JP2002305528A - アドレス情報変換装置 - Google Patents

アドレス情報変換装置

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JP2002305528A
JP2002305528A JP2001105881A JP2001105881A JP2002305528A JP 2002305528 A JP2002305528 A JP 2002305528A JP 2001105881 A JP2001105881 A JP 2001105881A JP 2001105881 A JP2001105881 A JP 2001105881A JP 2002305528 A JP2002305528 A JP 2002305528A
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JP2001105881A
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English (en)
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Tetsuya Miyoshi
哲也 三好
Kenjiro Ito
健次郎 伊藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じアドレス体系を持つネットワークに接続
された複数のコンピュータ間の通信で送信元コンピュー
タからのパケットをネットワークを介して宛先コンピュ
ータに送信するためにパケットの送信元アドレスと宛先
アドレスを変換するアドレス情報変換装置を提供する。 【解決手段】 ネットワーク用インタフェース毎に実際
のIPアドレスと変換後IPアドレスの対応を変換ルー
ル定義ファイルに定義し、受信したパケットの送信元ア
ドレスと受信インタフェースに基づき変換ルール定義フ
ァイルから送信元アドレスの変換後IPアドレスを取得
し、パケットの宛先アドレスに基づき変換ルール定義フ
ァイルから宛先アドレスの実際のIPアドレスとインタ
フェース情報を取得し、該インタフェースからネットワ
ークに向け宛先を実際のIPアドレスとし、送信元を変
換後IPアドレスとしたパケットを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同じアドレス体系
を有するネットワークに接続された同一アドレスを有す
る複数のコンピュータ間の通信においてパケットの送信
元アドレスと宛先アドレスを変換するアドレス情報変換
装置に関し、更に詳しくは、異なる複数のネットワーク
にそれぞれ各ネットワーク用のインタフェースを介して
接続され、同じプライベートアドレスを有する複数のコ
ンピュータ間の通信において送信元コンピュータからの
パケットをネットワークからインタフェースを介して受
信し、該パケットを該当するインタフェースからネット
ワークを介して宛先コンピュータにルーティング処理し
て送信するためにパケットの送信元アドレスおよび宛先
アドレスを変換するアドレス情報変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ルーティングとは、経路制御を意味し、
異なるアドレス体系を持つネットワークに接続されたコ
ンピュータ間の通信で発生するパケットの宛先IPアド
レスを元に経路を探索してパケットを相手のコンピュー
タに送信する役割を行う。具体的な装置としてはルータ
が存在する。
【0003】インターネットなどのIPネットワークで
は、IETF(Internet Engineering Task Force)が
定めるRFC1631(Request For Comments 1631)
で公開されているNAT(Network Address Translato
r)機能を用いて、プライベートアドレスを持つコンピ
ュータを、グローバルアドレスを持つインターネットに
接続することができる。これはIPヘッダに含まれるI
Pアドレスを変換する機能である。具体的には、コンピ
ュータからインターネットに送信するパケットの送信元
IPアドレスをグローバルアドレスに変換し、逆にイン
ターネットからコンピュータに送信されるパケットの宛
先IPアドレスをプライベートアドレスに変換すること
で通信を可能とする。
【0004】アドレス重複したコンピュータ、ネットワ
ークを1台の管理装置で管理するために、UDP/TC
Pヘッダより上位にある管理プロトコル(Simple Netwr
ok Management protocol)のPDU内にアドレス情報が
含まれている通信において、上位プロトコルPDU内の
アドレス情報の位置情報を記述しているファイルと、I
PヘッダのアドレスとPDU内に含まれるアドレス情報
の変換ルールを記述しているファイルを使用して、IP
ヘッダと上位プロトコルPDU内のアドレス情報を変換
する機能を備えたアドレス情報変換装置が提案されてい
る(特開平11-187058号公報)。
【0005】この従来のアドレス情報変換装置の仕組み
を図13を使用して説明する。図13に示す従来のアド
レス情報変換装置では、アドレスが重複しているコンピ
ュータ1aとコンピュータ1bの通信において、コンピ
ュータ1aからコンピュータ1bに対して送信するパケ
ットは、コンピュータ1aからルータ5aを介してイン
タフェース入出力部110に入力され、チェックサム確
認部113を経て宛先となるコンピュータ1bのアドレ
ス情報をアドレス情報位置定義ファイル120とアドレ
ス情報変換ルール定義ファイル121に従い、上位プロ
