JP2002318748A - 配信システム、配信方法、管理サーバ、業者サーバ - Google Patents

配信システム、配信方法、管理サーバ、業者サーバ

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JP2002318748A
JP2002318748A JP2001122502A JP2001122502A JP2002318748A JP 2002318748 A JP2002318748 A JP 2002318748A JP 2001122502 A JP2001122502 A JP 2001122502A JP 2001122502 A JP2001122502 A JP 2001122502A JP 2002318748 A JP2002318748 A JP 2002318748A
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JP2001122502A
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Noboru Fujii
昇 藤井
Akiyuki Takano
明幸 高野
Hirohisa Tominaga
裕久 冨長
Takashi Takeda
貴志 武田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配信管理者が、下位階層配信者の配信スケジ
ュールと、配信コンテンツの管理を行う配信システムを
提供する。 【解決手段】 配信システム1において、送信側が上位
階層(配信サーバ3)と下位階層(コンテンツプロバイ
ダ19)の階層構造を持つ。上位階層は、下位階層のコ
ンテンツ配信スケジュールを編成し、下位階層に通知す
る。下位階層は、コンテンツを配置し、上位階層を介し
て顧客(クライアント27−1〜27−3)にコンテン
ツ29を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星回線等で、顧
客にコンテンツを配信する配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】衛星回線などの単方向ネットワークは、
配信側から複数の顧客側に対して一方向のみの通信形態
を持つ。例えば、衛星放送は、コンテンツ(例えば放送
プログラム)を複数の顧客に向けて一方向に配信する。
配信側は、配信管理者と、コンテンツ提供者とからな
り、従来は、配信管理者とコンテンツ提供者とは同等の
レベルの階層として管理されていた。
【0003】即ち、コンテンツの配信スケジュール編成
の実行権限を一度与えられたコンテンツ提供者は、自由
な時刻に配信スケジュールを編成していた。配信管理者
は、複数のコンテンツ提供者の管理や、配信コンテンツ
の時刻管理等は行っていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配信管
理者が複数のコンテンツ提供者を管理したり、それぞれ
のコンテンツ提供者に対して、配信資源の使用契約で定
められた使用時刻と使用帯域を制限する機能が必要とさ
れるようになった。
【0005】また、コンテンツ提供者間で独自に管理し
ているコンテンツが、他のコンテンツ提供者から操作を
受ける可能性があるという問題があった。さらに、コン
テンツの配信は、コンテンツ提供者が独自で管理してお
り、他からのチェック機能はなかった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、配信管理者が、下
位階層配信者の配信スケジュールと、配信コンテンツの
管理を行う配信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、コンテンツを顧客のコンピュータに配
信する配信システムにおいて、配信側が、上位階層ユー
ザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サーバとで構成
され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコ
ンピュータとは、第1のネットワークで接続され、前記
上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザの業
者サーバとは、第2のネットワークで接続され、前記上
位階層ユーザの管理サーバは、前記下位階層ユーザの配
信スケジュールを編成する手段と、前記配信スケジュー
ルの割り当てを前記下位階層ユーザの業者サーバに通知
する手段とを、具備することを特徴とする配信システム
である。
【0008】ここで、コンテンツとは、例えば放送プロ
グラムや、教育プログラムや、営業情報等、さまざまな
ファイル形式の情報である。上位階層ユーザとは、例え
ば通信事業者である。下位階層ユーザとは、例えばテレ
ビ局等の放送局や各種企業、教育機関等である。第1の
ネットワークとは、衛星通信等の単方向の配信形態であ
り、上位階層ユーザの管理サーバから顧客のコンピュー
タに向けての単方向の通信ネットワークである。弟2の
ネットワークとは、上位階層ユーザの管理サーバと下位
階層ユーザの業者サーバが接続されるインターネット等
のネットワークであり、特にインターネットを利用した
プライベートなLANである、VPN等であってもよ
い。配信スケジュールとは、下位階層ユーザに割り当て
られる、コンテンツ配信のための帯域幅と時間帯との予
定表である。本発明では、配信側の上位階層ユーザの管
理サーバが複数の下位階層ユーザのコンテンツ配信スケ
ジュールを編成し、各下位階層ユーザの業者サーバに通
知する。下位階層ユーザの業者サーバはコンテンツを配
置し、配信スケジュールに合わせて上位階層ユーザの管
理サーバを介して顧客のコンピュータに配信する。
