JP2002342582A - 確定拠出年金のための運営管理支援装置 - Google Patents

確定拠出年金のための運営管理支援装置

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JP2002342582A
JP2002342582A JP2001148791A JP2001148791A JP2002342582A JP 2002342582 A JP2002342582 A JP 2002342582A JP 2001148791 A JP2001148791 A JP 2001148791A JP 2001148791 A JP2001148791 A JP 2001148791A JP 2002342582 A JP2002342582 A JP 2002342582A
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Kenji Hayashi
謙二 林
Keisui Asai
景粋 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確定拠出年金制度の下で各個人がその投資知
識に合った適切な運用商品を購入できるようにする。 【解決手段】 運営管理支援装置10は、投資教育提供
者の管理下に設置されており、投資教育提供者は、投資
教育に対する各従業員の受講結果を同装置10に入力す
ることで、その従業員に係る購入可能運用商品リストを
取得することができるようになっている。この購入可能
運用商品リストは、投資教育に対する各従業員の受講結
果に基づき、その従業員が購入してよい(運営管理機関
が運用指図を受けてよい)と判断される運用商品をリス
ト化したものであり、投資教育提供者から運営管理機関
に提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、確定拠出年金のた
めの運営管理支援装置に関し、特に、確定拠出年金制度
の下、各個人がその投資知識に合った適切な運用商品を
購入できるようにするための支援装置に関する。
【0002】
【背景技術】年金制度をとりまく環境変化を受けて、確
定拠出年金制度、いわゆる日本版401kがスタートし
ようとしている。この確定拠出年金制度は、従来の確定
給付年金制度とは異なり、事業主又は個人が拠出した資
金を、個人が自らの判断と責任において運用指図を行
い、高齢期においてその運用成績に応じた給付を受ける
という制度である。この制度の下では、事業主又は運営
管理機関は、運用商品(運用方法)を選定し、それを個
人に提示する。そして、各個人は、それらの運用商品に
関する運用指図(商品購入)を個別に行うようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、確定拠出年
金制度の下では、事業主は、自ら或いは運営管理機関に
委託して、各個人が適正な運用指図を行うことができる
よう、資産運用に関する基礎的な資料の提供その他の必
要な措置を講ずることが求められている。
【0004】ところが、こうした措置を講じたとして
も、各個人の投資知識に差が生じることは避けられず、
事業主又は運営管理機関により提示された運用商品に対
し、全員が適正な運用指図(商品購入)を行うことがで
きるとは限らない。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、各個人がその投資知識に合った適
切な運用商品を購入できるようにする確定拠出年金のた
めの運営管理支援装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る確定拠出年金のための運営管理支援装
置は、各運用商品を購入するための必要知識項目を取得
する必要知識項目取得手段と、個人が既に習得している
習得済み知識項目を取得する習得済み知識項目取得手段
と、前記習得済み知識項目と前記必要知識項目とを比較
する知識項目比較手段と、該知識項目比較手段による比
較結果に基づいて前記個人が各運用商品を購入してよい
か否かを判断する購入可否判断手段と、該購入可否判断
手段による判断結果を出力する判断結果出力手段と、を
含むことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、例えば運用商品と該運用
