JP2002312327A - ピア・ツー・ピアネットワークを利用した流通コンテンツの提供ならびに課金方法、およびそのサーバ - Google Patents

ピア・ツー・ピアネットワークを利用した流通コンテンツの提供ならびに課金方法、およびそのサーバ

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JP2002312327A
JP2002312327A JP2001111896A JP2001111896A JP2002312327A JP 2002312327 A JP2002312327 A JP 2002312327A JP 2001111896 A JP2001111896 A JP 2001111896A JP 2001111896 A JP2001111896 A JP 2001111896A JP 2002312327 A JP2002312327 A JP 2002312327A
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JP2001111896A
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English (en)
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Hirohisa Tsuda
博久 津田
Yoshio Yamagishi
義男 山岸
Masahide Yoda
正秀 與田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピア・ツー・ピアネットワークを介してコン
テンツの安全な流通をはかり、流通を活性化する。 【解決手段】 コンテンツを暗号化して利用者端末装置
13、14、15に提供し、ネットワーク10(ウェッ
ブ)を介した閲覧、および、利用者端末同士でネットワ
ーク10(ピア・ツー・ピア)によるファイル交換を用
いてコンテンツを利用する際、コンテンツ提供ならびに
課金サーバ11から復号鍵をダウンロードして利用を制
限する。また、ピア・ツー・ピアネットワークを介して
コンテンツを交換する際にアップロードする利用者がダ
ウンロードする直前の利用者から手数料を徴収できる仕
組みを構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピア・ツー・ピア
ネットワークを利用した流通コンテンツの提供ならびに
課金方法、およびそのサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なネットワーク体系は、ホストコ
ンピュータ−通信制御装置−端末装置といったツリーを
核としたマスタスレーブ関係のネットワークである。こ
れに対して、ネットワークの分散化や高速化に伴い、例
えば、パーソナルコンピュータ同士がホストコンピュー
タを介さずに対等の関係で通信を行う、ピア・ツー・ピ
アネットワークがある。このピア・ツー・ピアネットワ
ーク利用することにより、あるパーソナルコンピュータ
は、クライアントとサーバの両方になることが可能であ
り、ファイル交換により互いのリソースを利用可能にな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のピア
・ツー・ピアを利用したファイル交換の世界では、公序
良俗に反する違法なコンテンツの流通が多い。しかしな
がら、従来のピア・ツー・ピア技術によれば、コンテン
ツの著作権を無視した違法なコピーを防止できず、利用
者を特定できないために、著作権が不当に侵害され、著
作権者の不利益につながっていた。従って、ファイルを
交換するためのプラットフォームを運営する企業は、明
確な収益源を確保することはできなかった。また、スト
リーミングサービスは、コンテンツ提供者が大規模なシ
ステム構築を行う必要があり、また、コンテンツを利用
する毎にダウンロードする必要があって好ましくない。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、コンテンツを暗号化して利用者端末に提供し、ウ
ェッブを介した閲覧、および、利用者端末同士でピア・
ツー・ピアによるファイル交換を用いてコンテンツを利
用する際、コンテンツ提供ならびに課金サーバから復号
鍵をダウンロードして利用を制限することによりコンテ
ンツの安全な流通をはかった、ピア・ツー・ピアネット
ワークを利用した流通コンテンツの提供ならびに課金方
法、およびそのサーバを提供することを目的とする。ま
た、ピア・ツー・ピアネットワークを介してコンテンツ
を交換する際にアップロードする利用者がダウンロード
する利用者から手数料を徴収できる仕組みを構築するこ
とにより、コンテンツの流通を活性化したピア・ツー・
ピアネットワークを利用した流通コンテンツの提供なら
びに課金方法、およびそのサーバを提供することも目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明は、ウェッブブラウジングと、ピア・ツー
・ピアによるファイル交換可能な利用者端末とはウェッ
ブを介して接続される流通コンテンツの提供ならびに課
金サーバであって、前記コンテンツに暗号化処理を施
