JP2002301277A - ラジオコントロール受信装置 - Google Patents
ラジオコントロール受信装置Info
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- JP2002301277A JP2002301277A JP2001106437A JP2001106437A JP2002301277A JP 2002301277 A JP2002301277 A JP 2002301277A JP 2001106437 A JP2001106437 A JP 2001106437A JP 2001106437 A JP2001106437 A JP 2001106437A JP 2002301277 A JP2002301277 A JP 2002301277A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】小型化且つサーボ装置への制御線の配線を簡略
化したラジコン受信装置を提供する。 【解決手段】受信装置をRFユニット11と複数のコネ
クタユニット12に分割し、RFユニット11からコネ
クタユニット12へは制御信号を複数チャンネルのPC
Mデータのまま伝送し、コネクタユニット12がこのデ
ジタルデータをサーボ電圧信号にデコードする。各コネ
クタユニット12には、複数チャンネル分のコネクタが
設けられており、各サーボ装置を直近のコネクタユニッ
トの所定チャンネルのコネクタに接続することにより、
そのチャンネルのサーボ電圧信号を入力してサーボ制御
する。
化したラジコン受信装置を提供する。 【解決手段】受信装置をRFユニット11と複数のコネ
クタユニット12に分割し、RFユニット11からコネ
クタユニット12へは制御信号を複数チャンネルのPC
Mデータのまま伝送し、コネクタユニット12がこのデ
ジタルデータをサーボ電圧信号にデコードする。各コネ
クタユニット12には、複数チャンネル分のコネクタが
設けられており、各サーボ装置を直近のコネクタユニッ
トの所定チャンネルのコネクタに接続することにより、
そのチャンネルのサーボ電圧信号を入力してサーボ制御
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ラジコン飛行機
などに搭載されるマルチチャンネルのラジオコントロー
ル受信装置に関する。
などに搭載されるマルチチャンネルのラジオコントロー
ル受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジオコントロールの模型飛行機(ラジ
コン飛行機)は、各種の舵取り機構など同時に操作しな
ければならない機構部が多いため、マルチチャンネルの
受信装置を搭載し、受信装置から各機構部に設けられて
いるサーボ装置へ制御線を接続するようにしていた。
コン飛行機)は、各種の舵取り機構など同時に操作しな
ければならない機構部が多いため、マルチチャンネルの
受信装置を搭載し、受信装置から各機構部に設けられて
いるサーボ装置へ制御線を接続するようにしていた。
【0003】図5に従来のラジコン飛行機の概略構造図
を示すが、同図に示すように機首部分に受信装置を搭載
し、この受信装置から、胴体中央部に設けられているエ
ンジンコントロールサーボ装置105、両主翼に設けら
れているエルロンサーボ装置101、104、フラップ
サーボ装置102、ギアサーボ装置103、および、胴
体後部に設けられているラダーサーボ装置106、エレ
ベータサーボ装置107に対して制御線が接続されてい
る。制御線は、サーボ電圧信号が伝送される信号線、モ
ータの電源電圧が供給される電源線、およびアース線の
3本からなっている。
を示すが、同図に示すように機首部分に受信装置を搭載
し、この受信装置から、胴体中央部に設けられているエ
ンジンコントロールサーボ装置105、両主翼に設けら
れているエルロンサーボ装置101、104、フラップ
サーボ装置102、ギアサーボ装置103、および、胴
体後部に設けられているラダーサーボ装置106、エレ
ベータサーボ装置107に対して制御線が接続されてい
る。制御線は、サーボ電圧信号が伝送される信号線、モ
ータの電源電圧が供給される電源線、およびアース線の
3本からなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うに、従来の構成では、受信装置から多数の制御線を各
サーボ装置に対して接続する必要があり、特に、受信装
置から同方向に設けられている複数のサーボ装置に対し
てもそれぞれ別々に制御線を接続する必要があるため、
制御線の引回しが煩雑になるとともに制御線の重量が問
題になる場合があった。
うに、従来の構成では、受信装置から多数の制御線を各