【0009】また、本発明は、コンテンツを顧客のコン
ピュータに配信する配信システムにおいて、配信側が、
上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サ
ーバとで構成され、前記上位階層ユーザの管理サーバと
前記顧客のコンピュータとは、第1のネットワークで接
続され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階
層ユーザの業者サーバとは、第2のネットワークで接続
され、前記上位階層ユーザの管理サーバは、複数の前記
下位階層ユーザの業者サーバが、それぞれ独自に管理し
ているコンテンツを互いに利用できないよう制限する機
能を、具備することを特徴とする配信システムである。
【0010】本発明では、下位階層ユーザの業者サーバ
が独自に管理するコンテンツを、他の下位階層ユーザか
ら保護、即ち他の下位階層ユーザからはアクセスできな
いように、上位階層ユーザの管理サーバが管理する。
【0011】また、本発明は、コンテンツを顧客のコン
ピュータに配信する配信システムにおいて、配信側が、
上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サ
ーバとで構成され、前記上位階層ユーザの管理サーバと
前記顧客のコンピュータとは、第1のネットワークで接
続され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階
層ユーザの業者サーバとは、第2のネットワークで接続
され、前記上位階層ユーザの管理サーバは、コンテンツ
利用開始の一定時間前に、前記下位階層ユーザの業者サ
ーバが前記コンテンツの配信スケジュールを編成してい
ることを確認する手段と、前記コンテンツの前記配信ス
ケジュールが未編成の場合に、前記下位階層ユーザの業
者サーバに警告する手段と、前記下位階層ユーザの業者
サーバに、前記配信スケジュールの編成を促す手段と
を、具備することを特徴とする配信システムである。
【0012】本発明では、コンテンツ利用開始の一定時
間前に下位階層ユーザの業者サーバが配信スケジュール
を編成しているかどうかを、上位階層ユーザの管理サー
バが確認し、未編成の場合は、上位階層ユーザの管理サ
ーバが警告と編成を促す通知を行う。
【0013】また、本発明は、コンテンツを顧客のコン
ピュータに配信する配信方法において、配信側が、上位
階層ユーザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サーバ
とで構成され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記
顧客のコンピュータとは、第1のネットワークで接続さ
れ、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユ
ーザの業者サーバとは、第2のネットワークで接続さ
れ、前記上位階層ユーザの管理サーバは、前記下位階層
ユーザの配信スケジュールを編成する工程と、前記配信
スケジュールの割り当てを前記下位階層ユーザの業者サ
ーバに通知する工程とを、具備することを特徴とする配
信方法である。
【0014】本発明では、配信側の上位階層ユーザの管
理サーバが複数の下位階層ユーザのコンテンツ配信スケ
ジュールを編成し、各下位階層ユーザの業者サーバに通
知する。下位階層ユーザの業者サーバはコンテンツを配
置し、配信スケジュールに合わせて上位階層ユーザの管
理サーバを介して顧客のコンピュータに配信する。
【0015】また、本発明は、コンテンツを顧客のコン
ピュータに配信する配信方法において、配信側が、上位
階層ユーザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サーバ
とで構成され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記
顧客のコンピュータとは、第1のネットワークで接続さ
れ、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユ
ーザの業者サーバとは、第2のネットワークで接続さ
れ、前記上位階層ユーザの管理サーバは、複数の前記下
位階層ユーザの業者サーバが、それぞれ独自に管理して
いるコンテンツを互いに利用できないよう制限する機能
を、具備することを特徴とする配信方法である。
【0016】本発明では、下位階層ユーザの業者サーバ
が独自に管理するコンテンツを、他の下位階層ユーザか
ら保護、即ち他の下位階層ユーザからはアクセスできな
いように、上位階層ユーザの管理サーバが管理する。
【0017】また、本発明は、コンテンツを顧客のコン
ピュータに配信する配信方法において、配信側が、上位
階層ユーザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サーバ
とで構成され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記
顧客のコンピュータとは、第1のネットワークで接続さ
れ、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユ
ーザの業者サーバとは、第2のネットワークで接続さ
れ、前記上位階層ユーザの管理サーバは、コンテンツ利
用開始の一定時間前に、前記下位階層ユーザの業者サー
バが前記コンテンツの配信スケジュールを編成している
ことを確認する工程と、前記コンテンツの前記配信スケ
ジュールが未編成の場合に、前記下位階層ユーザの業者
サーバに警告する工程と、前記下位階層ユーザの業者サ
ーバに、前記配信スケジュールの編成を促す工程とを、
具備することを特徴とする配信方法である。
【0018】本発明では、コンテンツ利用開始の一定時