商品を購入するための必要な知識項目とが対応づけて記
憶された記憶手段等から、各運用商品を購入するための
必要知識項目が取得される。さらに、個人が既に習得し
ている知識項目、すなわち習得済み知識項目が取得され
る。そして、該習得済み知識項目と必要知識項目とが比
較され、その比較結果に基づいて前記個人が各運用商品
を購入してよいか否かが判断される。判断結果は、例え
ば表示、印刷、音声、電子データ等により出力される。
こうすれば、例えば運営管理機関等が、その出力結果に
基づいて各個人の投資知識に合った適切な運用商品を速
やかに知ることができる。この結果、各個人がその投資
知識からは判断をすることができない運用商品を購入す
るようなことがなくなる。
【0008】また、本発明の一態様では、前記習得済み
知識項目取得手段は、投資教育の項目と該項目の投資教
育で得られる知識項目とを対応づけて記憶する投資教育
情報記憶手段と、前記個人が既に修了している投資教育
の項目を取得する修了投資教育項目取得手段と、該修了
投資教育項目取得手段により取得される投資教育の項目
に対応づけて前記投資教育情報記憶手段に記憶される知
識項目を読み出す知識項目読み出し手段と、を含む。
【0009】この態様では、投資教育の項目と該項目の
投資教育で得られる知識項目とが対応づけて記憶され
る。そして、個人が既に修了している投資教育の項目が
取得されると、その投資教育の項目に対応する知識項目
が読み出される。こうすれば、個人に対して投資教育を
実施した場合に、その者が修了した投資教育の項目か
ら、対応する知識項目を速やかに取得することができる
ようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面に基づき詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態に係る運営管
理支援装置の利用例を説明する図である。同図に示すよ
うに、確定拠出年金制度の下では、事業主から委託を受
けた運営管理機関が、年金加入者である従業員に対して
運用商品に関する商品情報を提供する。かかる情報提供
は従業員全体に対して行われるものであり、各従業員が
適正な運用指図を行えるようにするためには、別途、投
資教育提供者が各従業員に対してきめ細かな投資教育を
実施することが望ましい。
【0012】本運営管理支援装置10は、投資教育提供
者の管理下に設置されており、投資教育提供者は、投資
教育に対する各従業員の受講結果を同装置10に入力す
ることで、その従業員に係る購入可能運用商品リストを
取得することができるようになっている。この購入可能
運用商品リストは、投資教育に対する各従業員の受講結
果に基づき、その従業員が購入してよい(運営管理機関
が運用指図を受けてよい)と判断される運用商品をリス
ト化したものであり、投資教育提供者から運営管理機関
に提供される。
【0013】運営管理機関では、従業員から運用指図を
受ける際、その従業員の購入可能運用商品リストを参照
して、運用指図において購入指示される運用商品が、従
業員が購入してよいものであるか否かを調べることがで
きる。そして、購入してはいけないとされる運用商品に
対する運用指図がなされた場合には、従業員に対してそ
の旨を伝えることができる。この結果、従業員は、その
投資知識(投資教育の受講結果)に応じた適切な運用商
品を購入できるようになる。
【0014】図2は、運営管理装置10の構成を示す機
能ブロック図である。同図に示すように、運営管理装置
10は、商品情報入力部12、投資教育情報入力部1
4、受講結果入力部16、商品情報記憶部18、投資教
育情報記憶部20、受講結果記憶部22、運用商品リス
ト生成部24、運用商品リスト出力部26、を含んで構
成されている。これらの機能ブロックは、すべて公知の
コンピュータシステム及びソフトウェア(プログラム)
によって実現可能である。
【0015】商品情報入力部12は、ユーザ(上記利用
例では投資教育提供者)が商品情報を入力するためのも
のであり、例えばコンピュータシステム及びソフトウェ
アによって実現される。商品情報は、商品名と当該商品
を購入するために必要とされる知識項目(必要知識項
目)とを含んでおり、図3に示す商品情報入力画面から
入力される。すなわち、商品情報入力部12は、同入力
画面をコンピュータディスプレイに表示する。同入力画
