JP2002297398A - 所定文書タイプ定義のためのプリプロセッサ、マークアップ言語文書を処理するシステム、及び、本目的のための方法及びコンピュータプログラム製品 - Google Patents

所定文書タイプ定義のためのプリプロセッサ、マークアップ言語文書を処理するシステム、及び、本目的のための方法及びコンピュータプログラム製品

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JP2002297398A
JP2002297398A JP2002039542A JP2002039542A JP2002297398A JP 2002297398 A JP2002297398 A JP 2002297398A JP 2002039542 A JP2002039542 A JP 2002039542A JP 2002039542 A JP2002039542 A JP 2002039542A JP 2002297398 A JP2002297398 A JP 2002297398A
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エシャーマン マーレン
Martin Naedele
ネーデレ マルティン
Otto Preiss
プライス オット
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ABB RES Ltd
ABB Research Ltd Switzerland
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ABB RES Ltd
ABB Research Ltd Switzerland
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定のDTDに準拠する有効なマークアップ
言語文書を生成する方法、及び、この方法を実行するた
めのコンピュータプログラム製品を提供する。 【解決手段】 本発明は、アプリケーションユニット
(1、6)のインタフェースと情報を相互交換するため
の少なくとも1つの所定のインタフェースを含み、か
つ、アプリケーションユニット(1、6)からのアプリ
ケーション情報をマークアップ言語プロセッサ(3)へ
のDTDを満足する呼出しに変換し、マークアップ言語
プロセッサ(3)からのマークアップ言語情報をアプリ
ケーションユニット(1、6)により解釈可能なアプリ
ケーションユニット(1、6)に送信するための戻り情
報に変換する変換手段を含む、所定文書タイプ定義(D
TD)のためのプリプロセッサ(2)に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
ユニットとのインタフェースを有し、かつ、マークアッ
プ言語プロセッサを有する所定の文書タイプ定義(DT
D)のためのプリプロセッサ、マークアップ言語文書を
処理するためのこのプリプロセッサを備えるシステム、
特定のDTDに準拠する有効なマークアップ言語文書を
生成する方法、及び、この方法を実行するためのコンピ
ュータプログラム製品に関する。
【0002】
【従来の技術】情報の記録及び構成のためのマークアッ
プ言語の使用が益々重要となりつつある。しかしなが
ら、マークアップ言語文書に記憶される情報の作成と、
その読み取り及び使用のための処理とは、すぐに、その
処理に関して一般的なプロセッサに限界があり、また、
特定のマークアップ言語の標準化された言語範囲に関係
する限界があることを示すことができ、利用することが
できる情報を記憶して呼び出すのを可能にするために、
補足的なデータ処理プログラムの必要性をもたらす場合
がある。それ相応の問題もその他の分野で起こり得る
が、発電及び配電の分野の例を使用してこれらの問題を
以下の記述で説明することとし、本発明も、これらの分
野における解決策を提供することを目的としている。
【0003】IEC規格61850は、ステーション制
御技術におけるデータ交換の将来的な規格とみなすこと
ができる。その狙いは、ステーション制御システム内の
様々な構成要素及び装置間の製造業者から独立したアプ
リケーション相互運用性を可能にすることである(サブ
ステーション自動化システム、SAS)。この規格の第
6部には、異なる製造業者からの装置とシステム構成ツ
ールとの間の通信システム構成データの相互運用可能な
交換を可能にするために、サブステーション構成言語
(SCL)が指定されている。SCLは、ステーション
制御システムの大きく異なる態様を説明するのに使用す
ることができ、それらには、既存知的電子装置の構成、
通信システムの構成、開閉装置アセンブリのトポロジ
ー、及び内部電気装置に実装された機能性との関係、な
どがある。
【0004】重要な情報技術規格との適合性を確保する
ために、SCLは、ページ記述言語XML(拡張マーク
アップ言語)を基本としており、IEC規格61850
の第6部のバージョン1.0には、SCL文書の特定X
ML構文及びそれらの意味を定義する文書タイプ定義
(DTD)が含まれている。ステーション制御システム
の構成状態(SCLを使用して説明することが可能)
は、いかなる場合でも、SCL準拠XML文書の形式で
記憶される。
【0005】XMLは、文書形式で情報を表すための
「規格」である。XMLは、文書又は一般情報を構成す
るのに使用されるいわゆるマークアップ言語の1つであ
る。この場合、異なるマークアップ言語の定義づけを可
能にし、それらの使用のためには要素に対する指令及び
識別子定義の形での指定が必要ないわゆるメタ言語と、
所定の識別子及び指令の範囲を有することから、より具
体的には構造化に関係する実際のマークアップ言語との
間で区別が付けられている。マークアップ言語には、例
えば、GML、SGML、HTML、XHTML、及