サーボ装置に対して接続する必要があり、特に、受信装
置から同方向に設けられている複数のサーボ装置に対し
てもそれぞれ別々に制御線を接続する必要があるため、
制御線の引回しが煩雑になるとともに制御線の重量が問
題になる場合があった。
【0005】さらに、上記従来の構成では、受信装置
に、送信機(プロポ)との通信を行う通信機能、搬送波
からデータを分離する復調機能およびデータをサーボ電
圧信号に変換するデコード機能の全ての機能を組み込ま
なければならないため、受信装置が大型化し、ラジコン
飛行機内において搭載可能な場所が制限されてしまうと
ともに、全体の重量バランスも取りにくくなるという問
題点があった。
に、送信機(プロポ)との通信を行う通信機能、搬送波
からデータを分離する復調機能およびデータをサーボ電
圧信号に変換するデコード機能の全ての機能を組み込ま
なければならないため、受信装置が大型化し、ラジコン
飛行機内において搭載可能な場所が制限されてしまうと
ともに、全体の重量バランスも取りにくくなるという問
題点があった。
【0006】この発明は、制御線の配線を簡略にし、且
つ装置のユニットを小型化できるラジコン受信装置を提
供することを目的とする。
つ装置のユニットを小型化できるラジコン受信装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、多重化され
た複数チャンネルの制御信号が変調によって重畳された
搬送波信号を受信する高周波回路と、受信した搬送波信
号から前記多重化された複数チャンネルの制御信号を分
離する復調手段と、を有する高周波ユニットと、前記高
周波ユニットから入力された前記多重化された複数チャ
ンネルの制御信号を各チャンネル毎の制御信号にデコー
ドするデコード手段と、デコードされた制御信号が各チ
ャンネル別に供給される各チャンネル毎のコネクタと、
を有するコネクタユニットと、を備え、前記高周波ユニ
ットとコネクタユニットが別体で構成され、前記多重化
された複数チャンネルの制御信号を伝送する伝送線路で
接続されていることを特徴とする。また、この発明は、
上記発明において、1つの高周波ユニットに対して複数
のコネクタユニットが接続され、各コネクタユニットに
対して前記多重化された複数チャンネルの制御信号が入
力されることを特徴とする。
た複数チャンネルの制御信号が変調によって重畳された
搬送波信号を受信する高周波回路と、受信した搬送波信
号から前記多重化された複数チャンネルの制御信号を分
離する復調手段と、を有する高周波ユニットと、前記高
周波ユニットから入力された前記多重化された複数チャ
ンネルの制御信号を各チャンネル毎の制御信号にデコー
ドするデコード手段と、デコードされた制御信号が各チ
ャンネル別に供給される各チャンネル毎のコネクタと、
を有するコネクタユニットと、を備え、前記高周波ユニ
ットとコネクタユニットが別体で構成され、前記多重化
された複数チャンネルの制御信号を伝送する伝送線路で
接続されていることを特徴とする。また、この発明は、
上記発明において、1つの高周波ユニットに対して複数
のコネクタユニットが接続され、各コネクタユニットに
対して前記多重化された複数チャンネルの制御信号が入
力されることを特徴とする。
【0008】この発明では、ラジオコントロール受信装
置として必要な機能である高周波通信機能、復調機能、
デコード機能を高周波通信機能、復調機能およびデコー
ド機能に分離し、それぞれ高周波ユニットおよびコネク
タユニットとした。高周波ユニットとコネクタユニット
の間は多重化された複数チャンネルの制御信号が伝送さ
れるため1本の伝送線路でよい。そして、コネクタユニ
ットで多重化された複数チャンネルの制御信号をチャン
ネル毎の制御信号にデコードして各チャンネル別のコネ
クタに供給するため、各チャンネルのサーボ装置を所定
のチャンネルのコネクタに接続すれば、このサーボ装置
に対して対応するチャンネルの制御信号が入力される。
複数のサーボ装置が同じ場所にある場合、その近くにコ
ネクタユニットを設置してそこに各サーボ装置を接続す
ることにより、各サーボ装置毎の結線が短くて済み、配
線を簡略化することができる。また、サーボ装置が複数
の箇所に分散して設置されている場合には、その箇所毎
にコネクタユニットを設ければよい。
置として必要な機能である高周波通信機能、復調機能、
デコード機能を高周波通信機能、復調機能およびデコー
ド機能に分離し、それぞれ高周波ユニットおよびコネク
タユニットとした。高周波ユニットとコネクタユニット
の間は多重化された複数チャンネルの制御信号が伝送さ
れるため1本の伝送線路でよい。そして、コネクタユニ
ットで多重化された複数チャンネルの制御信号をチャン
ネル毎の制御信号にデコードして各チャンネル別のコネ