面では、項目名「商品名」の右横に商品名を入力するた
めの入力フォームが表示されており、さらに項目名「必
要知識項目」の右横に知識項目名が複数表示されてい
る。また、各知識項目名に対応づけて選択ボタン(チェ
ックボックス)も表示されている。同入力画面におい
て、ユーザがキーボード等で入力フォームに商品名を入
力するとともに、マウス等のポインティングデバイスで
その商品(運用商品)を購入するために必要となる知識
項目名に対応づけられた選択ボタンを全て(1つ以上)
クリックする。そして、図示しない登録ボタンをマウス
等でクリックすると、同入力画面の情報が商品情報記憶
部18に格納されるようになっている。
【0016】すなわち、商品情報記憶部18は商品情報
入力部12によってユーザが入力する商品情報を記憶す
るものであり、例えばハードディスク記憶装置等によっ
て実現される。図4は、この商品情報記憶部18の記憶
内容を示す図である。同図に示すように、商品情報記憶
部18では、連番と商品名と必要知識項目とを対応づけ
て記憶している。ある商品を購入するための必要知識項
目が複数ある場合には、同商品情報記憶部18に複数レ
コードが記憶される。例えば、図3の入力画面例では、
商品名「××ファンド」と必要知識項目「リスクとリタ
ーン」とを対応づけてなるレコード(連番090)と、
商品名「××ファンド」と必要知識項目「金利の変動要
因」とを対応づけてなるレコード(連番091)と、が
商品情報記憶部18に追加される。なお、各レコードに
含まれる連番は、商品情報入力部12がそのレコードを
商品情報記憶部18に記憶するときに付与するものであ
り、そのレコードが商品情報記憶部18に追加された順
序を表している。
【0017】次に、投資教育情報入力部14は、ユーザ
が投資教育情報を入力するためのものであり、例えばコ
ンピュータシステム及びソフトウェアによって実現され
る。投資教育情報は、知識項目名と当該知識項目を習得
するために修了しなければならない講義項目(投資教育
項目)とを含んでおり、図5に示す投資教育情報入力画
面から入力される。すなわち、投資教育情報入力部14
は、同入力画面をコンピュータディスプレイに表示す
る。同入力画面では、項目名「知識項目」の右横に知識
項目名を入力するための入力フォームが表示されてお
り、さらに項目名「講義項目」の右横に講義項目名が複
数表示されている。また、各講義項目名に対応づけて選
択ボタン(チェックボックス)も表示されている。同入
力画面において、ユーザがキーボード等で入力フォーム
に知識項目名を入力するとともに、マウス等のポインテ
ィングデバイスでその知識項目を習得するために修了し
なければならない講義項目名に対応づけられた選択ボタ
ンを全て(1つ以上)クリックする。そして、図示しな
い登録ボタンをマウス等でクリックすると、同入力画面
の情報が投資教育情報記憶部20に格納されるようにな
っている。
【0018】すなわち、投資教育情報記憶部20は投資
教育情報入力部14によってユーザが入力する投資教育
情報を記憶するものであり、例えばハードディスク記憶
装置等によって実現される。図6は、この投資教育情報
記憶部20の記憶内容を示す図である。同図に示すよう
に、投資教育情報記憶部20では、連番と知識項目と講
義項目とを対応づけて記憶している。ある知識項目を習
得するために複数の講義項目を修了しなければならない
場合には、同投資教育情報記憶部20に複数レコードが
記憶される。例えば、図5の入力画面例では、知識項目
「金利の変動要因」と講義項目「金利と株価」とを対応
づけてなるレコード(連番0345)と、知識項目「金
利の変動要因」と講義項目「景気と株価」とを対応づけ
てなるレコード(連番0346)と、が投資教育情報記
憶部20に追加される。なお、各レコードに含まれる連
番は、投資教育情報入力部14がそのレコードを投資教
育情報記憶部20に記憶するときに付与するものであ
り、そのレコードが投資教育情報記憶部20に追加され
た順序を表している。
【0019】次に、受講結果入力部16は、投資教育に
対する各従業員の受講結果を入力するためのものであ
り、例えばコンピュータシステム及びソフトウェアによ
って実現される。受講結果は、受講者番号と受講者名と
講義項目と各講義項目を修了したか否かを表す情報(修
了テスト合否)とを含んでおり、図7に示す受講結果入
力画面から入力される。すなわち、受講結果入力部16