トコルPDU内アドレス情報変換部115で実際のIP
アドレスに変換する。変換後はインタフェース入出力部
111から出力され、コンピュータ1bへ送信される。
逆に、コンピュータ1bからコンピュータ1aへ送信さ
れるパケットは、送信元であるコンピュータ1bのアド
レス情報をアドレス情報位置定義ファイル120とアド
レス情報変換ルール定義ファイル121に従い、上位プ
ロトコルPDU内アドレス情報変換部115で変換後I
Pアドレスに変換することで通信が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアドレ
ス情報変換装置は、以下に記載するような問題がある。
【0007】(1)2つのインタフェースを有するコン
ピュータ上で動作することを前提としており、どちらか
一方のインタフェースに接続されたコンピュータのアド
レス情報の変換しか行えないため、アドレス情報変換装
置に接続された2つのネットワーク内にそれぞれ接続さ
れた2つの同じアドレスを持つコンピュータ間で通信を
行うためには、アドレス情報変換装置を2台用意する必
要がある。
【0008】(2)異なる3つ以上のネットワークにそ
れぞれ接続された3台以上のコンピュータを1台のアド
レス情報変換装置に接続して相互に通信を行うことがで
きない。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、異なるネットワークに接続さ
れた複数の同じアドレスを持つコンピュータ間の通信に
おいて送信元コンピュータから受信したパケットをネッ
トワークを介して宛先コンピュータに送信するためにパ
ケットの送信元アドレスおよび宛先アドレスを変換する
アドレス情報変換装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、異なる複数のネットワー
クにそれぞれ各ネットワーク用のインタフェースを介し
て接続される複数のコンピュータ間の通信において、送
信元コンピュータから送信先コンピュータ送信するパケ
ットをそれぞれのネットワーク用のインタフェースを介
して、該当パケットの送信元アドレスおよび宛先アドレ
スを変換するアドレス変換装置であって、各ネットワー
ク用インタフェース毎に該当インタフェースから入力さ
れるパケットの実際のIPアドレスとそのインタフェー
ス名を、変換後のIPアドレスとの対応付けた情報を格
納している対応アドレス格納手段と、送信元コンピュー
タにおいて送信元アドレスを実際のIPアドレスで定義
し、宛先アドレスを変換後のIPアドレスで定義したパ
ケットをネットワークを介して該当インタフェースで受
信した場合、前記インタフェースに基づき、前記対応ア
ドレス格納手段を検索し、該当インタフェースおよび送
信元アドレスに対応する当該送信元アドレスの変換後I
Pアドレスを取得する変換後送信元IPアドレス取得手
段と、この取得したパケットのデータ部から実際の送信
元IPアドレスを検索し、そのパケットを識別するため
の識別情報と、送信元IPアドレスが格納されているパ
ケット内位置情報を格納している変換対象送信元アドレ
ス位置情報格納手段と、この取得したパケットのデータ
部に格納されている送信元IPアドレス情報を、このパ
ケットを識別するための識別情報に基づき、前記の変換
対象送信元アドレス位置情報格納手段を検索し、該当位
置にあるアドレス情報を上記送信元変換後IPアドレス
取得手段で取得した変換後IPアドレスに置き換える送
信元アドレス変換手段と、この取得したパケットの宛先
アドレスで前記対応アドレス格納手段を検索し、該当宛
先アドレスの実際のIPアドレスおよび送信先のインタ
フェース名を取得する実宛先IPアドレス取得手段と、
この取得したパケットのデータ部から変換後の宛先IP
アドレスを検索し、そのパケットを識別するための識別
情報と、変換後の宛先IPアドレスが格納されているパ
ケット内位置情報を格納している変換対象宛先アドレス
位置情報格納手段と、この取得したパケットのデータ部
に格納されている宛先IPアドレス情報を、このパケッ
トを識別するための識別情報に基づき、前記の変換対象
宛先アドレス位置情報格納手段を検索し、該当位置にあ
るアドレス情報を上記実宛先IPアドレス取得手段で取
得した実際のIPアドレスに置き換える宛先アドレス変
換手段と、この取得したパケットに対して、上記実宛先
IPアドレス取得手段で取得したインタフェース名を持
つインタフェースから該当インタフェースに接続されて
いるネットワークに向けて、送信元アドレスを前記送信
元アドレス変換手段で変換した変換後IPアドレスと
し、宛先アドレスを前記宛先アドレス変換手段で変換し
た実際のIPアドレスとしたパケットを送信する送信手
段とを有することを要旨とする。
【0011】請求項1記載の本発明にあっては、同じア
ドレス体系を有するネットワークに接続された同じプラ
イベートアドレスを有する複数のコンピュータ間の相互
通信でも1台のアドレス情報変換装置で適確に行うこと
ができるとともに、また異なるアドレス体系を有するネ
ットワークに接続された複数のコンピュータ間の通信で
も1台のアドレス情報変換装置で適確に行うことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
アドレス情報変換装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すアドレス情報変換装置は、複数のインタフェ
ース入出力部11,12,13を有し、各インタフェー
ス入出力部はそれぞれルータ7,8,9を介して同じア
ドレス体系を有するネットワーク4,5,6に接続され