間前に下位階層ユーザの業者サーバが配信スケジュール
を編成しているかどうかを、上位階層ユーザの管理サー
バが確認し、未編成の場合は、上位階層ユーザの管理サ
ーバが警告と編成を促す通知を行う。
【0019】また、本発明は、コンテンツを顧客のコン
ピュータに配信する配信システムにおいて、配信側が、
上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サ
ーバとで構成され、前記上位階層ユーザの管理サーバと
前記顧客のコンピュータとは、第1のネットワークで接
続され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階
層ユーザの業者サーバとは、第2のネットワークで接続
され、前記管理サーバは、前記下位階層ユーザの配信ス
ケジュールを編成する手段と、前記配信スケジュールの
割り当てを前記下位階層ユーザの業者サーバに通知する
手段とを、具備することを特徴とする管理サーバであ
る。
【0020】本発明の管理サーバは、上位階層ユーザに
備えられ、下位階層ユーザの業者サーバの配信スケジュ
ールを編成し、その割り当てを下位階層ユーザの業者サ
ーバに通知する。
【0021】また、本発明は、コンテンツを顧客のコン
ピュータに配信する配信システムにおいて、配信側が、
上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サ
ーバとで構成され、前記上位階層ユーザの管理サーバと
前記顧客のコンピュータとは、第1のネットワークで接
続され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階
層ユーザの業者サーバとは、第2のネットワークで接続
され、前記管理サーバは、複数の前記下位階層ユーザの
業者サーバが、それぞれ独自に管理しているコンテンツ
を互いに利用できないよう制限する機能を、具備するこ
とを特徴とする管理サーバである。
【0022】本発明の管理サーバは、下位階層ユーザの
業者サーバが独自に管理するコンテンツを、他の下位階
層ユーザから保護、即ち他の下位階層ユーザからはアク
セスできないように管理する。
【0023】また、本発明は、コンテンツを顧客のコン
ピュータに配信する配信システムにおいて、配信側が、
上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サ
ーバとで構成され、前記上位階層ユーザの管理サーバと
前記顧客のコンピュータとは、第1のネットワークで接
続され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階
層ユーザの業者サーバとは、第2のネットワークで接続
され、前記管理サーバは、コンテンツ利用開始の一定時
間前に、前記下位階層ユーザの業者サーバが前記コンテ
ンツの配信スケジュールを編成していることを確認する
手段と、前記コンテンツの前記配信スケジュールが未編
成の場合に、前記下位階層ユーザの業者サーバに警告す
る手段と、前記下位階層ユーザの業者サーバに、前記配
信スケジュールの編成を促す手段とを、具備することを
特徴とする管理サーバである。
【0024】本発明の管理サーバは、コンテンツ利用開
始の一定時間前に下位階層ユーザの業者サーバが配信ス
ケジュールを編成しているかどうかを確認し、未編成の
場合は、警告と編成を促す通知を行う。
【0025】また、本発明は、コンテンツを顧客のコン
ピュータに配信する配信システムにおいて、配信側が、
上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユーザの業者サ
ーバとで構成され、前記上位階層ユーザの管理サーバと
前記顧客のコンピュータとは、第1のネットワークで接
続され、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階
層ユーザの業者サーバとは、第2のネットワークで接続
され、前記上位階層ユーザの管理サーバは、前記下位階
層ユーザの配信スケジュールを編成して、前記下位階層
ユーザの業者サーバに通知し、前記業者サーバは、前記
配信スケジュールに合わせて、配信するコンテンツを配
置する手段と、前記上位階層ユーザの管理サーバと前記
第1のネットワークを介して、前記コンテンツを前記顧
客のコンピュータに配信する手段とを、具備することを
特徴とする業者サーバである。
【0026】本発明の業者サーバは、下位階層ユーザに
備えられ、上位階層ユーザの管理サーバから配信スケジ
ュールの通知を受けると、配信するコンテンツを配置
し、上位階層ユーザの管理サーバを介して業者にコンテ
ンツを配信する。
【0027】また、本発明は、請求項17又は請求項1
9又は請求項20記載の管理サーバを実現するためのプ
ログラムである。
【0028】本発明のプログラムは、請求項17又は請
求項19又は請求項20記載の管理サーバを機能させる
ものであり、このプログラムをネットワークを介して流
通させることもできる。
【0029】また、本発明は、請求項17又は請求項1
9又は請求項20記載の管理サーバを実現するためのプ
ログラムを記録した記録媒体である。
【0030】本発明の記録媒体は、請求項17又は請求
項19又は請求項20記載の管理サーバを機能させるプ
ログラムを記憶しており、この記録媒体を流通させるこ
ともでき、またこのプログラムをネットワークを介して
流通させることもできる。
【0031】また、本発明は、請求項23記載の業者サ
ーバを実現するためのプログラムである。
【0032】本発明のプログラムは、請求項23記載の
業者サーバを機能させるものであり、このプログラムを
ネットワークを介して流通させることもできる。
【0033】また、本発明は、請求項23記載の業者サ
ーバを実現するためのプログラムを記録した記録媒体で
