JP2002304405A - Xmlデータをロードする方法及びシステム - Google Patents
Xmlデータをロードする方法及びシステムInfo
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Abstract
ーダを提供すること。 【解決手段】 XMLデータ・ローダは、ロードされる
XML文書の各タイプのSQLを生成する拡張可能なア
ーキテクチャを提供し、プロセスのマルチスレッド処理
と分離を利用して、XMLファイルを解析し、データベ
ースを更新する。この方法及びシステムは、オブジェク
ト指向プログラミング手法により、データベースにロー
ドされる各XMLファイルの、XMLデータ・ローダの
新しいインスタンスを生成する。従って、多くのXML
データ・ファイルを同時に処理してロードすることがで
きるので、システムの所要メモリは少なくなり、システ
ムの信頼性とメモリ管理が向上し、XMLファイル処理
の始めからデータベースへのロードの終わりまでの処理
時間が短縮される。本発明は他のマークアップ言語文書
にも適用することができる。
Description
ードするためのデータ変換と処理に関し、特にハイパー
テキスト・マークアップ言語(HTML)や、XML
(Extensible Markup Language)などのマークアップ言
語の文書ファイルに含まれるテキストのロードに関す
る。
ップ言語、特にハイパーテキスト・マークアップ言語
(HTML)については周知の通りである。また、XM
Lも知られている。これらの言語の特性は多くが共通で
ある。マークアップ言語文書は、文書内の情報を囲むタ
グを使用する傾向がある。例えば、文書のタイトルは、
文書のタイトルの実際のテキストを<TITLE>とい
うタグと</TITLE>などのタイトル用の閉じるタ
グで囲むことができる。
は、基本的にはWebブラウザのように、文書の表示や
その文書の視覚的表現を制御するために用いられる。そ
の場合、HTML規格に定義されているタグの多くは、
テキスト、テーブル、ボタン、グラフィックスなど、文
書内のデータや情報の表示の視覚的外観を制御する。
的には文書の視覚的表示を目的としたものではなく、ピ
ア・コンピュータ間でデータ通信を行うためのものであ
る。例えば、XML文書はあるサーバ・コンピュータか
ら別のサーバ・コンピュータにカタログ情報を転送し、
受信側サーバ・コンピュータがそのデータをデータベー
スにロードできるようにするために使用できる。XML
文書は表示できるが、XML言語の主な特性は、文書に
含まれるデータの表示の標準化ではなく、含まれるデー
タの解釈の標準化を可能にすることである。
り、WWWなどのコンピュータ・ネットワークとイント
ラネットの両方で共通の情報フォーマットを共有するこ
とを可能にする。データを記述する標準的な方法である
ため、ユーザやコンピュータは、インテリジェント"エ
ージェント"やプログラムを他のコンピュータに送り、
他のコンピュータからデータを取得することができる。
例えば、ユーザのWebブラウザやアプリケーション・
サーバのシステムから、インテリジェント・エージェン
トを複数のデータベース・サーバに転送し、サーバから
情報を集め、またそれを返すことができる。XMLは、
XML文書内のデータをインテリジェント・エージェン
トが解釈するための方法を与えるので、インテリジェン
ト・エージェントのユーザによって指定されたパラメー
タに従ってその機能を実行することができる。
ップ・シンボル、即ち"タグ"が所定のセットに限定され
ず、文書型定義(DTD:Document Type Definition)
と呼ばれる関連ファイルまたは文書を通して自体を定義
できるからである。文書のデータ・アイテムを追加する
場合、データ・アイテムをXMLファイルのクラスに対
応した適当なDTDに追加することによって定義するこ
とができ、このようにして、XMLファイルのクラスの
定義を"拡張"する。
eneralized Markup Language)規格の縮小版である。X
ML文書の特定のクラスに関連付けられたDTDファイ
ルは、XMLリーダやXMLコンパイラに対して、XM
L文書に含まれるデータの解釈方法を記述する。
製品のカタログ・ページ一覧であるXML文書(または
文書のクラス)の内容を定義することができる。その場
合DTD文書は、"コンピュータ仕様"というエレメント
を記述することができる。このエレメント内には、<M
