JP2002340350A - 冷暖マット - Google Patents

冷暖マット

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JP2002340350A
JP2002340350A JP2001144251A JP2001144251A JP2002340350A JP 2002340350 A JP2002340350 A JP 2002340350A JP 2001144251 A JP2001144251 A JP 2001144251A JP 2001144251 A JP2001144251 A JP 2001144251A JP 2002340350 A JP2002340350 A JP 2002340350A
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cooling
bag
heating
heat
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JP2001144251A
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Akihisa Muto
彰久 武藤
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Asahi Kogyo KK
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Asahi Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】敷設作業が簡単であって断熱効率を良好に維持
し得る冷暖マットを提供することにある。 【解決手段】冷暖マット11のマット体12は熱交換機
能層としての通液袋体13と断熱機能層としての空気袋
体14とを備えている。前記通液袋体13の内部には流
体としての温水を循環させるための循環路15が形成さ
れ、前記空気袋体14の内部には空気を充填するための
空間部16が形成されている。そして、前記通液袋体1
3と空気袋体14とは前記マット体12の厚さ方向へ積
層配置された構成になっている。また、前記通液袋体1
3と空気袋体14とを積層配置した状態においては、両
袋体13,14の各対向面に膨張形成された凹部24,
29及び凸部25,30が互いに噛み合い係止して両袋
体13,14の位置ズレを規制するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房等に使用さ
れる冷暖マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば室内の冷房又は暖房を行う
ために、当該室の床材の下に冷媒又は温水の循環路とな
る配管を敷設し、当該配管内を流通する温水等の熱によ
り室内暖房等を行うようにした冷暖房装置が知られてい
る。しかしながら、床材の下に配管を敷設する作業は大
変であり、また一旦敷設された配管はその敷設箇所を容
易に変更することができないという不便さがあった。そ
こで、近時においては、運搬可能なマット体内に温水等
の循環路を備えた冷暖マットによって室内暖房等を行う
ようにした技術が例えば特開2000−106981号
公報等により提案されている。
【0003】即ち、前記公報に記載された冷暖マットで
は、マット体内に形成された循環路の端部(吸入口と吐
出口)を循環ポンプに接続し、当該ポンプの駆動に伴い
前記循環路内を流通する温水等により室内冷暖房を図る
ようになっている。そして、この冷暖マットにあっては
運搬可能であることから、例えば暖房を行いたい部屋ま
で当該冷暖マットを持ち込み、その部屋の床面上にマッ
ト体を敷くだけで容易に敷設箇所の変更ができるものと
なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載された冷暖マットを床面上に敷設する際には、
冷暖房効率を維持するためにマット体の下面と床面との
間に断熱材を介在させる必要があった。即ち、前記マッ
ト体とは別部材構成の断熱材(断熱マット等)を準備
し、当該断熱材を先ず床面上に敷設した上で、マット体
を位置合わせしながら重なるように積層させて敷設する
必要があった。
【0005】そのため、冷暖マットの敷設時には、敷設
する部材の点数が増加して敷設作業が煩雑化するという
問題があった。また、敷設後においても、マット体が断
熱材から位置ズレすると、マット体が床面に直接接触す
ることになるため、断熱効果が阻害されるという問題も
あった。
【0006】本発明は、前述した事情に鑑みなされたも
のであり、その目的は、敷設作業が簡単であって断熱効