び、XML自体が含まれる。XML文書は、データを構
造化するがそれをフォーマットしない文書である。実際
に、XML文書の個々のエントリは、特定の意味内容と
関連がある。XMLは、情報がその内容の意味に基づい
て構造化されることを可能にし、従って、例えば、XM
Lと平行して開発され、所定の指令範囲に対して簡単な
情報構造化及び実質的には文書の呈示に関係する情報
(例えば、文字及びそのサイズ)のみを定義するHTM
L規格を超えている。XML文書の個々のエントリ又は
要素は、一般的に、例えば、特定の情報項目、及び、例
えばエントリ内の指令を適用することができるテキスト
チェーンであるデータの意味を表すことができ「タグ」
とも喚ばれる指令を含んでいる。いわゆるよく形成され
たXML文書は、例えばXMLバージョンが記載されて
いる少なくとも1つのいわゆるプロローグ、及び、更な
る要素を含む。この場合、XML仕様では、XML文書
の生成方法のみが定義されるが、XML文書に記憶する
ことができる情報の種類は定義されない。実際にこのよ
うな許されるタグの定義は、それぞれのDTDに準拠し
ているXML文書内の許されるエントリの定義を指示す
る文書タイプ定義(DTD)を基本としている。本発明
の目的のために、表現文書タイプ定義は、マークアップ
言語の定義でその拡張が与えられているかどうかを問わ
ず、マークアップ言語文書の構造の定義のいかなる拡張
定義も意味するように理解されるものとする(すなわ
ち、言語定義の「許された」範囲を超える)。このよう
なDTDは、実際にSCL文書の定義を表す。XML文
書がよく形成されているだけでなく、同じく既存のDT
Dの規則にも準拠している場合、これを有効な文書と呼
ぶ。DTDは、プロローグで参照されてもよいし、又
は、文書に含めてもよい。
【0006】XML文書(又は、その他のマークアップ
言語による文書)を生成、読み込み、及び、修正するこ
とを可能にするために、様々なプログラミングインタフ
ェースがこれまでに開発されている。これらは、いわゆ
るアプリケーションプログラミングインタフェース(A
PI)である。APIは、1つのソフトウエアを別のソ
フトウエアで使用することができる方法を説明する決ま
りや約束事を定義する。このようなAPIをアクセスに
使用する時、XML文書内のデータは、一例として、ツ
リー(いわゆる「解析」木)のような枝を有し、ノード
を有し、かつ、適切なプログラムにより解釈することが
できる構造の形で表わされる。これらのAPIの1つ
が、文書オブジェクトモデル(DOM)である。DOM
−APIを使用には、従って、一般的なノードによるX
ML文書に亘るナビゲーションが必要であり、この場
合、ノードは、要素、属性、及び、コメントなどに対応
することができる。実際のXMLデータ、すなわち、属
性及び要素の値は、文字列の形で両方向に転送される。
DOMに加えて、例えば、DOMレベル2、XML(S
AM)用シンプルAPI、又は、XML構文解析(JA
XP)拡張用Java(登録商標) APIのような他の
インタフェース仕様がある。
【0007】マークアップ言語の書式での文書へのアク
セス用のDOM及びその他のAPIは、単に仕様に過ぎ
ず、特定のプログラムに変換する必要がある。これは、
例えばXML文書の内容を記録し、かつ、それをDOM
仕様又は他の何らかのAPIに準拠するようにAPI呼
出しプログラムに呈示することができるプロセッサによ
り行なわれる。従って、他のプログラムが、API書式
を用いた指令及び/又はテキストなどの内容を含む情報
をインタフェースを通じてこのXMLプロセッサに送る
ことにより、API準拠インタフェースを通じてXML
プロセッサへの問い合わせを提出してもよい。マークア
ップ言語プロセッサは、要求しているプログラムに対し
て処理されたマークアップ言語文書の構造化に関する情
報を供給する戻り情報を送信することにより、XML文
書の構造に関係する問い合わせを含む情報送信に応答す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在、既存のAPI準
拠マークアップ言語プロセッサ、例えば「マイクロソフ
ト」から販売されているXMLプロセッサは、事実、特
定のDTDのサポートを提供しないという意味において
一般的なものである。これは、例えば属性値は属性タイ
プに対して検査されないということを意味しており、そ
の結果、例えば、いかなるNMTOKENも、ENUM
として特長づけられている要素に現れる可能性がある。
この値が許容値リストに含まれているか否かを判断する
ための検査はない。
【0009】更に、要素の多重内容又は条件付内容を定
義する内容制限規則(包含制限規則)は検査されず、例
えば「電圧」属性が実際に電圧単位と共に数字を含んで
いるか否か判断するための特定の意味的検査は何も行な
われない。従って、一般的なAPI準拠マークアップ言
語プロセッサを使用して、よく形成されたXMLファイ
ルである文書(特定のDTDを有する)、例えばSCL
文書を生成することが可能である。しかしながら、この
ような文書もそれがまた有効なXMLファイル、例えば
有効なSCLファイルであるという保証はない。ファイ
ルが有効であったとしても、意味的な正しさの保証はな
い。特定のマークアップ言語文書がロードされた時に限
り、一般的なマークアップ言語プロセッサは、使用され
ているDTD、例えばSCL−DTDに対してその検査
を実行するが、特定のエラー情報は何も生成されない。
DTDは構文のみを定義するがマークアップ言語文書の
意味は定義しないため、意味的正しさは、DTDに基づ
いて検査することができない。
【0010】ステーション制御システムの構成につい
て、これは、一般的なXMLプロセッサを有する構成ツ
ールにより生成されたSCLファイルが無効つまり意味
的に正しくない可能性があり得ることを意味するであろ
う。このようにして生成されたファイルが、構成される
