JP2002324281A - 走行中の車両の複数のタイヤの各々の少なくとも1つのタイヤ状態値を監視する方法 - Google Patents

走行中の車両の複数のタイヤの各々の少なくとも1つのタイヤ状態値を監視する方法

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JP2002324281A
JP2002324281A JP2002095491A JP2002095491A JP2002324281A JP 2002324281 A JP2002324281 A JP 2002324281A JP 2002095491 A JP2002095491 A JP 2002095491A JP 2002095491 A JP2002095491 A JP 2002095491A JP 2002324281 A JP2002324281 A JP 2002324281A
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signal
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tires
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レイモンド スターキー ジーン
Richard Stephen Pollack
スティーブン ポラック リチャード
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マイケル レトコミラー ジョセフ
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    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0491Constructional details of means for attaching the control device
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  • Tires In General (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走行中の車両の複数のタイヤの少なくとも1つ
のタイヤ状態値を監視する。 【構成】各タイヤは関連するタイヤのタイヤ状態値を感
知する電子タイヤタグを有する。監視システムは、車両
感知装置と、ランプ装置と、タイヤ感知装置と、トラン
シーバ装置と、車両感知装置およびタイヤ感知装置に切
り離し可能に電気的に接続されているコンピュータ装置
とを有する。車両感知装置がランプ装置上の走行中の車
両を感知したかどうかを判定し、走行中の車両の各タイ
ヤがタイヤ感知装置により感知されたかどうかを判定
し、少なくとも1本のタイヤを感知した時に呼び掛け信
号を送信する。変調されたタイヤタグ信号を、異なるタ
イヤタグからのタイヤタグ信号とは相互に独立に受信し
て復調し、復調されたタイヤタグ信号をデジタル化し、
これらのデジタルタイヤタグ信号をコンピュータ装置に
供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、空気
入りタイヤにおけるタイヤ状態値を監視する方法に関
し、さらに詳しくは、走行中の車両の空気入りタイヤに
おけるタイヤ状態値を自動的に監視する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線周波数(RF)アンテナを有する受
動無線周波数トランスポンダをタイヤ状態センサに組合
わせ、このようにして得られた電子タグを空気入りタイ
ヤに組み込むことが、この技術分野で知られている。ト
ランスポンダは、通常、適切な相補型金属酸化物半導体
(CMOS)型であることが好ましい集積回路を含んで
いる。その集積回路は、一般に、論理回路と、それに接
続された読出し専用メモリ(ROM)回路とを含んでい
る。ROM回路には、電子タイヤタグ、したがって、そ
れが組み込まれているタイヤを特定するための固有のシ
リアル番号が格納されていることが好ましい。また、集
積回路は、通常、センサから受信される各アナログ標本
(サンプル)信号を受け取って、それらの信号を論理回
路で処理するための関連するそれぞれのデジタル信号に
変換するために、論理回路とセンサの間に接続されるア
ナログ−デジタル(A/D)変換器を含んでいる。さら
に、集積回路は、通常、外部トランシーバから送信され
たRF信号を受信してそのRF信号を整流し、直流(D
C)電力入力信号を論理回路に供給するために、RFア
ンテナと論理回路との間に接続されているRF整流器を
含んでいる。またさらに、集積回路は、RF信号を受け
て、論理回路が使用する適切なタイミング信号をそのR
F信号から発生するために、RFアンテナと論理回路と
の間にまた接続されているクロック信号発生回路を含ん
でいる。さらに、論理回路は、送信機回路を含んでい
る。そして、論理回路は、DC電力入力信号の受信に応
答して、ROM回路とA/D変換器回路とセンサとを付
勢し、送信機回路に、シリアル番号とそれからセンサか
ら受け取った現在の標本信号とに対応するデータを外部
トランシーバに対して送信させるように、構成されてい
る。
【0003】上述した電子タイヤタグは、通常、最初に
タグをウレタン樹脂、エポキシ樹脂またはポリスチレン
樹脂、硬質ゴムコンパウンドなどの硬質または半硬質の
物質中に封入することにより、空気入りタイヤに組み込
まれる。その後で、封入されたタグは、通常、生ゴム(g
reen rubber)物質で包まれて(ラップされて)、前もっ
て硬化された空気入りタイヤに固く取り付けられるパッ
チを形成する。あるいは、封入されたタグは、未硬化の
タイヤを形成している生ゴム物質のそれぞれの層の間に
含められて、その未硬化のタイヤと一緒に加硫、硬化さ
れ、それによって封入された電子タグが埋め込まれた硬
化された空気入りタイヤを形成できる。
【0004】1998年1月27日にMehreganyらに付
与された米国特許第5,712,609号明細書に示さ
れているように、しきい値温度値を検出するように製作
されているシリコンまたはバイメタル基板の上に作り込
まれた微小機械温度状態センサを設けることも、この技
術分野で知られている。その米国特許において説明され
ているように、極端な温度状態が生じ、それが微小機械
温度状態センサにより検出されると、センサはラッチさ
れてそのラッチされた状態に保持し続け、これによっ
て、検出目的のために利用できる、事象の記憶を行う。
そのような特性のために、微小機械温度状態センサは、
最高温度記憶スイッチ(MTMS;maximum temperatur
e memory sensor)としてこの技術分野で知られるよう
になってきた。上述した電子タグにおけるセンサとして
MTMSを設けることを仮定すると、MTMSはデジタ
ル素子であるので、A/D変換器をなくすことができ
る。さらに、論理回路は、付勢されたことに応答して、
MTMSがラッチされている状態にあるかラッチされて
いない状態にあるかを判定し、送信機回路に、シリアル
番号とそれからMTMSのラッチされている状態または
ラッチされていない状態に対応するデータを外部トラン
シーバに対して送信させるための、MTMSの連続検出
試験を行うように構成される。
【0005】1978年1月10日にMarklandらに付与
された米国特許第4,067,235号に示されている
ように、空気入りタイヤ内の空気圧を遠隔測定する装置
を設けることが、この技術分野で知られている。この装
置は、受動トランスポンダと空気入りタイヤ内の圧力セ
ンサを含んでいる電子タイヤタグを設けることを必要と
する。またこの装置は、タイヤの外部に設けられた、ト
ランスポンダの圧力センサに電力を供給するための、フ
ラットコイルアンテナを備え路面内に電磁界を生ずる、
移動できない電力送信機を含んでいる。さらにこの装置
は、信号プロセッサを含んでいる。圧力センサに電力が
供給されると、センサはタイヤ圧を表わす低周波FM信
号を信号プロセッサへ送信する。そうすると信号プロセ
ッサは、タイヤ内の圧力を表す量的な信号を発生し、そ
れらの信号を視覚的に表示し、かつコンピュータへ送
る。この装置は、種々のフラットコイルアンテナ形状に
より、種々の関係で装着されているタイヤを識別でき
る。さらに、FM信号を符号化することにより、その装
置は、車両とその車両の各タイヤを一意に特定できる。
追加の実施形態では、外部磁界によりそれの内部に誘導
された電流が、圧力センサに電力を供給する。この実施
形態は、タイヤ内の圧力センサが、車両に取り付けられ
ている永久磁石により発生している静止磁界内で回転す
ることを必要とする。
【0006】さらに、1990年10月18日に公開さ
れた国際公開番号WO90/12474号パンフレット
に示されているように、タイヤの内部に取り付けられた
コイルと信号発生器とを有する車両を電子的に識別する
装置を設けることがこの技術分野で知られている。車両
したがってタイヤが所定の走行経路内を動くにつれて、
タイヤ内の信号発生器は、コイルに所定の信号が存在す
ることに応答して、その信号発生器を識別する独特の信
号を送信する。コイルに存在するその所定の信号は、車
両の走行経路に対してほぼ45度の角度で向けられてい
る呼び掛け(interrogator)アンテナから受信される。
【0007】本発明の主題に関連し、先行技術の検索中
に見出されたその他の文献には、米国特許第3,75
2,960号、第4,630,044号および第5,0
70,334号の各明細書がある。
【0008】
【発明の概要】本発明にしたがって、各タイヤの少なく
とも1つのタイヤ状態値を監視する装置のシステムにお
いて、走行中の車両の複数のタイヤの各々の少なくとも
1つのタイヤ状態値を監視する方法が得られる。各タイ
ヤにはそれの少なくとも1つのタイヤ状態値を検出する
電子タイヤタグが組合わされ、監視装置は、可搬型車両
感知装置と、可搬型ランプ(ramp)装置と、タイヤ感知装
置と、可搬型トランシーバ装置とを有するとともに、こ
のトランシーバ装置と車両感知装置およびタイヤ感知装
置に取り外し可能に電気的に接続されているポータブル
コンピュータ装置とを有する。この方法は、走行中の車
両を車両感知装置が感知したかどうかをコンピュータ装
置によって判定するステップと、ランプ装置によりその
走行中の車両を支持するステップを備えている。さらに
この方法は、走行中の車両のそれぞれのタイヤが感知装
置により感知されたかどうかをコンピュータ装置で判定
するステップと、タイヤ感知装置が少なくとも1本のタ
イヤを感知した時にトランシーバ装置に呼び掛け信号を
送信させるステップとを含む。さらにこの方法は、トラ
ンシーバ装置が異なるタイヤタグからの変調されたタイ
ヤタグ信号を相互に独立に受信して復調し、異なる復調
されたタイヤタグ信号を生ずるステップを含んでいる。
またこの方法は、トランシーバ装置が、異なる復調され
たタイヤタグ信号をデジタル化して、対応する異なるデ
ジタルタイヤタグ信号をコンピュータ装置に供給するス
テップを含んでいる。かつこの方法は、コンピュータ装
置が異なるデジタルタイヤタグを信号を処理するステッ
プを含んでいる。
【0009】この方法は、走行中の車両が検出された時
に車両感知装置が車両感知信号をコンピュータ装置へ供
給するステップと、コンピュータ装置が車両感知信号を
受けた時にイネーブル信号をトランシーバ装置に供給す
るステップとを含んでいてもよい。またこの方法は、少
なくとも1本のタイヤを感知した時にタイヤ感知装置が
タイヤ感知信号をコンピュータ装置へ供給するステップ
と、コンピュータ装置がタイヤ感知信号を受けた時に開
始呼び掛け信号をトランシーバ装置に供給するステップ
とを含んでいてもよい。さらにこの方法の処理するステ
ップは、タイヤ空気圧値と、タイヤ空気温度値と、内部
タイヤ温度値と、MTMS状態値とからなる群から選択
された少なくとも1つのタイヤ状態値に対応するデータ
を、各デジタルタイヤタグ信号から得るステップを含む
こともできる。そしてこの方法の処理するステップは、
各デジタルタイヤタグ信号から得た少なくとも1つのタ
イヤ状態値を分類するステップおよび書式化するステッ
プを含んでいてもよい。さらに、処理するステップは、
各デジタルタイヤタグ信号から得た少なくとも1つのタ
イヤ状態値を分類するステップおよび表示するステップ
を含んでいてもよい。
【0010】さらに、コンピュータ装置が現在の周囲温
度値と圧力値を得るための周囲圧力および温度測定装置
を有していると仮定すると、この方法は、現在の周囲温
度値と圧力値との少なくとも1つを考慮して、デジタル
タイヤタグ信号から得た値の少なくとも1つをコンピュ
ータ装置が補正するステップを含んでいてもよい。さら
に、各タイヤタグが異なるシリアル番号を持っていると
仮定すると、この方法の処理するステップは、異なるシ
リアル番号に対応するデータをデジタルタイヤタグ信号
から得るステップを含んでいてもよい。またこの方法の
処理ステップは、顧客の要求にしたがって、それぞれの
デジタルデータ信号から得たデータを処理するステップ
を含んでいてもよい。またさらに、処理するステップ
は、車両のタイヤの総数および配置を明らかにするステ
ップを含んでいてもよい。またこの方法は、走行中の車
両が車両感知装置によりもはや感知されないかどうかを
コンピュータ装置が判定するステップと、走行中の車両
がもはや感知されなくなるまで、トランシーバ装置が呼
び掛け信号の送信を継続することをコンピュータ装置が
許すステップとを含んでいてもよい。さらに、処理する
ステップは、各デジタルタイヤタグ信号を受けた日付と
時刻を発生するステップを含んでいてもよい。またさら
にこの方法は、所定時間の以前のカウントが開始された
かどうかをコンピュータ装置が判定するステップと、カ
ウントが開始されなかったと判定されたときにカウンタ