ある。
【0034】本発明の記録媒体は、請求項23記載の業
者サーバを機能させるプログラムを記憶しており、この
記録媒体を流通させることもでき、またこのプログラム
をネットワークを介して流通させることもできる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係る配信システム1の構成を示す図である。配信シ
ステム1は、配信サーバ3から、サテライトネットワー
ク2を介して、複数のクライアント27−1、27−2
・・・にコンテンツ29を配信するシステムである。
【0036】サテライトネットワーク2は、衛星通信の
ような単方向の配信形態である。即ち一方的にクライア
ント27−1、27−2・・・にコンテンツ29を送
る。逆に、クライアント27−1、27−2・・・から
サテライトネットワーク2を介して配信サーバにデータ
を送ることはできない。ただし、クライアント27−
1、27−2・・・側から地上インターネット網を介し
て配信サーバ3にデータを送ることはあり得る。
【0037】サテライトネットワーク2の詳細は、図2
に示す。配信サーバ3は、配信するコンテンツのファイ
ル形式をIPパケットにエンコードして送信装置31に
送る。送信装置31は、コンテンツを衛星回線33を介
して受信装置35に送る。更に受信装置35は、コンテ
ンツをデコードし、複数のクライアント27−1、27
−2・・・に配信する。
【0038】コンテンツ配信側は、配信サーバ3と、複
数のコンテンツプロバイダ19で構成される。図1で
は、コンテンツプロバイダ19のみを示す。配信サーバ
3とコンテンツプロバイダは、インターネット等のネッ
トワーク17で接続されている。図1では、インターネ
ットを利用したプライベートなLANであるVPN(V
irtual Private Network)を示
す。
【0039】配信サーバ3は、通信事業者であり、コン
テンツプロバイダは、テレビ局等の放送局や、各種企
業、教育機関等である。コンテンツとは、放送プログラ
ム、教育プログラム、その他各種ファイル形式の情報で
ある。
【0040】配信サーバ3は、コンテンツサーバ5と、
制御端末7と、管理センタ11と、データベース13
と、ネット接続装置15等を備え、互いに接続されてい
る。制御端末7(RMC Resouce Manag
ement Terminal)は、管理センタ11等
に指示を送るコンピュータ等の端末装置である。
【0041】管理センタ11(RMC Resourc
e Management Center)は、複数の
コンテンツプロバイダの配信時間や帯域等、或いは蓄積
されているコンテンツの情報等を管理する。データベー
ス13は、複数のコンテンツを蓄積しており、管理セン
タ11からの指示を受け、配信するコンテンツを、コン
テンツサーバ5にアップロードする。
【0042】コンテンツサーバ5(CDS Conte
nts DistributionServer)は、
管理センタ11からの指示を受け、コンテンツサーバ5
からアップロードされたファイル形式のコンテンツを、
IPパケットにエンコードし、サテライトネットワーク
2に送出する。
【0043】ネット接続装置15は、ネットワーク17
(VPN Virtual Private Netw
ork)に接続するための装置であり、コンテンツプロ
バイダ19との間で制御情報やファイル情報の送受信を
行う。
【0044】コンテンツプロバイダ19(後述する図3
ではユーザ43−1とする。)は、コンピュータ23
と、データベース25と、ネット接続装置21等を備
え、互いに接続されている。データベース25には、コ
ンテンツプロバイダ19が独自に備えるコンテンツ等が
蓄積されている。コンピュータ23は、データベース2
5を操作したり、ネットワーク17を介して、配信サー
バ3と接続したりするための端末装置である。
【0045】ネット接続装置21は、ネットワーク17
に接続するための装置であり、配信サーバ3との間で制
御情報やファイル情報の送受信を行う。
【0046】尚、配信サーバ3のデータベース13に蓄
積されているコンテンツの中には、コンテンツプロバイ
ダ19が指定すれば使用できるものもある。また、コン
テンツプロバイダ19のデータベース25に蓄積されて
いるコンテンツは、他のコンテンツプロバイダからは操
作できないよう保護する場合もある。
【0047】図3は、配信側の階層構造を示す図であ
る。コンテンツ配信側が階層構造を持ち、コンテンツ2
9の配信を管理する側としての上位階層45と、コンテ
ンツ29を提供する側としての下位階層47とで構成さ
れる。図1に対応させて説明すると、図1における配信
サーバ3は、図3の上位階層45のユーザ41にあた
る。図1のコンテンツプロバイダ19は、図3の下位階
層47のユーザ43−1にあたる。
【0048】例えば具体的には、上位階層45のユーザ
41(即ち図1の配信サーバ3)は、通信事業者であ
り、下位階層47のユーザ43−1〜43−4(即ち図
1のコンテンツプロバイダ19等)は、テレビ局等の放
送局である。即ち、テレビ局が、通信事業者を介して衛
星放送を行う場合が想定される。或いは、ユーザ41は
通信事業者であり、下位階層47のユーザ43−1〜4
3−4は、教育機関である。即ち教育機関が、通信事業
者および衛星を介して、教育情報の配信を行う場合が想
定される。
【0049】上位階層45のユーザ41は、下位階層4
7のユーザ43−1〜43−4に対して制御を行う。即
ち、下位階層47の複数のユーザへの、コンテンツ配信
スケジュールの調整と配置下位階層47のユーザが独自
に管理するコンテンツへのアクセス制限下位階層47の
ユーザが設定したコンテンツ配信スケジュールの配信管
理等である。以降、順に説明する。
【0050】まず、コンテンツ配信スケジュールの調整
と配置について説明する。図4は、ユーザ43−1〜4
