JP2002304898A - 半導体テスト方法および半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体テスト方法および半導体集積回路装置

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JP2002304898A
JP2002304898A JP2001108319A JP2001108319A JP2002304898A JP 2002304898 A JP2002304898 A JP 2002304898A JP 2001108319 A JP2001108319 A JP 2001108319A JP 2001108319 A JP2001108319 A JP 2001108319A JP 2002304898 A JP2002304898 A JP 2002304898A
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test
memory cell
sram
level
storage circuit
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Yukie Fukushima
雪江 福嶋
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスト時間が短くて済む半導体テスト方法を
提供する。 【解決手段】 多層メモリIC1のファイナルテストに
おいて、SRAMチップ2のテストとフラッシュメモリ
チップ3のテストを並列に行なう。たとえばSRAMチ
ップ2のホールドテストのデータ保持期間内にフラッシ
ュメモリチップ3のテストを行なう。したがって、フラ
ッシュメモリチップ3のテストの終了後にSRAMチッ
プ2のテストを行なっていた従来に比べ、テスト時間が
短くて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体テスト方法
および半導体集積回路装置に関し、特に、第1のメモリ
セルを有する第1の記憶回路と、第1のメモリセルと異
なる形式の第2のメモリセルを有する第2の記憶回路と
を備えた半導体集積回路装置と、そのような半導体集積
回路装置をテストする半導体テスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スタティックランダムアクセ
スメモリ(以下、SRAMと称す)のような半導体メモ
リでは、出荷後比較的早期に不良が発生する初期不良品
を排除するため、出荷前に通常よりも厳しい条件で種々
のテストが行なわれている。これは、SRAMチップ、
フラッシュメモリチップなどの複数のメモリチップを1
つのパッケージ内に収容した多層メモリICでも同様で
ある。
【0003】図7は、SRAMチップとフラッシュメモ
リチップを1つのパッケージ内に収容した多層メモリI
Cのファイナルテスト(量産試験)の工程を示すフロー
チャートである。図7において、このファイナルテスト
では、ステップS11でテスト対象の多層メモリICを
受け入れ、ステップS12でバーンイン前テストを行な
い、ステップS13でバーンインテストを行なう。バー
ンイン前テスト(ステップS12)、バーンインテスト
(ステップS13)、低温テスト(ステップS13a)
および高温テスト(ステップS13b)の各々では、ま
ずフラッシュメモリチップのテストが行なわれ、その終
了後にSRAMチップのテストが行なわれる。バーンイ
ンテストの後はテスト後工程(ステップS14)を経て
ファイナルテストが終了し、不良品は廃棄され、良品は
出荷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のテスト
方法では、近年におけるメモリICのメモリ容量の増加
やテスト内容の複雑化により、テスト時間が長くなり、
テストコストが高くなるという問題があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、テ
スト時間が短くて済む半導体テスト方法および半導体集
積回路装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体テ
スト方法は、第1のメモリセルを有する第1の記憶回路
と、第1のメモリセルと異なる形式の第2のメモリセル
を有する第2の記憶回路とを備えた半導体集積回路装置