を開始するステップと、カウントが終了した時にトラン
シーバ装置による呼び掛け信号の発生を中断させるため
に、コンピュータ装置が停止呼び掛け信号をトランシー
バ装置に供給するステップとを含むことができる。
【0011】またこの方法は、車両がもはや感知されな
くなるまで、走行中の車両のそれぞれのタイヤがタイヤ
感知装置により感知されたかどうかをコンピュータ装置
が判定するステップを含んでもよい。さらにこの方法
は、コンピュータ装置がタイヤ感知信号の受信を停止し
た時にコンピュータ装置が所定時間間隔のカウントを開
始するステップと、カウントが終了するまで呼び掛け信
号の送信をトランシーバ装置に継続させるステップとを
含むこともできる。この方法は、カウントが終了した時
にトランシーバ装置による呼び掛け信号の発生を中断さ
せるために、コンピュータ装置が停止呼び掛け信号をト
ランシーバ装置に供給するステップを含むこともでき
る。さらにこの方法は、車両がもはや感知されない時に
コンピュータ装置がシャットダウン信号をトランシーバ
装置に供給するステップと、トランシーバ装置がシャッ
トダウン信号を受けた時にシャットダウンルーチンを実
行するステップとを含んでいてもよい。またこの方法
は、コンピュータ装置がシャットダウン信号をトランシ
ーバ装置に供給した後で別の車両が感知されたかどうか
をコンピュータ装置が判定するステップを含んでいても
よい。そしてこの方法は、履歴参照目的のためにそれぞ
れのデジタルデータ信号に対応するデータをコンピュー
タが保存するステップを含んでいてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照して説明する。なお、以後に説
明する図面の選択された部分は、図示を明確にするため
に、尺度通りには示されていない。図示を明確にするた
めに、ここに含まれている断面図は、断面の線に沿って
見たものに的を絞りかつそれに限って示しているもので
あって、本来の断面図では示されるであろう背景構造は
省略されている。さらに、以後に説明する各図におい
て、同じ部分または対応する部分に対しては、同じ参照
番号が用いられている。
【0013】図1に示すように、本発明の方法にしたが
って監視できる種類の電子タイヤタグ10は、電気的に
接地(G)されるとともに、全体として、受動トランス
ポンダ12と、このトランスポンダ12に適切に電気的
に接続されている少なくとも1つの在来型のタイヤ状態
センサ14とを備えている。少なくとも1つのタイヤ状
態センサ14は、それへの付勢に応答して、そのセンサ
14により取られたタイヤ状態サンプルに対応するアナ
ログタイヤ状態サンプル信号15を生ずる。
【0014】トランスポンダ12(図1)は、適切な相
補型金属−酸化物−半導体(CMOS)型であることが
好ましい集積回路30を含んでいる。集積回路30は、
好ましくは電気的消去可能プログラマブル読み出し専用
メモリ(EEPROM)である読出し専用メモリ(RO
M)32を含んでいる。ROM32は、電子タイヤタグ
10を特定する一意のシリアル番号(SN)36を保存
するための構造34を含んでいる。集積回路30は、従
来のアナログ−デジタル(A/D)変換器回路38を含
むことも好ましい。A/D変換器回路38は、タイヤ状
態センサ14からアナログタイヤ状態サンプル信号15
を受けてそれを大きさ値(K)42を有する対応するデ
ジタルタイヤ状態サンプル信号40に変換するために、
少なくとも1つのタイヤ状態センサ14に、通常、電気
的に接続されている。
【0015】本発明の要旨および範囲から逸脱すること
なく、少なくとも1つのタイヤ状態センサ14(図1)
は、単一の最高温度記憶スイッチ(MTMS;maximum
temperature memory switch)14aとすることができ
る。少なくとも1つのタイヤ状態センサ14がMTMS
14aのみであるとすると、MTMS14aはデジタル
装置であるから、A/D変換器回路38をなくすことが
できる。他方、複数のセンサ14があってそのうちの1
つのセンサ14がMTMSであるとすると、A/D変換
器回路38は配置され続けるであろう。さらに、本発明
の好適な実施形態では、少なくとも1つのタイヤ状態セ
ンサ14は空気圧センサを含み、A/D変換器回路38
は配置され続けることが好ましい。
【0016】MTMS14a(図1)を設けたと仮定す
ると、MTMS14aは、多層バイメタル温度検出ビー
ム梁部材14bを含み、かつ、ポリシリコン加熱抵抗層
14dを持つ多層バイメタルリセット梁部材14cを含
む。さらに、MTMS14aは、温度検出梁部材14b
から延長している試験用導線(テストリード)14e
と、リセット梁部材14cから延長している試験用導線
14fとを含んでいる。試験用導線14eは、通常、電
気的に接地(G)され、試験用導線14fは、通常、集
積回路30に電気的に接続される。温度検出梁部材14
bは常時開(ノーマリオープン)の、ラッチされない状
態すなわち位置14gを有する。この位置では、温度検
出梁部材14bは、リセット検出梁部材14cに対して
重なり合う関係で配置されており、試験用導線14e,
14fの間で測定したMTMS14aの抵抗値は、ほぼ
5MΩである。さらに温度検出梁部材14bは、曲げら
れてラッチされた状態すなわち位置14hを有する。こ
の位置では、リセット検出梁部材14cは曲げられてす
なわち温度検出梁部材14bと保持係合して配置され、
試験用導線14e,14fの間で測定したMTMS14
aの抵抗値は、ほぼ500Ωである。MTMS14a
は、MTMS14aが所定の極端な温度値にさらされた
時にラッチされた位置で閉じるように動作する。したが
って、MTMS14aの端子間電圧Vsは、MTMS1
4aが所定の極端な温度値にさらされるまで、通常、開
回路に対応する高い値にあり、MTMS14aが所定の
極端な温度値にさらされると、電圧Vsは、閉回路に対
応する低い値に降下する。
【0017】トランスポンダ12(図1)は、集積回路
30に、通常、電気的に接続されているアンテナ(AN
T)44を含む。アンテナ44は、この技術分野で呼び
掛け信号(interrogation signal)46として知られてい
るRF信号46を、図3のトランシーバ50などの外部
トランシーバから受信するために、ほぼ125kHzの
所定の無線周波数“f”に適切に同調されている。さら
に、集積回路30(図1)は、アンテナ44からのRF
呼び掛け信号を受信するために、適切にアンテナ44に
電気的に接続した整流器回路(RECT)54を含んで
いる。
【0018】集積回路30(図1)はまた、送信機回路
(XMTR)62を有する論理回路60も含んでいる。
トランシーバ50(図3)がRF呼び掛け信号46(図
1)をトランシーバ12へ送信すると、アンテナ44は
RF信号46を整流器回路54に印加する。そうすると
整流器回路54は、受けたRF信号46を整流し、直流
(DC)電力信号(B+)64を論理回路60に供給す
る。また、集積回路30は、通常の発振器またはカウン
ト回路などの、適切なクロック信号発生(CLK SI
G GEN)回路66を含んでいる。クロック信号発生
回路66は、通常、論理回路60に電気的に接続されて
いる。クロック信号発生回路66は、通常、アンテナ4
4からRF呼び掛け信号46を受け、タイミング信号と
して論理回路60によって使用される高周波デジタルク
ロック信号を供給またはその呼び掛け信号から発生する
ために、アンテナ44に適切に電気的に接続される。
【0019】論理回路60(図1)は、通常、アンテナ
44とROM32の間に電気的に接続されるが、A/D
変換器回路38が設けられるならば、論理回路60は、
アンテナ44とA/D変換器回路38の間に接続され
る。また、A/D変換器回路38が設けられると仮定す
ると、付勢されたA/D変換器回路38は、大きさ値
(K)42を持つデジタルタイヤ状態サンプル信号40
を論理回路60に供給する。さらに、論理回路60は、
付勢されたROM回路32からシリアル番号36をコピ
ーして、ほぼ62.5KHzの周波数(f1)を有す
る、位相変調によるデータ変調信号70を送信させるよ
うに構成されている。データ変調信号70は、送信機回
路62に供給されたシリアル番号(SN)36とデジタ
ルデータタイヤ状態サンプル信号42とを含み、論理回
路60(図1)が付勢された時に外部トランシーバ50
(図3)へ送信される。他方、少なくとも1つのセンサ
14がMTMS14aを含んでいるかMTMS14aそ
のものであるならば、論理回路60は回路72を含む。
この回路72は、MTMS14aの連続性(continuity)
を試験し、かつ、MTMS14aのラッチされていない
状態14gまたはラッチされた状態14h、したがって
それらの抵抗値を表わす、“0”または“1”であるデ
ータビット“B”を供給するように、プログラムされて
いる。そして、論理回路60は、DC電力入力信号64
およびカウント信号68の受信に応答して、ROM回路
32を付勢し、MTMS14aの連続性試験を行い、M
TMS14aのラッチされた状態またはラッチされてい
ない状態を示す適切なデータビットBを発生する。さら
に、論理回路60は、付勢されたROM回路32からシ
リアル番号(SN)36をコピーして、シリアル番号3
6と、MTMS14aのラッチされていない状態14g
またはラッチされた状態14hを表わすデータビットB
を含んでいる、データ変調信号70を送信させるように
構成されている。もちろん、MTMS14aと別のセン
サ14が設けられているとすると、送信されるデータ変
調信号70は、シリアル番号(SN)36と、データビ
ットBと、デジタルタイヤ状態サンプル信号値40とに
対応するデータを含んでいる。
【0020】電子タイヤタグ10(図1)は、通常、ウ
レタン樹脂、エポキシ樹脂またはポリスチレン樹脂、硬
質ゴムコンパウンドなどの硬質物質または半硬質物質
(図示していない)中に封入されている。その後で、封
入された電子タイヤタグ10は、好ましくは、適切な生
ゴム(green rubber)物質(図示していない)で巻かれて
生ゴムパッチ(図示していない)を形成する。その生ゴ
ムパッチは、加硫、硬化され、硬化している空気入りタ
イヤ100(図2)にしっかりと固着される。しかしな
がら、本発明の要旨および範囲から逸脱することなく、
封入された電子タイヤタグ10は、生ゴム物質(図示し
ていない)で巻き、それと一緒にタイヤを加硫して、封
入された電子タイヤタグ10が埋め込まれた硬化した空
気入りタイヤ100を製造することもできる。いずれの
場合にも、電子タイヤタグ10は、タイヤに組み込まれ
たりするなどしてタイヤ100に組合わされ、状態セン
サ14が、関連するタイヤ状態、すなわちタイヤ内の空
気温度、タイヤ100の内部温度、タイヤ内のしきい値
温度またはタイヤ100内の膨脹圧力を検出できるよう
にする。
【0021】電子タイヤタグ10が組み込まれたりして
組合わされている典型的な空気入りタイヤ100(図
2)は、中央トレッド102を備え、この中央トレッド
102は、参照番号104a,104bで全体的に示さ
れている両側に隔てられている側部を有する。タイヤ1
00は、タイヤ100の回転軸に対して垂直に延長して
トレッド102の中心を通る、この技術分野では赤道面
(EP)として知られている仮想平面を有する。理想的
な環境の下では、ここで説明するタイヤ100の両側に
隔てられている部分は、タイヤ100の赤道面EPから
等距離に向き合って隔てられている。タイヤ100は、
ベルト106により例示される、トレッド102の半径
方向内向きに中心に配置された、複数の放射状に延長し
ているベルトも含んでいる。また、タイヤ100はカー
カス106を含んでいる。カーカス106は、両側に隔
てられているサイドウォール(側壁)108a,108
bを有する。側壁108aはトレッド側部104aと融
合するとともにトレッド側部104bから内側に向かっ
て放射状に延長し、側壁108bはトレッド104bと
融合するとともにトレッド側部104bから内側に向か
って放射状に延長している。カーカス106は、それの
向き合って隔てられている半径方向内端部に、向き合っ
て隔てられているビード部110a,110bも含む。
ビード部110aは、環状ビード112aを含み、ビー
ド部110bは、環状ビード112bを含む。このよう
にしてカーカス106は、向き合って隔てられたビード
112a,112bを有する。さらにカーカス106は
プライ114を含み、そのプライ114は、ベルト10
6の内側に放射状に配置されている。プライ114は、
両側のビード112a,112bの間で半径方向に延び
て設けられるとともに、ビード112a,112bのお
のおのの周囲に巻かれている。さらにカーカス106
は、ビード部110a,110bの間に延びて設けられ
るとともに、プライ114に内側に放射状に配置されて
いるインナーライナー116を含んでいる。好ましく
は、電子タイヤタグ10(図1)は、タイヤ100(図
2)のインナーライナー116にタイヤの赤道面EPに
沿ってしっかり固定することにより、タイヤ100に組
み込まれる。
【0022】本発明にしたがえば、空気入りタイヤ10
0のタイヤ状態値を監視するための、さらに詳しくいえ
ば、走行中の車両128の空気入りタイヤ100(図
2)のおのおのにおけるタイヤ状態値を自動的に監視す
るための装置のシステム125(図3)が提供される。
【0023】監視システム125(図3)は、前端部1
28fと後端部128rと全長Lとを有する走行中の車
両128の存在を検出するために、一般に、ポータブル
の車両感知装置130を含む。車両感知装置130は、
走行中の車両128の存在を表わす信号130Bを、後
述するPC300に供給するために、PC300に一般
に電気的に接続された赤外線スイッチなどの市販されて
いる任意の装置130Aを含むことが好ましい。
【0024】また、監視システム125(図3)は、ポ
ータブルのランプ(傾斜路:ramp)装置131を含むこ
とが好ましい。好ましくは、感知装置130はランプ装
