JP2002320621A - 骨接合補助具における穴用の挿入部材および骨接合補助具 - Google Patents
骨接合補助具における穴用の挿入部材および骨接合補助具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】骨接合補助具を治療する骨に固定するための固
定手段を収容する骨接合補助具に設けた穴内への挿入部
材を提供する。 【解決手段】骨接合補助具を治療する骨に固定するため
の固定手段を収容する、骨接合補助具における穴用の挿
入部材であって、穴を貫通した固定手段のために、穴内
に配置した際にこれを少なくとも部分的に閉鎖し、ま
た、時間の経過に従って環境に再吸収される、および／
または、力の作用で徐々に腐食する材料で実質的に製造
された本体要素を有する挿入部材。
定手段を収容する骨接合補助具に設けた穴内への挿入部
材を提供する。 【解決手段】骨接合補助具を治療する骨に固定するため
の固定手段を収容する、骨接合補助具における穴用の挿
入部材であって、穴を貫通した固定手段のために、穴内
に配置した際にこれを少なくとも部分的に閉鎖し、ま
た、時間の経過に従って環境に再吸収される、および／
または、力の作用で徐々に腐食する材料で実質的に製造
された本体要素を有する挿入部材。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨接合補助具を治
療する骨に固定するための固定手段を収容する骨接合補
助具に設けた穴内への挿入部材に関するものである。
療する骨に固定するための固定手段を収容する骨接合補
助具に設けた穴内への挿入部材に関するものである。
【０００２】
【従来技術】骨折した場合、これを安定させるために板
および釘のような移植物質を挿入する。挿入物質は、ロ
ックねじまたは骨ねじのような固定手段を使用して、治
療する骨内部に静的に固定される。これにより骨の断片
が可能な限り静止し、骨接合補助具の手段によって固定
され、骨の治癒を可能にする。治癒における問題は、治
癒工程に正しい影響を与えるべく移植物質を活性化させ
る２度目の手術がしばしば必要になる点である。この目
的のために、例えばロック釘のロックねじが除去される
ことで、骨断片どうしを軸方向に向かって導き、骨折治
癒範囲により大きな力を導入することが可能になる。
および釘のような移植物質を挿入する。挿入物質は、ロ
ックねじまたは骨ねじのような固定手段を使用して、治
療する骨内部に静的に固定される。これにより骨の断片
が可能な限り静止し、骨接合補助具の手段によって固定
され、骨の治癒を可能にする。治癒における問題は、治
癒工程に正しい影響を与えるべく移植物質を活性化させ
る２度目の手術がしばしば必要になる点である。この目
的のために、例えばロック釘のロックねじが除去される
ことで、骨断片どうしを軸方向に向かって導き、骨折治
癒範囲により大きな力を導入することが可能になる。
【０００３】２度目の手術を避けるために、細長孔を備
えた骨接合補助具が提案されてきた。例えば、移植物質
が治療する骨、または骨内部に、骨折部位の方向に向い
た細長穴を備えたロックねじの手段によって固定され
る。これにより得られることは、骨折部位も軸方向に向
かって圧迫されるという点である。
えた骨接合補助具が提案されてきた。例えば、移植物質
が治療する骨、または骨内部に、骨折部位の方向に向い
た細長穴を備えたロックねじの手段によって固定され
る。これにより得られることは、骨折部位も軸方向に向
かって圧迫されるという点である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法の欠点は、医療処置の直後に不安定な骨折が互いに焼
結（sinter)し合い、中間期間または長期間の治療効果
が達成できないことである。さらに、骨と骨接合補助具
の間に隙間があるために、静止した骨の位置がずれてし
まうことである。
法の欠点は、医療処置の直後に不安定な骨折が互いに焼
結（sinter)し合い、中間期間または長期間の治療効果
が達成できないことである。さらに、骨と骨接合補助具
の間に隙間があるために、静止した骨の位置がずれてし
まうことである。
【０００５】そこで、本発明の目的は、上述の欠点を生
じることなく、骨接合補助具の骨へのロック作用を作り
だす装置を提供することである。
じることなく、骨接合補助具の骨へのロック作用を作り
だす装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は請求項１の特徴を備えた挿入部材によって達成する
ことができる。この挿入部材は、骨接合補助具に設けら
