JP2002320693A - ゴルフクラブのグリップ - Google Patents
ゴルフクラブのグリップInfo
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- JP2002320693A JP2002320693A JP2001129749A JP2001129749A JP2002320693A JP 2002320693 A JP2002320693 A JP 2002320693A JP 2001129749 A JP2001129749 A JP 2001129749A JP 2001129749 A JP2001129749 A JP 2001129749A JP 2002320693 A JP2002320693 A JP 2002320693A
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- JP
- Japan
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- grip
- golf club
- arm side
- dominant arm
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴルフクラブのグリップを握りやすく滑り難
くする。 【解決手段】 ゴルフクラブのグリップの外径のテーパ
率を2%以下とする。
くする。 【解決手段】 ゴルフクラブのグリップの外径のテーパ
率を2%以下とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブのグ
リップに関する。
リップに関する。
【0002】
【従来の技術】ウッド、アイアン、ユーティリティクラ
ブ等のゴルフクラブのグリップは一般に先細りで、他の
スポーツの用具に比較し特殊な形状であり、うまく握る
のに訓練が必要である。すなわち、野球のバット、剣道
の竹刀のグリップの外形はテーパがなくパラレルか、グ
リップの後端から先端に向かって大きくなる逆テーパで
あり、確実に両手で把握できる。しかし、例えば特開平
9−308718号、特開平10−179828号、特
開平8−38660号が開示するように、従来のゴルフ
クラブのグリップはテーパが4%以上で、例えば握り矯
正冶具を用いた訓練が必要であった。特にゴルフクラブ
のグリップは先細りの為、指の部分(例えば、右利きの
場合は右手の特に人差し指と親指)で握るようになって
おり、握力の弱いプレーヤなどは、グリップを握った状
態が不安定になったり、指又は手に力が入りすぎて、ス
イングがうまくできない場合があった。
ブ等のゴルフクラブのグリップは一般に先細りで、他の
スポーツの用具に比較し特殊な形状であり、うまく握る
のに訓練が必要である。すなわち、野球のバット、剣道
の竹刀のグリップの外形はテーパがなくパラレルか、グ
リップの後端から先端に向かって大きくなる逆テーパで
あり、確実に両手で把握できる。しかし、例えば特開平
9−308718号、特開平10−179828号、特
開平8−38660号が開示するように、従来のゴルフ
クラブのグリップはテーパが4%以上で、例えば握り矯
正冶具を用いた訓練が必要であった。特にゴルフクラブ
のグリップは先細りの為、指の部分(例えば、右利きの
場合は右手の特に人差し指と親指)で握るようになって
おり、握力の弱いプレーヤなどは、グリップを握った状
態が不安定になったり、指又は手に力が入りすぎて、ス
イングがうまくできない場合があった。
【0003】実用新案登録第3016552号はグリッ
プを安定して握りやすくするため発泡体をシャフトに巻
いて太くしたグリップについて開示する。
プを安定して握りやすくするため発泡体をシャフトに巻
いて太くしたグリップについて開示する。
【0004】また、特開平8−38660号は、指を滑
り難くするためグリップの表側と裏側でグリップの表面
に配設する滑り止め溝の配設パターンを対称形としたグ
リップについて開示する。
り難くするためグリップの表側と裏側でグリップの表面
に配設する滑り止め溝の配設パターンを対称形としたグ
リップについて開示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実用新案登録
第3016552号のグリップは、発泡体をシャフトに
巻いてグリップを太くしているので、手の小さいプレー
ヤなどかえって握りにくくなる場合がある。
第3016552号のグリップは、発泡体をシャフトに
巻いてグリップを太くしているので、手の小さいプレー
ヤなどかえって握りにくくなる場合がある。
【0006】また、特開平8−38660号のグリップ
の滑り止めの凹凸は左右対称になっており、実際にグリ
ップと手の平にかかる力の方向を考慮した滑り止めにな
っていないので、初心者等にとっては滑りやすいという
欠点がある。
の滑り止めの凹凸は左右対称になっており、実際にグリ
ップと手の平にかかる力の方向を考慮した滑り止めにな
っていないので、初心者等にとっては滑りやすいという
欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、グリップの外径のテーパ率
を2%以下としたゴルフクラブのグリップを採用する。
め、請求項1に係る発明は、グリップの外径のテーパ率
を2%以下としたゴルフクラブのグリップを採用する。
【0008】また、請求項2に係る発明は、グリップの
表面に刻設される滑り止め溝の刻設パターン(2)が利
き腕側と反利き腕側とに分けられ、利き腕側刻設パター
ン(2a)がグリップの軸(A)に垂直に伸びるように
形成され、反利き腕側刻設パターン(2b)がグリップ
の軸(A)と交差するように形成されたゴルフクラブの
グリップを採用する。
表面に刻設される滑り止め溝の刻設パターン(2)が利
き腕側と反利き腕側とに分けられ、利き腕側刻設パター
ン(2a)がグリップの軸(A)に垂直に伸びるように
形成され、反利き腕側刻設パターン(2b)がグリップ
の軸(A)と交差するように形成されたゴルフクラブの
グリップを採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0010】図1に示すように、このゴルフクラブのグ
リップは、その主グリップ部1の外径のテーパ率が2%
以下となるように形成される。具体的には、主グリップ
部1の後端すなわちグリップエンド3からL1=40m
mの位置の径φ1が23mmであり、主グリップ部の後
端からL1+L2=40mm+180mmの位置の径φ2
が20mmであって、主グリップ部1のテーパ率は(φ
1−φ2)/L2=0.017すなわち1.7%である。
リップは、その主グリップ部1の外径のテーパ率が2%
以下となるように形成される。具体的には、主グリップ
部1の後端すなわちグリップエンド3からL1=40m
mの位置の径φ1が23mmであり、主グリップ部の後
端からL1+L2=40mm+180mmの位置の径φ2
が20mmであって、主グリップ部1のテーパ率は(φ
1−φ2)/L2=0.017すなわち1.7%である。
【0011】ちなみに、この実施の形態のグリップのテ
ーパ率と従来の各種グリップのテーパ率とを比較してみ