は、同入力画面をコンピュータディスプレイに表示す
る。同入力画面では、項目名「受講者番号」の右横に受
講者番号を入力するための入力フォームが表示されてお
り、項目名「受講者名」の右横に受講者名を入力するた
めの入力フォームが表示されている。さらに項目名「受
講結果」の右横に講義項目名が複数表示されている。ま
た、各講義項目名に対応づけて選択ボタン(チェックボ
ックス)も表示されている。同入力画面において、ユー
ザがキーボード等で入力フォームに受講者番号及び受講
者名(従業員名)を入力するとともに、マウス等のポイ
ンティングデバイスでその受講者が修了した講義項目名
に対応づけられた選択ボタンを全て(1つ以上)クリッ
クする。そして、図示しない登録ボタンをマウス等でク
リックすると、同入力画面の情報が受講結果記憶部22
に格納されるようになっている。なお、各講義項目を修
了したか否かは、例えばその講義項目に対応するテスト
の結果によって判断する。その他、その講義項目を受講
者が受講し終えたか否かによって判断するようにしても
よい。
【0020】受講結果記憶部22は受講結果入力部16
によってユーザが入力する受講結果を記憶するものであ
り、例えばハードディスク記憶装置等によって実現され
る。図8は、この受講結果記憶部22の記憶内容を示す
図である。同図に示すように、受講結果記憶部22で
は、連番と受講者番号と講義項目と受講結果(修了テス
トの合否)とを対応づけて記憶している。投資教育とし
てN個の講義項目が設けられている場合、同受講結果記
憶部22には受講者毎に各講義項目に対応するN個のレ
コードが記憶される。例えば、図7の入力画面例では、
受講者番号「1011101」と受講者名「受講 太
郎」に対応づけて、講義項目「リスクとリターン」を記
憶したレコード(連番0230)、講義項目「預金と投
資」を記憶したレコード(連番0231)、講義項目
「金利と株価」を記憶したレコード(連番0232)、
講義項目「景気と株価」を記憶したレコード(連番02
33)等が受講結果記憶部22に追加される。そして、
図7の入力画面においてユーザが入力した各講義項目の
修了テストの合否に応じて、各レコードの受講結果の欄
に「合格」又は「不合格」の別が記憶される。なお、各
レコードに含まれる連番は、受講結果入力部16がその
レコードを受講結果記憶部22に記憶するときに付与す
るものであり、そのレコードが受講結果記憶部22に追
加された順序を表している。
【0021】運用商品リスト生成部24は、公知のコン
ピュータシステム及びソフトウェアにより構成されてお
り、商品情報記憶部18と投資教育情報記憶部20と受
講結果記憶部22の記憶内容に基づき、各従業員が購入
可能な運用商品のリストを生成する。具体的には、受講
結果記憶部22の記憶内容に基づき、従業員毎に、その
従業員が修了テストに合格している講義項目のリスト
(修了講義項目リスト)を生成するとともに、投資教育
情報記憶部20の記憶内容に基づき、各知識項目を習得
するために修了しなければいけない講義項目のリスト
(必要講義項目リスト)を生成する。そして、各従業員
の修了講義項目リストを必要講義項目リストに照らし、
各従業員が既に習得している知識項目(習得済み知識項
目)のリスト(習得済み項目リスト)を生成する。その
後、各従業員の習得済み項目リストを商品情報記憶部1
8の記憶内容に照らし、従業員毎に、その従業員が購入
することができる運用商品のリスト(購入可能運用商品
リスト)を生成する。
【0022】運用商品リスト出力部26は、公知の印刷
装置を含んで構成されており、こうして運用商品リスト
生成部24によって生成される各従業員の購入可能運用
商品リストを印刷出力する。その他、購入可能運用商品
リストをコンピュータシステムに含まれるディスプレイ
に表示出力するようにしてもよいし、スピーカにより音
声出力するようにしてもよい。また、購入可能運用商品
リストを電子データの形態で出力して、各種情報記憶媒
体に記憶したり、他の装置に送信したりするようにして
もよい。図9に、運用商品リスト出力部26から印刷出
力される従業員毎の購入可能運用商品リストの一例を示
す。
【0023】ここで、運用商品リスト生成部24のリス
ト生成処理について、さらに詳細に説明する。図10及
び図11は、運用商品リスト生成部24のリスト生成処
理を説明するフロー図である。これらの図に示すよう
