JP2002335512A - ケーブルテレビジョン網を用いたコンテンツの配信システム - Google Patents

ケーブルテレビジョン網を用いたコンテンツの配信システム

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JP2002335512A
JP2002335512A JP2001139548A JP2001139548A JP2002335512A JP 2002335512 A JP2002335512 A JP 2002335512A JP 2001139548 A JP2001139548 A JP 2001139548A JP 2001139548 A JP2001139548 A JP 2001139548A JP 2002335512 A JP2002335512 A JP 2002335512A
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Hiromichi Tatematsu
弘通 立松
Yuichi Takahashi
雄一 高橋
Keita Nemoto
敬太 根本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CATVシステムを用いて、大量のコンテン
ツの配信を安価に行う。 【解決手段】 CATVの使用周波数帯域のうち、主と
してインターネット用に用いられている上り帯域Aと、
テレビジョン受像機用の下り帯域Bの一部を除き、映画
等を始めとする各種コンテンツの配信用に用いる。この
場合下り帯域Bにおいては各コンテンツは例えはMPE
G2で圧縮されて配信することにより、例えば1000
チャンネル等、非常に多数のコンテンツを通信衛星等を
利用した場合に比較して非常に安価に配信可能にする。
ユーザはPC等の端末のチューニング機能を用いてこの
多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを容易に選
択し視聴することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同軸ケーブル等の有
線手段を用いて各加入者のテレビジョン受像機に各種コ
ンテンツを配信するケーブルテレビジョン(以下「CA
TV」とする)網を利用したコンテンツの配信システム
に係り、特に、加工したコンテンツを従来の情報伝達経
路を用いて配信することを可能にしたコンテンツの配信
システムに関する。なお、「コンテンツ」の語は本発明
の技術分野であるCATVシステムも含め、マルチメデ
ィアよって提供される画像情報、文字情報、音声(音
楽)情報等を含む広義な語として用いる。
【0002】
【従来の技術】CATV放送では、同軸ケーブルや光フ
ァイバーケーブル等の広帯域の搬送手段により各種テレ
ビ番組、映画、各種情報等、多数のコンテンツが配信さ
れている。
【0003】しかし、CATVシステムにおいては加入
者は配信される放送としての情報を、通常のテレビジョ
ン受像機により受信しかつ視聴することを前提とするた
め、コンテンツの搬送は当然のことながら通常のテレビ
ジョンで受信しかつ再生可能な方式で搬送されることに
なり、配信可能なコンテンツには限界がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような環境下に
おいて、都市部における高層建築物の増大による難視聴
区域の増大、インターネットの高速接続等の要請により
CATV放送の加入者は増大傾向にあり、かつこれに対
応して加入者の年齢構成の拡大、加入者の居住地域も拡
大している。この結果、CATV加入者全体の配信コン
テンツに対する要望は極めて多種多様となり、今後はさ
らにこの傾向が加速するものと考えられている。
【0005】上述の点を考えると、現時点でのコンテン
ツの配信システムでは限界があり、現状のままでは今後
増大する要望に対しては対応できなくなる可能性が極め
て高い。このため多数のコンテンツの配信が可能なシス
テムを早急に構築する必要がある。またこの場合増大す
るコンテンツに対して、CATV加入者は多数のコンテ
ンツの中から特定のコンテンツを指定する等の必要上、
コンテンツの配信元であるCATV局に対して自己の要
望を発信する等、双方向型の情報伝達システムを構築す
る必要もある。なお、CATVシステムにおいては、イ
ンターネット用として、或いは加入者の視聴状態のデー
タ取得等の必要上、後述する上り用の周波数帯域が予め
確保されている。
【0006】ここで、多チャンネル化、高密度画像配信
等を実現する方法の一つとして、衛星を利用する方法が
ある。しかし、衛星を利用する方法では、例えば1中継
器当たり年間約5億円程度のランニングコストを必要と