ODEL>と</MODEL>、<PART_NUMB
ER>と</PART_NUMBER>、<DESCR
IPTION>と</DESCRIPTION>、<P
ROCESSOR>と</PROCESSOR>、<M
EMORY>と</MEMORY>、<OPERATI
NG_SYSTEM>と</OPERATING_SY
STEM>などのタグで囲まれたいくつかのデータ・ア
イテムを置くことができる。このように、DTD文書は
XML文書の特定のクラスに対するマークアップ・タグ
や、シンボルにより囲まれたデータ・アイテムのセット
やグループを定義し、他のプログラムがそのクラスのX
ML文書からデータを解釈し抽出するための"キー"とし
て機能する。
ログ・ページのように、またDTD定義に従って、XM
Lファイルの内容を解釈しビジュアルに表示するため、
XMLリーダを使用することができる。ただしXML文
書は、HTML文書とは異なり、データの使用度の高い
用途やデータ通信に関連した目的のために使用すること
もできる。例えば、文書内のデータを解析及び解釈する
ため、またデータを別の文書やデータベースにロードす
るため、XMLコンパイラを使用することができる。ま
た前述のように、インテリジェント・エージェント・プ
ログラムをコンピュータ・ネットワーク上の複数のサー
バ・コンピュータに配信し、特定のプロセッサ構成、メ
モリ構成を持つコンピュータなど、特定のデータを含む
XML文書を検索することができる。その場合、インテ
リジェント・エージェントは、それがあった元のXML
文書にレポートを返すことができる。ユーザはこれによ
り、インテリジェント・エージェントを配信し、ユーザ
が購入するために探しているコンピュータを記述したX
ML文書を集めてコンパイルすることができる。
らコンピュータへ、またはデータベースからデータベー
スへデータを転送するための共通データ・フォーマット
としての利用がある。
張性など、いくつか考慮すべき点がある。通常、性能は
使いやすさに反比例し、拡張性は選択肢に含まれないこ
とが多い。XML文書からデータベースへデータをロー
ドするとき、現在利用できるシステムでは通常、次のよ
うな処理が行われる。 a)プログラムで使用するために、XMLファイルに含
まれる全てのデータをシステム・メモリにロードするX
MLファイルの解析。 b)XMLファイルからデータベースへデータをロード
するためにデータベースに対して実行される、SQLス
テートメントなどのデータベース・コマンドの生成。 c)データベースやデータベース・サーバとの通信或い
はセッションの確立。 d)データのロードを実行するための適当なデータベー
ス・コマンドの発行。
ドする周知のプロセスを示す。まず、XML文書の全体
がシステム・メモリ2にロードされる(1)。いくつか
のXML文書はかなり大きく、複数の文書が1台のコン
ピュータで同時にロードされる場合、大量のシステム・
メモリ・リソースが要求されることがある。次にDTD
ファイルに従って、XMLファイル全体の特定のエレメ
ントとデータ・アイテムが解析される(3)。これもま
た、XMLファイルが非常に大きくなることがあるた
め、かなりのシステム・メモリ・リソースを消費する傾
向がある。このステップで通常用いられる解析技術
は、"DOM"と呼ばれる。DOMは、XMLファイル全
体をメモリにロードし、完了するまでそれを処理するプ
ロセスである。
ムやエレメントが解析された後、データベースへデータ
をロードするため、SQLコマンド(または他のデータ
ベースAPIコマンド)が生成される(4)。
ータをロードするために、SQLコマンドが実行される
(5)。その後、解析されてデータベースにロードされ
るいかなるXML文書も1度に1文書ずつ取得されて処
理される(6)。
は、線形且つ段階的に実行されるため、かなりのシステ
ム・メモリ・リソースを消費し、XML文書のロード、
XML文書の解析、SQLコマンドの生成など、1度に
実行されるタスクが1つだけであるため、プロセスは、
本質的に遅い。更に、多くのデータベース・サーバは、
実際にXMLをロードするサーバに対してリモートであ
るため、SQLコマンドの実行にかなりの時間がかかる
ことがある。従って、XML文書の内容はシステム・メ
モリに非常に長い時間存在する傾向があり、前のロード
が完全に終了するまでは、別のXMLデータ・ファイル
のロードを開始するためにシステムを利用できない。
質を示す。まず、XMLデータがシステム・メモリにロ