れた穴での使用を目的とする。骨接合補助具を骨上に配
置するために、この穴に固定手段が通される。挿入部材
は本体要素を備えており、この本体要素は、穴内に配置
されると、穴に通された固定手段との空き幅を減少させ
る。挿入部材は、穴を部分的に閉鎖する。そのため、挿
入部材は、穴内にできた固定手段との間の隙間を減少ま
たは完全に縮小させる。本発明によれば、本体要素は、
時間の経過に従って環境に再吸収される、および／また
は、骨接合補助具および固定手段によって発せられた力
の作用で徐々に腐食する材料で製造されている。選択し
た材料と存在する負荷に従って、再吸収または腐食のい
ずれかが優勢となる。このような性質の本体要素を使用
した場合、本体要素のサイズを減少させる機構が何であ
ろうと、穴内の固定手段用の隙間が時間に従って増加す
る。そのため、時間と共に活性化が増加することで固定
が実行される。
的は請求項１の特徴を備えた挿入部材によって達成する
ことができる。この挿入部材は、骨接合補助具に設けら
れた穴での使用を目的とする。骨接合補助具を骨上に配
置するために、この穴に固定手段が通される。挿入部材
は本体要素を備えており、この本体要素は、穴内に配置
されると、穴に通された固定手段との空き幅を減少させ
る。挿入部材は、穴を部分的に閉鎖する。そのため、挿
入部材は、穴内にできた固定手段との間の隙間を減少ま
たは完全に縮小させる。本発明によれば、本体要素は、
時間の経過に従って環境に再吸収される、および／また
は、骨接合補助具および固定手段によって発せられた力
の作用で徐々に腐食する材料で製造されている。選択し
た材料と存在する負荷に従って、再吸収または腐食のい
ずれかが優勢となる。このような性質の本体要素を使用
した場合、本体要素のサイズを減少させる機構が何であ
ろうと、穴内の固定手段用の隙間が時間に従って増加す
る。そのため、時間と共に活性化が増加することで固定
が実行される。
【０００７】骨接合補助具の穴を、挿入した際に穴の内
壁と、これに挿入された固定手段上とに保持される適当
な外形の本体要素を備えた細長穴として設けることが好
ましい。その結果、挿入部材が、細長穴に対する固定手
段の位置を固定する。従って、移植された骨接合補助具
は主に、時間に従って、より勢いをもって活性化される
堅固な固定材である。
壁と、これに挿入された固定手段上とに保持される適当
な外形の本体要素を備えた細長穴として設けることが好
ましい。その結果、挿入部材が、細長穴に対する固定手
段の位置を固定する。従って、移植された骨接合補助具
は主に、時間に従って、より勢いをもって活性化される
堅固な固定材である。
【０００８】本発明の挿入部材の好ましいさらなる形態
において、本体要素は細長形状であり、平行した側壁
と、１端において、前記穴を通過した前記固定手段を配
置するための凹部とを備えている。
において、本体要素は細長形状であり、平行した側壁
と、１端において、前記穴を通過した前記固定手段を配
置するための凹部とを備えている。
【０００９】ある可能な形態において、本体要素は、異
なるポリラクタイド（polylactides:ＰＬＡ)を備えた生
物再吸収可能な材料で製造されている。
なるポリラクタイド（polylactides:ＰＬＡ)を備えた生
物再吸収可能な材料で製造されている。
【００１０】本体要素の材料が、本体に付加された力の
作用によって腐食すると、本体要素のその腐食した部分
が好ましく選択された材料に再吸収される。この材料の
選択により、有機体と適合しない材料の摩擦によるいか
なる導入も行われなくなる。
作用によって腐食すると、本体要素のその腐食した部分
が好ましく選択された材料に再吸収される。この材料の
選択により、有機体と適合しない材料の摩擦によるいか
なる導入も行われなくなる。
【００１１】使用する材料は、生物再吸収可能なセラミ
ック、特にヒドロキシルアパタイト(hydroxyl apatite)
等であってよい。移植性質のリン酸塩化三石灰(tricalc
iumphosphate)および／または硫酸カルシウム(calcium
sulfate)も、本体要素の材料として使用することが可能
である。様々な再吸収可能材料の混合または組み合わせ
も採用することができる。
ック、特にヒドロキシルアパタイト(hydroxyl apatite)
等であってよい。移植性質のリン酸塩化三石灰(tricalc
iumphosphate)および／または硫酸カルシウム(calcium
sulfate)も、本体要素の材料として使用することが可能
である。様々な再吸収可能材料の混合または組み合わせ
も採用することができる。
【００１２】本発明の挿入部材の好ましい形態におい