し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開し、
前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、もしく
は前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前
記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前記暗
号化コンテンツを復号するときに用いられる復号鍵を提
供して前記コンテンツの利用を制限するコンテンツ保護
手段を備えたことを特徴とする。
【0006】また、本発明の流通コンテンツの提供なら
びに課金サーバにおいて、前記コンテンツ保護手段は、
前記コンテンツに暗号化処理を施し、その暗号化コンテ
ンツを前記ウェッブ上に公開するコンテンツ公開手段
と、前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、も
しくは前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによ
る前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前
記暗号化コンテンツを復号するときに用いられる復号鍵
を提供して前記コンテンツの利用を制限するコンテンツ
利用制限手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の流通コンテンツの提供なら
びに課金サーバにおいて、前記コンテンツ公開手段は、
前記コンテンツを共通鍵により暗号化し、前記コンテン
ツ利用制限手段は、あらかじめ登録された利用者毎の公
開鍵により前記コンテンツに対応する共通鍵を暗号化
し、前記利用者端末において前記共通鍵を復号化すると
きの復号鍵として、それぞれウェッブを介して要求のあ
った利用者端末へ送信することを特徴とする。
【0008】また、本発明の流通コンテンツの提供なら
びに課金サーバにおいて、前記ウェッブによるコンテン
ツ閲覧、前記ビア・ツー・ピアによる前記コンテンツの
ファイル交換におけるそれぞれの利用形態に基づき相応
の課金請求を行う課金管理手段とを備えたことを特徴と
する。
【0009】また、本発明の流通コンテンツの提供なら
びに課金サーバにおいて、前記課金管理手段は、ある利
用者がピア・ツー・ピアを利用して他の利用者から前記
コンテンツの提供を得る際、前記ある利用者から自身の
IDを含むコンテンツIDと、前記他の利用者のIDを
受信し、前記復号鍵の提供時、前記ある利用者に対して
相当の課金請求を行うと共に、前記他の利用者に対して
前記ある利用者に課金した一部を還元することを特徴と
する。
【0010】上記構成において、コンテンツを暗号化し
て利用者端末に提供し、ウェッブを介した閲覧、およ
び、利用者端末同士でピア・ツー・ピアによるファイル
交換を用いてコンテンツを利用する際、コンテンツ提供
ならびに課金サーバから復号鍵をダウンロードすること
によって利用を制限し、このことにより、コンテンツの
安全な流通をはかることができる。また、ピア・ツー・
ピアネットワークを介してコンテンツを交換する際に、
アップロードする利用者がダウンロードする利用者から
手数料を徴収できる仕組みを構築することにより、コン
テンツの流通を活性化できる。なお、ここでいうコンテ
ンツ提供サーバとは、実施形態に示された情報仲介サー
バ11のことをいうが、大容量コンテンツ提供者2が情
報仲介者1の役割も同時に実現できるため、あえてコン
テンツ提供サーバと表現したものである。
【0011】上記した課題を解決するために本発明は、
ウェッブブラウジング、およびピア・ツー・ピアによる
ファイル交換可能な利用者端末と、コンテンツ提供サー
バとがウェッブを介して接続されたコンテンツ提供シス
テムに用いられ、前記コンテンツを暗号化して前記利用
者端末に提供し、前記ウェッブを介した閲覧、および、
利用者端末同士でピア・ツー・ピアによるファイル交換
を用いて前記コンテンツを利用する際、前記コンテンツ
提供ならびに課金サーバから復号鍵をダウンロードする
ことによって利用を制限し、前記コンテンツが暗号化さ
れた状態で前記利用者端末の持つ記録媒体に保存され、
再生するときのみ復号化するように制御することを特徴
とする。
【0012】また、本発明のピア・ツー・ピアネットワ
ークを利用した流通コンテンツの提供ならびに課金方法
において、ある利用者がピア・ツー・ピアを利用して他
の利用者から前記コンテンツの提供を得る際、前記ある
利用者から自身のIDを含むコンテンツIDと、前記他
の利用者のIDを受信し、前記復号鍵の提供時、前記あ
る利用者に対して相当の課金請求を行うと共に、前記他
の利用者に対して前記ある利用者に課金した一部を還元
することを特徴とする。
【0013】上記した課題を解決するために本発明は、
ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファ
イル交換可能な利用者端末とはウェッブを介して接続さ
れる流通コンテンツの提供ならびに課金サーバに用いら
れるサーバプログラムであって、前記コンテンツに暗号
化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上