置131の前方に配置される。走行中の車両128の前
端部128fを感知すると、感知装置130は、信号1
30Bなどの信号をPC300に供給することにより、
走行中の車両128の存在したがってランプ装置131
への車両の接近を示す。また、走行中の車両128の後
端部128rが感知装置130の所を通ると、感知装置
130は信号130Bが存在しないことを検出してPC
300への信号130Bの供給を停止することにより、
走行中の車両128が離れたことを示す。ランプ装置1
31は、走行中の車両128がランプ装置131の上を
動いてる間、その車両を支持し、その間に、車両128
の全長に沿ってある間隔で配置されているそれぞれのタ
イヤ100の電子タイヤタグ10(図2)が監視システ
ム125により個々にモニタされる。
【0025】ランプ装置131(図3)の可搬性を高め
るために、ランプ装置131は、走行中の車両128を
支持するための、少なくとも1つの好ましくは複数の、
全体として長方形の可搬型のランプ構造を含む。したが
ってランプ装置131は、車両128がランプ装置13
1の上を動くにつれて、走行中の車両128の左側13
3aを支持するための第1のすなわち左側のランプ構造
132と、走行中の車両の右側133bを支持するため
の第2のすなわち右側のランプ構造134とを含むこと
が好ましい。左右のランプ構造132,134の数多く
の部品とそれに組み込まれかつ関連する構造は、あらゆ
る面で相互に対応するので、左側ランプ構造132の部
品とそれに組み込まれてかつ関連する構造の参照番号の
後には文字“a”を付与し、右側ランプ構造134の対
応する部品とそれに組み込まれかつ関連する構造には、
それらが左側ランプ構造132に組み込まれかつ関連さ
せられている場合に付けられている参照番号と同じ参照
番号を付与し、その参照番号の後に文字“b”を付与す
ることにする。
【0026】左右のランプ構造132,134(図3)
は、複数枚の船舶用合板シート136から製造できる。
それらのシートは、従来型の固定具138により相互に
保持されている。説明のために固定具の1つが示されて
いる。しかし、各ランプ構造132,134は、生ゴム
を積層体から製造して通常のように加硫することによ
り、硬化した可搬型の硬質ゴムマット139として構成
することが好ましい。いずれの製造方法であっても、左
右のランプ構造132,134は、後述するようにして
寸法を定めて、製造、構成される。
【0027】左右のランプ構造132,134(図3お
よび図4)は、それぞれ、横方向に延長する前端部15
0a,150bと、横方向に延長する後端部152a,
152bと、それらの間を延長する上面154a,15
4bとを有する。さらに、それぞれの上面154a,1
54bは、それぞれ、対応する水平方向に延びる全長L
a,Lbを有する。
【0028】典型的な車両128(図3)は、横方向に
延びているランプ前端部150a,150bにほぼ垂直
に延びている走行路165に沿って、時速約8km(約
5マイル)の速度でランプ構造132,134の上に進
入し、走り去る。タイヤ100a1,100a2,10
0b1,100b2により例示されているそれぞれの車
両タイヤ100がランプ装置131の上およびランプ装
置131の外で転がることができるようにするために、
ランプ構造132,134は、それぞれ、中間部161
a,161bと、前端部162a,162bと、後端部
164a,164bを含んでいる。さらに、前端部16
2a,162bは、上ランプ面154a,154bがそ
れぞれ関連付けられたランプ前端部150a,150b
から関連付けられた中間部161a、161bまで上後
方に傾斜し、車両128の左右の側133a,133b
のそれぞれのタイヤ100a1,100a2およびタイ
ヤ100b1,100b2をそれぞれのランプ前端部1
50a,150bまで上方へ転動させ、そこからそれぞ
れのランプ中間部161a,161bまで上方へ転動さ
せるような寸法にされている。さらに、後端部164
a,164bは、上ランプ面154a,154bがそれ
ぞれ関連付けられたランプ中間部161a,161bか
ら下後方に傾斜させて、車両128の左右の側133
a,133bのそれぞれのタイヤ100a1,100a
2および100b1,100b2をそれぞれのランプ中
間部161a,161bから下方へ転動させ、そこから
それぞれ関連させられている後端部152a,152b
からそれらのタイヤが離れるような寸法にされている。
【0029】本発明の要旨および範囲から逸脱すること
なく、木または加硫ゴムのいずれで製造されても、それ
ぞれランプ前端部162a,162b(図3および図
4)とランプ後端部164a,164bは、傾斜した上
面ではなくてむしろ平らな上面154a,154bを持
つことができ、それぞれのランプ構造132,134を
コンクリートC内に取り外し可能に埋め込むことができ
る。
【0030】監視システム125(図3)は、タイヤ感
知装置170(図5)も全体として含む。タイヤ感知装
置170は、走行中の車両128の左側133aの個々
のタイヤ(タイヤ100a1または100a2)または
タンデムに装着されているタイヤ100a1,100a
2をそれぞれ独立に検出するために、左側ランプ構造1
32内に埋め込まれている少なくとも1つの好ましくは
複数の左タイヤ圧検出構造171a1,172a2を含
んでいる。さらに、タイヤ感知装置170は、走行中の
車両128の右側133bの個々のタイヤ(タイヤ10
0b1または100b2)、またはタンデムに装着され
ているタイヤ100b1,100b2をそれぞれ独立に
検出するために、右側ランプ構造134内に埋め込まれ
ている少なくとも1つの好ましくは複数の右タイヤ圧検
出構造172b1,172b2を含んでいる。左右の個
々のタイヤ(タイヤ100a1または100a2、およ
びタイヤ100b1または100b2)の検出に関する
上記説明に関連して、場合に応じて、所与の車両のトラ
クタ(牽引車)である個々の左右の前タイヤ(タイヤ1
00a1または100a2、およびタイヤ100b1ま
たは100b2)を、車両128のトレーラー(被牽引
車)の左右のタンデムに装着されている外側のタイヤ1
00a1,100b2に、または、車両128のトレー
ラーの左右のタンデムに装着されている内側のタイヤ1
00a2,100b1に整列させることができることが
注目される。
【0031】各タイヤ圧検出構造172a1,172a
2,172b1,172b2(図3と図5)は、市販さ
れている単極双投圧力検出スイッチ173a1,173
a2,173b1,173b2を含むことが好ましい。
また、各タイヤ圧検出構造172a1,172a2,1
72b1,172b2は、それぞれのスイッチ173a
1,173a2,173b1,173b2を注型(ポッ
ティング)するために、市販されている弾力のあるポリ
ウレタン注型材料174a1,174a2,174b
1,174b2を含むことが好ましい。このように構成
されているので、走行中の車両128の各タイヤ100
a1,100a2,100b3,100b4が、それぞ
れ関連付けられているタイヤ圧検出構造172a1,1
72a2,172b1,172b2まで転動すると、場
合に応じて、その弾性材料174a1,174a2,1
74b1,174b2は圧縮され、その結果としてそこ
に蓄積されている弾性エネルギーの一部が解放されて関
連するスイッチ173a1,173a2,173b1,
173b3を作動して、場合に応じて、信号173A
1,173A2,173B1,173B2で表わされて
いる信号を後述するPC300に供給する。その後で、
走行中の車両のタイヤ100a1,100a2,100
b3,100b4がそれぞれの関連するタイヤ圧検出構
造172a1,172a2,172b1,172b2か
ら離れると、場合に応じて、それの弾性材料174a
1,174a2,174b1,174b3への圧縮が解
除されて、そこに蓄積されている弾性エネルギーの残り
の部分が解放され、場合に応じて、関連するスイッチ1
73a1,173a2,173b1,173b2が非作
動状態に復帰させられる。それにより、場合に応じて、
それぞれの信号173A1,173A2,173B1,
173B2が切断される。したがって、それぞれのスイ
ッチ173a1,173a2,173b1,173b2
が作動または復帰させられると、場合に応じて、関連す
るタイヤ圧検出構造172a1,172a2,172b
1,172b2は、場合に応じて、そのタイヤ圧検出構
造172a1,172a2,172b1,172b2の
上に車両のタイヤ100a1,100a2,100b
1,100b2が存在するか存在しないかを示す、信号
173A1,173A2,173B1,173B2によ
って表わされている信号をPC300に供給する。
【0032】さらに、監視システム125(図3)は、
概して、トランシーバ装置50を含む。トランシーバ装
置50は、一般に、少なくとも1つの好ましくは複数
の、走行中の車両128のタイヤタグ10を付勢するた
めにそのタイヤタグにほぼ125KHzの周波数の呼び
掛け信号46を送信するために動作できる送信アンテナ
構造175を備えている。好ましくは、複数の送信アン
テナ構造175は、左送信アンテナ175aと右送信ア
ンテナ175bを含む。左送信アンテナ175aは、走
行中の車両128の左側133aの個々のタイヤ(タイ
ヤ100a1または100a2)またはタンデムに装着
されているタイヤ100a1,100a2の電子タイヤ
タグ10を独立に付勢するために呼び掛け信号46を供
給するために、左ランプ構造132内に埋め込まれるこ
とが好ましい。また、右送信アンテナ175bは、走行
中の車両128の右側133bの個々のタイヤまたはタ
ンデムに装着されているタイヤ(タイヤ100b1また
は100b2)の電子タイヤタグ10を独立に付勢する
ために呼び掛け信号46を供給するために、右ランプ構
造134内に埋め込まれることが好ましい。好ましくは
各送信アンテナ175a,175bは、長さがそれぞれ
約10.1cm(4.1インチ)で通常は一緒にセメン
トなどにより接合されているフェライト棒を9本有する
約94cm(37インチ)の細長い正方形断面のタイプ
78フェライト棒に25回適切に巻かれている28番ゲ
ージの銀めっきリボンケーブルを備える。また、各送信
アンテナ175a,175bをほぼ125KHzの周波
数に同調させることが好ましい。
【0033】さらに、トランシーバ装置50は、データ
変調されたほぼ62.5KHzの周波数のタイヤ状態信
号70をそれぞれのタイヤタグ10から受けるためにそ
れぞれ動作できる、ランプ装置131に埋め込まれた、
少なくとも1つの好ましくは複数の受信機アンテナ構造
176を一般に有する。さらに、受信機アンテナ構造1
76は、走行中の車両128の左側133aの個々のタ
イヤ(タイヤ100a1または100a2)またはタン
デムに装着されているタイヤ100a1,100a2の
電子タイヤタグ10から、データ変調された相互に独立
のタイヤ状態信号70をそれぞれ受信するための受信機
アンテナ176a1,176a2を含み、左ランプ構造
132に埋め込まれている、少なくとも1つの好ましく
は複数の左受信機アンテナ構造176を有することが好
ましい。また、受信機アンテナ構造176は、走行中の
車両128の右側133bの個々のタイヤ(タイヤ10
0b1または100b2)またはタンデムに装着されて
いるタイヤ(100b1,100b2)の電子タイヤタ
グ10から、データ変調された相互に独立のタイヤ状態
信号70をそれぞれ受信するための受信機アンテナ17
8b1,178b2を含み、右ランプ構造134に埋め
込まれている、少なくとも1つの好ましくは複数の右受
信機アンテナ構造176を有することが好ましい。好ま
しくは、各受信機アンテナ176a1,176a2,1
78b1,178b2は、直径が約1.3cm(0.5
インチ)で長さが約33cm(13インチ)であること
が好ましい細長いタイプ33フェライト棒に325回適
切に巻かれた36番ゲージ絶縁線を有する。また、各受
信機アンテナ176a1,176a2,178b1,1
78b2は、ほぼ62.5KHzの周波数に同調されて
いることが好ましい。
【0034】左の個々のタイヤ(タイヤ100a1また
は100a2)またはタンデムに装着されているタイヤ
100a1,100a2のおのおのが左ランプ構造13
2の上に存在することを独立に検出するためのタイヤ圧
検出構造172a1,172a2(図3と図4)を左ラ
ンプ構造132内に埋め込むために、左ランプ構造13
2は、ランプの上面154aからそれの内部へ下方に形
成されている一対の全体として長方形の空所177a
1,177a2を含んでいる。それぞれの空所177a
1,177a2は、車両128の左側133aの全長
(図示していない)に沿って種々の間隔でタンデムに装
着されている通常のタイヤ100a1,100a2の赤
道面EPa1,EPa2の間の距離に相当する距離“d
a”だけ相互に水平方向に離隔されている仮想中心線
“CLa1”,“CLa2”を有する。さらに、それぞ
れの空所177a1,177a2は、走行中の車両12
8の走行経路にほぼ垂直であってかつランプの前端部1
50aに平行に延びている、水平方向に延びる仮想軸線
“L1”に水平に整列させられている。そして好ましく
は、それぞれの空所177a1,177a2の軸線L1
は、左側の横に延びる左ランプ構造前端部150aか
ら、ランプの長さLaのほぼ4分の1の距離“d1”だ
け隔てられている。
【0035】対応して、右の個々のタイヤ(タイヤ10
0b1または100b2)またはタンデムに装着されて
いるタイヤ100b1,100b2のおのおのが右ラン
プ構造134の上に存在することを独立に検出するため
のタイヤ圧検出構造172b1,172b2(図3と図
4)を右ランプ構造134内に埋め込むために、右ラン
プ構造134は、ランプの上面154bからそれの内部
へ下方に形成されている一対の全体として長方形の空所