をテストする半導体テスト方法であって、第1および第
2の記憶回路のうちの一方の記憶回路のテスト中に他方
の記憶回路をテストするものである。
【0007】好ましくは、第1の記憶回路はSRAMで
あり、SRAMの電源電圧が通常動作時よりも低レベル
に設定されて第1のメモリセルのデータ保持能力がテス
トされている期間に第2の記憶回路をテストする。
【0008】また好ましくは、第1の記憶回路はSRA
Mであり、SRAMをスタンバイ状態にして第2の記憶
回路をテストしている期間にSRAMのスタンバイ状態
に関連するテストを行なう。
【0009】また好ましくは、第2の記憶回路はフラッ
シュメモリである。また、この発明に係る半導体集積回
路装置は、通常動作時は第1のレベルにされテスト時は
第1のレベルよりも低い第2のレベルにされる第1の電
源電圧によって駆動され、第1のメモリセルと、その第
1のメモリセルから読出されたデータ信号を第1の出力
ノードに伝達させる第1の出力バッファとを含む第1の
記憶回路と、第1のレベルを有する第2の電源電圧によ
って駆動され、第1のメモリセルと異なる形式の第2の
メモリセルと、その第2のメモリセルから読出されたデ
ータ信号を第2の出力ノードに伝達させる第2の出力バ
ッファとを含む第2の記憶回路と、その一方電極が第1
の出力ノードに接続され、通常動作時は導通し、テスト
時は非導通になるスイッチング素子と、スイッチング素
子の他方電極と第2の出力ノードとに接続され、第1お
よび第2のメモリセルから読出されたデータ信号を外部
に出力するためのデータ出力端子とを備えたものであ
る。
【0010】また好ましくは、第1の記憶回路はSRA
Mであり、テスト時は第1のメモリセルのデータ保持能
力がテストされる。
【0011】また好ましくは、第2の記憶回路はフラッ
シュメモリである。
【0012】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1による多層メモリIC1の構成を概略
的に示す図である。
【0013】図1において、この多層メモリIC1で
は、SRAMチップ2およびフラッシュメモリチップ3
が上下に積層されてパッケージ4内に封止されている。
パッケージ4の周辺部には複数(図1では図面の簡単化
のため2つのみが代表的に示されている)の外部ピン
5,6が設けられている。外部ピン5,6は、ボンディ
ングワイヤを介してチップ2,3のうちの少なくとも一
方に接続されている。
【0014】図2は、この多層メモリIC1のファイナ
ルテストの工程を示すフローチャートである。図2にお
いて、このファイナルテストでは、ステップS1でテス
ト対象の多層メモリIC1を受け入れ、ステップS2で
SRAMチップ2とフラッシュメモリチップ3のバーン
イン前テストを並列に行ない、ステップS3でSRAM
チップ2とフラッシュメモリチップ3のバーンインテス
トを並列に行なう。すなわち、低温テスト(ステップS
3a)および高温テスト(ステップS3b)の各々にお
いて、SRAMチップ2とフラッシュメモリチップ3を
並列にテストする。バーンインテストの終了後はテスト
後工程(ステップS4)を経てファイナルテストが終了
し、不良品は廃棄され、良品は出荷される。
【0015】ステップS2,S3a,S3bの各テスト
では種々のファンクション動作テストが行なわれるが、
ここではSRAMチップ2のデータ保持能力をテストす
るホールドテストについて説明する。
【0016】図3は、SRAMチップ2のメモリセルM
Cの構成を示す回路図である。図3において、このメモ
リセルMCは、負荷抵抗素子11,12、ドライバトラ
ンジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)13,1
4、アクセストランジスタ(NチャネルMOSトランジ
スタ)15,16、および記憶ノードN1,N2を含
み、ワード線WLとビット線対BL,/BLとの交差部
に配置されている。
【0017】書込動作時は、書込データに応じてビット
線BL,/BLのうちの一方のビット線(たとえばB
L)が「H」レベルにされ他方のビット線(この場合は
/BL)が「L」レベルにされる。ワード線WLが選択
レベルの「H」レベルに立上げられると、NチャネルM
OSトランジスタ15,16が導通して記憶ノードN
1,N2がそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルに
なる。これにより、NチャネルMOSトランジスタ13
が非導通になるとともにNチャネルMOSトランジスタ
14が導通し、記憶ノードN1,N2のレベルがラッチ
される。ワード線WLが非選択レベルの「L」レベルに
立下げられると、NチャネルMOSトランジスタ15,
16が非導通になる。SRAM電源電位VDDSのライ
ンから負荷抵抗素子11,12を介して記憶ノードN
1,N2に流入する電流により、記憶ノードN1,N2
のレベルすなわちデータが保持される。
【0018】読出動作時は、まずビット線BL,/BL
がともに「H」レベルにプリチャージされる。ワード線
WLが選択レベルの「H」レベルに立上げられると、N
チャネルMOSトランジスタ15,16が導通し、ビッ
ト線/BLからNチャネルMOSトランジスタ16,1
4を介して接地電位VSSのラインに電流が流出してビ
ット線/BLの電位が低下する。一方、NチャネルMO
Sトランジスタ13は非導通になっているので、ビット
線BLの電位は変化しない。ビット線BLと/BLの電
位を比較することにより、メモリセルMCの記憶データ
を読出すことができる。なお、SRAMチップ2には、
このようなメモリセルMCが行列状に多数設けられてお
り、各メモリセルMCには固有のアドレスが割当てられ
ている。
【0019】図4は、SRAMチップ2のホールドテス
トを示すタイムチャートである。図4において、このホ
ールドテストの書込期間では、SRAM電源電位VDD
Sは通常のレベルに設定されるとともに、SRAMチッ
プイネーブル信号♯CEが活性化レベルの「L」レベル
にされてSRAMチップ2はアクティブ状態にされる。
この書込期間では、SRAMチップ2の各メモリセルM
Cに所定のデータが書込まれる。
【0020】書込期間の終了後、所定の立下がり時間T
fをかけてSRAM電源電位VDDSを通常のレベルよ
りも低いデータ保持レベルに設定するとともに、SRA
Mチップイネーブル信号♯CEを非活性化レベルの
「H」レベルにしてSRAMチップ2をスタンバイ状態
にし、データ保持期間に入る。データ保持期間では、S
RAMチップ2はこの状態で放置される。SRAM電源
電位VDDSを低くすると、図3に示した負荷抵抗素子
11,12を流れる電流が小さくなり、データ保持能力
の低いメモリセルMCでは記憶データが消失/反転す
る。
【0021】一方、このデータ保持期間内にフラッシュ
メモリチップ3において種々のテストが行なわれる。な
お、フラッシュメモリチップ3は、SRAMチップ2と
同様に、行列状に配列された複数のメモリセルMC′を
含み、各メモリセルMC′には固有のアドレスが割当て
られている。メモリセルMC′は、図5に示すように、
半導体基板17のウェル17wの表面の上方に絶縁層を
介して浮遊ゲート18を形成し、さらにその上方に絶縁
層を介して制御ゲート19を形成し、ゲート18,19
の両側のウェル17wの表面にそれぞれソース17sお
よびドレイン17dを形成したものである。ウェル17
w、ソース17s、ドレイン17dおよび制御ゲート1
9の電位を制御することにより、メモリセルMC′のし
きい値電位を「H」レベルまたは「L」レベルに設定
し、データを書込む。読出動作時は、ウェル17w、ソ
ース17s、ドレイン17dおよび制御ゲート19に所
定の電位を印加し、ソース17sおよびドレイン17d
間の電流を検出することにより、データを読出す。
【0022】図4に戻って、データ保持期間の終了後、
所定の立上がり時間TrをかけてSRAM電源電位VD
DSをデータ保持レベルから通常のレベルに上げるとと
もにSRAMチップイネーブル信号♯CEを活性化レベ
ルの「L」レベルにしてSRAMチップ2をアクティブ
状態にし、読出期間に入る。読出期間では、各メモリセ
ルMCのデータを読出し、読出データと書込データを比
較する。読出データと書込データが一致している場合は
そのメモリセルMCは通常であると判定し、読出データ
と書込データが一致していない場合はそのメモリセルM
Cは不良であると判定する。全メモリセルMCの判定が
終了すると、SRAMチップ2のテストが終了する。
【0023】この実施の形態1では、SRAMチップ2
のホールドテストのデータ保持期間内にフラッシュメモ
リチップ3のテストを行なうので、SRAMチップ2の
テストの終了後にフラッシュメモリチップ3のテストを
行なっていた従来に比べ、テスト時間が短くて済む。
【0024】また、フラッシュメモリチップ3のテスト