知的電子器具に送られた場合、以下の状況が起こり得
る。 ・SCLファイルが無効である場合、そのファイルを器
具にロードする処理が失敗する。 ・SCLファイルが意味的に正しくない場合、知的電子
器具を構成する処理が失敗する、又は、知的電子器具が
間違って構成される。
【0011】従来技術におけるこのような不利な状況を
回避するために、各構成ツール、及び、SCLファイル
を読み取る又は書き込むことができる各構成可能な器具
のソフトウエアは、SCLファイルを生成する又は読み
取る時にSCL構文及び意味を検査する専用の特定SC
Lモジュールを備えている。これは、プログラミングの
増大する複雑化と関連があり、また、異なる実装のため
に、恐らく、例えばファイルが幾つかの器具により処理
された時に非互換性をもたらす可能性がある。従って、
本発明の目的は、特定のDTDに準拠するように意図さ
れたマークアップ言語文書の正しさを確実にする改良さ
れたシステムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的は、独立特許請
求項1に記載の所定の文書タイプ定義用プリプロセッサ
の提供、独立特許請求項14に記載のマークアップ言語
文書を処理するシステム、独立特許請求項21に記載の
マークアップ言語文書を生成する方法、及び、独立特許
請求項27に記載のコンピュータプログラム製品によっ
て達成される。本発明の更なる有利な実施形態、態様、
及び、詳細は、従属特許請求項、説明内容、及び、添付
図面において見出すことができる。
【0013】本目的は、特定のプリプロセッサを提供す
るという原則に基づくものであり、この特定プリプロセ
ッサは、第1に、データを一般的なマークアップ言語プ
ロセッサと相互交換し、このプリプロセッサを通じて正
しいDTD準拠マークアップ言語文書を生成する及び読
み取ることができ、第2に、いかなる目標とするアプリ
ケーションユニットとのインタフェースをも準備するこ
とができる。本発明は、たとえその導入部においてステ
ーション制御技術に関するSCL文書に関連して既存の
問題を説明したとしても、SCL文書の処理に限定され
ないことは自明である。事実、本発明は、原則的には、
問題が特定のDTDに対する正しさ及び適合性に関連す
る、マークアップ言語文書の処理に使用することができ
る。XML、SGML、又は、HTMLなどのマークア
ップ言語が益々広く普及しているために、本発明は幅広
い適用分野を有する。
【0014】従って、本発明は、アプリケーションユニ
ットのインタフェースと情報を相互交換する少なくとも
1つの所定インタフェースと、アプリケーションユニッ
トからのアプリケーション情報をDTDを同時に満足す
るマークアップ言語プロセッサへの呼出しに変換し、マ
ークアップ言語プロセッサからのマークアップ言語情報
をアプリケーションユニットに送信するための戻り情報
に変換する、またその場合に変換された情報がアプリケ
ーションユニットにより解釈可能である、変換手段とを
有する所定文書タイプ定義(DTD)のためのプリプロ
セッサを基本とする。
【0015】本発明では、一般的なデータ処理の分野の
ように、プリプロセッサという用語は、特定の判断基準
に基づいて着信データを変換し、変換データを出力する
プログラムオブジェクトを意味する。プリプロセッサ
は、アプリケーションユニットと接続するための所定の
インタフェースを有する。これは、このインタフェース
が形成された状態において、広く異なるアプリケーショ
ンユニットからプリプロセッサにアクセスすることがで
きるということを有利に意味する。これにより、個々の
アプリケーションユニットの各々において対応するソフ
トウエアモジュールを再プログラミングするという従来
技術では公知の問題が回避される。アプリケーションユ
ニットをプログラミングする時、プリプロセッサの所定
インタフェースを呼び出すには、(より簡素な)機能性
を次に実行することが必要なだけである。
【0016】本発明によるプリプロセッサは、一般的な
マークアップ言語プロセッサを有する機能ユニットに実
装することができる。これは、1つのソフトウエアオブ
ジェクトにこの2つの機能性が組み合わされることを意
味し、その結果、2つの部分の間の通信を内部的に開始
することができ、特定の定義されたインタフェースを導
入する必要がない。代替的に、本プリプロセッサは、本
プリプロセッサと従来的な一般的マークアップ言語プロ
セッサとを使用することができる異なるアプリケーショ
ンユニットの間に挿入することができ、インタフェース
を通じて両方のアプリケーションユニットに結合するこ
とができる。このようにして、既存の一般的マークアッ
プ言語プロセッサを使用することが可能であり、その結
果、本発明を実行するプログラミング上の複雑さを大幅
に低減する。
【0017】本プリプロセッサは変換手段を備え、該変
換手段は、各々の場合において、アプリケーション装置
とマークアップ言語プロセッサとの間で相互交換された
情報の様々な構造を相対する側の必要性に適合させ、更
に、マークアップ言語プロセッサに供給された呼出し
を、それぞれに使用されているDTPに呼出しが対応す
るように処理をする。表現アプリケーションユニット
は、この場合、最も広い意味を有するとみなす必要があ
り、また、制御コンピュータ又は特定の移動式構成器具
用のプログラムなどの構成ツールに加えて、ステーショ
ン制御技術用の構成可能な知的電子装置、ステーション
制御技術用に使用される通信システム、及び、他の全て
の要素を含む。
【0018】ステーション制御技術に関するもの以外の
用途に関しては、アプリケーションユニットは、ユニッ
トがハードウエア(例えば、マークアップ言語ファイル
を処理するための内蔵ASICを有する器具の場合)又
はソフトウエアの形態であるか否かを問わず、特定のD
TDに準拠しなければならないマークアップ言語文書で