し、非常にコスト高となる。また双方向サービスを実施
する場合、コンテンツの配信等、加入者に対する情報提
供(以下「下り方向発信」或いは単に「下り」とする)
は衛星経由が可能なものの、特定のコンテンツの配信要
請等で配信者にアクセスする場合(以下「上り方向発
信」或いは単に「上り」とする)は、衛星に対する送信
設備のない加入者が発信するため、衛星経由の情報伝達
は不可能であり、電話回線等、別の上り用回線を確保せ
ざるを得ない等の不都合が生じる。
【0007】また、ADSL(AsymmetricDSL /非対称
型デジタル加入者回線) を利用するこことも考えられる
が、この場合にはADSLにより例えばWWW(World
Wide Web) 等のトラフィックと共用となるため、大容量
コンテンツの配信を行った場合、トラフィックが輻輳し
て画質の低下等のサービス品質の低下が懸念される。ま
たコンテンツの増加に対応し配信帯域を拡大することも
事実上困難である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点に
鑑み構成されたものであって、配信するコンテンツを加
工し、かつこの加工したコンテンツをCATVのネット
ワークを利用して配信し、CATV加入者は、パーソナ
ルコンピュータ等、当該加工されたコンテンツを受信し
かつ再生可能な手段により再生視聴するよう構成され、
これにより極めて多数のコンテンツの配信を可能にし、
或いはCATVネットワークに接続しているテレビジョ
ン受像機では再生不可能な高精密な画像や、音楽等の音
声情報を取得可能に構成したCATV配信システムであ
る。
【0009】また、配信コンテンツの加工の一方法して
実現可能なチャンネル数の飛躍的な増大に対応して、各
CATV局のコンテンツを総合管理し、加入者が契約局
以外のコンテンツサーバからの配信も受けることが可能
なよう構成したCATV配信システムである。
【0010】
【発明の実施の形態】先ず、従来のCATVをインフラ
とするインターネット(CATVインターネット)をそ
のまま利用してマルチキャスト配信、即ちCATV局の
配信サーバーから、特定の加入者のコンピュータに一斉
に配信する構成では、上りと下りにそれぞれ1帯域設定
する必要があるため、コンテンツ数が増大すると上りの
帯域が足りなくなる(因みに通信量の非対象性によりC
ATVインターネットでは、上りの帯域が予め少なく設
定されている)。
【0011】このため、本発明では前述の如く、配信す
るコンテンツを加工し、かつこの加工したコンテンツを
CATVのネットワークを利用して配信し、CATV加
入者は、パーソナルコンピュータ等、当該加工されたコ
ンテンツを受信しかつ再生可能な手段により再生視聴す
るように構成される。このコンテンツの配信に使用する
周波数帯域は最低限下りの帯域のみで可能とする。
【0012】CATV配信システムでは、比較的小容量
の上り帯域用施設と、大容量の下り帯域用の施設がある
が、コンテンツを所定の目的に応じて加工し、かつこの
テレビジョン受像機用の下り帯域を用いて加入者に配信
することにより従来型のCATV及び双方向型CATV
のいずれにおいても格段に多数のコンテンツを配信した
り、配信画像の高精度化することによりコンテンツの品
質を向上させる等、その目的に応じたコンテンツの配信
を行うことができる。また例えば圧縮動画画像として加
工する場合、MPEG2TSを用いることにより搬送デ
ータのエラー訂正が可能となり、より高品質なコンテン
ツの提供が可能となる。
【0013】なお、本発明によればコンテンツが更に増
加した場合、下りの使用周波数帯域を増加することによ
り対応が可能であり、またコンテンツ数が増加しても前
記加工したコンテンツの受信が可能な端末のチューニン
グ機能により、下り帯域から所定のコンテンツを容易に
選択することが可能である。因みに、インターネットの
仕組みの場合には上りと下りの帯域が予め組み合わされ
ているため一つの上りの帯域を用いて、他の組みあわせ
で使用されている下りの帯域を制御することはできな
い。
【0014】また、配信画像が例えばVHS規格並の画
質を維持するためには500kbpsの帯域を確保する必要
があるが、通常CATVインターネットでは約10Mbp
s 程度を各加入者でシェアしているため、前記500kb
psを確保するには多大な投資を必要とする。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参考に具体的に
説明する。図1は、CATVシステムにおける周波数帯
域の利用状態を示す。このうち、A1、A2は上り周波
数帯域Aであり、B1乃至Bnは下り周波数帯域Bとさ
れる周波数帯域である。従来のCATVシステムが基本
的には加入者のテレビジョン受像機に対するコンテンツ