に公開する第1のステップと、前記利用者端末から前記
コンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末同士に
よるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル
交換要求があったとき、前記暗号化コンテンツを復号す
るときに用いられる復号鍵を提供して前記コンテンツの
利用を制限する第2のステップとをコンピュータに実行
させるためのサーバプログラムである。
【0014】また、本発明のサーバプログラムにおい
て、前記ウェッブによるコンテンツ閲覧、前記ビア・ツ
ー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換における
それぞれの利用形態に基づき相応の課金請求を行う第3
のステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0015】また、本発明のサーバプログラムにおい
て、前記第1のステップは、前記コンテンツを共通鍵に
より暗号化するステップと、前記ウェッブを介して要求
のあった利用者端末へ送信するステップとをコンピュー
タに実行させることを特徴とする。
【0016】また、本発明のサーバプログラムにおい
て、前記第2のステップは、あらかじめ登録された利用
者毎の公開鍵により前記コンテンツに対応する共通鍵を
暗号化するステップと、前記利用者端末において前記共
通鍵を復号化するときの復号鍵として、前記ウェッブを
介して要求のあった利用者端末へ送信するステップとを
コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】また、本発明のサーバプログラムにおい
て、前記第3のステップは、ある利用者がピア・ツー・
ピアを利用して他の利用者から前記コンテンツの提供を
得る際、前記ある利用者から自身のIDを含むコンテン
ツIDと、前記他の利用者のIDを受信するステップ
と、前記復号鍵の提供時、前記ある利用者に対して相当
の課金請求を行うと共に、前記他の利用者に対して前記
ある利用者に課金した一部を還元するステップとをコン
ピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】上記した課題を解決するために本発明は、
ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファ
イル交換可能な利用者端末とはウェッブを介して接続さ
れる流通コンテンツの提供ならびに課金サーバのための
サーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、前記コンテンツに暗号化処理を施
し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開する
第1のステップと、前記利用者端末から前記コンテンツ
の閲覧要求、もしくは前記利用者端末同士によるピア・
ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求が
あったとき、前記暗号化コンテンツを復号するときに用
いられる復号鍵を提供して前記コンテンツの利用を制限
する第2のステップと、をコンピュータに実行させるた
めのサーバプログラムを記録した記録媒体である。
【0019】また、本発明の記録媒体において、前記ウ
ェッブによるコンテンツ閲覧、前記ビア・ツー・ピアに
よる前記コンテンツのファイル交換におけるそれぞれの
利用形態に基づき相応の課金請求を行なう第3のステッ
プとをコンピュータに実行させるためのサーバプログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明におけるピア・ツ
ー・ピアネットワークを利用した流通コンテンツの提供
ならびに課金方法を実現するためのビジネスモデルなら
びにその利用主体の関係を説明するために引用した図で
ある。図1において、符号1は情報仲介者であり、検索
情報の提供、コンテンツの暗号化、セキュリティ環境の
提供、ユーザ分析情報の収集、提供等を行う。符号2は
大容量コンテンツ提供者であり、コンテンツの作成、ビ
ア・ツー・ピアネットワークへのコンテンツの販売を行
う。符号3、4、5は利用者であり、ウェッブを介して
ダウンロードしたコンテンツを、ピア・ツー・ピアネッ
トワークを介して利用者間で交換する。このとき、アッ
プロード側の利用者はアップロード手数料を受け取るこ
とができる。
【0021】以下、簡単にビジネスの流れについて説明
する。まず、大容量コンテンツ提供者2は、作成コンテ
ンツを情報仲介者1に送ってコンテンツの暗号化等を依
頼し()、コンテンツ暗号化等に関する作成手数料を
情報仲介者1に支払う()。情報仲介者1は、コンテ
ンツに対して、暗号化、電子署名、コンテンツIDの埋
め込み等の処理を行ない、大容量コンテンツ提供者2に
送る()。一方、利用者3は、情報仲介者1が提供す
る検索機能を用いて欲しいコンテンツを探し、大容量コ
ンテンツ提供者2からダウンロードする(:ここで
は、この利用者を「利用者A」とする)。利用者Aがコン
テンツを利用する際には、情報仲介者1から復号鍵をダ
ウンロードする()。その際に情報仲介者1は、利用