て、本体要素は、穴内に固定されるための保持手段を備
えている。この保持手段は、スナップ嵌め込み／架設装
置として設計することができる。あるいは、保持手段を
骨接合補助具に設けることもできる。
て、本体要素は、穴内に固定されるための保持手段を備
えている。この保持手段は、スナップ嵌め込み／架設装
置として設計することができる。あるいは、保持手段を
骨接合補助具に設けることもできる。
【００１３】本発明の目的は、前述のタイプの挿入部材
を配置する、固定手段用の穴を備えた骨接合補助具によ
っても達成される。このような骨接合補助具の好ましい
形態において、挿入部材は穴内に非ポジティブまたはポ
ジティブな方法で配置され、特に注入、貼り込みまたは
クランプ留めされる。これにより、挿入部材が骨接合補
助具と捕獲的に接続されるため、挿入部材の扱いが容易
になる。
を配置する、固定手段用の穴を備えた骨接合補助具によ
っても達成される。このような骨接合補助具の好ましい
形態において、挿入部材は穴内に非ポジティブまたはポ
ジティブな方法で配置され、特に注入、貼り込みまたは
クランプ留めされる。これにより、挿入部材が骨接合補
助具と捕獲的に接続されるため、挿入部材の扱いが容易
になる。
【００１４】実用的な形態において、穴は、好ましくは
内部に挿入部材が配置される、骨折部位と対向した側の
細長穴として形成される。これにより、骨への力の付加
が、固定材が活性化された後に、好ましくは骨折部位に
対して行われるよう補助される。
内部に挿入部材が配置される、骨折部位と対向した側の
細長穴として形成される。これにより、骨への力の付加
が、固定材が活性化された後に、好ましくは骨折部位に
対して行われるよう補助される。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の挿入部材について
図面を参照しながらより詳細に説明する。図１は、機械
的に骨の傷を架設するために、損傷した骨の骨髄空間内
に導入された髄内釘１０を示す。骨折には、図１の骨折
線１２で略図的に示す治療が必要である。図示した髄内
釘１０は、治療および髄内釘１０を必要とする骨を横切
ってのびるロックねじ１４によって固定されている。ロ
ックねじ１４は、髄内釘１０が骨軸に対して回転するこ
とを防止する。ロックねじ１４は、骨折線１２から遠位
にある細長穴１６の端部において、髄内釘１０内に導入
される。ここで、ロックねじ１４はさらに、髄内釘１０
が骨折部に向けて移動することを防止する。細長穴１６
の内部には挿入部材１８が配置されている。挿入部材１
８は、挿入したロックねじ１４で細長穴１６を充填す
る。挿入部材１８の、髄内釘の半径方向への深度は、耐
性および所望の用途によって変えることができる。挿入
部材１８が細長穴１６の内部にある場合、髄内釘１０は
骨にしっかりと固定される。ある特定の期間の後、例え
ば６ヶ月〜１２ヶ月後に、骨折が縦方向において機能的
（dynamic)に固定できるようにするために、挿入部材１
８が分解する。
図面を参照しながらより詳細に説明する。図１は、機械
的に骨の傷を架設するために、損傷した骨の骨髄空間内
に導入された髄内釘１０を示す。骨折には、図１の骨折
線１２で略図的に示す治療が必要である。図示した髄内
釘１０は、治療および髄内釘１０を必要とする骨を横切
ってのびるロックねじ１４によって固定されている。ロ
ックねじ１４は、髄内釘１０が骨軸に対して回転するこ
とを防止する。ロックねじ１４は、骨折線１２から遠位
にある細長穴１６の端部において、髄内釘１０内に導入
される。ここで、ロックねじ１４はさらに、髄内釘１０
が骨折部に向けて移動することを防止する。細長穴１６
の内部には挿入部材１８が配置されている。挿入部材１
８は、挿入したロックねじ１４で細長穴１６を充填す
る。挿入部材１８の、髄内釘の半径方向への深度は、耐
性および所望の用途によって変えることができる。挿入
部材１８が細長穴１６の内部にある場合、髄内釘１０は
骨にしっかりと固定される。ある特定の期間の後、例え
ば６ヶ月〜１２ヶ月後に、骨折が縦方向において機能的
（dynamic)に固定できるようにするために、挿入部材１
８が分解する。
【００１６】髄内釘１０の使用目的により、細長穴１６
を髄内釘の縦方向にわたすこともできる。
を髄内釘の縦方向にわたすこともできる。
【００１７】図２は、細長穴として２つの穴２２、２４
が形成された骨板２０を示す。細長穴２４の内部には、
治療を必要としている骨折部分に残される骨ねじ２６が
配置されている。細長穴２２は、骨折線２８に対して実
質的に横方向に向いている。骨折線２８の反対側には、
骨板２０がやはり骨ねじによって固定されている。
が形成された骨板２０を示す。細長穴２４の内部には、