た複数のコンピュータ1,2,3に接続されている。こ
こで、コンピュータ同士のアドレスは重複して設定して
もよいが、アドレス情報変換装置のインタフェースと、
アドレス情報変換装置のインタフェースと同じネットワ
ークに属するルータのインタフェースについては一意の
アドレスを設定する。
【0013】図1のアドレス情報変換装置は、上記イン
タフェース入出力部11,12,13に加えて、OS
(オペレーティングシステム)14、インタフェース入
出力部11−13からOS14を介してパケット情報を
取得し、IP・UDP/TCPヘッダのチェックサムの
確認を行うチェックサム確認部15、送信元IPヘッダ
のアドレス変換を行う送信元IPヘッダアドレス変換部
16、ルーティング処理付上位プロトコルPDU内アド
レス情報相互変換部17、宛先IPヘッダのアドレス変
換を行う宛先IPヘッダアドレス変換部18、IP・U
DP/TCPヘッダのチェックサムの変換を行うチェッ
クサム変換部19から構成されている。
【0014】また、ルーティング処理付上位プロトコル
PDU内アドレス情報相互変換部17は、インタフェー
ス入出力部11−13で取得したパケット情報から送信
元アドレス情報変換用のキー情報を取得する送信元アド
レス情報変換用キー情報取得部20、送信元アドレス情
報位置定義ファイル30と接続インタフェース名付アド
レス情報変換ルール定義ファイル32を用いて上位プロ
トコルPDU内の送信元アドレス情報を変換する送信元
アドレス情報変換部21、新規にキー情報を取得した際
に、上位プロトコルPDU内の送信元アドレス情報の格
納位置を検出して、キー情報とともに送信元アドレス情
報位置定義ファイル30に定義を追加する変換対象送信
元アドレス位置情報検出部22、ルーティング定義ファ
イル33を元にパケットのルーティングを行うルーティ
ング処理部23、送信元アドレス情報の変換が終ったパ
ケット情報から宛先アドレス情報変換用のキー情報を取
得する宛先アドレス情報変換用キー情報取得部24、宛
先アドレス情報位置定義ファイル31と接続インタフェ
ース名付アドレス情報変換ルール定義ファイル32を用
いて上位プロトコル内の宛先アドレス情報を変換する宛
先アドレス情報変換部25、新規にキー情報を取得した
際に、上位プロトコルPDU内の宛先アドレス情報の格
納位置を検出して、キー情報とともに宛先アドレス情報
位置定義ファイル31に定義を追加する変換対象宛先ア
ドレス位置情報検出部26、送信元アドレス情報変換用
にUDP/TCPより上位プロトコルPDUを識別する
ためのキー情報毎に送信元アドレス情報の格納位置を記
述している送信元アドレス情報位置定義ファイル30、
宛先アドレス情報変換用にUDP/TCPより上位のプ
ロトコルのPDUを識別するためのキー情報毎に宛先ア
ドレス情報の格納位置を記述している宛先アドレス情報
位置定義ファイル31、パケットが入力されたインタフ
ェース入出力部11−13のインターネット名毎にアド
レス情報の変換ルールをアドレス情報変換ルール定義フ
ァイルとして記述している接続インタフェース名付アド
レス情報変換ルール定義ファイル32、変換後アドレス
のルーティング情報を定義しているルーティング定義格
納手段を構成するルーティング定義ファイル33から構
成されている。
【0015】接続インタフェース名付アドレス情報変換
ルール定義ファイル32は、図2にそのフォーマットが
示されているが、この接続インタフェース名付アドレス
情報変換ルール定義ファイル32は、各ネットワーク用
インタフェース毎に該インタフェースから入力されるパ
ケットの実際のIPアドレスと変換後IPアドレスとの
対応を格納している対応アドレス格納手段を構成してい
るものである。接続インタフェース名付アドレス情報変
換ルール定義ファイル32は、そのフィールドフォーマ
ットが同図(a),(b)からわかるようにインタフェ
ース名(1)に対応して実際のIPアドレス(2)およ
び変換後IPアドレス(3)がアドレス情報変換ルール
として定義されている。
【0016】インタフェース名は変換すべき対象を含む
ネットワークに接続されているアドレス情報変換装置の
インタフェースの名称を指定し、実際のIPアドレスは
アドレス情報変換を行う前のアドレスを記述し、変換後
IPアドレスはアドレス情報変換後のアドレスを記述す
る。この変換後IPアドレスのフィールドに同図(c)
の定義例に示すように実際のIPアドレスフィールドと
同じアドレスが記述された場合はアドレス情報変換を行
わない。省略した場合は実際のIPアドレスを変換後I
Pアドレスとみなし、アドレス情報変換を行わない。
【0017】送信元アドレス情報位置定義ファイル30
は、図3にそのフォーマットが示されているが、そのフ
ィールドフォーマットが同図(a),(b)からわかる
ように上位プロトコルPDU識別キー(1)に対応して
送信元アドレス位置情報(2)が定義されている。上位
プロトコルPDU識別キー部は上位プロトコルPDUを
識別するための情報が記述されている。送信元アドレス
位置情報は上位プロトコルPDU内の送信元アドレス情
報の格納位置が記述されている。同図(c)の定義例に
示すように、省略、複数指定が可能である。
【0018】宛先アドレス情報位置定義ファイル31
は、図4のそのフォーマットが示されているが、そのフ
ィールドフォーマットが同図(a),(b)からわかる
ように上位プロトコルPDU識別キー(1)に対応して
宛先アドレス位置情報(2)が定義されている。上位プ
ロトコルPDU識別キー部は上位プロトコルPDUを識
別するための情報が記述されている。宛先アドレス位置