ードされ(20)、XMLのエレメントとデータ・アイ
テムが解析される(21)。次に、データベースをロー
ドするためSQLコマンドが生成され(22)実行され
る(23)。この始めから終わりまでの期間、XMLフ
ァイルは全て、現在のXMLファイルが処理されるまで
待機する必要がある。従って、XMLファイルを処理し
てロードするために必要な時間(24)は、図2に示し
た複数のステージ全てを合計した時間になる。
ソースを効率よく利用し、データ通信及びビジネス間の
アプリケーション用のデータベースにXMLファイルを
ロードする方法及びシステムが当分野で求められる。こ
の方法及びシステムは、SQLなどのデータベースとの
共通のインターフェースと互換性があり、またXMLな
どの共通のマークアップ言語とも互換性のあるものでな
ければならない。
ータ・ローダは、業界標準の最速XML解析技術を採用
し、拡張可能なアーキテクチャを提供し、ロードされる
XML文書の種類毎に生成されるデータベース・コマン
ドを決定し、マルチスレッド及び分離プロセスを活用し
てXMLを解析しデータベースを更新する。
向プログラミング手法により、データベースにロードさ
れるXMLファイル毎に、XMLデータ・ローダの新し
いインスタンスを作成する。従って、多くのXMLデー
タ・ファイルを同時に処理してロードすることができ、
所要システム・メモリを最小にして、システムの信頼性
とメモリ管理を最大にして、XMLファイルの処理の開
始からデータベースへのロードの終了までに必要な時間
を短縮する。
ロセスのマルチスレッド及びオブジェクト・クラスへの
プロセスの分離の両方を可能にするために、オブジェク
ト指向プログラミングの手法を採用している。これによ
り、現在の技術の性能が改良されるとともに、拡張性も
改良される。
ピュータ、IBM RS−6000コンピュータ、IB
Mメインフレームなどの任意の好適なアプリケーション
・サーバ・コンピュータで実行される方法及びシステム
のコードを開発するために、Java(R)開発キット
が用いられた。また好適実施例では、XML Pars
er for SAXのJava(R)アプリケーショ
ン・プログラミング・インターフェース("API")が
用いられる。SAXは、Sun Microsystemsのパーサ・モ
ジュールである。"SAX"は、XML文書全体をシステ
ム・メモリにロードしてファイルを始めから終わりまで
完全に処理するのではなく、XML文書を1度に1エレ
メントずつ解析する業界標準のメソッドである。後述す
るように、SAXパーサのこの機能により、当該方法及
びシステムの分離とマルチスレッドのメリットを達成し
やすくなる。
ータベースは、IBM DB2バージョン7.0データ
ベースである。また、好適実施例に従って、XMLファ
イルをコンピュータ・ネットワークを通してXMLデー
タ・ローダに送るためにファイル転送プロトコル("F
TP")が用いられる。
プログラミング言語、パーサ技術、XMLファイル転送
技術、及びデータベースAPIも、本発明の趣旨から逸
脱することなく採用することができる。
す。これはIBMパーソナル・コンピュータ、RS−6
000ワークステーション、IBMメインフレームなど
のアプリケーション・サーバ・ハードウェア・プラット
フォーム31を含む。アプリケーション・サーバ30
は、好適にはキーボード、モニタ、マウスなどの一連の
ユーザ・インターフェース・デバイス32を含む。
ンダム・アクセス・メモリ("RAM")、ハード・ドラ
イブ・スペースなどのシステム・メモリ300、及びフ
ァイル転送プロトコル("FTP")36を介してロード
されるXMLファイルを受信するためのコンピュータ・
ネットワーク34とのネットワーク・インターフェース
・カード("NIC")33を備える。
適にはWindows(R)NT、Windows
(R)2000、IBM AIX、OS2、その他の好
適なマルチタスク、マルチスレッドのオペレーティング
・システムなどのオペレーティング・システム35を備
える。好適実施例はJava(R)を使用するため、オ
ペレーティング・システムがJava(R)モジュール
の実行をサポートする限り、どのオペレーティング・シ
ステムを選択するかはあまり重要ではない。
プリタ38同様、複数のJava(R)アプレットやサ
ーブレット39を実行するため、TCP/IPプロトコ
ル・スタックやFTP通信プログラムなどの必要な非ポ