治療を必要としている骨折部分に残される骨ねじ２６が
配置されている。細長穴２２は、骨折線２８に対して実
質的に横方向に向いている。骨折線２８の反対側には、
骨板２０がやはり骨ねじによって固定されている。
【００１８】挿入部材は、その構成および製造によっ
て、例えば６〜１２ヶ月の期間で分解する様々なポリラ
クタイド（ＰＬＡ）として知られる生物学的に再吸収可
能な材料で製造される。生物分解の効果は、挿入部材に
作用する負荷により生じる機械腐食によってもさらに支
持される。この場合は、腐食した小片がすぐに生物吸収
される。例えばヒドロキシルアパタイトまたは関連する
物質のような生物再吸収セラミック製の挿入部材の設計
も同様に考えられる。同様に、移植性質のリン酸塩化三
石灰および硫酸カルシウムも、挿入部材の材料として使
用可能である。
て、例えば６〜１２ヶ月の期間で分解する様々なポリラ
クタイド（ＰＬＡ）として知られる生物学的に再吸収可
能な材料で製造される。生物分解の効果は、挿入部材に
作用する負荷により生じる機械腐食によってもさらに支
持される。この場合は、腐食した小片がすぐに生物吸収
される。例えばヒドロキシルアパタイトまたは関連する
物質のような生物再吸収セラミック製の挿入部材の設計
も同様に考えられる。同様に、移植性質のリン酸塩化三
石灰および硫酸カルシウムも、挿入部材の材料として使
用可能である。
【００１９】力を伝播するために、挿入したロックねじ
または骨ねじが自体を挿入部材上で支持する。その結
果、主に、従来のロッキング効果よりも静的な治療を骨
折に施すことが可能になる。挿入部材が再吸収される
と、挿入部材が細長穴から完全に除去され、細長穴によ
っていかなる動きも制限されるようになるまで活性化が
徐々に増加する。これにより、移植物質の効果的且つ全
体的な堅固性が移植期間中に徐々に減少すると同時に、
骨に伝播される負荷が増加するので、骨折の治癒にとっ
て好ましい。
または骨ねじが自体を挿入部材上で支持する。その結
果、主に、従来のロッキング効果よりも静的な治療を骨
折に施すことが可能になる。挿入部材が再吸収される
と、挿入部材が細長穴から完全に除去され、細長穴によ
っていかなる動きも制限されるようになるまで活性化が
徐々に増加する。これにより、移植物質の効果的且つ全
体的な堅固性が移植期間中に徐々に減少すると同時に、
骨に伝播される負荷が増加するので、骨折の治癒にとっ
て好ましい。
【００２０】骨接合補助具の活性化は、１方向のみにお
いて得られる必要はない。骨ねじまたはロックねじ用の
中心貫通穴を備えた円形の挿入部材の使用も考えられ
る。このような場合、固定は２方向以上の方向において
活性化される。
いて得られる必要はない。骨ねじまたはロックねじ用の
中心貫通穴を備えた円形の挿入部材の使用も考えられ
る。このような場合、固定は２方向以上の方向において
活性化される。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、挿入部材が時間の経過
に従って環境に再吸収される、および／または、力の作
用で徐々に腐食するので、移植物質（骨接合補助具）の
効果的且つ全体的な堅固性が移植期間中に徐々に減少す
ると同時に、骨に伝播される負荷が増加するので、骨折
の治癒にとって好ましい。
に従って環境に再吸収される、および／または、力の作
用で徐々に腐食するので、移植物質（骨接合補助具）の
効果的且つ全体的な堅固性が移植期間中に徐々に減少す
ると同時に、骨に伝播される負荷が増加するので、骨折
の治癒にとって好ましい。
【図１】 細長穴を備えた髄内釘を部分的に示す図であ
る。
る。
【図２】 ２つの細長穴を備えた骨板を部分的に示す図
である。
である。
１０、２０ 髄内釘（骨接合補助部） １２、２８ 骨折線 １４ ロックねじ １６ 細長穴 １８ 挿入部材 ２２、２４ 穴 ２６ 骨ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500508888 Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ−Ｋ▲ｕ▼ｎｔｓｃｈ ｅｒ−Ｓｔｒａｓｓｅ １−５，2314 Ｓ ｃｈ▲ｏ▼ｎｋｉｒｃｈｅｎ，Ｆｅｄｅｒ ａｌ Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｇｅｒｍ ａｎｙ (72)発明者 アンドレアス ヴェーナー シュパイトリ ング ドイツ連邦共和国、デー−24149 キール、 オッペンドルファー ヴェーク 36 Ｆターム(参考） 4C060 LL13 4C081 AC03 BA16 CA171 CF03 CF23