情報は上位プロトコルPDU内の宛先アドレス情報の格
納位置が記述されている。同図(c)の定義例に示すよ
うに、省略、複数指定が可能である。
【0019】ルーティング定義ファイル33は、図5に
そのフォーマットが示されているが、このルーティング
定義ファイル33は接続インタフェース名付アドレス情
報変換ルール定義ファイル32に定義されている変換後
IPアドレスに対応する宛先IPアドレスのルーティン
グ情報を格納しているルーティング情報格納手段を構成
しているものである。ルーティング定義ファイル33
は、そのフィールドフォーマットが同図(a),(b)
からわかるように変換後宛先IPアドレス(1)に対応
してゲートウェイ(ルータ)IPアドレス(2)がルー
ティング情報として定義されている。すなわち、宛先I
Pアドレスはルーティング対象となるアドレスを指定す
るものであるが、このとき接続インタフェース名付アド
レス情報変換ルール定義ファイル32の変換後IPアド
レスフィールドで記述したアドレスにする必要がある。
ゲートウェイIPアドレスは、宛先IPアドレス宛ての
パケットの送信先アドレスを指定するものである。
【0020】次に、図6〜図12に示すフローチャート
を参照して、図1に示すアドレス情報変換装置を構成す
る各部の詳細な作用について説明する。
【0021】まず、図6に示すフローチャートを参照し
て、送信元アドレス情報変換用キー情報取得部20の作
用について説明する。
【0022】送信元アドレス情報変換用キー情報取得部
20は、図6に示すように、送信元IPヘッダアドレス
変換部16からパケット情報を受け取り、上位プロトコ
ルPDUを識別するためのキー情報を取得し(ステップ
S41)、必要なキー情報が正常に取得できたかの判定
を行い(ステップS42)、取得できた場合は送信元ア
ドレス情報変換部21へパケット情報とキー情報を渡
し、取得に失敗した場合はルーティング処理部23へパ
ケット情報を渡す。
【0023】キー情報の取得に失敗とは、上位プロトコ
ルPDU内のアドレス情報の変換をする必要がないこと
を意味する。
【0024】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、宛先アドレス情報変換用キー情報取得部24の作用
について説明する。
【0025】宛先アドレス情報変換用キー情報取得部2
4は、図7に示すように、ルーティング処理部23から
パケット情報を受け取り、上位プロトコルPDUを識別
するためのキー情報を取得し(ステップS51)、必要
なキー情報が正常に取得できたかの判定を行い(ステッ
プS52)、取得できた場合は宛先アドレス情報変換部
25へパケット情報とキー情報を渡し、取得に失敗した
場合は宛先IPヘッダアドレス変換部18へパケット情
報を渡す。
【0026】キー情報の取得に失敗とは、上位プロトコ
ルPDU内のアドレス情報の変換をする必要がないこと
を意味する。
【0027】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て、送信元アドレス情報変換部21の作用について説明
する。
【0028】送信元アドレス情報変換部21は、図8に
示すように、送信元アドレス情報変換用キー情報取得部
20からパケット情報と上位プロトコルPDUを識別す
るためのキー情報を受け取り、送信元アドレス情報位置
定義ファイル30を検索して送信元アドレス情報の位置
情報を取得する(ステップS61)。次に、キーと一致
するレコードが定義されているかの判定を行い(ステッ
プS62)、定義されていない場合は変換対象送信元ア
ドレス位置情報検出部22へパケット情報渡す。定義さ
れている場合は、パケットが入力されたインタフェース
入出力部のインタフェース名と送信元アドレス情報の実
際のIPアドレスをキーにして、接続インタフェース名
付アドレス情報変換ルール定義ファイル32を検索する
(ステップS63)。そして、接続インタフェース名付
アドレス情報変換ルール定義ファイルに定義が存在して
いるかどうかの判定を行い(ステップS64)、定義さ
れていない場合はパケット情報を破棄する(ステップS
68)。
【0029】定義されている場合は、一致したレコード
の変換後IPアドレスフィールドの記述が省略されてい
るかの判定を行い(ステップS65)、省略されている
場合はルーティング処理部23へパケット情報を渡す。
記述されている場合は、レコードの実際のIPアドレス
と変換後IPアドレスのフィールドを比較して、同じア
ドレスが記述されているかの判定を行い(ステップS6
6)、記述されている場合は、ルーティング処理部23
へパケット情報を渡す。異なるアドレスが記述されてい
る場合は、接続名インタフェース名付アドレス情報変換
ルール定義ファイル32と取得済みの送信元アドレス情
報の位置情報を使用して上位プロトコルPDU内の送信
元アドレス情報を実際のIPアドレスから変換後IPア
ドレスに変換する。変換後、ルーティング処理部23へ
パケット情報を渡す(ステップS67)。
【0030】次に、図9に示すフローチャートを参照し
て、宛先アドレス情報変換部25の作用について説明す
る。
【0031】宛先アドレス情報変換部25は、図9に示
すように、宛先アドレス情報変換用キー情報取得部24
からパケット情報と上位プロトコルPDUを識別するた
めのキー情報を受け取り、宛先アドレス情報位置定義フ
ァイル31を検索して宛先アドレス情報の位置情報を取
得する(ステップS71)。そして、キーと一致するレ
コードが定義されているかの判定を行い(ステップS7
2)、定義されていない場合は変換対象宛先アドレス位
置情報検出部26へパケット情報とキー情報を渡す。定
