JP2002333471A - Wllシステム及びその基地局 - Google Patents

Wllシステム及びその基地局

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JP2002333471A
JP2002333471A JP2001138749A JP2001138749A JP2002333471A JP 2002333471 A JP2002333471 A JP 2002333471A JP 2001138749 A JP2001138749 A JP 2001138749A JP 2001138749 A JP2001138749 A JP 2001138749A JP 2002333471 A JP2002333471 A JP 2002333471A
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JP
Japan
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target
array antenna
antenna
calculating
coordinates
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Application number
JP2001138749A
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English (en)
Inventor
Junichi Kimura
潤一 木村
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPS受信機等の位置測定装置がなくてもP
Sの座標位置をもとめることが可能であり、従来より精
度の高い位置情報を提供することのできるWLLシステ
ム及びその基地局を提供すること。 【解決手段】 アレイアンテナ2−ターゲットPS4
(基準SU3)間の距離、PS方向データ、及びSU方
向データを用いてターゲットPS4の位置情報を導出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に関するものであり、具体的にはアレイアンテナを用い
たWLL(Wireless Local Loop)システム及びその基
地局に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PHSのような小セル方式の携帯電話シ
ステムにおいては各基地局(CS)のカバーするエリア
が半径数十m〜百m程度であるため、移動加入者端末
(PS)が移動に伴うCSへの位置登録によって、当該
PSを認識しているCSの設置位置からそのPSのおよ
その位置を割り出すことができ、位置情報サービスなど
に採用されている。また、各CSのカバーするエリアが
半径数百m〜数Kmに及ぶシステムの場合には、3以上
のCSが共同して受信電界強度に基づいてターゲットの
PSの位置を求める方式や、ターゲットのPSにGPS
受信機を具備させ、PSに直接的に位置検出をさせる方
式が採用されている。一方、固定式加入者端末(SU)
を無線で接続するWLLシステムにおいても、例えば特
表平8−506471号のようにPSも収容するシステ
ムが各種提案されており、このようなWLLシステムに
おいても上述したPS位置検出方式のいずれかを用いる
ことが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、PSを収容
するWLLシステムにおいて、WLLシステムのSUに
着目して、GPS受信機等の位置測定装置がなくてもP
Sの座標位置をもとめることが可能であり、従来より精
度の高い位置情報を提供することのできるWLLシステ
ム及びその基地局を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本願第1の発明は、固定式加入者端末(基準SU)
と、移動加入者端末(ターゲットPS)と、これら基準
SU及びターゲットPSからの信号をアレイアンテナで
受信するWLL基地局とで構成されるWLLシステムの
WLL基地局に、ターゲットPSが信号を送信してから
各アンテナ素子が同信号を受信するまでの遅延時間に基
づいて、ターゲットPSと各アンテナ素子との距離を算
出する手段と、ターゲットPSと各アンテナ素子との距
離、隣り合うアンテナ素子間の距離、アレイアンテナ中
心とアンテナ素子との距離、及びアンテナ素子数に基づ
いてPS方向データを算出する手段とを具備したことを
特徴とする。
【0005】上記WLLシステムは、基準SUが信号を
送信してから各アンテナ素子が同信号を受信するまでの
遅延時間に基づいて、基準SUと各アンテナ素子との距
離を算出する手段と、基準SUと各アンテナ素子との距
離、隣り合うアンテナ素子間の距離、アレイアンテナ中
心とアンテナ素子との距離、及びアンテナ素子数に基づ
いてSU方向データを算出する手段とを具備することが
好ましい。
【0006】また、上記WLLシステムは、アレイアン
テナの絶対座標を記憶する手段と、ターゲットPSと各
アンテナ素子との距離のうち最短のもの、及びPS方向
データに基づいてアレイアンテナに対するターゲットP
Sの相対座標を算出する手段と、アレイアンテナの絶対