作動する任意のユニットとみなす必要がある。マークア
ップ言語プロセッサは、マークアップ言語の書式のファ
イルを処理する、すなわち、それらを生成、修正、及
び、読み取ることができるプロセッサである。マークア
ップ言語プロセッサにより処理されたファイルは、構成
される1つ又はそれ以上の器具に関する広く異なる情報
を含むことができる。
【0019】本プリプロセッサは、所定のAPIに準拠
するマークアップ言語プロセッサと対話することが好ま
しく、その場合、本プリプロセッサは、呼出しをマーク
アップ言語プロセッサに送信し、マークアップ言語プロ
セッサからマークアップ言語情報を受信する少なくとも
1つのインタフェースを有し、また、呼出しとはAPI
準拠の呼出しである。本発明の目的においては、API
準拠とは、マークアップ言語プロセッサが、方法の呼出
しを受信して特定APIの定義に対応する情報を出力す
ることができるプログラミングインタフェースを有する
ことを意味する。従って、データは、マークアップ言語
プロセッサのAPI準拠インタフェースを通じて相互交
換され、その結果、プリプロセッサは、対応する指令を
発生することができることが必要である。使用されるマ
ークアップ言語は、XMLであることが好ましく、その
理由は、それが確立された「規格」であり、情報を容易
に構造化することができ、既存のソフトウエアを容易に
適合させることができ、XMLがそれが良く知られてい
ることから十分に理解されているからである。使用され
るAPIは、使用されるマークアップ言語を反映するこ
とができてXML使用時にSAX又はDOMなどの文書
への必要な操作を可能にする、任意の適切なAPIとす
ることができる。
【0020】本発明によるプリプロセッサは、SCLプ
リプロセッサ、すなわち、要求しているアプリケーショ
ンユニットに情報を転送する前にSCL−DTDと照合
し、それにより構成エラーを回避することを可能にする
方法で情報を処理するのに適するプリプロセッサであり
得ることが好ましい。特にSCL文書の生成及び読み取
りのためにプリプロセッサを使用すると、上記のよう
に、従来技術に見出される様々な問題が思いがけずに解
決され、従って、ステーション制御技術のための管理シ
ステムの設計及び実施が簡素化される。
【0021】インタフェースを通じて送られる情報は、
アプリケーションユニット、本発明によるプリプロセッ
サ、及び、マークアップ言語プロセッサの間で送信され
る。この場合、異なる情報項目を区別することが可能で
ある。アプリケーションユニットからプリプロセッサに
送られた情報は、本発明によれば、アプリケーション情
報と呼ばれる。この情報は、プリプロセッサのソフトウ
エアインタフェースに対応する標準化された書式で送信
される必要がある。アプリケーション情報は、一般にマ
ークアップ言語ファイルに対する操作のための命令を含
む。アプリケーションユニットが構成ツールである場
合、構成ツールの入力パラメータをアプリケーション情
報として引用してもよく、マークアップ言語ファイルの
操作のための適切な命令と共にプリプロセッサに送って
もよい。アプリケーションユニットが知的電子器具であ
る場合、通常のアプリケーション情報としては、例え
ば、マークアップ言語ファイルの内容に関する検査があ
り得る。従って、ある状況においては、純粋な命令に加
えて、構造情報、すなわち、生成されるマークアップ言
語ファイルの実際の内容に関連し、そのような情報項目
間の構文上の関係に関連する情報が同様に送信される一
方、他の場合には、命令のみが送信される。
【0022】アプリケーション情報は、少なくとも1つ
の構成可能な器具の構成のためのマークアップ言語文書
を生成する器具構成パラメータを含み得ることが好まし
い。アプリケーション情報は、マークアップ言語プロセ
ッサに送信することができる方法呼出しに変換手段で変
換される。この変換処理中、アプリケーション情報は、
良く形成されているばかりでなく同じく有効なマークア
ップ言語ファイルを取得するために、使用されているD
TDに準拠する形式に同時に変更される。処理されたマ
ークアップ言語文書の構造化に関する情報などのマーク
アップ言語プロセッサから送られたマークアップ言語情
報においては、反対方向ではAPI準拠書式が使用され
る。従って、マークアップ言語プロセッサは、要素、属
性、及び、コメントなどの例えば一般的なノードに関す
る情報をインタフェースを通じて送信する。
【0023】本発明による変換手段は、この情報をアプ
リケーションユニットに送信することができる戻り情報
に変換する。このアプリケーションユニットは、情報を
送信している上記のアプリケーション装置と同一である
必要はないことに留意する必要がある。すなわち、実際
上は、特にプラント制御システムの分野においては、例
えばデータ処理システム上の構成プログラムである第1
のアプリケーションユニットが、例えばSCLに準拠す
るマークアップ言語書式で構成ファイルを生成又は修正
するということ、及び、例えば配電サブステーションの
構成可能な器具である第2のアプリケーションユニット
が、それ自体を構成するためにこのファイルのデータを
読み取るということがしばしば可能である。
【0024】本発明によれば、戻り情報は、マークアッ
プ言語プロセッサにより処理されるDTD準拠マークア
ップ言語ファイルに関する構成情報を含むことが好まし
い。この構成情報は、逆に、識別子情報、すなわち、例
えばSCLファイルを使用する時の構成に関する情報で
ある、いわゆるタグ及び/又は内容情報を含んでもよ
い。戻り情報は、従って、少なくとも1つの構成可能な
器具の構成のための既存マークアップ言語文書に関する
器具構成パラメータを含むことができる。
【0025】これらの器具構成パラメータ(戻り情報と
しての)、及び/又は、任意の一般的な種類の戻り情報
は、変換手段により、アプリケーション装置が解釈でき