義されている場合は、宛先アドレス情報の変換後IPア
ドレスをキーに、接続インタフェース名付アドレス情報
変換ルール定義ファイル32を検索する(ステップS7
3)。そして、キーと一致するレコードが定義されてい
るかの判定を行い(ステップS74)、定義されていな
い場合は、パケット情報を破棄する(ステップS7
9)。
【0032】定義されている場合は、一致したレコード
の変換後IPアドレスフィールドの記述が省略されてい
るかの判定を行い(ステップS75)、省略されている
場合は、ステップS78にパケット情報を渡す。記述さ
れている場合は、レコードの実際のIPアドレスと変換
後IPアドレスのフィールドを比較して、同じアドレス
が記述されているかの判定を行い(ステップS76)、
記述されている場合は、ステップS78にパケット情報
を渡す。別々のアドレスが記述されている場合は、接続
インタフェース名付アドレス情報変換ルール定義ファイ
ル32と取得済みの宛先アドレス情報の位置情報を使用
して、上位プロトコルPDU内の宛先アドレス情報を変
換後IPアドレスから実際のIPアドレスに変換する
(ステップS77)。変換後、レコードのインタフェー
ス名フィールドに記述されている名称と一致するインタ
フェース入出力部からパケットを出力することを決定し
て、宛先IPヘッダアドレス変換部18にパケット情報
を渡す(ステップS78)。
【0033】次に、図10に示すフローチャートを参照
して、変換対象送信元アドレス位置情報検出部22の作
用を説明する。
【0034】変換対象送信元アドレス位置情報検出部2
2は、図10に示すように、送信元アドレス情報変換部
21からパケット情報と上位プロトコルPDUを識別す
るためのキー情報を受け取り、パケット情報の上位プロ
トコルPDU内を全文検索する(ステップS81)。そ
して、送信元アドレス情報を検出できたかの判定を行い
(ステップS82)、検出できなかった場合は、キー情
報のみを送信元アドレス情報位置定義ファイル30に定
義として追加する(ステップS84)。検出した場合
は、キー情報と送信元アドレス情報の格納位置を送信元
アドレス情報位置定義ファイル30に定義として追加す
る(ステップS83)。定義を追加した後はパケット情
報とキー情報を送信元アドレス情報変換部21に渡す。
【0035】次に、図11に示すフローチャートを参照
して、変換対象宛先アドレス位置情報検出部26の作用
について説明する。
【0036】変換対象宛先アドレス位置情報検出部26
は、図11に示すように、宛先アドレス情報変換部25
からパケット情報と上位プロトコルPDUを識別するた
めのキー情報を受け取り、パケット情報の上位プロトコ
ルPDU内を全文検索する(ステップS91)。そし
て、宛先アドレス情報を検出できたかの判定を行い(ス
テップS92)、検出できなかった場合は、キー情報を
宛先アドレス情報位置定義ファイル31に定義として追
加する(ステップS94)。検出した場合は、キー情報
と宛先アドレス情報の格納位置を宛先アドレス情報位置
定義ファイル31に定義として追加する(ステップS9
3)。定義を追加した後はパケット情報とキー情報を宛
先アドレス情報変換部25に渡す。
【0037】次に、図12に示すフローチャートを参照
して、ルーティング処理部23の作用について説明す
る。
【0038】ルーティング処理部23は、図12に示す
ように、送信元アドレス情報変換用キー情報取得部2
0、もしくは送信元アドレス情報変換部21からパケッ
ト情報を受け取り、パケット情報の宛先のIPアドレス
をキーにしてルーティング定義ファイル33を検索する
(ステップS101)。このとき、宛先のIPアドレ
ス、接続インタフェース名付アドレス情報変換ルール定
義ファイル32における変換後IPアドレスでなければ
ならない。
【0039】そして、キーに一致したレコードが定義さ
れているかの判定を行い(ステップS102)、定義さ
れていない場合は、defaultのレコードが定義さ
れているかの判定を行い(ステップS103)、def
aultのレコードが定義されている場合は、パケット
のルーティング先をdefaultのレコードのゲート
ウェイIPアドレスフィールドに記述されているアドレ
スに決定する(ステップS105)。defaultの
レコードが定義されていない場合は、パケット情報を破
棄する(ステップS106)。一致したレコードが定義
されている場合は、パケットのルーティング先をレコー
ドのゲートウェイIPアドレスフィールドに記述されて
いるアドレスに決定する(ステップS104)。ルーテ
ィング先を決定した後は、MACアドレスの解決を行
い、パケット情報を宛先アドレス情報変換用キー情報取
得部24へ渡す(ステップS107)。
【0040】次に、図1に示すアドレス情報変換装置の
全体的作用をコンピュータ1からコンピュータ2への通
信およびコンピュータ2からコンピュータ1への通信で
コンピュータ1とコンピュータ2に同じアドレスが設定
されている状態で相互に通信を行うことができることに
ついて説明する。なお、前提として、コンピュータ1の
実際のIPアドレスは192.168.1.1、変換後
IPアドレスは10.1.1.1、コンピュータ2の実
際のIPアドレスは192.168.1.1、変換後I
Pアドレスは10.2.1.1、インタフェース入出力
部11のインタフェース名はinterface1、イ
ンタフェース入出力部12のインタフェース名はint
erface2とする。
【0041】まず、コンピュータ1からコンピュータ2
に対する通信を説明する。コンピュータ1から送信され
るパケットの送信元IPアドレスは192.168.