177b1,177b2を含んでいる。それぞれの空所
177b1,177b2は、車両128の右側133b
の全長(図示していない)に沿って種々の間隔でタンデ
ムに装着されている通常のタイヤ100b1,100b
2の赤道面EPb1,EPb2の間の距離に相当する距
離“db”だけ相互に水平方向に離隔されている仮想中
心線“CLb1”,“CLb2”を有する。さらに、そ
れぞれの空所177b1,177b2は、走行中の車両
128の走行経路にほぼ垂直であってかつランプの前端
部150bに平行に延びている仮想軸線“L1”に沿っ
て軸線方向に配置されている。そして、好ましくは、そ
れぞれの空所177b1,177b2の軸線は、右側の
横に延びる右ランプ構造前端部150bから、ランプの
長さLbのほぼ4分の1の距離“d1”だけ隔てられて
いる。
【0036】さらに、図3および図4に示されているよ
うに、走行中の車両128の左の個々のタイヤ(タイヤ
100a1または100a2)またはタンデムに装着さ
れているタイヤ100a1,100a2の電子タイヤタ
グ10をほぼ同時に付勢する呼び掛け信号46を供給す
るための左送信機アンテナ構造175すなわち左送信機
アンテナ175aを左ランプ構造132に埋め込むため
に、一般に、左ランプ構造132の内部には、細長い溝
178aが形成されている。溝178aは、走行中の車
両128の走行経路165にほぼ垂直であってかつ左ラ
ンプ前端部150aに平行に延びている仮想軸線“L
2”を有する。好ましくは、溝178aの軸線L2は、
横に延長している左ランプ前端部150aから、左ラン
プの長さLaのほぼ2分の1の距離“d2”だけ隔てら
れる。
【0037】対応して、図3および図4に示されている
ように、走行中の車両128のそれぞれ右の個々のタイ
ヤ(タイヤ100b1または100b2)またはタンデ
ムに装着されているタイヤ100b1,100b2の電
子タイヤタグ10をほぼ同時に付勢する呼び掛け信号4
6を供給するための右送信機アンテナ構造175すなわ
ち右送信機アンテナ175bを右ランプ構造134に埋
め込むために、一般に、右ランプ構造134の内部に
は、細長い溝178bが形成されている。溝178b
は、走行中の車両128の走行経路170にほぼ垂直で
あってかつ右ランプ前端部150bに平行に延びている
仮想軸線“L2”を有する。好ましくは、溝178bの
軸線L2は、横に延長している右ランプ前端部150b
から、右ランプ長さLbのほぼ2分の1の距離“d2”
だけ隔てられる。
【0038】またさらに、走行中の車両128の左側1
33aのそれぞれ左の個々のタイヤ(タイヤ100a1
または100a2)またはタンデムに装着されているタ
イヤ100a1,100a2(図3および図4)の電子
タイヤタグ10からデータ変調されたタイヤ状態信号7
0(図2)を独立に受けるための左受信機アンテナ構造
176(図3および図4)すなわち左受信機アンテナ1
76a1,176a2をそれぞれ左ランプ構造132に
埋め込むために、左ランプ構造132の内部には、一対
の細長い、全体的には長方形の溝179a1,179a
2が形成されている。溝179a1,179a2は、走
行中の車両128の走行経路165にほぼ垂直であって
かつ左ランプ前端部150aに平行に延びている仮想線
“L3”に沿って、ほぼ中央に配置されている。好まし
くは、溝179a1,179a2の中心は、横に延びて
いる左ランプ前端部150aから左ランプ長さLaの3
分の2から4分の3までの距離“d3”だけ隔てられて
いる。さらに各溝179a1,179a2は仮想線L3
に関してほぼ45度の角度“a1”、したがってそれぞ
れの車両タイヤ100a1,100a2の走行経路Ta
1,Ta2に関してほぼ45度の角度“a2”で向けら
れている。
【0039】対応して、走行中の車両128の右側13
3bのそれぞれ右の個々のタイヤ(タイヤ100b1ま
たは100b2)またはタンデムに装着されているタイ
ヤ100b1,100b2(図3および図4)の電子タ
イヤタグ10からデータ変調されたタイヤ状態信号70
(図2)を独立に受けるための右受信機アンテナ構造1
76(図3および図4)すなわち右受信機アンテナ17
8b1,178b2をそれぞれ右ランプ構造134に埋
め込むために、右ランプ構造134の内部には、一対の
細長い、全体的には長方形の溝179b1,179b2
が形成されている。溝179b1,179b2は、走行
中の車両128の走行経路165にほぼ垂直であってか
つ右ランプ前端部150bに平行に延びている仮想線L
3に沿って、ほぼ中央に配置されている。好ましくは、
溝179b1,179b2の中心は、横に延びている右
ランプ前端部150bから右ランプ長さLbの3分の2
から4分の3までの距離“d3”だけ隔てられている。
さらに各溝179b1,179b2は仮想線L3に関し
てほぼ45度の角度“b1”、したがってそれぞれの車
両タイヤ100b1,100b2の走行経路Tb1,T
b2に関してほぼ45度の角度“b2”で向けられてい
る。
【0040】トランシーバ装置50(図3)を適時に動
作させるために、トランシーバ装置50は、それぞれ1
80a1,180a2,180b1,180b2で示さ
れている第1、第2、第3および第4のマクロ制御器回
路を含む少なくとも1つの好ましくは複数のマイクロ制
御器回路を一般に備えている。さらにトランシーバ装置
50は、左右の送信機アンテナ175a,175bをそ
れぞれ励振、駆動するための左送信機アンテナ駆動回路
182aと右送信機アンテナ駆動回路182bを含む、
少なくとも1つの好ましくは複数の送信機アンテナ駆動
回路を含んでいる。左右の送信機アンテナ駆動回路18
2a,182bのおのおのは、周波数がほぼ125KH
zである信号183a1,183bにより表わされてい
るそれぞれの信号で左右の送信機アンテナ175a,1
75bを独立に励振、駆動するために、異なる選択され
た送信機アンテナ175a,175bと、異なる選択さ
れたマイクロ制御器回路180a1,181a2,18
0b1,180b2とに、通常、電気的に接続されてい
る適切な電気的ブリッジ型回路を有する。左送信機アン
テナ駆動回路182aは、通常、左送信機アンテナ17
5aと第1のマイクロ制御器回路180a1との間に電
気的に接続されることが好ましく、右送信機アンテナ駆
動回路182bは、通常、右送信機アンテナ175bと
第3のマイクロ制御器回路180b1との間に電気的に
接続されることが好ましい。さらに、トランシーバ装置
50とランプ装置131の可搬性を高めるために、本発
明の好適な実施形態では、左右の送信機アンテナ駆動回
路182a,182bは、通常、一般的な電気コネクタ
EC−1により、関連する左右の送信機アンテナ175
a,175bに取り外し可能に電気的に接続されてい
る。あるいは、本発明の別の好適な実施形態では、左送
信機アンテナ構造175は左アンテナ駆動回路182a
を含み、右送信機アンテナ構造175は右アンテナ駆動
回路182bを含んで、このように構成されていること
により、左右のアンテナ構造175は、一般的な電気コ
ネクタEC−2により、関連する第1及び第3のマイク
ロ制御器回路180a1,180b1にそれぞれ取り外
し可能に電気的に接続されることが好ましい。コネクタ
EC−2は、24V直流電源線を左右の送信機アンテナ
駆動回路182a,182bに取り外し可能に接続する
ためにも利用することができる。
【0041】また、データ変調されたそれぞれのタイヤ
状態信号184a1,184a2,184b1,184
b2(図3)をそれぞれ受信機アンテナ176a1,1
76a2,178b1,178b2から独立に受けるた
めに、トランシーバ装置50は、少なくとも1つの好ま
しくは複数の受信機回路、すなわち第1、第2、第3お
よび第4の受信機回路186a1,186a2,186
b1,186b2を一般的に有する。各受信機回路18
6a1,186a2,186b1,186b2は、それ
ぞれの受信機アンテナ176a1,176a2,178
b1,178b2から受けられた関連するデータ変調さ
れたタイヤ状態信号184a1,184a2,184b
1,184b2をそれぞれ順次増幅しその後で復調する
ために、場合に応じて、適切な直列接続されている増幅
および復調回路187a1と188a2,187a2と
188a2,187b1と187b2,187b1と1
88b2を含む。各受信機回路186a1,186a
2,186b1,186b2は、データで変調されたタ
イヤ状態信号184a1,184a2,184b1,1
84b2を場合に応じて異なる受信機アンテナ176a
1,176a2,178b1,178b2から受けるた
めに、通常、その異なる受信機アンテナ176a1,1
76a2,178b1,178b2に電気的に接続され
ている。各受信機回路186a1,186a2,186
b1,186b2は、一般的に、信号189a,189
a1,189b1,189b2により表わされている復
調された結果として得られた信号を異なるマイクロ制御
器回路180a1,181a2,180b1,180b
2に供給するために、場合に応じて、これらマイクロ制
御器回路180a1,181a2,180b1,180
b2に電気的に接続される。このようにして、受信機回
路186a1は受信機アンテナ176a1とマイクロ制
御器回路180a1の間に接続され、受信機回路186
a2は受信機アンテナ176a2とマイクロ制御器回路
180a2の間に接続され、受信機回路186b1は受
信機アンテナ178b1とマイクロ制御器回路180b
1の間に接続され、受信機回路186b2は受信機アン
テナ178b2とマイクロ制御器回路180b2の間に
接続されている。
【0042】さらに、トランシーバ装置50(図3)と
ランプ装置131の可搬性を高めるために、各受信機回
路186a,186a2,186b1,186b2は、
通常の電気コネクタEC−3により、関連する受信機ア
ンテナ176a1,176a2,178b1,178b
2にそれぞれ取り外し可能に電気的に接続されている。
コネクタEC−3は、車両感知装置130に電力を供給
するために24V直流電源線をその車両感知装置130
に取り外し可能に接続するために、および動作用導線L
opを車両感知装置130と後述するPC300の間に
取り外し可能に接続するためにも、利用することができ
る。
【0043】各マイクロ制御器回路180a1,180
a2,180b1,180b2(図6)は、それぞれ第
1、第2、第3および第4のマイクロプロセッサ190
a1,191a2,190b1,190b2をそれぞれ
含む、市販のマイクロプロセッサとすることができるマ
イクロプロセッサも含んでいる。各マイクロプロセッサ
190a1,191a2,190b1,190b2は、
場合に応じて、関連するマイクロ制御器回路180a
1,180a2,180b1,180b2のそれぞれの
構成要素、およびそれに関連する監視システム125の
任意の構成要素のために別々の外部通信リンクを設ける
ために、既に利用できるか、あるいは直列(シリアル)
通信、並列(パラレル)通信または非同期通信のために
プログラムできる、十分な数の通信ポート“A”を有す
る。
【0044】したがって、第1のマイクロ制御器回路1
80a1(図6)は、Aa1−0からAa1−nまでと
して示されている第1の複数の通信ポートを有する第1
のマイクロプロセッサ190a1を含む。また、第2の
マイクロ制御器回路180a2は、Aa2−0からAa
2−nまでとして示されている第2の複数の通信ポート
を有する第2のマイクロプロセッサ190a2を含む。
さらに、第3のマイクロ制御器回路180b1は、Ab
1−0からAab−nまでとして示されている第3の複
数の通信ポートを有する第3のマイクロプロセッサ19
0b1を含む。そして、第4のマイクロ制御器180b
2は、Ab2−0からAb2−nまでとして示されてい
る第4の複数の通信ポートを有する第4のマイクロプロ
セッサ190b2を含む。各場合に、通信ポートのそれ
ぞれの参照名Aa1−n,Aa2−n,Ab1−n,A
b2−nに用いられている数“n”は、マイクロプロセ
ッサ190a1,191a2,190b1,190b2
の選択に依存する。
【0045】第1のマイクロプロセッサ190a1は、
ポートAa1−0〜Aa1−nに加え、複数の制御回路
Ba1と、プログラムメモリ回路Ca1と、複数の作業
および予備レジスタ回路Da1と、算術論理回路Ea1
と、1つまたは複数の発振器およびクロック回路Fa1
と、データメモリ回路Ga1と、タイマおよび事象カウ
ンタ回路Ha1と、プログラム拡張制御回路Ia1と、
内部通信バス回路Ja1と、複数の付加プログラムメモ
リ回路Ka1とを有する。
【0046】第2のマイクロプロセッサ190a2は、
ポートAa2−0〜Aa2−nに加え、複数の制御回路
Ba2と、プログラムメモリ回路Ca2と、複数の作業
および予備レジスタ回路Da2と、算術論理回路Ea2
と、1つまたは複数の発振器およびクロック回路Fa2
と、データメモリ回路Ga2と、タイマおよび事象カウ
ンタ回路Ha2と、プログラム拡張制御回路Ia2と、
内部通信バス回路Ja2と、複数の付加プログラムメモ
リ回路Ka2とを有する。
【0047】第3のマイクロプロセッサ190b1は、
ポートAb1−0〜Ab1−nに加え、複数の制御回路
Bb1と、プログラムメモリ回路Cb1と、複数の作業
および予備レジスタ回路Db1と、算術論理回路Eb1
と、1つまたは複数の発振器およびクロック回路Fb1
と、データメモリ回路Gb1と、タイマおよび事象カウ
ンタ回路Hb1と、プログラム拡張制御回路Ib1と、
内部通信バス回路Jb1と、複数の付加プログラムメモ
リ回路Kb1とを有する。
【0048】第4のマイクロプロセッサ190b2は、
ポートAb2−0〜Ab2−nに加え、複数の制御回路
Bb2と、プログラムメモリ回路Cb2と、複数の作業
および予備レジスタ回路Db2と、算術論理回路Eb2
と、1つまたは複数の発振器およびクロック回路Fb2
と、データメモリ回路Gb2と、タイマおよび事象カウ