率を良好に維持し得る冷暖マットを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、冷暖マットに係る本願請求項1に記載の発明は、
マット体内に冷房又は暖房に供する流体の循環路を形成
し、当該循環路内を前記流体が循環することにより当該
マット体の敷設箇所の冷房又は暖房を行う冷暖マットに
おいて、前記マット体内に前記循環路を有する熱交換機
能層と当該マット体の敷設面に対する断熱作用をなす断
熱機能層とをマット体の厚さ方向へ積層配置したことを
要旨とした。
【0008】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、前記断熱機能層には空気を
充填又は循環させるための空間部が設けられていること
を要旨とした。
【0009】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項1又は請求項2に記載の発明において、前記熱交換機
能層における断熱機能層との対向面及び前記断熱機能層
における熱交換機能層との対向面には前記両機能層を積
層配置した状態において当該両機能層の位置ズレを規制
する位置ズレ規制手段が形成されていることを要旨とし
た。
【0010】また、本願請求項4に記載の発明は、請求
項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の発明におい
て、前記熱交換機能層及び断熱機能層は、各々上下で対
をなす両シートの対向面同士が所定の接合部位で接合さ
れることにより、使用時には各々の外面に凹凸形状が形
成される可撓性を備えた各袋体として構成され、両袋体
における所定部位同士が接合されることにより前記マッ
ト体が構成されていることを要旨とした。
【0011】また、本願請求項5に記載の発明は、請求
項1又は請求項2に記載の発明において、前記熱交換機
能層及び断熱機能層は、各層の袋体を構成する上下両シ
ートのうち何れか一方のシートを各層の袋体形成のため
に共用していることを要旨とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第一実
施形態を図1〜図3に従って説明する。図1及び図2に
示すように、本実施形態における冷暖マット11のマッ
ト体12は熱交換機能層としての通液袋体13と断熱機
能層としての空気袋体14とを備えている。前記通液袋
体13の内部には流体としての温水を循環させるための
循環路15が形成され、前記空気袋体14の内部には空
気を充填するための空間部16が形成されている。そし
て、前記通液袋体13と空気袋体14とは前記マット体
12の厚さ方向へ積層配置された構成になっている。
【0013】前記通液袋体13は、可撓性を備えた合成
樹脂(本実施形態では、ウレタン樹脂)からなる上下一
対のシート17,18から構成されている。前記両シー
ト17,18は、それぞれ平面視略長方形状をなし、当
該両シート17,18の各4辺に沿う縁部同士が溶着固
定されることにより、前記通液袋体13の内部には内部
空間S1が形成される。
【0014】そして、前記内部空間S1において、前記
上下両シート17,18の対向面同士が所定の接合部位
で溶着固定(接合)されることにより、当該内部空間S
1内には前記循環路15の形状を規定する隔壁部19が
形成されている。なお、本実施形態において、前記隔壁
部19は超音波圧着法等の溶着固定手法により形成され
る。そして、前記隔壁部19が形成されたことに基づ
き、前記循環路15は、ストレート部20と略直角に曲
がるコーナ部21が連続する蛇行形状をなすように形成
されている。
【0015】また、前記通液袋体13の表面には吸入口
22及び吐出口23が形成され、前記循環路15の一方
の端部は吸入口22と連通し、当該循環路15の他方の
端部は吐出口23と連通するように形成されている。そ
して、前記循環路15に温水を循環させた場合には、図
2に示すように、当該循環路15の周壁部分と対応する
上下両シート17,18の部位が膨張し、当該通液袋体
13の外面に凹部24及び凸部25が形成されるように
なっている。
【0016】一方、前記空気袋体14は、前記通液袋体
13の下側(通液袋体13の吸水口22及び吐出口23
が形成されていない側)に配置されている。この空気袋
体14も、前記通液袋体13と同様に、可撓性を備えた
合成樹脂(本実施形態では、ウレタン樹脂)からなる上
下一対のシート26,27から構成されている。そし
て、前記両シート26,27は、それぞれ平面視略長方
形状をなし、当該両シート26,27の各4辺に沿う縁
部同士が溶着固定されることにより、前記空気袋体14
の内部には内部空間S2が形成される。
【0017】そして、前記内部空間S2において、前記
上下両シート26,27の対向面同士が所定の接合部位