者Aのコンテンツ閲覧情報を取得る。利用者Aは、複号
鍵をダウンロードする際に情報仲介者1に対して利用料
を支払う()。
【0022】一方、利用者B(4)は、大容量コンテン
ツ提供者2からコンテンツをダウンロードすることもで
きるが、既にコンテンツをダウンロードしている他の利
用者、例えば利用者A(3)からダウンロードして得る
こともできる()。この際には、大容量コンテンツ提
供者2からダウンロードする価格から一定額が割り引か
れた価格でダウンロードできるようにする。なお、他の
利用者からコンテンツをダウンロードした利用者4も、
複合鍵を使用しないとコンテンツを利用することはでき
ない()(この利用者を「利用者B」とする)。利用者
Bは、利用者Aに比べて割り引かれた額の利用料を情報
仲介者1に支払う()。
【0023】利用者Bから利用料が支払われると、情報
提供者1から利用者Aに対してアップロード手数料が支
払われる(a)。また、別の利用者5(利用者Cとす
る)も利用者Bからコンテンツをダウンロードすること
ができる(b)。この場合も情報仲介者1から復号鍵を
ダウンロードする必要があり(c)、その対価として情
報仲介者1に対して利用料の支払いが生じる(d)。ま
た、このとき、利用者C(5)への提供手数料として利
用者B(4)に提供手数料が支払われる(e)。このよ
うにして、ピア・ツー・ピアネットワーク上で利用者同
士がファイルを交換することができる。なお、情報提供
者1は、利用者全体によって支払われた利用料からプラ
ットフォーム利用料を差し引いた金額を大容量コンテン
ツ提供者2に対して支払う。すなわち、情報提供者1
は、大容量コンテンツ提供者2のために利用料回収代行
を行なっている(f)。
【0024】図2は、図1に示すビジネスモデルを実現
するシステム構成を説明するために引用した図である。
図2において、符号11は情報仲介者1が設置管理する
情報仲介サーバ、符号12は大容量コンテンツ提供者3
が設置管理する大容量コンテンツ提供サーバであり、い
ずれもネットワーク10を介して利用者端末装置13、
14、15に接続されている。利用者端末装置13、1
4、15は、情報仲介サーバ11とデータ交換を行うと
きはネットワーク(ウェッブ)10を介し、利用者端末
装置13、14、15間でデータ交換を行うときはネッ
トワーク(PtoP:ピア・ツー・ピア)10を介して
行う。すなわち、ここに示すネットワーク10は、ウェ
ッブにもピア・ツー・ピアにも対応する。
【0025】情報仲介サーバ11は、コンテンツデータ
ベース(DB)20と、利用者データベース(DB)3
0を備えている。コンテンツDB20は、図3(a)に
示されるように、コンテンツを特定するコンテンツID
毎、コンテンツ情報、共通鍵、暗号化コンテンツ、課金
情報の各データフィールドから成る。ここに示す課金情
報は、ネットワーク10経由でダウンロードされたコン
テンツの総ボリュームを示すものとする。また、利用者
DB30は、図3(b)に示されるように、利用者を特
定する利用者ID毎、その個人情報、公開鍵情報、課金
情報の各データフィールドから成る。ここに示す課金情
報は、ネットワーク10を介しピア・ツー・ピアによっ
てダウンロードされた先の利用者ID、および、あらか
じめ定義された金額が設定され、例えば、大容量コンテ
ンツ提供者2から直接ダウンロードしたときに課金され
る金額から一定額が割り引かれた金額となるように設定
される。
【0026】図4は、図2に示す情報仲介サーバ11の
内部構成を機能展開して示したブロック図である。以下
に示す各ブロックは、具体的には、CPUならびにメモ
リを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録
されたプログラムを読み出し、逐次実行することにより
その機能を実現する。
【0027】情報仲介サーバ11は、コンテンツ保護部
110と、課金管理部120で構成される。コンテンツ
保護部110は、コンテンツM1に暗号化処理を施し、
その暗号化コンテンツをネットワーク10(ウェッブ)
上に公開し、利用者端末装置13、14、15からコン
テンツの閲覧要求、もしくは利用者端末同士によるピア
・ツー・ピアに従うコンテンツのファイル交換要求があ
ったとき、暗号化コンテンツを復号するときに用いられ
る復号鍵を提供してコンテンツの利用を制限する機能を
持つ。また、課金管理部12は、ネットワーク10(ウ
ェッブ)によるコンテンツ閲覧、ネットワーク10(ピ
ア・ツー・ピア)によるコンテンツのファイル交換にお
けるそれぞれの利用形態に基づき相応の課金請求を行う
機能を持つ。
【0028】なお、コンテンツ保護部110は、コンテ
ンツ公開部111と、コンテンツ利用制限部112で構
成される。コンテンツ公開部111は、コンテンツに暗
号化処理を施し、その暗号化コンテンツをネットワーク
10(ウェッブ)上に公開する機能を持つ。コンテンツ
利用制限部112は、利用者端末装置13、14、15
からコンテンツの閲覧要求、もしくは利用者同士による
ピア・ツー・ピアに従うコンテンツのファイル交換要求
があったとき、暗号化コンテンツを復号するときに用い
られる復号鍵を提供してコンテンツの利用を制限する機
能を持つ。
【0029】更に、コンテンツ公開部111は、コンテ
ンツを共通鍵k1により暗号化し、コンテンツ利用制限