ンタ回路Hb2と、プログラム拡張制御回路Ib2と、
内部通信バス回路Jb2と、複数の付加プログラムメモ
リ回路Kb2とを有する。
【0049】もちろん、本発明の要旨および範囲を逸脱
することなく、各マイクロプロセッサ190a1,19
1a2,190b1,190b2は、本発明の実施の過
程中に求められることがある任意の付加的な能力も提供
するために、マイクロプロセッサを複数含むことができ
る。
【0050】さらに、第1、第2、第3および第4のマ
クロ制御器回路180a1,180a2,180b1,
180b2(図6)は、内部タイミング目的のため、お
よびクロック線CLKa1,CLKa2,CLKb1,
CLKb2にそれぞれ加えられるそれぞれ第1、第2、
第3および第4のクロック信号195a1,195a
2,195b1,195b2を発生するために、関連す
るマイクロプロセッサ190a1,191a2,190
b1,190b2の制御の下に使用されるように、それ
らのマイクロプロセッサ190a1,191a2,19
0b1,190b2に適切に電気的に接続される第1、
第2、第3および第4の発振器回路192a1,192
a2,192b1,192b2をそれぞれ含んでいる。
【0051】またさらに、第1と第3のマクロ制御器回
路180a1,180b1(図6)は、125KHzの
入力信号の別々の信号対183a,183bを出力線1
97a1−1と197a1−2,197b1−1と19
7b1−2をそれぞれ介して左右の送信機アンテナ駆動
回路182a.182bにそれぞれ供給するために、左
送信機信号発生器回路196a1と右送信機信号発生器
回路196b1をそれぞれ含んでいる。タイミング目的
のために、第1および第3の送信機信号発生器回路19
6a1,196b1は、場合に応じて、関連するマイク
ロプロセッサ190a1,190b1からクロック信号
195a1,195b1を受けるために、そのマイクロ
プロセッサ190a1,190b1のクロック線CLK
a1,CLKb1に適切に電気的に接続されている。
【0052】また、第1のマイクロ制御器回路180a
1(図6)は、第1および第2の入力端子199a1−
1,199a1−2と出力端子200a1とを有する第
1の通常のANDゲート198a1を含んでいる。第1
の入力端子199a1−1は、信号202a1により表
わされている5VDC直流信号を後述する電源500か
ら受けるためにその電源500に一般に電気的に接続さ
れている。第2の入力端子199a1−2は、信号20
4a1により表わされているゲート動作信号を第1のマ
イクロプロセッサ190a1から受けるために、そのマ
イクロプロセッサ190aに、通常、電気的に接続され
ている。そして、出力端子200a1は、信号206a
1により表わされているイネーブル信号を第1の送信機
信号発生器回路196a1に供給するために、その送信
機信号発生器回路196a1に、通常、電気的に接続さ
れている。同様に第3のマイクロ制御器回路180b1
は、第1および第2の入力端子199b1−1,199
b1−2と出力端子200b1とを有する第1の通常の
ANDゲート198b1を含んでいる。第1の入力端子
199b1−1は、信号202b1により表わされてい
る5V直流信号を後述する電源500から受けるため
に、その電源500に、通常、電気的に接続されてい
る。第2の入力端子199b1−2は、信号204b1
により表わされているゲート動作信号を第2のマイクロ
プロセッサ190b1から受けるために、そのマイクロ
プロセッサ190b1に、通常、電気的に接続されてい
る。そして、出力端子200b1は、信号206b1に
より表わされているイネーブル信号を第2の送信機信号
発生器回路196b1に供給するために、その送信機信
号発生器回路196b1に、通常、電気的に接続されて
いる。
【0053】さらに、第1、第2、第3および第4のマ
クロ制御器回路180a1,180a2,180b1,
180b2(図6)は、それぞれ関連しているマイクロ
プロセッサ190a1,190a2,190b1,19
0b2の初期化時からの所定の時間周期でのカウント値
を供給するため、および場合に応じて、リセット信号2
12a1,212a2,212b1,212b2をその
所定の時間周期の終りにそれぞれのマイクロプロセッサ
190a1,191a2,190b1,190b2に供
給するために、それぞれ第1、第2、第3および第4の
タイミング構造210a1,210a2,210b1,
210b2を、関連しているマイクロプロセッサ190
a1,190a2,190b1,190b2の外部にそ
れぞれ含んでいる。好ましくは、その時間間隔は、最大
数のタイヤ100a1,100a2,100b1,10
0b2を有する典型的な車両128のタイヤタグ10の
全てに対して呼び掛けるための選択された標準的な時間
期間に一致する。好ましくは、第1、第2、第3および
第4のタイミング構造210a1,210a2,210
b1,210b2は、場合に応じてイネーブル信号21
6a1,216a2,216b1,216b2をそれぞ
れ関連しているマイクロプロセッサ190a1,190
a2,190b1,190b2から受けるために、場合
に応じ、それらのマイクロプロセッサ190a1,19
0a2,190b1,190b2に電気的に接続されて
いる第1、第2、第3および第4のタイマ回路214a
1,214a2,214b1,214b2をそれぞれ含
む。
【0054】第1のタイミング構造210a1(図6)
は、第1および第2の入力端子220a1−1,220
a1−2と出力端子222a1とを有する第2の通常の
ANDゲート218a1を含むことが好ましい。第1の
入力端子220a1−1は、信号202a1により表わ
されている5V直流信号を後述する電源500から受け
るために、その電源500に、通常、電気的に接続され
ている。第2の入力端子222a1−2は、信号226
a1により表わされているゲート動作信号を第1のタイ
マ回路214a1から受けるために、そのタイマ回路2
14a1に、通常、電気的に接続されている。そして出
力端子222a1は、信号212a1により表わされて
いるリセット信号を第1のマイクロプロセッサ190a
1に供給するために、そのマイクロプロセッサ190a
1に、通常、電気的に接続されている。
【0055】第2のタイミング構造210a2(図6)
は、第1および第2の入力端子220a2−1,220
a2−2と出力端子222a2とを有する第2の通常の
ANDゲート218a2を含むことが好ましい。第1の
入力端子220a2−1は、信号202a2により表わ
されている5V直流信号を後述する電源500から受け
るために、その電源500に、通常、電気的に接続され
ている。第2の入力端子222a2−2は、信号226
a2により表わされているゲート動作信号を第2のタイ
マ回路214a2から受けるために、そのタイマ回路2
14a2に、通常、電気的に接続されている。そして出
力端子222a2は、信号212a2により表わされて
いるリセット信号を第2のマイクロプロセッサ190a
2に供給するために、そのマイクロプロセッサ190a
2に、通常、電気的に接続されている。
【0056】第3のタイミング構造210b1(図6)
は、第1および第2の入力端子220b1−1,220
b1−2と出力端子222b1とを有する第2の通常の
ANDゲート218b1を含むことが好ましい。第1の
入力端子220b1−1は、信号202b1により表わ
されている5V直流信号を後述する電源500から受け
るために、その電源500に、通常、電気的に接続され
ている。第2の入力端子222b1−2は、信号226
b1により表わされているゲート動作信号を第3のタイ
マ回路214b1から受けるために、そのタイマ回路2
14b1に、通常、電気的に接続されている。そして出
力端子222b1は、信号212b1により表わされて
いるリセット信号を第3のマイクロプロセッサ190b
1に供給するために、そのマイクロプロセッサ190b
1に、通常、電気的に接続されている。
【0057】第4のタイミング構造210b2(図6)
は、第1および第2の入力端子220b2−1,220
b2−2と出力端子222b2とを有する第2の通常の
ANDゲート218b2を含むことが好ましい。第1の
入力端子220b2−1は、信号202b2により表わ
されている5V直流信号を後述する電源500から受け
るために、その電源500に、通常、電気的に接続され
ている。第2の入力端子222b2−2は、信号226
b2により表わされているゲート動作信号を第4のタイ
マ回路214b2から受けるために、そのタイマ回路2
14b2に、通常、電気的に接続されている。そして出
力端子222b2は、信号212b2により表わされて
いるリセット信号を第4のマイクロプロセッサ190b
2に供給するために、そのマイクロプロセッサ190b
2に、通常、電気的に接続されている。
【0058】また、第1、第2、第3および第4のマイ
クロ制御器回路180a1,180a2,180b1,
180b2は、場合に応じて、シリアル通信リンク23
0a1,230a2,230b1,230b2により表
わされている、第1、第2、第3および第4のパラレ
ル、シリアルまたは非同期通信リンクをそれぞれ含んで
いる。
【0059】第1の通信リンク230a1(図6)は、
信号232a1により例示されている入力信号をPC3
00から受けるための第1の信号入力線Cin−a1
と、信号234a1により例示されている出力信号をポ
ータブルPC300へ送るための第1の出力線Dout
−a1と、信号236a1により表わされているクロッ
ク信号をポータブルPC300から受けるための第1の
クロック線CL−a1とを含む。
【0060】第2の通信リンク230a2(図6)は、
信号232a2により例示されている入力信号をPC3
00から受けるための第2の信号入力線Cin−a2
と、信号234a2により例示されている出力信号をポ
ータブルPC300へ送るための第2の出力線Dout
−a2と、信号236a2により表わされているクロッ
ク信号をポータブルPC300から受けるための第2の
クロック線CL−a2とを含む。
【0061】第3の通信リンク230b1(図6)は、
信号232b1により例示されている入力信号をPC3
00から受けるための第1の信号入力線Cin−b1
と、信号234b1により例示されている出力信号をポ
ータブルPC300へ送るための第3の出力線Dout
−b1と、信号236b1により表わされているクロッ
ク信号をポータブルPC300から受けるための第3の
クロック線CL−b1とを含む。
【0062】第4の通信リンク230b2(図6)は、
信号232b2により例示されている入力信号をPC3
00から受けるための第4の信号入力線Cin−b2
と、信号234b2により例示されている出力信号をポ
ータブルPC300へ送るための第4の出力線Dout
−b2と、信号236b2により表わされているクロッ
ク信号をポータブルPC300から受けるための第4の
クロック線CL−b2とを含む。
【0063】本発明にしたがって、それぞれのマイクロ
プロセッサ190a1,190a2,190b1,19
0b2の付加プログラムメモリ回路Ka1,Ka2,K
b1,Kb2(図6)が、その内部に、場合に応じて、
PC300の制御の下に場合に応じて関連するマイクロ
制御器回路180a1,180a2,180b1,18
0b2を動作するために、場合に応じて関連するマイク
ロプロセッサ190a1,190a2,190b1,1
90b2により実行するために、通常、組まれているア
プリケーションプログラム229a1,229a2,2
29b1,229b2を格納している。
【0064】各アプリケーションプログラム229a
1,229a2,229b1,229b2(図6)は、
場合に応じて、信号232a1,232a2,232b
1,232b2により例示されているイネーブル信号を
PC300から受けた時に、場合に応じてマイクロプロ
セッサ190a1,190a2,190b1,190b
2を初期化するためのルーチンR1a1,R1a2,R
1b1,R1b2を含むことが好ましい。
【0065】また、各アプリケーションプログラム22
9a1,229a2,229b1,229b2は、それ
ぞれのイネーブル信号232a1,232a2,232
b1,232b2をPC300から受けた時に、最大数
のタイヤ100a1,100a2,100b1,100
b2を有する典型的な車両128の全てのタイヤタグ1
0に対する呼び掛けるための選択された標準的な時間期
間に対応する、所定の時間間隔のカウントをそれのタイ
ミング構造210a1,210a2,210b1,21
0b2にそれぞれ開始させるためのルーチンR2a1,
R2a2,R2b1,R2b2を場合に応じて含む。さ
らに、場合に応じて、各ルーチンR2a1,R2a2,
R2b1,R2b2は、場合に応じてタイミング構造2
10a1,210a2,210b1,210b2のいず
れか早い方がリセット信号212a1,212a2,2
12b1,212b2を関連するマイクロプロセッサ1
90a1,190a2,190b1,190b2に供給
してそのマイクロプロセッサの動作を停止(シャットダ
ウン)させ、または場合に応じてPC300が停止信号
234a1,234a2,234b1または234b2
を場合に応じてそれぞれのマイクロ制御器回路180a
1,180a2,180b1または180b2に供給し
てそれのマイクロプロセッサ190a1,190a2,
190b1,190b2の動作を停止させるまで、タイ
ミング構造210a1,210a2,210b1,21
0b2がタイミング(計時)を継続させるように構成さ
れている。さらに、それぞれのルーチンR2a1,R2
a2,R2b1,R2b2は、場合に応じて、それぞれ
のタイミング構造210a1,210a2,210b
1,210b2がリセット信号を関連するマイクロプロ
セッサ190a1,190a2,190b1,190b
2に供給した時に、場合に応じて、タイミング構造21