で溶着固定(接合)されることにより、当該内部空間S
2内には前記空間部16の形状を規定する隔壁部28が
形成されている。なお、本実施形態において、前記空間
部16は通液袋体13の循環路15と略同様の蛇行形状
をなすように形成されている。そして、前記空間部16
に空気を充填した場合には、図2に示すように、当該空
間部16の周壁部分と対応する上下両シート26,27
の部位が膨張し、当該空気袋体14の外面に凹部29及
び凸部30が形成されるようになっている。
【0018】そして、図2に示すように、前記通液袋体
13と空気袋体14とを積層配置した状態においては、
両袋体13,14の各対向面に膨張形成された凹部2
4,29及び凸部25,30が互いに噛み合い係止して
両袋体13,14が位置ズレ規制されるようになってい
る。即ち、前記各凹部24,29及び凸部25,30に
より位置ズレ規制手段が構成されている。そして更に、
その積層状態において、前記両袋体13,14は、各4
辺に沿う縁部同士が互いに溶着固定されている。従っ
て、前記両袋体13,14はマット体12を構成するべ
く積層配置された状態で一体化されている。
【0019】次に、以上のように構成された本実施形態
における冷暖マット11の使用方法について説明する。
例えば、前記冷暖マット11を室内暖房に使用する際に
は、先ず、暖房を行いたい部屋までマット体12を持ち
込み、その部屋の床表面に空気袋体14が当接するよう
にマット体12を敷く。そして、前記空気袋体14の空
間部16に空気を充填した後、前記通液袋体13の吸入
口22及び吐出口23を図示しない循環ポンプに接続
し、当該ポンプを駆動させる。すると、この循環ポンプ
の駆動に伴い、前記吸入口22を介して循環路15内に
は温水が流通し、当該循環路15の上側周壁部分から当
該温水の熱が放熱され、この放熱作用により室内が暖房
される。
【0020】一方、前記マット体12の通液袋体13に
よる前記空気袋体14との対向面(循環路15の下側周
壁部分)からの放熱は、前記空気袋体14により抑制さ
れる。即ち、前記マット体12において、前記空気袋体
14は前記内部空間S2に形成された空間部16が断熱
材としての役割を果たすようになっている。そして、前
記循環路15内を流通した温水は、前記吐出口23を介
して循環ポンプに送られ、その後、同様に温水の循環が
繰り返される。
【0021】また、例えば、前記冷暖マット11を浴槽
31内に貯まった浴湯Wの湯冷めを抑制するために使用
する際には、先ず、図3に示すように、浴湯Wの貯まっ
た浴槽本体32の内面に前記マット体12の空気袋体1
4が接触するように当該マット体12を配置する。そし
て、前記空気袋体14の空間部16に空気を充填した
後、前記通液袋体13の吸入口22及び吐出口23を図
示しない循環ポンプに接続し、当該ポンプを駆動させ
る。そして、入浴者Pは前記マット体12の表面に腰掛
けるように入浴する。
【0022】すると、前記循環ポンプの駆動に伴い、前
記吸入口22を介して循環路15内には温水が流通し、
当該循環路15の上側周壁部から当該温水の熱が放熱さ
れ、この放熱作用により前記浴湯Wの湯冷めが抑制され
る。また、前記空気袋体14の断熱作用により、前記マ
ット体12の湯冷め抑制効果は良好に維持される。
【0023】従って、この第1実施形態によれば以下の
ような特徴を得ることができる。 (1)前記マット体12において、通液袋体13と空気
袋体14とは当該マット体12の厚さ方向へ積層配置さ
れた一体構成になっている。従って、前記空気袋体14
を先ず敷設した上で、前記通液袋体13を位置合わせし
ながら重なるように積層させて敷設するという面倒な作
業が必要なく、運搬時等における取り扱い及びマット体
12の敷設作業が簡単である。
【0024】(2)前記マット体12は空気袋体14を
備えているので、当該空気袋体14の内部に形成された
空間部16に空気を充填するという簡単な構成にもかか
わらず、断熱効率に優れ、製造が容易で、既存の断熱材
に比べ、材料コストが低減できる。
【0025】(3)前記通液袋体13と空気袋体14と
を積層配置した状態においては、両袋体13,14の各
対向面に膨張形成された凹部24,29及び凸部25,
30が互いに噛み合い係止して両袋体13,14の位置
ズレを規制するようになっている。従って、前記マット
体12を敷設後、通液袋体13が敷設面(床材等)へ直
接接触することがなく、空気袋体14によって通液袋体
13の敷設面への放熱を確実に抑制することができ、断
熱効率を良好に維持し得る。
【0026】さらには、前記両袋体13,14間の隙間
を少なくしてマット体12全体の厚さを小さくできると
共に、通液袋体13の放熱面積を広くできる。 (4)前記両袋体13,14は可撓性を備えた袋体とし
