩具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動応答玩具を製造する
    方法において、 購入者が玩具本体を選択する第1工程と、 制御装置に、前記購入者の選択に基づいて外部からの刺
    激に対する応答傾向を設定する第2工程と、 前記第1工程で選択された前記玩具本体に、外部からの
    刺激を検出する検出手段、前記第2工程で外部からの刺
    激に対する応答傾向が設定された制御手段、この制御手
    段により決定された応答を外部に対し出力する実行手段
    を内蔵させる第3工程とを含んでなる自動応答玩具の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2工程は、前記購入者により任意
    の性格が選択される性格選択工程と、この性格選択工程
    で選択された性格を前記応答傾向として設定する応答傾
    向設定工程とを含むことを特徴とする請求項2記載の自
    動応答玩具の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2工程は、前記購入者の性格を分
    析する性格分析工程と、この性格分析工程で分析された
    前記購入者の性格に対して相性の良い性格を検索する相
    性検索工程と、この相性検索工程により検索された性格
    を前記応答傾向として設定する応答傾向設定工程とを含
    むことを特徴とする請求項2記載の自動応答玩具の製造
    方法。
JP2001162451A 2001-05-30 2001-05-30 自動応答玩具およびその製造方法 Pending JP2002346238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001162451A JP2002346238A (ja) 2001-05-30 2001-05-30 自動応答玩具およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001162451A JP2002346238A (ja) 2001-05-30 2001-05-30 自動応答玩具およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002346238A true JP2002346238A (ja) 2002-12-03

Family

ID=19005570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001162451A Pending JP2002346238A (ja) 2001-05-30 2001-05-30 自動応答玩具およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002346238A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524115A (ja) * 2007-04-12 2010-07-15 バルーフ ナーエ − クリエイティヴ ブランディング リミテッド 擬人化された情動的コンピュータ環境

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524115A (ja) * 2007-04-12 2010-07-15 バルーフ ナーエ − クリエイティヴ ブランディング リミテッド 擬人化された情動的コンピュータ環境

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bradlow et al. Recognition of spoken words by native and non-native listeners: Talker-, listener-, and item-related factors
Horne et al. On the origins of naming and other symbolic behavior
Fallon et al. Children’s use of semantic cues in degraded listening environments
US8738370B2 (en) Speech analyzer detecting pitch frequency, speech analyzing method, and speech analyzing program
KR101108114B1 (ko) 애완견 연속 소리 분석 및 감정 표현, 대화 생성 시스템 및 방법
JP2006061632A (ja) 感情データ提供装置、心理解析装置、および電話ユーザ心理解析方法
CN108537321A (zh) 一种机器人教学方法、装置、服务器和存储介质
US20090226862A1 (en) Language skill development according to infant health or environment
CN108363492A (zh) 一种人机交互方法及交互机器人
JP2004310034A (ja) 対話エージェントシステム
JP2009178363A (ja) プログラム、情報記憶媒体及びコンテンツ提供装置
JP2006071936A (ja) 対話エージェント
JP3273550B2 (ja) 自動応答玩具
KR20060110787A (ko) 회화 지원 장치
JP2020198065A (ja) 拡張現実のバーチャルエージェントとのコミュニケーション
JP2002049385A (ja) 音声合成装置、疑似感情表現装置及び音声合成方法
WO2018074224A1 (ja) 雰囲気醸成システム、雰囲気醸成方法、雰囲気醸成プログラム、及び雰囲気推定システム
JP2016087402A (ja) ユーザーとの相互作用が可能な玩具およびその玩具のユーザーとの相互作用方法
JP2019045867A (ja) 音声制御方法、音声制御装置およびプログラム
JP2002346238A (ja) 自動応答玩具およびその製造方法
KR102101311B1 (ko) 동물구현체를 포함하는 가상현실 플랫폼 제공 방법 및 장치
CN110524547B (zh) 会话装置、机器人、会话装置控制方法以及存储介质
CN113168826A (zh) 机器人、语音合成程序以及语音输出方法
JP2006109966A (ja) 音ゲーム機および携帯電話機
Babel Imitation in speech