ータブル・アプリケーション・プログラム37を備える
ことができる。
後述するように、Java(R)のいくつかのオブジェ
クトやクラスで実現される。
ットフォームで実行されるJava(R)ソフトウェア
によって実装される処理の流れを示す。好適実施例で
は、FTPレセプタ41を通してファイル転送プロトコ
ルによりXMLファイルが受信される。また、これらの
ファイルは、コンピュータ可読媒体或いは他の好適なネ
ットワーク・ファイル転送機構を通してシステムにロー
ドされることもできる。
ンスタンス化され、最近受信されたXMLファイルが処
理されてXMLエレメントが生成される。処理されるX
MLエレメント毎にオペレータ・クラス44が呼び出さ
れる。
ントの属性及びチャイルド・エレメントを格納するため
用いられる。このクラスは、それが生成するSQLステ
ートメントのベクトルを返し、XMLデータに従ってデ
ータベースを更新するために後で用いられる。
ペレータ・プラグイン45を持つことができる。プラグ
インは、DTDファイルに従って特定のXML文書タイ
プのXMLエレメント解析し、それらデータ・エレメン
トに対応する適当なデータベースAPIコマンドを生成
するためのコードを与える。例えば、XMLコンピュー
タ・パーツ・カタログ・ページのSQLコマンドを生成
するために、1つのオペレータ・プラグインを与えるこ
とができる。また、コンピュータ・ソフトウエア仕様の
SQLコマンドを生成するために別のオペレータ・プラ
グインを与えることができる。プラグインはそれぞれ、
XML文書のDTDに従って呼び出される。
のXMLエレメントの解析に応答して、データベースA
PIコマンド、好適にはSQLコマンドを生成する。S
QLコマンドで一杯のベクトルは、SQLコマンドを実
行するSQLプロセッサ・スレッド47によって受信さ
れるように、SQLキュー46に置かれる。
コマンドをリアルタイムで実行する準備ができたとき、
キューに置かれたSQLコマンドを取得することができ
る。SQLプロセッサ・スレッド47は、キューに置か
れたSQLコマンドを実行することによってデータベー
ス48を更新する。
・ステージ、即ちオペレータ・クラスを持つSAX X
MLパーサ及びSQLプロセッサは、SQLキュー46
によって分離されるので、非同期且つ互いに独立して動
作することができる。これにより、処理の時間軸上でプ
ロセスが分離され、自然な最高速度で処理を行うことが
できる。また、各プロセスは、下流のプロセスやスレッ
ドがまだ完了していないときでも、完了するとすぐシス
テム・メモリなどの割当てられたシステム・リソースを
開放することができる。
とによって、XMLファイルで最初に見つかったエレメ
ントがオペレータ44によってすぐに受信される。オペ
レータ44が最初のSQLコマンドを生成し、SQLキ
ュー46に格納するとすぐに、コマンドはキューを通過
し、SQLプロセッサ47によって直ちに受信される。
このように、本発明のプロセスは、SQLコマンドの生
成が始まる前にファイル全体のXML解析が完了する現
行のプロセスとは異なり、システム内で同時に並列に実
行される。
XMLファイルのロードの完了に伴う時間軸を示す。こ
の図からわかるように、プロセスの多くは、並列に実行
され、キューを介して互いに分離される。XMLの解析
によるエレメントの生成(51)によって、SAXメソ
ッドによるプロセスの開始のほぼ直後にエレメントが生
成される。従って、最初のエレメントが見つかって解析
されたとき、SQLコマンド・ジェネレータが受信でき
る状態にある。次に、SQLの生成(53)により、最
初に実行されるSQLコマンドが生成され、SQLコマ
ンド・キューに格納される(54)。このSQLコマン
ドは、最初のエントリで空のキューを即時に通過し、待
機中のSQL実行スレッドによって受信され、実装され
る(55)。
MLファイルの最初のエレメントの解析の始めから、デ
ータベースを更新するためのSQLコマンドの実行の完
了までの時間が最小になる。
張可能なプロセスを実現するものであり、以下のコンポ
ーネントを持つ。 a)XMLファイルを解析し、どのオペレータ・エクス
テンションを呼び出すか決定して、適当なデータベース
・コマンド・ステートメントを決定するように適応され
る、ローダ。 b)適当なデータベース・コマンド・ステートメントを
生成する拡張可能なオブジェクト・クラス、Java
(R)クラスを含む、オペレータ。 c)生成されたデータベース・コマンド・ステートメン