3−4に対する配信スケジュール編成を示す図である。
横軸は、ある1日分の時刻51、縦軸は、帯域53(例
えば0〜10Mbps)を示す。
【0051】下位階層47のユーザ43−1〜43−4
は、それぞれが希望する配信スケジュール(時刻51と
帯域53)を上位階層45のユーザ41に送り、上位階
層45のユーザ41は、図4に示すような配信スケジュ
ールを編成する。次にユーザ41は、作成した配信スケ
ジュールをユーザ43−1〜43−4に通知する。
【0052】ユーザ43−1〜43−4は、それぞれ割
り当てられた配信スケジュールの中に、それぞれの配信
コンテンツを配置する。図5は、ユーザ43−1のコン
テンツ配置を示す図である。即ち、ユーザ43−1は、
割り当てられた配信スケジュールに、コンテンツA、コ
ンテンツB、コンテンツCを配置する。
【0053】尚、各ユーザ43−1〜43−4が配置し
たコンテンツ配置は、上位階層45のユーザ41が管理
する。即ち、図1で示すところの配信サーバ3(上位階
層45のユーザ41)の、管理センタ11が管理する。
【0054】図6は、配信スケジュールとコンテンツ配
置のフローチャートを示す。ここでは、図3の上位階層
45のユーザ41として、図1の配信サーバ3、図3の
下位階層のユーザ43−1として図1のコンテンツプロ
バイダ19が行う処理について、図1、図4、図5と併
せて説明する。
【0055】コンテンツプロバイダ19(ユーザ43−
1)は、コンテンツ配信を希望する時刻51、帯域53
のリクエストを、配信サーバ3宛てに送る(ステップ4
01)。即ち、コンテンツプロバイダ19のコンピュー
タ23からネットワーク17を介して、時刻51、帯域
53のリクエストが配信サーバ3の管理センタ11に送
られる。
【0056】同様に複数のコンテンツプロバイダ(ユー
ザ43−2、43−3・・)からも、時刻51、帯域5
3のリクエストが配信サーバ3の管理センタ11に送ら
れる。配信サーバ3(即ち管理センタ11)は、複数の
コンテンツプロバイダ(ユーザ43−1〜43−4)か
らのリクエストを調整する(ステップ602)。即ち、
コンテンツプロバイダ同士で、時刻51、帯域53が重
ならないよう、算出して調整を行う。
【0057】次に、配信サーバ3は、時刻51、帯域5
3を、複数のユーザ43−1〜43−4に割り当てるタ
イムテーブル(図4)を作成する(ステップ603)。
配信サーバ3はネットワーク17を介して、ユーザ43
−1〜43−4に割り当てた時刻51、帯域53を通知
する(ステップ604)。
【0058】次に、コンテンツプロバイダ19は、割り
当てられた時刻51、帯域53の中に、配信するコンテ
ンツA、B、Cを配置する(図5、ステップ605)。
例えば、コンテンツプロバイダ19が、映画を配信する
事業者だとすると、コンテンツA、B、Cは、映画のプ
ログラムである。これらコンテンツA、B、Cは、コン
テンツプロバイダ19が備えるデータベース25に記録
されている場合もあり、配信サーバ3のデータベース1
3に記録されている場合もある。或いは、ネットワーク
17で接続できる全く別の場所にあるデータベースに記
録されているコンテンツでも良い。
【0059】コンテンツプロバイダ19は、予定された
時刻51に、予定された帯域53で、コンテンツを配信
する(ステップ606)。即ち実際には、配信サーバ3
の管理センタ11が、コンテンツ配信スケジュール編成
(図4)とコンテンツ配置(図5)に沿って、指定され
たコンテンツを、記録されているデータベースからコン
テンツサーバ5にアップロードする。コンテンツサーバ
5は、そのコンテンツをファイル形式からIPパケット
にエンコードしてサテライトネットワーク2に送出し、
衛星回線を経由してクライアント27−1〜27−3に
送る。
【0060】尚、ここでは配信スケジュールの編成を1
日分として説明したが、適当な頻度・期間の配信スケジ
ュール編成を行う。例えば1週間単位でスケジュール編
成を行ってもよい。また、曜日毎のスケジュール編成を
行ってもよい。
【0061】このように、本実施の形態によれば、上位
階層45のユーザ(配信サーバ3)が、下位階層47の
ユーザ(コンテンツプロバイダ19)のコンテンツ配信
を、上位レベルで制御することが可能になる。即ち上位
階層45のユーザが、下位階層47のユーザの配信コン
テンツ、およびコンテンツ配信時間帯や配信帯域を把握
しているので、コンテンツや帯域の利用を効率的に行う
ことができる。
【0062】さらに、上位階層45のユーザが、下位階
層47のユーザに対して配信スケジュールを編成して提
供するサービスに対し、課金等を行うことができる。ま
た、下位階層47のユーザが、上位階層45のユーザの
保有するコンテンツを利用して配信する場合にも、下位
階層47のユーザに対し、課金等を行うことができる。
【0063】次に、下位階層47のユーザが独自に管理
するコンテンツへ、他の下位階層47のユーザがアクセ
スできないようにする機能について説明する。例えば図
1において、下位階層47のユーザであるコンテンツプ
ロバイダ19(ユーザ43−1)が、独自に管理してい
るコンテンツ(データベース25等に記録しているコン
テンツ)を、上位階層45のユーザである配信サーバ3
を介して、サテライトネットワーク2に送出するものと
する。
【0064】コンテンツは、ネットワーク17を介して
配信サーバ3に送られるが、下位階層47の複数のユー
ザが、配信サーバ3を利用する場合に、他の下位階層4
7のユーザ(ユーザ43−2、43−3・・)には、こ
のコンテンツにアクセスできないようにする必要性があ
る。
【0065】従って、配信サーバ3の管理センタ11
は、下位階層47のユーザがそれぞれにアクセス可能な
ファイルディレクトリを個別に管理し、それぞれ他の下
位階層47のユーザからのアクセスを制限する。