に、まず運用商品リスト生成部24は注目従業員を例え
ば従業員IDが1番の者等に設定する(S101)。そ
して、受講結果記憶部22の記憶内容から、注目従業員
が修了テストに合格している講義項目を全て読み出すと
ともに、それをリスト化し、注目従業員についての修了
講義項目リストを生成する(S102)。
【0024】さらに、注目知識項目を例えば知識項目I
Dが1番のもの等に設定する(S103)。そして、投
資教育情報記憶部20の記憶内容から、注目知識項目に
対応づけて記憶されている講義項目を全て読み出すとと
もに、それをリスト化し、注目知識項目について必要講
義項目リストを生成する(S104)。
【0025】次に、必要講義項目リストに含まれる講義
項目と修了講義項目リストに含まれている講義項目とを
比較し、前者が後者に全て含まれているかを判断する
(S105)。そして、含まれていれば注目知識項目を
習得済み項目リストに追加し(S106)、含まれてい
なければS106をスキップする。
【0026】そして、全ての知識項目を注目知識項目に
設定するまで(S107)、必要講義項目リストを初期
化し(S108)、注目知識項目を次項目に移しながら
(S109)、S104乃至S106の処理を繰り返
す。
【0027】全ての知識項目についてS104乃至S1
06の処理を終えれば、注目従業員について習得済み知
識項目リストが完成する。この場合、次に注目商品を例
えば商品IDが1番のもの等に設定する(S110)。
そして、商品情報記憶部18の記憶内容から、注目商品
に対応づけて記憶されている知識項目を全て読み出すと
ともに、それをリスト化し、注目商品ついての必要知識
項目リストを生成する(S111)。そして、必要知識
項目リストに含まれる知識項目と習得済み項目リストに
含まれている知識項目とを比較し、前者が後者に全て含
まれているかを判断する(S112)。そして、含まれ
ていれば注目商品を購入可能運用商品リストに追加し
(S113)、含まれていなければS113をスキップ
する。
【0028】そして、全ての商品を注目商品に設定する
まで(S114)、必要知識項目リストを初期化し(S
115)、注目商品を次商品に移しながら(S11
6)、S111乃至S113の処理を繰り返す。全ての
商品についてS111乃至S113の処理を終えれば、
注目従業員について購入可能運用商品リストが完成す
る。
【0029】この場合、完成した購入可能運用商品リス
トに従業員情報(従業員氏名、従業員番号、受講者番号
等)を付加し、それをファイル出力する(S117)。
そして、全ての従業員を注目従業員に設定するまで(S
118)、修了講義項目リスト、必要講義項目リスト、
習得済み知識項目リスト、必要知識項目リスト、及び購
入可能運用商品リストを初期化し(S119)、注目従
業員を次従業員に移しながら(S120)、以上の処理
を繰り返す。こうして、各従業員の購入可能運用商品リ
ストが電子ファイルの形態で生成される。この購入可能
運用商品リストは、上述のように運用商品リスト出力部
26から、例えば印刷により出力される。
【0030】以上説明したように、この運営管理支援装
置10によれば、投資教育提供者は、投資教育に対する
各従業員の受講結果を同装置10に入力することで、各
従業員に係る購入可能運用商品リストを取得することが
できる。そして、運営管理機関では、従業員から運用指
図を受ける際、その従業員の購入可能運用商品リストを
参照して、運用指図において購入指示される運用商品
が、従業員が購入してよいものであるか否かを調べるこ
とができる。このとき、購入してはいけないとされる運
用商品に対する運用指図がなされた場合には、従業員に
対してその旨を伝えるようにすればよい。こうして、従
業員は、投資教育の受講結果に応じ、適切な運用商品を
購入できるようになる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。
【0032】例えば、以上の説明では、運営管理支援装
置10を投資教育提供者が使用するようにしたが、本運
営管理支援装置10は確定拠出年金制度に関わるあらゆ
る者が使用できる。
【0033】また、商品情報、投資教育情報、受講結果
の入力は、以上説明した方法に限らず、他の方法、例え
ば電子的な自動入力を採用してもよい。特に、受講結果
の入力には、公知のマークシート読み取り技術を適用し
