JP2002315826A - シャンテクト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】人工透析患者は透析による医療のために、主と
して手首にシャント（明細書で説明）を施すが、この部
分は強い圧迫ならびに衝撃は厳禁である。しかるに現行
では、設置部分はそのままむき出しにしている。 【解決手段】ベルト状の保護具（１）の裏側に凹型の軟
らかいクッション（２）を貼り付け、シャント一部への
直接の圧迫及び衝撃を防止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、人工透析患者の
シャント部位を保護するためのものである。

【０００２】

【従来】現在では、シャント部位は、そのままむき出し
である。

【発明が解決しようとする課題】

【０００３】人工透析患者のシャント部は、圧迫や衝撃
が厳禁であるため、日常生活において不便であった。本
発明はこの不便さを解決するものである。

【０００４】

【課題と解決するための手段】固定ベルト（１）の裏側
（接着部）に軟らかいクション凹型（２）をとりつけ
て、これをシャント部位に（３）のようにとりつけて装
着するものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。着脱可能だがやや硬めの素材（皮革など）
で出来たベルト（１）の内側にクッション性のある素材
を固定する。これを凹部の空いた部分にシャント部が来
るように装着する。本発明は以上のような構造でシャン
ト部位への直接の圧迫や衝撃を避けることによりシャン
トを保護するものである。

【０００６】

【発明の効果】以上の説明のとおり人工透析患者の日常
生活において従来のようにシャント設置部に圧迫や衝撃
に対して特別な注意をすることなく日常の生活活動がで
きるものである。

【手続補正書】

【提出日】平成１４年４月１８日（２００２．４．１
８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【発明の名称】 シャンテクト

【特許請求の範囲】

【発明の詳細な説明】 人工透析患者は透析のため、予め動脈と静脈とをバイパ
スに接続する手術を手首に施すが、この部位をシャント
と呼称する。手術後は、この部位に強い圧迫や衝撃など
を加えてはいけない。この部位を保護する為、着脱可能
な素材（皮革など）で出来たベルトの内側に、クッショ
ン性のある素材を固定する。これを凹部の空いた部分に
シャント部が来るように装着する。本発明は以上のよう
な構造で、シャント部位へ直接の圧迫や衝撃を避けるこ
とにより、シャントを保護するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 手首にシャントの手術を行う位置とシャンテ
クトを装着した図

【図２】 シャンテクトの斜視図

【図３】 シャンテクトの平面と断面図

【符号の説明】 （イ）保護具の外側 （ロ）保護具の内側（ソフトなクッション）

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項】 ベルト状の保護具（１）の裏側に軟らかい
   クッションの凹型（２）をとりつけて、これをシャント
   部位に（３）のように装着するものである。