る変換戻り情報に変換される。変換戻り情報へのこの変
換は、最初に、それぞれのアプリケーションユニットに
より同様に使用されるパラメータ書式へのAPI準拠戻
り情報の書式変換を含む。更に、しかしながら、変換戻
り情報への変換の処理には、単なる書式に加えて、アプ
リケーション装置に送り返される戻り情報によって確実
に構文及び意味上の条件が満足されるように、送信され
た情報のDTD準拠に関する検査が同様に含まれること
が好ましい。
【0026】従って、受信された情報の構文がDTDに
準拠しているか、また、構成されるそれぞれのアプリケ
ーションユニットの条件に意味が準拠しているかを検査
する手段を変換手段が有することが好ましい。この検査
は、アプリケーション情報及びマークアップ言語プロセ
ッサにより送信された戻り情報の両方に関して行なわれ
る。これにより、第1に、アプリケーションユニットは
利用できる情報を受信することができ、第2に、マーク
アップ言語プロセッサはそれぞれのDTD書式で有効な
マークアップ言語文書を生成することができるように、
送信情報の構文が、使用されているDTDに確実に準拠
することを可能にする。
【0027】特定のDTDを有する有効なマークアップ
言語文書がある時でさえも、様々な理由で、送信された
情報が正しくない、又は、容認不可となる可能性があ
る。従って、例えば、たとえ送信情報の種類がそれに関
わっている識別子の種類に対応しているとしても、実際
に送信される情報は、絶対的最大可能値の範囲外である
場合がある。そして、マークアップ言語文書を使用する
時はもう1度エラーが発生するであろう。従って、変換
手段は、情報に含まれた構造情報の論理的な正しさ及び
/又は許容性を検査する手段を有することが好ましい。
これを行うためには、許容性が構成可能な器具により異
なる場合があることから、例えばSCLファイルを生成
するための器具特定のプリセットを含む更なる情報をプ
リプロセッサに供給することが必要であり得る。
【0028】本発明は、更に、本発明によるプリプロセ
ッサを備える全体システムを基本としている。これは、
特定の文書タイプ定義(DTD)に準拠する有効なマー
クアップ言語文書を処理するシステムであり、その場
合、該システムは、DTDに関して有効であるマークア
ップ言語文書を処理するために、アプリケーション情報
項目セットを生成及び/又は読み取るアプリケーション
ユニット、本発明によるプリプロセッサ、及び、情報を
プリプロセッサと相互交換するためのマークアップ言語
プロセッサを有する。
【0029】本発明によるプリプロセッサに関して上記
で述べた全てのことが本システムにも同等に適用される
ので、上記で述べた内容全体を参照されたい。特に、プ
リプロセッサ及びマークアップ言語プロセッサを組み合
わせて機能ユニットを形成することができる。同様に、
マークアップ言語プロセッサに関しては、上記で詳細に
説明したようにプリプロセッサとのAPI準拠インタフ
ェースを有する一般的マークアップ言語プロセッサであ
ることが好ましい。
【0030】本発明によれば、アプリケーションユニッ
トは、この場合、構成プログラム又は構成可能な器具で
あってもよい。本システムは、従って、DTD準拠マー
クアップ言語文書を生成するだけでなく、次にそれらを
読み取り、器具が要求を生成した時には、構成される器
具に情報を供給することもできる。アプリケーション情
報項目は、構成可能な器具の構成のための器具構成パラ
メータであってもよい。類似の方法で、所定のDTD
は、例えばサブステーション構成言語(SCL)であっ
てもよい。
【0031】更に、本発明は、所定の文書タイプ定義に
準拠するマークアップ言語文書を生成する方法を基本と
しており、本方法は、以下の段階を有する。 ・アプリケーション情報項目セットの生成 ・アプリケーション情報から、所定のDTDに準拠する
情報表現の生成 ・情報表現から、そのDTDに関して有効であるマーク
アップ言語文書の生成 使用されるアプリケーション情報項目は、少なくとも1
つの構成可能な器具に対する器具構成パラメータであり
得ることが好ましい。器具構成パラメータセットは、通
常、構成プログラム内のユーザ入力により生成される。
これらの器具構成パラメータは、使用されているDTD
に準拠しているパラメータ表現を生成するのに使用され
る。例えば、これは、上記の通り本発明によるプリプロ
セッサで行うことができる。パラメータ表現は、例えば
特定のAPIに準拠しているパラメータ表現であっても
よい。
【0032】第1の段階では、生成されるパラメータ表
現は、マークアップ言語準拠構成ファイルに変換され
る。この段階は、例えば従来のマークアップ言語プロセ
ッサのAPIインタフェースを通じてパラメータ表現を
送信した後に行ってもよい。器具構成パラメータは、そ
れらからDTD準拠パラメータ表現が生成される前に構
文的及び/又は意味的に検査されることが好ましい。同
様に、プリプロセッサに関連して上記で説明した通り、
それらの内容の意味が正しいことを検査することが可能
である。
【0033】本発明は、有効なマークアップ言語文書を
生成する方法が以下の段階を有することを特長とするこ
とができる。 ・DTD準拠情報表現から、所定のAPIに準拠する呼
出しの生成 ・このAPIに準拠するインタフェースを通じてマーク
アップ言語プロセッサへのAPT準拠呼出しの送信 ・有効なマークアップ言語文書を処理するためにAPT
準拠呼出しの実行
【0034】更に、本発明による方法では、アプリケー
ション情報項目は、少なくとも1つの構成可能な器具に
対する器具構成パラメータであってもよい。本発明によ
るプリプロセッサにより、API準拠命令構造を生成す
ることができる。更に、反対の処理方向、すなわち、マ
ークアップ言語プロセッサによるマークアップ言語文書
の構文解析、及び、このようにして得られた情報のアプ
リケーションユニット向けのアプリケーション戻り情報