クタに供給するため、各チャンネルのサーボ装置を所定
のチャンネルのコネクタに接続すれば、このサーボ装置
に対して対応するチャンネルの制御信号が入力される。
複数のサーボ装置が同じ場所にある場合、その近くにコ
ネクタユニットを設置してそこに各サーボ装置を接続す
ることにより、各サーボ装置毎の結線が短くて済み、配
線を簡略化することができる。また、サーボ装置が複数
の箇所に分散して設置されている場合には、その箇所毎
にコネクタユニットを設ければよい。
【0009】また、高周波ユニットとコネクタユニット
を分離したことによって、それぞれのユニットが小型に
なるため、ラジコン飛行機等の狭い機体内部における設
置箇所の自由度を高くすることができる。
を分離したことによって、それぞれのユニットが小型に
なるため、ラジコン飛行機等の狭い機体内部における設
置箇所の自由度を高くすることができる。
【0010】なお、搬送波は一般的には27MHz帯や
40MHz帯などの電波であるが赤外線などの光であっ
てもよい。また、高周波ユニットとコネクタユニットと
を接続する伝送線路はケーブルであっても導体ストリッ
プであってもよい。また、コネクタに接続される動作部
は一般的にはサーボ装置であるが、サーボ機能を持たな
い単なるDCモータであってもよい。
40MHz帯などの電波であるが赤外線などの光であっ
てもよい。また、高周波ユニットとコネクタユニットと
を接続する伝送線路はケーブルであっても導体ストリッ
プであってもよい。また、コネクタに接続される動作部
は一般的にはサーボ装置であるが、サーボ機能を持たな
い単なるDCモータであってもよい。
【0011】請求項3の発明は、上記発明において、そ
れぞれ異なる搬送波周波数またはそれぞれ異なる変調方
式に対応する複数の高周波ユニットから1つの高周波ユ
ニットを選択し、それぞれ異なるチャンネル数またはそ
れぞれ異なるエンコード方式に対応する複数のコネクタ
ユニットから1種類のコネクタユニットを選択し、前記
選択した1つの高周波ユニットおよび1種類のコネクタ
ユニットを組み合わせて構成したことを特徴とする。高
周波ユニットは、送信機(プロポ)の通信周波数および
変調方式に対応すればよく、チャンネル数およびエンコ
ード方式には無関係である。また、コネクタユニットは
送信機のチャンネル数およびエンコード方式に対応すれ
ばよく、通信周波数および変調方式には無関係である。
したがって、それぞれ異なる通信周波数、変調方式に対
応する複数の高周波ユニットを作成するとともに、それ
ぞれ異なるチャンネル数、エンコード方式に対応する複
数のコネクタユニットを作成して、組み合わせることに
よりどのような通信周波数、変調方式、チャンネル数、
エンコード方式の送信機にも対応させることができ、製
造の簡略化を図ることができる。
れぞれ異なる搬送波周波数またはそれぞれ異なる変調方
式に対応する複数の高周波ユニットから1つの高周波ユ
ニットを選択し、それぞれ異なるチャンネル数またはそ
れぞれ異なるエンコード方式に対応する複数のコネクタ
ユニットから1種類のコネクタユニットを選択し、前記
選択した1つの高周波ユニットおよび1種類のコネクタ
ユニットを組み合わせて構成したことを特徴とする。高
周波ユニットは、送信機(プロポ)の通信周波数および
変調方式に対応すればよく、チャンネル数およびエンコ
ード方式には無関係である。また、コネクタユニットは
送信機のチャンネル数およびエンコード方式に対応すれ
ばよく、通信周波数および変調方式には無関係である。
したがって、それぞれ異なる通信周波数、変調方式に対
応する複数の高周波ユニットを作成するとともに、それ
ぞれ異なるチャンネル数、エンコード方式に対応する複
数のコネクタユニットを作成して、組み合わせることに
よりどのような通信周波数、変調方式、チャンネル数、
エンコード方式の送信機にも対応させることができ、製
造の簡略化を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
ラジコン受信装置を搭載したラジオコントロールの模型
飛行機(ラジコン飛行機)の概略構成部である。ラジコ
ン受信装置1は、RFユニット11および複数のコネク
タユニット12からなっており、RFユニット11と各
コネクタユニット12とはそれぞれ制御線で接続されて
いる。図示しないが、ラジコン飛行機には電源であるバ
ッテリが搭載されており、バッテリはRFユニット11
またはいずれかのコネクタユニット12に接続され、こ
のバッテリが接続されているユニットを介して他の各ユ
ニットに電源が供給される。前記制御線はデータが伝送
されるデータ線、電源線(ホットライン)、アース線
(コールドライン)を含んでいる。
ラジコン受信装置を搭載したラジオコントロールの模型
飛行機(ラジコン飛行機)の概略構成部である。ラジコ