トを実行することによって、データベースを更新するよ
うに適応されるマルチスレッドのJava(R)プログ
ラである、データベース・アップデータ。
ンド・ステートメントは、好適実施例ではIBM DB
2データベースを更新するように生成されるが、本発明
には別のデータベースAPIやデータベースも等しく採
用することができる。
に従って任意のXMLファイルを解析することができ
る。使用する解析技術は、好適には、Sun Microsystems
のSAX3など、オブジェクトとして使用できるSAX
プロセスである。これは、いかなる結果を生成する前に
XMLファイルの全体を解析するDOMのプロセスとは
異なり、1度にXMLファイルの1つのエレメントを解
析する。これにより、XMLファイルの全体が解析され
るのを待ってからデータベース・コマンドの生成を開始
するのではなく、個々のエレメントをオペレータによっ
て即座に処理することができる。
出されると、エレメントの全ての属性がメモリにあるハ
ッシュテーブルに格納される。解析が終わると、プログ
ラムは、XMLファイルから取得されたエレメントのタ
イプをもとに、どのオペレータ・エクステンションを呼
び出すか決定することができる。SQLステートメント
は、SQLキューに入力され、そこで、データベースを
更新するために、データベース・アップデータによって
取得されて実行される。その間、ローダは空いており、
XMLファイルの次のエレメントを処理することができ
る。
テクチャを実現するために用いられる。新しいDTDフ
ァイルで新しいXMLフォーマットが定義されると、適
当なオペレータ・クラスが作成される。このクラスは、
XML DTDフォーマットに関連付けられた属性で一
杯のハッシュテーブルを読取り、適当なSQLステート
メントを生成することができる。これにより、オペレー
タ・プラグインを追加してアーキテクチャを拡張すれ
ば、無数のXMLファイル・フォーマットをシステムに
より処理することができる。
更新してデータベースにロードするために、キューに格
納されたSQLステートメントを実行する。データベー
ス・アップデータは、好適には、マルチスレッドのJa
va(R)環境を対象に開発されるので、XMLファイ
ルがまだパーサによって解析されている間、また、オペ
レータがSQLステートメントを生成している間に、デ
ータベースが同時に何度も更新されることがある。
プリケーションを実行する環境やプラットフォームに合
わせて調整するため、与えられた時間に実行されるスレ
ッドの最大数を設定することができる。通常、比較的強
力なプロセッサやマルチプロセッサを備えたプラットフ
ォームは、より多くのメモリやより速いプロセッサを有
するため、より多くのスレッドをサポートできる。
及び範囲から逸脱することなく、ここに示した例及び実
施例から様々な変形例を採用することができる。例え
ば、別のマークアップ言語規格、別の解析方法、別のプ
ログラミング言語、別のハードウェア・プラットフォー
ムやオペレーティング・システム、別のデータベースや
データベースAPIなどを採用できる。従って、本発明
の範囲は、特許請求の範囲により決定されるものではな
い。
の事項を開示する。
と文書をコンピュータのデータベースにロードする方法
であって、該マークアップ言語データ・ファイルは、デ
ータ・アイテムとエレメントを含み、該データベース
は、データベース・コマンド・ステートメントによりデ
ータベースの内容を変更するアプリケーション・プログ
ラミング・インターフェースを有し、該方法は、フォー
マット記述に従って、さらなる処理に即座に利用できる
エレメントにマークアップ言語データ・ファイルを解析
するステップと、前記エレメントの即時可用性に応答し
て、データベース・コマンド・ステートメント・キュー
に格納される1つ以上のデータベース・コマンド・ステ
ートメントを生成するステップと、前記マークアップ言
語データ・ファイルからデータベースにデータをロード
するために、データベースを更新するようにキューに格
納された前記データベース・コマンド・ステートメント
を実行するステップとを含む、方法。 (2)マークアップ言語データ・ファイルを解析する前
記ステップは、XML(Extensible Markup Language)
ファイルを解析することを含む、前記(1)記載の方
法。 (3)マークアップ言語データ・ファイルを解析する前
記ステップは、XMLのシンプル・アプリケーション・