0a1、210a2、210b1,210b2がリセッ
トされたことをPC300に警報するために、信号23
4a1,234a2,234b1,234b2により表
わされている警報信号をPC300に供給させるように
構成されている。
【0066】さらにアプリケーションプログラム229
a1(図6)は、信号232a1−1により表わされて
いる開始呼び掛け信号をPC300から受けた時に、関
連する送信機アンテナ175aを駆動してそのアンテナ
を動作させるために、関連するマイクロプロセッサ19
0a1に関連する信号発生器回路196a1の付勢を開
始させるためのルーチンR3a1を含む。そしてアプリ
ケーションプログラム229b1は、信号232b1−
1により表わされている開始呼び掛け信号をPC300
から受けた時に、関連する送信機アンテナ175bを駆
動してそのアンテナを動作させるために、関連するマイ
クロプロセッサ190b1に関連する信号発生器回路1
96b1の付勢を開始させるためのルーチンR3b1を
含む。
【0067】さらにアプリケーションプログラム229
a1(図6)は、信号232a1−2により表わされて
いる停止呼び掛け信号をPC300から受けた時に、関
連する送信機アンテナ175aの駆動を停止してそのア
ンテナの動作を停止させるために、関連するマイクロプ
ロセッサ190a1に関連する信号発生器回路196a
1を付勢させなくするためのルーチンR4a1を含む。
そしてアプリケーションプログラム229b1は、信号
232b1−2をPC300から受けた時に、関連する
送信機アンテナ175bの駆動を停止してそのアンテナ
の動作を停止させるために、関連するマイクロプロセッ
サ190b1に関連する信号発生器回路196b1を付
勢させなくするためのルーチンR4b1を含む。
【0068】さらに、各アプリケーションプログラム2
29a1,229a2,229b1,229b2(図
7)は、場合に応じて、それぞれ関連する受信機回路1
86a1,186a2,186b1,186b2から受
けた位相復調されたタイヤタグ信号189a1,189
a2,189b1,189b2をデジタル化するため、
および信号234a1−1,234a2−2,234b
1−1,234b2−1によりそれぞれ表わされている
デジタルタイヤタグデータ信号をPC300に供給する
ために、場合に応じて、ルーチンR5a1,R5a2,
R5b1またはR5b1を含む。
【0069】またさらに各アプリケーションプログラム
229a1,229a2,229b1,229b2(図
6)は、場合に応じてタイミング構造210a1,21
0a2,210b1,210b2のいずれか早い方がリ
セット信号212a1,212a2,212b1または
212b2をそれぞれのマイクロプロセッサ190a
1,190a2,190b1,190b2に供給した
時、または、関連するマイクロプロセッサ190a1,
190a2,190b1または190b2の動作を停止
するために関連するマイクロ制御器回路180a1,1
80a2,180b1,180b2が、場合に応じて、
信号232a1−2,232a1−2,232b1−
1,232b2−1によりそれぞれ表わされている停止
信号をPC300から受けた時に、それぞれのマイクロ
プロセッサ190a1,190a2,190b1,19
0b2の動作を停止するための通常の停止ルーチンR6
a1,R6a2,R6b1,R6b2をおのおの含む。
【0070】監視システム125(図3)は、それを制
御するためのポータブルコンピュータ装置290も一般
に含む。ポータブルコンピュータ装置290は、通常、
車両感知装置130とタイヤ感知装置170とに電気コ
ネクタEC−3により取り外し可能に電気的に接続され
ている。また、ポータブルコンピュータ装置290は、
それを制御するトランシーバ装置50に通常の電気コネ
クタEC−4により取り外し可能に電気的に接続される
ことも好ましい。さらに、監視システム125は、現在
の周囲温度Teを測定してそれを表わす信号Tesをポ
ータブルコンピュータ装置290に供給するために、そ
のコンピュータ装置に通常は電気的に接続されている、
電子温度計294により表わされている通常の周囲温度
測定装置292をオプションとして含むことができる。
また、監視システム125は、現在の周囲の圧力Peを
測定してそれを表わす信号Prsをポータブルコンピュ
ータ装置290に供給するためにそのコンピュータ装置
に通常は電気的に接続されている、電子気圧計296に
より表わされている通常の周囲圧力測定装置296をオ
プションとして含むことができる。
【0071】コンピュータ装置290は、ほぼ120V
ACの電圧レベル(V)を有する交流(AC)のローカ
ル電源303に、通常の電力線302により通常は接続
されるようにされているラップトップコンピュータなど
の、ポータブルパーソナルコンピュータPC300を備
えることが好ましい。PC300は好ましくはラップト
ップコンピュータであるが、電池で動作させられるハン
ドヘルドコンピュータを含むが、それに限定されるもの
ではない、市販されている任意のポータブルコンピュー
タを使用することが、本発明の要旨および範囲内に含ま
れる。PC300はマイクロプロセッサ304を一般に
含み、かつ、マイクロプロセッサ304の制御の下で動
作するためにマイクロプロセッサ304にそれぞれ通常
は電気的に接続されている表示構造306とキーボード
308とを含む。
【0072】図7に非常に詳しく示されているように、
マイクロプロセッサ304は、場合に応じてシリアル通
信、パラレル通信または非同期通信のために予め設けら
れているかプログラマブルであって、監視システム12
5の装置とそれのそれぞれの構成要素に対して別々の外
部通信リンクを与える、十分な数の通信ポート“A”を
有する、市販されている任意のマイクロプロセッサとす
ることができる。そうすると、マイクロプロセッサ30
4は、通信ポートApc−0〜Apc−nを含む。ここ
で、マイクロプロセッサ304として何を選んだかに、
数字“n”は依存する。
【0073】ポート“A”に加えて、マイクロプロセッ
サ304は、複数の制御回路Bpcと、プログラムメモ
リ回路Cpcと、複数の作業および予備レジスタ回路D
pcと、算術論理回路Epcと、1つまたは複数の発振
器およびクロック回路Fpcと、データメモリ回路Gp
cと、タイマおよび事象カウンタ回路Hpcと、プログ
ラム拡張制御回路Ipcと、内部通信バス回路Jpc
と、付加プログラムメモリ回路Kpcとを一般に含む。
【0074】もちろん、本発明の要旨および範囲を逸脱
することなく、マイクロプロセッサ304は、本発明の
実施中に求められることがあるあらゆる付加的な能力を
提供するために、マイクロプロセッサを複数個含むこと
もできる。
【0075】通信ポートApc−0〜Apc−n(図
7)には、信号130Bにより表わされて車両128が
ランプ装置の所に存在していることを示す信号を車両感
知装置130から受けるために、その車両感知装置に接
続するための通信ポートが含まれる。信号130を受け
たということは、走行中の車両128がランプ構造13
1に接近していることを示し、信号130のとぎれは、
車両がランプ構造から離れたことを示すことに注目され
たい。また、通信ポートApc−0〜Apc−nには、
現在の周囲温度Teを表わす信号Tesを外部温度計2
94から受けるために、その温度計に接続するための通
信ポートが含まれる。さらに、通信ポートApc−0〜
Apc−nには、現在の周囲の圧力Prを表わす信号P
rsを外部気圧計298から受けるために、その気圧計
に接続するための通信ポートが含まれる。さらに、通信
ポートApc−0〜Apc−nは、場合に応じて車両の
タイヤ100a1,100a2,100b1,100b
2が感知されたことをそれぞれ示す信号173A1,1
73A2,173B1,173B2を場合に応じてタイ
ヤ圧センサ構造172a1,172a2,172b1,
172b2から受けるために、それぞれのタイヤ圧セン
サ構造に接続するための通信ポートが含まれる。また、
通信ポートApc−0〜Apc−nには、第1、第2、
第3および第4の直列通信リンク308a1、308a
2、308b1,308b2により表わされているそれ
ぞれ関連するシリアル通信リンク、パラレル通信リンク
または非同期通信リンクにより、マイクロプロセッサ3
04をそれぞれマイクロ制御器回路180a1,180
a2,180b1,180b2に通常に電気的に接続す
るための通信ポートが含まれる。
【0076】第1の通信リンク308a1(図7)は、
信号236a1により表わされているクロック信号をP
C300のマイクロプロセッサ304から第1のマイク
ロ制御器回路180a1へ送ってマイクロプロセッサ3
04とそのマイクロ制御器回路のマイクロプロセッサ1
90a1の間の通信を同期させるための第1のクロック
線CLa1を含む。また第1の通信リンク308a1
は、信号232a1により例示されている制御信号をP
C300のマイクロプロセッサ304から第1のマイク
ロ制御器回路180a1へ送ることによりそのマイクロ
制御器回路の第1のマイクロプロセッサ190a1へ送
るために、第1の制御信号出力線Ca1outを含む。
また第1の通信リンク308a1は、信号234a1に
より例示されている入力信号を、PC300のマイクロ
プロセッサ304が使用するために、第1のマイクロプ
ロセッサ190a1から受け、それにより第1のマイク
ロ制御器回路180a1から受ける第1の入力線Da1
inを含む。
【0077】第2の通信リンク308a2(図7)は、
信号236a2により表わされているクロック信号をP
C300のマイクロプロセッサ304から第2のマイク
ロ制御器回路180a2へ送ってマイクロプロセッサ3
04とそのマイクロ制御器回路のマイクロプロセッサ1
90a2の間の通信を同期させるための第2のクロック
線CLa2を含む。また第2の通信リンク308a2
は、信号232a2により例示されている制御信号をP
C300のマイクロプロセッサ304から第2のマイク
ロ制御器回路180a2へ送ることによりそのマイクロ
制御器回路の第2のマイクロプロセッサ190a2へ送
るために、第2の制御信号出力線Ca2outを含む。
また第2の通信リンク308a2は、信号234a2に
より例示されている入力信号を、PC300のマイクロ
プロセッサ304が使用するために、第2のマイクロプ
ロセッサ190a2から受け、それにより第2のマイク
ロ制御器回路180a2から受ける第2の入力線Da2
inを含む。
【0078】第3の通信リンク308b1(図7)は、
信号236b1により表わされているクロック信号をP
C300のマイクロプロセッサ304から第3のマイク
ロ制御器回路180b1へ送ってマイクロプロセッサ3
04とそのマイクロ制御器回路のマイクロプロセッサ1
90b1の間の通信を同期させるための第3のクロック
線CLb1を含む。また第3の通信リンク308b1
は、信号232b1により例示されている制御信号をP
C300のマイクロプロセッサ304から第3のマイク
ロ制御器回路180b1へ送ることによりそのマイクロ
制御器回路の第3のマイクロプロセッサ190b1へ送
るために、第3の制御信号出力線Cb1outを含む。
また第3の通信リンク308b1は、信号234b1に
より例示されている入力信号を、PC300のマイクロ
プロセッサ304が使用するために、第3のマイクロプ
ロセッサ190b1から受け、それにより第3のマイク
ロ制御器回路180b1から受ける第3の入力線Db1
inを含む。
【0079】第4の通信リンク308b2(図7)は、
信号236b2により表わされているクロック信号をP
C300のマイクロプロセッサ304から第4のマイク
ロ制御器回路180b2へ送ってマイクロプロセッサ3
04とそのマイクロ制御器回路のマイクロプロセッサ1
90b2の間の通信を同期させるための第4のクロック
線CLb2を含む。また第4の通信リンク308b2
は、信号232b2により例示されている制御信号をP
C300のマイクロプロセッサ304から第4のマイク
ロ制御器回路180b2へ送ることによりそのマイクロ
制御器回路の第4のマイクロプロセッサ190b2へ送
るために、第4の制御信号出力線Cb2outを含む。
また第4の通信リンク308b2は、信号234b2に
より例示されている入力信号を、PC300のマイクロ
プロセッサ304が使用するために、第4のマイクロプ
ロセッサ190b2から受け、それにより第4のマイク
ロ制御器回路180b2から受ける第4の入力線Db2
inを含む。
【0080】本発明にしたがって、マイクロプロセッサ
304の付加プログラムメモリ回路Kpc(図7)に
は、場合に応じて、関連するマイクロ制御器回路180
a1,180a2,180b1,180b2の動作を制
御するためにしたがって監視システム125の動作を制
御するためにマイクロプロセッサ304により実行され
るために通常は構成されているアプリケーションプログ
ラム320が保存されている。
【0081】アプリケーションプログラム320は、信
号130Bを車両感知装置130から受けた時にマイク
ロプロセッサ304を初期化するためのルーチンR10
を含めて、複数のルーチンを含んでいる。
【0082】またアプリケーションプログラム320
は、マイクロ制御器回路180a1,180a2,18
0b1,180b2のマイクロプロセッサ190a1,
190a2,190b1,190b2を初期化するため
に、信号232a1,232a2,232b1,232
bにより表わされているイネーブル信号をそれぞれマイ
クロ制御器回路180a1,180a2,180b1,
180b2に供給するルーチンR11を含む。またルー
チンR11は、マイクロプロセッサ190a1,190
a2,190b1,190b2のタイミング構造210
a1,210a2,210b1,210b2のいずれか
早い方がリセット信号212a1,212a2,212
b1または212b2を場合に応じて関連するマイクロ
プロセッサ190a1,190a2,190b1または