への変換もまた、本発明に含まれることが意図されてい
る。
【0035】最後に、本発明はまた、デジタルデータ処
理手段の内部メモリにロードすることができるコンピュ
ータプログラム製品を基本としており、1つ又はそれ以
上のデータ処理手段にロードされて実行されると本発明
で請求されているように方法を実行するコンピュータプ
ログラムコード手段を有する。すなわち、コンピュータ
プログラム製品は、本発明によるプリプロセッサを記述
して実装する。コンピュータプログラム製品は、本発明
による方法を実行するために、コンピュータプログラム
が記憶されるコンピュータ判読可能媒体であることが好
ましい。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の1つの重要な態様は、そ
れぞれのマークアップ言語文書にアクセスするいかなる
ソフトウエア(アプリケーションユニット)に対しても
使用ことができるソフトウエア製品として、例えばSC
Lプロセッサである特定の再使用可能プリプロセッサを
提供することである。このプリプロセッサは、例えば、
マイクロソフト(登録商標)、COMの構成要素、スク
リプトシステムのPHP又はPerl、又は、Java
(登録商標)クラスにより実装することができる。
【0037】このプリプロセッサは、以下の重要な態様
を有する。すなわち、全ての必要な構文及び意味上の検
査は、できるだけ早期に行なわれる。これは、全ての必
要な段階を行うことができ、マークアップ言語プロセッ
サからの正しくないアプリケーション情報又は正しくな
いAPI準拠情報などの正しくない入力パラメータの場
合にエラーメッセージを戻すことができる、属性を設定
したり要素を追加するなどの特定の方法を有するIEC
(国際電気標準会議)61850に従う例えばSCL要
素である、DTDで定義された各要素に対して実装され
る特定のインタフェースを準備することにより達成する
ことができる。更に、プリプロセッサは、生成されるD
TD文書に正しい情報のみを入力することができるよう
な方法でユーザ入力の能力をプリプロセッサが限定する
ように装備することができる。これは、例えば、DTD
のある与えられた要素について全く存在しない属性の追
加を許さない特定のDTDインタフェースのみをアクセ
ス可能にすることにより達成することができる。
【0038】最後に、例えばSCLファイルであるDT
D準拠マークアップ言語ファイルの便利な生成を可能に
する方法、及び、このようなDTD準拠マークアップ言
語ファイルから得られる情報の提供が、本発明によるプ
リプロセッサの1つの好ましい実施形態の特徴である。
本発明によるプリプロセッサは、既存の一般的マークア
ップ言語プロセッサ、例えばXMLプロセッサを基本と
することができる。これは、それ自体で、必要とされる
機能性の多くの部分の供給をもたらすが、それは、XM
Lプロセッサ及び本発明によるプロセッサの基本的な挙
動がいくつかの点で類似するからである。既に説明した
ように、既存のマークアップ言語プロセッサを拡張し、
プリプロセッサの機能性の欠如をその中で調整すること
が同じく可能である。
【0039】図1は、器具構成の管理の例に基づき、本
発明によるシステムの1つの可能な設計を概略的に示
す。上のラインでは、DTD文書は、その入力パラメー
タを適切なインタフェースを通じてプリプロセッサ2に
送る構成ツール1により生成される。このプリプロセッ
サは、受信した入力パラメータを例えばDOM−API
への呼出しに変換し、この呼出しは、更なる接続を通じ
て、この目的のためにAPIインタフェース4を準備す
る一般的マークアップ言語プロセッサ3に送られる。マ
ークアップ言語プロセッサは、この時点で、送信された
DTD準拠アプリケーションパラメータを使用してDT
D準拠マークアップ言語ファイル5を発生させる。生成
される情報は、恐らくマークアップ言語プロセッサ3を
通じてプリプロセッサ2に供給され、プリプロセッサ2
は、その情報を例えば入力が正しかったというフィード
バックとしての画面上の表示を生成するために構成ツー
ル1に送信する。
【0040】構成可能な器具のアクセスは、下のライン
で説明される。構成可能な器具、例えば知的電子器具6
は、DTD準拠マークアップ言語ファイルを生成するプ
リプロセッサ2と同一であり得るプリプロセッサ2を通
じて要求を生成し、この要求を例えばDOM準拠呼出し
であるAPI準拠方法呼出しに変換し、その呼出しをプ
リプロセッサ又は他の何らかの一般的マークアップ言語
プロセッサ3のAPI準拠インタフェース4を通じて転
送し、その結果、DTD準拠文書に含まれた構成情報を
読み取った後、API準拠情報として処理された戻り情
報をプリプロセッサ2に送信することができ、プリプロ
セッサ2は、それを対応するパラメータに変換し、次
に、そのパラメータは、器具6によって読み取られ、器
具6は、次に自立的にそれ自体を構成することができ
る。
【0041】プリプロセッサ2及びマークアップ言語プ
ロセッサ3は、各々の場合において異なるアプリケーシ
ョンユニットからの両方の種類の要求を処理することが
できる同じプロセッサであり得るということを示すため
に、図1の上のライン(生成)と図1の下のライン(読
み取り)とで同一の参照記号を有する。一方、各々の場
合において、異なるプロセッサがまた1つの文書にアク
セスし得ることを明らかにするために、2つのボックス
が示されている。プリプロセッサ2及びマークアップ言
語プロセッサ3を含む機能的要素を組み合わせて1つの
ユニットを形成することができる。この場合、要素は内
部的に通信することができるので、所定のAPI準拠イ
ンタフェース4を有するマークアップ言語プロセッサを
使用する必要はない。
【0042】本発明による特定のプリプロセッサ、例え
ばSCL特定インタフェースを有するSCLプロセッサ
の利用可能性には様々な利点がある。例えば、生成され