座標と、アレイアンテナに対するターゲットPSの相対
座標とからターゲットPSの絶対座標を算出する手段と
を具備したことが好ましい。
【0007】また、上記WLLシステムは、基準SUの
絶対座標を記憶する手段と、基準SUと各アンテナ素子
との距離のうち最短のもの、及びSU方向データに基づ
いてアレイアンテナに対する基準SUの相対座標を算出
する手段と、基準SUの絶対座標と、アレイアンテナに
対する基準SUの相対座標とからアレイアンテナの絶対
座標を算出する手段とを具備することが好ましい。
【0008】また、上記WLLシステムは、ターゲット
PSと各アンテナ素子との距離のうち最短のもの、及び
PS方向データに基づいてアレイアンテナに対するター
ゲットPSの相対座標を算出する手段と、アレイアンテ
ナの絶対座標と、アレイアンテナに対するターゲットP
Sの相対座標とからターゲットPSの絶対座標を算出す
る手段とを具備することが好ましい。
【0009】また、上記WLLシステムは、アレイアン
テナに対する基準SUの相対座標、ターゲットPSと各
アンテナ素子との距離のうち最短のもの、基準SUと各
アンテナ素子との距離のうち最短のもの、PS方向デー
タ、及びSU方向データに基づいてアレイアンテナに対
するターゲットPSの相対座標を算出する手段と、アレ
イアンテナの絶対座標と、アレイアンテナに対するター
ゲットPSの相対座標とからターゲットPSの絶対座標
を算出する手段とを具備することが好ましい。
【0010】また、上記WLLシステムは、アレイアン
テナの絶対座標を記憶する手段と、基準SUの絶対座標
を記憶する手段と、アレイアンテナの絶対座標と基準S
Uの絶対座標とからアレイアンテナに対する基準SUの
相対座標を算出する手段と、アレイアンテナに対する基
準SUの相対座標、ターゲットPSと各アンテナ素子と
の距離のうち最短のもの、基準SUと各アンテナ素子と
の距離のうち最短のもの、PS方向データ、及びSU方
向データに基づいてアレイアンテナに対するターゲット
PSの相対座標を算出する手段と、アレイアンテナの絶
対座標と、アレイアンテナに対するターゲットPSの相
対座標とからターゲットPSの絶対座標を算出する手段
とを具備することが好ましい。
【0011】上述の課題を解決するため、本願第2の発
明は、固定式加入者端末(基準SU)及び移動加入者端
末(ターゲットPS)からの信号をアレイアンテナで受
信するWLL基地局に、ターゲットPSが信号を送信し
てから各アンテナ素子が同信号を受信するまでの遅延時
間に基づいて、ターゲットPSと各アンテナ素子との距
離を算出する手段と、ターゲットPSと各アンテナ素子
との距離、隣り合うアンテナ素子間の距離、アレイアン
テナ中心とアンテナ素子との距離、及びアンテナ素子数
に基づいてPS方向データを算出する手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0012】上記WLL基地局は、基準SUが信号を送
信してから各アンテナ素子が同信号を受信するまでの遅
延時間に基づいて、基準SUと各アンテナ素子との距離
を算出する手段と、基準SUと各アンテナ素子との距
離、隣り合うアンテナ素子間の距離、アレイアンテナ中
心とアンテナ素子との距離、及びアンテナ素子数に基づ
いてSU方向データを算出する手段とを具備することが
好ましい。
【0013】また、上記WLL基地局は、アレイアンテ
ナの絶対座標を記憶する手段と、ターゲットPSと各ア
ンテナ素子との距離のうち最短のもの、及びPS方向デ
ータに基づいてアレイアンテナに対するターゲットPS
の相対座標を算出する手段と、アレイアンテナの絶対座
標と、アレイアンテナに対するターゲットPSの相対座
標とからターゲットPSの絶対座標を算出する手段とを
具備したことが好ましい。
【0014】また、上記WLL基地局は、基準SUの絶
対座標を記憶する手段と、基準SUと各アンテナ素子と
の距離のうち最短のもの、及びSU方向データに基づい
てアレイアンテナに対する基準SUの相対座標を算出す
る手段と、基準SUの絶対座標と、アレイアンテナに対
する基準SUの相対座標とからアレイアンテナの絶対座
標を算出する手段とを具備することが好ましい。
【0015】また、上記WLL基地局は、ターゲットP
Sと各アンテナ素子との距離のうち最短のもの、及びP
S方向データに基づいてアレイアンテナに対するターゲ
ットPSの相対座標を算出する手段と、アレイアンテナ
の絶対座標と、アレイアンテナに対するターゲットPS
の相対座標とからターゲットPSの絶対座標を算出する
手段とを具備することが好ましい。
【0016】また、上記WLL基地局は、アレイアンテ
ナに対する基準SUの相対座標、ターゲットPSと各ア
ンテナ素子との距離のうち最短のもの、基準SUと各ア
ンテナ素子との距離のうち最短のもの、PS方向デー
タ、及びSU方向データに基づいてアレイアンテナに対
するターゲットPSの相対座標を算出する手段と、アレ
イアンテナの絶対座標と、アレイアンテナに対するター
ゲットPSの相対座標とからターゲットPSの絶対座標
を算出する手段とを具備することが好ましい。
【0017】また、上記WLL基地局は、アレイアンテ
ナの絶対座標を記憶する手段と、基準SUの絶対座標を
記憶する手段と、アレイアンテナの絶対座標と基準SU
の絶対座標とからアレイアンテナに対する基準SUの相
対座標を算出する手段と、アレイアンテナに対する基準