ると表1の通りである。
ーパ率と従来の各種グリップのテーパ率とを比較してみ
ると表1の通りである。
【0012】
【表1】
【0013】また、図1及び図2に示すように、このゴ
ルフクラブのグリップの表面には、滑り止め溝が刻設さ
れる。このグリップの表面に刻設される滑り止め溝の刻
設パターン2は、利き腕側と反利き腕側とに分けられ、
利き腕側刻設パターン2aがグリップの軸Aと垂直に伸
びるように形成され、反利き腕側刻設パターン2bがグ
リップの軸Aと交差するように形成される。具体的に
は、ゴルフクラブが右利き用である場合は、右側刻設パ
ターンがグリップの軸Aに垂直で、左側刻設パターンが
グリップの軸Aと交差する。また、ゴルフクラブが左利
き用である場合は、左側刻設パターンがグリップの軸A
に垂直で、右側刻設パターンがグリップの軸Aと交差す
る。
ルフクラブのグリップの表面には、滑り止め溝が刻設さ
れる。このグリップの表面に刻設される滑り止め溝の刻
設パターン2は、利き腕側と反利き腕側とに分けられ、
利き腕側刻設パターン2aがグリップの軸Aと垂直に伸
びるように形成され、反利き腕側刻設パターン2bがグ
リップの軸Aと交差するように形成される。具体的に
は、ゴルフクラブが右利き用である場合は、右側刻設パ
ターンがグリップの軸Aに垂直で、左側刻設パターンが
グリップの軸Aと交差する。また、ゴルフクラブが左利
き用である場合は、左側刻設パターンがグリップの軸A
に垂直で、右側刻設パターンがグリップの軸Aと交差す
る。
【0014】以上のようなテーパ及び滑り止め溝を有す
るグリップと従来のグリップの握り易さ及び滑り難さに
ついて、10人のプレーヤーの試打結果から調査したと
ころ表2のような結果を得ることができた。
るグリップと従来のグリップの握り易さ及び滑り難さに
ついて、10人のプレーヤーの試打結果から調査したと
ころ表2のような結果を得ることができた。
【0015】
【表2】
【0016】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、グリップ
の外径のテーパ率を2%以下としたゴルフクラブのグリ
ップであり、グリップの表面をなだらかな傾斜としたの
で初心者や、握力の弱いプレーヤや、手のひらの滑りや
すいプレーヤなども安定して握りやすくなる。
の外径のテーパ率を2%以下としたゴルフクラブのグリ
ップであり、グリップの表面をなだらかな傾斜としたの
で初心者や、握力の弱いプレーヤや、手のひらの滑りや
すいプレーヤなども安定して握りやすくなる。
【0017】請求項2に係る発明によれば、グリップの
表面に刻設される滑り止め溝の刻設パターンが利き腕側
と反利き腕側とに分けられ、利き腕側刻設パターンがグ
リップの軸と垂直に伸びるように形成され、反利き腕側
刻設パターンがグリップの軸と交差するように形成され
たゴルフクラブのグリップであり、滑り止めを左右非対
称とし、利き手側は軸方向のすっぽ抜け防止に効果のあ
る滑り止めを配置し、反利き手側は円周方向のねじれ防
止に効果のある滑り止めを配置したので、手のひらの滑
りやすいプレーヤでも滑らず確実に握ることができる。
表面に刻設される滑り止め溝の刻設パターンが利き腕側
と反利き腕側とに分けられ、利き腕側刻設パターンがグ
リップの軸と垂直に伸びるように形成され、反利き腕側
刻設パターンがグリップの軸と交差するように形成され
たゴルフクラブのグリップであり、滑り止めを左右非対
称とし、利き手側は軸方向のすっぽ抜け防止に効果のあ
る滑り止めを配置し、反利き手側は円周方向のねじれ防
止に効果のある滑り止めを配置したので、手のひらの滑
りやすいプレーヤでも滑らず確実に握ることができる。
【図1】本発明に係るゴルフクラブのグリップの側面図
である。
である。
【図2】本発明に係るゴルフクラブのグリップの表面に
刻設される滑り止め溝の刻設パターンを示す展開図であ
る。
刻設される滑り止め溝の刻設パターンを示す展開図であ
る。
2…滑り止め溝の刻設パターン 2a…利き腕側刻設パターン 2b…反利き腕側刻設パターン A…グリップの軸
Claims (2)
- 【請求項1】 グリップの外径のテーパ率を2%以下と
したことを特徴とするゴルフクラブのグリップ。 - 【請求項2】 グリップの表面に刻設される滑り止め溝
の刻設パターンが利き腕側と反利き腕側とに分けられ、
利き腕側刻設パターンがグリップの軸に垂直に伸びるよ
うに形成され、反利き腕側刻設パターンがグリップの軸
と交差するように形成されたことを特徴とするゴルフク
ラブのグリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129749A JP2002320693A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | ゴルフクラブのグリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129749A JP2002320693A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | ゴルフクラブのグリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002320693A true JP2002320693A (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=18978231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001129749A Pending JP2002320693A (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | ゴルフクラブのグリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002320693A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009136375A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブ及びゴルフクラブ用グリップ |
JP2009285250A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブ及びゴルフクラブ用グリップ |
-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001129749A patent/JP2002320693A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009136375A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブ及びゴルフクラブ用グリップ |
JP2009285250A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブ及びゴルフクラブ用グリップ |
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