プログラミング・インターフェース(SAX)のメソッ
ドを使用して、XMLファイルを解析することを含む、
前記(1)記載の方法。 (4)1つ以上のデータベース・コマンド・ステートメ
ントを生成する前記ステップは、SQLデータベース・
アプリケーション・プログラミング・インターフェース
・コマンド・ステートメントを生成することを含む、前
記(1)記載の方法。 (5)キューに格納された前記データベース・コマンド
・ステートメントを実行する前記ステップは、SQLデ
ータベース・アプリケーション・プログラミング・イン
ターフェース・コマンド・ステートメントを実行するこ
とを含む、前記(1)記載の方法。 (6)コンピュータ・システムのコンピュータ・データ
ベースにマークアップ言語データ・ファイルと文書をロ
ードするために、プログラム・コードが格納されたコン
ピュータ可読媒体であって、該マークアップ言語データ
・ファイルは、データ・アイテムとエレメントを含み、
該データベースは、データベース・コマンド・ステート
メントによりデータベースの内容を変更するアプリケー
ション・プログラミング・インターフェースを有し、該
プログラム・コードがコンピュータ・システムにより実
行されたとき、該コンピュータ・システムは、フォーマ
ット記述に従って、さらなる処理に即座に利用できるエ
レメントにマークアップ言語データ・ファイルを解析す
るステップと、前記エレメントの即時可用性に応答し
て、データベース・コマンド・ステートメント・キュー
に格納される1つ以上のデータベース・コマンド・ステ
ートメントを生成するステップと、前記マークアップ言
語データ・ファイルからデータベースにデータをロード
をするために、データベースを更新するようにキューに
格納された前記データベース・コマンド・ステートメン
トを実行するステップとを含む、コンピュータ可読媒
体。 (7)マークアップ言語データ・ファイルを解析する前
記ステップを実行する前記プログラム・コードは、XM
Lファイルを解析するプログラム・コードを含む、前記
(6)記載のコンピュータ可読媒体。 (8)マークアップ言語データ・ファイルを解析する前
記ステップを実行する前記プログラム・コードは、XM
Lのシンプル・アプリケーション・プログラミング・イ
ンターフェース(SAX)のメソッドを使用して、XM
Lファイルを解析するプログラム・コードを含む、前記
(7)記載のコンピュータ可読媒体。 (9)1つ以上のデータベース・コマンド・ステートメ
ントを生成する前記ステップを実行する前記プログラム
・コードは、SQLデータベース・アプリケーション・
プログラミング・インターフェース・コマンド・ステー
トメントを生成するプログラム・コードを含む、前記
(6)記載のコンピュータ可読媒体。 (10)キューに格納された前記データベース・コマン
ド・ステートメントを実行する前記ステップを実行する
前記プログラム・コードは、SQLデータベース・アプ
リケーション・プログラミング・インターフェース・コ
マンド・ステートメントを実行するプログラム・コード
を含む、前記(6)記載のコンピュータ可読媒体。 (11)コンピュータのデータベースにマークアップ言
語データ・ファイルと文書をロードするシステムであっ
て、該マークアップ言語データ・ファイルは、データ・
アイテムとエレメントを含み、該データベースは、デー
タベース・コマンド・ステートメントによりデータベー
スの内容を変更するためのアプリケーション・プログラ
ミング・インターフェースを有し、該システムは、マー
クアップ言語データ・ファイルをエレメント・ベースに
解析し、オペレータ・エクステンションを選択及び操作
するように適応されるマークアップ言語データ・ファイ
ル・ローダと、前記ローダから利用できる解析されたエ
レメントを評価し、データベース・アプリケーション・
プログラミング・インターフェース・コマンド・ステー
トメントを生成するように適応された、前記ローダによ
り操作可能である、少なくとも1つのオペレータ・エク
ステンションと、データベースの内容を変更するため、
生成された前記データベース・アプリケーション・プロ
グラミング・インターフェース・コマンド・ステートメ
ントを実行するように適応されたデータベース・アップ
データとを含む、システム。 (12)前記ローダは、XMLデータ・ファイルと文書
を解析するように適応される、前記(11)記載のシス
テム。 (13)前記オペレータ・エクステンションは、拡張可
能なオブジェクト・クラスを含む、前記(11)記載の