【0066】このように、本実施の形態によれば、上位
階層45のユーザが、下位階層47のユーザが有する各
自のコンテンツファイルへのアクセス制限をかけている
ので、情報の流出や保護を実現することができる。
【0067】次に、コンテンツ配信スケジュールの配信
管理について説明する。配信側のユーザが階層構造を構
成し、上位階層45のユーザが下位階層47のユーザの
配信スケジュール等を編成したり、下位階層47のユー
ザ同士のアクセス制限を行ったりする機能を上記に述べ
たが、さらに上位階層45のユーザは、下位階層47の
ユーザのコンテンツ配信処理の管理機能を備える。
【0068】即ち、例えば下位階層47のユーザがコン
テンツ配信を予定しているにも関わらず、配信スケジュ
ールの編成を行わず、コンテンツの配信が行われなかっ
た場合は、コンテンツ資源の無駄となってしまう。ま
た、このようなコンテンツ配信のミスが上位階層45の
責任として問われることもあり得る。このようなケース
を想定し、上位階層45のユーザは、コンテンツ配信の
一定時間前に下位階層47のユーザの配信予定コンテン
ツがスケジュール編成されているかどうかを調査し、警
告を送る。
【0069】図7は、コンテンツ配信の監視フローチャ
ートを示す。図7は、図6のステップ604において、
配信サーバ3がユーザ43−1〜43−4に割り当てた
配信スケジュール(時刻51、帯域53)を通知したと
ころからフローチャートを開始する。
【0070】図7は、上位階層45のユーザである配信
サーバ3が、下位階層47のユーザであるコンテンツプ
ロバイダ19(ユーザ43−1)のコンテンツ配信の監
視をする場合を示す。
【0071】配信サーバ3は、ユーザ43−1に割り当
てた時刻51、帯域53(図4)を通知する(ステップ
701)。配信スケジュールが割り当てられた時間の、
一定時間前に、配信サーバ3は、ユーザ43−1がコン
テンツの配信スケジュールを編成してあるかどうかを調
査する(ステップ702)。一定時間前とは、配信スケ
ジュール編成ができる余裕時間をみて、例えば1日前と
か、12時間前等を設定する。
【0072】配信サーバ3は、既に配信サーバ3の管理
センタ11にコンテンツ配信スケジュールが送られてき
ているかどうか、或いは、ユーザ43−1のコンピュー
タ23やデータベース25の管理部に編成されたコンテ
ンツ配信スケジュール存在するかどうかを調査する。
【0073】コンテンツ配信スケジュールが編成されて
いる場合(ステップ703のYES)には、予定時刻に
コンテンツA、B、Cがユーザ43−1から配信サーバ
3へ送られ、更にサテライトネットワーク2を介してク
ライアント27−1〜27−3向けに配信される(ステ
ップ706)。
【0074】コンテンツ配信スケジュールが編成されて
いない場合(ステップ703のNO)には、配信サーバ
3は、ユーザ43−1に警告を送り、ユーザ43−1の
コンピュータ23に警告を表示させる。そして、コンテ
ンツ配信スケジュールの編成を促す(ステップ70
4)。
【0075】ユーザ43−1は、配信予定のコンテンツ
A、B、Cを、コンテンツ配信スケジュールに配置し、
コンテンツ配信スケジュールの編成を行う(ステップ7
05)。
【0076】予定時刻に、コンテンツA、B、Cがユー
ザ43−1から配信サーバ3へ送られ、更にサテライト
ネットワーク2を介してクライアント27−1〜27−
3へと配信される(ステップ706)。
【0077】このように、本実施の形態によれば、上位
階層45のユーザが下位階層47のユーザのコンテンツ
配信スケジュールを監視しているので、下位階層47の
ユーザのコンテンツ配信トラブル発生を防止する効果が
ある。
【0078】尚、ここでの説明では、送信側を上位階層
45と下位階層47の2つの階層として説明したが、階
層の数は3以上であっても構わない。
【0079】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、配信管理者が、下位階層配信者の配信スケジュー
ルと、配信コンテンツの管理を行う配信システムを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る配信システム1の構
成を示す図
【図2】サテライトネットワーク2の構成を示す図
【図3】配信側の階層構造を示す図
【図4】ユーザ43−1〜43−4に対する配信スケジ
ュール編成を示す図
【図5】ユーザ43−1のコンテンツ配置を示す図
【図6】配信スケジュールとコンテンツ配置のフローチ
ャート
【図7】コンテンツ配信の監視フローチャート
【符号の説明】
1・・・ 配信システム 2・・・ サテライトネットワーク 3・・・ 配信サーバ 5・・・ コンテンツサーバ(CDS) 7・・・ 制御端末(RMT) 11・・・ 管理センタ(RMC) 13、25・・・ データベース 15、21・・・ ネット接続装置 17・・・ ネットワーク(VPN) 19・・・ コンテンツプロバイダ 23・・・ コンピュータ 27−1〜27−3・・・ クライアント 29・・・ コンテンツ 31・・・ 送信装置 33・・・ 衛星回線 35・・・ 受信装置 41、43−1〜43−4・・・ ユーザ 45・・・ 上位階層 47・・・ 下位階層 51・・・ 時刻 53・・・ 帯域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨長 裕久 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 武田 貴志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを顧客側のコンピュータに配
    信する配信システムにおいて、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバは、 前記下位階層ユーザの配信スケジュールを編成する手段