の配信、即ちコンテンツの放送を基本とし、上りと下り
の情報搬送量の非対象性によって、下り周波数帯域Bに
対して上り周波数帯域Aが少ない非対称な構造となって
いる。
【0016】上記構成において、CATVインターネッ
トでは、下り情報の送信の為に上り情報も必要となるた
め、上り情報IN1として周波数A1を、また下り情報
IN2として周波数B1を利用するよう構成されてい
る。また図示の構成では、インターネットの伝送容量を
増加する場合に対応すべく、上り情報IN1´用として
周波数A2を、また下り情報IN2´に対応するため周
波数B2を確保している。なお、インターネットIN自
体は上述のIN1、IN2により自由に行うことができ
る。
【0017】次に、下り周波帯域Bのうち、周波数B3
以降は、各加入者のテレビジョン受像機に対するコンテ
ンツの配信用として、そのコンテンツの配信量に応じて
所定の周波数が利用されている。本発明は、この従来か
らテレビジョン受像機にコンテンツを配信する帯域を利
用して、搬送情報を加工してコンテンツを配信するもの
である。図示の下り帯域Bは、放送システムとしての通
常のテレビジョン受像機にコンテンツを配信している帯
域であるが、図示の場合は、この下り帯域を利用して搬
送される加工コンテンツと、この加工コンテンツを受信
再生する加入者の端末との関係のみを示している。
【0018】コンテンツの加工の例としては、IPデー
タを所定の手続で受信できるようカプセル化(カプセリ
ング/encapusulation) し、MPEG2のTSパケット
内に挿入することにより、前記下り周波数帯域を利用し
てIP伝送を実施する等である。
【0019】上記の加工を行えば、前述したVHS規格
程度の画質(500kbps) の送信であれば、一つの周波
数を用いることにより約50チャンネルの配信が可能と
なり、従って20の周波数を用いることにより1000
チャンネルの配信が可能となる。また、画質の向上等に
ポイントを置けば、例えば1Mbps 程度に画質を向上さ
せた場合には、前記20の周波数で500チャンネル程
度の高精度画像のコンテンツの配信が可能となる。
【0020】このようにして、CATVシステムにおい
て、放送の仕組みとして各加入者のテレビジョン受像機
に対してコンテンツを配信する下り周波数帯域を利用す
ることにより多数のチャンネルの配信や、高精度の画像
の配信が可能となる。この場合、コンテンツの送信は下
り周波数帯域を利用するだけであるから、更に多数のコ
ンテンツの配信に対応してB2〜Bnの間で使用周波数
を増やすことにより配信コンテンツの増加に対して容易
に対応することができる。即ち、下り周波数帯域が確保
されている限り、例えば数千チャンネルのコンテンツの
配信も当然可能となる。
【0021】上記のように配信されるコンテンツが例え
ば1000チャンネル或いはそれ以上となっても、特定
のCATV局に加入している加入者は、パーソナルコン
ピュータ等の端末機側にチューニング機能を構成するこ
と以外に、特別な装置を必要とすることなく複数の下り
周波数から所定のコンテンツを容易に選択することがで
きる。
【0022】更に、受信ボードに設定されているMAC
アドレス(Media Access Control Addes) とマルチキャ
ストアドレスとを連携させることにより、特定のマルチ
キャストアドレスグループに対してのみコンテンツを送
信するようにして視聴者を特定のグループに限定するこ
とも可能である。
【0023】図2は上記多チャンネル方式のCATVを
双方向型として実施した場合の一例を示す。加入者1
は、従来のCATVの放送システムとしてテレビジョン
受像機7を用いて各種のコンテンツの視聴をすることは
従来どおり全く支障無く行うことができる。
【0024】符号5は上記加入者のパーソナルコンピュ
ータ等、下り周波数帯域を用いて配信された加工コンテ
ンツを受信しかつ再生可能な端末機(以下「PC」とす
る)である。加入者1はこのPC5を用いて、画像情
報、映画等の動画画像情報、文字情報、音楽情報等の加
工コンテンツを受信し再生する。
【0025】上記システムの利用方法はいろいろ考えれ
らるが、例えば前記加入者1はPC5を用いてCATV
インターネットINによりCATV局CA1のウエッブ
サーバ2を介してコンテンツデータベース3にアクセス
する。CATV局CA1に加入者1が所望するコンテン
ツが存在する場合には前記PC5に対して、所定のコン
テンツが存在することが表示される。これにより加入者
1はPC5により当該コンテンツの配信開始時間を設定
する。
【0026】前記配信コンテンツおよび配信時間は配信
サーバ4に設定され、設定された配信時間になったなら
ば、コンテンツサーバ(1)乃至(n)のうち、所定の
コンテンツが入力されているコンテンツサーバから設定