システム。 (14)前記オペレータ・エクステンションは、SQL
データベース・アプリケーション・プログラミング・イ
ンターフェース・コマンド・ステートメントを生成する
ように適応される、前記(11)記載のシステム。 (15)記データベース・アップデータは、構造化照会
言語("SQL")データベース・アプリケーション・プ
ログラミング・インターフェース・コマンド・ステート
メントを実行することによって、データベースを更新す
るように適応される、前記(11)記載のシステム。 (16)コンピュータ・ネットワークからマークアップ
言語ファイルを受信するファイル・レセプタを更に含
む、前記(11)記載のシステム。 (17)前記ファイル・レセプタは、ファイル転送プロ
トコル(FTP)を介して、コンピュータ・ネットワー
クからマークアップ言語ファイルを受信するように適応
される、前記(16)記載のシステム。
方法を示す。
方法の順次線形フローを示す。
・システムの構成を示す。
を示す。
明の方法及びシステムで達成される改良された時間軸を
示す。
ットフォーム 32 ユーザ・インターフェース・デバイス 33 ネットワーク・インターフェース・カード(NI
C) 34 コンピュータ・ネットワーク 35 オペレーティング・システム 36 ファイル転送プロトコル(FTP) 37 非ポータブル・アプリケーション・プログラム 38 Java(R)インタープリタ 39 Java(R)アプレット/サーブレット 41 FTPレセプタ 42 SAX XMLパーサ 44 オペレータ 45 オペレータ・プラグイン 46 SQLキュー 47 SQLプロセッサ・スレッド 48 データベース 300 システム・メモリ
Claims (17)
- 【請求項1】マークアップ言語データ・ファイルと文書
をコンピュータのデータベースにロードする方法であっ
て、該マークアップ言語データ・ファイルは、データ・
アイテムとエレメントを含み、該データベースは、デー
タベース・コマンド・ステートメントによりデータベー
スの内容を変更するアプリケーション・プログラミング
・インターフェースを有し、該方法は、 フォーマット記述に従って、さらなる処理に即座に利用
できるエレメントにマークアップ言語データ・ファイル
を解析するステップと、 前記エレメントの即時可用性に応答して、データベース
・コマンド・ステートメント・キューに格納される1つ
以上のデータベース・コマンド・ステートメントを生成
するステップと、 前記マークアップ言語データ・ファイルからデータベー
スにデータをロードするために、データベースを更新す
るようにキューに格納された前記データベース・コマン
ド・ステートメントを実行するステップとを含む、方
法。 - 【請求項2】マークアップ言語データ・ファイルを解析
する前記ステップは、XML(Extensible Markup Lang
uage)ファイルを解析することを含む、請求項1記載の
方法。 - 【請求項3】マークアップ言語データ・ファイルを解析
する前記ステップは、XMLのシンプル・アプリケーシ
ョン・プログラミング・インターフェース(SAX)の
メソッドを使用して、XMLファイルを解析することを
含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】1つ以上のデータベース・コマンド・ステ
ートメントを生成する前記ステップは、SQLデータベ
ース・アプリケーション・プログラミング・インターフ
ェース・コマンド・ステートメントを生成することを含
む、請求項1記載の方法。 - 【請求項5】キューに格納された前記データベース・コ
マンド・ステートメントを実行する前記ステップは、S
QLデータベース・アプリケーション・プログラミング
・インターフェース・コマンド・ステートメントを実行
することを含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】コンピュータ・システムのコンピュータ・
データベースにマークアップ言語データ・ファイルと文
書をロードするために、プログラム・コードが格納され
たコンピュータ可読媒体であって、該マークアップ言語
データ・ファイルは、データ・アイテムとエレメントを
含み、該データベースは、データベース・コマンド・ス
テートメントによりデータベースの内容を変更するアプ
リケーション・プログラミング・インターフェースを有
し、該プログラム・コードがコンピュータ・システムに