1.1、宛先IPアドレスは10.2.1.1となる。
【0042】コンピュータ1から送信されたパケットは
ルータ7を経由してインタフェース入出力部11へ入力
され、OS14を経てチェックサム確認部15へ渡さ
れ、送信元IPヘッダアドレス変換部16でIPヘッダ
内の送信元IPアドレスが変換される。
【0043】送信元アドレス情報変換用キー情報取得部
20でパケット情報から上位プロトコルPDUを識別す
るためのキー情報を取得して、送信元アドレス情報変換
部21へパケット情報とキー情報を渡す。送信元アドレ
ス情報変換部21は、取得したキー情報を元に送信元ア
ドレス情報位置定義ファイル30を検索して、一致した
レコードから送信元アドレス情報の位置情報を取得す
る。
【0044】キー情報に一致するレコードが無い場合
は、パケット情報を変換対象送信元アドレス位置情報検
出部22に渡し、送信元アドレス情報を検出して送信元
アドレス情報位置定義ファイル30に定義を追加してパ
ケット情報とキー情報を送信元アドレス情報変換部21
に返す。
【0045】位置情報を取得した後は、送信元アドレス
情報変換部21は、パケットが入力されたインタフェー
ス入出力部のインタフェース名(インタフェース入出力
部11のインタフェース名:interface1)
と、送信元アドレス情報の実際のIPアドレス(コンピ
ュータ1の実際のIPアドレス:192.168.1.
1)をキーにして接続インタフェース名付アドレス情報
変換ルール定義ファイル32を検索して、一致するレコ
ードとして変換後IPアドレス(10.1.1.1)を
取得する。
【0046】一致したレコードのアドレス情報変換ルー
ルと、取得した送信元アドレス情報の位置情報を元に上
位プロトコルPDU内の送信元アドレス情報を192.
168.1.1から10.1.1.1に変換する。送信
元アドレス情報の変換後、パケット情報をルーティング
処理部23に渡す。ここではルーティング定義ファイル
33からパケットをルータ8へ送信することが決定す
る。
【0047】ルーティング処理が終わると、宛先アドレ
ス情報変換用キー情報取得部24でパケット情報から上
位プロトコルPDUを識別するためのキー情報を取得し
て、宛先アドレス情報変換部25へパケット情報とキー
情報を渡す。ここでは取得したキー情報を元に宛先アド
レス情報位置定義ファイル31を検索して、一致したレ
コードから宛先アドレス情報の位置情報を取得する。
【0048】キー情報に一致するレコードが無い場合は
パケット情報を変換対象宛先アドレス位置情報検出部2
6に渡し、宛先アドレス情報を検出して宛先アドレス情
報位置定義ファイル31に定義を追加してパケット情報
とキー情報を宛先アドレス情報変換部25に返す。
【0049】位置情報を取得した後は、パケットの宛先
である変換後IPアドレス(コンピュータ2の変換後I
Pアドレス:10.2.1.1)をキーにして接続イン
タフェース名付アドレス情報変換ルール定義ファイル3
2を検索して、一致するレコードとして実際のIPアド
レス(192.168.1.1)を取得する。
【0050】一致したレコードのアドレス情報変換ルー
ルと、取得した宛先アドレス情報の位置情報を元に上位
プロトコルPDU内の宛先アドレス情報を10.2.
1.1から192.168.1.1に変換する。
【0051】宛先アドレス情報の変換後、一致したレコ
ードのインタフェース名(インタフェース入出力部12
のインタフェース名:interface2)フィール
ドからパケットの出力先はインタフェース入出力部12
であることが決定する。
【0052】その後、宛先IPヘッダアドレス変換部1
8でIPヘッダ内の宛先アドレスが変換され、チェック
サム変換部19で、IP・UDP/TCPヘッダのチェ
ックサム再計算を行い変換する。OS14を経てインタ
フェース入出力部12から送信元アドレスが10.1.
1.1、宛先アドレスが192.168.1.1のパケ
ットを出力する。出力されたパケットは、ルータ8を経
由してコンピュータ2に送信される。
【0053】次に、コンピュータ2からコンピュータ1
に対する通信がコンピュータ1からコンピュータ2の通
信と同様に可能であることを説明する。コンピュータ2
から送信されるパケットの送信元アドレスは192.1
68.1.1、宛先アドレスは10.1.1.1とな
る。
【0054】コンピュータ2からルータ8を経由してイ
ンタフェース入出力部12へ入力されたパケットは、チ
ェックサム確認部15でチェックサムの確認後、送信元
IPヘッダアドレス変換部16で送信元IPアドレスの
変換を行い、送信元アドレス情報変換用キー情報取得部
20へ渡されてキー情報を取得する。
【0055】送信元アドレス情報変換部21は、接続イ
ンタフェース名付アドレス情報変換ルール定義ファイル
32からパケットが入力されたインタフェース入出力部
のインタフェース名(interface2)、送信元
アドレス情報の実際のIPアドレス(192.168.