されているコンテンツの出力を行う(ビデオオンデマン
ド方式)。なお、CATV局CA1と加入者1との間で
この様な情報の授受が行われてている間も、当然の事な
がらこの下り帯域を用いて各加入者のテレビジョン受像
機に対してコンテンツが配信(放送)されている。
【0027】また、多チャンネル化に対応してCATV
局CA1は多数のコンテンツを同時配信し、かつ加入者
1は配信中、或いは配信予定のコンテンツをCATVイ
ンターネットを介して確認することにより、所望のコン
テンツを受信することも可能となる。
【0028】また更に、CATV局CA1は特定のコン
テンツを時間差を以て複数配信することにより前記ビデ
オオンデマンドに近い状態を実現することも容易になる
(NVOD/Near Video On Demand) 。
【0029】図3は本発明の他の実施例を示す。CAT
Vシステムにおいて、多チャンネル化はCATVシステ
ムの利便性を増加させるものである。このため多チャン
ネル化自体はCATVシステムにとって好都合なことで
あるが、一方CATV局側では、増大するチャンネルに
対応するコンテンツの設定というソフト分野の負担は当
然ながら増大することになる。
【0030】本実施例は、多チャンネル化したCATV
システムにおけるコンテンツの配信方法に関するもので
ある。昨今、個々のCATV局をネットワーク化してよ
り広範なCATVシステムを構築することにより、CA
TVシステムにおけるスケールメリットを得ようとする
ことが目論まれている。例えば鉄道系CATV局、電力
系CATV局等が個々の通信インフラを用いて個別に配
信していたものを、全体をネットワーク化することによ
ってより広範なCATVシステムが構築されつつある。
【0031】図3において、符号6はネットワーク化し
たCATV局を統括するCATVセンターであって、ネ
ットワーク化したCATV局のうちの特定のCATV局
がこのセンター6として選定されたり、或いはこれらの
CATV局とは別個に設定される。
【0032】このネットワークにおけるシステムを、特
定のCATV局に加入している加入者1が特定のコンテ
ンツの配信をビデオオンデマンドで受ける場合を例に説
明する。
【0033】加入者1は図2に示す場合と同様に、CA
TVインターネットINを用いて自己の望むコンテンツ
の配信をCATV局CA1に要請する。CATV局CA
1は要求されたコンテンツを保有している場合には前述
のとおり、その保有するコンテンツを加入者1に配信す
ることになる。
【0034】一方、CATV局CA1には加入者1の所
望するコンテンツが無い場合には、CATV局CA1
は、例えば自己のウエッブサーバ2(図2参照)を介し
てインターネットでリアルタイムにCATVセンター6
にアクセスする。CATVセンター6は中央処理部6a
から、全コンテンツデータベース6bにアクセスする。
この全コンテンツデータベース6bは、CATVネット
ワークを構成するCATV局CA2乃至CAZの保有す
るコンテンツをデータベース化したものである。
【0035】この全コンテンツデータベース6bによ
り、前記加入者の所望するコンテンツが発見されたなら
ば、当該コンテンツを有するCATV局〔図示の場合は
CATV局D(符号CA4)とする〕にアクセスする。
CATV局CA4は、CATVセンター6の配信要請に
対し、所定のコンテンツのタイトル数、コンテンツ配信
時間等に関して、所定時間に配信可能であれば、その旨
をCATVセンター6に応答し、かつCATVセンター
6はこの旨をCATV局CA1に連絡する。
【0036】CATV局CA1はこれに基づき、加入者
1が要望する時間に、CATV局CA4から所定のコン
テンツの配信を受け、かつこのコンテンツをリアルタイ
ムで当該加入者に配信する。但し、予めCATV局CA
4から所定のコンテンツの配信を受けて記録しておき、
所定の時間に加入者1に配信するようにすることも可能
である。
【0037】CATVセンター6は、CATV局CA1
に対するCATV局CA4からのコンテンツの配信を他
社コンテンツ利用データ6cとして蓄積しておき、定期
的(例えば1か月毎)に決裁手段6dにより決裁データ
を作成し、前記例で言えばCATV局CA1から、コン
テンツを配信したCATV局CA4に対して支払うべき
コンテンツ使用料の明細を作成する。これによりCAT
V局間でのコンテンツの使用料の決裁が行われ、一方各
CATV局に加入する加入者は、他局との間のコンテン
ツの利用の有無とは関わりなくコンテンツの利用料等は
全て契約している特定CATV局との間で決裁する。
【0038】上記実施例は、多チャンネル化により各C
ATV局毎ではコンテンツの品ぞろえが不足するのを補
完することが可能となり、また各CATV局毎の独特
の、例えばローカル性のあるコンテンツを、他のCAT