SUの相対座標、ターゲットPSと各アンテナ素子との
距離のうち最短のもの、基準SUと各アンテナ素子との
距離のうち最短のもの、PS方向データ、及びSU方向
データに基づいてアレイアンテナに対するターゲットP
Sの相対座標を算出する手段と、アレイアンテナの絶対
座標と、アレイアンテナに対するターゲットPSの相対
座標とからターゲットPSの絶対座標を算出する手段と
を具備することが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して、本発明
によるWLL基地局の実施の形態について詳細に説明す
る。なお、図1は本発明によるWLL基地局を適用する
WLLシステムの概略図、図2及び図3は本発明による
WLL基地局と加入者端末との位置関係を表す図であ
る。
【0019】図1に示すように、本発明の実施の形態で
あるWLL基地局に設置された基地局装置102は網接
続装置104を介して交換機105と接続しており、交
換機105は図示しない一般加入電話とつながる公衆通
信網と接続している。WLLシステムのサービスエリア
内には複数の加入者端末106が各所に設置され、散在
している。また、WLL基地局と加入者端末106とは
無線回線で接続されているため公衆通信網に接続する一
般加入電話と加入者端末106、及び加入端末106同
士の通話等を行うことができるシステムとなっている。
WLL基地局は無線信号の送受信のためにアレイアンテ
ナ2を備えており、また、システム管理装置103と接
続している。システム管理装置103はWLL基地局・
SU・PS等の装置管理及び加入者の登録情報管理を行
っている。
【0020】次に、図2及び図3を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図2及び図3において、2はアレイ
アンテナを示しており、このアレイアンテナは合計8つ
のアンテナ素子1を具備している。さらに、3は基準S
Uを表しており、4はターゲットPSを表している。本
実施の形態では、位置情報の算出対象となるPSのこと
を「ターゲットPS」と称し、ターゲットPSの位置情
報を算出する際に基準点として利用するSUを「基準S
U」と称す。また、Daはアレイアンテナ2中心−アンテ
ナ素子1間の距離を示しており、Dbは隣り合うアンテナ
素子1間の距離を示している。
【0021】<距離の算出>基準SU3及びターゲット
PS4からの信号は各アンテナ素子1によって受信され
るが、アレイアンテナ2が期待するターゲットPS4
(基準SU3)からの受信開始時刻から実際に受信開始
するまでの遅延時間(td)により、アレイアンテナ2−
ターゲットPS4(基準SU3)間の距離を算出するこ
とができる。すなわち、アレイアンテナ2−基準SU3
の距離をdsnとすると(n:アンテナ素子数。短いものか
ら順に1,2,3,・・・,nとする)算出式はのようにな
る。また、アレイアンテナ2−ターゲットPS4の距離
をdpnとすると(n:アンテナ素子数。短いものから順に
1,2,3,・・・,nとする)算出式はのようになる。 dsn=c×td ---- dpn=c×td ---- 尚、〜ではcを光速30,0000km/secとして計算す
る。
【0022】<方向の算出>アレイアンテナ2−基準S
U3(ターゲットPS)間の距離(dsn,dpn)、アレイ
アンテナ2中心−アンテナ素子1間距離Da、アンテナ素
子1間距離Db、アンテナ素子nから、アレイアンテナ2
中心と基準SU3とのなす角度θsu(以下、SU方向デ
ータと称す)をもとめるときの算出式と、アレイアン
テナ2中心とターゲットPS4とのなす角度θp1(以
下、PS方向データと称す)をもとめるときの算出式
とを以下に記す。
【0023】
【数1】
【0024】
【数2】
【0025】本実施の形態では「距離の算出」「方向の
算出」をシステム管理装置103内に所定のソフトウェ
ア等を組み込むことにより実行するとする。以下に、上
記のような手順でもとめたアレイアンテナ2−ターゲッ
トPS4(基準SU3)間の距離、PS方向データ、及
びSU方向データに基づいてターゲットPS4の位置情
報を導出するときの説明を行う。本実施の形態では、タ
ーゲットPS4の位置情報を導出するときの詳細な説明
を下記の3パターンに分けて行う。 ・基準SUの絶対座標を予め記憶している場合 ・基準SU及びアレイアンテナの絶対座標を予め記憶し
ている場合 ・アレイアンテナの絶対座標を予め記憶している場合
【0026】<基準SUの絶対座標を予め記憶している
場合>基準SU3の絶対座標(xs, ys)をシステム管理
装置103内にある所定のソフトウェアに予め記憶し、
ターゲットPS4の絶対座標(xp, yp)をもとめるとき
の手順を説明する。なお、基準SU3の位置を点sとす
る。
【0027】STEP1;点sの絶対座標(xs, ys)をベク
トル式で表すと以下のようになる。
【数3】
【0028】STEP2;アレイアンテナ2の位置を点o'と
し、アレイアンテナ2−基準SU3間の距離(ds1)と
基準SU3のSU方向データ(θsu)とに基づいてアレ
イアンテナ2に対する基準SU3の相対座標をもとめ
る。算出式を以下に記す。
【数4】
【0029】STEP3;基準SU3の絶対座標(xs, ys
と、STEP2でもとめた基準SU3の相対座標とに基づい