終了後にSRAMチップ2のホールドテストのデータ保
持期間を終了するので、ファイナルテストの長時間化を
避けるためホールドテストのデータ保持期間を可能な限
り短くしていた従来に比べ、ホールドテストのデータ保
持期間を長くすることができ、より厳しいテストを行な
うことができる。
【0025】なお、この実施の形態1では、SRAMチ
ップ2のホールドテストのデータ保持期間内にフラッシ
ュメモリチップ3のテストを行なうことを例示したが、
これに限るものではなく、SRAMチップ2およびフラ
ッシュメモリチップ3のうちの一方のテスト中に他方の
テストを行なうことはすべてこの発明に含まれる。たと
えば、フラッシュメモリチップ3のテスト期間中にSR
AMチップ2をスタンバイ状態にし、SRAMチップ2
をスタンバイ状態にするための機能をチェックしたり、
SRAMチップ2のスタンバイ電流を検出してもよい。
【0026】[実施の形態2]図6は、この発明の実施
の形態2による多層メモリICの要部を示す回路ブロッ
ク図である。図6において、この多層メモリICは、図
1の多層メモリIC1と同様に、SRAMチップ2、フ
ラッシュメモリチップ3、および外部ピン5,6を備え
る。SRAMチップ2はSRAM電源電位VDDSおよ
び接地電位VSSで駆動され、フラッシュメモリチップ
3はフラッシュメモリ電源電位VDDFおよび接地電位
VSSで駆動される。電源電位VDDSとVDDFは、
異なる外部ピン(図示せず)から印加される。通常動作
時はVDDS=VDDF=V1となり、ホールドテスト
時はVDDS=V2<V1,VDDF=V1となる。
【0027】SRAMチップ2は、内部回路20、出力
バッファ21、NチャネルMOSトランジスタ28およ
びDQパッド29を含む。内部回路20は、読出動作時
は、メモリセルMCから読出したデータ信号DOSを出
力バッファ21に与えるとともに、所定のタイミングで
出力許可信号OESを活性化レベルの「H」レベルにす
る。出力バッファ21は、PチャネルMOSトランジス
タ22,23、NチャネルMOSトランジスタ24,2
5およびインバータ26,27を含む。MOSトランジ
スタ22〜25は、SRAM電源電位VDDSのライン
と接地電位VSSのラインとの間に直列接続される。出
力許可信号OESは、インバータ26を介してPチャネ
ルMOSトランジスタ22のゲートに入力されるととも
に、NチャネルMOSトランジスタ25のゲートに直接
入力される。データ信号DOSは、インバータ27を介
してMOSトランジスタ23,24のゲートに入力され
る。MOSトランジスタ23,24のドレインが出力バ
ッファ21の出力ノードN21となる。
【0028】出力許可信号OESが活性化レベルの
「H」レベルにされると、MOSトランジスタ22,2
5が導通して出力バッファ21が活性化される。データ
信号DOSが「H」レベルの場合は、NチャネルMOS
トランジスタ24が非導通になるとともにPチャネルM
OSトランジスタ23が導通し、出力ノードN21が
「H」レベルになる。データ信号DOSが「L」レベル
の場合は、PチャネルMOSトランジスタ23が非導通
になるとともにNチャネルMOSトランジスタ24が導
通し、出力ノードN21が「L」レベルになる。出力許
可信号OESが非活性化レベルの「L」レベルにされる
と、MOSトランジスタ22,25が非導通になり、出
力バッファ21が非活性化される。
【0029】NチャネルMOSトランジスタ28は、出
力バッファ21の出力ノードN21とDQパッド29と
の間に接続され、そのゲートは外部ピン6に接続され
る。外部ピン6は、テスト信号/TEを受ける。DQパ
ッド29は、ボンディングワイヤを介して外部ピン(デ
ータ入出力ピン)5に接続される。
【0030】通常動作時は、テスト信号/TEが非活性
化レベルの「H」レベルにされ、NチャネルMOSトラ
ンジスタ28が導通して出力バッファ21の出力ノード
N21と外部ピン5とが結合される。ホールドテスト時
は、テスト信号/TEが活性化レベルの「L」レベルに
され、NチャネルMOSトランジスタ28が非導通にな
って出力バッファ21の出力ノードN21と外部ピン5
とが切り離される。
【0031】一方、フラッシュメモリチップ3は、内部
回路30、出力バッファ31およびDQパッド38を含
む。内部回路30は、読出動作時は、メモリセルMC′
から読出したデータ信号DOFを出力バッファ31に与