190b2に供給するまで、または、PC300が信号
232a1−1,232a1−1,232a2−1,2
32b1−1で表わされるシャットダウン信号をそれら
のマイクロプロセッサに供給するまで、タイミング構造
210a1,210a2,210b1,210b2にカ
ウントを開始させるように構成されている。
【0083】さらにアプリケーションプログラム320
(図7)は、車両のタイヤ100a1または100a2
によりタイヤ圧検出構造172a1または172a2が
作動させられたことによりマイクロプロセッサ304が
それらのタイヤ圧検出構造のいずれかから、場合に応じ
て信号173A1または173A2を受けた時に、マイ
クロ制御器回路180a1の関連するマイクロプロセッ
サ190a1に関連する信号発生器回路196a1を付
勢させて、その結果として関連する送信機アンテナ17
5aを付勢するために、開始呼び掛け信号232a1−
2をマイクロ制御器回路180a1に供給するルーチン
R12を含む。
【0084】さらにルーチンR12は、車両のタイヤ1
00b1または100b2によりタイヤ圧検出構造17
2b1または172b2が作動させられたことによりマ
イクロプロセッサ304がそれらのタイヤ圧検出構造の
いずれかから、場合に応じて信号173B1または17
3B2を受けた時に、マイクロ制御器回路180b1の
関連するマイクロプロセッサ190b1に関連する信号
発生器回路196b1を付勢させて、その結果として関
連する送信機アンテナ175bを付勢するために、開始
呼び掛け信号232b1−2をマイクロ制御器回路18
0b1に供給するようにも構成されている。
【0085】またルーチンR12は、車両タイヤ100
a1,100a2,100b1,100b2の総数と、
それらのタイヤの相対的な構成とを考慮することによ
り、それぞれのタイヤ100a1,100a2,100
b1,100b2が車両128を支持するためにそれぞ
れ個々に配置され、またはタンデムに配置されているか
を判定するようにも構成されている。
【0086】さらにアプリケーションプログラム320
は、場合に応じて、タイヤ圧検出構造172a1,17
2a2,172b1または172b2の動作停止に応答
して、マイクロプロセッサ304のカウント回路Hpc
に所定の時間間隔をロードし、タイヤ圧検出構造172
a1または172a2とタイヤ圧検出構造172b1ま
たは172b2の間の典型的な経過時間期間に対応する
所定の時間間隔のカウントダウンを開始して、ランプ装
置131の上を時速約8km(ほぼ5マイル)の速さで
動いている典型的な車両128の全長Lに沿って、タイ
ヤ100の選択された間隔においてそのタイヤを検出す
る。したがって、カウント回路Hpcは、場合に応じて
付加信号173A1または173A2、173B1また
は173B2を場合に応じてタイヤ圧検出構造172a
1または172a2、172b1または172b2から
受けたために停止するまで、またはカウントダウンがゼ
ロになるまで、カウントを続行する。
【0087】カウント回路Hpcのカウントダウンが上
記のように停止したとすると、ルーチンR13はそれぞ
れの信号発生器回路196a1,196b1の以前の作
動を続行できるようにして、関連する送信機アンテナ1
75a,175bの以前の付勢を続行できるようにす
る。
【0088】他方、アプリケーションプログラム320
は、カウント回路Hpcのカウントダウンがゼロになっ
た時に、マイクロ制御器回路180a1,180b1の
マイクロプロセッサ190a1,190b1に関連する
信号発生器回路196a1,196a2の付勢を停止さ
せ、その結果として関連する送信機アンテナ175a,
175bのを付勢を停止させるために、信号232a1
−3,232b1−3により表わされている停止呼び掛
け信号をマイクロ制御器回路180a1,180b1に
それぞれ供給するルーチンR14を含む。
【0089】さらにアプリケーションプログラム320
は、その後にマイクロプロセッサ304が場合に応じて
付加信号173A1または173A2、または173B
1または173B2を場合に応じてタイヤ圧検出構造1
72a1,172a2,172b1,172b2から受
けた時に、マイクロプロセッサ304にルーチンR1
2,R13およびR14を再び実行させるルーチンR1
5を含む。
【0090】またさらにアプリケーションプログラム3
20は、マイクロプロセッサ304したがってPC30
0が場合に応じてシャットダウン信号232a1−1,
1232a1−1,232a2−1,232b1−1を
場合に応じてそれぞれマイクロ制御器回路180a1,
180a2,180b1,180b2に供給するのより
時間的に先立って、マイクロプロセッサ301が場合に
応じてマイクロ制御器回路180a1,180a2,1
80b1,180b2のいずれかから警報信号234a
を受けた時に、前記のルーチンR12〜R15の実行中
の任意の時刻にマイクロプロセッサ304にルーチンR
11を再び実行させるルーチンR16を含む。
【0091】さらにアプリケーションプログラム320
は、それぞれのマイクロ制御器回路180a1,180
a2,180b1,180b2から受けたデジタルデー
タ信号234a1−1,234a2−1,234b1−
1または234b2−1を処理して、各電子タイヤタグ
10のシリアル番号36と、それぞれのタイヤ100a
1,100a2,100b1または100b2の空気圧
値または温度値と、それの内部温度、またはMTMSの
ラッチされている状態またはラッチされていない状態し
たがってMTMSの値、に対応するタイヤ状態値の少な
くとも1つとに対応するデータをデジタルデータ信号か
ら得るルーチンR17を含む。
【0092】またアプリケーションプログラム320
は、温度計294と気圧計298からそれぞれマイクロ
プロセッサ304が受けた周囲温度信号Tesと圧力信
号Prsによりそれぞれ表わされている周囲温度値Te
および周囲圧力値Prを考慮に入れることにより、修正
された圧力値と温度値を計算するルーチンR18をオプ
ションとして含むこともできる。
【0093】さらにアプリケーションプログラム320
は、車両タイヤ100a1,100a2,100b1,
100b2の日常の保守作業を容易にするために、計算
された圧力値を分類および表示するためのユーザールー
チンR19を含むことが好ましい。
【0094】またさらにアプリケーションプログラム3
20は、取得日付Dと時刻Tを自動的に発生するととも
に、電子タイヤタグ10のシリアル番号と、各タイヤ1
00a1,100a2,100b1,100b2につい
ての、データ取得日Dおよび取得時刻Tと、実際のタイ
ヤ圧値および温度値と、実際のタイヤ内部温度と、MT
MS状態ビットBと、周囲温度値Teおよび周囲圧力値
Prを考慮して計算されたタイヤの温度値および圧力値
とに対応する1つまたは複数のデータあるいは全てのデ
ータを、自動的にまたはキーボード308からの通常の
入力に応答して、書式付けて表示装置306上に表示す
るためのユーザールーチンR20を含むことが好まし
い。
【0095】さらにアプリケーションプログラム320
は、過去の記録を保存する目的のための情報として、上
述のそれぞれのタイヤタグシリアル番号36と、データ
と、計算された値と、MTMS状態情報と、データの取
得日Dおよび取得時刻Tとの全てまたは任意の部分を書
式化し保存するためのルーチンR21を含むことが好ま
しい。
【0096】またアプリケーションプログラム320
は、車両感知装置130からの信号130Bがもはや受
けられなくなった時に、それぞれのシャットダウン信号
232a1−1,232a2−1,232b1−1,2
32b2−1をそれぞれマイクロ制御器回路180a
1,180a2,180b1,180b2に供給し、そ
の結果としてそれぞれマイクロプロセッサ190a1,
190a2,190b1,190b2の動作を断たせる
従来のシャットダウンルーチンR22を含むことが好ま
しい。
【0097】監視システム125(図3)は、ほぼ12
0VACの電圧レベルVを有する交流(AC)電力のロ
ーカル電源503に対して通常の電力コード502によ
り接続されるのに適合している、可搬型電源装置500
を含むことも好ましい。電源装置500は、車両接近感
知装置130およびトランシーバ装置50に、通常の電
気コネクタEC−5により、取り外し可能に電気的に接
続されることが好ましい。さらに可搬型電源装置500
は、ポータブルコンピュータ装置290の電源線303
を取り外し可能に受けるために従来どおり構成されてい
る引出し口(convenience outlet)505を有する通常の
125VAC回路504を含むことが好ましい。
【0098】また電源500(図3)は、コネクタEC
−5により第1および第2の送信機アンテナ駆動回路1
82a,182bに取り外し可能に電気的に接続される
ようにされている24V直流(DC)出力端子506を
含むことが好ましい。また24VDC出力端子506
は、電気コネクタEC−3により、車両接近感知装置1
30に取り外し可能に電気的に接続されるように通常は
されている。さらに電源500は、電気コネクタEC−
3により、それぞれの受信機回路186a1,186a
2,186b1,186b2に取り外し可能に電気的に
接続されるように通常はされている12VDC出力端子
508を含むことが好ましい。また電源500は、電気
コネクタEC−4により、それぞれのマイクロ制御器回
路180a1,180a2,180b1,180b2に
取り外し可能に電気的に接続されるように通常はされて
いる5VDC出力端子510を含むことが好ましい。
【0099】監視システム125(図3)が組立てられ
てそれに電力が供給され、したがってポータブルコンピ
ュータ装置290が起動されたすると、PC300が起
動させられて、そのマイクロプロセッサ304に格納さ
れているコンピュータプログラム20(図7)が、最初
に、マイクロプロセッサ304にそのマイクロプロセッ
サ304を初期化するステップ600(図8)を実行さ
せる。その後で、コンピュータプログラム320は、車
両128が車両感知装置130により感知されたかどう
かを判定するステップ602を実行する。ステップ60
2において車両128が感知されなかったとすると、車
両128が感知されるまで、コンピュータプログラム3
20はステップ602を通るループを循環するように実
行する。その後でコンピュータプログラム320は、場
合に応じてイネーブル信号232a1,232a2,2
32b1,232b2を各マイクロ制御器回路180a
1,180a2,180b1,180b2にそれぞれ供
給するステップ604を実行し、それらのマイクロ制御
器回路第1、第2、第3および第4のマイクロプロセッ
サ190a1,190a2,190b1,190b2を
それぞれステップ606,608,610,612にお
いて初期化する。
【0100】その後でコンピュータプログラム320
(図7)は、PC300のマイクロプロセッサ340
に、第1、第2、第3および第4のタイヤ圧感知装置1
70(図3)のいずれか1つまたは複数個が、場合に応
じて車両タイヤ100a1,100a2,100b1,
100b2を感知したかどうかを判定するそれぞれのス
テップ614,616,618,620を実行させる。
ステップ612,614,616,618(図8)での
照会の全てに対する応答が否定であるならば、コンピュ
ータプログラム320は、それらの照会のいずれか1つ
または複数個に対する応答が肯定になるまで、ステップ
614,616,618,620を通るループを連続し
て実行させる。ステップ614,616のいずれか一方
または両方の照会に対する応答が、場合に応じて左タイ
ヤ検出構造172a1,172a2のいずれか一方また
は両方から感知信号173A1,173A2のいずれか
一方または両方を受けるPC300のマイクロプロセッ
サ304(図7)により明らかにされるように、肯定で
あるとすると、コンピュータプログラム320は、第1
のマイクロプロセッサ192a1が使用する開始呼び掛
け信号232a1を第1のマイクロ制御器回路180a
1に供給するステップ622を実行する。他方、ステッ
プ618,620のいずれか一方または両方の照会に対
する応答が、場合に応じて右タイヤ検出構造172b
1,172b2のいずれか一方または両方から感知信号
173B1,173B2のいずれか一方または両方を受
けるPC300(図3)のマイクロプロセッサ304
(図7)により明らかにされるように、肯定であるとす
ると、コンピュータプログラム320は、第3のマイク
ロプロセッサ192b1が使用する開始呼び掛け信号2
32b1を第3のマイクロ制御器回路180b1に供給
するステップ624を実行する。
【0101】ステップ622において開始呼び掛け信号
232a1が第1のマイクロ制御器回路180a1に供
給されたとすると、第1のマイクロプロセッサ192a
1は、第1のマイクロ制御器回路180a1(図3)に
一対の125KHzの呼び掛け信号183aを発生させ
て、それらの信号を左アンテナ駆動回路182aに供給
させて、関連する左アンテナ175aに、走行中の車両
128の左の外側タイヤ100a1と内側タイヤ100
a2に組み込まれているそれぞれのタイヤタグ10に呼
び掛け信号46を送信させるステップ626を実行す
る。他方、ステップ624(図8)において開始呼び掛
け信号232b1が第3のマイクロ制御器回路180b
1に供給されたとすると、第3のマイクロプロセッサ1
92b1は、第3のマイクロ制御器回路180b1(図
3)に一対の125KHzの呼び掛け信号183bを発
生させて、それらの信号を右アンテナ駆動回路182b
に供給させて、関連する右アンテナ175bに、走行中
の車両128の右の外側タイヤ100b1と内側タイヤ
100b2に組み込まれているそれぞれのタイヤタグ1
0に呼び掛け信号46を送信させるステップ628を実
行する。
【0102】その後で、ステップ630,632(図