てアレイアンテナ2の絶対座標をもとめる。算出式を以
下に記す。
【数5】
【0030】STEP4;アレイアンテナ2−ターゲットP
S4間の距離(dp1)と、PS方向データ(θp1)とに
基づいてアレイアンテナ2に対するターゲットPS4の
相対座標をもとめる。この場合の算出式はととの2
通り考えられるが、いずれの算出式を用いてもよい。算
出式を以下に記す。
【数6】
【0031】
【数7】
【0032】STEP5;STEP3でもとめたアレイアンテナ
2の絶対座標と、STEP4の算出式(又は)でもとめ
たアレイアンテナ2に対するターゲットPS4の相対座
標とに基づいてターゲットPS4の絶対座標をもとめ
る。算出式を以下に記す。
【数8】
【0033】<基準SU及びアレイアンテナの絶対座標
を予め記憶している場合>基準SU3の絶対座標(xs,
ys)及びアレイアンテナ2の絶対座標(xa, ya)をシス
テム管理装置103内にある所定のソフトウェアに予め
記憶し、ターゲットPS4の絶対座標(xp, yp)をもと
めるときの手順を説明する。なお、基準SU3の位置を
点s、アレイアンテナ2の位置を点o'とする。
【0034】STEP1;点sの絶対座標(xs, ys)、点o'
の絶対座標(xa, ya)をベクトル式で表すと以下のよう
になる。
【数9】
【数10】
【0035】STEP2;アレイアンテナ2に対する基準S
U3の相対座標をもとめる。算出式を以下に記す。
【数11】
【0036】STEP3;アレイアンテナ2−ターゲットP
S4間の距離(dp1)と、PS方向データ(θp1)とに
基づいてアレイアンテナ2に対するターゲットPS4の
相対座標をもとめる。この場合の算出式はととの2
通り考えられるが、いずれの算出式を用いてもよい。算
出式を以下に記す。
【数12】
【0037】
【数13】
【0038】STEP4;アレイアンテナ2の絶対座標と、
STEP3の算出式(又は)でもとめたアレイアンテナ
2に対するターゲットPS4の相対座標とに基づいてタ
ーゲットPS4の絶対座標をもとめる。算出式を以下に
記す。
【数14】
【0039】<アレイアンテナの絶対座標を予め記憶し
ている場合>アレイアンテナ2の絶対座標(xa, ya)を
システム管理装置103内にある所定のソフトウェアに
予め記憶し、ターゲットPS4の絶対座標(xp, yp)を
もとめるときの手順を説明する。なお、アレイアンテナ
2の位置を点o'とする。 STEP1;点o'の絶対座標(xa, ya)をベクトル式で表す
と以下のようになる。
【数15】
【0040】STEP2;アレイアンテナ2−ターゲットP
S4間の距離(dp1)と、PS方向データ(θp1)とに
基づいてアレイアンテナ2に対するターゲットPS4の
相対座標をもとめる。算出式を以下に記す。
【数16】
【0041】STEP3;アレイアンテナ2の絶対座標
(xa, ya)と、STEP2でもとめたアレイアンテナ2に対
するターゲットPS4の相対座標とに基づいてターゲッ
トPS4の絶対座標をもとめる。算出式を以下に記す。
【数17】
【0042】以上、ターゲットPS4の絶対座標をもと
めるときの手順を3パターンに分けて説明したが、上記
手順でもとめたターゲットPS4の絶対座標を「経度や
緯度を表す情報」に変換することにより、GPS受信機
等の位置測定装置がなくてもPSの高精度な位置情報を
もとめることが可能となる。
【0043】
【発明の効果】このように本発明によれば、GPS受信
機等の位置測定装置がなくてもPSの座標位置をもとめ
ることが可能であり、従来より精度の高い位置情報を提
供することのできるWLLシステム及びその基地局を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるWLLシステムの全
体概略図。
【図2】本発明のWLL基地局と加入者端末との位置関
係を表す図。
【図3】本発明のWLL基地局と加入者端末との位置関
係を表す図。
【符号の説明】
1 アンテナ素子 2 アレイアンテナ 3 基準SU 4 ターゲットPS 103 システム管理装置 102 基地局装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定式加入者端末(基準SU)と、移動
    加入者端末(ターゲットPS)と、前記基準SU及びタ
    ーゲットPSからの信号をアレイアンテナで受信するW
    LL基地局とで構成されるWLLシステムであって、 前記WLL基地局に、 前記ターゲットPSが信号を送信してから各アンテナ素
    子が同信号を受信するまでの遅延時間に基づいて、前記
    ターゲットPSと各アンテナ素子との距離を算出する手
    段と、 前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離、隣り合
    うアンテナ素子間の距離、アレイアンテナ中心とアンテ
    ナ素子との距離、及びアンテナ素子数に基づいてPS方
    向データを算出する手段とを備えたことを特徴とするW
    LLシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のWLLシステムにおい
    て、 前記基準SUが信号を送信してから各アンテナ素子が同
    信号を受信するまでの遅延時間に基づいて、前記基準S