    と、 前記配信スケジュールの割り当てを前記下位階層ユーザ
    の業者サーバに通知する手段と、 を、具備することを特徴とする配信システム。
  2. 【請求項2】 前記下位階層ユーザの業者サーバは、 指定された前記配信スケジュールに合わせて、配信する
    コンテンツを配置する手段と、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記第1のネットワ
    ークを介して、前記コンテンツを前記顧客のコンピュー
    タに配信する手段と、 を、更に具備することを特徴とする請求項1記載の配信
    システム。
  3. 【請求項3】 前記配信スケジュールは、 前記コンテンツを配信する帯域幅と、時間帯との予定表
    であり、 一定期間毎に、前記配信スケジュールの編成が更新され
    ることを特徴とする請求項2記載の配信システム。
  4. 【請求項4】 前記下位階層ユーザの業者サーバは、 前記第2のネットワークを介して、前記上位階層ユーザ
    の管理サーバが保持するコンテンツを利用する手段と、 前記下位階層ユーザの業者サーバが保持するコンテン
    ツ、又は前記上位階層ユーザの管理サーバが保持するコ
    ンテンツを、前記顧客のコンピュータに配信する手段
    と、 を具備することを特徴とする請求項2記載の配信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 コンテンツを顧客のコンピュータに配信
    する配信システムにおいて、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバは、 複数の前記下位階層ユーザの業者サーバが、それぞれ独
    自に管理しているコンテンツを互いに利用できないよう
    制限する機能を、具備することを特徴とする配信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 コンテンツを顧客のコンピュータに配信
    する配信システムにおいて、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバは、 コンテンツ利用開始の一定時間前に、前記下位階層ユー
    ザの業者サーバが前記コンテンツの配信スケジュールを
    編成していることを確認する手段と、 前記コンテンツの前記配信スケジュールが未編成の場合
    に、前記下位階層ユーザの業者サーバに警告する手段
    と、 前記下位階層ユーザの業者サーバに、前記配信スケジュ
    ールの編成を促す手段と、 を、具備することを特徴とする配信システム。
  7. 【請求項7】 前記配信スケジュールは、 前記コンテンツを配信する帯域幅と、時間帯との予定表
    であり、 一定期間毎に、前記配信スケジュールの編成が更新され
    ることを特徴とする請求項1又は請求項5又は請求項6
    記載の配信システム。
  8. 【請求項8】 前記第1のネットワークは、衛星回線等
    の単方向ネットワークであり、 前記第2のネットワークは、インターネット又は、専用
    線であることを特徴とする請求項1又は請求項5又は請
    求項6記載の配信システム。
  9. 【請求項9】 コンテンツを顧客のコンピュータに配信
    する配信方法において、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバは、 前記下位階層ユーザの配信スケジュールを編成する工程
    と、 前記配信スケジュールの割り当てを前記下位階層ユーザ
    に通知する工程と、 を、具備することを特徴とする配信方法。
  10. 【請求項10】 前記下位階層ユーザの業者サーバは、 指定された前記配信スケジュールに合わせて、配信する
    コンテンツを配置する工程と、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記第1のネットワ
    ークを介して、前記コンテンツを前記顧客のコンピュー
    タに配信する工程と、 を、更に具備することを特徴とする請求項9記載の配信
    方法。
  11. 【請求項11】 前記配信スケジュールは、 前記コンテンツを配信する帯域幅と、時間帯との予定表
    であり、 一定期間毎に、前記配信スケジュールの編成が更新され
    ることを特徴とする請求項10記載の配信方法。
  12. 【請求項12】 前記下位階層ユーザの業者サーバは、 前記第2のネットワークを介して、前記上位階層ユーザ
    の管理サーバが保持するコンテンツを利用する工程と、 前記下位階層ユーザの業者サーバが保持するコンテン
    ツ、又は前記上位階層ユーザの管理サーバが保持するコ
    ンテンツを、前記顧客のコンピュータに配信する工程
    と、 を具備することを特徴とする請求項10記載の配信方
    法。
  13. 【請求項13】 コンテンツを顧客のコンピュータに配
    信する配信方法において、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバは、 複数の前記下位階層ユーザの業者サーバが、それぞれ独
    自に管理しているコンテンツを互いに利用できないよう
    制限する機能を、具備することを特徴とする配信方法。
  14. 【請求項14】 コンテンツを顧客のコンピュータに配
    信する配信方法において、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバは、 コンテンツ利用開始の一定時間前に、前記下位階層ユー
    ザの業者サーバが前記コンテンツの配信スケジュールを