V局に加入する加入者が利用できる等の利便性が生じ
る。
【0039】
【発明の効果】以上本発明を各実施例を用いて説明した
ように、テレビジョン受像機に対するコンテンツの配信
(放送)用に用いられるCATVシステムの下り帯域を
利用しすることにより、即ち、情報提供のインフラとし
てのCATVシステムは基本的に従来のものをそのまま
用いることによって加工されたコンテンツを配信するこ
とにより、例えば1000チャンネル以上の大量のコン
テンツを当該ケーブルに接続する加入者の端末機により
受信、しかつ再生が可能となる。この結果非常に安価に
多数のコンテンツや、大容量のコンテンツの配信が可能
となる。
【0040】また、配信すべきコンテンツの増大に対し
ては下り帯域における利用周波数帯を増加することのみ
で対応可能であり、しかも加入者は端末機にチューニン
グ機能を構成することにより、特別の装置を用いること
なく大量のコンテンツの中から所定のコンテンツを容易
に選択することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す周波数帯域の概念図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 加入者 2 ウエッブサーバ 3 コンテンツデータベース 4 配信サーバ 5 端末機 6 CATVセンター 6a 中央処理部 6b 全コンテンツデータベース 6c 他社コンテンツ利用データ 6d 決裁手段 7 (CATV放送受信用)テレビジョン受像機 A 上り周波数帯域 B 下り周波数帯域 CA1、CA2、C3、CA4、CAZ CATV局 IN インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 敬太 東京都渋谷区南平台町5番6号 日本デジ タル配信株式会社内 Fターム(参考) 5C063 AA01 AB03 AB05 AB09 AC01 AC02 AC05 AC10 DA13 DB10 5C064 BA01 BA02 BB05 BC10 BC20 BC23 BC25 BD02 BD08 BD14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルテレビジョン網を用いて複数の
    コンテンツを加入者のテレビジョン受像機に配信するシ
    ステムにおいて、搬送すべきコンテンツを、画像圧縮手
    段、動画圧縮手段、音楽コンテンツ配信手段等の情報伝
    達加工手段により加工し、当該加工したコンテンツを、
    テレビジョン受像機にコンテンツを搬送する前記下りの
    周波数帯域を用いて搬送し、加入者はパーソナルコンピ
    ュータ等、上記加工して搬送されたコンテンツを再生可
    能な手段により受信、再生するよう構成したことを特徴
    とするケーブルテレビジョン網を用いたコンテンツの配
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記情報伝達加工手段は動画画像を圧縮
    する画像圧縮手段であって、当該画像圧縮手段により多
    数の動画コンテンツを配信するよう構成したことを特徴
    とする請求項1記載のケーブルテレビジョン網を用いた
    コンテンツの配信システム。
  3. 【請求項3】 前記動画画像を圧縮する画像圧縮手段は
    MPEG2であることを特徴とする請求項2記載のケー
    ブルテレビジョン網を用いたコンテンツの配信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 ケーブルテレビジョンシステムは双方向
    型に構成され、下り帯域の一部と、上り帯域の大部分は
    インターネット用に用いられ、残りの下り帯域が前記情
    報伝達加工手段により加工されたコンテンツの搬送用に
    用いられることを特徴とするケーブルテレビジョン網を
    用いたコンテンツの配信システム。
  5. 【請求項5】 ケーブルテレビジョン網を用いて複数の
    コンテンツを所定の加入者に配信するシステムであっ
    て、複数のCATV局の配信システムは相互に接続され
    ることにより全体として一つのネットワークとして構成
    され、各CATV局の保有するコンテンツを記録するデ
    ータベースが設けられ、各CATV局はこのデータベー
    スの検索により、自己が保有しない他のサーバのコンテ
    ンツを自局の加入者に配信可能に構成することにより多
    チャンネル化に対応するよう構成したことを特徴とする
    ケーブルテレビジョン網を用いたコンテンツの配信シス
    テム。
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