て、自動入力してもよい。
【0034】また、以上の説明では、全従業員の購入可
能運用商品リストを一括出力するようにしたが、従業
員、投資教育提供者、運営管理機関等が従業員を指定入
力すると、その従業員の購入可能運用商品リストが出力
されるようにしてもよい。また、従業員及び運用商品を
指定入力すると、その従業員がその運用商品を購入して
よいか否かを出力するようにしてもよい。この場合、運
営管理支援装置10を、運営管理のための情報提供サー
ビスを行うWebサーバとして構成し、同サーバへのア
クセスが容易になるようにすれば好適である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ある個人が各運用商品を購入してよいかを判断し、その
判断結果を出力するようにしたので、例えば運営管理機
関等が、各個人の投資知識に合った適切な運用商品が何
かを、速やかに知ることができる。この結果、各個人
は、その投資知識に合った適切な運用商品を購入できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る確定拠出年金のた
めの運営管理支援装置の利用例を説明する図である。
【図2】 運営管理支援装置の構成を示す図である。
【図3】 商品情報入力画面の一例を示す図である。
【図4】 商品情報記憶部の記憶内容を示す図である。
【図5】 投資教育情報入力画面の一例を示す図であ
る。
【図6】 投資教育情報記憶部の記憶内容を示す図であ
る。
【図7】 受講結果入力画面の一例を示す図である。
【図8】 受講結果記憶部の記憶内容を示す図である。
【図9】 運用商品リストの出力例を示す図である。
【図10】 運用商品リスト生成部の処理を説明するフ
ロー図である。
【図11】 運用商品リスト生成部の処理を説明するフ
ロー図である。
【符号の説明】
10 運用管理支援装置、12 商品情報入力部、14
投資教育情報入力部、16 受講結果入力部、18
商品情報記憶部、20 投資教育情報記憶部、22 受
講結果記憶部、24 運用商品リスト生成部、26 運
用商品リスト出力部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各運用商品を購入するための必要知識項
    目を取得する必要知識項目取得手段と、 個人が既に習得している習得済み知識項目を取得する習
    得済み知識項目取得手段と、 前記習得済み知識項目と前記必要知識項目とを比較する
    知識項目比較手段と、 該知識項目比較手段による比較結果に基づいて前記個人
    が各運用商品を購入してよいか否かを判断する購入可否
    判断手段と、 該購入可否判断手段による判断結果を出力する判断結果
    出力手段と、 を含むことを特徴とする確定拠出年金のための運営管理
    支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記習得済み項目取得手段は、 投資教育の項目と該項目の投資教育で得られる知識項目
    とを対応づけて記憶する投資教育情報記憶手段と、 前記個人が既に修了している投資教育の項目を取得する
    修了投資教育項目取得手段と、 該修了投資教育項目取得手段により取得される投資教育
    の項目に対応づけて前記投資教育情報記憶手段に記憶さ
    れる知識項目を読み出す知識項目読み出し手段と、 を含むことを特徴とする確定拠出年金のための運営管理
    支援装置。
JP2001148791A 2001-05-18 2001-05-18 確定拠出年金のための運営管理支援装置 Pending JP2002342582A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148947A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 U Dom:Kk 報告書作成支援装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005148947A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 U Dom:Kk 報告書作成支援装置

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