るマークアップ言語ファイルの読み取り及び書き込み中
のエラー検査の改良がある。設計及び実施に必要とされ
る労力の量は、プリプロセッサの再利用性のために低減
される。従って、更に素早く新しい製品を市場に出すこ
とが可能である。少数のソフトウエア製品に的を絞るこ
とにより、ソフトウエアの品質を改善することが可能で
あり、それは、逆に試験に要する労力の低減をもたら
す。本発明によるプリプロセッサは、従って、将来のス
テーション制御技術の重要な不可欠構成要素を代表する
ことができ、ステーション制御技術及び更なる応用分野
の両方におけるソフトウエア製品として市場に出すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変換システムにおける様々な要素
の配置を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 構成ツール(アプリケーションユニット) 2 プリプロセッサ 3 マークアップ言語プロセッサ 4 API準拠インタフェース 5 DTD準拠マークアップ言語文書 6 構成可能な器具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オット プライス スイス ツェーハー−5079 ツァイヘン タルヒューベル 4 Fターム(参考) 5B081 AA10 BB08 DD01

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションユニット(1、6)の
    インタフェースと情報を相互交換するための少なくとも
    1つの所定のインタフェースと、 ・アプリケーションユニットからのアプリケーション情
    報を、マークアップ言語プロセッサ(3)へのDTDを
    満足する呼出しに変換し、 ・前記マークアップ言語プロセッサ(3)からのマーク
    アップ言語情報を、アプリケーションユニットに送信す
    るための、前記アプリケーションユニットにより解釈可
    能な戻り情報に変換する、 変換手段と、 を含むことを特徴とする、所定文書タイプ定義(DT
    D)のためのプリプロセッサ(2)。
  2. 【請求項2】 前記マークアップ言語プロセッサは、所
    定のAPIに準拠しており、 前記プリプロセッサは、呼出しを前記マークアップ言語
    プロセッサに送信し、マークアップ言語情報を前記マー
    クアップ言語プロセッサから受信するための少なくとも
    1つのインタフェースを有し、 前記呼出しは、API準拠呼出しである、 ことを特徴とする請求項1に記載のプリプロセッサ
    (2)。
  3. 【請求項3】 前記マークアップ言語文書のためのマー
    クアップ言語は、XMLであり、前記マークアップ言語
    プロセッサ(3)は、XMLプロセッサであることを特
    徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の
    プリプロセッサ(2)。
  4. 【請求項4】 使用される前記APIは、文書オブジェ
    クトモデル(DOM)であることを特徴とする請求項3
    に記載のプリプロセッサ(2)。
  5. 【請求項5】 前記プリプロセッサは、サブステーショ
    ン構成言語(SCL)準拠プリプロセッサであることを
    特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載
    のプリプロセッサ(2)。
  6. 【請求項6】 前記アプリケーション情報及び前記呼出
    しは、命令を含むことを特徴とする請求項1から請求項
    5のいずれか1項に記載のプリプロセッサ(2)。
  7. 【請求項7】 前記アプリケーション情報及び前記呼出
    しは、前記マークアップ言語プロセッサ(3)により処
    理されて前記DTDに関して有効であるマークアップ言
    語ファイル(5)に組み入れるための構造情報を含むこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に
    記載のプリプロセッサ(2)。
  8. 【請求項8】 前記戻り情報は、前記マークアップ言語
    プロセッサ(3)により処理されて前記DTDに関して
    有効であるマークアップ言語ファイル(5)に関する構
    造情報を含むことを特徴とする請求項1から請求項7の
    いずれか1項に記載のプリプロセッサ(2)。
  9. 【請求項9】 前記構造情報は、識別子情報及び/又は
    内容情報を含むことを特徴とする請求項8に記載のプリ
    プロセッサ(2)。
  10. 【請求項10】 前記アプリケーション情報は、少なく
    とも1つの構成可能な器具(6)の構成のためのマーク
    アップ言語文書(5)を生成する器具構成パラメータを
    含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか
    1項に記載のプリプロセッサ(2)。
  11. 【請求項11】 前記戻り情報は、少なくとも1つの構
    成可能な器具(6)の構成のために既存のマークアップ
    言語文書(5)に対する器具構成パラメータを含むこと
    を特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に
    記載のプリプロセッサ(2)。
  12. 【請求項12】 前記変換手段は、前記受信情報の構文
    が前記DTDに準拠するか否か検査する手段を含むこと
    を特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に
    記載のプリプロセッサ(2)。
  13. 【請求項13】 前記変換手段は、前記情報に含まれる