Claims (12)
- 【請求項１】 骨接合補助具を治療する骨に固定するた
めの固定手段を収容する、前記骨接合補助具（１０、２
０）における穴（１６、２２、２４）用の挿入部材であ
って、 前記穴を貫通した固定手段のために、前記穴内に配置し
た際にこれを少なくとも部分的に閉鎖し、また、時間の
経過に従って環境に再吸収される、および／または、力
の作用で徐々に腐食する材料で実質的に製造された本体
要素（１８）を有する挿入部材。 - 【請求項２】 前記本体要素が、前記穴の内壁、および
これに挿入された固定手段と合致する外形を有すること
を特徴とする請求項１に記載の挿入部材。 - 【請求項３】 前記本体要素が細長い形状であり、平行
する側壁と、一端において、前記穴を通過した前記固定
手段を配置するための凹部とを有することを特徴とする
請求項１または２に記載の挿入部材。 - 【請求項４】 前記本体要素が、異なるポリラクタイド
（ＰＬＡ）を伴う生物再吸収可能材料であることを特徴
とする請求項１〜３のいずれかに記載の挿入部材。 - 【請求項５】 前記本体要素が、前記本体に付加される
力の作用によって腐食する材料で製造され、腐食した小
片が後に再吸収されることを特徴とする請求項１〜４の
いずれかに記載の挿入部材。 - 【請求項６】 前記生物再吸収材料がセラミック、特に
ヒドロキシルアパタイト等を有することを特徴とする請
求項４または５に記載の挿入部材。 - 【請求項７】 前記生物再吸収材料が、移植性質のリン
酸塩化三石灰および／または硫酸カルシウムを有するこ
とを特徴とする請求項４または５に記載の挿入部材。 - 【請求項８】 前記本体要素がさらに、前記穴内に固定
されるための保持手段を有することを特徴とする請求項
１〜７のいずれかに記載の挿入部材。 - 【請求項９】 固定手段を収容するための穴を備えた骨
接合補助具であって、前記穴内に、請求項１〜８のいず
れかに記載の挿入部材が配置されていることを特徴とす
る骨接合補助具。 - 【請求項１０】 前記挿入部材が前記穴内に注入される
ことを特徴とする請求項９に記載の骨接合補助具。 - 【請求項１１】 前記穴が細長穴として形成され、前記
骨折と対向している側の前記細長穴内に前記挿入部材が
配置されていることを特徴とする請求項９または１０に
記載の骨接合補助具。 - 【請求項１２】 前記挿入部材を前記穴内に固定するた
めに保持部材がさらに設けられていることを特徴とする
請求項９〜１１のいずれかに記載の骨接合補助具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10118093.4 | 2001-04-11 | ||
| DE10118093 | 2001-04-11 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002320621A true JP2002320621A (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=7681236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002105236A Pending JP2002320621A (ja) | 2001-04-11 | 2002-04-08 | 骨接合補助具における穴用の挿入部材および骨接合補助具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002320621A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022547238A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-11-10 | 董謝平 | 剛性固定から軸方向の非剛性固定に徐々に変更できる骨格固定システム |
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2002
- 2002-04-08 JP JP2002105236A patent/JP2002320621A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022547238A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-11-10 | 董謝平 | 剛性固定から軸方向の非剛性固定に徐々に変更できる骨格固定システム |
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