1.1)をキーにして一致するレコードを検索する。一
致したレコードのアドレス情報変換ルールと送信元アド
レス情報の位置情報に従い、送信元アドレス情報を19
2.168.1.1から10.2.1.1に変換する。
【0056】変換後、ルーティング処理部23でルータ
7へパケットを送信することが決定する。宛先アドレス
情報変換用キー情報取得部24でキー情報を取得し、宛
先アドレス情報変換部25で接続インタフェース名付ア
ドレス情報変換ルール定義ファイル32から宛先アドレ
ス(10.1.1.1)をキーにして一致するレコード
を検索する。一致したレコードのアドレス情報変換ルー
ルと宛先アドレス情報の位置情報に従い、宛先アドレス
情報を10.1.1.1から192.168.1.1に
変換する。
【0057】変換後、一致したレコードのインタフェー
ス名(interface1)フィールドからパケット
の送出先はインタフェース入出力部11に決定する。宛
先IPヘッダアドレス変換部18で宛先IPアドレスの
変換、チェックサム変換部19でチェックサムの再計算
を行い、インタフェース入出力部11から送信元アドレ
スが10.2.1.1、宛先アドレスが192.16
8.1.1のパケットを出力する。出力されたパケット
は、ルータ7を経由してコンピュータ1に送信される。
【0058】さらに、上記実施形態のアドレス情報変換
装置に図1に示すように3台のコンピュータを接続し
て、それぞれのコンピュータに同じアドレスが設定され
ている場合に上位プロトコルPDU内にアドレス情報を
含む通信が可能であることをコンピュータ1からコンピ
ュータ3への通信で説明する。
【0059】前提として、コンピュータ1の実際のIP
アドレス192.168.1.1、変換後IPアドレス
は10.1.1.1、コンピュータ3の実際のIPアド
レスは192.168.1.1、変換後IPアドレスは
10.3.1.1、インタフェース入出力部11のイン
タフェース名はinterface1、インタフェース
入出力部13のインタフェース名はinterface
3とする。
【0060】コンピュータ1からコンピュータ3に対す
る通信では、コンピュータ1から入力されたパケットの
送信元アドレスは192.168.1.1、宛先アドレ
スは10.3.1.1となる。コンピュータ1から送信
されたパケットはルータ7を経由してインタフェース入
出力部11に入力されて、チェックサム確認部15でチ
ェックサムの確認、送信元IPヘッダアドレス変換部1
6でIPヘッダ内の送信元IPアドレスの変換を行い、
送信元アドレス情報変換用キー情報取得部20でキー情
報を取得して、送信元アドレス情報変換部21でパケッ
ト情報が入力されたインタフェース入出力部のインタフ
ェース名(インタフェース入出力部11のインタフェー
ス名:interface1)、送信元アドレス情報の
実際のIPアドレス(コンピュータ1の実際のIPアド
レス:192.168.1.1)をキーにして接続イン
タフェース名付アドレス情報変換ルール定義ファイル3
2を検索して、一致するレコードを取得する。そして、
一致したレコードに従い上位プロトコルPDU内の送信
元アドレス情報を192.168.1.1から10.
1.1.1に変換する。
【0061】変換後はルーティング処理部23で、ルー
ティング定義ファイル33からパケットをルータ9へ送
信することが決定する。その後、宛先アドレス情報変換
用キー情報取得部24でキー情報を取得して、宛先アド
レス情報変換部25で宛先アドレス情報の変換後IPア
ドレス(コンピュータ3の変換後IPアドレス:10.
3.1.1)をキーにして接続インタフェース名付アド
レス情報変換ルール定義ファイル32を検索して、一致
するレコードを取得する。一致したレコードに従い上位
プロトコルPDU内の宛先アドレス情報を10.3.
1.1から192.168.1.1に変換する。一致し
たレコードのインタフェース名フィールド(インタフェ
ース入出力部20のインタフェース名:interfa
ce3)からパケットの出力先はインタフェース入出力
部13であることが決定する。
【0062】宛先IPヘッダアドレス変換部18でIP
ヘッダ内の宛先IPアドレスの変換、チェックサム変換
部19でIP・UDP/TCPヘッダのチェックサム再
計算を行い、インタフェース入出力部13から送信元ア
ドレスが10.1.1.1、宛先アドレスが192.1
68.1.1のパケットを出力する。出力されたパケッ
トは、ルータ9を経由してコンピュータ3に送信され
る。
【0063】また、コンピュータ3からコンピュータ1
へも同様にアドレス情報の変換を行い通信可能である。
コンピュータ2からコンピュータ3、あるいはコンピュ
ータ3からコンピュータ2への通信も同様に行うことが
可能である。
【0064】よって、3台のコンピュータを接続し、そ
れぞれのコンピュータに同じアドレスが設定させている
場合も相互の通信が可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各ネットワーク用インタフェース毎に実際のIPアドレ
スと変換後IPアドレスとの対応を対応アドレス格納手
段に格納し、パケットをインタフェースで受信すると、
このパケットの送信元アドレスと受信インタフェースに
基づき対応アドレス格納手段を検索し、送信元アドレス
の変換後IPアドレスを取得し、パケットの宛先アドレ
スで対応アドレス格納手段を検索し、宛先アドレスの実
際のIPアドレスおよびインタフェース情報を取得し、
このインタフェースからネットワークに向けて、宛先ア
ドレスを実際のIPアドレスとし、送信元アドレスを変
換後IPアドレスとしたパケットを送信するので、異な
るネットワークに接続された同じプライベートアドレス
を有する複数のコンピュータ間の相互通信でも1台のア
ドレス情報変換装置で適確に行うことができるととも
に、異なる3つ以上のネットワークにそれぞれ接続され
た複数のコンピュータ間の通信でも1台のアドレス情報
変換装置で適確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアドレス情報変換装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すアドレス情報変換装置に使用されて
いる接続インタフェース名付アドレス情報変換ルール定
義ファイルの構成を示す図である。
【図3】図1に示すアドレス情報変換装置に使用されて
いる送信元アドレス情報位置定義ファイルの構成を示す