ン受信装置1は、RFユニット11および複数のコネク
タユニット12からなっており、RFユニット11と各
コネクタユニット12とはそれぞれ制御線で接続されて
いる。図示しないが、ラジコン飛行機には電源であるバ
ッテリが搭載されており、バッテリはRFユニット11
またはいずれかのコネクタユニット12に接続され、こ
のバッテリが接続されているユニットを介して他の各ユ
ニットに電源が供給される。前記制御線はデータが伝送
されるデータ線、電源線(ホットライン)、アース線
(コールドライン)を含んでいる。
【0013】コネクタユニット12(12−1、12−
2、12−3)は、胴体中央部、左右の主翼の3か所に
それぞれ設けられており、胴体中央部のコネクタユニッ
ト12−1にはエンジンコントロール用のサーボ装置1
3−5、ラダー(方向舵)制御用のサーボ装置13−
6、および、エレベータ(昇降舵)制御用のサーボ装置
13−7が接続されている。また、左主翼のコネクタユ
ニット12−2には、左エルロン(補助翼)制御用のサ
ーボ装置13−1、フラップ制御用のサーボ13−2、
および、ランディングギア(車輪)制御用のサーボ装置
13−3が接続されている。また、右主翼のコネクタユ
ニット12−2には、右エルロン(補助翼)制御用のサ
ーボ装置13−4、フラップ制御用のサーボ装置13−
2、および、ランディングギア(車輪)制御用のサーボ
装置13−3が接続されている。なお、各サーボ装置1
3に付した補助番号(ハイフンの後の番号)は受信装置
1におけるチャンネル番号であり、上記各機構部を制御
するための制御データが送信されてくるチャンネルであ
る。フラップおよびランディングギアは左右とも同期し
て同じように制御されるため、左右のサーボ装置は同じ
チャンネルに接続されている。
2、12−3)は、胴体中央部、左右の主翼の3か所に
それぞれ設けられており、胴体中央部のコネクタユニッ
ト12−1にはエンジンコントロール用のサーボ装置1
3−5、ラダー(方向舵)制御用のサーボ装置13−
6、および、エレベータ(昇降舵)制御用のサーボ装置
13−7が接続されている。また、左主翼のコネクタユ
ニット12−2には、左エルロン(補助翼)制御用のサ
ーボ装置13−1、フラップ制御用のサーボ13−2、
および、ランディングギア(車輪)制御用のサーボ装置
13−3が接続されている。また、右主翼のコネクタユ
ニット12−2には、右エルロン(補助翼)制御用のサ
ーボ装置13−4、フラップ制御用のサーボ装置13−
2、および、ランディングギア(車輪)制御用のサーボ
装置13−3が接続されている。なお、各サーボ装置1
3に付した補助番号(ハイフンの後の番号)は受信装置
1におけるチャンネル番号であり、上記各機構部を制御
するための制御データが送信されてくるチャンネルであ
る。フラップおよびランディングギアは左右とも同期し
て同じように制御されるため、左右のサーボ装置は同じ
チャンネルに接続されている。
【0014】なお、このラジコン受信装置は時分割で7
チャンネルのPCMデータを受信する装置を想定してい
るが、チャンネル数およびデータ形式はこれに限定され
ない。ラジコン飛行機の場合、最低4チャンネルあれば
制御可能であり、また、データ形式はPCMをさらにP
PM変調するようにしてもよい。また多重化方式は、時
分割に限定されず、周波数分割、コード分割(SSM)
などであってもよい。
チャンネルのPCMデータを受信する装置を想定してい
るが、チャンネル数およびデータ形式はこれに限定され
ない。ラジコン飛行機の場合、最低4チャンネルあれば
制御可能であり、また、データ形式はPCMをさらにP
PM変調するようにしてもよい。また多重化方式は、時
分割に限定されず、周波数分割、コード分割(SSM)
などであってもよい。
【0015】このように、受信装置1をRFユニット1
1とコネクタユニット12に分割するとともに、コネク
タユニット12を胴体中央部、左主翼、右主翼のそれぞ
れに設けたことにより、各サーボ装置13へに対して直
近のコネクタユニットから制御線を接続すればよくな
り、線長を短くすることができ、左エルロンサーボ装置
13−1、左フラップサーボ装置13−2、左ランディ
ングギアサーボ装置13−3など同方向に設けられてい
るサーボ装置に対しては、同じコネクタユニット(コネ
クタユニット12−2)から制御線を接続すればよくな
り、線の引きまわしを簡略化することができる。
1とコネクタユニット12に分割するとともに、コネク
タユニット12を胴体中央部、左主翼、右主翼のそれぞ
れに設けたことにより、各サーボ装置13へに対して直
近のコネクタユニットから制御線を接続すればよくな
り、線長を短くすることができ、左エルロンサーボ装置
13−1、左フラップサーボ装置13−2、左ランディ