えるとともに、所定のタイミングで出力許可信号OEF
を活性化レベルの「H」レベルにする。出力バッファ3
1は、PチャネルMOSトランジスタ32,33、Nチ
ャネルMOSトランジスタ34,35およびインバータ
36,37を含む。MOSトランジスタ32〜35は、
フラッシュメモリ電源電位VDDFのラインと接地電位
VSSのラインとの間に直列接続される。出力許可信号
OEFは、インバータ36を介してPチャネルMOSト
ランジスタ32のゲートに入力されるとともに、Nチャ
ネルMOSトランジスタ35のゲートに直接入力され
る。データ信号DOFは、インバータ37を介してMO
Sトランジスタ33,34のゲートに入力される。MO
Sトランジスタ33,34のドレインが出力バッファ3
1の出力ノードN31となる。
【0032】出力許可信号OEFが活性化レベルの
「H」レベルにされると、MOSトランジスタ32,3
5が導通して出力バッファ31が活性化される。データ
信号DOFが「H」レベルの場合は、NチャネルMOS
トランジスタ34が非導通になるとともにPチャネルM
OSトランジスタ33が導通し、出力ノードN31が
「H」レベルになる。データ信号DOFが「L」レベル
の場合は、PチャネルMOSトランジスタ33が非導通
になるとともにNチャネルMOSトランジスタ34が導
通し、出力ノードN31が「L」レベルになる。出力許
可信号OEFが非活性化レベルの「L」レベルにされる
と、MOSトランジスタ32,35が非導通になり、出
力バッファ31が非活性化される。出力バッファ31の
出力ノードN31はDQパッド38に接続され、DQパ
ッド38はボンディングワイヤを介して外部ピン5に接
続される。
【0033】次に、この多層メモリICの動作について
説明する。通常動作時は、テスト信号/TEが非活性化
レベルの「H」レベルにされ、NチャネルMOSトラン
ジスタ28が導通する。SRAMチップ2のデータ出力
時は、出力許可信号OESが活性化レベルの「H」レベ
ルにされて出力バッファ21が活性化され、フラッシュ
メモリチップ3のデータ出力時は、出力許可信号OEF
が活性化レベルの「H」レベルにされて出力バッファ3
1が活性化される。出力バッファ21と31の両方が同
時に活性化されることはない。
【0034】ホールドテスト時は、テスト信号/TEが
活性化レベルの「L」レベルにされ、NチャネルMOS
トランジスタ28が非導通になる。また、SRAM電源
電位VDDSが通常のレベルよりも低いデータ保持レベ
ルにされるとともに、SRAMチップ2はスタンバイ状
態にされて出力許可信号OESは非活性化レベルの
「L」レベルに固定される。一方、フラッシュメモリチ
ップ3はアクティブ状態にされ、種々のテストが行なわ
れ、データの出力も行なわれる。
【0035】このとき、もしNチャネルMOSトランジ
スタ28がなく、SRAMチップ2の出力バッファ21
の出力ノードN21とDQパッド29とが直接接続され
ている場合は、フラッシュメモリ電源電位VDDFがS
RAM電源電位VDDSよりも高いので、たとえPチャ
ネルMOSトランジスタ22,23のゲート電位が
「H」レベル(VDDS)にされている場合でも、外部
ピン5が「H」レベル(VDDF)にされた場合は、P
チャネルMOSトランジスタ22,23が導通してしま
う。このため、SRAM電源電位VDDSが通常レベル
まで上昇してしまい、低電源電位下でのデータ保持能力
をテストするホールドテストの目的を達成することがで
きなくなる。
【0036】しかし、この実施の形態2では、Nチャネ
ルMOSトランジスタ28を設け、ホールドテスト時は
NチャネルMOSトランジスタ28を非導通にするの
で、ホールドテスト中に外部ピン5がVDDFにされた
場合でも、SRAM電源電位VDDSが上昇することが
ない。
【0037】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体テ
スト方法では、第1のメモリセルを有する第1の記憶回
路と、第1のメモリセルと異なる形式の第2のメモリセ
ルを有する第2の記憶回路とのうちの一方の記憶回路の
テスト中に他方の記憶回路のテストを行なう。したがっ
て、第1および第2の記憶回路のうちの一方の記憶回路
のテストが終了した後に他方の記憶回路のテストを行な
っていた従来に比べ、テスト時間が短くて済む。
【0039】好ましくは、第1の記憶回路はSRAMで
あり、SRAMの電源電圧が通常動作時よりも低レベル