9)にそれぞれ示されているように、第1および第2の
トランシーバ受信機回路186a1,186a2(図
3)がタイヤタグ信号184a1,184a2の一方ま
たは両方を左受信機アンテナ176a1,176a2の
一方または両方からそれぞれ自動的に受けて復調し、復
調された信号189a1,189a2を、場合に応じて
第1および第2のマイクロ制御器回路180a1,18
0a2の一方または両方に供給する。また、ステップ6
34,636(図9)にそれぞれ示されているように、
第3および第4のトランシーバ受信機回路186b1,
186b2(図3)がタイヤタグ信号184b1と18
4b2の一方または両方を右受信機アンテナ178b1
と178b2の一方または両方からそれぞれ自動的に受
けて復調し、復調された信号189b1,189b2
を、場合に応じて第1および第2のマイクロ制御器回路
180a1,180a2の一方または両方に供給する。
場合に応じて復調信号189a1,189a2,189
b1,189b2を受けると、場合に応じて第1、第
2、第3および第4のマイクロ制御器回路180a1,
180a2,180b1,180b2が、それらのマイ
クロ制御器回路により受けられた復調された信号189
a1,189a2,189b1,189b2をデジタル
化して、場合に応じてそれぞれ対応するデジタルタイヤ
タグデータ信号234a1−1,234a2−1,23
4b1−1,234b2−1をPC300に供給すると
いうステップ638,640,642,644(図9)
をそれぞれ実行する。
【0103】その後でコンピュータプログラム220
(図7)は、各デジタルタイヤタグデータ信号234a
1−1,234a2−1,234b1−1,234b2
−1を処理して、それらの信号から各タイヤタグ10の
シリアル番号SNと各タイヤタグ10により供給される
少なくとも1つのタイヤ状態値とに対応するデータを得
るステップ646(図10)を実行する。好ましくは、
少なくとも1つのタイヤ状態値の各々は、タイヤ空気圧
値と、タイヤ空気温度値と、内部タイヤ温度値と、MT
MS状態ビットとからなる群から選択される値である。
ステップ646の実行中に、コンピュータプログラム3
20は、車両タイヤ100a1,100a2,100b
1,100b2の総数と配置を考慮に入れることと、オ
プションとして各車両タイヤ100a1,100a2,
100b1,100b2のタイヤタグデータを取得する
時刻Tと日付Dを発生することと、オプションとして周
囲温度値Teおよび大気圧値Prを検出することと、オ
プションとして周囲温度値Teおよび気圧値Prを考慮
して補正されたタイヤタグ温度値および補正されたタイ
ヤタグ圧力値とを計算することとを含めて、顧客の求め
にしたがって、デジタル化されているタイヤタグデータ
を分類(ソート)し、書式化(フォーマット)し、表示
するそれぞれのステップを実行する。
【0104】その後でコンピュータプログラム320
(図7)は、PCタイマ回路Hpcが後述するように所
定の時間間隔を現在カウントしているかどうかを判定す
るステップ648(図10)を実行する。ステップ64
8の照会に対する回答が否定であるならば、コンピュー
タプログラム320は、所定のカウントをマイクロプロ
セッサ304のタイミング回路Hpcにロードして、そ
れのカウントダウンを開始するステップ650を実行す
る。好ましくは所定のカウントは、時速約8km(ほぼ
5マイル)が好ましいほぼ所定の速力で動いている典型
的な車両128の全長Lに沿って、場合に応じて次のタ
イヤ100a1,100a2,100b1または100
b2を感知するために、場合に応じてタイヤ圧センサ1
72a1,172a2,172b1,172b2の典型
的な最長経過時間に対応する。その後でコンピュータプ
ログラム320は、タイミング回路Hpcがタイムアウ
ト(時間切れ)となったかどうかを判定するステップ6
52を実行する。ステップ648へ戻って、ステップ6
48の照会に対する回答が肯定であるならば、ステップ
650がもう実行されているので、コンピュータプログ
ラム320は、ステップ652を直接実行することに注
目されたい。
【0105】ステップ652の照会に対する回答が否定
であってタイミング回路Hpcがタイムアウトしなかっ
たことを示すならば、コンピュータプログラム320
は、車両128が追加のタイヤ100a1,100a
2,100b1,100b2を有すると仮定する。した
がって、ステップ652の照会に対して肯定の回答が行
われるまで、コンピュータプログラム320は、図9の
ステップ630〜644と、図10のステップ646〜
652を通るループを実行する。かくして、コンピュー
タプログラム320は、図8のステップ626,628
を継続できるようにする。それらのステップ626,6
28では、第1および第3のマイクロ制御器回路180
a1,180b1は呼び掛け信号46をそれぞれ左およ
び右の送信機アンテナ175a,175bから送信させ
る。ステップ652(図10)の照会に対して肯定の回
答が行われると、コンピュータプログラム320は、追
加のタイヤ100a1,100a2,100b1,10
0b2がなく、したがって監視するためのタイヤがない
とみなし、エネルギーを節約するためにコンピュータプ
ログラム320は、それぞれ第1および第3のマイクロ
制御器回路180a1,180b1のそれぞれ第1およ
び第3のマイクロプロセッサ190a1,190b1が
使用するために、停止呼び掛け信号232a1−2,2
32b1−2を第1および第3のマイクロ制御器回路1
80a1,180b1に供給するステップ654,65
6を実行する。そうするとそれぞれ第1および第3のマ
イクロプロセッサ190a1,190b1は、左および
右のアンテナ駆動回路182a,182bの動作を停止
させてそれぞれのタイヤタグ10への呼び掛け信号46
の送信を途切れさせるステップを実行する。
【0106】その後でコンピュータプログラム320
は、車両128が車両感知装置130によりもはや感知
されないかどうかを照会するステップ658(図10)
を実行する。ステップ658の照会に対する応答が否定
であって車両128が依然として感知されていることを
示しているとすると、コンピュータプログラム320
は、車両128が追加のタイヤ100a1,100a
2,100b1,100b2を含んでいるとみなし、し
たがってステップ614,616,618,620へ処
理が戻ってタイヤ圧感知装置170がさらに作動するこ
とを待ち合わせる。一方、ステップ658の照会に対す
る応答が肯定であるならば、コンピュータプログラム3
20は、シャットダウン信号232a1−1,232a
2−1,232b1−1,232b2−1を第1、第
2、第3および第4のマイクロ制御器回路180a1,
180a2,180b1,180b2の各々に供給し
て、それらのマイクロ制御器回路のそれぞれのマイクロ
プロセッサ190a1,190a2,190b1,19
0b2の各々に通常の動作停止ルーチンを実行させるス
テップ660(図11)を実行する。その後でコンピュ
ータプログラム320は、ステップ646(図10)に
したがってデータの処理を終了するステップ662を実
行し、ステップ652(図11)において履歴参照目的
のためにそのデータを保存する。その後でコンピュータ
プログラム320は、処理をステップ602へ戻して他
の車両128を感知することを待ち合わせるステップ6
64を実行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】少なくとも1つのタイヤ状態値センサを含む電
子タイヤタグの概略図である。
【図2】空気入りタイヤの赤道面に沿ってそのタイヤの
内部ライナーに固定することによりタイヤに組み込まれ
ている図1の電子タイヤタグを示す、中央トレッドと内
部ライナーを有する空気入りタイヤの概略横断面図であ
る。
【図3】走行中の車両のタイヤに組み込まれている複数
の電子タイヤタグの各々の少なくとも1つのタイヤ状態
を監視するための、タイヤ圧感知構造を含んでいる可搬
型ランプ装置と、車両感知装置と、トランシーバ装置
と、コンピュータ装置と、それに組合わされている電子
装置とを含む本発明の監視装置の概略図である。
【図4】図3の線4−4にほぼ沿って切断した、図3に
示す可搬型ランプ装置の拡大横断面図である。
【図5】図3のタイヤ圧感知構造の拡大概略図である。
【図6】マイクロ制御器の詳細を示す、図3のトランシ
ーバ装置部分の拡大概略図である。
【図7】図3のポータブルコンピュータ装置の拡大概略
図である。
【図8】本発明の監視装置により実行されるプロセスの
フローチャートであって、そのプロセスの開始部分を示
すフローチャートである。
【図9】図8に引き続くフローチャートである。
【図10】図9に引き続く、したがって図8に引き続く
フローチャートである。
【図11】図10に引き続くとともにプロセスの最後の
部分を示すフローチャートであり、したがって図8から
引き続くとともにプロセスの最後の部分を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 タイヤタグ 12 受動トランスポンダ 14 タイヤ状態センサ 30 集積回路 32 ROM 34 シリアル番号を保存する構造 38 アナログ−デジタル(A/D)変換器回路 44 アンテナ 50 トランシーバ 54 整流器回路 60 論理回路 62 送信機 66 クロック信号発生回路 100 空気入りタイヤ 125 監視システム 128 走行中の車両 130 可搬型車両感知装置 131 ランプ装置 132,134 ランプ構造 170 感知装置 172 圧力感知構造 173 圧力感知スイッチ 174 弾性材料 175 送信機アンテナ 176 受信機アンテナ 178,179 溝 180 マイクロ制御器回路 182 送信機アンテナ励振回路 186 受信機回路 190,304 マイクロプロセッサ 196 信号発生器回路 198,218 ANDゲート 210 タイミング構造 230 通信リンク 290 ポータブルコンピュータ装置 292 周囲温度測定装置 294 電子温度計 296 周囲圧力測定装置 298 外部気圧計 300 パーソナルコンピュータ(PC) 303 交流電源 306 表示構造 308 キーボード 500 電源 A ポート B 制御回路 C プログラムメモリ回路 D 動作および予備レジスタ回路 E 算術論理回路 F 発振器およびクロック回路 G,K データメモリ回路 H タイマおよび事象カウンタ回路 I プログラム拡張制御回路 J 内部通信バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 ジーン レイモンド スターキー アメリカ合衆国 80503 コロラド州 ニ ウォート 297番 カントリーサイド レ イン 6822 (72)発明者 リチャード スティーブン ポラック アメリカ合衆国 80302 コロラド州 ボ ールダー サンダーヘッド ドライブ 9055 (72)発明者 ジョセフ マイケル レトコミラー アメリカ合衆国 80241 コロラド州 ソ ーントン バーチ ストリート 12195 Fターム(参考) 5C086 AA06 AA36 BA22 CB01 CB20 CB27 DA03 DA08 EA11 EA15 EA17 EA40 EA41 EA45

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行中の車両の複数のタイヤのそれぞれ
    に当該タイヤの少なくとも1つのタイヤ状態値を監視す
    る電子的タイヤタグが組合わされており、車両感知装置
    と、ランプ装置と、タイヤ感知装置と、トランシーバ装
    置と、前記トランシーバ装置と前記車両感知装置および
    前記タイヤ感知装置とに電気的に切り離し可能に接続さ
    れているコンピュータ装置とを備える監視装置を用い
    る、走行中の車両の複数のタイヤの各々の少なくとも1
    つのタイヤ状態値を監視する方法であって、 (a)前記車両感知装置が前記走行している車両を感知
    したかどうかを前記コンピュータ装置で判定するステッ
    プと、 (b)前記走行中の車両を前記ランプ装置の上に支持す
    るステップと、 (c)前記走行中の車両のそれぞれのタイヤが前記感知
    装置により感知されたかどうかを前記コンピュータ装置
    で判定するステップと、 (d)前記タイヤ感知装置が少なくとも1本のタイヤを
    感知した時に前記トランシーバ装置によって呼び掛け信
    号を送信するステップと、 (e)異なる前記タイヤタグからの変調されたタイヤタ
    グ信号を前記トランシーバ装置で相互に独立に受信して
    復調し、異なる復調されたタイヤタグ信号を生ずるステ
    ップと、 (f)前記トランシーバ装置において前記異なる復調さ
    れたタイヤタグ信号をデジタル化して、対応する異なる
    デジタルタイヤタグ信号を前記コンピュータ装置に供給
    するステップと、 を備える方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも1本のタイヤを感知した時に
    前記タイヤ感知装置によりタイヤ感知信号を前記コンピ
    ュータ装置へ提供するステップと、 前記タイヤ感知信号を受けた時に前記コンピュータ装置
    により開始呼び掛け信号を前記トランシーバ装置に供給
    するステップと、 を備える請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 タイヤ空気圧とタイヤ空気温度値と内部
    タイヤ温度値とMTMS状態値とからなる群から選択さ
    れた少なくとも1つのタイヤ状態値に対応するデータ
    を、各デジタルタイヤタグ信号から得るステップを含
    む、請求項1に記載の方法。
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