    構造情報の論理的な正しさ、及び/又は、許容性を検査
    する手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項1
    2のいずれか1項に記載のプリプロセッサ(2)。
  14. 【請求項14】 所定文書タイプ定義(DTD)に準拠
    する有効なマークアップ言語文書(5)を処理するシス
    テムであって、 アプリケーション情報項目セットを生成する、及び/又
    は、読み込むためのアプリケーションユニット(1、
    6)と、 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のプリプ
    ロセッサ(2)と、 DTDに関して有効であるマークアップ言語文書(5)
    を処理するために、前記プリプロセッサ(2)と情報を
    相互交換するマークアップ言語プロセッサ(3)と、 を含むことを特徴とするシステム。
  15. 【請求項15】 前記プリプロセッサ(2)及び前記マ
    ークアップ言語プロセッサ(3)は、組み合わされて機
    能ユニットを形成することを特徴とする請求項14に記
    載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記マークアップ言語プロセッサ
    (3)は、前記プリプロセッサ(2)とのAPI準拠イ
    ンタフェース(4)を有する一般的マークアップ言語プ
    ロセッサ(3)であることを特徴とする請求項14に記
    載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記アプリケーションユニットは、構
    成プログラム(1)であることを特徴とする請求項14
    から請求項16のいずれか1項に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記アプリケーションユニットは、構
    成可能な器具(6)であることを特徴とする請求項14
    から請求項16のいずれか1項に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記アプリケーション情報項目は、構
    成可能な器具(6)を構成するための器具構成パラメー
    タであることを特徴とする請求項14から請求項18の
    いずれか1項に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記所定DTDは、前記サブステーシ
    ョン構成言語(SCL)であることを特徴とする請求項
    14から請求項19のいずれか1項に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 アプリケーション情報項目セットを生
    成する段階と、 前記アプリケーション情報から、所定DTDに準拠する
    情報表現を生成する段階と、 前記情報表現から、前記DTDに関して有効であるマー
    クアップ言語文書(5)を生成する段階と、 を含むことを特徴とする、所定文書タイプ定義(DT
    D)に準拠するマークアップ言語文書(5)を生成する
    方法。
  22. 【請求項22】 前記アプリケーションパラメータは、
    前記DTD準拠情報表現が前記アプリケーションパラメ
    ータから生成される前に、構文的及び/又は意味的に検
    査されることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記アプリケーションパラメータは、
    前記DTD準拠情報表現が前記アプリケーションパラメ
    ータから生成される前に、前記アプリケーションパラメ
    ータの内容の意味が正しいことを確実にするために検査
    されることを特徴とする請求項21又は請求項22のい
    ずれか1項に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記有効マークアップ言語文書(5)
    の生成段階は、 所定APTに準拠する呼出しを前記DTD準拠情報表現
    から生成する段階と、 前記APT準拠呼出しを、このAPTに準拠しているイ
    ンタフェース(4)を通じてマークアップ言語プロセッ
    サ(3)に送信する段階と、 前記有効マークアップ言語文書(5)を処理するために
    前記APT準拠呼出しを実行する段階と、 を含む、ことを特徴とする請求項21から請求項23の
    いずれか1項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記アプリケーション情報項目は、少
    なくとも1つの構成可能な器具(6)に対する器具構成
    パラメータであることを特徴とする請求項21から請求
    項24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記APT準拠呼出しの生成段階は、
    請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のプリプ
    ロセッサ(2)を用いて実行されることを特徴とする請
    求項21から請求項25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 【請求項27】 デジタルデータ処理手段の内部メモリ
    にロードすることができ、データ処理手段にロードされ
    て実行されると、請求項21から請求項26のいずれか
    1項に記載の方法を実行するコンピュータプログラムコ
    ード手段を含むことを特徴とする、コンピュータプログ
    ラム製品。
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