て構成されるので、前記マット体12は敷設面の形状に
対応でき、当該マット体12に人が乗った場合には、肌
触りがよい。
【0027】(5)前記両袋体13,14の内部空間S
1,S2には、それぞれ前記上下一対のシート17,1
8,26,27の対向面同士が所定の接合部位で溶着固
定(接合)されることにより、それぞれ循環路15及び
空間部16が形成される。従って、部材構成が簡単で材
料コストが安くできると共に、製造が容易である。
【0028】次に、本発明の第2実施形態を図4に基づ
き説明する。なお、本実施形態は、冷暖マット11の概
略構成において前記第1実施形態とは一部の相違点を除
きほぼ同一構成になっている。そのため、以下では、前
記第1実施形態と同一構成の部分については同一符号を
付すことにより重複説明は省略する。
【0029】さて、図4に示すように、本実施形態にお
ける冷暖マット11のマット体33も、熱交換機能層と
しての通液袋体34と断熱機能層としての空気袋体35
とを備え、その前記通液袋体34と空気袋体35とは前
記マット体33の厚さ方向へ積層配置された状態で一体
化した構成になっている。
【0030】そして、本実施形態にあっては、前記通液
袋体34及び空気袋体35が、各袋体34,35におけ
る合成樹脂(本実施形態では、ウレタン樹脂)からなる
上下両シート36,37,38のうち何れか一方のシー
ト37を共用している。即ち、通液袋体34は上シート
36と下シート37とからなり、空気袋体35は上シー
ト37と下シート38とからなり、両袋体34,35は
境界となるシート37を共用している。
【0031】そして、前記通液袋体34の上シート36
と下シート37の対向面同士が所定の接合部位で溶着固
定されることにより、当該内部空間S1内には前記循環
路15の形状を規定する隔壁部19が形成されている。
又、前記空気袋体35の上シート37と下シート38の
対向面同士が所定の接合部位で溶着固定されることによ
り、当該内部空間S2内には前記空間部16の形状を規
定する隔壁部28が形成されている。
【0032】従って、この第2実施形態によれば前記第
1実施形態における特徴に加えて、以下のような特徴を
得る。前記両袋体34,35は、袋体を形成するため
に、前記シート37を共用しているので、シートを共用
しない場合に比べ、材料となるシートの枚数を減らすこ
とができ、その分材料コストを低減することができる。
また、前記通液袋体34と空気袋体35との間に隙間が
形成されず、前記マット体33の厚さを薄く形成するこ
とができる。
【0033】なお、前記各実施形態は以下のように変更
して具体化してもよい。 ・ 前記第1及び第2実施形態では、前記通液袋体1
3,34の循環路15に温水を循環させたが、熱媒体と
して他の液体を循環させてもよい。不凍性を有する液体
であればなおよい。また、循環路15に冷水を循環さ
せ、冷房を目的に使用してもよい。さらに、冷水の代わ
りに、他の液体を冷却し、循環させてもよい。
【0034】・ 前記各実施形態では、前記各マット体
12,33を形成するうえで各シート17,18,2
6,27,36,37,38の接合は超音波圧着法によ
り行われていたが、他の接合方法で固定してもよい。
【0035】・ 前記第1実施形態では、前記両袋体1
3,14が、各4辺に沿う縁部同士が互いに溶着固定さ
れ、前記両袋体13,14はマット体12を構成するべ
く積層配置された状態で一体化されていたが、積層配置
された状態で前記両袋体13,14の各4辺のうち対向
する各1辺や2辺や3辺に沿う縁部同士が互いに溶着固
定されていてもよい。また、前記両袋体13,14の対
向する4つの角部同士が互いに溶着固定されていてもよ
いし、前記両袋体13,14がマット体12を構成する
べく積層配置された状態で一体化されていれば両袋体1
3,14のどの部分同士を溶着固定してもよい。
【0036】・ 前記第1実施形態では、前記両袋体1
3,14を積層配置した状態で、両袋体13,14の各
対向面に膨張形成される凹部24,29及び凸部25,
30が、位置ズレ規制手段として構成されていたが、予
め、当該両袋体13,14の対向面に凹凸形状が形成さ
れていてもよい。
【0037】・ 前記各実施形態では、前記空気袋体1
4,35内に形成された空間部16に空気を充填するよ
うになっていたが、空間部16内に、例えば、エアーポ
ンプなどを用いて、空気を循環させるようにしてもよ
い。
【0038】・ 前記各実施形態では、前記マット体1
2,33において、通液袋体13,34と空気袋体1
4,35とがそれぞれマット体12,33の厚さ方向へ
積層配置されていたが、通液袋体13,34を2個や3
個等複数個がマット体12,33の厚さ方向へ積層配置
されていてもよい。さらに、空気袋体14,35も2個
や3個等複数個がマット体12,33の厚さ方向へ積層