ングギアサーボ装置13−3など同方向に設けられてい
るサーボ装置に対しては、同じコネクタユニット(コネ
クタユニット12−2)から制御線を接続すればよくな
り、線の引きまわしを簡略化することができる。
【0016】また、受信装置1のメインユニットである
RFユニット11からコネクタユニット12が分離され
たことにより、RFユニット11が小型になり、機体内
における搭載位置の自由度が高くなり、機体内のレイア
ウトやバランスの向上に寄与することができる。
RFユニット11からコネクタユニット12が分離され
たことにより、RFユニット11が小型になり、機体内
における搭載位置の自由度が高くなり、機体内のレイア
ウトやバランスの向上に寄与することができる。
【0017】図2は同ラジコン受信ユニットのブロック
図である。また、図3は同ラジコン受信ユニットの各部
における信号を示す図である。RFユニット11は、R
Fアンプ21、ミキサ22、ローカル発振回路23、フ
ィルタ24、IFアンプ25、復調回路26、波形整形
用のコンパレータ27からなっている。RFアンプ21
にはアンテナ20が接続されている。アンテナ20は垂
直尾翼と胴体上面の間に張架されている。
図である。また、図3は同ラジコン受信ユニットの各部
における信号を示す図である。RFユニット11は、R
Fアンプ21、ミキサ22、ローカル発振回路23、フ
ィルタ24、IFアンプ25、復調回路26、波形整形
用のコンパレータ27からなっている。RFアンプ21
にはアンテナ20が接続されている。アンテナ20は垂
直尾翼と胴体上面の間に張架されている。
【0018】送信機(プロポ)は、各操作子の操作量を
PCMデータ化し、これを所定バンドの搬送波に重畳
して送信する(図3はDFM変調を例示している)。
そして、受信装置1のRFアンプ21はこの信号を受信
し、この信号を含む周波数帯の高周波を増幅してミキ
サ22に入力する。ミキサ22にはローカル発振回路2
3が発振したローカル発振信号が入力されている。ロー
カル発振回路23はクリスタル振動子23aを備え、送
信機から送信されてくる上記所定バンドの信号を所定の
中間周波数に変換する。
PCMデータ化し、これを所定バンドの搬送波に重畳
して送信する(図3はDFM変調を例示している)。
そして、受信装置1のRFアンプ21はこの信号を受信
し、この信号を含む周波数帯の高周波を増幅してミキ
サ22に入力する。ミキサ22にはローカル発振回路2
3が発振したローカル発振信号が入力されている。ロー
カル発振回路23はクリスタル振動子23aを備え、送
信機から送信されてくる上記所定バンドの信号を所定の
中間周波数に変換する。
【0019】フィルタ24は周波数変換された信号のな
かから上記所定バンドの信号(中間周波数の信号)のみ
を選別して透過させる。そして、中間周波アンプ25は
この選別された信号を増幅する。復調回路26は、この
中間周波数の信号に重畳されたデータを分離してベース
バンドのデータ波形を取り出す。そして、このデータ波
形は、コンパレータ27に入力されて完全な1/0のデ
ィジタルデータ波形に整形される。この整形されたデ
ータが各コネクタユニットに伝送される′。
かから上記所定バンドの信号(中間周波数の信号)のみ
を選別して透過させる。そして、中間周波アンプ25は
この選別された信号を増幅する。復調回路26は、この
中間周波数の信号に重畳されたデータを分離してベース
バンドのデータ波形を取り出す。そして、このデータ波
形は、コンパレータ27に入力されて完全な1/0のデ
ィジタルデータ波形に整形される。この整形されたデ
ータが各コネクタユニットに伝送される′。
【0020】各コネクタユニット12は、デコーダ28
および受信装置1の受信チャンネル分(同図では5チャ
ンネル)のコネクタ29を備えている。デコーダ28は
RFユニット11から入力されたディジタルデータをチ
ャンネル毎にデコード(アナログ信号に変換)して各チ
ャンネルに対応するコネクタ29に入力する。
および受信装置1の受信チャンネル分(同図では5チャ
ンネル)のコネクタ29を備えている。デコーダ28は
RFユニット11から入力されたディジタルデータをチ
ャンネル毎にデコード(アナログ信号に変換)して各チ
ャンネルに対応するコネクタ29に入力する。
【0021】このように、ディジタルデータとして受信
された制御信号(操作量)をデコードしないまま各コネ
クタユニット12に伝達するようにしたことにより、コ
ネクタユニット12に接続されるサーボ装置13の個数
にかかわらず、1つの制御線でRFユニット11からコ
ネクタユニット12に対して制御信号を伝送することが
できる。
された制御信号(操作量)をデコードしないまま各コネ
クタユニット12に伝達するようにしたことにより、コ