部112は、あらかじめ登録された利用者毎の公開鍵D
1によりコンテンツM1に対応する共通鍵k1を暗号化
し、利用者端末装置13、14、15において共通鍵k
1を復号化するときの復号鍵として、それぞれネットワ
ーク10(ウェッブ)を介して要求のあった利用者端末
へ13(14、15)送信する。なお、課金管理部12
0は、ある利用者がピア・ツー・ピアを利用して他の利
用者からコンテンツの提供を得る際、ある利用者から自
身のIDを含むコンテンツIDと、他の利用者のIDを
受信し、復号鍵の提供時、ある利用者に対して相当の課
金請求を行うと共に、他の利用者に対してある利用者に
課金した一部を還元する機能も合わせ持つ。
【0030】図5〜図7は、本発明実施形態の動作を説
明するために引用した図であり、コンテンツ保護と課金
処理の流れ、利用者間の検索処理の流れ、コンテンツ保
護の仕組みについてそれぞれ説明するために引用した図
である。まず、図5を参照しながらコンテンツ保護と課
金処理の流れについて説明する。図5には、利用者端末
装置B(14)と情報仲介サーバ11間の動作シーケン
スが示されている。ここでは、利用者B(4)は、自身
の利用者端末装置B(14)を操作することによってコ
ンテンツ検索条件を入力し、情報仲介サーバ11に対し
て、そのコンテンツID、利用者ID、そして、コンテ
ンツ提供ソースとなる利用者のID(ここでは、利用者
AのID)を入力する(ステップS51)。このことに
より、情報仲介サーバ11では、コンテンツDB20を
検索し、利用者Bの欲するコンテンツを検索すると同時
に、当該コンテンツを暗号化し、更に復号鍵に関し、利
用者B(14)の公開鍵でコンテンツAの共通鍵を暗号
化して(ステップS53)、先の暗号化コンテンツと共
にネットワーク10(ウェッブ)を介して要求のあった
利用者端末装置B(14)送信する(ステップS5
4)。
【0031】次に、情報仲介サーバ11は、利用者Bの
欲するコンテンツが大容量コンテンツ提供者2からウェ
ッブを介した提供によるものか、あるいは利用者間のピ
ア・ツー・ピアによる提供によるものかを判断する(ス
テップS55)。ここで、大容量コンテンツ提供者2か
らのコンテンツ提供による場合(α)は、利用者B
(4)に対して課金するものとし(ステップS56)、
一方、利用者間のピア・ツー・ピアによる提供の場合
は、利用者B(4)に対する課金と直前のコンテンツ提
供先である利用者A(3)に対する課金の還元を行なう
(ステップS57)。なお、還元額についてはアップロ
ード手数料として予め情報仲介者1との間で定義してお
くものとする。一方、暗号化コンテンツおよび暗号化さ
れた共通鍵を受信した利用者端末装置B(14)では、
その共通鍵を自身の秘密鍵で復号化し、その共通鍵に基
づきHDD(図示せず)に格納された暗号化コンテンツ
を読み出し復号化する(ステップS58、S59)。な
お、HDDには、暗号化された状態でコンテンツが保存
され、再生時にのみ復号されピア・ツー・ピアネットワ
ークを介した閲覧に供される。情報仲介者1が配布する
復号鍵は複製できないものとする。
【0032】図6に利用者間におけるコンテンツ検索の
流れが示されている。ここでは、利用者端末装置B(1
4)、利用者端末装置A(13)、情報仲介サーバ11
間の動作シーケンスが示されている。ここでは、利用者
Bは、利用者端末装置B(14)を操作することにより
コンテンツ検索条件を入力して情報仲介サーバ11のコ
ンテンツDB(20)を検索する(ステップS61)。
このことにより、情報仲介サーバ11は、コンテンツD
B(20)を検索して利用者B(4)が欲するコンテン
ツを保有している利用者IDと、課金請求額および登録
日(アップロード)から成るインデックス情報を返す
(ステップS62)。
【0033】次に、利用者B(4)は、情報仲介サーバ
11から提供されるインデックス情報の中から、例え
ば、利用者A(3)が保存しているコンテンツを得たい
場合に、利用者A(3)に対してそのコンテンツIDを
入力する(ステップS63)。これを受けた利用者A
(3)は、自身の利用者端末装置A(13)を介し、H
DDに保存された暗号化コンテンツを検索して利用者B
(4)に提供する(ステップS64)。以降は、図5に
示す動作シーケンスに従い、情報仲介サーバ11との間
で課金処理がなされる。
【0034】図7に、本発明において使用されるコンテ
ンツ保護の仕組みが模式図にて示されている。ここで
は、利用者端末装置A(14)から利用者端末装置B
(15)にピア・ツー・ピア(PtoP)を用いてファ
イル転送する際のコンテンツ保護において、公開鍵を用
いて暗号化し、各利用者端末装置(13、14)に送信
して復号化する例が示されている。図7中、白枠は生デ
ータ、ハッチング枠は暗号化データ、白枠に鍵マークが
付されたものは、利用者の公開鍵、あるいは秘密鍵とす
る。なお、記号M1はコンテンツ本体である。
【0035】まず、情報仲介サーバ11は、コンテンツ
M1をコンテンツM1に対応する共通鍵で暗号化すると
共に、利用者Bの公開鍵によってその共通鍵を暗号化し
てネットワーク10(ウェッブ)経由で利用者端末装置
B(14)に送信する。利用者端末装置B(14)で
は、先に情報仲介サーバ11から入手した暗号化された
共通の内容を利用者Bの秘密鍵で復号化してコンテンツ