より実行されたとき、該コンピュータ・システムは、 フォーマット記述に従って、さらなる処理に即座に利用
できるエレメントにマークアップ言語データ・ファイル
を解析するステップと、 前記エレメントの即時可用性に応答して、データベース
・コマンド・ステートメント・キューに格納される1つ
以上のデータベース・コマンド・ステートメントを生成
するステップと、 前記マークアップ言語データ・ファイルからデータベー
スにデータをロードをするために、データベースを更新
するようにキューに格納された前記データベース・コマ
ンド・ステートメントを実行するステップとを含む、コ
ンピュータ可読媒体。 - 【請求項7】マークアップ言語データ・ファイルを解析
する前記ステップを実行する前記プログラム・コード
は、XMLファイルを解析するプログラム・コードを含
む、請求項6記載のコンピュータ可読媒体。 - 【請求項8】マークアップ言語データ・ファイルを解析
する前記ステップを実行する前記プログラム・コード
は、XMLのシンプル・アプリケーション・プログラミ
ング・インターフェース(SAX)のメソッドを使用し
て、XMLファイルを解析するプログラム・コードを含
む、請求項7記載のコンピュータ可読媒体。 - 【請求項9】1つ以上のデータベース・コマンド・ステ
ートメントを生成する前記ステップを実行する前記プロ
グラム・コードは、SQLデータベース・アプリケーシ
ョン・プログラミング・インターフェース・コマンド・
ステートメントを生成するプログラム・コードを含む、
請求項6記載のコンピュータ可読媒体。 - 【請求項10】キューに格納された前記データベース・
コマンド・ステートメントを実行する前記ステップを実
行する前記プログラム・コードは、SQLデータベース
・アプリケーション・プログラミング・インターフェー
ス・コマンド・ステートメントを実行するプログラム・
コードを含む、請求項6記載のコンピュータ可読媒体。 - 【請求項11】コンピュータのデータベースにマークア
ップ言語データ・ファイルと文書をロードするシステム
であって、該マークアップ言語データ・ファイルは、デ
ータ・アイテムとエレメントを含み、該データベース
は、データベース・コマンド・ステートメントによりデ
ータベースの内容を変更するためのアプリケーション・
プログラミング・インターフェースを有し、該システム
は、 マークアップ言語データ・ファイルをエレメント・ベー
スに解析し、オペレータ・エクステンションを選択及び
操作するように適応されるマークアップ言語データ・フ
ァイル・ローダと、 前記ローダから利用できる解析されたエレメントを評価
し、データベース・アプリケーション・プログラミング
・インターフェース・コマンド・ステートメントを生成
するように適応された、前記ローダにより操作可能であ
る、少なくとも1つのオペレータ・エクステンション
と、 データベースの内容を変更するため、生成された前記デ
ータベース・アプリケーション・プログラミング・イン
ターフェース・コマンド・ステートメントを実行するよ
うに適応されたデータベース・アップデータとを含む、
システム。 - 【請求項12】前記ローダは、XMLデータ・ファイル
と文書を解析するように適応される、請求項11記載の
システム。 - 【請求項13】前記オペレータ・エクステンションは、
拡張可能なオブジェクト・クラスを含む、請求項11記
載のシステム。 - 【請求項14】前記オペレータ・エクステンションは、
SQLデータベース・アプリケーション・プログラミン
グ・インターフェース・コマンド・ステートメントを生
成するように適応される、請求項11記載のシステム。 - 【請求項15】前記データベース・アップデータは、構
造化照会言語("SQL")データベース・アプリケーシ
ョン・プログラミング・インターフェース・コマンド・
ステートメントを実行することによって、データベース
を更新するように適応される、請求項11記載のシステ
ム。 - 【請求項16】コンピュータ・ネットワークからマーク
アップ言語ファイルを受信するファイル・レセプタを更
に含む、請求項11記載のシステム。 - 【請求項17】前記ファイル・レセプタは、ファイル転
送プロトコル(FTP)を介して、コンピュータ・ネッ
トワークからマークアップ言語ファイルを受信するよう
に適応される、請求項16記載のシステム。
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