ネクタユニット12に接続されるサーボ装置13の個数
にかかわらず、1つの制御線でRFユニット11からコ
ネクタユニット12に対して制御信号を伝送することが
できる。
【0022】なお、上記の受信ユニットは、シングルス
ーパーヘテロダイン方式のものを例示したが、回路構成
はこれに限定されない。たとえば、ダブルスーパーヘテ
ロダイン方式、超再生方式などどのような構成の回路に
対しても本願発明を適用することができる。また、上記
送信および受信ユニットでは、キャリア変調の方式とし
てDFM方式を採用しているが、これ以外にAM方式な
ど他の変調方式を採用することも可能であり、このよう
な他の変調方式も本願発明の技術的範囲に含まれるもの
である。
ーパーヘテロダイン方式のものを例示したが、回路構成
はこれに限定されない。たとえば、ダブルスーパーヘテ
ロダイン方式、超再生方式などどのような構成の回路に
対しても本願発明を適用することができる。また、上記
送信および受信ユニットでは、キャリア変調の方式とし
てDFM方式を採用しているが、これ以外にAM方式な
ど他の変調方式を採用することも可能であり、このよう
な他の変調方式も本願発明の技術的範囲に含まれるもの
である。
【0023】また、上記実施形態ではラジコン飛行機に
ついて説明したが、飛行機に限定されず、ヘリコプター
など他の装置でもよい。また、上記実施形態でみ、コネ
クタユニット12を3つ備えているが、コネクタユニッ
ト12は1つでもよい。この場合でも受信装置1をRF
ユニット11とコネクタユニット12に分割したことに
よる効果を得ることができる。
ついて説明したが、飛行機に限定されず、ヘリコプター
など他の装置でもよい。また、上記実施形態でみ、コネ
クタユニット12を3つ備えているが、コネクタユニッ
ト12は1つでもよい。この場合でも受信装置1をRF
ユニット11とコネクタユニット12に分割したことに
よる効果を得ることができる。
【0024】また、受信したディジタルデータのデコー
ドはコネクタユニットが行うため、RFユニットはチャ
ンネル数に関係なく用いることができ、図4に示すよう
に、種々のチャンネル数のコネクタユニットに対してR
Fユニットを共通化することができる。また逆に、各コ
ネクタユニットは信号の伝送周波数(バンド)とは無関
係に用いることができるため、種々の周波数のRFユニ
ットに対してコネクタユニットを共通化することもでき
る。
ドはコネクタユニットが行うため、RFユニットはチャ
ンネル数に関係なく用いることができ、図4に示すよう
に、種々のチャンネル数のコネクタユニットに対してR
Fユニットを共通化することができる。また逆に、各コ
ネクタユニットは信号の伝送周波数(バンド)とは無関
係に用いることができるため、種々の周波数のRFユニ
ットに対してコネクタユニットを共通化することもでき
る。
【0025】またさらに、サーボ装置(SX−1,2,
3…)を駆動するための電源(BATT)は、RFユニ
ットを介して供給する方式以外に、図4に示すように、
コネクタユニットに直接供給するようにすることもでき
る。
3…)を駆動するための電源(BATT)は、RFユニ
ットを介して供給する方式以外に、図4に示すように、
コネクタユニットに直接供給するようにすることもでき
る。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、受信装
置を高周波ユニットとコネクタユニットに分割し、その
間を多重化された複数チャンネルの制御信号を伝送する
ようにしたことにより、配線を簡略化することができる
とともに、各ユニットの大きさを小さくすることがで
き、ラジコン飛行機に搭載する場所の自由度を高くする
ことができる。
置を高周波ユニットとコネクタユニットに分割し、その
間を多重化された複数チャンネルの制御信号を伝送する
ようにしたことにより、配線を簡略化することができる
とともに、各ユニットの大きさを小さくすることがで
き、ラジコン飛行機に搭載する場所の自由度を高くする
ことができる。
【図1】この発明の実施形態であるラジコン受信装置を
搭載したラジコン飛行機の概略構成図
搭載したラジコン飛行機の概略構成図
【図2】同ラジコン受信装置のブロック図
【図3】同ラジコン受信装置の各部の信号を示す図
【図4】同ラジコン受信装置のRFユニットとコネクタ
ユニットの組み合わせを説明する図
ユニットの組み合わせを説明する図
【図5】従来のラジコン飛行機の概略構造図
1…受信装置、11…RFユニット、12…コネクタユ
ニット、13…サーボ装置、20…アンテナ、21…R
Fアンプ、22…ミキサ、23…ローカル発振回路、2
3a…クリスタル振動子、24…フィルタ、25…IF
アンプ、26…復調回路、27…コンパレータ、28…
デコーダ、29…コネクタ