M1の共通鍵に変換する。そしてこの共通鍵を用いて利
用者端末装置A(13)からネットワーク10(Pto
P)を介して得た暗号化されたコンテンツを復号化して
コンテンツM1を得る。
【0036】以上説明のように本発明は、コンテンツを
暗号化して利用者端末に提供し、ウェッブを介した閲
覧、および、利用者端末同士でピア・ツー・ピアによる
ファイル交換を用いてコンテンツを利用する際、コンテ
ンツ提供ならびに課金サーバから復号鍵をダウンロード
して利用を制限することによりコンテンツの安全な流通
をはかれる。また、ピア・ツー・ピアネットワークを介
してコンテンツを交換する際にアップロードする利用者
がダウンロードする利用者から手数料を徴収できる仕組
みを構築することにより、コンテンツの流通を活性化す
ることができる。
【0037】なお、上記した情報仲介サーバ11を構成
するコンテンツ保護部11、課金管理部12、コンテン
ツ公開部111、コンテンツ利用制限部112で実行さ
れる手順をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録
して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ
ータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の
各部における機能を実行してもよい。ここでいうコンピ
ュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウアを
含むものとする。
【0038】また、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
レキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵され
るハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムが送信された場合のサーバやクライアン
トとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(R
AM)のように、一定時間プログラムを保持しているも
のも含むものとする。
【0039】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0040】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0041】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、コン
テンツを暗号化して利用者端末に提供し、ウェッブを介
した閲覧、および、利用者端末同士でピア・ツー・ピア
によるファイル交換を用いてコンテンツを利用する際、
コンテンツ提供ならびに課金サーバから復号鍵をダウン
ロードして利用を制限することによりコンテンツの安全
な流通がはかれる。また、ピア・ツー・ピアネットワー
クを介してコンテンツを交換する際にアップロードする
利用者がダウンロードする利用者から手数料を徴収でき
る仕組みを構築することにより、コンテンツの流通を活
性化することができる他、以下に列挙する効果も得られ
る。
【0042】(1)コンテンツの違法コピーを防止でき
る。著作権を保護しながらファイル交換を行うことがで
きるため、コンテンツ提供者は、コピーによるリスクを
回避しながらコンテンツの販売が可能になる。 (2)ストリーミングサービスを行わずに済むため、コ
ンテンツ提供者が大規模なシステム構築を行う必要がな
くなる。また、コンテンツを利用する毎にダウンロード
する必要がなく、回線トラフィクが減少する。 (3)利用者の利用状況等の把握が可能になり、広告主
やコンテンツ提供者にとって重要なマーケティング情報
として提供できるといった派生的効果も得られる。 (4)利用者への無料ファイル交換のプラットフォーム
を提供しながら、広告主やコンテンツ提供者からサービ
ス料を徴収できるため、明確な収入源を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるピア・ツー・ピアネットワー
クを利用した流通コンテンツの提供ならびに課金方法を
実現するためのビジネスモデルならびにその利用主体の
関係を説明するために引用した図である。
【図2】 図2は、図1に示すビジネスモデルを実現す
るシステム構成を説明するために引用した図である。
【図3】 図2に示すデータベースのファイル構造を説
明するために引用した図である。
【図4】 図2に示す情報仲介サーバの内部構成を機能
展開して示したブロック図である。
【図5】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した動作シーケンスチャートである。
【図6】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した動作シーケンスチャートである。
【図7】 本発明において使用されるコンテンツ保護の
仕組みを説明するために引用した模式図である。
【符号の説明】
1…情報仲介者、2…大容量コンテンツ提供者、3、
4、5…利用者、10…ネットワーク(ウェッブ、ピア
・ツー・ピア)、11…情報仲介サーバ、12…大容量