    Uと各アンテナ素子との距離を算出する手段と、 前記基準SUと各アンテナ素子との距離、隣り合うアン
    テナ素子間の距離、アレイアンテナ中心とアンテナ素子
    との距離、及びアンテナ素子数に基づいてSU方向デー
    タを算出する手段とを具備したことを特徴とするWLL
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のWLLシ
    ステムにおいて、 前記アレイアンテナの絶対座標を記憶する手段と、 前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離のうち最
    短のもの、及び前記PS方向データに基づいて前記アレ
    イアンテナに対する前記ターゲットPSの相対座標を算
    出する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と、前記アレイアンテナ
    に対する前記ターゲットPSの相対座標とから前記ター
    ゲットPSの絶対座標を算出する手段とを具備したこと
    を特徴とするWLLシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のWLLシ
    ステムにおいて、 前記基準SUの絶対座標を記憶する手段と、 前記基準SUと各アンテナ素子との距離のうち最短のも
    の、及び前記SU方向データに基づいて前記アレイアン
    テナに対する前記基準SUの相対座標を算出する手段
    と、 前記基準SUの絶対座標と、前記アレイアンテナに対す
    る前記基準SUの相対座標とから前記アレイアンテナの
    絶対座標を算出する手段とを具備したことを特徴とする
    WLLシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のWLLシステムにおい
    て、 前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離のうち最
    短のもの、及び前記PS方向データに基づいて前記アレ
    イアンテナに対する前記ターゲットPSの相対座標を算
    出する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と、前記アレイアンテナ
    に対する前記ターゲットPSの相対座標とから前記ター
    ゲットPSの絶対座標を算出する手段とを具備したこと
    を特徴とするWLLシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のWLLシステムにおい
    て、 前記アレイアンテナに対する前記基準SUの相対座標、
    前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離のうち最
    短のもの、前記基準SUと各アンテナ素子との距離のう
    ち最短のもの、前記PS方向データ、及び前記SU方向
    データに基づいて前記アレイアンテナに対する前記ター
    ゲットPSの相対座標を算出する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と、前記アレイアンテナ
    に対する前記ターゲットPSの相対座標とから前記ター
    ゲットPSの絶対座標を算出する手段とを具備したこと
    を特徴とするWLLシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2に記載のWLLシ
    ステムにおいて、 前記アレイアンテナの絶対座標を記憶する手段と、 前記基準SUの絶対座標を記憶する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と前記基準SUの絶対座
    標とから前記アレイアンテナに対する前記基準SUの相
    対座標を算出する手段と、 前記アレイアンテナに対する前記基準SUの相対座標、
    前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離のうち最
    短のもの、前記基準SUと各アンテナ素子との距離のう
    ち最短のもの、前記PS方向データ、及び前記SU方向
    データに基づいて前記アレイアンテナに対する前記ター
    ゲットPSの相対座標を算出する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と、前記アレイアンテナ
    に対する前記ターゲットPSの相対座標とから前記ター
    ゲットPSの絶対座標を算出する手段とを具備したこと
    を特徴とするWLLシステム。
  8. 【請求項8】 固定式加入者端末(基準SU)及び移動
    加入者端末(ターゲットPS)からの信号をアレイアン
    テナで受信するWLL基地局において、 前記ターゲットPSが信号を送信してから各アンテナ素
    子が同信号を受信するまでの遅延時間に基づいて、前記
    ターゲットPSと各アンテナ素子との距離を算出する手
    段と、 前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離、隣り合
    うアンテナ素子間の距離、アレイアンテナ中心とアンテ