配置されていてもよい。なお、この際、各マット体1
2,33の積層状態において、前記各通液袋体13,3
4の上下両面が共に空気袋体14,35により覆われな
いようにする。例えば、各マット体12,33の厚さ方
向上から下へそれぞれ通液袋体13,34、通液袋体1
3,34、空気袋体14,35というように積層配置す
る。
【0039】・ 前記各実施形態では、前記各袋体1
3,14,34,35が可撓性を備えたウレタン樹脂か
らなる上下一対のシート17,18,26,27,3
6,37,38から形成されていたが、可撓性を備えな
い材質の上下一対のシートから形成されていてもよい。
【0040】・ 前記各実施形態では、前記内部空間S
1において、上下シート17,18の対向面同士が所定
の接合部位で溶着固定されることにより、前記通液袋体
13,34内に循環路15が形成されていたが、前記内
部空間S1に例えば別部材として銅製の循環パイプを配
設することにより循環路が形成されていてもよい。
【0041】・ 前記各実施形態では、前記通液袋体1
3,34と空気袋体14,35とが前記マット体12,
33の厚さ方向へ積層配置されていたが、前記通液袋体
13,34と既存の断熱材とが前記マット体12,33
の厚さ方向へ積層配置された状態で一体化されていても
よい。
【0042】・ 前記各実施形態では、前記冷暖マット
11を室内暖房及び浴湯Wの湯冷めを抑制するのに使用
したが、動物を飼育する飼育床暖房や植物を栽培する温
室内暖房等に、前記室内暖房の要領で使用してもよい。
【0043】・ 前記各実施形態では、前記各シート1
7,18,26,27,36,37,38がウレタン樹
脂からなっていたが、塩化ビニル樹脂やポリ塩化ビニリ
デン等、他の合成樹脂からなっていてもよい。
【0044】・ 前記各実施形態では、前記循環路15
が、ストレート部20と略直角に曲がるコーナ部21が
連続する蛇行形状をなすように形成されていたが、前記
循環路15の形状を適宜変更してもよい。
【0045】
【発明の効果】本願の各請求項に記載の発明によれば、
敷設作業が簡単であって断熱効率を良好に維持し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における冷暖マットの平面図。
【図2】同じく、図1のA−A線断面の矢視図。
【図3】同じく、冷暖マットを浴槽内に配置した状態を
示す概略図。
【図4】第2実施形態における冷暖マットの断面図。
【符号の説明】
11…冷暖マット、12,33…マット体、13,34
…熱交換機能層としての通液袋体、14,35…断熱機
能層としての空気袋体、15…循環路、16…空間部、
17,18,26,27,36,37,38…シート、
24,29…位置ズレ規制手段としての凹部、25,3
0…位置ズレ規制手段としての凸部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マット体内に冷房又は暖房に供する流体
    の循環路を形成し、当該循環路内を前記流体が循環する
    ことにより当該マット体の敷設箇所の冷房又は暖房を行
    う冷暖マットにおいて、前記マット体内に前記循環路を
    有する熱交換機能層と当該マット体の敷設面に対する断
    熱作用をなす断熱機能層とをマット体の厚さ方向へ積層
    配置した冷暖マット。
  2. 【請求項2】 前記断熱機能層には空気を充填又は循環
    させるための空間部が設けられている請求項1に記載の
    冷暖マット。
  3. 【請求項3】 前記熱交換機能層における断熱機能層と
    の対向面及び前記断熱機能層における熱交換機能層との
    対向面には前記両機能層を積層配置した状態において当
    該両機能層の位置ズレを規制する位置ズレ規制手段が形
    成されている請求項1又は請求項2に記載の冷暖マッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記熱交換機能層及び断熱機能層は、各
    々上下で対をなす両シートの対向面同士が所定の接合部
    位で接合されることにより、使用時には各々の外面に凹
    凸形状が形成される可撓性を備えた各袋体として構成さ
    れ、両袋体における所定部位同士が接合されることによ
    り前記マット体が構成されている請求項1〜請求項3の
    うち何れか一項に記載の冷暖マット。
  5. 【請求項5】 前記熱交換機能層及び断熱機能層は、各
    層を袋体として構成する上下両シートのうち何れか一方
    のシートを各層の袋体形成のために共用している請求項
    1又は請求項2に記載の冷暖マット。
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