コンテンツ提供サーバ、13、14、15…利用者端末
装置、20…コンテンツデータベース(DB)、30…
利用者データベース(DB)、110…コンテンツ保護
部、111…コンテンツ公開部、112…コンテンツ利
用制限部、120…課金管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 512 G06F 17/60 512 ZEC ZEC H04L 9/08 H04L 9/00 601B (72)発明者 與田 正秀 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AA08 AE29 5J104 AA01 AA16 EA01 EA04 EA19 NA02 NA05 PA07 PA11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・
    ピアによるファイル交換可能な利用者端末とはウェッブ
    を介して接続されるコンテンツ提供ならびに課金サーバ
    であって、 前記コンテンツに暗号化処理を施し、その暗号化コンテ
    ンツを前記ウェッブ上に公開し、前記利用者端末から前
    記コンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末同士
    によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイ
    ル交換要求があったとき、前記暗号化コンテンツを復号
    するときに用いられる復号鍵を提供して前記コンテンツ
    の利用を制限するコンテンツ保護手段を備えたことを特
    徴とする流通コンテンツの提供ならびに課金サーバ。
  2. 【請求項2】 前記コンテンツ保護手段は、 前記コンテンツに暗号化処理を施し、その暗号化コンテ
    ンツを前記ウェッブ上に公開するコンテンツ公開手段
    と、 前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、もしく
    は前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前
    記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前記暗
    号化コンテンツを復号するときに用いられる復号鍵を提
    供して前記コンテンツの利用を制限するコンテンツ利用
    制限手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    流通コンテンツの提供ならびに課金サーバ。
  3. 【請求項3】 前記コンテンツ公開手段は、前記コンテ
    ンツを共通鍵により暗号化し、前記コンテンツ利用制限
    手段は、あらかじめ登録された利用者毎の公開鍵により
    前記コンテンツに対応する共通鍵を暗号化し、前記利用
    者端末において前記共通鍵を復号化するときの復号鍵と
    して、それぞれウェッブを介して要求のあった利用者端
    末へ送信することを特徴とする請求項1に記載の流通コ
    ンテンツの提供ならびに課金サーバ。
  4. 【請求項4】 前記ウェッブによるコンテンツ閲覧、前
    記ビア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交
    換におけるそれぞれの利用形態に基づき相応の課金請求
    を行う課金管理手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1から3のいずれか1項に記載の流通コンテンツの提供
    ならびに課金サーバ。
  5. 【請求項5】 前記課金管理手段は、 ある利用者がピア・ツー・ピアを利用して他の利用者か
    ら前記コンテンツの提供を得る際、前記ある利用者から
    自身のIDを含むコンテンツIDと、前記他の利用者の
    IDを受信し、前記復号鍵の提供時、前記ある利用者に
    対して相当の課金請求を行うと共に、前記他の利用者に
    対して前記ある利用者に課金した一部を還元することを
    特徴とする請求項4に記載の流通コンテンツの提供なら
    びに課金サーバ。
  6. 【請求項6】 ウェッブブラウジング、およびピア・ツ
    ー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末と、流通
    コンテンツの提供ならびに課金サーバとがウェッブを介
    して接続されたコンテンツ提供システムに用いられ、 前記コンテンツを暗号化して前記利用者端末に提供し、 前記ウェッブを介した閲覧、および、利用者端末同士で
    ピア・ツー・ピアによるファイル交換を用いて前記コン
    テンツを利用する際、前記コンテンツ提供ならびに課金
    サーバから復号鍵をダウンロードすることによって利用
    を制限し、 前記コンテンツが暗号化された状態で前記利用者端末の
    持つ記録媒体に保存され、再生するときのみ復号化する
    ように制御することを特徴とするピア・ツー・ピアネッ
    トワークを利用した流通コンテンツの提供ならびに課金
    方法。
  7. 【請求項7】 ある利用者がピア・ツー・ピアを利用し