    ナ素子との距離、及びアンテナ素子数に基づいてPS方
    向データを算出する手段とを具備したことを特徴とする
    WLL基地局。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のWLL基地局におい
    て、 前記基準SUが信号を送信してから各アンテナ素子が同
    信号を受信するまでの遅延時間に基づいて、前記基準S
    Uと各アンテナ素子との距離を算出する手段と、 前記基準SUと各アンテナ素子との距離、隣り合うアン
    テナ素子間の距離、アレイアンテナ中心とアンテナ素子
    との距離、及びアンテナ素子数に基づいてSU方向デー
    タを算出する手段とを具備したことを特徴とするWLL
    基地局。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9に記載のWLL
    基地局において、 前記アレイアンテナの絶対座標を記憶する手段と、 前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離のうち最
    短のもの、及び前記PS方向データに基づいて前記アレ
    イアンテナに対する前記ターゲットPSの相対座標を算
    出する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と、前記アレイアンテナ
    に対する前記ターゲットPSの相対座標とから前記ター
    ゲットPSの絶対座標を算出する手段とを具備したこと
    を特徴とするWLL基地局。
  11. 【請求項11】 請求項8又は請求項9に記載のWLL
    基地局において、 前記基準SUの絶対座標を記憶する手段と、 前記基準SUと各アンテナ素子との距離のうち最短のも
    の、及び前記SU方向データに基づいて前記アレイアン
    テナに対する前記基準SUの相対座標を算出する手段
    と、 前記基準SUの絶対座標と、前記アレイアンテナに対す
    る前記基準SUの相対座標とから前記アレイアンテナの
    絶対座標を算出する手段とを具備したことを特徴とする
    WLL基地局。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のWLL基地局にお
    いて、 前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離のうち最
    短のもの、及び前記PS方向データに基づいて前記アレ
    イアンテナに対する前記ターゲットPSの相対座標を算
    出する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と、前記アレイアンテナ
    に対する前記ターゲットPSの相対座標とから前記ター
    ゲットPSの絶対座標を算出する手段とを具備したこと
    を特徴とするWLL基地局。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のWLL基地局にお
    いて、 前記アレイアンテナに対する前記基準SUの相対座標、
    前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離のうち最
    短のもの、前記基準SUと各アンテナ素子との距離のう
    ち最短のもの、前記PS方向データ、及び前記SU方向
    データに基づいて前記アレイアンテナに対する前記ター
    ゲットPSの相対座標を算出する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と、前記アレイアンテナ
    に対する前記ターゲットPSの相対座標とから前記ター
    ゲットPSの絶対座標を算出する手段とを具備したこと
    を特徴とするWLL基地局。
  14. 【請求項14】 請求項8又は請求項9に記載のWLL
    基地局において、 前記アレイアンテナの絶対座標を記憶する手段と、 前記基準SUの絶対座標を記憶する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と前記基準SUの絶対座
    標とから前記アレイアンテナに対する前記基準SUの相
    対座標を算出する手段と、 前記アレイアンテナに対する前記基準SUの相対座標、
    前記ターゲットPSと各アンテナ素子との距離のうち最
    短のもの、前記基準SUと各アンテナ素子との距離のう
    ち最短のもの、前記PS方向データ、及び前記SU方向
    データに基づいて前記アレイアンテナに対する前記ター
    ゲットPSの相対座標を算出する手段と、 前記アレイアンテナの絶対座標と、前記アレイアンテナ
    に対する前記ターゲットPSの相対座標とから前記ター
    ゲットPSの絶対座標を算出する手段とを具備したこと
    を特徴とするWLL基地局。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100911714B1 (ko) 2007-12-27 2009-08-10 한국생산기술연구원 이동 로봇 위치 추적 방법

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