に設定されて第1のメモリセルのデータ保持能力がテス
トされている期間に第2の記憶回路をテストする。この
場合は、第2の記憶回路のテスト期間中第1のメモリセ
ルのデータ保持能力をテストすればよいので、テスト時
間の短縮化のため第1のメモリセルのテスト時間を必要
最小限の時間に設定した従来に比べ、第1のメモリセル
についてより厳しいテストを行なうことができる。
【0040】また好ましくは、第1の記憶回路はSRA
Mであり、SRAMをスタンバイ状態にして第2の記憶
回路をテストしている期間にSRAMのスタンバイ状態
に関連するテストを行なう。この場合は、第2の記憶回
路のテスト中はSRAMをスタンバイ状態にして放置し
ていた従来に比べ、テスト時間が短くて済む。
【0041】また好ましくは、第2の記憶回路はフラッ
シュメモリである。この場合は、電源を遮断してもフラ
ッシュメモリのデータは消滅しない。
【0042】また、この発明に係る半導体集積回路装置
では、通常動作時は第1のレベルにされテスト時は第1
のレベルよりも低い第2のレベルにされる第1の電源電
圧によって駆動され、第1のメモリセルと、その第1の
メモリセルから読出されたデータ信号を第1の出力ノー
ドに伝達させる第1の出力バッファとを含む第1の記憶
回路と、第1のレベルを有する第2の電源電圧によって
駆動され、第1のメモリセルと異なる形式の第2のメモ
リセルと、その第2のメモリセルから読出されたデータ
信号を第2の出力ノードに伝達させる第2の出力バッフ
ァとを含む第2の記憶回路と、その一方電極が第1の出
力ノードに接続され、通常動作時は導通し、テスト時は
非導通になるスイッチング素子と、スイッチング素子の
他方電極と第2の出力ノードとに接続され、第1および
第2のメモリセルから読出されたデータ信号を外部に出
力するためのデータ出力端子とが設けられる。したがっ
て、テスト時は第1の出力バッファとデータ出力端子と
の間が電気的に切り離されるので、第2の電源電圧のラ
インから第2の出力バッファ、データ出力端子および第
1の出力バッファを介して第1の電源電圧のラインに電
流が流入し、第1の電源電圧が上昇することが防止され
る。よって、第1の記憶回路のテスト中に第2の記憶回
路のテストを行なうことができ、テスト時間が短くて済
む。
【0043】好ましくは、第1の記憶回路はSRAMで
あり、テスト時は第1のメモリセルのデータ保持能力が
テストされる。この場合は、SRAMのテスト中に第1
の電源電圧が上昇してSRAMのテストが失敗に終わる
ことが防止される。
【0044】また好ましくは、第2の記憶回路はフラッ
シュメモリである。この場合は、電源を遮断してもフラ
ッシュメモリのデータは消滅しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による多層メモリI
Cの構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示した多層メモリICのファイナルテ
ストを示すフローチャートである。
【図3】 図1に示したSRAMチップに含まれるメモ
リセルの構成を示す回路図である。
【図4】 図1に示したSRAMチップについて行なわ
れるホールドテストを示すタイムチャートである。
【図5】 図1に示したフラッシュメモリチップに含ま
れるメモリセルの構成を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による多層メモリI
Cの要部を示す回路ブロック図である。
【図7】 従来の多層メモリICのファイナルテストを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 多層メモリIC、2 SRAMチップ、3 フラッ
シュメモリチップ、4パッケージ、5,6 外部ピン、
11,12 抵抗素子、13〜16,24,25,2
8,34,35 NチャネルMOSトランジスタ、N
1,N2 記憶ノード、MC,MC′ メモリセル、W
L ワード線、BL,/BL ビット線対、17 半導
体基板、17w ウェル、17s ソース、17d ド
レイン、18 浮遊ゲート、19 制御ゲート、20,
30 内部回路、21,31 出力バッファ、22,2
3,32,33 PチャネルMOSトランジスタ、2
6,27,36,37 インバータ、29,38 DQ
パッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/16 330 G11C 17/00 D 5B025 G11C 11/413 11/34 341D 5L106 16/02 17/00 601Z 17/00 G01R 31/28 B V Fターム(参考) 2G003 AA08 AC03 AF06 AH04 2G132 AA08 AB03 AC02 AH01 AK11 AL09 5B003 AA03 AC00 AD02 AE04 5B015 KB33 MM07 PP06 QQ01 RR01 RR07 5B018 GA03 HA01 JA22 QA13 5B025 AD16 AE09 5L106 AA02 AA10 DD00 DD35

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のメモリセルを有する第1の記憶回
    路と、前記第1のメモリセルと異なる形式の第2のメモ
    リセルを有する第2の記憶回路とを備えた半導体集積回
    路装置をテストする半導体テスト方法であって、 前記第1および第2の記憶回路のうちの一方の記憶回路
    のテスト中に他方の記憶回路をテストする、半導体テス
    ト方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶回路はSRAMであり、 前記SRAMの電源電圧が通常動作時よりも低レベルに
    設定されて第1のメモリセルのデータ保持能力がテスト
    されている期間に前記第2の記憶回路をテストする、請
    求項1に記載の半導体テスト方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の記憶回路はSRAMであり、 前記SRAMをスタンバイ状態にして前記第2の記憶回
    路をテストしている期間に前記SRAMのスタンバイ状
    態に関連するテストを行なう、請求項1に記載の半導体
    テスト方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の記憶回路はフラッシュメモリ
    である、請求項2または請求項3に記載の半導体テスト
    方法。
  5. 【請求項5】 半導体集積回路装置であって、 通常動作時は第1のレベルにされテスト時は前記第1の
    レベルよりも低い第2のレベルにされる第1の電源電圧
    によって駆動され、第1のメモリセルと、該第1のメモ
    リセルから読出されたデータ信号を第1の出力ノードに
    伝達させる第1の出力バッファとを含む第1の記憶回
    路、 前記第1のレベルを有する第2の電源電圧によって駆動
    され、前記第1のメモリセルと異なる形式の第2のメモ
    リセルと、該第2のメモリセルから読出されたデータ信
    号を第2の出力ノードに伝達させる第2の出力バッファ
    とを含む第2の記憶回路、 その一方電極が前記第1の出力ノードに接続され、前記
    通常動作時は導通し、前記テスト時は非導通になるスイ
    ッチング素子、および前記スイッチング素子の他方電極
    と前記第2の出力ノードとに接続され、前記第1および
    第2のメモリセルから読出されたデータ信号を外部に出
    力するためのデータ出力端子を備える、半導体集積回路
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の記憶回路はSRAMであり、 前記テスト時は前記第1のメモリセルのデータ保持能力
    がテストされる、請求項5に記載の半導体集積回路装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2の記憶回路はフラッシュメモリ
    である、請求項6に記載の半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305638A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Nec Electronics Corp 半導体集積回路及びそのテスト方法
JP2008192271A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Nec Electronics Corp 半導体装置及びそのテスト方法

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