    編成していることを確認する工程と、 前記コンテンツの前記配信スケジュールが未編成の場合
    に、前記下位階層ユーザの業者サーバに警告する工程
    と、 前記下位階層ユーザの業者サーバに、前記配信スケジュ
    ールの編成を促す工程と、 を、具備することを特徴とする配信方法。
  15. 【請求項15】 前記配信スケジュールは、 前記コンテンツを配信する帯域幅と、時間帯との予定表
    であり、 一定期間毎に、前記配信スケジュールの編成が更新され
    ることを特徴とする請求項9又は請求項13又は請求項
    14記載の配信方法。
  16. 【請求項16】 前記第1のネットワークは、衛星回線
    等の単方向ネットワークであり、 前記第2のネットワークは、インターネット又は、専用
    線であることを特徴とする請求項9又は請求項13又は
    請求項14記載の配信方法。
  17. 【請求項17】 コンテンツを顧客のコンピュータに配
    信する配信システムにおいて、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記管理サーバは、 前記下位階層ユーザの配信スケジュールを編成する手段
    と、 前記配信スケジュールの割り当てを前記下位階層ユーザ
    の業者サーバに通知する手段と、 を、具備することを特徴とする管理サーバ。
  18. 【請求項18】 前記配信スケジュールは、 前記コンテンツを配信する帯域幅と、時間帯との予定表
    であり、 一定期間毎に、前記配信スケジュールの編成が更新され
    ることを特徴とする請求項17記載の管理サーバ。
  19. 【請求項19】 コンテンツを顧客のコンピュータに配
    信する配信システムにおいて、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記管理サーバは、 複数の前記下位階層ユーザの業者サーバが、それぞれ独
    自に管理しているコンテンツを互いに利用できないよう
    制限する機能を、具備することを特徴とする管理サー
    バ。
  20. 【請求項20】 コンテンツを顧客のコンピュータに配
    信する配信システムにおいて、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記管理サーバは、 コンテンツ利用開始の一定時間前に、前記下位階層ユー
    ザの業者サーバが前記コンテンツの配信スケジュールを
    編成していることを確認する手段と、 前記コンテンツの前記配信スケジュールが未編成の場合
    に、前記下位階層ユーザの業者サーバに警告する手段
    と、 前記下位階層ユーザの業者サーバに、前記配信スケジュ
    ールの編成を促す手段と、 を、具備することを特徴とする管理サーバ。
  21. 【請求項21】 前記配信スケジュールは、 前記コンテンツを配信する帯域幅と、時間帯との予定表
    であり、 一定期間毎に、前記配信スケジュールの編成が更新され
    ることを特徴とする請求項17又は請求項19又は請求
    項20記載の管理サーバ。
  22. 【請求項22】 前記第1のネットワークは、衛星回線
    等の単方向ネットワークであり、 前記第2のネットワークは、インターネット又は、専用
    線であることを特徴とする請求項17又は請求項19又
    は請求項20記載の管理サーバ。
  23. 【請求項23】 コンテンツを顧客のコンピュータに配
    信する配信システムにおいて、 配信側が、上位階層ユーザの管理サーバと下位階層ユー
    ザの業者サーバとで構成され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記顧客のコンピュ
    ータとは、第1のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記下位階層ユーザ
    の業者サーバとは、第2のネットワークで接続され、 前記上位階層ユーザの管理サーバは、前記下位階層ユー
    ザの配信スケジュールを編成して、前記下位階層ユーザ
    の業者サーバに通知し、 前記業者サーバは、 前記配信スケジュールに合わせて、配信するコンテンツ
    を配置する手段と、 前記上位階層ユーザの管理サーバと前記第1のネットワ
    ークを介して、前記コンテンツを前記顧客のコンピュー
    タに配信する手段と、 を、具備することを特徴とする業者サーバ。
  24. 【請求項24】 前記配信スケジュールは、 前記コンテンツを配信する帯域幅と、時間帯との予定表
    であり、 一定期間毎に、前記配信スケジュールの編成が更新され
    ることを特徴とする請求項23記載の業者サーバ。
  25. 【請求項25】 前記第2のネットワークを介して、前
    記上位階層ユーザの管理サーバが保持するコンテンツを
    利用する手段と、 前記下位階層ユーザの業者サーバが保持するコンテン
    ツ、又は前記上位階層ユーザの管理サーバが保持するコ
    ンテンツを、前記顧客のコンピュータに配信する手段
    と、 を具備することを特徴とする請求項23記載の業者サー
    バ。
  26. 【請求項26】 請求項17又は請求項19又は請求項
    20記載の管理サーバを実現するためのプログラム。
  27. 【請求項27】 請求項17又は請求項19又は請求項
    20記載の管理サーバを実現するためのプログラムを記
    録した記録媒体。
  28. 【請求項28】 請求項23記載の業者サーバを実現す
    るためのプログラム。
  29. 【請求項29】 請求項23記載の業者サーバを実現す
    るためのプログラムを記録した記録媒体。
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