ニット、13…サーボ装置、20…アンテナ、21…R
Fアンプ、22…ミキサ、23…ローカル発振回路、2
3a…クリスタル振動子、24…フィルタ、25…IF
アンプ、26…復調回路、27…コンパレータ、28…
デコーダ、29…コネクタ
Claims (3)
- 【請求項1】 多重化された複数チャンネルの制御信号
が変調によって重畳された搬送波信号を受信する高周波
回路と、受信した搬送波信号から前記多重化された複数
チャンネルの制御信号を分離する復調手段と、を有する
高周波ユニットと、 前記高周波ユニットから入力された前記多重化された複
数チャンネルの制御信号を各チャンネル毎の制御信号に
デコードするデコード手段と、デコードされた制御信号
が各チャンネル別に供給される各チャンネル毎のコネク
タと、を有するコネクタユニットと、 を備え、前記高周波ユニットとコネクタユニットが別体
で構成され、前記多重化された複数チャンネルの制御信
号を伝送する伝送線路で接続されているラジオコントロ
ール受信装置。 - 【請求項2】 1つの高周波ユニットに対して複数のコ
ネクタユニットが接続され、各コネクタユニットに対し
て前記多重化された複数チャンネルの制御信号が入力さ
れる請求項1に記載のラジオコントロール受信装置。 - 【請求項3】 それぞれ異なる搬送波周波数またはそれ
ぞれ異なる変調方式に対応する複数の高周波ユニットか
ら1つの高周波ユニットが選択され、 それぞれ異なるチャンネル数またはそれぞれ異なるエン
コード方式に対応する複数のコネクタユニットから1種
類のコネクタユニットが選択され、 前記選択された1つの高周波ユニットおよび1種類のコ
ネクタユニットを組み合わせて構成された請求項1また
は請求項2に記載のラジオコントロール受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001106437A JP2002301277A (ja) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | ラジオコントロール受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001106437A JP2002301277A (ja) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | ラジオコントロール受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002301277A true JP2002301277A (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=18958943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001106437A Pending JP2002301277A (ja) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | ラジオコントロール受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002301277A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013111388A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Futaba Corp | 操縦用通信装置、被操縦体用通信装置及び操縦用通信システム |
JP2020108705A (ja) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | 小西模型株式会社 | 複数のアクチュエータを用いて同一動翼を制御する場合の同期方法 |
-
2001
- 2001-04-04 JP JP2001106437A patent/JP2002301277A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013111388A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Futaba Corp | 操縦用通信装置、被操縦体用通信装置及び操縦用通信システム |
JP2020108705A (ja) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | 小西模型株式会社 | 複数のアクチュエータを用いて同一動翼を制御する場合の同期方法 |
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