    て他の利用者から前記コンテンツの提供を得る際、前記
    ある利用者から自身のIDを含むコンテンツIDと、前
    記他の利用者のIDを受信し、 前記復号鍵の提供時、前記ある利用者に対して相当の課
    金請求を行うと共に、前記他の利用者に対して前記ある
    利用者に課金した一部を還元することを特徴とするピア
    ・ツー・ピアネットワークを利用した流通コンテンツの
    提供ならびに課金方法。
  8. 【請求項8】 ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・
    ピアによるファイル交換可能な利用者端末とはウェッブ
    を介して接続される流通コンテンツの提供ならびに課金
    サーバに用いられるサーバプログラムであって、 前記コンテンツに暗号化処理を施し、その暗号化コンテ
    ンツを前記ウェッブ上に公開する第1のステップと、 前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、もしく
    は前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前
    記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前記暗
    号化コンテンツを復号するときに用いられる復号鍵を提
    供して前記コンテンツの利用を制限する第2のステップ
    とをコンピュータに実行させるためのサーバプログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記ウェッブによるコンテンツ閲覧、前
    記ビア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交
    換におけるそれぞれの利用形態に基づき相応の課金請求
    を行う第3のステップとをコンピュータに実行させるた
    めの請求項8に記載のサーバプログラム。
  10. 【請求項10】 前記第1のステップは、 前記コンテンツを共通鍵により暗号化するステップと、 前記ウェッブを介して要求のあった利用者端末へ送信す
    るステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
    する請求項8に記載のサーバプログラム。
  11. 【請求項11】 前記第2のステップは、 あらかじめ登録された利用者毎の公開鍵により前記コン
    テンツに対応する共通鍵を暗号化するステップと、 前記利用者端末において前記共通鍵を復号化するときの
    復号鍵として、前記ウェッブを介して要求のあった利用
    者端末へ送信するステップとをコンピュータに実行させ
    ることを特徴とする請求項8に記載のサーバプログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記第3のステップは、 ある利用者がピア・ツー・ピアを利用して他の利用者か
    ら前記コンテンツの提供を得る際、前記ある利用者から
    自身のIDを含むコンテンツIDと、前記他の利用者の
    IDを受信するステップと、 前記復号鍵の提供時、前記ある利用者に対して相当の課
    金請求を行うと共に、前記他の利用者に対して前記ある
    利用者に課金した一部を還元するステップとをコンピュ
    ータに実行させることを特徴とする請求項8に記載のサ
    ーバプログラム。
  13. 【請求項13】 ウェッブブラウジングと、ピア・ツー
    ・ピアによるファイル交換可能な利用者端末とはウェッ
    ブを介して接続される流通コンテンツの提供ならびに課
    金サーバのためのサーバプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記コンテンツに暗号化処理を施し、その暗号化コンテ
    ンツを前記ウェッブ上に公開する第1のステップと、 前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、もしく
    は前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前
    記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前記暗
    号化コンテンツを復号するときに用いられる復号鍵を提
    供して前記コンテンツの利用を制限する第2のステップ
    と、をコンピュータに実行させるためのサーバプログラ
    ムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記ウェッブによるコンテンツ閲覧、
    前記ビア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル
    交換におけるそれぞれの利用形態に基づき相応の課金請
    求を行う第3のステップとをコンピュータに実行させる
    ためのサーバプログラムを記録した請求項13に記載の
    記録媒体。
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