図である。
【図4】図1に示すアドレス情報変換装置に使用されて
いる宛先アドレス情報位置定義ファイルの構成を示す図
である。
【図5】図1に示すアドレス情報変換装置に使用されて
いるルーティング定義ファイルの構成を示す図である。
【図6】図1に示すアドレス情報変換装置に使用されて
いる送信元アドレス情報変換用キー情報取得部の作用を
示すフローチャートである。
【図7】図1に示すアドレス情報変換装置に使用されて
いる宛先アドレス情報変換用キー情報取得部の作用を示
すフローチャートである。
【図8】図1に示すアドレス情報変換装置に使用されて
いる送信元アドレス情報変換部の作用を示すフローチャ
ートである。
【図9】図1に示すアドレス情報変換装置に使用されて
いる宛先アドレス情報変換部の作用を示すフローチャー
トである。
【図10】図1に示すアドレス情報変換装置に使用され
ている変換対象送信元アドレス位置情報検出部の作用を
示すフローチャートである。
【図11】図1に示すアドレス情報変換装置に使用され
ている変換対象宛先アドレス位置情報検出部の作用を示
すフローチャートである。
【図12】図1に示すアドレス情報変換装置に使用され
ているルーティング処理部の作用を示すフローチャート
である。
【図13】従来のアドレス情報変換装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1−3 コンピュータ 4−6 ネットワーク 7−9 ルータ 11−13 インタフェース入出力部 16 送信元IPヘッダアドレス変換部 17 ルーティング処理付上位プロトコルPDU内アド
レス情報相互変換部 18 宛先IPヘッダアドレス変換部 20 送信元アドレス情報変換用キー情報取得部 21 送信元アドレス情報変換部 22 変換対象送信元アドレス位置情報検出部 23 ルーティング処理部 24 宛先アドレス情報変換用キー情報取得部 25 宛先アドレス情報変換部 26 変換対象宛先アドレス位置情報検出部 30 送信元アドレス情報位置定義ファイル 31 宛先アドレス情報位置定義ファイル 32 接続インタフェース名付アドレス情報変換ルール
定義ファイル 33 ルーティング定義ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 HA08 HD09 KA05 5K033 CB09 CC01 DA05 DB18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数のネットワークにそれぞれ各
    ネットワーク用のインタフェースを介して接続される複
    数のコンピュータ間の通信において、送信元コンピュー
    タから送信先コンピュータ送信するパケットをそれぞれ
    のネットワーク用のインタフェースを介して、該当パケ
    ットの送信元アドレスおよび宛先アドレスを変換するア
    ドレス変換装置であって、 各ネットワーク用インタフェース毎に該当インタフェー
    スから入力されるパケットの実際のIPアドレスとその
    インタフェース名を、変換後のIPアドレスとの対応付
    けた情報を格納している対応アドレス格納手段と、 送信元コンピュータにおいて送信元アドレスを実際のI
    Pアドレスで定義し、宛先アドレスを変換後のIPアド
    レスで定義したパケットをネットワークを介して該当イ
    ンタフェースで受信した場合、前記インタフェースに基
    づき、前記対応アドレス格納手段を検索し、該当インタ
    フェースおよび送信元アドレスに対応する当該送信元ア
    ドレスの変換後IPアドレスを取得する変換後送信元I
    Pアドレス取得手段と、 この取得したパケットのデータ部から実際の送信元IP
    アドレスを検索し、そのパケットを識別するための識別
    情報と、送信元IPアドレスが格納されているパケット
    内位置情報を格納している変換対象送信元アドレス位置
    情報格納手段と、 この取得したパケットのデータ部に格納されている送信
    元IPアドレス情報を、このパケットを識別するための
    識別情報に基づき、前記の変換対象送信元アドレス位置
    情報格納手段を検索し、該当位置にあるアドレス情報を
    上記送信元変換後IPアドレス取得手段で取得した変換
    後IPアドレスに置き換える送信元アドレス変換手段
    と、 この取得したパケットの宛先アドレスで前記対応アドレ
    ス格納手段を検索し、該当宛先アドレスの実際のIPア
    ドレスおよび送信先のインタフェース名を取得する実宛
    先IPアドレス取得手段と、 この取得したパケットのデータ部から変換後の宛先IP
    アドレスを検索し、そのパケットを識別するための識別
    情報と、変換後の宛先IPアドレスが格納されているパ
    ケット内位置情報を格納している変換対象宛先アドレス
    位置情報格納手段と、 この取得したパケットのデータ部に格納されている宛先
    IPアドレス情報を、このパケットを識別するための識
    別情報に基づき、前記の変換対象宛先アドレス位置情報
    格納手段を検索し、該当位置にあるアドレス情報を上記
    実宛先IPアドレス取得手段で取得した実際のIPアド
    レスに置き換える宛先アドレス変換手段と、 この取得したパケットに対して、上記実宛先IPアドレ
    ス取得手段で取得したインタフェース名を持つインタフ
    ェースから該当インタフェースに接続されているネット
    ワークに向けて、送信元アドレスを前記送信元アドレス
    変換手段で変換した変換後IPアドレスとし、宛先アド
    レスを前記宛先アドレス変換手段で変換した実際のIP
    アドレスとしたパケットを送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とするアドレス情報変換装置。
JP2001105881A 2001-04-04 2001-04-04 アドレス情報変換装置 Pending JP2002305528A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007535290A (ja) * 2004-04-27 2007-11-29 インテル・コーポレーション 2段階の可動性を実現する電子機械駆動体

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